食蜂「アナタ、中々イイ男じゃない」 垣根「あぁ。お前もな」【2】 (999)


食蜂と垣根が恋の為に頑張る純愛ラブストーリ(のつもり)
まさかの2スレ目突入

※このSSはNL、BL、GL節操無くカップリングが入り乱れています
苦手なカップリングが有る方はご注意下さい。
超展開、悲恋、キチガイ等々人を選ぶ要素が多々あります。
これを踏まえて何でもどんと来いな心の広い方はどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351900062

登場人物紹介


垣根「一方通行と結婚して幸せな家庭を築きてぇええんだよおおお!食蜂は御坂とくっつけ!」

食蜂「御坂さんを壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないぃ……垣根さんは第一位さんとくっつければいいわねぇ」

御坂「一方通行とくっつきt……一方通行は垣根さんとくっつけばいいわ。食蜂?ちょっと無理」

一方通行「御坂さンと付き合いt……御坂さンは食蜂と付き合えばいい。垣根?番外個体と付き合えばいいンじゃね」

打ち止め「一方通行がキハラのお嫁さんになって、その一方通行のお嫁さんになりたい」

番外個体「第一位の為に第一位とお姉様をくっつけたい
      ていとくんが邪魔だから好きじゃないけれどミサカはていとくんとくっつくよ」

佐天「垣根×削板、ノマカプもいいね!」

初春「上一、BL以外認めません」

白井「お姉様に抱いてもらいたいですの! BL?クソですわ」

心理定規「殺し合いドロドロ垣一いいわ。3次元でのBL? 何言ってんのキモい……」

00001号「木一!木一!」

01442号「一木!一木!」

18989号「みさきちが好きだったが今思うとそんな事はなかったぜ」

18000号「ていとくんと一つになりたい」

07777号「このまま削板さんと結婚したい」

削板「ガスマスクって可愛いと思うんだよな! 07777号が着用すると更に可愛いぞ!」

00013号「削板さんと07777号を応援してます……チッ」

00050号「07777号いいなぁー、応援してます」

10033号「セロリたん! 四つん這いのミサカの背中に乗って下さい!」

上条「インデックス様、踏んで下さい!」

インデックス「とうまの頭を踏みつけるとお菓子が貰えるんだよ」

ステイル「インデックスにまたアウレオルスの金で奢ってしまった」

神裂「インデックスにまたアウレオルスのお金で奢ってしまいました」

20000号「セロリたんはぁはぁ」

アレイスター「妹達ハァハァ」

結標「ショタはぁはぁ」

フィアンマ「アイス一日一個は少なくないか?」

麦野「麦野総受けっていいわよね、だって私が一番可愛いもの」

滝壺「お猿さんと結婚したい」

フレンダ「無抵抗の麦野の色んなところをペロペロチュッチュッしたいって訳!」

ゴーグル「そういう趣味の人同士で楽しんでいるならいいんじゃないっスか?」

絹旗「超駄目だこの学園都市……」

これまでのあらすじ
魔術側は大体アホの子で科学側は大体変態
絹旗ちゃんは心が折れそう






――喫茶店


食蜂「はぁーい。垣根さぁーん! 待ったぁ?」

垣根「いいや、今来たところだ」

食蜂「なら良かったわぁ。ところでこれ見てくれなぁい?」ドサッ

垣根「あ? ……みこみさの同人誌? すげぇ量だけど……」

食蜂「私が書いたのよぉ、一日5冊ペースだゾ☆」

垣根「すげぇな!?」

食蜂「ふふ、私もう吹っ切れる事にしたのよぉ」

垣根「吹っ切れ……?」

食蜂「えぇ」

食蜂「確かに私は御坂さんに能力が効かない所に魅力を感じてはいたわぁ」

食蜂「けどねぇ、女の子同士でもおかしくないって前提くらいは壊してもいいと思ってぇ……」

食蜂「ふふふ……待ってなさいよぉ……御坂さぁん」

垣根「?」





――ファミレス


御坂「……」

御坂(おかしい……)

白井「……」

佐天「初春ー、口にクリームついてるぞー!」ペロッ

初春「ひゃうっ!? ちょ、佐天さんっ!///」

佐天「んー?」ニヨニヨ

初春「何で舐め取るんですか!」

佐天「甘くて美味しかったよ、初春が」

初春「クリームの味です!」

佐天「えー? どう考えても初春の味だってば」チュ

初春「んむ!」



佐天「ほら、やっぱり甘いよ……次は舌いれてみようか?」

初春「な、何言ってるんですか」

佐天「嫌なの?」

初春「い、やでは無いですけど……恥ずかしいです」

佐天「大丈夫だよ、ほら、目瞑って?」

初春「……は、はい」ギュッ

御坂「あ、瞑っちゃうんだ。そこ」

白井「……」シュンッ

初春「痛ぁ!?」ゴチッ

初春「な、何ですか!? 私の頭にグラスが落ちてきたんですが!?」



初春「白井さんですか!? 何なんですか!」

白井「それはこっちの台詞ですわ」

佐天「痛かったねー、初春ー。よしよし」ナデナデ

初春「……///」

白井「あぁぁぁぁ!! さっきから貴女達は何なんですの!?」

初春「え? 何がですか?」ギュー

佐天「?」ギュー

白井「あぁ、もう! お姉様も何とか言って下さいな!」

御坂「え? あぁ、うん。その……何か今日の二人は仲良すぎじゃないかなー……なんてね?」

佐天「そーですか?」



白井「そうですわ! 私とお姉様の前でいちゃいちゃいちゃいちゃ!」

白井「それはお姉様といちゃいちゃ出来ないわたくしへの当て付けですの!?」

御坂「え? そこ?」

佐天「初春が可愛いからって嫉妬しないで下さいよ白井さん! 初春は私のです!」ギュー

初春「佐天さんも、私のですか?」

佐天「勿論!」

初春「ふふ……嬉しいです///」

佐天「初春……」

白井「全っ然話が通じておりませんの!」

御坂「どうなってるのかしら……」



白井「大体貴女達、一体いつからそんな関係になりましたの!?」

佐天「そんな関係?」

白井「恋人みたいにキスしたり抱き合ったりしてる関係の事ですの!」

佐天「こ、恋人だなんて、そんな白井さんってば恥ずかしいな……///」

初春「本当ですよ! もう……私と佐天さんがそんな……///」

白井「うがああああああああああ!」

御坂「落ち着いて、黒子。気持ちはものすごく解るけど落ち着いて」

白井「お姉様……」

白井「こうなったら対抗してお姉様とわたくしでいちゃつきましょう!」

御坂「は?」



白井「お姉様はアクティブノイズコントロールというものをご存知ありません?」

御坂「音に音をぶつけて消すっていうやつ?」

白井「そうですの」

白井「それと同じ原理でわたくしとお姉さまがいちゃつけば、二人のいちゃいちゃが緩和される筈ですわ!」

御坂「ごめん全く全然これっぽっちも意味が解らないしする気も無いわ」

白井「ふへへへわたくしが解らせてさしあげますわ」サワサワ

御坂「撫でるな!」

白井「撫でるな? という事はこれ以上の事をして欲しいと!?」

御坂「何でよ! おかしいでしょ!」



白井「おかしくないですわ! さぁ!わたくしと濃厚な口付けを!!」

御坂「黒焦げにするわよ」

初春「黒子が黒焦げ……」ボソッ

白井「……」イラッ

佐天「ん? 初春何か言った?」

初春「何も言ってませんよ、佐天さん」ニコッ

佐天「あー! もう可愛いー!」ギュー

初春「ちょ、やめて下さいよぉー///」

白井「……」イライラッ

白井「コホン、お姉様! では、黒子と口付けを!」

御坂「……仕方無いわね、目を瞑りなさい」

白井「マジですの!?」

御坂「うん、ほら早く」

白井「はいですの!」



御坂「……」

白井「ぶちゅっと、おねがししますの!」ドキドキ

御坂「黒子……」スッ

白井「……」ドキドキ

御坂「そんな訳あるかああああああああああああああああああ!」バチバチバチバチ

白井「あばばばばばばばばばb」

佐天「ういはるー」キャッキャッ

初春「佐天さーん」ウフフ

佐天「ういっはるー!」イチャイチャ

初春「佐天さぁんっ!」イチャイチャ



御坂「私、帰るわ……」フラッ

佐天「え? 白井さんはどうするんですか?」

御坂「ほっといていいわ。じゃあね」

佐天「はーい、気をつけて下さいね!」

初春「さよーならー!」

初春「あの、佐天さん」

佐天「ん?」

初春「キスの続きは……///」

佐天「初春……!」

御坂「……」






私が正常でいいのよね……?編 完




まさかの2スレ目に突入しましたが引き続きよろしくお願いします。

登場人物紹介が紹介になっていない様な気もしますが気にしないで下さい。
下のは登場人物紹介に使おうと思っていた候補です。


一方通行は式どこで挙げたい派!? 俺は教会! 勿論オマエとな!――垣根帝督

はぁー……何処かに御坂男体化×食蜂本落ちてないかしらぁ――食蜂操祈

おーい打ち止めァー! 御坂攻め派の妹達とかいンのかァー!?――一方通行

くっ……誰とくっついてもいいから一方通行受けだけは……! 一方通行受けだけはぁ……!――御坂美琴

キハラのお嫁さんになって更にミサカをお嫁さんにして多重結婚して3人で一生添い遂げてくれる?――打ち止め

ミサカはミサ削派ですし、3Pでもいいかなって――00050号

削板さん、ミサカと赤ちゃん作りませんか?――00013号

削板さんにセクハラするような奴等は黙ってろとミサカは機関銃を取り出します――07777号

二次元での同性愛はいいけど、三次元だと気持ち悪いわよね!?―― 心理定規

昼はこうでも夜には二人の立場は逆転して一方通行が木原を鳴かせるんですねとミサカは赤面します――01442号

木一は美味しいですねとミサカは涎を垂らします ――00001号

一方通行たん一方通行たん生の一方通行たん可愛お! とミサカは一方たんの腰に抱きつきます――20000号

黒子はお姉さまの為なら足拭きマットにもなれますの!――白井黒子

ホモが嫌いな女子なんていません――初春飾利

なんでもないっ! 今日は上一語ろっ!――佐天涙子

妹達がすごく可愛い――アレイスター

どうせならショタ能力者量産計画とかしてくれればよかったのに…… ――結標淡希

もしもお猿さんと結婚できる国があったら結婚したいなぁ――滝壺理后

ていとくんの翼を毟りとって食べたい ――18000号

そしてみさきちにはミサカハーレムの女王になって貰うのです!――18989号

ふひひひ。今日もビビリ可愛いですね19090号とミサカは19090号を慰めるフリをしつつセクハラします――03333号

元気を出して下さい03333号とミサカは内心03333号と離れられる事にホッとしながら慰めるフリをします――19090号

つまり第一位が好きな人と結ばれたいならそのお手伝いだってしてあげちゃうんだよ?――番外個体

面白いから放っておきましょう――芳川桔梗

クソガキ一人くらい余裕で返り討ちに出来るわ 怖気づかないでちゃんと来いよ(笑) ――木原数多

わん!――上条当麻

これを2枚眉毛に貼って……ゲジ眉!――インデックス

このバーコードを3枚張って、ゲジ眉のつながり眉毛!――神裂火織

神裂は馬鹿でも僕とインデックスは馬鹿じゃないぞ!――ステイル=マグヌス

セロリたんもミサカの背中に乗ってWデートしませんかとミサカはお誘いします――10033号

あっいや、その、なんというかあえっと、根性だ!――削板軍覇

はあぁああ!? 別にいいだろ! お前らだって一つくらい人に言えない趣味持ってんじゃないの!?――麦野沈利

確かに私は麦野の家の排水溝の髪の毛を集めたり麦野の家のゴミ箱を漁ったりしてるけど同人誌は引くって訳!――フレンダ=セイヴェルン

そういう趣味の人同士で楽しんでるなら俺はいいと思うっスよ――ゴーグルの少年

全員超気持ち悪いですよ!――絹旗最愛

乙!
まさかの2スレ目突入で俺大歓喜
絹旗ちゃんは正常でいてくれ・・・

登場人物紹介


アウレオルス=イザード
口調が良く解らないので本編にはあまり出ない為ここで紹介しておく
三沢塾の講師、ヘタレ
黄金練成を使用する知識を身につけたが、生き返るとはいえ一気に何人も死ぬというのにビビッて使った事が無い
宗教臭い三沢塾を潰して普通に戻して経営して、姫神ちゃんの事も養ってる。良い人

気が付いたら神裂とステイルに三沢塾に住みつかれていた
夢は1分の1スケールインデックスフィギュアを作ること


姫神愛沙
本編にはあまり出ない為ここで紹介しておく
名前だけはヒロインっぽい。アウレオルスを慕っている
将来的にはアウレオルスと結婚して、日の当たる所に小さくていいから一軒家を建てて、健康な子供を授かりたいと思っている
魔法のステッキは自衛の為に持っているわけではなく、アウレオルスとそういうプレイをする為に……



前スレ
食蜂「アナタ、中々イイ男じゃない」 垣根「あぁ。お前もな」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343225078/)



――空港


20000号「はぁー。久しぶりの学園都市の空気です、とミサカは息を吸います」スゥー

20000号「セロリたん成分が濃くて美味しいですねとミサカはまた続けて息を吸います」スゥー

20000号「…………」スゥー

20000号「…………」スゥー

20000号「…………」スゥー

20000号「ぶふぉ!はぁっ!ひゅ~ぅ!カヒュッ!」

20000号「死ぬ゛っ!」ゼェハァ

20000号「セロリたんをぺろぺろする前に死んで堪るかああ!とミサカは駆け出します!」

20000号「せ~ろりた~ん!」※ふ~じこちゃ~んと同じイントネーションで



――黄泉川家


一方通行「おい」

垣根「缶コーヒーだな! はい!」

一方通行「それと」

垣根「あぁ、この雑誌だな! はい!」

打ち止め「都合のいい男に成り下がってる……ううん? この場合成り上がってる?ってミサカはミサカは悩んでみたり」

番外個体「ていとくーん、ミサカにコーヒーはぁ?」

垣根「…………」

番外個体「ねー?」



垣根「……番外個体ちゃん、缶でいいか?」

番外個体「なんでちょっとよそよそしくなってるの? ミサカていとくんの彼女だよね?」

垣根「違う」

番外個体「…………え?」

垣根「いや、彼女じゃないから」

番外個体「え?」

垣根「かの番外個体「え?」

垣根「…………」

番外個体「…………」

一方通行(何だこの空気……)

打ち止め「アナタってちょっと気まずい感じの雰囲気苦手よねってミサカはミサカは指摘してみる」



20000号「だが、そんな空気も気にせず! セロリたん!俺だ!抱いて!」バァァン!

一方通行「!?」

垣根「!?」

打ち止め「20000号!?」

番外個体「どっから来たの!?」

20000号「ミサカの前では電子ロックなどあって無いようなもの! セロリたんの心の壁の如く!」

一方通行「はァ……?」

20000号「セロリたん! ミサカ学園都市に帰ってきた!」

一方通行「お、おォ?」

垣根「まーた個性的なのが来たな」

20000号「思えば北海道に飛ばされてからというもの、牛の乳をセロリたんの○○○を想いながら絞る日々……」

20000号「『セロリたん、ミサカが飲んであげます……』と言いながら飲む絞りたて生乳は美味しかったです」

一方通行「ちょっと待て」

20000号「ミサカの愛はノンストップ! アクセル全開でブレーキ無しです!」



20000号「そして遂にミサカは限界を超えました! セロリたんをprprしたい!」ハァハァ

一方通行「うっわァ……」

打ち止め「あれ? あんまり動揺しないねってミサカはミサカはこれまでを振り返って感想を漏らしてみたり」

一方通行「いい加減変態にも慣れてきたからなァ」

垣根「……」

番外個体「ミサカは変態じゃないよ?」

一方通行「自分を変態だと思ってない辺りもう駄目だろ」

20000号「余裕ですねセロリたん! これからミサカの唾液塗れにしてやりますよとミサカは舌を突き出します!」ベー

一方通行(……さて、今までので変態の扱いが少し解って来たからなァ)

一方通行(こいつ等は変態的行動に過剰反応すると調子に乗る)

一方通行(だが、番外個体しかり垣根しかり、自分の目的から多少ずれていようと自分に利がある方へ行く……)

一方通行(つまり、俺が許容できる範囲で妥協案を出してやればいい! そしてクールに!)



一方通行「唾液塗れは勘弁してくれねェか?」

20000号「ふはははは! そうは問屋が卸さないのですよとミサカはセロリたんの両腕を捕まえます!」ガシッ

打ち止め「あ、アナタ!」

一方通行「ふゥー……オマエが我慢するってなら代わりに頬っぺたにキスしてやってもいいぜ?」キリッ

番外個体「えっ!? マジで!?」

一方通行「オマエじゃねェ」

20000号「えっ……そんな、セロリたんからキスだなんて……///」

20000号「しかし、ミサカに二言はありません! 変態とみせかけて乙女なんて美味しい設定もありません!」

20000号「なのでいただきます!」

一方通行「えっ、ちょっ待っ」

20000号「セロリたーん!」ベロベロベロ!ブチュッ!ベチャベチャ!

一方通行「ぎゃああああああああああ!」

垣根「一方通行ああああああ!」

打ち止め「アナタああああああああ!」

番外個体「第一位いいいいいい!」



打ち止め「やめなさーい! ってミサカはミサカはお仕置きしてみたり!」

20000号「あばばばばばばばb」

一方通行「うェェ……」ベッタベッタ

番外個体「何でそんな一瞬で唾液塗れになるの? ミサカびっくりだよ?」

一方通行「俺に聞くンじゃねェよ……」

垣根(俺もペロペロしたい)

20000号「ふぅ、お礼にミサカのパンツを見せてあげましょう」ツヤツヤ

一方通行「いらねェ」

20000号「女子中学生のパンツですよ!? むしろ何で見ないんですか!?」バサッ

一方通行「別に見たくな……何でオマエ俺のパンツ履いてんだァ!?」

20000号「愛です」

一方通行「何がァ!!?」



垣根「あ……お前、空港で一方通行にキスしてった個体だな!?」

20000号「YES! ミサカはあの思い出で何回もしてしまいました」

番外個体「何を?」

20000号「ナニをですね」

一方通行「ンな情報いらねェンだよ! 俺のパンツ履いてンじゃねェよ!」

20000号「つまり、脱げと? とミサカはいそいそとパンツに手をかけ……」

一方通行「脱ぐなァァァァァァァァァァ!!」

20000号「着衣プレイがお望みですか!? 制服プレイ好きですか!!もうセロリたんのむっつり! とミサカは身を捩ります」

一方通行「誰かこいつの頭をどォにかしろ!!」

20000号「脳姦? ベクトル操作ではそういう事も出来るんですか? とミサカは興味を示します」

一方通行「そういう意味で言った訳じゃ無ェよ! しかも興味示すなァ!出来たとしてもやれるかァァァ!」

20000号「ですよね。流石にミサカもそこは範囲外ですので良かったですとミサカは安堵の表情を浮かべます」ホッ

番外個体「ミサカは第一位になら脳姦されてもいいよ?」

一方通行「するかァァァ!」

打ち止め「脳姦って何? ってミサカはミサカは聞いてみたり」

垣根「一言でいえばグロだな」



20000号「因みにミサカが帰ってきたのはセロリたんをペロペロする以外にも理由があります」

一方通行「あン?」

20000号「セロリたんと合体する事です」

一方通行「はァ?!」

20000号「今までの流れからそろそろやべぇと思ったのです」

垣根「今までの流れ……?」

20000号「とにかくミサカは(お姉さまより先に)既成事実を作らねばならないのです!」

打ち止め「この人と合体するのはキハラだってば!」

一方通行「しねェって言ってンだろ!」

20000号「ミサカと合体するんですもんね!」

一方通行「オマエともしねェェェよォォォ!」

20000号「ま。とにかくミサカここに住むんでねとミサカは持参したMy枕を見せ付けます」

一方通行「YESNO枕じゃねェかァ!」

20000号「ミサカの答えはいつでもYES!いつでもCome on!ですよ。セロリたぁん!」

一方通行「つゥか住ませねェから! 何なのオマエ!?」



20000号「ミサカを此処に住ませてくれないのならお姉様に『セロリたんに純潔を奪われた』と泣きつきます」

一方通行「はァァァ!?」

20000号「『あの人はミサカを弄ぶだけ弄んで捨てたんです』と有る事無い事吹き込みます」

一方通行「無いことしか吹き込めねェだろ! 何もして無ェンだから!」

打ち止め「これは卑怯ってミサカはミサカは冷ややかな視線を送ってみたり」

番外個体「でも、お姉様が信じるかなぁ……?」

一方通行「妹達と俺じゃァ、どォ考えても妹達に分があンだろ……!」

打ち止め「……」

番外個体「……」

垣根「何で無言なんだ?」

20000号「って事でミサカこれからここに住むからよろしくお願いしますとミサカはM字開脚で挨拶します」アハーン

一方通行「何なンだよコイツ……」






押しかけミサカ!編 完




20000号のいっそすがすがしい変態っぷりに乙!

姫神って秋沙で「あいさ」じゃなかったっけ?

ネタがつきてきたか。がんばれーるがん

番外さんの変態行動ってあったっけ?

>>38
ぎゃあああ恥ずかしい!
脳内補完して下さい!名前について触れたのに名前間違ってるとか恥ずかしい!

>>39
ネタが尽きてきたのと迷走し過ぎてどこから畳めばいいやら……というのとですね
がんばりますごパ

>>40
登場した時に一方通行をペロペロしようとしたり押し倒したり、少しありました



――常盤台


食蜂「あ……御坂さん」

御坂「! 食蜂……」

食蜂「……」

御坂「……? 何も用が無いなら話しかけな」

食蜂「お、おはようございますですのぉ!」

御坂「!?」

食蜂「少しの間会っておりませんでしたが元気そうで良かったですわぁ」

御坂「えっ、なっ、何!?」

食蜂「御坂さんは今から何処か行かれるご予定はありましてぇ?」

御坂「え……あ、え? ……アンタ」

食蜂「どうかされましてぇ?」

御坂「その口調、何?」

食蜂「白井さんですわぁ」



御坂「それは解るわよ! 何で黒子の真似してんのよ!」

食蜂「御坂さんの理想のタイプになる為努力してるんですのぉ!」

御坂「意味が解らない!」

食蜂「ささ、御坂さん、私と熱いベーゼを!」

御坂「顔近づけて来ないでよ!? アンタがやると黒子の3倍くらい怖い!」ダッ

食蜂「あっ、待ってぇ! 御坂さん!」

御坂「待てるかぁあああ!」ダダダッ

食蜂「に、逃げられたわぁ……」

食蜂「……何でぇ?」



婚后「あら、御坂さん。走ると転びますわよ」

御坂「あ、婚后さん……いや、ちょっとね」

婚后「あの、今日これから予定はありまして?」

御坂「うん? 無いけど……」

婚后「では、少し付き合って貰ってもよろしくて?」

御坂「うん、何?」

婚后「その……///」モジモジ

御坂「ん?」

婚后「今、映画館でとあるキャンペーンをやっていると小耳に挟みまして」

婚后「カップルですと言えば割引が適用されるというので///」

婚后「いえ、別にお金に困ってるんじゃないですのよ!」

婚后「ただその様な所に行った事が無いので丁度いいかと……それに御坂さんとそういう関係モゴモゴ」

御坂「ごめん! 今日用事あったわ!」ダッ

婚后「え!? 御坂さん!御坂さーん!?」



――公園


御坂「な、何なのよ……」ゼェゼェ

<うふふ、お嬢ちゃん一人? お姉ちゃんと遊ばない?

御坂「!?」

御坂(自販機の向こう、よね?)ソロー

結標「ほら、お姉ちゃんのおっぱい吸ってもいいのよ?」ハァハァ

フレメア「大体、そんな歳じゃないにゃあ」

結標「そんな事言ってまだママのおっぱい恋しいんでしょう?」ハァハァ

御坂(お、女のロリコン!?)

御坂(このままだとあの女の子が……!)

御坂「……えい!」バチバチバチ!

<ぎゃああああああ!

御坂「風紀委員が来ると面倒だし逃げときましょう……!」ダッ



吹寄「姫神さんは転校して来て解らない事もあるだろうし、何でも聞いて頂戴」

姫神「うん。ありがとう。」

姫神「……本当に。なんでも。教えてくれるの?」

吹寄「え?」

姫神「例えば。こういう事も?」ツツー

吹寄「ちょっ///」

姫神「本当に。なんでも?」

吹寄「……えぇ、私に二言は無いわ」

姫神「じゃあ。」

吹寄「ただ、やられるのは性に合わないわ」サワサワ

姫神「あっ……///」

青ピ「……」カシャッ

御坂(うぅ、ここでも……!)ダッ



佐天「あっれー? 御坂さんじゃないですか!」

御坂「あ、さ、佐天さん……」ハァハァ

佐天「そんなに息切れ起こしてどうしたんですか?」

御坂「ちょっと、ね……」ハァ・・・

佐天「……欲情してるなら私が慰めてあげますよ?」ボソッ

御坂「!」

佐天「……なーんて、私は初春以外には手を出しませんから!」

佐天「って、いなくなってる……」



――ファミレス


<いらっしゃいませー

御坂「み、水……」ゼェハァ

御坂「……ん?」

神裂「沢山食べて下さいね。インデックス」

禁書「うん! ありがとなんだよ!」

禁書「はい、かおりも。あーんしてあげるんだよ」

神裂「え……///」

禁書「かおり。食、べ、て?」

神裂「で、でも」

禁書「あーんじゃ不満なのかな? じゃあ此処でもっとイイ事してあげるんだよ?」

神裂「あっ……/// た、食べますから」

禁書「いい子なんだよ。はい」

神裂「あ、あーん……///」

禁書「可愛いんだよ……かおり」

神裂「か、可愛いだなんてそんなぁ……」

御坂「もう勘弁して……」



<いらっしゃいませー

上条「インデックス!ここにいたのか!」

御坂「あ、アイツ……」

神裂「上条当麻!? あなたは私が確かにこの手で……」

上条「あぁ、咄嗟に冷蔵庫からひき肉を取り出し身代わりにして」

上条「何があっても何故か神裂が絶対に危害を加えない洗濯機の中に飛び込んでたんだ!」

神裂「なんと」

上条「インデックス!神裂! 俺が悪かった!帰ってきてくれ!」

禁書「うーん、でも私かおりといちゃいちゃしたいし……」

上条「な!?」

上条「神裂テメェ! 人にはどうこう言っておいて自分はヤる事ヤってんじゃねーか!」

神裂「や、ヤる!?私とインデックスは健全です! 手を繋いだりあーんしたりしかしてません!」

上条「なっ……俺だってそんな事インデックスとした事無いぞ!」

神裂「あなたはそれより斜め上な事してたでしょう!」



上条「俺もあれから考えたんだ……やっぱり俺インデックスがいないと駄目だ!」

禁書「私だってもうかおりがいないと駄目なんだよ!」

上条「ど、どうしてもか?」

禁書「どうしてもなんだよ!」

上条「インデックス……俺がドMじゃなきゃ、俺達まだやっていけたのかな……」

禁書「……解んないんだよ」

上条「やっぱり諦められねぇ! インデックス!」ギュー

禁書「わっ!?」

パキィン

神裂「な、何してるんですかあああああ!」

御坂(こ、こんな店の中で抱き締めるとか大胆な事するわね)ドキドキ



禁書「と……とうま。離して///」

御坂(あれ? あの子の様子が……)

上条「嫌だ!」

神裂「いい加減にして下さい! こ、この子は私の恋人です!離して下さい!」グググ

上条「クソ。流石成人、力が強い……! が俺はインデックスから離れねぇぞ!」グググ

神裂「聖人です!離しなさい!」グググ

上条「お前こそ俺の腰から離れろ……!」グイー

神裂「頭を押さないで下さ……」

パキィン

神裂「……」

神裂「な、何でインデックスにこんな感情を……」

神裂「ゆ、許して下さい!インデックス! 私はどうかしていました!」

御坂(えっ……もしかしてアイツに触ったから……!?)



神裂「私も人の事をどうこういえませんね……上条当麻」

上条「神裂……! 許してくれるのか?」

神裂「それは私が決めることではありません」

禁書「とうま、そろそろ離して……///」

上条「あ。あぁ……///」

上条「その、インデックス……アレは確かに付き合ってもいない女の子に要求する事じゃなかった」

禁書「……叩いたり縛ったりの事?」

上条「あぁ、それで考えたんだ。やっぱり普通のプレイもしてないのにSMって、ちょっと異常かもしれねぇって!」

上条「だから俺と恋人になってくれ! 普通のカップルっぽい事してからにしよう!」

禁書「っ!?」

禁書「と、とうま……」

上条「インデックス……」



御坂「アンタ!」

上条「えっ?ビリビリ?」

御坂「お願い!アンタの力を貸して!」

上条「えっ?」

御坂「お願い!アンタにしか頼めない事なの!」

上条「ちょ、ちょっと待ってくれよ。何の事か説明してくれないと、うわっ!」ツルッ

御坂「きゃあ!?」ドタッ

上条「……痛ぇ……って悪い! 上に乗って……この上条さんの手の位置にある微かな柔らかさは……」

御坂「微かって何よ!退きなさいよ!」

上条「わ、悪い!今直ぐ退く!」

上条「で、何の話だったんだ?」

御坂「うん、最近女の子同士で――」



上条「成程、それが能力者の仕業かもしれないから俺に触って確かめて欲しいって事か」

御坂「うん。そういう事」

上条「そうか。インデックス、神裂、今の聞いてただろ?」

上条「俺は今から確かめに……何でせうその目は」

禁書「……」シラー

神裂「……」シラー

禁書「とうまは……」

上条「え?」

禁書「とうまは女の子に告白した直後に別の女の子とラッキースケベを起こした挙句」

神裂「そこら辺の女性の身体を触りまくりに行くというのですね……?」

上条「い、いやこれは俺にしか出来ない事で……」

禁書「いいよ。折角堂々とセクハラ出来る機会だし行ってくればいいんだよ」ケッ

禁書「……後でどうなるかは解ってるんだよね?」ニコッ

上条「あっ……///」ゾクッ

御坂(……自分で頼んでおいてなんだけど本当にこんな奴で大丈夫かしら)






とりあえず目に付いた女の子を片っ端から洗脳してる編 完





黒子が百合洗脳されたらどうなるのか気になる


女の子同士でにゃんにゃんしてるってことは男同士でも…?ゴクリ

>>58
変わらないと思います

>>59
今回は女の子だけです

なんとなく読み返すと垣一よりみこみさに力が入ってる気がしなくもないんですがバランス取れてますかね……。



――黄泉川家


20000号「セロリたーん!とミサカはセロリたんに飛びかかりまあばばばばb」

打ち止め「この世界には変態が多すぎる……ってミサカはミサカは溜息をついてみたり」

一方通行(それってオマエが言える台詞なのかァ?)

番外個体「それっておちびが言える台詞じゃなくない?」

打ち止め「ミサカは変態じゃない! 夢(木一)を追い続ける乙女よ!」

一方通行「乙女の追う夢は絶対そンなンじゃねェ」

打ち止め「そういえば番外個体は本当にカキネの恋人になるの?」

番外個体「そうだよ?」

一方通行「何処がいいのかさっぱり解ンねェけどなァ」

番外個体「第一位ってばもしかして嫉妬? 心配しなくてもミサカの第一位は第一位だけだよ!」



20000号「それなのにていとくんと付き合うんですか? とミサカは疑問を投げかけます」

番外個体「うん」

20000号「何故ですか?とミサカはセロリたんの服の中に手をいれつつあばばばばb」

番外個体「え? だってそうすれば第一位とお姉様の間の障害が一つ減るじゃん?」

打ち止め「障害物扱いだったの!? ってミサカはミサカは全然愛が無い事に驚いてみたり」

番外個体「うん。まぁ、ていとくんはそこまで納得してないみたいだけど」

一方通行「……」

一方通行(薄々思ってはいたが、マジでお互いの同意じゃなかったのかよ……)

20000号「仮面恋人ですねとミサカは結論付けます」

一方通行「仮面恋人ねェ……」

番外個体「20000号は正直おちびの権限でもミサカの実力でもどうにでもなるし」

20000号「愛の力が奇跡を起こすかもしれないじゃないですか! とミサカは反論します」

番外個体「だから第一位は安心してお姉様とイチャつきなよ!」



一方通行「番外個体……」

番外個体「ん?」

一方通行「オマエそれ嫌じゃねェの?」

番外個体「愛は無いけれどていとくんの事嫌いって訳じゃないよ?」

打ち止め「大人の関係なのねってミサカはミサカはちょっと混乱してみたり」

番外個体「それにミサカが第一位の為に出来ることなんてそれくらいしか無いし……」

20000号「……アホんだらあああああああ!」

番外個体「えっ?」

一方通行「ン?」

打ち止め「ふぇ?」

20000号「番外個体! 貴女だって妹達の一員でしょう……!」

番外個体「え?え?」



20000号「彼女達は皆自分の目的の為に奔走しているというのに……!」

20000号「セロリたんが好きならセロリたんを追ってペロペロして!」

20000号「キスして乳首摘まんで臍に舌突っ込んで太腿撫でてバックで犯す位の気でいけやぁあ!」

番外個体「」

一方通行「」

打ち止め「何なのこの気合はってミサカはミサカは若干引いてみたり」

20000号「ミサカは自分以外を応援する気等毛頭ありませんが、同じセロリたんペロリストとしてこれだけは言います」

一方通行「ぺ、ペロリスト?」

20000号「他人の恋路まで邪魔しないで下さい」

20000号「競争から身を下ろすなら一人でどうぞ」



番外個体「……あのさぁ、ミサカがどうしようと関係無いでしょ?」

20000号「ミサカは正々堂々とアナタともていとくんとも衝突してその上でセロリたんを掻っ攫いたいのです」

20000号「それに、本当の本当の本当にそれでいいと思ってます?」

20000号「ていとくんと貴女がくっついたら絶対にセロリたんとお姉さまがくっつきますか?」

20000号「くっついたとして二人がいちゃいちゃしてるのを毎日喜んで見ますか?」

20000号「貴女は本当にそれで満足ですかぁああああああああ!?」

20000号「ほら!どうしたいのか言ってみなさい!本当はセロリたんをぺロりたいんだろ!?」

20000号「本当はセロリたんを柱に括りつけて崇め祭りたいんだろ!?」

打ち止め「なにそれこわい」

20000号「ほらぁ!言えっ! セイッ!エビバディセぇぇイ!」

番外個体「み、ミサカは……ミサカは……」

番外個体「ミサカも第一位といちゃいちゃしたいよぉおおお!」

一方通行「駄目な方に傾いたァァァ!」

打ち止め「わぁ……」



番外個体「本当はミサカだって第一位と手を繋いだり、アーンで食べさせあったり」

番外個体「デートしたり、抱き締め合ったり、キスしたりしたいよぉお!」

打ち止め「あれ!? 意外とまとも!?」

番外個体「それで第一位を舐めまわして唾液塗れにしたり、縛りプレイしたり」

番外個体「第一位と色んなプレイしたいよぉおおお!」

一方通行「マトモじゃ無ェ!」

番外個体「でも、やっぱりミサカは第一位の幸せの為に第一位とお姉様を応援するよ……」

番外個体「この競争も道連れに出来るだけ道連れにして脱落してやる……!」

番外個体「20000号、アンタもだぁぁああああああああ!」バチバチバチ

20000号「っしゃあ! 全力で応戦してやりますよぉおおおお!」バチバチバチ

打ち止め「あわわわわ。今20000号を止めたら応戦できなくて死んじゃう……」

一方通行「はァ……」カチッ



―――――
―――


20000号「そうですね、反省も後悔もしてませんとミサカはドヤ顔で言い放ちます」ボロッ

番外個体「ふぇええん! 第一位がミサカの事嫌いになったあぁあ!」ボロッ

一方通行「幼児退行してやがる……」

打ち止め「元々情緒不安定な子だから爆発しちゃったのねってミサカはミサカはよしよししてみたり」ナデナデ

番外個体「うぇえええぇええ、お姉ちゃあああああーん!」ギュー

打ち止め「よしよーし」ナデナデ

一方通行(こ、これはやべェ……新しい扉が開きそォだ……)

一方通行「番外個体」

番外個体「うん……?」グスッ



一方通行「そりゃァ、俺の事応援してくれるっつーなら悪い気はしねェ」

一方通行「けどよォ、オマエに1から10まで全部面倒見て貰う必要も無ェ」

番外個体「……」

一方通行「嫌な事させちまって済まなかったな」

番外個体「第一位……」

一方通行(コイツがちょっと特殊嗜好だとしても俺が御坂さンに好きな人の話聞かされてる様なもンなンだよな……)

一方通行(無理してるなンてちょっと考えたら解るじゃねェか……)

一方通行「俺だってオマエの事が嫌いな訳じゃ無ェンだから、辛い思いはして欲しく無ェ」

打ち止め「あ、アナタが口説き文句みたいな事言ってる……!」

一方通行「口説いて無ェよ!」

20000号「ミサカがセロリたんとシたい事は無理にしても」

一方通行「良く無ェ」

番外個体「ごめんね。第一位……」



一方通行「あン?」

番外個体「そのね、ミサカさっきは爆発しちゃったけどやっぱりお姉様と第一位を応援するよ」

一方通行「オイ、だから……」

番外個体「だって、ミサカNTRでも興奮するんだもん」

一方通行「……は?」

番外個体「第一位の事はとっても好きだよ」

番外個体「でも、第一位が他の人とくっついて嫌だと思いつつも興奮しちゃうの!」

20000号「マジで? ミサカが思ったより上級者なんですけど……」

打ち止め「NTR……嫌いじゃないけれどやっぱりミサカの好みって訳でも無いのよね」

番外個体「だったら第一位と第一位の想い人がくっついた方がいいでしょ!?」

番外個体「本当は! 第一位が好きでも無い人に無理矢理されるのにだって萌えるんだからね!」

番外個体「だからていとくんを応援してもいいと思ってるんだよ!?」

一方通行「……」ゾッ

番外個体「第一位にはそんな属性無いと思ってたから言わなかったけどお姉さまと恋人になったら」

番外個体「ミサカの前でセッ○スしてよ!」

一方通行「…………はァ!?」



番外個体「だからミサカが第一位とイチャイチャしたいのも!」

番外個体「お姉さまと第一位を応援してるのも!」

番外個体「全部ミサカの気持ちなんだからああああ!」

一方通行「オマエは……オマエはァァあ!」

一方通行「俺にちょっとだけ芽生えた思い遣りを返せェ!」

20000号「ミサカが慰めてあげますぜいとミサカはセロリたんのベルトに手をかけあばばばばばばb」

打ち止め「油断も隙も無いってミサカはミサカは……もしかしてキャラ食われてる!?」

打ち止め「ミサカの木一主張はずっと変わらないよ!」

一方通行「クソォ……」

一方通行(御坂さンの遺伝子に何て嗜好を植えつけてやがる……)

一方通行(俺は絶対にクソみてェなあの実験の首謀者を見つけ出して殴る……!)



――窓の無いビル


アレイスター「クシュンッ…どこかの妹達が私の噂をしているのかもな……ふふ」

結標「うるせぇクソジジィ」

アレイスター「……何故ジジィなんだ。私がいくつか知っているのか?」

結標「何歳なのよ」

アレイスター「何と君の好きな8歳だ」

結標「絶対に嘘だし、女の子じゃないなら興味無いわ」

アレイスター「そういえば、今の君はロリコンだったか……ところで今日の用件なんだが」

結標「手短にね」

アレイスター「ドキドキ☆どの妹達が一番カッコイイか総選挙~☆」

結標「この間どの妹達が一番可愛いかでやったじゃないの! 帰るわ」

アレイスター「結標!待て!妹達は0歳だぞ! ロリに括られるんじゃないか!?」

結標「座標移動でこのビルにペンキをかけてウンコの落書きしておくわ」

アレイスター「待て結標、小学生レベルの嫌がらせだが地味に傷つくぞ」

結標「じゃあ」シュンッ

アレイスター「地味に傷つくぞおおおお!老人虐待だぞおおお!」






ロリなお姉ちゃんっていいな編 完





題名あわきんかいWW

ロリなお姉ちゃんて打ち止めじゃないの?ロリコンなお姉ちゃんなの?

>>73 >>76
ロリなお姉ちゃんは打ち止めです……。
いえあわきんも可愛いと思いますが
ロリなお姉ちゃんにでっかい妹が甘えるってすごく可愛いですよね



――公園


御坂「はぁ……これで30人目位かしら……」

上条「しかし、さっきの人が『ショタ以外とあんな事をしてしまうなんて!』とかいって自殺しようとしたのは焦ったな」

御坂「元はショタコンだったのね……」

御坂(ていうかあんな事って何……?)

上条「しかし『レズに目覚めさせる能力』なんて稀有な能力者がいたもんだなぁ」

御坂「……何言ってんのアンタ」

上条「え?違うのか? 使い所無さすぎてヤケクソになったからこんな事してるのかと……」

御坂「ヤケクソ過ぎでしょ。考えてみたけど第五位の仕業だと思うわ」

上条「第五位? っつーと、常盤台に在籍してるっつー心理掌握か?」

御坂「えぇ。こんな広範囲で大人数の思想を操れるんだから」

上条「全く目的が解らないんですが」

御坂「……私も解らないわ」

御坂(私が振った事根に持ってるんじゃないでしょうね)



上条「よし。じゃあとりあえずソイツの所行ってみようぜ」

御坂「そうね。出来れば人があんまりいない所にしたいわ」

上条「え……お前レズかもしれない相手にあんまり人がいない所ってまさか……」

御坂「邪推してんじゃないわよ!」

御坂「あんまり人がいると無関係の人間を操られるかもしれないでしょ!」

上条「あぁ……そういう事か。上条さんてっきり御坂さんがそういうアレに目覚めてしまわれたのかと」

御坂「ていうか目覚めてたとしてもアンタには引かれたくないわ!」

上条「……そ、それって上条さんが好きだからとかそういう」

御坂「あぁあ!どうでも良くなったら鈍感直ってる!でも逆に鈍感!」

上条「でも上条さんにはインデックスさんがいるからさ……」

御坂「何これ? 告白してないのに何で私が振られたみたいになってんの?」

上条「だからごめん!」

御坂「何でアンタは急に人の話聞かなくなってるの?」

上条「とりあえず第五位とどこで会うか考えようぜ!」

御坂「む、ムカつく……」



御坂「アンタの家使わせてくれるならそれが一番楽なんだけど、いいかしら?」

上条「それは構わねーけど、何時会うんだ? 今から?」

御坂「出来れば早急に解決したいしそれが一番いいんだけど」

上条「ふーん。どうやって呼び出すんだよ?連絡先知ってんのか?」

御坂「確か前にプリクラのデータ交換した時のメールがあるからそれに返信するわ」

上条「仲良いですね」

御坂「はぁ!? 何言ってんのアンタ!?」

上条「いや、だってプリクラ交換してるとか普通に仲いいよな!?」

御坂「交換したときは今よりは良かったけどその時も食蜂が頼んできたから交換したのであって別に私が交換したいと思った訳じゃないわ!」

上条「ノンブレスで否定して来た……」

御坂「解った? 私と食蜂は仲良くないの」



上条「でも向こうが交換してくれって頼んできたって事はお前と仲良くしたいんじゃねーの?」

御坂「う……ちょっと違うのよ。そういうのとは」

上条「仲良くなりたいに違うも違わないも無いんじゃ」

御坂「なんていうか……黒子みたいな感じよ」

上条「へぇ。じゃあ確かに仲良くしようにも接し方が難しいかもな」

御坂「…………いや、待って。何で仲良くする前提?」

上条「? ……そりゃあ向こうが仲良くしたいっつーんだから拒否する理由なんか無いだろ」

御坂「あるわ!」

上条「そうなのか?」

御坂「アイツはすっごく性格が悪いの!」



御坂「能力使って人の事操って派閥作ってるし、勘違いがブッ飛んでるのよ!」

上条「勘違いは別に意図的なものじゃないだろ……」

御坂「とにかく性格悪いのよ!」

上条「そうか。じゃあちゃんと説得してやんなきゃな」

御坂「…………だから何でそういう方向に行くの?」

上条「何が?」

御坂「能力掛けたやつ全員元に戻せって言ってやらせたらそれでいいでしょ!」

上条「でもさ、誰かが怪我したりしてる訳じゃないんだろ?」

上条「上条さんには全然目的が解りませんけども、それなりに理由があるんじゃないか?」

御坂「どんな理由だったとしても人の心操っていいわけ無いでしょ」



上条「あぁ、だからそれを説得してやるんだろ?」

御坂「…………」

上条「あのな御坂、お前は正義感の強い奴だし、友人とかが操られてて怒るのは解る」

上条「でもそれだけじゃ何も解決しないんだよ」

上条「第五位が何でそんな事したのかとか、これからどうすればいいのかまで一緒に考えてやって、救ってやる」

上条「それで初めて解決したっていうと思うんですよ上条さんは」ニコッ

上条「それに向こうはお前と仲良くしたいみたいだし、お前が救ってあげるのが一番いいと思うぜ」

上条「まぁ、まだ第五位がやったって決まったわけじゃないけどな」

御坂「…………う」

上条「ん?」

御坂「うっ……うぅぅ」

上条「えっ、何!? どこか痛いのか!?」

御坂「うぅううう……」



御坂「アンタが……ドMなのにイイ事いうから……」

上条「ドMなの関係あります!?」

御坂「うぅう……何でドMなの?」

上条「何でっていわれても……」

御坂「それさえなければ、それさえなければすごくいいやつなのに……うぅ」グスッ

上条「泣く程!? 泣く程、上条さんがドMなの引きます!?」

御坂「公言してるあたり引くわ……うぅ……」

上条「…………気をつけます」

御坂「…………うん」






ドMでさえなければ本当にいい奴なのに……編 完




投下乙!!
上条ェ・・・
上条さんはドMだから御坂からドン引きされてる現状に快感が走ってるだろう


このスレで初めてまともな上条さん見たわ

>>89
上条「蔑まれるのと引かれるのには大きな違いがですね……」

>>93
そもそもまともな人が殆どいないですからね



――上条家


上条「メールで呼び出すんだよな?」

御坂「えぇ。とりあえずここの住所送って『ここに一人で来い』って書いてればいいでしょ」

上条「金銭要求する犯罪者みてぇだ」

御坂「一人でって強調しないと、派閥の子とか連れてくるかもしれないでしょ」

上条「一応、同級生なんだろ? もっとフランクにいかないと向こうだって変に思って来てくれないんじゃないか?」

御坂「アイツに対してフランクって考えられないんだけど……あ」

上条「何だ?」

御坂「ううん。アドレス交換した訳じゃないから、私の名前登録してないと思うのよね」

上条「じゃあ御坂の名前も書いとかないといけねーな」

御坂「うん。こんな感じでいいわよね?」


ーーーーーーーーーーーー
件名 御坂美琴
本文 この住所まで一人で来い
   ○○××・・・・
ーーーーーーーーーーーー
 

上条「いや、これでも十分犯罪者っぽいぞ」



御坂「えぇ? でも他に書くこと無いし……そんなに文句あるならアンタが送りなさいよ。ほら」

上条「いいのか?」

御坂「変な事書かないならね」

上条「書かないって。御坂が書いてる感じにするしさ」

上条「んー……」カチカチ

御坂「…………」

上条「よし! はい返す!」

御坂「え?」

上条「え?」

御坂「送ったの!?」

上条「え、いや送るって言ったじゃねーか」

御坂「いや、普通送る前に私に見せるでしょ!」

上条「あ……でも変な事は送ってねーから大丈夫だって!」



――喫茶店

rail way!rail way!♪

食蜂「」ビクッ

垣根「ん? 電話か?」

食蜂「み、御坂さんのアドレスに設定した個別着信音が鳴ってるぅ……!」

垣根「お、仲直り出来るんじゃねーか?」

食蜂「えっ。待って、これって何で鳴ってるのぉ!?」

垣根「御坂から着信来てるからだろ!」

食蜂(今朝の白井さんの真似が功を奏したのかしらぁ)

食蜂「と、とりあえず開きましょぉ……」



垣根「何て書いてんだよ」

垣根(告白とかだったりしねぇかな)ワクワク

食蜂「えっとぉ……何かぁ、今から話したい事があるから来てほしいってぇ」

垣根「……決まった」

食蜂「え?」

垣根「早く行けよ。何なら飛んで送ってやるぜ」

食蜂「でもぉ……何か変なのよねぇ。朝にも会ってるのに『元気だった?』とか言ってるしぃ」

垣根「? ちょっと見てもいいか?」

食蜂「はい」

【From】みこと
【title】Re
ーーーーーーーーーーーー
元気だった?
御坂美琴です
話したい事があるんだけど今、時間オッケー?
大丈夫だったら、この住所まで『一人で』来て!

○○××・・・・
ーーーーーーーーーーーー


垣根「何で『一人』をそんなに強調してんだ?」

食蜂「あ……か、垣根さぁん!」

垣根「あ?」

食蜂「縦!?縦ぇ!」

垣根「縦?」


元気だっ                た?
御坂美琴で               す
話したい事があるんだけど今、時間オッ  ケー?
都合がついたらこの住所まで『一人で』来 て!


垣根「…………」

垣根(この住所まで来て→助けに来て)

垣根(一人で来て→大人数だと不味い→人目につく→御坂の近くに異変を察知させてはいけない奴がいる)

垣根「……御坂が監禁されてる!!」

食蜂「!!!」



食蜂「今直ぐ!今直ぐ助けに行きましょう!」

垣根「いや、でも御坂だって第三位だぞ? 人に助けを求める位追い詰めるなんて序列が上の俺か一方通行しか……」

垣根「それに、アイツは打ち止めと番外個体に20000号が家にいるからそんな事出来ねぇ筈だ」

食蜂「この住所、検索してみたけどとある高校の男子学生寮みたいよぉ」

垣根「男子高校生……しかも御坂を監禁出来る程の力を持ってる」

垣根「上条しかいねぇな……」

食蜂「歪んだ愛から監禁しちゃったのかしらぁ……」

食蜂「でも、駄目よぉ……」

食蜂「だったら監禁されるのは上条さんじゃないと認めないわぁ!」



食蜂「私、御坂さんを助けに行くわぁ」

垣根「あぁ、俺も行くぜ」

食蜂「でも、一人でってぇ……」

垣根「二人くらいだったら隠れなくても通行人にしか見えねーだろ」

垣根「それに未元物質で見えなくなる事も出来るしな」

食蜂「……解ったわぁ。一緒に行きましょう」

垣根「ま、そんな事しなくても部屋に飛び込んだ瞬間に上条を血祭りにあげればいいけどな」

食蜂「御坂さんを監禁するなんて6分の5殺ししか無いわねぇ」

垣根「愉快な死体決定だコラ」






首洗って待ってろ編 完




何なんだこいつら可愛すぎだろ!

