兄「どうか妹を返して・・・」 神「よかろう」(122)

~~~6年前~~~~
妹「おに~いちゃ~ん」

兄「や・・やあ妹。今日はテンションが高いな」

妹「だって~、テストが90以上だったんだよ!?」

兄「どうせなら100取りなよーwww」

妹「とったことないくせにー」

兄「1回なら」

妹「あるんだぁ」

妹「でね、今日学校でさー」

兄「何々??」

妹「~~~~があったんだー」

兄「へぇー。。でも同じ学校じゃん」

妹「学年は違うでしょー??」

兄「1つな」

妹「むー」

兄「俺の学年なんていつもと変わらないなぁ。自分のクラスであったことなんて特にないし」

兄「毎日色んなことがあるってなんか何もないより平和だなぁ」

妹「特に言うことがないの??」

兄「ああ」

~次の日~
妹「90以上じゃ自慢にならないのかなぁ」

妹友「私なんか60より少し上なんだよ!?頭いいね妹ちゃんは~」

妹「そうかなぁ?でも得意教科だしその・・・」

妹友「あんた70より下の点数なかったじゃない」

妹「えへへー。ありがとう」

妹友「テストだけは凄いんだから。体育も妹ちゃん得意だし」

妹「褒めてくれてどうもね~」

妹友「一度でいいから妹ちゃんになれたらなぁ」

妹「そんなに凄いことかな」

妹友「当たり前だよー」

~その頃 兄~

兄「はぁ」

兄友「なんかあった?」

兄「何にもないってつまんねぇなぁ」

兄「トイレ行ってくる」スタスタ

兄友「ああ。わかった。待ってる」

兄「貼り紙・・・?」

兄「3階トイレは壊れています。2階トイレを使うか、向こう側のトイレを使用してください」

兄「2階・・・妹のクラスの横のトイレか」スタスタスタスタ

兄「めんどくせぇな」スタスタスタスタ

兄「あった」スタスタ

兄「小便くらい壊れてたってさせろっての」スタスタ

兄「」ガラガラ

DQN「オラ死ねカス。」

眼鏡の少年「助けて・・・」

DQN2「少し頭がいいぐれえで調子のんなカス」

DQN「昨日の約束の金はどうした?あ?」

DQN2「廊下に誰かいるか見てこいよDQN」

兄「」ピシャッ タッタッタッタッ

DQN「誰もいねぇぞ」ガラガラ

兄「やばい見てはいけないものを見てしまった」

兄「小便どころじゃねぇ」

兄「いじめの実態か・・・妹の知らないところであんなこと・・・」

その頃 2階トイレ
DQN「早く金出せって。」

DQN3「うちの親父ヤクザの幹部だから」

DQN「3人いればこんな奴余裕www」

眼鏡「はいぃ」ヒラッ

DQN「万札一枚かよ・・・ちっもういい。また明日な。眼鏡君」

眼鏡「・・・」

DQN「学校休んだらどうなるかわかってるよな?」

DQN3「うちの親父ヤクザの幹部だから」

DQN2「お前それしか言ってねぇwww」

その頃 3階 教室

兄「この学校って不良とかいる??」

兄友「いやこの学校じゃ聞いたことねぇな」

兄「そっか」

兄友「不良になりたいんか?」

兄「いや違う」

兄友「どうした?」

兄「いや?」

兄(どうするか??)

1眼鏡を助ける
2先生に密告
3現場に先生を連れていく
4妹にこの事を知ってるか聞く
安価で

兄「まずはあいつを助けないと」タタタタ

兄「見てみぬふりは流石にな・・・」タタタタタタ
2階トイレ ガラガラ!!
兄「大丈夫か!!!」

眼鏡「」グッタリ

兄「あの時助ければ・・・くっ・・・保健室に連れていかないと。よいしょ」ガラガラ

兄「意外に軽い・・・?」テクテク
ガラガラ
兄「失礼します」

先生「まぁ!その子はどうしたの?酷いケガじゃない!!」

兄(なんて言おうか・・・)

兄「ろ・・・廊下で倒れてて・・・」

先生「倒れてたのに気づかない生徒も生徒だわ。まず治療しないと。そこに寝かせてあげて。」

先生「顔にあざがあるわね。」

兄(普通顔なんて殴るか??あざが残るって分かっててやってんのか??)

眼鏡「ううっ」

眼鏡「ここは・・」

先生「保健室よ!廊下で倒れてたあなたを保健室に運んできた生徒がいるのよ。兄くんね。」

兄「こ・・・こいつは!?」

兄(顔があざで気づかなかった!!妹の友人の眼鏡君じゃないか)

兄(妹と良く喋ってて頭も妹より少し上の・・・妹の知り合いだったか・・・)

眼鏡「僕が・・・廊下で?」

先生「そうよ!!廊下で倒れてたのよ!」

眼鏡「まさか」

眼鏡「僕が殴られてたのを見てわざわざ廊下で倒れてたって?」ヒソヒソ

兄「ああ。とりあえずな。」ヒソヒソ

眼鏡「ありがとうございます。」ヒソヒソ

兄「顔もあざあるしもう少し寝てな」

眼鏡「はい・・・」

先生「あとで廊下で倒れてた理由・・・聞かせてもらえるかしら?」

眼鏡「はい・・・」

下校時刻
兄「妹のクラスは2階だから・・・」タタタタタタッ

兄「おい妹ーっ」

妹「あっおにいちゃーん。」

妹「さっき眼鏡君がさ・・・」

兄「そんなことより」

妹「大事な話!!!眼鏡君が廊下で倒れてたらしいよ!!」

兄「誰が言ってた?」

妹「担任の先生」

兄「そうか・・・ところでこの学校・・・いやこの学年でいじめってある?」

妹「ないなー。不良とかもいないし・・・そんなのないよー」

妹「いきなりどうしたの?」

兄「いやなんでもない。一緒に帰ろうぜ」

妹「うんっ」

兄「眼鏡君ってお前と仲がいい奴だよな??」

妹「うん。同じクラスじゃないけど休み時間会うと良く話しかけてくれる。」

兄「何があったんだろうな・・・廊下でなんて・・・」

先生「兄君ちょっと止まってー」

兄「なにか忘れ物ですか?」

先生「いや、眼鏡君ってどこで倒れてたの?ちょっと眼鏡君良くわかんないって言ってるんだけど」

妹「どうしたの?」

兄(あの馬鹿野郎ーーーーー良くわかんないとか言ってんじゃねぇよ!!!ったく。)

兄(このタイミングで先生か・・・)

妹「何があったの??」

兄「実は廊下で倒れてた眼鏡君は俺が保健室に運んだんだ。」

妹「えっ・・・?」

兄「悪い。先帰っててくれ。」

妹「はぁーい」スタスタ

兄「今行きまーす」スタスタ

先生「早く早く!!」

兄「はぁーい」タタタタタタッ
その頃 妹
妹(お兄ちゃんが眼鏡君を・・・?)

妹(どうして?眼鏡君に何があったの?)

妹(虐めがあるかとか聞いてきたし・・・何かあるのかな・・・?)

妹(今日のお兄ちゃん何か変だったけど・・・深く考えるのはやめた方がいいかな。)

~下駄箱~
兄「そういえばここの学校って名前で繋がってるんだっけ。。」

兄「○○小学校→○○中学校→○○高等学校って。」

兄「眼鏡君は頭いいし○○高等学校かな。進路決めてねぇなぁ俺は。。」

兄「そうだ。早くいかないと。」タタタタタタッ

兄「○△高校に行こっかなぁ。やっぱり無難に○○高校かなぁ」スタスタ

兄「失礼します」ガチャ

先生「さて、お話を聞かせてもらいますよ」

先生「兄さんは眼鏡君が廊下で倒れてたのを目撃して保健室へ・・・間違いないですか?」

兄「・・・ええ。」

先生「ここで違ったら全て狂いますが。本当ですね?」

兄(全て知ってるような口調だなぁ)

兄「本当です。」

先生「眼鏡君は覚えていますか??」

