ジャン「いい加減に安価でミカサと付き合う」(88)

ジャン「もういいだろ…そろそろ俺も決めてやるぜ!」

ジャン「大切なのは第一印象だ、というわけで俺がミカサに話しかける第一声は」

ジャン「『>>3』だな!これでミカサも完璧に俺を意識するはずだ!」

裸で現われる

食堂

エレン「はぁ、今日も疲れたぜ…早く巨人駆逐してえな」

アルミン「どうして駆逐?…でも今日は本当にハードだったね」

ミカサ「そうでもない」

エレン「…お前は全然平気なのかよ」

ミカサ「私は身体を完璧に支配することが出来るから…でも、エレンはそうでは無い。だから今はしっかり食べるべき」グイッ

エレン「ああ!一々うるせえな…言われなくても食うって!」

ワイワイガヤガヤ

「おい、ミカサ」

ミカサ「?」クルッ


ジャン(全裸)「油断するな…アイツ等は裸で現われるぜ…」


ミカサ「……」

ジャン「……」

シーン

エレン「……」

アルミン「」

ミカサ「……」

ジャン(全裸)「確かにお前は強い…だがな、だからこそ危ないんだ。いつでも警戒しているべきだろ?そんなことも忘れちまったのか?」

ミカサ「……」

ジャン(全裸)「…別に、お前が心配だから言ってるんじゃねえからな//」フンッ

ミカサ「……」

ジャン(全裸)「ミカサ、緊張してるのか?心配するな。そうだ……俺、実は前々からエレンを掘りたいと思ってたんだ」ハハ

エレン「」

アルミン「」

シーン


ミカサ「……」スッ

――――――

――――

ジャン「まあ出だしとしては好調だろ」ボロッ


ジャン「これでミカサの中で俺は頼りになって実は優しくてユーモアもある重要ポジとして印象に残ったわけだ…だが、しかし」

ジャン「恋愛ってのは、そう甘いものじゃないぜ……女はいくら人気者でも自分と接点がないと寄ってこないからな…だんだん仲良くなっていくことが大切だ」

ジャン「仲良くなっていく…要は共通点だな」

ジャン「そこで俺は>>11(趣味)を始めてミカサの気を引こうと思う」

ジャンが勇者過ぎて辛い。

安価ならパン作り

調理場

ジャン「……」コネコネ

ガラッ


ミカサ「…っ、ジャン」

ジャン「ようミカサ。どうしたんだ?」コネコネ

ミカサ「……それは、こちらの台詞。どうして貴方みたいな人間がこんな所にいるの?」

ジャン「おいおい…あんまりじゃねえか?こっちは趣味でパンを作ってるだけだってのに…」

ミカサ「…」キョトン

ミカサ「……パン?あなたが」

ジャン「ああ、楽しいぜ?」コネコネ


ミカサ「………そう。よくわからない人」

ジャン「お前は何しに来たんだ?」

ミカサ「…何か食べ物でも作って、エレンとアルミンに食べさせようと思って」

ジャン「へえ……相変わらず仲が良いことで。何を作るんだ?」

ミカサ「小麦粉があるのでパ……」


ミカサ「…あなたに教える義理は無い。この間の奇行を許した訳ではない、あなたは危険」サッ

スタスタ

ジャン「なんだよ、そんなに離れて作らなくても良いだろ?」

ミカサ「…話しかけないで」

ジャン「おーい」

ミカサ「……」コネコネ


ジャン(駄目だな…これは…)

ジャン( 完 全 に 照 れ て る 。可愛い…が、これじゃあ仲を深められねえな。よし、こういう時は…そう、ハプニングだ!女ってのは総じてハプニングに弱い…こう、手と手が触れ合うとか)

ジャン(だがそんなベタな手段でこの俺は収まらないぜ!俺の渾身のハプニング…)

ジャン(それは>>16だ!)

