オティヌスが旧約一巻以前に『主神の槍』を完成させて上条さんと同棲する話です。
カップリングは上条×オティヌスたまに総体です。
投下のペースは週に1~2回です。
ssを書くのは初めてなので変な所があったら指摘してもらえると助かります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400421362
ー設定ー
・オティヌスは未来の記憶を100%の魔人になることで得ました。
・オティヌスは魔人として完成しているので『負の可能性』はないです。
・上条さんはオティヌスと神の右席から魔術を教えてもらってます。聖なる右以外は左手でしか使用できません。
・上条さんも未来の記憶を持っているので、これから起こる事を未然に防ごうとします。
・『神の右席』の神上になる目的は上条さんの不幸をどうにかする為。
・フィアンマとは幼少期からの親友なのでローマ正教組とは全員知り合いです。
・アレイスターも『神の右席』と同じ扱いです。
・基本的に時系列通りに進行しますが、ご都合主義な所があります。
すみません。上条さんとフィアンマが親友です。
後上条さんの強さと釣り合うように敵も強化してあります。
ギリギリ勝つか引き分けるぐらいです。
間違えました。上条さんは魔術は使えません。本当に異能の力が全部効かないとか、運気を上げるのも駄目とか、幻想殺しの抜け道を探してるってことです。
戦闘力は新約10巻の時です。
未来の記憶と前兆の感知があるんで上条さんの知らない攻撃方法とかトラウマがないとか弱点を克服済みとかじゃないと、
下手したらワンパンで沈むでしょ。
エピローグ
湖のほとりでしゃがんでいる少女がいた。
少女が手から何かを湖に入れると湖が眩い蒼色に輝きだした。
そのとき少女は体の内から何かが変わり始めていくのを実感し、光が薄れていくにつれその感覚もなくなっていった。
オティヌス「これで道のりは半分おわった……。後は『主神の槍』だが、すぐに製造に取り掛かるか」
そう言った少女の眼帯の中から不気味な音が鳴り始め、断続的だった音も連続した音になっていった……。
少女の眼帯をつけている部分から血にまみれた黄金色の物体が出てきていた。吐き気を催す光景だが、オティヌスは顔色一つ変えない。
時間がたつにつれ物体の長さは長くなっていき、全てが出終わると2m以上にもなりオティヌスの手に握られていた。
オティヌス「やっと終わったか……。オッレルスの妨害があると思っていたが、何事もなく『主神の槍』も無事作り終えた……」
『主神の槍』の感触を手で確かめながら、つまらなそうにオティヌスは呟いた……。
オティヌス「これで最後だ。この世界でも駄目なら『次の世界』に全てをかける……」
そう言ってオティヌスは未来をみる為に『主神の槍』を振った。
ここまで。今日か明日また来ます。
批判でもいいので遠慮なく言って下さい。
ちょっと手直ししてきます。
未来を見た事でたくさんの事を知った……。
自分が手乗りサイズに縮んだ事には戸惑ったが、そんな事はどうでもよく思える物を見つける事ができた……。
今までに数えきれない程の世界を目にし、気がおかしくなるぐらいの憎しみに晒されてきた……。
その度に自分は、何の為に『元の世界』に帰ろうとしていたのかが次第に分からなくなっていったが、ようやく見つける事ができた……。
オティヌス「私は、『理解者』が欲しかったのか……」ツー
そう言ったオティヌスは自分が泣いている事に気づく。
オティヌス「苦しい時にしか出た事はないが、嬉し涙というのも悪くないな……」ゴシゴシ
涙を拭うとオティヌスは決意をした。
オティヌス「私に目的を教えて、体を張って守ってくれたあの男には幸せでいて欲しい……」
言葉に出す事で自分の決意が揺らぎないものだと確かめる。
オティヌス「待っていろ私の『理解者』。必ず私が、幸せにしてみせる……」
エピローグ終了。次からは本編です。
???「はあ、不幸だ……」
言葉に出したら、言霊によって更なる不幸が押し寄せてくるような台詞が彼の口癖だ。
そんな彼の名前は上条当麻。とある高校の一年生だ。
上条「だあ~、ビリビリの奴め町に雷を落とすなよ……。やっぱり冷蔵庫の中は全滅してるか……」
上条「しょうがない、購買で昼飯買うまで我慢するか」
空腹感を我慢しながら、冷蔵庫の中身を処分しているとインターホンが鳴った。
上条「ちょっと、待って下さーい」
すぐに腐った物をゴミ袋に入れると玄関へと急いだ」
???「カミやんが朝食に困ってるだろうって、舞夏が弁当を作ってくれたぜよ」
玄関を開けると金髪でサングラスをかけてアロハシャツを着た男が立っていた。
彼の名前は土御門元春。上条の同級生でチンピラと間違われてもおかしくない服装をしている。
上条「おっ、サンキュー。昨日の落雷で冷蔵庫の中身が全滅したから、助かるよ」
土御門「それは災難だったぜよ。舞夏の弁当を食って元気だすにゃー。因におかずは黒毛和牛のピリ辛炒めぜよ」
上条「そんなブルジョワのものを食えるのか!ありがとなー土御門」
土御門「礼なら舞夏に言うぜよ。普段不幸不幸って言ってるカミやんの為に研修先で貰ったもんを使ったらしいぜよ」
上条「今度会ったらお礼言っとくよ。だけど弁当は学校に着いてから渡してくれないか?」
上条「学校までに、どんな不幸が待ってるか分からないからな……」
土御門「そういう事なら、学校まで預かっとくぜよ」
変なとこで切ってしまいましたが、飯食ってきます。
いきなりオティヌスが魔神として完成して出てきたら変だと思って、説明というかそこに至るまでの経緯的な物が必要かと思ったんですが、いりませんでしたかね?