眼鏡君「詳しくは・・・ですけど、廊下で僕は倒れていました。」

先生「顔のあざは・・・」

眼鏡君「いきなり複数の生徒に殴りかかられた・・・です。」

先生「この学校で虐めなんて聞いたことありませんが・・・わかりました。」

先生「もう少しベッドで寝てなさい。あのでまた話を・・・兄君はもう遅いし帰りなさい。」

先生「眼鏡君は家まで送るわ。」

兄「失礼しました」ガチャ

兄「はぁ」スタスタ

兄「なんかめんどくなってきたなぁ」スタスタ

先生と眼鏡君 車内
先生「確か眼鏡君は塾に行ってるわよね」ブォォォォン

眼鏡君「はい。」

先生「今日は休みなさい。」ブォォォォォォォォォォ

先生「明日学校に来れる?」キキー ブロロロロ

眼鏡君「ええ」

先生「ヤバッ検問だわ。スピード違反しないようにしなきゃ。」

眼鏡君「・・・先生。」

先生「何?」

眼鏡君「今の道右です。」

先生「もっと早く言いなさいよ!!Uターンしなきゃ。」ブロロロロ

眼鏡君「すいません・・・」

~その頃 学習塾~
先生「ここにこの公式を当てはめると答えは?DQN君」

DQN「x=3です」キリッ

先生「正解!」

先生「じゃあつぎの問題は・・・眼鏡君いないから妹友ちゃん」

妹友「xの3乗」

先生「おしい。ここはこのようにして・・・」

DQN「廊下で眼鏡が倒れてて誰か保健室に運んだらしい。」ヒソヒソ

DQN2「いじめはバレてなきゃいい。明日あいつ学校に来るだろうからな。」ヒソヒソ

DQN3「三人いりゃ大丈夫っしょ。」ヒソヒソ

DQN「先公にチクれる勇気はあいつにはないしな」ヒソヒソ

DQN「楽しみだぜ~」クックックッ

~家~
妹「どうだった?」

兄「どこで倒れてたの?としか聞かれなくて答えたら帰っていいって言われた。」

妹「門で待ってて一緒に帰っても良かったんだけどね。」

兄「ああ。」

母「夜ご飯出来たよ~」カンカン

父「お玉でフライパンを叩くのはもうやめてくれないかな?」

父「大きな音出さなくても皆くるし。」

母「はいはい。なんか癖なんだよね。テレビ付けとかないと」ポチッ

父「地デジとか言うのは電源つくの遅くてイライラするな」

母「みんな遅いわねーーー」カンカンカンカンカンカン

兄&妹「はーーい」タタタタタタ

兄「そのフライパンとお玉をたt」

母「父さんにもそれ言われた。」

妹「普通に読んでくれれば来るのに」

家族「いただきまーす」モグモグ

父「なんか学校で面白いことあった?」

兄「廊下で倒れてた眼鏡君を俺が保健室につれてってあげた」

妹「あたしは見てないけどそうらしい。」

父「眼鏡君って誰だっけ」

母「よくうちに遊びに来てた勉強好きな子だよ」

父「ああ!!」

妹「ごちそうさまー」カチャカチャ

母「今日は早いのね。」

妹「先に風呂入るねー」ジャー ガチャカチャ

父「風呂のお湯入れてくるよ」

妹「ありがとーっ」ガチャカチャ ジャー

妹「ふーっ」チャポン

妹「やっぱ風呂は気持ちいいなぁー」ジャバー

妹「そういえばこないだもなんかあったなぁ」ジャバー

妹「眼鏡君って誰かに恨まれてるのかな」ジャァァァァァァァ

妹「考えすぎだなぁ。少し浸かって出よー」チャポン

妹「はぁー」

妹「次いいよー」

兄「うーい」

兄「はぁ」ヌギヌギ

兄「明日あいつ学校来るかなぁ」ヌギヌギ

兄「もし来たとして・・・」ガチャ

兄「俺がいじめをとめられるか・・・」チャポン

兄「止めるのは誰だってできる。簡単だ。」ザバァ

兄「だがあとの処理がすごく面倒なんだよなぁ」ジャァァァァァァァ

兄「いいこと思い付いた。あの授業中はできないはず。つまり」ジャバー

兄「休み時間の度にずっとトイレ行けばいいんだ!!!いじめはトイレ以外できないはず」チャポン

兄「いーい作戦だっ。クックックッ」ザバァ

兄「次いいよー」

次の日
兄「朝の休み時間・・・」

兄「トイレ行ってくる」

兄友「ついでに俺も」

兄「おk」

兄(くんじゃNEEEEEEEEEEYO)

兄「3階トイレ使えないから2階行こう。」

兄友「ああ。なんか先生が3階トイレは今日で工事が終わるとか。」

兄「マジで?」

兄友「勿論」

兄(あいつらの犯行はどっちのトイレなんだ??ますます休み時間疑われる。)

兄「ちょっといいか?」

兄友「ああ」

兄(来てるか?眼鏡君・・・)

兄(ああいたいた。眼帯してら。可哀想に・・・)

兄友「用事は」

兄「済んだ」

兄友「即答かよ」

兄「早くトイレ行かねぇと。」タタタタタタ
ガチャッ
兄(誰もいな・・・一人いるな。誰だ?)

キモオタ「デュフフwwwまどかたん・・・ハァハァ」

兄「この中学校にあんなのいた?」ヒソヒソ

兄友「知らんな。まぁあんなのよくいるだろ」ヒソヒソ

兄「希少種だよ・・・普通にならいいけどトイレとかもうないわー」ヒソヒソ

兄友「いっ・・・いいから行くぞっ」

兄「ああ。次の授業美術だしな。」

兄友「何寝ぼけてんだ技術だよ」

兄「あいつ・・・騙したな・・・俺を騙してなんの得があるんだよ」

兄友「あいつって誰だよ」

兄「『女』だ。」

女「嘘ついてごめーん教科書貸してやるからさ・・・」

兄「さっきも言っただろうが・・・あのな、俺はノートを忘れたんだよ!」

女「あらそうごめんねーwww」

兄「ちっ」

兄友「俺の見せてやるから。って言うか帰ったら俺のノートを写せ。」

兄「つまり貸してくれると。」

兄友「そうだが?」

兄「サンキュー」

女「なんか私すごく悪いみたいじゃない」

兄「貸してくれない人にそんなこと言われても」

女「じゃあ貸したげるよ」

兄「字汚ね。イラネ」

女「ったく」

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
兄「ありがと兄友!!トイレ行ってくる」

兄友「ああ・・・」

女「意外に兄君って毒舌なのね」

兄友「嘘つくからだろ」

女「てへっ」

女友「ねぇねぇあのさー」

女「何ー?」

女友「昨日のタイムラインでさー」

女「うんうん」

兄友(ラインの話とか聞くと事件に巻き込まれそうだから怖くてやらないって言う自分が惨めに思えてくるな・・・)

兄「ついた・・・そーっと」ガラガラ

兄「そーっ」ガラガラ

兄「誰もいない・・・トイレって普通休み時間賑わってるっていうか人いるはずなんだが?」

兄「まぁいい3階の行ってみるか。」タタタタタタタタタタタタッ

兄「3階はまだ工事中と。まぁまだ一時間目終わったぐらいだしな・・・でもこうみせかけて人いるかもしれない」ガラガラ

おっさん「工事中の貼り紙見えなかった??4時間目の終わりにトイレは直るよ。」

兄「4時間目ですか。わかりました。」ピシャッ

兄(くそー。DQNは明日も金もってこいとか言ってたよな・・・必ず眼鏡をいじめるはず。)

兄「やばい。鐘がなる。急いで支度。」

兄友「お前トイレ長いな。次理科だぜ。持ち物は教科書ノート筆記用具。急げ」

兄「へいへい」タタタタタタ

兄(おかしい・・・なぜ虐めないんだろうか・・・)

兄「筆記用具、ノート、教科書っと。」

兄「さて行くか。」