顔面騎乗

ミカサ「……」コネコネ

ジャン「なあ、そんなに怒るなよ。俺もちょっと調子に乗りすぎた」

ミカサ「……調子に乗るとかそういうレベルでは無い。あなたは完全に危険人物。何よりエレンに危害を加える様なことは許さない…絶対」

ジャン「危害?何のことだ?」

ミカサ「とぼけないで。あなたはエレンを傷付けようとしている」

ジャン「…もしかして、掘るってやつか」

ミカサ「……」ギロッ

ジャン「おいおい、本気にしてたのか……参ったな、あれは冗談だ」

ミカサ「!?…本当に」

ジャン「あぁ、俺はホモじゃねえ。ちゃんと女が好きだし…その、他に好きなやつがいるからな…//」チラッ

ミカサ「……そう」

ジャン(これは脈アリだな)

ミカサ「一先ずは…あなたの言うことを信じよう。皆訓練で追い詰められている、あなたも疲れていたのかもしれない」

ミカサ「だけど注意しておく」

ジャン「あぁ、好きなだけ見てくれて構わないぜ」

ミカサ「……」コネコネ


チーンッ

ジャン「お、焼けた!ミカサ味見してくれ」

ミカサ「…それくらいなら」

トコトコトコ

ジャン「気を付けろよ…粉だらけで滑りやすいから」

ミカサ「私は身体を完全に支配出来る、ので…そんな心配は……っ!?」

スルッ

ジャン「ミカサ!危ない!!!」

ドサッッッ

ミカサ「…っ、痛くない…?」

「無事か?」

ミカサ「……私としたことが転けてしまった。小麦粉が舞ってよくわからないがジャン…助かった」

「気にすんなよ」

ミカサ「…ごめんなさい。あなたのことを誤解してたかもしれない、ありが……」


ジャン(顔面股下)「いや、本当に気にするなよ…むしろありがとな」ニカッ


ミカサ「」

――――――

――――

ジャン「絶好調だな」ボロッボロッ


ジャン「上手く行きすぎて怖いくらいだ…これが安価なのか、すげえ…」

ジャン「完璧な第一印象に偶然合った趣味、そしてドキドキのハプニング…ここまできたらミカサは完全に俺のことが気になってるはずだ」

ジャン「ここで効果的なのは意外な関係性、親近感…つまり共通の友達だな」

ジャン「となれば>>しかいないだろ」

ミスった>>23

アニ

ジャン「おーい、アニ」

アニ「……」スタスタ

ジャン「おい、無視するなよ」

アニ「…何?私は変態と話す暇無いんだけど」

ジャン「酷い言い様だな…まあ、いい。実は頼みがあるんだが」

アニ「……あんた、私の話聞いてた?話す暇無いって言ってんの」

ジャン「お前さ、ミカサと仲良いだろ?頼む!俺との仲を取り持ってくれないか?といっても、もうある程度は関係を築いてるから紹介してくれるだけでいい!」

アニ「……」

アニ「は?」

ジャン「俺とお前の仲だろ?」

アニ「…私、あんたと話したの初めてなんだけど」

ジャン「細かいことは気にすんなよ」

アニ「……ミカサとも仲良いとは到底言えないんだけど」

ジャン「心配するな。俺は全然気にしない」

アニ「……」

――――――

――――

ジャン「友人であるアニの蹴りは俺が育てたと言っても過言ではない」ドロッ

ジャン「…とは言えミカサと不仲だったことは想定外だな…アニだけじゃ無理があるか」

ジャン「ということでアニの友達の>>28にも協力してもらうぜ」

>>24

ジャン「おーい、芋女。ちょっとこっち来い!」

サシャ「うわあ…今、訓練所1変態と名高いジャンじゃないですか……申し訳ありませんが私は用事があるので」スタスタ

ジャン「ここに焼き立てのパンが1つある…」

サシャ「ご用件は何でしょうか」スタッ

ジャン「お前…最近ミカサと仲良いだろ?」

サシャ「はい」

ジャン「俺を紹介しろ」

サシャ「直球ですね…まあ別にいいですけど、どうせ上手くいかないんじゃないですか?」

ジャン「お前には恋の駆け引きがわからねえんだよ」

サシャ「そうですか、まぁ何でも良いですけど…わかってますよね?」

ジャン「……パンならあるだけやる」

