食蜂「アナタ、中々イイ男じゃない」 垣根「あぁ。お前もな」【3】 (43)

※このSSはNL、BL、GL、原作に無い組み合わせのカップリングなどが節操無く入り乱れています
苦手なカップリングが有る方はご注意下さい。
超展開、悲恋、キチガイ等々人を選ぶ要素が多々あります。
これを踏まえて何でもどんと来いな心の広い方はどうぞ
まさかの3スレ目

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396536164

これまでのあらすじ

佐天都市のネタで最終回にしようと思っていたが
あまりにもヒドイと思いエイプリルフールのネタにした結果最終回のネタが無くなった
その為このスレの終着点が無くなってしまい焦っている



――垣根家


一方通行「う……」

20000号「おぉ、目が覚めましたかセロリたん」

一方通行「……」

20000号「で、どうでした? 夢見ましたかとミサカは質問します」

一方通行「……学園都市が佐天都市になって都市民全員が佐天を称えてた」

20000号「あぁー、佐天涙子派妹達の妄想ですねとミサカはログと照らし合わせて確認します」

一方通行「……じゃあ俺が超電磁砲を襲ったのは」

20000号「十中八九夢ですねとミサカはセロリたんの話と今回の検証結果から推測します」

一方通行「!!!」

一方通行(よっしゃァァァうらァァァァ!!)



20000号「で、他の夢は見なかったんですかとミサカはワクワクしながら聞いてみます」

一方通行「は?他? 見てねェけど……」

20000号「……な……ミサカがあんなに頑張ってあられもないセロリたんを妄想したのに……!?」

一方通行「どンな妄想してンだよオマエは」

20000号「何で!? 何でですか……何で丁度良く一方通行受けの夢を見ないんですか……!?」

一方通行「いや……」

20000号「楽しみにしてたのに……楽しみにしてたのに…………!!」

一方通行「オイ……」

20000号「はぁ……まぁいいです。ミサカにはまだ切り札がありますからねとミサカは自分を慰めます」

一方通行「切り札?」

20000号「はい。セロリたんの部屋に有った大量のミサカ攻め同人誌です」

一方通行「ゲッ!!」



20000号「大丈夫です。他言していませんし、上位個体も番外個体も知りません」

20000号「まぁミサカが隠さなきゃ見つかってたんですけどねー?」

20000号「あーあの量を運ぶのはキツかったなぁとミサカはセロリたんをチラチラ見ながら話します」

一方通行「………何が望みだ」

20000号「望みという程ではありませんが……おや、こんな所に偶然にもバニースーツが!」

20000号「あーここに偶然あるバニースーツ誰か着てくれないかなぁとミサカはわざとらしく独り言を垂らします」

一方通行「………………」



――喫茶店


食蜂「ぜぇぇぇったい垣根さんは間違ってるわよぉ!!」

御坂「そうよ、この人よりもっと似合う人いるでしょ!?」

麦野「はぁ?ガキは引っ込んでろよ」

モブA「痴話喧嘩かよ……」

モブB「浮気かよ……イケメン死ね」

店員A(三人キープかよイケメン死ね)

店員B(御坂さん……自分がいますよ)

垣根(何か拗れてる気がするんだが、大丈夫だよな……?)