~~~~~~~~~~~~~~~
DQN3「うちの親父ヤクザの幹部だから」

DQN2「お前それしか言ってねぇwww」

DQN「おい眼鏡。聞け。」

DQN「お前が先公にチクったってすぐわかるんだ。もっと痛い目にあわせるぞ。チクったら。」

DQN「明日は体育館裏の所に来い。今日みたいに万札一枚ごときだともっと潰しちゃうよ?」

DQN2「親の財布からでも取れるだろ??なぁ?」

DQN3「顔も殴ったからバレちまうかもな。」

DQN「明日は体育館裏な。約束だぞ眼鏡君!」スタスタスタ

DQN2「こいつこのままでいいか。」

DQN3「ああ。早くしないとDQNいっちまうぞ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~
兄「理科もかったるいなぁ」

兄友「はぁー実験やんないで話聞くのも楽じゃないな」

兄「はぁ」

兄(あの日のあのあとすぐクラスに行ったけど、戻ってきたときも眼鏡君はトイレで倒れてたな・・・)

兄(ここで先生に言えばあいつは勿論俺まで巻き沿いを喰らう。クソッ。次もトイレ見に行かないと。)
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
兄「トイレ行ってくる」

兄友「糖尿か・・・ったく。」

兄「俺の机に荷物置いといて。」

兄友「ったく。雑用じゃねぇっての」

女「どことなく嬉しそうだけど。」

兄友「嬉しくねぇよ!!」

兄(3階は・・・工事のおっさんがいる。)

