ジャン「あんな所に模型発見！」ｶﾁｯ

ジャン「頂き！！」ｻﾞｸｯ

ジャン「あの二人って･･･いつもああいう感じなのか？」

～訓練後～

キース「これより貴様らの成績を発表する！！」

一同「はっ！！」

コニー(結果は順調？だ)

サシャ(コニーには負けたくありません！)

ジャン(あの二人からオーラが凄げぇ･･･)

キース「ジャン・キルシュタイン､7体成績は7095P」

キース「コニー・スプリンガー､4体､成績は4125P」

キース「サシャ・ブラウス､3体､成績は3980P」

コニー(勝った！！)

サシャ(パン･･･スープ･･･サヨナラ･･･)

ジャン(勝者はコニーか･･･)

～夜の食堂～

コニー「そうだった･･･忘れてた･･･」

サシャ「ジャンも参加していたんですね･･･」

ジャン(正式に言えば参加させられたんだが･･････)

コニー「ほらよ･･･ジャン･･･約束ノ品ダ･･･」ｻｯ

サシャ「私からもどうぞ･･････」ｽｯ

ジャン(何か悪りぃな･･･)

ジャン「返す」

コニー「それはジャンが勝ち取った物だ･･･食えよ･･････・」ｷﾞｭﾙﾙ

サシャ「そうですよ･･･」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ジャン「いいか？お前ら？これは神様からのプレゼントだ､受け取れ」

コニー「え･･･マジか･･･？」

サシャ「いいんですか･･･？」

ジャン「早く受け取れ､くっちまうぞ」ｱｰﾝ

コニー「サンキュー！！」ﾊﾞｯ

サシャ「ありがたく貰います！！」ﾊﾞｯ

ジャン(何の躊躇いも無く取りやがった･･･)

コニー「ふーー食った食った！！」

サシャ「そうですね！！」ｼﾞｰｰｰｰ

ジャン(何だか視線を感じるような･･･)ﾁﾗｯ

サシャ「ﾎｼｲﾅ･･･」ｼﾞｰｰｰｰ

ジャン(やっぱり･･････)

カーンカーン

ジャン(鐘だ･･･片付けよう･･･の前にこれをやろう･･･)

ジャン「サシャ､コレやるよ」ﾎﾟｲｯ

サシャ「パーーーーーーーン」ﾋﾟｭｰ

ジャン(早！？)

コニー「ジャン！！行こうぜ！！」

ジャン「おう！」

～男子寮～

コニー「今日はありがとな！！」

ジャン「別に良いが･･･」

コニー「じゃあまた明日モ頑張ろうな！！」

ジャン(明日も！？イヤ･･･冷静に考えろ･･･どうせ訓練の事だ･･･)

ジャン(だったら何だ？今日みたいに飯を賭けて勝負のやつか？)

～翌朝～

コニー「よし！今日も頑張ろうぜ！」

ジャン「！？」

～訓練前～

コニー「今日は兵站行進で勝負だ！」

サシャ「誰が一位か競争しましょう！」

ジャン(どっちかじゃなくて誰が！？俺も入ってる･･･)

サシャ「よ～～い」

コニー「スタート！！」

タッタッタッ

～五分後～

コニー「まだ追い付いていやがる･･･勝利を掴むのは･･･俺だ！」

サシャ「コニーには･･･負けたくありません･･･」

ジャン(まただ･･･入れさせられた･･･)

コニー「うおーーー絶対勝つ！！」ﾀﾞｯ

サシャ「このままでは･･･負けてしまいます･･･」ﾊｧﾊｧ

ジャン「おーい」

サシャ「？」

ジャン「近道だとよ･･･でっかく書かれてやがる･･･」

サシャ「じゃあここを通れば･･･」

ジャン「ゴールに行ける！」

～コニー～

コニー「ハァ･･･サシャは･･･来てないな･･･俺の勝ちだ！！！」

コニー「後は歩いて行こう♪」

コニー「今日は食糧２倍だ♪」

～１０分後～

コニー「到着！！」

コニー「あいつはいつ来るんだ？」

ジャン「よう､コニー」

コニー「え！？ジャン！？」

ジャン「遅かったな」

コニー「何で居るんだ！？遅れてたはずなのに！？」

ジャン「お前･･･近道の看板見たか？」

コニー「え･･･看板･･･？」

ジャン「ああ」

コニー「じゃあ･･･芋女も･･･」

サシャ「コニーに勝つとこんなに気持ちがいいなんて思いませんでした！」

コニー「････････････」

～食堂～

コニー「･･････」

サシャ「美味しいですねぇ！パン！」

コニー「･･････」

ジャン「大丈夫か？コニー･･･」

コニー「ﾂｷﾞﾊ･･･」

ジャン「？」

コニー「次は対人格闘技だ！！」ｶﾊﾞｯ

サシャ「良いですよ」

ジャン(軽っ)

