歴代最強の勇者が、歴代最弱の魔王を倒すみたいです。
魔王「えーっと、とりあえずその勇者はどれくらい強いの?」
そうですね………我が魔王軍の最強と言われたゴーレムさんを握力で、粉々にしました。
魔王「oh…………鬱だ、死のう…………」
まあ待ちなさい、大丈夫です、勇者がこの魔王城に来るまで後24日かかりますから、魔王様の持つ魔法で勇者を倒しましょう。
魔王「そういっても、俺の魔法って、『一日に一回、他世界から人物を召喚する』魔法だよ?」
だからこそ、その魔法にかけましょう、最低でも24体召喚できます。やらずに死ぬより、やって生き残りましょうよ。
魔王「………分かったよ側近、俺、やってみる!」
その意気です、それでは早速、魔法を使ってみましょう。
魔王「あぁ、じゃあ召喚するから、其処ら辺にある本を取って」
成程、本が必要なんですね……どれにしましょうか………魔王様ァーエロ本で良いですかー?
魔王「あ、お前何見つけてんだ!!それは絶対にダメ!!」
………エロ本はダメみたいです……………しょうがない、これでいいか。
①世界史
②異能マンガ
③魔術書
④聖書
⑤安価
↓4
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世界史で良いですかー?
魔王「うん、それじゃあ、やってみるかな…………」
魔王様の周りに魔方陣が浮かんできました。
これから召喚の儀式が始まる様です。
魔王「…………ハァあああああああああ!!!」
出てきたのは…………
コンマ↓3
1~2戦国の魔王
3~4炎に炙られた聖処女
5~6黒髭の大海賊
7~8ナチスの独裁者
9~0十字架を背負う者
ゾロ目になると勇者に匹敵する強さになる
魔王「うぉおおおおおおおおおおおおお!?」
これは…………強そうな予感…ッ!!
ポン。
魔王「……………こ、これは………ッ!!」
「…貴様か、私を呼んだのは………。」
アドルフ・ヒットラー………
ヒットラー「貴様、オイ貴様、そこで中性的な顔立ちをしている貴様、何があって何の用でこの私を呼んだ?」
それは私が説明しましょう………。
ヒットラー「………フン、何だ貴様ら、たかが一人の人間に手古摺っていたのか、あぁ嘆かわしい。其処で見ていろ、出来損ないの魔王、私が勇者を、跡形もなく吹き飛ばしてやる」
………そう言って、彼は勇者の元へ向かいました。
………………勝った(確信)
勇者様が笑わなくなって早10年、幼少の頃から勇者様と過ごしていた私は、彼の笑わない原因を知っていた。
勇者「………俺より強い奴に出会わない…………」
そう、勇者様は幼少の頃より、『能力全て相手より上回る』魔法が自動で発動しているんですから。
例えば相手が石を割るパンチをすれば、勇者様は鉄を割るパンチを繰り出すことができ
100メートル10秒で走る人が相手であれば100メートル5秒で走ることができ
相手がヒャドを出せばマヒャドを出すことが出来る。
要するに、相手より強くなる能力なのです。
勇者「今は僧侶が俺の第二の『魔法』を封印しているおかげで今はまだ弱いけど……もっと強い奴に会えないかなぁ~~~」
そんなこと言われましても……あ、勇者様、街ですよ街!!
今日はあの町で休みましょう!!
勇者「………うん」
≪ヒットラー≫
ヒットラー「ふん、見事なまでにあの町へと入っていったな」
それで、どうするのですか?
ヒットラー「ん?何だ貴様、来ていたのか」
えぇ、一応魔王様に報告しなければならないので
ヒットラー「……まあいい、今から私の軍事力を見してやろう」
………何をするんですか?
ヒットラー「決まっているだろ」
1.この街を火の海にする
2.兵を勇者の所に向かわせる
3、偵察隊を使い、勇者の出方を見る
4、安価
↓3
ヒットラー「まずは、この街の全ての食料を絶つ」
そんなことが出来るのですか?
ヒットラー「簡単な事だ……………現象しろ!!」
魔法【独裁者の私軍】!!
兵達「「「「「「「「ウォオオオオオオオオオ!!」」」」」」」」
これは………
ヒットラー「私の私物だ、ざっと2万人いる、最大で10万人なのだがな……」
ご、5桁………。
ヒットラー「命令だ、三十分以内にこの街の食料、および食料の入手経路を全て断て」
ヒットラー「出来ぬのなら、全員自害せよ、『命令』だ」
と、口にした瞬間、二万人の兵は全て消えていた、
そして30分もしない内に、この街の食料は全て、兵によって押収された。
ヒットラー「さぁて、ここからは、どうするか」
これ以上何かするつもりなのですか?
ヒットラー「ふん、次は………」
1.一定の場所のみに食料を分配
2.勇者の所に攻める
3.何もしない
4.安価
↓3
≪勇者≫
大変です大変です勇者様!!
勇者「どしたの?ご飯は?」
それどころじゃありません!!何故か勇者様が食料を奪ったって噂が流れています!!
勇者「え?俺何もしてないよ?」
そうですけどぉ!!あぁ!!街の人たちが押し寄せてきました!!
人「食料よこせよオィ!!」
人2「何が勇者だ!!独占しやがって!!」
勇者「あ……えっと………」
1.街人を攻撃する(気絶させる)
2.窓から逃げる
3.街人と話をしてみる。
4.安価
↓3
今日はこれで乙倉
魔王
【戦闘力】1
【防御力】1
【反射神経】2
【魔力】1
【カリスマ】1
【運】3
【魔法】
『異人召喚』
一日に一回、他世界から人物を召喚する
勇者
【戦闘力】∞
【防御力】∞
【反射神経】∞
【魔力】3
【カリスマ】4
【運】1
【魔法】
『+∞』
相手より強くなる魔法
アドルフ・ヒットラー
【戦闘力】3(ゾロ目前)→4(ゾロ目後)
【防御力】4(ゾロ目前)→5(ゾロ目後)
【反射神経】3(ゾロ目前)→4(ゾロ目後)
【魔力】3(ゾロ目前)→4(ゾロ目後)
【カリスマ】4+(ゾロ目前)→5(ゾロ目後)
【運】2(ゾロ目前)→3(ゾロ目後)
【魔法】
『独裁者の私軍』
10万人の兵とあらゆる現代兵器を召喚する
(1が最低レベルで5が最高レベル、たまに+がある)
それじゃあ始めます
勇者「まあ………皆さん落ち着いてくださいよ………」
勇者様は身の潔白を証明いたしました。
しかし、誰も話を聞いてくれません。
勇者「…………しょうがない、逃げよう」
そう言うと、勇者様は私を抱えて窓から逃げ出しました。
街の裏路地にて。
勇者「…………うん、誰も話を聞いてくれなかった」
そうですね、誰も話を聞いてくれませんでした。
勇者「………断言するが、僕は何もしていない。僧侶も僕とずっと一緒にいたから知っている筈だ」
勇者「と言う事は…………」
1.魔王が何かしら手を出してきたのか
2.街人が狂乱したのか
3.…いや、僕の気のせいなのかもしれない
4.安価
↓3
勇者「街人が狂乱したのか……だとすると、この街は危ない。逃げよう」
そう言って、勇者様はこの街を出て行きました。
≪ヒットラー≫
ヒットラー「何!?勇者が街から逃げていくだと!?」
えぇ、今さっき偵察隊から聞きました。
ヒットラー「………ふむ、まあいい、元から小細工など意味がないと言う事か……ならば」
ならば?
1.全軍突撃
2.あらゆる現代兵器での攻撃
3.撤退
4.安価
↓3
≪勇者≫
勇者「よし、あと少しで街を抜ける………」
街の出入り口まであと少しの所で
ヒットラー「やあ、無知で無謀な勇者君、きみは、私に向かって『お前は誰だ?』と言うのであろう」
ヒットラー「私はアドルフ・ヒットラー、君の敵だ」
勇者「敵?」
と、勇者様が一歩歩いた瞬間。
パァン。
ヒットラー「おっと、動かない方が身の為だ。今この瞬間私の兵が君の体全体を狙っているからね」
ヒットラー「まあ、仮に動いたとしても………」
パチン。と指を鳴らすと同時に、頭に銃口を突き付けられた子供たちが。
ヒットラー「罪のない人間を、殺してしまうよ?」
な、何て卑怯な…………。どうするんですか?勇者様
1.そんなの関係ない。お前を殺す
2.まあ待て、ゆっくりと、話でもしようや
3.僧侶を連れて逃げる
4.安価
安価↓3
勇者「関係ない、お前を殺す」
ヒットラー「そうか、ではこれは必要ないな」
もう一度パチン、と指を鳴らすと、子供たちは血を流し、動かなくなった。
ヒットラー「ん?どうした?私が殺さないとでも?子供を殺すのに戸惑うのかと?本当に殺す訳無いと思考回路が混乱してしまったか?まさかとは思うが、貴様正義の味方にでもなろうと思っていたのか?」
ヒットラー「だとしたら残念だ、ここで死ね。」
そう言って、銃口全てが、此方に向きます。
勇者「………残念なのはお前さ…………お前、いつから僕を『正義の味方』だと認識した?」
ヒットラー「何!?」
勇者「僕は『中立』さ……『悪』も『正義』も、両方の性質を持つ『混沌』なんだよ………」
ゆ、勇者……様?
勇者「『正義』も『悪』も、知るもんか、僕は……僕の道を行く」
……あー、完全に自分に酔いしれちゃってますね………
ヒットラー「ふざけるな!!【独裁者の私軍】!!」
0~2あらゆる兵器を撃ちまくる。
3~6全兵突撃
7~9何やら嫌な予感がする……撤退
ゾロ目で何かが起こる。
00が出たら勇者が新たな魔法を覚える。
↓4
今日はここまで
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