【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第4層 (1000)
『ソードアート・オンライン』を元ネタにした二次創作安価スレです。
《SAO》の1プレイヤーとなり、安価とコンマでアインクラッドの攻略を目指します。
前スレ
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394736527/)
スレ住人の方が作成してくださった当スレのSS-Wiki紹介ページ
http://goo.gl/nSxtpe
◆注意◆
●>>1はスレ初心者なので、投下に時間がかかったり、進行ペースにムラがあったりします。予めご了承ください
●ストーリーやシステムの関係上、原作設定に改変がなされています
●登場するキャラクターおよび使用するAAは、>>1の好みや勝手なイメージで決められています
●AAが存在しなかったり、AAの数が極めて少ない原作キャラクターを登場させる場合は、代理キャラクターおよびAAを用います
●『ソードアート・オンライン』以外の作品のキャラクターも登場しますが、設定は本スレオリジナルです
●同一IDの連投による安価は無効となります
●安価が無効になった場合、基本無効となった安価の↓1の安価を採用します
●自由安価の際、安価があまりにもストーリーの進行から逸脱していた場合、無効とする場合があります
◆基本ルール◆
●主人公視点でストーリーを進行していきます
●ストーリーの進行は、その日の行動を安価で決定し、イベントを発生させていく形となります
●基本1回の行動によって発生するイベントが終了すると、劇中時間の1日が終了します
●主人公のHPが0になる(主人公が死亡する)とゲームオーバーとなります
●ダメージ計算などは、小数点以下切り捨てです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396237911
◆戦闘◆
●戦闘は敵を全滅させるか、逃走に成功すれば終了します
●戦闘時は、ステータスの[敏捷]の数値が高いキャラクターから順に行動していきます
●キャラクターが行動を終了し、次の行動順が回ってくるまでを1ターンとします
●戦闘に参加している全てのキャラクターが、一通り行動を終了するまでを1フェイズとします
●戦闘時は、基本主人公以外のキャラクターの行動を直接操作することはできません
●攻撃には装備武器による攻撃の他、スキルやアイテムによる攻撃があります
●攻撃には属性があり、攻撃対象の弱点を突いた場合、与えるダメージが通常の2倍になります
●攻撃の命中や逃走の成否などの判定は、コンマ安価によって行います
【基本命中判定】
・末尾が1、9.. ミス
・末尾が0. クリティカル
・末尾が2~8 命中
●クリティカルが発生した場合、攻撃対象に与えるダメージが通常の2倍となります
●攻撃対象の弱点を突き、かつ攻撃がクリティカルの場合、ダメージは4倍となります
●クリティカルを発生させたキャラクターは、もう1度行動することができます
●戦闘におけるダメージ計算は以下のとおりです。なお、0以下の場合は1に換算されます
【装備武器による攻撃】
・[筋力] + 装備武器の攻撃力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正
【スキルによる攻撃】
・スキルの威力 + 装備武器の攻撃力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正
【アイテムによる攻撃】
・アイテムの威力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正
●戦闘においてキャラクターが可能な行動は以下のとおりです
○ATTACK
・装備武器による通常攻撃を行います
・実行すると、装備武器の疲労値分キャラクターの疲労値が増加します
・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します
・攻撃成功時、相手に与えたダメージの1%分装備武器の耐久値が減少します(※)
○SKILL
・所有しているスキルによる攻撃を行います
・実行すると、スキルの疲労値分キャラクターの疲労値が増加します
・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します
・攻撃成功時、相手に与えたダメージの1%分装備武器の耐久値が減少します(※)
○ITEM
・所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
・装備の変更は、1回の行動で1つだけ装備を変更できます
○GUARD
・装備している盾を構えて[防御]状態になります。盾を装備しているキャラクターのみが行えます
・[防御]状態のキャラクターは、攻撃を受けてもHPが減少しません
・[防御]状態のキャラクターが攻撃を受けた場合、負うべきダメージの10%分盾の耐久値が減少します(※)
・[防御]状態のキャラクターが受けた攻撃がクリティカルの場合、[防御]は強制的に解除されます
○COVER
・味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
・複数のキャラクターが[庇い]状態の場合は、残りHPが多いキャラクターが攻撃を受けます
・[庇い]状態のキャラクターは、攻撃を受ける毎に自身の[俊敏]の1%分疲労値が増加します(※)
・[庇い]状態のキャラクターが[痺れ]または[麻痺]状態となった場合、[庇い]は強制的に解除されます
・盾を装備しているキャラクターが実行すると、[防御]も同時に発動されます
○ESCAPE
・戦闘からの離脱(逃走)を図ります
・成否に問わず、実行すると疲労値が増加します
・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します
○PASS
・何もせずに行動を終了します
・実行するとHPが微量回復(基本最大HPの5%分)し、疲労値が1減少します(※)
・複数回行動が可能なキャラクターが実行した場合、残り行動回数分HP回復量と疲労値減少数が倍増します
・[麻痺]状態のキャラクターと疲労値が150のキャラクターは、強制的にこの行動になります
※ … 1以下の場合は1に換算
◆好感度◆
●主人公以外のキャラクターには主人公に対する好感度が存在します
●好感度は本編中のイベントなどに影響を与えます
●好感度は主人公の本編中の行動によって変化します
【基本好感度一覧】
・本編中に登場する基本的な好感度は以下の8種類です
○盟友
・パーティ、ギルドを組める
・好感度が下がらなくなる
・パーティを組んだ際、戦闘時に直接操作ができる
○信頼
・パーティ、ギルドを組みやすくなる
・パーティを組んだ際、戦闘時に直接操作ができる
○友好
・パーティ、ギルドを組みやすくなる
○普通
・初期状態
○不信
・パーティ、ギルドを組みづらくなる
○嫌悪
・パーティ、ギルドを組みづらくなる
・好感度が上がりづらくなる
○敵対
・パーティ、ギルドを組めなくなる
・圏外で遭遇した場合、戦闘が発生する可能性がある
○宿敵
・好感度が上がらなくなる
・圏外で遭遇した場合、必ず戦闘が発生する
【特殊好感度一覧】
・異性のキャラクターには以下の特殊な好感度が存在します
・以下の好感度となったキャラクターとの間には特殊なイベントが発生するようになります
・以下の好感度となったキャラクターは、好感度が基本変化しなくなります
○恋慕
・好感度が【友好】以上の異性キャラクターとイベントを発生させると変化することがある
・パーティ、ギルドを組みやすくなる
・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる
○恋人
・好感度が【恋慕】の異性キャラクターと特殊なイベントを発生させると変化する
・パーティ、ギルドを組める
・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる
・【恋人】となったキャラクターが複数いる場合、ペナルティが発生する可能性がある
○妻/夫
・好感度が【恋人】の異性キャラクターと特殊なイベントを発生させると変化する
・基本パーティおよびギルドを組んでいる
・それまで夫婦が所持していたお金とアイテムが統合され、夫婦共用になる
・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる
・【妻】または【夫】以外に【恋人】のキャラクターがいる場合、ペナルティが発生する可能性がある
◆パーティとギルド◆
●主人公は本編中に登場するキャラクターとパーティ、ギルドを組むことができます
●1つのパーティで組めるキャラクターの数は最大6人です
●ギルドの結成・解散は、街や村にある酒場で行うことができます
●ギルドを結成する場合は、最低でも1人パーティメンバーが必要です
●ギルドの解散権を持つのはギルドマスターのみです
●ギルドマスターはギルドメンバー1名にギルドマスターの座を譲渡することができます
●ギルドマスターが死亡した場合、ギルドメンバーはギルドを存続させるか否かを選択できます
●ギルドマスター死亡後ギルドを存続させる場合、ギルドメンバーのうち1名が新たなギルドマスターとなります
●ギルドに所属するメンバーが全員死亡した場合、そのギルドは自動的に解散されます
●主人公がギルドを結成できるのは、最前線が第3層となって以降です
●主人公がギルドマスターの場合、戦闘時ギルドに所属するキャラクターの行動を任意で直接操作することができます
●パーティ、ギルドは専用のアイテムストレージを開設することができます
●専用ストレージは、パーティおよびギルドメンバーならば自由にアイテムやお金の出し入れができます
◆疲労値◆
●各キャラクターには疲労値が存在し、圏外の探索や戦闘、イベントなどを発生させると上昇していきます
●疲労値は最小値(初期値)が0、最大値が150です
●疲労値は特定のアイテムを使用したり、休憩をとるなどの行動をすることで減少していきます
●疲労値が100以上のキャラクターは以下のようなペナルティが科せられます
【疲労値100以上149以下】
・圏外における行動で、探索などが実行できなくなる(※1)
【疲労値150】
・圏外における直後の行動が、強制的に休憩になる(※1、※2)
・戦闘中における直後の行動が、強制的にPASSになる
※1 … 圏外に出ること自体は可能
※2 … パーティメンバーのうち1人でも条件を満たすと、パーティ全体にペナルティが科せられる
◆耐久値◆
●装備アイテムの中には耐久値が存在するものがあります
●耐久値の初期最大値は全ての装備アイテム共通で100です
●耐久値が0になった装備は、その時点で失われます
●減少した耐久値は、鍛冶屋などの施設で回復することができます
●耐久値は装備アイテムを1段階強化する毎に最大値が10増加します
●耐久値は主に以下のような行動をすると減少します
【装備武器】
・戦闘中、通常攻撃を行う
・戦闘中、攻撃スキルを使用する
【盾】
・迷宮区探索中、トラップによりダメージを受ける(※1)
・戦闘中、[防御]状態時に攻撃を受ける(※2)
【防具・その他装備アイテム】
・迷宮区探索中、トラップによりダメージを受ける(※1)
・戦闘中、攻撃によりダメージを受ける(※1)
※1 … 受けたダメージの1%分。1以下の場合は1に換算
※2 … 本来負うはずのダメージの10%分。1以下の場合は1に換算
◆アビリティとスキル◆
●キャラクターには《アビリティ》と《スキル》の2種類の技能があります
●《アビリティ》はキャラクターが修得している技能のひとつで、修得していると常時効果を発揮します
●《スキル》はキャラクターが修得している技能のひとつで、主に圏外での探索や戦闘などで使用されます
●《アビリティ》と《スキル》は熟練度を一定の数値まで上げたり、特定のイベントを発生させると修得できます
●《スキル》は使用すると疲労値が上昇します(例外有り)
●修得した《スキル》は、装備アイテムのようにセットしなければ使用および効果を発揮することができません
●1人のキャラクターにセットできる《スキル》の数は最大12です
●装備アイテムと違い、《スキル》は戦闘中にセットしているものを切り替えることはできません
●《アビリティ》のように、セットしているだけで常時効果を発揮する《スキル》もあります
◆バッドステータス◆
●本編中には様々なバッドステータスが登場します
●バッドステータスは一部のものを除いて他のバッドステータスと併発します
●バッドステータスは1日の終了時に自動的に取り除かれます
●本編中に登場するバッドステータスは以下のとおりです
【バッドステータス一覧】
・本編中に登場するバッドステータスは以下の種類です
○転倒
・戦闘中、自身に対する攻撃を回避できなくなり、かつ自身に命中した攻撃は全てクリティカルになる
・自身の行動順が回ってくるか、フェイズ終了時、戦闘終了時に自動的に取り除かれる
○毒
・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
・戦闘中、行動終了後に最大HPの5%分のダメージを受ける
・[毒]状態でさらに[毒]のバッドステータスが付加されると[猛毒]状態になる
・[猛毒]のバッドステータスとは併発しない
・医者の治療を受けるか、《解毒剤》や《解毒結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
○猛毒
・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
・戦闘中、行動終了後に最大HPの10%分のダメージを受ける
・[毒]のバッドステータスとは併発しない
・医者の治療を受けるか、《解毒剤》や《解毒結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
○出血
・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
・戦闘中、各キャラクターの行動前と行動後に1ポイントのダメージを受ける
・医者の治療を受けるか、《止血剤》や《止血結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
○痺れ
・戦闘中、[敏捷]の数値が半分になり、自身に対する攻撃を回避できなくなる
・戦闘中、COVERが実行できなくなる
・[痺れ]状態付加時、[庇い]状態だったキャラクターは強制的に[庇い]が解除される
・[痺れ]状態でさらに[痺れ]のバッドステータスが付加されると[麻痺]状態になる
・[麻痺]のバッドステータスとは併発しない
・1フェイズ終了毎または戦闘終了時に消痺判定が行われ、判定に成功した場合は取り除かれる
・医者の治療を受けるか、《消痺結晶》や《解毒結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
○麻痺
・戦闘中、[敏捷]の数値が半分になり、PASS以外の行動ができなくなる
・戦闘中、自身に対する攻撃を回避できなくなり、かつ自身に命中した攻撃は全てクリティカルになる
・[麻痺]状態付加時、[庇い]状態だったキャラクターは強制的に[庇い]が解除される
・[痺れ]のバッドステータスとは併発しない
・1フェイズ終了毎または戦闘終了時に消痺判定が行われ、判定に成功した場合は[痺れ]状態になる
・医者の治療を受けるか、《消痺結晶》や《解毒結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
○欠損
・戦闘中、一部の装備アイテムの効果が発生しなくなる
・戦闘中、一部のスキルが使用できなくなる
・戦闘中、ITEMとGUARDが実行できなくなる
・バッドステータス付加から3フェイズ後または戦闘終了時に自動的に取り除かれる
・《回生結晶》などのアイテムを使えば即治療できる
◆装備武器◆
●本編中に登場する装備武器は大きく分けて10種類あり、それぞれ性能に長所短所があります
●装備武器の種類と主な性能については以下のとおりです
【片手剣】
・攻撃属性は[斬撃]
・プレイヤー初期装備も属している武器の代表種
・武器自体は良くも悪くもスタンダードな性能で、特筆すべき点はない
・盾を装備できる
【両手剣】
・攻撃属性は[斬撃]
・片手剣の熟練度100以上で装備可能になる
・武器自体の攻撃力が高いが、使用時に上昇する疲労値が高い
・クリティカル発生時、攻撃対象を[欠損]状態にする
・盾は装備できない
【刀】
・攻撃属性は[斬撃]
・片手剣の熟練度50以上で装備可能になる
・クリティカル発生時、攻撃対象を[出血]状態にする
・盾は装備できない
【細剣】
・攻撃属性は[斬撃]または[貫通]
・使用時に上昇する疲労値が低いが、武器自体の攻撃力が低い
・装備すると[敏捷]の数値が上昇する
・盾を装備できる
【短剣】
・攻撃属性は[斬撃]または[貫通]
・使用時に上昇する疲労値が最も低いが、武器自体の攻撃力が最も低い
・クリティカルが発生しやすい
・盾を装備できる
【両手斧】
・攻撃属性は[斬撃]
・両手剣の熟練度50以上で装備可能になる
・武器自体の攻撃力が最も高いが、使用時に上昇する疲労値が最も高い
・クリティカル発生時、攻撃対象を[転倒]+[欠損]状態にする
・盾は装備できない
【片手棍】
・攻撃属性は[打撃]
・クリティカル発生時、攻撃対象を[転倒]状態にする
・盾を装備できる
【槍】
・攻撃属性は[貫通]
・クリティカル発生時、攻撃対象を[出血]状態にする
・盾を装備できないものもある
【打撃】
・攻撃属性は[打撃]
・盾を装備できないものもある
◆熟練度◆
●熟練度には【武器熟練度】【戦闘技能熟練度】【生活技能熟練度】の3つのカテゴリーがあります
●各カテゴリーには、それぞれ10種類の熟練度が属しており、合計30種類の熟練度があります
●熟練度の数値は、最小値(初期値)が1、最大値が1000です
●熟練度の数値が一定の値に達すると、新たな《スキル》や《アビリティ》を修得できます
●熟練度の数値は、本編中に発生するイベントなどに影響を与えます
●本編中に登場する熟練度は以下のとおりです
【武器熟練度】
・主に装備武器や攻撃系スキルに関わる熟練度です
○片手剣
○両手剣
○刀
○細剣
○短剣
○両手斧
○片手棍
○槍
○打撃
○投擲
【戦闘技能熟練度】
・主に圏外行動時や戦闘時に常時発動するスキルに関わる熟練度です
○索敵
○追跡
○隠蔽
○回復
○防御
○騎乗
○暗視
○疾走
○軽業
○重装
【生活技能熟練度】
・主にアビリティや補助系スキルに関わる熟練度です
○識別
○鍛冶
○建造
○細工
○農業
○料理
○調合
○裁縫
○釣技
○音楽
●熟練度は主に以下の方法で上げることができます
【武器熟練度】
・装備している武器を使用する(※1、※2)
・スキルを使用する(※1、※2)
・攻撃を命中させる(※1、※2)
・熟練度が上昇するイベントを発生させる
・戦闘に勝利する(※3)
・獲得したステータスポイントを【武器熟練度】に振る(※3)
【戦闘技能熟練度】
・熟練度が上昇するイベントを発生させる
・戦闘に勝利する(※3)
・獲得したステータスポイントを【戦闘技能熟練度】に振る
【生活技能熟練度】
・スキルを使用する(※1)
・熟練度が上昇するイベントを発生させる
※1 … 使用した武器およびスキルと同種別の熟練度が上昇する
※2 … 1回につき1ポイント上昇
※3 … 装備している武器および修得しているスキルと同種別の熟練度が上昇する
◆レベルとステータスポイント◆
●キャラクターにはレベルがあり、レベルが1上がる毎に後述するステータスポイントによって能力値を強化できます
●キャラクターのレベルは、現在のレベル×100のEXP(経験値)を獲得すると1上がります
●キャラクターはレベルアップ時、レベルアップまでに獲得したEXP分ステータスポイントを獲得します
●ステータスポイントは、後述する6つのステータスに振ることで能力を強化できます
●主人公のみ獲得したステータスポイントを自由に振り分けることができます
●ステータスポイントで強化できるステータスは以下のとおりです
【HP】
・キャラクターの最大HPを上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に10上昇します
【筋力】
・キャラクターの[筋力]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【耐久】
・キャラクターの[耐久]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【敏捷】
・キャラクターの[敏捷]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【武器熟練度】
・キャラクターが装備している武器が属する武器種別の熟練度を上昇させます
・ステータスポイント10ポイント毎に1上昇します
【戦闘技能熟練度】
・キャラクターの【戦闘技能熟練度】1つの数値を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
◆過去スレ◆
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393853829/)
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第2層
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第2層 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394225974/)
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394736527/)
テンプレは以上となります
本スレもよろしくお願いします
早くも前スレが埋まったので、早速前スレ最後のアンケートのご返答を
ぶっちゃけ、今回登場させようと思っていたキャラばかりが挙がったので……w
【登場確定】
・愛宕(艦これ) … 主人公(ハジメ)と淡のお母さん(アカギの娘)役で登場確定済み(前スレ>>783参照)
・前原圭一(ひぐらしのなく頃に) … 最初から出すき満々でしたw ただ、レナや他のキャラはまだ未定
・枢木スザク(コードギアス) … 登場させる場合、ウザいキャラにするか否かが現時点での最大の悩みどころw
【保留】
・ランサー(Fate/stay night) … たぶん登場させる場合はALO編以降になるかと思います
・木曾改二(艦これ) … 登場させる場合、海賊ロールプレイギルドのメンバーとして登場させる予定w
・キノ(キノの旅) … 理由は後述
キノなんですが、圭一同様、最初から出す気はありました
ただ、メイン武器が銃という関係上、GGO編から出したほうが違和感がないんじゃないかなどと考えるようになり
現状は保留中という状態です
――関係ない話ですけど、例の電撃文庫格ゲーにキノとブギーポップが出ないのは絶対におかしいと思う
キャラ選が完全に最近のヲタ向け過ぎて、いつものアニプレの小遣い稼ぎとしか思えないのもちょっと残念
家庭用版追加キャラとして期待するしかないですかね?
ちょっと30分ほど休憩します
再開は15:00予定
予定よりも1時間近く遅れましたが再開します
/ヘ⌒{// /イ´ ―-}
/7 /ヽイ/ /´ ―=-ミヽ
イ-‐-=ミ、( 〉ノ_ソ∠"勹ミ \ ヾ`ヽヽ、
_ , -‐"´ハ ハ マィ――-ミ、_、`ヾ‐-、ゝ\` ̄
_,,. -‐''"´ / \ \ ヘ
 ̄ ̄/ / / l ヘ \ \ ヘ
/ / // l ヘ \ ヘ ハ
/ / / / l ヘ \ ハ ヽヽ ヽ
/ / / l ヘ \ ゝ、ハ ', ハ
/ / / /l /l l l \ \ i ハ V}
l / / /=-l -/-- 、 l-- =z__i\ ヘ マ∧ } }',
l / / /i l /l l ノヘ ヘ`\ ヘ マ∧,ヽ i}
l / メ / l ソ i/__ l l / ヘ lヘ ヘ`\ ヘ マ∧ヾリ
/ i // l 彡 i /l / -- ヽ l ヽ ヘ ヘ マス/\
ヽ{/l l i 弋ミミ===彡 リ l :/ xx、 ヽl___ヽ k ヘ Y/\リ`
l ヘ k ヽ l/ `ミミ==彡リ\ i ヘ辷マ/ヽ
l -ヘ ヽ :::::::: //i \ l ヾ//ヽ、
l l lli\ ヽ ' ::::::::::::::: / l l リ \//\
l iヘ l ヽ //i l /l i ハ ∨//≧
l/l l ヽlヘ ` - /イ/ /l / l i ソ ハ
----- ヽ l-----\  ̄ / // l / l 从ゞr=イ人
/\ 三三ヽl三三 l \ _ イ _________ l/ l /从{ヽ イヽく\
/ 三 \ 三三三三 / l -= !-z 三三三三 \/ }ヽ \、 ヾ}
/ 三三三 \三三三l::::::> x__ _,,. -‐''l::::l 三三 z二二二
三三三三三三 へ :::::::::::::::::::::::::_,,. -‐''"´ 三三三三三三三
三三三三三三三三三へ 二二 三三三三三三三三三三三
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>――私は何も言わなかった。
>しかし、ただ一方的に抱きしめられるままというのも、私の性に合わない。
>だから私も、両手をリズベットの腰へと伸ばし、やがて彼女を抱きしめ返した。
【リズベット】
「――なによ、もう……」
【ハジメ】
「ん~? 別にぃ……
. ただ、こうした方が絵になるかなぁ~なんて思っただけ……」
【リズベット】
「バカじゃないの?」
【ハジメ】
「バカよ。子供だもの」
【リズベット】
「あたしだって子供よ」
【ハジメ】
「うん。知ってる……」
【リズベット】
「…………」
>――リズベットはそれからしばらくの間、何も言わなかったが、
>やがて私の胸に顔をうずめると、再び口を開いた。
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:..:|: : : : : : : :|: : :/´  ̄ ̄`ヽ.,,__l::| \: : :\: : : :.:| : : : ‘。: : : : : : : :.:
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:..:|: : : : : : : :|:..:{ -=y、 _ l:| `ー―――---∨ |.,, ‘。: |:.: : : : : .:.:.:.
