穂乃果「お願いします…嫌いにならないで…」 (427)
部室
穂乃果「海未ちゃん宿題出来ないよ~!みんな屋上行っちゃったし、もういでしょ?」
海未「先生に今日中に提出しろと言われたじゃないですか。後で困るのは穂乃果なんですよ?」
穂乃果「だってわからないんだもん!」
海未「だからここは…」
穂乃果「もういいってば!」
海未「……」バン!
穂乃果「ひっ!う、海未ちゃん…?」ビクビク
海未「なんですか?いいから早く宿題を…」
穂乃果「いや、だって今…」
海未「……」バン!
穂乃果「ひぃ!?う、うん!早く終わらせよ!」
海未「ちゃんと教えますから」
穂乃果「う、うん…ありがとう…」ビクビク
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書き溜めなし
ゆっくり更新
屋上
穂乃果「……」
絵里「あら、終わったの?」
穂乃果「うん…」
希「だめやで穂乃果ちゃん?宿題はちゃんとしないとね」
海未「全く…穂乃果には困ったものです…はぁ…」
穂乃果「!ご、ごめんね?海未ちゃん…」
絵里「ちょっと海未…あんまり穂乃果をいじめちゃだめよ?」
海未「別にいじめてなんか…とにかく遅れたぶん、練習しましょう」
穂乃果「う、うん!今日も頑張ろう!」
ことり「……」
――――――――――――――
海未『弓道部に用事があって長引きそうなので先に帰ってて下さい』
穂乃果「てわけで、二人だけで帰るのってなんか久しぶりにだね!」
ことり「そうだね…」
穂乃果「ことりちゃんなんか元気ない?」
ことり「そんなことないよぉ?」
穂乃果「そんなことあるよ!悩みごと?相談に乗るよ!」
ことり「…最近ね、思うんだぁ」
穂乃果「なにを?」
ことり「あのとき穂乃果ちゃんに引き止められないで留学したらどれぐらい楽しいことがあったんだろうって…」
穂乃果「…え?」
寝よう
寝れない
ことり「留学しとけばよかったかもなぁ…」
穂乃果「そん…な…」
ことり「はぁ…穂乃果ちゃんが来なければなぁ…」
穂乃果「なんで、そんなこと言うの?穂乃果のこと、嫌いなの…?」
ことり「うーん…そうかも?」
穂乃果「う、そ…」ジワ
ことり「あ!でもこれからもちゃんと友達でいるから!安心して?」
穂乃果「う…うぅ…」ポロポロ
ことり「なんで泣いてるの?あ、もう家つくね!ばいばい、穂乃果ちゃん」
穂乃果「う…ひっ…」ポロポロ
――――――――――――
弓道場
海未「……ふぅ」
海未「今日の穂乃果!さいっこうに可愛かったですー!」
海未「穂乃果!穂乃果!穂乃果ぁ!」
海未「怯えてる穂乃果!可愛い!可愛いですぅぅぅ!」
海未「ふぅ…やはりこの時間は誰もいなくて穂乃果への愛を叫ぶのに最適ですね」
海未「はぁ…明日はどうしましょうかねぇ…」
――――――――――――
ことり家
ことり「うわあああ!やっちゃった!?やっちゃったよ!穂乃果ちゃんの泣き顔見たくてつい心にもないこと言っちゃったあああ!」
ことり「でも…えへへ…可愛かったなぁ…」ニヤニヤ
ことり「…もうしばらく続けて見よっかな」
ことり「うん!穂乃果ちゃんなら許してくれるよね!明日が楽しみぃ…♪」
―――――――――――――
穂乃果家
雪穂「お姉ちゃんどうしたの?元気ないね?」
穂乃果「ん?別に普通だよ?もう寝るね…」
雪穂「あ、お姉ちゃん…」
穂乃果「ふっ…うぁ…ひっく」グスグス
穂乃果「なんで、なんでぇ…ふぐぅ…」グスグス
穂乃果「海未ちゃんも、ことりちゃんもぉ…穂乃果のことぉ…」グスグス
穂乃果「ふぐ…ふぇぇぇん…」グスグス
――――――――――――――
穂乃果「お、おはよう…遅くなっちゃった…」
海未「はぁ…」
穂乃果「う…ごめんね…?」ビク
ことり「!…じゃあ行こっか」
穂乃果「うん…」
海未「急ぎましょう」
ことり「…穂乃果ちゃん?」
穂乃果「な、なに?」
ことり「ちょっと近いかな…もう少し離れてくれる?」
穂乃果「あ…ご、ごめん…」サッ
ことり「大丈夫だよ?」ニコニコ
穂乃果「うん…」ジワ
海未「……!」
―――――――――――――
教室
海未「ことりも穂乃果になにかしたんですか…」
ことり「海未ちゃんだって♪穂乃果ちゃんあんなに怯えて…何したの?」
海未「大したことはしえませんよ?しかし穂乃果の泣き顔とは…貴女もやりますね」
ことり「えへへ…怯えてるのも泣いてるのも可愛かったね!」
海未「えぇ…これからは協力して穂乃果の可愛いところをもっと見せてもらいましょう!」
穂乃果「ふ、二人とも…どうしたの?なんの話?」
海未「……」
ことり「穂乃果ちゃんには関係ないことかな」
穂乃果「で、でも…今穂乃果って聞こえ…」
海未「……」バン
穂乃果「ひぅ!」ビク!
ことり「海未ちゃんどうしたの?」
海未「すみません。虫がいたもので…」チラ
穂乃果「!や、やっぱりなんでもない…絵里ちゃんとこ行ってくるね!」タタ
ことり「へぇ…海未ちゃんひどいなぁ…」
海未「ことりもなかなかですよ?とにかく…」
海未ことり「可愛い…////」
―――――――――――――
廊下
穂乃果「……」ジワ
穂乃果「…っく」グシグシ
絵里「……」テクテク
希「……」テクテク
穂乃果「あ…絵里ちゃん!希ちゃん!」
絵里「……」テクテク
希「……」テクテク
穂乃果「…?ねえ!どこいくの!」タタ
絵里「……」テクテク
希「……」テクテク
穂乃果「ねえってば…絵里ちゃん?…希ちゃん!」バッ
穂乃果「喋ってくれるまで退かないよ!」
絵里「……」サッテクテク
希「……」サッテクテク
穂乃果「…なんで無視するの?」ジワ
絵里「……」テクテク
希「……」テクテク
穂乃果「う、ひっ…なんでぇ…」ポロポロ
希(ごめんな穂乃果ちゃん…本当はこんなことしたくないんやけど…絵里ちが二人のほうが効果あるって…でも泣いてる穂乃果ちゃん最高に可愛いよ?/////)
絵里(昨日ふと思い付いたから実行してみたけど…ハルァッショー!!やばいわこれ!あぁ!穂乃果ったらあんなに悲しそうな顔して…可愛い可愛い可愛い/////)
――――――――――――
昼休み
穂乃果(気まずいし、今日のお昼は一人で食べよ…)モソモソ
穂乃果「…美味しくない」
穂乃果(…絵里ちゃんや希ちゃんまで…穂乃果、嫌われるようなことしちゃったのかなぁ…)ジワ
ピロリン♪
穂乃果「あ…にこちゃんから…」
『部室に来て』
穂乃果「……」
――――――――――――
部室
ガチャ
穂乃果「にこちゃん来たよ~」
シーン…
穂乃果「あれ?いないや…でも電気ついてたし…トイレかな?」キョロ
穂乃果「…にこちゃんなら相談に乗ってくれるかな?」
穂乃果「……」ジワ
バツン
穂乃果「え!?電気が…あれ?なんで?今、昼なのに…なんで真っ暗なの…?」
穂乃果「ど、ドアは…」ヨタヨタ
ガタガタガタガタ!!
穂乃果「ひぃ!?なにぃ!?」ビクゥ
バン!バン!ガタガタガタガタ!
穂乃果「色んなとこから音が…」フルフル
バァン!!
穂乃果「ひぅっ!?やだぁ!ひっく、誰か、誰かぁ!!助けてぇ!!」ポロポロ
パッ
穂乃果「っ!つい…た…」グス
ガチャ
にこ「あはははは!」
凛「大成功ー!」
花陽「やりすぎだよぉ…」
穂乃果「え…?」
にこ「あーあーそんな泣いちゃって…」
にこ(可愛いわね!もう!)
凛「怖かった?怖かったかにゃ?」
凛(穂乃果ちゃんマジラブリーキュート)
花陽「あはは…ごめんね…?」
花陽(でもやっぱりやってよかった!穂乃果ちゃんのこの可愛さだけでお米が進むよ!)