上条さんはインさんからの折檻じゃないと興奮しないんじゃないの?

めんこい

>>105>>113
か、可愛いか……?

>>112
そういう訳でも無いですがねーちんみたいに命に関わるのだとちょっと……



――上条家


御坂「ていうか気になってたんだけど、アンタの部屋ボロくなってない?」

上条「あー……ちょっと日本刀振り回されてさ」

御坂「日本刀振り回された!? 何で!?」

上条「色々あって」

御坂「色々の部分が知りたいのよ!気になり過ぎるわ!」

上条「とりあえず第五位にどうやって質問するかでも考えy

<ガシャアアアアアアアアン!

垣根「御坂ああああああああああああああああああああ!」バサバサ

食蜂「御坂さああああああああああああああんんんんん!」

御坂「」

上条「か、上条さんの家の窓ガラスが……ていうか何その羽!?」



垣根「くぁぁむぃぃじぃょぉおおおおおおおおくぁあぁああくぐぉおおおおおおお」バサバサ

上条「えっ?何?誰?天使?魔術師?」

垣根「すっとぼけてんじゃねぇぇぞぉぉぉぉ犯罪者がぁあああああああ」バサバサ

食蜂「御坂さん!もう大丈夫よぉ!」

御坂「えっ?何?何が起こってるの?」

食蜂「恐怖の余り錯乱してるのねぇ……でも大丈夫よぉ」

食蜂「私が、御坂さんを監禁なんてさせないわぁ!」

御坂「はぁぁぁぁ?」

垣根「御坂を監禁しやがって!てめぇ!覚悟しやがれ!死ね!」バサバサ

上条「えええぇ?」



御坂「垣根さん!何かよく解らないけど別に私は監禁されてないわ!」

垣根「え?」バサバサ

御坂「だからそいつの首から手を離してあげて!」

上条「うぐぐ……」

食蜂「翼出してるのに使ってないのねぇ」

垣根「無効化されるらしいからな」バサバサ

上条(あ……何か新しい世界が開けそうな予感)

垣根「――――!」ゾワァァ

垣根(何か解らないけど手離した方がいい!!)パッ

上条「ゲホゲホッ……離しちゃうんですか……」

垣根「……?」ゾワッ



御坂「食蜂! 一人で来てって言ったじゃないの!」

食蜂「えぇ……だってぇ……」

御坂「大体何で窓ガラスから突っ込んでくるのよ!」

食蜂「な、何よぉ…………御坂さんが紛らわしいのが悪いのよぉ!」

御坂「私が何したって言うのよ!」

上条「御坂! ストップストップ!」

御坂「だってコイツが!」

上条「そんなんだと本題にいつまで経っても入れねーぞ?」

御坂「……解ったわよ」

食蜂(何で上条さんには優しいのよぉ)イライラ



上条「えー、とりあえず俺は御坂を監禁してないんだ」

垣根「じゃあ何で御坂はメール送って来たんだ?」

御坂「メール?何の?」

食蜂「私にこの学生寮に来て欲しいってぇ……」

御坂「あのメール送ったのは私じゃなくてコイツよ?」

上条「俺、何か混乱させちまったか?」

垣根「……?」

食蜂「……え?御坂さんが上条さんを監禁してたのぉ?」

御坂「えっ???」

食蜂「えっ?」



上条「まず何で監禁されてるって発想が出てきたんだ?」

垣根「メールに助けてって書いてた」

上条「書いてないぞ?」

食蜂「えっ? でも確かに御坂さんから来たわよぉ?」

御坂「だから私の携帯からコイツがメールを送ったんだって」

上条「助けてなんて書いた覚えが無ぇよ」

垣根「書いてただろ!」

食蜂「そうよぉ! 縦に書いてたじゃない!」

上条「盾?」

食蜂「縦」

上条「殺陣?」

食蜂「縦!縦読みで助けてって書いてたじゃないのぉ!」

上条「書いてねーよ!?書いてたとしても偶然ですよ!?」



垣根「紛らわしい事してんじゃねぇ!」

上条「何だこの理不尽は……」

上条「つーか、この垣根さん? には帰って貰った方がいいんじゃないか?」

御坂「あ、大丈夫よ垣根さんは第二位だし」

上条「」

垣根「驚いたか?」ドヤァ

上条「魔術師だけじゃなくてレベル5もアホだったのか……」

御坂「アホって何よ!」

食蜂「ちょっと、魔術師とか言ってるわよぉ……」

垣根「きっと頭が可哀想な人なんだろ……」ウワァ

御坂「大体何で垣根さんが付いてきたのよ?」

食蜂「偶然一緒にいたから監禁されてる御坂さんを一緒に助けようと思ってぇ……」

御坂「監禁されてないっつーの!」

上条「御坂、喧嘩腰は良くないぞ」

御坂「もういいわよ!本題入るわ!」

御坂「食蜂、アンタが能力かけてレズにした子全部解除しなさいよ!どうせアンタの仕業でしょ!」

上条「だから、まだこの子がやったって決まってな……」

食蜂「……そうよぉ。私がやったわぁ!だから何ぃ!? 別に誰か死んだ訳でも無いしぃ、酷い事したわけでもないわぁ!」

上条「自白!」

垣根「レズ?能力? 何の話だ?」



御坂「かくかくしかじか」

上条「まるまるうまうま」

垣根「成程……」

垣根(そういう方向で攻めて来たか……)

御坂「とにかく戻しなさいよ!」

食蜂「ふんだ」プイッ

御坂「ぐ……このコイツ……」バチバチ

上条「電気でてるって! あー……頭に手置いておくか」ポス

食蜂(私の御坂さんの頭に手を置くなんてぇ……!)ムカムカ

垣根(周りがレズだらけになったからといって御坂がレズになる可能性は0に近いだろうし)

垣根(正直食蜂の好感度がどんどんマイナスになっていくだけ……)

垣根(とりあえずここは取り繕ってこれ以上好感度が下がるのを止めた方がいい……)

垣根(それにしても窓壊したからすげぇ寒い)



上条「どうしてこんな事したんだ?」

食蜂「……」ツーン

御坂「アンタ、いい加減にしなさいよ」イラァ

垣根「あー……御坂、食蜂にも悪気は無いんだ」

御坂「じゃあどういう気でこういう事してるの? 私はすごく精神的にダメージ受けたんだけど」

食蜂「……御坂さんに意地悪したかっただけですぅ」

御坂「こ、この……っ」

上条「……本当にそうなのか? 俺が出来る事ならなんでもするから言ってくれ」

食蜂「……」

垣根「本当は御坂と仲良くしたいだけなんだよな?」

上条「そうなのか?」

食蜂「べつに、御坂さんの事なんてどうでもいいしぃ」

上条「でも御坂が監禁されてるって思って助けに来たんだろ?」

食蜂「……」



上条「御坂の事どうでもいいって訳じゃないよな」

食蜂「……」

御坂「何か言いなさいよ」イライラ

垣根「……御坂」

御坂「何?」

垣根「食蜂が正直に言う代わりにお前はコイツが言った事を怒らないで真剣に考えてやる。それでどうだ?」

御坂「私がそうしたら言うの?」

食蜂「……それならいいわぁ」

御坂「解った。怒らないから言いなさい」

食蜂「……………」

食蜂「……………御坂さんが、」

御坂「私が?」

食蜂「…………やっぱ怒るからいいわぁ」

御坂「怒らないって言ってるでしょーが!」バンバン!

食蜂「もう既に怒ってるじゃないのぉ!」



垣根「ちょっとお茶淹れるから台所貸してくれ」

上条「あ、俺やるか? 置いてある所とか解んねぇだろ」

垣根「お前はそこで御坂に手置いてるから無理だろ。適当に探すから大丈夫だ」

御坂「アンタが怒らせてるの!」

食蜂「怒らせてないもん」

御坂「怒らせてるの!」

食蜂「怒らせてないぃ!」

御坂「怒らせてるったら怒らせてるの!」

食蜂「御坂さんが勝手に怒ってるだけだもぉん!」

上条(小学生の喧嘩みたいだ……)



垣根「ま、二人とも落ち着けよ。茶淹れたから」コト

御坂「あ、熱いやつね、ありがと。今日なんか寒いわよね」

上条「窓無ぇもんな」

食蜂「ふん……」ゴクゴク

上条「……あの、上条さんのだけお湯なんですけど?」

垣根「ティーパック式の紅茶が3つしか無かったからな」

上条「だからってお湯……」

御坂「大体アンタは何でいつもいつも私を怒らせるような事ばっかするのよ」

食蜂「……別に怒らせようとしてるわけじゃないしぃ」

御坂「じゃあ何なのよ!」

食蜂「御坂さんの事が好きだから気を惹きたいだけよぉ!」

御坂「は」

食蜂「周りがみんな女の子好きになれば御坂さんも女の子好きになるかなぁって思ったのぉ!」

御坂「な、なる訳ないでしょ……」

食蜂「だって、どうしたらいいか解らなかったんだもん……」

食蜂「御坂さんと仲良くなりたくて色々してるのに御坂さんいつも怒るしぃ」

御坂「それはアンタの勘違いが色々ぶっ飛んでるからでしょ!」

食蜂「だって能力効かないと何考えてるか解らないしぃ」

食蜂「確かに私が早とちりしがちなのは解るけど、もっと優しくしてくれてもいいじゃないのぉ……」

食蜂「御坂さんの事好きなだけなんだからぁ……」



御坂(な、何? 何で急にしおらしくなってるの?)

食蜂(何で私はこんな事言ってるのぉ!?)

垣根「」グッ

上条「何だその親指」

垣根「気にするな」

垣根(使い所が無いと思ってたが……役に立ったぜ。隠し事が出来なくなる未元物質)

御坂「わ、私は女の子とか好きじゃないし……」

御坂(どうしよう……喧嘩腰をやめられると逆に何言っていいか解んない……)

食蜂「…………」ジワッ

御坂「!? な、泣かないでよ……!」

御坂(何これどうすればいいのわけがわからないこわい)



食蜂「…………」←捨てられた子犬の様な目

御坂「……解った!解ったわ!」

御坂「私もちょっとアンタにきつく当たってたかもしれないし!」

御坂「アンタが能力解除して来たら私もアンタと仲良くする努力をする!」

御坂「その代わりアンタも私に突っかかってこない!それでいいでしょ!」

食蜂「……本当に仲良くしてくれる?」

御坂「ほんとよ!」

食蜂「本当の本当?」

御坂「本当に本当」

食蜂「本当の本当に本当?」

御坂「本当だって言ってるでしょ!」

食蜂「……うん」

御坂「……早く解除しなさいよ」

食蜂「解ったわぁ」ピッ

御坂「……」

食蜂「あ、あり、ありがとぉ……」

御坂「……別に」

御坂「……」

垣根(みこみさぁあああああ!えんだああああああああ!)

上条(丸く収まりそうだな)ホンワカ

御坂「……別に私がアンタと仲良くするのは私が仲良くしたいからじゃなくてアンタが私の事好きだからだし今ここで泣かれても困るからで別に私はアンタと仲良くなりたいなんて微塵も思ってないんだけどコイツにも協力してもらったし垣根さんにも迷惑かけたみたいだからとりあえず場を収める為なんだからねっ!ふんっ!」

食蜂「うわぁああああああああああああぁぁぁあん!」

上条「御坂あああああああああああああああああ!」






どう足掻いてもコミュ障編 完




御坂にも使ってやれよw

上条さんの幻想殺しでけちゅまんこがばがばにされたい

レベル6の上条さんなんて見たかねぇぞ

>>133
御坂はちょいちょい本音なので……

>>135
警備員さんあの人です!早く来て下さい!!

>>140
ドMってある意味最強



――スクール


ゴーグル「これで今日の仕事終わりっスか?」

垣根「あぁ。もう帰っていいぞ」

ゴーグル「じゃあ失礼します」ガチャ

心理定規「んー……動くのがだるいわ……」

垣根「歳取ったんじゃねぇか?」

心理定規「失礼な人ね」

垣根「正直お前中学生くらいに見えるんだけど幾つなんだよ」

心理定規「ガラスの10代」

垣根「マジでいくつだよ……」



垣根「ん……そういやお前ってレズになってた?」

心理定規「……何言ってるのよ?」

垣根「あーいや、この前ちょっとな。食蜂が百合っ子量産計画なるものを計画しててだな……」

心理定規「何よその嫌過ぎる名前の計画……」

垣根「無差別に女の子を見かけたらレズになる様に洗脳してたらしいんだが……」チラッ

垣根「……女の子として認められなかったって事か」

心理定規「今胸見た? 今胸見て言ったわよね?」

垣根「正確には普通ならおっぱいがあるであろう所を見てた」

心理定規「とても気に障る言い方だわ」



心理定規「ホモってデリカシー無いの?」

垣根「俺はホモじゃない。第一位以外の男には興味無ぇから」

心理定規「え? じゃあもしかして女の子に興味有るって事?」

垣根「まぁな。本命が第一位ってだけで普通にエロ本でも抜くからな」

心理定規「垣根って苗字で名前が帝督の人ってデリカシーって概念が爆発して消滅でもするの?」

垣根「それって俺限定じゃねぇか」

心理定規「そんなにデリカシーが無いから第一位にも振られるのよ」

垣根「……ハッ。甘いな心理定規、俺に常識は通用しねぇ」

垣根「なんと今は一方通行の半径1M以内に入っても怒られない」

垣根「俺が第一位に結構コーヒー淹れてあげてるしな」

心理定規「すごいわね」

垣根「だろ」

心理定規「第一位の器の大きさが」

垣根「そっちかよ」



心理定規「だってホモよ?ホモが告白して来たんでしょ? なのに同じ空間にいてあげるとか……」

垣根「だからホモじゃねぇって」

心理定規「それどころかホモが出してきた物飲むとか……コーヒーカップの淵舐めてるかもしれないのに……」

垣根「お前の中で俺のイメージどうなってんだ!?」

垣根「大体一方通行には告白した事謝ったしな」

心理定規「謝るって……え?何?どういう事? 何て言ったの?」

垣根「まぁ、ちょっと告白の仕方がアレだったから……」

心理定規「アレ?」

垣根「さらりと説明すると結婚して一方通行のバージン貰いたいみたいな事を口走った」

心理定規「アナタ、女の子への告白にも同じ事言うの?」

垣根「いや、女の子に告白した事は無い……つーか初恋、だと思う」

心理定規「だからいつも発言が童貞臭かったのね」

垣根「え?」



心理定規「いいえ何でも。話を続けて頂戴」

垣根「あぁ……で告白の仕方がアレだったからさ第一位も俺の事すげぇ避けてたんだけど……」

垣根「何か急に態度が軟化したんだよな。番外個体……あ、第一位の同居人な」

垣根「番外個体が俺と付き合うって第一位に言ってから第一位の態度もちょっと軟化したんだよ」

心理定規「ごめんなさい。ちょっと意味が解らないわ」

垣根「まず番外個体は第一位の事が好きで、だけど第一位には好きな女がいるらしくて、その女と第一位の間に俺が入らない様に俺と付き合うって言ったんだ」

垣根「それ以来一方通行も今までよりは俺にちょっと優しいっていうか……」

心理定規「…………それってそのワーストって子とアナタが付き合うなら自分に手を出して来ないと思ったからじゃないの?」

垣根「え? でも俺は一方通行にもう一度告白するって言ったし……」

心理定規「ううん?」

垣根「あんまりにも告白の仕方がアレだったから、もう一度落ち着いてから告白するって言ったんだよ!」

心理定規「そんな事言ったのに態度が軟化するの……?」



垣根「あぁ……なんていうか今まで恋とかした事無いから愛情表現とかよく解らないし」

垣根「これが恋なのかもよく解んねぇって言ったからかもな」

垣根「まぁこれは俺が考えた言い訳で俺は普通に第一位の事好きだけどな」

垣根「今は第一位から何かアクション起こさないかなって待ってるところだ」

心理定規「アクション?」

垣根「デレの事な」

心理定規「アナタは今までの行動を振り返って見て第一位がアナタに振り向く様な可能性が1%でも有ると思ってるの?」

垣根「あるだろ」

心理定規「……何でそう思うの」

垣根「第一位に女の子が3人迫ってるけど(打ち止め番外個体20000号)誰にも振り向かないから」

心理定規「つまり?」

垣根「もしかして俺の事好きだからかもしれない……みてぇな、な?」

心理定規「それは第一位に他に好きな女の子がいるからでしょ……」



心理定規「……もしかしてアナタ、本当は第一位の事なんか好きじゃないんじゃないの?」

垣根「マジLOVE1000%に決まってんだろ」

心理定規「……だって全然本気で好かれようとしてるように見えないわよ」

垣根「愛があると暴走すんだよ」

心理定規「だからって流石にさっきの行動で嫌われるのが理解出来ないなんて事無いと思うわ」

心理定規「むしろ嫌われようとしている様にしか見えないけど」

垣根「恋は盲目ってやつだな」フフ

心理定規「……ちょっと違うんじゃないかしら」

心理定規「これから言うのは私の推測になるんだけどね。アナタは本当は誰かに愛情を持つのが怖いんじゃないかしら?」

垣根「はぁ?」



心理定規「だって、アナタは女の子にも興味があるのに本命が第一位なんでしょ?」

心理定規「第一位は男だし、アナタが本気を出したからって勝てるとも限らないわよね」

心理定規「つまりアナタは第一位が自分に振り向かないのは同性同士だから仕方が無い」

心理定規「力尽くでモノにも出来ないのだから仕方無いって理由をつけたいだけなんじゃないの?」

垣根「……何が言いたい?」

心理定規「アナタは人に愛情を持つのが怖い。だけど誰も愛せない自分も怖い」

心理定規「だから唯一あなたを拒絶できる第一位を好きだって思い込んで、更に自分で振られる理由を積み重ねてるだけなんじゃない?」

垣根「……ははっ」

垣根「心理定規……お前は俺を買い被り過ぎなんだよ」



垣根「お前の前では暗部のリーダーだった事の方が長いからな……」

垣根「どうしても何かシリアスな理由をつけたくなっちまうのかもな」

垣根「それに、本当にもしかしたら心の奥底でそんな事を思ってるかもしれない」

垣根「だけど違うんだよ……! そう思ってたとしても、やっぱり俺のこの一方通行への想いは本物なんだ!」

垣根「聞いてろ心理定規。今から俺がどれだけ一方通行の事好きか言ってやる」

心理定規「え?」

垣根「一方通行超可愛いよ一方通行ペロペロ髪が白くてツヤツヤで日光反射で神々しすぎそれでいて手触りはふわふわって言っても触った事ないから想像だけど絶対に柔かい髪質それで肌も白くてキメ細かくて綺麗赤い目も宝石みたいで綺麗でずっと見てたい幾ら見てても飽きない唇だって薄いピンク色で肌が白いからすげぇ目立って滅茶苦茶性的で吸い付きたくなる指も細いあんな乱暴な性格でいつもダラダラしてるのに爪とか切り揃えられてて清潔にしてるしティッシュとか持ち歩いてるし割と几帳面で面倒見がいいっていうギャップがいい父性っつーかむしろ母性が凄い俺も一方通行に色々気にかけて貰いたい曲がってるネクタイとか呆れられながら直して貰いたい一方通行は顔自体が小さくて可愛いっつーか肩とか全体的に華奢で可愛い太腿とか全然太くない俺の手に収まりそう触ったら折れそうだけど触りたい優しく丁寧に頭からつま先まで撫でまくって優しく抱き締めたいけど反面手酷く扱って苦しい位抱き締めて壊したい気持ちにもなるあんなに小さくて可愛いのに最強とか神々しいというか儚い雰囲気で守ってあげたいいつまでも側に留めて置きたい24時間一方通行の隣で一方通行を観察していたい一方通行の近くに行くと無臭に近いけど微かにコーヒーの良い匂いがするあの縞々なダサイウルトラマンみたいな私服すら可愛い物凄くレアな偶にする少年の様な笑顔が天使の様に可愛くてもう同じ生物だと考えられない神からの贈り物だって言われたら神なんか信じてないけど納得するその瞬間から神の存在を信じるしかないむしろ一方通行が神だろ崇め讃えたい俺じゃなくて一方通行に翼が生えればいいのに絶対に似合う絶対可愛いなんなら頭の上に天使の輪も浮かばせておいてほしいもう性別を超越した存在な気がする女装して欲しいセーラー服でもナースでもいいけどエロいっていうより清楚な感じでていうか一方通行の存在そのものがエロい鎖骨がエロい首筋がエロい薄い身体がエロい細い首についてるチョーカーが首輪みたいでエロい生唾飲んじまうくらいエロい一方通行とエロい事したい可愛くて綺麗で儚くて神々しくてエロいとか完璧にも程がある一方通行の服小さかったもう人形の服かよってくらい小さくてびっくりした一方通行の服美味しかった一方通行の臭いに包まれながらしゃぶった服美味しかった一方通行自身をペロペロしたいツンツンな一方通行可愛い全然靡かない一方通行可愛いあんな可愛い顔なのに目付き悪い可愛い可愛い口から出る暴言すら可愛いでも偶にはデレて欲しいちょっとでいいからデレて欲しい一方通行のデレだけで一ヶ月何も食べなくてもお腹一杯になれる毎日暇さえあれば一方通行の事考えてる位一方通行の事好きだ好き過ぎてどうにかなりそうな位毎日一方通行の事考えてる一日の半分は一方通行とデートする妄想とか一方通行といちゃつく妄想とかしてるもう脳味噌の99.9%が一方通行に侵食されたんじゃないかって思うくらい一方通行の事しか考えられない服で隠れている部分の一方通行の身体も白いんだろうか色素沈着しないって事は乳首もピンク色なんだろうな服着てても細いのに脱いだらどれだけ細いんだろう何であんなに肉がついてないんだろうムチムチのナイスバディとはまた違った背徳的なエロさがあるでもあんまりにも細いからもうちょっと肉付けてもいいんじゃないだろうかでも肉が好物なんだよな太らない体質なんだろうな本人はどう思ってんだろやっぱコンプレックスなのか?だったとしたらそれでも十分可愛いって言ってやりてぇ俺がアーンして食事食べさせてやりたいそして俺にも顔を赤らめながらアーンしかえして欲しい一方通行って何したら照れてくれるんだろうな赤面した一方通行は絶対可愛いと思うんだけどきっと白いから耳まで真っ赤になっちまうんだろうな耳も小さくて可愛いんだよきっと感度もいいんだろうないや全然そんなんじゃなくて不感症でもそれはそれで萌えるけどもう耳もいいけど鼻も口も小さくて可愛い舐めたい甘噛みたいもう全ての身体のパーツが可愛いって奇跡だろ奇跡的な存在だろむしろ一方通行ならもうなんでもいい一方通行可愛いよ一方通行」

心理定規「」



垣根「まだ100分の1も俺の想いを語ってねぇけど俺がどれ位一方通行の事好きか解ってくれたか?」

心理定規「…………」

心理定規「…………」

心理定規「…………気持ち悪い……」

垣根「心配するな。自覚は有る」






気持ち悪いって自覚があるなら言わなきゃいいのに……編 完





シリアスかと思ったら違ったなんだこれ

>>1はなんでこんなSSを作ろうと思ったんだろうか

乙乙!
あの垣根の台詞>>1が考えたのか…

>>170
垣根ェ…

>>159
もしかしたら今後はシリアスな場面があるかも?しれません

>>167
一方通行と垣根と御坂と食蜂と同性愛が好きだった

>>171
大半は普段から>>1が思ってる事ですが



――研究所


一方通行「あン? 木原くン何処行ったンだよ」

01442号「木原数多なら自室でカンヅメですとミサカは仕事に追われる大人って大変ですねと感想を漏らします」ソワソワ

00001号「そ、そうですねとミサカは同意します」ソワソワ

一方通行「……? オマエら何でそンなに落ち着き無ェンだよ」

01442号「言いますか? とミサカは質問します」

00001号「しかし言ってどうにかなる事でもありませんしとミサカはむしろ木原と一方通行の関係が悪化するのでは無いかと心配します」

一方通行「はァ?」

01442号「しかし、このまま木原の仕事が終わればミサカ達はこってり絞られるどころじゃ済まないかもしれません」

00001号「一方通行で懐柔しようという訳ですかとミサカは感心します」

01442号「最悪一方通行に罪を擦り付けて逃走しましょうとミサカは提案します」

一方通行「何の話か知らねェけど本人の前で言うなよ」



00001号「えぇ、では何も言わずにこれをご覧下さいとミサカは薄い本を手渡します」

一方通行「あン?」

『芳川×黄泉川~私が研究してあげる~』

一方通行「……オマエらそっちも守備範囲なのかァ?」

01442号「失礼な事を言わないで下さい。ミサカは一木一択です!」

一方通行「マジで誰得なンだよそれはよォ……」

00001号「これは木原の金庫から出てきましたとミサカは説明します」

一方通行「えェー……何発見してくれてンだよ。親の性癖とか見たくねェよ」

01442号「親、いい響きです。息子と父親の禁断の恋……! こんなの可笑しいよ、家族なのに!――それでも好きだ!という展開が見えます」

00001号「親って言いましたね。あぁ!この場に木原がいないのが惜しい!とミサカは悔しがります」

一方通行(失言しちまった)



一方通行「つゥか、見なかった事にして戻しとけばいいじゃねェか」

01442号「あんまり引いてませんねとミサカは首を傾げます」

00001号「まぁこの人実験の時語ってたCP大体黄泉川×芳川でしたからね」

01442号「そういえばそうでした。ミサカの時は……おぇっ、生々しくて言えませんとミサカは思い出して吐き気を堪えます」

一方通行「…………俺は別にそのカップリングが好きだった訳じゃねェからな? 実験の為になァ?」

00001号「解っていますよ。本当は木原にしか興味が無いんですよねとミサカは頷きます」ウンウン

一方通行「違ェよ!」

01442号「って事はやっぱり黄泉川×芳川萌えなんじゃないですかー!やだー!気持ち悪いー!とミサカはレズに拒否反応を起こします」

一方通行「オマエの方が気持ち悪ィわ!鳥肌立ちまくりじゃねェか!蕁麻疹か!」



00001号「冗談はこの位にしておいて、見なかった事にして戻すのは出来ないですとミサカは断言します」

01442号「ミサカは冗談じゃなく鳥肌立ってますけどね。ほらもう鳥皮ですよコレ」

一方通行「オマエはどォでもいいンだよ。何で戻せねェンだ?」

00001号「実はこの同人誌、隠し部屋の更に鍵付き金庫の中に入っていましてとミサカは説明します」

01442号「バレたくない感がプンプンでしたねとミサカは厳重な警備体制を思い出します」

一方通行「オマエらまた木原くンの私物漁ってたのかよ」

00001号「もしかしたら一方通行に出しそびれたラブレターがあるかと思いまして」

一方通行「有る訳無ェだろ!話が進まねェンだよボケ!」



01442号「で。その厳重に保管されていた同人誌を何故ミサカ達が手にしていると思いますか?」

一方通行「あァン? そりゃァ、能力で電子ロックを解除したかピッキングで……おい」

00001号「多分あなたの想像通りです。ミサカ達は重火器で金庫に穴を開けたのです」

一方通行「どンだけ中身見たかったンだよオマエら!?」

01442号「だってあんなに厳重に保管されてるって事は逆に『押すなよ!?絶対押すなよ!?』状態ではないですか」

00001号「ミサカも研究所のあの火事が起きた時に押す緊急ボタンを押して木原に殴られた事があります」

一方通行「あァ火災報知機な……それ俺も昔やって木原くンにぶっ飛ばされたわ」

00001号「禁止されるとやりたくなるものですよね」

一方通行「まァな」ウン

01442号「カリギュラ効果という奴ですねとミサカは同意します」ウンウン



00001号「それでですね。一応木原にも保護者としてのプライドが有るとミサカは考えます」

00001号「なので、何事も無かったかの様に戻したいのですよとミサカは思案します」

01442号「ていうか怒られるのが嫌なだけですけどねとミサカはぶっちゃけます」

一方通行「黙って殴られてろよ」

00001号「でも娘にこんな物持ってるってバレたら大抵の父親は泣くと思いますとミサカは推測します」

一方通行「あァ……木原くンは生え際の話題になると急に落ち込む豆腐メンタルだからなァ……」

01442号「足も臭いですしね。そこまで春日部のリーマンに似なくていいだろとミサカは愚痴ります」

一方通行「そォいう話はやめろ」

00001号「この前思春期の娘ごっこをして『ミサカと木原のパンツ一緒に洗わないで下さい』って言ったら泣きましたし」

一方通行「泣いたのかよ」

00001号「ミサカの前では泣いてませんがその後部屋の前を通ったら『ズビッ』って鼻を啜っていました」

一方通行「ひでェ事しやがって……もっとやれ(笑)」

00001号「言われなくとも(笑)」

01442号「そして傷心の木原を慰める訳ですね。いよっ!策士!とミサカは一方通行を称えます」

一方通行「死ね」



01442号「とりあえず金庫修復するのを手伝って下さいとミサカは一方通行を拝み倒します」

一方通行「同じ型の買えばいいだろォが」

00001号「ダイヤル式なんで新しく買ってもナンバーが設定できないんですよとミサカはアナログな物使いやがってと舌打ちします」チッ

01442号「でも扉の真ん中に穴を開けただけなので鍵自体は無事ですから、全ての数字パターンを確認する事は出来ますよ」

00001号「第一位の頭脳で何とか正解を導き出して下さいとミサカは金庫を一方通行の前に置きます」ドン

一方通行「でけェな……」

01442号「そりゃあ中に何冊も入ってますからねとミサカは開いた穴から見える同人誌の山を生暖かい目で見つめます」

00001号「因みに15桁です」

一方通行「………多いな」

01442号「……ですよね」

00001号「全通り確認するだけでかなり時間がかかると思われますとミサカは溜息をつきます」ハァ



01442号「でもあの人ファミコンですので、一方通行が1だとすれば『000010144200001』とかじゃないですか?」

00001号「ミサカと一方通行で01442号を挟む訳ですか……厭らしいですね」

一方通行「オマエの思考がな」

01442号「自分の入ってるカップリングなんて気持ち悪いですよとミサカは鳥肌を立たせます」ゾワッ

一方通行「…………」

00001号「とりあえず『000010144200001』でまわして見ましょうかとミサカはダイヤルを弄ります」カチカチ

一方通行「ンな0ばっかの数字にするかァ?」

01442号「筋金入りのファミコンならしているかもしれませんよとミサカは可能性を提示します」

カチッ

00001号「あの…………開きましたとミサカは報告します」

01442号「筋金入りのファミコンでしたとミサカは驚愕します」

一方通行「…………うわァ」



00001号「でも最初の00001はミサカですよねとミサカは優越感に浸ります」フフフ

一方通行「は?」

00001号「え?」

一方通行「……俺だろ?」

00001号「……貴方は最後の00001でしょうとミサカは断言します」

一方通行「いや、真ん中がコイツなンだからオマエはその後だろ」

00001号「01442号が真ん中でなら検体番号が若いミサカがその前だと考える方が妥当でしょう」

01442号「貴方達は番号が同じですし、むしろ真ん中のミサカが一番特別じゃないですか?とミサカは誇らし気な顔をします」

一方通行「イヤ、特別とかじゃなく俺が一番上なンだから普通に考えて一番最初だろォ?」

00001号「真ん中だから何なんですか?一番上と一番下以外は割とどうでもいいものですよとミサカは一般論を展開します」

01442号「その理屈だと検体番号順でミサカが末っ子ですねとミサカはドヤ顔をします」

一方通行「いや末っ子こそどォでもイイだろ。2番目からは適当になってくじゃン?ン?」



00001号「は?何がン?ンってなんですか?この三白眼!とミサカは罵倒します」

一方通行「あァ!?三白眼の何が悪ィンだよオマエらだってレイプ目だろォがァ!」

00001号「見た目の事を言うなんて最低です!とミサカは一方通行の人間性を否定します」

01442号「うわぁ。自分の事は棚上げですよ。こんな女にだけはなりたくないですねとミサカは00001号を見下します」

一方通行「横から一々突いて来てよォ、オマエも十分性格悪ィンだよ。あァ゛?」

01442号「は?は?何?自分は性格いいとでも思ってんの?既に同じ穴の狢ですよね?客観視すら出来なくなったんですか?」

一方通行「思って無ェよ。オマエこそもっと自分の性格の悪さを自覚できねェンですかァ?」

00001号「性格悪いって自覚が有るって事ですか?人様に迷惑が掛かるので金輪際家から出ないで下さい」

一方通行「オマエこそ息止めろよ。俺と同じ空気吸うンじゃねェよ」

01442号「は?何それ?小学生ですか~?小学生から精神が進歩してないんでちゅか~?」

一方通行「はァ?何?自己紹介ですかァ?ご苦労様ですねェー」

00001号「どっちも十分幼稚ですよ。二人で保育園にでも入園させて貰えばどうですかーぁ?とミサカはナイスな提案をします」



木原「オイ。クソガキ来てんのか? 何で俺の所に顔見せ無ぇん……」ガチャ

一方通行「あァ゛!?うるっせェ入ってくンじゃねェよボケェ!!」

木原「あ゛? ああああああああ!お前らあああああそれえええええ何開けてんだあああああ!」

00001号「は?金庫の事ですか?こんな気持ち悪いもの集めてる方が悪いんですよとミサカは蹴り飛ばします」ガンッ

01442号「痛っ!わざとこっちに蹴りましたね!?とミサカは憤慨します!」

木原「オイ。喧嘩してんのか?」

00001号「うるさい!黙ってて下さい!足臭いんだよ!とミサカはついでに文句を垂れます」

木原「……!」

一方通行「こっちは年々デコ広くなってンの気が付いてンだよ!」

木原「……!」

01442号「あ~ん、お父様ぁ。非力なミサカを二人が虐めるんですぅ~とミサカはお父様の腕に抱きつきます」

一方通行「!!!」

00001号「!!!」



木原「はぁ……とりあえず殴るわ」ゴッ!ゴッ!

一方通行「うげっ!」

00001号「ごふっ!とミサカは頭を抱えて蹲ります」

01442号「やっぱりミサカが一番ですよねーお父様とミサカは腕に抱きついたまま上目遣いをします」フフン

木原「お前は2発な」

01442号「え」

木原「ふんっ!」ゴッ!ゴッ!

01442号「あああああ同じ所を殴られると滅茶苦茶痛いいいいいぃい!とミサカは転げまわります」ゴロゴロ

木原「俺はもう一度仕事に戻るから終わるまでにそれ直しとけよ。出来てなかったら殴るからな」ガチャ



一方通行「……痛ェェ……」

00001号「あぁ、脳細胞が死んでしまいます……」

01442号「ジンジンしますとミサカは頭を摩ります……」

一方通行「………」

00001号「………」

01442号「………」

一方通行「直すより買った方が早いよなァ……」

00001号「ミサカが買いに行きましょうか」

一方通行「いや、オマエ金無ェだろ」

01442号「ミサカもお小遣いは貰ってます。多分足りますよとミサカは財布の中身を思い出します」

一方通行「それは自分で好きなもン買えよ」

00001号「全員で行きましょうかとミサカは提案します」

一方通行「……だな」

00001号「手でも繋ぎます?」

一方通行「片方しか手が空いてねェよばァーか」

01442号「じゃあミサカが真ん中になりましょうか。お兄様?」

一方通行「やめろ。恥ずかしいだろォが」

01442号「お兄様照れてるーww」

00001号「お兄様ーwwwレイプ目ダブルピース!」イェイ!

一方通行「やめろw」






思春期の娘から嫌われるダメージってどれ位なんだろうね?編 完




クリティカル補正はつくと思うよ

>>191
キツイですね



――喫茶店


御坂「……はぁ」

御坂(仲良くするなんて言ってもよく解んないわ)

御坂(そんなに直ぐに態度変えられる訳無いわよ……しかも食蜂よ?)

御坂(……一方通行に会いたい。可愛い顔を見たいわ……)ハァ

<いらっしゃいませー

一方通行「……」カツカツ

御坂「!?」

御坂(一方通行あああああ!?何で考えた瞬間来るの?!やだもしかして私幻覚見えてる!?)

一方通行(ン……? み、御坂さァァァァァン!!?)

一方通行(……あ、相席に頼ンでいいかなァ!?)



御坂(相席誘ってもいいかしら!?)

御坂(あぁ、でも断られたら凹む!すごく凹むわ!)

一方通行(でも『は?』とか言われたら立ち直れねェ!!)

御坂(断られても気にせず流して誘い続ければなんだかんだで座ってくれる筈!)

一方通行(混ンでる訳でも無ェのに相席とかこいつキモいとか思われねェかな……)

御坂(でもそしたらこいつうぜェとかってなるかしら!?)

一方通行(待て、待てよ! 妹達!20000号の話題があンじゃねェか!)

御坂(いえ、コイツはそう思ったらハッキリ言うタイプでしょ! うぜェって言われたら次から気をつければいいのよ!)

一方通行(学園都市の外から帰ってきた妹達も元気だぜって話をする為って感じにすればいいンだよォ!)

御坂(だ、だからここはあくまで自然に『あ、ここ座るー?』みたいに、フランクにいくのよ!)


※この間約2秒



御坂「あ、一方通行じゃない偶然ねー」

一方通行(む、向こうから話しかけて来ただとォ!?天使かァァ!)

一方通行(もうこれは誘うしか無ェ!ここ以外にチャンスが無ェ!)

一方通行「そォだな、丁度いい。オマエに話してェ事があったンだ。座っていいか」

一方通行(何でそンな冷てェ態度なンですか俺ェェェェ!)

御坂(あ、一方通行が相席を提案して来たですって!?)

御坂(それよりも私に話したい事って!?)

御坂「いいわよ。何?」

一方通行「ン。あァ……」



一方通行「今、妹達の20000号が家に来てンだよ」

御坂「え? 何で?」

一方通行「何でって……」

一方通行(俺を襲う為に来てるとか言えるかァァァ!)

一方通行(襲われた後どうしてンのかって聞かれたら)

一方通行(『いつも打ち止めのお陰で助かってます』ってなンだぞ!?)

一方通行(恥ずかし過ぎるわァァ!)

一方通行「……こ、故郷が恋しくなったらしいぜェ?」

御坂「へぇ……あの子達もそういう事思うのね」

一方通行「あ。あァ」

御坂「……そういう人並みの感性も有って良かったわ」ニコッ

一方通行「」

一方通行(こ、心が痛ェェェェ! ごめンなさい御坂さン今の嘘です!)

一方通行(20000号は俺と×××する為に学園都市に来てますゥ!)



一方通行(つゥか20000号の話したら話題が無ェ!)

御坂「あ、あのさっ」

一方通行「ンァ?」

御坂「えーとさ、アンタって食蜂と仲良い方かしら?」

一方通行「いや……そンなにだなァ。嫌いではねェけど」

御坂(嫌いじゃない!?あの一方通行がそんな事言うなんて……!?う、うらやましい……!)

一方通行「急に何だよ?」

一方通行(食蜂の事が気になってンのかァ!!?みこみさああああァァァ!)

御坂「うん……えっと、私、実は食蜂の事苦手なのよ」

一方通行「あン? だから何だっつゥンだ?」

一方通行(苦手だとォ……いやだが苦手とか嫌いは同人誌の中では逆にフラグ……!)



御坂「でもこの前食蜂と仲良くなるって約束したのよね」

一方通行「苦手なンじゃねェのかよ?」

一方通行(イェェェイ!それでこそ御坂さンだぜェ!Foooo!HEY!DOOOO!)

御坂「うん……。だからアンタが食蜂と仲良かったら3人で遊んだりしようと思ってたのよ」

一方通行(いやそれは二人きりじゃなきゃ駄目だろ。デートなンだからよ)

一方通行「でもよォ、案外話したら普通の奴だと思うぜェ?」

御坂「そうかな……ちょっと変わってるわよアイツ。だって……」

一方通行「ン?」

御坂「あ……いや何でもないわ」

一方通行「……もしかしてアイツの好きな奴の事言ってンのか?」

御坂「え?」

一方通行「いや、解ンねェならいい」

御坂「……それって、私よね?」



一方通行「……知ってたか」

御坂「アンタが知ってる事の方が驚きだけど、知ってるなら丁度良いわ」

御坂「私、どうすればいいと思う?」

一方通行「はァ? 一々俺に聞く事じゃねェだろそンな事はよォ」

御坂「でも私、本当にどうすればいいか解んないのよ。アイツの事苦手なのは本当だし」

一方通行「仲良くなるって約束したのも本当なンだろ」

御坂「でも……やっぱり自信無いわ。私、アイツの事苦手っていうか……」

御坂「色々能力も使ってきて、性格もあんまり良い感じじゃないし……合わないわ」

一方通行「……オマエ言ってただろォが」

御坂「え?」

一方通行「自分の事好きだって言ってくれる奴を邪険にするよォな奴はそれまでの奴だって」

一方通行「ウジウジしてねェで自分の発言に責任持てよ」ギロッ

御坂「……一方通行……アンタ……」

御坂(私が言った事覚えててくれてたんだ……)

一方通行(ここで俺が嫌な奴だと思われ様ともみこみさへの道を閉ざすわけにはいかねェンだ……!)



御坂「……それもそうね!らしくなかったわ! アンタにどうこう言った所でなんとかなる訳でもないし!」

一方通行(これって『この役立たずがっ!』て言われてンのかァ?)

御坂「行き当たりばったりになるけど、なんとかやってみるわね!」

一方通行「あァ。なンか有ったら言えよ」

御坂「そうね。アンタと垣根さんに頼る事にするわ」

一方通行「ン?」

一方通行(何で垣根?)

御坂「さてと、私もその20000号って子の顔見たいわね。家行ってもいい?」

御坂(よし、これでさり気無く一方通行の家に……また!)

一方通行「……駄目だ」

一方通行(20000号に襲われて叫ぶ俺、お仕置きする打ち止め、番外個体に慰められる俺)

一方通行(見せられる訳が無ェ……!)

御坂「な、何でよ?」ムッ

御坂(前は良かったのに……何? 見られたくない物でも置いてあるの?)

一方通行「あァ……家狭ェから!」

御坂「前行った時、結構広かったじゃない。妹達一人くらいでそこまで……」

一方通行「いや、もう一人入り浸ってる奴がいるからよォ」

御坂「もう一人? 誰?」

一方通行「あー……垣根」

御坂「ほうぇあ!?」

一方通行「」ビクッ

御坂「そ、そう。なら確かにちょっと狭いかもね」

一方通行「お、おォ」



御坂(垣一ぃぃぃぃい! 来たんじゃないのこれはぁああ!?)

一方通行(何だ今の……俺が木原くンの所に出かけるって言った後の打ち止めみてェな反応は)

一方通行(まさか俺の御坂さンが『垣一来た!?』とか考えてる訳無ェし……)

御坂(打ち止めに番外個体、妹達もいる……これじゃあ人増やしたくないわよね)

御坂(きっと誰かが見てる所では垣根さんとイチャつけないのよね!)

御坂(ツンデレだから!!)

一方通行(無言が辛ェ……)

御坂「そんなに人がいたら大変なんじゃない? アンタ、人付き合いとか苦手そうだし」 

一方通行「うるせェよ」

御坂(言い方選びなさいよ私!)

一方通行(言い方選べよ俺!)



一方通行「ン。でもアイツら2日後調整だからその時なら家広いぜ?」

御坂「それだと妹達に会えないじゃないのw」

一方通行「あっ……チッ///」カァァ

一方通行(恥っっっっずゥゥゥゥ!)

御坂(かわぃぃいぃいいいいほえぇあわわああぁああ!)

御坂(ん……て事は2日後には垣根さんと一方通行が二人きり?)

御坂「あー。でもさ、アンタの家で待ってて調整終わったら妹達と出かけるのは?」

一方通行「まァ、それならいいンじゃねェか?」

御坂「そっか。じゃあ二日後にアンタの家行くわね」

一方通行「ン……あァ」

一方通行(御坂さンと二人きりかァ……会話続くかなァ……)ドキドキ

御坂(きっと垣根さんと一方通行が私の目を盗んでいちゃついたりしてくれる筈……)

御坂(最悪イチャつかなくてもいい!!ツーショットが見られればそれで!)

御坂(でも一番美味しいのはやっぱり『折角二人きりの時間なのに何で人呼んだんだ?見てて欲しいのか?』って言って)

御坂(無理矢理声を抑えて……うふふ///)

御坂「ふふっ♪」ニコッ

一方通行「ァ……」ドキッ

御坂「ん?何か言った?」

一方通行「いや」

一方通行(こンな天使の様な笑顔でェ……!きっと妹達に会うのがすげェ楽しみなンだろォな……澄み切った目をしてるぜェ……!)

一方通行(きっと御坂さンの心の中はピュアでファンタジックで煌びやかなンだろォなァ……!)

御坂(垣一♪一方通行受け♪一方通行総受け♪)ニコニコ






ある意味ファンタジックかな……編 完




乙!一方さんが一番まともに見えてきた…

>一方通行(20000号に襲われて叫ぶ俺、お仕置きする打ち止め、番外個体に慰められる俺)
むしろ美琴が見たら大歓喜しそうですw

おもしろかった
乙です

>>212
でも御坂さんがSMプレイしようかって言ったらやります

>>214
ありがとうございます



――ファミレス


御坂(明日は一方通行の家ね♪ 垣一♪)

白井「お姉様、本当に初春と佐天さんは元に戻ってますの?」

御坂「多分ね。二人が来れば解るわよ」

白井「……ところで今日のお姉様はなんだかご機嫌のようですね」

御坂「えー、そうかしら?」ニヤニヤ

白井「そうですの」

フィアンマ「男でも出来たんじゃないか?」



御坂「えっ。誰? 黒子の知り合い?」

白井「こんな全身赤色の知り合いはおりませんの」

フィアンマ「俺様はフィアンマだ」

御坂「……え、だ、だから?」

フィアンマ「俺様はフィアンマだ」

白井「だから何なんですの!?」

オルソラ「私はオルソラ=アクィナスと申します」ペコリ

御坂「増えた!?」

滝壺「滝壺理后だよ。よろしくね」

白井「しかも二人!?」

御坂「何で同じ席に座ってんのよ!?」



オルソラ「フィアンマさんと滝壺さんでございますね。わたくしはオルソラ=アクィナスでございます」

滝壺「お腹が減ったね」

御坂「私を無視すんな!」

オルソラ「あれ? ミサカさんではございませんか」

フィアンマ「ん? 本当だな。一体何時学園都市に戻ってきてたんだ」

白井「お姉様のお知り合いのようですのよ?」

御坂「知らないわよこんな人達……あっ、もしかして私の妹の事!?」

白井「妹様がいらっしゃったんですの?」

御坂「ま、まぁね……」

オルソラ「ミサカさんにはお姉様がいらっしゃったのでございますね」

滝壺「私とは初対面だよ」

御坂「解るわよ!」

フィアンマ「店員、注文を取りに来い」

滝壺「待って。まだ決まってないよ」

白井「そもそも何でこのテーブルで食べる気なんですの!?」



オルソラ「それでミサカさんは何で学園都市に戻って来ているのですか?」

御坂「だからそのミサカは私じゃないのよ!」

滝壺「全員ドリンクバー頼むよね?」

フィアンマ「俺様はチーズインハンバーグにしよう。気に入ってるからな」

白井「何で話を聞かないんですの!」

滝壺「聞いてるよ。えっと……名前は?」

白井「白井黒子ですの」

滝壺「白黒……なんだ」

フィアンマ「白黒……か」

オルソラ「白黒……でございますか」

白井「何で全員そこは反応するんですの!!?」



オルソラ「ミサカさんもミサカというお名前なのでございますか?」

御坂「ど、どういう事?」

フィアンマ「こう、チーズがみょいーんとなるんだみょいーんとな」

滝壺「みょいーん?」

フィアンマ「いや、とろーんか?」

滝壺「とろーん」

フィアンマ「とろみょいーん」

滝壺「とろぉーみょいぃぃぃぃん?」

フィアンマ「それだ!」

白井「何がですの!?」

滝壺「えへへ」

オルソラ「二人ともミサカというで混乱しないのでございますか?」

御坂「いや……まぁ」

オルソラ「あ、忘れておりました。私はオルソラ=アクィナスでございます」ペコリ

御坂「全然忘れてないわよ!3回目よ!」



白井「滝壺さんは、いいとしてお二人は学園都市の方ではないのでは?」

フィアンマ「俺様は将来神的な存在になるぞ」

御坂「何言ってんのこの人」

オルソラ「私は将来皆様をニコニコさせる世界にしたいのでございます」

滝壺「素敵だね」

フィアンマ「いい事だな」

白井「そういう事は聞いていませんの!」

滝壺「でもいい事言ってるよ?」

御坂「いい事は言ってるけどさ……」

フィアンマ「なのに何でし……しら…?し、し、ろ…し……白黒は怒るんだ。泣いてるじゃないか」

白井「し・ら・い・く・ろ・こ!」

オルソラ「え? 誰が泣いてるのでございますか?」

白井「しかもオルソラさん全然泣いてないですの!元気ですわよ!」

滝壺「えーん」

フィアンマ「泣いてるじゃないか!」

御坂「違う人だし思い切り嘘泣き!」



オルソラ「ところで私はイタリアに行く筈だったのでございますが何故学園都市にいるのでしょう?」

フィアンマ「よくある事だから気にするな」

御坂「無いわよ!?」

滝壺「私もこの前自分の家だと思って寝てたら違う人の家だったよ」

白井「何でなんですの!?」

御坂「大丈夫なのそれ!?」

滝壺「路地裏で寝てたら倒れてたと思って運んでくれたみたい」

御坂「待って!? 何で路地裏で寝てんの!?」

フィアンマ「よくある事だから気にするな」

白井「無いですわよ!」

オルソラ「私は余り飲み物を飲まないのでドリンクバーは頼まないのでございますよ」

御坂「ずっと前の話よそれ!」

フィアンマ「実際何杯飲んだら元が取れるんだろうな?」

白井「テンポがずれまくりですの! 少しは会話の流れというものを気にしないんですの!?」



滝壺「男の人だったんだけど何もされてなかったよ」

フィアンマ「親切な奴だな」

滝壺「うん。それに顔がすごく好みだったから今その人と付き合ってるの」

オルソラ「おめでとうでございますよー」パチパチ

フィアンマ「めでたいな。そんなに顔のいい男だったのか」パチパチ

滝壺「ううん。はまづらは不細工だよ?」

フィアンマ「え?」

御坂「え?」

白井「え?」

滝壺「え?」

オルソラ「白黒さんはどうして白と黒なのでございますか?」

滝壺「でも顔は好みだよ?」

フィアンマ「俺様はまだまだ世界を知らないようだな」フッ

滝壺「一つ知ってる事が増えたね。記念にハイタッチしよう。へい!」パチン!