:..:|: : : : : : : :|: :ハ -=气≧ュ.,__ヽリ } .| ` ‘:.:|.: : : : : .:.:.:.:
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【リズベット】
「――今更こんなこと言うのも何だけどさ、正直信じられないんだ。
. この世界も今のあたしたちも、プログラムされたデータに過ぎないってことが……」
【ハジメ】
「うん……」
>リズベットのその言葉に、私はただ頷くだけだった。
>しかし、彼女が言いたいことは理解できる。
>ここは仮想現実。ゲームの中の世界。
>その世界に存在する以上、私たちの体も所詮はデータ――
>コンピュータ上で記述された無数の半角英数字の羅列でしかない。
>だけど――
【リズベット】
「――それなのに、こうしてあんたからは体温を感じるし、胸に耳をやれば呼吸や鼓動も聞こえる……
. これって、本当にこの世界で生きるために用意された“まがい物”の体に過ぎないのかな……?」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「“まがい物”なんかじゃないわ」
2:「私にもわからない」
3:「どうなんだろう?」
安価↓2
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l l .| ___\ } 二.,____ } ′| \____
/{ lリ. 灯干(_ヽ r灯干(_㍉ j/|: : } `
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. \: : : : :∨ j| ヽ乂辷ツ 乂辷ツ / j:/ /: : >''
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【ハジメ】
「“まがい物”なんかじゃないわ」
【リズベット】
「…………」
【ハジメ】
「“まがい物”なんかじゃない。誰かの体温を感じたり、呼吸音や鼓動が聞こえるのも……
. だってそれは、その人が“生きている”という事実があって始めて成立するものだもの。
. たとえ肉体がアバター――“まがい物”だとしても、
. 私たちがこの世界で――ここで“生きている”という事実は、嘘偽りのない“真実”よ。
. “命”や“心”までは、たとえどんなに超高性能なスーパーコンピュータを使おうとも、
. 世紀の大天才である茅場晶彦であろうとも、“完全に再現することなんてできない”と私は思うわ」
>――今の言葉は、リズベットに対して出たものなのか、
>それとも、私自身に言い聞かせるために出たものなのか……
>正直、自分でもわからなかった。
【リズベット】
「『“命”や“心”までは再現できない』……」
【ハジメ】
「うん。“命”や“心”はその人だけのもの。
. 唯一無二の存在を複製することなんてできやしないわ……」
>――そういえば、以前お爺ちゃんや淡と家で麻雀を打っていた時、
>お爺ちゃんはふと『この世で一番うまいものは人の心』だと私たちに言ったことがあるが、
>それは彼が“心はその人だけが持つ唯一無二の存在”であることに気がついていたからだろうか?
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_ ノ . :|: . ヽ{ -─‐- -──- | . : : . \
<´ . : . : |: . | 气¨¨゙无i示 气¨¨゙无i了¨| . : :ノ____ >
`ヽ. __|: . | ゞ゚-' ゞ゚-' ,′. :/.:.:|
人小: .\ ∴∵ ∴∵/ : /| . .:|
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【リズベット】
「――力入れすぎよ」
【ハジメ】
「えっ?」
【リズベット】
「手と腕。正直、絞めつけられて苦しいんですけど」
【ハジメ】
「あっ……!? ごめん……」
>私は慌ててリズベットから手を離した。
>私が手を離すと、彼女も私を抱きしめるのをやめ、ゆっくりと手と体を離す。
【リズベット】
「別にいいわよ。痛みは感じなかったし……」
【ハジメ】
「そ、そう?」
【リズベット】
「うん……
. ――でもさ、“痛みを感じない”ってことは、やっぱりどうあっても体は“まがい物”なんだね……」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「それでも生きなきゃダメだよ?」
2:「“心”があれば今はそれでいいんじゃない?」
3:「目の前の“現実”がまだ信じられない?」
安価↓2
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:..:|: : : : : : : :|: : `7´ |::| \: : : : : : : : : :..:.| : : :゚,: : : : : : : : : :
:..:|: : : : : : : :|: : :/´  ̄ ̄`ヽ.,,__l::| \: : :\: : : :.:| : : : ‘。: : : : : : : :.:
:..:|: : : : : : : :|:..:,′ l::| ゝ 、 ` : :、: : : :|\: : : }: : : : : : : .:.:
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:.:.:. ‘。:、: :..:.|.:.:.:.:.:.:. , ' , ''"´こ)竿竿芹冖¨ア'" / : : .:.:.:.:.:.:.:.:
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【ハジメ】
「目の前の“現実”がまだ信じられない?」
【リズベット】
「もしかしたら、そうなのかも……
. まだ心のどこかで自分もあんたも何もかもがニセモノだって決めつけちゃってる――そんな気がして……」
【ハジメ】
「…………」
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/ ヽ.〉/ 〉 .!_ __
/ ./ ヽ /// ヽヽ
,..---...,,_ ..< \___ / `¨¨.// 〉l
/ 、>´ / / < //
{ \ ./. / ヽ.__/ , ′
ヘ >../. / __ /
. / ̄.ヘ >... / / ヽヽ
. / .ヘ.. >< / / !
{..:::.. ヽ:::... >... / ヽ / .'、
,.ヘ:::::::::.. \::::.. >... `¨..:::, ′\
/ ヘ:::::::::::::... \:::::.. \/ \
. i.::::. ヘ:::::::::::::::::::. \::: \___ ヽ
!:::::::. ヘ::::::::::::::::::::. \ \ `ヽ 、
∧::::::::. ヽ::::::::::::::::. \ ∨
. / ヘ:::::::::.. \::::::::::: ::ヽ::. ∨
{.:::. ヘ:::::::::::. \::::::: :::::::. ∨
. ヘ:::::::. 、:::::::::::... !::::::::. :::ヽ. ∨
ヘ:::::::.. \:::::::::::. :::::::: ∨
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| _/ / j | \ j ’ |
| / \/ l.| \ | | ゚。 ′
| \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ. | | ‘ /
l l .| ___\ } 二.,____ } ′| \____
/{ lリ. 灯干(_ヽ r灯干(_㍉ j/|: : } `
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. \: : : : :∨ j| ヽ乂辷ツ 乂辷ツ / j:/ /: : >''
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.′: :\{`ー‐`/: :: ::/: : / / :::: } }
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l 乂j| : : : :\ ゝ二つ //| .:: /: :/:/
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/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.} : : :.:|:.:.:.:.:| \ イ j /:.:.:.:.:ー――
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【リズベット】
「!?」
>無意識に、私はリズベットの手を取っていた。
>今の彼女からすれば、私の手も彼女の手も“まがい物”にしか思えないかもしれない。
>だけど、それでも――
【ハジメ】
「それでも、そう思っているあなたの“心”は間違いなく“本物”だよ、リズベットさん……」
【リズベット】
「あ……」
>“本物”という言葉を私が口にした瞬間、リズベットははっとした表情を浮かべた。
【ハジメ】
「大丈夫。
. “まがい物”なんかじゃ――ニセモノなんかじゃないよ。私もリズベットさんも……
. さっきもこの部屋で話した時、私は最後に“胡蝶の夢”って言ったよね?
. 今の私たちは、あれの作者と一緒なのよ。
. 姿形が蝶であろうと人であろうと、本質である“心”が“私”である限り、私たちはみんな“本物”だよ」
「――!」
【ハジメ】
「だからリズベットさん、今は生きよう?
. “心”まで死んでしまったら、私たちは本当に人じゃなくなっちゃうもの……」
【リズベット】
「――リズ……」
【ハジメ】
「えっ?」
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__⌒Y⌒ヽ
/_, -  ̄  ̄二 ̄` ヽ、
// ヽ _\
/ ./ , ヽ ヽヘ
// / ,イ∧ i ヽ ヘ
//./__ / // V ハ ヘ ハ ハ、
/ /\ \/ (' V 、 ハ ヘ. i ヽ\
/ / ! 入ノ \ヽ、ヽヘ. | 、 } ハ
-ニ´__ノl |/ ̄`゙\ ィ''^ー-ミミ| }、_ゝ. }
/ ハ | ,ィfテミミ、` ン爪示ト,| リ | | リ
/ / 小 ゙《 iY;;;;リト '´ {:ハ;;jリ} ! .// | | /
. |,/ /:|| ヽミヽゞzン゙ ゞ-ンノ/ /イノノノ !'
|. |メ|l Yi 、 /´小.ノ// リ
Y レヘ! |ハ /! イ,ノ ノ
{ { .ハ .| ヽ. ー -‐ ' /,ィ' /
ヾ=- ヽハ > 、 ,. イ/( //
ヽ!\ i` ー ' ,| /´
/ ̄ |  ̄ ̄ハ
, -―――、_, -‐ ' o ∧ o ハー 、_, -‐' ⌒ヽ
/ ,ィ==≪ , -┴‐'7ーf ̄`ー、≫===、 \
/::: 〃 |/ { .} ヘ::\ ≫、 \
/:::. 〃 i:. 〈 /iT'ハ ヘ:. ≫、. \
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|::::: ◎ リ≫' /\/ | | | :V i ハ::|:. 〉
\:: _ ___ _ / io/ |: ! | :V .i ヘ:: -----←---'く_
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【リズベット】
「これからは、あたしのことは《リズ》って呼んで。
. 《リズベット》なんていちいち長ったらしい名前で呼ぶのは面倒だろうし……
. あたしたち同い年なのに、いつまでも“さん付け”で呼ばれるのは正直変な感じだし……」
「――いいの?」
【リズベット】
「うん。
. ――それに、ただ《リズベット》って名前でいつまでも呼ばれてばかりいると、
. 本当にあたし、自分が“心”まで“まがい物”なんじゃないかって思っちゃうかもしれなくて……
. 正直、それが怖いんだ……」
「…………」
【リズベット】
「だからさ――あんたやアスナたちには《リズベット》じゃなくて《リズ》って呼んでほしい……
. そうすればあたし、自分がニセモノじゃない――“本物”だって思える気がするから……!」
>――私が今までリズベットやアスナたちを“さん付け”で呼んでいたのは、
>これまでプレイしてきたMMOやネットゲームのクセがついていたからだ。
>“相手がどのような人かわからない”――
>だから、どんな人が相手でも呼び方だけは気を遣っていた。
>たとえ、オフ会に参加したり、今のような状況で相手のリアルの姿を知ってしまった後でも――
>――さすがにシリカやゼンキなど、見るからに私よりも年下の子には、
>相手側にも失礼な気がしたので“さん付け”はしなかったが……
>――今のリズベットは、そんな私とは逆だ。
>“相手にどんな人なのかわかってほしい”――
>だから、私に“さん付け”をやめ、そして《リズ》という愛称で呼んでほしいと言っている。
>《リズベット》というゲーム世界のアバターではなく、
>この世界で生きる《リズ》という1人の“人間”であることを、自らにも証明するために――
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:..:|: : : : : : : :|: : :/´  ̄ ̄`ヽ.,,__l::| \: : :\: : : :.:| : : : ‘。: : : : : : : :.:
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【リズベット】
「――ダメかな?」
【選択肢】
1:「――ダメなわけないよ、リズ」
2:「――それなら、私のことも好きに呼んでいいよ」
3:「――どうせ『ダメだよ』って答えても言わせるでしょ?」
安価↓2
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-=ァ'_ノ.!:.:.i:.:.ム,,,,_ X弋ニリ...i...! .i
/.:.:.:i.:.i:.:.:i:Y'rィ六ミ _,弌.:.i:.:.!:.}:.:|
|.::./.レ:i.:.:.iN 込リ 'f;;心゙Yリ:人.ヽ、_,ノi
|、.:i.:ハ:.:.:.:ヘ、_,: : : . i: 込ツイ../:.:ヘ:.:.::.:.:ノ
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\トトトト ハ. ' ⊃ ´/:.:./;ノ )
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. V:|-> --イ!(_ ソ:ノ
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【ハジメ】
「――それなら、私のことも好きに呼んでいいよ」
【リズベット】
「えっ?」
【ハジメ】
「自分が“本物”だってことを証明したいのは、私だって同じだもの。
. だから――リズも私のことは好きに呼んでほしい」
【リズベット】
「で、でも……なんて呼べばいいか……
. 《ハジメ》なんて名前、最初から短いから略しようがないし……」
【ハジメ】
「そうね。だったら――」
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__
_ ,./ 丶
/⌒ '" `、 ,.- 、 \
} ./ヾr'⌒ゝ‐` ー-- ̄ ‐-
' ' _/  ̄  ̄ ‐- .._ ,
/ ,./' / \.ー- ´
/ / / ' i \
/ /./ / .l /'{ i ! ヽ ヽ
/ / / .! .l .! ヾ ゙、 、 ヽ \ 、 i
/ i ! ! l.! T‐- .._ ヽ.l ヽ }\ ヽ ヽ l}
. / ! ! l l ,.-t―‐ァ、 リ ヽ, /_ヽ ,V} ./ _人_
. / l l l ! l  ̄ ソー′V、 } ! `Y´
/ ヽ、 ! ヽ ! } ノ !
. / \ l \ .! 、____, ノ ノ .!
. ' ,. ト、 l ヽ 、 ゝ ` ― ´ ノl/ .! ドヤァ
. ! ' ! ヽ ヽ ヽ}、 イ ,} ノ.'
. , l ! .! ヽ lゝ 、) __ ___, -く ,レ゙
、 .! ヽ ! _,. -‐  ̄ ̄ ___,.-‐ ̄ __ヽ
ヽ \ ヽ /ニニニニニ-‐ ̄_-ニニニ二ヽ
` ーゝ- _. /_,. -‐  ̄_-ニ二二二二二ニ=ゝ
/_-ニニ二二二二二ニ=‐ ̄ _,. 、.}
/二ニニ=-‐ ̄ ̄ ̄ ̄ _ - ´ ヾ
/ _,. --――=ニニニ二 -‐  ̄ ヽ. }
{::::/ l \
゙/ ./ l 〉
/ ,.、 l /
゙ ヽ. } l
\ ヽ ,!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「《ハジメ様》とでも呼べばいいわ!」
【リズベット】
「なんでそうなるのよ!? というか、文字数が増えちゃっているじゃないの!」
【ハジメ】
「いやぁ~、さすがに出会って初日の時点でいきなり本名明かすわけにもいかないし……」
【リズベット】
「そりゃそうだけど……
. ――というか、今の発言でこの場の空気完全にぶち壊しじゃないの!」
【ハジメ】
「あえてKYな言動をするのも場の空気を和ませるテクニックのひとつよ!」
【リズベット】
「そんなもの今教えてくれなくていいわよ!
. あんたはあたしを宴会部長かなんかにでもしたいの!?」
【ハジメ】
「いいツッコミね。
. リズ、あなたお笑い芸人に向いているかもしれないわよ?」
【リズベット】
「別になりたくないわよ、そんなもん!
. あぁ、もう……あんたのことは今まで通り《ハジメ》って呼ばせてもらうわ……」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
// / ノ_ /} / `ヽ \ ‘。 ‘.
// / 〈 > .,/ .′ \ \ ‘ __j____,ノ
\____/イ .′ /. \ / l.| \ ヽ ヽ ゚. /
‘, . | / ┬'′ l.| 丶., \ ‘。 | /
\ . . : : : :| .′ l.| || ` ..,,゚。} ゚ │: : : : /
ー‐/ハ tト、,______リ__ 、、_____,,,.ィ⌒ } }ヾ! ,ヘ¨¨¨´
: : : : ’ | { │ ________`ヾ r── リ_, }./ / ハ
. / /{:.:.:∧| { │〃´∨圷(__,\ ィ寸乏う⌒ヾj′ j/: :/リ
. リ _,У:.ノ| :, 丶 `ー''″ ー=='″// / /: :八
/´ ̄:..:.:八 \ \ ,` ̄´´ ` ̄´´ /イ イ: : :}、
. : : : : : : : | 丶. \ \ , , ' , / / .|八ノ: `¨¨¨¨¨ヽ
/: : : : : : :..:.:| |:l リ\ ヾ ̄' { ' ./__,,..イ ,:.:. : : : : : : : : : :
.′ : : : : : --| |:v : : :`ー―` /⌒> /:.:. : : : : : : : : : :
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「ええっ!? そんな……酷いよリズ!」
【リズベット】
「空気ぶち壊したあんたが悪い。
. ――そもそも、思い返してみたらあたしあんたのこと名前で呼んだことなかったし……
. 《ハジメ》って名前で呼んでもらえるようになっただけでもありがたく思いなさい?」
「――そういえばそうだ。
. これまでリズからはずっと“あんた”って呼ばれてたね、私」
【リズベット】
「そういうこと」
>私の前でリズベットはニヤリと不敵に笑った。
【ハジメ】
「――でも考えてみたら、“あんた”って呼ばれるのは、
. どことなく年季の入った夫婦っぽくて、それはそれでなかなかいい呼び方だったと――」
【リズベット】
「日本は同性婚できないでしょ!」
>リズベットのツッコミと同時に繰り出された右手によって、
>私の頭は先ほどクラインたちとのやり取りの時と同様、ぐいっと下に押される。
>――リズ、やっぱり芸人になればいいツッコミ担当になると思うよ。
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-=ニ.¨¨¨゙ ヽ 〃/ ∠,. --、
,ゝ、 `′ `ー、
ノ ‘,
_ _ / ,、 、 ヾ=-' _,
`ー- ァ=" ト、 〃ハ \ \_二ニイ
/ i .ト、∨,'/'∧ i、ヽ ゙。
イ l :|壬三ニ≧ソ¨`ヾ. 、 ヾ=-'
/ / 人:! )'`ーヾ.\
/, .,′ / ヽ ´ \ミニ=-
ー=ニ.イ ,' i ,′ 、 \
! { .|.{ , / i `ヽ
ノ .} ハ ハl ,' ./ .,′ } 、 ゚ 、
〃 ノ' ヘ:{ ヽ. ,′ ,′ { i ハ ゙、 ヾ .
ノイ ´ {ヽ ,' { / ! ,ム=}=リ-i、 ゚, i、゙,
/´ .{ i ! ,゚ _ ,ィ=/=!‐- , イ .,'__ハト. ! i :!ヾi
ヾj! , ∧ ,ィ" ハ!_ !_ ,ィ 〃 ノノィチらミlハ :} l ; リ
} ,{ ,' ∨, l { ,ィテ芸ミ/ !' /´ (__¨リ ″リ ノ;j! /j! ′
// l ハ ∨,! i、!《 {__¨リ′ノ´ `¨´ ゙ ' }'Ⅵ/i !
. /´ ゚.! ,} ,、 }∧ヾ 、ヾ、"`¨´ ノイ/ノ'/
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__ .イ /// ∨'´¨,イ/ヽ. ー’´ /イ///,'ヽ
∠'// .//〉、//> ´ ヘ////////゚,
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//////{ ヽ〃//CV/O、 ハ///////,i
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>――しかし、数秒もしないうちに私の頭を掴んでいたリズの右手から一気に力が抜けるのを私は感じた。
【ハジメ】
「――リズ?」
>どうしたのかと思い、私はゆっくりと頭を上げてリズの方を見た。
>――リズはその場でうつむいていた。
>残念ながら、表情は見えなかった。
【リズベット】
「…………」
【ハジメ】
「どうしたの?」
【ハジメ】
「――ゴメン。またちょっと胸借りるね……?」
【ハジメ】
「あっ……」
>リズの表情を確認するよりも先に、彼女は再び私に抱きついて、その顔を私の胸にうずめた。
>――こんな時にこう言っては何だけど、私あんまり胸ないんだけどなぁ……
【リズベット】
「ホントにゴメン。またしばらくの間こうさせて……」
>――そう言ったリズの手や腕、そして体は少し震えていた。
【ハジメ】
「…………」
>――怖かったのだろう。
>今目の前に広がるこの世界が。そこにいる私が。
>そして、自分自身が――
>リズの行動の理由がなんとなく理解できた私は、言われた通りしばらくの間黙って何もしなかった。
>――やがて、彼女の頭を数回優しく撫で、そして抱いた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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: : : : : : : : : :|\ / |::{ \ : : : : : : : : : : : : ゚ : : : : : : : : : : : : : :
:..:|: : : : : : : :|: : `7´ |::| \: : : : : : : : : :..:.| : : :゚,: : : : : : : : : :
:..:|: : : : : : : :|: : :/´  ̄ ̄`ヽ.,,__l::| \: : :\: : : :.:| : : : ‘。: : : : : : : :.:
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【リズベット】
「――絶対に……」
【ハジメ】
「うん?」
【リズベット】
「絶対に死んじゃダメよ? あんたも、アスナも……
. あたしも、シリカやみんなとこの世界で頑張って生きていくからさ……
. だから――絶対にこのゲームがクリアされるまで死んじゃダメだからね?」
「――うん。一緒に生きよう、リズ。距離は離れていても……」
>――そうだ。生きるんだ。
>私たちは――この世界で――
>ゲームがクリアされる――この世界が終わるその時まで――
【リズベット】
「…………」
【ハジメ】
「…………」
>三度静まり返る部屋。
>そして三度目の沈黙を破ったのは私だった。
【ハジメ】
「――ねぇ、今晩はこのまま朝までこうしていようか?」
【リズベット】
「――バカ……
. そういうのは女同士でいる時に言うセリフじゃないわよ……」
【ハジメ】
「じゃあ、やめよっか?」
【リズベット】
「――もうしばらくこのままで……」
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.  ̄  ̄  ̄
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【ハジメ】
「…………」
【リズベット】
「…………」
>結局、その状態は十数分以上――お互いがそれぞれのベッドに戻って眠る直前まで続いた。
>――私のこの《剣の世界》での最初の1日は、こうして幕を閉じた。
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >《リズベット》からの好感度が上がりました。
||○ >《リズベット》からの好感度が《友好》になりました。
||○
||○
||○ >《ハジメ》のHPが最大まで回復しました。
||○ >《ハジメ》の疲労値が0になりました。
||○
||○
||○ >1日目を終了します。
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【名前】 ハジメ レベル:1 NEXT:30
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 60コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:22 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:4
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0 重ね着:○
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
他のハーネス系装備と併装不可。
◆アイテム
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○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
◆フレンドリスト
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《アスナ》
《リズベット》
《シリカ》
《クライン》
《コテツ》
《トシ》
《タマキ》
《ロック》
《カミカゼ》
《ヒジリ》
《ゼンキ》
◆スキルスロット未セットスキル
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○なし
1日目が終わったところで一旦終了
続きは23:00頃を予定しております
ようやく1日目が終了
長かった……! マジで長かった……!