サシャ「全力でいきましょう」ダッ

ジャン「おい待て」

ジャン「何やってんだよ、俺達の共通の友人を忘れてどうするんだ」

サシャ「はあ…そんな人いましたっけ?ジャンはコニーと仲良くないですよね……というか友達いるんですか?」

ジャン「失礼なこと言うな。俺がいない訳ないだろ」

サシャ「そーですか、で…誰ですか?」



アニ「まだ吐血し足りないの?」イライラ

ジャン「ははは、友達に対してキツいなアニ」

サシャ「えー…」

アニ「……あんたも何でこんな奴に協力してんの?」

サシャ「簡単な話ですよ、ジャンは最近パン作りを始めたそうです」

アニ「把握」

ジャン「さすがアニとサシャ、仲が良いな」

サシャ「え、私達がですか?」

アニ「…こいつ正気なの?」

サシャ「何か良くわからないですけど…ジャンの中では私とアニ、アニとジャンが友達ということになっているみたいです」

アニ「何かもう駄目じゃん」

ジャン「良いから早くミカサの所行くぞ」

サシャ「はい」

アニ「…勘弁して」

スタスタ


サシャ「ミカサー、ちょっと良いてすか?」

ミカサ「パンならあげない」

サシャ「違いますよ!欲しいですけど…それは宛があるので、それより紹介したい人がいるんです!」

ミカサ「サシャが?誰」

サシャ「この方です」


ジャン「よ、びっくりしたぜ!まさか友達の友達が…ミカサ「サシャ」

ミカサ「パンの為とは言え協力してはいけないクズ人間もいる」

サシャ「正直、私も後悔してます」

ジャン「まあまあ、話だけでも聞いてくれよ」

ミカサ「この間はそれで騙された。私はもうあなたの側に近寄らないと決めた…で」

ミカサ「どうして貴方がいるの、アニ?」

アニ「…私が聞きたいよ。帰っていい?」

ジャン「アニは俺とサシャの共通の友達だ」

ミカサ「それは無い。私の認識が正しければ貴方達に友達はそれぞれ一人ずつしかいない」

アニ「喧嘩売ってんの?」

サシャ「落ち着いてください、とりあえず手っ取り早く済ませて早くパンパーティーにしましょう」

ミカサ「……わかった。サシャに免じて話だけでも聞こう、でもそれ以降は近付かないで」

ジャン「あー…その話ってのはだな…」

ジャン(ここは今後の方向性を決める重要な局面だな……よし、その出だしは)

ジャン「>>34

寝る

エレンの愛らしさについて、エレンには犬耳が似合うのか猫耳が似合うのかってテーマで語り合わないか?

ジャン「エレンの愛らしさについて、エレンには犬耳が似合うのか猫耳が似合うのかってテーマで語り合わないか? 」

ジャン(女ってのは自分の話したいことを話すが一番楽しいって生き物だからな。まず最初はエレンの話題を出しておくのが鉄板だろ)

ジャン(ま、最初だけだがな)

ジャン「ちなみに俺はあいつには猫耳が似合うと思うんだ。全体的に細っこくて目が大きいあたりがなんとも猫っぽいしな」

ジャン「それに…なんと言ってもあの小生意気な性格だな」

ジャン「人の言うことなんて聞かないし、懐かないし、気ままに行動しやがるし。あれは完全に猫だよな」

ジャン「お前らもそう思うだろ?」

サシャ「私は犬だと思いますけどね」

ジャン「へえ、なんでだ?」

サシャ「固定砲の整備で同じ班だから分かるんですけど、エレンってあれで案外人なつっこいところもあるんですよね」

ジャン「そうはみえねえけどな」

サシャ「最初は私もそう思いましたけどね。ちょっと仲良くなればわかりますよ」

アニ「私もあいつは犬だと思うね」

ジャン「お前もか」

アニ「ただ…あんた言うとおり最初は全く懐こうとはしないね」

サシャ「その代わり一旦警戒心をとくと思いっきり懐いてくれますよね」

アニ「警戒心の強い仔犬ってところかな。あいつは」

サシャ「友達が近くいるとしっぽをふりふりしちゃうんですけど」

アニ「ジャンが相手だとしっぽをぴーんと張っちゃうんだろうね」クスクス

ジャン(なんだこいつら勝手に盛り上がりやがって、俺はミカサと話がしたいんだよミカサと!)