今から続きを投下します。
上条「先に行っといてくれないか?ゴミを出してから行くからさ」
土御門「それぐらい手伝うぜよ。それに俺もやった方が早く終わるにゃー」
上条「それじゃあ、お言葉に甘えてお願いします」
二人はゴミを持って話しながらゴミ捨て場へと移動し始めた。
土御門「最近は梅雨にも入ってないのに雷が多くて不思議な天気だにゃー」
上条(はは、だってビリビリの奴が落としてるんだからな……)
土御門「樹形図の設計者でも外れる事があると思うと、舞夏が洗濯物を干していいいか悩むって言ってて困ってるんだぜよ……」
上条「たまになら、こうゆう事もあっても良いんじゃないか?よっと」
両手で持つような重さだったので、思わず声が出た。
土御門「ふー。結構な重さがあったぜよ。じゃあ学校にいくぜよ」
上条「おう。ホント手伝ってくれてありがとな。今度何かおごるよ」
土御門「できればガツンとしたもんがいいぜよ」
上条「まあ、ジュースじゃ流石にと思ってたから良いけどさ、あんま高いのは無理だぞ……」
土御門「カミやんが貧乏なのは知ってるから、無理はしなくていいにゃー」
上条「うっ、痛いとこを突いてくれるじゃないか。帰りにスーパーで買わないと、今月ピンチなのに不幸だ……」
土御門(さっきから誰かが、後をつけているな……。カミやんか俺かは分からないが警戒しとくか)
タイトルの漢字間違えるし、言葉も間違えてるよ……。
私は誤字脱字が多いので注意してもらえると助かります。一応チェックはしてるんですよ。
???「ここが通っている高校なのか……」ジー
???「アレイスターのとこにいくか」シュン
ー窓のないビルー
アレイスター「幻想殺しは超電磁砲をあしらい続けているだけで、戦闘にはならないか……」シュン
アレイスター「誰だ!」
オティヌス「私の『理解者』を変な計画に巻き込まないでもらおうか」
アレイスター「魔神か……。何の用だ?」
オティヌス「さっきも言ったはずだ、私の『理解者』をお前のプランに巻き込むな。それと私もとある高校に通わせろ」
オティヌスは不機嫌そうに言い放ち槍を構えた。
アレイスター「落ち着け、学校の方はどうにかしてやろう。プランの事だが幻想殺しの性質を変える事も含まれているのだぞ」
オティヌス「ほう。お前がどんな隠し球を持ってるか分からんから今日は引くが、『理解者』に手を出してみろ弩を使ってでも、お前を叩き潰すぞ」シュン
アレイスター「やっと帰ったか……」
アレイスター(まだアレは完成すらしていないのに……、魔神というイレギュラーを利用して完成を早めるしかないか。滞在回線を増やして監視もしておこう。これで何もしないよりはマシだが、もうこないで欲しいな)ビクビク
アレイスターはやるときはやるが、それ以外のときはヘタレだ。
青ピ「おはよ、カミやんに土御門君」
クラスにつくと青ピがこっちに手を振って声をかけてきた。
上条「おっす。何かテンションが高いけど良い事でもあったのか?」
青ピ「おっ、聞いてくれるん?昨日ナンパした子と連絡先を交換できたんよ」
土御門「連絡はしてみたのかにゃー?」
青ピ「昨日はドキドキが止まらなくて、それどころやなかったんよ……。今からしてみるわ」プルプル
???「はい、もしもし警備員です」青ピ「間違えました……」
上条「どうだった?」
青ピ「警備員につながったわ……」
土御門「ドンマイぜよ。もうすぐ小萌先生が来るから元気だすにゃー」
青ピ「それまで気分転換の為に寝とくから、来たら起こしてや」
上条「悪い奴じゃないんだけどな~」
土御門「変態っぽい所をどうにかできれば、青ピは普通にもてるんじゃないかにゃー?」
上条「でも、青ピから変態っぽいのを取ったら違和感しかないと思うんだよな」
土御門「それもそうにゃー」
ここぞとばかりに追い打ちをしていく友人二人であった。
明日は三時起きなので今日はここまで。
次に来るまでには三十レス分ぐらい書き溜めておきます。
まとまった休みが欲しいよ……。これからは小出しで投下の日数を増やします。
46は偽物ですので。
そんな青ピをけなしていた土御門の携帯に着信が入る。
土御門(アレイスターか、何か面倒事か?)