というか、最後のリズとの会話も予想以上に長くなったし……
何故こんなに長くなった?
そろそろ再開します
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 はじまりの街 宿屋】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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| |丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_|| ̄ ̄|_|| ̄| | | | |l | | | || | ||
| | | | | | | | | |_|l |_| |_|| |_||
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>…………
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,ノ /
_r≦  ̄ `ヽ、 r‐ミ 、{:レ: レ ´  ̄ ヽ、__ ,
_, ´ ` 、.: ::/ ヽ/. :: : : . ≦ ̄
_ , ´. : :: _ ‐ ⌒V ',\ _rォ_: : . :. ヽ
_,. ´ / :: _ ‐‐ ´ _ ' ヽ ̄| l ヽ, V}: : .. :. ',
. f´ / ´ ̄ ̄ ̄ 彡 : ヽ:\. _: l : ! l ソ: : : .:. |
゙、 〃 厂 ∧ ̄ :',: .ヾ、:._,:|-< l: :! |‐< ∠: : : : .:. |
゙、 '∥:/ :!: ヽ: . ヽ: .<\| _,ィ: :l: :l .lノ}`¨ヽ }l:: : : : :. |
゙、 |: | :|、: :斗:: .\ 、`rォ气 |: :|: :l l/イ: :|: :} :l: l: :. i!: |
゙、 |: |:l :! : vノ≧、: :\ `辷}'イ :∥ | l: :l : |:/ : l: !: : 八|
゙、 、{: 、 :ヽ仆、仏}`¨¨` l!〃 ハ |: :l :ノ: : ノ': : : | `ヽ
゙、 ヽ: \:.\_`ーノ ノ彡 ハ ∨V: : : : ハ:.|
゙、 \: :`≧≦‐` __ ハ ∨{: : : : / ',:|
゙、  ̄`ヽ` 、 _∥| , ' ,」 |: : : : : :l `ヽ
゙、 \∥:lー ≦= 彡/ } !: : : : : :!
゙、 ,':|l:::',="「 r イ |: : : : : :|
\ /l::| 、ハ ∥ }' / : : : 八!
ヽ / ´ l::l V∨{ / /: : : : :| `
/< ノ:ノ'.: l::ハ' / '{: : : : |
. / ヽ\//_,≦L::ト 、 | ∧:| \: : :',
. 〈 {`//ソ { ヾ 、l / ヽ \: ヽ
|::. /´ ` ===} `ヽ ヽ:|
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l ::.. ..: /}
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【ハジメ】
「ふぁ……」
>――私たちがこの《SAO》の世界に閉じ込められて、2日目の朝を迎えた。
>現在の時刻は7時数分前。私の場合、普段どおりの起床時間だ。
>普段の平日であれば、今日は学校に通わなければならないが――
>無論、今はそんなことできるわけがない。
>昨晩は本当に寝れるのかと内心結構心配していたが――不思議とよく眠れた。
>予想以上に疲れが溜まっていたのだろうか?
【ハジメ】
「…………」
>普段の朝の日課である、自慢の白い髪を束ねる作業を始める。
>この世界においてヘアースタイルは、アバターカスタマイズを用いればタッチ操作だけでできるのだが――
>どうもこれだけは自分の手でやらないと気が済まなかった。
>――ちなみに、現実世界ならば髪を束ねる前にとかす作業があるのだが、
>やはりゲームの世界だからか、朝起きても髪は乱れていなかった。
【ハジメ】
「――よし」
>髪を結び終えると、私は腰掛けていた二段ベッドの上段から下段を覗きこんだ。
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| | { ,r==ミ z==ミリⅥ :,|
/ | | / _爪 _爪‘, !} {
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-=彡-=ァ乂 ヘ、' . ' 、 ' . ' / /ー―ヽ
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| :! :入 イ::: j |
リ、::’:,::::个:.... ィ:::|:::: { :/リ
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【リズベット】
「あっ……ハジメ……」
>下段を覗きこむと、すでにリズも目を覚ましていた。
>しかし、ついさっき起床したばかりなのか、
>起き上がっているのは上半身だけで、下半身はまだ布団の中であった。
【選択肢】
1:「おはよう」
2:「よく眠れた?」
3:「髪乱れてるよ」
安価↓3
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/{ lリ. 灯干(_ヽ r灯干(_㍉ j/|: : } `
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. \: : : : :∨ j| ヽ乂辷ツ 乂辷ツ / j:/ /: : >''
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l 乂j| : : : :\ ゝ二つ //| .:: /: :/:/
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【ハジメ】
「おはよう」
【リズベット】
「うん。おはよ……
. ――昨晩あれから眠れた?」
【ハジメ】
「えぇ。あれだけのことがあって色々と頭や心の整理も済んでないのに、不思議とぐっすりとね……」
【リズベット】
「あたしも……
. ――だけど、考えてみたらなんか変な話だよね?
. 現実のあたしたちは眠っているのに、こっちの世界でも眠るなんてさ……」
「う~ん……人間は眠っている時も脳は働いているらしいから……
. その脳の疲労がこっちの世界では私たちに睡魔として襲いかかってきているとか?」
【リズベット】
「さぁ、どうなのかしら? あたしそういう難しい話はわかんないから……」
【ハジメ】
「大丈夫。私もわからない」
>私はそう言うと、ベッドのはしごを下りて部屋の床の上に立つと、う~んと伸びをした。
【ハジメ】
「――アスナさんたちはもう起きているかしら?」
【リズベット】
「時間も時間だし、もう起きているんじゃない?
. ――いや、もしかしたら昨日の昨日でまだ眠っているかも……」
【ハジメ】
「行ってみる?」
【リズベット】
「そうね。あたしの身支度が終わったら……」
>リズはそう言うとベッドから完全に起き上がり、
>ウィンドウを操作して1分もしないうちに身支度を完了させた。
【リズベット】
「――こういうところは便利よね。ゲームの世界って……」
【ハジメ】
「同感」
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>自分たちの部屋から廊下に出た私たちは、
>すぐさまアスナとシリカがいるであろう隣の部屋の扉の前に立った。
>――しかし、部屋の中からは2人が起きている気配は感じられない。
【リズベット】
「まだ起きてないのかしら?」
【ハジメ】
「いや、ゲームシステムで部屋の中の様子まではわからないようになっている可能性もあるわ。
. もしくは、単に扉の向こうにいる人の気配とかまでは再現されていないかね」
【リズベット】
「なるほど……」
【ハジメ】
「だからここは――」
【選択肢】
1:「扉をノックして確かめましょう」
2:「扉を開けてこっそり部屋の中に侵入しましょう」
3:「扉をぶち破って寝起きドッキリと洒落込みましょう」
安価↓3
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. / / ヽ
/ ゙
/ 〈\∧ ∨
| ハー ´ / .У\} }
| | } \: : ハ {/ ,ィミ j /}
| { .:l / ..: : :厂{ { {、{ リ ′j
〉 :. . :|-=彡イ: : :{:..:∨ 、 .ト\` {__
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 ̄ / : : : : ::∨ィ: : :..|:/: : :}、:l| | /ヽ′
{八: : : : ::/.::|/.:.:.:/ ハ:..:} リ} | {
. ∨ ハ: : : { .: : ::/ }/ リ ..l 〉
∨ }∧:.{ /\{ \ /`:}...|、/____
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【ハジメ】
「扉をぶち破って寝起きドッキリと洒落込みましょう」
【リズベット】
「え、えぇ!? いいの、そんなことしちゃって!?」
【ハジメ】
「ふっ。寝ぼすけな子たちが悪いのよ。
. いくらここがゲームの世界とはいえ、今日は平日の月曜日……!
. 本来なら学校がある日に、のん気にグースカ眠っている悪ガキどもを叩き起こすのよ……!」
>ここはゲームの世界――助走をつけて飛び蹴りを叩き込めば扉くらい開くはず!
>アニメとか刑事ドラマとかでよくあるワンシーン――
>それをまさか自分で再現できる日が来ようとは……!
【ハジメ】
「しいて言うなら、バズーカ砲がこの世界にはないのが残念ね。
. 寝起きドッキリといえばあれなんだけど……」
>私はそう呟くと、早速助走の準備に取り掛かる。
【リズベット】
「本当にいいのかなぁ……?」
【ハジメ】
「いいのいいの。
. ――さぁ、いくわよ!」
>自身のその言葉を合図に、私は扉に向かってかけ出した。
>やがて、ある程度の助走がつき、扉までの距離もあと少しとなったところで――
【ハジメ】
「ッ!」
>――私は思いっきり床を蹴り、数十センチほど宙に舞った。
>宙に舞うと同時に右足を扉の方に突き出し、瞬時に飛び蹴りの体勢になる。
【ハジメ】
「チェストォォォォォォ!!」
>掛け声を上げながら私は、突き出した右足を先頭に扉へと吸い込まれていく。
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ミ::::::、:::ト、lVヾ.i _ー 、 }V _
.ミ:\、|ヽ! `ー--≧ V レ´{
〃}ハ「ヾ::::::ゞ _フ' __`ヽ.,
:::〈{::::|L__ミ ,....-―≦==、、_, -、 \`ヽ
:::::::〉::: ̄:> / 丶. `ヽ.、 } `フ
:::〃::::::::三__ ,.:' `Y `| | `ヽ
:::{[::::::::::::> / |!ヽ トヘV\ l }人{ヽ.\ヾ
v/∠::::∠_ f |ー!!!\ レ´ ̄八 lムヽリ ノ ヽ._
≦:::::::∠._ i 7 !!!! == '; lラ }| {´ ̄
1ィトヽ::::::::/ ', Κノ ′__ u ', !-.ハイ 人
く::::::::::::∠ V |! u ヽ ーヘ ゚ ! ! ハ/.ノ'
/::::::::::::::::::フ ∨ ゝ、 `ー'´ _, | /ハ
L_::::-:=-:三, Ⅵ\` ー,‐‐:1 / ⌒\
√´:::::::::::::/ \ Ⅳ | / ノ ヽ
_ゝVレ/∠ -‐ ヽl ⅥΛ / }
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>そして、私の右足がついに扉と接触!
>そのまま勢いに乗って全身を巨大な矢と化した私が豪快に扉をぶち破る――
>――かと思いきや……
【ハジメ】
「どおぉ!?」
>右足が扉に触れた途端、その場にメッセージウィンドウが表示され、
>私の体は勢いそのままに斜め後方へと弾き飛ばされた。
>――《アンチクリミナルコード》だ。
>おまけに、私が弾き飛ばされた先には――
【リズベット】
「へっ?」
>――不幸にもリズが立っていた。
>こうなってしまった場合、この後どのようなことになるかは、もはや言わずもがなである。
【リズベット】
「ぎゃふん!」
【ハジメ】
「ドゥブッハァ!!」
>私はリズに勢い良く突っ込み、その結果再び《アンチクリミナルコード》が発生。
>これにより、私とリズは盛大にお互い逆の方向へと弾け飛んだ。
>――いや、こういう場合、“吹っ飛んだ”と表現しても間違いはないだろう。
>リズは廊下で盛大に尻餅をつき、
>私は某シルフェイドな断末魔をあげながら床に思いっきり顔面を叩きつけた。
>――正直、これがゲームの世界で本当によかったと私は心の中で呟いた。
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【シリカ】
「あれ? リズベットさんにハジメさん、どうしたんですか?」
>私が顔面を強打してから数十秒後、扉が開き部屋からシリカが姿を見せた。
【リズベット】
「あ、あぁ、おはようシリカ……」
【シリカ】
「おはようございます。
. ――あの……ハジメさん、朝からどうしてそんなポーズをとってらっしゃるんですか?」
>――シリカの視界に映っている今の私は、
>顔面を床に打ち付けた状態からまだ体勢が立て直されていない。
>そんな私の今の体勢は――簡単に言ってしまえば、さながら“女豹のポーズ”であった。
>おまけに、尻をシリカに向けて突き出した状態である。
【ハジメ】
「い、いやぁ……ちょっと盛大にコケちゃっただけよ……
. どうやら寝ボケてたみたい……」
>シリカの様子と発言から、
>私は“扉の向こうで発生した音や衝撃は、基本聞こえないし伝わらない”のだろうと判断し、
>そう言ってこの場はゴマかすことにした。
>我ながら凄くカッコ悪いが――
【シリカ】
「ええっ!? だ、大丈夫ですか、ハジメさん!?」
【ハジメ】
「う、うん。大丈夫……
. 色々と今後に役立つかもしれないいい経験だったわ……」
【シリカ】
「はぁ?」
>起き上がりながらサムズアップをしてみせる私に対して、シリカは不思議そうな表情を浮かべた。
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圏内(「犯罪禁止(アンチクリミナル)コード圏内」なのも間違いないので器物破損(犯罪)扱いなのかも
宿屋の扉は「破壊不能(イモータル)オブジェクト」でもあるかも
攻撃と見なされたら「犯罪禁止コード」で朝露の少女みたいに障壁出て弾かれるから、
ラッキースケベは攻撃と見なされなかったのかも
(当然「ハラスメントコード」は出ていただろうからつまりアスナさん的にはキリトならOKだったと)
今回はここで投下終了とさせていただきます
お付き合いいただき、ありがとうございました
再開は本日の夕方以降を予定しております
また、もうちょっと先ですが、この2日目から戦闘で《スイッチ》を導入する予定です
ただし、このスレでは完全な再現は(あたりまえですが)不可能なので、多少アレンジする予定です
遊び易さ(更新し易さ)重視がいいと思います、困ったら茅場晶彦のせいにすればOK
もしくはカーディナルさんが一晩でやってくれました、という感じで乙
18:00から再開します
すいません。18時再開と言っていた手前ですが、ちょっと遅れます
お待たせいたしました
再開いたします
// . : /| . : |. :| |: :i|: : : : : : : : : : :|`ヽ: : : :',
// . : :/ |. : : : |: :L.._______| ,小 : : : : : : : : :│ : ';‐、: :}
、__ ____彡' . : : :' |: : : : ト、{`て´ ̄ ̄ ノ√い: : : :i| : : : : | : : |: :`,:{
` ‐--‐ァ . : i: : :i _j: : : :¦ ` '´__,二ニニニニ、__ W: : :リ : : : : | : 丿: : |`,
/ .,i : l: : :|ノ´从 : : ′ '^ア´}_j⌒ト√`!「` リ: : /: : : : : :K´: : : 丿 }\
. .' | : |: : :| ⌒\{ |7⌒炒 .ノ ,' : /: : : : : : :「ミマ¨^ー1 : :`、
ⅰ.; | : |: : :| _ァ云ミ `ニ¨´ /: ,: : : : : : : : 「`! il、: : :│: :i、
i| :| | : | : !]{ _j」} ´´ ′//l: : : : : : : : | │|い : : ! : :い
八:| !: : : : : 、l少'ノ ´ | : :! : : : : i|.ノ 八:`、:¦:丨 }
` `、:\ :、} 、、 { │: ! : : : : リ / : :ヽ`、l :│
\ :`トミ ! i : : : : 爪 : : : : : : `、: |
↑トl i|` ;¦ : : : i | :\ : : : : : :ヽ!
!i :八 T^> 、 , 1 i: : : :ⅰ:、 : : \: : : : : :\
゜ : :` 、 '{ } / |¦: : :ⅰ : ヽ: : : :\ : : : : :
; : : : :{\ . ´ │! : : : ト、 、 :\ : : :`: : : : :
i : : : :| 丶、 . | ! : : : |/>、\ :\ : : : : : :
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【アスナ】
「あれ? 2人とも、もう起きてたの?」
>シリカに続くように、アスナも廊下に姿を現した。
>幸い、すでに私は起き上がったところだったので、彼女には恥ずかしい姿を見られずに済んだ。
【ハジメ】
「おはようアスナさん、昨晩は眠れた?」
【アスナ】
「うん。一応はね……
. さすがに快眠とはいかなかったけど……」
【シリカ】
「私もです……」
>アスナの隣でシリカも頷きながら答える。
【リズベット】
「まぁ、しょうがないわよね」
【アスナ】
「そうだね……
. それに、目が覚めても現実世界の私の部屋じゃなかったから、結構ショックだったな……」
>アスナのその気持ちは私にもよくわかる。
>私だって目が覚めて最初の数分はかなりショックだった。
>残念ながら、漫画やアニメのように“夢オチ”ということにはならなかったのだから。
>――いや、現実世界に帰還できれば、
>この世界での出来事は、どのような結果であれ“夢オチ”にはなるか?
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′{ | |i / _」Lj_ | ./}/ } :
゚ f⌒ | kf爪_ハ~`ヾ | / へ、} ゚。
! 人__| | ,弋_り |.′ } / __\
}( Y´| ti八 ´"" 芹K ムイ ⌒
{__≧{ | \ 〉じノ } / ;
(_彡'八| i⌒ "''' ∠ 。゚
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从 i | ト、 ⊿ ノ |
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} l,_」 |\i:i:\ /):i} i| i| |
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.′ / /| | 《 /i:i/:i:/_ノ | | ! : `ヽ
i / /, | |^~/i:i/:i:/ /´ | | i ! }
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【リズベット】
「――そういえば、アスナもシリカも、その様子だと何も聞こえなかったみたいね?」
【アスナ】
「? 聞こえなかった?」
【シリカ】
「何がですか?」
【リズベット】
「い、いや別に……こっちの話……」
>頭にハテナを浮かべているアスナとシリカに対して、リズは慌てて話を打ち切った。
>――しかし、さすがにそう言った手前、
>「なんでもない」などと言ったら、かえって怪しまれたり、詮索されたりするものだ。
>そのため、私は横から助け舟を出した。
>それに、この情報はアスナとシリカが知っていても損はしないはずだ。
【ハジメ】
「あぁ、私とリズからはアスナさんたちの声とか、すでに起きている気配を全く感じなかったのよ。
. だから、“扉の向こうの様子は音も気配もわからない”システムになっているのかなって……
. そんな話をしていたの」
「あぁ、そういうことですか」
【アスナ】
「そういえば、私も2人がすでに起きていた様子を全く感じなかったわね。
. 普通、隣の部屋の扉が空いたら少しは音とかが聞こえてもおかしくなさそうだし……」
>私の説明にアスナたちも納得する。
>一応、私は嘘は言ってはいない。一部事実を隠してはいるが――
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: / |:: |: | | V: : : ::ゝ弋...ツ 弋ツノ ; : :|| |/ |: : :.:
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|:::|:::| |::\ ト、 > __ イヽ|::| |:::|
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【ハジメ】
「――さて、全員起きたことだし、朝ごはんといきたいところだけど、
. その前に、ちょっとアスナさんとシリカちゃんに話しておきたいことがあるの」
【シリカ】
「話しておきたいことですか?」
【ハジメ】
「うん。そんなに長く掛かる話じゃないわ。
. でも、一応私たち4人だけで話がしたいから、一旦部屋に戻ってもらえないかしら?」
【アスナ】
「今後の方針か何か?」
【ハジメ】
「う~ん……方針ってわけではないけど、一応今後に関わる話ではあるかな?
. ねっ、リズ?」
【リズベット】
「えっ?
. ――あぁ、そうね。確かに今後に関わる話ではあるわね」
>リズも私の言いたいことを理解してくれたようで、そう言いながら首を軽く縦に振った。
【アスナ】
「――わかったわ。それなら入って」
【ハジメ】
「えぇ。ありがとう」
>アスナに言われるがままに、私たちは彼女とシリカが泊まっていた部屋に足を踏み入れた。
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. _ __ _ _ ___ l | | | | | | |
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| |二二二二二二二| | |二二二二二二二| ||――| ||二| | | | | | | | | | |
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| |_l_______,| | | | | !__| ||__| ||_| | | | | | | | | | |
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| | | | | | | l | | |l:―‐┼l| | | |
| | | | | | | l | | || | || | | | _ _
| | | | | | | l | | ||__|_|| | | | | | ̄ ̄ ̄| ||
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| |二二二二二二二| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ̄ ̄| || ̄| | | | |―‐┬‐| || ┬!!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ̄ ̄| || ̄| | | | |l | | | || | ||
| |丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_|| ̄ ̄|_|| ̄| | | | |l | | | || | ||
| | | | | | | | | |_|l |_| |_|| |_||
.  ̄  ̄  ̄
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>4人全員が部屋に入り、アスナが扉を閉めたのを確認すると、私は早速話を切り出した。
【ハジメ】
「――それで、話というのは本当に長くはないんだけど……」
【アスナ】
「話の内容に何か問題でもあるの?
. わざわざ部屋に入って私たち4人だけで話すってことは――」
【ハジメ】
「いや、そこまで深刻な話ではないわ。一応ね。
. ――ここから先は、私よりもリズに話してもらったほうがいいかしら?」
【リズベット】
「うん。そうだね……」
【シリカ】
「リズベットさんから?」
>シリカの問いに、リズは黙って頷き、そして話しだした。
>――それからリズが話したことは、昨晩私との会話で話していた内容とだいたい一緒だ。
>自分たちの今の体がアバターであるため、未だにどこか自分が自分ではない気がすること――
>それでも、そう思ったり感じたりしている“心”は間違いなく“本物”だということ――
>故に、《リズベット》というアバターの名前ではなく、《リズ》という名で呼んでほしいこと――
>――具体的にはこの3つ。
>リズが話を終えると、昨晩の私たちの部屋同様、シンと部屋が静まり返った。
>――ただし、私たちの時とは違い、その静寂は数秒で終わりを迎えたが。
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〃 / .| トvヘ │ :.
