真姫「やっと新しいパソコンが届いたわ」

真姫「前のパソコンは変なサイトのアドレスを開いたら壊れちゃったのよね」

真姫「あの時はにこちゃんに散々バカにされたから今度こそしっかり使いこなしてやるわよ」

ピロリーン

真姫「あれ、さっそくメールだわ」


『件名：デジタマを育ててみませんか？』

真姫「何これ、イミワカンナイ」

真姫「差出人も知らないし、本文も何も書いて無いわね」

真姫「そして添付ファイルの『でじたま.exe』っていくら何でも怪しすぎるわよ」

真姫「うーん、でも中身も気になるし・・どうしようかしら」

真姫「あ、そうだ　>>5しましょう」

にこに聞く

真姫「そうだ、にこちゃんに聞いてみようかな。ウイルスだったら怖いし」

ピッピッピッ

にこ「にっこにっこにー、真姫ちゃんったらこんな時間に電話だなんてにこの声を聞きたくなっちゃたのー？」

真姫「イッ、イミワカンナイ/////そんな事より今日新しいパソコン買ったんだけど・・・」

にこ「もう壊しちゃったの？」

真姫「失礼ね！変な添付メールが来ちゃって・・・どうしたら良いか聞きたかったのよ」

にこ「何よ、そんなこと？そんなの>>8するに決まってるじゃない」

とりあえず開く

にこ「そんなのとりあえず開くに決まってるじゃない」

真姫「う゛え゛ぇ゛！開いちゃうの！？」

にこ（だって今日買ったパソコンを初日で壊しちゃう真姫ちゃんとか面白すぎるじゃないの）

にこ「まさか真姫ちゃんたら添付ファイルの開き方もわかんないんじゃ無いでしょうね」

真姫「そ、そのくらいわかるわよ！！良いわ、開いてあげる！！」

にこ「じゃあ、妹達を寝かしつけるからそろそろ切るにこー、明日楽しみにしてるからねー」

真姫「何かハメられた気もするけど・・・開かないと明日何を言われるかわかんないわね」

真姫「仕方ない、開いてみましょ」ｶﾁｬｶﾁｬ

ﾋﾟｰﾋﾟｰｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｳｲｰｰﾝ

真姫「ひっ！何？パソコンが突然凄い音を発してるんだけど」

ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾞｰｶﾞｰポーン

真姫「あ、止まった・・・何かアイコンが増えてるわね」

『デジタルモンスター』

真姫「とりあえず起動してみれば良いのかしら・・・」ｶﾁｬｶﾁｬ

真姫「何か庭みたいな画面に・・・タマゴが一つ。これがデジタマかしら」

『タマゴを孵してください』

真姫「とりあえず卵を孵せば良いのね・・・えっと、道具が変なタマゴの置ける機械、金づち、フライパン、羽毛布団・・」

真姫「変なのばかりね、どれを使おうかしら」

真姫「うーん、ここは>>12を使いましょう」

金づち

真姫「よし、ここはてっとり早く金づちで割りましょう」ｶﾁｶﾁ

ｶﾞﾝ　ﾊﾟﾘﾊﾟﾘﾊﾟﾘ　ﾄﾞﾛﾄﾞﾛﾄﾞﾛ

真姫「う゛え゛ぇ゛、何か緑色のドロドロしたものが出てきたわ」

真姫「これ、孵化させるのが早すぎたのかしら、それとも腐ってた？」

ﾎﾟｰﾝ『デジタマからデジモンが産まれました』

真姫「これちゃんと産まれてたのね・・・えっと名前は『バブモン』っていうのね」

真姫「おしゃぶりもしてるし・・・意外と可愛いわね」

真姫「えっと、次は何すれば良いのかしら、お肉のマークが付いているけど」

『オナカヘッタ、ナニカチョウダイ』

真姫「突然馴れ馴れしくなったわね・・・えっと文字を入力した物が画面に出てくるのね」

真姫「試しに>>15でもあげてみようかしら」

プロティン

真姫「試しにプロテインをあげてみようかしら」

真姫「やっぱり健康な身体を作るためにはまずタンパク質よね」

ﾌﾟﾛﾃｲﾝﾌﾟﾛﾃｲﾝﾌﾟﾛﾃｲﾝﾌﾟﾛﾃｲﾝﾌﾟﾛﾃｲﾝ　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