兄「2階は・・・」ガラガラ

兄「いない!?なぜ!?俺がトイレに毎回来てるのバレた!?そこまでDQNは頭いいのか!?」

兄「くっそー」

兄「結局、同じようなことを繰り返した。2階のトイレも解放された3階のトイレにも毎休み時間行ったがDQN達と眼鏡君の姿はなかった」

兄「もうこれしかない。眼鏡君に会いにいこう。」

放課後

眠いのでま明日の夜書きます。
それか昼間時間あったら書きます
ID変わってるときはよろしくです

どうも>>1です。今から書きます

兄「おーい眼鏡君!」

眼鏡君「はい。」

兄「今日は虐められなかったのか?」

眼鏡君「ええ・・・」

兄「本当に?」

眼鏡「はい。」

~~~~~~~~~~~
DQN「ちゃんと持ってきたか?」

眼鏡君「はい・・・・」

DQN2「こいつんち確か金持ちだよな。なぁ?」

眼鏡君「い・・・いや・・・」

DQN3「まぁいい。早く金を出せ。そうすれば殴られずに済むぜ?」

眼鏡君(僕の小遣いが・・・明日は土曜日だから金はなくならずに済むな・・・)

DQN「そうそうwwwおとなしく出せばいいんだよwwwww明日も持って来いよ?」

DQN2「明日学校休みwwwww」

DQN「じゃあまた月曜ここに来いよ?いつもの時間に。」

眼鏡君「うう・・・・・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

眼鏡君「心配してくれてありがとう」

兄「いやいいんだ。妹みたか?」

眼鏡君「向こうで妹友ちゃんと立ち話してますよ」

兄「そっかどうもな!」タタタッ

眼鏡君「昨日のトイレの時の虐め・・・やっぱり見てたんだ・・・」

兄「一緒に帰ろうず」

妹「うん。じゃあね妹友ちゃん」

妹友「すっごく仲いいね~^^また月曜日ね~」

妹「それじゃ」スタスタ

兄「今日はなんか面白いことあったか?」スタスタ

妹「特にないよ~○○ちゃんって子が椅子から転げ落ちた。とか」スタスタ

兄「なんだそれ」スタスタ

妹「なんか授業中に~」スタスタ

兄(やっぱり妹は虐めについて知らないんだ・・・)スタスタ

妹「聞いてるのぉ?」スタスタ

兄「あっああ!続けて」

妹「先生が雑談してたときに~」

兄「ふむふむ」

兄「着いた!」スタスタ
ガチャッ
兄&妹「ただいまー」

父「はいお帰りごはん出来てるぞー」

母「早く着替えてきてー今日は定番のカレーよー」カンカン

父「だからお玉でフライパンを叩くなとあれほど」

母「癖なんだってばー」

兄「いつも通り平和だなぁ・・・・」

夕食後

父「風呂風呂だぞ風呂」コンコン

兄「へいへい」

風呂後

兄(昨日のことがあって今日はないなんておかしいな・・・)

兄(やはり眼鏡は虐められてるはず)

兄(休み時間人の立ち寄らない所にいるかもしれんし)

兄(体育館の裏とか屋上とか・・・屋上は入れない・・・いや?鍵壊して入ってるかもしれん)

兄(見てしまった以上はほっとくことは出来ないなぁ。月曜は屋上見てみるか)

兄(体育館裏もか・・・)

月曜日
兄「最近ほんとだるいよなぁ」

兄友「お前最近トイレにイきすぎだもんなぁ」

兄「そうか??」

女「糖尿なんじゃないの?」

兄「はいはい糖尿ですよっ!そうだノートありがとう兄友」パサッ

兄友「お・・・おう」

女「兄って1年くらい前は無口な人だったよね・・・?」

兄友「少し変わったな・・・」

兄(あいつらはいつどこでやってるのかわからないからなぁ・・・)

兄(何をやってるのかはわかるのになぁ)

兄(体育館だったら確か隣のクラス1時間目体育のはず・・・)

兄(体育館裏の情報なんてわからないか・・・)

兄(1時間目終わって屋上か体育館裏どっち行こう・・・)
安価で

安価>>49で

安価待ちksk

兄「屋上いってみるか・・・」

兄「鍵かかってなかったら確定かな」スタタタッ
ガチャァッ
兄「あ・・・開いた・・・?」ビュォォォォォッ

兄「風すごい上に・・・誰も居ない・・・・・屋上は違ったか」

兄「なぜ鍵があいていたんだ・・・?」

兄「先生にばれたら怒られるだろうし早く行かないと」タタタタ
ガチャッ
ガヤガヤ
兄「誰か来るっ?」

兄(DQNか・・・?)

兄「来ない・・・」

兄「なんだ・・・嘘だったのか」スタタタッ

兄「授業始まっちゃう」スタタタッ

兄「次の授業終わったら体育館裏直行。確か次は数学っ!」スタタタタタ

兄友「遅いぞお前~」

女「早く早く。コンパスとか持ってきた?」

兄「ああ」

女「早く席ついてついてー」

先生「では数学の授業を始めます」

生徒「きょーつけー れい」

全員「お願いしまーす」

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
兄「ちょっと用事が」

兄友「イかせねぇーよ」

兄「ちょっと急ぎで。」

兄友「次国語だからな?」

兄「ああ。じゃっ」タタタタタタタタタタタタタタタタ

兄「はぁはぁ・・俺のクラスから体育館まで距離あんなぁ・・・」スタタタタタ

兄「ついた・・・」

DQN「死ねオラァ」ボコッ

眼鏡「ぐはっ!!」

兄「ビンゴ!」

DQN「少ねぇんだよ!たった5000円かよ!?」

DQN3「親からでもいーからとってこいって言ったろ??」

DQN2「そうそうwww万引きさせてもいいけど金にならねぇしなぁww?」

DQN「やっぱ金だよ金wwww」

兄(いつ行けばいいか・・・この距離だと授業始まっちまう・・・)

兄(授業なんか気にしてられっか。だが相手は3人・・・)

兄(おっ・・・・・いいもの落ちてんじゃん)ヒョイ

兄(体育館は放課後部活に使われる筈・・・バレーボールとか・・・バスケとか・・・)

兄(だが何故バットが??茂みに落ちてたが・・・無防備三人なら勝てるかもな・・・)

兄(行くしかねぇ・・・・か・・・・)プルプル

兄(で・・・・・でも・・・・・)

DQN「オラもっと金持ってきてんだろぉ?」バキッ ドゴッ

眼鏡「うう・・・」

DQN2「出しとかないと痛い目にあうぜ?もうなってるかwwww」ドゴッ

DQN「昨日のこともあって顔はまずいだろ。やるなら顔より下wwバレねぇってww」ドガッ

兄「・・・・・」

兄「らぁぁぁぁぁぁ」タタタタタ
バキィィィィッ ドゴォッ グシャッ
DQN「ひあっ・・・・・」ゴシャッ ドゴッ

DQN2「う・・・腕が・・・・」バキッ ドゴッ グシャッ

DQN3「う・・・うわあああ」タタタタタ

兄「待てよオイ!」タタタタタ

ゴシャッ!! ドゴァッ!!!
兄「はぁはぁはぁはぁ」

兄「眼鏡ぇっ!」

眼鏡君「ん・・・・あ・・・・うう・・・・」

兄「保健室に・・・?でもなんていえば・・・・」

兄「・・・」

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
兄「なんで俺ひぐ○しみたいなことしてんだよ・・・」

兄「ったく・・・」ヒョイ

眼鏡「うう・・・・」

兄「待ってろ。携帯で病院に・・・」

兄「こいつらは・・・」

兄「俺もお前も制服が血だらけだなぁ。」

兄「鐘なったか・・まぁいい・・・」

兄「こいつらに絡まれて殴られたって言えばいいか・・・」

兄「俺は血だらけで無傷じゃねぇか」

兄「どういえばいいんだよ・・・」

DQN「あ・・・あいつって・・・・・2年の・・・・・兄・・・じゃなかったか?」

DQN3「あ・・・・あ・・・たし・・・か・・な・・・」

DQN2「」

DQN「あ・・・歩ける・・・・・か・・・?」

DQN「歩けないが俺は・・・立てるぜ・・・・・」ヒョコ

DQN2「」

DQN「手を貸すよ。二人とも」

DQN2「」

DQN3「ど・・・うも・・・・」ヒョコ パタッ

DQN「大丈夫かっ?」

DQN2「」

DQN3「ああ・・・・」

DQN「なぁDQN2・・・」

DQN2「」

DQN「返事してくれよ・・・おい・・・」

DQN「DQN2ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

DQN2「」

DQN3「死んだ・・・・?」

DQN2「人を・・・・勝手に・・・・・殺すんじゃ・・・・ねぇ・・・・・よ」

DQN「やっとしゃべった・・・・・・か・・・・」

DQN2「腕・・・・・・いてぇ・・・・・・なぁ・・・・・・・・・」

DQN3「体中いてぇよ・・・・・」

兄「よいしょ・・・っと。ここならだれにも見つからない。」

兄「救急車・・・だな・・・保健室だと・・・・また先生になんか言われる」

兄「もう大丈夫だからな・・・」ピッピッポッ prrrrr

救急隊員「はい。119番です。火事ですか?救急ですか?」

兄「救急です。○○中学校の前で生徒が一名倒れていたのを助け・・・」

兄「はい・・・はい・・・そうです。」

救急隊員「わかりました。大至急救急車を手配します。その場所にそのままでいてください。」

兄「では」ピッ

兄「もう大丈夫・・・」

眼鏡君「ここは・・・?」

兄「今はあまりしゃべらないほうがいい。」

眼鏡君「・・・」

ピーポー ピーポー ピーポー 救急車が通ります進路を譲ってください 救急車が通ります進路を譲ってください

兄「来た。」

兄友「外が騒がしいな・・・なんで兄来ないんだ・・・」

女「さすがに心配・・・」

先生「兄おせぇなぁ・・・あいつ国語嫌いだっけ?」

兄友「あいつ朝、昼の弁当忘れたとか言ってたんでそこのコンビニに買いにいったんじゃないですか?」