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|| |│ | | 、__リ! | ||}
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[|| | ,z=ミ '⌒ヽ|/ .|
|| |、'.:.: , :.:彳 !
|| ヒヘ ___ | |
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| | ト、,,⌒ヽ ,,⌒/..../∨}{ |
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【アスナ】
「――うん。わかったよリズ。これからはそう呼ぶね」
【シリカ】
「はい。私もそう呼ばせていただきますね、リズさん」
【リズベット】
「ありがとう2人とも……
. ――あ。私からも2人のことは何か別の名前で呼んだほうがいいかな?
. こっちは《リズ》って呼んでもらっているのに、
. あたしは2人をプレイヤーネームで呼ぶのは、なんか不公平だしね?」
「あぁ、私は今までどおり《アスナ》でいいよ。この名前、本名からそのまま使っているし……」
【シリカ】
「えっ? そうだったんですか?」
【リズベット】
「そういえば、本格的にゲームをプレイするのは、この《SAO》が始めてとか言ってたわね……」
【ハジメ】
「うん。
. 私も昨日、ログインして早々にアスナとあった時、いきなり本名で自己紹介されたから焦った」
【アスナ】
「あ、あの時はしょうがないじゃない……
. 本当にMMOとかゲームのこととか何もわからなかったんだし……」
>今もぜんぜんわからないけど、と呟きながら、アスナは顔を少し赤らめて目を横にそらした。
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/: ./: . : . : . : ヽー : .、\
. : . : . : . : . : . : . : . : . : . \: \
―/二/ /: . : . : . : . : . :|: . :|: . : . : ヽ: ハ,___
/: . : /ニニ/ /: . : . :.|: . : . : . :│ : |: . : . : . :∨ニニ∧- 、
/: . : /{ニニ.′: . / : /|:│: . : . :.' :..∧ . : . : . : ∨=ニ} . : \
/ /: . : /: ∨=,′: . : . :/ .!: | . : . : /: ./ ゚。: . : . : . :.!ニ二} . : . : \
ノイ: . : . : . :.:}Y{: . : . |:../-‐∨: . : . : . /‐-.、゚。: . :|: . : |二7、: . : . ト \
′:/ .:.:.:.:.:,│ : . : .l:/ ,zz、v:} : . : / ,zz、 V : |: . : |:イ:. : . : . : .ハ
. |: /: .:.:./:.:/ |:lv: . : | ィ _)忝∨: . :/ /_)忝ミ∨ !... :/!!:||:.:. : . : . ハ:}
八:.:.:/∧ |:|::|∨八 l l l ∨ l l l` ∧:/ .|i::|リv:.:. : ./
}/│‘, l |::| V入 / /ハ |i::| }:.:.: /
リ | ‘, l::l┘, ´ /\ ー ―' イ:i:i/} |i::| }:/
{ / , -‐…=-{:i:i:i> イ:i:i:i/:.{ .|i::|
,. -‐ 、ヾ川/ /│ /\:i:i:i:i:i:`i:i:´:i:i:i≫ ´:.:.:.:.:} |i:」
/ --'⌒ゞf川⌒ヽ「|___/:./:{`¨¨¨¨¨¨¨<_}:.:.:.:.:./:.\
. /´/ ゝ{ハ ‘,_{)//`:i:i:i:i:i:i:i:ア´:.:.:.:.:./:.:.:./ ヽ
// γ{ハ(\}:.:.:.}〈 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:《:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:./ :,
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【リズベット】
「シリカはどうする?
. 呼んでほしい愛称とか呼び方とかがあれば、今後はそっちで呼ぶけど……?」
【シリカ】
「私も《シリカ》で大丈夫ですよ。
. アスナさんとは違いますけど、私のプレイヤーネームも本名に由来する名前ですから」
【ハジメ】
「へぇ、そうなんだ。
. 私の場合、“《SAO》が始めてのフルダイブ体験だから”って理由で《ハジメ》にしたんだけど……」
【アスナ】
「みんな色々と考えて名前つけてたんだね。リズはどういう理由で付けたの?」
【リズベット】
「いやぁ、私の場合は普通に外国の女性っぽい名前にしただけよ。
. この《SAO》は中世ファンタジー風の世界だからね。
. 最初の数文字が本名と語呂が似ていたっていうのもあるけど……」
「つまり――」
【選択肢】
1:「《リズ》って呼び名は本名由来?」
2:「元から外国人っぽい名前だったってこと?」
3:「本名が全く関わってない名前なのは私だけ?」
安価↓3
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ksk
__⌒Y⌒ヽ
/_, -  ̄  ̄二 ̄` ヽ、
// ヽ _\
/ ./ , ヽ ヽヘ
// / ,イ∧ i ヽ ヘ
//./__ / // V ハ ヘ ハ ハ、
/ /\ \/ (' V 、 ハ ヘ. i ヽ\
/ / ! 入ノ \ヽ、ヽヘ. | 、 } ハ
-ニ´__ノl |/ ̄`゙\ ィ''^ー-ミミ| }、_ゝ. }
/ ハ | ,ィfテミミ、` ン爪示ト,| リ | | リ
/ / 小 ゙《 iY;;;;リト '´ {:ハ;;jリ} ! .// | | /
. |,/ /:|| ヽミヽゞzン゙ ゞ-ンノ/ /イノノノ !'
|. |メ|l Yi 、 /´小.ノ// リ
Y レヘ! |ハ /! イ,ノ ノ
{ { .ハ .| ヽ. ー -‐ ' /,ィ' /
ヾ=- ヽハ > 、 ,. イ/( //
ヽ!\ i` ー ' ,| /´
/ ̄ |  ̄ ̄ハ
, -―――、_, -‐ ' o ∧ o ハー 、_, -‐' ⌒ヽ
/ ,ィ==≪ , -┴‐'7ーf ̄`ー、≫===、 \
/::: 〃 |/ { .} ヘ::\ ≫、 \
/:::. 〃 i:. 〈 /iT'ハ ヘ:. ≫、. \
. /:::. 〃 :| ,≫ /十| | \__/≪ .:!:. ◎ ヽ
|::::: ◎ リ≫' /\/ | | | :V i ハ::|:. 〉
\:: _ ___ _ / io/ |: ! | :V .i ヘ:: -----←---'く_
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/:::. _ -‐ シ}:. i i 、 i ,' :/ `} ` ̄ ー ヽ\
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【ハジメ】
「――本名が全く関わってない名前なのは私だけ?」
【リズベット】
「確かに、今の話を聞く限りだとそういうことになるわね」
【シリカ】
「え、えっと……
. もしかして、ハジメさんもリズさんみたいに、何か別の呼び方でお呼びしたほうがいいんですか?」
【ハジメ】
「あぁ、私も今までどおり《ハジメ》で構わないわよ。
. これまでプレイしてきたMMOでは作品ごとに色んなプレイヤーネーム使ってきたし――
. オフ会参加して他の参加者とお互いのリアルネームを知り合った後も、
. 大半の人とはリアルでもお互いのことはプレイヤーネームで呼び合ってたしね」
「へぇ、そんなこともやってるんだ……」
【シリカ】
「リアルでもゲームでの名前で呼び合うって――
. 今のような状況じゃなかったら、私ちょっと想像できませんでした」
【リズベット】
「一応聞くけどさ――前プレイしていたMMOではどんな名前だったの?」
【ハジメ】
「あぁ、前プレイしていたMMOでは、それ以前に他の作品で知り合った人が作ったギルドに所属してて、
. そのギルドの趣向に沿った名前を付けてたわ」
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/)))
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//ノノノ/)/\___
//.:j/イ:.:Y::::/::::::::`Y}
//::丿:.:.:.イ/ ̄ ̄ミメ
,‰:(:.:.:.:.: 人::::::::::::::::::::::::::` 、
「:.:.:.:.:.‰-=升´ ̄/::::::::/::::::::ヽヾ
人:.:.:.:ノ/// ::::/::::::::/::/ :::::|:::::i::::.\
/'/ /:::::/ミ辷彡⌒>、:::::::/ |:!::::|:::::|::::i:::. \
/ / イ:::::/:::Yd:::::ィ笊㍉ゞ/ 仏斗::::|::::|:i:::|
/ / i |:::/::::::八| ::::Kぅソ ィテミ乂j|::::|八|
/ 人 人 ::::::::::{ !:::::| , ん沂":::::|⌒
. ,' \ \:::::::\ ::八 _ /\:::::\ ※当時のゲーム中のアバター
′ ヽ `ヽ⌒ヾヽ\_ . イ \:::::\
::| \ Yヽjリ |㍉厂 ̄ ̄`\:::::\
::| \ || \\ `Y}-、⌒¨¨¨⌒`ヽ
::| //ハ} 八. \\jハ |、 \
::| /// _彡へ.`ヽ \\...::::\ \
::|: /ハ{ 「 Y \\::::: \ )
八 {{ :|| ', } }:::::ヽ:::::::.:.ヽ
\ || :|| ', ー=彡-- ー=彡 ::::ト :::::::::: \
|| 八 V`¨¨¨´ ̄ ̄ ̄}ハ:::| \:::::::::::\
|| ヽ } l ∧| ヽ \:::::::::::\
|| く⌒ヽー-、 しへj \_ )⌒\:: \
′ / : . . . . . . . . .//} \ ノ:.:.\ \:: \
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【ハジメ】
「――《天座失墜・小彗星》ってね」
【シリカ】
「ふぉ、フォーリンダウン……?」
【アスナ】
「レイディバグ?」
【ハジメ】
「そう。『天座失墜・小彗星』って書いて『フォーリンダウン・レイディバグ』って読むの。
. “中二病キャラや邪気眼キャラをロールプレイする”って趣向のギルドだったからね」
【リズベット】
「い、一応、そのMMOのタイトルも聞いていい?」
【ハジメ】
「《タルタロス☆マギカ・オンライン》。
. ゲーム自体が厨二設定や要素てんこ盛りな作品だから、プレイヤーも自然とそうなっちゃうゲーム。
. リズベットさんもネットで名前くらいなら聞いたことあるんじゃないかなぁ?」
「あぁ、やっぱり……
. うん。よく知ってる。最近のMMOの中でも特に“バカゲー”だってネットで話題になってた……」
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/:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
/:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ
/: :/: : : : : /: :/: : |: : / /: : : : /:/ `|: : :!: :ヘ
r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: / ': : :./':/ !: : : : : ゙.
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/:.{;;,,;;;;; !: : : :;; | ァ=≦三ミ、ヾ `ー、'/: : :,': : :!
/: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´ ` -─、 /'ヽ:.:/: : : |
. /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l !. u ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
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【アスナ】
「よ、よくわからないけど、要は“凄いゲーム”だったってことね?」
【ハジメ】
「そうね。確かに色々な意味で凄かったわ」
【シリカ】
「あ、あの、ハジメさん……」
【ハジメ】
「ん? なに?」
>ふいに、シリカがおそるおそるといった様子で私に声をかけてきた。
【シリカ】
「その……思ったんですけど……
. この《SAO》にハジメさんのお知り合いの方はログインしていないんですか?」
【リズベット】
「あっ! 考えてみたらそうだよ!
. 10000人もログインしているなら、1人や2人くらいいても不思議じゃないよ!」
【アスナ】
「い、言われてみれば……!
. クラインさんみたいな人たちもいるんだし……!」
【ハジメ】
「あぁ、その心配はないわよ」
【アスナ】
「えっ?」
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\ ヽ V/ / /
__ , .イ V } イニミー- ノ
 ̄¨ー ., /ヽ / ヽ r-イ
/ ./:::...:.>=<__:.:ハ \
./ i / <´ >::> >..._
、__ , ィ / ハ ! ,, - ハ 从 <
 ̄ ̄= ≠ { i /八! / }/ ヾミ;、
/ !i! // ,' \
,' ハ 川 / , / ハ
/ ∧ | , ,' ,ィ ,' i .
/ _, }! i ,' ,/ ,' / /i ./| ハ
/ イ7 | | ,' ´¨,テナ=i‐- ィ/ 十-.|,,_i .i
 ̄ i i! 从 | .i l 卞ヮェ\,.!_/./| /ヽ川,; .|
| / .| ∧ .| .| l 、゙气彳 ゙' l/f''仗'‐,.ノ/ .|
人 八 {、 ,' ∧ > l, ` ー- '.´ ゙” , // / ノ.,'
/ | {_ ノ! |::|{ \!  ̄ イ.///./
Vーイ{ |::| ト.、 > ' イ/
/ .|::| |::|::| ,ィ'
/ /Y゚|::| |::|::|、 . ⊂⊃ ,/
/../ ト.|::| 川゚| > ,_ _,,. .
ー " ノ/!_| .|: |,,,__ ¨T
y' `~~"'-ミ二ニl
>'" t、
'" ゙''
【ハジメ】
「確かに、以前までプレイしていたMMOで知り合いだった人は多いけど……
. 大半の人はゲーム中だけの――現実的に言えば“上辺だけの付き合い”な人ばかりよ。
. 実際にリアルで顔も合わせて、お互いの本名や連絡先とか知り合った人なんて一握りだし」
「そ、そうなんですか?」
【ハジメ】
「えぇ。さっき言ったギルドのギルマスの人と、ギルドメンバーの人くらいよ。
. 本当に“知り合い”と呼べるくらいの付き合いや交友があった人なんて……
. 多くても二桁いくか、いかないかって程度の人数しかいないわ。
. 簡単に言ってしまえば、クラインさんや《風林火山》の人たちと一緒ね」
「意外と少ないんだね。もっと多いと思ってた……」
【ハジメ】
「現実とゲームは明確に区別したいプレイヤーは多いからね。どちらも私生活の範疇とはいっても……
. それに、昨日みんなも実際に見た“出会い厨”とかそういう類の連中もいるから、
. “リアルで顔を合わせたり、お付き合いするのは抵抗がある”ってプレイヤーも多いわ」
「――ハジメも実際にリアルで“出会い厨”とかに会ったことあるの?」
【ハジメ】
「そりゃあ、オフ会に参加したりもしていたからね。
. 何度か見かけたし、実際にナンパされたり、『連絡先教えてくれ』ってせがまれたりしたわ。
. ――でも、そういった連中はだいたい一目見ただけでわかるし、
. さっき言ったギルマスの人がオフ会途中で叩き出したり、門前払いしたりしてくれていたわ」
「いい人なんですね、その人」
【ハジメ】
「えぇ。今まで参加したオフ会の幹事は全部その人だった。
. クラインさんたちのような社会人じゃなくて大学生なんだけど、しっかりした人よ。
. おかげで私みたいな中学生の子も結構参加していたし……」
「へぇ……」
【ハジメ】
「――あぁ、少し話がそれたわね。
. “私の知り合いが《SAO》にログインしている可能性はほぼ0”って話の続きだけど――」
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Vト:.. ..:l: :.:/ //¬`ヽ:...: ::|:「― j:/ ̄V:. :/:/
iヽ 入 ..:!.:.f ァfラぇ V:. :リ,≠ミ }..:/jイ
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【ハジメ】
「根拠となっている理由は3つあるわ。
. まず、数カ月前に《SAO》の予約が始まって、私が予約分確保できたことを報告した時、
. そのギルドの人たちはみんな『予約できなかった』って言って悔しがってたのがひとつ。
. 先週の《SAO》の発売日でも『購入できた』って報告をした人がいなかったのがもうひとつ。
. そして最後に、一昨日の夜もギルドの人たち総出でボイスチャットした時に、
. 『《SAO》を手に入れた』『《SAO》をプレイする』って言った人が私以外いなかったから」
「なるほど」
【シリカ】
「確かに、それなら安心ですね」
【ハジメ】
「それに、ギルドのメンバーの半数は高校生以下の未成年の人だったからね。
. 昨日も少し言ったけど、《SAO》の発売日はちょうど1週間前の平日――月曜日だから、
. 学校サボったりしない限り、当日発売分を確保することなんて不可能だし……
. 残りの半数の人も大学や仕事サボるような人たちじゃないと思う」
「――そのギルドに所属していた人ってどれくらいいるの?」
【ハジメ】
「私含んで9人。
. 《風林火山》と同じ、“リアルでも付き合いのある人たち”限定で集まった小規模ギルドよ。
. 一昨日までは“唯一《SAO》を購入できた強者”としてギルド内ではヒーローだったけど……
. 今頃はみんな心配しているでしょうねぇ……」
「…………」
【リズベット】
「…………」
【シリカ】
「…………」
【ハジメ】
「――あぁ、ごめんなさい。いきなり辛気臭い話になっちゃったわね……」
【アスナ】
「ううん、大丈夫……
. それに、話を振った私も悪いんだし……」
【シリカ】
「そ、それに……
. 元はといえば私がいきなりハジメさんに変なこと聞いちゃったのがいけないんですから……!」
【リズベット】
「あ、あたしも途中で質問しちゃったりしてたし……
. みんなおあいこよ、おあいこ!」
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-=ミ x _,,-''": : : : : : :ミ. .、
/: : : :二: : :---: =ミ: : : : : : ヽ
/_,, -''": : : : : : : : : --: : : \: : : : :\
y: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : :\: : : : :ミx_
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/: : : : : : :/:/: :l: : : : : ヘ: : ハ: : : : ヽ: : : : :ヽ: : :ト=-ミ==≦≡彡: : :>
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l/ l: ::l: : : :// l:::l マ: :ト: : :ム \: :ヘ: : : : l: : : : :ヽ:|:::::::::ヽ: :ミx: : : ::\
l: ::l: : : :ィ=≠ミ \:::トミx ィ=≠z: : : : l: : : : : :リ::::::::::::ヽ: :≧: : : : : \
l: :l: : : :从 lっ汐 ヽl lっ:仞`ソ: : ::ト: : : : : l:::::::::::::::ハ: :ミ=-≧: : : :ヽ
;::lヽ::l lヘ 戈ソ 戈::ツ lヘ: : lヘ: : : : :l:ヽ::::::::::::::l: :lヘ ミ=- ヘ
ヽ ヽl从 :::::: ' :::::::: l: :l: /: l: ハ: リ:::::ヽ:::::::::::l: :lヘl
ヽ ミx_ ノ: l∧/ハ从リ:::::::::::ヽ:::::::l: :l
ヘ ` -_ ´ /ソ从 ヽ::::::::::::ヽ::::ト::ヘ
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【ハジメ】
「クス……そうね。みんなおあいこね。
. ――ともかく、以上の理由から私の知り合いで《SAO》にログインしている人はいないとみていいわ。
. 通っていた中学校の友だちや知り合いにも《SAO》を購入できた人はいなかったし……
. 心配する必要はないと思う」
「あたしもリアルの知り合いや友だちで《SAO》買ったって子はいなかったなぁ……」
【シリカ】
「私もです。学校でしょっちゅう話題にはなっていましたけど……」
【アスナ】
「私も。学校の後輩の子が話題にしてはいたけど……
. 知り合いの人で実際に『購入した』とか言っていた人はいなかったわね」
【ハジメ】
「《SAO》はおろか《ナーヴギア》自体が私たちくらいの子からすれば“高嶺の花”だもの。
. まっ、“知り合いが巻き込まれていない”――そういう意味では茅場晶彦に感謝ね」
【アスナ】
「考えてみればそうね」
【リズベット】
「いやぁ、まったくだわ……」
【シリカ】
「こういうこと言っちゃいけないことはわかっているんですけど……
. そういう意味ではクラインさんたちは大変ですね。
. リアルでお友だちだった方が全員巻き込まれちゃっているんですから」
>クラインたちには悪いが、今は場を和ませるために、あえて生贄になってもらおう――
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二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ∨∧ :
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^}i{ }i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i| :|:i i∨∧_______j } |
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三∨∧ !: ∨∧: : : : : : : : : : : : .
^辷主ア^ ^辷主ア^ }主o ∨∧ . |:. ∨∧: : : : : : : : : : : : : .
_ _ _ _.}.ニニ.{_ _ __ __ __ __ __ _ }.ニニ.{ _ __ __ __ __ __V云x@爻@爻@爻@x==========
} { } .{ @爻@爻@爻@爻@: : : : : : : : : .
___________} {_______________________________.} .{__________________ 爻@爻@爻@爻@爻@x=========
=i=i=i=i=i| |i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=..| |=i=i=i=i=i=i=i=i| @辷爻@爻@爻@爻@爻)): : : : : : : : .
| | | |冖冖冖冖r=9.! 爻@爻@爻@爻@爻@爻==========
| | | | |_」 @爻@爻@爻@爻@爻@: : : : : : : : : : .
| | | | | @爻@爻三三二二ニ孑 ============
| | | | | 乂爻@爻! :|!\ : : : : : : : : : : : .
| | | | | {二二二| i|\ `rzzzz=======
| | | | l/ ̄ ̄ ̄ヽ}^o^)(^o|______j| !刈辷_{: : : : : : : : .
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| | 《竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺 ∨ .| .|/ i | i| : : : : : : : : : : :.
| | }i/////////////////////////∨o^)(^o^) ! :! i | i|============
| | }i//////////////////////////∨二二二| :| . i | i| : : : : : : : : : : : : .
| | }i///////////////////////////}宍宍宍_! :! i | i|==============
| | }i///////////////////////////}二二二_! :! i | i|: : : : : : : : : : : : : : :
| | }i///////////////////////////}啻啻啻_! :! i | i|================
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【クライン】
「ぶぁっくしゅん!!」
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ハ /: : : /| /: : : /: : : :/: : \: : :\
| ∨: :|: /:.{/ : /: : : : : :'⌒!: : : :\.: : ヽ
\}: : : :..}/: : : : : : : : : : : : : :.}:|:.:.:.:.:. :.:.:.:.い
}: :. -=ァ7=7二二二二二|:|ニ=- :.:.:.:.:.{
|二二//ニ/ニニニニ二二二|:|ニニニニ=- :.「
}ニニ//ニ/ニニニニニニニニニリニニニニニニ}\
}二//ニ/ニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
∨=イ `≧ュ、___j 、___,.z≦´ }: :ヾ八
{|: : { <¨¨艾` } '艾⌒> }: : リ }
リ!.:小 ゚~ ̄´ .:| ` ̄~゚ /}: :/ /
-=ァテ八 } ::| / .|:/ イ{\
/ニニ/ }ハ\ ::{ _ /厂{\ニ厂У二二二二ヽ
/ ̄ ̄: :/ /人:ハ ,、 /}:.:ト :./ }:}ニニニニニニニニ\
_/:{: : : : : У }: : :}小 / ̄ \ / }ノ: : { ,,,/__/ ̄ ̄ ̄ ̄\}
/|: : :.{: : : : :/ │: : : | \ {___ 〉 / /: : :/ /クニニニニニニニニニニ\
. /∧: : :{: : : : { /.ノ: : : :.| \j!i.┬‐ぃ、, /: : :/ {{ニニニニニニニニニニニニ∧
vニ/\: :}: : :/ } : : :∧ ヽ r― ´ /: : : : :.У ヾ∨、三三三三三三三 ′
/\_:_:_:ヾ}: : { }: : : : ∧、_____,.イ: : : : : :/ .八____`ヾ三三7
: : : : : : : : ゝ ∨ハ, /} : : : : : Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i/: : : : : : :/ /: :lニニニニニニ}: }\ 寸7
: : : : : : : : : : }/∧\: } : : : : : Ⅵ:i:i:i:i/: : : : : : :/{ /: : : /::::/: : : : : \い7
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【クライン】
「ちくしょ~、誰かがオレの悪い噂でもしてやがんのか?
