真姫「私がちょろいって風潮があるみたいだけど」 (29)

真姫「そんな訳ないじゃない」

真姫「この天才美少女の真姫ちゃんがちょろいなんてあり得ないわ」

真姫「誰が変な噂を流してるのかしら?」

絵里「あら?真姫じゃない」

真姫「絵里、奇遇ね」

代行
ID:EinsUS1mP

サンクス


真姫「絵里は今日も生徒会の仕事?大変ね」

絵里「最近はやることが多くて大変だわ。今も書類を運んでいる途中なの」

真姫「まあせいぜい学校の為に頑張ってちょうだい」

絵里「あなた他人事みたいに言うわね・・・少しは手伝ってくれるとかないのかしら?」

真姫「あいにく重い物は苦手だし、今日は帰るわ」

絵里「まあそうよね。病院を継ぐお嬢様には重くて持てないわよねー」

真姫「ナニヨ!ワケワカンナイ!」

絵里「ごめんねー真姫。じゃあ私は仕事があるから行くわね」

真姫「私にもそれくらい持てるわよ!バカにしないでちょうだい!」

絵里「あらそう?ならお願いしようかしら?」

絵里(真姫ってほんとちょろいわね)

真姫「結局手伝ってしまったわ」

真姫「ああ腕が痛い・・・」

にこ「にっこにっこにー!真姫ちゃん何してるの?」

真姫「あら、にこちゃん。生徒会の仕事を手伝っていたところよ」

にこ「え~!?真姫ちゃんがお手伝いなんて信じられないにこ~!」

真姫「私だって手伝いくらいするわよ!」

にこ「真姫ちゃんはえらいねー!」ナデナデ

真姫「ヴェェェ!ちょっと恥ずかしいじゃない!」

にこ「素直じゃない真姫ちゃんも好きにこー!」

真姫「ワケワカンナイ!」

にこ「そんなことより、学校前の喫茶店でお茶でもしようよ!」

真姫「あーめんどくさいからパス。今日は家でゆっくりしたい気分なの」

にこ「えー!?行こうよー真姫ちゃん!」

真姫「私は忙しいの。じゃあねにこちゃん」

にこ「ううう・・・」

にこ「真姫ちゃんはもっと優しい人だと思ってたのに、にこは悲しいにこ・・・」

真姫「えええ?ちょっと泣くことないじゃない・・・」

にこ「大丈夫だよ、真姫ちゃん。無理に誘ってごめんね」

にこ「にこは真姫ちゃんのことも考えずに無理に誘っちゃったね」

にこ「にこは一人でお茶をして帰るから大丈夫だよ」

にこ「じゃあね、真姫ちゃん・・・」ウルウル

真姫「ああもうわかったわよ!行けばいいんでしょ、行けば!」

にこ「ほんとに!?にこはすっごく嬉しいにこ!」

にこ(真姫ちゃんってほんとちょろいわよね)

真姫「結局にこちゃんとお茶してしまった」

真姫「さて、帰ろうかしら」

ことり「あ!真姫ちゃんー!」

真姫「あら、ことりじゃない?どうしたの?」

ことり「さっきまで家庭科室でお菓子を作ってたの!是非食べてみて!」

真姫「あら、それなら頂こうかしら」

ことり「マカロンだよ!はいどうぞ♪」チュンチュン

真姫「・・・」モグモグ

真姫「まあまあかしらね」

真姫「この美少女真姫ちゃんに試食してもらうなら、もう少し頑張った方がいいかしら?」

真姫「まあことりにしては頑張ったんじゃない?」

ことり「そっか!貴重な意見ありがとう!」

ことり「これ見て!これは真姫ちゃんをイメージして作ったんだよー!」チュンチュン

真姫「私?」

ことり「そう!髪の色に合わせて赤っぽい色をイメージして」

ことり「いつも優しい真姫ちゃんみたいに、砂糖をたっぷり入れて甘くしたの!」

ことり「これも食べてみて!」チュンチュン

真姫「マッタクモー」///

真姫「まあ悪くないんじゃない?さっきより全然おいしいと思うわ」

ことり「ほんとに!?ありがとう、真姫ちゃん大好き!」ギュー

真姫「うぇぇぇ!?」

ことり(色しか違いないのに。ほんと真姫ちゃんはちょろいちゅん)

