ーーーーー

目一「Zzz……Zzz……」

鳰「……んっ」ｺﾞｿ

鳰「はっ……あっ……んあっ……」ｸﾁｭｸﾁｭ

鳰「……っ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

鳰「はぁ、はぁ…………Zzz」

目一「……」

ーーーーー

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

鳰「ん……うぅ……」ﾓｿﾞ

目一「そろそろ起きなさい鳰さん」

鳰「……んむ、ふわあー……」ﾑｸﾘ

目一「もう始まりまりますよ学校？」

鳰「もうそんな時間ッスか！？」

目一「早く行きなさい」

鳰「まだなんも着てないッス～！」

目一「早く行きなさい」

鳰「だから…… 目一「早く行きなさい」

鳰「わ、ワケわかんないッスよ？」

目一「昨日の夜」

鳰「？」

目一「勝手にイキましたね」

鳰「…………起きてたんスか」

目一「そもそも許可なしの自慰も認めていませんし」

鳰「うっ……」ﾀｼﾞ

目一「本当にいけない娘ですね」

鳰「……と、というか早く行かないと遅刻しちゃうんスけど！」

目一「察しが悪いわね。貴女には裸のまま行ってもらうの」

鳰「……え？」

目一「早く行きなさい。その格好のままで」

鳰「そ、そそそんなのできるわけないッス！！」

目一「これは命令よ」

鳰「あぅ……でもでもっ……」

目一「幻術を使えばいいことでしょう？」

鳰「そういう問題じゃないッスよ！」

目一「……聞き分けの悪い子は欲しくないわね」ﾎﾞｿ

鳰「……っ！」ﾋﾞｸｯ

目一「いってらっしゃい」

鳰「い、いって、き……ます」ｶﾞﾁｬ

鳰「……だ、誰もいないッスよね……？」ｷｮﾛｷｮﾛ

鳰「うう……」ﾊﾞﾀﾝ

鳰「……すごいスースーするッス」

ｶﾁｬﾝ

鳰「……っ！もう裸で行くしかないんだ……裸で……」ｿﾞｸｿﾞｸ

今のところはここまで

鳰(靴を履くのは見逃してくれたけどこれはこれでなんというか……)ｺｿｺｿ

鳰(……まるで変態ッスね)

鳰(ウチが……変態？)ｿﾞｸ

鳰「いやいやいや！そんなわけねーッスよ！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

晴「鳰？」

鳰「うひゃあっ！！」

晴「わっ！どうしたの？」

鳰「なっ、なななんでもないッス！」

兎角「なにか企んでたんじゃないのか？」

晴「もう！兎角さん！」

兎角「おいおまえ」

鳰「ひゃい！？」

兎角「……」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

鳰 (身体見られてる！……ぁ、なんで？……ウチ……興奮してる……？)ｿﾞｸｿﾞｸ

兎角「……？やっぱり怪しいな、体を調べさせてもらうぞ」

鳰「！それはダメッス！」

晴「晴も流石にそれはいけないと思います！」

兎角「一ノ瀬は狙われてるんだぞ、分かってるのか？」

晴「鳰も女の子なんだよ！？」

兎角「そんなの関係ない」ｻﾜｯ

鳰「あ……っ！」

兎角「ん？これは……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

鳰「んっ、あっ、そこはっ……だめっ……ひゃあ……！」

兎角「なんなんだ……？気持ち悪いな」

鳰「はーっ///……はーっ……///」

兎角「もういい、行くぞ一ノ瀬」

晴「う、うん……」ﾁﾗ

鳰「う……あ」ｿﾞｸ

鳰「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

鳰「んっ」ｸﾁｭ

鳰「んっ、んっ、あっ……」ｸﾁｭｸﾁｭ

鳰「ふっ……あ……っ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

溝呂木「出席とるぞー、１番東」

鳰 (とんでもねーことをしてしまったかも知れないッス……)

溝呂木「２番犬飼………………」

鳰 (ウチマジで変態みたいじゃないッスか……)

溝呂木「………………１０番走り」

鳰 (もしカメラなんかに映ってたりしたら……！)ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

溝呂木「走り？」

鳰「はいなんでしょうか！？」ｶﾞﾀｯ

伊介「ぷっ、ダッサーい♡」

ｸｽｸｽ

溝呂木「こら、人をからかうのはよくないぞ。ボーッとしていた走りにも問題はあるが」

鳰「すんませんッス///(色んな意味で恥ずいッス……)」

溝呂木「それでよし！今日は特に何もないが気を引き締めて頑張っていこうな！」

鳰「はぁ……」

晴「大丈夫？元気ないみたいだけど」

鳰「大丈夫ッスー……」

晴「本当に？今日の鳰ちょっと変だよ」

鳰「だから大丈夫ッスから、晴が気にすることないッス」

香子「長としては放っておけないな」

晴「神長さんっ」

香子「走りには今日１日付き添ってやろう」

鳰「は？え？いやいいッス遠慮しとくッス」

晴「もし鳰になにかあったらと思うと心配なの」

香子「そうだ。なにかあってからでは遅いからな」

ここまで

鳰「……なんでトイレにまでついて来るんスか」

香子「危ないからな。というか早くしてくれないか？」

鳰 (そんなとこいられたら出るもんも出ねーッスよ……)

香子「まだか？」

鳰「……ま、まだッス」ﾌﾙﾌﾙ

香子「出そうか？」

鳰「ちょっと出そうかもッス……んっ」

香子「出たか？」

鳰「い、いや……(なんスかこれ……なんでウチおしっこ実況してるんスか？)」

香子「早くしないと次の授業が始まってしまうぞ」

鳰「わかってるッスっ……！でも……」

香子「仕方ないな……手伝ってやる」ｶﾞﾁｬ

鳰「え、なっ、どうやって……って見ないでッス///！」

香子「なぜ恥ずかしがる？」

鳰「当たり前ッスよ！てか手伝うってなんスか！」

香子「私は昔よく先輩に手伝ってもらったものだが？……こういう風に」ｸﾁｭ

鳰「ひゃあっ！///な、なななにしてくれてるんスかああ！！」

香子「？もう時間もないし少々手荒になるが我慢してくれ」ｽﾞﾁｭ

鳰「っ……！！ん……あっ！////」

香子 (他人にやるのは初めてだな……)ｸｯﾁｭｸｯﾁｭ

鳰「あ……っ！あっ、あっ、あ……っ///」

香子「どうだ走り？」ｸｯﾁｭｸｯﾁｭ

鳰「だっめ……っ///、いっひゃ……っ、あん……っう……ッス///」

香子「ダメか？これならどうだ」ｽﾞｯﾁｭｽﾞｯﾁｭ

鳰「ひああ……っ！///あ……っ！もうでる……っ、もうでるからやめてぇぇ……っ！///」

香子「分かった、これで最後だ」ｺﾘｯ

鳰「んああ……っ！！///」ﾌﾟｼｬｱｱ

鳰「あああ……あ……っ///あっ……」ｼｬｱｱ

香子「ふう……なんとか出来たな」

鳰「あ……ぅ///」

香子「よし、帰るぞ」

鳰「ひゃい……///」

溝呂木「であるからしてーーー」

鳰 (クラスメイトに無理矢理イカされるなんて思ってもなかったッス……)

鳰 (しかも学校のトイレで……)ｿﾞｸ

鳰 (イキ顔ばっちり見られてしおしっこも……っ)ｿﾞｸｿﾞｸ

鳰「……ぁ」ｸﾁｭ

鳰「……っ！？(今何を……っ？ダメ……っ、まだ授業中ッスよ！？)」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

鳰「せ、せんせぇ……」

溝呂木「ん？なにか質問か？」

鳰「気分が優れないので……保健室に行ってもいいッスか？」

溝呂木「ほう……誰か走りに付き添ってくれないか？」

香子「長であるわた……晴「晴がやります！」

香子「いやこれは私の仕事だ」

晴「なんでも神長さんに任せる訳にはいかないよ！ここは晴が！」

香子「私は大丈夫だ」

晴「晴だって鳰ちゃんのためになにかやりたいんです！」

兎角 (うるさいな……)

溝呂木「ちょ、落ち着いて……」

鳰 (早く！ウチおかしくなっちゃうッス……っ！)

春紀「ジャンケンで決めればいいんじゃねー？」

晴「それです！最初はグー！ジャンケンポイ！」

香子「え、ちょ待ってくれ」

晴：ﾊﾟｰ
香子：ｸﾞｰ

晴「やったー！」

香子「ぐ……負けてしまった……」

涼「どんまいじゃ香子ちゃん」

ーーー廊下ーーー

鳰「はあ……はあ……」ﾖﾀﾖﾀ

晴「なんかごめんね……」

鳰「違うんス……悪いのはウチなんス……」

晴「どういうこと？」

鳰「も、もう我慢できない……っ」ｻｧｰ

晴「え？鳰、服が……えええっ！？…………なに、それ……？」

鳰「こ、これがウ、ウチの本当の、姿ッス」ｶﾞｸｶﾞｸ

ここまで

更新がかなり遅れてしまったことを謝罪します
カレーメシを冷まさずに食べるくらいの罰は受けるつもりです
誠に申し訳ありません

百合「ふふ、経過は順調ね」

柩「自信作ですから」

百合「ところで桐ヶ谷さん、そろそろ他の生徒にも試してはどうかしら？」

柩「そうですね、データもある程度取れましたし」

百合「では、誰に投与するかは貴女に任せます。期待していますよ」

晴に裸を見せつけた時のことはよく覚えていない

確かなのは味わったことのないような、

ただ百合と体を交えるだけでは感じえなかった、

人に淫らで醜悪なものを見せつける背徳的な、

頭がショートしそうなくらいの、そんな激しすぎる快感を感じたことだけだった


その日は自慰に耽っているうちにそのまま眠りに落ちた

翌日

百合「お仕置きは今日でおしまいです」

鳰「えっ！？」

百合「充分懲りたでしょう？それともまだ反省し足りないのですか？」

鳰「いえいえいえ！もう懲りたッス！超反省してるッス！」

百合「……満更でもなかったようですが」

鳰「！そ、それってどういう……」

百合「なんでもありませんよ」

鳰 (普通に考えれば学校中にカメラがあるわけで……ああああ！！！///)

鳰「ししし失礼しました！！///」ｶﾞﾁｬ

百合「服を忘れてますよ鳰さん」