ジャン「なるほど、そういう見方もあるか」

ジャン「じゃ、じゃあミカサ!お前はどう思う?」

ミカサ「私は…>>44

ミカサ「私は…どちらかを選ぶことは出来ない。犬エレン、猫エレン両方欲しい 」

ミカサ「エレンは犬耳も似合うし、猫耳も似合う。それはエレンのもって生まれた愛らしさからすれば当然のこと」

ミカサ「故に私にはどちらがいいかなんて優劣をつけることはできない。犬エレンも猫エレンも、勿論普通のエレンも皆違って皆いい。どれも素晴らしいものだから」

サシャ「ミカサは本当にエレンが好きなんですね」クス

ミカサ「好きとかじゃなくて…その…家族だから///」

ジャン「……」

ジャン(落ち着け俺。ちょっと予想外の返答ではあったが別にこれくらい大したことじゃない。ミカサと俺が俺の出した話題で盛り上がってるということ大切なんだ)

ジャン(今、エレンに猫耳が似合うか犬耳が似合うかという話題で二人は盛り上がった。そしてこのまま俺のアピールにさりげなくスライドさせるには…!これだ…!)

ジャン「なるほど。ミカサはエレンには犬耳と猫耳のどっちも似合うと思ってるわけだ」

ミカサ「」コクリ

ジャン「じゃあさ、俺には犬耳と猫耳のどっちが似合うと思う?」

ミカサ「は?」

ジャン「だから俺にはどっちが似合うと思う?教えてくれよ、ミカサ」

ミカサ「>>47

無い。蛆虫野郎だから


ミカサ「無い。蛆虫野郎だから 」

ジャン「へ?」

ミカサ「貴方のような蛆虫野郎がどんなケモ耳をつけてもかわいくなんてならない。想像するだけで不快になる」

ジャン「……」

ミカサ「もう充分話したでしょう。だから私の目の前からさっさと消えてほしい」

ジャン(なるほどな。やれやれだ)

ジャン(完全に照れちまってやがるな。全くウブなヤツだ。まあ、そんなところがかわいいんだけどな)

ジャン(しかし、こんなに照れてばっかだと進展が望めないからな。さてこっかからどうするべきか)

ジャンはどうする?>>50

リクエスト通り、ミカサの目の前からさっさと消える

ジャン(仕方ないここはあえて素直にこの場から退散しておくか)

ジャン「そうか。俺はお前とちょっと話がしたかっただけなんだがな」

ジャン「お前がそんな風に思っていたなら仕方ない俺は消えるよ。じゃあな」

ジャン(そしてこのまま何も言わずに去っていく俺。)

ジャン(そんな俺の後姿をみてミカサは後悔するだろう。なんであんなこと言ってしまったのか、なんでもっと素直になれなかったのか、と)

ジャン(そしてミカサは俺の後を追ってくる。全て、全て計算どおりだ)