真姫「さて、そろそろ家に・・・」

花陽「あ、真姫ちゃん」

真姫「あら花陽。今帰り?」

花陽「そうだよ。今日は練習もないし、公園のベンチでお話でもする?」

真姫「まあ少しならいいわよ」

花陽「ありがとう!ジュース買ってくるね!」

真姫「あ!花陽、待ちなさいよー!」

花陽「私たちが活動を始めてからけっこうたったね」

真姫「あの時の花陽は大変だったわね」

花陽「私、自分に自信なかったから・・・」

花陽「でもね、私は真姫ちゃんに本当に感謝してるの」

花陽「あの時背中を押してくれたのは、私にとってかけがえのない思い出なんだよ」

花陽「もし真姫ちゃんがいなかったら、私はここにはいなかったんだと思う」

真姫「そんなことないわよ。花陽は私なんかいなくてもうまくやってたと思うわ」

花陽「そんなことない!」

花陽「私には真姫ちゃんがいないとダメなの!」

花陽「あれから何度も真姫ちゃんに助けられたんだよ?」

花陽「私はね、そんな真姫ちゃんが大好き!」

真姫「うぇぇぇ!?」

花陽「これからもずっと、花陽の側にいてください・・・」ウルウル

真姫「分かったわよ!いつまでも助けてあげるから!」

花陽「ずっと一緒だよ?真姫ちゃん」ギュー

真姫「」///

花陽(これだけ言えば次の合宿費も全部負担してくれるでしょ。ああ真姫ちゃんちょろくて大好き!)

真姫「花陽もかわいいところがあるわね」

穂乃果「あ!真姫ちゃーん!」

真姫「あら、穂乃果」

穂乃果「穂むらに何か用かな?」

真姫「たまたま通っただけよ」

穂乃果「せっかくだからおまんじゅうでも買っていきなよ!」ヒキズリ

真姫「ちょ、ちょっとー!」

穂乃果「どれにする!?定番のおまんじゅうでいいかな?」

真姫「今は甘い物って気分じゃないの。またの機会にするわ」

穂乃果「まあまあ、そういわずにー」

真姫「いらないわよ!私は家に帰ってのんびりしたいの!」

穂乃果「これ、昨日にこちゃんが食べたいって言ってたよ!」

穂乃果「このお菓子をくれる人がいたらついていくかもしれないにこー!って騒いでたよ!」

穂乃果「しょうがないから明日私があげようかな」

真姫「うぇぇ!?」

真姫「まあ穂乃果にいつもおまんじゅう持って来てもらうのものも悪いし!」

真姫「たまには私から穂むらのおまんじゅうを差し入れしようかしら!?」

真姫「あ、さっきのにこちゃんが食べたいって言ってたおまんじゅう、有るだけ持ってきてもらえる?」

穂乃果「毎度ありがとうございまーす!」

穂乃果(にこちゃんの名前出すだけでこれだよ。いやー売上げ上がって順調だわー真姫ちゃんちょろいわー)

次の日 部室にて

穂乃果「というわけで、真姫ちゃんってちょろいよね」

海未「あなたたち、人として最低です!」

凛「かよちん怖いにゃ・・・」

希「スピリチュアルやね」

真姫「私はちょろくないって言ってるでしょ!」

にこ「十分にちょろいにこー!」

穂乃果「そんな訳で、ちょろい真姫ちゃんのセンター曲、Music S.T.A.R.T!!は11月27日に発売です!」

穂乃果「皆さん、是非買ってください!」

海未「こんなところで営業とか、あなたは運営の犬ですか!」

穂乃果「いっくよー!せーの!」

穂乃果、ことり、海未、花陽、凛、にこ、希、絵里
「終わらないパンティー!はじめよう!」

真姫「ヴェェェェ!?ワケワカンナイ!」

終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月26日 (火) 09:18:26   ID: K_fKN4z6

花陽が黒すぎるよ……(´・ω・`)

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