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サシャ「んっ!んふっ…!ふうっ!」ズッチュズッチュ
キース「うううっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ…!」
サシャ「大丈夫ですよ…。っん…」ハァハァ
キース「ぐっ」
サシャ「いっぱい出ましたね…」ハァハァ
サシャ「~♪」フキフキ
キース「……」
サシャ「…また落ち込んじゃいました?」
キース「済まん…、私は、私は…」
サシャ「…もう」ギュ
サシャ「可愛いですねえ」ナデナデ
キース「…」
サシャ「何度も言いますけど、私がやりたいからやってるんですよ?」
サシャ「そんな反応されたら、私傷ついちゃいます」
キース「……」
サシャ「…それに、あなたが凄く頑張っているのは知っていますから」
サシャ「だからこれは、ご褒美なんです。一生懸命、私たちのために頑張ってくれている、あなたへの」
キース「……ぐっ……」
サシャ「だから、そんな顔しないでください…」
キース「……」ポロポロ
私がサシャ・ブラウス訓練兵とこのような関係を持った理由は、ひとえに私が未熟者だったからだ。
ウォール・マリアが崩壊してから3年目、サシャ・ブラウスが所属する第104期訓練兵団が発足して1年目。
当時、教鞭を振るうようになってから始めて生徒達を送り出したその年。
私の耳に訃報が届いた。始めての壁外遠征で、調査兵団を希望した私の教え子達は、そのほとんどが死んでしまったというのだ。
細かい設定はてきとう
もちろん、私はそうなる可能性も了承して、彼らを壁の外に送り出した。
私自身、こうなる以前は調査兵団において団長を務めていたのだから、そこに身を置くことが死と隣り合わせであることは身を持って知っている。
だから、その知らせを聞いた直後、私に動揺は無く、「ああ、こうなってしまったか」という言葉が静かに湧いて出た。
幾度も幾度も仲間達の死を間近で見て、自らの命で部下を死地に送ってきた私は、良くも悪くも"仲間"の死に慣れていた。
それに対して哀しみもするし憤りもするが、立ち上がることが出来るのだ。
しかし、それからしばらくして、徐々に私の心身は変調をきたしていった。
朝目覚めてから、酷く気分が落ち込み、何をする気も起きなくなるようになった。
もちろん、自らの役目を忘れた訳ではない。教え子達を鍛え上げるのが私の職務であり使命なのだ。気力を奮い立たせ、常の振る舞いを全うするよう努めた。
どうやら自分の思っている以上に、あのことを引きずっているらしかった。
それでも、日々の生活を繰り返していくうち、いずれ活力も戻ってくるだろう。そんな風に考えて、
しかし、日に日に私は消耗していった。
ある日、何の前触れもなく、手にした酒瓶を壁に叩きつけた。
ガラス片が辺りに散らばるのをぼんやりと見ながら、頭の奥から暴力的な熱が沸き起こるのを感じていた。
その日を境に、私はひとりきりの時、酷く落ち込んでいるか、破壊的な何かに身を任せるかのどちらかになった。
それでも職務だけは全うしていたが、それ以外の時間は酒を飲んでいるか、寝室に篭り切りになった。
日に日に荒れていく自室は、私の心象風景を表していた。
今にして思えば、私は教え子の死に折りあいがつけられなかったのだと思う。
調査兵団にいた頃、仲間が、部下が死んでゆく、そんな中で自らも死地に立つことで恐らく私は"納得"していたのだ。それを咀嚼して、飲み込むことが出来ていた。
そして今は、兵団の教官として彼らを死地に送り出している。老いた自分は安全圏でのうのうと生きながらえている。
その"ちょっとした"違いで、私は私の中で、それを処理することが出来なかったのだと思う。
その頃はそんなことにも気付けずに、ただ酒で洗い流していた。
その日も私は深酒をしていて、それでも理由のわからない激情を抑えきれず、気分転換に夜風に当たりながら星でも見ようと、教官室を出て丘に向かった。
歩きながら星や木などを眺め、しばらくとめどなく歩いた。努めて頭を空っぽにしていると、何となく考えじみたモヤモヤとしたものが纏まって、気分が落ち着いてくる。
適当に切り上げ、今日はもう宿舎に戻って眠ろうと考え、戸締りなどを済ますため教官室に向かうと、食料庫の扉の僅かな隙間からから仄かに灯りが見えた。
何事かと思い扉を開けると、棚を開けながら顔だけこちらを向いて目を丸くした、奴が居た。
サシャ「……」
キース「……」
サシャ「…こ、こんばんわ~」
キース「…何をしている」
サシャ「えっ、えっとですねえ」
キース「その手に持っているものは何だ」コツコツ
サシャ「おっおお肉でしてこれはその…」
キース「どうやってここに入った?お前のような奴の為に鍵が掛けてある筈だが?」コツコツ
サシャ「えっえへへっとそれは合鍵をですねえ」
キース「オイ…。今がどういう時代か分かっていないのか…」カツカツ
サシャ「あ、あの…」
キース「貴様…」カッカッ
サシャ「きょ、きょうか」
キース「ふざけるなよっ!!」ガスッ!