～訓練場～

コニー「覚悟しやがれ！！芋女！！」

サシャ「負けませんよ！！」

コニー「ルールはこうだ」

１対１で3回倒れたら負け
「あっ！UFO」等で気を反らすのは反則
死んだ振り等も反則

コニー「このルールだ！！」

サシャ「良いですよ」

コニー「食らえーーー！！」ｽｯ

サシャ「そんな攻撃でやられる私じゃありません！！」ｻｯ

コニー「ちっ！！外れた･･･」

ジャン(コニーは勝ってんのか？コニーが負けたらパンを少し分けてやるか･･･)

コニー「食らえーーー！！」ｽｯ

サシャ「そんな攻撃でやられる私じゃありません！！」ｻｯ

コニー「ちっ！！外れた･･･」

ジャン(コニーは勝ってんのか？コニーが負けたらパンを少し分けてやるか･･･)

すまん　23は無視して

ジャン「いくぜ！マルコ！」ｹﾞｼｯ

マルコ「えっ！？」ｸﾞﾙﾝ

マルコ「痛！！」ﾄﾞｻｯ

ジャン「すまねぇな､マルコ」ﾃｦｻｼﾀﾞｽ

マルコ「不意討ちは卑怯だよ･･･」ｲﾀﾀ

ジャン「悪りぃな」

コニー「次で･･･勝負が･･･」

サシャ「決まります･･･」

コニー「どっちかが倒れたら･･･」

サシャ「勝負が決まります･･･」

コニー(次の一手に賭けろ人生♪･･･って何で遊んでんだ･･･俺･･･)

サシャ(リラックス､リラックス､落ち着けばコニーに勝てます･･･)

コニー「蜂のように刺し」ｽｯ

サシャ「蝶のように舞う」ｻｯ

コニー「！！」

コニー(足ががら空きだ･･･今ならいける！！チャンスは･･･この一度だけだ！！)

コニー「今だ！！」ﾄﾞﾝｯ

サシャ「え？」ﾄﾞｻｯ

サシャ「え？私が下で･･･コニーが･･･上？」

コニー「勝ったぜ！！ジャン！！俺やったぞ！！」

ジャン「よくやったなー」

～夜の食堂～

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

コニー「念願の勝利だぜ！！」ﾊﾟｸｯ

ジャン「良く勝てたな」

サシャ(明日には飢えて死んでいる･･･お父さん･･･さようなら･･･)

ミカサ「エレン､パンカスが服に落ちてる」

エレン「あ？あぁ､サンキュー！ミカサ！」

ミカサ「」ﾎﾟｯ

ジャン(ミカサ･･･)

ジャン(まぁこれで後悔しただ･･･ギュルルルル)

ジャン(え！？･･･ギュルルルル)

ジャン(サシャの腹の音が･･･ギュルルルル)

ジャン(邪魔して･･･ギュルルルル)

ジャン(･････････ギュルルルル)

ジャン(何だこの状況は･･･ギュルルルル)

ジャン(少しだけやるか･･･ギュルルルル)

ジャン「サシャ･･･パンの４分の１やるよ」

サシャ「！！！！！」

ジャン「どうした？」

サシャ「ありがとうございます！！！」ﾊﾞｯ　ﾊﾟｸｯ　ｺﾞｯｸﾝ

ジャン(全ての行動が速い･･････)

カーンカーン　カーンカーン

ジャン(終了の鐘だ･･･やっと終わった･･･)

サシャ「･････････」ｼﾞｰ

ジャン(またかよ･･･)

ジャン「もうやらんぞ」ｶﾞﾀｯ

サシャ「･････････」ｶﾞｰﾝ

～男子寮～

ジャン(はぁー･･･今日１日が長く感じた･･･明日は休暇だし･･･しっかり休んでおこう･･･)

