教官「これより成績上位10名を発表する!」(80)

首席 クリスタ・レンズ

2番サシャ・ブラウス

3番コニー・スプリンガー

4番マルコ・ボット

5番ジャン・キルシュタイン

6番エレン・イェーガー

7番アニ・レオンハート

8番ベルトルト・フーバー

9番ライナー・ブラウン

10番 ミカサ・アッカーマン

3年前

ヒョオオオオォォォォ……

ザッ ザッ ザッ…ピタッ

キース「貴様は何者だ!?」

アルミン「シガンシナ区出身アルミンアルレルトです!!」

キース「そうか!バカみてぇは名前だな!!親がつけたのか!?」

アルミン「祖父がつけてくれました!」

キース「アルレルト!貴様は何しにここに来た!?」

アルレルト「人類の勝利の役に立つためです!!」

キース「それは素晴らしいな!!貴様には巨人のエサにでもなってもらおう!」

キース「3列目、後ろを向け!!」クルッ

ザッザッ

モブa「やってるな」

モブb「懐かしいです。あの恫喝には何の意味が?」

モブa「通過儀礼だ。それまでの自分の否定してあーだこーだするためだ」

モブb「何も言われてない子がいるようですが…」

モブa「通過儀礼を終えた人だよ」

キース「貴様は何者だ!」

エレン「シガンシナ区出身!エレンイェーガーです!!」

キース「何のためにここに来た!?」

エレン「全ての巨人を一匹残らず駆逐して…外のせか

キース「ふんっ!!」

エレン「!?」ゴッ!!

ヨロッ…

キース「おい!誰が座っていいと言った!こんなことでへこたれる奴が巨人を駆逐できるものか!」

キース「貴様は何者だ!

アニ「ウォール・マリア南東の山奥の村出身!アニレオンハートです!」

キース「何しにここに来た!」

アニ「…憲兵団に入って…この現実離れした無意味な世界から遠ざかるためです…」

キース「…………そうか…それは結構なことだ…目指すといい……だが…」

キース「遠ざかった所で貴様の望む未来があることは保証できない…」

アニ「…」

キース「次っ!!貴様だ!貴様は何物だ!?」

ベルトルト「ウォール・マリア南東の山奥の村出身!ベルトルトフーバーです!」

キース「…」

ガッ

キース「逆だベル……フーバー」ミシッ

キース「最初に教わったはずだ、この敬礼は公に心臓を捧げる決意を示すものだと…」ミシミシ

キース「貴様の心臓は右にあるのかベトルト(重い…)」ミシミシ

ケッコンシタイ…

キース「ん?…」

ケッコンシタイ…

ケッコンシタイ…

キース「オ…イ…貴様は何を言っている…」ドサッ

ライナー「……?………ケッコンシヨ…」

キース「貴様だ!貴様に言ってるんだ!!貴様…何者なんだ!?」

ライナー「」ビクッ!!