御坂「解ったわ……そこまで言うならアンタがどれ位垣根さんのことを知ってるのか確かめさせて貰うわ」

麦野「上等だコラァァァ!!」

垣根「えっ」

食蜂「垣根さんの好きな人は?」

麦野「私」

食蜂「好きな食べ物は?」

麦野「鮭」

食蜂「一番多く持ってる同人誌のジャンルは?」

麦野「麦野総受けね」

食蜂「ぶー!全部違いますぅ!」

垣根「……」



御坂「解ったわ……そこまで言うならアンタがどれ位垣根さんのことを知ってるのか確かめさせて貰うわ」

麦野「上等だコラァァァ!!」

垣根「えっ」

食蜂「垣根さんの好きな人は?」

麦野「私」

食蜂「好きな食べ物は?」

麦野「鮭」

食蜂「一番多く持ってる同人誌のジャンルは?」

麦野「麦野総受けね」

食蜂「ぶー!全部違いますぅ!」

垣根「……」



御坂「一方通行だったらこれ位答えられるわよ!」

麦野「は? 一方通行?第一位の? 何で第一位?」

食蜂「え? だって垣根さんの本命は第一位さんだしぃ」

麦野「はぁ!?」

麦野「アンタ、ホモだったの……? うわぁ……」

垣根「ホモじゃない。男では一方通行にしか反応しないからな」フッ

麦野「うわぁ……気持ち悪……」

御坂「えっ?待って、何で言い訳とかしないの? この人のこと好きなんじゃないの?」

垣根「あっ」



食蜂「この人は彼女じゃないのぉ?」

垣根「いや、その……」

麦野「コイツ、何か好きな奴がヤンデレになったから偽の彼女作って焦らせたいらしいわよ」

垣根「おい。何バラしてんの?」

麦野「だってホモなんだって思ったら気持ち悪いし……」

麦野「えっ、ってことは想像妊娠してるのって第一位ってこと?」

食蜂「え……第一位さん想像妊娠してるのぉ?」

麦野「うわぁ……ないわー……ないわぁ……」



御坂「何で彼女いるなんて嘘つこうとするのよ」

垣根「いや、だって……だって想像妊娠って結構なコトだぞ?」

垣根「正直病んでるレベルだろ……だから俺……」

食蜂「……垣根さん……私に相談すればいいじゃないのぉ」

垣根「食蜂……」

食蜂「私たち、学園都市が同性婚可能になるまで一緒に頑張ろうって誓ったじゃない!」

麦野「どういう志だよ……」

食蜂「それなのに……それなのにこんな第一位さんを傷つけるような……」

垣根「あぁ……そうだな。俺が間違ってた」



御坂「そうよ、一方通行とも話し合えばいいじゃない!」

垣根「……そうだな。もしかして、一方通行もただ構ってほしいだけかもしれないしな!」

垣根「そう思ったらちょっと気が楽になったぜ!」

垣根「つー訳で一回一方通行のところに戻って話し合ってみるわ!」

食蜂「頑張ってねぇ!」

麦野「つーか、話し合ってなんとかなるもんなの?」

垣根「た、多分……」

麦野「だったら最初からこんな、まどろっこしいことになってないでしょ」

垣根「……」

食蜂「じゃ、じゃあ、みんなで行きましょうよぉ!」

御坂「あ、それいいわね。フォローできるし!」

垣根「……あぁ。ついてきてくれると俺も精神的に助かる……」



――垣根家


垣根「……よし、じゃあ、開けるぞ」

御坂「あれ? 靴が二人分あるわよ」

食蜂「誰か来てるのかしらぁ?」

麦野(何で私連れて来られたんだ……)

御坂「一方通行は居間と寝室のどっちにいるのかしら」

食蜂「じゃあ、私と御坂さんが居間見てくるわぁ」

垣根「おう。じゃあ俺と麦野が寝室に行くわ」

麦野「何で私も?」



垣根「一方通行、いるか? 俺、やっぱり……」ガチャ

20000号「あっ」

一方通行「!?」←バニースーツ

麦野「……」

垣根「……うん、何か……悪い」バタン

麦野「……やっぱアイツどっかおかしいんじゃないの」

垣根「そんなことは……そんなことはない………」

麦野「いや、絶対おかしいでしょ……」

垣根「そんなことはない……そんなことは……」






ノックって大事編 完




乙!
やっぱり4月1日ネタだったか!騙されたぜー(棒

乙-w
ノックしてもどうにもならない気がwwww
3スレ目も頑張って

2スレで本当に終わるかと思ってた!検索して良かった!乙!

垣根なんでや!バニースーツ最高やろ!

この垣根は何もわかってないな

うお、新スレ立ってるの気付かなかった
マジで終わったのかと思ってた……良かった……

>>17
ネタが出てこないとこういうイベントにとりあえず乗っとけ感が……

>>22
>>23
個人的にはバニースーツよりチャイナ服派。でもバニースーツも好きです
とあるでは理后ちゃんのジャージが良いですね

>>18
>>21
>>24
一度2スレ目で終われば良かった……と思うくらい忙しい
もし2ヶ月書き込めなくて落ちたら、落ち着いてから立て直します……


そして過ぎてしまいましたが御坂さん誕生日おめでとうございます!



――数ヶ月前 (食蜂の部屋)


食蜂(去年バレンタインに御坂さんにチョコを渡す作戦は失敗……)

食蜂(その後のホワイトデーも……)



~~回想~~


食蜂「御坂さぁん、これあげるわぁ」

御坂「はぁ? 何よこれ」

食蜂「ホワイトデーのお返しよぉ、私レベルになると、女の子もチョコくれちゃうのよねぇ」

食蜂「だからお返しを用意したんだけどぉ、適当に買ったからちょっと多かったのよぉ」

御坂「アンタもお返しとかするんだ……」

食蜂「そういう訳だからぁ御坂さんにもあげるわぁ。残り物だけどねぇ」

御坂「いらない」

食蜂「……私今ダイエット中だしぃ、御坂さんならいくら食べても空気抵抗の有る身体に成長しないからいいじゃないのぉ」

御坂「そうね、アンタはスレンダーとは程遠い身体だから食べないほうが良いわね」

食蜂「は、はぁーー!? 私が太ってるって言いたい訳ぇ!?嫌味ぃ!?」

御坂「アンタこそ嫌味だったでしょうが!!」

~~

食蜂(って感じで結局何も進展しないままだったしぃ…)