土御門「ちょっと電話に出てくるぜよ」
上条「もうすぐ小萌先生来るから早くしろよ」
土御門「分かってるぜよ」
土御門「もしもし?何の用だ……」
アレイスター「明日に留学生が来る」
土御門「随分急だな……。一応聞くが魔術サイドの人間か?」
アレイスター「そうだ。表向きは『原石』として来た事にするがな」
土御門「そうか。それで、わざわざ俺に電話してきたんだ何か用事でもあるのか?」
アレイスター「そいつを監視して欲しい。詳細は省くが魔神と呼ばれる物だ。聞いた事ぐらいはあるだろう?」
土御門「魔神だとっ!?何でそんな奴が学園都市に来るんだ!」
アレイスター「『幻想殺し』を気にかけていた。それぐらいしか情報は無い」
アレイスター「いつ戦闘になっても良いように、アレの完成を急ぐ……。くれぐれも監視を怠るな」ピッ
土御門(カミやんを狙っているのか?アレイスターも焦った様な感じだったが……)
土御門「はあー……。問題が大きすぎて頭が痛いぜよ」
土御門「カミやんを狙っているんだとしたなら、守らないとな……」
そんなこんなで放課後
上条「やっと終わったー。今日は特売があるから先帰るわ」
青ピ「なら違う日に誘うわ。特売頑張ってくるんやで~」
土御門「俺も用事があるから、今日は帰るぜよ」
青ピ「えー、僕一人やん。ほなら今日は帰るわ」
そう言ってデルタフォースは解散した
買い物後
上条「ふー。冷蔵庫が壊れたかもしれないから、傷まないのだけ買ったら軽かったな」
土御門の部屋
土御門(今帰ったか。尾行したが何もアクションは無かったな……)
土御門(盗聴器は明日仕掛けておくとして、後は銃の手入れでも一応しとくか……)
上条の部屋
上条「冷蔵庫はセブンスミストで新しいの見ておくか。風呂を洗わないと」
そして風呂場のドアを開けたら、そこには
オティヌス「よう。私の『理解者』」
肌色率が高い服をきた少女がいた。
上条「はっ!?」
その言葉を最後に上条はオティヌスに頭を掴まれ気絶した
時間にしては数分後に上条は目を覚ました
上条「何だ!?今のは……。あれは未来に起こる事なのか?」
オティヌス「その通りだ。だがフィアンマと会っているように、少し歪んで入るがな」
上条「オティヌス……なのか?」
オティヌス「そうだ。この場合初めましてか、久しぶりか分からないが」
オティヌス「会えて嬉しいぞ上条当麻」
上条「ん?あの記憶通りなら第三次世界大戦が起こるのか!?」
オティヌス「言っただろう、歪んでいると」
オティヌス「今お前の中にはこの世界での記憶と、あの世界での記憶がある訳だが……。今見た記憶がこの世界の未来なのかは分からない。それに交友関係も違うだろう?」
上条「確かに神の右席とマタイさんとは定期的に会ってるけど、あんな事をする人たちじゃない!」
オティヌス「怒るな。確かに性格は違うかもしれないが気を付けておけよ、本性を隠して接しているかもしれないんだからな」
上条「それは……」
あんな物を見せられた後だと反論が出来なかった。
上条「それなら、あの記憶通りにならなければいい……」
オティヌス「何?」
上条「俺にあんな物を見せたらどうするか分かってるだろう?」
オティヌス「予想はしていたさ、出来れば避けたかったがな。良いだろう、それならお前を私が鍛える」
そう言ってオティヌスは木製の箱を上条に渡した
上条「何だこれ?」
オティヌス「私からの贈り物だ、受け取ってくれ」
上条が箱を開けると中には銃が二丁入っていた
オティヌス「威力が高いデザートイーグルと連射の面でのシグザウウェルだ。勿論麻酔弾と実弾両方あるぞ」
上条「…………あ、ありがとう」
オティヌス「武器も調達したし、早速特訓開始だ」
そう言ってオティヌスは槍を振った
上条「ここはまさか!?」
見渡す限りが黒一色で何もない世界が広がっていた
オティヌス「『主神の槍』を応用してこの部屋をお前と戦った、あの真っ黒の世界に繋げたんだ。世界は壊れてないから安心しろ」
オティヌス「さて、ここなら例え死んでもどうにかなるからな。特訓には最適だろう?」
今日はここまで
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