コニー「よお！！ジャン！！」ﾇｯ

ジャン「うお！？いきなり出てくるなよ･･･マジでビビった･･･」

コニー「明日の休みに映画見に行かねぇか？」

ジャン「チケットはあるのか？」

コニー「ここにちゃんと２枚あるぜ！！」ﾋﾟﾗｯ

ジャン「待てよ･･･そのチケット･･･」

コニー「あぁ」

ジャン「あのＭｒ．スーパー仮面のチケットか！？」

コニー「おう！！」

ジャン「行こうぜ！！」

コニー「行くか！！」

ジャン「そろそろ中に入らないと､教官にしばかれる･･･中に入ろうぜ」

コニー「おう！！」

ジャン(明日は映画か･･･楽しみ･･･ギュルルルル)

ジャン(な！？離れてるはずなのに･･･ギュルルルル)

ジャン(･･･嫌な事は忘れよ･･･ギュルルルル)

ジャン(何で俺だけ聞こえるんだ！？･･･ギュルルルル)

ジャン(もう寝よ･･･ギュルルルル)

ジャン「･･････ギュルルルル」

ジャン「･･････ギュルルルル」ｶｻｯ

ジャン「･･････ギュルルルル」ｲﾗ

ジャン「･･････ギュルルルル」ｲﾗｲﾗ

ジャン(鬱陶しい･･･もう嫌だ･･･)ﾑｸｯ

スタスタ

ガチャン

ジャン(はいはい･･･持ってけばいいんだろ･･･)ｽﾀｽﾀ

ジャン(ここら辺でいいだろ･･･)ﾎﾟﾄｯ

スタスタスタスタ

ジャン(やべっ！？もう来やがった)ｱｾｱｾ

ジャン(一旦木陰に身を隠す)ｶﾞｻｯ

ガチャン

サシャ「この臭いは･･･パン！！！」

ジャンは疑問に思った　パンに臭いはするのか

ジャン(今度臭いを嗅いでみよう･･･)

サシャ「これはきっと神様からのプレゼン･･･え？神様･･･？」

～あの日～

ジャン「神様からのプレゼントだ！貰っておけ！」

～今～

サシャ「ジャン･･･？このパンは･･･ジャンの･･･？」

キース「サシャ・ブラウス･･･貴様は何故ここにいる･･･？」

サシャ「ヘ？」

キース「夜７時以降は外に出るなと入団式の日に言ったはずだが･･･」

トイレ以外

サシャ「ここにパンが落ちていたので･･･」

キース「何故そこにパンがある･･･」

サシャ「知りません･･･多分･･･ジャ･･･」

ジャン「ちょっとトイレに行ってきまーす！！サシャ､お前も来い」

サシャ「私も行きたかったところです！」

キース「後で来い･･･来なかったら･･･」

サシャ「はい！！」

～トイレ前～

ジャン「危なかった･･･殺されかけた･･･」

サシャ「このパン･･･ジャンのですか？」

ジャン「あ？そうだが､要らねぇなら返せ」

サシャ「下さい！！」ﾊﾟｸｯ

ジャン「あのな･･･賭けなんてもう辞めろ」

サシャ「ハイ？」ﾊﾟｸｯ

ジャン「勝ったら獲得できるのは良いが負けたら取られるんだぞ？」

サシャ「ハイ･･･」ﾊﾟｸｯ

ジャン「分かったか？」

サシャ「ハイ！！」ｺﾞｯｸﾝ

ジャン「分かったなら良し！戻るぞ」

サシャ「そうですね！！」

～女子寮の前～

サシャ「ジャン！！また明日会いましょう！！」

ジャン「じゃあな」ﾃｸﾃｸ

～翌日～

キース「サシャ・ブラウス･･･死ぬ寸前まで走れ･･･今すぐだ･･･」

サシャ「あ」

サシャはこのあと死ぬ寸前まで走らされました

終

ＯＭＡＫＥ

サシャ「コニー･･･」ｺｿｺｿ

コニー「何だよ･･･芋女･･･」

サシャ「その･･･持ってる物･･･私に･･･分けてください･･･」

コニー「はっ？」

サシャ「お願いします･･･」ﾍﾟｺﾘ

コニー「オイ･･･ジャン･･･助けてくれ･･･」

ジャン「何だよ？」