先生「あいつならやりかねない・・・・かな。」

兄友「最近はあいつやんちゃですし」

先生「騒がしいし窓閉めなさい」

女「はーい」ガラガラ ピシャッ

救急隊員「早く患者さんを乗せろ!」

救急隊員2「はい!」ヒョイ

救急隊員「よし!乗ったな!?行くぞ」ガラガラ

救急隊員2「通報してくれたの君かな?」

兄「えっ・・・ええ。」

救急隊員「ちょっと総合病院まで同乗して話聞かせてもらえ無いかな?」

兄「はい。」

救急隊員「それでー・・・君は家に忘れた弁当を家が遠いので面倒くさがり、そこのコンビニへ買いに行こうとしたところ」

救急隊員2「偶然人が倒れてて通報・・・と。」

兄「はい」

救急隊員「あとでこの子にも話を聞くよ。弁当を買いに行くには時間が早いんじゃないかい?」

兄「急いでて朝飯食べてないんですよ・・・」

救急隊員2「そうか・・・なら休み時間買いに行こうと思う気持ちはわかるね。」

救急隊員「貧血になりやすいから気をつけなよ?」

兄「はい」

運転手「そろそろ病院です。」

救急隊員「病院見つかってなかったらあの場所で数分は待機だったな」

救急隊員2「ええ。」

兄(めんどくせーことになっちまったな・・・DQN達誰にも見つかってないといいが・・・)

DQN「救急車の音してたな・・・眼鏡もいねぇな・・・まさか」

DQN2「なんだよ?」

DQN「あいつこことは違う場所で救急車呼んで眼鏡を連れてった・・・とか?」

DQN3「お前って頭いいのな。」

DQN「お前らだって俺と同じ塾通ってんじゃねぇか」

DQN2「俺にそこまでの頭はねぇ」

DQN「兄・・・だな・・・顔も覚えた。」

DQN3「ああ。」

このあとDQNら3人は見つかり、病院へ運ばれた
DQN「見つかっても虐めてたなんて馬鹿な真似はすんなよ?」

DQN2「あたりめーだ」

DQN「あ・・・あれ・・・?おかしいな・・・?」

DQN2「ん?」

DQN「さっきまで立てたのに・・・た・・・立てねぇ」

DQN「歩くことも出来ねぇのに・・・」

DQN3「俺らしゃべることしか出来ねぇのな」

DQN「どうやらその通りだ。同じ病室でよかったな。3人とも。」

DQN2「ああ。完治したら兄と眼鏡どうする?」

DQN「ポア・・・だな・・・」

DQN3「これまた懐かしい言葉を・・・」

DQN「あんな奴ら俺らより酷い目にあわしてやる。眼鏡も俺らと同じこの病院で入院してるらしいな」

~それから3年後~
兄「もうケガは完治したな。」

眼鏡「はい。もうあざもないし、骨が折れてたのもなおりました」

兄「退院おめでとうな」

妹「おめでとう!眼鏡君も私と同じ高校1年生だよ!!」

兄「ハイテンションだなぁ」

妹「最初兄ちゃんが眼鏡君助けたときは学校で騒がれてたもんね。」

妹「DQNたちの虐めも1~2年くらいたって発覚しちゃったもんね。」

妹「DQNたちももうすぐ退院だって・・・」

兄「眼鏡君助けたのは2回だな。」

兄「○○高校おめでとう。眼鏡君!俺も○○高校だけど」

妹「私だって○○高校生だよっ!」

眼鏡君「どうもありがとうございます。」

兄「退院できて本当におめでとうございます。」

眼鏡母「いえいえ」

眼鏡父「うちの弟を助けてくれてありがたいほどです。」

兄(バットで殴った後実はバットは誰にもわからない場所へ捨てた。)

兄(あの後発見した人はいないし、今じゃ発見することもできないだろう。)

兄(DQN達はバットで殴ったと言っているが、バットという証拠がない・・・)

兄(でもあれは素手で殴った跡じゃないし・・・また違った理由でまとめられた)

兄(僕は殴ってないと言ったし、良かった。)

兄友「やっぱりあの時コンビニへ行こうとしてたんだなwww」

女「何度もトイレに言った理由もわかったし」

兄友「まさかあの眼鏡がなぁ」

女「もう昔の話はやめにしてみんなでどっかいこっ」

兄「ああ」

女「みんな同じ高校でよかったよ~」

兄友「ああ。またみんなでどっかいったり話したりできるな」

兄「ああ」

妹「眼鏡君死んじゃってたらどうしようかと思った・・・」

兄「うん・・・ひどい虐めだったし・・・」

妹「いきなりお兄ちゃんが病院にいるって電話来たときはびっくりしたね」

母「うん。」

父「いやぁ~いきなり病院から電話来たからなぁ」

父「あの子が虐められてたとはねぇ・・・」

母「取り敢えず退院できてよかったと。」

父「虐めてるほうもそろそろ退院するんだろ?」

兄「うん。」

父「大変だな」

DQN「やっと退院まで3か月か・・・俺らもう歩けるのになぁ」

DQN2「退院したくねえなぁ、学校行くんだぜ?」

DQN3「一応俺らだってここで勉強してんじゃん。」

DQN「そら学校行ってわかんないとこあったら困るやん」

DQN2「退院したら兄と眼鏡やるか」

DQN「執着しすぎwwww」

DQN3「親父にも頼むか。」

DQN「頼もしいな。ヤクザは」

それから3か月後
DQN「高校時代も病院はやだしな。」

DQN2「喜べ!今日で退院だぞ!?」

DQN「明日じゃなかったっけ」

DQN3「変更らしい。そろそろ昼食か・・・」

DQN「俺らって見舞いに来る人すくねぇなあ」

DQN2「ああ・・・でもこれももう最後になるぜ??」

DQN3「もっとテンションあげてこーぜ。」

DQN「娑婆の空気はうめぇなぁ」

DQN2「いつも病室の窓開けてたくせに」

DQN3「だからもっともっとテンションあげようずw」

DQN「おう!」

DQN「ここに置いてある自転車鍵かかってないwwww」

DQN2「奪えよwww馬鹿だなw鍵かけないとかwww」

DQN3「3人で乗れるか?」

DQN「無理だ・・・あ・・・これ前輪パンクしてるわ」

DQN2「なんだよぉ」

DQN「今のゲーセンってこんなのあるんだ。」

DQN3「やってこうず」

2時間後
DQN「あっさり金なくなったなぁ」

DQN2「2時間持っていいとこだろ。」

DQN3「前までゲーセンで金使ったら眼鏡にもらってたもんなぁ」

DQN「俺らも明日高校だし・・・もらうか?」

DQN2「いや、あいつらはもらうより殺るしかない」

DQN3「ああ。その通りだ」

DQN「またゲーセン行きてぇなぁ」

DQN2「今度行こうず」

DQN3「ああ。」
ブォォォン バゴォォン
DQN「ぬあっ!??」ドサッ

DQN2「なんでまた・・・」

DQN3「・・・」パタッ

DQN「今あのバス俺らをはねたよな?まずい起き上がれない」

DQN2「右腕がいてぇ。な・・・・・」

DQN3「・・・」

~病院~
DQN「なんかあっさりまた病院にもどされたな。」

DQN2「体中がいてぇなぁ・・・」

DQN3「はぁ。。。うっ。。。。」

DQN「テレビつけてみるか・・・・」
ピッ
アナウンサー「えー只今入ったニュースです。」

アナウンサー「神奈川県○○市でバスジャックテロが発生しました。」

アナウンサー「犯人は20代男性と思われる人物で、黒い帽子に黒い服を着ているという情報があがっています。」

アナウンサー「犯人の目的は、いまだ不明です。」

アナウンサー「身長が170cmを超えると」
ピッ
DQN「俺らに恨みを持ったやつかな・・・?」

DQN2「それいったら眼鏡以外で誰がいんだよ?」

DQN「またどのくらいの期間ここにいんのかな・・・」

DQN2「高校時代病院とかマジで嫌だからな?」

DQN3「ああ。最低だ。それは。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
眼鏡「テレビでやってたけどDQN達バスジャックのやつにはねられたっぽいね」

兄「犯人はその他に何人か人をはねてるけどな・・・」

眼鏡「本当にありがとう。DQNはもう顔もみたくない」

兄「ああ。そりゃあんなのはねられて正解だ・・・」

眼鏡「でも中学2年から高校終わるまで病院って可哀想だな・・・」

兄「君はお人よしなの??」

眼鏡「いや・・?」

兄「あんな骨折られてボコされて、可哀想って・・・」

眼鏡「確かに実際僕も、3年間入院したもんね。」

兄「大変だったろ」

眼鏡「そりゃあもう。」

兄「もう入院しないように健康でな。また明日学校で」

眼鏡「うん。じゃ。」

兄「ただいまー」

妹「はいはいお帰りー」

母「飯できたよー」カンカン

父「炒飯か」

兄「着替えたらすぐ食う」

妹「おいしそーっ」

妹「もぐもぐ」

兄「美味しいな」

母「特製だよ」

父「あのDQNとやらがまた病院へいったらしいな」

母「大変ねぇゴタゴタしてて」

妹「なんかテレビでやってたね」

兄「バスジャック・・・ねぇ・・・」

父「よーし飯のあとは風呂だ。母さん風呂」

母「はいよ」

兄「ごちそうさん」カチャカチャ

妹「わたしもごちそうさまー」カチャカチャ

兄「洗っとくよ」ジャバー カチャカチャ

妹「どうも」

テレビ「先ほどお伝えしたバスジャックの犯人が逮捕された模様です」

テレビ「犯人の動機は中学時代いじめられて中学生が嫌いなのでジャックしてはねたいと申し上げています。」

テレビ「犯人はこの事件の容疑を認めており・・・」
ピッ
兄「なんか眼鏡に似てるな・・・でも20代の男・・・だっけ?眼鏡ではないな」

兄「さてと・・・風呂はいるか。」

風呂後
兄「寝る前にパソコンでも」

兄「」カタカタッ

兄「このチカチカしてる広告何なんだ??うぜぇな」カタカタ

兄「」カタカタ

兄「」カタカタカタカタ
~~~~~~~~~~~~~
DQN「もう夜も更けてきたなあ」