ミカサ「それでサシャ、あなたはエレンにはどんな犬耳が似合うと思うの?」

サシャ「そうですね。私は柴犬みたいにピンッとなっているのが似合うと思うんですよね。エレンのキリッとした雰囲気にもマッチすると思いますし」

アニ「私はゴールデンレトリバーみたいな垂れ耳も似合うと思うけどね。なんだろうギャップ萌えってやつかな」

サシャ「むう、それも確かにありですね」

ミカサ「どっちもアリ。素晴らしい」

ミカサ「ところで私はエレンに似合う尻尾は常々キツネの尻尾だと思っているのだけ二人は───」

ワイワイワイワイ

ポツン

ジャン「……」

ジャン「……」

ジャン「……」

ジャン「……」

ジャン「来ないな…」

ジャン「そうか。俺が連れてきた二人との話が盛り上がっちまってるのかな」

ジャン「それで優しいミカサはホントは俺を追いかけたいんだけど場の空気を壊さないために仕方なく会話を続けているってとこか」

ジャン「全く、ホントいい女だぜあいつは」

ジャン「まあ、俺の友達とミカサが仲良くなるってことは間接的に俺とミカサの距離も縮まるってことだからな。悪くは無いか」

ジャン「だが、そろそろ一気に二人の距離を詰めていきたいところだな。さてこっからどうするべきか」

ジャンはどうする?>>54

精神科(林先生)へ相談しに行く

ジャン「精神科に相談に行くか」


~~~

林先生「スパー」

林先生「相変わらず人がこねえなあ。ここは」

コンコン

林先生「おっとお客さんか。いいぜ、入ってきな。」プカプカ

ジャン「失礼します」

ジャン(うわっヤニくせ)

林先生「そんな挨拶はいいからよ。さっさと本題に入りな」スー

林先生「ここに来たってことは、何か悩みがあるんだろ?坊主」ハー

ジャン「はい。実は俺の彼女…まあ厳密には彼女っていうか彼女になる人なんですが」

林先生「恋愛相談ってわけか。いいねえ、青春だねえ」

ジャン「それで…その彼女なんですが。俺のことを気になってるのは間違いないと思うんです」

ジャン「でもそっからさき、それ以上に踏み込む勇気がもてないみたいで」

林先生「なるほどなるほど」

ジャン「先生、俺はどうしたらいいんですかね。彼女の気持ちの整理がつくまで待ってやるべきなのか。それとも俺が積極的に引っ張ってやったほうがいいのか」

林先生「その前にいくつか聞かせてくれ。お前さんはその彼女っていうのと今までどんなことをしてきたんだ?」

ジャン「そうですね。色々やってきますが…例えば彼女の前に全裸で登場して『「油断するな…アイツ等は裸で現われるぜ…』って言ったり」

林先生「ほう」

ジャン「あと他には一緒にパンを作りながら顔騎をしたり」

林先生「ふむ」

ジャン「最近だと彼女の家族に犬耳が似合うか猫耳が似合うかなんて話もしました」

林先生「なるほど……な……」


林先生「なあ。あんた」

ジャン「はい」

林先生「まさかとは思うがこの「彼女」ってのは、お前のの想像上の存在にすぎねえんじゃねえか?」

林先生「もしそうなら、お前がが統合失調症であることにほぼ間違いないはねえ」

ジャン「そんなことありません!あいつは確かに存在します!」

林先生「ならあんたはホントにそいつの前で全裸になったり顔面騎乗をしたりしたのか!」

林先生「そんなことが実際にありえると思ってるのか」

ジャン「うるせえ!実際にあったんだから仕方ねえだろ!せっかく相談にきたのに!なんなんだよこれは!」

ジャン「もういい!俺は出てくぜ!世話になったな!」

林先生「……」

バタン!

~~~~

ジャン「あれ?俺は今まで何をしてたんだ」

ジャン「確かどこかで誰かに相談をしてたような気がするんだが…」

ジャン「ここはさっきミカサと別れたところだよな…」

ジャン「……ま、気にしててもしょうがねえか」

ジャン「さて、今までの努力もあって俺とミカサの仲はかなり親密になったと言っていいだろう」

ジャン「しかし、ただ仲がいいってだけじゃあ友達止まりで終わってしまう可能性もある」

ジャン「ここは一回あえて喧嘩して仲直りをすることで一気に距離を縮めることにしてみるか」

ジャン「というわけでまずは喧嘩をするために>>60をしてみるか」

ミカサの前でエレンを誹謗中傷

ジャン「というわけでまずは喧嘩をするためにミカサの前でエレンを誹謗中傷してみるか」

ジャン「悔しいが今のところミカサの関心はかなりエレンに傾いてるからな。あいつを貶されればミカサも怒るだろう」

ジャン「じゃ、早速ミカサのところに戻るとするか

ワイワイガヤガヤ

ジャン「……」スタスタ

サシャ(ジャンが戻ってきましたね)コゴエ

ミカサ(別にジャンが戻ってきても関係ない。話の続きをしよう)コゴエ

アニ(ああ、そうだね)コゴエ

ジャン(ふ、あいつら俺が気になって仕方ないみたいだな。それじゃあ仕掛けるとしますかね)