フィアンマ「へい!」パチン!

オルソラ「わたくしもへい!するのでございますよ」

滝壺「2回目のへいだからへいへーいだね」

オルソラ「学園都市にはそんなルールがあるのでございますか!」

御坂「あったま痛ー……」

滝壺「半分が優しさで出来たお薬有るよ?」

御坂「ごめん。そういうのじゃない」

フィアンマ「仮病を使うんじゃないっっ!!」

白井「急になんですの!?」

フィアンマ「残りの半分の厳しさだ」

オルソラ「優しさと厳しさ……父と母の様なお薬なのでございますね!」



御坂「ちょっと黒子なんなのこの人達、電撃で追い払うには気が引けるんだけど……」ヒソヒソ

白井「話が通じないだけで何か危害を加えてくる訳ではありませんし……」ヒソヒソ

御坂「でも付き合いきれないわよ」ヒソヒソ

<いらっしゃいませー

佐天「御坂さーん!白井さーん!お待たせしましたー!」

フィアンマ「おぉ、佐天じゃないか」

佐天「あれ? フィアンマさんも一緒なんですね」

オルソラ「私もいるのでございますよ」

滝壺「私もいるよ」

佐天「何か賑やかですねー。はじめまして、佐天涙子です!」

オルソラ「オルソラ=アクィナスでございます」

滝壺「滝壺理后だよ」

フィアンマ「フィアンマだ」

佐天「フィアンマさんは知ってますよ! 皆さんもう注文しちゃいました?」



滝壺「まだだよ。おるそらはドリンクバー飲まないんだっけ?」

佐天「そうなんですか。私はドリンクバー頼みますよ」

オルソラ「私はたらこスパゲッティを頼むのでございますよ」

フィアンマ「チーズインハンバーグだ」

佐天「美味しいですよねー。チーズインハンバーグ」

オルソラ「佐天さんハイタッチでございますよへいへーい」

佐天「へい!」パンッ!

滝壺「私もへいへいへーい」

佐天「へい!」パンッ

滝壺「駄目だよ。さてんは2回目だからへいへーいだよ」

佐天「そうなんですか? あ、御坂さんと白井さんは注文決まりました?」

御坂「あ、えっと……ピラフ」

白井「わ、わたくしもそれで」

佐天「どうかしました?」

白井「皆様と知り合いなんですの?」

佐天「いいえ。フィアンマさんしか知りませんけど?」



御坂「それでもそんなに順応出来るのね……」

佐天「えっ、ていうかお二人の知り合いじゃないんですか?」

白井「気が付いたら座られてましたの」

オルソラ「ここで出会ったのも何かのご縁でございますよ」

佐天「あー。フィアンマさんもそんな感じでしたね」

フィアンマ「俺様は人見知りをしないからな」

佐天「人見知りしないってレベルじゃないですけどねー」

滝壺「私はちょっと人見知りかな」

御坂「それで!!?」

佐天「すいませーん。注文お願いしまーす」ピンポーン



御坂「ていうか佐天さん、初春さんは?」

フィアンマ「ウイハル?」

佐天「初春ならまだ学校ですよ」

白井「何か有ったんですの?」

佐天「BL雑誌が見つかって没収……今は職員室ですね」

白井「あぁ……」

御坂「……ご愁傷様ね」

オルソラ「びーえるざっし……?」

フィアンマ「ベーコンレタスについての本じゃないのか?」

オルソラ「レシピ本を没収されるのでございますか!」

滝壺「びーえるっていうのは、男の人と男の人の恋愛をテーマにした雑誌だよ」

オルソラ「まぁ! 愛に性別は関係無いという事を訴える壮大なテーマの雑誌なのでございますね!!」

フィアンマ「同性愛というのは古来よりのテーマだからな。実際それを題とした文学作品は少なくない。何が問題なんだ?」

御坂佐天「……」

滝壺「もっと汚れた感情から出来た本だからだよ」



滝壺「そういえば昨日きぬはたと久しぶりに会ったんだ」

佐天「誰ですかそれ?」

滝壺「きぬはたはきぬはただよ? 何かね『レズがいなくなってる……良かった超悪夢だっただけなんですね』って泣いてた」

佐天「?」

白井「それは……もしや」

御坂「あれはキツイわよね」

フィアンマ「先にデザートも頼んでおこう」ピンポーン

佐天「あっ、態々呼ばなくても来る時頼めばいいのに……」

フィアンマ「……頭がいいな」

御坂「アンタが悪いんでしょ!」

滝壺「苺パフェとあんみつどっちにしようかな?」

佐天「どっちも美味しそうですよね」



オルソラ「ところで私はイタリアへ行く予定だったのでございますが何故学園都市にいるのでございましょうか?」

佐天「へぇ、イタリア旅行ですか?」

滝壺「帰るんじゃないの?」

オルソラ「そういえば何故私はイタリアへ行くのでございましたっけ?」

白井「解らないんですの!?」

フィアンマ「よくあるよくある」ハハハ

御坂「ないわ!」

佐天「日本は楽しいですか?」

オルソラ「楽しいのでございますよ~」

滝壺「良かったね」

フィアンマ「良い事だな」

佐天「オルソラさんが楽しいなら私も嬉しいですよ!」

御坂(完全に溶け込んでいる……っ!)

白井(魔術と科学が交差したかの様な異質な空間に……っ!)



オルソラ「うふふ」

滝壺「えへへ」

フィアンマ「ははは」

佐天「あはは」

白井(まさかこれが……これがコミュ力というやつですの!?)

御坂(駄目……駄目こんなの、勝てない……私に出来るわけ無いっ……!)

御坂(完敗よ佐天さん、あなたのコミュ力はレベル5だわ……コミュ力……?)

御坂「あ、あのさ佐天さん!おねg

オルソラ「お二人は学生でございますよね? フィアンマさんは何をしておられるのでございますか?」

フィアンマ「聖職者だ」

白井「全っ然見えないですの」

滝壺「人は見かけによらないね」

オルソラ「では私とお揃いなのでございますね」

佐天「でしょうね」

滝壺「見かけどおりだね」

佐天「ん? 御坂さんさっき何か言いました?」

御坂「ううん……やっぱ、いいや」






佐天さんが知らない所でレベル5に勝利!編 完






初春ざまあ

相変わらずカオスでなによりです
フィアンマさんがただの痛い人にしか見えないんだよ…

>>232
初春「ざまあって何ですか!」

>>235
フィアンマさんには滝壺さんやオルソラさんの様な可愛い補正がつかないですからね……。



『一方通行』

『お、オリジナル……』

『名前で呼びなさいよ。私には御坂美琴って名前が有るんだから』

『み、御坂』

『一方通行……いい?』

『す、好きにしろォ』ゴクリ

『緊張してるの? 可愛いわね』

『ァ……っ』

『大丈夫よ。私に任せておけば――』

『み、さ――』



――黄泉川家


芳川「準備できた?」

打ち止め「うん! じゃあ調整行ってきますってミサカはミサカは元気に挨拶してみたり!」

20000号「セロリたん、ミサカのパンツは縞々の奴ですから自家発電する時の燃料はそれを使用して下さいね」

一方通行「しねェよ」

番外個体「いってくるねー第一位。あと、ちゃんとゴム出しておいたからお姉様と合体する時は装着するんだよ?」

一方通行「何時出したンだよ!? しねェよ!」

一方通行(クソッ!思い出しちまったァ!何で俺はあンな夢見たンだ神様ありがとォ!!)

打ち止め「カキネもさっさと出て行ってねってミサカはミサカは釘を刺してみる」

垣根「……」

一方通行「オリジナル来ンだから帰りは道草食うなよ」

打ち止め「はーい! いってきまーす!」

一方通行(あンな夢見た後に御坂さンとまともに話せる自信が無ェ……)

垣根(二人きりか。かなり美味しい状況だが、こういう状況でロクな事しねぇからな俺……今日は大人しく帰るか)

一方通行(これから御坂さン来たら御坂さンと二人きりだし御坂さンと御坂さンと御坂さ御坂御坂御坂ミサミサカミサミサミサk)

垣根「あー……俺も帰るな。んじゃあ」

一方通行「ま、待て!」グイッ

垣根(一方通行が俺の服の裾掴んでる……だと……!?)

一方通行「か、帰るな」

垣根「」

垣根(え……デレだよねこれ?デレ?デレなの?何なの?誰か教えて)

一方通行(駄目だ御坂さンと二人きりだと思っただけでもォ心臓が爆発しそォだ。誰かいねェと窒息で死ぬかもしンねェ)

垣根(待て待てでもよく考えたら御坂来るから二人きりではないんだよないやでも帰るなって……)

<ピンポーン

一方通行「! と、とにかく帰ンなよォ……!?」

垣根「あ、おぉ……」

垣根(この服もう洗わない)



――リビング


御坂「おじゃましまーす」

垣根「おじゃまされまーす」

一方通行「オマエの家じゃねェ」ゲシッ

垣根「痛っ」

御坂「あ。本当に垣根さんいるのね」

垣根「おう」

一方通行「コーヒー淹れてくる」

御坂「うん。ありがと」

垣根「最近どうだよ?」

御坂「え? あぁ……んー普通かな。ちょっと気まずいけど」

垣根「やっぱこの前のか? アイツも悪い奴じゃねぇから大目に見てやってくれ」

御坂「それは解るんだけどさぁ」

一方通行「……」

一方通行(何の話だよ。何で仲良さ気なンだよ)

御坂「あれ?行かないの?」

一方通行「……やっぱオマエ淹れて来い」

垣根「俺? いいけど」

御坂(あ……私と垣根さんを二人きりにさせたくないんだわ!)

御坂(そりゃそうよね!自分の彼氏と他の人を二人きりになんてさせられないわよね!!)

一方通行(やべっ、御坂さンと二人きりになっちまったァァ!)



御坂「ねぇ」

一方通行「な、なンだ」

御坂「垣根さんってどれ位この家にいるの?」

一方通行「あァー……殆ど毎日いる」

御坂(半同棲状態って事ね!)

御坂「泊まったりとかするの?」

一方通行「それは無ェよ。大体アイツの家この下だしなァ」

御坂「えっ!?本当に!?」

一方通行「お、おォ……」

御坂(何て偶然なの!?もうこれは運命だわ!)

一方通行(何でそンなに垣根の話ばっかすンだよどンな関係なンだよォ!?)

一方通行(すげェ聞きたいけどそンな事聞いて面倒臭ェ奴だと思われたく無ェし……!)

一方通行(……垣根に聞くか)

一方通行「ン……ふァ」

御坂「眠いの?」



一方通行「悪ィ……寝不足」

御坂「何で? 夜更かしでもしてたの?」

一方通行「あァ……まァ、そンなトコ……///」

一方通行(まさか御坂さンとあンな事する夢見て眠れなかったとは言えねェよなァ)

御坂「何かアンタ顔赤くない?大丈夫?」

一方通行「お、おォ」

垣根「淹れたぞー」

一方通行「遅ェンだよ」

御坂「ありがと垣根さん」ニコッ

垣根「おう」ニコッ

御坂(垣一、順調そうね!)

垣根(一方通行総受けなんだろ?解ってる!)

一方通行「……」ジー

御坂(あ、違う!違うわ! 別に取ろうとか思ってないから、ね!!?)

御坂「ごめん。ちょっとトイレ行ってくるわ」

一方通行「あァ、場所解るか?」

御坂「うん。大丈夫、借りるわね」

御坂(何故なら私はトイレに行くんじゃない……! トイレに行ったフリして二人を観察するのよ!)



一方通行「……なァ」

垣根「何だ?」

一方通行「オマエと第三位ってどォいう関係なンだ」

御坂(はい!『あの子とどういう関係なの!?』ね!うん!定番!)

垣根「ど、どういう関係って……」

垣根(ん?食蜂の時はみこみさと垣一の同志っつたが、御坂とは一方通行受けの同志でしかない)

垣根(一方通行からしたら、一方通行受けが好きだなんてキモいだけだ)

垣根(それに俺が勝手に御坂のそういう趣味をバラすのは駄目だ……)

垣根「ひ、ひみつ☆」

一方通行「ふざけてンのか?」イラッ

御坂(何でも無い相手なのに秘密にする事で不安を抱かせる気ね!?悪い男ね!)



垣根「フザけてねぇって。別になんでもねぇよ。友達みてぇなもんだ」

一方通行(友達みてェなもンって何だよ!友達じゃねェのかよ気になるンだよ!)

一方通行(もしコイツと御坂さンが仲良いなら御坂さンともうちょっとお近づきになる方法を聞きだせるかもしれねェし)

垣根(そんなに気になるのか?)

垣根(そういえば食蜂と俺の関係も気にしてたし……もしかしてちょっと俺の事気になってるんじゃ……)

垣根「な、なぁ、もしかして嫉妬?」

一方通行「あァ? 嫉妬ォ?」ギロッ

一方通行(嫉妬……確かに御坂さンと仲良くて羨ましい……これが……もしかして……)

一方通行「そォなのか……」

垣根「!!!?」

垣根(そうなのかって言った!? これはもしかして俺のこの気持ちってもしかして嫉妬なのかァ?みたいな!デレフラグ!?)

御坂(ここから『心配しなくても俺にはお前だけだ』よね!?押し倒すのよね!?)

御坂(いや私がいるから最後まではしないか。もうっ!何で私は此処にいるのよ!!)

御坂(でも此処にいなきゃこの光景も見られないわけだし……!)



垣根(待て。これがデレだと判断するのは早い)

垣根(ここで反応するのは賭けになる。ただの勘違いだったら更に俺の好感度はがた落ちだ)

垣根(その為には『何もしない』という選択肢しか取れない)

垣根「……」

一方通行「……」

垣根「あ、一方通行?」

一方通行(あァァァ!御坂さンと垣根はどンな関係なんだよ!てめぇはみこみさを応援してンじゃねェの……)ハッ

一方通行(まさかコイツ、食蜂も御坂さンも手に入れるつもりなのか?)

一方通行(所謂ハーレム、更に自分にベタ惚れという形を取れば御坂さンも食蜂も彼女に出来る)

一方通行(その上で自分の前で二人をいちゃつかせる事も出来る……いやでも……)

一方通行「オマエ、俺の事好きなンだよな?」

垣根「!! ……お、おぉ」

一方通行「じゃあ……いい」

垣根(え。これ俺の事気になってるよね確実にお願い何が起こってるのか誰か教えてくれ!)

御坂(ひぎゃああああああああ!『本当に私の事好き?』って事よね!)

御坂(つまり二人は恋人同士なんだわ!おめでとう垣根さんっ!!幸せにしてあげてっ!)

御坂(ふふ、そろそろ戻、あ、でもトイレ行きたい……)



御坂(場所聞いておけば良かった……けど今から戻って聞くのも変だし)

御坂(ここかな)ガチャ

御坂(あっ、間違っ……縞々の服がハンガーに掛かってる)

御坂(……一方通行の部屋ね)

御坂(ん? あのベッドの所に置いてある箱)

御坂「……コンドームだわ」

御坂(入り浸る垣根さん(垣一好き)+眠そうな一方通行+寝不足発言からの謎赤面+恋人と思わしき発言+一方通行の部屋のコンドーム)

御坂(= 昨 夜 は お 楽 し み で し た ね !!)

御坂「まさかもうそんな所まで……」

御坂「いえ、でも回数を重ねてたら思い出しただけで赤面するかしら?」

御坂「恋人っぽい発言もあからさまなデレっていうより、何となく不安そうな発言だったし……」

御坂「!」

御坂(昨日が一方通行の初めてって事ね!!?)



御坂「ただいまー」

垣根「遅かったな」

一方通行(! オマエ、女子がトイレ行った後に遅かったなは失礼だろォ!)ゲシッ

垣根「痛っ」

御坂(うん、気恥ずかしくて乱暴になっちゃうのね!)

垣根(でもいつもは病院送りにされるしこの蹴りっていちゃついてる範囲に入るんじゃねぇか!?)

御坂「大丈夫って言ったけど結局迷っちゃって」

一方通行「あァそォ。まァ見つけられたンだろ?」

御坂「うん」

御坂(二人の愛し合った跡も見つけられたわ)

御坂「……一方通行、腰痛くない?」

一方通行「腰……? ちょっと痛ェかな」

一方通行(昨日御坂さンの夢見た後ベッドから落ちたかンなァ……俺そンなに腰痛そォにしてたか?)

御坂「…………頑張ってね」サスサス

一方通行「!!!?」

一方通行(み、御坂さンが俺の腰さすってるゥ……!)ドキドキ

垣根(何か解んねぇけど今日の一方通行だけで後一月は持つな!裾掴むのとか可愛かったし!)

御坂(こんな細い身体で……でも心も身体も繋がれて良かったわね!)サスサス

一方通行(ふァ……御坂さンの手がァ……! 腰にィ……!)ドキドキドキドキ






今日は赤飯炊こう!編 完




なんでこうも綺麗に噛み合ってないんだwwwwwwww

乙!

俺も一方さんに服の袖掴まれたいです><

>>249
自分だけの現実が強すぎて……

>>255
涙目オプションも欲しいですね



――常盤台


食蜂「御坂さぁん」

御坂(げっ)

御坂「……何よ?」

食蜂「み、御坂さんはぁ、友達もいないしぃ、どうせ今日暇よねぇ?」

御坂「え?何?喧嘩売りに来たなら買うけど?」

食蜂「ち、ちがっ……ていうか御坂さんは私に優しくなるんじゃなかったのぉ!?」

御坂「それは私に突っかかってこないならっていう条件での話」

御坂「悪意向けてくる奴にこっちは優しくしなきゃいけないなんておかしいでしょ」

食蜂「…………えぇと……」

食蜂「御坂さんはぁ、今日用事あるぅ?」

御坂「……有る」

御坂(立ち読みだけど)

食蜂「……あ、立ち読みぃ?」

御坂「私の中では立ち読みも用事なの!」

食蜂「えぇ~? 御坂さんってば立ち読みなんて品が無ぁい。同じ女の子として恥ずかしいわぁ」

御坂「じゃあ私行くわね」

食蜂「! ちょ、ちょっと待ってぇ!」

御坂「何?」

食蜂「わ、私ぃ、今日暇なのよねぇ」

御坂「それで?」

食蜂「御坂さんが私を遊びに誘いたいっていうならぁ、誘われてあげてもいいけどぉ?」

御坂「別に。じゃあね」クルッ

食蜂「あっ、待ちなさいよぉ!」



御坂「いや、別に誘いたくないですので」

食蜂「何で敬語ぉ!? 何でちょっと距離開いてきてるのよぉ!」

御坂「じゃあこれで」

食蜂「御坂さんっ!」

御坂「早くしないと売り切れるでしょうが!」

食蜂「マンガと私どっちが好k……やっぱ答えなくていいわぁ」

御坂「マンガ」

食蜂「答えなくていいって言ったじゃないのぉ!」

御坂「じゃあね」

食蜂「何でそんなに立ち読みに行きたいのよぉ!」

御坂(コイツ、ちょっと面白いわね……)



御坂「用が有るならさっさとしてくれない?」

食蜂「えっ……あ、あのっ、公園」

御坂「公園?」

食蜂「クレープ……」

御坂「クレープ公園?」

食蜂「…………そこまで来たら察してくれてもよくないかしらぁ? 鈍感ねぇ」

御坂「ばいばい」

食蜂「あぁ!違うっ!違うのぉ! 一緒にクレープ食べに行きたいなぁって!」

御坂「…………まぁ、付き合ったげるわ」

食蜂「いいのぉ!?」

御坂「あ、言っとくけどデートとかじゃないわ。ただ私とアンタが一緒に出掛けるってだけ。おーけー?」

食蜂「いぇす」

食蜂(ツンデレね……!)

御坂「あとツンデレとかでもないわ。おーけー?」

食蜂「……うん」



――公園


食蜂「……見て、御坂さん。蜂の子クレープですってぇ」

御坂「うわ……えっ。まさかアンタ食べるの?」

食蜂「食べないわよぉ! そもそもこんなの食べる人いるのかしらねぇ?」

御坂「……あれっ?」

食蜂「何ぃ?」

御坂「あの茂み後ろから何か聞こえた様な……?」

食蜂「えぇ? 全然聞こえなかったけどぉ……」

ガサッ

御坂「! ほら!誰かいるのよ!」

食蜂「だって、そこに入る意味が解らないわよぉ」

御坂「……駄目! 何でか解んないけど、確認しないと気が済まないわ!」

食蜂「何でそんなに?」



ガサガサ


御坂「あ、出てくる!」

猫「ニィー」

御坂「……猫?」

御坂(まさか私が猫好きだからこんなに気になったのかしら?)

御坂(特にあの茂みから電磁波は感じられないし……)

猫「ミー」スリスリ

食蜂「あら、可愛い子ねぇ」ナデナデ

御坂「…………」←羨ましい

御坂「わ、私もちょっとくらいなら」

猫「ミー」ダッ

食蜂「あら、逃げちゃったぁ」

御坂「あぁ……やっぱし」

食蜂「電磁波が出てるんだから仕方無いんじゃないのぉ?」

御坂「あぁ……私はこんなに猫が好きなのに能力のせいで近づけないなんて……」ハァ

食蜂「…………そうねぇ」

<スフィンクスー!

御坂「ん?」



禁書「急に飛び出すからびっくりしたんだよ」

スフィンクス「ニィー」

上条「あ。御坂と食蜂……だっけ?」

御坂「その子アンタの猫なの?」

上条「ん。あぁ、スフィンクス(今まで存在を忘れられていた)だ」

御坂「へぇー。スフィンクスって名前なんだ」

食蜂(この子ってコスプレなのかしらぁ?)

禁書「?」

スフィンクス「ミャー」

食蜂(……御坂さんはシスター服より巫女服の方が似合いそうねぇ)



上条「お前らは此処で何してんだ? また喧嘩してんじゃねぇだろうな?」

食蜂「御坂さんとクレープ食べに来たのよぉ」

上条「そっか。仲良くしてるみたいで良かったよ」

禁書「私もクレープ食べたいんだよ!」

上条「あぁ、一個だけだぞ」

禁書「うん!大好きとうま!」

上条「……///」

御坂「……」

御坂(何でだろう。前はコイツと女の子がいちゃついてるのを見るとすごく腹がたったのに)

御坂(今は何も感じない……。それにコイツが物凄く遠くへ行った気がするわ)

食蜂(! ……御坂さんが切なげな顔をしてるわぁ!)

食蜂(そういえば、御坂さんって上条さんの家に行ける様な仲なのよねぇ)

食蜂(更にその上条さんといちゃつくシスターさんを見てそんな顔をするって事はぁ……)

食蜂(失恋!!?)



食蜂(上条さんの事好きだったのねぇ!?)

食蜂(そういえば、失恋した直後に優しくするとコロッと落ちるんだっけぇ?)

食蜂(今ってチャンスなのかしらぁ)ゴクリ

食蜂(でもぉ……)チラ

禁書「とうま、とうま、蜂の子クレープだって!」

上条「絶対やめろ」

御坂(コイツってこんなに優しくて面倒見が良いのにドM……むしろドMだから優しいのかしら)

食蜂(……全く見る目が無いわねぇ上条さぁん)ハッ

食蜂(御坂さんは全人類の頂点といっても過言じゃない強さと美しさと儚さと優しさを兼ね備えた究極美少女だっていうのにぃ)ヤレヤレ

御坂(今考えると、もしかして、以前の私はコイツの事が……)

食蜂(……そういえば勝手に想像すると御坂さん怒るんだったわねぇ)

食蜂「ねぇ、御坂さんって上条さんの事」

御坂「……好きだった」

食蜂「…………」

食蜂(うわぁ……ものすごぉーくイライラしてきたわぁ)

御坂(かもしr……あれ? 今……)

御坂「今もしかして口に出てた!? ちょ、今のは違っ、違うわ!」

食蜂「……うん。解ってるわぁ御坂さん。ちょっと待っててねぇ」

御坂「え?」



食蜂「ねぇ、上条さぁん」

上条「ん?何だ? また何かあったのか?」

食蜂「…………ばぁぁぁぁあああぁぁぁあああああか!」

上条「えっ!?」

御坂「あ、アンタ急に何言ってんのよ!?」

食蜂「ばああああああああああああああかっ!!」

禁書「確かにとうまは馬鹿っぽいんだよ」ウン

上条「ひどっ!? いやまぁ実際馬鹿なんですけどね……」

御坂「そこは否定しなさいよ!」

食蜂「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ばあああああか!」

上条(……これはこれでいいな)

御坂(手に取るようにコイツが考えてる事が解るわ)

禁書「浮気厳禁なんだよ!」



食蜂「ふー……さぁ、いいわよ御坂さぁん。クレープ選びましょう」

御坂「いや、アンタさっきの何よ?」

食蜂「何でも無いわぁ。ただ言わないと気が済まなかったのよねぇ」フゥ

御坂「…………そうなの?」

食蜂「そう」

上条「俺は全然気にしてないから大丈夫だぞ」

御坂「そこは気にしときなさいよ!」

禁書「何を言っても無駄だと思うんだよ」

食蜂「私はやっぱりチョコバナナにしようかなぁって思うんだけどぉ、御坂さんどーするぅ?」

御坂「アンタ、さっきからマイペース過ぎない?……私は苺にするわ」

御坂「……」チラ

上条「ん?」

御坂「……ばーか」

上条「何でビリビリまで?」

御坂「ちょっとね……ついでよ。ついで」

上条「一体上条さんを何のついで罵倒してるんだ……」

禁書「でもちょっと楽しんでるよね」

上条「まぁな!」キリッ

御坂「…………」

禁書「……浮気なんだよ」

上条「浮気に入るのかこれ?」

禁書「ふふっ……とうま、お家に帰るのが楽しみだね?」

上条「………///」ゾクゾク

御坂「……座る所探しましょうか」

食蜂「あっちのベンチでいいんじゃないかしらぁ?」



食蜂「御坂さぁん、このベンチでいいかしらぁ」

御坂「いい感じに日が当たってるわね」

食蜂「頂きまぁーす」

御坂「いただきます」

食蜂(そういえば今の御坂さんと私は恋人でも無いし、友達でも無いし、知り合いって程浅い仲でも無いわよねぇ)モグモグ

食蜂(御坂さんと私って何?)モグモグ

御坂「……ねぇ」

食蜂「ふぁひ?」モグモグ

御坂「ついてるわよ」ゴシゴシ

食蜂「……!?」

食蜂(今、口元拭われた……?)

御坂「気をつけて食べなさいよねー」

食蜂「……え、えぇ」

食蜂「…………///」

食蜂(何これ凄く恥ずかしい!わあああああああああ!)

御坂(……わああああああああああ!すごい恥ずかしい!何でこんなに恥ずかしいの!?こわい!)

食蜂(ああああああああああああああ何なの嬉しさと恥ずかしさが混ざって訳が解らないわぁ!)

御坂(ひぎゃあああああああやっぱ今の無し!恥ずかしい!)

御坂(面倒見が良い事するってこんなに恥ずかしい事なのね……やっぱアイツってすごいわ……ああああ!うわああああ!!)

御坂食蜂(うわああああああああああああ恥ずかしい!!)






女の子がばーかって言うのはすごく可愛い編 完






スフィンクスさんの
肉球プレイしたいっす


ミサキチが幸せならそれでいい
ミサキチかわいいよぉ・・・

>>272
肉球いいですよね

>>275
みさきちの見た目はアホの子っぽくて可愛いですよね



一方通行「……」コソコソ

一方通行(……あそこに見えるのは御坂さンと食蜂で間違い無ェ)

一方通行(……デートか? デートなのかァ!?)

<ミサカサンハクレープスキ?
<フツーカナ

一方通行(成程、クレープ食いに行くのか。デートだな)

一方通行「……」

一方通行(つけるしかねェな!)

一方通行(決して疾しい気持ちは無い。ただ御坂さンが悪い奴に襲われない様に見張るだけだァ!)

一方通行(決して邪な気持ちなど無ェ!)



一方通行「……」コソコソ

一方通行(それにしても御坂さンは何時見てもかっこいい)

一方通行(全人類の頂点といっても過言じゃない強さと美しさと儚さと優しさを兼ね備えた究極美少女だなァ)

海原「あの」

一方通行「うォ!?」

海原「おや、驚かせてしまいましたか。すいません」ニコッ

一方通行「チッ……誰だ」カチッ

海原「誰と言われましても……海原光貴です」

一方通行「名前を聞いてンじゃねェよ」

海原「そうですね。この世界では名前なんて何の意味も有りませんし、そもそも自分は偽名ですからね」

一方通行「解ってンならさっさと用件を言え。何処の研究員だ?それとも暗部組織か?」

一方通行「用件によっては首が飛ぶぞ。そこンとこ解ってンだろォなァ」

海原「ご忠告ありがとうございます。御坂さんを見失ってしまいますので歩きながらでよろしいですか」

一方通行「は?」



海原「いえ。貴方も御坂さんを見ていたのでしょう?」

一方通行(も? コイツも御坂さンを尾行してるっつゥのか!?)

一方通行「……何の為に第三位を?」

海原「好きだからですよ」

一方通行「はァ?」

海原「御坂さんが好きだからです」

一方通行「す、ストーカーじゃねぇか!」

海原「え? 貴方も同業者でしょう?」

一方通行「ンな訳無ェだろ!?」

海原「では、貴方は何の為に御坂さんを尾行していたんですか?」

一方通行「ただのボディーガードだっつゥの」

海原「御坂さんに無断で?」

一方通行「無断で」

海原「じゃあ貴方もストーカーじゃないですか!」

一方通行「俺は違ェよ!」

海原「自分はストーカーって自覚が有りますけどね!貴方は無いんでしょう!?」

海原「危険度は貴方の方が上じゃないですか!!」

一方通行「本人がストーカーじゃねェつってっンだからストーカーじゃねェ!」

海原「そんな理屈が通るならこの世に犯罪者なんていませんよ!」



一方通行「クソがァ……! 俺はただ御坂攻めをこの目に収めたいだけだっつゥのに!」

海原「……は? 御坂、攻め?」

一方通行「あァ?」

海原「…………何を血迷った事をほざいてるんですか!!!」

海原「御坂さんは 受 け ! でしょう!!」

一方通行「!!」

一方通行(コイツ……正気じゃねェ!)

海原「全人類の頂点といっても過言じゃない強さと美しさと儚さと優しさを兼ね備えた究極美少女の御坂さんがっ!」

海原「攻めぇぇぇ!?はぁっ!?ふざけてるんですか!?」

一方通行「フザけて無ェよ!あンな凛々しくて格好良い御坂さンが受け訳無ェだろ。クソッたれ!」

海原「凛々しくて格好良いというのは同意します!しかしだからこそ受けがいいんじゃないですか!」

海原「攻めの前でだけしおらしくなったり弱みを見せたりする普段は強気な少女受け!」

海原「最っ高でしょうが!」

一方通行「あンなかっけェ御坂さンが好き勝手ヤられる展開なンてクソだろ!」



海原「普段は強気だけど夜は大人しいとか美味しいでしょう!?」

一方通行「俺の御坂さンは最強なンでそォいう事は無ェンだよ」ペッ

海原「うわ汚なっ! 御坂さんは第三位で強くてそれも魅力的ですが、その強さの中に苦悩が有ると思うと萌えませんか?」

一方通行「それは一理有る」ウン

海原「でしょう」

一方通行「が、御坂さンは攻め」

海原「は?」

一方通行「御坂さンが焦らしプレイして来たらどォする?ちょっぴりSだったらどォする?興奮するだろ?」

海原「それは興奮します」

一方通行「だろォ?」

海原「でも御坂さんは受けです」

一方通行「は?」

海原「は?」

一方通行「は?」



海原「は? ……あ、御坂さんが公園に入りました」

一方通行「……ちょっと近づくか」

海原「はい。この茂みの中なんかいいじゃないんでしょうか」ガサガサ

一方通行「オイ。音立てンな」

海原「大丈夫です。御坂さんは気がついていません」

<蜂の子クレープだってぇ
<まさかアンタ食べるの?

一方通行「……オマエ、みさみこ派って事なのか?」

海原「いえ。本命は自分×御坂さんです」

一方通行「きもい」

海原「気持ち悪くないですよ! 誰だって好きな女の子とそういう妄想するでしょう!それが健全な男ってものでしょう!」

一方通行「騒ぐンじゃねェ!御坂さンに聞こえるだろォ!」

一方通行(ン……? 音のベクトルを調整しとけばいいか……)



海原「大体貴方御坂攻めって!御坂攻めって!可愛い女の子が攻めって!頭可笑しいんですか!?」

一方通行「うるっせェ!御坂さンは攻め誰が何と言おうと攻めだァ!」

海原「強気な御坂さんが好きな相手に流されちゃうの可愛いでしょう!」

一方通行「御坂さンは芯の有る子なのでそォいうのはありませン」

海原「貴方が御坂さんの何を知ってるっていうんですか!」

一方通行「オマエこそ御坂さンの何を知ってるンだよ!」

海原「え? 起床時間と友人関係、よく行くお店、好きな漫画、好きなキャラクター、意外と少女趣味という事筋ジストロフィー治療の為にDNAマップを提供した事、それに纏わる実験で貴方が御坂さんのクローンを殺す実験が有った事、その実験は凍結している事、御坂さんと御坂さんのクローンも仲良くしている事、スカートの下に短パンを履いている事、自販機に一万円札を飲み込まれて以来蹴りで缶ジュースを出している事……等ですかね?」

一方通行「…………き、きっ、気持ち悪ィ!キモいを通り越して気持ち悪ィィィィ!」

海原「キモくないですよ! 大体貴方だって御坂さんのクローンと同居してるんだからどうせあんな事やこんな事してるんでしょう!」

一方通行「してねェェェェ! 何で打ち止めとか番外個体の事まで知ってンだァァァァァァァ!!」

スフィンクス「ナー」ガサガサ


<あの茂みの後ろから何か聞こえたような……


一方通行「げっ」

海原「あーもう。貴方が騒ぐから……」

一方通行「俺じゃなくて今の猫だろォ!!」



スフィンクス「ミー」ガサッ

<ほら、やっぱり誰かいるのよ!


一方通行「クソ。とりあえずこの猫をこっから出しとけば猫しかいねェと思うだろ……」ナデナデ

海原(何で猫撫でてるんでしょう)

海原「電磁波で解りますけどね」

一方通行(そォだったァァァァァァ!つゥかコイツ見た事有る気がすると思ってたけど常盤台理事長の孫じゃねェか!?)

一方通行(俺だけなら反射で何とかなるがコイツはならねェ!)

一方通行(御坂さンが見に来て俺を見つけたら……!)

御坂『あ、一方通行……アンタこんな所で何してんの?』

一方通行『いや……あの御坂さンを見かけて』

海原『この人御坂さんの事ストーカーしてました』

御坂『あ、理事長のお孫さんじゃないですか。えっ、一方通行アンタストーカーしてたの? 最低ね』

御坂『もう私に近づかないでよね気持ち悪い』

一方通行『』

一方通行「ってなるだろォォォォ!」

海原「うるさいですよ」



一方通行「クソ……仕方が無ェ……」ガシッ

海原「あの何故自分は頭を掴まれているのでしょうか」

一方通行「投げ飛ばす」

海原「は?」

一方通行「オマエを、投げ飛ばす」

海原「……!」

海原(目が本気です!)

海原「ちょ、ちょっと待って下さ」

<ネコ…?

一方通行(飛べェェェェェ!)

海原「ああああああああああああああああああああああ!

一方通行(いい感じに再起不能になってくれねェかな)

<あら、可愛い子ねぇ
<わ、私もちょっとだけなら…

一方通行(御坂さン猫好きなンですか!俺も好きです!)

<スフィンクスー!

一方通行(ン? ありゃァ、飼い主……っ!)

<あ、御坂と食蜂……だっけ?

一方通行(うわァァァァァァ上条当麻ァァァァァァァァァ!)ガクガク



一方通行(お、落ち着け……落ち着くンだ……別に何もしてねェし殴られたりしねェ)

一方通行(それよりも御坂さンとあの三下の関係性が解るチャンスだろ……)

<その子アンタの猫なの?
<ん。あぁ、スフィンクス(今まで存在を忘れられていた)だ

一方通行(今まで存在を忘れられてたのかァ……可哀想な猫だなァ……)

<へぇー。スフィンクスって名前なんだ
<お前らは此処で何してんだ? また喧嘩してんじゃねぇだろうな?」
<御坂さんとクレープ食べに来たのよぉ
<そっか。仲良くしてるみたいで良かったよ
<私もクレープ食べたいんだよ!
<あぁ、一個だけだぞ
<うん!大好きとうま!

一方通行(あァ?三下の彼女か何かかァ?)

一方通行(まァ御坂さンとは関係無さそうだな)

<とうま、とうま、蜂の子クレープだって!
<絶対やめろ

<ねぇ、御坂さんって上条さんの事

一方通行(おォ!よく聞いたな食蜂ォ!)

<……好きだった

一方通行「」



一方通行「」

一方通行「」

一方通行「」

一方通行「」

一方通行「」

一方通行「」

一方通行「」

一方通行「…………ハッ!」

一方通行「あれ……俺何時の間に家の前に立ってンだ……? 全然記憶が無ェ……」

一方通行「確か御坂さンと食蜂がクレープ買ってて……三下が来て……あ」

一方通行(あァァァァァあああああああああァァァあああああああ!!!)

一方通行(ぎゃああああァァうァああああああああああああっあっあっあっああああああああ!)

一方通行「…………………いや、でも好きだっただけだし?過去形だし?御坂さンには食蜂がいるし?」

一方通行「……………そンなに気にする事でも無い気にする事でも無い気にする事でも無い」ブツブツブツ

一方通行「…………ただいまァ」ガチャ



――黄泉川家 リビング


20000号「おかえりセロリた~ん。ご飯にする?お風呂にする?それともミ・サあばばばば」

打ち止め「おかえりーってミサカはミサカは貴方に抱きついてみたり!」ガシッ

番外個体「あっ。ずるい!ミサカも!」ガシッ

垣根(クソ……羨ましい。いや一方通行がじゃなくて)

一方通行「…………」

20000号「それでもミ・サ・カ?とミサカはめげずにもう一度唇に指をあてて繰り返します」

一方通行「…………」ナデナデ

20000号「ふぁっ!?」

打ち止め「えっ!?一体貴方に何の心の変化が!?」

番外個体「ミサカは?ねぇミサカは?」

一方通行「…………そォいう気分なンだ」ナデナデ

打ち止め「わっ。くすぐったいってミサカはミサカは笑ってみたり!」

番外個体「ミーサーカーもー!!」

一方通行「…………」ナデナデ

番外個体「もっと!」

垣根「…………お、俺も」

20000号「いやそれは無ぇだろとミサカは突っ込みます」

垣根「…………冗談だ」

一方通行(そォいえばコイツ御坂攻め派なンだっけ)

一方通行「…………」ナデナデ

垣根「…………!」

番外個体「…………!」

20000号「…………!」

打ち止め「…………!」



垣根(一方通行が俺の頭を撫で……えっ……夢? 夢じゃない!現実? えっ。じゃあこれ何なの?別人なの?幻なの?)

打ち止め「……アナタ、今日どうしたの? ってミサカはミサカは背伸びしてアナタの頭を……届かない!しゃがんで!」

一方通行「ン」

打ち止め「よしよーし。ってミサカはミサカはなんだか落ち込んでるアナタをなでなでしてみたり」ナデナデ

番外個体「ミサカもする!」ナデナデ

20000号「じゃあミサカはペロペロしましょあばばばばば」

一方通行「……」

垣根(今なら俺も一方通行を撫でられるんじゃないだろうか)ドキドキ

垣根「……」ソロー

一方通行「オマエは触ンな」ギロッ

垣根「…………」

垣根(基準が解んねぇ……いやでもさっきのすごいデレだった。危うく昇天しかけた)

番外個体「髪の毛柔かいねー第一位」ナデナデ

20000号「何というかセロリたんをみんなでしゃがみながら囲って撫でるのってちょっとシュールですね」ナデナデ

打ち止め「元気出してねってミサカはミサカはアナタを慰めてみたり」ナデナデ

一方通行「はァ……」





  (ヒーロー)
俺の御坂さンが受けな訳が無い編 完




俺も一方通行なでなでしてえええええ


このSSの終着点が見えないww

>>296
>>1もしたい

>>298
一応考えてはいるんですが、とんでも無い所に着地しそうです。



――絹旗自宅


絹旗「うっぐ、うぇ………ひくっ」

絹旗(アイテムは全員の特殊性癖というか麦野が同人誌を隠し持ってるのがバレた事で壊滅……)

絹旗(……急激にレズが増えるという謎事件が発生)

絹旗(まぁそれは解決したようですが……)

絹旗「もうこの街には超まともな人などいないのかもしれn……」

絹旗「……いえ、超待って下さい!」

絹旗「私には一方通行の精神性、演算方法の一部を意図的に植え付けられています……!」

絹旗「という事は第一位の一方通行は超まともなのでは!?」

絹旗「思い立ったが吉日というやつですね!」



――ファミレス


絹旗「といっても何の手がかりもありませんし……とりあえず腹ごしらえをしましょう」

絹旗(隣の席のか、カップル?は何なんでしょうか……)

削板「07777号、何にするか決まったか?」

07777号「はい。前からラーメンに決めていました!」シュコーシュコー

削板「そうか。うーん……俺もラーメンにしよう!おーい!店員!」

絹旗(呼び出しボタン押せばいいじゃないですか!)

絹旗(ていうか二人してラーメンだったらラーメン屋に行った方が良いでしょう絶対!)

絹旗(ファミレスのラーメンなんて麺が伸びきってて出汁なんか無いクソ不味いのしかないでしょう!)

絹旗(それに女の方は何でダース・ベイダーなんですか!?趣味!?)

絹旗(喋る度にシュコー、シュコーって音させてたら超気になるんですよぉおおお!)

絹旗「あぁもー……超気にしたら駄目、気にしたら駄目……うーん、ピザにしましょうかね」ピンポーン



店員「お待たせしましたー」

絹旗「あれ……このピザこんなに超大きかったですっけ……あ。そっかいつも4人で食べるから……」

07777号「削板さん。あーん」

削板「お。おう、あーん……///」

絹旗(何で同じ物を交換し合ってんですか!? しかもラーメンだから汁びちゃびちゃ飛んでるじゃないですか!)

絹旗(あぁ……もう気にしない……気にしない……)

絹旗(なんせ今の私は第一位を見つけるという超重要な任務を背負っているのですから!)

絹旗(これくらいではめげませんよ!)

フィアンマ「アレだな。ピザは明太子ピザが割と美味いぞ」

絹旗「うわっ。何座ってんですかこの人!?」

フィアンマ「チーズがミョイィィイントロォオオとなる」ウン

絹旗「明太子ピザの話しといて超チーズ推しですか!?チーズならどのピザにも乗ってるでしょうが!」

フィアンマ「……確かにそうだな!」

絹旗「くぅっ……外の人っぽいのに超常識が通用しません」

絹旗(まさかこの世界全体が超変人ばかりなのですか……?)

絹旗(いえ、それでも第一位なら、超第一位ならきっと何とかしてくれます!)



――公園


絹旗「ケプッ」

絹旗(うー……食べ切れなかった分はあの赤髪外人が勝手に食べてくれましたが超お腹が重いですね)

絹旗「何か自販機で飲み物でも買いましょう」

<お・ね・え・さ・ま~!

絹旗「ん?」

白井「あぁんお姉様、今日もお美しいですわぁ!」

御坂「ちょっと、離れなさい!電撃飛ばすわよ!」

白井「あぁん、お姉様……でも最近あまり黒子に構ってくれませんの……」

御坂「う……それは悪いと思ってるけど」

白井「一体全体最近は何処で何をやっていらっしゃいますの?」

御坂「あー……別に危ない事はやってないわよ」

白井「本当ですの?最近はやたらと心理掌握も外出している様ですし……杞憂かもしれませんがお気をつけて下さいですの」



御坂「あー。大丈夫よアイツ、そんなに悪い奴じゃないし」

白井「……黒子の知らない所で何か有りましたの?」

御坂「まぁ……色々……かな」

御坂(うわっ。この前の事思い出しちゃうじゃない……本当恥ずかしいわ。何であんな事したんだろ///)

白井「ぶっ!? 何で頬を染めたんですの!?」

御坂「は、はぁっ!?染めてないわよ!何言ってんの!?」

白井「お姉様がわたくしの知らない所で誑かされてますのぉおおおおいやあぁあああ!!」

御坂「た、誑かされて無いわよ!」

白井「お姉様の純潔が黒子の知らない内に散らされてぇえええ!」

御坂「ち、散らされてない!私はまだ処女よ!」

絹旗(レズの三角関係……近くのスーパーで買いましょう)

絹旗(あの二人のに『自販機使いたいので退いて下さい』なんて言う勇気は私には超ありません)

絹旗(そう私は何も見なかった超自販機が壊れていたのでスーパーに行くだけ、何も無かった)



――スーパー


絹旗(そういえば第一位だって買い物位しますよね?)

絹旗(もしかしてバッタリ会えたりしないでしょうか?)キョロキョロ

禁書「とうまとうまー!今日はお肉がいいんだよ!」

上条「肉……そ、そういうのは神裂やステイルに頼んでくれ!」

禁書「えー。じゃあお菓子は?」

上条「あー……好きなの一個だけ選んできなさい!」

絹旗(アレは兄妹……?親戚あたりでしょうか)

絹旗(あぁ、微笑ましい……最早ここに温もりなどは無いのかと思っていました……)

禁書「とうまも一緒に選びにいこ!」

上条「あっ、馬鹿お前引っ張ったら」ツルッ

上条「痛ぇっ!!」ゴチンッ

絹旗「あ、あの大丈夫でs」

上条「おぉ……頭がジンジンして中々」ハァハァ

絹旗「!?」

禁書「……そんなのが気持ちいいの?変態なのかな?外で見られたいの?」グリグリ

上条「あぁっ、そこは踏んじゃらめぇぇええ」ビクンビクン

絹旗「」

絹旗(超急になんですか……!? 何のスイッチが入ったんですか!?)

絹旗(出よう……)



絹旗(もしかして麦野は隠してた分超マシなのかもしれません)クスン

垣根「いてっ」ドンッ

絹旗「あ……すいませ……」

絹旗(スクールの垣根帝督……!?)

垣根「いってーな……」

絹旗(第二位……という事はもしかして第一位との関わりが有るかもしれません)

垣根(あ?このチビ確かアイテムの)

垣根(そういえば俺と食蜂がドリンクバーに未元物質混入させた日に壊滅してたっけ)

垣根(別に俺には関係無……待て、確かコイツは暗闇の五月計画被験者)

垣根(つまり一方通行の精神性が植えつけられているという事)

垣根(一方通行を落とす方法のヒントを得られるかもしれない)ゴクリ

絹旗「あの」

垣根「なぁ、お前最近解散したアイテムの窒素装甲だよな」

絹旗「……! そうですが」

垣根「スクールに拾ってやろうか?」

絹旗「な、」

垣根「丁度四人目が空いててな。悪い話じゃないだろ?」

絹旗(なんと……いや、罠でしょうか……うーん、でも……)

絹旗「……超よろしくお願いします」

垣根(しゃあぁあぁぁあああああああ!)



――スクール


心理定規「あれー……?」ゴソゴソ

垣根「よぉ」ガチャ

心理定規「あら、おかえり……その子は?」

絹旗「あ、えっと」

垣根「暗闇の五月計画被験者の絹旗最愛だ」

絹旗「えっ」

絹旗(もしかして何か嵌められたんでしょうか……!)

心理定規「え……まさか第一位に振り向いて貰えないからその子で妥協するつもり!?」

絹旗「えっ」

垣根「違ぇよ!もしかしたら一方通行と俺が、こ、こ、恋人になる切欠になるかと思って」

絹旗「えっ?えっ?」

心理定規「気持ち悪い……まぁいいわ。それより私の垣一同人誌が無いんだけど知らない?」

絹旗「……」

垣根「あ? あー、俺のかと思ってしまったかも。ちょっと待ってろ」

垣根「……あ、あった。相変わらず心中とか趣味悪いな」

心理定規「心中こそ究極のシチュエーションっていうのが何で解らないのかしら」

絹旗(超逃げましょう。こんな空間にいられません)コソコソ

垣根「いや、心中は無いわ」

垣根「あ? ……そういやゴーグルは?」

心理定規「お手洗いよ」

ゴーグル「あ、垣根さん。今誰か来てました?」ガチャ

垣根「は? 誰かってここにいんだろ。なぁ絹旗……あれ、いねぇ」



――本屋


絹旗(……気分転換に本でも買いましょう)

神裂「いらっしゃいませーご主人様♪」

絹旗「うわっ……超C級映画ガイドとか売ってないものですかね」

神裂「……ちょっと本当にこれでいいんですか? うわって言われましたよね今」

ステイル「解らないがそういう事をするとOTAKU?とかいう客が来て売り上げが上がるらしい」

神裂「何処情報なんですかそれ」

ステイル「土御門だ」

絹旗「あー……はは、本当にここはイカれた街です」

絹旗「みんな能力開発のし過ぎで頭の螺子がぶっ飛んでんじゃないで……!!」

一方通行「……」ペラ

絹旗「あ、あ、あ……!」

絹旗(一方通行!?白い髪に赤い目……!間違いありません)

絹旗(なんて偶然なんでしょう!早速声をかけなければ……)

絹旗(適当に第一位の立ち読みしてる本『私も超好きなんです』とか言って声をかければいいでしょう!)