. リアルの職場のやつらか?」
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. _ __ _ _ ___ l | | | | | | |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||――| || ̄| | | | | | | | | | |
| |二二二二二二二| | |二二二二二二二| ||――| ||二| | | | | | | | | | |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ̄ ̄| || ̄| | | | | | | | | | |
| |_______| | |_______| ||__| ||_| | | | | | | | | | |
| | | | | | | l | | ||__|_|| | | | | | | | | | | |
| | | | | | | l | | |l:―‐┼l| | | | | | | | | | | |
| |_l_______,| | | | | !__| ||__| ||_| | | | | | | | | | |
| |_______| | | | | !__| ||__|_||_| | | ~~~~~~~
| | | | | | | l | | |l:―‐┼l| | | |
| | | | | | | l | | || | || | | | _ _
| | | | | | | l | | ||__|_|| | | | | | ̄ ̄ ̄| ||
| | | | | | | l | | |l:―‐┼l| | | | | | ̄ ̄ ̄| ||
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | ̄.| || ̄ ̄| || ̄| | | | |___| ||___
| |二二二二二二二| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ̄ ̄| || ̄| | | | |―‐┬‐| || ┬!!
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ̄ ̄| || ̄| | | | |l | | | || | ||
| |丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_|| ̄ ̄|_|| ̄| | | | |l | | | || | ||
| | | | | | | | | |_|l |_| |_|| |_||
.  ̄  ̄  ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>…………
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/ j \ \
} .l/ \ \ ゚,
/ ′/l| \ ‘, ゚
.′/ // || ` <ヽ ゚, ’│
,゚ ./ {二}_,..--リ、 , ---|!} | ‘ |
| | { ,r==ミ z==ミリⅥ :,|
/ | | / _爪 _爪‘, !} {
. / ‘ { 〈 込リ 込リ 〉 | \
-=彡-=ァ乂 ヘ、' . ' 、 ' . ' / /ー―ヽ
. / | `!¨ -=彡: ´ | |
i :| ハ 、__ ___,, /: | |
| :! :入 イ::: j |
リ、::’:,::::个:.... ィ:::|:::: { :/リ
\: :}: ::::|::::_| > < |: :|:: /}/}/
`ヾ八i::/⌒>┬<⌒:,ハ/
/ .| ∧
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【リズベット】
「――それじゃあ、話したいことは一通り話し終わったし、朝ごはん食べに行こっか?」
【アスナ】
「そうね。時間も時間だし……」
>そう言いながらアスナが表示させたウィンドウには、7時半過ぎと現在の時間が表示されていた。
>私の場合、平日ならばとっくに朝食を済ませている時間だ。
【シリカ】
「そう言われると、私お腹がすいてきちゃいました……」
【ハジメ】
「睡眠もそうだけど、変なところで細かく再現されているわよね。
. ゲームの世界でお腹がすくなんて――
. 《SAO》にはローグライクゲームみたいに満腹度とか空腹値なんてないはずなんだけど……」
「確かに変よね……
. だけど、少なくともあなたが昨日、朝食付きにしてくれたことには感謝しないとね?」
【ハジメ】
「そりゃあ、私だって空腹状態でゲームはおろか生活なんてしたくないもの……」
【シリカ】
「ですよね。ただでさえ私たち、育ち盛りなんですから!」
【リズベット】
「こっちでご飯いっぱい食べても、リアルの身長は変わらないと思うけどねぇ~」
>――体格や体重は否が応でも変わるだろう、とまではさすがにリズも言わなかった。
>言ったら間違いなく、先ほど以上に重苦しい雰囲気に包まれることは明白だったからだ。
>――ともかく、そんな他愛もない話をしながら、私たちは部屋を後にした。
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,f´ ̄ `ー- 、
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,. --' ヽミミミ;;ヘ、 \)
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/..:/ | ヘ } ヽ、!. ` `ー-、
ノ.イ | ..| . |. / .:}::i:.. \ )
ー'´ /..::l ヽ | | / /.::|:. \ \
/.,ィ. | ヽ | . |:/ ./..:::{::. \ !` .)
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,ノ'´ | { .::i、 ヽ.ヽヽ .:: .:::/|!l\. : \ .ヽl.|
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/..::::::::r-' ヽ \ヽ .:::::V.::: .:::::::. / .::::リ:::/ ::. i、 :!ソ
/.:// } ` ヽi\ .l..|::: / .::::/:i/ ::::.. y.}..:::}
./.:/ /. ヽ 、 リ} \ i l..|::: ..:::::/ ..:::/.::' .:::::ヽ ..:/ i:::/
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`{ { ヽ___ / .:::::/:::i i.::::::::::::;/ \::::::::::::::{ i!. {
_> .;;;;;;/'---リ--wy´、__. \ト、:::!. '
.r ´ ̄ ̄ ̄)'、__:::::::::::::::{:::::::`ヽ::::\ .} ソ
_,.-|三三=-_ `ヽ二二二=-、::\::t-――-、
,. --'}´ ̄ミ三三三三ミニ-__ ..:::::::::::::::::::::::::..\;}:::::::::::::::::.. \ ...
.:::\  ̄-二三三三三三三三ミ、:::::::::ー――――‐…¨
>――“あえて言わなかった”ことで思い出したが、
>実を言うと、私も先ほど、みんなにはあえて言わなかったことがある。
>それは、“私の知り合いが《SAO》にログインしている可能性はほぼ0”という話に関わることだ。
>私は先ほど、この話をみんなにした時に“あるひとつの可能性”だけはあえて口にしなかった。
>確かに、“ギルドの仲間たち”が《SAO》にログインしている可能性はほぼ0だ。
>だが――“オフ会で知り合った友人・知人たち”が《SAO》にログインしている可能性は0ではない。
>たかだか十数人程度だが、それでも僅かながらに可能性はある。
>例えば昨日、中央広場にいた時にふと思い出した、同い年の“あの子”――
>“彼女”もオフ会で知り合った仲間の1人ではあるが、ギルドのメンバーではない。
>彼女のような友人・知人の中に、このデスゲームに巻き込まれた者が1人や2人はいるかもしれない――
【ハジメ】
「そういえば、1年近く会ってないけど元気かな――」
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|: / 'ミ:ヽ /ノ
|/ )ノ ィ´ / _ _ ィマ
ィ´三 ̄三ミヽ > ' /' ´ ィ
/ ̄ ̄\ /::://:::::::::::::::::::..マト >´ ィ ィ ´
\ ヽ´ソ:::::i::::::/|/i:::::::::リハ::ム ィiィ  ̄ ̄ ̄ノ 、 ` ― つ
\__/ リ:::::|イ/\!:::::::::ノ::リム::ム > ´《 ∨ /  ̄, 、 ヽ、 ― ´
イ三ムゝイ:::::::ィム芯 '´'―‐|::∨ム / ヽ ∨ィ‐ < >、ヽ ――、
/三ト彡ノ'リ´`i::ト、ゞ=ィ ` 芹ム.|::::ト:::ム / '、::::::: |> ´ ` ノ
ゞマ彡イム i::|::| ヽイ/:::::| マヽ / ̄  ̄ \ \: | |
マ彡ノ三三ゞi::|::| ( ソ /:::::::| __ィ´イ / \ ゝ、 ノ
イイ三彡川::::|::|::ト ィ:: ' ´ ` フ//ハ ./ \ ` ゝ'´_/
ゝ≡イゝ川:::|::|::| `>,ィ'´::::/ //ィ / ゝ、 \ `ソ ̄ ̄
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|'´ ∨:::/ { ゝ〆 |. | | レ >
ヽ/ } /:.:.:.:.ヽ.|. | / ィi
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【ハジメ】
「――《金剛》さん」
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________ l二ニi / ヽ二ニ二二ニ\,───冒─A ./::::::::::::::::::::::::::::::::
/ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ/ヽ|:: |____/__丶二ニ二二/___ / ∨:::∧:::::∧:::::∧:::::
三二三二三二 / |:: |'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'. .:' .:' /\─イ i!i!.| ̄|「l ̄|「l ̄|「l ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , -'゙´\ |;:;/;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;' .:' .:' / \| i!i! | |「l |「l |「l
[日 「l.ィ=ュ.'´ `/.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:' .:'___/____ヽ_/'ニニニニ'i________
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【???】
「ぶぇっくしゅん!」
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/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ソ;:;:;:;:;:;:;:ゝ、
〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Yイ|;:;:ヘ;:;:ヽ:;:ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヾヽ;:;:;:ハ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
ノイ;:;:ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノノ ハヘ ∧;:;:;:;:;:;:;:ヽ
ルノノ;:;:;:;:ノノ;:;:ノ彡'ソ/ノ ヾミハ;:;:;:;:从リ
/彡彡ニ彡イ彡ニニ" __ ヘ;:;:ハル'
ト彡イ イ.l|  ̄` ´fォッ` /ソ''
ヾ;;;;ヾ. ソ { ,'
ル;;;;ヽヘ ー-' ノ
从;;;;;;;;;| / ̄ ̄ ̄`ミ辷ニニヘ
>ハルj ヽ l´ | i `ヽ、
|>ー--、.ヽヘ /ニニ≧. |
|.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ゝミ、 zヘ、___. 、 |
/.:.:|φl.:.:.:.:トY´ ̄`Yニニ>ヾ::( 、 |___
--一'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ. ハ ヘ |.:l´ ̄ 、 ∨.:` ̄`ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 |:: J j.:.:ヽ、 }.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>ト、___∠.:.:.:.:.:ヘ、. /.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:
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【男性プレイヤー】
「ん~? 風邪かい?」
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,.イ
l:::|
ヽ|
__ _ -‐┴‐- _ _
/::/T丁 ̄ ̄丁T≧ヽ`ー、
ィ::::::::/-‐┴==┴‐-=__|:::::::ト、
‐-、/| |::::::/::::/:::::::::::::::::::ヽ:::、::::::!:::::::! |γ´`> ,
, < E{ 、!:::/::::/::イ::::::::::::::::::::|:::|ヽ::::;::::::!ノ人 |
. |___ュ<、j:::l:::/::イ !:::::::::::::::::j::|:::|,ハ:::'::::ヤ¨¨「ヽ‐  ̄
,.イ::|::/_/::::|イ:ー-ト、::::::;イ斗匕__ |::::;:::マ‐-レへ
(:::ヽレ´/:::::::|:|ィち芯ヽ/ j 'で云`ヽ:|:'::::∨ノヽ::ノ
くノ::∨:::::::::|:ト{ 辷ツ 辷_リ イ:|::|:::::ヽ__ノ
>/:::::::::ノハ 、、、 , 、、、、 | |::|:::::::::マ\
/イ::::::::/::l::::::. /::|:::マ:::::::\、\
/:::/ノ::::::イ:::::::: 込 -‐ ,イ:::::|:::::ヽ::\:::`:):\
/:::::::::ー‐´::|:::::::|:::: 个 ィ::::ノ:::/|::::::::|`ー≧く:::::::::\
/:::::::::::::/:::::::::::|:::::::lヽ::::|:::::::l ` ´ .|::::|:::/::|::::::::|:::::::::::::::\:::::::::ヽ
/:::::/::::::::/::::::::::::::|:::::::l_; L::::ノ ヽ::l:/__:|::::::::|:::::::::::::::::::::\::::::::::.
. /::::::::/::::::::/:::::::::γ´ヽ:::::∨|::!入 |ハ .ノ::::::ノ! ̄` 、::::::::::::\::::::::.
/::::::::/::::::::/::::::::::/ マ:::ヽソ マ‐、 , -‐/! .V:::::::ハ. \:::::::::ヘ\:::::.
. /::::::::/::::::::/:::::::::ノ /∧:::::i、 ヽ ./ /:::::::∧ ,. ヽ::::::::ヘ ヽ::::.
/::::::::/|:::::r-ァ‐/ // ヘ:: ! \ \ / /::::::::/ ヘ ′ マヽヘ_ 、:::.
. /イ::::/ l::::ノ〈//∧ // λ| \ ./ /::::::::∧ 、ヽ //∧ノ|. ;::,
l/.|::/ ムイ. ∨/∧ ,.//rマユ/ |:| / //::::::::/ Vユマ ヽ\,. </// .!::, i:::.
l |:′/ ` </く// マ入}ノ:| ./ / /::::イ:/ ィうン' , マ>‐…´ 、 \::|
. | / `{ l / ンノ大ぅ‐く /::::/ノくУ" ',. ′} ヽ \
. / く ≧ァ┬込 、 {/ `ンーくう./:::/"´ } } j____ノ、 ,
/ ー―-{ |:::::::ヘヽ | / / |::/ j ノ/:::::::/リ 廴二 つ. i
ヽ、 ―≧‐-、::ヽ\ヽ/ 〈l レ 〉 / //:::::::厶イ .ノ
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【コンゴウ】
「う~……Yesterdayの時も思いましたが、どうしてGameの世界でSneezeが出るネ~?」
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>- <
. , / ヽ 、
/ / ゚ . .
. , / ゚.. '.
/ ./ , ,l | ゚.. .
/ / , , l 、 、 、 ゚. .
| / / , / .l ト \ ヽ ゙.
| _ / lヘ { ヽ -―- l. | ¦
| , / |  ̄`ヽ. ∧ ´ ヽ |. l ,
| ∧ .l |_,4≦z_ }ヘ、 ,ァ≦_≧、 }∧ .,
}' }∧ 寸 r':ij :} `\ r':ij .:} Ⅳ , , ./
}ヘ l ー‐ ゜ ー‐゚´ / / /
}ヘ. ´ -イ イ  ̄ 、
. Y´>、 ー ‐ / { .)
弋 { 、 /| / / `ヽ<´
`入_ 令ュ、_ |ヘハ{ ノ_ノ`
入_ノ.,} .|ヽ、 _ノ´
. , .| / ',
}`Y _ ,...:i/ | , ´ />..、
. r┴┴ 、rzzzzzz入______`ヽ|/ ./i:i:i:i:i:i:>..、
}┬-、.}≧≧≧≧≧>´, ゚.`ヽ ./i:i:i:i:i:i, ' i:i:i:iヽ
. ,{ ` ̄}`゚\ Y゜, ´_ ゚. ヽ4i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
Y:{ ` } 、 ゚{≧≦入___ }`ヽi:i:i:i:i:{' i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
Yi|∧ ケ´,4}.Yi:i{i:i:/i:i:i:i:i:ヘ:', /`ヽ._ノi:i:i:i',_i:i:i∨i:,./i:i:i:i:i:i:i:i|
. {i:|i:i:i><i:i:i} {i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:iヘ∨{i:i:i:i:i:i:i:i:i:ノi:i`ヽ{i:{/i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
【少女プレイヤーA】
「どなたかがコンゴウさんの噂でもなさっているのでは……?」
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、 / |/ / / -=< _
/ ∨ / \
l\! /  ̄ヽ. _\
∨ヽ / / -― \
∨ /| | / \
∨ ヽ| | // \_\
l ト 、 l / / _ \
l ! ヽ _ , - \ |
i! ` ´ ´ ´ } / トリ
{ヽ i ∨
∧.r\ ヽ /,、 Y |
l ヽfォ、{ / _, _ -‐ 'Z ミ// / } ハノ
/.} ` ` ヽ - ‐ヒ て不ヌッ 〉-' } /
/. : ∧ / ` ¨¨´ /ノ/!´
/. : : : ∧ / u ._ イ从トヽ
/. : : : : : ∧〈 / }: }: |
/. : : : : : : : ∧ 、 / ,,ィ} 〉. :.|
{: : : : : : : : :{: ∧ ヽ , ' ,,ィチニ /. : :.|ヽ
|: : : : : : : : :|:ムム , ' _,,ィチニニ/. : : :.l: :|
|: : : : : : : : :|:{ニ/ .> - r<ニニ彡三ニ=.' : : : : : : :/. :.ヽ
∨. : : :/._:.!:ト.| {rニニ=-.':´:.: : : : : : : :: : : /. : : :∧
} : /ト//.:イ. ト、 |: : : : : : : : : : : : : : : : /. : : : : :∧
{.:/ : ヽX. ム ヽ_,>、_.ノ. : : : : : : : : : :_:_:.-‐. . /. : : : : : :.∧
|/. : : /ヽ){ア . __/. : : : : : : : :´ : : : : : : : /. : : : : : : : : :.}
|: : : /. : : \{ {ニニ{: : /ヽ . : : : : : : : : : : : /. : : : : : : : : : : }
|: : : : : : : : :{\{ニニ{: : l : l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
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【青年プレイヤー】
「いくらゲームとはいえ……
. そのようなシステムが存在するとは思えんが……?」
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_____
´ `丶
/ / \. \
│ { \ ヽ \
/ , /| 、 ', ヽ
. ,′ / | |\ ヽ |
/ | _j | ヽ |-、 | i
| l l'´八 | |⌒. | |
| l |⌒ _\| \| ', j ' | │
i 八 |xぅ心. ィアi心 ∨ / |
', ∧ |{{ ト/ハ. ト//ハ.}}∨ | /
∨ ヽハ V:ソ 込:.ソ ,′ ト. ,′
. / 、、 , 、、、 ,′ jノ {
. i } / 八
. | 人 ー ' / \|
. | / > イ′ / 人 \
. | ∧ />r ´ / / / \ \
人 │ / }/::/ 〉// / /\ } \
. 〈 ノ {/^こ'<フ/∧ { / /:::::::::> 人 ヽ
人 / rz‐'⌒ーヘ_ }ハ{. /::::://::::::::::ー:-...、
{:::::∨_/=======ヘ>‐ヘ /::::://::::::::::::::::::::::::::::::} }
|::::::;「└-、 ヽー ∨:// :::::::::::::::::::::::::::::::::;′ノ
|:::/入 ヽ .::::}‐ ∨ イ:::::::/:::::::::::::::::::::::::: //
_|厶' |::::.. ,′ .::::厶 ∨|:::::::{:::::::::::::::::::::::::::::「
//::∧ ゝ:::ノ .::::人- }::\::ハ::::::::::::::::::::::::::∧
{:ノ:::::::::::::::::::∨└─‐ く:/::::::::/:∨::::::::::::::\:::::::::/::::::: /
/::::::::::::::::::::O::}::::::::::::::::::::::::::::: 〈/:::::::::::::::::::::::`<;;_:::::/ ヽ
{:::::::::::::::::::O::::::人:::::::::::::():::::::::::: {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉ヽ::} }
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【少女プレイヤーB】
「でも、そんなシステムが本当に実装されていたら、使い方次第ではすっごく便利な気がします」
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| l ./7./7
| l_/ ,'/ ,/〉
r‐=ミノ __ /
> 、 ヽ /
__ ‘:., ´{
/:./⌒) ′ Ⅴ
/.:..:/ __ ', Ⅴ_
\:.、x</、:.`ヾ丶 ∧ ∨_
,.ィ´/>.:.:´.:.:\:.:\\ ___, ∧ Vニ_
. /:.:|/.:.:.:.:.:.:、.:.:.:.:\:.:\{⌒>_/ ∧ V二______
{.:.:.|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:}ナ}メ:.\:.:\「):.ヽ、 /ト、 ノ二=‐- ___,ノ
V.:|.::,.斗、.:.:/ z=ミ',:.:.:\.:.:`:.ー.:.〉 /\ ̄ ̄r―┐ r―┐ r‐‐ /
. __';.:|´:.{ __` ⊂⊃八>┬くノ/| \  ̄  ̄ /
/ }.:|\〃´ ' __ ト、:.\ー /| | ー=二 /
ー‐く|.:|:';.:⊂⊃ (´ } 人:\.:..`::..、| | ヽ ___,.> ''"´
. \:.';.:.:.`ト..,,_ / |{^'「\.:.:.:.:`:..、 /.:.:.:.:\
______ー\:.:\:.___j |{ |│ ` <.:.:.:.ヽ/.:.:.\.:.:.:.:.〉
r‐「Y⌒Y⌒Y´| .\:.:\\ .|{ |│ V{ `ヽ.:.}\.:.:.:.:.:\/
{ `ミ=t‐‐z=彳 ´ヾ:、.:.ヽ \,ノ .|│ ', | }/.:.:.:.\
八 二{ イ ̄ ./ } ト、:} ,:′ |│ 'ト、|〈.:.:.:.:.:.\〉
| | / / }} |│ 、 ヾ!\.:.:.:.:.}
. /| ノ〉 r‐く\ / 〃 | 、 \j、 .\ノ
// / ∧ /\ \>{ {{ ', \\ //ヽ
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【コンゴウ】
「――とりあえず、今は今後のPlanを練ることを優先シマショ~。
. あ。ムギ、TeaのおかわりPlease!」
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| ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄|
___|____|___|____|___|____|___|____|____
「lヾ l\ (___) E! (___) E! (___) E! (___) E!
l l、「l \\
l l、l l ||.\\ E!
l l、l l || |\\(___) E! (___) E! (___) E! (___)
l l、l l || | l\\ | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄|
l\l l. ̄ ゙̄\l」 \l二二二二| |二二二| |二二二| |二二二二二二
|\l三三三三l l」 || | |\| | |\| | |\.| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>…………
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´  ̄ ̄ `―‐-、
/.: : .: : }- 、
: : / : : :/ . : :/ .: : \
/: : /: : : /: : : /: :/ /}ィ::} ,
.′: ′: : ′: :/: ://! / │ : '.
{:_:_:|: : : :{: :..:/{: / { | / j .,! '.