食蜂(最近では今年新入してきた白井黒子とかいう一年生が御坂さんに付きっ切り……)

食蜂(何なのよあの子はぁ! 私の御坂さんにベタベタベタベタ……!)

食蜂(まぁ御坂さんを選ぶ点だけは評価してあげるわぁ。趣味はいいんじゃないかしらぁ?)

食蜂(ていうかいいわよねぇ、うん。私が保証するわよぉ)

食蜂(最近は御坂さんと会っても口喧嘩するだけだしぃ、ちょっと間を置いて、次は夏休みあたりにお祭りにでも誘えばぁ……)

縦ロール「女王、お茶の準備が出来ましたわ」

食蜂「あら、ありがとぉ。今日はケーキなのねぇ」

縦ロール「はい、ケーキはショートケーキとチョコケーキとチーズケーキがありますよ」

食蜂「じゃあ、チョコにし……」

縦ロール「因みにショートケーキは御坂さんのお勧めらしいですわ」

食蜂「ショートケーキ頂戴」



食蜂「御坂さんのお勧めってぇ、貴方御坂さんとそんなに交流あったのぉ?」

縦ロール「いえ、ちょっと小耳に挟みまして」

食蜂「?」

縦ロール「御坂さんの誕生日の為に白井さんが色々リサーチしていて……」

食蜂「え?」

縦ロール「白井さんが、御坂さんと同じゲコラーとして私に意見を聞きに来られたときに少し、その様な話を……」

食蜂「……へ、へぇー、ふーん? ち、因みにぃ、御坂さんの誕生日って、いつなのかしらぁ?」

縦ロール「えーと、確か……」

食蜂「……」ゴクリ

縦ロール「今日ですわね」

食蜂「」



食蜂「きょ、きょ、今日!!!?今日ぅぅううぅぅぅぅううう!?」

縦ロール「ど、どうしたのですか女王!!」

食蜂「こんな流暢にお茶してる場合じゃないじゃないのぉ!!」

縦ロール「女王、一体……!」

食蜂「あぁ、貴方は『帰って』」ピッ

縦ロール「了解シマシタ」スタスタ

食蜂「あぁぁあぁぁぁあぁああ!!」

食蜂(何でこんなことにぃぃぃ!!御坂さんの誕生日を知らなかったなんてぇぇぇ!!あぁぁああ!!)

このssの人間関係って前スレのまんまなん?
だとしたら地雷過ぎて読むか迷うんだが



食蜂(そうよ誕生日なんだから無難にケーキをあげればぁ!)

食蜂(あぁでもホワイトデーのことがあるし、嫌味みたいになるかしらぁ!?)

食蜂(嫌味っぽくなくて渡しやすくて受け取りやすくて可愛くて実用性があって
   インパクトがあって意外性があって喜んでくれそうな物……!)

食蜂(そんなのないんじゃないのぉ!?)

食蜂(やっぱりインパクトが一番大事よねぇ。御坂さんくらいになるとぉ何人にも祝われてそうだしぃ)

食蜂(他人と被らないようにしないとぉ……)

食蜂(文房具とかなら実用性がありそうだけどぉ、在り来たりだしぃ、そもそも趣味が合わないわよねぇ)

食蜂(せ、洗剤! ……被らないだろうけどぉ、新聞の勧誘じゃないんだからぁ!)

食蜂(……自作! これなら被らないしぃ好きな物を作れるからいいんじゃないかしらぁ!?)

食蜂(……今日中に……?)

食蜂(無理無理無理絶対無理だわぁ。精々椅子の足カバー位しか作れないわよぉ!)

食蜂(! 『プレゼントは私』をやればいいじゃない!)

食蜂(私って可愛いしぃ、便利だしぃ、受け取り拒否とかありえないわよねぇ!)

食蜂(リボン位なら今から買えば間に合うしぃ!)



――雑貨屋


食蜂(どの色がいいかしらぁ? 白レースっぽいので可愛くもいいけどぉ、水色とかで明るいものぉ…)

白井「どの色にしましょうか……黒レースで大人っぽいのもいいですけれど、赤色などで情熱的なのも……」

食蜂(!? し、白井さん!? もしかして白井さんも御坂さんのプレゼントを買いに……?)