ジャン「おい、ダズ!ちょっとこっち来いよ!」

ダズ「なんだよ。どうかしたのか?」

ジャン「いや、ちょいとお前と話がしたくなってさ。この時間にここにいるってことはお前も暇なんだろ?」

ダズ「悪いけど俺はそろそろ部屋に戻ろうと」

ジャン「いいから!こっちこいって!」


ダズ「なんだよ。なんだかわかんないけど早くすませてくれよ」

ジャン「まあまあそう言うなって。ところでお前は志望兵団はどこだっけ?」

ダズ「はあ?なんなんだよそんなん今更言わなくても知ってるだろ」

ジャン「まあまあそう言わずに答えてくれよ」

ダズ「そりゃあ俺だって憲兵団に行きたいさ。でも俺じゃあ上位10名には入れそうもないからな」

ダズ「俺は駐屯兵団に入るよ」

ジャン「んー?憲兵団に入れなくても調査兵団には入れるぜ。そっちには行かないのか?」

ダズ「じょ、冗談じゃねえ!お前は俺を殺す気かよ!」

ジャン「なんでだ?俺は調査兵団って選択肢もあるって言っただけだぜ?」

ダズ「調査兵団に入るなんて、そんなの死にに行くのと殆ど同じじゃねえか。冗談じゃねえぜ」

ダズ「わざわざ壁の外に出て巨人の餌になりに行くなんて俺は死んでもごめんだ」

ジャン「くくっだよな、そうだよなあ!調査兵団なんざまともな人間の行くところじゃねえよなあ!」バンバン

ダズ「いたっ」


ジャン「正気じゃねえよな!わざわざ大枚はたいて集団自殺を死にいく兵団なんてよお!」

ジャン「普通の感性をしてればそんなところに入ろうなんてしねえよなあ!」

ダズ「おい、ジャン。声がでかいって」

サシャ(なんなんですか。いきなり入ってきてあんなこと言って)

ジャン「おっと、でもそういう俺たちの代にもいたっけな。巨人の餌志望の死に急ぎ野郎がよお!」

ダズ「おい、ミカサがいるんだぞ。やめろ!」

ジャン「ったく、完全に頭がイカれてるよな。上位10名に入れそうなのに調査兵団志望なんてよお」

ジャン「いや、違うか。イカれてるんじゃねえのか。何も入ってねえんだ。スッカラカンなんだなあ頭が!はっはっは!」

ダズ「おい!やめろ、そろそろやめろって!」

ジャン「いやあ、ホントいい迷惑だぜ。憲兵団に興味がねえなら訓練もあんなにマジにやることないのによお」」

ジャン「あいつがいるせいで憲兵団志望のヤツが一人入れなくなっちまうんだぜ。かわいそうだよなあ」

ジャン「俺はよ。もしあいつが10位以内に入って俺が11位だったりしたらあいつのことを一生怨む自信があるね!まあ、俺があんな死に急ぎ野郎に負けるなんざありえねえがな!」

ジャン「なあ、ダズ!お前もそう思うだろ?」

ダズ「ちょ、おま、だまれ、俺を巻き込むな!」

~~~

サシャ「ミ、ミカサ抑えてくださいね。あんな人のいうこと真に受けたらダメですよ」

ミカサ「わかってる。あんなの相手にする価値も無い」

ミカサ「エレンはただ目標のために努力をしてるだけ。負けるのが悔しいなら自分がその分頑張ればいい」

ミカサ「そんなこともわからないような人にかまうなんて時間の無駄」