ライナー「ケッコ…ウォール・マリア南東の山奥の村出身!ライナーブラウンです!」

キース「貴様…今なんと言っていた…」

ライナー「結婚したいと言っていました!目の前に天使が居たもので!つい!」

キース「貴様…変態なのか……なぜだ…なぜ今…求婚をし始めた…」

クリスタ「」ビクビク…

ライナー「解散してしまっては求婚すべき機会がないので…今求婚すべきだと判断しました」

キース「いやわからないな…全く理解ができん…」

ライナー「教官の空っぽの頭では理解出来ないでしょうね」ピクッ

キース「」

一同「」

解散後

ベルトルト「ライナーの奴…まだ走らされてる…」

ジャン「当然だと思うがな…」

ベルトルト「でも、死ぬ寸前まで走れと言うより…クリスタとの接触禁止って言われた時の方が悲壮な顔してたよね」

アニ「そういえばジャンって何処出身なんだい?」

ジャン「俺はクリスタとアルミンと同じシガンシナ区出身だ」

※エレンもシガンシナ区出身だけどアルミン達との交流はないという設定でお願いします

アニ「…ってことは見たことあるんだね…超大型巨人…」

ジャン「ああ…」

ベルトルト「く…詳しく話を聞かせてよ!!」

夕食

ジャン「だから見たことあるって言ってんだろうが!!」イライラ

モブa「本当か!?どのくらいの大きさだった?」

ジャン「確か…壁から首を出すぐらいだったな…」イライラ

モブb「何!?俺は壁を跨いだと聞いたぞ!?」

モブc「私も!!」

ベルトルト「超大型巨人ってすごくカッコ良かったでしょ!?」

ジャン「うるせえ!!俺は飯を食いたいんだよ!散れ!!」イライラ

ナンダヨーケチ
ザワザワ
モットハナシキキタカッタナ…

ジャン「ったく…」

ジャン「超大型巨人なんてどうでもいいんだよ…俺は憲兵団にさえ入れれば…」

エレン「なんだと!?お前そんな考えで兵士が勤まるか!」

ジャン「俺は正直者なんでね、心底怯えながら勇敢気取ってる奴よりよっぽど爽やかだと思うぜ」

エレン「おい!それは俺のこといってんのか!?」

カンカンカン

ベルトルト「夕飯の時間は終わったよ、さあ片づけよう」ガタッ

ジャン「いや、別にあんたの考えを否定したいわけじゃないんだ、悪かったよ」ガタッ

エレン「…わかったよ…俺も喧嘩腰だったな…」ガタッ

ジャン「これで手打ちにしよう」ポン

エレン「ああ」ポン

ジャン「」スタスタ

エレン「…」

スッ

エレン「ん?」

クリスタ「」スタスタ

エレン「…」

エレン「俺も片づけるか…」

ジャン「別に喧嘩になっちゃいねーよ」

クリスタ「もぉ…目を離すとすぐこれなんだから…」

ジャン「はいはいわかったよ…てかお前さあ…」

ジャン「この髪は長すぎなんじゃねえのか?訓練の邪魔になるかもしれねえぞ?」バサッ

クリスタ「…///」

ジャン「おい、聞いてんのか?」

クリスタ「!?あ…え!?う、うん!わかったよ…切っておくね///」

ジャン「変な奴だな…」

ライナー「やっと…終わった…」フラフラ

ライナー「(本当に死ぬ寸前まで走らされた…)」フラフラ

ライナー「(故郷を出れば結婚出来ると思ったのに)…」フラフラ

ライナー「(なのに…明日の朝には飢えて死んでいる…)」ドサッ

ライナー「(あの天使と……結婚…した……か……った)」

ミカサ「…」ジー

ミカサ「」プイッ

ザッザッザッ…

ライナー「」

翌日

キース「まずは貴様らの適性を見る!両腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!」

キース「全身のベルトで体のバランスを取れ!これが出来ない奴は開拓地へ移ってもらう!」

ザワザワ

クリスタ「こ…これでいいのかな…」シーン

モブa「おい、あの子を見てみろ。全くブレがない…」

モブb「何をどうするのかすべてわかってますね…あと可愛い」

ベルトルト「」プラーン

ライナー「」プラーン

エレン「ッ…!!」ギシギシ…

モブa「今年は出来る者が多いようだな…」

ジャン「いってぇ!!」ガシャン!

モブb「あの…あの子は…」

モブa「素質というものだ…人並み以上に出来ないこともある…」

キース「何をしているジャン・キルシュタイン!!上体を起こせ!!」

ジャン「」

キース「 気絶しておる…」

全員解散後

ジャン「情けねえ…俺はずっと気絶してたのか…」

クリスタ「大丈夫だよ…上手くやろうと思わないで上半身のかくかくしかじか」

アルミン「落ち着いてやれば出来るよ…運動が苦手な僕でも出来たんだから!」

ジャン「アルミンでも出来たのか…なら俺でも出来るに決まってる!」

アルミン「…」

アルミン「ジャン、上げるよ…」

キリキリキリキリキリキリキリキリキリ

ジャン「ばっ!?上げすg

ガシッ ブンッ!

ジャン「!?」ゴッ

クリスタ「ジャン!だいじょ……ブッw…」

アルミン「ジャンごめんww上げ過ぎちゃったww」

ジャン「」チーン

夕食

ジャン「」ボー

オイ、アイツタシカケンペイダンニハイリタイッテ…
ソレガキョウノクンレンデシニカケタンダト
マジデ?ダッセww

クリスタ「ジャン!」チュッ

ジャン「!?なっ…なんだよ…」

アルミン「気にしても仕方ないよww明日出来るようになればいいんだからww」

ジャン「何で俺頭に怪我してんだっけ…」

アルミン「さあww何でだろうねwww」

アルミン「それより今日食べて明日の血を取り戻そうww」

ジャン「ああ…情けねえ…こんなんじゃ憲兵団に…」

クリスタ「大丈夫だよ!ジャンならきっと出来るよ!」

アルミン「(天使…)」

ジャン「内地で楽して暮らすなんて…」ブツブツ…

クリスタ「…」

ジャン「(クソッ…情けねえな俺は…)