食蜂(こっちには気付いてないみたいだいし、何買うのか観察してみようかしらぁ……)コソコソ

白井「お姉様に『誕生日プレゼントはわたくしですの!』をやるからには最高のシチュエーションを用意しなくてはなりませんわよね」

食蜂(えぇぇえ!?被ってるじゃないのぉぉぉ!!)

食蜂(ていうか御坂さんの好物とかリサーチした上で自分を渡すことにしたのぉ!?自己評価高すぎるわよぉ!)

食蜂(被ってるなら他の……いえ、待つのよぉ。ここはこの私の豊満な身体を利用して大人っぽい路線でいけばぁ!)

食蜂(幼児体型の白井さんに負ける要素は無いわねぇ!)

白井「……決めましたわ!」

食蜂(ふぅん、決まったのぉ? まぁどんな風に来ても私の勝ちだけどぉ!)

白井「全部買って全裸に巻きますの」

食蜂「」

食蜂(ま、負けた……異常な発想と有り得ない思い切りの良さ……)

食蜂(御坂さんの好きなものをリサーチした上で自分を売り込むなんていう自信……)

食蜂(フフフ……完敗よ白井さん……)

食蜂(今回の御坂さんの誕生日は諦めるわぁ……)

食蜂(でも、私は降参した訳じゃないからぁ!そこの所は勘違いしないでほしいわぁ!)キッ



――常盤台


食蜂(来年に向けてリサーチしておく必要があるわねぇ……あ)

御坂「ふぁ、は、くしゅんっ!」

食蜂「あらぁ。奇遇ねぇ、御坂さん。風邪かしらぁ? うつさないでほしいわぁ」

御坂「うるさいわね……だったらさっさと向こうに行きなさいよ」ズビッ

食蜂「鼻を啜るなんて女子力が足りないわよぉ。ティッシュとか持ってないのかしらぁ?」

御坂「風邪気味で使いきっちゃったのよ。だから部屋まで急いで帰るの。じゃあね」

食蜂「!……待ちなさいよぉ。ティッシュくらい私があげるわぁ」

御坂「……いらないわ。後で何か請求してきそうだし」

食蜂「ティッシュ位でそんなことしないわよぉ!」

食蜂「人の好意は素直に受け取ったらどうなのぉ?」

御坂「…………………」

御坂「…………ありがと」

食蜂(いぃぃぃぃぃぇぇぇえぇえぇいぃぃぃいい!!やったわあああぁぁぁあぁぁああぁあ!!ひゅぅぅぅう!)

食蜂「いいわよぉ。常盤台のエースが鼻なんか垂らしてたら常盤台生全員の品格が疑われかねないものねぇ!」

御坂「アンタ本当一言多いわよねぇ……」






誕生日プレゼント:鼻セレブ編 完






ーおまけー


白井「お姉様! 誕生日プレゼントは黒子ですわ!さぁ、受け取って下さいませ!!」

御坂「受け取れる訳ないでしょうがぁぁああ!!っていうかどんな格好してんの!?」

白井「遠慮せずに」

御坂「してないわよ!?」

白井「そ、そんな!? それではわたくしはお姉様に誕生日プレゼントを渡せなくなってしまいますわ!」

御坂「他にないんかい!」

白井「まさか拒否されるとは思わず……」

御坂「よくそんなリボンのミイラみたいな格好でそんな台詞言えたわね……」

白井「うーん、困りましたの。お姉様の誕生日に何か渡したいんですのに……」

御坂「あ。じゃあそのリボンくれる?」

白井「! それはつまり遠まわしに黒子を脱がしたいという……」

御坂「違う! ゲコ太とピョン子のぬいぐるみに飾るの!」

御坂「この前買ったんだけど、シンプルだから何か着けようかと思ってたのよねー」

白井「お姉様……またそんな」ハッ

白井(いえ、今日はお姉様の誕生日ですのよ。白井黒子!)

白井(そんな日に水を差そうだなんてお姉様を愛する者としてよくありませんわ!)

白井(今日くらいは暖かな目で見守らなくては!)

白井「いいですわ。お姉様。お好きなリボンを好きなだけ黒子からお取り下さい!」

白井「胸でも太腿でもヒップからでも!」

御坂「そういう際どい部分のは取らないし、いらないわよ!」

>>30
このSSの人間関係は割とコロコロ変化しますが、前スレでの関係性は引きずります
更に>>1にも在る通りカップリング等が節操なく入り乱れるので1つでも地雷がある方には
お勧めできません

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom