一夏「そうか?」
シャル「なに?丸くなったって?」
鈴「一夏って中学の時すごく悪かったのよ」
鈴「昔は毎日喧嘩ばかりしていて将来は筋者か薬の売人にしかなれないだろうなって」
シャル「へーそうなんだ」
一夏「いやぁ、あんときは頭おかしかったからなー」
鈴「たしかに顔はいいくせに異常にもてなかったもんねあんた」
箒「それは小学校のときもそうだったぞ」
鈴「へー、やっぱ家庭環境が良くなかったせいなの?」
一夏「いやまぁ、社会の風潮とか色々あったんだよ」
シャル「でも良かったじゃない、ちゃんとゴミクズから更正してるかどうか知らないけど」
シャル「今は見た目まともだし」
一夏「お、おう」
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鈴「ていうかシャルロットってなんか育ち悪い?言葉の端々に下品な響きが感じられるんだけど?」
シャル「母子家庭だしーお妾さんの子供だしー」
シャル「子供の頃っていうか最近まで社会を恨みまくってたよー」
ラウラ「うむ、たしかにシャルロットは昔異常だったな」
鈴「あらラウラ、いたの?」
ラウラ「ずっといる」
箒「シャルロットも昔グレてたのか」
シャル「べつにグレてたわけじゃないけどさ」
シャル「周りと違うなって、嫌でも思い知るじゃない?」
シャル「そうすると自分は普通じゃ生きられないんだよ、だから仕方ないね」
ラウラ「わたしはシャルロットと同じ学校へ通ってたんだが」
ラウラ「正直壮絶ないじめだったなあれは」
シャル「今思い出しても胸糞が悪いよ」
ラウラ「毎日無視されて仲間はずれにされて」
ラウラ「生活必需品すべてに画鋲が刺さってたのには正直笑ってしまったww」
シャル「さすがにタンポンに画鋲がささってた時にはやったやつを殺してやろうと思ったよ」
ラウラ「でも結局金属バットでクラス全員みなごろしにしたじゃないか」
ラウラ「そしてその最中にIS学園への転入が決まったんだよな?」
シャル「ていよく厄介払いさせられただけだけど、ここはぼくに対しての偏見がないからすごく住みやすいよー」
鈴「あのさ」
ラウラ「なんだ?」
鈴「あんたシャルロットが苛められてたときに助けてやらなかったの?」
ラウラ「助けれるわけないじゃないか」
箒「結構なクズだなラウラも」
シャル「あー、それは誤解だよ」
鈴「どういうこと?」
シャル「だってラウラも苛められてたもん」
鈴「あーそういうこと」
ラウラ「わたしはナプキンが剣山に刺さっていた」
鈴「あんたらも結構苦労してるのね」
箒「そういえば鈴はどうして一夏なんかと友達なんだ?」
鈴「えっ?どういうこと?」
箒「正直こんなクソ野郎と友達だったとか社会で生きる気がないとしか思えないのだが」
一夏「鈴は薬やってたから頭逝かれてたんだろ?」
鈴「あ、あんた!なんでいうのよ!」
シャル「あーでもわかるよー、ぼくも後1年遅かったら多分手を出してたかも」
ラウラ「わたしはすでにやっている」
鈴「もう薬は抜けたからね!?」
ラウラ「・・・ちょっと失礼」サササ
鈴「!?」
パラパラパラ
ラウラ「なんだもってるじゃないか、少しわけてくれ」
シャル「こら!もうやっちゃ駄目って昨日言ったばかりじゃない!」
ラウラ「我慢できないんだ・・・しょうがないな」ズズッ
鈴「あっ!こら勝手に!」
ラウラ「~~~~~~っ!」
ラウラ「世界が回ってきたーーーーーーー!」ウィウィ
シャル「まったくもう・・・」
箒「・・・」
箒「なぁお前ら」
シャル「なーに?」
箒「話のついでに言っておきたいんだが」
一夏「あー、それ俺から言うわ」
一夏「俺と箒付き合うことにしたんだ!」
シャル「あっそう」
ラウラ「とんでとんでとんで♪」
鈴「ていうかわざわざ報告しなくていいし、あんたらうざいわね」