真姫「さあ、沢山食べなさい」

『ﾑｼｬﾑｼｬﾑｼｬﾑｼｬ』

真姫「とりあえずお腹はふくれたみたいね」

真姫「どうやら文字を入力すると何でも出てくるみたいだし、>>17でも出してみようかしら」

にこ

真姫「にこちゃんでも出してみようかしら」ｶﾁｬｶﾁｬ

真姫「まさか本物のにこちゃんが出てくるわけじゃないわよねー」


にこ「こころ達も寝たし、私もトイレ行ってねよーっと」ｶﾞﾁｬ

にこ「・・・え？ここどこ？」


真姫「あれ、本当ににこちゃんが出た？うそ・・・」

にこ「扉も無くなっちゃってるし四方は壁だし・・・教室中が芝生になった感じね。これは夢なのかしら」

にこ「ん？何か緑色のドロドロしたものが・・・近づいてくる？」


真姫「にこちゃーん・・・駄目ね、にこちゃんの声は聞こえるけどこっちの声は聞こえないみたい」

真姫「あ、バブモンにまたご飯のアイコンが・・・・にこちゃんに近づいてる？」

真姫「早くなんとかしないと！えぇっと>>20を出せば！！」

代わりの食べ物

真姫「えぇっと、代わりの食べ物を出せば！！」

ﾌﾟﾛﾃｲﾝ　ﾎﾟﾝ


にこ「な、何かでかいカプセルが降ってきたけど・・・うわぁ、ドロドロがどんどんこっちにー」ﾋｰ


真姫「あれ、プロテイン食べないじゃないのよ。どうなってるの？」

真姫「えっと他の食べ物・・・>>22よ！！」

バナナ

真姫「バナナよ！！」

ﾊﾞﾅｰﾅ　ﾅｲﾄｵﾌﾞｽﾋﾟｱｰ　ポン


にこ「うわぁ、今度はでっかいバナナが降ってきたわ。にこの顔の倍くらいある・・・」

にこ「よし、皮を剥いてあのドロドロにぶつけてやるわ！うりゃ！！」


ﾋｭｰﾝ　ｸﾞﾁｬ


真姫「あ、潰れた」

ﾑｼｬﾑｼｬﾑｼｬ


真姫（あの状態で食べてるんだ）

にこ「投げたバナナが減ってる・・・食べてるのね」

にこ「あれ？何かドロドロが光り出したわ」


ﾃﾞｨｭﾃﾞｨｭﾃﾞｭｰﾝ　

『バブモンは>>25モンに進化した』


真姫「姿が変わった・・・これが・・・進化？」

ピコデビ

『バブモンはピコデビモンに進化した』

真姫「これが・・・進化？」

真姫「これじゃ進化じゃなくて変態じゃないの、進化ってのは世代交代しながらなるものよ。人類舐めてるのかしら」


ピコデビ「へっへっへっ、やっと成長期まで進化出来たぜ」

にこ「何あれ、コウモリ？何で喋れるの？」

ピコデビ「お前こそ何モンだ。お前みたいなデジモン見たこと無いぞ」

にこ「私はにこにー、宇宙No.1アイドルよ。にっこにっこにー」

ピコデビ「ニコニーモン？聞いたこと無いな。とりあえずここはおれの縄張りだ出ていけ！」

にこ「出ていけるもんならさっさと帰ってるわよ！」

ピコデビ「うるさーい、ピコダーツ！！」

にこ「にこーー！！」


真姫「にこちゃんに向かって注射器が！！」

真姫「何でこんな好戦的なやつばっかり産まれるのよもう」

真姫「>>29で何とかにこちゃんを助けないと」

愛の力

真姫「愛の力で何とかにこちゃんを助けないと」

真姫「えぇっと・・・具体的には・・とりあえず打ち込んでみようかしら」ｶﾁｬｶﾁｬ


ｱｲﾉﾁｶﾗ　ﾊﾟｧｰﾝ


にこ「こんな注射当たったら死んじゃうにこーー」

ピコデビ「よーし、これで止めだ」

ﾋﾟｶｰﾝ

にこ「あ、あれは。空から>>31が降ってきたにこー」

ウォーグレイモン

にこ「空から何か凄いのが降ってきたにこー」

ピコデビ「あ、あれは究極体のウォーグレイモン！？」

Ｗグレ「おい、そこのコーモリ。私のにこちゃんに何してくれとんじゃ」

ピコデビ「」

にこ「い、今の声って・・・真姫ちゃん？」

Ｗグレ「そうよ、どうやら私の心が通じてにこちゃんのところに来れたみたい」

にこ「いったい何がどうなっているのか・・・」

Ｗグレ「これが愛の力ね」

Ｗグレ「とにかくにこちゃんを元の世界に戻すわ」

にこ「真姫ちゃんそんな事もできるの？」

Ｗグレ「愛の力に不可能は無いわ」

Ｗグレ「さあ、>>34で元の世界に戻るのよ」

にこちゃんもメタルガルルモンに進化してジョグレスの力

Ｗグレ「にこちゃんをメタルガルルモンに進化させて二人の力で帰るのよ」

にこ「メタ・・・え？何？」

Ｗグレ「今の私には愛の力で全てわかるのよ。さあ、私に全てを委ねなさい」

にこ「よくわかんないけど帰れるんなら真姫ちゃんに任せるわ」

Ｗグレ「よし、にこちゃんの光の紋章よ力を貸して！」

ﾃﾞｨｭﾃﾞｨｭﾃﾞｭｰﾝ

にこ「にこにーワープ進化ーメタルガルルモン！！」

メタガル「何でにこが4足歩行しなきゃいけないのよー」

Ｗグレ「にこちゃんとっても似合ってるわ」

メタガル「嬉しく無いにこー」

Ｗグレ「さあ、最後の仕上げよ。>>37でジョグレス進化して帰りましょう」

にっこにっこにー♪(フルバージョン)

（この時間に過疎スレで安価は無理があった）

Ｗグレ「にっこにっこにー♪(フルバージョン)でジョグレス進化して帰って寝ましょう」

メタガル「私、今手が無いんだけどどうすれば良いのかしら・・・」

Ｗグレ「羽とかで頑張れば良いんじゃないかしら」

メタガル「くっ・・・何かもう適当ね・・・愛の力を感じ無くなってきたわ」

メタガル「こうなったらヤケよ。にっこにっこにーあなたのハートににこにこにー笑顔届ける矢澤にこにこーにこにーって覚えてラブにこー♪あっ、ダメダメダメ。にこにーはみんなのモ・ノ♪」

Ｗグレ「にこは私だけのものよー」

ピコデビ「ｷﾓﾁﾜﾙｲ」

Ｗグレ「よし、足りないデータはピコデビモンを使うわ」

ピコデビ「」

Ｗグレ「行くわよ、にこちゃん」

メタガル「えぇ、真姫ちゃん」

ピコデビ「」

Ωの聖騎士は時空を超える力を持っている・・・そう彼女達の愛の力はまさにΩの奇跡なのよ

ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ

・・・・・

にこ「あれ、もう朝？ってにこは何でトイレの前で寝てるのよ・・・・何か変な夢を見ていた気がするわね」

にこ「大変だったけど最後にとっても良いことがあった気がするわ」

真姫「結局徹夜しちゃったわね・・・寝不足は美容の大敵なのに」

真姫「もうパソコンはこりごりよ、しばらくはしまっておきましょ」

真姫「そういえばあのメールは結局誰が送ってきたのかしら。μ`sのメンバーしか知らないはずなのに」


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花陽「あーっ！今日も合鴨農業の動画を見てたらこんな時間になっちゃいました。早く寝ないと」

花陽「あれ？こんな時間にメールが・・・？」