/}:.〈:|: : : :|V:≧リ..,,j_lハ/ _/ !/} .ハ
/ゞ:〈〈|: : : :|.〃芹(_ヽ ,ィ芹ミ }: :/.小
〃}: : :| /|: :..:.:代, 込リ 込リ//: /} /
/ j : : |{ |: : : :| i:i:i: i:i:i: {/:{ j/
イ: : :,:.ハ|: : l :ト、 ′ ,: :,′
{八/: | l, :..l :| /: :{
′:リハ: : :{ \ ∠ニ= .イ.:..: |
. /: : : / ハ: : ゚,、 ` ., .ィ: : :| : : |
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.′: :厶:;__,ハ: : ゚, L:|:/: : :| : : |v: :ハ
/>==<:::\ ∨: ゚, |:|{\==-、ノ }: : :゚.
. ´ ヾ:::ヽ.∨ ゚, l:|{ ヾ: : :ハ{.: : :i
{ }:::::} ∨ } {:|{ }: :..:}!: : :}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「これは……」
【アスナ】
「な、なんと言えばいいのかしら……?」
【リズベット】
「マズくはない……
. だからといって、美味しいわけでもない……」
【シリカ】
「というより、味がしません……」
>宿の食堂へと赴いた私たちは、宿の厨房スタッフのNPCから朝食をもらうと、早速それを食べ始めた。
>――だが、その朝食を口にした瞬間、私たちの思考は停止した。
>感想を一言でまとめてしまえば、今シリカが言ったように“味がしない”のだ。
>“うまい”とか“マズい”という話ではなく、“それ以前”の話なのである。
>まず、主食の黒っぽい色をしたパン――
>(実際《黒パン》という名前のアイテムらしいが、今はあえて置いておく)
>外見、手触り、食感は間違いなくパンであるが――味がしない。
>そして、パンと一緒に出されたスープ――
>(これはさすがにアイテムではなかった)
>外見、スプーンを入れた際の様子、食感は間違いなくスープだが――やはり味がしない。
>スープの中に入っていた具の野菜も同様だ。
>こう言っては何だが――まだ“マズい方が10倍はマシ”な朝食であった。
【アスナ】
「匂いは――微かにそれっぽいのを感じる気がするけど……」
【リズベット】
「“気”でしょ? 本当に匂いがしているのかはわからないじゃん」
【シリカ】
「食感は間違いなく、私たちがよく知っているパンやスープですけど……」
【ハジメ】
「変な例えだけど……
. “ふ菓子の白い部分”の外見や食感をパンとスープにした――そんな感じ?」
【リズベット】
「うわぁ~……言われてみると確かにそんな感じがしてくる……」
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―― 、
/: : : : : : : :ヽ: : : : :\__
. /:/: : : : : : : : : : : : : : : : :V::|`
__/:/: : : :∧: : : : : |\ : : : :.::|:::| : : :\
: : |: N: : : ; _ノ: : : : :廴_ ヽ: : |/: : : : : :ハ
: : |::|::| : : | /んハ: : :/ んハ |: /;|: : : : : : : : |i
: : : :|::|V :.i{ 弋ソ V 弋ソノ j//::|\: : : :|: : :i
: :/|::| {\ト ' u イ::|::| ハ: :.:|: /
/ ::| >- r っ / |: |::| .|: //
|::| > r――く ::|::| j/
|::| _|:|/}-|::::|゚ ゚ ゚ |___|::|::|
|::| j人V /::/ Y/
// ̄ ̄ | ○|
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【シリカ】
「さ、さすがにゲームの世界だから、味とかまでは再現できなかったんでしょうか?」
【ハジメ】
「いや、それはないと思う」
>私はそう言うと、メニューウィンドウを表示させ、それを操作する。
>――まだ食事の途中なので、行儀が悪いと思われるかもしれないが、この際目をつぶってほしい。
>やがて、ステータスの項目を開くと、ある一点を指さしながらみんなにそれを見せた。
【ハジメ】
「こんな熟練度が存在するくらいだもの。
. 間違いなく味とかも可能な限り再現されていると思う」
>私が指さしたのは、《生活技能熟練度》の欄――
>そこに存在する10種類の熟練度のひとつ、料理熟練度だ。
【ハジメ】
「味が再現できないなら、仮想現実を題材にしたゲームでわざわざこんな熟練度を用意したりしないはずよ?
. それに、あの茅場晶彦が再現できないものをゲーム中のデータで採用するとは思えないし……」
>実際、彼が手がけたゲームを過去に何作もプレイしたことがある私だから断言できる。
>彼は“機種”や“ジャンル”という概念に関係なく、
>“そのゲームで再現できないもの”は一度もゲーム中に取り入れたことはなかった。
>それは、ゲーム自体の容量やスペック、技術の問題だけではなく、
>“現実的に考えたら不可能だから”という理由も含まれる。
>某ヒゲの配管工の初期作品で例えるなら、
>“キノコを食べると大きくなる”のは“キノコの効果”という理由によって採用するが、
>“水中ステージ”は“人間は長時間の潜水は不可能”という理由で採用しない――
>そんな感じである。
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
/ /ミィ=ミ ゚。 :.
. / / /``¨¨´} ゚ :.
/ | ′ .′ } ィ. iい
′ | /レ| ′ 〃}.|. |`ヽ
.′ | ./リ__|_ { { 孑'"/` リi |、jィ
i リ - Ⅵ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { 灯:芯' リ Vツ/! .「i |:|
| l | い Vツ ノ,ノ .lノ |:|
|/ |八 |、{、 { /´} | |.lリ
ノ }リ|:ヘ | | |.|
| .| .入 rュ .ィ| | リ
| .| |:.:.:.> /|:.:/ j{ :,
|./ j:.:.:.:.:.:.:.|≧= ´===/ /::{ ′
|′ j:.:.:.:.:.:.:.|´}:|:「 ̄ ィ′ /:.:.:.ヽ :,
| ゙:.:.:.:.:.:.:.| .}:|:|イ// /´ ̄ ̄`ヽ’,
| /:.:.:.:.:>rr'⌒7// /{ :,ぃ
| /ィ7´ /:/ /`7 /:.:{ }:.:ヘ
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【アスナ】
「――じゃあ、どうしてこのパンとスープは味がしないのかしら?」
【ハジメ】
「これはあくまでも私の推測に過ぎないけど――」
【選択肢】
1:「料理熟練度が低いから」
2:「痛覚がないから」
3:「ここが最下層だから」
安価↓2
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| / / l | \ ‘, ‘。 |
| _/ / j | \ j ’ |
| / \/ l.| \ | | ゚。 ′
| \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ. | | ‘ /
l l .| ___\ } 二.,____ } ′| \____
/{ lリ. 灯干(_ヽ r灯干(_㍉ j/|: : } `
\ ̄ ̄ | 〈 |/{;}/|` |/{;}/| 〉│:/ /
. \: : : : :∨ j| ヽ乂辷ツ 乂辷ツ / j:/ /: : >''
`¨¨¨¨ ∨ ∧ /././:: ::/: :/.′ /!´ ̄ ゚。
/ ∨ \/./:: { ::/./.ィ / | |
.′: :\{`ー‐`/: :: ::/: : / / :::: } }
| : : :| : : } ´ ̄/´: ;:::: } /
|/{:..:.:| : :∧ /} .:: .′:. j/
l 乂j| : : : :\ ゝ二つ //| .:: /: :/:/
--- 、‘, : : : : |:.> ´/ .| :: //}/
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/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.} : : :.:|:.:.:.:.:| \ イ j /:.:.:.:.:ー――
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【ハジメ】
「痛覚がないから――じゃないかしら?」
【リズベット】
「えっ? 痛覚? 味覚じゃなくて?」
【ハジメ】
「ネットでかじった程度の知識だけど……
. 食べ物を食べた時に“辛い”とか“酸っぱい”って感じるのは、実際は痛覚によるものらしいわ。
. リズたちもすでにわかっていると思うけど、このゲームでは痛覚――
. “肉体が感じる痛み”は再現されていないでしょ?」
「パンやスープに“味がない”んじゃなくて、
. 食べている私たちの方が“味を感じていない”――ってことですか?」
【ハジメ】
「そう。
. ――でもそれだと、この世界の食べ物全ての味が感じられないってことにもなっちゃうでしょ?
. これもあくまで私の推測だけど……
. この世界の全ての食べ物には隠しパラメーターとして“味のレベル”が設定されていて、
. そのレベルが一定値以上のものを食べたり口に含んだ場合、
. 一時的に痛覚が復活するようにプログラムされているんじゃないかしら?」
「なるほどねぇ……
. さすがの茅場晶彦でも、“特定の部位が感じる痛みだけを残す”ことはできなかったってわけだ」
【アスナ】
「処理が難しいのかもしれないわね。
. 例えるなら、“学校の水道の蛇口”みたいなものかしら?
. ほら。小学校の廊下とかに設置されてる、1本の水道管に横並びで複数の蛇口が付いてるアレ――」
「あぁ、そう言われるとすっごくわかりやすいです。
. ――つまり、“痛覚”という水は元からせき止めることはできるけど、
. “舌”という蛇口のひとつにだけ水を回すということはできない。
. 水を回す場合は、“肉体”というすべての蛇口に水を回す必要がある――ということですね?」
「そうそう、そんな感じ。
. もちろん、繰り返し言うけど、これは私の推測に過ぎないわ。
. 実際は、今言ったことと違う処理や方法がなされている可能性も十分にある。
. ――まぁ、この疑問自体は私たちが追求するべきものでもないわね。
. 私たちにとって重要なのは、“今後この世界で食べる食べ物がうまいかマズいか”――それだけよ」
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/ . : : : : : : : : : : . `ヽ
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/ . .: .:/ .:.:/ . : : 从从: : : ヽ:.:.
: :/ . :/ . : :i.: .:. .:.| |:|:|: : :i:_h
| i .:.i .:.|.:.:|.: .:. .:.| |:|:| |: :|X:〉
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| |ヽ :トャ七〔ヽ{ `≧ー- jノ: :|.:!
| i! :トミ、x=ミ x=ミ、,′,:'.:|
jハ :ハ `ゝ , / .:i : l
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ト、ハ`ト . ‘ ̄’ イi:i|. : | :.|
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| Vニ:|.:|イ〃 \/l≦!.:.:.|/ |
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| :{ニ:!.:!└' `ーく \.:.{ |
人 ‘.=|.:|ニ| ∧ \ !
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【アスナ】
「クス……そうね。“美味しいものが食べられるかどうか”は重要よね」
【ハジメ】
「えぇ。考え方によってはゲームクリアを目指す以上の最重要課題とも言えるわ。
. いいえ、この際だからぶっちゃけるけど、“死活問題”よ。早急に何とかする必要があるわ。
. 私たち日本人は、先祖代々“うまいものを食べる”ことに関してはこだわりと追求を惜しまなかった――
. いや、むしろ“惜しんではいけなかった”と言ってもいい。
. そんな先人たちの意志を『無駄だ』『無意味だ』と一蹴するような真似だけはしてはいけないわ」
>実際、“美味しいものが食べられるか否か”は重要なことだ。
>私自身、“食事”とは“腹を満たす行為”ではなく“気持ちを落ち着かせる行為”だと思っている。
>故に、“マズいもの”や“味がしないもの”を食べるのは、気持ち的な意味ではNGなのだ。
【アスナ】
「ゲーム攻略の合間に少し余裕ができたら、料理熟練度上げてみようかしら?
. その前に、“上げる方法がわかったら”の話だけど……」
【リズベット】
「あ、あたしも……」
【シリカ】
「私も……せめて味がある物を食べたいですし……」
>…………
>結局、その後もそんな話を続けながら、
>私たちは味気ない――もとい“味のない”朝食を済ませたのであった。
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というわけで、キリが良くなったので今回はここで終了させていただきます
お付き合いいただき、ありがとうございました
再開は本日の22:30を予定しております
お疲れ様でした
◆余談
金剛のポジション(ハジメのリアル友人)の配役は、実はギリギリまで誰にしようか考えていました
2スレ目の>>451-452の時点では、まだ「誰にしようか」という考え自体浮かんでおらず
とりあえず『ハジメと同い年』『女性』『一度見ただけでも印象に残るキャラ』という要素だけ予め決めてました
ちなみに――
・やらない子(2ch)
・泉こなた(らき☆すた)
・黒猫(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
・まーりゃん先輩(To Heart2)
・四条貴音(アイドルマスター)
――の5名が金剛と共に最終候補として残っていました
このうち何人かは、ハジメの友人設定はなくなりますが、プレイヤー役で出そうかなと考えています
(もちろん、出さない可能性もあります)
えっ デース15なの?ww
乙
乙
なんという紅茶勢ww
キャラの年齢で思ったけど
これまでSAO以外の作品のキャラで年齢が発覚しているのって
半兵衛ちゃん(11)とあわあわ(13)くらい?
原作ではあわあわは16、半兵衛ちゃんは14だったはずだから
もしかして、SAO以外の作品のキャラは
原作の設定年齢-3歳
って設定なのか?
>>199
実はダー様とムギも15歳設定だったりするw
´ `丶、
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/ /| |│ _,人_ |
| | ,' | |八 / `Y| |
八| │| 八 │イ\ j |_
|二| ll | Τ|¬ト\ 斗テ允ァ| ∧`Yい
| | |ャテ允 \∨ Vツ │ _丿人ノ
─ ll | 小. Vツ , ''' |厶イ_ノ_)
 ̄/ \|\}人''' 、 ノ /し人_丿
|│ `て> _ イ\_
丿ツ {{::⌒し/`ア__/ / ̄ ̄ ̄}}
∨ ::::〈_xく. /:::::/::::::::::::|
(⌒(\____ 冫::::/〉∠\_/ ::::Υ:::::::::::::::::|
oと_ニ二二つ) /.:::::〈//:: ¬ :::::::| :::::::::::::::::|
。 (\______/ /::::::::::::::::::::::::::(_/:::::::::l::::::::::::::::::ノ
`ア二二∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::/〉
\::::::::::::::丶::_::::::人:::::::::::::::::::/|/:::::::::::/
\:::::::::::::::入:::::::::::::::::::::::: ̄::/::::::::::::/
\__/::::::丶:::::::::::::::::::::イ:: /:::::::::/
/::::::::::::\\ :::::::::::::: |∨ ::::: /
さらに裏話すると、ダー様はキャラメイキングで主人公が男子中学生だった場合
主人公の学校のクラスメイト兼MMO仲間兼元ベータテスター(兼メインヒロイン候補)役で登場させる予定でしたw
キャラメイキングで性別が女になった時点で頓挫しましたがw
ちなみに、現在本編に登場しているダー様は元ベータテスター設定はなくなっています
あと、>>180の時点では紅茶繋がりでアーチャーのポジションは巴マミ(魔法少女まどか☆マギカ)でした
しかし、メイン武器が銃であることと
「この時点でマミさん出したら『ディアベルの代わりにコボルトロードにやられる役』になる未来しか見えねえ!」
――という理由で、急遽アーチャーに変更しましたw
一応、アーチャーも紅茶(愛称および実際に紅茶入れるシーンあり)なので問題なかったので……w
(あと弓使いだけど、原作もAAも剣装備のほうが多いしw)
>>180でダー様の名前表記が【少女プレイヤーA】と
“少女プレイヤーが他にもあと最低1人いることがわかる”ようになっているのはそのためです
急遽降板することになったマミさんは、銃メインキャラなんでGGO編で出そうかなと考えておりますが
今度は『《死銃事件》の被害者プレイヤー役』という配役しか現時点では思いつかないという……w
(同作のガンナーキャラだと武器系AAの豊富な暁美ほむらという強大な壁がいるのも原因。壁と言っても胸的な意味ではない)
あれ? この人さやか以上に扱いが安定化してないか?w
>>199 >>201-202
◆プレイヤーとして登場するキャラの年齢について
『ソードアート・オンライン』のキャラの年齢は
フェアリィ・ダンス編終了以降の年齢(キリト17歳、アスナ18歳)を基準年齢としており
SAO以外の作品出典のキャラもそれに合わせる形で、原作の設定年齢よりも数歳若くしています
ただし、全作品共通で-3歳というわけではなく、作品ごとに違います
具体的には以下のような感じです
●原作設定年齢-3歳の作品(生存した場合ALO編以降も登場を想定している)
・咲
・種死
・スクイズ
・信奈
・銀魂
・ガルパン
・けいおん!
●原作に設定年齢がないなどの理由から、同作品のキャラでもキャラ毎に歳が違う
・艦これ(金剛は15歳、愛宕はXX歳)
●現時点ではまだ特に決めていない
・天
・コードギアス
・BLACK LAGOON
・アカツキ
・東方
・銀英伝
・Fate
あぁ、あとラブライブ!勢も-3歳です
15歳になんかコダワリがあんのかww
生存した場合とかいい感じに不穏
それでは再開します
>>206-207
そうですね
ストーリーの主要キャラになり得る面子はだいたい主人公の年齢に合わせてありますw
>>ストーリーの主要キャラになり得る面子は(ry
クライン「えっ」
エギル 「えっ」
キバオウ「なんでや!」
i ||
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___________________________________________________________________________________《笊》i
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ∨∧ :
辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒\i|∨∧ :|
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^}i{ }i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i| :l ∨∧ i } |
^}i{ }i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i| :|:i:.∨∧ i } |
^}i{ }i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i| :|:i i∨∧_______j } |
^}i{ }i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i{ .}i| :|:i i: ∨∧============
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三∨∧ !: ∨∧: : : : : : : : : : : : .
^辷主ア^ ^辷主ア^ }主o ∨∧ . |:. ∨∧: : : : : : : : : : : : : .
_ _ _ _.}.ニニ.{_ _ __ __ __ __ __ _ }.ニニ.{ _ __ __ __ __ __V云x@爻@爻@爻@x==========
} { } .{ @爻@爻@爻@爻@: : : : : : : : : .
___________} {_______________________________.} .{__________________ 爻@爻@爻@爻@爻@x=========
=i=i=i=i=i| |i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=..| |=i=i=i=i=i=i=i=i| @辷爻@爻@爻@爻@爻)): : : : : : : : .
| | | |冖冖冖冖r=9.! 爻@爻@爻@爻@爻@爻==========
| | | | |_」 @爻@爻@爻@爻@爻@: : : : : : : : : : .
| | | | | @爻@爻三三二二ニ孑 ============
| | | | | 乂爻@爻! :|!\ : : : : : : : : : : : .
| | | | | {二二二| i|\ `rzzzz=======
| | | | l/ ̄ ̄ ̄ヽ}^o^)(^o|______j| !刈辷_{: : : : : : : : .
| | |.____.j__________________!____________j∨  ̄ ̄: | 7 : i | i|=========
| | 《竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺竺 ∨ .| .|/ i | i| : : : : : : : : : : :.
| | }i/////////////////////////∨o^)(^o^) ! :! i | i|============
| | }i//////////////////////////∨二二二| :| . i | i| : : : : : : : : : : : : .
| | }i///////////////////////////}宍宍宍_! :! i | i|==============
| | }i///////////////////////////}二二二_! :! i | i|: : : : : : : : : : : : : : :
| | }i///////////////////////////}啻啻啻_! :! i | i|================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>…………
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>>210
お前らは原作のキャラだろうw
/{/: : : : : : : : : :\
ハ/: : ノィ ------ 、: :〈
_}: : :イ://::::::::::::::::::||\ゝ
`ヾ/| |::| |:::::::::::::::::::リ:::::い
〈}:::|_レ''"´ ̄ `ヾ::::::::::::〉
}::/ 二ヽ 二`ヾ:: /
Y!{ イ_f!_ } _f!_ト }:Y
「|:小 :} イ:.}1
ゝ从 } ' ノイ ′
/ハ r=====; /:{
/::::::〕、 ー―‐ イ∨::、
___ 〈∨: .{ ヽj_j_j_/ }: \〉 ___
,. : ´}i:i:{イ{ー<{: . :∧ ; /: . :}: ー/≧}i:i:{`: . 、
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∧:.: : : :‘/i:i/ィ: ...{:@: : : : : : : : :< >: : : : : : : : :@:}: ∨:Ⅵム/: : : : : ∧
. /: :‘,: : : :/i:i/: . : . :{:@ : : : : : : :< >< >..: : : : : : :@:}: . ∨:Ⅵム: : : : :/: :}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【クライン】
「おっ。ハジメちゃん、メシは済んだのか?」
【ハジメ】
「あ。皆さん」
>朝食を済ませてロビーに戻ると、そこにはクラインたち《風林火山》のメンバーがいた。
【ハジメ】
「おはようございます。昨晩眠れましたか?」
【クライン】
「おう。さすがに最初はなかなか寝付けなかったが……一度寝付いたら後は朝までぐっすりよ!
. その様子だと――そっちも眠れたみたいだな?」
【ハジメ】
「はい。さすがにこっちもすぐには眠れませんでしたが……」
【アスナ】
「クラインさんたちも、もう朝食は済ませたんですか?」
【クライン】
「いんや。オレたちはまだだ。宿泊プランに朝メシ付けなかったからな。
. チェックアウト済ませたら、みんなで外で何か食おうって話してたんだ」
【ハジメ】
「そうですか――」
>私は隣にいるリズとシリカへと目を向ける。
【リズベット】
「…………」
【シリカ】
「…………」
>私と目が合うと、2人も私が言いたいことを察したのか、黙って頷く。
>――2人とも名残惜しそうな表情を浮かべていたが、おそらく私もそんな顔をしているだろう。
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イ /レァ
/ ノ ィ´: : : ノ―=彳_,ィ
| /{/: : : : :イ--: : : : : : : :/
}Y: : : : /{/: : : : : : : : : : : : :>
トイ: : : :/: 斗┬‐‐- ..,,: : : : : :\
∨: : ィ 7::::/ /::::::::::::::::||\: : : トヘ
}イ::/ /::::/ /::::::::::::::::::リ::::::ヽ: :|
{:::::/ /::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::リ
|::/,ノ "\_´ ̄`_/ <:::::::::::/
ハ:.:| r‐tぅ ヽ tぅ‐ュ 乃:/
{│ハ  ̄ }  ̄ /:/^i
ゝ}: :ミ 〈.ノ イ ハ /
小 ' ' j/イ
/::::. r‐-…¬ /::::::{
/:::::::∧ ゝ __,ノ 'リ::::::::::、
ん:::::::::::}\j_j_jj_j_j//::::::::::::::ハ
_________ ⌒/ .′:::::r=='″
/ヽ ∨ : : : : ∧ ´ { \
/}`ヽ‘ ∨ : : : : ∧ー― 、 { ` }`i¨¨¨ヽ
/ ,ノ } ‘. ∨ : : : : ∧ r‐…… イ /: : : : }l¨ヽ
. /ィ⌒!ヽ、/ ‘. ∨: : : : : :}ニニ==- -=ニニ,:./: : : : : }l--}\
/::::::::::::::{____} , 〉--==ミ 、 }:::::::Y::::::r‐ ´ {:{: : : : : 〃 ′ レj、
ノ{:::::::´ ̄ ̄| } } { r――― :\}:::><::| ィ⌒>--- ″ / ヽ
/ {:::::::::::::--┴! .′′: : : : :|: : : : :`ー―‐ ´.:.: : : : |: : : :ヽ .′ \
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. /⌒ヾ<{ V:::::::::-‐::´}/ .// : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : ||/ \
. /: : :/ : {={ ∨::::::::::イ } //: : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : || /\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「――ではクラインさん。リズとシリカをよろしくお願いします」
【クライン】
「あぁ、任せな!」
>クラインは頷くと、私たちにサムズアップをしてみせた。
【クライン】
「おぉい、おめえら、そろそろ行くぞ~」
>背後のロビーのソファーに座っていたギルドのメンバーに振り向きざまに呼びかけるクライン。
>彼の呼びかけに、メンバーは1人また1人とソファーから立ち上がると、こちらに集まってきた。
【トシ】
「よう。嬢ちゃんたち。昨日はちゃんと寝れたか?」
【シリカ】
「はい。今日からよろしくお願いします」
【ゼンキ】
「こちらこそよろしくお願いします、シリカちゃん。
. ――あ。やっぱり“シリカさん”の方がいいですか? 私のほうが歳下ですし……」
【シリカ】
「ううん。ゼンキちゃんの好きな呼び方で構わないよ?