クリスタ「ジャン…そんなこと言わないで…」ウルウル

アルミン「(なっ!?クリスタが涙を!?)」

ジャン「(一度の失敗でくよくよと…)」

クリスタ「私…落ち込んでるジャンの顔なんて見たくないよ…」ウルウル

ジャン「(こんな調子じゃ…憲兵団どころか…訓練にさえ着いて行けねえまま終わっちまうぜ…」

クリスタ「ジャンの強気で…率直な所が好きだったのに…」ウルウル

アルミン「(ぶはっ!もうダメだ!可愛過ぎる!)」

アルミン「」バタン

ジャン「(まだだ!まだ明日があるじゃねえか!!)」ガタッ

クリスタ「ジャン…私…貴方のために精一杯サポートするから…」グスッ

ジャン「(うおおおおぉぉぉぉ!!やってやる!!)」ダダダダダ

クリスタ「もう…そんな暗いこと言わないで///…」

ライナー「(!?天使の隣の席が空いた!!?)」

ライナー「うおおおおおおおおお!!!!」ドドドドド

クリスタ「だ………だから……///」

ライナー「席はもらったああああああ!!!」ドカッ

クリスタ「一緒に頑張って行こうね…///」ニコッ

ライナー「えっ!?」

クリスタ「え」

ライナー「そっ…そんな突然言われても…////」

クリスタ「」

ライナー「いや!俺も貴方のことが好きです!結婚してください!」

クリスタ「」



ワイワイ

ベルトルト「ライナーの奴…何で営倉なんかに…」

エレン「すまん…協力したいけどコツって言われてもな…よくわからん…」

ジャン「そうか…」

アニ「ジャン、他にも上手い人はあっちにいるよ。名前は確か…」

ガヤガヤ

コニー「悪いけど俺…天才だから。感じろとしか言えん」

サシャ「パァン!をくれるなら教えてあげてもいいですよ!!」

ジャン「何でサシャとアニがここに居んの」

翌日

キース「いいかジャン・キルシュタイン、今回出来なければ即開拓地送りだ」

ジャン「はっ!(クソッ…結局いいアドバイスが聞けなかったぜ…)」

クリスタ「ジャン!頑張って!」

アルミン「ジャンなら出来るよ!!(羨ましい…)」

キース「ワグナー、では上げてくれ」

キリキリ

ジャン「(仕方ねえ…やっやr

ガキン グルン

ジャン「ッ!?」ゴン

クリスタ「」

アルミン「」

キース「ん?」

ジャン「嘘だ…俺は…」

キース「ワグナー、ベルトの装備を交換しろ」

ジャン「え?」

ギシギシ

キース「装備の欠陥だ、ここが破損するなど聞いたことがないがな…合格だ…」

ジャン「(やった!やったぞ!どうだクリスタ!?)

クリスタ「(あれ?こっち見てる?)」

ジャン「(俺はやれるぞ!憲兵団に一歩近づくことが出来た!)」

サシャ「何とかなったようですね」モグモグ

アルミン「目でどうだ!って言ってるよ」

クリスタ「いや、違うよ…」

クリスタ「ジャンはこれで私と離れないで済むって安心してるんだよ///」

アルミン「ジャンなんて開拓地に行っちゃえばいいのにね」

ベルトルト「まぐれなのに大喜びして気持ち悪いよね」

-対人格闘訓練-

サシャ「おりやああああああああ!!」ブン!

ジャン「うわあああああああああああ!!!」ズドンッ

サシャ「私の勝ちですね!これでパァン!は私の物です!」

ジャン「」

サシャ「あれ…ジャンは伸びてしまいましたか…」

サシャ「仕方ない…別の相手を……おや?」

マルコ「…」

サシャ「あれは…マルコですね…」

サシャ「また教官にバレないように上手くサボってますね!