~~~

ジャン(まだ怒らないか。なかなかしぶといな、ミカサ。だがまだ切り札はあるんだぜ?)ニヤリ

ジャン「しかもよお、ダズ。知ってるか?」

ダズ「な、なんだよ。早く帰らせてくれ」

ジャン「あの死に急ぎ野郎。憲兵団に興味ないなんてツラしといて裏で>>66とかしてんだぜ?信じられるか?」

サシャとイチャコラ


ジャン「あの死に急ぎ野郎。憲兵団に興味ないなんてツラしといて裏でサシャとイチャコラとかしてんだぜ?信じられるか?」

アニ「!?」

ミカサ「!?」

サシャ「!?」

ダズ「ま、マジかよ!?」

ジャン「ああ、あいつ憲兵団にも女にも興味ねえなんて顔しといて裏でサシャと付き合ってやがんだよ」

ジャン「たまにあいつ夜に抜け出してることだあるだろ?そん時にサシャと会ってるんだ」

ダズ「そうだったのか…」

ミカサ「そうだったの?」

アニ「そうだったんだ」

サシャ「いやいやいやいやお二人ともなにジャンの言うことを信じちゃってるんですか!でまかせですよ!で・ま・か・せ・!」

ミカサ「そうやって必死に否定するところがなんともあやしい…」

実際エレンとサシャはどういう関係? >>69

うえ

サシャ(うう…!本当はエレンがミカサのために料理を作りたいっていうからその練習に付き合ってあげてるんですけど…!)

サシャ(そのことをミカサに言うわけにもいきませんし…!)

サシャ「でまかせですよミカサ!ジャンがまたミカサにかまってほしくて言ってるだけのでまかせです!」ガシ

ミカサ「そうなの?」

サシャ「ええ、そうです!でまかせです!私とエレンの間にやましいところなんて一切ありません!」

ミカサ「サシャ……」

サシャ(お願いですミカサ!信じてください!)

ミカサ「わかった。信じよう」

サシャ「ミカサ…!ありがとうございます…!」

ミカサ「あなたは…私の大切な友達。その友達を疑ったりなんてしたくない

ジャン(チッ、この程度じゃ怒らないか。じゃあ次のネタで行くぜ…!)

ジャン「しかもそれだけじゃねえ。エレンのヤツは>>72までしてるんだぜ!」

俺に毎晩べろちゅー

ジャン「しかもそれだけじゃねえ。エレンのヤツは俺に毎晩べろちゅーまでしてるんだぜ!」

ミカサ「」ピクッ

ダズ「な、マジかよ!?あいつサシャとよろしくやってるだけじゃなくてそんな趣味まであったのか!?」

ジャン「ったくたまったもんじゃあねえぜ。俺が寝てると思って毎晩やってきやがってよお。気持ち悪いったらありゃしねえ!」

ジャン「ホント勘弁してほしいぜ。とっと調査兵団に入ってくたばってくれればいいのによお」

サシャ(何を言ってるんでしょうジャンは)

アニ(あいつはそんなヤツじゃないでしょ)