穂乃果「……」ウル
穂乃果「…!」ダッ
ガチャ
にこ「ほ、穂乃果!?」
穂乃果「……っ」ダダダダダ
穂乃果(あの三人も…私のこと、嫌いなんだ…だからあんなこと…)タッタッタッ
穂乃果(あんな…イジメみたいなこと…!)タッタッタ
ドン
真姫「痛…ちょっと、ちゃんと前を…穂乃果?」
穂乃果「まき、ちゃ…!」
穂乃果(真姫ちゃんも…私のこと…?)
真姫「気を付けてよね…え?ちょっと穂乃果…」
穂乃果「ごめん…ごめんなさい…ごめんなさい!」ダッ
真姫「あ!穂乃果!?」
真姫「今…泣いてた…?」
真姫「……」
真姫「部室のほうから来たわね…」タッ
ガチャ
花陽「どどどどうしよう、穂乃果ちゃんおこっちゃったんじゃ…!?」
凛「にこちゃんが悪いにゃー!」
にこ「は!?あんたが一番乗り気だったでしょうが!」
花陽「うぅ…穂乃果ちゃんに嫌われたら私…!」
ギャアギャアダレカタスケテー
真姫「あんた達…まさか本当にあれやったの…?」
花陽「ま、真姫ちゃん!」
凛「どうしよう真姫ちゃ~ん!穂乃果ちゃんが…」
真姫「はぁ…止めときなさいって言ったでしょ…」
――――――――――――
すこし前
凛「穂乃果ちゃんを驚かすにゃー!」
にこ「なによ急に?」
花陽「驚かすって…どうやって?」
真姫「……」カミノケクルクル
凛「うーん…やっぱり怖い系かなぁ?」
にこ「怖い系ね…ふぅん…」ニヤ
凛「お!にこちゃんなんか思いついた?」
にこ「こんなのどう?カクカクシカジカ…」
凛「それいいにゃー!」
花陽「だ、大丈夫かなぁ?」
凛「大丈夫大丈夫!真姫ちゃんも一緒にやろ!」
真姫「…私はパス」
にこ「なによノリ悪いわね」
真姫「だいたいそんなこと止めときなさいよ。可愛そうじゃない」
凛「真姫ちゃんはわかってないなさにゃあ」ヤレヤレ
真姫「なにがよ…」ムカ
凛「穂乃果ちゃんの怖がって泣いてる顔を見たいと思わないの?かよちんは?」
花陽「ち、ちょっと見たい、かも…」
凛「だよねだよね!」
真姫「…とにかく、やるならあんた達だけですれば?私は知らないから」スタスタ
にこ「見たいと思ってる癖に…素直じゃないんだから」
凛「じゃあ早速準備するにゃー!」
花陽「う、うん」
――――――――――――
真姫「でも、それぐらいで穂乃果が怒るなんて…」
にこ「確かに…それに今思うと怒ってるというか悲しそうな顔だったような…」
真姫「…さっきそこでぶつかったんだけど、穂乃果…泣いてたわよ」
花陽「ええ!?」
凛「そ、そんなに怖かったのかなぁ…」
真姫「とにかく昼休みが終わる前に謝りにいきなさい」
にこりんぱな「はい…」
真姫「私もついてってあげるから…ほら、行くわよ」
―――――――――――
二年教室
真姫「…え?」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん帰っちゃったんですか?」
ヒデコ「今日は帰るからμ'sのみんなにに伝えておいてってだけ言ってすぐに帰っちゃったよ」
ミカ「あそこに海未とことりがいるのにね」
フミコ「なんか具合悪そうだったけど、大丈夫かな…」
キーンコーンカーンコーン
凛「あ…」
にこ「戻んなきゃ…」
真姫「…ありがとうございました」ペコ
ヒデコ「全然大丈夫だよー」
フミコ「練習頑張ってね!」
真姫「はい…」
凛「どうしようどうしようどうしよう…」
花陽「帰っちゃうなんて…」
にこ「と、とにかく!今日帰りに穂乃果の家に」
真姫「ちょっと待って、本当に具合が悪いのかもしれないし…とにかく部活のときに話しましょ?授業が始まるわ」
花陽「う、うん…」
―――――――――――――
真姫(話合った結果、明日穂乃果が学校に来たときにみんなで謝るということでまとまった。具合が悪いから早退したと聞いて心配していた海未達にもこの話をしたら、からかわれたから拗ねて帰ったと思ったらしく、少し怒っていたけど…)
真姫「電話にもメールにも反応なし…あの顔を見たらただ拗ねてるだけとは思えないけど…」
真姫(とにかく明日になったら穂乃果に聞けばいいか…今日は穂乃果とぶつかったときしか話せなかったな…)
――――――――――――
次の日
真姫「え?穂乃果来てないの?」
ことり「うん…風邪引いたから休むってメールきたよ」
海未「実は仮病で凛達にされたことにまだ拗ねていたりするのでは…」
にこ「なら今日は家に直接行きましょ。とにかく謝らなくちゃ」
凛「今日は練習…」
海未「もちろんありますよ」
花陽「じゃあ終わったあとだね…」
海未「私も一緒に行きます」
ことり「私も!」
真姫「…そうね。一応ご機嫌とるためになにか買っていきましょう?」
凛「パンだね!」
花陽「パンは違うような…」
ことり「穂乃果ちゃんはショートケーキに弱いよ♪」
にこ「じゃあそれで」
真姫「……」
―――――――――――――
部活後
真姫「結局全員でいくのね…」
絵里「当たり前よ」
希「穂乃果ちゃんとこでお饅頭買ってこうかな…」
真姫「こんな大人数で迷惑になりったりしないかしら…」
絵里「希、穂乃果のこと無視するのはあれでおしまいね?」ヒソヒソ
希「せやなぁ…話しかけたら違う意味でまた泣きそうやね…////」
絵里「ハラショー…////」
ことり「今回はもう終わりにしちゃおっか…」ヒソヒソ
海未「もうですか?」ヒソヒソ
ことり「だって穂乃果ちゃん今拗ねてるみたいだし…これ以上したらしばらく許してくれなさそう…」ヒソヒソ
海未「そうですね…ではいつも通りの私達で…きっと穂乃果の可愛い笑顔が見れますね////」ヒソヒソ
ことり「そうだねぇ////」ヒソヒソ
にこ「なにこそこそと話してんの?」
海未「な、なんでもありませんよ?」アセ
絵里「こそこそなんてしてないわよ!?」アセ
真姫「なに焦ってるの?」
雪穂「……」
ことり「あ!雪穂ちゃん!」
凛「穂乃果ちゃんの妹ちゃんにゃ!」
花陽「ど、どうも…」ペコ
雪穂「……」
海未「…雪穂?」
雪穂「…皆さん、どうしたんですか?」
ことり「穂乃果ちゃんのお見舞いに来たんだ~♪」
凛「ケーキも買ってきたよ!」
雪穂「はぁ…それはわざわざ…」
海未「気にしないでください」
雪穂「でもすいません。お姉ちゃんは今酷い風邪で会わせられないんです。連絡はきてますよね?」
海未「本当に風邪だったんですか!?」
ことり「そんな酷いの!?」
雪穂「…お姉ちゃんが仮病だと思ってたんですか?なんでですか?お姉ちゃんが仮病を使う理由があるんですか?」
希「ゆ、雪穂ちゃん…?」ビク
雪穂「…とにかくお姉ちゃんは明日…明後日も休むと思うので、よろしくお願いします」
絵里「そんなに!?」
にこ「で、電話も出れないの?」
雪穂「そうですね。辛そうにしてるのでそれも控えて頂けると」