. 正直に言うと、私同年代の子がいてくれて嬉しいし……」
【タマキ】
「おーおー、ちっちゃい女の子同士の友情というものはいいものですなー」
【カミカゼ】
「――わかっていると思うが、絶対に手は出すなよタマキ?」
【タマキ】
「出さねーよ!」
【ヒジリ】
「あらあら、早速賑やかになっちゃいましたね?」
【リズベット】
「いやぁ……すいません。たぶん、今後も色々とご迷惑おかけすると思います」
【コテツ】
「なぁに、気にすんな。俺たちはいつもこんな感じだ」
【ロック】
「というか……騒がしくないと、逆に落ち着けない気がするよ」
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, : : /-i‐八 / ‐-.トィ:/ }: : :}
{ /: :.: rァう::抃\ ィ行;ミ、:.: ノイノ
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',: :个 , `¨/ィ:.:レ::!
. r 、 ,: :ハ. 、 ,': :{: : : |
. r 、 .| l } : : ::... ¨´ .イ7 Λ: : |
. r 、 \\ | l f } |.:.: : :..介 ‐=爪:.:|:i:./: :: ∨
\\\ヽ ' ’_ノ .} .ノ: : :}: ;,」L=」⌒V|: ': __..: :{
\ `¨ ,. ! 〃⌒7:// 77. |::i ⌒ヽ
r‐‐-‐` / ノ i{ /:〃 ≪ ⌒ ≫ .|::i }
` ¨¨⌒ヽ r´^'7 「`'7:/⌒⌒`冖´⌒'⌒| i / ;
`r´ { { ,':,' |::i〃¨^Λ
. 〈 ', r≪l:.{ |::i .,: : :,
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, ヽ l::{=‐- ..____.. -‐=|::i /ニΛ: : ,
}i |::{ }} {{. |::i /ニ/: : : : }
ヽ ノ i::{ }} {{ |::i /ニ/: : : : : i
\ 八! .}} {{ jノ/ニ/: : : : トノ
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【ハジメ】
「…………」
>私とアスナはリズたちから一歩離れて、彼女たちの様子を見守っていた。
【アスナ】
「リズもシリカちゃんも、早速ギルドの人たちと打ち解けられたみたいね?」
【ハジメ】
「そうだね……」
【アスナ】
「――やっぱり、あなたもああいう賑やかなほうが好き?」
【ハジメ】
「そりゃあ、重苦しい雰囲気でいるよりは少しでも明るいほうがいいわ」
【アスナ】
「そうだね。私もそう思う。
. ――ねぇ、私たちも作ってみない、ギルド?」
【ハジメ】
「えっ?」
【アスナ】
「だって、クラインさんたちを見ていると、ちょっとうらやましいんだもん。
. こんな状況なのに、みんな楽しそうで……」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「さすがに時期尚早だと思うわ」
2:「ギルドはクラブ活動じゃないわよ?」
3:「そりゃ楽しまなきゃね……」
安価↓3
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/:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
/:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ
/: :/: : : : : /: :/: : |: : / /: : : : /:/ `|: : :!: :ヘ
r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: / ': : :./':/ !: : : : : ゙.
|: : /:!: : : :;;.l: :/ |: /‐V─‐|: /|! |' !:.:,':.--=|
,イ: : :、:|: : : :;; |/ .|/ __,!/| 、 l:./: : : : :|
/:.{;;,,;;;;; !: : : :;; | ァ=≦三ミ、ヾ `ー、'/: : :,': : :!
/: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´ ` -─、 /'ヽ:.:/: : : |
. /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l ! ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
/:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l ノ) `ヾ //:.!:./ |:!
,':/ l: ;; ;;;;;,|: :;;;l: : : :.;;;| ヾ、 イ'|: :l/ |!
|' |:;;,,;;;;;;;: :;;;;|: : : : :.| ヽ ____ /イ ,'
/:/l;;;;;,': :;;;;;|: : : l: :|:.. (─‐ 、`ヽ /';;;| !
. /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\ ヽ: : : :ノ ,イ;;;;/ |
}': : :;;;;;;;;l: : :.|:.:|;! ヽ .イ:.:|;;;/! l
_..-‐┴-.;_;;;;;;;;l: : :|:.:|、 丶 _ . ≦: :.|:.:.|;;;;;|:.|
,r'´ `ヽ!: : |:.:| lヽ、 - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/ l: : !: |\ | `lヽ、_ |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
、 l: : !:|、: :`ー _ | | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
ヽ:. l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
丶 ヽ: :l 丶: : :_: : : : ; |;;;;|: |ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「さすがに時期尚早だと思うわ。
. このアインクラッドにおける私たちの明確な行動方針はまだ決まったわけじゃないもの。
. 共通の目的を持った人や同好者が集まって、始めてギルドと呼べる集団になるの。
. 現時点の私たちじゃ、せいぜい6人パーティを組むので精一杯だと思うわ」
「そっか……それじゃあしょうがないね」
【ハジメ】
「それに、ギルドの運営って結構大変なのよ?
. ギルドマスターであってもヒラの1メンバーであっても、やることは多いし……
. もちろん、そういった運営方針もギルドによってまちまちだけどね」
「そうなんだ……」
【ハジメ】
「ついでに言っちゃうと、私ギルドマスターの経験ないから。
. 集団のまとめ役とか、正直『やれ』と言われて強制されてもまともにこなせる自信ないわ」
【アスナ】
「――修学旅行のグループ分けの班長みたいな感じでいけない?」
【ハジメ】
「まぁ、そんなノリでもいけなくはないと思うけど……
. 命かかっている以上、遊び半分でギルドの運営なんて無理でしょ。どう考えても……」
【アスナ】
「あ……そうだったね。ごめん……」
【ハジメ】
「別に謝らなくてもいいわ。
. そう考えられるようになったってことは、心に多少なりとも余裕ができたってことだし……」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 はじまりの街 宿屋前】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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///i! l::::ll::.l l::゛゙l' ,, . `ヽ! ,,ヘ \!!', ./i
///i! l::::ll::.l l:::::l::.'l ゝ, |::| ..|! .', / i!
///i! l::::ll::.l l:::::l:::.l |::::' , !::| .ril ', / i!
///i! l::::ll::.l l:::::l::::l |::::|::::i .'ヽ |.|! ', / / .i!
`''-.!! `''-..l l:::::l::::l ..|::..l::::! .^|! ',, / / i!
.` 、 ..l |::::|::::! ト、 |! ',____._. ./ / i!
゙゙' |::::l::::l .!::::'! |l i!\! i / ', / / ,i! γ⌒'.,
`'=-i !::::l |l r・, r・, !::::::ヽ ../ /./ γヽ i! γ .l '.,
.!::::l |l.| l l .l l::::::::| \ ./ .// l i i! i .l l
゛゛''l i!=====┓ ' |l |__l l__l l::::::::| n ..\ / ./!γ, l___i i! i .l l γ ⌒`ヽ
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:::::::l i:::::::::::ll._ '''"゛ -‐''"゛ i `ヽ .l . .l i! | ┗! ..|
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, '''"゛ \ `''ー ..,, | .|
ー'''"゛ \ `゙'ー .._ |
`''ー| .._
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>…………
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__⌒Y⌒ヽ
/_, -  ̄  ̄二 ̄` ヽ、
// ヽ _\
/ ./ , ヽ ヽヘ
// / ,イ∧ i ヽ ヘ
//./__ / // V ハ ヘ ハ ハ、
/ /\ \/ (' V 、 ハ ヘ. i ヽ\
/ / ! 入ノ \ヽ、ヽヘ. | 、 } ハ
-ニ´__ノl |/ ̄`゙\ ィ''^ー-ミミ| }、_ゝ. }
/ ハ | ,ィfテミミ、` ン爪示ト,| リ | | リ
/ / 小 ゙《 iY;;;;リト '´ {:ハ;;jリ} ! .// | | /
. |,/ /:|| ヽミヽゞzン゙ ゞ-ンノ/ /イノノノ !'
|. |メ|l Yi 、 /´小.ノ// リ
Y レヘ! |ハ /! イ,ノ ノ
{ { .ハ .| ヽ. ー -‐ ' /,ィ' /
ヾ=- ヽハ > 、 ,. イ/( //
ヽ!\ i` ー ' ,| /´
/ ̄ |  ̄ ̄ハ
, -―――、_, -‐ ' o ∧ o ハー 、_, -‐' ⌒ヽ
/ ,ィ==≪ , -┴‐'7ーf ̄`ー、≫===、 \
/::: 〃 |/ { .} ヘ::\ ≫、 \
/:::. 〃 i:. 〈 /iT'ハ ヘ:. ≫、. \
. /:::. 〃 :| ,≫ /十| | \__/≪ .:!:. ◎ ヽ
|::::: ◎ リ≫' /\/ | | | :V i ハ::|:. 〉
\:: _ ___ _ / io/ |: ! | :V .i ヘ:: -----←---'く_
.r'⌒ --‐ '´〈 i `ー-、._/: i ヽへ、_,ゝi 〉、::ヽ、__ ) )
/:::. _ -‐ シ}:. i i 、 i ,' :/ `} ` ̄ ー ヽ\
./:: - ' ̄ / ! ヽ ノ ヽヽ / / \:. \
. /:: ノ ヽ:. } // i 、 { イ. \:. \
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【リズベット】
「――それじゃあ、ここで一旦お別れね」
【ハジメ】
「うん……さすがに少し寂しくなるね」
>チェックアウトを済ませた私たちと《風林火山》の一行は、
>宿屋を出ると、それぞれの目的のために早速別行動を取ることになった。
>つまり、ここでリズとシリカとはしばしの別れということになる。
【リズベット】
「大丈夫よ。
. 何かあった時や暇な時はメッセージ送るし、こっちにはシリカたちもいるんだから……
. ――そっちこそ、本当に気をつけなさいよ?」
「わかってる」
【リズベット】
「次に会う時までには《鍛冶》アビリティ修得しておくからさ――
. だから、その時はあんたとアスナの装備のメンテとかさせてよね?」
【ハジメ】
「うん。楽しみにしてる」
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// γ{ハ(\}:.:.:.}〈 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:《:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:./ :,
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【シリカ】
「ハジメさん、今度会う時までに、私MMOのこととか色々と勉強しておきますね?」
【ハジメ】
「シリカはMMOよりも学問の方の勉強をしたほうがいいんじゃ……」
【シリカ】
「ふえっ!? そんな、酷いですよ!」
【ハジメ】
「アハハ……冗談よ。
. 何かあった時や暇な時は遠慮無くメッセージ送ってくれていいからね?
. 私もそうするから……」
「はい! 絶対にまた会いましょう……!」
【ハジメ】
「うん。またね」
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. .-‐ : : : : : : : 、: :‐- .
-‐ : : : : : -=ミ: : : : \: : : :>―:.v‐ .
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. l: : : :{: : : {: : : ∧: : : ∨: : : : : : : : : :.V : / |\| : : : : : : :
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l: : : :.{: : :.{ : :/ト{ \: : :\: : : : : : :.| : : : ト、ハ:|: : :, : : : : |
|: : : :,{: : :.{: : : Nァ=ミ \ { \: : :!: l:| : : : |ノ| | : : :, : :| : |
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l: : : l.:{: !\: :ヽ:ミ:.、 ,|: : : : Ll : : : :|: :| : |
: : : : l :L__{\: {人 ー ' .ィ/|: : : ′ V: : |:.:ハ: |
: : : : :.| |:| {:.\: :{ニ=- .. < ,/j,'|: :./ ∨ j/ :|
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: : l |:l ,.-\lヽ// j{ ' j// // 、 '′ 八
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. 〈∧〉 //__l_/_∠__// ,〈/ j_| |
. / /⌒O⌒ヽ―――'' /∧i
/ /\/j{\ノ // | |
r=-.、{ / { j j、 :| |
| :j ‐= { { } } `ー∧ ,. <  ̄ト、
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【ゼンキ】
「ハジメさん、迷宮区攻略は至難の業かもしれませんが……頑張ってください」
【ハジメ】
「ありがとうゼンキちゃん。
. そっちも、リズとシリカちゃんをよろしくね?
. あの2人、MMORPGは初心者だから、あなたやクラインさんたちで色々とレクチャーしてあげて」
「はい。任せてください」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,、r、从ァr 、
r、}::::::::::::::::::::ヽ,ヘ
ヾ:::::::::::::::::::::::::::::゙^i、
ノ"゙ ¬:::::::::::::::::::::::レ,
<-_= !、:::::::::::::::::::::::〈
/´,, ` .|:::ァ、;;;;;;;;;;;;;;i゙'
ゝ_ レ' .};;;;;;;;;;;;ド'
/_/ ,.ィ;'";;;;;;;;;|゙`
r'-′ _ノ };;;;;;;;;、|~
"'''T  ̄ / }从,/,
|,.-‐'"´ ̄. _{_
/ ,. -‐  ̄ |
/ / -‐ ´ ヽ
/ // |
/ .// |
/ // ̄ |
_r i_У ̄==‐-- ..:::. |
_r-r‐|_ゝ' ̄ ー- ―― ...::::::::ノ
/ ........:::::::::::::;:-‐ス:::´:::::::::::/
{ -‐='" / ` ̄ ./
ヽ,:::::::.... .....::::::::::::::/\::::::::::::::/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コテツ】
「ハジメちゃん、昨日クラインのやつも言ってたが……無理して先を急ぐ必要はねえからな?
. 俺たちだってすぐに追いついてやるからよ。
. 焦らずに自分たちのペースで攻略を進めていきゃあいいさ」
「はい。コテツさんたちも無理はしないでくださいね」
【コテツ】
「心配すんな。タマキの野郎じゃねえんだから……
. ――何かあったら、いつでも俺やクラインたちにメッセージ送ってくれていいからな?」
【ハジメ】
「えぇ。ありがとうございます」
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/;;/;;;;;;;;;;;;;;;;/||、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
. |,/;;;;;;;;;;;/|;;;| | | ',;;;/|;;;;/|;;;;;;;;;;;;;;;;/´`ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
|//||;;;;;;;| || / |/ |;;,/ | ',|、;;;;;;;;| l´ヽ, l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ|
/ | |;;ヽ| /_,='/ |/ | l |;;;;| 二 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヾ
ヽ;;ヽ 'lj / | ||;;| ヽ, /;;;;;;;;;;;;;;;;|l |
ヽ/ || '_/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;||!
/ ! i´ リ|;;|、;;i;;;;|ヽ
_ ` ‐ァ / |ノ ヽ!ヽ-、
__ ,,l´ ',__ `ー,=‐'´ _ , -‐'´ ヽ、
iiiニニ''-ッ -、! - ヽ,! ゝ、 _ - ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,_ ,ヽ
/`ヽ´ | , -, l _ ィ ' , ‐´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_, -' ,- ´ヽ
,-' i´ ', |/ l `ー ´ _ゝ-´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/,´- 'ヽ, ヽ
. / l ', ! 7 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//⊂⊃ ̄` ー-、 ヽ、
| | ヽヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;// |/,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ヽ
| / ヽヽ;;;;O;// / ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ヽ
| i/ ヽヽ;;//;;, / ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ|
ヽ _ -‐´;; ̄;;`‐-! //`;;´;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;||
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、、=ニニニ、、\ //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【トシ】
「嬢ちゃん、先は長えんだ、迷宮区攻略だって少しばかりチンタラ進んでも誰も責めたりしねえさ。
. まぁ、無理はせずに気楽に行けや」
【ハジメ】
「はい。頂いたアイテムも大事に使わせていただきますね?」
【トシ】
「別にそこまで大事にしなくていいぜ。イノシシ狩りぁドロップする代物だしよ。
. それに、回復アイテムは出し惜しまずに使いたい時に使え。“命あっての物種”っていうしな」
【ハジメ】
「わかりました」
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/ ///
/ ト、{\ _ /´/{ イ
「 ̄ ̄ ̄` ー- < ̄-‐≦二 / /
├―-- __ ` <二≦ 7 /
', _,,〟 ,,.≧xー- _ `ヽ、ー‐'´ /
| ┬ァミ} '"⌒゛\ `ヽ 、 〇下 、/
イ ゞソ ≧ュ.,,,_ヽ / }>く 〉
| / 、 弋ゾ" / /⌒〉 ヽ/
| 〈 イ/イ´ / ∧
-―ヘ u .″'´ノ / ',
, ´ -― ヽ L 、____ _、 rイ「 ハ |
′/ ', `ー==ニ彡´ ノ´ ノ | | |
| ′ ! ` ´ /イ | l |
|| イ州」厶ィ´ ノイ}ハレ/ ′
┤|  ̄「 / // /
 ̄  ̄\ ヘ / / ' / |
\ / 〉 .′ / // |
. \ / / / / /∠ -‐ ニ>ー- _
\ / / -‐' /-‐  ̄ -‐ 二 ---\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【タマキ】
「あぁ……ハジメちゃん……? その……なんだ?
. 俺たちも死なねえ程度に頑張るからよ、そっちも色々と大変だろうが頑張れよ?」
【ハジメ】
「えぇ。死なない程度に頑張ります」
【タマキ】
「リズベットちゃんとシリカちゃんのことは……まぁ、任せてくれ。
. 俺もクライン同様、『守ってやる』とは言えねえけど……無茶なことだけはさせねえって約束するぜ」
【ハジメ】
「はい。よろしくお願いします」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_____
、___>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
_..:::彡⌒.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ __
ー ≦、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
<:::::::::__: ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ.
> /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:/彡イ气:::::::::::::::ヘ.
/:/:::::::::::::::::::///;イ:////:/´ `ミ::::::::::ヘ
/___::ノ:::::::://77メく_/ //:/ _ ミ:::::::::::::l
/クハ::://///_,,/≧/´/ ..,≦´ `ヽミ::::::::::::!
. / 〉!/ハ! イ'ひゾ /: / / イろ心、 ハ::::::::/
//ル ! ` ̄'/ ゞー"ノ ハ:::::/
ヾ に! };. ムわ/
ヽい ´:ソ /ノ:/′
ー', _____ んソ
ヽ ´----- ` :/´
__|\ `" /
. / | :ヽ .イ:!`ヽ
. , イ .:.j : : : :ー: ´:.:.:.:.:.:! / |
/ __ ..:/イ / |
/_/ /⌒)/:.:.l __/: L___,、__
,..<イ⌒/:.:.:.:l / :/:| /ー:、  ̄ ̄
., < >イ :/:.:.:.:.:.l:__ / :/ .:i / / ̄`ヽ、
<::>"´ .,.:/_ :.:.:.:.l ヽ .:./ :/ .:/| :/ /:.:.:. . . ` ー
"´ .:/ !\ :.:.l / // :|/ /:.:.:. . . . .
..:/ :!:.:.:!\ヽ / // /
.:/ !/!__ :/:// /
. .:/ . ィ´ ∨:.:/ :/
.:/ ノ ヽーく_:./ :/ r――<___
/ 、___j:.:.:.. . ├─<_____|
. / 、__j:.:.:.. . . | : |
/ j:.:.. . . | : |
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【ロック】
「ハジメちゃん、他のみんなも言っていたと思うけど、無理だけはしちゃ駄目だよ?
. “ゲームは1日1時間”なんて言葉もあるくらいだ。休める時はしっかり休む。いいね?」
【ハジメ】
「ロックさんたちも無理しちゃダメですよ?」
【ロック】
「ハハハ……わかっているさ。
. 何か新しい情報が手に入ったら、すぐに俺か他のメンバーからメッセージを送るよ。
. 例の《情報屋》のことも探しておく」
「ありがとうございます。頼みます」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ミ:、:.:.∧:.∨:∧
/:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./i:.厶≧}:/≦:. |:.:.:.:′
/ ´/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:./_.|:′ Ⅵ:.:.:.:.|′
./ ´ /:.: ィ :.:.:.:.:.:. |:. /:.厶_.|≧、 _,. 斗 .:.: |:.,
./:/′:.|:.:.:.:.:.|: ′、 tリ`ヾ ,ftサ /!:. | | :.,
/ /:. /| .:.: /|:i | `ー ´ 一' 小:.| | :.,
./: イ:.:.:.|:.: /: |:| { /:.|: 州 ':,
///:/|:./ { ;/ 、 _ ,〉 ./:./l:.′
/ / ,!′ > .,_\ - ‐ .∠:./ ,|:
ノ、 ≧o。._ /、 ヾ丶
,r < 丶 }| | `´ }
_,≦.,_ ヽ ` ー―≠ " |
_, < ヽ 丶 / |
/  ̄ ヽ \_/ / | |
./ 丶 / rミ, l !