サシャ「ああいう人には、兵士とはどう在るべきかを教えてあげないといけませんね!」

サシャ「マルコ!」

マルコ「え?」

サシャ「教官の頭突きは嫌ですか?」

サシャ「上位10人の中で1番最初に死にたくなければ」

サシャ「ここに来た時のことを思い出してまじめにやることですね!」

マルコ「…」

マルコ「…やめておいた方がいいよ……」

サシャ「え?」

マルコ「僕は不死鳥と呼ばれる存在…」

マルコ「人間なんか相手にしたら、一瞬で消し炭にしちゃうんだ…」

マルコ「命が惜しければ、今後僕に話かけないことだよ…」

マルコ「それじゃあね…」

ザッザッザッ…

サシャ「( ゚д゚)」

ジャン「」

ガヤガヤ

クリスタ「その時は一瞬だけ強めに吹かせば…慣性を利用すれば消費も少なくてすむんじゃないかな?」

ジャン「なるほどな…誰にでも出来るわけじゃないだろうが…」

クリスタ「大丈夫だよ!ジャンならきっと出来るから///」

クリスタ「ジャンは努力家だから、練習すれば………ね?」

ジャン「あのミカサって子可愛いなー…///」

クリスタ「」

アルミン「クリスタ!僕にも立体起動術のこと色々教えてよ!夜の立体起動とかも!」

クリスタ「話しかけないで」

アルミン「」

ジャン「よし!俺は憲兵団になって!絶対あの子と結婚するんだ!」

クリスタ「」

アルミン「(チャンス!)」

ベルトルト「(僕にも希望が…)」

ライナー「(結婚しよ)」

エレン「うるせーぞジャン!唾が付いちゃっただろ!」

ジャン「なんだと!?やんのか死に急ぎ野郎が!?」

エレン「やってやr

キース「今しがた大きな音が聞こえたが…」ガチャ

エレン「」サッ

ジャン「」サッ

キース「誰か説明してもらおうか…」

クリスタ「…」スッ

クリスタ「ライナーがセクハラした音です」

ライナー「はぁ!?」ガタッ

キース「また貴様か…少しは慎みを覚えろ…」バタン

ライナー「」

ジャン「(どんな音だよ…)」

ライナー「ク…クリスタ…」

クリスタ「ごめんね…私の食べ掛けのパンあげるから許して…」ウワメヅカイ

ライナー「」ドピュ

アルミン「(クソッ!僕のせいにしてくれれば!!)」

ベルトルト「(ライナーの正体バラしちゃおうかな)」

ジャン「危なかったなエレン…つまんねえ喧嘩で調査兵団を逃す所だった」

エレン「しかし困ったな…このままじゃ収まりがつかねぇ…」

ジャン「公然と取っ組み合える時間ならあるだろ?お前の調子が整うのを待ってもいいぜ?」

エレン「こっちの台詞だ…」

翌日

ジャン「…」

マルコ「…」

ジャン「なあマルコ、エレンの奴流してるように見えるか?」

マルコ「エレンはいつも真剣だよ、それよりジャン、君も早く練習をしないとエレンにボコボコにされちゃうよ?」

ジャン「あ、ああ…でもマルコ…お前…」

マルコ「どうしたんだい?僕の必殺技…「god bird」を覚える気になった?」

ジャン「勘弁してくれ…お前にしか出来ねえよ…」

マルコ「遠慮しないで!」

ズドオオオオオオオォォォォォォォォォォン!!!!!!!

ザアアアァァァァァ…

バチャバチャ

アルミン「ハァ…ハァ…」ヨタヨタ

キース「どうしたアルレルト!貴様だけ遅れているぞ!」

キース「貴様には重いか!?貴様だけ装備をはずすか!?」

アルミン「………クッ………クソッ……」ヨタヨタ

サシャ『アルミン!貸してください!』ヒョイ

アルミン『!?サシャ…何で…』ヨタヨタ

サシャ『このままじゃ不合格になっちゃいますよ!』バチャバチャ

アルミン『そんなことしたら…サシャまで…』ヨタヨタ

サシャ『私なら大丈夫です!この先にパァン!があると思えば何キロでも走れます!』バチャバチャ

アルミン『そうじゃなくて…こんなことバレたらサシャまで不合格に…』

サシャ『バレないように尽くしてください!それと今日の夕食のパァン!はいただきますからね!』

キース「…」

キース「(サシャ・ブラウス…天然で仲間からの好感度も高く、自己も仲間への思いやりは熱い…だが、食事のこととなると自尊心を失ってしまう…)」

アルミン「お荷物なんて…死んでもごめんだ!」

サシャ「あっ!?」バッ

サシャ「アルミン!?」

キース「(アルミン・アルレルト…体力面において兵士の基準に達しないものの…座学の受け応えにおいて非凡な発想を見せると聞く…)」

ゴオオオォォォォォ!!

ズバッ! ズバッ!

エレン「クソッ!またマルコとコニーか!」

キース「(マルコ・ボット…立体起動装置を駆使せず…己の翼だけで立体起動を行っている…最早人間ではない…)」

キース「(コニー・スプリンガー)…バランス感覚がよく(略

エレン「(斬撃の深さじゃ敵わねぇか…こうなりゃ…」

エレン「(先に巨人を見つけて点数を稼ぐしかねぇ!)」

エレン「絶対に調査兵団になってやる!!」ゴオオオォォォォォ!!

キース「エレン・イェーガー…格闘術に秀でる(略

エレン「(見つけた!今度こそ俺が!)

ヒュン

エレン「(!?……ベルトル!?)」

ベルトルト「(エレンの後を着けて正解だったよ…ありがとうエレン!)」

キース「(ベルベルト・ブーハー…あらゆる技術をそつなくこなし…高い潜在性を感じさせるが…名前が覚えにくいのが難点である)」

ヒュン

ベルトルト「!?」

バスッ!

ベルトルト「なっ…ライナー!!」

ライナー「やったぜ。」

キース「(ライナー・ブラウン…屈強な体格と仲間からの高い信頼を得る…ただ、特定の人物(クリスタ)のことになると理性を失ってしまうので要注意でもある)」

ライナー「上からベルトルトを尾けた甲斐があったぜ!」ヒュン

エレン「くそ!お前らには負けねーぞ!!」ヒュン

ベルトルト「ライナー着いて来るな!ホモのくせに!」ヒュン

ゴオオオォォォォォ!!

モブ「来たぞ」

ギシッ ググググ ギコギコ

× 要注意でもある

○ 要注意人物でもある

ヒュン

ズバッ!!

ズバッ!!

キース「(クリスタ・レンズ…あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力がある…歴代でも類の無い逸材として最高の評価は妥当と言える…ルックスも同じく…」

ジャン「ちっ!」ダンッ

キース「ジャン・キルシュタイン…立体起動装置の(略

ジャン「ふんっ!」ズバッ

ゴオオオォォォォォ!!

ジャン「クッ…」

エレン「ちくしょー…殆どライナーとベトルトに取られちまったぜ…」

ライナー「前だけじゃなく、周りを見渡すことも大事だぜエレン」

ベルトルト「あと僕の名前はベルトルトだからね」

エレン「あ…わりぃ」

マルコ「とにかく、怪我人は無しでよかったね」バサァ…

ライナー「マルコ…お前一体何者なんだよ…」

マルコ「それは内緒…それにしても簡単な訓練だったよ…もう憲兵団なんか楽勝さ」フッ

エレン「でも、お前馬術全然ダメじゃん…」

ベルトルト「巨人にも驚かないほどの温順な馬でも、マルコを見ると逃げ出すし…」

ライナー「馬術の訓練の点数ヤバイだろお前…」

マルコ「そんなもの他の訓練でカバーするさ…」バサァ…

エレライベル「(なんかうぜぇ…)」イラッ

ジャン「なぁアニ、お前は一番に目標見つけても他に譲ってるように見えたんだが…」

アニ「そんなわけないジャン」

ジャン「あ…そうか…」

アニ「突然だけどエレンは指揮役に向いてると思うよ?」

エレン「俺が?冗談だろ?何でそう思うんだ?」

アニ「そうだね…怒らずに聞いて欲しいんだけど…エレンは…」

アニ「強い人じゃないから…弱い人の気持ちがよく理解できる」

エレン「ふざけんな!!俺は弱くねえよ!!」

アニ「」

そして3年後

エレン 「今回のトロスト区奪還戦、誰も死なないで本当によかった!」

アルミン「ほとんどがサシャとクリスタとコニーとマルコのおかげだったけどね」

ライナー「まさかサシャが巨人を喰うとは驚きだった…」

サシャ「故郷を出れば旨い巨人が喰えるって話は本当でした!」

ベルトルト「コニーも肉眼では追いきれないほどのスピードで飛び交ってたね…」

コニー「あんなの3分の1のスピードだぜ?」

アニ「マルコなんて口から炎噴き出すし…」

マルコ「僕の力は、まだまだあんなものではないよ?」

ジャン「クリスタなんて「ウワメヅカイ」って技で巨人を手下にしちまうし…」

クリスタ「ジャンを魅了出来ないのが悔しい!」

ミカサ「(私なんて全然登場する場面なかった…)

ユミル「(私なんよ一回も登場してねぇよ…)

終わり

× 私なんよ一回も
○ 私なんて一回も

見てくださった方はありがとうございました
楽しめた方は居ましたでしょうか?

コニー「おい、アニ起きろ」

って作品も書いていたのでこちらも宣伝

では、また機会があれば

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