花陽「あ…じゃ、じゃあせめてこれ…ケーキ…」ガサ
雪穂「…ありがとうございます。お姉ちゃんに渡しときますね。それじゃ」ペコ
海未「まさか本当に風邪を引いてるとは…拗ねてるとばかり」
ことり「メール…寝てるかもしてないしやめとこう…」
絵里「しばらく穂乃果に会えないなんて…」ズーン
希「ウチらの太陽が…」ズーン
にこ「謝れないのね…」シュン
凛「大丈夫かにゃー…」シュン
花陽「穂乃果ちゃん…」シュン
真姫「…とりあえず今日は帰りましょ」
ハーイ…
真姫(それにしてもあの目…まるで私達が憎いような…)
―――――――――――――
穂乃果家
台所
雪穂「……」ガサ
雪穂「……」ポイ
穂乃果「あ…雪穂お帰り…どうしたの?お腹すいた?」
雪穂「ん?そんなことないよ?」ニコ
穂乃果「そう…?ちょっとお店手伝ってくるね」
雪穂「わかった」
穂乃果「…ありがとうね」
雪穂「……」
――――――――――――
昨日の夜
穂乃果「お母さん…明日学校休む…」
穂乃果母「なに言ってんの?ダメに決まってるでしょ」
穂乃果「…休むったら休むの!絶対行かないから!」ダダ
穂乃果母「あ!穂乃果!」
雪穂「…私がお姉ちゃんと話してくるよ」
穂乃果父「……」コク
コンコン
雪穂「お姉ちゃん入るね?」ガチャ
穂乃果「雪穂…」
雪穂「なんかあった?」
穂乃果「なんでもないよ…」ジワ
雪穂「!な、泣くほどのことがあったの…?話してよ」
穂乃果「……」グシ
雪穂「ね?話せば楽になるかもしれないよ?」ギュ
穂乃果「……みんなに嫌われた」グス
雪穂「みんなって…μ'sのみんな?気のせいじゃないの?それともなんかしちゃった?」
穂乃果「わかんな、ひっ…みんな、私のこと、ひっく…だがら学校、行きたくな、ふぐぅ…」グスグス
雪穂「そっか…わかった。お母さん達には上手く言っとくからさ…でも学校行かないならその分勉強しなくちゃだめだよ?」ナデナデ
穂乃果「スン…うん…ありがと…」グス
雪穂「大丈夫大丈夫…私はお姉ちゃんの味方だからね…」ナデナデ
穂乃果母「どうだった?」
雪穂「なんか学校で嫌なことあったんだって…言いにくいことみたいだから、とりあえず休ませてあげたら?勉強はそのぶんちゃんとするって約束したし」
穂乃果母「あなた…」チラ
穂乃果父「……」コク
穂乃果母「…わかった。じゃあ穂乃果にも言っといて?」
雪穂「うん」
――――――――――――――
雪穂(お姉ちゃんがあんなになるなんて…きっとあの人達が酷いことしたんだ…)ギリ
雪穂(お姉ちゃん…大丈夫、学校に行きたくないなら私がお母さんとお父さんを説得する。それがダメなら転校…通信教育だってある…学校出なくてもお店継げばいいよ…)
雪穂(私がお姉ちゃんを守らなきゃ…)
――――――――――――
五日後
屋上
凛「おかしいにゃあ!土日挟んで五日も穂乃果ちゃんに会えてない!」ウガー
花陽「家に行っても妹さんが会わさせてくれないし…」
にこ「風邪でこんな休むわけないわよね…」
絵里「穂乃果…穂乃果に会いたい…」ズーン
希「絵里ちぃ…これみてみぃ…」スッ
トードーケテーセーツーナサーニハー
絵里「!あぁ…穂乃果!可愛い!可愛い!」
希「いいやろこれ…スノハレの穂乃果ちゃん…スマホで何時でもみれるようにしとるんよ…」
絵里「あぁ…でもやっぱり本物に会いたい…」ジー
希「そやねぇ…」ジー
絵里希「はぁ~…」
海未「穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果…」ドヨーン
ことり「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん…」ドヨーン
海未「穂乃果成分が…穂乃果成分が足りない…グフッ…」バタ
ことり「こんなに会えないなんて初めてなんじゃ…ことりがインフルエンザにかかっても穂乃果ちゃんはお見舞いにきてくれて…その逆もまた然り…限界は三日辺りからとうに越えている…ガフッ…」バタ
海未ことり「穂乃果(ちゃん)~!」ジタバタ
真姫「穂乃果がいないだけでこんなことに…練習は!?」
あ?スノハレは生徒会就任後か…?
まぁいいか
海未「穂乃果がいないのであまり進めたくありません…各自柔軟の後外でも走ったらいいんじゃないですか?」ダラー
ことり「海未ちゃんもやりなよー…」ダラー
絵里「今参考動画観てるから」ジー
希「うん…」ジー
真姫「しゃんとしなさいよぉ!」
真姫(あぁ…でも私も穂乃果に会えなくて…穂乃果ぁ…)ドヨーン
花陽「今日もだめかな…」
凛「もう無理にでも…」
にこ「流石にそれは駄目なんじゃ…でも早く謝りたい…」
にこりんぱな「うぅ…」ドヨーン
――――――――――――
練習後
にこ「駄目だったわね…」
花陽「うん…私達見た瞬間…」
雪穂『帰ってください!』
凛「だもんね…日に日に機嫌悪くなってるにゃ…」
ことり「穂乃果ちゃんのお母さんと電話で話しても今はちょっと…って」フラフラ
海未「私も…大変な病気か聞いたらただ大事を取って休ませてるだけと…ならもう治ってるはずなんですが…」フラフラ
絵里「どうして…どうして…」フラフラ
希「スピリチュアルパワーで穂乃果ちゃんとお話を…」
絵里「できるの!?」
希「無理やけど…」ズーン
絵里「そうよね…」ズーン
真姫「…ちょっと用事できたから先に帰ってて」
にこ「そう…じゃあね」
サヨナラ-バイバーイ
真姫「……さて」
―――――――――――――
穂むら
ガラガラ
穂乃果「いらっしゃ…っ!」
真姫「穂乃果…」
穂乃果「真姫ちゃ…」
真姫「やっぱりここにいた…学校にも来ないでどうしたのよ?」
穂乃果「あ…やだ…」
真姫「穂乃果?」
穂乃果「ご、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさい…」ガタガタ
真姫「ちょっと?どうしたの?」ザッ
穂乃果「ひっ!?」ビクゥ
真姫「え…」
雪穂「お姉ちゃんちょっと…!なんで貴女がいるんですか!」
穂乃果「ゆ、雪穂ぉ…」ウル
真姫「なんでって、穂乃果に会いにきたのよ!それより穂乃果はどうしてこんな怯えてるの!?」
雪穂「…貴女がそれを言うんですか?」
真姫「は?」
雪穂「貴女達がお姉ちゃんをこんな風にしんでしょ!貴女達がお姉ちゃんに酷いことを!」
真姫「なにそれ!わけわかんない!私が穂乃果にそんなことするわけないでしょ!?他のみんなだって!」
雪穂「お姉ちゃんはμ'sの人達全員から、嫌われてるとしか思えないことをされたって言ってるんです!」
真姫「私が穂乃果を嫌う!?ありえない!むしろ大好きよ!」
穂乃果「…え?」
真姫「あ……/////」
眠くてワケワカンナイ!