一夏「いやー、笑いどころだと思ったんだけどなーww」ケラケラ
箒「えっ!?」
一夏「こいつwwいまだに結婚するまで処女を守りとおすとか言ってるからww」ケラケラ
箒「お、おい!一夏ッ!」
鈴「そういえばあんたIS使って一般人殺しかけたって本当なの?」
一夏「あれ?もう知ってんの?」
鈴「千冬さんブチキレてたわよー、後でしらないからねー」
一夏「だってよ、あれは仕方ないことだぜ?」
一夏「昔俺のこと散々バカにしてたやつらでさ、親が役員かなんかで手出しできなかったんだよ」
一夏「まぁ今は俺もある程度権力に守られてるしさ、そろそろ殺ってもいい時期かなーって」
シャル「そういやぼくもそろそろIS使って家を2、3件焼き野原にしなくちゃならないんだった」
ラウラ「まだ残ってたのかー?※○■■■×※」
シャル「ちょっとなにいってるかわかんないから喋らないで」
シャル「だから今度の休みフランスへ帰るからお土産いるなら今のうちに言っておいてね」
鈴「マカダミアンナッツ」
一夏「白い恋人」
シャル「自分で買いにいけば?」
箒「おい!お前たち!」
シャル「どしたの?」
シャル「どしたの?」
箒「クラスに布仏ってやついるだろ?」
鈴「いたっけそんなやつ?」
一夏「てめぇ二組だろ」
シャル「それがどうしたの?」
箒「あいつに復讐したいんだがやりかたがわからないんだ」
箒「だから教えてくれ」
鈴「へー、なんかされたんだ」
箒「いや、うん・・・まぁ・・・」
箒「ていうかさっきわたしが話しに割って入ったのはこの相談をするためであって付き合った報告とかするつもりは微塵もなかったんだぞ!」
鈴「どうでもいいからさっさと話せよ」
箒「だから復讐の方法教えてくれって!」
シャル「そんなの箒の今もってる情報によるじゃない」
箒「情報?」
シャル「その布仏って言う人の秘密とか普段の行動経路とか」
シャル「わからないんだったらまずそこから調べないとさ」
鈴「つかまってもいいなら殺しちゃえば?」
箒「いや、正直まだ犯罪者にはなりたくないな」
箒「一応情報としては生徒会役員だから周りに権力者がいるってことと」
箒「あとは喋り方が超うっぜーことくらいだな」
シャル「生徒会役員ってことは生徒会長が間にいるんだねー」
鈴「めんどくさいわね、あの会長ってなんかうさんくさいのよね」
鈴「一回ダイナマイト仕掛けて同室のやつ殺そうとしたら一瞬でばれちゃったし」
シャル「へー、よく助かったね」
鈴「1週間独房にこもってたわよ、マジであのクソ女殺してぇ」
箒「全室内に監視カメラが仕掛けてあるのか・・・」
鈴「まぁそう見てたほうがいいわね」
箒「なら事前準備にも気を使わないとな」
シャル「あとは授業中の事故でやっちゃえばいいんじゃないの?」
箒「ふむふむ」メモメモ
一夏「依頼するってのもあるぜ?」
シャル「ドラマのみすぎでしょそれ」
一夏「どこかに殺人請け負ってくれる中国人とかいねぇのかなー」
鈴「わたしゃいまや富裕層だから却下ね」
一夏「お前の父親とかどうなの?離婚してくたばってんじゃん」
鈴「・・・親の悪口は言うな」
箒「とりあえず情報収集からはじめる」
シャル「警戒心もたれようがちょくちょく接触して軽い嫌がらせもやったほうがいいよ」
鈴「相手が誰かに泣きいれりゃそれで少しは情報降りてくるからね」
箒「さすがクズのスペシャリスト」
鈴「あっはっは!あんたクズをクズって思ってるうちはただのバカだよ!」
箒「ふむ、精進しよう」
シャル「じゃあお開きだね」
一夏「なぁシャル、今からSEXしようぜ?」
箒「おい!」
シャル「いいよ」
鈴「ていうか薬返せよこのやろう」
ラウラ「・・・気分わるくなってきた」
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