サシャ「って、ミカサ!ちょっと待ってくださいよ!」

ミカサ「ねえ、ジャン」

ジャン「よお、どうかしたのか?ミカサ」

ミカサ「なんでそんな嘘をつくの?」

ジャン「嘘?なんのことだ?」

ミカサ「とぼけないで」

ジャン「要領をえないなあ。お前は何が言いたいんだ?」


ミカサ「取り消して」

ジャン「は?」

ミカサ「エレンが毎晩貴方にキスをしているという、あなたが今言った嘘を訂正して」

ジャン「ああ、そのことか。悪いがそれを取り消すってのはできないなあ」

ミカサ「どうして?」

ジャン「どうしてって。そりゃあお前決まってるだろ。それがホントのことだからだよ」

ミカサ「な!?」

ジャン「嘘を訂正することはできても、真実を捻じ曲げることはできねえだろ」

ミカサ「そんなはずはない。エレンがそんなことをするはずがない」

ジャン「へえ、証拠はあるのか?」

ミカサ「私はエレンの家族。家族のことならなんでもわかる」

ジャン「はっそんなん証拠になるかよ。俺は確かにエレンに毎日べろちゅーされてるぜ」

ミカサ「またそんな…!」

サシャ「おーっと、ストップです。ストップですよ、ミカサ」

ミカサ「サシャ…」

サシャ「こんなところで暴力なんて振るったらいけませんよー」

ジャン「なんだよ、余計なことしやがって。俺はこのまま殴られてやってもよかったんだぜ」

アニ「へえ、あんた殴られて喜ぶ変態だったんだ」

ジャン「おいおい、いくら俺とお前が親友だからっていきなり変態呼ばわりはないだろ」

アニ「あんな大嘘をつくようなヤツと親友になった覚えはないね」

ジャン「おいおいお前まで俺を疑うのかよ。傷つくぜ」

アニ「私の知る限り、あいつはそんなことをするようなヤツじゃないよ」

アニ「仮にホモだったとしても寝込みを襲うなんて情けない真似はしないはずさ」

サシャ「そうです!エレンはそんな人じゃあありません!」


ミカサ「待ってアニ。その前にエレンはホモじゃない。断じてホモじゃない」

アニ「だから、仮にだよ、仮に。私もあいつがホモだなんて思っちゃあいないよ」

ジャン「ところがどっこい。ホモなんだよなあ」

ミカサ「貴様…!」

サシャ「ミカサ!ストップ、ストップですよー」ガシ

ジャン「ったくなんでお前らは真実を認められないのかねえ」

サシャ「ジャン、なんでそんな嘘をつくんですか?そんなことをしてもミカサに嫌われるだけですよ?」

ジャン「だから嘘じゃねえって言ってんだろ。まあいいこれ以上言ってもお前らは納得しそうにねえしな」

ジャン「おら、ダズ。行くぞ」

ダズ「ちょっ!引っ張るな!俺まで仲間だと思われるだろ!」

ジャン「仲間だろうが!何いってやがんだ!


~~~~

ジャン「よし、うまくミカサと喧嘩をすることができたな。これであいつの頭の中は俺でいっぱいなはずだ」

ジャン「あとは仲直りしてこのマイナスをプラスに転換させるだけだ。そのため第一手は……>>78しかねえな」

うえ

ジャン「あとは仲直りしてこのマイナスをプラスに転換させるだけだ。そのため第一手として本当にエレンとベロちゅーして正直者アピールをするしかないな」

ジャン「仮にさっきまで言ってたことが嘘だったとしても、これから実際にキスをしてみせれば過去の嘘も真実に塗り替えられるってもんだ」

ジャン「というわけで俺はなんとかあいつとべろちゅーを、できればヤツから迫られるようなべろちゅーをされる必要があるんだが」

ジャン「ちょっとこれは厳しいな。俺一人でなんとかなる気がしない」

ジャン「ここは…>>81に協力を頼むか」

※ミカサ以外の104期で

マルコ

ジャン「というわけで、エレンとべろちゅーをしたいから協力してくれマルコ」

マルコ「恥を知れよ!」

マルコ「何を考えるんだお前は!ミカサと付き合うために一回わざと喧嘩をした!?」

マルコしかも喧嘩を売るためにエレンが自分に毎日キスをしてくると嘘をついた!?さらにその嘘を本当にするためにエレンとキスをしたいだ!?」

マルコ「恥を知れよ!」

ジャン「落ち着け、落ち着けマルコ。声がデカい、もしミカサに聞かれたどうするんだよ」

マルコ「望むところじゃないか。こんな馬鹿なことはとっとやめるべきだ。仲直りをしたいならお前から謝れよ」

ジャン「そういうなって俺たち親友だろ?」

マルコ「お前がこんなことをしでかすまではな!」

ジャン「相変わらず強情なやつだなあ」

マルコ「お前は…変わったな。主に悪い方向に」

ジャン「マルコ。頼む!一生のお願いだ!お願いだから俺に協力してくれないか!」

マルコ「ジャン……>>84

分かった。だがエレンの初べろちゅーは僕のものだ

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