おやすみ
雪穂「……」
真姫「いや、あの…////」
穂乃果「…ほんとに?」
真姫「うぇ…?////」
穂乃果「穂乃果のこと…嫌ってない…?」
真姫「ほ、本当よ!私が穂乃果を嫌うななんて、あるはずないわ///」プイ
穂乃果「…ほんとにほんと?」
真姫「ほんとにほんとに!」
穂乃果「……」
真姫「……」
穂乃果「……ふぇ」ブワ
真姫「!?」
穂乃果「ふぇぇぇぇん…」グスグス
真姫「ほ、穂乃果!」バッ
穂乃果「っく…ふぇ…まき、ちゃ…」ギュ
真姫「ヴェェ!?/////」
穂乃果「よがったぁ…、ひっ…よかったよぉ…」ギュウウ
真姫「ちょ!ちょっ!(近い近い可愛いいい匂い可愛い可愛い近い)/////」
雪穂「ちょっと!お姉ちゃんから離れて!お姉ちゃんもこの人に酷いことされたんでしょ!?騙されちゃ駄目!」
穂乃果「スン…でも、真姫ちゃんだけにはなんもされてない…」グス
雪穂「えぇ!?」ガーン
真姫「だ、だから言ったでしょ?穂乃果に対して酷いことなんてしないわよ」
雪穂「ッ!」キッ
真姫「な、なによ…」ビク
穂乃果「ゆ、雪穂…」オロオロ
雪穂「……わかりました。失礼な態度をとっちゃって、すいません」ペコ
真姫「別に…わかってくれたならいいわよ…」
雪穂「ありがとうございます。でも他の方達は…」
真姫「だからそれだってきっと勘違い…」
雪穂「勘違いでお姉ちゃんがこんなことにはなりません!!」
穂乃果「!」ビク
雪穂「あ…すいません。でもそうなんだよね?お姉ちゃん」
穂乃果「う、うん…」シュン
真姫「…明日みんなにそのことを聞いてみるわ。もうこんな時間だし、今日のところは帰」
穂乃果「やだぁ…」キュ
真姫「」
>>165
いい…
穂乃果「真姫ちゃん…いかないでぇ…」ウル
真姫「だ、ダメよ…親御さんにも迷惑が…////」フニャア
雪穂(うわぁ…なんだあの顔…)
雪穂「…じゃあお姉ちゃんが真姫さん家行けばいいんじゃない?」
真姫「え!?」
穂乃果「真姫ちゃん家…?」
雪穂「真姫さん…お姉ちゃんのこと泊めることってできますか?」
真姫「で、できるけどぉ…今日は親が夜勤でいないし…」
雪穂「それならお姉ちゃんもあんまり気兼ねしなさそうですし、いいと思います」
真姫「う…ほ、穂乃果は…?////」チラ
穂乃果「行きたい…」キュ
真姫「」
真姫「じゃあ着替えとか準備してきなさい。あと親御さんにちゃんと確認してね」キリ
穂乃果「うん!」タタ
真姫「……/////」フニャア
雪穂「……真姫さん」
真姫「はい!?」
雪穂「お姉ちゃん…皆さんと会うのを怖がってますけど、同時にとっても寂しがってるんです。だから真姫さんがきてくれて…あの……」
真姫「……」
雪穂「…とにかく!真姫さんのこと信じるんで!お姉ちゃんのこと、よろしくお願いします!」ペコリ
真姫「うん…任せなさい!」
雪穂「あ、お姉ちゃんに変なことしないでくださいね?」
真姫「しないわよ!////」
雪穂「そこは信用してませんから」
穂乃果「準備できた!お母さんもいいって!」
雪穂「お姉ちゃん!真姫さんに変なことされそうになったらすぐに連絡して!飛んでくから!」
穂乃果「変なこと…?」キョトン
真姫「だーかーらー!しないってばぁ!////」
もう、この話はフタをして閉じ込めちゃいます
http://livedoor.blogimg.jp/netagazou_okiba/imgs/5/0/50c53273.jpg
>>182
可愛い
―――――――――――――
穂乃果「……」キョロキョロソワソワ
真姫「どうしたの?」
穂乃果「なんか久し振りに外でたから…それに今はみんなと会うのは…」
真姫「そう…」
穂乃果「……」ピト
真姫「穂乃果…歩きにくいんだけど////」
穂乃果「あ…ごめんね…」シュン
真姫「あ…大丈夫だから!でもそんな風にくっついてちゃそっちも歩きにくいでしょ?だから、手…繋ぎましょ?////」スッ
穂乃果「…えへへ」ギュ
真姫(ああんもう!可愛すぎ!////)
真姫「着いたわ」
穂乃果「やっぱりおっきぃね…」
真姫「そうかしら?」ガチャ
穂乃果「お邪魔しまーす…」
真姫「そっちリビングね。着替えてくるから適当に座ってて」
穂乃果「うん」
穂乃果「……」
穂乃果「……」
穂乃果「……」ソワソワ
ガチャ
真姫「お待たせ」
穂乃果「!」
真姫「どうかした?」
穂乃果「んーん!どうもしてないよ!」
真姫「そう?あ、喉乾いてると思って…トマトジュースだけど大丈夫?」
穂乃果「うん、ありがと!ん…おいしいよ!」ニコ
真姫「そ、そう…////」クルクル
グゥー…
穂乃果「あ!/////」
真姫「……」
穂乃果「ぅ~////」
真姫(可愛い)
真姫「そろそろいい時間だものね…夜ご飯どうしよう…」
穂乃果「じゃ、じゃあ穂乃果作るよ!最近お母さんから教わってるから!」
真姫「え?別にいいわよ…大変でしょ?出前か外食か…」
穂乃果「で、でも」
真姫「だからいいってば」
穂乃果「あ……ごめ、ごめんなさ、いいって言ってるのに、あの…あ!」バシャ
真姫「あ…!」
穂乃果「ご、ごめん!ごめ、ひっ…ごめんなさいぃ…」グス
真姫「ちょ、大丈夫だから…」
穂乃果「お願いします…嫌いにならないで…」グスグス
真姫「大丈夫だから…ほら、泣かないで…」ギュ
穂乃果「あ……」
真姫「大丈夫、嫌いになんかならないか…ね?」ナデナデ
穂乃果「ん…うん…」グス
真姫「…落ち着いた?」
穂乃果「ん…」
真姫「とりあえず着替えなきゃね」
穂乃果「うん…」
真姫「あっちで着替えましょ。服はあるわよね?」
穂乃果「ある…」
真姫「…夜ご飯だけど、やっぱり作ってくれる?冷蔵庫のやつ使っていいから」
穂乃果「え…?」
真姫「穂乃果が作ったの…食べたいし////」クルクル
穂乃果「…うん」
なんか起きて読んでみたら穂乃果ちゃん泣きすぎやん?
ここまでするつもりなかったんやで?
どうしてやろなぁ…たぶん>>165の画像のせいやな
仕事行きたくないなぁ…
――――――――――――
真姫「……」モグモグ
穂乃果「どう?どう?」
真姫「…美味しい」
穂乃果「やった!でも、真姫ちゃん家にカレールーが置いてあるなんて意外というかなんというか」
真姫「なんでよ…カレールーぐらいあるでしょ」
穂乃果「いやーなんかこうスパイスとかを色々なんやかんやして手間をかけてるのかと」
真姫「そんな面倒な…このサラダも美味しい!」モグモグ
穂乃果「真姫ちゃんトマトばかり食べ過ぎ!」
真姫「気のせいよ」ヒョイパクヒョイパクヒョイパク
穂乃果「まずは手を止めよ!?」
じゃあの
このスレの園田鳥類化が深刻になってきている……
真姫「…で?」
穂乃果「ん?」
真姫「みんなから何をされたの?」
穂乃果「う…」
真姫「……」
穂乃果「えっと…」
真姫「うん」
穂乃果「最初は、海未ちゃんなんだけど――」
――――――――――
シャアアアア…
真姫「……」キュ
真姫「全く…」
真姫(なにやってんのよ!穂乃果のこと傷つけて、馬鹿なんじゃないの!?)
真姫(にこちゃん達がしたことはフォローしといたけど、他の四人は許せないわ!)
ガチャ
真姫「とにかく明日…ん?」クル
穂乃果「一緒に入ってもいい…?」スッポンポン
真姫「」
真姫「」
真姫ちゃん、最大の敵(理性)との戦い
真姫(一体何が起こってるの…)
穂乃果「加減どうですかー♪」ゴシゴシ
真姫「イイカンジヨ」
真姫(裸の穂乃果がお風呂にきて裸の穂乃果が一緒に入ってもいいか聞いてきて裸の私がそれを了承して裸の穂乃果が背中を流してあげると言ってきたのを断ったら裸の穂乃果が腕に胸を押しつけてどうしてもと言うから了承して今は裸の穂乃果に背中を流されてて裸の穂乃果裸の穂乃果裸裸の穂乃裸)
穂乃果「はーい終わり!じゃあお風呂浸かっててね?私は自分で洗うから!」
真姫「ハイ」チャプン
穂乃果「~♪」ゴシゴシ
真姫「……////」チラチラ
真姫(ほ、穂乃果の裸が、こんな近くに!あぁ…綺麗…って私は変態か!////)ブクブク
穂乃果「~♪」シャアアアア
穂乃果「…よし終わり!じゃあ私も入ろっと♪」チャプン
真姫「ちょ、ちょっと!?うちのお風呂、こんなにくっつくほど狭くはないんだけど!?//////」
穂乃果「駄目…?」ピト
真姫「だ、駄目じゃないけどぉ…////」
穂乃果「やった♪」ピトー
真姫(あぁ…柔らかい…私今穂乃果と同じお湯に浸かってるのね…////)
穂乃果「♪」
――――――――――――
真姫「ふぅ…」ツヤツヤ
真姫(生きててよかった…////)
穂乃果「あったまったー」ポカポカ
真姫「あ、ドライヤーはそこに入ってるから」
穂乃果「ここ?あ、あった」
真姫「…わ、私が乾かしてあげるわよ/////」
穂乃果「いいの?ありがとう!」
真姫「ほら、ここ座って」
穂乃果「はーい」スト
ゴォォォ
真姫(幸せすぎて怖い…////)
穂乃果「気持ち~♪終わったら次は真姫ちゃんの番ね!」
真姫「お願いするわ////」
すまんこ寝るんこ
金魚すくい
穂乃果「ふふふ、金魚すくい名人と言われていた穂乃果の実力を見せてあげるよ」
真姫「はいはい…」
穂乃果「おじさん、一回ね♪」
おじさん「ほい、300円ね」
穂乃果「はーい」チャリ
穂乃果「いい?角度が大事なんだよ…角度が………はぁ!!」
穂乃果「…………」
真姫「残念ね、名人さん」
穂乃果「ま、真姫ちゃんもやってよ!これ難しいんだから!!」
真姫「わ、私!? 私、やったことないんだけど…」
穂乃果「えー?真姫ちゃん逃げるの?」
真姫「くっ……いいわ、やってやろうじゃない!!おじさん、一回よ!!」チャリ
穂乃果(ふふふ、どうせ見事に失敗して泣きじゃくるよ…
『もー!どうして破けるのよ!!』って)
真姫「よっと…これでいいの?」
おじさん「お、お嬢ちゃん筋がいいねぇ!」
穂乃果「………」
ーーーー
真姫「あっ破けちゃった…」
おじさん「始めてで三匹ってお嬢ちゃんやるねぇ!今日から金魚すくい名人だ!!