絹旗(にしても何を読んで)

一方通行「……」ペラ

『☆~生徒会長御坂ちゃん×一方通行先生~☆ドキドキ個人授業20000時間目!』

絹旗「……」クルッ

絹旗(……)スタスタ

神裂「ありがとうございました。またきて下さいねご主人様」

ステイル「ふん。また来てもいいぞ!待っててやらなくも無いんだからな!」

神裂「うーん。やっぱりこの接客何か違いませんか?」



――絹旗自宅


絹旗「……………」

絹旗「……………」

絹旗「…………………ひぐっ」

絹旗「わあぁああああああああああああああああん!」

絹旗「うぇええええぇええええええええん!!」

絹旗「びええぇえええええええええええええええ!!」

絹旗「えぇええええええええええんん!」

絹旗「もおやだあああぁあああああああああ!」

絹旗「うえぇえええええええええええええええええええんん!」

絹旗「うわあああああああああああああああああん!」






駄目だこの学園都市早くなんとかしないと……編 完





頑張れ絹旗、一方さんは他に比べればまだマシな方だぞ
比較問題だけどな


まだ探せば良心がいるかもしれない出てないキャラまだいるし
頑張れモアイちゃん!

>>318
とりあえず女の子が好きですしね。

>>319
絹旗「超ありがとうございます」グスッ



――垣根家


食蜂「疲れたわぁ……」

垣根「何かエレベーターの点検だとかで使えねーんだ」

食蜂「うあー足疲れたぁ」

垣根「つーかお前体力無さすぎじゃね?」

食蜂「階段なんて誰でも疲れるわよぉ」

垣根「俺は平気だけどな……そーいえば一方通行は杖突きだからしんどいかもな」

食蜂「! そこに颯爽と現れてお姫様抱っこで運べばいいんじゃないかしらぁ!」

垣根「いや、殴られ……いや、でも最近の一方通行なら……」

食蜂「最近の?」

垣根「何ていうか……デレ期っぽいんだ」

食蜂「!!!」



食蜂「実は……御坂さんもなのよぉ」

垣根「マジで? まさかツンデレのデレ期ってみんな同じなのか?」

食蜂「そんな事は無いと思うけどぉ……第一位さんのデレってどんなのぉ?」

垣根「服の裾を掴んで『まだ帰るな』って言われた」

食蜂「~~~~っ!可愛い!」

垣根「あと、頭撫でてくれたり……」

食蜂「もうそれは襲ってもOKなんじゃないのぉ!?」

垣根「やっぱそう思うか?」

食蜂「むしろ何で襲わないのぉ?」

垣根「いや、怯えられるかと思って」

食蜂「第一位さんが誘ってくるまで待つのぉ?」

垣根「理性が持つまでは我慢するつもりだ」キリッ



垣根「御坂のデレはどんな感じなんだよ?」

食蜂「えっとぉ、その、クレープ食べてるときに口についてたクリームを拭ってくれたわぁ」

垣根「そこは指で掬って舐めるんじゃねぇの?」

食蜂「無理!無理ぃ!嬉しいけどぉ、すっごく恥ずかしいのよぉ!?」

垣根「ん、もしかして外か?」

食蜂「えぇ」

垣根「外でいちゃつくとか……もしかして……」

御坂『どう?私の食蜂はこんなに可愛いのよ。羨しいでしょ?』ドヤァ

垣根「って事か?」

食蜂「えぇ!? 御坂さんはそんな事……お、思ってるのかしらぁ?」

垣根「少なくとも俺が一方通行と外でデートしたらそう言いたい」

食蜂「『俺の一方通行はこんなに可愛いんだぞ』ってぇ?」

垣根「あぁ、もう自慢しまくりたいな」



食蜂「ところで第一位さんの部屋ってこの上なのよねぇ……聞こえたりしないのぉ?」

垣根「そこまで壁薄くねーよ。レ○パレスじゃねーんだから」

食蜂「それもそうねぇ。でも聞こえそうな造りだったらそれはそれで楽しめるわよぉ」

垣根「あぁ、アレか」

食蜂「えぇ、ソレよ」

垣根食蜂「「声聞こえちゃうよプレイ」」

垣根「喘ぎ声が我慢出来ない一方通行……想像するだけで」ハァハァ

食蜂「御坂さんが耳元で『そんなに大きな声出すと聞こえるわよ?それとも聞かれたいの?』って囁く……!」ハァハァ

垣根「……いいな!」

食蜂「えぇ!」



食蜂「にしても本当広い部屋よねぇー。第一位さんは部屋に来たりするのぉ?」

垣根「それは無いな。俺が大体上に行くし」

食蜂「泊まったりとかするぅ?」

垣根「しねぇ。普通にここで寝るし、飯もここで食う」

食蜂「あっ! ……第一位さんに手料理を振舞ったらどうかしらぁ!」

垣根「手料理?」

食蜂「いきなりだとハードル高いだろうしぃ、御坂さんと私も居れば十分呼ぶ理由になるわよぉ!」

垣根「そういや一方通行はお前と御坂応援してんだったな……成程みこみさを応援するという名目で家に……!」

食蜂「えぇ、4人で食事会なんてどうかしらぁ!」

垣根「天才だな!」

食蜂「知ってるわぁ」ドヤ



垣根「しゃっあ!へい!タッチ!」パシンッ

食蜂「いぇーい!へい!」パチンッ

食蜂「御坂さんぺろぺろ!」

垣根「一方通行ぺろぺろ!」

食蜂「いぇええええい!」

垣根「うぉおおおおおお!」

食蜂「ええええぇええ!」

垣根「あくせられええたああああああああ!!」

食蜂「みさかさあああああああんんんんん!」

垣根「ああああああああ!」

食蜂「ふぉおおおおおおおお!」


――以下謎の言葉を発しつつはしゃぐ第二位と第五位――



食蜂「…………何してるのかしらぁ」ハァハァ

垣根「…………深夜のテンションみたいになっちまった」ゼェゼェ

食蜂「……そろそろ帰るわぁ」

垣根「あぁ、そうだな。俺も一方通行のトコに行くわ」

食蜂「えぇ。じゃあ御坂さんに都合の良い日を聞いとくからぁ、第一位さんにも聞いておいてねぇ」

食蜂「じゃーねー」ガチャ

垣根「あ、待て。そんなに階段キツいなら下まで送ってやろうか?」

食蜂「いいのぉ?」

垣根「飛べば一瞬だしな……ん、もう夕方か……夕日見ながら一方通行と良い雰囲気になんねぇかなー……」



食蜂「そういえば私と第一位さんって身長同じなのよぉ」

垣根「マジか……じゃあキスする時の距離とかこんな感じか?」ズイッ

食蜂「そうねぇ、そこで抱き締めて壁に押し付けながら愛の言葉を囁けば完璧よぉ!」

垣根「……よ、よし、こんな感じだな!」ダキッ

食蜂「えぇ、頑張ってぇ!私も第一位さんの真似するわぁ!」

垣根「……一方通行」

食蜂「……何だよ」

垣根「大好きだ。愛してる」

食蜂「あァ……嬉しい」ダキッ

一方通行「」ドサッ

番外個体「第一位、コーヒーの袋落としたよ」



一方通行「あ……え……あ……?」

垣根「あ……一方通行」

食蜂「えっ……ど、どこからぁ?」

垣根(どどどどうしよう。俺が一方通行と夕日見ながら良い雰囲気にとか言ってたの聞かれたか!?)

垣根(そしたらまた引かれるだろ!)

食蜂(わ、私が垣根さんを取ってるみたいに思われるわぁ!)

打ち止め「えっ、カキネって彼女いたのってミサカはミサカは混乱してみたり」

垣根「えっ、いや、これは」

20000号「あーMNWでも一時期祭りでしたっけね。隠さなくてもいいんですよ?」

食蜂「何も隠して無いわよぉ!」

番外個体「え? 結局ていとくんは第一位の事諦めたの?」

一方通行「う……う……(食蜂が)浮気だァァ!」ダッ

打ち止め「あ、アナタ!? 何処に行くの!?」

20000号「う、浮気!? みさきち、セロリたんと付き合ってたんですか!?」

食蜂「付き合ってないわよぉ!」

番外個体「えぇっ!? じゃあていとくんが第一位と付き合ってたの!?」

垣根「!? ちがっ、違う!一方通行!待ってくれ!」

打ち止め「何が違うの!?付き合ってたのが違うの?浮気なのが違うの!?カキネは彼女いるの?いないの!?ねぇっ!」

垣根「ちょ、離せお前ら! 一方通行がぁあああ!」

食蜂「えっ。第一位さんが付き合ってないのに浮気って事はやっぱり垣根さんの事が第一位さんも好きだけど素直になれないって事ぉ!?」

垣根「あ、一方通行ああ!戻って来てくれ!浮気ってどういう意味だ!? あと俺の話を聞いいてくれえええ!」






偶にハイテンションになちゃう時って有るよね編 完





ややこしいwwww

乙ww
恒例の勘違いカオスwwww

>>339
今回で更にややこしくなります
>>342
好きなお笑い芸人はアンジャッシュです



――公園


一方通行「……」

一方通行「…………」

一方通行「……………はァー………」

一方通行(意味が解ンねェ……御坂さンは上条が好きで、いや今も好きなのかは知らねェが)

一方通行(食蜂は垣根と付き合ってる……)

一方通行(何だよ……食蜂は御坂さンの事諦めたのか……)

一方通行(付き合ってるのは俺の勘違いだったのかァ?)

一方通行(垣根は垣根で俺の事好きっつてたじゃねェかよ)

一方通行(何故か逃げちまったけど追いかけて言い訳位しろよ!)ムカムカ

一方通行「…………はァ……」



――同時刻 黄泉川家


垣根「離せ! 俺は一方通行を追いかけるんだよ!」

番外個体「ミサカも追いかける!」

20000号「ミサカだってセロリたんとお話したいですよ!」

食蜂「うーん、でも垣根さんが行くと冷静になれなくて話にならないかもしれないわぁ」

打ち止め「冷静に?」

食蜂「だって、どう考えてもさっきの『浮気だぁ』は垣根さんへの発言でしょ?」

垣根「……そ、そうなのか?」

打ち止め「ショクホウが付き合ってないならカキネじゃないのってミサカはミサカは歯軋りしながら答えてみたり」ギリィッ

番外個体「付き合ってないんだよね?」

食蜂「付き合ってる訳無いじゃないのぉ!」

20000号「セロリたんと付き合ってる訳無いですと!? それは問題発言ですよとミサカは食いつきます!」



垣根「話をややこしくすんじゃねぇ!今は誰が一方通行を追いかけるかだ!」

食蜂「そもそも第一位さんは何処に行ったのぉ?」

打ち止め「公園に入って行くのを見た個体がいるよってミサカはミサカは報告してみたり」

番外個体「第一位かなり落ち込んでるみたいだよ」

垣根「マジ……?」ニヤニヤ

20000号「にやけ面気持ち悪いんでやめて貰っていいですか」

垣根「にやけてねぇよ」ニヤニヤニヤニヤ

打ち止め「あの人が落ち込んでるのが楽しいなんて最低!ってミサカはミサカは垣根を非難してみたり!」

番外個体「ちょっと違う」

食蜂「やっぱり私が第一位さんを追いかけるわぁ」

20000号「それでいいんですか?」

食蜂「第一位さんは(みこみさとか)色々付き合いが有るから解ってくれるわぁ!」

番外個体「やっぱり付き合ってたの!?」

食蜂「そういう意味じゃないわよぉ!」



一方通行「…………」ボケーッ

一方通行「…………」

一方通行「…………」

一方通行「…………」

一方通行「…………」

一方通行(よく考えたら垣根に聞きゃあいいンじゃねェのか?)

一方通行(御坂攻めが好きな訳だし、何かの勘違いだったのかもしれねェ)

一方通行(何で俺は逃げたンだ……)

食蜂「第一位さぁん!」

一方通行「! 食蜂……探しに来たのかよ」

食蜂「えぇ。えっとぃ……」

食蜂(まずは垣根さんが第一位さんの事好きって事伝えないとぉ!)

食蜂(好きって事を!)



食蜂「……第一位さん! さっきのは誤解なのよぉ。(垣根さんは第一位さんの事が)ちゃんと好きだからぁ!」

食蜂「ずっと一途で大好きなんだからぁ!」

一方通行「…………そォか」

食蜂「えぇ!」

一方通行「……ホントに好きなのか? (食蜂が)心変わりしたなら正直に言ってくれよ」

食蜂「大丈夫よぉこの先絶対に(垣根さんは)心変わりなんかしないわぁ!」

一方通行「でもよォ、(オマエが)心変わりしたなら俺は応援してやるぜ」

食蜂「何でそんな事言うのぉ!?」

食蜂「第一位さんだって(垣根さんが)好きなんでしょ!?」

一方通行「あァ……(みこみさが)大好きだ」



食蜂「私も(垣一が)好きよぉ。だから、そんな事言わないでよぉ……」

一方通行「……そォだな。悪ィ」

一方通行「まァ、仲良いのは解ンだけどよォ、(御坂さンが悲しむから)あンまりあァいう事しないでくれ」

食蜂「さっきの垣根さんとは……その、そういう遊びみたいなものだからぁ」

一方通行「それでもだ」

食蜂「……やっぱり(第一位さんも)嫉妬したりするのぉ?」

一方通行「そりゃ(御坂さンでも)するだろ」

食蜂「ふふっ……」

一方通行「何笑ってンだよ」

食蜂「何でも無いわぁ。ふふ♪」












御坂(えええええええぇええ!?どういう事!?)



御坂(何今の!?何なの今の!?)

御坂(落ち着くのよ。先ずは状況を整理しましょう!)

御坂(一方通行がベンチに座ってたので話しかけようとした)

御坂(でも食蜂が一方通行に何か叫んで、話し出したから話しかけられなくて……)

御坂(まず一方通行が何かを誤解したのよね?)

御坂(その誤解する様な出来事はさっき有った事で、垣根さんが関わってる)

御坂(それは垣根さんと食蜂の遊びみたいな物で、一方通行が嫉妬してる)

御坂(更にそれで一方通行が心変わりしたならとか言ってるって事は二人は付き合ってる……?)

御坂(でも食蜂は私の事が……)ハッ

御坂(あ、遊び!? まさか全てが物凄く手の込んだ嫌がらせだったの!? あ、ありえるわ……)

御坂(……それで垣根さんも食蜂に遊ばれてるの!?)

御坂(そして二人を別れさせておいて、傷心中の一方通行を今度は落とそうっていうの……!?)

御坂(そ、そんなの人として間違ってるわ!)

御坂(私が……私がどうにかしないと!!)






私がちゃんと垣一ルートに修正しないと!編 完






状況が悪化する未来しか見えませんよ
ミコトさん

とりあえず フレメア×打ち止めを妄想する
猛者はいませんかぁ

乙なんだよ

>>353
このロリコンが!
ロリいいよね!

>>362
ありがとうなんだよ



《MNW》

1佐天さんと初春のいちゃいちゃ実況(100)
2ゲコ太「お嬢さん、良ければ僕と踊りませんか?」ミサカ「え……?」(345)
3【ごめんなさいぃい】シルビアたんはドS可愛い【3スレ目れすぅう】(590)
4上位個体の靴の裏舐めたい(234)
5【イタリア?イギリス?】フィアンマさん今何処にいる?【日本?ロシア?】(666)
6ブルーペーパーを見つけ出す(200)
7怯えたむぎのんを見たいんだがどうすればいい?(769)
8木原派VS天井派(445)
9削板さんが今日も格好良い件(780)
10削板さんを07777号から平和的な方法で強引に引き剥がしたい(480)
11第一位は結局誰が好きなの?(786)
12湯婆婆「一方通行?贅沢な名だね。今日からお前の名前は一だよ!」(800)
13一方通行→上条←百合子(998)
14御坂×一方通行×ミサカ(478)
15ていとくんの眼球を口の中に入れてコロコロしたい (926)








第一位は結局誰が好きなの?


1以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:×××××
よく解らなくなっちゃったんだけど、相談していい?

2以下、名無しにかわりまして一木萌えミサカがお送りします ID:01442
木原

3以下、名無しにかわりまして削一萌えミサカがお送りします ID:00008
ソギー

4以下、名無しにかわりまして上百合萌えミサカがお送りします ID:10000
上条さん

5以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:20000
ミサカに決まってるでしょうがふひひひ

6以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:×××××
妄想の話じゃないんだけど

7以下、名無しにかわりまして頭脳キャラ萌えミサカがお送りします ID:01566
とりあえず、推測とかは無しで第一位の行動とか発言とか事実だけ並べてみて



8以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:×××××
お姉様フラグ
「俺はオマエらのオリジナルが好きなンだ」発言
お姉様にはツンツンしてるよ
でもお姉様を家に入れたりしてる

ていとくんフラグ
ていとくんの告白
「浮気だァァァァ!」発言←第五位フラグかも?
ていとくんにもツンツンしてるよ
でもていとくんの淹れたコーヒー飲んでるよ


9以下、名無しにかわりまして一垣萌えミサカがお送りします ID:12345
やはりていとくんが好きなのでは無いかと

10以下、名無しにかわりまして三角関係萌えミサカがお送りします ID:04444
見た感じ垣根→一方通行→お姉様じゃないの?

11以下、名無しにかわりましてケモノ萌えミサカがお送りします ID:02027
それだと浮気だァ発言について説明がつかないんじゃね?



12以下、名無しにかわりまして片思い萌えミサカがお送りします ID:00004
ちょっと待って凄い事思いついた。
一方通行は垣根に攻められたくてお姉様を攻めたい
これで全部に説明がつく

13以下、名無しにかわりましてヤンデレ萌えミサカがお送りします ID:00071
>>12鬼才現る

14以下、名無しにかわりまして電磁通行萌えミサカがお送りします ID:00088
>>12コイツ最高にアホ

15以下、名無しにかわりまして未元電磁萌えミサカがお送りします ID:00009
しかしいい線いってる気がしなくも無い

16以下、名無しにかわりましてみさ垣萌えミサカがお送りします ID:00019
ちょっとカマかけてみれば?

17以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:×××××
>>16
どういう事?



18以下、名無しにかわりましてみさ垣萌えミサカがお送りします ID:00019
第一位の前で垣根とイチャつくとか
お姉様って好きな人いるんだよーって言ってみたりとか

19以下、名無しにかわりまして一方通行萌えミサカがお送りします ID:×××××
解った。ていとくんにおっぱい押し付けてくる

20以下、名無しにかわりまして未元定規萌えミサカがお送りします ID:10060
決断早っ

21以下、名無しにかわりまして反射膜×一方萌えミサカがお送りします ID:11223
何で末っ子はいつも躊躇いが無いの?
特に20000~20002
2万に到達すると脳味噌がどうにかなるの?



――黄泉川家


番外個体(今ていとくんがいるし、とりあえずお姉様は後にしよう)

打ち止め「あと5m位離れてってミサカはミサカはソファーに座ってるカキネとこの人の間に割り込んでみたり」

垣根「5mって俺窓から出るよね?」

20000号「空中で浮いてればいいじゃないですか飛べるんですしとミサカはセロリたんの足の裏をペロペロしようとあばばば」

垣根「何で空中で浮かなきゃいけないんd」

番外個体「ていとく~ん♪」ギュッ

垣根「うわっ!?」

番外個体「ミサカはていとくんが出てけばいいななんて思わないよ?」

垣根「あ、うん。サンキュー?」

垣根(おっぱいが腕に……)

番外個体(さて、第一位の反応は!)



一方通行「…………」チラッ

番外個体(チラ見……気になってるのは確かみたいだね!)

一方通行(番外個体は別に垣根の事何とも思ってねェけど、俺が御坂さンの事好きだからあンな事してンだよな……)

一方通行(それって駄目なンじゃねェか?)

一方通行(コイツらは御坂さンの家族で更に俺の家族みてェなもンだし……ン?)

一方通行(つまりコイツ等は俺と御坂さンの子供って事じゃねェェェ!?)

一方通行「番外個体」

番外個体「ん?」

一方通行「離れろ」

一方通行(こンなホスト崩れみてェな奴に娘がやれるかァァァ!しかも好きでもないのにいちゃつくとか駄目に決まってンだろ!)

番外個体(し、嫉妬だ……)

垣根(え。嫉妬……?)

打ち止め(まさか嫉妬なのかなってミサカはミサカは疑ってみたり)

20000号(セロリたんぺろぺろ)



番外個体「まぁまぁ、いいじゃん? ミサカ、ていとくんの事気に入ってるし」ギュー

一方通行「気にっ……!?」

番外個体(動揺してる?)

打ち止め(動揺してる)

垣根(動揺してんだよなこれは……もしかして俺の事好きに……)ドキドキ

一方通行(気に入ってるならいいのか? いや良くねェな)

一方通行(番外個体とか貞操観念全然無ェし、気に入ったら即ヤりそォだし)

一方通行(垣根は垣根でヤった後ポイ捨てしそォな顔してる)

一方通行(だって、全然誠実さが無ェもン。服装にも顔にも)

20000号(セロリたんのセロリたんペロリたい)



一方通行(でも御坂さンもコイツの事気に入ってンだよな)ジトー

垣根「……何だよ」

一方通行「番外個体から離れろ」

垣根「…………何で?」

一方通行「な、何で?」

番外個体(試しに行った……!)

打ち止め(どういう反応するんだろってミサカはミサカは焦ってみたり)

一方通行(俺の娘はオマエなンかにやれねェって言えばいいのか?)

一方通行(いや、頭オカシイと思われる)

一方通行(そしたら俺の中で俺と御坂さンの子供になるまでの経緯を説明しなきゃならねェ)

一方通行(それは何か恥ずかしい)

20000号(セロリたんを白濁塗れにしたい)



一方通行(つゥか俺と御坂さンの子供って……俺と御坂さンの……)

一方通行「……とにかく離れろ///」

垣根(何で赤面してんの!?何で赤面してんの!?)ドキドキドキ

番外個体(これはもう確定かな……?)

打ち止め「でもミサカも別にカキネが嫌いな訳じゃないよって言ってみたり!」

20000号「ミサカもですとミサカは流れに乗ってみます」

一方通行「!!!!?」

一方通行(何で急にそンな態度になってンだよ!?)

一方通行(ツンデレってやつか……?)

一方通行(つゥか3人共って。まァ確かに変態だし、ホスト崩れだしキモいけど顔だけはいい……だからなのか?)

一方通行「垣根」

垣根「何だ?」ドキドキドキドキ

一方通行「出てけ」

垣根「えっ」

一方通行「そンでもォ来ンな」

垣根「えっ」



垣根「……それはひどくね?」

一方通行「だってオマエ、コイツ等に手出すだろォ?」

垣根「出さねぇよ! お前に会いに来てんだよ!」

一方通行「はァ?」

垣根(ゴミを見る目で見られている……!)

番外個体(あれ? 好きな訳じゃないのかな……)

打ち止め(やっぱりキハラだよね!?)

20000号(セロリたんの臍に舌いれたい)

一方通行(でも俺と御坂さンの子供を垣根にやる訳にはいかねェ……)

一方通行(でも垣根は御坂さンに気に入られてるっぽいし……!)

一方通行「解った……」

垣根「……」ホッ

一方通行「俺がオマエの家に行く」

垣根「え?」

打ち止め「ん?」

番外個体「は?」

20000号「セロリたんぺろぺろ」



一方通行(俺は第一位だしもし襲われてもコイツに負ける事は無ェ)

一方通行(御坂さンがコイツの何処好きなのかも観察できるし)

一方通行(コイツ等が垣根の毒牙にかかる事も無ェ!)

一方通行(完璧だ……!)

垣根「お前が俺の家に来るって……え、一人で?」

一方通行「当たり前だろ」

打ち止め「」

垣根「」

番外個体(でも第一位がていとくんの事好きなら両想いだしいいか!)

20000号(セロリたんのパンツ被りたい)

一方通行「だからオマエもォ帰れ」

垣根「」

一方通行「おい?」

番外個体「ていとくん気絶してるよ?」

一方通行「……何でだよ」

番外個体「あと、おちびも気絶してるよ」

一方通行「打ち止めアアアアアァ!大丈夫かァァァ!今ベッドに運ンでやる!」

20000号「あれ!?ミサカもなんかフラフラしますね!セロリたんのベッドに運んで貰わないと!とミサカは意味有り気な視線を送ります」

一方通行「元気じゃねェか」

20000号「チッ」

番外個体「ていとくんはどうするの?」

一方通行「捨てとけ」






もしかして一方通行って俺の事……編 完




>>385
誰だVIPで立て逃げした奴wwwwww

湯婆婆「一方通行?贅沢な名だね。今日からお前の名前は一だよ!」
湯婆婆「一方通行?贅沢な名だね。今日からお前の名前は一だよ!」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356968582/)

向こう完結したw

>>392
まさかこんな事になるとは……
しかし立て逃げは良くないですね

>>394
こんな時どういう顔をすればいいか解らないの



――研究所


07777号「こんにちは削板さん」

00013号「こんにちはとミサカも続きます」

00050号「ちーっすとミサカは若干砕けた挨拶で親友ルートを狙います」

削板「親友ルート?」

00050号「いえ、こちらの話です」

削板「そうか。そういえば甘酒を買ったんだが飲むか?」

07777号「甘酒?」

00050号「白くてドロドロの液です」

00013号「何でそういう言い方を……」

削板「ほら、これだ」

07777号「ありがとうございますとミサカは可愛らしいデザインの缶を受け取ります」

削板「まだ温かいぞ! 二人も飲むか?」

00013号「いただきますとミサカはお礼を言います」

00050号「サンキューですとミサカは早速プルタブに指をかけます」プシッ



07777号「甘い匂いですね……頂きます」ゴクゴク

00013号「ちょっと臭いですね」

削板「人によってはそう感じるかもな!」

00013号「でも美味しいですねとミサカは腰に手を当てて飲みます」

削板「俺は牛乳を飲むときいつもそのポーズだな!」

00050号「身体が温まる気がしますとミサカは感想を述べます」

削板「それは良かった。07777号はどうだ?」

07777号「…………ヒック」

削板「07777号?」

00050号「あっ、ちょっとコンビ二行ってきます」

00013号「え? 削板さんがいるのにですか?とミサカは疑問符を浮かべます」

00050号「何故か解りませんが今直ぐコンビ二に行かなければならない気がするのです」

00013号「はぁ……ではいってらっしゃい。ではついでに缶のゴミを頼みます」

00050号「はい、行ってきます」ダッ



00013号「何故あんなに急いでるのでしょうねとミサカは首を傾げます」

07777号「……熱いですね」

削板「ん? そんなに今日は暑くないと思うが」

07777号「いえ、熱いえす!とミサカはスカートのホックに手をかふぇます!」

削板「!?」

00013号「ちょ、何をやっているのですか!とミサカは07777号の手を掴みます」

07777号「やめてくあはい!ミサカは脱ぐんえす!脱ぎたいんれすぅ!」

00013号「暴れないで下さい!ていうか力強っ……削板さん!」

削板「見てない!俺はちゃんと手で顔を覆ってるから!」

00013号「07777号を抑えて下さいよ!とミサカは声を荒げます」

削板「わ、解った!目を瞑って抑えればいいんだな!」ガシッ



削板「これでいいか!?」ギュー

00013号「違います削板さん、それは07777号ではなくミサカです!……あぁ、でも嬉しい!」

07777号「セーターがあついですとミサカは脱ぎ捨てまひゅ」ヌギヌギ

削板「07777号ー何処だ?」ウロウロ

00013号「手を前にして歩くとお化けみたいですね……削板さんまだ脱いでないので目を開けてもいいでs」

07777号「んん……脱げにゃい! とミサカはブラウスのボタンを引きちぎります」ブチブチブチッ!

削板「あけてもいいのか?」パチッ

00013号「あああああああ!目潰し!とミサカはチョキで削板さんの目を突きます!」シュッ

削板「ぐあああああああああ!」

07777号「00013号、ミサカの削板はんになんれ事をするんれすか!」

00013号「いいから早くセーターを着て下さい!」

07777号「じゃあブラウスは脱いでもいいってことれすね?」パサ

00013号「違います!酔っ払いって面倒臭い!とミサカは頭を抱えます」



削板「目を開けてもいいのか!?良くないのか!?」

00013号「だ、駄目です!07777号もちゃんと着て下さい!」

07777号「わかりまひたぁ♪」

00013号「解ってくれましたか?」

07777号「ふぁい!ミサカらけがぬいでるかららめって事ですね?とミサカは削板さんのベルトに手をかけましゅ」カチャカチャ

削板「ちょ、ちょっと待て!それはまずい!」グイー

07777号「あぁん、何で引っ張るんえすかぁー?」

00013号「止めて下さい07777号、素に戻ったとき絶対後悔しますよとミサカは07777号を引き剥がします」

07777号「……00013号、何で服なんて着てるんですか!こんな物!こんな物!」ビリビリッ

00013号「す、素手でスカートを……!普段はかわいこぶってる癖に力持ちですか!」

07777号「ミサカたちはみんにゃ、ちからもち♪ちからもちー♪もちー♪」



削板「俺はどうすればいいんだ!?」

07777号「脱げばいいと思います!とミサカは発表します!」ヒック

削板「脱げばいいのか!?解った!」ヌギヌギ

00013号「削板さん混乱し過ぎです!落ち着いて下さい!とミサカは叫びます」

07777号「削板さんミサカとリビドーでランデブーしましょお! とミサカは削板さんを抱き締めます」ギュー

00013号「だからそれはミサカです!」

07777号「恥ずかしがらなくてい~れすよぉとミサカは削板さんの服を引き裂きまひゅ」ビリビリビリッ

00013号「ぎゃあああああああああ!!」

削板「だ、大丈夫か!?何が起こってるんだ!?」

07777号「良いではないか~良いではないか~とミサカは悪代官の真似をします」

00013号「いやあああああああぁぁあ!!」

削板「く……目を開けるしか」パチッ



――――
――
――――
―――

00050号「ただいま帰りましたよん、とミサカはコンビ二袋片手に帰宅をお知らせしま……!?」

削板「」ドクドクドク

00013号「……うぅ」シクシク

07777号「Zzz……Zzz……」

00050号(鼻血の海に沈む削板さん、ぼろぼろの布着れを纏う00013号、ブラウスを全開にして眠る07777号……)

00050号「……07777号はやっぱり酒癖悪かったんですか?とミサカは質問します」

00013号「知ってたんですか……? とミサカは00050号を睨みます……うぅう」

00050号「いえ、勘ですが乱交パーティーでもしたんですか?」

00013号「一応未遂ですが……ミサカの心には深い傷が残りましたとミサカはうなだれます」

00050号「00013号、これ買ったのであげますから元気を出して下さい、とミサカは00013号に缶を手渡します」

00013号「ありがとうございます……甘酒ですか」

00050号「気に入ったので」

00013号「……とりあえず頂きます」プシッ

07777号「ミサカも頂きます!」ゴクゴクゴク

00013号「…………!? いつ起きたのですか!?」

07777号「あえ? 00013号、何で布着れなんか纏ってりゅんですか?いっそ全部脱ぐえきだと思います!」

00013号「ちょ、やめて下さい!0050号!助けて下さい!」

00050号「さらばです00013号! とミサカは脱兎の如く逃げ出します」

00013号「00050号!00050号ーーー! いやあああああああ!」






酔っ払いって何であんなに面倒臭いの?編 完




誤解されそうな書き方をしましたが>>392は面白かったです。



今年のゲロには近づくなよ
ノロの危険性がありんす


飲み過ぎには注意してね!

>>405
ノロ流行ってるみたいですね……

>>406
>>1は飲まないですがありがとうございます




――垣根家(玄関)


垣根「そろそろだな」ソワソワ

食蜂「そろそろねぇ……!」ソワソワ

垣根「家も掃除したし、料理も作って並べたし」

食蜂「そういえば垣根さんって料理上手だったのねぇ」

垣根「レシピ通り作れば誰でも出来るだろ」

食蜂「ふぅん……私はやった事無いわねぇ」

垣根「調理実習とか無ぇの?」

食蜂「あるけどぉ、手が荒れるから全部能力で受けた事にしておいてるわぁ」

垣根(成程……料理が出来ないって事は御坂に初めて手料理を作って、火傷とかして手に絆創膏を貼りまくってというイベントが有るな!)

食蜂(あ。でも御坂さんは料理上手な子の方が好きなのかしらぁ?)

食蜂「御坂さん早く来ないかなぁ……」



<ピンポーン

垣根「!」

食蜂「!」

垣根「あ、開けるぞ」

食蜂「えぇ……」ゴクリ

垣根「よぉ、よく来たな」ガチャ

御坂「おじゃましまーす」

一方通行「……ン」

御坂「ん、って何よ。はい垣根さんこれお土産」スッ

垣根「お、サンキュー」

一方通行(物凄く垣根がいらねェな……むしろ御坂さンと食蜂しかいらねェ)

御坂(元彼の家なんて愛想悪くなるわよね。しかも一方通行は今食蜂が好きな訳だし……)

御坂(でも大丈夫よ一方通行!私が二人を元の鞘に収めてみせるから!)



垣根「とりあえず座ってくれ」

御坂「えぇ。アンタ先に座りなさいよ」

食蜂「え? えぇ……」ポスッ

御坂「じゃあ、私ここで」ポス

一方通行(隣……だとォ!?)

垣根(普通テーブルの角を挟んで座る筈……なのに隣!?)

御坂(これで食蜂が何かしようとしても直ぐに止められるし、一方通行と垣根さんも隣に座りやすい雰囲気になったはず!)

食蜂(み、御坂さんが隣に御坂さんが隣に御坂さんが隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣)

垣根「じゃ、じゃあ俺は向かいに座るか」

一方通行「…………」

御坂(よし一方通行!隣よ!垣根さんの隣に座るのよ!)

一方通行「……」スッ

  垣根
「テーブル」一方
 食蜂御坂

垣根(そこかよ!)

御坂(隣はぁぁぁぁぁぁ!?)

食蜂(隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣隣……)



垣根「とりあえず食ってくれよ」

御坂「えぇ。頂くわね」

一方通行(つゥか、今日ってみこみさを応援するっつー話だったと思うンだがどォすンだ?)チラッ

垣根(は……一方通行がこっち見てる)ニコッ

一方通行「チッ」

垣根「……」

食蜂「み、御坂さぁん、取ってあげるわねぇ」

御坂「あ、うん。ありがと」

食蜂(断られなかったわぁ!)

御坂(コイツはコイツでまだ私を好きな演技をしてるのね)

垣根「一方通行、取ってやろうか?」

一方通行「いらねェ。自分で取る」

垣根「……」



御坂「あ、これ美味しいわよ。一方通行」

一方通行「……ン」モグモグ

食蜂「第一位さん、美味しいでしょ?」

一方通行(食蜂が作ったのか……?)

一方通行「あァ、これなら毎日でも食えるな」キリッ

垣根「え……///」

一方通行(えっ)

垣根「そ、そんなに気に入ったなら毎日作ってもいいぜ?」

一方通行(オマエかよォォォォォ!)

御坂(これはもしかして毎日オマエの作った味噌汁を飲みたいみたいな……)

食蜂(まさかこれってぇ……)

食蜂御坂(プロポーズ!?)ドキドキ



御坂(あっ、食蜂、食蜂の反応はっ!?)

食蜂「……」ツー

御坂(涙!?)

食蜂「ヨカッタ……」ボソッ

食蜂(本当良かったわねぇ、垣根さん!)

御坂(良かった? 食蜂は一方通行を狙ってたはずなのにそんな事を言うなんて)

御坂(二人の愛に心を打たれたのね!?)

御坂(なら、私が心配する事はもう何も無いわ……)

御坂(でもちょっと駄目押ししておきましょう!)

御坂「毎日オマエの作った味噌汁を飲みたいってプロポーズ素敵よねー」

一方通行「!!?」

御坂「大丈夫よ。一方通行、私は偏見とか無いから。ね、垣根さん」

一方通行(……! そォか……そォいう事か……)



一方通行(垣根の奴御坂さンに俺が好きだって言ったンだな!?)

一方通行(食蜂が知ってて御坂さンが知らない訳も無ェ……それに御坂さンはマジでそォいうのに偏見無ェだろォし)

一方通行(良い人だからこそ垣根を応援してるって事か……)

御坂(垣一!垣一!)ワクワク

一方通行(垣根は正直死ぬ程どォでもいいが御坂さンの真っ直ぐで純粋な思いを裏切る訳には……)

御坂(一方通行総受け!)

一方通行「……毎日味噌汁を飲みてェが何でプロポーズになるンだよ?」

御坂「えっ。知らないの? 結構有名だと思うんだけど」

食蜂「結婚して毎日ご飯を作って欲しいって事よぉ」

一方通行「へェ。全 然 知 ら な か っ た ぜ」

一方通行(これで逃げきっただろ)

御坂「そうなの?でも今アンタ、プロポーズしたように見えたわよ」



一方通行「……そォ見えただけでプロポーズじゃねェよ」

食蜂「えぇ、でも第一位さん。あんなに有名なのに知らないなんて、照れてるだけじゃないのぉ?」

一方通行(二人掛かりだとォ……なら)

一方通行「大体俺は、プロポーズされたい派だしなァ」

垣根「!」

御坂「……ならプロポーズじゃないのね」

食蜂「……えぇ、本当に知らなかったのねぇ」

一方通行(逃げ切った……)

垣根「……」ソワソワ

一方通行(アイツは何でソワソワしてンだよ……あっ)

垣根(そういえば俺一方通行に結婚して欲しいみてぇな事言ってたよな)ソワソワソワ

一方通行(別の地雷踏ンだ……)



一方通行「大体男同士だろォが」

御坂「そんなの関係無いわ! 世界的に同性愛は認められつつ有るし、愛が有れば性別なんて関係無いのよ!」

食蜂「えぇ、そうねぇ!」

一方通行「……ぐっ」

垣根「同人誌の中でも同性の結婚って割とあるしな」

一方通行「……!」

御坂「同人誌って垣根さん……まぁ、でも憧れのシチュエーションの一つでは有るわよね」

食蜂「そうねぇ、やっぱり教会でウェディングドレスがいいわねぇ」

一方通行「……ェ」

御坂「ん? 何か言った?」

一方通行「違ェ!!」ドンッ

食蜂「」ビクッ

御坂「」ビクッ

垣根「」ビクッ



一方通行「同性愛の魅力の一つっていうのはむしろ同性で有る故の苦悩だろォが!そこがメインだろォが!」

一方通行「同性っつゥ障害が有るからこそ燃え上がるもンだろ!!?」

一方通行「それを世界的に認められてて全員笑顔で祝福するみてェな事になったら魅力半減どころじゃねェぞ!」

一方通行「そンなの家同士の対立が皆無のロミオとジュリエットだろォがァァァ!」

一方通行「普通の人の話になるじゃねェかァァァ!」

御坂「あ、一方通行、落ち着いて!」

食蜂「どうしたのよぉ……料理にお酒でも飲んでるのぉ?」

垣根「普通にコーヒー出したんだけどな……何か琴線に触れたっぽいな……」

一方通行「はァ……はァ……」

食蜂「大丈夫なのぉ?」

一方通行「あァ……悪ィ。忘れてくれ」

御坂「いや無理でしょ」

垣根「と、とりあえず仕切りなおそうぜ」

御坂「……そうね」

垣根(……同性の苦悩……成程、だから俺に冷たいのかもしれねぇ)

垣根(だが解ってるぜ一方通行! 本当は俺の事好きなんだろ!)

食蜂(そういう考え方も有るのねぇ。そう考えるとちょっと辛い事が有ってもやっていける気がするわぁ)

御坂(どういう事なの……結局一方通行は誰が好きなの……いえ、考えてても仕方無いわ!)



御坂「話変わるんだけど一方通行、アンタ好きな人いる?」

一方通行「……いねェ」

御坂「ふーん……食蜂は?」

食蜂「えぇ!?」

御坂(ふっ、一方通行にも垣根さんにも私にも告白してるんでしょ?そんな状況で一人なんて選べないわよね!)

食蜂(何でぇ? 御坂さんは普通に私が御坂さんを好きって知ってるのにぃ……)

食蜂(あ、もしかして自慢したいのかしらぁ……な、なら言うべきねぇ!)

食蜂「……私は御坂さんの事好きよぉ?」

御坂(なん……だと……)

一方通行「」パリンッ

垣根「一方通行!グラス落としてる!」

一方通行「悪ィ。片付ける……着いてきてくれ」

垣根「杖突きだもんな。俺が全部やr一方通行「着いてきてくれ」

垣根「お、おぉ……」スタスタ



食蜂「な、何で急にそんな事聞くのよぉ…………///」

御坂「……えっ、どういう事? アンタ一方通行を狙ってるんじゃ?」

食蜂「え?何でぇ?第一位さんは垣根さんの事が好きでしょ?」

御坂「? でもアンタ公園でアイツと痴話喧嘩を……」

食蜂「痴話喧嘩?……あっ。あれは垣根さんと第一位さんの話よぉ」

御坂「え?」

食蜂「かくかくしかじかで勘違いした第一位さんを私が説得しに行ったのよぉ」

御坂「……って事は私の勘違いなのね」

御坂(普通に一方通行と垣根さんは付き合ってて、コイツも私の事好きなままなのね)

御坂「なんだ、良かった。心配して損したわー」

食蜂(わ、私が第一位さんを狙ってるかもって心配してたって事は……)ドキドキ

御坂(にしても一方通行って、そんなに拗ねちゃう位垣根さんの事好きだったのね!)

御坂(じゃあこれからは一方通行を後押しする方向で行きましょう!)

食蜂「み、御坂さん」

御坂「ん?何?」ニコッ

食蜂「はうっ」ドキドキ

食蜂(も、もしかして御坂さんって)ドキドキ






もしかして御坂さんって私の事……編 完





>御坂(一方通行総受け!)

真っ直ぐで・・・純粋?

なんという「自分だけの現実」のぶつかり合い

>>428
一方通行の中では

>>429
そういう言い方だとちょっとかっこいいですね



――コンビ二


10033号「あなたも狼に変わりますかー♪」

10033号「あなたが狼ならー♪」

10033号「襲ってほしい!!とミサカは叫びます!」

19090号「ひっっ!」ビクッ

10033号「おや、すみません19090号。驚かせてしまいましたか」

19090号「いえ、大丈夫です。しかし店の中ですし大声を出すのは控えて頂いてもいいでしょうか……後歌うのも」

10033号「もっと罵りながらお願いします」

19090号「えっ……お、大声出すんじ……ゃ、ね……あ、ぅ……」

10033号「………」

19090号「ご、ごめんなさいとミサカは謝罪します」

10033号「……わっ!!」

19090号「ひぎゃああっっ!!」

10033号「19090号、虐められ属性をミサカに下さい!とミサカはお願いします」

19090号「そんな属性持ってませんし……とミサカは困惑します」



10033号「あれ? このベルトは何ですか?ミサカを叩く為の物ですか?」

19090号「あ、これはスカートが落ちてくる様になったので買ったものです」

10033号「スカートのウエスト調節する所あるじゃないですかとミサカは首を傾げます」

19090号「はい。それも限界にまでしていますがウエストに余裕が出来てしまったので……」

10033号「はい?何ですかそれは?自慢ですか? とミサカは詰め寄ります」

19090号「ひっ……10033号が聞いてきたんじゃないですかとミサカは目を逸らします」

10033号「だからってこれ見よがしにベルトなんかして……取れ!もう取れ!とミサカはベルトに手をかけます」カチャカチャ

19090号「ちょ、やめ……やめて下さ……落ちてしまいま……うぅ……!」

一方通行「……」ゴンッ

10033号「いてっ」

一方通行「オマエ等は外で何してンだよ」

10033号「セロリたんに頭を叩かれた……頭を……」ハァハァ

一方通行「あ?」

10033号「犬とお呼び下さい!とミサカは四つん這いになります!」

一方通行「何をやってンだオマエはァァァァァ!」

19090号「!」ビクッ

10033号「えっ?全裸になれ?」

一方通行「言ってねェ!二足歩行をしろ!人類でいろ!あのやられ役っぽい顔の店員も変な目で見てるだろォが!」

浜面(やられ役って……いや、滝壺が格好良いって言ってくれるんだからいいじゃねぇか)



一方通行(もしかしてコイツあの三下と一緒にいた変態かァ……?)

一方通行「オマエももっとちゃンと抵抗しろっつゥンだ……あン?」

19090号「ひぃ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」ブルブル

一方通行「……何だコイツは」

10033号「ただのビビリですよ。セロリたんの目付きが怖いんじゃないですかねとミサカは質問に答えます」

19090号「うぅう……」ガクガク

一方通行「だからって怯え過ぎだろォ」

10033号「ほら、セロリたんスマイルです!とミサカはアドバイスします」

一方通行「……す、スマイルゥ?……こォか?」ニタァ

19090号「ひぃいぃいぃぃい!」ビクッ

一方通行「何でだァァ!」

19090号「うっ……ぅわあああああああ!殺されるぅうう!とミサカは走り去ります!」ダッ

浜面「ありがとーございましたー」

10033号「あ、逃げたとミサカは実況します」

一方通行(殺される……?)



一方通行「オイ」

10033号「はい。ご主人様」

一方通行「ご主っ……!? いや、今のは何号だ?」

10033号「えっ……まさかセロリたん一目惚れを!?そんな!セロリたんはミサカのご主人様なのに!」

一方通行「一目惚れってオマエ等全員同じ見た目だろ」

10033号「ドSのセロリたんが19090号の虐められっ子オーラにあてられて……もしかしたらあんな事やこんな事を!」

一方通行「19090号ねェ……」

10033号「あっ……」

一方通行「研究所にいンのか?病院か?」

10033号「これ以上は教えられませんとミサカはライバルを減らすべく口を閉ざします」

一方通行「…………もし教えてくれンならオマエを蹴ってもいい」

10033号「病院住みですよ。偶に研究所にも来ますがとミサカは即答します」

一方通行「……ご苦労ォ」ゲシッ

10033号「あんっ、ほ、他に聞きたい事は有りますかとミサカは快感に浸りつつ質問します」ゾクゾク

一方通行(コイツ20000号よりは扱いやすいな)

浜面(他所でやってくれねぇかな)



一方通行「アイツ何も買わねェで出てったけど何しに来たンだよ」

10033号「芳川桔梗に頼まれてミサカと買い物の途中でしたとミサカは回答します」

一方通行「そォいや、一週間ぶり位に芳川が仕事とか言って外出てやがったな」

10033号「因みに頼まれたのはポテチと缶コーヒーと、きのこの山とスーパーカップバニラです」

一方通行「全然働く気が無ェ上にたけのこの里じゃねェとかふざけてンのかアイツ」

浜面(いやきのこだ。いくら滝壺がたけのこ派でもこれだけは譲れない)

10033号「すぎのこ村はどうしてしまったのでしょうね……とミサカは遠い目をします」

一方通行「芳川に頼まれたっつゥ事は研究所に帰る所だったのか?」

10033号「はい。ですが研究所に行っても病院に行っても会えないでしょうとミサカは助言します」

一方通行「あァ? 何でだよ」

10033号「19090号にもMNWを通じて此処でのやり取りは伝わっています。加えて、19090号はビビリです」

一方通行「?」

10033号「セロリたんが自分を追いかけて来る何て事になったら絶対逃走します」

一方通行「逃走……話がしてェだけなンだが、オマエから今MNWで言ってくれねェか?」

10033号「ふむ……」



10033号「…………用が有るならそこからどうぞ。と言っていますとミサカは中継役になります」

一方通行「二人だけで話しがしてェンだが、出来ねェか?」

10033号「喜んでぇええ!とミサカはセロリたんに抱きつきます」

一方通行「オマエじゃねェ!」

10033号「ふ……解ってますよ、ちょっとフザけただけです。19090号のことセロリたんに抱きつけたのでもうお風呂入りません」

一方通行「途中から本音が漏れてンじゃねェか。あと風呂入れ、肌ガサガサになンぞ」

一方通行「シャンプーは薬用で石鹸は無添加のを使え。スポンジじゃなくてタオルで身体洗うンだぞ。解ったか?」

10033号「セロリたん話が脱線してますよとミサカは突っ込みます」

一方通行「チッ……で、どォしても駄目か?」

10033号「駄目無理吐く怖い顔も怖いし目付き悪いしと言っていま……え?目付き悪いは言ったら駄目?」

10033号「もう言っちゃいました。大体19090号いつも怖いって言ってたじゃないですか。服のセンスも別の意味で怖いとか」

10033号「え?何、駄目でした?もしかして肉好き怖い、あの人絶対人肉食べてるってのも言ったら駄目なんですか?
                                           あ、言っちゃった。すいません」

一方通行「……」

10033号「ん?声が怖い?新妻エイジは怖くないのに?いや、新妻エイジ関係無いでしょう」

一方通行「おい馬鹿黙れ殺すぞ」



10033号「今の暴言で19090号が気絶しましたとミサカは報告します」

一方通行「気絶ゥ!?」

10033号「ビビリ過ぎての気絶です。いつもの事なので心配しなくても大丈夫ですよとミサカはセロリたんを安心させます」

一方通行「安心しねェよ!?いつもの事って逆に心配するだろ!?」

10033号「とりあえずセロリたんと19090号の対話は無理ですねとミサカは結論付けます」

一方通行「そォか……じゃあもォいい。悪かったな」

10033号「でも大丈夫ですよセロリたん、ミサカがいくらでもセロリたんとお話してあげますから」

10033号「それどころか監禁してくれても……ふふふひひ、とミサカは腕で自分を抱き締めます」

一方通行(コイツも俺と御坂さンの娘みたいなもンだし、この性癖も何とかしてやらねェとな……)

一方通行(でも面倒臭ェから今は保留)

一方通行「つゥかオマエ早く買い物してけよ」

10033号「おっと、そうでした。では一方通行、名残惜しいですがこれでお暇させて頂くとします」

10033号「またお話する機会が有る事を願っていまセロリたんぺろぺろ」

一方通行「オマエは理性を最後まで保てねェのか?」



――黄泉川家


一方通行(だが実際どォする……)

一方通行(『殺される』っつゥのがただ俺の顔が怖いから出た言葉ならまだ良い、いや良くねェけど)

一方通行(変更前の実験……アイツらを二万人殺害するっつゥのを俺が了承したから俺に殺されると思ってンのか?)

一方通行(だとしたらちゃンと『殺さねェし殺すつもりも無ェ』って言っておきてェンだが)

一方通行(正直万が一に19090号とシリアスな話になったとして他の妹達を心配させたりすンのは……)

一方通行(番外個体も情緒不安になるし、出来れば二人きりでMNWも切断して貰いてェ)

一方通行(だが向こうが俺を怖がってる事には……)

20000号「セロリたーん」

一方通行「今考え事してるから後にしろ」

20000号「ふっ、ミサカはセロリたんの考えてる事などまるっとお見通し、セロリたんの脇はつるっと甘くて美味しい」

一方通行「脇って何だよ。食ったのかよオマエは」

20000号「いや、セロリたんが寝てる間に舐め……セロリたんは今ずばり19090号と話がしたいと悩んでいますね?」

一方通行「たった今悩み事が増えたンだが。オマエ俺が寝てる間に何してンだ!?」

20000号「ミサカは19090号にセロリたんが近づいても逃げない方法を知ってるんですがねぇ……」

一方通行「…………!」



20000号「セロリたんは19090号があんなに自分にビビるのは実験の影響でも有るんじゃないかと考えていますね」

一方通行「超能力者かオマエ」

20000号「超能力者の未来の嫁ですとミサカはウィンクをキメてみせます」バチーン☆

一方通行「……話続けろ」

20000号「ウィンクはスルーですか……では本題に入る前に言っておきたい事があります」

一方通行「何だ?」

20000号「ミサカ達はボタン一つで大量生産出来る単価18万円のクローンです」

20000号「ミサカだって気さくに振舞っていますが悩み事は尽きません」

20000号「なんと愛しいあの人と籍すら入れられないのですよ?」

一方通行「…………」

20000号「だから、色んな事に過敏になってる19090号の気持ちも解ります」

一方通行「…………そォか」

20000号「だから、いくら面倒臭くても19090号……いえ、妹達を見捨てないで下さい」

一方通行「……オマエも悩ンだりすンだな」

20000号「そりゃ、生きてますから」

20000号「それに19090号と貴方が対話するのは難しいというか、貴方が色々我慢しなければいけない事が……」

一方通行(襲わないように拘束したりすンのか? いやそンな事しなくても襲わねェけど)

一方通行「大丈夫だ。どンな方法だろォとやってやる」

一方通行「それにオマエ等の事も見捨たりしねェよ」ナデナデ

20000号「……ふふっ、ミサカらしく無いですね。すいませんとミサカは謝罪します」

一方通行「謝る事じゃねェよ」

20000号「……ありがとうございます、一方通行。では19090号と貴方が会話する方法なのですが」

一方通行「あァ」



20000号「ずばりこれです! とミサカはウサ耳カチューシャと猫耳ヘアピンを何処からともなく取り出します」

一方通行「待て」

20000号「え?何かオカシイですか?とミサカは首を傾げます」

一方通行「さっきの真剣な雰囲気はどこ行ったンだ?」

20000号「さっきはさっき、今は今。19090号はケモ耳萌えですからこれを着ければセロリたんの怖さが和らぐ筈です!」

一方通行「出来るかァ!こンなもンつけて真剣な話しろっつゥのか!?」

20000号「おや、ミサカの手にボイスレコーダーが。再生してみましょう」カチッ

<どンな方法だろォとやってやる

一方通行「オマエ……さっきの態度は言質取る為の演技かよ……」

20000号「演技だったら何だというんです。金玉ついてんなら二言は無しですよ、セロリたん?」

一方通行「嵌められた……」

20000号「セロリたん、ミサカは今出来ない事が後で出来るとは思いません」

20000号「どっちでもいいので選んでここでつけて下さいとミサカはセロリたんに耳を手渡します」

一方通行「クソ……クソッ……」

20000号「ではミサカはここでセロリたんが兎と猫どっちを取るかきのこの山を食べつつ優雅に見物するとしましょう」

一方通行「しかもきのこ派かよ……!」






どっち派も喧嘩しないで「き」のこの「山」とたけ「のこの」里で「きのこの山」にしよう編 完






だからきのこ派は…

このスレのせいで新刊内容が垣一ミコミサにしか見えなくなってきた……

>>445
これだからたけのこ派は……

>>450
垣一とみこみさがメジャーになる日も遠くないですね



――喫茶店


18000号「ほら、ていとくんアーン。ミサカの髪の毛ですよ」

垣根「食わねーよ!」

18000号「じゃあていとくんの髪の毛下さい」ジュル

垣根「何で涎垂らしてるんだよ!やらねーよ!? つーかお前あんま変わってなくね!?」

18000号「ミサカが調整されたのは暴力的な行為に出ないという事だけですし」

垣根「割と俺はカニバも直して欲しかったな……」

食蜂「……何なのその子ぉ?」

垣根「第三位のクローンだ」

食蜂「えーと、それは解るんだけどぉ」

18000号「ていとくんに色目使わないで下さいよこの泥棒猫!」

食蜂「性格悪ぅ……」イラッ



18000号「妹達みんながみんなアナタの事好きな訳では無いですからね」

垣根「好きっていえばお前、18989号とは仲良くしてんのか?」

食蜂「偶にメールはするわよぉ」

垣根「何か妹達って結構簡単に学園都市に帰ってこれるみたいだしデートにでも誘ってってやれよ」

食蜂「え、えぇ……」

18000号「でも18989号はもうみさきちの事好きじゃないですよとミサカは衝撃の事実をお伝えします」

垣根「マジか!?あんなベタ惚れだったのに!?」

食蜂「…………」

18000号「海外移住を切欠に吹っ切れたのかもしれませんねとミサカは推察します」

垣根「はー……案外簡単に心変わりするもんだなぁ」チラッ

食蜂「な、何ぃ?」

垣根「いや、何でも無ぇ」



18000号「それよりていとくんの話をして頂きたいのですが」

18000号「折角ていとくんの事好きなまま帰ってこれた訳ですしとミサカは芳川桔梗と布束砥信に感謝します」

食蜂「……」

垣根「でも俺一方通行が好きだしな……諦めてくれ」

18000号「そんな一言でミサカの想いを片付ける気ですか?」

食蜂「……」

垣根「つーか、長文で振られても嫌だろ……」

18000号「流石ていとくん、優しいですねとミサカはていとくんの肩に顔を寄せます」スリスリ

垣根(カニバ趣味じゃなきゃなぁ……)

食蜂「垣根さんにそういう事するのは第一位さんの役目なのにぃ」

18000号「でもモヤシはていとくんの事振りましたよねとミサカは確認します」

垣根「ぐっ」

食蜂「いいえ。まだまだこれからチャンスは有るわぁ!」



垣根「そうだよな。うん、今デレ期だし……」

18000号「デレ期!? あのモヤシがですか?」

食蜂「そうよぉ、垣根さんが諦めないでアプローチし続けたからねぇ」

18000号「そんなにあのモヤシが好きですか……まぁ、ミサカはていとくんのそういう所が好きなんですが」

食蜂「第一位さんの事好きな垣根さんが好きなのぉ?」

18000号「違います。振られても諦めない努力家な所ですよとミサカは自信満々に告白します」

垣根(努力、なぁ……)

18000号「で、ていとくんはミサカの事好きですか?」

垣根「一方通行が好きだ」

18000号「む……ブレないですね」

垣根「そうでもねぇよ。今まで以上に一方通行が好きになったからな」

18000号「今のどこに好感度が上がる要素が……? とミサカは疑問を持ちます」



垣根「俺は24時間1分1秒も欠かさず一方通行の事考えてるからな」フッ

18000号「奇遇ですねミサカも24時間1分1秒も欠かさずていとくんの事考えてますよ」

食蜂「私も24時間1分1秒も欠かさず御坂さんの事考えてるわぁ」

垣根「……一方通行は一日にどれ位俺の事考えてくれてるんだろうな」

食蜂「……」

18000号「ていとくんは一日にどれ位御坂の事考えてますか?」

垣根「あんまり」

18000号「ではその位ではないでしょうか」

垣根「いや、今思えば思ったよりお前の事考えてたわ。うん」

食蜂「垣根さんが保身に走ってる……!」

18000号「そうですか。ではミサカと結婚しましょうとミサカはプロポーズします」

垣根「悪ぃ、本当はそこまでお前の事考えて無かったわ」

食蜂「垣根さんがどっちにしろ保身に走るわぁ……」



垣根「お前はどうしたら俺の事諦めるんだ?」

18000号「どうされても諦めませんとミサカは断言します」

垣根「でも諦めた方がお前の為でも有るんじゃねーの?」

18000号「何でていとくんが勝手に決めるんですかとミサカは批判します」

食蜂「……」

垣根「でも実際俺は絶対お前の事好きにならねぇし」

18000号「そんなの解らないですし、もう絶対駄目だと思ったら自分で諦めくらいはつけられますよ」

垣根「諦めないんじゃねぇのかよ」

18000号「もしもの話です」

食蜂「…………」ピッ

18000号「やっぱいいですていとくんの事は今直ぐ諦めます」

垣根「何してんだ!?」

食蜂「うーん、迷惑そうだったからぁ?」

垣根「何で疑問系なんだよ……」



18000号「何故か解りませんが急激に冷めました」

食蜂「戻した方がいいのぉ?」

垣根「うーん……正直こっちの方が楽っちゃ楽だが……」

食蜂「確かに楽よねぇ……」

食蜂(でも私は別に楽だからそうした訳じゃなくて18989号の事を思ってやったわけでぇ……)

18000号「ではミサカは退席させて頂きます」

垣根「……ちょっと戻してみてくれ」

食蜂「はぁい」ピッ

18000号「ハッ……大丈夫です、ていとくん。ミサカはまだていとくんの事好きですよ」ギロッ

食蜂「」ビクッ



食蜂「やっぱりさっきの状態にしましょうよぉ」

18000号「やめて下さい。射殺しますよとミサカは脅しをかけます」

食蜂「御坂さんのクローンなのに優しくないわねぇ」

垣根「まぁこの状態でもいいんじゃねーの?」

食蜂「いいのぉ?」

垣根「俺と一方通行がくっついたら諦めるだろうからな」フフッ

垣根(能力使って諦めさせんのも後味悪ぃし……)

18000号「ていとくんこそ諦めた方が身の為な気がしますが」

垣根「いや、俺は結ばれるから。そういう運命だから」

18000号「ミサカもていとくんと一緒になる運命ですけどね」

垣根「お前の一緒は物理的な意味だろうが!」

食蜂(全然そんな気が無いのにこのままの状態でいいとかぁ……)

垣根(コイツ多分18989号に能力使って恋心消したんだろうな)






残酷な事するなぁ……編 完






そういあここのていと君はいつ
白くなるんじゃろか

乙なんだよ。今回オチがないんだよ


>>461-464
垣根ホワイト(意味深)

>>465
受験生に気を遣いました(嘘)




――喫茶店


垣根「俺が思うに一方通行が俺に全然靡かねぇのはイベントが足りねぇんじゃねぇかって」

18000号「ミサカはいつでも靡いてますがね」

食蜂「……イベント?」

垣根「プラス、インパクトな」

18000号「クローンって結構インパクト有ると思うんですがどうでしょうていとくん」

<イラッシャイマセー

垣根「いや、知らねぇ……ん? こっち来るの妹達じゃねぇか?それとも御坂か?」

食蜂「えっ!?御坂さん!?」

19090号「わっ……す、すいません。ミサカは妹達ですとミサカは謝罪します」ビクッ

食蜂「別に謝らなくてもいいけどぉ……何か用だった?」



19090号「えっと18000号、一緒に病院まで帰ってくれませんかとミサカはお願いします」

18000号「……ミサカですか? とミサカはあからさまに嫌がります」

19090号「しかしとても一人で帰れませんとミサカは先程の光景を思い出して震えます」

18000号「何か有ったのですか?」

19090号「……白い……猫耳……こう……ニタァっと」

18000号「何を言ってるのか解りませんがていとくんと至福の時を味わいたいので。とミサカは19090号の申し出を拒否します」

垣根「……なぁ、19090号。お前、可愛いな」

食蜂「!?」

18000号「!?」

19090号「は、え……ななななななんですかいきなりとミサカは後ずさりします」

18000号「帰りましょう19090号! とミサカは19090号の腕を掴みます」

19090号「ひっ! ま、待って下さい18000号。痛いですとミサカは抗議します」



垣根「行ったか……」

食蜂「垣根さん……何で!?可愛って何ぃ!? 第一位さんはぁ!?」

垣根「いや、今のは帰って貰おうと思っただけで、実際に可愛いとは思って無ぇよ」

食蜂「み、御坂さんが可愛く無いって言うのぉ!?」

垣根「いや、可愛いけど」

食蜂「第一位さんはぁ!?」

垣根「解った!一方通行は可愛い!御坂はカッコイイ!それでいいだろ!」

食蜂「そうね……御坂さんは可愛いよりカッコイイわね。えっとぉ……イベントって?」

垣根「例えばラノベやアニメの主人公とヒロインは大体運命的な出会いをするだろ」

食蜂「親方、空から女の子が! みたいなぁ?」

垣根「あぁ、それはインパクトもあるよな。何つーか運命的な感じ?」

食蜂「つまり垣根さんは第一位さんとの出会いを運命的にやり直したいのぉ?」

垣根「いや。それは無理だし、俺が欲しいイベントっつうのは携帯のペア契約とか、偶々着替え覗いちゃったりとか……」



食蜂「恋人ごっこをしたりとぁ、お泊りしたり、コスプレとか見ちゃったり?」

垣根「それだ。俺と一方通行の間にはそういうのが全っ然無い」

食蜂「でも一緒にご飯食べたりしたじゃないのぉ」

垣根「二人きりで食った事は無ぇ……」

食蜂「あぁ……でも垣根さんの料理美味しいって言ってたじゃない」

垣根「ああ、一方通行が今まで嵌ったコーヒーの銘柄とか好きな食べ物とかを調べて一方通行の味覚に合うように研究したからな」

食蜂「愛ねぇ」

垣根「愛だ。つーかお前、御坂の飲み終わった空き缶拾ってタワー作ってるって話だったけどアレどうなったんだ?」

食蜂「最近天井に届いたわぁ」

垣根「おめでとう」

食蜂「えぇ、あ、これ2タワー目よぉ」

垣根「単位がタワーなのか……」



食蜂「垣根さんも集めればいいのにぃ。第一位さんが飲んだ後のコーヒーの空き缶」

垣根「俺はいい。そんなのが部屋に有ったら一日それを舐める事に費やしちまう」

食蜂「そっかぁ……ところで御坂さんと私があんまり進展しないのはもしかして目標が無いからじゃないかと思うのよねぇ」

垣根「目標? 学園都市の法律を変えて御坂と結婚するんだろ?」

食蜂「確かにそれが最終的な目標だけどぉ、例えば手を繋ぐとか名前で呼ぶとかそういう小さい目標よぉ」

垣根「あー……計画的に進めて行くんだな……」

食蜂「御坂さんの名前を呼ぶのと手を繋ぐのとどっちを目標にしようかしらぁ」

垣根「名前……そういや一方通行って名前何なんだろ……」

食蜂「同居人にも能力名なのよねぇ……もしかして本名が山田太郎とかで隠してるのかもしれないわぁ……」

垣根「山田太郎……いや、俺はそれでも好きだ! それに鈴科百合子かもしれねぇ!」

食蜂「多分男だと思うんだけど、どうなのかしらぁ」

垣根「やべーな。鈴科百合子だったらどうしよ」

食蜂「どうしよって、願ったり叶ったりじゃないの?」

垣根「そうだけど、相手が女の子だったら俺すげぇ変態じゃね?」

食蜂「ん?」

垣根「えっ?」

食蜂「えーと……そろそろお開きにしましょうかぁ」

垣根「? あぁ。じゃあ頑張って進展させろよ」

食蜂「えぇ、じゃあねぇ」



――公園

垣根(来るなって言われたけど一方通行の家行くかな)

垣根(だが一方通行が家来るとも言ってたし……言ったっきり来て無ぇけど)

垣根「ん?」

垣根(あそこのベンチでパーカー被ってるやつ……間違い無ぇ。あの背格好は一方通行!)

垣根「おーい、一方通行ー!」ダッ

一方通行「…………」

垣根「何でパーカー被ってんだ? 取れよ」バサッ

一方通行(猫耳)「…………」ピョコッ

垣根「」

垣根(何これ。何で一方通行は猫耳?)

一方通行「…………杖がさ」

垣根「あ、あぁ」

一方通行「折れたンだよ……」

垣根「あー……そうか……」

垣根(いやそれより猫耳の説明をしてくれ!可愛いんだよ!取れ!どうにかなるだろ!やっぱ取るな!)



一方通行「充電も殆ど無ェ」

垣根(何が有ったんだよ……特に猫耳。何で落ち込んでんだよ何で猫耳なんだよ)

垣根「……送ってやろうか?」

一方通行「…………帰りたく無ェ」

垣根(帰りたくない→泊めて欲しい→夜明けのコーヒー→恋人→結婚)

垣根(俺は初めては結婚初夜にしたいが一方通行がしたいなら身体からの関係でも……うん)

垣根「っななななな、なら家に泊まるか?」

一方通行「…………」

垣根「……」

一方通行「………………オマエがいいなら」

垣根(お 泊 り イ ベ ン ト !!)

垣根(しかも猫耳ありがとう神様。あ、やっぱ信じてねぇからサンタに感謝しとこう。サンタは多分いるからな)

垣根(ありがとうサンタ!)



一方通行「……手」

垣根「え?何?手?」

一方通行「杖折れてるから支えが無ェと歩けねェンだよ……」

垣根「うっ……ごめん一方通行、ちょっとトイレ行って来る」

一方通行「はァ? ……早くしろよ」

垣根(やべぇ、何で猫耳取らないんだよ。やべぇよ色々)ダッ

一方通行(ン? ……そういや俺今猫耳……)

一方通行(あァァァァァァ!見られたァァァァ!)

一方通行(19090号との話も結局失敗したしイイ事無ェなァ……)










垣根(猫耳猫耳猫耳一方通行一方通行部屋猫耳猫耳ベッド手手手猫耳猫耳可愛い猫耳猫耳手ベッド猫耳猫耳)

垣根「…………ふぅ」






垣根ホワイト編 完





あれ?ここの一方さんチョーカーと杖使ってたっけ?

空港で20000号が尻に顔突っ込んでた時も思ったが
ここの一方通行の流されやすさはやばい
垣根がうまくやれば次回はピロートークになるはず

>>487
使ってます
偶にいきなり走り出したりしてますがスイッチを切り替えて能力を使って走ってます

因みに>>151の垣根の長台詞に「一方通行の杖になって四六時中手を繋ぎたい」
って入れるはずだったのですが入れ忘れました。


>>489
ここぞという時にうまくやれないのが垣根
垣根ほど片思いが似合う男もいない気がします



ところでこのスレが某所でヤンデレ男性キャラのいるSSとして紹介されてたけど誰の事なんでしょうか。
垣根?上条さん……?



<……ニャー

19090号「む……猫でしょうかとミサカは路地裏を覗きます」

<ニャー

19090号「にゃー、とミサカは猫の鳴き真似で路地裏の猫を誘き出そうとします」

19090号「…………出てきませんね……暗い所にはあまり入りたく無いのですが、仕方有りません」

19090号「見るだけ……あわよくばちょっと触りたいと妄想しつつミサカは路地裏に足を踏み入れます」

<ニャー

19090号「この角の向こうですねとミサカは早足で猫を迎えに行き……」タッタッタ

一方通行「ニャー……よォ、会いたかったぜ」

19090号「回れ右、とミサカは見なかった事にしてこの場を離れます」ガクガク

一方通行「まァ、待てよ」ガシッ

19090号「ひぃいいいいいいぃぃいああああああああああああ肩に白い手がぁぁぁぁ」ガクガクガクガク

一方通行(コイツほンとにビビリだな)

19090号「うわあああぁ細いいぃぃい怖いいいぃ」

一方通行「細いのは別にイイだろ……」



19090号「み、ミサカネットワークで応援を……」

一方通行「待て。MNWに繋ぐと、えっと、あの、アレ、爆発するからやめろ」

19090号「何がですか!? ……あ、ミサカの血管がとかそういうアレデスカ?」ガクガク

一方通行「違っ、そのオマエだけに見て欲しい物が有ンだよ!」

一方通行「見てくれ!」バサッ

19090号「……! 猫耳!」

一方通行「頼む。少しでいいから俺と話してくれ」

19090号(猫耳男子……しかし一方通行ですとミサカは命と猫耳を天秤にかけます)ゴクリ

19090号(でも中世的イケメンアルビノ猫耳男子なんて、これはもう二度とお目にかかれないでしょう……!)

19090号「…………す、少しだけならとミサカは猫耳の誘惑に負けて誘いに乗ります」

一方通行(っしゃァ!)



一方通行「あァー……まず、オマエは俺の事怖ェのか?」

19090号「怖いですしあんまり好きじゃないですとミサカは即答します」

一方通行「そ、そォか……俺の何が怖ェンだよ」

一方通行(御坂さンと同じ顔で好きじゃないって言われた……)ズーン

19090号「え……顔と身体と性格ですかね……とミサカは一方通行の存在を全否定します」

一方通行「オマエ、ビビリのフリして俺を貶めたいだけじゃねェのか!?」

19090号「ひっ」ビクッ

一方通行「あ、わ、悪ィ……」

19090号「……いえ。いいんです、ミサカなんて所詮ゴミ屑同然に殺される為だけに生産された単価18万円の実験動物なんですから」ガクガク

19090号「人間様の一方通行さんに意見して申し訳ありませんでした土下座しますのでどうか命だけはとミサカは額を地面に擦り付けます」

一方通行「なンかこっちの心が痛いンですけどォ!? 何もしねェからやめろ!」

19090号「ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます」

一方通行「やめろ」

一方通行(こわい)



一方通行「……19090号、俺は確かに実験受けるつったけどよォ、今はそンな事全然思って無ェ」

19090号「……そうなんですか? とミサカはおそるおそる顔を上げます」

一方通行「あァ」

19090号「………………しかし、二万人殺す事に一度でも了承したというのは事実ですよね」

一方通行「それは……そォだな」

19090号「実験が変更されなくても貴方は実験を開始したと思うのですが」

一方通行「……」

19090号「ミサカは別に殺された訳でも有りませんし、貴方に何の恨みも有りませんが貴方の事は凄く怖いですとミサカは胸中を吐露します」

一方通行「…………」

19090号「貴方が殺そうと思えばいつでもミサカなんていつでも死んじゃう訳ですし……」

19090号「でも、ミサカの為にそんな猫耳まで着けて話をしに来てくれたんですね」

19090号「もしかしたらミサカは貴方の事を、誤解していたのかもしれません……」

一方通行「19090号……」

19090号「一方通行……ミサカはもう少し、貴方と仲良く……」

一方通行(良い感じだな……ここで笑顔になればコイツの印象ももっと良くなるンじゃねェか?)

一方通行「あァ、俺もオマエともォ少し仲良くしてェな」ニタァァァァァァ

19090号「」

19090号「あ、ひっ……やっぱりしたくありません!とミサカは鳥肌を立たせながら走り去ります」ダッ

一方通行「はァ!?」



19090号(駄目です!いくら猫耳でもあの顔だと恐怖の方が大きいです!)

19090号(仲良くなって油断させてからミサカを殺る気かもしれません!)

19090号(まさかお姉様に好意を抱いてる様子なのに一向にお姉様に手を出す気配も無く、番外個体や20000号にも反応しないのは……)

19090号(一方通行がネクロフィリアだからなのでは……!?)

19090号(お姉様を含む妹達でハーレム築いた挙句の果てには全員惨殺して死体を集めて家に飾るんだ……とミサカは己の妄想に震えます)

一方通行「なァ!」

19090号「ひゃいいいい!? 何で軍用クローンに追いつけるんですか!?」

一方通行「能力使ってるに決まってンだろ! 何で急に逃げるンだよ!」

19090号(能力使ってる=殺す準備万端って事じゃないですか……!)

19090号「…………ごめんなさい! とミサカは一方通行が手に持っている杖を蹴り飛ばします!」ガンッ

一方通行「はァァァァ゛ァァ!? オマエ、ぶっ殺してやろォか!!?あァ゛!?」

19090号「ひぎぃいいいぃいいぃぃすいませんでしたあっぁぁぁあああ!とミサカは謝罪しつつも全力疾走を続けます」ジワッ

一方通行(ぐっ、涙目……追いかけ辛ェ……!)

一方通行(しかもバッテリーが……あァァ、ちゃンと電池残量確認しときゃァ良かった……杖の方に行くか……)



――公園


一方通行「折れてる……」

一方通行(杖、持ってねェで路地裏に投げ捨てて来た方が良かったな……)

一方通行「まァ、軍用だもンなあいつ等……脚力もすげェに決まってるか……」

一方通行「……猫耳つけた位で俺の事好きになる訳も無ェ」

一方通行「内心(コイツ気持ち悪いんだよ!早死にしろ蛆虫!)とか思ってたけど殺されない為の演技だったのかもしれねェ」

一方通行「だから限界が来て急に走り出したのかもな……」
※妹達に拒絶された事が無いので凄いショックを受けている

一方通行(……もしかして打ち止めや番外個体や20000号も俺に媚売ってるだけなンじゃねェのか?)
※御坂の顔に拒絶された事にも物凄くショックを受けて卑屈になっている

一方通行(そォだよな……殺される予定だった上に普通に了承した俺の事好きな奴なンている訳無ェよ)

一方通行(アイツ等が好意的だから忘れてたけど、さっきみてェな反応の方が普通だ……)

一方通行(御坂さンは多分俺が最初の実験了承してた事知らねェンだろォな……)

一方通行「…………もォ何も考えたく無ェ」

一方通行「……寒ィ……でも帰りたく無ェ……クッシュン」

一方通行(フード被れば大分マシになっかな……)

一方通行「…………寒ィなァ…………」



――30分後


垣根「おーい、一方通行ー!」ダッ

一方通行(…………垣根か)

垣根「何でパーカー被ってんだ? 取れよ」バサッ

一方通行(猫耳)「…………」ピョコッ

垣根「」

一方通行「…………杖がさ」

垣根「あ、あぁ」

一方通行「折れたンだよ……」

垣根「あー……そうか……」

一方通行「充電も殆ど無ェ」

垣根「……送ってやろうか?」

一方通行「…………帰りたく無ェ」

垣根「っななななな、なら家に泊まるか?」

一方通行「…………」

垣根「……」

一方通行「………………オマエがいいなら」

一方通行「……手」

垣根「え?何?手?」

一方通行「杖折れてるから支えが無ェと歩けねェンだよ……」

垣根「うっ……ごめん一方通行、ちょっとトイレ行って来る」

一方通行「はァ? ……早くしろよ」

一方通行(ン? ……そういや俺今猫耳……)

一方通行(あァァァァァァ!見られたァァァァ!)

一方通行(19090号との話も結局失敗したしイイ事無ェなァ……)



垣根「待たせたな! じゃ、じゃあ、行こうぜ。手を繋いで!」ガチガチ

垣根(あ、猫耳取ったのか……)

一方通行「いや、別に俺がオマエの腕掴む位で……」

垣根「腕組むって事か!?」

一方通行「いや、服引っ張るくらいで」

垣根「……いや、待て。一方通行、俺がお前を抱えて飛べば万事解決じゃねぇか?」

一方通行「あァー……じゃあ、俵抱きで頼む」

垣根「安定感重視のお姫様抱「俵抱きで」

垣根「……うん」

――――――
―――


垣根(で、その後は普通に帰宅)

垣根(途中で一方通行が『オマエ、あったかいな』とか言って)

垣根(俺のリトルていとくんから垣根ホワイトが量産されそうだったが堪えた)

垣根(そして今現在俺の家……二人きり……一方通行の態度……これはもう襲って欲しいとしか思えねぇ!)

垣根(……いつ襲えばいいんだ?寝る時?遅い?今?急ぎすぎ?ああああ誰か助けてくれ!食蜂!心理定規!番外個体!)

垣根(俺はどうすればいいの!!?ねぇ!)



垣根「あー……とりあえずコーヒー淹れたけど飲むか?」

一方通行「……飲む」

垣根「…………」

一方通行「…………」

垣根「…………ふ、二人きりってちょっとドキドキするな!」

一方通行「……………そォか?」

垣根(アレ? 怒んねぇの?)

垣根(じゃあ抱きしめても……………いや流石に怒るか?早いか? いや、でもツンデレだし……)

垣根「……一方通行!」ギュッ

一方通行「うォ!?」

垣根「…………」

一方通行「………」

垣根(抵抗しない……だと……)

一方通行(ここで暴れると上のクソガキに感付かれるかもしれねェンだよなァ……)



垣根(これはイける……多分イけるんだが……)

垣根「…………お前、今日何か落ち込んでるよな?」

一方通行「……いや」

垣根(しおらしくて可愛い……が)

垣根「このままの流れでしたら俺が何か一方通行が弱ってる所に漬け込んでるみたいになるだろ!」

一方通行「は、はァ?」

垣根「振られて傷心の所を狙って告白しましたみたいな?」

垣根「そういうのって俺付き合った後も引きずるんじゃねぇかって思うんだよ!」

一方通行「何言ってンだ……?」

垣根「全然駄目だ……気分が乗らねぇ!」

垣根「あの時は寂しかったから誰でも良かった。お互いの事は忘れようとかって!」

垣根「こんな感じで付き合ったらちょっと喧嘩したらもう破局になるじゃねぇか!?」

一方通行「???」

垣根「そう思うと身が入らねぇんだ! もっとこう、普通にシリアスな雰囲気を纏わないでいちゃつきたい!」

垣根「何で落ち込んでんだよ!?」

一方通行「いや、別に落ち込んで無ェって……」

垣根「教えてくれ! 俺が何とかしてやるから!」

一方通行「!」

垣根「それともただ具合が悪いとかそういう事なのか? 何かして欲しかったら言えよ」ナデナデ

一方通行「…………!」



――同時刻 黄泉川家


打ち止め「ちゅうもーく! あの人のベッド下から出てきた戦隊物のDVDとか仮面ライダー系の漫画とかについて考察したよ!」

番外個体「あぁ、あの第一位だけが隠せてると思ってる特撮ヒーロー物とかだね」

20000号「セロリたんは戦隊物では一貫してレッドがお好きですよね」

打ち止め「漫画のページのしわの寄り方でどのページや台詞が好きか考察したのってミサカはミサカは発表してみたり」

20000号「ほう、でどうだったのですか?」

打ち止め「えっとね。あの人は多分『俺が守ってやる』とか『俺が何とかしてやる』とかそういうのが好きなんじゃないかな」

番外個体「あー……やっぱ主人公系なんだ」

20000号「確かに主人公がヒロインのピンチに助けに来るシーンは読み込んでいる感じでしたね」

打ち止め「頼りになって優しくて、偶に強引ででもお人好し」

打ち止め(アレ?削板軍覇ってまさかあの人のドストライク? ううん、でもキハラと07777号がいるし……)

20000号「第一位で有るが故にむしろ誰かに守られたい願望を抱いているのかもしれませんとミサカは冷静に分析します」

番外個体「第一位はツンデレだけど本質は甘えん坊って事? じゃあ次からは赤ちゃんプレイだね☆」

打ち止め「それは極端。つまりあの人は保護者系が好きって事で、キハラが好みのタイプってなのってミサカはミサカは主張してみたり!」

番外個体「ミサカ第一位が帰ってきたら頭撫でてあげよー」

20000号「帰ってこないかもしれませんがねとミサカはセロリたんが割と豆腐メンタルな事を心配します」

打ち止め「何の話?」

20000号「いえ、こちらの話です。ところで上位個体、此処にセロリたんの猫耳写真が有るのですが」

打ち止め「話を聞こうじゃないかってミサカはミサカはお偉いさんのようにソファーにふんぞり返ってみたり!」















垣根「一方通行?」

一方通行「い、いや……何でも無ェ」ソワソワ






一方通行ルート確率変動開始編 完




ついにきたか
そしてみこみさもくるか……?


頑張れ垣根


ていとくんガンバ

なんだこのほだされやすい第一位…
危なっかしいから俺がもらってくわ

>>504
みこみさはちょっとずつ一応進んでいます

>>506>>507
ていとくんはいつでも全力です

>>511
やらん




――常盤台(御坂、白井の部屋)


食蜂「美琴……美琴…………みことみこと……!」

食蜂(昨日メモ帳にあだ名とか考えて書いたけど名前が一番いいわよねぇ)

食蜂「それともやっぱみこみこの方が親しげ……?」

食蜂「うーん……いえ、美琴でいくわぁ!」コンコン

御坂「はーい」ガチャ

食蜂「うっ……み、御坂さん……」ベチャアァアァ

御坂「」

食蜂(ふっ、私が血まみれで驚いてるわねぇ)

食蜂(血じゃなくてペンキだけどぉ)

食蜂(ここで苦しむフリをすれば……!)



御坂『しょ、食蜂、アンタそれどうしたの!?』

食蜂『実は御坂さんを狙う謎の組織に狙われて……なんとか勝ったけどもう駄目かもしれないわぁ』

御坂『そんな!私の為にそんな事を!?』

食蜂『御坂さん……』←倒れる

御坂『喋らなくていいわ!』←膝枕をしてくれる

食蜂『でも、最後に御坂さんの事名前で呼びたかったな……呼んでもいい?』

御坂『いいわよ!幾らでも呼びなさいよ!』

食蜂『じゃあ、私の事も名前で呼んでくれる……?』

御坂『うん……操祈……!』

食蜂『美琴……!』



食蜂(そして二人の唇がふれあい、愛の力で私が生き返ってゴールイン!)

御坂「しょ、食蜂……アンタ」

食蜂「実は御坂さんを狙う謎のs」

御坂「ペンキくっっさっっっ!」

食蜂「えっ」

御坂「ペンキに頭突っ込んだの?」

食蜂「えっと……その、ねぇ? これは血でぇ……」

御坂「血って、どこにも外傷無いじゃないの」

食蜂「…………空気を読みなさいよぉ!」

御坂「何がよ!?」イラッ

食蜂「そ、そんなんだから、みみみみみみみ、みこ、みみみみっ、見越し入道に似てるって言われるのよぉ!」

御坂「言われた事無いわよ!?しかも見越し入道って男でしょ!せめてろくろ首じゃないの!?」

御坂「ていうかそもそも首長くないから!」

食蜂「な、何か意外とグイグイ突っ込んで来るわねぇ……」

白井「あの……」



御坂「あ、黒子。おかえり」

食蜂「あら、白井さん」

白井「部屋の前で何を……ペンキ臭っ! ペンキに頭突っ込んだんですの!?」

食蜂「違う!これは血なの!」

白井「血ってどこにも傷がありませんが……」

食蜂「謎の組織にやられたの!」

白井「な、謎の組織?」

御坂「つーか、アンタ髪長いのによくペンキ被ったわね」

食蜂「血!」

御坂「解った解った。血なのね?」

食蜂「そう!」

御坂「じゃあ黒子に頼んで風紀委員で謎の組織を調査して貰いましょう」

食蜂「えっ」

御坂「普通に傷害事件だし」

白井「まぁ、確かにそうですわね……」



食蜂「別にそこまでしてくれなくても……その、軽く死にかけてるだけだからぁ……」

御坂「死にかけに軽くとか有るの?」

白井「支部で事情聴取します? テレポートで今直ぐ行けますわよ」

食蜂「いや、これは……」

御坂「血なんでしょ?」

食蜂「…………………」

御坂「…………………」

白井「…………………」

食蜂「そうよ!ペンキよぉ!赤いペンキ!自分で被ったのよ!」

御坂「あ、事故とかじゃないんだ!?」

白井「何故ペンキを被る必要が……?」

食蜂「何故って、そのぉ…………」



食蜂「ど、ドッキリ……?」

御坂「…………………」

食蜂「…………………」

白井「…………………」

御坂「…………………何で?」

食蜂「いや、その、御坂さんを驚かせようと?」

御坂「何で?」

食蜂「お、驚く御坂さんが見たくて?」

御坂「何で?」

食蜂「!?」

食蜂「あ、え、その……」オロオロ

食蜂「…………あ、用事思い出したわぁ!」ダッ

御坂「逃げた!」

白井「逃げましたわね」

<ニゲテナイシ! ヨウジオモイダシタダケダシィ!

御坂「耳いいわね……」

白井「用事が有ったとしてもあの状態でどうやって行くのでしょう?」

御坂「普通にシャワー浴びてくんじゃないの?」

白井「いえ、今日は点検で断水ですのでシャワーは使えませんわよ」

御坂「…………」

<ミサカサーン!

御坂「あ、戻って来たわ」



食蜂「シャワーが……シャワーがぁ……!」

御坂「使えなかったのね」

食蜂「……どうしよ?」

御坂「アンタも何で今日ペンキ被っちゃうのよ」

白井「銭湯までテレポートして差し上げましょうか?」

御坂「こんなペンキ女が来たら追い返されるんじゃない?」

食蜂「ペンキ女!?」

白井「ではどこに?」

食蜂「えぇー……じゃあ、ちょっと携帯で地図出すから待ってぇ」カチカチ

食蜂「この画面の地図のマンションに飛ばして頂戴」

御坂(垣根さんと一方通行の家……)

御坂「えっ!? 誰の家でお風呂に入るつもりなの!?」

食蜂「垣根さんの家で……」

白井「誰ですの?」

食蜂「用事も有るし丁度いいかと思ってぇ」

御坂「良くないでしょ!?男の人の家でお風呂って……! 大体、着替えとかは!?」

食蜂「垣根さんの家に有るしぃ……」

御坂「有るの!?何で!? アンタは彼女か!?」

食蜂「な! 垣根さんに彼女なんか出来る訳無いでしょ!?」

御坂「……それもそうね」

白井「垣根さんはどういう人なんですの? 凄く気になりますわ……」

食蜂「気になっても紹介してあげないんだゾ☆」

白井(何かムカつく……)ピトッ

食蜂「まぁ相手にされないだろうけど白井さんがどうしてもって言うなr」シュンッ

バサッ

白井「ん、何か落ちましたわね」

御坂「メモ帳……?」



御坂「…………」

ーーーーーーーーーー
美琴さん
美琴ちゃん
美琴
美琴たん
美琴りん
みこたん
みこちゃん
みこっちゃん
みこりん
みこぴー
みこみこ
みこっち
ーーーーーーーーーー

御坂「あぁー………だから見越し入道なのね」

白井(お姉様が物凄く内容が気になる呟きを……)

白井「とりあえず部屋に入りましょうお姉様」

御坂「ん、そうね」

御坂(どう繋がるのかが全然解らないけどもしかして名前呼びの為にペンキを被ったのかしら……)



御坂「…………」

御坂「…………」カキカキ

白井「お姉様、人のメモ帳に勝手にメモをするのは流石に如何な物かと……」

御坂「アイツのだからいいのよ」

白井「……仲がよろしいんですのね」

御坂「良くないわよ。ただ向こうがチョッカイ出してくるだけ」

白井「でも前のお姉様なら普通に流してましたわ」

御坂「あー……まぁ、反応が面白いし?」

白井「……別に恋人になったとか、告白されたとかではないんですのね?」

御坂「ゲホッ!アンタ何言ってんの!?」

白井「もしかして食蜂操祈がお姉様の事が好きでちょっかいかけてしまう性格で」

御坂「……うん」

白井「お姉様は今まで普通に腹を立てていたのになんだかの理由で自分が好きだと知り」

御坂「……うん」

白井「そう思ったらちょっと可愛いと……」

御坂「可愛くは無い!可愛くは思ってないわ!思って無いったら思ってないの!思ってないから!!思ってないからね!?」


ーーーーーーーーーー
美琴さん
美琴ちゃん
美琴
美琴たん
美琴りん
みこたん
みこちゃん
みこっちゃん
みこりん
みこぴー
みこみこ
みこっち

操祈へ
他は気持ち悪いから呼ぶなら美琴にしなさい
ーーーーーーーーーー






みさきみこと編 完





ていとくん何してるかな

乙ー
みさきちが健気可愛い

テレポートの限界飛距離の事忘れてた
>>524から>>525の間で黒子が何回か飛んでみさきちを送った事にしといて下さい

>>527
今回はその話です

>>528
健気というかアホ……?



――垣根家


垣根「一方通行?」

一方通行「い、いや……何でも無ェ」ソワソワ

一方通行(落ち着けこれは垣根これは垣根これは垣根……ただの変態だ)

一方通行(御坂さンの事考えよう……御坂さン御坂さン……御坂さン……御坂さン……)

一方通行(……御坂さン)ズーン

垣根(何なんだよ……)

垣根「えーと、泊めるのはいいんだけどよ。ベッド一つしか無ぇぞ?」

一方通行「別に構わねェよ」

垣根「……それはもしかして俺と一緒に添いn」

一方通行「俺はソファーで寝ればいいだろ」

垣根「は?」



一方通行「だから、俺がソファーでオマエがベッドで寝ればいいだろ」

垣根「……じゃあ俺がソファーで寝るからお前はベッドな」

垣根(一方通行が使った後のベッドが使えねぇだろぉおおが!)

一方通行「いや、意味解ンねェ。体格的に俺がソファーだろ」

垣根「でもお前客じゃん?」

一方通行「だったら尚更俺がソファーじゃねェの」

垣根(何で妙な所で常識を発揮しようとすんだよ!)

垣根(どうする……どうすれば一方通行が納得するんだ……)

垣根「解った。じゃあ俺は寝ない!」

一方通行「は?」

垣根「それならいいだろ!?」

携帯からです。

何か調子悪くてパソコンから繋がらないので
残りの投下は夜にします
すいません



一方通行「まァ……そォだが。オマエはそれでいいのかよ?」

垣根「あぁ……俺は……」

垣根(一方通行が包まった後の布団で寝たいとか言う訳には行かねぇ……絶対口聞いてくれなくなる)

垣根(じゃあ何て言えばいいんだ……『可愛いお前をソファーで寝かせる訳には行かねぇ』とか?)

垣根(いや、それはそれで引かれるんじゃねぇ?殴られるかもしれねぇ……)

垣根(でも確か今充電あとちょっとなんだよな)

垣根(しかも何故かコイツは今日家に帰りたくねぇらしいし、杖も折れてる)

垣根(つまり一方通行が充電完了する前になら……口説いても殴られねぇし、出て行かない!)

垣根「お前にちゃんと寝て欲しいし」

一方通行「別に俺は何処でも寝れるけどな」

垣根「でも、お前落ち込んでるだろ?」

一方通行「落ち込ンでねェっつてンだろ」

垣根「……一方通行」



垣根「俺はお前が心配なんだ」

一方通行「……」

垣根「……放っておけない」

一方通行「……っ」

一方通行(なンだコイツ……っ、的確に俺のツボをついてくる!!怖っ!)

垣根(何だ……何となく一方通行はこんな感じの台詞が好きな気がする……何でそう思うんだ?)

垣根(そんな話を一方通行とした事は勿論無ぇ。有るとしたら食蜂か御坂……御坂?)

垣根(! 一方通行……一方通行が食蜂に勧めた御坂攻めの同人誌!)※1スレ目70~71

垣根(思い出した……異様に御坂が男前で『守ってあげる』とか『何も心配しなくていいから』とか)

垣根(そんな感じの台詞が多かった!)

垣根(確か、どの御坂の性格も男前で世話焼きで微妙にS……)

一方通行(いや、垣根の言う事なンて聞き流しときゃいい。御坂さン御坂さン御坂さン……)



垣根「守ってやりたい……いや」

一方通行(御坂さン御坂さン御坂さン)

垣根「守らせろ」

一方通行(御坂さっ……)

垣根(よし、ここで一方通行の頭を軽く撫でる!)スッ

一方通行「触ンなァァァァァァァァァ!」バシッ

垣根「えっ」

一方通行「触ンな喋ンな俺の視界に入ンな!」

垣根「一方通行……?」

一方通行「喋るなって言ってンだろォがァァァ!殺されてェのか!?死ね!今直ぐ自殺しやがれ!」

垣根(何か俺の想像以上にドン引きしてる!)

垣根(やべぇ!『お前のベッドとか気持ち悪ィンだよ!』とか言って使わないかもしれねぇ!)



垣根「なぁ、一方通行、ベッド……」

一方通行「あァ!?俺がベッドで寝ればいいンだろ!?解ったからもォ喋ンじゃねェ!」

垣根(よかった……)ホッ

一方通行(俺は疲れてるだけ俺は疲れてるだけ俺は疲れてるだけ俺は疲れてるだけ俺は疲れてるだけ)

垣根「あ、そろそろ夕飯だけど何食う?」

一方通行「…………」ブツブツ…

垣根「一方通行?」

一方通行「あ?」

垣根「いや、夕飯何食うって話」

一方通行「あァー……」

垣根(一方通行は怒ってても可愛いな!)ジー



一方通行(コイツなんで俺の事見てンだよ……)

垣根「何でもいいぞ?」ニコッ

一方通行「目潰し!」ズブッ

垣根「ぎゃあああああああああ!目が!目があああああ!」ゴロゴロ

一方通行(よし……この無様な姿を見たら落ち着いてきた)

垣根「…………俺、今何か悪い事したか?」

一方通行「喋るなァァァ!」

一方通行(御坂さン御坂さン御坂さン御坂さン御坂さン……)

垣根(何……いや、ホントに何!?)

一方通行(そォだ、こンなセーター素肌に着てる様な変態と御坂さンだったら御坂さンの方が上に決まってンだろ)

一方通行(御坂さンは顔も整ってるしまァ、コイツも顔は整って……)

一方通行「だァァああああかァァァらァァァァ!そォじゃねェだろっ!!」

垣根「何がだよ!?」ビクッ

垣根(一方通行が解らない…………助けてくれ食蜂……)






挙動不審への恐怖が嬉しさに勝りつつある編 完




進めば進むほどみこみさは素晴らしいが垣一はキモイな

垣一馬鹿にすんなし最高だし
六巻も垣一だったし

>>1と一方通行のカップリングとかどうだろう?(迫真)

>>555
一方通行「そうだ……垣一なンてキモいだけだ……」

>>557
垣根「そうだ。垣一は最高だ」

>>558
どうせならとあるキャラ全員でハーレムを……

ちょっと忙しいので更新はもう暫くお待ち下さい
すいません



――垣根家


一方通行(トイレ行きてェ)

一方通行(垣根が俺の杖貰いに病院に行ってから帰って来ねェ。何処で道草食ってンだ)

一方通行(最悪這って行けばいい……と思っていたンだが)

<ガチャ

食蜂「ねぇ、第一位さん。お昼食べたぁ?」

一方通行「いや、まだだ」

食蜂「杖無いと歩けないのよねぇ?」

食蜂「何か食べ物持ってきましょうかぁ?」

一方通行「……いや、いい」

食蜂「そう?」



一方通行(食蜂が普通に垣根の家の合鍵持ってて入って来た)

一方通行(正直、トイレ行きたいっつゥ理由で食蜂の前で這うのは恥ずかしすぎる)

一方通行(まァ、そンなに遅くなる事も無ェだろォし待つか……)

一方通行(つゥかそれよりも)

一方通行「オマエ、風呂入りに来たじゃン?」

食蜂「えぇ」

一方通行「そォいうのって普通なのか?」

食蜂「そういうのってぇ?」

一方通行「いや……オマエ等付き合ってる訳じゃねェだろ?」

一方通行「なのに普通着替えとか家に置いてあって、合鍵とか持ってるもンなのか?」

食蜂(垣根さんの仲が良くて嫉妬してるのかしらぁ……?)

食蜂(前も浮気だとか叫んで落ち込んでたし……でもその後に垣根さんが好きだって言ってたし…)※言ってない

食蜂(でも垣根さんの家に泊まるくらい進んでるなら嫉妬する必要なんて無いような……)

食蜂(いえ、そういえば垣根さんが昨日の夜は何も無かったってメールで報告してたからつまり!)

食蜂(第一位さん的には昨日手を出して欲しかったのに何も無かったからナイーブなのね!)



食蜂「大丈夫よぉ、第一位さん。垣根さんは第一位さんの事が好きなんだからぁ」

一方通行「俺の事が好きだったとしてもバイだったらオマエ、手出されるンじゃねェか?」

一方通行(そンな事になったら御坂さンが悲しむだろォが……まァ、一番御坂さンを悲しませられるのは俺だがな!)

一方通行(はァ……)

食蜂「大丈夫よぉ。今までも何も無かったしぃ」

食蜂(別に私に手を出してるから第一位さんに手を出さない訳じゃないし)

食蜂(ていうか絶対垣根さん第一位さんの事襲うと思ったのにぃ……あっ)

食蜂(そういえば第一位さんからアクション起こしてくれないと何もしないんだっけぇ?)

食蜂(杖が折れたのは事故だから垣根さんの家に泊まってるのは仕方無い事として処理されたのかもぉ……)

食蜂「……第一位さん、垣根さんに泊めて貰った訳だしぃ、お礼とかしたらどうかしらぁ?」

一方通行「はァ?」

食蜂「プレゼントとかいいと思うわぁ!」

食蜂(プレゼント→垣根さんが第一位さんを襲う→おめでとう)

食蜂(ってなる筈!)

一方通行(まァ確かに泊めて貰ってるし、色々して貰ったけどプレゼントとかいきなり渡されても困るだろ……)



一方通行「大体アイツの趣味とか解ンねェし」

食蜂「大丈夫よぉ! 私が絶対に失敗しないプレゼントを選ぶ……ヘクシュッ!」

一方通行「おい、髪の毛生乾きじゃねェか」

食蜂「んー……長いとドライヤーかけるのも苦労するのよねぇ」

食蜂「垣根さんの家お風呂に入った後は、垣根さんにかけて貰うんだけどぉ」

一方通行「えっ」

食蜂「え?」

一方通行「……いや、いい。それより早く乾かして来い」

食蜂「はぁい」

一方通行「……あと、垣根の携帯番号教えてくれねェか」

食蜂「? いいけどぉ」

食蜂(むしろ今まで知らなかったのが驚きだわぁ……きっとシャイだから本人には言いだせなかったのねぇ)



――スーパー



垣根(昼飯は肉にして好感度アップさせよう)

垣根(やっぱ肉の定番といやぁ唐揚げだけど……アイツ肉なら何でもいい感も有るからな……悩みどころだ)

00001号「おや、こんにちは。垣根帝督、貴方も今日のおかずはお肉ですか?」

垣根「妹達か……あぁ、一方通行が肉好きだしな」

00001号「はぁ……何故一方通行が出てくるのでしょう?」

01442号「おや、その手に有るのは一方通行の杖では? とミサカはいきなり登場してみます」

垣根「アイツの杖折れたから代わりに取りに行ったんだよ」

01442号「成程。あまりにも一方通行好きが高じた結果一方通行の私物を盗み出したのかと思いました」

垣根「…………まぁそういう事を考えた事もあったけどな」

01442号「うわ、きもっ」

00001号「そういえば昨日から一方通行が帰らないと上位個体が憤慨していましたが、もしや」

木原「おい、一箇所に固まんな!迷惑だろ!」

垣根「うわっ、刺青の趣味悪っ」

木原「あぁ゛?」



00001号「こちらは木原数多、一方通行の能力を開発した父親の様な人ですよ」

01442号「一方通行も偶に研究所に顔出しに来ますしね」

垣根「えっ……し、失礼な事言ってすいません!その刺青やっぱ似合うと思います!」バッ

木原「土下座!!?」

垣根「えっと、は、始めましてお義父さん! お……僕、垣根帝督です!」

木原「お義父さん!? おい、お前らど、どど、どっちのだ!?」

00001号「ミサカはもうちょっと無口な人が好みです」

01442号「ミサカこんなにチャラいのはちょっと……」

木原「!?」

垣根(ん……?俺と一方通行は友達では無ぇよな? でも一緒に泊まったし……)

垣根(なんだかんだで引き止めて一緒に暮らす予定だし、俺は一方通行の事好きだから……つまり)

垣根「一方通行とは昨日同棲しはじめました!」

木原「」

00001号「」

01442号「」

垣根「昨日も一晩同じ屋根の下で過ごしたけど何もしてません!」

垣根「猫耳姿も見たけどなんとか自重しました!」

垣根「やっぱりそういうのは結婚初夜がいいかなって思ってます!」

垣根「でも一方通行がいいなら今直ぐにでもしたいと思ってます!」

垣根「お義父さん!息子さんを俺に下さい!!」

木原「」

00001号「」

01442号「」

垣根「幸せにします!」



木原「」

01442号「ど、同棲しているという証拠は有るんですか!?とミサカは詰め寄ります!」

00001号「それもそうですね。本当にその杖は盗んだのかもしれませんしとミサカは冷静になります」

垣根「証拠……っつても」

<愛に気付いて下さい♪ 僕が抱き締めてあげる♪

垣根「あ、(俺が一方的に登録していた)一方通行からだ……ちょっと待ってく」

木原「貸せ!」pi

垣根「あっ」

<もしもし……垣根か?

木原「…………」

<(トイレ行きてェから)早く帰って来てくンねェ?

木原「」バタッ



00001号「あまりのショックに倒れた!!」

01442号「大丈夫ですかお父様!」

垣根「大丈夫ですかお義父さん!」

木原「ぁ゛ぁぁ゛」ピクピク

00001号「苦しんでる……!」

垣根「お義父さん!気をしっかり!」

<おい、垣根?おい?何か声太くねェ?大丈夫か?

木原「ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!!」

垣根「お義父さん!お義父さん!お義父さーん!」

垣根(一体なんでこんな反応を……!? ……そうか!)

垣根「お義父さん!そんなに喜んでくれてありがとうございます!」

00001号「えっ」

木原「ぅぐぁ゛ぁ゛!!」

01442号「お父様がものすごく怒っています!」

<垣根?

垣根「あ、今帰るからもうちょっと待っててくれよ」

<ン

垣根(一方通行と初めて電話してしまった……ふふ)pi

垣根「お義父さん!家で一方通行が寂しがってるのでそろそろ行きます!」

垣根「近いうちに菓子折り持っていくので楽しみにしてて下さい!お義父さん!!」

木原「がぁ゛ぁ゛あ゛……」

木原「…………」

木原「」シーン

00001号01442号「「お父様ぁあああああああああああああああああああ!!」






お義父さん、高血圧編 完




最近忙しいので更新ペース落ちます
すいません

あとネタ切れてきたので練ってきます
誰かネタくれよ……

あまりにも本編が思いつかないので
2レスだけ小ネタを投下します



垣根「ふはははは、その縞々の服を剥いてやる!」

垣根「白い……滑らかで真っ白だな」

垣根「ぺろぺろしてやろう……!」ペロペロ

垣根「」ペロペロペロペロ

垣根「…………」サクサクサク

垣根「…………」ゴクン

垣根「食蜂、もう一個取ってくれ」

食蜂「はい」

垣根「2回戦だ!」フハハハハハ!

食蜂(ホワイトロリータを食べる時の垣根さんはテンションが高い)



食蜂「まだかしらぁ」ピコピコ

垣根「何がだよ」

食蜂「たまごがまだ孵化しないなぁって思ってぇ」ピコピコ

垣根「あー、ポケモンか。ちょっとやらせてくれ」

食蜂「いいわよぉ。はい」

垣根「どれ、手持ちは……」

ミコト♂(サンダース)
みさき♀(エーフィー)
みみ♀(イーブイ)
ミキト♂(イーブイ)
みさと♀(イーブイ)
たまご

垣根「……子供が欲しいのか」

食蜂「せめてゲームの中でくらい子供がいたっていいじゃない……」

未元物質使えば一時的に生やして妊娠させるとかできそうだよな

びっくりした
ていとくんが遂にカニバに目覚めたかとおもた

>>609
未元物質万能すぎですよね

>>612
こんなSSだから急に目覚めてもおかしくないです




――研究所


00001号「荒れてますね……MNW」

01442号「好きな女の子がいる癖に他の男と同棲してますからね。清純萌えは泣いてますよ」

00001号「ビッチ好きは狂喜乱舞ですがねとミサカはビッチ好きは無ぇわーと愚痴を零します」

00001号「大体お兄様はビッチじゃないし…」

01442号「抱き枕カバーとか売ってるのにですか?添い寝枕まで出してるのに?とミサカは追い討ちをかけます」

00001号「そういうネタは駄目ですとミサカは珍しくメタネタに突っ込みをいれます」

01442号「…………本当に同棲してるんでしょうかとミサカは不安になります」

00001号「はぁ………とりあえず今は何もかも忘れたい気分ですとミサカは若干欝になります」

01442号「お父様も部屋から出てきませんしね」

00001号「泣いてますねとミサカは予想します」



01442号「……お父様が出てこない?」ハッ

00001号「どうかしましたか。01442号」

01442号「い、今なら冷蔵庫の中のビールを飲んでも誰にも怒られないのでは……!」

00001号「……一口でいいので日本酒というものを飲んでみたいですとミサカは便乗します」

01442号「どうせMNWも荒れてる事ですし、感覚共有で酒盛りしましょうとミサカは提案します」

00001号「しかし、真面目な個体は賛成しないのでは?」

01442号「美味しいジュースを飲むとか言って巻き込みましょう」

00001号「成程……ところでミサカ達が酔っ払ったら全員酔うんでしょうかとミサカは疑問を抱きます」

01442号「そうなったら面白そうですねとミサカは混乱に陥るMNWを予想します」ククク

00001号「まぁ、飲んでみれば解りますとミサカは冷蔵庫へと走ります」ダッ



――――

――
―――


00001号「うぇぇえぇぇぇえええぇぇん!」

01442号「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

00001号「ヒグッ、あぐしぇられーだがとられたぁぁぁああぁぁ!」

01442号「うわぁぁぁああぁぁあぁん!!」

木原「さっきからうるせぇえええ!何してんだお前らは!」ガチャ

00001号「うぇぇぇぇえぇぇええぇぇぇえ!!うわぁあああああああん!」

木原「げえっ……酒臭ぇ。お前ら飲みやがったな」

01442号「お兄様の相手はヒグッ、きはりゃかお姉様だとおもっでたのに゛ぃ゛い!」

木原「酒瓶振り回すな! 危ねぇだ……」

ガシャーン!

00001号「……あっ」

01442号「えっ……」

木原「」

00001号「えっ……気絶……ですよね?ね?」

01442号「……………」



――――

――
―――黄泉川家


20000号「ミサカなんて……せろいたんからみえばただのごみくずなんら……」ブツブツ

番外個体「ちょっとぉ、なぁんか余興やりなよぉ?」

打ち止め「何であの人は帰って来ないの!!連絡もメールで帰らにゃいってだけだしぃ!ってミサカはミサカは憤慨中!」ダンダンッ

20000号「みひゃかなんて単価18万だし……」

番外個体「あ~? なーにシカトこいてんだよぉ?」

打ち止め「大体あにょ人はいっつもいっふもみはかのことをこども扱いひゅるんらからぁ!!!」ジタバタ

20000号「……」

打ち止め「ミサカはこどもりゃないもぉん!なひもんっ!!きぃいいい!」バンバン

番外個体「みさかにか~ま~え~よ~、かぁまえよぉおぉ~~」

20000号「…………死のう」



――――

――
―――黄泉川家


削板(目を瞑れば見えない目を瞑れば見えない)ボタボタ

07777号「らいじょうぶですか削板しゃん? 鼻血が止まらなくなってまひゅよ?」

削板「服……服を着」

07777号「わかりまひた!服を脱がせばいいんれすね!」

削板「ちが、」

00050号「血が止まらないんでしゅか削板ひゃん!みひゃか、人工呼吸します!」

削板「いや、しなくていい!」ボタボタ

00013号「そうです!削板さんに人工呼吸をするのはこのミサカえすから!」

削板「うぉああぁああぁああああ!!」ボタボタ

07777号「違いますーみしゃかれすーとミサカはそぎいたふぁんの腕にらきつきます」ギュッ

削板「!!?」ムニュッ

削板(見、みえないが、こここ、これはああああああああああぁあぁぁぁああ!!!)

00050号「ミサカえふよねー? 削板さ……あれ?寝たんれしゅか?」

削板「」ドバドバドバ

00013号「おぉ……噴水のようれふにぇ……」



――――

――
―――病院

19090号「今なら普段出来ない事が出来る気がしますとミサカは何故か根拠の無い自信を漲らせます」

18000号「少し背の高い、貴方の耳に寄せたおでこー♪」

19090号「この窓から飛び降りても無傷で生還出来る気が……とミサカは窓枠に足をかけます」

10032号「ふふ、えふっ、絶対無理ですよとミサカはあひゃははふふふえひひひひっうふふふ」

18000号「甘いにおいに♪」

19090号「とうっ!」ピョン!

18000号「さそわれた私はー♪」

<ギャアアアアアアアアアアアア!!!

10032号「んふぁっ!ひひひひひっ! ひゃひゃひゃははははあははは!」

18000号「カブトムシ~♪」



――――

――
―――垣根家


垣根「御坂に……酒を飲ませればみこみさが進展するんじゃないか?」

食蜂「どういうことぉ?」

垣根「もしかしたら御坂が酔っ払ってデレデレになるかもしれねぇ」

食蜂「でれでれ……」ゴクリ

一方通行「酒癖すっげェ悪かったりしたらどォすンだよ」

垣根「そこは……あの、その時考える」

一方通行「行き当たりばったりじゃねェか」

食蜂「そういえば、18989号がメールで言ってたんだけどぉ、妹達の一人って酔っ払うと脱ぎ魔になるらしいわよぉ」

一方通行(御坂さンが脱ぎ魔のデレデレ攻めになるかもしれねェ……?)

一方通行「………………………………偶には行き当たりばったりでもイイな、うン」






御坂DNA編 完




セロリさんは美鈴さんで
わかってるはずだろwwww


むしろ垣根、食蜂、一方は酔うとどうなるんだ

MNWがヤバイとあーたんもヤバイでしょ
ハァハァ



>>628
このSSの一方さんは美鈴さんには会ってないです
時系列がすごく適当なので……

>>629
3人とも面倒臭い事にはなりそうです

>>630
二万人全員が巻き込まれた訳では無いです(忘れてたので後付け)



――常盤台



御坂「ちょっと、食蜂」

食蜂「!? な、何ぃ?」

食蜂(御坂さんから話しかけて貰えたぁぁぁぁぁ!!!今日は記念日になるわぁ!)ジーン

御坂「アンタ、この前メモ帳落としてったから返すわよ」

食蜂「えっ!? あ、ありがとぉ?」

御坂(何で疑問系?)

食蜂(……中身見られてないわよねぇ? ……いいえ、それよりも)

食蜂「その……えーと、御坂さんが暇ならこれからぁ」ゴクリ

白井「お姉様!」

御坂「あ、黒子。アンタ風紀委員の仕事で出てったんじゃなかったけ?」

白井「先程の件はもう終わりましたの。ですから久しぶりに出かけませんこと?」

御坂「あー、いいわね。どこ行く?」

食蜂「……ちょっとぉ、何なの白井さぁん。いきなり割り込んできてぇ」ムッ



白井「……あら、それは大変失礼致しました」

白井(食蜂操祈……最近お姉様とやたらつるんでいる様ですが)ジー

食蜂(滅茶苦茶睨んでるわねぇ。私と御坂さんが仲良くしてるのが気にいらないのかしらぁ?)

食蜂(白井さんは御坂さんの事好きだしぃ、そりゃあ気にいらないわよねぇ)

食蜂(私も白井さんの事気に入らないしぃ)

白井(以前からやたらとお姉様にチョッカイをかけているとは思ってましたが)

白井(お姉様の事を恋慕っているのでは!?)

白井(……といってもわたくしとお姉様の間に割り込むような事は出来ませんの!)

食蜂(……白井さんみたいなちんちくりんなんか御坂さんの相手の候補にも入らないでしょうけどぉ!)

食蜂(能力使ってもいいんだけどぉ、バレたら絶対御坂さんに嫌われるしぃ……)

食蜂「ま。別にいいわよぉ? ごめんなさいねぇ。御坂さんの事取っちゃってぇ!」

白井「いいえ。わたくしは毎日お姉様と一緒ですし、一日に有るか無いかの貴重な時間に割り込んでしまって申し訳有りませんわ」

食蜂「……ふふふふふ」

白井「……おほほほほ」

御坂「?」ゾクッ



白井「では、わたくしはこれからお姉様と出かけますので、御機嫌よう」

食蜂「……」ムムム

御坂「……アンタも行く?」

白井「!?」

食蜂「! えっ、わ、私ぃ?」

御坂「アンタ以外に誰がいんのよ?」

白井「……」ムゥ

食蜂「じゃあ、ご一緒させて貰おうかしらぁ」

御坂「んじゃ、適当にぶらぶらしに行きましょうか」スタスタ

食蜂「白井さん」

白井「……何ですの」

食蜂「いいえ、何でもぉ?」ドヤァァァ

白井「……」イラァァァ

御坂「……行かないの?」

白井「行きますわ!」

食蜂「行くわよぉ!」

御坂「何でそんなに気合入ってんの……?」



――セブンスミスト



食蜂「あの服可愛いわねぇ……制服着用の校則無くならないかしらぁ」

御坂「でも、制服なら面倒じゃなくていいじゃない」

白井「そうで「あっ!!!」

御坂「ちょ、見て見て!あのワンピース可愛いんじゃない!?」

食蜂「……え、えぇ。うん、可愛いわねぇ」

御坂「そうよね!?」

食蜂(何あのデザイン……子供服ぅ?)

白井(お姉様がまた子供っぽい物を……しかし、ここで否定してしまえば二人で意気投合するかもしれませんし……)

白井(黒子が流れを変えるしかありませんわ!)

白井「それよりもお姉様にはこっちのセクシーな方が似合うと思いますわ! 是非試着を!」

御坂「試着って、そんなお腹も肩も背中も出てる布みたいな服着れるわけないでしょ!」

食蜂(ここで御坂さんに似合う服を私が見繕えばぁ……)ハッ

食蜂(『ありがとう食蜂!黒子なんかより10万倍役に立つわ!』とか言われちゃったりするかもぉ!?)



食蜂「そうよねぇ、それは露出しすぎよぉ。白井さん変態なんじゃないのぉ?」クスクス

白井「なっ」

食蜂「御坂さんにはもっとこういうボーイッシュなのがいいと思うわぁ!」

白井「はぁ? 何ですのその黒の地味ーな感じのジャケット」

食蜂「地味ぃ!? これは、かっこいいっていうのぉ!」

御坂「ま、まぁまぁ。どっちもいいじゃない」

食蜂「っていうかそっちこそ紫色ってどういう趣味して訳ぇ?」

白井「お姉様なら完璧に着こなす筈ですの!」

御坂「あ、あの花柄のやつ可愛いな~」

食蜂「だったら、これも完璧に着こなすしぃ?とにかく御坂さんにはこれぇ!」

白井「いいえ、お姉様にはこっちですの!!」

御坂「買っちゃおうかな~」

食蜂「これだって言ってるでしょぉ!!!」

白井「こっちですの!!!」

御坂「……………」

御坂(……完全に取り残されたわ)



御坂「…………」

佐天「あれ?御坂さん!偶然ですね!」

御坂「佐天さん!それに初春さんも!」パァッ

初春「みんなでお買い物ですか?楽しそうですねー」

御坂「あはは……何か私を取り残してあっちで熱中しててさ」


食蜂「だぁからぁ!御坂さんがこのミニスカートに合わせるなら黒のニーハイしかないのぉ!」ギャー!

白井「断然網タイツですの!」ギャー!


佐天「偶にありますよねー。急に知らない会話になりだして自分だけ取り残されてる事」

初春「気まずくて大変ですよね」

御坂「そうなのよ。佐天さんと初春さんは買い物?」

佐天「いやぁ、何か買おうって訳じゃないんですけど」

初春「ちょっと通り掛かったから覗いてこうかなーみたいな感じです」

御坂「そうなんだ。私達もそんな感じ」



初春「へぇ……あ。御坂さんの後ろにあるパーカー可愛いですね」

御坂「ん?これ?」

初春「はい。可愛いですよね!」

佐天「あ~、でももうちょっと明るめの色がいいなぁ。御坂さんはどうです?」

御坂「こっちのTシャツと合わせたら結構良いんじゃない?」

初春「いや、でもそれだったらさっき見たワンピースがいいんじゃないですか?」

佐天「でもアレはちょっとフリル多すぎじゃなかった?」

御坂「えっ。それちょっと見たいわ。どこに有るの?」

初春「この奥ですよ。案内しましょうか」

御坂「お願いするわ」ワクワク

佐天「御坂さん、お二人は放っておいていいんですか?」

御坂「え? あぁ……」チラッ


食蜂「御坂さんの下着はスポーティーなやつが一番似合うって言ってるでしょぉ!?」

白井「いいえ!服も下着もセクシーで揃えるべきですの!」


御坂「……私、佐天さん達とちょっとむこう見てくるからー!」

初春「今の聞こえましたかね?」

御坂「ん~、聞こえて無くても携帯持ってるし、離れても大丈夫よ」

佐天「んじゃあ、いきましょう!」



食蜂「大体そんな変態みたいな服を私の御坂さんに勧めないでくれるぅ!?」

白井「はぁぁぁ? 誰が貴方のですの!?お姉様はわたくしのですわ!」

食蜂「私のですぅ! ねぇ、御坂さん!?」

白井「わたくしですの!ねぇ、お姉様!」

食蜂「……御坂さん?」

白井「……お姉様?」

食蜂「…………」

白井「…………」

食蜂白井「「あれ?」」






愛に囲まれるぼっち編 完




うん、やっぱり女の子同士っていいね

アニメにみさきち出てきたー!
ていとくんももしかしたら出てくる可能性あるで

レールガンアニメがこのスレのせいで
美琴←みさきちにしか見えなかった


                        _,,-‐'' ̄`''- 、,_
.                       /:::::::::::::::::__;;;;;;;;;`ヽ
                       |:::::::::::::/    `''ヾ、 
                       |:::::::::/         ヽ
.                       |:::::::|
.                 ┌―――|::::::|―――――┐
                  |   _,,,,,,ヽ::|         |
                    |    帝凍庫クン     |
                  |_________________|
                 ./|==========iト、
                 ../ |   -―- 、__,        .|| .\
               /  l   '叨¨ヽ   `ー-、  .|ト、   \
     r、       /   .!〕   ` ー    /叨¨)   || \  \        ,、
      ) `ー''"´ ̄ ̄   / |         ヽ,     ||   \   ̄` ー‐'´ (_
   とニ二ゝソ____/   |    `ヽ.___´,       ||    \____(、,二つ
                        |       `ニ´      ||
                        |_____________j|
                  |´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|

                  |               ||
                        |〕 常識は通用しねぇ  ||
                   /|              ||
                   |___________j|
                     / ゚ =ー----'、... __   
 ゚             +  ===== !    ,.        ̄丶  
       __            ,. -'':.、  u     ゚     。 \
==三/ `ニ ー――-- 、..-''´    ゙ー‐ァ--―''" ̄`丶、 u  丶、ヽト、 ,.. --、
   ,r''´。 ゚  __     ・    。   _.. -''´         `丶、    `‐'"  ´‐'´'
。 /,   ,. - '´   ゙̄''ー-----―''"´      +     ゚      ヽ ー   _ノ-'´   
  `゙ー-'´                      --===三三三 ヽ、_/       

>>646
今回も百合のターンです

>>647
出て欲しいけど一方さんとの戦闘まで顔出ししないで欲しい気も……

>>648
染まってしまったんですね……



では、久々に投下します




――常盤台


食蜂「ふわぁぁあぁうぇぉお!?」

縦ロール「じょ、女王、どうかされましたか?」

食蜂(こ、こ、これはぁぁぁ)


ーーーーーーーーーー
美琴さん
美琴ちゃん
美琴
美琴たん
美琴りん
みこたん
みこちゃん
みこっちゃん
みこりん
みこぴー
みこみこ
みこっち

操祈へ
他は気持ち悪いから呼ぶなら美琴にしなさい
ーーーーーーーーーー


食蜂(ラブレターーー!)

食蜂(操祈って、操祈ってぇぇぇえぇ!)

食蜂「あぁぁああぅひゅうぅえうふゅううううひぃ!!」

縦ロール「女王!どうされたのですか女王!」

食蜂(こここれはちゃんと美琴って呼ばないと!だってきっと御坂さんも私に名前を呼んで欲しいって事だからぁ!)

食蜂「みみっ、みみみっみぅ!!むみゅっ、みほ、こ、みほっ、みお、みとととぉぉぉおおおおっっ!!!!」

縦ロール「女王!大丈夫ですか女王!」

食蜂「みこっ、みこみみみみこっこみと、こっ!みこお、みさみこっ!みこここぉうぉぉおぉ!みほほおおおううううっっ!!!」

縦ロール「女王ーーーー!」



――垣根家



食蜂「……でぇ、それから何度も頑張ったんだけどぉ、どぉしても意識すると呼べないのよぉ」

垣根「前まで御坂のいない所ではバンバン名前叫んでたのにな」

食蜂「御坂さんの呼んで欲しいのに名前も碌に呼べないなんてぇ、もう私には御坂さんを愛する資格が無いわぁ……」

垣根「そんなにか?」

一方通行「……で、そのラブレターはどォしたンだよ」

食蜂「それはちゃんとガラスケースに入れて保管してるわよぉ。家宝にするわぁ」

一方通行(御坂さンからの直筆ラブレターなンて国宝級……いや、それ以上に価値が有るからなァ……)

垣根「みことって繋げようとするから駄目なんじゃないか?」

食蜂「一文字一文字区切ればいいって事ぉ?」

垣根「あぁ、み、こ、と。って感じで」

一方通行(オマエェ何馴れ馴れしく御坂さンの名前を呼び捨てしてンだァァ!さンをつけろよメルヘン野郎!)






食蜂「一文字ずつねぇ……み……!こ……!と……!!」

一方通行「言えたじゃねェか!!」

垣根「よし、そのまま間隔縮めろ!」

食蜂「み…こ…っとぅお!」

垣根「……まぁ、セーフだろ」

食蜂「みっ、ひっ、きょっとぅっおっ!」

垣根「…………」

一方通行「…………」

食蜂「もう私は御坂さんを愛する資格なんて無いんだわぁ……」グスッ



垣根「いや、でも最初言えてたじゃねぇか」

一方通行「あァ、徐々に慣らせばイイだろ」

食蜂「そうねぇ……最初はみ……!こ……!と……!からにするわぁ」

垣根「あぁ、み……こ……と……からだ」

食蜂「み……!こ……!と……!…………そういえばぁ」

食蜂「御坂さんは白井さんからはお姉様って呼ばれてるしぃ、友達にも御坂さんって呼ばれてるからぁ……」

垣根「じゃあこのままいけば……」

食蜂「わ、私が御坂さんの名前を呼ぶ初めての人にぃ……!!」

一方通行(!! 初めて名前を呼ばれて照れる御坂さン……)ホワ

食蜂「もしかしてぇ、操祈も名前呼んでとか言われちゃってぇ……」

食蜂一方通行((良い雰囲気になってそのまま……))ゴクリ

垣根(俺も一方通行に名前呼んで貰いてぇ……てェとくって語尾にハートつけて言って貰いてぇ……)



――
―――――

――ファミレス


佐天「風紀委員ってそんなに忙しいんですかねー?」

御坂「特に何も無くても巡回とかしなきゃいけないみたいだしね」

佐天「はぁ……大変だなぁ……あ。あれ御坂さんの妹さんじゃないですか?」

御坂「ん。どこ?」

佐天「あのガスマスク被ってる人ですよ。今日はダースベイダーじゃないみたいですね」

御坂「えっ……べ、別人じゃないの?」

佐天「いやでも削板さんといるし……何回か会いましたけどガスマスクつけてる時ありましたよ」

御坂「……そうなんだ」

佐天「妹さんといえば御坂さん、御坂さんの事名前で呼んでもいいですか?」

御坂「ふぇっ?」

佐天「いやぁ、御坂さんの妹さんに名前聞いても御坂としか言ってくれないんで……」

御坂「あぁ……」

佐天「言いたくないのかなって思ったんですけど、ずっと「妹さん」って呼ぶのもアレかなぁって」



御坂「それで私の事は名前で妹の方を名字で呼びたいって事ね」

佐天「そうです!いいですか?」

御坂「うん、勿論いいわよ」

佐天「ありがとうございまーす。じゃあ、早速……美琴さん!」

御坂「……」

佐天「美琴さーん!」

御坂「さ、佐天さん……」

佐天「どうしたんですか美琴さん」

御坂「いや、やっぱちょっと照れちゃうなぁって……///」

佐天「その内慣れますよ!って事で私の事も名前で呼んで下さい!」

御坂「えっ、わ、私も?」

佐天「ねー、お願いしますよ。美琴さん」

御坂「で、でも……」

佐天「一回だけでも!ほら、涙子って!」



御坂「じゃ、じゃあ……る、るぃ……るい……涙子……///」ボソボソ

佐天「………い、いやぁ、た、確かにちょっと照れますねっ//////」

御坂「やっぱりそうよね///」

佐天「そ、それに美琴さん……涙子って急に呼び捨てに……///」

御坂「えっ。あっ、ご、ごめん!」

佐天「い、いえっ全然いいんですよ!私も嬉しかったですし……じゃあ私も美琴で……いいですか?///」

御坂「う、うん。勿論いいわよ……私もこれから涙子って呼ぶから///」

佐天「……///」

御坂「……な、なぁんかこの店熱いわねー!喉カラカラになっちゃったわ!コーラでも頼もうかなぁ!///」

佐天「そ、そうですね。そういえばまだ何も頼んでないですしえっと、メニューは……///」

御坂「あれ……一枚しか無いわね……る、涙子が先に見たら?」

佐天「や、そんな……いいですよ。空いてるテーブルからちょっと借りれば…………アレ?」

店員「……」ガタガタ

佐天「何か、空いてるテーブルのメニュー片付けられてますね……新しいのに替えるとか?」



御坂「じゃあやっぱり、先に……」

佐天「い、いいですって「こっちに座って一緒に見ましょうよ!」

佐天「!?」

御坂「え……じゃ、じゃあ移動するわね……」ススス

佐天(今、どこからか私の声が……)

御坂「こ、これでいい…?//////」ポス

佐天「えっ、あぅ、はいっ!//////」

店員(……)

店員(御坂さん……声帯模写を頑張った甲斐がありました)

店員(今まで「エツァリさん」と御坂さんの声で録音して聞いて自家発電した後自己嫌悪に陥るだけでしたが)

店員(今初めて自分は満たされています!)

佐天「……み、美琴は何にする?」

御坂「えっ、えっと、涙子は?」

佐天「まだ決まってませんよ……あ、美琴と同じのにしちゃおうかなー……///」

御坂「私もまだ決めてないから……涙子が選んでよ///」

佐天「私は美琴が好きなのでいいんで……///」

御坂「わ、私も涙子が好きなのでいいから……///」









食蜂(美琴の初めての人かぁ……)フフフフフ






ダークホース佐天さん編 完





佐天さんのコミュ力の高さは異常

垣根家のダメな人集会好きだw
みさきちと一方さんは萌えトークして楽しい
垣根はキャッキャしてる一方さんを近くで眺められて幸せ、と誰も損をしない幸せ空間だ

ちょっと時間が無いので、レスは次にまとめて返します

すいません。
今投下する予定だったんですがパソコンの調子が悪いので日を改めさせて貰います。

一週間以内には投下するので……本当すいません

>>663
佐天さんのコミュ力の塊ですから

>>671
しかし今回は一方さんが疎外感を味わいます



――垣根家

垣根「今日、泊まんの?」

食蜂「んー、お風呂貸して貰ったし、帰ろうかしらぁ」ホカホカ

一方通行(こいつ等仲良過ぎンだろ……それとも普通なのか!?普通友達って皆こンななのか!?)

食蜂(それに夜は第一位さんと二人きりにさせないとぉ……あら、そういえば一緒に寝てるのかしらぁ?)

垣根「んじゃあ、ドライヤーかけるか」

食蜂「えぇ、お願いするわねぇ」

一方通行(いや、やっぱ仲良すぎだろ、付き合ってねェ方がおかしいレベルだろ)

垣根「ちょっと待て。精神統一するから」

一方通行「は?」

食蜂「そうねぇ、集中しないとぉ」

一方通行「???」

垣根「よし、いいぞ一方通行!ドライヤーかけてやるよ!」

一方通行「エッ?」

食蜂「うん、お願い御坂さぁん!!」

一方通行「ハァァ?」



――路地裏


御坂「…………」

禁書「この醜い下等生物達が!四つん這いですらおこがましいんだよ!這いずって移動するべきかも!!」

10033号「あぁん、もっと言ってぇ……とミサカは懇願します」

禁書「いつからそんな事言える程偉くなったのかな!?」

10033号「あぁ……ごめんなさい/// どうぞお詫びにミサカの頭をお踏み下さいぃ……!」

禁書「何で私がそんな事をしなきゃいけないのかな」ペッ

上条「わん!」

禁書「犬の真似なんかしたら犬に失礼なんだよ!」

禁書「あ~、気分が悪いんだよ。誰かに靴を舐めて欲しいかも」

10033号「ミサカが!ミサカに舐めさせて下さい!」

上条「上条さんが!上条さんが舐めます!」

御坂「……………何これ」



禁書「ん? SMプレイなんだよ」

御坂「外で……?」

10033号「誰かに見られるかもしれないスリルを味わえますとミサカは体を震わせます」

御坂「そんなの誰かに見られたら私が外歩けないんだけど」

上条「まぁまぁ、妹だろ?大目にみてやれよ」

御坂「超えちゃいけないライン考えなさいよ!!」

禁書「一応、目撃されたら逃げるんだよ」

御坂「目撃されないでよ!私こんなMでも変態でも無いのにあらぬ疑いがかかるじゃないの!!」

禁書「でも、人間は誰しもMの素質があるといえるんだよ?」

10033号「そうですよお姉さま。人類皆Mです」

御坂「嘘つくんじゃない!」

禁書「そもそもマゾヒストの基盤は自己犠牲や苦痛、逆境への親和なんだよ」

上条「つまり?」

禁書「囚われのお姫様や苦難を乗り越えて進む英雄などのヒロイックな状況は
   苦痛・圧迫を伴いながらも陶酔感や大きな達成感が得られるでしょ?」

10033号「その為誰しもマゾな一面を持っているといえるという事ですね!」

御坂「とりあえず私の顔で地面に這いつくばるのやめてくれない?」



禁書「理不尽に他人から暴力を振るわれて、それでも「自分が悪かった」「自分が我慢すればいい」と考えるのは防衛機制なんだけど、
   マゾヒズムの心理には、このような機制が存在すると言うべきだね」

禁書「また自罰的傾向……簡単に言うと物事が上手くいかなかった時に自分を責める傾向のある人は
   他者から与えられる身体的精神的な加虐によって、かえって心の安定が得られることがあるんだよ」

御坂「ふーん……」チラッ

上条「ん?」

御坂「うーん……ちょっと納得したような……」

禁書「最初にマゾヒスト、サディストという言葉を作ったのはドイツおよびオーストリアの医学者、精神科医の
   クラフト=エビングかも」

10033号「性的精神病理を公刊した人ですねとミサカは博識を披露します」

禁書「マゾヒストという言葉の元になったのはザッヘル・マゾッホという小説家で貴族の人
   サディズムという言葉の由来はフランス革命期の貴族であり小説家のマルキ・ド・サドなんだよ」

御坂「いや、どうでもいいけど……」

禁書「因みにサディズムっていうのは、他人を虐待することによって性的興奮を覚える性的嗜好だから、
   性的興奮を覚えてない私はサディストではないんだよ」

御坂「えっ? そうなんだ……それもどうでもいいけど……」

上条「ところで御坂、おせっかいかもしれねぇけど門限いいのか?」

御坂「あっ!!」

10033号「もしや、ショートカットしようと路地裏を通ったのでしょうか?」

御坂「げっ……間に合うかしら」



上条「急いでるっつてもお前だって女の子なんだからあんまり人目の無い道通らない方がいいと思うぜ」

上条「危ない奴だって多いんだからさ」

御坂「……」

10033号「微妙に納得できない顔をしていますねとミサカは複雑な表情のお姉さまを眺めます」

御坂「はぁ……今からダッシュすれば間に合うわよね。じゃあ、アンタ達も早く帰りなさいよ!じゃあ!」

上条「あっ、待ってくれ御坂!」

御坂「ん?」

上条「ちょっと、電撃……撃ってくれないか?」ドキドキ

禁書「む」

10033号「確かにミサカも受けてみたいですレベル5の電撃……!」ドキドキ

御坂「……いや、遠慮するわ」

上条「何でだよ!いつもはビリビリしてくるじゃねぇか!思い切りやってくれよ!」

10033号「そうですよお姉さま!思い切りお願いします」

上条10033号「「股間に!!」」

御坂「……アンタ達が一番危ない奴でしょぉおおがああああああ!!!」バチバチバチバチッ

御坂(あっ、つい撃っちゃった……)



――垣根家


垣根「髪伸びたな一方通行」ブォォォ←ドライヤーの音

一方通行「……」

食蜂「うん、でも御坂さんがこうやって乾かしてくれる時間が長いし、いいかなぁって」

垣根「そうか、素直で可愛いな一方通行」ブォォォ

一方通行「……」イラッ

食蜂「御坂さぁん」

垣根「一方通行ー」ブォォォ

一方通行「………」イラァ


ブツッ


一方通行「あ? 停電か?」

食蜂(はぁぁあ!このタイミングで停電!?)

食蜂(停電するなら私が帰って第一位さんと垣根さんが二人きりになってからでしょぉがぁ!!!)

食蜂(本当、空気の読めない停電なんだからぁ!!)

垣根「うわ暗っ!大丈夫か一方通行!」

一方通行「……どっちに言ってンのか解らなくてすげェムカつく」イラァッ






禁書目録の楽しいSM講座編 完




乙!!
垣根君、お宅の一方通行さんを一人くれないか?



まさかここでSMについて勉強するとは…

>>691
垣根「ふざけんな」

>>692
殆どウィキの知識です
禁書目録のSM講座は上条さんとインさんだけ出して、インさんが上条さんを虐めながら
延々と解説する話にしようと思ってたのですが、誰もそんなの読みたくないなと思ってやめました。



――垣根家(玄関)



打ち止め「頭の後ろに手を組んで伏せろー!ってミサカはミサカは指でピストルの形をつくってみたり!」

垣根(インターホンが鳴ったから出たら何故か幼女に脅迫された)

番外個体「入るよー」ズカズカ

垣根「おいコラ。靴は揃えろ」

打ち止め「カキネがあの人の事を監禁してるのは知ってるのよ!ってミサカはミサカはあの人の返却を要求したいんだけど!」

垣根「いや、一方通行なら食蜂と買い物行ったぞ。だから今いねぇ」

打ち止め「なっ……騙されないってミサカはミサカはこんな時でも靴を揃えてから上がってみたり」

垣根「偉いな。冷蔵庫に黒蜜堂のプリン入ってたからやるよ」

打ち止め「ホント!?やったぁ!ってミサカはミサカは……」

打ち止め「違う!あの人がいるかどうかの確認が先!」ドタバタ

垣根「忙しい幼女だな」



<アナター!イル!?イナイ!?

垣根(……眠い)

番外個体「ていとくんは第一位と同棲してんの?」

垣根「ん? あ、あぁ」

番外個体「もうヤった?」

垣根「いや、それは結婚してから」

番外個体「キスは?」

垣根「まだ……」

番外個体「デートは?」

垣根「してねぇ……」

番外個体「手は繋いだ?」

垣根「いや……………」

番外個体「…………マジで同棲してんの?」

垣根「し、してるし!」



打ち止め「いなかったってミサカはミサカは……とりあえずプリン頂戴!」

垣根「手洗ったか?」

打ち止め「洗ってきたら頂戴ってミサカはミサカは目の前の餌に釣られてみる!」

垣根「勝手に冷蔵庫から持ってけ」

打ち止め「うん!」ダッ

番外個体「ミサカの分も持ってきてー」

番外個体「にしても何で急に第一位はていとくんと同棲なんてし始めたんだろ」

垣根「そりゃ、俺が好きだからだろ」フッ

番外個体「でも、第一位、おね……好きな女の子いるって話したじゃん」

垣根「言ってたな。そんな事……まぁ気の迷いだったんだろ。俺の方が魅力的だったって事だ。もう過去の事は忘れようぜ」

番外個体「ふーん」



垣根「そういや20000号だったかはいねぇのか」

番外個体「『ていとくんの部屋からセロリたんの匂いがしないからパス』って言ってたよ」

垣根「すげぇ」

打ち止め「本当に匂いしてたのかな? 絶対そんな事出来ないと思うんだけどってミサカはミサカは疑問を抱いたり」

番外個体「出かけてたし単に用事が有ったんじゃない? ……あ、プリン頂戴」

打ち止め「うん」

番外個体「でもそろそろミサカも第一位に戻って来てほしいなー……プリン美味しい……」モグモグ

打ち止め「ふぉぉ……プリン美味しい……ってミサカはミサカは頬っぺたを押さえてみたり」モグモグ

垣根「それ食ったら帰れよ」

打ち止め「あの人が帰るまで帰らないってミサカはミサカは断言してみる!」モグモグ

打ち止め「もう長い事会ってないし……」クスン

垣根「3日くらいだろ……」



番外個体「今、第一位どこで寝てんの?」

垣根「俺のベッド」

打ち止め「!? ま、まさかそんなもう毒牙にかけられてしまったの……ってミサカはミサカは絶望してみたり」

番外個体「ん?一緒に寝てはいるの?」

打ち止め(……でも初体験が無理矢理系とかでトラウマになってそこで木原が大人の包容力で慰めて行くのもアリかな)

垣根「いや、俺は寝てねぇけど?」

番外個体「え?」

打ち止め「そういえばさっき、寝室の天井に変な出っ張りあったけど何だったのってミサカはミサカは質問してみたり」

垣根「変な出っ張り?あぁ、なんか天井に妙な形のとこが有るとは思ってたが全部そういう作りなんじゃねぇの?」

打ち止め「ウチにはあんなでっぱりないよ?」

垣根「え?」

番外個体「そういえば上は丁度第一位の寝室だけど……」

垣根「……壊してみるか」

打ち止め「い、いいのかな……でも確かに気になるし……」



――――

――学生寮(御坂、白井の部屋)


20000号(おかしいと思ってたんですよね。ベッドの下なんていかにもな所に隠したりして)

20000号(仮面ライダーだの戦隊物のDVDや漫画も確かに隠したくなる物でしょうが、そこまでマイナーな趣味でも無い)

20000号(更に、友人のだとか木原数多のだとか言い訳してもまだ納得できる代物)

20000号(つまりアレはフェイク……ベッドの下にDVDがあればそこはもう探さないと踏んだのでしょうが)

20000号(セロリたんなら階下の住人に気がつかれず床をぶち抜いて収納スペースを作る事だって可能……)

20000号(ミサカの読み通り、DVDの下に更に隠し物が有りましたね)

20000号(しかしバッグがいっぱいになるほど御坂攻め同人誌を持ってるとは……)

20000号(多分、上位個体がていとくんの家でセロリたんを探す時は細かい所まで見るはず)

20000号(ここで収納スペースの話になればミサカはセロリたんに恩を売れますね……)



20000号(更にお姉様の部屋の中に隠せば垣根帝督も、セロリたんも簡単には取り出せない)

20000号(上位個体や番外個体が寮に入ればお姉様の姉妹として注目される……)

20000号(ミサカだけが穏便に取り出せるという寸法です)

20000号「しかし、隠すところが中々ありませんね……おや」

20000号「このでかい熊のぬいぐるみの中なら隠せそうです、という訳でミサカは切って開けてもバレなそうな所を……」ズシッ

20000号「……やけに重いですね。それにもう切れている所が……何かが入っているのでしょうか」グイッ

20000号「……本? いや、……え?」

20000号「…………え?」

20000号「これは……既に一方通行受け同人誌が一杯で入りきらないですね……」






歪んだ両想い編 完





大事な物は熊のぬいぐるみへって決めてんのなww


やっぱていとくんはこっち(元々)の性格の方がいいよね

>>708
黒子に見つからないように……

>>709
白垣根もいいですけど……複雑ではありますね



――デパート


一方通行「やっぱいらなく無ェ……?」

食蜂「だめよぉ。垣根さんに泊めて貰ってるんだしぃ」

一方通行「けどよォ、俺が日頃の感謝とか言って贈り物すンのキモいだろ?」

食蜂「垣根さんは喜ぶと思うわぁ」

一方通行(絶対キモいっつゥの。何で俺はこンな事してンだよ……何か顔熱ィ)

食蜂(「プレゼントは俺」でもいいと思うけどぉ、いきなりそんなプレイは邪道よねぇ)

食蜂(そういうのはお互いにドキドキの初体験を送ってからのスパイスっていうかぁ……)

御坂「あれ? 二人で何してんの?」

一方通行(!! 御坂さン!今日も凛々しいですねェ!)

食蜂「あ…………み……こ……とっ!」

御坂(えっ、何その間?)



食蜂(美琴が何も言わないって事は……普通に言えたのぉ!?)

食蜂(これで私は美琴の初めての人になったのねぇ……!)

御坂(まぁいいか……)

御坂「で、何してんのよ」

一方通行「何でもイイだろ」

一方通行(垣根に何か買うとか御坂さンに知られたく無ェ。何かすげェ恥ずかしい)

御坂「アンタね……いいわ。食蜂に聞くし」

一方通行(今ここで俺が離れてみこみさ空間にした方が良くねェ!?)ハッ



食蜂「第一位さんが垣根さんに渡すプレゼントを買いに来たのよぉ」

御坂「へぇ……誕生日とか?」

一方通行「違ェよ。関係無ェだろ」

御坂(誕生日じゃない……? とすると、婚約指輪?付き合い初め記念?)

御坂「あ、そういえばアンタ垣根さんの家でグラス壊してたわよね?もしかしてそれ?」

一方通行「! ……そォだ。壊してそのまま放置っつゥのも悪ィなって思って買いに来ただけだ」

御坂「へー、ふーん? へー?」ニヤニヤ

御坂(ツンデレね)

一方通行(ぐァァァァ何で俺がこンな気分にならなきゃいけねェンだ!)

一方通行(しかも御坂さンの前で、いや御坂さンの前だからか? クソ。眩暈が……)



一方通行「つゥか俺の事はどォでもいいだろ。オマエこそ何しに来たンだ」

御坂「私は妹達のお見舞いの品を買いに来たのよ」

食蜂「お見舞い?」

御坂「そ。病院の窓から妹達が一人飛び降りて足骨折したらしくてさ」

食蜂「えぇぇ!?何でぇ!?」

御坂「私もよく知らないのよね……」

一方通行(事故か……飛び降り?)

一方通行「オイ、それ何号か解るか」

御坂「えーと、19090号だったかしら」

一方通行「…………そォか」

一方通行(俺に滅茶苦茶ビビッてた個体じゃねェか)

御坂「でも片足だけだし綺麗に折れたからすぐくっつくみたい」

一方通行(もしかして俺が話しかけたから思いつめて……?)ドキドキ

食蜂「なら良かった……のかしらぁ」

一方通行(俺はそンなにソイツを追い詰めてたのか……やべェ。寒気が……)ゾクッ



一方通行(つゥか、このまま御坂さンが見舞いに行って飛び降りだったら俺が最初は実験しても良かったのが多分バレる!)

一方通行(……いや、隠し通せる訳も無ェか、最後に御坂さんを見れて幸せだったぜ……)

一方通行(もォ御坂さンの前には現れねェ事にしよォ……)

一方通行「……帰る」クルッ

食蜂「えっ、プレゼントはぁ?」

一方通行「買わねェ」カツカツ

御坂「まさかと思うけど、私が来たから帰るとかいうんじゃないでしょうね」

一方通行「違ェ」カツカツ

御坂「あっ、待ちなさいよ」グッ

一方通行(み、御坂さンに腕掴まれたァァァ!)ハァハァ

御坂「何でいきなり帰……あれ? アンタ、いつもより顔色良くない?」

一方通行「はァ……?」フラッ

御坂「えっ、ちょ、ちょっと!!?」

一方通行「……………」ガクンッ

御坂「一方通行!!?」



食蜂「ど、どうしたのぉ第一位さぁん!具合悪いのぉ!?」

御坂「げっ、コイツのでこすごい熱い!死んでる!」

食蜂「えっ!!? 死んだのぉ!?」

御坂「違う違う!死んでるのは冷たい時だった!熱いから消防車!あっ、違う117に電話して!」

食蜂「ちょ、落ち着きましょうよぉ!」

食蜂「直ぐ近くに垣根さんの前の家が有るからとりあえずそこで寝かせましょぉ?」

御坂「そ、そうね。そうするわ! アンタ杖持って!」

食蜂「あっ、えぇ」

御坂「よいしょっと!」

一方通行「…………」

食蜂(お、お姫様抱っこぉぉ!?第一位さんずるいいぃい!)


――――――
――

――マンション(垣根の前の家)



御坂「はー……焦ったわー……」

食蜂「カエル顔の先生には悪い事したわねぇ。わざわざ呼びつけて風邪だなんてぇ」

御坂「コイツが悪いのよ。コイツが!」

一方通行「…………」

御坂(でも風邪で弱ってる一方通行可愛い……)

食蜂「とりあえず垣根さんを迎えに呼んで帰って貰いましょうかぁ」

御坂「そうね。何か喉乾いちゃった、冷蔵庫のやつ貰うわ」カパッ

御坂「おっ、見た事無いのが有るわね。新商品かしら」プシュッ

食蜂「私も何か飲もうかしらぁ」

食蜂(あらぁ? 中身が増えてるわぁ。垣根さんのだと思うけどぉ……)

御坂「んぐっ」ゴクッゴクッゴクッ

食蜂「随分豪快な飲み方するのねぇ……」

食蜂(私は無難にココアにしましょぉ)



一方通行(ン?……この部屋? 柔らけェ……ベッドに寝てンのか……)

一方通行(確か食蜂と出かけて…………あ)

一方通行(もしかして俺倒れたのか? なンか視界が回ったのは覚えてンだが……)

御坂「ねぇ」

一方通行(!! 御坂さンの声……)

御坂「この髪とか長いのに本当綺麗だし……ん」

食蜂「ふぁあぁ!!?みみみ御坂さぁん!?何してるのぉ!?」

御坂「ヒック……あ、ごめん。つい綺麗だったから髪にキスしちゃったわ」

食蜂「べ、別にいいわよぉ!? ……そそ、それに御坂さんがしたいならいつでもさせてあげるしぃ!」

御坂「そっか……ね、また名前で呼んでよ……ヒック」

食蜂「み、みっ、み……」

御坂「みーさーき」

食蜂「ぅえ!?」

御坂「先に言っちゃった、ごめんね……ふふっ」

一方通行(……何だこれ)←ガン見



御坂「ほら、操祈も呼んで?」

食蜂「っ……美琴っ!」

御坂「うん、じゃあご褒美」チュッ

食蜂「なっ、えっ、は……」

御坂「ん? 手袋越しじゃ不満だった?」

食蜂「もうやめてぇぇええぇ!!!」

御坂「何で?」

食蜂「え、ぅ、あ……あっ、ほら、第一位さんが起きたわよぉ!?」

御坂「え?」

一方通行(やべっ、寝たふり……)

御坂「寝てるわよ。ほら触っても起きないし……ヒック」ナデナデ

一方通行(ッォォアアッシャアアアアアアア!!フゥゥゥゥゥゥウウウ!)

御坂「もうちょっとだけそうしてて。良い子にしてたらご褒美あげるわ」ボソッ

一方通行(!?)



御坂「今だったら何でも好きな事してあげるわよ?」

食蜂「やめてぇぇぇえ!!」

御坂「そう……操祈は私の事嫌いなんだ」ジワッ

食蜂「違うのぉ!そ、そういう事じゃなくてぇ! 美琴に触られると緊張するっていうかぁ……!」

御坂「じゃあ、どういう事なの……? ……ヒック」

一方通行(解った……何かオカシイと思ったがそォいう事か)

一方通行(…………俺、もォ死ンでるンだ)






だってここは天国じゃねェか……編 完






みこっちゃんは何を飲んだんだ?


一方さん、美琴ちゃんにお姫様だっこしてもらえるなんて羨まけしからん
垣根はどこいったんだ?

垣琴はあんま見たことないな
なんか似てるからかな見た目とか

       /       `ヽ
      /             \
    /               ',
    !                  l
    ;           --‐‐ .'  =
    レ ⌒ヽ'' ‐‐ - ,,__   rッr⌒ ;rァr 、
    { レ ゝ       ゙ '' ‐l   ハ/   !
    rハ  ゞ           ヽノ  :. ノ
 / {  ヽ .__          ヘ - 、ノ
/ !:::::ハ            ッツ;竺ヾ
  l::::::::\   \     y''ヽニフi}!
   l::::::::::::\   \  ,;ィ{,. ァ;ァ;}}
   !::::::::::::::::::::....__ >州川州i}}

  / l::::::::::::::::::::::::::::::::/''ツ彡州'

 /   l::::::::::::::::::::::::::::::|  ヽ  \
/    ハ::::::::::::::::::::::::::::|  /    ハ

  コーレハヒ・ドイク=ソスレ [Кolёhahi・doiи=soЭ]
   (1921~1989 物理学者ロシア)




            >>1

             ↓                _人
      ∩    ∧_∧            ノ⌒ 丿
       \ヽ_(    )         _/   ::(
         \_   ノ        /     :::::::\
 ∩_   _/    /         (     :::::::;;;;;;;)
 L_ `ー / /   /           \_―― ̄ ̄::::::::::\

     ヽ  | |__/ |           ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
  | ̄ ̄ ̄\     ノ こんな     (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
  | | ̄「~| ̄( 、 A , )クソスレ   / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
  | |  | |  ∨ ̄∨        (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
  し'  し'                \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ



                               __

                         >>1  l ̄/.  ___
                         ↓ / /.  / ___ノ  
                        __/ /_/ / 
      たてんじゃねー!      Y人, ' ',人⌒ヽ、, '

                      Y⌒ヽ)⌒ヽ、 人,ヽ)人'、, '

        へ, --- 、         ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
     / ̄ ̄ ̄  、____\       (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
    / _/ ̄「~|\ __ \     / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
   | |  | | ( 、 A , \ミソ   (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)

   し'   し' と∨ ̄∨       \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ

   ,. - ─── - 、

             /    ,       `ヽ.
            /〃//,. ,ィl/|l ト、 !、 、  ヽ
          ー'´| | l |1 | !l. l| ! | l.|ヽ ! !、 ',   おじちゃんたち
             YレV!ヒエ「! |l.「_ト!Ll」| l l  l   どうしてはたらかないの?
           ! lハイJ |  ´|_jヽ. リ,! ! l. l |

             |l |l.} ー ,   L _,ハl.lトl l. | l
             |l ilト、   n  ''  ,1l|ィ| |l l |
           _ 二,ニ^tュ--ェ_t1」l.|l !リ|_lノ
       r7´   f r┐| 〔/ミヽ>,-、 ̄´
       Y       ー个‐'t  ハ-、_'ゝ、
        ヽ ._・ rく ̄ヽト-'丿  ヽ l
        / (・__,)ゝi┬'´ハ`     '`|
          |ヽ, イ   ノ┴くヽヽ、    /
        `´ ゝ┬ヘ`ヽ   |  `ー‐1
           ゝノ-‐^ー'一''丶  ヽ ヽ
           ト、_       `ーァ'¨不ヽ
            | | 「 ̄「 ̄l ̄ト、,イトヒi′
             l l. l   l  !  !└' l |
             └ L 」_,|__l_l.__L.l′
             |   |  |   |
              l   l   !   !
                l   l.   l   l
            ト--┤   !--‐1
              f‐t央j.   ト央ァヘ
              |  甘l、  / 甘  |
             l  ,.-‐ヽ レ'⌒ヽ/
            `く.__ ノ ゝ--‐′


        :, :<´ ̄ ̄ ̄ : >^\:.._         /          \
   ...:/: : : : : : : : : : /: : : : : `ー' : i-、.    /                 \
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 :/:八: : : :h: :| r{: : :/: :/〈{ { : Ⅳ   j/ん/:} : : : l/ }}-‐'"ヽ.    )     / おじちゃんたちは
:/: ′ヘ : : |ヘ |ヽ|: :/:Ⅳ }  ゞ-'    ム/: :|: : / ヘ j ` ー-`ー-一'′    /、  2chしてるだけだから
    :\:{ ヾ、Ⅳ{: : : :|    __   }: : j/ |.:.:.:.:ヘ ヾ              /ノ.:.\  はたらかなくても
      _>ー―f^:ヘ : : :| 、  _ ,   イ | : :/}: }.:.:.:.:.:iヘ             ,//.:.:.:.:.:.:.\ だいじょうぶなんだよ?
    ,イノ⌒\ `  ヽ、:{    l>、 }: /j/ ,j/.:.:.:.:.:.:|  `ー-= -      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
   (_) \   >く^ヽ }/^∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|  `ヽ      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ヽ

>>726
あれは垣根くんが入れてたお酒です

>>728
家で打ち止めと番外個体に突撃されてます(前回)

>>738
番外個体の二次絵が垣根に見えた事なら何度かあります


ちょっとやらなきゃいけない事が有るので、次回の投下はかなり遅くなります



――病院

10032号「中々眠れませんとミサカはベッドでごろごろします……」

10032号「…………MNWで暇つぶしでもしますか」

10032号「どれどれ、偶には上条×ミサカ以外も見てやりましょう」




《MNW》
1ていとくんのお料理教室!(4)
2みさか×××(1)
3初春「一家に一台定温保存!」(8)
4うす塩>コンソメ>その他>>>>のり塩(9)
5トランプ大会なう(6)
6垣一なのか一→御坂なのかハッキリさせてくれ(111)
7ミサカの中で犬派少なくない?(46)
819090号が足骨折してるらしいな……フヒヒ(79)
9アンジェレネ→打ち止め←フレメア(313)
10御坂「だゾってクレヨンしんちゃんの真似?」食蜂「」(876)
11上条「……テッラってよく見ると可愛いよな」(663)
12上位個体のアホ毛って切ったらどうなるの?(552)
13常盤台の理事長の孫にストーカーされてるんだが……(423)
14常盤台の理事長の孫に尾行習ってるけど質問有る?(125)
15海原光貴ストーカーすんの楽しすぎwww(334)






ていとくんのお料理教室!

1以下、名無しにかわりまして垣根萌えミサカがお送りします ID: 18000

はい、始まりました。ていとくんのお料理教室
今日は初回という事で簡単にサラダにチャレンジ

サラダというのは生野菜を主材料に肉や魚介などを入れマヨネーズやドレッシングで和えたものです
今回はトマトとキャベツをメインにし、ていとくんの肉を入れ未元物質で和えましょう

髪の毛を入れたい方は入れてもいいですが、消化されないのでしゃぶったら捨てる事をお勧めします


2以下、名無しにかわりまして一垣萌えミサカがお送りします ID:12345
マジキチ

3以下、名無しにかわりまして未元掌握萌えミサカがお送りします ID:19993
あぁ……ていとくんのお料理教室ってそういう事……

4以下、名無しにかわりまして垣麦萌えミサカがお送りします ID:00045
ミサカの期待を返せ

5以下、名無しにかわりまして上ミサ萌えミサカがお送りします ID:10032
     (´・ω・`)
   /     `ヽ.   お薬増やしておきますねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\


     (´・ω・) チラッ
   /     `ヽ.   
  __/  ┃  __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\



     (´・ω・`)
   /     `ヽ.   今度カウンセリングも受けましょうねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\








みさか×××


1以下、名無しにかわりましてヤンデレ萌えミサカがお送りします ID:00071

ベッドの柵に意識の無い上条の両手首を縛り付けた御坂は部屋の窓に向かう
13階から見る地上は酷く遠かったが部屋の中が見えないとも限らないし、
飛行系や移動系の能力者がうっかり通りがかるかもしれない

「どうして、もっと素直になれないのかしらね」

窓に映った自分が同じ独り言を呟くのが嫌で薄いカーテンを乱暴に引いた
3歩しか無い距離を6歩かけて歩いて、靴を脱いで揃えると上条を跨ぐ形でベッドに乗り上げ、輪郭を指でなぞる

「ねぇ、一度だけでいいの。当麻」
「一度だけ、私を、私だけを見て」
「ちゃんと呼んで欲しいの、私の――」
「………う………ん……?」
「起きた?」
「……御坂? ん?あれ?ど、どういう状況?」
「そうじゃない……」
「え? ……お前何して……っ!おい!」

サマーセーターを脱ぎ捨て、シャツのボタンに指をかけ出した御坂を止めようとして初めて上条は自分が拘束されている事に気付く

「おい!なぁっ!聞こえてんだろ!?何してんだよ!何だよこれ!」
「何って、どうでもイイ事よ……アンタにとっては」

全てのボタンを外し終えた御坂は上条のベルトに手をかける
「でも、私にとってはすごく大切な事なの」
震える指先では上手くベルトを外せず、舌打ちをして電撃で焼ききってしまう
「なぁ……何でこんな事して……」
ズボンを下ろし、流石に下着に手をかけるときは躊躇いを見せたがそのまま勢いに任せて

(省略されました。全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)



2以下、名無しにかわりまして上琴萌えミサカがお送りします ID:00029
ワッフルワッフル
早く続けろ


3以下、名無しにかわりましてノマカプ萌えミサカがお送りします ID:00305
せめてバッドエンドなのかハッピーエンドなのかだけでも!

4以下、名無しにかわりまして三角関係萌えミサカがお送りします ID:04444
どろどろバッド展開希望

5以下、名無しにかわりまして上ミサ萌えミサカがお送りします ID:10032
ここからまさかの上ミサに発展する事を希望







初春「一家に一台定温保存!」


1以下、名無しにかわりましてさてはる萌えミサカがお送りします ID:00007


佐天「あーっ!冷蔵庫が壊れてる!」

初春「えぇ!?でも備え付けですよね? 言えば交換してくれるんじゃないですか?」

佐天「今日アイス買っちゃったんだよー……」

初春「あぁ、そういう事なら私に任せて下さい!」

佐天「え……? あっ、初春の能力で冷蔵庫の温度を一定に保つんだね!?」

初春「いえいえ、それよりもっと簡単に解決できます!アイスを出して下さい!」

佐天「? うん。はい、これが今日買ったアイスだよ」スッ

初春「あっ、窓の外にUFO!」

佐天「えっ!?」バッ

初春「……」シャクシャク

佐天「UFOなんて飛んでないじゃ……あれ?アイスは?」クルッ

初春「溶けないように食べておきました!」


一家に一台定温保存!



2以下、名無しにかわりましてさてはる萌えミサカがお送りします ID:00007


初春「白井さん!第7学区でカツアゲ発生です!」

白井「またですの? 解りましたわ、今から空間移動で現場へ向かいますの」

白井「はぁ……折角紅茶を淹れた所でしたのに」

初春「あ、それなら大丈夫ですよー。こっちに貸して下さい」

白井「初春、もしかして保温しててくださるんですの?」スッ

初春「……」ゴクゴク

初春「さぁ、もう紅茶の事は気にしないで行って下さい!」

白井「カツアゲ犯の次は貴方をぶちのめす事に決まりましたわよ」

一家に一台定温保存!



3以下、名無しにかわりましてさてはる萌えミサカがお送りします ID:00007


佐天「ねぇ初春、最近暑いよね」

初春「そうですねー、あんまり暑いと枯れちゃうので困っちゃうんですよ」

佐天「(枯れる?)それで思ったんだけど、初春の能力で私の体温を一定に保てば冷房節約じゃない!?」

初春「でもずっと触ってないといけませんし……」

佐天「まぁまぁ、硬い事言わずに!ほら、保温して!!」ギュッ

初春「うぇぇ!? ちょ、佐天さん!触るだけでいいんですよ!抱きつかなくても!」

佐天「あれー?保温してないのかなー?初春のレベルが上がったのかなー?どんどん熱くなってるなー?何でかなー?」ニヨニヨ

初春「うぅ……///」


一家に一台定温保存!


4以下、名無しにかわりましてギャンブラー萌えミサカがお送りします ID:01089
こっからエロ展開クルー?

5以下、名無しにかわりましてさてはる萌えミサカがお送りします ID:00007
>>4
全編通してほのぼのだけだよ

6以下、名無しにかわりましてギャンブラー萌えミサカがお送りします ID:01089
お前には失望した

7以下、名無しにかわりまして羞恥プレイ萌えミサカがお送りします ID:00027
>>1は役立たず

8以下、名無しにかわりましてはるさて萌えミサカがお送りします ID:00034
>>1はゴミ

9以下、名無しにかわりまして上ミサ萌えミサカがお送りします ID:10032
エロ展開無いだけで何でこんな叩かれてんの?
ここ猿しかいないの?

10以下、名無しにかわりましてSM萌えミサカがお送りします ID:10033
雌豚もいます、叩いて下さい







うす塩>コンソメ>その他>>>>のり塩


1以下、名無しにかわりまして清楚萌えミサカがお送りします ID:00026
うす塩ちゃんは普段は大人しいけど、芯の通った女の子
のり塩はビッチだから駄目

2以下、名無しにかわりまして上嬢×百合子萌えミサカがお送りします ID:00005
関西だししょうゆは旅館の女将っぽくて好き
うす塩ちゃんは清楚ぶってるだけでビッチでしょ

3以下、名無しにかわりまして擬人化萌えミサカがお送りします ID:00031
ソルティレモンちゃんは
ゆずこしょうちゃんが気になって家まで押し掛けちゃうくらい積極的!


4以下、名無しにかわりましてBL萌えミサカがお送りします ID:00017
しあわせチーズ×しあわせバター萌え
ツンデレ系男子のしあわせチーズ→親戚の優しいお兄さんしあわせバター

5以下、名無しにかわりましてビッチ萌えミサカがお送りします ID:10007
『しあわせバター』の味のベースには『サワークリーム』が……


6以下、名無しにかわりましてBL萌えミサカがお送りします ID:00017
マジか。じゃあしあわせチーズは遊ばれてるだけ?

7以下、名無しにかわりましてツンデレ萌えミサカがお送りします ID:00030
まろやかサワークリームちゃんはおっとりした帰国子女だけど
好きなポテチの前だと途端に不器用ツンデレになっちゃう可愛い子だから
しあわせバターお兄さんが絆されても仕方無いね


8以下、名無しにかわりまして擬人化萌えミサカがお送りします ID:00031
遊ばれてるも何もしあわせチーズがしあわせバターに相手にされてないだけじゃね?
大人しくこんがりチーズにしとけよ。頑固だけど優しいぞ


9以下、名無しにかわりまして姫神萌えミサカがお送りします ID:08223
北海道バターしょうゆの方が優しいし


10以下、名無しにかわりまして上ミサ萌えミサカがお送りします ID:10032
味の話じゃねーのかよ







トランプ大会なう


1以下、名無しにかわりまして厨二設定萌えミサカがお送りします ID:00012
ババ抜きで1位はオルソラさん2位はフィアンマさん、3位はミサカ
最下位はオッレルスさん

2以下、名無しにかわりましてアホの子萌えミサカがお送りします ID:01099
待て待て、何でフィアンマさんとオルソラさんがオッレルスさん家にいんの?
あと何でシルビアさんは参加してないの?

3以下、名無しにかわりまして厨二設定萌えミサカがお送りします ID:00012
>>2道に迷ったらしい。
ミサカも詳しくは解らないっていうか会話が困難で挫折した
シルビアさんは台所で食器洗い中。昼食はオルソラさんが作った。超美味かった
とりあえずオッレルスさんに罰ゲームを>>7頼む

4以下、名無しにかわりましてメイドさん萌えミサカがお送りします ID:01000
メイド服着用

5以下、名無しにかわりましてヤンデレ萌えミサカがお送りします ID:00071
その場にいる誰かに向けてヤンデレの演技

6以下、名無しにかわりましてオッレルス×シルビア萌えミサカがお送りします ID:00044
Janne Da Arcのシルビアをシルビアさんの前で熱唱

7以下、名無しにかわりましてノマカプ萌えミサカがお送りします ID:00305
シルビアさんに後ろから抱き着いて「いつもありがとう」って言わせる


8以下、名無しにかわりまして厨二設定萌えミサカがお送りします ID:00012
>>7
了解。伝えた。
ていうか、罰ゲームかこれ?

9以下、名無しにかわりまして片思い萌えミサカがお送りします ID:00004
シルビアちゃんはオッさんに惚れてるからイチャイチャ出来て嬉しいんじゃない?

10以下、名無しにかわりまして純愛萌えミサカがお送りします ID:00024
じゃあ今台所では二人してほんわかしてんのかな
オッレルスが抱きついてシルビアさんが真っ赤になってると思うと胸熱
「こ、こっちもいっつも感謝してる」とか言って……

11以下、名無しにかわりまして厨二設定萌えミサカがお送りします ID:00012
【速報】オッレルスさん台所から部屋までぶっ飛んで来て床に刺さる



10032号「力強すぎでしょう、とミサカは若干恐怖します……そろそろ眠くなってきました」

10032号(そういえば夢は深層心理の現れと言いますが、ミサカの見る夢は全妹達に影響されるのでしょうか?)

10032号(そしたらMNWと繋がっている一方通行の夢もMNWから拾った情報を組み込んだり……)

10032号「流石になりませんか………ふぁ……とミサカは欠伸を噛み殺します」

10032号「……」

10032号「……Zzz」






垣一なのか一→御坂なのかハッキリさせてくれ


114以下、名無しにかわりまして電磁通行萌えミサカがお送りします ID:00088
メルヘンがお姉様に勝っている所なんて無いのに何をうじうじしてるんだ
もやしめ

115以下、名無しにかわりまして削一萌えミサカがお送りします ID:00008
だから、一方さんはソギーが好きなんだって!

116以下、名無しにかわりまして一垣萌えミサカがお送りします ID:12345
一方さんは垣根選ぶって
垣根の方がお姉様より可愛いから

117以下、名無しにかわりまして垣一萌えミサカがお送りします ID:10099
>>116
垣根を選ぶのには同意するけどお姉様の方が可愛いだろ
眼科いけ

118以下、名無しにかわりまして電磁通行萌えミサカがお送りします ID:00088
もやしはお姉様の事好きって言った事あるんですー!
多分その内ムラムラして襲うと思う

119以下、名無しにかわりまして無理矢理萌えミサカがお送りします ID:00476
襲うのはいいね、嫌がるお姉様を無理矢理……

一方通行「……もォ我慢出来ねェ」

御坂「あ、アクセラレータ……?」

一方通行「黙って押し倒されてろ」

御坂「えっ、……やっ、待っ……だめ!」

一方通行「うるせェ、オマエはただ善がってりゃァいいンだよ」

とかね!
最高だね!

120以下、名無しにかわりましてみこみさ萌えミサカがお送りします ID:15000
最高なのはお前の気持ち悪さだ



『……もォ我慢出来ねェ』

『あ、アクセラレータ……?』

『黙って押し倒されてろ』

『えっ、……やっ、待っ……だめ!』

『うるせェ、オマエはただ善がってりゃァいいンだよ』






一方通行「っ!!?」ガバッ

一方通行「…………夢か」

一方通行(何か俺最近夢見る頻度高ェンだよな……大体御坂さンにそンな事出来る訳……)

御坂「……んー……」

一方通行「!?」ビクッ

御坂「ふふ…………Zzz」←服はだけてる

一方通行「……え?ン?アレ? 何で隣に寝て……俺……何で……服、着て無ェンだ……?」

一方通行(いや、流石にズボンは履いてンだろ……)チラッ

一方通行(履いてっけどベルト外れてンな……)

御坂「……Zzz」

一方通行「……えっ?」ダラダラダラ






自分だけの現実×20002編 完




乙!MNWはあいかわらずひどい

『……もう我慢出来ないわ』

『み、御坂さン……?』

『黙って押し倒されてろ』

『えっ、……やっ、待っ……だめェ!』

『うるさい、アンタはただ善がってりゃいいのよ』

…なあ、現実はこうなんだろ?

10御坂「だゾってクレヨンしんちゃんの真似?」食蜂「」(876)

くそっこんなので笑っちまったwww

>>763
俺もこれすげー見たい
何でMNW繋げないんだろう

>>1のセンスに脱帽だ乙

>>759
それが今回明らかに

>>763>>765
ただみさきちを弄ってあそぶSSです



――回想


食蜂「もうやめてぇぇぇ!」

御坂「操祈……キス、してもいい?」

食蜂「だめ!駄目じゃないけどぉ!」

食蜂(今下着何履いてたかしらぁ!? そういう事するならシャワーも浴びたいしぃ!)

一方通行(行け!そのまま押し倒せ!俺の事は気にせずに……!)

一方通行「ごほっごほごほっ!!ごほっ!」

御坂「! ちょ、ちょっと、大丈夫?」

食蜂(た、助かったわぁ……)



御坂「ヒクッ……汗かいてるし、着替えさせたほうが良いかしら」

食蜂「あ、じゃ、じゃあ私パジャマ買ってくるわぁ! やっぱりゆったり寝られるのが良いわよねぇ!」ダッ

御坂「あっ、ちょっと……」

食蜂「」バタンッ

御坂「逃げられたわね、急ぎすぎたかしら」

一方通行「……(みこみさ空間を邪魔して)悪ィ」

御坂「別にいいって。それより身体拭こうか?」

一方通行「大丈夫だ。それ位なら一人で出来る」

御坂「ふふっ、遠慮せずに遠慮せずに……ふふふふふ」グッ

一方通行「お、おい。マジでいいって」

御坂「どうせ着替えるんだからいいでしょ」スポンッ

一方通行「寒ィ!!」

一方通行(あァ、でも御坂さンに無理矢理服剥ぎ取られた……そォ思うと急に熱く……)ハァハァ

御坂(何か急に息荒くなったけど、苦しいのかしら……。そういえば一方通行は水分補給してないし何か飲ませた方がいいわね)



御坂(私が飲んだのと同じジュースでいいわよね。冷蔵庫に沢山あるし)

御坂「はい。一方通行、飲みなさい」プシュッ

一方通行「いや、そンなに喉渇いて無ェから……」

御坂「駄目駄目、風邪の時は沢山水分摂らないと」

一方通行「……じゃあ、貰っとく」

一方通行(流石御坂さン……このジュースは今世界一価値のある飲み物になったな……)ゴクゴクゴク

一方通行(沢山摂らないと、か……心配させねェよォに全部飲み干してお……こ…………)ゴクゴク

一方通行「」バタンッ

御坂「えっ!? 一方通……、あれ?これお酒だわ。一方通行お酒弱かったんだ……ヒクッ」

御坂「……でも私はなんともないし思考も正常ね……もしかして、私ってお酒強い体質なのかしら!?」

御坂「じゃあ何か気分良いし、もう一本あけちゃおー。ふふふ」プシュッ


―――――
―――



食蜂「た、ただいまぁ。パジャマ買って来たわよぉ。サイズが解らなかったから3つくらい……」

御坂「ありがと食蜂。とりあえずパジャマ部屋に置いて、ちょっと外に出て頂戴。」

食蜂「え?」

御坂「何か、一方通行が身体拭くから出てって欲しいんですって」

食蜂「そうなのぉ? じゃあ、ちょっと待ってから入るわねぇ」

御坂「ヒクッ……ううん、何だか風邪移すと悪いからそのまま帰って欲しいらしいの」

食蜂「えぇ? でも一人にして大丈夫なのぉ?」

御坂「ほら、アイツってちょっと意地っ張りな所有るから弱ってる所見られたくないみたいで……」

食蜂「そう……じゃあ帰った方がいいのかしらぁ」

御坂「うん。それに垣根さんにも迎えに来て貰いたくないって」

御坂「今日は疲れたから、もうここに寝たいみたいよ」



食蜂(垣根さんが好きだからこそ弱ってる所見せたくなくて、来て欲しくないのかしらぁ?)

御坂「でもやっぱ無理してるかもしれないから、もうちょっと私はアイツについてるわね」

食蜂「じゃあ私もぉ……」

御坂「駄目よ。操祈に風邪が移ったら大変だもの」

食蜂「えっ、そ、そう?」

御坂「えぇ。操祈に何かあったらと思うと私……ヒクッ……だから、ここは私に任せて」

食蜂「み、美琴がそう言うならぁ……」

御坂「じゃあ、マンションの出口送っていくわね……手、繋いで行きましょ」

食蜂(何か解らないけど積極的だわぁ……)フヘヘ

食蜂(んん? ……なんかアルコール臭いようなぁ……)クンクン

御坂「さ。いきましょ」ギュッ

食蜂「えっ、えぇ!」

食蜂(まぁどうでもいいわよねぇ!)



御坂「ふぅ。ただいまー、ちゃんと食蜂の事は下まで送ってきたわ。まだ寝てるわよね?」ガチャ

一方通行「………」

御坂「ふふふふ、何しようかしら」

御坂(起きてる食蜂よりも寝てる一方通行の方が貴重だし、こっち優先よね)

御坂(何か、さっきから誰かを口説きたくてしょうがないというか、こういう事したいのは何でなのかしら)

御坂(特に何時もと変化なんて無いのに……)

御坂(そうね、とりあえず縛って……って道具無いか)

御坂(女装させるのも、ありね)

御坂(うーん、沢山あるけど、思考が上手く纏まらないわ……)

御坂「ふぁ……何だろ。眠い……お酒のせいかな……」

御坂「ちょっと寝よ……あーもう、暑いわね。ボタン外そう」プチプチ

御坂「ふふ……折角だから一方通行と、添い寝し、て……」ゴソゴソ

御坂「……ぐぅ……」



―――――
――


一方通行(とりあえず服着ねェと……)

御坂「ん……ふぁ」

一方通行「……」ビクッ

御坂「おはよ、黒子……ん? あれ?」

一方通行「…………み、見て無ェから服着直せ」

御坂「……………」

御坂(え?何? 何で一方通行半裸なの?誘ってるの?あれ?何で私の服はだけてるの?)

御坂(待って。駄目全然昨日の記憶が無いわ。えっ、何。どういう事)

御坂(でも、この状況どう考えても……)

一方通行(この状況、どォ考えても……)

御坂(私が一方通行を襲ったとしか考えられないわ!)

一方通行(俺が御坂さンを襲ったとしか考えられ無ェ!)



御坂「……服着たわよ……えっと、ごめん……私昨日の記憶が無いんだけど……」

一方通行「俺も……昨日の記憶が無ェ……倒れたのは解るンだが。あ、運ンで貰って悪ィな」

御坂「それくらい大丈夫よ。もう具合は良いの?」

一方通行「あァ……大丈夫だ」

御坂「……」

一方通行「……」

御坂「その……身体に違和感とかある?」

一方通行「いや……オマエは?」

御坂「無いわ」

一方通行「そォか……ウプッ……」

御坂「ちょっと、まだ具合悪いんじゃないの?」

一方通行「……大丈夫だ……」

一方通行(何だ? 気持ち悪ィ……ストレスか?)

一方通行(記憶が無ェから何も無かったって確証も無ェンだよな。万が一の事も考えておかねェと……)

御坂(でも、コイツだって第一位な訳だしいくら具合悪くても私に襲われたら少しくらい反撃出来わよね)

御坂(それなのに争った形跡一つ無い上に身体に違和感も無いって事は何も無かったんじゃ……ん?缶が転がってる?お酒?)



御坂(……何か思い出して来た……確かこんな感じのジュース飲んでから記憶が……)

御坂(あっ……そうか、そういう事ね!)

御坂(二人でジュースと間違ってお酒飲んで熱くなったから脱いだんだわ! ママもお酒飲むと暑くなるとか言ってたし!)

御坂(なーんだ、じゃあ特に何も無かったのね! それによく考えたら一方通行が垣根さん以外に襲われて抵抗しない筈無いわ!)

御坂(二人ともお酒飲んで記憶が無いだけか!)

一方通行「おい…………学校、大丈夫か?」

御坂「あっ、やばっ!」

御坂(寮に帰ってない……! 黒子が誤魔化してくれてればいいんだけど……!)

一方通行「昨日の事は……」

御坂「あー大丈夫大丈夫!何も無かったでしょ!」

御坂(解ってるわよ! 垣根さんに何か聞かれたら、私から私達の間では何も無かったってちゃんと証明して欲しいのよね!)

一方通行(御坂さン……)

御坂「じゃあ私もう行くわ。困った事があったら電話してちょーだい」ガチャ

一方通行「あァ……」

御坂(一方通行の半裸が見れた……)フフフ

一方通行(やっぱアレは夢じゃなかったのか……? 俺は何て事を……)



―――通学路


御坂(それにしても、具合悪い一方通行可愛かったわね)

御坂(吐きそうになってたのは流石に心配だったけど……でも、何で体調悪くしたのかしら?)

御坂(垣根さんと一緒に住んでるなら食事とかでしっかり健康管理してくれそうな気が……)

初春「御坂さーん!」

佐天「おーい、御坂さーん!」

御坂「あっ。おはよー、学校行く途中?」

初春「はい! それより上一同人誌いりませんか?」

御坂「えっ?」

初春「布教ですよ。御坂さんがちょっと興味ありそうだったので持ってきてみました。これとかどうですか?」スッ

御坂(ウサ耳の一方通行……見た事無い表紙ね。上一も結構漁ったと思ってたんだけど)

佐天「やめなよ初春、その内容は初心者向けじゃないよ。どうせなら削板受けの……」

初春「削板受けも十分上級者向けでは?」

佐天「だからって、ちょっと興味があるかも、くらいの御坂さんにケモ耳でBLでの妊娠シチュものはキツイって」

御坂「に、妊娠……?」



初春「そうですか? 想像妊娠だからいいかなって思ったんですけど、じゃあもうちょっと軽めの用意してきますね。すいません」

佐天「変に苦手意識持たせちゃ悪いもんね」

御坂「ちょっと待って……それ、見せてくれない?」

初春「おぉ、御坂さん。やっぱ興味あります!?」

御坂「い、いや、怖い物見たさっていうか……」

佐天「慣れてないと気分悪くなるかもしれませんよ?」

御坂「大丈夫大丈夫……」ペラッ

御坂(成程、一方通行を兎にみたてたものね……兎が年中発情期とは聞いた事あるけど……)ペラッ

御坂(兎はお尻を触られたり、飼い主に見つめられただけでも想像妊娠する事があるんだ……)ペラッ

御坂(人間の妊娠症状は微熱やだるさ、吐き気……前に打ち止めが一方通行はホルモンバランスが崩れてるとか言ってた事が……)

御坂(兎、一方通行、垣根さんと同棲、プレゼントの買い物、コンドーム、体調不良、ホルモンバランス、想像妊娠)

御坂「……」パタンッ

初春「あ、どうでした? やっぱキツイですか?」

御坂「そっか…………そういう事だったんだ……! ありがとう、初春さん」

初春「?」

佐天(何故か解らないけど、御坂さんに与えてはいけない知識を与えてしまったような気がする)






口説き魔編 完




着地点がわからねぇwwwwww
さすが1

ミサカ遺伝子すごいww
カオスってレベルじゃねぇぞww

>>790
自分でも解らなくなってきた

>>792
ミサカ遺伝子というか、この学園都市そのものがもう……



01442号「屋上というのは何故かテンションが上がりますねとミサカは下を見下ろしながら呟きます」

00001号「見ろ!!人がゴミのようだ!とミサカはお気に入りの台詞を叫びます」

木原「うるせぇ。とりあえず黙って構えてろ」

01442号「しかしお父様も流石に過保護ではとミサカは若干引いてる事を明かします」

00001号「隣のビルの屋上から垣根帝督を射殺しようという結論に至るとは……ヤンデレは守備範囲外ですとミサカは愚痴を零します」

01442号「ミサカはむしろ内心これからの展開に心を躍らせています」

木原「いや、殺さねーよ。ただ第二位が外出する度に銃撃って疲労させようってだけだ」

00001号「お兄様の身内になら手を出さないという事を知ってこの戦法……」

01442号「ぶっちゃけ卑怯ですよね。嫌がらせレベルですし」

00001号「あっ、垣根帝督が家から出てきましたとミサカは報告します」

01442号「おや、お兄様も階段から上がってきましたよとミサカも報告します」

バンッ

00001号「え?今撃ちました?」

木原「撃っちまった。何丁度良く帰ってきてんだクソガキが」

01442号「何という理不尽……」



垣根(昨日は三日ぶりに寝た……しかも一方通行が寝た布団でなぁ!!)

垣根(もう一方通行と寝たみたいな……)


バンッ


垣根「うおっ、危ねっ!」

垣根(狙撃……? いや……あそこにいるのは、お義父さん?)チラッ

一方通行「今何か飛んで来なかったかァ?」

垣根「え!?もう帰って来たのか!? いつも昼まで寝てたのに早くねぇ?」

一方通行「偶々早く目ェ覚めたンだよ」

垣根「てめぇが具合悪いって聞いて迎えに行こうと思ってたとこだったんでな」

垣根(クソッ、お姫様抱っこで帰るデートプランがパーじゃねぇか……!)

一方通行「……あァそォ」

垣根「もう大丈夫なのか? 具合悪くないか?」

一方通行「あァ…………つゥかさ、俺帰るわ」

垣根「? あぁ、じゃあ今ドア開けるな」

一方通行「いや、そォいう事じゃねェ。自分の家に帰る。泊めてくれたのは感謝してる」

垣根「えっ」



00001号「何やら揉めているようですね」

01442号「ミサカが読唇術で何を言っているのか解析しますとミサカはやった事も無い事を試みます」

木原「やった事ねぇのかよ」

01442号「……き、は、ら、が、す、き、だ、か、ら、お、ま、え、と、は、わ、か、れ、る」

01442号「と言っています。経験不足は妄想でカバーしました」

木原「解った。もう黙っとけ」

00001号「垣根帝督がこっちをガン見しています」

01442号「これは見つかっているのではとミサカはばっちり目が合った事を教えます」

00001号「またお兄様に向き直りました」

木原「つーかこっちはスコープで見てんのにアイツ裸眼でこっち見えんのか……」



垣根(待てよ、お義父さんからの狙撃に、急な一方通行の態度……)

垣根(もしかして全て俺へ向けた試練!?)

垣根(どうするのが正解なんだ!?)

垣根(諦めたら一方通行が実家へ帰るコースは免れない……!)

垣根(だけど一方通行の気持ちを汲まないとお義父さんには気に入られない……)

垣根(いや、一方通行はちょっと強引に引き止めて後でお義父さんをフォローすれば!)

垣根(そうだ、ジェスチャーで上手くいったと伝えればいいじゃねぇか!)

垣根「待ってくれ一方通行!」ガシッ

一方通行「あ?」

垣根「もう少し……一緒にいないか?」

一方通行「いや、俺は……」

垣根「つーか、二人でずっとここに住もう!あぁ、それが良い!」グッ

一方通行「オイ、引っ張ンな! 転ぶ!!」



00001号「家の中に半ば無理矢理連れ込まれましたね」

01442号「これはまさか玄関で仲直りかお仕置きタイムでは無いでしょうかとミサカは推測します」

00001号「どっちにしろ同じ事を指しているのは解りますとミサカは自分の優秀さを称賛します」

木原「優秀なのかそれ」

00001号「おっと、垣根帝督だけ出てきました……あっ!?」

木原「あぁ、何してんだ?」

01442号「ピースです!こちらにむかってピースをしています!しかもダブルピース!」

00001号「ウィンクしだしました!」

木原「…………」

ガガガガガガガガガ…

01442号「こちらは無言で連射しだしました」

00001号「まぁムカつく気持ちは解りますとミサカは理解を示します」



01442号「おや……」

木原「あん? 何だありゃ、仰け反って……まさか当たったのか?」

00001号「いえ、あれは……ブリッジです! ピースのままブリッジしながら、翼で銃弾を防いでいます!」

木原「何でだよ!意味解んねぇ!!」

01442号「立ち上がって前髪をファサッてし始めましたとミサカはナルシストの様な仕草に鳥肌を立たせます」

00001号「うわ、投げキッスしだした……何がしたいんですかとミサカはドン引きします」

木原「とりあえず全員で撃つぞ。何かムカつくから」

00001号「解りましたとミサカは狙いを定めます」

01442号「股間を重点的に狙って使い物にならなくしましょうとミサカは提案します」

木原「……それはやめてやれ……あ。弾無くなった」

00001号01442号「「お父様の弾切れ……」」ゴクリ

木原「蹴るぞ」


―――――
――
―――



垣根「ふー……股間に飛んで来た時はちょっと焦ったな」

垣根(俺の喜びのダンスが伝わった合図だったのかもしれないな……)

垣根(とりあえず、これだけテンション高い所見せたら上手く行ったと思うだろ!)

垣根(実際は何も話し合ってねぇし強引に部屋に押し込めたが、これからイイ感じになる予定だから良い!)

垣根(そろそろマジでちゃんと挨拶に行かないとな……あ。甘い物好きかどうか聞けば良かった)


<きらめき踊る電光♪ この世界暗闇を駆け抜ける♪


垣根「あん?もしもし?」pi

<あ、もしもし垣根さん?

垣根「おう、御坂。何か用か?」

<うん……一方通行見てて思ったんだけどさ、えっと……



<一方通行……想像妊娠してるわ

垣根「大丈夫か御坂。ちゃんと寝てるか?」

<違うの!本当なの……私から言う事じゃないとは思ったんだけど……

垣根「いや、そもそもしてないだろ……してたとして俺の子なのか?想像に俺の子とかあるか解んねぇけど」

<優しくしてあげてね?

垣根「ちょ、おい待、嘘だよな?待て。よく解んねぇ!詳しく話せ!」

<あ、授業始まる!じゃあよろしくね!

垣根「…………」

垣根「…………」

垣根「………御坂が壊れた」






レディオウェーブ編 完




乙っひさー
ていとくんのダブルピースで草回避www

>>811
木原くんはアサルトライフル担いで狙ってるんだな

>>805
しかし今回垣根のテンションがだだ下がりに……

>>812
木原「そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる!!」



――垣根家



一方通行(俺、やっぱ御坂さンを襲っちまったのか……)

一方通行(土下座するしか……いや、土下座で済むもンじゃねェ……焼き土下座すら生温い……)

垣根「よぉ一方通行。放置して悪かったな」ガチャ

一方通行「垣根……」

一方通行(コイツは俺に好意を抱いてて泊めてンのに、御坂さンを襲ったなンてなったら此処にいる訳に行かねェよな……)

垣根「そういえばさっき御坂から電話きたんだけどさ」

一方通行「!!」

垣根「(一方通行が想像)妊娠してるって本当か?」

一方通行「!!?」



一方通行(妊娠?御坂さンが? そんな直ぐに解るもンじゃねェだろ……)

一方通行(いや待て……ここは学園都市。瞬時に妊娠したかどォか確認出来る機械とか、そういう能力者がいても可笑しくねェ)

一方通行(俺に直接言うのは気まずいから垣根に……)

垣根「まぁ、冗談だろうけどちょっと微妙なラインだよな……」

一方通行「冗談じゃ、ねェ……」

垣根「え?」

一方通行「本当に、(御坂さンは)妊娠してンだ……」

垣根「えっ……う、え? いや……えっ、嘘だろ……?」

一方通行「悪ィ……」



垣根「イヤ……だってさ、いつ(俺と一方通行が)ヤッたんだよ」

一方通行「昨日の夜にだ」

垣根「!?」

垣根(えっ。それって俺が寝てる間にって事?寝てる間に一方通行が帰ってきてたのか?)

垣根「それって、てめぇが一方的に……」

一方通行「あァ……」

垣根(うわ。俺、寝てる間に童貞捨ててる……)

垣根「ん? いや、でも昨日は具合悪かったんじゃないのか」

一方通行「あァ……でも服脱がされて興奮してたのかもしれねェ」

垣根「脱がされたのか!?」

垣根(俺寝てんのに!?)

一方通行「それに、ずっと俺の事考えて行動してくれてよ……」

垣根(寝てる俺どうなってんの!?)



垣根「いや、妊娠するにしてもその……早くねぇか」

一方通行「それは俺も思ったが、学園都市だからなァ……」

垣根(学園都市だから何!?関係無ぇだろ!!)

垣根「その……う、産む気なのか?」

一方通行「そこら辺は話し合わねェとな……」

垣根(何をだよ!話し合う事が無ぇだろ!)

一方通行「まだ中二なのにな……」

垣根「ぶっっ!!?」

垣根(ちゅ、中学生…? えっ?一方通行って中学二年生だったの……?)

垣根(高一か高二くらいだと思ってたんだが……)

垣根(大丈夫か俺。これショタコンに入らねぇか? いや別にいいか、もうそこは些細な問題か)



垣根「なぁ……厳しい事言うかもしれねぇけど(生物学的に)産むのは無理だ」

一方通行「確かに世間の目とかあるかもしれねェが……」

垣根(そこじゃねぇぇぇ! 何で世間的に発表するつもりなんだ!?)

一方通行(御坂さンは学園都市の広告塔……そンな事になったら噂が広まるのは目に見えてる)

垣根「いや、もうハッキリ言うけど産めるわけ無ぇからな!?」

一方通行「大丈夫だ。(世間的に)産む事が難しくても俺が何とかする……!」

垣根「できるわけねーだろ!医者とかどうすんだ!?」

垣根(絶対取り合ってくれないだろ!)

一方通行(確かに出産には医者が必要だ……そォなると絶対に知る人物が出てくる……)

一方通行「……最悪、俺が一人で(旦那と)医者の役もすれば良い」

垣根「ほ、本気で言ってんのか……? 一人で(妊婦と医者を)……?」

一方通行「本気だ」

垣根(ヤバイ……本気で産んだと思って人形の世話とかしだしたら、いくら一方通行でもドン引きする……)



垣根「つーかさ……今まで(俺の事)好きな素振りとか見せなかったじゃん……」

一方通行「……今までは逆に(御坂さンが)好き過ぎて素直になれなかったつゥか」

垣根「……」

一方通行「……つーか会った時から好きだったし……同人誌も200冊以上持ってる」

垣根「……おぉ、ぶっちゃけてきたな」

一方通行「ここまできたらな……」

垣根(……何か重い……俺の同人誌200冊も持ってんの?)

垣根「……その、俺が協力しないって言ったらどうする?」

一方通行「別に構わねェ……元々オマエに言ったら引くっつゥのは解ってたしな」

垣根(何でそこの感覚は正常なんだよ……逆に拒否しづれぇ……)



一方通行「…………」

垣根(いや、でも……一方通行が俺の事好きって事が判明した)

垣根(これで想像妊娠っていう事を解らせれば良い感じにカップルに納まれる……?)

垣根「と、とりあえず、お義父さん(木原)への挨拶とか……」

一方通行(御坂さンのお父さンに挨拶……そォか。そォいう事もしねェといけねェのか)

垣根「好きな物とか無ぇの?」

一方通行(解ンねェ……でも御坂さンの家族っつゥ事を考えると……)

一方通行「ゲコ太……」

垣根「……」

一方通行「多分、ゲコ太だ……」

垣根「……」

垣根(俺、最近、一方通行の距離が縮んできたと思ってたけど……それは遠すぎて逆に近く思えただけなのかもしれねぇ)






周回遅れ編 完





ていとくんが普通だと…!?

垣根、見損なったぞ
相手がどんな性癖でも受け入れるのが愛だろうが

>>826
ていとくんの自分だけの現実はこのレベルまでは到達できなかったんですよ……

>>831
誰にでもどうしても受け入れられない事ってあるし……



――ファミレス


食蜂(御坂さん……いえ、美琴から食事に誘われたわぁ)

食蜂(一体何なのかしらぁ)

食蜂(考えられるパターンとして……)


―――
―― 

パターン1


美琴「操祈、もう解ってると思うけど……私、アンタの事が好きなの!付きあって!」

操祈「喜んでぇ!」

美声のお客さん達(声が汚いと雰囲気が壊れるから)「「ヒューヒュー!!」」

イケメンの店員(不細工だと雰囲気が壊れるから)「こちらサービスのウェディングケーキになります!」

操祈「わぁ!一緒に入刀しましょぉ!」

美琴「えぇ、夜は一緒に入湯してその後操祈にも……入れないとね。愛とか色々☆」

操祈「もう、美琴ってばぁ☆」

美声のお客さん達「「お幸せに!!」」


パターン2


操祈「美琴、話って何かしらぁ?」

美琴「……」パチン(かっこよく指を鳴らす)

~♪~♪

操祈「美琴が指を鳴らしたら何か壮大なオーケストラが!」

美琴「私が雇った音楽団よ」パチン(優雅に指を鳴らす)

ヒュルル~
ドーン!!

操祈「美琴が指を鳴らしたら結婚しようの文字の花火が!」

美琴「……操祈、これ受け取ってくれる? ……ダイヤの指輪よ」(華麗に私の指に嵌める)

操祈「美琴……!勿論受け取るわぁ……!」

~♪~♪~♪(何かロマンティックな音楽)



食蜂(大体この2つのパターンが濃厚よねぇ……)

食蜂(……でもぉ、今までそういうので何度か予想を裏切られたしぃ)

食蜂(悪いパターンも考えておかないと……!)

食蜂(私は馬鹿じゃないから学習するのよぉ)フフン


―――
―― 

パターン3

美琴「あのね……もう私、操祈と一緒にいるの嫌なの」

操祈「えっ……な、何でぇ?」

美琴「だって、私……操祈の事すっごーく好きで、どれくらい好きかって具体的にいうと結婚して一緒の苗字になって
   毎日お味噌汁作って貰って一緒のお墓に入りたいくらい好きなんだけど好き過ぎて胸が苦しくて
   このまま操祈といると心臓発作で死にそうになるの。ていうか死ぬの」

美琴「だから……さよなら!!!!愛してる!」

操祈「美琴ーーー!!いやーーー!!行かないでーーー!!私も愛してるーーー!!」



パターン4


美琴「私、操祈の事……嫌いになったの!もう私の視界に入らないで!」

操祈「そ、そんなぁ……」

美琴「……これから学校で話しかけて来ても無視するから!」

美琴「さよなら!」

操祈「うぅ……」

美琴「くっ……もう私に近寄らないでよね!」ダッ

美琴(ごめんね操祈……本当は学園都市から逃亡して一緒に駆け落ちしたいくらい好きなんだけど
   実は今私は謎の組織に狙われてて一緒にいると操祈の命も危ないの……!)

美琴(でも全てが終わったら必ず操祈を迎えに行くから……!)



食蜂(3だったらどうしようかしらぁ。4は能力で何とかなるけど、3は私の力ではなんともならないわぁ……でも一番有り得るのは1ねぇ)

食蜂(やっぱり真剣に考えたら結婚はまだ早いし、婚約の段階のはず……)

御坂「ごめん、ちょっと遅れたわ」

食蜂「! だ、大丈夫よぉ……それで何の用かしらぁ」

御坂「うん、結婚の事なんだけど」

食蜂「け、結婚!?」

食蜂(まさかプロポーズぅ!? 2なの!?2なのぉ!!?)

食蜂(確かにこの前襲われかけたし、もう結婚しても良い頃よねぇ!
   結婚まだ早いって思ったけどぉ、昔だったらもう結婚してて当たり前の歳だしぃ!)

食蜂(下着も美琴の好きなゲコ太のキャラ物だし……)

食蜂(シャワーもいつもより念入りに浴びて、香水も何種類かかけたし、ベッドインも問題無いわぁ!)ウヘヘヘヘ

御坂(何か今日のこいつ臭いわね……香水? めっちゃ臭い……)




食蜂「えっとぉ、式はいつにするとかそういう話ぃ?」

御坂「何言ってんの? 垣根さんと一方通行が結婚するから贈り物何がいいか相談しようと思ったんだけど」

食蜂「あ、何だ……そうなの……」

御坂「私的にはやっぱペアのコーヒーカップがいいと思うのよね」 

食蜂「第一位さんコーヒー好きだものねぇ……ん? ……えっ!?垣根さんと第一位さん結婚するのぉ!!?」

御坂「え?アンタ知らないの? 垣根さんから聞いて無い?」

食蜂「聞いて無いわよぉ……教えてくれてもいいのにぃ」

御坂「あー、ほら色々立て込んでるんじゃない?」

御坂(一方通行なんか妊娠もしてるしね……想像妊娠だけど)



食蜂「でも、垣根さんがそんな大事な事私に教えてくれないなんてぇ……」

食蜂(第一位さんの好きなコーヒーの銘柄が変わった事とか
   第一位さんの気に入ってるブランドの店の服全部買い取って第一位さんの人形作ったりした事とか
   第一位さんがコンビ二で買った品物とかも一々もメールしてきてたのに……)

食蜂「……もしかして垣根さん、マリッジブルーに罹ってて死にたがってるかもぉ。だからメールくれないのかもしれないわぁ」

御坂「えー……そんな事あるかしら」

食蜂「うーん、確かにあんなに好きな第一位さんとの結婚だものねぇ……単に舞い上がりすぎて連絡出来ないだけかしらぁ」

~♪

食蜂「あ、垣根さんからメール……」

御坂「もしかして結婚報告じゃない? ちょっと見せて」ワクワク




【From】垣根さん
【Sub】死にたい
ーーーーーーーーーーーーーー
本文無し
ーーーーーーーーーーーーーー


食蜂御坂「「垣根さん!!」」






垣根さん!編 完




すいません、ちょっとご報告を

スランプ気味なのもあるんですが、リアルで立て込んでる事があるので
これから投下できるかどうか怪しいです
一応2ヶ月に一回は生存報告をしますが
あんまり投下出来ない様だったら依頼して立て直します

生存報告
本編の続きはもう暫く待って下さい……

何も無いのも寂しいので、このスレには全然関係無い
機会があればどこかに投下しようと思ってたギャグ日パロを



『心理定規さんと魔法少女誕生』



心理定規「お湯入れて3分……」コポコポ

ゴーグル「それカップラーメンっスか? めずらしいですね」」

心理定規「偶に食べると美味しいのよ。それに、限定品って書いてたから……限定って言葉に弱いのよね」

ゴーグル「あー、リーダーもそのタイプっスよね」

心理定規「あれ?そういえばリーダーどこ行ったの?」

ゴーグル「ファミレスでたむろしてるアイテムのトコに行って、ハーレム味わうって言ってました」

心理定規「またか……そろそろカップラーメンいいかな……」

ゴーグル「あー、良い匂いしてきたっスね……半分下さい」

心理定規「限定品だからもう売ってるか解らないし、イヤ」

ゴーグル「えー、ちょっと位いいじゃないっスか」

心理定規「何を言われようとこのラーメンだけは死守するわよ。私は」ペリッ

カブトムシ05『どうもこんにちは』

心理定規「……こんなラーメンいらない!」

ゴーグル「どういう急激な心変わり!?」

心理定規「カブトムシ入ってるのよ!」グサッ

カブトムシ05『うわぁあぁぁ!』



心理定規「つまり、日本の平和を守る為に妖精の国から来て私のカップ麺の中に入っていたと」

カブトムシ05『はい、そして笑顔で挨拶したら箸で刺され、現在に至る訳です』

ゴーグル「カブトムシなのに笑顔とかあるんスか……」

心理定規「でも何でラーメンの中から?」

カブトムシ05『それは私がラーメンの精だからです。ニキビの精ならニキビから頭皮の精なら頭皮を通して人間界に来る訳です』

ゴーグル「ロクな妖精がいないっスね」

心理定規「こう、もっとポピュラーな風の精とかいないの?」

カブトムシ05『いましたけど……オティヌs……女王が怒ってバレーボールにしてしまいました』

ゴーグル「バレーボールの精ですら無い!?」

心理定規「妖精の国で何があったの!?」

カブトムシ05『ホワイト……もう死にたいって言ってました』

心理定規「死にたがってたの!?」



ゴーグル「と、ところで妖精さん……いや、カブトムシさん? これから何を?」

カブトムシ05『あぁ、それなんですけど。このステッキをどうぞ。お嬢さん』

心理定規「え、何これ……まさか……」

カブトムシ05『はい、アレイスターです』

心理定規「アレイスター!?統括理事長の!? 魔法のステッキじゃないの!?」

カブトムシ05『魔法のステッキですよ。名前がアレイスターです。あ、統括理事会とは関係無いですよ』

心理定規「関係無いんだ……」

カブトムシ05『はい、偶然の一致です』

心理定規「で、これで何を?」

カブトムシ05『これで貴方が魔法少女に変身して平和を守るんです』

心理定規「あー、やっぱりか……そうだと思った」

ゴーグル「すごいじゃないっスか心理定規さん! 他の暗部組織に自慢できますよ!」



心理定規「でも私、仕事柄銃撃ったりクレーン車でガンガンやったり
     能力とか副業の方もアレなんだけど……こう、魔法少女的なキラキラとかけ離れてて、クリーンじゃないんだけど……」

ゴーグル「……ぎ、ギリギリっスよ!ギリギリOKっスよ!」

カブトムシ05『ほんとにギリギリですけど、あの、ダークヒロイン的路線とかありますし……』

心理定規(いや、本当にギリギリよ。大体魔法少女って……でもこの機を逃したら次に来た時年齢的にもアウトになってる可能性が
     別にこんな機会待ってた訳じゃないけど……第一、人殺してる組織の魔法少女って)

心理定規「で、でもこれは私にしか出来ない事なのよね? 折角私を頼って来てくれたんだし」

カブトムシ05『え? いえ、あの、適当に出てきたらここだったんですけど』

心理定規「誰でもいいんだ……一気にやる気失せたー……」

カブトムシ05『まぁそう言わずに』


TV<○○小学校で飼育されていた兎が殺されているのが見つかりました

心理定規「!」

TV<今このような心無い事件が増えていますね

カブトムシ05『今、日本は荒んでるんです。お願いです。魔法少女、ラー・メン子となって一緒に平和を守って下さい!』

心理定規「ラー・メン子!? 名前はもうちょっと考えましょうよ!」

心理定規「……それで、このアレイスターでどうやって変身するの?」

ゴーグル「やるんスか? 心理定規さん」

心理定規「ちょっとだけね」

カブトムシ05『やり方はもう解ってるはずですよ』

心理定規「え?」

カブトムシ05『そのアレイスターを持ったとき、心に言葉が浮かんだはずです。それを唱えて下さい』

心理定規「うん、解った。じゃあ……」



心理定規「ビューティー・プリティー・ソサエティー!!」

ゴーグル「…………」

心理定規「…………」

カブトムシ05『………………全然違います』

ゴーグル「…………」

心理定規「…………」

カブトムシ05『全然違います』

心理定規「2回言わないでよ!何で違うの!? 言われた通りにしたのに!」

ゴーグル「ビューティープリティって心理定規さん……」

心理定規「言わないでってば!」

カブトムシ05『正解は、どさんこラーメンパワーメイクアップです』

心理定規「ふーん……」

心理定規(なんだそれ……ダサッ)



心理定規「ところで今ふと思ったんだけど、アニメとかで女の子が変身する時、一瞬裸になったりするのが有るわよね」

カブトムシ05『あぁ、それなら心配しないで下さい。裸になるのは貴方の組織のリーダーですから』

ゴーグル「何で垣根さんが!?」

カブトムシ05『魔法っていうのは不思議なんです』

心理定規「不思議すぎるでしょ」

心理定規「……まぁいいか!とにかく変身してみましょう!」

ゴーグル「まぁいいんスか!? でも……まぁいいか! これで他の組織に自慢できますね!!」

心理定規「いくわよ……どさんこラーメンパワーメイクアッープ!」



絹旗「垣根は何でいっつもいっつも超来るんですか」

滝壺「迷惑だよね」

垣根「テメェら男っ気無さそうだし、イケメンの俺が来てやってんだよ」

フレンダ「うわぁ、自信満々に自分の事イケメンって言い切った訳よ」

垣根「フッ、事実だからな。惚れてもいいぜ麦野」

麦野「うっぜぇ……グダグダ言ってる暇あんなら私の為にドリンクバー行け」

垣根「ツレねぇな。まぁいいや、何飲み………」バリベリィッ!

麦野「うわぁあああぁあああああ!?」

絹旗「ぎゃあああああああ!何で超全裸になるんですか!!?」

フレンダ「ひぃぃいいい!!変態って訳よ!」

滝壺「……うわぁ」

垣根(俺が、俺が何をしたって言うんだ…………)



ゴーグル「うわぁ、本当に変身しましたね」

心理定規「でも何か思ってたのと違う……全然魔法少女的な衣装じゃないし」

心理定規「頭に謎のアンテナが生えただけっぽいんだけど……」

ゴーグル「アンテナ生えるのも十分すごいじゃないっスか」

心理定規「そりゃそうだけれど……」

カブトムシ05『まぁまぁ。では、早速出動しましょう』

心理定規「兎を殺した犯人を探すのね」

カブトムシ05『いえ、それは警察の仕事です』

心理定規「え?」

カブトムシ05『困ってる人を地道に助けるのが魔法少女の仕事です』

心理定規「じゃあ困ってる人を探しに?」

カブトムシ05『いえ、今一人、確実に困っている人がいます』

ゴーグル「誰っスかそれ」

カブトムシ05『貴方達の身近な人です』

心理定規ゴーグル「「……あっ」」


垣根「……」ワサワサ

滝壺「翼で身体を隠して毛玉みたいになってるよ」

絹旗「目を合わせちゃ駄目ですよ、超いない者扱いして下さい」

麦野「フレンダ、ドリンクバー行け」

フレンダ「えー!? 垣根が行けばいいって訳」

滝壺「かきね?かきねって誰?」

絹旗「そうですよ垣根なんてここにはいません」

麦野「そういう事。解ったらさっさとドリンクバー行け」

フレンダ「チェッ。じゃあ行ってくるわ」

垣根「……」

垣根「……」

垣根「……うぅ、うっ……」

麦野(泣くなよ……)

垣根(俺が、何をしたって言うんだぁ………!)

ギャグ日パロ終わり
本編出来てないなら出来てないで、無駄に関係無い物投下すんなって思われてたら申し訳無い……
先ほども言いましたが、本編はもうちょっとお待ち下さい……

生きてたか

乙!
心理定規ちゃんの突っ込み可愛い!
続きまってるよー

>>865
何とか

>>866
心理定規さんはもう存在が可愛い



――ファミレス



食蜂「ファミレスで垣根さんと第一位さんの結婚式でのプレゼントは何にしようか相談していた
   私達の所に何故か垣根さんから死にたいというメールがぁ!」

御坂「何でそんな説明口調?」

食蜂「そこはおいといてぇ、やっぱり垣根さんマリッジブルーなのよぉ」

御坂「んー……かもね」

御坂(やっぱり一方通行が妊娠してるのがプレッシャーで……)

食蜂「何か励まさないとぉ……なんて送ろうかしらぁ」

御坂「私も送ろうかな……」

食蜂「下手に書くと地雷を踏みそうで怖いのよねぇ」

御坂「うーん……そうよね……」



佐天「あっ、美琴!」

食蜂「!!?」

食蜂(み、美琴? 今美琴って言ったぁぁぁぁ!?)

食蜂(どういう事よ、美琴は私だけの呼び方じゃなかったの!?)

食蜂(この子にも手を出してるって事?)

食蜂(い、いえ。でもぉ、白井さんに御坂さんがお姉様って呼ばせてる訳でも無いしぃ)

食蜂(この子も勝手に私の美琴を美琴って一方的に呼んでるだけよねぇ)

美琴「あっ偶然ねー。涙子」

佐天「そうですねー。えーと、こっちは食蜂さんでしたっけ……かなーり前にお会いしましたよね」

御坂「そうね。もう一回改めて紹介するわ」

食蜂(涙子ぉぉおおぉおお!?この子の事名前で呼んでんのぉおおぉぉお!?)



御坂「私の同級生の食蜂操祈よ」

食蜂「……どうもぉ」

御坂「こっちは私の友達の佐天涙子」

佐天「よろしくお願いしまーす!」

食蜂(キィィィィィィィ何で私は同級生でそっちは友達なのよぉぉぉぉぉぉ!!)

食蜂(駄目よぉ落ち着きなさい操祈……。ここで余裕に構えてこそ正妻力が発揮されるのよぉ!)

佐天「お二人は今何してたんですか?」

御坂「えっとね、私達の共通の知り合いが結婚するのよ」

佐天「えー!おめでとうございます!」

御坂「あはは、ありがとね。当事者じゃないけど……」

御坂「まぁ、それで贈り物は何がいいかって話をしてたんだけど
   その最中に垣根さんからメールが来て……あ、垣根さんってさっき言った結婚する人ね」

御坂「そのメールが死にたいって内容だったの」

佐天「死にたい!?」



食蜂(私と美琴はレベル5で常盤台の同級生……そこらに転がってる様な女とは運命力が違うのよぉ!)

佐天「何でそんな死にたいだなんて……」

食蜂「マリッジブルーだと思うのよねぇ。特に男の人って結婚を前にすると急にそうなる人多いって言うしぃ……」

佐天「あぁー……でも、だからって死にたいなんて思うんですかね?」

食蜂「み こ と はどう思う?」

佐天(今なんで美琴って強調したんだろ)

御坂「そこまで思いつめなくてもって気もするけど……
   お父さんになるってすごいプレッシャーなのかもしれないし……何とも」



食蜂「それで垣根さんを慰める為になんて言えばいいのかを考えてたのよぉ
   美 琴 と 二 人 き り で」

御坂「でも中々思いつかなくて……涙子は何て声かけたらいいと思う?」

佐天「そうですねー。結婚前のプレッシャーで落ち込んでる訳ですから、結婚したら気にならなくなるよ、とか」

御坂「なるほど……」

佐天「でも本当に結婚したら治るか解んないですからね」

御坂「そこが悩みどころよね」

食蜂「いっそ今直ぐ結婚すればいいんじゃないかしらぁ」

佐天「いやーでもそれ難しく無いですか?」



食蜂「じゃあどうすればいいと思う訳ぇ?」

佐天「えーと、えーと……結婚したつもりで同棲して……それを誰かが監視して問題点を指摘するとか……」

佐天「あー、あと実際結婚してる人の生活を見せて幸せを感じさせるとか……?」

御坂「!」

食蜂「!」

佐天「なんてちょっと突拍子無さすぎですよね!適当に言っちゃいました」

食蜂「さ、佐天さん……貴方……すごいわぁ、凄すぎる……!」

佐天「え?」

御坂「本当よ!それよ!天才だわ!もうすごい天才!」

佐天「えっ?えっ?」



食蜂「ふふ……佐天さぁん。ここは私が奢るわぁ。じゃんじゃん食べて飲んで騒いで頂戴」

佐天「えっいいんですか!?」

御坂「いいわよ。私も出すわ。こんな名案出してもらったんだもの」

佐天(まぁ監視とか実際やれるわけ無いと思うけど……)

佐天(学園都市だから家庭見せるっていうのも難しそうだし……奢ってくれる為の建前だよね)

佐天(もしかして今、金欠な事ばれてるのかな? 気を使わせないようにしてくれてるのかも!)

佐天「じゃあゴチになりまーす!」

佐天(二人とも優しいなー!)

御坂(私が二人の同棲生活を監視してフォローすればいいんだわ!私のことはいないものだと思ってもらって!)

食蜂(つまり私と美琴の幸せな新婚ごっこを垣根さんに見せ付けて羨しがらせればいいのねぇ!)






株急上昇中編 完




佐天さんの女子力パネェ…
それにくらべてレベル5は軒並み残念だな、面白いけどw

乙!

>>868 定規さんは何をやっても許される。

ていとくんは、まぁ…ね…。ドンマイ

>>877
佐天さんは多分このスレで一番のコミュ力の持ち主

>>880
定規さんは可愛いから……
ていとくんはイケメンだけど……三枚目みたいな……



――喫茶店


垣根(……ちょっと頭冷やしてくるって言って出てきたけど)

垣根(何か帰り辛い。俺はどうするのが正解だったんだ)

垣根(妊娠とか何でそんな急にヤンデレ発揮してくるんだよ……一方通行)

垣根(俺はもっと新婚のような、付き合いたてカップルのようなラブラブを望んでたのに)

麦野「ちょっと、相席してもいい?」

垣根「あぁ? ……悪いが他を当たりな。俺は今は一人になりたいんだよ」

麦野「あ゛ぁ?」

垣根「すいませんどうぞ座って下さい」



麦野「最初からそう言えばいいのよ、さて頂きま~す」パカッ

垣根「弁当かよ!」

麦野「何か文句あんの?」

垣根「だってこんな混雑してんのに弁当って……」

麦野「私は今直ぐシャケ弁を食べたいの。そしてここが一番近いの。ここの事情は関係無いわ」

垣根(こいつ頭おかしい)

垣根「栄養が全部おっぱいにいってんのかよテメェ」

麦野「アンタの×××には栄養いってなさそうね。すぐそういう話するのって童貞だろ」

垣根「ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」

垣根(だって寝てる間に一方通行に捧げたらしいからなぁ!)



麦野「たく……静かに味わいたいんだから黙ってなさいよ」

垣根(家で食えよ……つーかこいつよく見たらアイテムの麦野じゃねーか)

垣根(昼間からこんなトコで一人とか暇人だな)

麦野(なんでこんなにシャケは美味しいのかしら)モグモグ

垣根「……ハァ」

麦野(一度取れたてのシャケを食べてみたいわね)

麦野(それにしてもこんなトコで一人なんて、こいつ相当の暇人ね)

麦野(つーか、こいつもしかして第二位か)

垣根「ハァァァァ……」

麦野「……うざいんだけど」



垣根「気になる?」

麦野「気になるっていうかうざい」

垣根「そうか、気になるか……実は俺悩みがあるんだけどさ」

麦野「はぁ?」

垣根「よければ、聞いてくれ……」

麦野「じゃあ聞かないわ」

垣根「9月に入って直ぐ位まで遡るんだが……」

麦野「聞かねぇっつてんだろ」

垣根「先に結末だけ話すと、俺が片思いしてたツンデレが一晩でヤンデレにジョブチェンジして俺の子を想像妊娠したんだ」

麦野「アンタ頭おかしいの?」




垣根「本当にそうなんだって!」

垣根「まず、あれは俺がこの喫茶店から窓の外をアイツを見た日から始まるんだが」

麦野「自分語りうぜぇ……」

垣根「そいつの事見るまでは正直、嫌いだったんだけどな」

垣根「その時丁度良く超レアな笑顔が見れて……俺は恋に落ちたんだ」キリッ

麦野「顔が好みだったって事?」

垣根「違ぇよ! 確かに笑顔すげー可愛かったし、それもちょっとあるが……」

垣根「こう、その時胸がキュンとして気がつけばいつもソイツの事考えてるっていうか……」

麦野「その顔でキュンとか言うのやめてくれない?」



垣根「とにかく俺はその胸キュンするがままにソイツの事を調べ上げ」

垣根「良く行くコンビ二で待ち伏せしたり、路上でわざと肩ぶつけて絡んだりした」

麦野「ストーカーじゃねぇか。キメェ」

垣根「そのうちソイツが引っ越すことになり、俺は金の力を使って無理矢理その部屋の真下へ引っ越した」

麦野「今の所全然ツンデレの方アンタの事好きじゃないわよね? 積極的すぎて怖いんだけど」

垣根「愛の力」キリッ

麦野「うざっ」



垣根「で、想い人……仮にAとするぞ?」

垣根(こいつ、多分一方通行の事知ってるだろうし、名前出したらややこしくなるかもしれねぇ)

垣根(第一位と第二位の熱愛発覚とかって暗部で噂されたら一方通行恥ずかしいだろうし……)

垣根「Aの同居人に取り入って家とかに上がってたんだ」

麦野「A可哀想すぎるわ」

垣根「で、プロポーズしたんだけど、いきなりプロポーズしたのが重かったらしくて引かれて……」

垣根「まぁでも俺の同士Sの協力によってそれなりにいい感じになって」

垣根「Aの親へ挨拶にいく所だったんだが」

麦野「いきなり関係飛びすぎてない!? 何があったのよ!?」

垣根「それまでツンデレだったAが急にヤンデレになって俺の子を妊娠したんだよぉぉぉ!」

麦野「ごめん。意味解んない。いや、ごめんって言う事も無いけど」



麦野「つーか、想像妊娠って言ってもそこまで進んでたんなら、ヤる事ヤったんでしょ?」

垣根「……やってない」

麦野「え?」

垣根「なんか、寝てる間に……既成事実作られてて、しかも相手は絶対妊娠してないのにしてるって言い張ってる」

麦野「クソじゃねぇか」

垣根「そんな仮にも俺の初恋相手をクソだなんて……ちょっと病んできただけだ」

垣根「それで、出来れば元のツンツンした性格に戻ってほしいんだけど」

垣根「欲を言えばデレデレにチェンジして欲しいんだけど」

垣根「どうすればいいと思う?」

麦野「知らねーよ」



垣根「頼む! なんとかなったら何でも言う事聞いてやるから!」

麦野「はぁ? 何で私がそんな事……」

麦野(……でもコイツに適当な事言って遊ぶのも楽しそうね)

麦野(上手く行か無くても私にデメリット無さそうだし……)

麦野「……解ったわ。こう見えても私(同人誌の中では)恋愛経験豊富なのよね」

垣根「おぉ! もしかして、修羅場とかも経験あるのか?」

麦野「勿論、複数人に取り合われた事もあるし(同人誌で)」

麦野「逆ハーレム築いてた時期もあるわ(妄想の中で)」

垣根「すげぇ!頼りになるぜ!」

麦野「まぁね~、私ってやっぱ美人だし、付き纏う男が後を絶たないわ~」フフン



垣根「じゃあ、俺まず何すればいいんだ?」

麦野「んー、そうねぇ」

麦野(コイツがこっぴどく振られたり、相手がヤンデレ加速させて絶望するの見たいわね)

麦野(何となくだけど、コイツ、ムカつくし)

麦野(何かされたっけ?)

麦野(……特にされてないわね。普段(の同人詩の中で)は私にメロメロだから私に絶対服従だし)

垣根(そういえばアイテムって壊滅したんだよな……俺がドリンクバーに未元物質混ぜたから)

垣根(いや、俺のせいじゃないな。元々中悪かったから壊滅したんだろ)

麦野(でもあんまり突拍子も無い事言ったら流石に怪しまれるかしら……どうしよ)



麦野「あ、そうだ。じゃあ、アンタまずは私の彼氏になりなさい」

垣根「えっ」

麦野「何よ」

垣根「俺にも選ぶ権利が……」

麦野「あ゛?」

垣根「すいません」

麦野「まぁ、彼氏になるっていうか、彼氏のふりね。ふり」

垣根「何でそんな事すんだよ?」

麦野「あー、ほら、彼女が出来てるって知ったら焦ってアンタ好みの性格になるかもしれないじゃん?」

垣根「! 天才か……」



麦野(彼女が出来てるなんて知ったら更にヤンデレ加速させて面白くなりそうだし)

麦野(それにコイツの事言い成りにして色々貢がせたり、コキ使ったり出来そうだし)

麦野(私は(同人詩の中で)何人もの男を手玉に取ってきたんだから第二位だろうと容赦無いわよ)ククク

麦野(こいつ、(同人詩で)私に告白してきたことあるし)

麦野(何なら私に本気になったりしちゃうんじゃないかにゃーん)

垣根(一方通行……俺、お前の事、ちゃんとツンデレに戻してやるからな!)






同人誌では編 完




またややこしい事にwwww


()って便利だなぁと僕は思いました

>>897
拗れ過ぎて>>1も解らなくなりかけている……

>>898
()様には足を向けて寝られませんね



――ファミレス



佐天「クリスマスが今年もやってくるー♪」

初春「いきなりどうしたんですか佐天さん」

佐天「いやぁ、何故か急に歌いたくなっちゃって……」

御坂「クリスマスかぁ……この世界では何故かずっと秋のままだけどね」

白井「いきなりどうしたんですのお姉様」

御坂「急に何処かの電波を受信した気がして……」



御坂(垣根さんと一方通行のクリスマスはやっぱり)

御坂(朝から一緒にコーヒー飲んでお互いアーンとかしてイチャイチャして)

御坂(お昼は軽く外で食べて、人目につかない道に入って手とか繋いで一方通行が真っ赤になっちゃったりして!)

御坂(夜は夜景の見えるレストランで垣根さんが指輪を……)

御坂(フフッ。垣根さんは死にたいなんて言ってたけど、どうせマリッジブルーなんて一時的なものよ)

御坂(よく考えたら垣根さんと一方通行の生活を監視しなくたって二人は愛し合ってるんだから)

御坂(きっと上手くいくわよね!)


<イラッシャイマセー


佐天「わっ、すごーい。イケメンと美人さんのカップルですよ」

初春「佐天さん、他のお客さんをジロジロ見るのは良くないですよ」

佐天「えへへ、ごめーん」

初春(ホスト系イケメン……誘い受けかヘタレ攻めと見ました!)

初春(あれ……あの格好……同人誌で何度か似た様な人を見かけたような)

白井「黒子はお姉様以外どうでもいいですの」

御坂「……」

白井「お姉様……? か、顔が般若のようなんですが……」

御坂(垣根さん……垣根さんは今一方通行との結婚生活を第一に考えるべきでしょ!?)

御坂(誰よそのオバさん!)

御坂(いや、まだ決め付けは良くないわ……一方通行の事で相談に乗ってくれる友達かも……)



垣根(さて……ここでいかにカップルっぽく見せるかが重要な訳だが……)チラ

麦野(何でコイツ、ファミレス入ったのよ……初デートって言ったら手作り弁当が定番じゃないの!?)

麦野(勝手に一人で入っちゃうからお弁当出しづらくなったじゃないの……水筒も持ってきたのに)

垣根(めっちゃ睨んでる……麦野に頼らずに自分で考えろって事か……よし!)

垣根「注文決まったか?」

麦野「……鮭グラタンとドリンクバー」

垣根「じゃあ店員呼ぶぞ……」ピンポーン

店員「はいただいまー。ご注文をどうぞー」

店員(何かこの辺は御坂さんの視線を感じますね……フヘヘヘヒ)

垣根「鮭グラタンとハンバーグセット、ドリンクバー2つ」

垣根「食後にカップル限定パフェ」

麦野「!?」



御坂「なぁっ!?」ダンッ

白井「ど、どうしたんですのお姉様。いきなりテーブルを叩いたりして……」

御坂「なんでも無いわ……」

佐天「顔色悪いですよ。大丈夫ですか?」

初春「顔が怖いですよ。大丈夫ですか?」

御坂「えぇ、メロンソーダが気管に入っただけよ……」

御坂(カップル?カップル限定パフェ? その女は何なのよ……!)

御坂(そういうのは一方通行と頼みなさいよ……)ギリィッ



麦野「オイ、何頼んでんだテメェ」

垣根「ん? 甘いの駄目だったか?」

麦野「そういう事じゃなくて……」

垣根「ところで、どうすればもっとカップルらしくなるんだ?」

麦野「え?」

垣根「手始めにパフェ頼んでみたけどよ、正直こういう経験全然無ぇから解んねぇんだよ」

垣根「教えてくれ」

麦野「ま、まぁそこまで言うなら仕方無いわね……」

麦野「あれよ、カップルはお互い食事を半分こにしたりとか……恋人繋ぎで歩いたりとか……」

垣根(割と普通だな……経験無いなら、初歩からやれって事か)

垣根(もう少しステップアップしたら、家デートとかか……?)



御坂(こういう経験全然無いってどういう事よ!あるでしょ!存分にあるでしょ!)

御坂(くっ、垣根さんがガン攻めだって予想はあったけど、これじゃただの浮気男よ!)

御坂(まさか……本当に一方通行との結婚に嫌気が……?)

御坂(それで手当たり次第浮気に走ろうっていうの……)

御坂(許せない……絶対に許さない!)

白井「お姉様の目がやばいですの」

佐天「一体どうしちゃったんだろ……」

初春「これはきっとBLの事を真剣に考えてるんですよ!」

白井「初春じゃあるまいし……」



佐天「御坂さん、具合悪いなら無理しないほうがいいですよ」

御坂「そうね……私、ちょっと早めに戻らせて貰うわ」

佐天「はーい、さようならー。気をつけて下さいねー!」

御坂(おっぱいなの? まさか一方通行には無いおっぱいに心を奪われたの?)

御坂(そんな理由だったら最低だわ……)

御坂(ふっ、ふふふふふ……いえ、大丈夫……大丈夫……)

御坂(まずは一方通行に報告しなきゃ……)

御坂(大丈夫、大丈夫よ……私がちゃんと元鞘に収めればいいんだから)フフフフフ






絶対に許さない編 完






――喫茶店



垣根「やっぱ可愛いって言われた時に」

垣根「本当に可愛い女の子の反応はさぁ」

百合子『な、お、俺なンて全然、可愛く無ェだろ……///』

百合子『でも……あ、ありがとよ』モニョモニョ

垣根「って感じで、否定しつつも礼を言う事を忘れない。更に照れるとポイント高い」

垣根「だがお礼の時に『お世辞でも嬉しい』をつけると卑屈過ぎで駄目だな」

食蜂「それってただの垣根さんの理想よねぇ」

垣根「いやいや、これが一番可愛いって……ところで、何で御坂がいんの?」



食蜂「ど、どうしても私についてきたいって言うからぁ……///」テレ

御坂「何サラッと嘘ついてんのよ! 垣根さんと話がしたいって言ったでしょ」

垣根「俺と?」

御坂「えぇ。昨日、家に行ったんだけど垣根さんいなかったから……」

垣根「あー……昨日は結局ホテルに泊まったから」

御坂「ホテル!?」

御坂(あの女の人とホテルで寝たって事!?)

垣根(流石に麦野は一緒に泊まってくれなかったな……)

御坂(一方通行に報告する前にやっぱり垣根さんと話をつけようと思ったけど……もうこれ黒確定ね)



食蜂「あらぁ? でもぉ、垣根さんのお家には第一位さんがいなかったかしらぁ?」

垣根「寝てたんじゃねぇか? いつも昼くらいまで寝てるし」

御坂「いつも昼くらいまで寝てる!?」

御坂(つまり夜に垣根さんとハッスルしてグッスリって事!?)

御坂(浮気してるのに、一方通行ともしたの!?)



御坂「……垣根さん、単刀直入に聞くけど、昨日ファミレスで一緒にいた女の人誰?」

垣根(! 見られてたのか……俺にガールフレンド(仮)が出来たっていうのは
   最初に一方通行に目撃して欲しかったが、御坂から一方通行の耳に届けば結果オーライか……)

垣根「彼女」

食蜂「はァーー!? 彼女ぉぉぉ!?第一位さんはどうしたのよぉ!?」

垣根(一方通行より麦野に傾いてるって印象を持たせないと駄目だよな……)

垣根「二人とも聞いてくれ……。俺は一方通行が好きだが……」

垣根「麦野の方が趣味とか話も合うし、魅力的な気がして……」

御坂「」

食蜂「」




麦野「ん? 垣根?何やってんのよ?」

垣根「おぉ、麦野!偶然だな!」

御坂「む、麦野さん……? 垣根さんと付き合ってるの?」

麦野「?」

麦野(何でこのガキ睨んでんだ? あぁ、もしかして、コイツが例のヤンデレ……)

麦野「そうよ? 昨日もデートしたし」ニヤッ

食蜂「そんな……何で、何でよぉ!? (第一位さんと)同棲してるのにぃ!」

食蜂「何でそんな事できるのぉ!?」

麦野(二人もいるなんて聞いてないんだけど……)

麦野(ていうか、同棲って、コイツ普通に女性経験あんじゃん……)



食蜂「別れてよぉ!今直ぐ別れなさいよぉ!」

御坂「そうよ……あんなに思わせぶりな事しておいて、結婚まで匂わせてる癖に!」

麦野「はぁー……。馬鹿ね。アンタ達は……」

麦野「男って結婚の話になった途端逃げてくもんよ?(本の受け売り)」

御坂「垣根さんはそんな事無いわよ!」

食蜂「そうよぉ! 嬉しそうに結婚式の話てたんだからねぇ!」

麦野「だから、いざ結婚になったら色々あんのよ」



食蜂「とにかく、別れなさいよぉ!私の方が長い付き合いなんだから良い判断に決まってるわぁ!」

麦野「中学生のお子様よりも私の方がいいじゃないのかにゃーん?」

御坂「オバサンじゃない!」

麦野「あ゛?」

垣根(一方通行の耳になんとなく、届けばいいと思ったのに、思ったより大事になってきた……)




――垣根家



一方通行「……じゃあ、俺は御坂さンを襲って無ェのか?」

20000号「多分脳がMNWを影響を受けてるのでは無いかとミサカは推測します」

20000号「そこで、これから夢の記録を取ってログと照らし合わせて確認を取りたいのですが……とミサカはお願いします」

一方通行「あァ……俺からも頼む」

20000号「では、このノートに夢を記録して下さい。一週間位やってれば解ると思います」

20000号「と言っても直ぐ眠れないでしょうから、この睡眠薬を飲んで下さい
     出来るだけ結果を早めに出さないと大変な事になるので。はい、水です」

一方通行「? まァ……解った」ゴクン

20000号「セロリたん……正直、セロリたんがお姉様にプロポーズしそうな勢いだったので
     ミサカはこの策を考案しましたが……この作戦には物凄く重大な欠陥があって……」

一方通行「欠陥?」

20000号「はい。今まで猫耳にGPSや盗聴器を仕掛けてセロリたんの動向を探って、セロリたんの悩みも知れましたが……」

20000号「セロリたんの夢をMNWで操作出来そうだと思ったら嬉しさで舞い上がってしまって
     つい他の妹達に言ってしまったのですとミサカは己の浅はかさを悔やみます」



一方通行「それの何が欠陥なンだよ?」

20000号「ミサカの一言で今、ネットワーク内は一方通行関係の話題で持ちきりなのです……」

20000号「一方通行総受け、総攻め、木一、一木、垣一、一垣、上一、一上、通行止め、電磁通行、掌握通行、一方通行×研究員、一削
    欠陥通行、原子通行、馬×一方通行、花×一方通行、触手×一方通行、機械×一方通行、携帯×一方通行、カブトムシ×一方通行
    一方通行陵辱、スキルアウト×一方通行、一方通行×オルソラ、ゲコ太×一方通行……あ、コーヒー×一方通行が増えました」

一方通行「……俺がそういうのを体験する事になるっつゥ事か?」

20000号「はい。感覚共有できるからか解りませんが、セロリたんの夢も大分リアルだったようですし
     ものすごく生々しく体験する事になると思います」

一方通行「オイ……薬、飲ンじまったぞ」

20000号「すいません……ミサカが、ミサカが口を滑らせなければ……」

20000号「ミサカだけがセロリたんとイケない妄想をしていれば、夢で色々出来る確立が上がったかもしれないのに!」

20000号「自ら敵を増やしてしまうとは……本当に申し訳無いですとミサカは謝罪します……」

20000号「しかも、時間が経つにつれ、妄想もミサカが引くレベルのがありますし、本当にコントロール出来るんだとしたら
     早めに結果を出さないと、もっとエスカレートした頃に検証するのは酷かと……セロリたん?」

一方通行「……」

20000号「寝たようですね……では、ミサカも闘うとしましょう……」

20000号(流石にセロリたんを馬や犬に渡すわけにはいけませんからね……!)






女の闘い編 完




前の投下から一ヶ月も経ってしまった
バレンタインをやらねば(使命感)


一年前、2月14日 常盤台


縦ロール「まぁ、女王沢山貰いましたわね」

食蜂「甘いわねぇ。こんな安物のチョコで私に媚を売ろうだなんて本当に考えが甘いわぁ」

縦ロール「そんな。女王への尊敬の証ですわ」

食蜂「っていうかぁ、チョコばっかり貰ってもねぇ」

食蜂「エクレアとかチョコケーキの方が嬉しいしぃ」

食蜂「まぁでもぉ、女子同士で気合い入ったの貰ってもレズみたいでぇ、引くけどぉ」

縦ロール(? やけに態度が厳しいですわね)



食蜂(そうよぉ、甘いのよ。チョコレート一つで好感度がどうにかなるなんて考え甘すぎるのよぉ!)

食蜂(しかも手作りでも無い既製品で、どうにか希望のルートに展開したいだなんて考えてるような
   甘っちょろい様な人はだぁれ?)

食蜂(うん。私だわぁ、そう私ですぅ、悪い?)

食蜂「それが何か悪いぃ!?」バンッ

縦ロール「女王!?」

食蜂「渡し方も思いつかないし、イライラして来たわぁ。今直ぐ派閥の全員ををここに呼んで頂戴」ピッ

縦ロール「はい!」


食蜂「御坂美琴とお似合いなのはぁ?」ピッ

「「「それは勿論、女王です!!」」」」

食蜂「ふふっ。御坂さんの好きな人って誰だと思う?」ピッ

「「「女王です!!!」」」

食蜂「御坂さんはぁ、私からチョコレート貰ったら嬉しいと思う?」ピッ

「「「はい、勿論!!!」」」

食蜂「じゃ、じゃあ、渡しちゃおうかなぁ~?」

縦ロール「え? 何を渡すのですか?」

食蜂「……渡しちゃおうかなぁ~?」ピッ

縦ロール「頑張って下さい女王!!」

食蜂(でも堂々と渡すの恥ずかしいわよねぇ……)

食蜂(あっ、記憶を改竄して皆に配ってる事にしてぇ……でもそれじゃあ御坂さんが特別って事にならないしぃ)

食蜂(でも御坂さんだけに渡してるって知られたら逆に何で御坂さんだけに渡してるの?って事になってぇ……)

食蜂(ガチとか思われたら不利よねぇ。意識させるだけに留めないとぉ)

食蜂(……よし!)



――常盤台 図書館



御坂「はぁー……」

御坂(まさかこんなにチョコ貰うなんて……)

御坂(同級生はまだ解るけど、今日始めて会った先輩とかまで……正直、疲れるわ)

食蜂「…………」スタスタ

食蜂(御坂さん発見!!)

食蜂(ここで私がチョコを落とす→御坂さん拾う→どうせだからそのチョコあげるわぁ、みたいな流れで!!)

食蜂「……」ゴトッ

御坂(……アイツ何であんなに音したのに落としたの気がつかないのかしら)



御坂(私コイツ苦手なのよね……あー、でも無視するのも流石に……)

御坂「ちょっと食蜂……落としたわよ」

食蜂「あ、あらぁ。ありがとぉ。じゃあお礼にそれあげるわぁ!」

御坂「は?」

食蜂「か、勘違いしないで欲しんだけどぉ、皆に配り歩いてるのよぉ!」

食蜂「偶には下々の者を労うのも女王の務めだしぃ?」

御坂「下々ってアンタ……いらないわよ」

食蜂「でも、もう配るのも疲れちゃったし貰いなさいよぉ!御坂さんには味なんて解らないかもしれないけどぉ!」

御坂「……」イラッ

食蜂「それ私が用意した中で一番高い奴なんだからねぇ!」←考え抜いた末の特別要素

食蜂「感謝しなさいよぉ!」

御坂「いらないわよ!こんな物!」



食蜂「こんな物って何よぉ!!もっと有り難がりなさいよぉぉ!」

食蜂「そしてホワイトデーは私が喜ぶお返しを頭が爆発しそうになる位、滅茶苦茶考えればいいじゃない!」

御坂「はぁ!?益々いらないわよ! つーかお返し目当てで押し付けようとしてんの!?」

食蜂「御坂さんも私と同じ目に合えばいいんだわぁ!」

御坂「意味が解らない!!」

食蜂「精々一口一口噛み締めて感涙する事ねぇ!」ダッ

御坂「ちょ、何で逃げるのよ! いらないわよ!」ダッ

食蜂「何で追って来るのよぉ!!」

御坂「受け取りたくないからよ!!」


食蜂「結局返されたわぁ……」

食蜂「非力美少女キャラの私が逃げ切れる訳無いじゃない……」

縦ロール「女王、御坂さんからチョコ貰ったんですのね」

食蜂「え?」

縦ロール「え? 先ほど御坂さんがその箱を持って追いかけてらしたので……」

食蜂(つまり皆には御坂さんが私にチョコ渡したくて追いかけてたように見えてたって事!?)

食蜂「ふふ……まぁねー」

食蜂「御坂さんがどうしても受け取って欲しいって言うからぁ~」

食蜂(よし、これを口実にホワイトデーこそラブラブ純愛ルートに持ち込むわぁ!!)






一箱4620円編 完




常盤台のレベル5にしては安すぎるなw
美琴のハンカチは35000円、リップクリーム20000円、ヘアブラシ25500円、ポーチ70000円だというのに

>>945
あれの値付け異常すぎだろ
ハンカチやポーチなら高級品やブランドものでそのくらいするものもあるけど
リップクリームなんてアホみたいな値段のオーガニックブランドでも2千円しないくらいだ
それでも普通のメンソレータムのが百いくらだから十分高いんだけど

百貨店の化粧品売り場で1万円くらいのリップクリームは見た。

>>945
ゴディバ位を想定しての値段

>>948
マニアックス……
そういえば美琴の誕生日が自分と1日違いでちょっと嬉しい

>>951
逆に怪しく感じるのは何だろう……



――上条家


上条「うーん……」

ステイル「どうしたんだい。インデックスにでも振られたか?」

上条「振られてねーよ!!」

上条「実はちょっと最近インデックスとのSMもマンネリだなって思って」

ステイル「もしインデックスが君を好きじゃなかったら丸焦げにしていた所だよ」

上条「叩く、罵倒、足や床を舐める、人間椅子、首輪、蝋燭、野外プレイ位しかバリエーションが無いからさ」

ステイル「位しかって、君は何を求めてるんだ……十分だろ」

上条「インデックスにもちょっと飽きたって言ったんだよな」

ステイル「最低だな……。そのまま飽ききってくれ」

上条「お互いどうすべきか考える事にしたんだよ。インデックスは神裂に相談するっ言ってたし」

上条「もしステイルが良いアイディアを思いついたらインデックスも喜ぶって!」

ステイル「……仕方無いな」



ステイル「じゃあ火あぶりプレイっていうのはどうだい」

ステイル「君を豚の丸焼きの様に焼くんだ」

上条「火あぶりじゃないじゃん!焼いてるじゃん!」

ステイル「じゃあ針を使うのはどうだい」

上条「針かー、針はちょっと怖いからなぁ」

ステイル「僕は鞭とか野外プレイも怖いと思うよ?」


ステイル「というか、いんたーねっとを使って調べればいいんじゃないか?」

上条「上条さん家にパソコンなんて物は無いのですよ……」

ステイル「じゃあ出来ないのか……」

上条「まぁ携帯で出来るんだけどな」

ステイル「出来るんじゃないか。それでSMを調べればいいだろう」

上条「そうだな、えーとSM 画像……と」

ステイル「画像?」

上条「いや、画像の方が解りやすいだろ? 疚しい気持ちとかでは無く……」


ステイル「ほう……これは、中々じゃないか?」

上条「それもいいけど、こっちの方が……」

ステイル「これはちょっと歳行き過ぎだろう」

上条「上条さん的には許容範囲ですとのことよ」

ステイル「こう、身体に文字を書くのっていまいち良さが解らないんだよね」

上条「でもやられたら割とイイと思うんだよな……更に縄で縛られる」

ステイル「あー、でも見てると全裸よりも服着てる上で縛られてる方がいいね」

上条「まーそれは場合によりけり」

ステイル「ところでトイレ借りていいかい?」

上条「いいよ。代わりに俺が『もういいぞ』って言うまでは出てこないでくれ」






ステイル「ふぅ……」

上条「ふぅ……」

ステイル「しかし、あの子にプレイを強要してるなんて全く君は汚らわしいね。最低だよ」

上条「強要はしてねぇよ……まぁ、でも俺の為にしてくれてるのにマンネリだとか……本当に俺って最低だ……」

上条「そうさ……好きな子としてたら何でも幸せなんだ!」

上条「何で……何でこんな簡単な事に気がつかなかったんだ!!」

上条「俺、インデックスにマンネリになってきたなとか言ったの謝るよ……!! 最低だ……!」

ステイル「本当に最低だからな」

ガチャ

<ただいまなんだよー


禁書「かおりにお腹一杯食べさせてもらったんだよ!」

上条「良かったな……それよりも俺、インデックスにひどい事を……」

禁書「飽きてきたって言った事? 別に気にして無いかも」

上条「そうか……ごめんな。また俺とSMしてくれ!」

禁書「解ったんだよ!」

ステイル「……僕はそろそろ帰るよ」

上条「おう、ありがとな」






禁書「ふふっ、とうまぁ。全裸で縛られて、アイマスクとボールギャグされてどんな気分かなぁ?」

上条「んっ!!」ビクンビクン

禁書「あっ、そうそう。とうまが飽きたって言ったのを気にしてないって言ったのはね」

禁書「私もマンネリだなぁって思ってたからなんだよ!」

禁書「それでアウレオルスとかあいさに相談したんだけど……後ろを開発してみたらって言われたかも」

上条(えっ、何後ろって……えっ、穴の事?)

禁書「だから早速やってみようと思うんだよ!」

上条(待て待て待て!それって解したりするんじゃねーの?)

上条(いや、でも前立腺って凄く気持ちイイって聞くし……ゆっくり開発してくれるなら……)ゴクリ

禁書「何か太くて長いのを入れれば良いらしいんだよ」

上条(違う!解すの!最初は!解すんだ!)



禁書「でも今は家に大根くらいしか無いかも」

上条「!!?」

上条(待て待て待て!流石に無理だって!!)

禁書「でもそんな事したらもう食べられないって言ったら、かおり達が代わりに使えるのを用意してくれたんだよ」

上条「」ホッ

上条(一先ず安心だな……でも代わりって何だ……)

禁書「1L入る水筒なんだよ!」

上条「んーっ!!んんーっっ!!」

禁書「喜んでるんだねとうま!
   痛いのが好きだと思って出来るだけ大きいのを用意してもらったかも!」

禁書「いれるんだよ!!」

上条(待て待て待て待て!待って待ってぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!)

禁書「とりゃぁぁぁああ!!」






取扱い方法を守って正しく使用して下さい編 完




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        ,.く::::\:::::::::::::::::::::::\ ...イ::.、\; .     ゝ ー- フ´
       /.:::::\.:::\.::::::::::::::::::::::>'\\:`::::ヽ:.;.     ¬'′
      /.::::::::::::::::ヽ.:::::ヽ.:::::::::::/ヽ.\\\:::::::`ト ;;.:;.:.,.ノ
    /.:::::::::::::::::::::::::::\.:::\ノ.::::::::::::ヽ.\\\{:川::::\`

いきなりですが今回で最終回を迎えることになりました!
佐天さんマジ天使!



――――喫茶店


食蜂「ぜぇぇぇったい垣根さんは間違ってるわよぉ!!」

御坂「そうよ、この人よりもっと似合う人いるでしょ!?」

麦野「はぁ?ガキは引っ込んでろよ」

モブA「痴話喧嘩かよ……」

モブB「浮気かよ……イケメン死ね」

店員A(三人キープかよイケメン死ね)

店員B(御坂さん……自分がいますよ)

垣根(何か拗れてる気がするんだが、大丈夫だよな……?)



18000号「おや、お姉様とていとくんではないですかとミサカは空気を読まずに声をかけます」

垣根「お、おう……偶然だな」

18000号「そんなに身構えなくても大丈夫ですよ、ていとくんとミサカはかつての想い人を気遣います」

御坂「……かつての想い人?」

18000号「フフ……やっぱり時代は活発女子ですよね」

18000号「こちらが今のミサカの恋人佐天さんです!とミサカは紹介します」

佐天「こんにちは! あと、恋人ではないですね!」

麦野「……?」



御坂「えっと、偶然ね涙子」

佐天「そうですねー。ちょっとココのテーブル目立ってたんで声かけちゃいました!」

御坂「そ、そんなに目立ってたかな?」

心理定規「そうね、すごく目立ってたわ」

垣根「……心理定規? どういう組み合わせだよ」

食蜂「貴方達知り合いだったのぉ?」

心理定規「えぇ。佐天さんファンクラブの会員よ」

御坂「待って、佐天さんファンクラブって何」

佐天「私も初耳ですね」

18000号「佐天さんと話す内にマジこんな可愛くて優しい完璧超人いねぇだろ
     ってなった方々によって設立された倶楽部です」

心理定規「会員はついに二万人を超えたわ」

御坂「二万人……」



18000号「感覚共有によって佐天さんマジかわいいってなった
     妹達も入ってますねとミサカは軽く引いてるお姉様に説明します」

麦野「展開についていけないんだけど……」

御坂「一旦落ち着きましょうか……」

佐天「あ、じゃあテーブルくっつけてみんなでお話しましょうよ!」

垣根「あ、うん……」

麦野(慣れ慣れしいなこのガキ……)



~~30分後


麦野「涙子可愛い」

モブA(佐天さんマジ天使)

食蜂「佐天さん美人」

モブB(佐天さん超絶可愛い)

御坂「涙子かわいすぎる」

店員A(佐天さんと付き合いたい)

18000号「佐天さんコミュ力やばい」

店員B(涙子×美琴×涙子こそ至高)

心理定規「佐天さん黒髪ロング可愛い」

垣根「佐天さんマジ、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典や伝承に登場する神の使い」




《MNW》


1死ぬ程佐天さんが好きな奴の為のスレ(331)
2頑張って涙子と付き合いたい(310)
3月が綺麗ですねって佐天さんに言って反応を見る(310)
4馬場「佐天さんマジ天使」(310)
5可愛い!佐天スレ総合!最早神!【3】(310)
6佐天「えっ、有り得ないコミュ力を発揮して愛される能力ですか……?」(41)
7佐天「いつまで返事待てばいいんですか!」一方通行「……」(310)
8佐天「プリン作ろう!」初春「おー!」(310)
9佐天「理由がなきゃ好きになっちゃ駄目なの?」(310)
10佐天「ルージュの伝言~♪」食蜂「佐天さんその歌好きねぇ」(310)
11佐天「ふーん……キスしてたのにあの女の人とは何でもないんだ?」(310)
12佐天「ルマンドの方が美味しい!」垣根「ホワイトロリータだ!」(310)



佐天「いつまで返事待てばいいんですか!」一方通行「……」



41以下、名無しにかわりまして佐天萌えミサカがお送りします ID:00001


佐天「いい加減、私と向き合って下さい……!」

一方通行「俺なンかでいいのかよ……」

佐天「一方通行さんがいいんです!」

一方通行「……」

佐天「ねぇ、こっち見て下さい」

一方通行「俺は……オマエが……」

佐天「はい……」



――垣根家


20000号「あ、セロリたん、気がつきましたか」

一方通行「あァ……佐天さんマジ天使だな」

20000号「……そうですか、やはりセロリたんも」

20000号「何故か解りませんがミサカもMNWにアクセスした途端に佐天涙子のことが頭から離れなく……!」


――黄泉川家


打ち止め「佐天さん可愛い!!」

番外個体「佐天さんぺろぺろ」


――窓の無いビル

結標「ショタ化佐天ちゃんマジ可愛い」

アレイスター「佐天さんが可愛すぎるので学園都市の名を佐天都市に改めよう」


~~三年後


垣根「いよいよ今日だな……」

一方通行「あァ……しかし人が多いな」

食蜂「佐天さんも出世したわねぇ」

御坂「えぇ、まさか佐天都市の統括理事長に就任でパレードなんて……」

垣根「まぁ、当然と言えば当然だけどな」

食蜂「この都市の9割は佐天さんが好きだものねぇ」

御坂「あ、車が来たわよ!!」

佐天「みなさーん、このたび統括理事長になりました佐天涙子でーす!」

ワーワー
サテンサン! カワイイ!
ルイコー! キャー!

初春「佐天さぁん!写真撮ってますよー!」

白井「佐天さん……立派になって……」

上条「応援してますー!」

インデックス「頑張ってなんだよー!」

削板「うぉおお統括理事長就任なんて根性あるぜ!」

07777号「佐天さぁん!!」

麦野「ちょっとそこ退きなさい!ビデオ撮ってるんだから!」

浜面「うわ、わ、悪い!!」

滝壺「るいこかわいい」

00050号「こっち向いて下さい!」

10033号「か、か、か、可愛いとミサカはあまりの可愛さに直視できません……!」

木原「女神」

00001号「天使」

01442号「最早神以上の存在」



御坂「すごい人気ね」

垣根「あぁ、俺も昔は一方通行が有り得ない位好きだったけど、佐天さんのお陰で今はちょっと落ち着いちまったよ。悪いな」

一方通行「何謝ってンだよ……まァ、俺もものすごい気の迷いでちょっとオマエを
     好きになりかけたりもしなくもなかったがやっぱ佐天さんが最高だな」

食蜂「私は美琴の事は今でも好きよぉ?
   でも、佐天さんがまだ中学生なんだし、もっと考えてからでもいいんじゃないかって言ってたからぁ」

御坂「佐天さん、そんなこと言ってたんだ……」

垣根「あぁ、まだまだ若いんだから色々経験しないとな」

垣根「まぁ食蜂くらいイイ女なら直ぐに相手が現れると思うぜ」

食蜂「ふふ……アナタもねぇ!」






食蜂「アナタ、中々イイ男じゃない」 垣根「あぁ。お前もな」 完




という訳でこのスレはこれで終わりです!
今までありがとうございました!!

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