サシャ「ぎゃっ!!」
死にたくなってきたので酒を飲もうじゃないか
適当に再開する と思う たぶん
ちんこ
キース「何の為に兵団が壁外に出てるか分かっているのか!?」
サシャ「ひっひぃっ」
キース「食糧だ!人類を生かすため、巨人どもに奪われた領地を取り戻す為に彼らは…」ブンッ
サシャ「や、やめ」
キース「命を捧げているっ!!」ゴガッ!
サシャ「グッ!?」
キース「それを、貴様は…!!何度も…、何度も…!!!」ガッ! ドガッ! ベキッ!
サシャ「ごっごめんなさ…ぐぇっ!!あひっ、ひ、ひ…!ぎっ!!ふう、うああ、いいぃっ…うあっ…ひっ…ひっ…」ヒューッ ヒューッ
この時、私は深酒と、感情が『破壊衝動』に傾いていたせいか、職務を終えた故の気の緩みか、今自分で言ったように度重なる盗難に腹が据えかねていたからかもしれない。
ともかく、常であれば軽い説教と懲罰で済ませる場面で、常の私であれば絶対にあり得ない行動を、ほとんど衝動的にとっていた。
髪を鷲掴みにして、顔や腹を何度も殴り、そのうちうずくまったが、そこに罵声を浴びせながらまた何度も何度も蹴りを浴びせた。
奴は何かしら言い訳をしていたのだと思うが、私の耳にはほとんど入っていなかった。
しばらくすると何も言わなくなり、時折細く悲鳴を上げ、亀の様にじっと腕で身を固めるだけになった。
死にたい 酒
キース「……」フーッ フーッ
サシャ「う…」
この時、私が手を止めたのは、ただ単に殴り疲れたからだ。
これだけのことをしたにも関わらず、未だに身を焦がす激情は収まっていなかった。
肩で息をしながら、熱を持って狂った頭のまま、私は奴をただぼんやりと見ていた。
ひょっとしたら私は、今抱えている何もかもを捨てて、何処か遠い場所に逃げ出してしまいたかったのかもしれない。
だからだろうか。
怯え、血にまみれ、顔を紅潮させて此方を見上るそれを見て、私は下卑た劣情を催していた。
キース「…オイ」
サシャ「……」
キース「オイ」
サシャ「…あっは、はい?」
キース「罰を与える。異論は無いだろうな?」
サシャ「…はい。はい?あの…」
キース「あ……?」
サシャ「ひっ、い、いえ。はい、あの、大丈夫です」
キース「宜しい。ではまず服を脱げ」
なんだこれ書くの超辛いんだけど
サシャ「……へ」
キース「早くしろ」
呆然とした目で此方を見てきた。何かの聞き間違いだと思ったのだろう。ただ、その時の私はそんなことすら察することも出来なかったが。
二、三問答した末、奴はこちらの要求を聞きいれた。
対して抵抗するそぶりを見せなかったのは、余程私のことが狂気的に見えたからだろうか。
サシャ「あの…、それで…」
キース「…罰はここからだ。そこに座れ。じっとしてろよ」
サシャ「は、はい」
キース「……」ガシッ
サシャ「え…え」
キース「……」
サシャ「…うそ、うそですよね」
キース「……」
私はそのまま、奴を犯した。
まずは、ねっぷりと性器を舐め上げる。性交渉の経験の有無は定かではなかったが、状況が状況なので準備が整っている筈もなく、まずは濡らしてやる必要があった。
奴は声を上げるのを我慢しているようだったが、それでも時折甘い声を上げていた。徐々に息づかいが荒くなり、見上げれば首が紅潮しているのがわかった。それらは、さらに私を高揚させた。
しばらくそうしていると、とろりと濃い感触から、性器に分泌液が満ち満ちていくのがわかる。唾液とそれにより、挿入するのに適当なまで舐めてやり、私は顔を上げた。
奴は、興奮している様子だった。頬や耳も赤くなり、肩で息をして、瞳は潤んでいた。そしてやはり、血にまみれていた。
私は加虐心に満ちて、興奮は頂点に達し、そのまま了解もとらずに抽送を開始した。
童貞なのにセクロスの描写ックッソ真面目に書くと死にたくなるってわかった 酒飲んでくる
サシャ「…んっ!」
キース「…痛むか」
サシャ「す、少しだけ…」
キース「経験はあるのか?」
サシャ「は?…な、ないですっ!あるわけないじゃいですかっ!」
キース「そうか。…まあこれは罰だからな、どうでもいい。…が、加減はする。傷みに耐え兼ねたら言えよ」
キース「…動くぞ」
サシャ「はい…あっ!」グッ
何回かゆっくりと腰を前後させる。丹念に愛撫した甲斐があってか、多少の痛みは感じているようだったが、この様子なら問題ないだろう。
キース「早くするぞ」
サシャ「は、はい…っ!…んっあっ、は…」ズッズッズッズッ
抽送の回転を少しずつ速めていく。
奴の表情からは、苦痛に喘いでいるのか、それとも快楽によるものなのか判別はつかない。
しかし私は、何故だかそれに愛おしさのようなものを感じて、次の行動に移ることにした。
いつの間にか私は腰を引いて、奴の太腿に吐精をしていた。
私が離れたことで、奴の力が抜けていくのを感じる。
互いに呼吸を整えながら、私の熱は急速に冷めていった。
サシャ「はっ、はっ…」
キース「…使うか?」
サシャ「は…、はい…」
私はハンカチを手渡し、しかし奴の目を見ることが出来なかった。
衣服を整えつつ奴に背を向けて立ち上がり、後始末が終わるのを待った。
やがて衣擦れの音が聞こえなくなり、顔を背けたまま様子を伺う。
キース「もういいか?」
サシャ「はい…」
キース「うむ。では身体を洗え。浴場は開けられないが、教官室に別の個室があって、そこなら湯を沸かせる。着いて来い」
夜道を二人、特に会話もなく、教官室に向けて歩く。
私の頭は、疑念と後悔で埋め尽くされていた。
何故、私はあのような行動をとったのだろうか。少なくとも私は、そのような振る舞いをする人間に対して憤りを感じていたはずだ。
背後で鳴る砂利の音が、私の胸を抉った。
私の思考は、自分の行動を省みることから、ではこれからどうすればいいのか、ということに移った。
奴に対しては、謝ることすら許される筈もない。尊敬と畏怖の対象であるべき人間に、あろうことか暴行されたのだ。それが彼女の人生にどのような影響を与え得ることかを、私は知っている。
人間というものを、信用することが出来なくなったはずだ。下手をすれば、仲のよかった級友の異性すらも恐怖の対象となるかもしれない。彼女は過疎村の出だったか、もうこちらで生活することすらできなくなるのではないか。
私は、どんなに望んでも決して覆ることのない過ちを犯してしまった。どうしようもない罪深き人間になってしまった。
寝る
こんなはずじゃなかったんだ
俺はただサシャ・ブラウスちゃんとハゲのおっさんの爛れた関係が書きたかっただけなのになにこれ
サシャ「…あのぅ、お湯ありがとうございました」
キース「…よい」
サシャ「それで、あの、もう帰ってもいいのでしょうか?」
キース「…ぁ、ああ。済まんが最後にひとつ話があってな」
サシャ「は、はあ…」
私は妙な違和感を感じていたが、ひとまず着席を促した。
サシャ「…それで~、あの、話とは」
私には、言えることなど何もない。しかし、誠意は示さなければならないだろう。
幾つかのことは伝えておく必要があった。
キース「ああ…、まず今回の件についてだが…」
サシャ「……」ゴクリ
キース「私は出頭する」
サシャ「ええーっ!?」
キース「……」
サシャ「つまり…」
キース「……」
サシャ「ど、どういうことでしょうか…?」
キース「…!?」
私はなるべく噛み砕いて話した。貞操観念はなかったわけではないようだが、女性を暴行することが罪になるということ。罪を犯した者は兵団に拘束され、法に従って刑罰が与えられることなど。掻い摘んで話した。
…村ではどのような生活をしていたのだろうか。常識がこうも違うとやりづらいものがある。それ以前に、今話したことは座学で学んだはずなのだが。
要するに、私はこの件を握りつぶすつもりはない、ということが述べたかっただけなのだが。この時点でかなり脱線している気がしてならない。
サシャ「えっと…?でもあれって懲罰なんですよね?」
キース「…あれが懲罰であるわけがないだろう。殴る蹴るについても勿論だが、度を超えている」
サシャ「え、ええーっ!?」
キース「……」
サシャ「じゃ、じゃあ何で私殴られたんですかっ!?」
キース「…す、すまん…」
サシャ「酷いですよ…、すごく痛かったんですからね」
サシャ「はあ…、そうですか。いいですよもう…」
キース「…出来る限りの償いはするつもりだ」
サシャ「…ふ~ん?」
何だその顔は。
キース「…使い道も特になかったからな。幸い蓄えは充分にある。三分の一は再出発の為に残してもらいたいのだが、その残りを…」
サシャ「それってどの位ですか?」
キース「…確かこんなものだ」カリカリ
サシャ「……」
キース「……」
サシャ「…?」
キース「あ~、だ、大体、毎日肉を三食10年食える位だ、多分」
サシャ「!!????!?!?」
サシャ馬鹿過ぎるだろ…
子供の手には余る額なので、親族に渡すつもりなのは言わないでおいた。先程から話が脱線し過ぎている。できることなら早く話を終わらせたかった。
サシャ「いっ、頂けませんってそんなの!」
キース「いいから貰っておけ。あって困るものではない」
サシャ「はぁ…」
キース「うむ…」
サシャ「……」
キース「…そうだ。傷を見る必要があったな。医務室を開けよう」
サシャ「はあ、そういえばそうでしたね」
キース「……」
鍵束を持ち、再び教官室の扉を潜る。
また視界には星が映った。何故だか今日は、やけに目にしている気がする。
しかし、先程とは違い、心は妙に浮ついている。
私は幾つかのことを整理し始めた。
始めに感じた違和感の正体は、奴の緊張感の無さから来るものだった。
暴行された直後にも関わらず、このあっけらかんとした態度は何なのだろうか。ましてやその張本人が目の前にいるのにだ。
私など、先程の話をすることすら躊躇をしていたのだ。身構えたいた分、脱力せざるを得なかった。
馬鹿馬鹿しさを感じつつも、私は罪を償わなければならなかった。
こいつの気持ちがどうあれ、私の犯したことは許されることでは無いからだ。
私は私の信念に従い、私自身を裁く、それでいい。
ふと横目で覗くと、奴は妙な顔をして唸っていた。
私が言えた口ではないのは百も承知なのだが、もう少し常識というものを持たないと、いつか取り返しのつかないことが起きてしまうのではないのか。
もうここを去る決心をしたせいもあるのだろう。普段から気にはしていたが、余計に心配になってきた。
酒飲んで寝ます
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