ほら、持って帰んな」
穂乃果「よかったね…金魚すくい名人の真姫ちゃん………」
真姫「ちょっと、拗ねないでよ……」
穂乃果「別に拗ねてないもん……」
真姫「まったく……ほら、この子達あげるから機嫌戻しなさいよ」
穂乃果「え?…でもこの子たちせっかく真姫ちゃんが採ったのに……」
真姫「いいのよ、だって穂乃果の浴衣にも金魚が描かれてるじゃない」
穂乃果「あっ…そっか………」
穂乃果「だったら尚更真姫ちゃんが育ててよ!」
真姫「どうして?」
穂乃果「縁日が終わってもこの子達を見れば今日の穂乃果とのこと思い出しやすいでしょ?…だから真姫ちゃんが育てて」
真姫「………大切に育てるわ///」
穂乃果「うん♪」
穂乃果「じゃあ次は>>198に行こうよ」
すいません、誤爆です。
更新かと思った方、>>1さん本当に申し訳ございません。
>>223
ええんやで
穂乃果ちゃんと真姫ちゃんの絡みもっと書いてください!
おしっこで起きたので1レスだけ
真姫(穂乃果の髪いっぱい触れた…同じシャンプーなのになんであんないい匂いするんだろう/////)
真姫(私の髪も乾かしてくれて…////)サワ
穂乃果「ふぁ…」
真姫「眠いの?もう寝る?」
穂乃果「うん…」
真姫「じゃあ来客用の部屋があるから…」
穂乃果「…やだ」キュ
真姫「え?」
穂乃果「一緒に寝たい…」
真姫「い、一緒に!?////」
穂乃果「だめかなぁ…?」ウル
真姫「わ、わかったわよもう!しょうがないわね////」
穂乃果「真姫ちゃん優しい…♪」
真姫(大丈夫…大丈夫…お風呂でも保てたんだからいけるわよね私の理性!……だい、じょう…ぶ…よね?)
穂乃果「うわぁ…真姫ちゃんのベッドふかふか!」
真姫「そ、そう?」
穂乃果「これならすぐに寝ちゃいそうだよ~」
真姫「あ、寝る前に…」
穂乃果「ん~?」
真姫「明日、学校行ってみんなに会わない?早めに起きて、家に戻って着替えて…」
穂乃果「……」
真姫「大丈夫よ。私が一緒にいるから…どう?」
穂乃果「…じゃあ、いく」
真姫「いいこね…」ナデナデ
穂乃果「い、いいこって…真姫ちゃんより歳上なんだからね!全く……♪」
真姫「ふふ…すっかり忘れてたわ。みんなには明日の朝に部室に集まるように連絡しとくわね」
真姫(は!今すごい自然に頭撫でれた…!////)
穂乃果「うん…ふぁ…」
真姫「…よし。じゃあ寝ましょ」
穂乃果「はやくぅ」
真姫「……」ゴクリ
真姫(穂乃果と同じベッドで…/////)
穂乃果「なにしてるの?ほらぁ」グイ
真姫「きゃ!」ポス
穂乃果「ん~♪あったかいねぇ」ギュ
真姫「ちょ…も、もう////」
真姫(うわあああああ!う、うわあああああ!きゃあああああ!/////)
穂乃果「真姫ちゃん…」ウト
真姫「な、なに…/////」
穂乃果「お店で言ってくれたの…大好きって…嬉しかったぁ…」
真姫「え…」
『私が穂乃果を嫌う!?ありえない!むしろ大好きよ!』
真姫「あ!あれは!その!////」
穂乃果「あのね…穂乃果もねぇ…真姫ちゃんのこと…大好きだよぉ…」
真姫「」
穂乃果「……」
真姫「…ほ、穂乃果!私、穂乃果のこと!…ん?」
穂乃果「スゥ…スゥ…」
真姫「え…ね、寝たの…?」
穂乃果「まきちゃ…スゥ…」
真姫「…はぁ、まぁいいわ。私も寝よ」
穂乃果「スゥ…ンゥ…」
真姫「……」
真姫(わ、私も穂乃果のこと抱いて寝てもいいかしら…?いいわよね!やっちゃうわよ!////)ソー
真姫「…っ!////」プルプル
穂乃果「ん~…」モゾ
真姫「……!」
真姫(脚を…絡め…!////)
穂乃果「♪…スゥ…スゥ…」キュ
真姫「……////」ギュ
真姫(心臓やばい…寝れないわ////)ドキドキドキドキドキ
はい
すみません遅くなりますた
そして二度寝
――――――――――――――
穂乃果「ん…んぅ」
穂乃果(……五時?珍しく早く起きたなぁ)
真姫「スゥ…スゥ…」
穂乃果「……」ジー
穂乃果(真姫ちゃん綺麗だなぁ…)
真姫「スゥ…スゥ…」
穂乃果「真姫ちゃん…ありがとう♡」チュ
真姫「ん…」
穂乃果「えへへ…////」ギュ
真姫「ん……!」
穂乃果「あ、おはよ♪」ギュー
真姫「…オ、オハヨウ/////」
真姫(起きたら穂乃果がいる幸せ)
穂乃果「まだ五時だよ~」
真姫「は、早いわね。うん」
穂乃果「どうしよっか?」スリスリ
真姫(!?!!???)
真姫「しょ、しょうね!もももう起きましょうか!?/////」ガバ
穂乃果「はーい」
ちょっとお腹いたいのん
またあとで
真姫「お腹すいてる?」
穂乃果「すいてるかな」
真姫「じゃあご飯食べましょ」
穂乃果「朝ご飯作る!」
真姫「…一緒にやらない?」
穂乃果「うん!」
真姫「とりあえず顔洗いにいきましょ」
真姫(一緒に料理…新婚みたいでいいわね////)
真姫「ふぅ…おいしかった。随分時間があるわね…」
穂乃果「もう穂乃果の家にいく?」
真姫「そうね…行きましょうか」
―――――――――――――
穂乃果家
ガラガラ…
穂乃果「ただいまー…」
雪穂「…お姉ちゃん!?おかえり!随分早いね!変なことされなかった!?」ガシ
穂乃果「うわわ」
雪穂「あ、真姫さんもいるんですね。変なことしませんでしたか?」
真姫「し、してないわよ!////」
穂乃果「真姫ちゃんはそんなことしないよ~。ただ一緒にお風呂入って一緒に寝ただけだよ?」
雪穂「…真姫さーん」
真姫「」
雪穂「…まぁ、それぐらいなら許します」
真姫「そう…」ホッ
穂乃果「?私今から学校行くね」
雪穂「大丈夫?」
穂乃果「真姫ちゃんがいるから平気だよ」
雪穂「ふぅん…わかった」
穂乃果「じゃあ準備してくるね」タタ
雪穂「……真姫さん」
真姫「ん?」
雪穂「ありがとうございます…」
真姫「…別に」クルクル
雪穂「ところで本当に変なことしてないんですよね?」
真姫「し、してないって言ってんでしょ!?////」
雪穂「へ~…真姫さんってヘタレなんですね」
真姫「な…!?」
穂乃果「お待たせ~」トタトタ
真姫「……」
穂乃果「真姫ちゃん?」
真姫「…ん!」スッ
穂乃果「ん?」キョトン
真姫「手!繋いで行くわよ!////」
穂乃果「!…うん!」ギュ
真姫「…////」チラ
雪穂「……」ニヤニヤ
真姫「ふん!////」
穂乃果「いってきまーす」フリフリ
雪穂「ふふ、いってらっしゃい」フリフリ
――――――――――――
部室
真姫「七時…早く来すぎたわ…」
穂乃果「そうだねぇ…」
真姫「……」
穂乃果「……ふぁ」
真姫「やっぱり眠いわよね…早く起きたから」
穂乃果「うん…」ゴシゴシ
真姫「寝てていいわよ」
穂乃果「真姫ちゃん…」
真姫「なに?」
穂乃果「……膝枕」
真姫「す、好きにすれば?////」
穂乃果「するー♪」ポフ
真姫「……////」ナデ
穂乃果「ん…」
真姫「……////」ナデナデ
穂乃果「スゥ…」
真姫「早いわね………あ」
真姫(トイレいきたい…)
――――――――――――――
穂乃果「スゥ…スゥ…」
穂乃果「ムニャ…」
穂乃果「ん…?ん~…」
穂乃果「ふぁ…」ムク
にこ「……」ジー
穂乃果「ひぅっ!?」ビクゥ
にこ「…おはよう」
穂乃果「あ…うぁ…」キョロキョロ
にこ「穂乃果、あの…」
穂乃果「ま、まきちゃ…?真姫ちゃんどこぉ…?」ジワ
にこ「え…ちょ、ちょっと穂乃果?」
穂乃果「真姫ちゃあん…どこいるの…?真姫ちゃ、ひぐ…真姫ちゃんいないとだめなのぉ…」グスグス
にこ「ほ、ほら!にっこにっこにー!って…」
穂乃果「ふぇぇぇぇん…」グスグス
にこ「ど、どうすれば…」アワワ
ガチャ
真姫「ん?にこちゃ…!?ちょっと!なに泣かせてんの!?」
にこ「な、なんにもしてないわよ!?」
穂乃果「真姫ちゃん…!」ダキ
真姫「大丈夫?」
穂乃果「ひっく…一緒にいるっていったのにぃ…」グス
真姫「ごめん…」ナデナデ
穂乃果「ばかぁ…」ギュウ
にこ「え?」
にこ「え?」
実際いたらこの穂乃果かなり鬱陶しいだろうけどな
はたから見る分には可愛い
>>270
穂乃果ちゃんだから許されるのです
それにしても穂乃果ちゃん対人恐怖症みたいになってるなぁ…
ご飯食べて風呂入って歯磨いてお布団敷いたらきます
ガチャ
凛「穂乃果ちゃ~ん…」
花陽「いますか~…?」
穂乃果「……」ギュー
真姫「よしよし…」ナデナデ
凛「」
花陽「」
にこ「おはよう…」
凛「ええ!?」
花陽「どういう状況なのぉ!?」
真姫「あら、三人揃ったわね…穂乃果」
穂乃果「う…」サッ
真姫「もう、背中に隠れないで…」
穂乃果「……」キュ
にこりんぱな「……」
真姫「はぁ…あんた達、穂乃果に言うことあるんじゃないの?」
にこ「あ…ほ、穂乃果?」
穂乃果「……はい」
凛「あのね、最初はね、凛がね、穂乃果ちゃんを、怖がらせよって…」シドロモドロ
花陽「わ、私も乗り気で…あの、その…」シドロモドロ
にこ「と、とにかく!」
にこりんぱな「穂乃果(ちゃん)!ごめんなさい!!」ガバ
穂乃果「……」
にこ「本当にごめん!穂乃果があんなになるなんて思わなくて…ただ、驚かせようと…」
穂乃果「……穂乃果のこと、嫌ってたからイジメたんじゃないの?」
凛「違うよ!そんなつもりじゃなくて、ドッキリみたいな…」
穂乃果「……嫌ってないの?」
花陽「き、嫌う?あるわけないよ!」
穂乃果「……」チラ
真姫「ね?三人とも、穂乃果のこと嫌ってなんかないのよ?」
穂乃果「……」
にこりんぱな「うぅ…」
穂乃果「……」
穂乃果「……」ブワ
にこりんぱな「!?」
穂乃果「うぁ…あ…ああぁ…!」ポロポロ
花陽「ほ、穂乃果ちゃん!?」アワアワ
にこ「どうしたのよ!?どこか痛いの!?」アワアワ
凛「真姫ちゃん、きゅ、救急車!真姫ちゃんが救急車ー!」アワアワ
真姫「落ち着きなさい」
穂乃果「違うぅ…!ひっ…ずっと、嫌われてたからだとぉ、ふぐ…おもってたがらぁ…」グスグス
凛「え?え?」
穂乃果「ほのかがぁ、きらわれるようなこどしてぇ、ひぃ…いじめられたのかと、ひっく…おもっちゃったのぉ…」グスグス
にこ「そ、そんな…ありえないんだからそんなこと!」ダキ
穂乃果「にこちゃあん…」グスグス
花陽「穂乃果ちゃん…!違うからね!」ダキ
凛「ごめんね!ごめんねぇ!」ダキ
穂乃果「うぁ…花陽ちゃ、凛ちゃあん…」グスグス
真姫「……」
真姫「…はい、もういいでしょ?離れなさい」グイ
にこ「ちょっとなによ…」
凛「今いいとこなのに…それに久々の穂乃果ちゃんなんだから嫌にゃ」
花陽「真姫ちゃん?」
真姫「はいはい、いいから早く」グイグイ
真姫「よかったわね穂乃果」ナデナデ
穂乃果「ぐす…うん!」
にこりんぱな(えー……)
真姫「さて、残りの四人は…」
バン!
穂乃果「」ビク
絵里「穂乃果ぁ!」
希「穂乃果ちゃん!?」
ことり「穂乃果ちゃあん!」
海未「…っ」
真姫「来たわね…」
海未「…穂乃果!なにをしていたんでか!!」バン!
穂乃果「ひっ!?」ビクッ
真姫「!?それやめなさいよ!」
海未「え…」
穂乃果「ゃぁ…」ギュ フルフル
真姫「大丈夫よ、大丈夫だから…」
海未「ほ、穂乃果…?どうしたのですか?」オロオロ
ことり「穂乃果ちゃん…?」
真姫「っ!…あんた達、自分たちが穂乃果にしたことわかってるの!?」
絵里「え…」
希「ウチらも…?」
真姫「……にこちゃん、凛、花陽」
にこりんぱな「?」
真姫「穂乃果と一緒に外出てて」ゴゴゴゴゴ
凛「え、真姫ちゃん怖い」ガタブル
花陽「ほ、穂乃果ちゃんいこ?」
穂乃果「真姫ちゃん…」キュ
真姫「少し待ってて」
穂乃果「うん…」
真姫「あ、それとあんまり穂乃果にベタベタするんじゃないわよ」
にこ「はぁ?なんでそ…」
真姫「し・な・い・で・よ?」
にこ「そう!わかったわ!ほら、いくわよ!早く!!死にたいの!?」
パタパタ…
バタン
真姫「…さて、それじゃあじっくりと話をしましょうか?」ニコォ
寝ては起きて寝ては起きて…
今日は休みだからちゃんと寝る!すまんこ!
あとたぶん今日で終わる
――――――――――――――
花陽「ジュース買ってきたよ。はい、穂乃果ちゃん喉渇いてるよね?」
穂乃果「うん、ありがとう…ぷはぁ」
凛「立ちっぱなしじゃ疲れるにゃ!ハンカチ敷いたから座って?」
穂乃果「いいの?…じゃあ」スト
にこ「穂乃果この飴あげるわ。イチゴ味」
穂乃果「わぁ…」
花陽「長いね…」
凛「たまにおっきな声が聞こえてくるにゃ…怖い」
にこ「おいしい?」
穂乃果「うん」コロコロ
にこ「そう」ナデナデ
ガチャ
真姫「もう入って…」
にこ「あ」
真姫「……」
にこ「……」ドキドキ
真姫「……入っていいわよ」
にこ「え、ええ…」ホッ
お寿司おいしいチカ
お昼ご飯食べて帰ったら一気に書いて投下するね!
希「ウチを唆したのはえりち。よってえりちが悪い」
絵里「最初にやりだしたのは幼馴染二人。その中でも留学行けばよかったとか言ったことりが1番たちが悪い」
ことり「最初にやりだしたのは海未ちゃん。当然海未ちゃんが1番悪い」
海未「3年生には下級生を管理する責任がある。止めるどころか自分たちも加担するとは言語道断。よって生徒会の二人が悪い」
すいません寝てしまいました
うみことえりのぞ「……」グス
凛(ほっぺた真っ赤にゃ…)
花陽(痛そう…)
にこ(正座…)
穂乃果「……」
海未「ほ、穂乃果…!すみませんでした!私はなんてことを!」ドゲザ
ことり「ごめんなさい!前に言ったこと全部嘘なのぉ!!嫌ってなんかないのぉ!」ドゲザ
絵里「ごめんなさい!かしこくないことしちゃって傷つけて!ごめんなさいぃ!」ドゲザ
希「すいませんでした!許してください!」ドゲザ
穂乃果「……」
にこ(土下座って実際に初めて見たわ…)
穂乃果「………なんで?」
うみことえりのぞ「え?」
穂乃果「それなら、なんで、あんなこと、したの…」
海未「そ、それは…その、穂乃果の怯えた姿はとても可愛いらしいだろうなと思いまして…それで魔がさしたといいますか…」
ことり「穂乃果ちゃんの泣き顔可愛いから…見たくなっちゃって…」
絵里「わ、私達も…そのあと慰めて穂乃果と仲を深めたりとかも考えたり…」
希「ちゃうねん…ちゃうねんて…絵里ちがな?」
絵里「ちょっと!?」
希「だってぇ…」
真姫「希」ギロ
希「はい…言い訳してごめんなさい…ウチもノリノリでやってましたぁ…」グス
穂乃果「………なに、それ?」ジワ
海未「穂乃果…?」
穂乃果「……もう、教室行かなきゃね。時間だし」グシグシ
花陽「え?あ、ほんとだ!」
真姫「大丈夫なの?」
穂乃果「うん…お昼ご飯一緒に食べよ?にこちゃん達もいい?」
真姫「…わかったわ」
にこ「も、もちろんよ!」
花陽「で、でも…」チラ
凛「あっちの四人は…」チラ
穂乃果「もう行くね!またあとで!」
ガチャ
バタン
ことり「穂乃果ちゃあん…」グス
海未「あぁ…こんなはずでは…」グス
絵里「もう終わりよ…完全に嫌われたわ…」グス
希「絵里ち…さっきはごめんね?」
絵里「いいのよ…実際私から持ちかけたんだし…私こそ巻き込んでごめんなさい…」
希「ううん…そんなことないよ…」グス
海未「真姫…私達はどうすれば…」グス
真姫「……せいぜい謝れば?それで許すかどうかは穂乃果が決めることよ」
ことり「うぅ…」
真姫「自業自得ね。もう鐘が鳴るからいくわよ」
真姫(さて、穂乃果はどうするのかしら… )
――――――――――――
SHR後
フミコ「もう大丈夫なの?」
穂乃果「うん!」
ヒデコ「海未もことりもすごい心配してたよ」
穂乃果「ふぅん…」
ミカ「二人と話してないけどどうしたの?ケンカした?」
穂乃果「ケンカとかじゃないよ…うん」
ヒフミ「?」
海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「……」
――――――――――――
休み時間
海未「ほ、穂乃果…次は移動教室ですよ?それで、あの…」
ことり「少しだけでいいからお話しを…」
穂乃果「……」ガタッ テクテク
海未ことり「うぅ…」ポロポロ
モブ(え、泣いてる…?)
穂乃果「……」
――――――――――――
別の休み時間
穂乃果「……あ」
絵里「あ…穂乃果…!」
希「穂乃果ちゃん!あの、ごめ… 」
穂乃果「……」タッタッタッ
絵里「あ…待って!…謝らせてももらえない」グス
希「それだけのことをしたんよウチらは…」グス
穂乃果「……」
――――――――――――――
昼休み屋上
穂乃果「……」モグモグ
真姫「…やっぱり海未達が気になる?」
穂乃果「そんなこと…」
にこ「…無理して許さなくていいわ。仲が悪いアイドルグループなんてたくさんあるんだし」
凛「でもやっぱりみんな仲良しが一番にゃ…」
花陽「そうだよね…」
穂乃果「……」
真姫「穂乃果の好きにすればいいのよ」
にこ「…でも、そろそろあの扉のとこのいるのうざったいし話ぐらいは聞いてあげたら?」
うみことえりのぞ「……」コソコソ
穂乃果「……」チラ
真姫「…ちょっと!そんなとこ隠れてないでこっち来なさい!というよりそれ隠れてないわよ」
うみことえりのぞ「!……」
ガチャ
うみことえりのぞ「……」
穂乃果「……」
真姫「……」
ことり「え…と、話したくて…」オロオロ
絵里「邪魔なら帰るから…」オロオロ
希「また放課後にでも…」オロオロ
穂乃果「……」
海未「あの、穂乃果…」オソルオソル
穂乃果「……海未ちゃん、すごく怖かった」
海未「!は、はい…本当に、すびませんでした…」ポロポロ
穂乃果「ことりちゃんのは…本当に、ひどいよ…あんな…」
ことり「ごめんね…ごめんなさい…」ポロポロ
穂乃果「絵里ちゃん、希ちゃん…無視されるのってね、とっても傷つくんだよ…?」
絵里「ごめんね…本当に、ごめんなさい…気が済むまで殴っても構わないわ…」ポロポロ
希「ウチも…穂乃果ちゃんのこと傷つけて、ごめんなさい…」ポロポロ
穂乃果「…反省してる?」
海未「はいぃ…」ポロポロ
穂乃果「……」
穂乃果「………もういいよ」
海未「え…」
穂乃果「許してあげる…」
ことり「ほ、本当に!?」
穂乃果「うん…真姫ちゃんが代わりに怒ってくれたみたいだし…」チラ
真姫「……」フン
穂乃果「でも次こんなことしたら絶交だからね?」
絵里「しない!しないわ!」
希「約束するから!絶対しないから!」
穂乃果「……あと、私もさっき無視みたいなことしたりしてごめんなさい」ペコ
海未「ああ…あ…そんなこと…」ポロポロ
ことり「私達が悪いのに…」ポロポロ
希「天からの使いと違うん…?」ポロポロ
絵里「はらしょー…」ポロポロ
穂乃果「もう…泣き、すぎだよ…」ジワ
ことり「穂乃果ちゃん…抱きしめてもいい…?」ポロポロ
海未「穂乃果に触れたいのです…」ポロポロ
穂乃果「…いいよ」スッ
海未「穂乃果あああああ!!」ダキ
ことり「穂乃果ちゃん!穂乃果ちゃあん!」ダキ
穂乃果「きゃ…ふふ」ポロポロ
絵里「わ、私も!穂乃果に会えなくて寂しかったのぉ!」ダキ
希「穂乃果ちゃん本当にごめぇん!」ダキ
穂乃果「もう…苦しいよぉ…うぁ…うああぁぁ…」ポロポロ
にこ「許しちゃうのね」
凛「穂乃果ちゃんって天使だにゃあ」
花陽「うぅ…よかったぁ」
真姫「もう少しこらしめてもよかったと思うけどね…別にいいけど」
にこ「引き剥がさないの?」
真姫「昼休み終わるぐらいまでならいいんじゃない?お弁当食べましょ」
穂乃果「ひっく…うわああああん!」グスグス
――――――――――――――
数日後
海未「穂乃果!疲れてませんか?もう少し休憩します?」
ことり「これドリンク!水分補給しっかりね!」
絵里「あ!すごい汗かいてるじゃない!タオルよ!」
希「暑いんやない?ウチが扇いであげる!」パタパタ
穂乃果「大丈夫だよ!ありがとう!」フキフキ
海未「そうですか?でもあと5分だけ休憩しましょう!」
真姫「あれから一層に甘くなったわね」
にこ「一番甘いのはあんただけどね」
真姫「え?そう…?」
凛「これはもう駄目にゃ」
花陽「あはは…」
にこ「それにしても穂乃果はあんたにべったりよね…ずるい」
真姫「そ、そんなことないんじゃない?////」クルクル
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん!」
真姫「どうしたの?」
穂乃果「今日真姫ちゃん家に泊まりにいってもいい?」
真姫「べ、別にいいわよ////」
穂乃果「やった♪じゃあ今日は一緒に帰ろうね!」
真姫「うん////」
にこ「見てみなさい花陽…海未達のあの悔しそうな顔」
花陽「うわぁ…本当だ」
海未「ギギギ…何故…」
ことり「真姫ちゃんずるいずるいずるい」
絵里「私もお邪魔しちゃ駄目かしら…?」
希「駄目なんじゃないかな…」
――――――――――――――
海未「真姫…穂乃果に変なことしないでくださいね?」
真姫「もう!しないわよぉ!////」
ことり「真姫ちゃんヘタレだし大丈夫だとは思うけどね」
海未「それはそうですね」
真姫「ぐ!?」
穂乃果「なんの話?」
ことり「真姫ちゃんはヘタレだなぁって」
穂乃果「ふーん?」
海未「では私達はここで」
ことり「じゃあね~また明日」
穂乃果「ばいばーい」
真姫「じゃあね…」フン
穂乃果「私達もいこ!」ギュ
真姫「ええ////」ギュ
>真姫「じゃあね…」フン
>
>穂乃果「私達もいこ!」ギュ
>
>真姫「ええ////」ギュ
真姫ちゃん二重人格かな?
―――――――――――――
真姫家
真姫(今日も一緒にお風呂入っちゃった…////)
穂乃果「そろそろ寝よっか」
真姫「そうね…」
穂乃果「今日も一緒に寝ていい…?」
真姫「いいけど…////」
穂乃果「やった!」
真姫「じゃあ、おやすみ」
穂乃果「おやすみ~」
真姫「……」
穂乃果「……」
真姫「……」
穂乃果「……真姫ちゃん起きてる?」
真姫「…起きてる」
穂乃果「…真姫ちゃん、本当にありがとう」
真姫「聞き飽きたわよ…もう」
穂乃果「お礼したいな…」
真姫「そんなのいいってば…」
穂乃果「なにかしてほしいことない?なんでもするよ?」
真姫「……なんでも////」
穂乃果「うん、なんでも」
真姫「……」
雪穂『ヘタレですね』
ことり『ヘタレだし』
真姫「……」イラ
真姫「…なんでもいいのね?」
穂乃果「うん」
真姫「なんでも…していいのね?」
穂乃果「……ん?うん?」
真姫「……もいい?」
穂乃果「え?なに?」
真姫「キス、してもいい?/////」
穂乃果「……」
真姫「…ごめん!今のな」チュ
穂乃果「…えへへ/////」
真姫「あ…うぇ…?//////」
穂乃果「恥ずかしい…/////」ギュー
真姫「ほ、ほ、穂乃果…/////」
穂乃果「なぁに?/////」
真姫「好き…私と、つ、付き合って/////」ギュ
穂乃果「!うん…私も、大好き…/////」
真姫「ほ、ほんと?/////」
穂乃果「うん…ねぇ、他には?」
真姫「ほ、他?」
穂乃果「他にしたいこと…ないの?////」
真姫「…もっと、キスしたい////」
穂乃果「うん…いいよ////」チュ
真姫「穂乃果…穂乃果ぁ…ん♡」チュ
穂乃果「ん…ふ…♡」チュ
真姫「はぁ…穂乃果…愛してる/////」
穂乃果「…ねぇ真姫ちゃん?/////」
真姫「なに?」
穂乃果「幸せにしてね?」
真姫「当たり前よ…」ギュ
穂乃果「ふふ…もう幸せだぁ…」ギュ
真姫「私も…」
穂乃果「……眠くなってきちゃった」
真姫「寝ましょうか…」
穂乃果「うん…おやすみ…」
真姫「おやすみ…」
お わ り
かけ足で終わらてしまって申し訳ない限りです
なんとか昨日のうちに終わらそうとしてたけど全くいい終わりかたが思いつかなかった
とにかくここまでありがとうございます
あと園田は悪くないんだ
全部俺が悪いんだ
四人ほどクズにしておきながら真姫だけ異常に善人化されているのに依怙贔屓を感じて気持ち悪かった
おまけ
『怖かった』
海未「だからですね…決して傷つけようと思ってやったわけでは…」
ことり「穂乃果ちゃんなら許してくれるかなって…思ったり…」
真姫「…ちょっと、歯を食いしばりなさい?」
海未「え?…っ!」パァン!
ことり「っんぅ!」パァン
海未「ま、真姫…」ウル
ことり「いたいよぉ…」ウル
真姫「次はそこの二人」
絵里「ひっ…ほ、穂乃果って可愛いじゃない?だ、だからどんな可愛い反応するかね?気になってね?」ガクブル
希「う、ウチは絵里ちに二人のほうが効果あるからって…」オドオド
絵里「希も乗り気だったでしょ!」
真姫「……いくわよ」
絵里「ちょっとま…っ!」パァン!
希「あ…っ!」パァン!
絵里「うぅ…」ウル
希「ごめんなさい…」ウル
真姫「その軽はずみな行動で穂乃果がどれだけ傷ついたと思ってんのよ!!あと謝る相手が違うでしょ!!」
うみことえりのぞ「は、はいぃ…」ポロポロ
海未「怖かったですね…」
ことり「思い出したら…」サスサス
希「本当にごめんね…絵里ち…」
絵里「いいのよ…」
『天使の妹』
ピンポーン
雪穂「はーい」
うみことえりのぞにこりんぱな「……」
雪穂「…お姉ちゃんなら出掛けてますけど」
海未「いえ、今日は雪穂に…」
雪穂「……別にもう怒ってないよ?お姉ちゃんは許したんでしょう?」
ことり「い、いいの?」
雪穂「お姉ちゃんがいいって言ってたからいいよ。でもみなさん、あんなこともうしないでくださいね?それと、これからもお姉ちゃんと仲良くしてください」ニコ
うみことえりのぞにこりんぱな(天使の妹は天使か…)
『将来』
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん」
真姫「んー?」
穂乃果「真姫ちゃん家はお医者さんだよね?」
真姫「そうね」
穂乃果「真姫ちゃんも将来はお医者さんになるの?」
真姫「一応そのつもりだけど…」
穂乃果「そっかぁ…」
真姫「どうしたの?」
穂乃果「うち和菓子屋だから、私か雪穂のどっちかが継がなきゃいけないなぁって…」
真姫「……」
穂乃果「やっぱり雪穂が…でも雪穂にもやりたいこととかあるんだろうし…」
真姫「ねえ、今度職場見学できないか聞いといてくれない?」
穂乃果「え?うちの?どうして?」
真姫「…少し興味がね////」クルクル
穂乃果「ふーん?じゃあ聞いてみるね」
真姫「お願いね」
>>402
すみませんでした…
今後はこのようなことがないようにします
依頼出してきます
あ、ひとつ忘れてた…
『雪穂』
穂乃果「雪穂は将来のどうするの?」
雪穂「え、なに急に…まぁ特にはこれといってないかな」
穂乃果「お店継ぐ?」
雪穂「それでもいいけど」
穂乃果「なんか適当…」
雪穂「いいんだよ私は…お姉ちゃんは自分のことだけ考えてなよ」
穂乃果「え~」
雪穂「ふふ、私はお姉ちゃんが幸せなら、それでいいんだよ…」ボソ
穂乃果「なに?」
雪穂「なんでもない!冷蔵庫におやつあるって言ってたよ!」
穂乃果「え!なんだろ!」タタ
ウワー!ケーキダ!!ユキホー!ケーキー!
雪穂「ふふ…」
このSSまとめへのコメント
次はほのうみに持ってって下さい
おいー!?いいとこで終わらすなよ〜(泣)
>>402にすげえ同意だわ
他のキャラ踏み台にしてまで聖人化するのはすげえ不快
たかがSSに文句つけすぎだろ
勝手に見て批評してるお前らも見てて不快
お前がどう思おうなんて知らねえよ
感想言うのは自由なんだからそういうの見るの嫌ならコメント欄なんぞ見るんじゃねえよ
たかがSSとかそんなの関係ねえから
2次創作に文句垂れてる奴ってなんなんだろうな〜っていつも思う
SSなんだし嫌なら見なきゃいいのに
文句言って何になるんだよ
なんだこいつら気持ち悪いな
何故批判的な感想言うのを同じ読者から否定されなきゃならんのか
嫌なら見るなはそっくりそのままお返しするわ
自由だからって何言ってもいいと思ってんのか
せめて言い方に気をつけろよ
言い方気をつけるのはどっちもどっちだろ
よーしけんかしちゃうみんなのためにみんななかよしのssかいちゃうぞー(棒)
キャラを自由に動かせるのがSSのいいところだろ
たまたまそういう立ち位置に真姫を据えただけで聖人化してるとか本当に気持ち悪いなお前ら・・・
いつのまにか最後まで読んでました!
次の作品も楽しみにしてまーす!!
上の一部の人達落ち着いてw
※13さんみたいな事を書こうよ。な?
俺は素直に良い作品だと思うけど
真姫が聖人化()されてなかったら誰が話進めんだよ
良作は嫉妬されちゃうのかなぁ?笑
批判と反批判、両方とも自分を中心に世界が回ってると思ってるからしょうがないね