DQN2「2年ほどだってな・・・退院まで」

DQN3「高校時代は病院・・・俺ら1年生だしなぁ」

DQN「今年入ったばっかなんだから2年後は3年生になったばっかだろ?」

DQN3「ごめん。ちょっと計算が衰えてきたは」

DQN2「しっかりしろよ」

DQN「ちょww俺のセリフww」

DQN2「足少しでも動かすといてぇな。」

DQN「予定より早く退院できればなぁ」

DQN3「ああ」

そして2年が立ち
兄「俺ら卒業・・・かぁ」

兄友「この校舎もう3年間も見てきたか・・・」

女「それより大学どこいくの?」

兄「俺は○○大学」

兄友「俺と同じだ」

女「私△□大学」

兄「じゃあな女。違う学校でもメールしてまた3人で遊べるだろ~」

兄友「おうよ」

妹「おにいちゃ~ん」タタタタ

兄「おうなんだ妹」

妹「卒業おめでと~」

兄「はははど~も」

兄友「妹ちゃんは昔から変わらないなぁw」

妹「兄友さんも女さんも卒業おめでとうございます」ペコッ

兄友「わざわざどうも」

女「ありがとう」

兄「ちょっと眼鏡呼んできてよ妹。」

妹「なんで??」

兄「いまから5人で飯食いにいかね?奢るからさww」

妹「呼んでくる。」

兄「来れなかったらいいからな~」

兄友「悪いよ。さすがに。」

女「うん。ちょっと悪いよー」

兄「お前らには3年間お世話になったし。中学時代も」

兄「奢らせてくれ」

妹「来たよ~」

眼鏡「お久しぶりです。ご卒業おめでとうございます」ペコッ

兄友「みんな礼儀正しいなぁw」

兄「じゃいくか。」

眼鏡「本当にいいんですか?」

兄「ああ。もちろんだ。」

女「楽しみね~」

~~~~~~~~~~~~~~
DQN「俺らも3年になってやっとか」

DQN2「おめでとうって俺らに言い聞かせよう」

DQN3「疲れたなぁ~~」

DQN「学校かぁうぜぇな」

DQN2「また嫌な目で見られるんだろうなぁ」

DQN3「だなぁ」

DQN「退院したし。前回の時はゲーセンいったんだっけ」

DQN「あれから2年・・・どんなゲームあるか行ってみねー?」

DQN2「ああ。ここってパンクしてた自転車置いてあったところじゃね?」

DQN3「そういやそんなんあったなw」

DQN「ゲーセンかぁ懐かしいなぁ」

DQN「やばいなにこれ楽しい」

DQN2「楽しいのはいいがまだ30分もたってないのに金が尽きたなぁ」

DQN「カツアゲするか・・・ってこの店店員以外誰もいねぇな・・・」

DQN3「みんな俺らをさけてんのか・・・」

DQN「帰ろう。」

DQN2「こんなとこにコンビニなんてあったっけ?」

DQN3「時代の流れ」

DQN「学校行ったらいるだろうな・・・眼鏡。」

DQN2「あいつは俺らをハメた。兄に頼んでバットで殴ったんだ。あの跡まだあるぞ」

DQN3「親父に頼んで懲らしめるか」

DQN「懲らしめるじゃすまないようにしてやるんだ。兄もまねけ」

DQN2「ああ」

その日の夕方 5時
ピリリリリ
兄「メールだ」

兄「眼鏡からか・・・なんだろ・・・」ピッ ピッ

兄「・・・!?」ピッ

兄「なんでだ・・・?何かあった・・・か?」

兄「ちょっと出かけてくる」

父「早く帰って来いよ~」

兄「飯と風呂はもう済んでる」

父「なんだ。いってらっしゃい」

兄「はい」

兄「どうしたんだ?」

眼鏡「DQN達が・・・その・・・」

DQN「おおー来た来た。」ザッ

兄「なっ・・・」

DQN2「やっとボコれるぜ」

DQN3「ああ。素振りの練習しといてよかった」

兄「バット!?な・・・なんの話だ!」

DQN「5年前・・・いや、6年前・・・・お前は眼鏡に頼まれて俺らを殴った」

兄「違う!眼鏡が頼んだんじゃない!俺は眼鏡を助けたくてお前らを殴っただけだ!」

DQN「ほう・・・言ったな?礼はさせてもらうぜ?」

兄「眼鏡。だれか今すぐ連れてこれるか?お前の友達で不良・・・はいないか」ヒソヒソ

眼鏡「わかりました。今日のおごりの借り返しますよ。ちょっと待っててください」ヒソヒソ

DQN「逃げんな眼鏡ぇ!」

兄「お前の相手は俺・・・だけなんだよ!!」

DQN「ちっ・・・もっとバットもってくりゃよかったぜ。」

DQN3「俺しか持ってこなかったな・・・」

DQN2「3対1でこれならフェアだろwwww」

兄「バット・・・か・・・」

兄(確かこの公園の横のゴミ捨て場に材木があった筈・・・)

兄(こいつらの攻撃をかわして取りに行って戦うか・・・)

兄(戦ってる間に眼鏡もくんだろ・・・)

DQN「いつまで立ちどまってんだオラァァァァ」ブォン

兄「弱いな」ヒョイ

DQN2「糞がっ」

兄「カスすぎwww」ヒョイ

DQN3「後ろよく見ろカスがぁwwww」ドゴッ

兄「うっ・・・!?」

兄(打ちどころよかった・・・なんとか走ることもできる・・・)

DQN「ちっ・・・素振りしたんだろ?真面目にやれよ!」

DQN3「わーったよ」

兄(今だ!!)ダダダダダダダダダッ

DQN「逃げんじゃねぇよ!」

兄「ここに・・・」

兄(材木・・・折れたカサとか生ごみばっかりだなぁ)

兄(・・・材木・・・ん?まったこれwwwwwやばいwwwww)ヒョイ

DQN3「逃げてんじゃねぇぞぉ?」ブォンッ
カンッ!
兄「あっぶねぇ!!さぁ続きをしようぜ。このゴルフクラブと」

兄「これは・・・なんだ?ゴルフクラブの・・・」

兄「5番・・・アイアン・・・・?どっかで聞いたことあるな。まぁいい」

兄「ほら礼がしいたいんだろぉ?こいよwwww」

DQN「クソっ・・・やったらぁぁぁぁ」

兄「ふっ」ブォンッ
ゴガッ
DQN「ぐはぁぁぁっ」ドサッ

兄「これはまた威力がすごいっすね・・・」

兄「俺も血は見たくないんで早く終わらせますよ・・・?」ギュッ

DQN2「ちょっとバット取ってくる」

DQN3「え??え??」

兄「逃げたか。まぁいい早く礼しろやks」

DQN3「うう・・・・・・」

その頃
妹「お兄ちゃんどこいったのかなぁ?何してんのかな??」

妹「心配だしあとで見にいってみようにも・・・どこに行ったのか・・・」

妹「もう!」
~~~~~~~~~~~~~
DQN3「うおおおおおおおおお」ブォン

兄「ふっ」ザッ

兄「おらぁ!」キンッ!

DQN3「へへっ」

兄「うらああああ」
ドゴッ
兄「え・・・・?」ドサッ

DQN「ははwww俺の蹴りどーよ?」

DQN「倒れてたとでも思ってたか??」

DQN2「DQNの分のバットも持ってきたぞー。」

兄「くっ」パシッ

DQN「俺の蹴りくらってまだ立てる・・・か」

兄「ったりめーだ。てめぇの蹴りなんか聞いてねぇよチンカス」

DQN「そんな口きいてあとでどうなるかわかってんのか?あ?」

DQN2「今わからせてやんよwww」

???「そこまでだ!!」

???「助けに来たよ」

兄「どうも眼鏡」

眼鏡「友くんだ。ちょっと時間かかったけどごめん」

友「この3人倒せばいいんですか?」

兄「ああ。だが君の助けは万が一にしておこう。」

友「身の危険を感じたらすぐに言ってください」

兄「OK。さぁて楽しもうじゃねぇか」

DQN「3対3だが・・・武器はてめぇのほうがすくねぇな」

DQN「勝てる。ああ。余裕でなぁ!!」タタタタタ ブォン

兄「残像だ」ブォン
ドガァッ
DQN「ぐはぁぁぁぁっ」

兄「お前って本当隙だらけだなぁ。弱すぎ」

DQN「て・・めぇ・・」

兄「まぁ、また起き上がられるとめんどうなんでここで」

DQN2「オラああああああ」ブォォン

兄「弱ぇ」サッ
ドゴッ ボゴッ ドゴォッ
DQN「ぐっ・・・ひっ・・・・」

兄「またてめぇらの行きたくねぇ病院に連れてってやんよwww」

友「君の先輩すごいなぁ」

眼鏡「僕もこんな兄さんは初めて見たよ」

DQN3「このままだと・・・あの手段を使うか・・・」

DQN2「そうしないと俺らが滅びる。急げ。」

DQN「」

兄「誰に電話してんだ?あ?させねぇーよ」バキィッ

DQN3「俺のスマホ・・・・」

兄「てめぇもついでに」ドゴォッ

DQN3「ぐはっ・・・・」

兄「てめぇらにどんだけ殴られたかわかってんのか?あ?」ドガッ ボゴッ

兄「眼鏡の気持ち考えろよ?金もとられて、ボコボコにされて。」ドゴッ

兄「眼鏡はなぁなんの罪もねぇんだよ!」ドゴッ

兄「俺が警察に捕まったとしても俺は・・・眼鏡をすくいたかったんだよ・・・」ドゴォッ

DQN2「らああああああっ」

兄「いい時に・・・ったく」サッ

DQN3「」

DQN3「・・・」ムクッ

兄「起きたか!ぶん殴ってやる!」タタタ

DQN2「君の相手は僕じゃないか」ガシッ

DQN3「ちょっと最強の武器とってくる」

DQN2「ああ」

兄「何が最強だよ!最弱のくせに!!離せこのっ」ガッ

DQN2「さぁーて、殺してあげるよ兄くん!!」ブォン

兄「弱い弱い!!ハハハハハハwwwww」ササッ

眼鏡「最強の・・・武器・・・」

友「なんだ?」

眼鏡「まさか・・・・!?」

眼鏡「兄・・・さん・・・勝てるかな・・・・・」

友「そんなに最強なのかよ!?」

眼鏡「うん・・・・・・・・」

DQN2「ぐあッ!?」ドゴッ

兄「ゴルフクラブさん強いなぁww」

DQN2「なんだこいつはぁ。お・・・おいDQN」

DQN「」

兄「DQNさんがサインアウトしました」

兄「ってかwwwwwww」

DQN2「まぁいい・・・DQN3の武器があれば・・・」

兄「なんだその武器は?」

DQN2「来ればわかる・・・」ドゴッ

DQN2「ぐはっ!?」

兄「教えろ!」

???「もうやめて!!」

兄「誰だ!?」

妹「妹だよお兄ちゃん」

兄「妹かぁ!」

妹「こんなところにどうして・・・?なにこの地獄絵図は」

兄「DQN達が寄ってたかって俺のことを何度も何度も殴ってくるから返り討ちにしたんだ」

妹「もう帰ろう!あそこに眼鏡君と友くんがいる!!」

兄「俺が眼鏡に呼ばれたんだ。友は後から来た」

眼鏡「ああ」

DQN2「くっ・・・」

兄「相手が一人ならもうイラネ」カランカラン

DQN2「段々と死の音が近づいて来てるな・・・」

兄「ふーん。だからなんだよ?」
ブォォォン キキィッ
DQN2「来たか」

ガチャッ
兄「誰だ・・・?」

兄「DQN3!!!」

兄「黒塗りの高級車にスーツ・・・ヤクザ・・・?」

兄「スマホ壊したはずなのに・・・なぜ??」

DQN2「公衆電話ってしらないのか?」

兄「ぬあっ?」

妹「だめだよお兄ちゃん逃げて」

兄「いや、流石に銃は撃ってこないだろ。向こうからは・・・」

ヤクザ「お前か?DQN3をゴルフクラブで殴ったのは?」

兄「はい」(距離は数十mあるし近接攻撃はセーフだな)

ヤクザ「仕方ねぇなぁ。本当にいいのか?」

DQN3「ああ・・・うん。」

ヤクザ「堅気には手を出さないつもりだったが・・・仕方ねぇ」チャッ

妹「危ないお兄ちゃん!!!」ドンッ
パァァンッ!!

友「ううっ・・・・」ドサッ

ヤクザ「ちっ」
パァァァン パァァン!!!
兄「ぐあっ・・・・」ドサッ

妹「ぐ・・・・・・っ・・・・」ドサッ

ヤクザ「見つかる前に・・・行くぞ・・・」

DQN3「うん・・・」
バタン バタンッ ブォォォォォッ
兄「妹、友大丈夫か!?」

眼鏡「大丈夫ですか!??」

友「俺は・・・・足だから・・・そこまででも・・・」

兄「ちくしょおおおおおおナンバー覚えたぞーーー!!あの糞男ぉぉぉぉぉ」

兄「俺も・・・足だ・・・」

妹「・・・」

兄「生きてる・・・・・よ・・・・・・な?」

妹「うう・・・・・・・」

眼鏡「救急車呼ばないと・・・」

眼鏡「えーっと119・・・」
prrrrrrr
救急隊員「はいもしもし。こちら119番です。火事ですか?救急ですか?」

眼鏡「救急です!えっと・・・○○公園で・・・」

兄「今度は眼鏡に救急車を呼ばれるなんて・・・予想もしなかったぜ・・・」

友「ああ・・・・銃弾ってこんなにいたいのか・・・・っ・・・・・」

妹「い・・・・痛いよぉ・・・・・おにい・・・ちゃん・・・・」

兄「俺がずっとついてるから安心しな。って・・・できないか・・・」

眼鏡「はい!大至急でお願いします。」

ピーポー ピーポー
兄「死なないでくれよ・・・妹・・・」

友「妹・・・・・・・・ちゃん・・・・・」

妹「・・・・・・」

兄「急いでください!」

救急隊員「はい!大至急病院へ!」

運転手「了解しました。」

病院内
兄「俺なんていい!!妹を優先してくれ!!」

兄「妹は無関係なのに・・・・俺を・・・・庇って・・・・・・」

友「急がないと・・・」

眼鏡「みんな無事で・・・・いてください・・・・・」

妹「・・・・・・」

妹「お・・・・にい・・・・・ちゃん・・・・」

兄「なんだ?妹!!」

妹「私・・・・・ね・・・・・お兄ちゃん・・・・大好きだった・・・・・・・よ?」

兄「わかった!!わかったから!!どうか!!死なないでくれ」

妹「うん・・・・・・・・・・・」

妹「お兄ちゃん・・・・今まで・・・・・ありがと・・・・・う・・・・・」

兄「死ぬなあああああああああああああああああああああああああああ」

妹「」

兄「死んでないよな??なぁ妹!」

妹「」

母「大丈夫なの!?」

父「あのとき俺が止めておけば・・・兄は・・・妹は・・・・」

妹友「妹ちゃんは・・・・・・?」

兄友「兄・・・・妹・・・・・・・」

女「さっきまであんなに元気だったのに・・・・・・・」

キモオタ「妹ちゃん・・・・・死ぬな・・・・友も・・・・・」

先生「兄・・・・・・あいつ・・・生きてるよな?」

先生「妹ちゃん・・・・生きてて!!お願いだから・・・・友君も!!」

眼鏡(なんでキモオタきてんだ!??)

兄(なぜキモオタ!?)

兄「うっ・・・・」

友「ふうふう・・・・・・」

妹「」

兄「俺は願ってる。妹生きてくれよ!」

妹「」

兄「妹おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

妹「」

兄「くっ・・・・・そ・・・・・・・・」

兄「お願い!!!!!神様!!!」

兄「神様!!!どうか・・・!!!」

神様「我に何の用だ」

兄「どうか・・・・どうか・・・」

兄「どうか妹を返して・・・」

神「よかろう」

~~~~~~~~~
妹「おに~いちゃ~ん」

兄「や・・やあ妹。今日はテンションが高いな」

妹「だって~、テストが90以上だったんだよ!?」

兄「どうせなら100取りなよーwww」

妹「とったことないくせにー」

兄「1回なら」

妹「あるんだぁ」

妹「でね、今日学校でさー」

兄「何々??」
~~~~~~~~~~~~~~~

兄「いいんですね??」

神様「ああ。だが条件がある」

兄「なんですか?」

神様「誰かを生贄として我に捧げるのだ」

兄「というと・・・誰か死ななくてはいけないと・・・」

神様「話が早い。そうだ。」

兄「そん・・・・な・・・・妹が・・・幸せになれるかはわからないが・・・」

兄「俺が死のう。」

兄「今日までいろいろあったなぁ・・・」

~~~~~~~~~~~~~
妹「おにいちゃ~ん見てみて~。」

兄「おお!お前もランドセル買ってもらったのか!」

妹「可愛いでしょ~??」

兄「ああ。すっごく似合ってるよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~
妹「お兄ちゃん!!見てみてあの景色!!海がきれいだよぉ~!」

母「すごい景色だねぇ~」

父「家族で来れてよかったなぁ~」

兄「うわぁ!すごい綺麗!カメラカメラっと」ガサガサ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
兄「今まで・・・・・色々あったなぁ・・・・・」ポタッ ポタッ

兄「・・・涙が・・・・・」ポタッ ポタッ 

兄「妹が生きられるなら俺は・・・」

???「逝くなぁああああああ!!」

眼鏡「僕を・・・・生贄にするんだ・・・・・」

兄「話・・・・・・聞こえてたのか!??」

眼鏡「ああ・・・・絶対に死なないで兄さん!!!」

眼鏡「僕は生きている間、なんども助けられた。あなたに。」

眼鏡「あなたはいつも僕を気にしていた。休み時間、色々な場所へ行って、虐められてた僕を何度も助けてくれた」

眼鏡「僕はあなたにお礼をしてもしきれないほど助けてもらった」

兄「でも・・・・・・」

眼鏡「大丈夫です。僕は死んでも・・・・あなたに助けられた恩は忘れないです。」

眼鏡「絶対に!!!してもしても返せないお礼は返します。今!!」

眼鏡「僕を生贄にしてください!!」

兄「・・・・・」ポタッ ポタッ

眼鏡「あなたが助けてくれなかったら・・・もうあのとき体育館で死んでたかもしれません。」

眼鏡「あの時助けてくれたからです。生きてるのは!」

眼鏡「これは僕のお願いです。僕を生贄にして!!!!」

眼鏡「僕をもとから居なかったと思ってください。幻だったと思ってください!!」

眼鏡「どうか!!!あなたは死んで欲しくないです!!!」

眼鏡「ここであなたが生贄になったら・・・・・僕は惨めです。」

眼鏡「助けてもらったのに・・・何も礼しないで・・・死にゆくあなたを見るなんて・・・」

兄「わかった・・・本当に・・・うん・・」ポタッ ポタッ ポタッ

兄「本当に・・・ごめんな・・・・・」

眼鏡「はい」

眼鏡「では・・・・・」

神様「決まったか・・・」

兄「じゃあ・・・・・・・・な・・・・・」

眼鏡「はい・・・・・・・」

神様「本当に生贄でいいんだな?」

兄「ああ」

眼鏡「妹ちゃんに僕が死んでも悲しまないでt・・・・」

兄「眼鏡っ!!・・・」

眼鏡「」

妹「お兄ちゃん!」

バタァン
母「眼鏡君は?」

父「どうしたんだ?」

兄「幻となって消えた」

母「何?何を言ってるの?」

兄「だから・・・消えたっていってんだろ!」ポタッ ポタッ

妹「おにい・・・・・ちゃん・・・?」
それから兄は眼鏡君の事は妹以外誰にも喋らないようにした
兄は週に1回必ず眼鏡君の墓に行っている。
妹には伝えないと行けないことがあったからだ。

終わり ~fin~

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