, ./ 乂リ .|l
, } ‘, Y:ミ, :{
/ |: ‘, 乂リ |
/ リ ‘, |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【カミカゼ】
「名残惜しいが、しばしの別れだ。
. いずれ肩を並べ、共に迷宮区の攻略ができる日を楽しみにしている」
【ハジメ】
「はい。少しだけ先に行って待っています」
【カミカゼ】
「あぁ……
. ――では、言いたいことは言ったので、俺はこれにて失礼する」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_
,.-‐''"⌒`':::::::::`ヽ、
//::::/::::::::::}:::!::::::::::::`ヽ
/::/:::::::/::::/::::ハ:::}::::::::::::::::::ハ
ノ:ノ:..:../:./:..:.ノ }..:ト.:!:..:..:..:..:..:.i
/: j! /:/: : : :/j/"7:メゞ}: l: :}: :} : !
{ : {: { :{_,{ィ〈( ''芹沁メ :l: :l /:ヽ !
弋: ヽ :《{豸 弋タ'/! j: j:/ハ } !
γィ)):`ミゞ! { {ノ:j!/{ :)ノ ノ人_
,..┴''"__ 人 ヽフ ゝ //l Y 〃>ー-...、`ヽ、
/ rf{.7´ノ-ァノl>-r ''"..{ {7} :} {ゞ{ ハ V`ヽ ヽ
___,,,.....:::-‐''彡~^´_/:::77-ヽ  ̄ .ゝ ヾ、ノ⌒ヽ、{ ノ }ハノ }
/~`ヽ、:::::::::::::::>≦ミ7~"´:::::://::::/ `'''"ィ彡ヽ、 \:::::::\ノ/ ノ
i: :: :: :: ヽ:::::://:::::::::`/:::::::::::jソ::::/ 〈( /{:::::)メ、ヽ:::::::::ヽ /、`ヽ、
{: :: :: :: :: i :/:: ::}><j!::::::::::::/::::/`ヽ、_,..ィ´ ∨:::::::::)〉::::::::::::} } }ヽ ハ
ヽ: :: :: :: j/:: ::/\/:l:::::::::::/::::::::!<´ `ヽ、/ !::::::::∨:::::::::::ノ┐ノ ノノ ノ
_,,,....-‐‐ゝ:: :: :: :/j:/::\iヽ:::::::{:::::::::{_ \__,,./ ゙>}::::::::::}:::x-〈 >l\彡'"
【ヒジリ】
「私たちはもうしばらくの間、この街に留まりますが……
. いずれハジメさんたちに追いつけるよう精進いたします。
. ですから、ハジメさんたちもその時までどうかご自愛ください」
「ヒジリさんたちもお体には気をつけてくださいね?
. ――といっても、今の私たちの体はアバターですが……」
【ヒジリ】
「ふふ……ですが、肝に銘じておきます。
. お心遣いありがとうございます」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イ /レァ
/ ノ ィ´: : : ノ―=彳_,ィ
| /{/: : : : :イ--: : : : : : : :/
}Y: : : : /{/: : : : : : : : : : : : :>
トイ: : : :/: 斗┬‐‐- ..,,: : : : : :\
∨: : ィ 7::::/ /::::::::::::::::||\: : : トヘ
}イ::/ /::::/ /::::::::::::::::::リ::::::ヽ: :|
{:::::/ /::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::リ
|::/,ノ "\_´ ̄`_/ <:::::::::::/
ハ:.:| r‐tぅ ヽ tぅ‐ュ 乃:/
{│ハ  ̄ }  ̄ /:/^i
ゝ}: :ミ 〈.ノ イ ハ /
小 ' ' j/イ
/::::. r‐-…¬ /::::::{
/:::::::∧ ゝ __,ノ 'リ::::::::::、
ん:::::::::::}\j_j_jj_j_j//::::::::::::::ハ
_________ ⌒/ .′:::::r=='″
/ヽ ∨ : : : : ∧ ´ { \
/}`ヽ‘ ∨ : : : : ∧ー― 、 { ` }`i¨¨¨ヽ
/ ,ノ } ‘. ∨ : : : : ∧ r‐…… イ /: : : : }l¨ヽ
. /ィ⌒!ヽ、/ ‘. ∨: : : : : :}ニニ==- -=ニニ,:./: : : : : }l--}\
/::::::::::::::{____} , 〉--==ミ 、 }:::::::Y::::::r‐ ´ {:{: : : : : 〃 ′ レj、
ノ{:::::::´ ̄ ̄| } } { r――― :\}:::><::| ィ⌒>--- ″ / ヽ
/ {:::::::::::::--┴! .′′: : : : :|: : : : :`ー―‐ ´.:.: : : : |: : : :ヽ .′ \
/\ ,ハ:::::::::::::::::::::::}ー‐/ // : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : || ′ \
. /⌒ヾ<{ V:::::::::-‐::´}/ .// : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : ||/ \
. /: : :/ : {={ ∨::::::::::イ } //: : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : || /\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【クライン】
「――そんじゃあハジメちゃん、オレたちはもう行くぜ。
. 腹も減ってきたし、ギルド結成の申請手続きもしなくちゃならねえしよ」
【ハジメ】
「はい。色々とありがとうございました。
. また何かあったらメッセージを送りますので……」
【クライン】
「おう! 遠慮せずにバンバン送っちまってくれ!
. それと、昨日も言ったが、本当に辛くなった時ゃいつでもオレたちのもとに来ていいからな?
. 無理なことや無茶なことしすぎたって、たいしていいことなんかねえんだからよ……」
「その言葉、常に頭の隅においておきます」
【クライン】
「あぁ。
. ――それとよう。もしこの先キリトのやつに会えたら、おりゃ大丈夫だって伝えといてくんねえか?
. あいつが言うには、今は《ホルンカ》って村にいるらしいんだが……」
「わかりました。もしその村に行くことがあれば探してみます」
【クライン】
「すまねえな……
. ――よぉし! おめえら、まずはメシ食いに行くぞ!?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-―…―-
: : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
// /: : : : /: : : : :__ : :.;\ |: : : : :
/ /.: :/ : /.:/ /.: : :l: :|/^ー|: : : :l ト : : : i __
/,イ: : :.|: : | |:|: : : :l: :|| |: : : :l |: :ト、:| // ̄ ̄
// |: : : |: : | ⊥:|: : :.∧:|l ̄/\ | l トノ: : トY: : ̄ ̄\
i | |: : : |: : |: :|\ : | 斧≠ミ|:|/ |へ_ノ:イ: :ー‐- : : \
| | |: : : |: : l:灯心\|: |rし |ノ/ : | ) }: : :|\: : :__: :.\
| l 、 : |\ト 乂ソ ―// : : |_ノ | : :. \ヽ \: :
八| \:、 \ゝ , イ: : :.:.| : : |: : : 、 ∨ )/
\ |人 マ 7 |: : : :.|: : : :、: : \
|: : :`ト. ` .イ|: : : :.|: : : : \__:>― : : : : ̄ ̄ ̄ ̄\
/l: : : :| /゙爪_ノ\: : |\_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
___ |ノ : : /// ヽ r=彡 |: :∨:/>‐- .: : : ̄ ̄ ̄ ̄\: : : : : : : : \
: : : ̄ ̄: : : . _ ⊂ニヽ\' : / /ノ __,} l _/ |: : |// Y : : : : : : : : : : :\__: : : :
/: / ̄ ̄`ヽ、: `丶、  ̄|ヽ ∨|.ィ´ l  ̄`Y |: : | ├――宀¬、⌒ヽ\ \
. /: : / \: : : :\_____r‐┘ ||  ̄\_____ノ /: :/ .′ : : : : : : : : \ \\
i : : | \ : : : : : : : : : : ̄| ∧ノ_ | V: :/|______ /\: : : : : : : : : : :‘, ' : :
| : : l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_/ ̄ 〈 \ ./: :/ / .イノ: : \: : : : : : : : : :I | : |
.八: :| |\/⌒Y へ/ : イ >_∠ィ/: : : : : \: : : : : : : | | : |
. \ 、_ └‐ヘ ! _ く_// ̄ ̄ ̄ ̄ _/: : : : : : : : ヽ: : : : : :| | : |
 ̄ /, \ ///Т゚Т¨ア¨¨゚/: |\: : : : : : : : :.∧: : :.:/ //
/ , >'´// | |イ /: : | \: : : : : : / |: : ///
/ ′ 〃 // |___:V===彳: :/ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /´ ヽ'、 i// /| |// : : : : : : : : : : : : /\
/: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ : : \_____/ レ' / , '´ | | ′: : : ____/|: : : : \
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>私とアスナは、それからしばらくの間、その場でクラインたちを見送った。
>――やがて、彼らの姿が見えなくなると、私たちも早速行動を開始した。
【アスナ】
「それじゃあ、私たちも行きましょうか?」
【ハジメ】
「うん」
>いよいよこれから、私たちのゲームクリアに向けた本格的な戦いが始まるのだ――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はここで終了させていただきます
再開は早ければ本日のお昼すぎを予定しております
お付き合いいただき、ありがとうございました
今人いますか?
それでは、13:30に再開いたします
再開後、いきなり安価とりますのでよろしくお願いします
それでは再開します
◆ひとりごと
ギアスのロスカラみたいなゲームSAOでも出してくれないっすかね、バンナムさん?
個人的にIMはキリト主役にする意味なかったっすよw
. / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `丶、
/ : : : / : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : \
. , : : 7: : :.:./ : /.: : :./.: : : : : : : : : : : :/ : : : |: : : : ヽ
/: /_| : : :/ : /.: : :./.:.:./.: : : : : :.:/: :/ : : : : |: : : \:‘,
. /: : /: l /^V^y'7: : : :.′:/.: : : :/.: :/:-/ : : : : : |Vヽ : : : ‘,
l: : /: /|ノ : : 7: :| : : : |: :/.: : : :/.: :/ /: : :.:.| : : |`⌒',: : :|: ‘,
| : ′:八: {: :.:.ー| : : : |:/ : : /|: :/ ′:.:.:/| : : l |: :| : : :
,': :; : : :.:.|:^ヽ\: | : : : |' : / ̄|:/ ̄:i: : : / :l: : ,′ :|: | l: : : |
. //:/ / : : l: : l `⌒| : : : |: / |' l: : / |: / -‐-:|: |: :.:|: :|
//l/ /: :.:|: |: :.|:.:/ヽ| : : : |/ x=≠=ミ |/ |/ :l:/: : :|: :|
// /: : :.:|/| : |: { ^ | : : :.:| {{ トし(_ / ,x==ミ, /|: : : |: :|
/ イ: : : : l: | : l ∧ | : : :八 乂zン / んリ }l /|: /: |l :|
∠ィ゙ 人: : : :|',| : |: :∧!: : : : :.、 弋ン /: |∧: |l ;゙
. \:八| : |: : : :゙! : : : ト\ , ′: :|∧|/
\\__ : : : !: : :.:.| l:|: : :| |
| ̄: : : : :.!: : :.:.| 、 ノ:|: : :|
|:.: : : : : : :!: : :.:.ト . ` '′ . イ : |: : :|
. | : : : : : : : ∧: : : :| ` イ: : : : :|: : :|
l: : : : : : : : | ',: : : トミ .,_`ト < : : | : : : : |: : :|
|: : : : : : /\ ', : : l :l:::|::|: : : : : : : |: : : : :.|: : :|
. | : : : :∠==ミ,, ',: : ∨ |:::|::|\_: : : |: : : : :.|: : :|
| : / ヽ``、 :∨∧:':,∨  ̄\ーミ|: : :|
. |.:/ ', 〉: : ∨ / ̄ ̄ ̄\ ヽ |: : :|
. |.:′ |:::∧: : ∨ 、┼ ┼ 〉 ト |: : :|
| | |/::∧: : ∨ \_______/、 |::::l: : :|',
. l: | /:::::::∧: : ∨  ̄ ̄\: :| i
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>宿屋の店先を後にした私たちは、街中を歩きながらこれからのことを話し合っていた。
【アスナ】
「――それで、まずはどこに行けばいいのかしら?」
【ハジメ】
「そうね。候補はいくつかあるけど、やっぱりここは――」
【選択肢】
1:「圏外に出てレベルを上げましょう」
2:「中央広場で新しい情報を探してみましょう」
3:「まだ行ったことがない施設に行ってみましょう」
安価↓2
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|..: : : :.|: :.{│:ム斗-{: : / ` jト ∨ ,小、
|..: : : :.l : 匕}ノ ___ ∨:′ r―- .} / /...| \
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}i1 ゚:,: :{: :{入 ,. --、 /:/ .!j|
}i.|: : ゚:,: :, : :个:.. ー‐ ′ イ: :′ ハ
∥|: : : ゚:, :゚。: }i: : :}` ..,__/ {: :{: :i { ,
〃 |: : : } ゚,: :゚。リ: ノ {、: : :| |:. ′
. 〃 ,: : : ノ:..:} :ハ´ ` | |::.. :,
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// , ´ ,: : : :} r===ニニ ヾゝ..,, v ゚。 ヽ
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【ハジメ】
「まだ行ったことがない施設に行ってみましょう。
. 具体的に言っちゃうと、《酒場》と《黒鉄宮》の2箇所ね」
【アスナ】
「《黒鉄宮》って、確か昨日会ったシン君が行ってたって場所よね?」
【ハジメ】
「えぇ。彼が言っていた碑というのも気になるし……
. 行ってみる価値はあると思う」
【アスナ】
「そうね。それじゃあ、早速行ってみましょうか」
>私たちはそうして会話を一度打ち切ると、早速《黒鉄宮》へと向かうことにした。
>《酒場》からではない理由は、
>そちらから先に行ったら、いきなりクラインたちと鉢合わせになる可能性を考慮してのことだ。
>さすがに、“別れたのにいきなり再会しちゃいました”というのは、気まずくなる。
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 はじまりの街 黒鉄宮】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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臼
Eヨ
ィヒ人ヲヒ_
弋三ニナ
i l ! l
|i |li l !
||li |||li l :l ,イ|
||||i |||∧ ! ,イ|||| ィ , .ィ
. li l/\ |/ ヘ i .ィェ /`マl|_, イ イ|| .,.イ||.イ||
||i. |||i、 | \ | ヘ i | / `|\| _.‐<||||l. / \|\|
||フ- . _ !/~` ‐ ._ ! \ :|: ヘ i γ’ | | ノ `| ̄ l :| |
| !! | !! ‐ _:! `il||li | ヘ l: |ゝ' |TTT| |_,イ|| :| |
| |it、| 」 、、、.i|||||||i | ETTTTT | |<||:_」 :| \| :| |
| |lフ:| :| | |~~|||||||||||~゙| | | | `| | | | :| |>x
| l | :| | |: ||||||||||| | | | l . | | | | :|三三三
| l | :| | |: ヾxイトx<゙ | | | ,.ィx l _」.._レェェx、. :|ヨx_|三三三三三
l. ___l | :| | |: ├‐^‐┤ | ,..ィ土三三二三三廴_ _ ,三三三三三三三三三三三三三
三三三三ニ!_xェェ、___ | | |: | | | | ム三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三ニ| |: | | | | ,イ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄¨¨7三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
>…………
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´  ̄ ̄ `―‐-、
/.: : .: : }- 、
: : / : : :/ . : :/ .: : \
/: : /: : : /: : : /: :/ /}ィ::} ,
.′: ′: : ′: :/: ://! / │ : '.
{:_:_:|: : : :{: :..:/{: / { | / j .,! '.
/}:.〈:|: : : :|V:≧リ..,,j_lハ/ _/ !/} .ハ
/ゞ:〈〈|: : : :|.〃芹(_ヽ ,ィ芹ミ }: :/.小
〃}: : :| /|: :..:.:代, 込リ 込リ//: /} /
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イ: : :,:.ハ|: : l :ト、 ′ ,: :,′
{八/: | l, :..l :| /: :{
′:リハ: : :{ \ ∠ニ= .イ.:..: |
. /: : : / ハ: : ゚,、 ` ., .ィ: : :| : : |
/: : : /: : :ハ: : ゚,≧ュ.,____j ´: | : : | : : |
.′: :厶:;__,ハ: : ゚, L:|:/: : :| : : |v: :ハ
/>==<:::\ ∨: ゚, |:|{\==-、ノ }: : :゚.
. ´ ヾ:::ヽ.∨ ゚, l:|{ ヾ: : :ハ{.: : :i
{ }:::::} ∨ } {:|{ }: :..:}!: : :}
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【アスナ】
「…………」
【ハジメ】
「本当にこれは……実際に目にしてみると恐ろしいわね……」
>《黒鉄宮》へとやって来た私たちは、いの一番に昨日シンから聞いた“碑”を確認することにした。
>茅場晶彦によるチュートリアル――
>デスゲーム開始宣言が行われる前までは《死者蘇生の間》だったというその部屋は、
>シンが言った話の通り、現在は巨大な金属製の碑が存在する部屋に姿を変えていた。
>――マップで現在位置を確認してみたところ、
>この部屋、そして目の前にある巨大な碑は《生命の碑》というらしい。
>部屋には私たちの他にも、十数名ほどのプレイヤーがおり、
>皆それぞれの意志や理由から《生命の碑》を調べていた。
【ハジメ】
「――現在のプレイヤーの残り人数は?」
【アスナ】
「――9719人……」
【ハジメ】
「…………」
>本当は《生命の碑》の最上部に大きく刻まれているため見えているのだが、
>私はあえてアスナにプレイヤーの残り人数を確認してもらった。
>――碑に刻まれた情報が本当に正しければ、
>現在のプレイヤーの残り人数は、今アスナが言った通り9719名。
>確か、昨日のチュートリアルで茅場が言った《永久退場》したプレイヤーの数が213名だったはず。
>そこから逆算すると、チュートリアル終了後、これまで68名のプレイヤーが死亡したことになる。
>68人。
>果たして、デスゲーム開始12時間で生じた死者としては多い方なのか、少ない方なのか――
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´ ̄V : : ト代う辷ツ´リ リ cう辷ツ}:/} /: :「 ̄ `ヽ
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{ミ====彡::::::|: : :| ー'⌒ ー― ´ ̄`ー‐ |: : :|、:::::::ミ=='=彡〉
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【モブプレイヤー】
「あ、あぁ……!? みんな、見ろ……!」
【ハジメ】
「――!」
【アスナ】
「!?」
>突然、碑を調べていたプレイヤーの1人が、碑の一点を指さしながらそのような声をあげた。
>――その声には間違いなく“恐怖”という感情が含まれていた。
【ハジメ】
「うっ……」
【アスナ】
「あぁ……!」
>私やアスナ、そして他のプレイヤーたちは、
>声をあげたプレイヤーのそばに近寄りって、彼が指した碑の一点へと目を向けたが、
>目を向けた瞬間、思わず言葉が詰まった。
>プレイヤーが指さした先には――今新しく二重線が引かれ始めた1人のプレイヤーの名前があった。
>二重線はプレイヤーネームの左側からゆっくりと右に引かれ始め、
>やがてその名前に線引きが完了したところで止まった――
>同時に、碑の最上部の数字は1減少して9718となり、
>線引きされたプレイヤーネームは、
>それまでの白色の表示からうっすらと色を薄めて灰色の表示へと変わった。
>――そして、名前の隣に現在の日時と死因が表示された。
>そのプレイヤーの死因は――
【ハジメ】
「――『フィールド外周からの転落』?」
>私は思わず、その表示されたプレイヤーの死因を口にしてしまう。
【ハジメ】
「いったいどういうこと?」
【???】
「そんなもの考えるまでもないだろう」
【ハジメ】
「!?」
>ふいに、私の隣で碑を見ていた1人の男性プレイヤーが口を開いた。
>その内容からして、私に対して向けた言葉だろう。
>私はすぐさま声のした方へと目を向ける。
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,..-一ー''゙゙ ̄~゙'''ー- ..、
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.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!マダ゙'''!゙'V┐;;;ii―=i,xri-、;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ゙゙.!;lリ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.l;; ∴/ィ,ニ'';;;;;;;;,y. .uェ;;ijニニニ以
]/'.l.| '゙.l,,ノ゛ ." l ノ" .l、.!
,!゙ .川 `゙゙゙'ー .!‘'' ̄´ .l l
ヽ ゝ | !.|l゙
.'Lヽ , l゙/
l'ァ.l `..'" .|’
.リ ヽ .ー===- /
/'゙i .ヽ ....... .,┤
/゛ .i′ \ / ; |`'、
._..-''ア ll l .\、 ." .,/;;;;;;;;l.l \
` .. l゙ .!| ..l .`゙゙´ ;.,;;;;;;;| ! .゙ぐ- ..,,_
.″/ | .i .l ! ! .゛ | ヽ.`‐  ̄'''ー ..、
.l゙ ! ..,|___.l ′ l゛ _...l ヽ .― ,,,, `''-、.
./ .|,,,  ゙゙̄^" ...,,, .,r'" ̄ .,,〕 ヽ `''ー..,、
/ l : ! ! . l ゛
,/ ! ! l .ヽ
| l .l ..l
.フ'''ー 、, .,! l ! .,/゛
.゙> .| ! .<,,_
. / | ! ..l .`''ー............,,,、
-. .l ゛ } ./ l
,,..ミi、 ! l゙ .,イ----- l
.゙ュ. ..! / 、 | ./ !
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【男性プレイヤー】
「あぁ、すまない。いきなり声をかけてしまって……
. 驚かせてしまったか?」
【ハジメ】
「あ。いえ……大丈夫です」
>隣にいたのは、なかなかガタイの良い、見た感じ二十代後半と思われる男性だった。
>体つきだけでなく、全体の容姿もなかなかの男前である。
>一言で表すなら――
【ハジメ】
「ウホッ! いい男……」
【男性プレイヤー】
「は?」
【アスナ】
「えっ?」
【ハジメ】
「あ……すいません。なんか言わなくちゃいけないような気がしたので……」
【男性プレイヤー】
「は、はぁ……?
. ――とりあえず、名前を名乗っておこう。
. 俺は《グッドマン》。見ての通り、現状はソロプレイヤーだ」
「ハジメです」
【アスナ】
「アスナです。
. ――あ、あの、グッドマンさん。
. 今おっしゃった、『考えるまでもない』って――なぜですか?」
「なぁに、簡単な話さ――」
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|:::! ノノリ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|/ ノノ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
!ヾミx、 ミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
', rヾミ≧、 ミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
ハ `,弋,メ ミΞ三三三三三 \:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
!. `ー-y. 斗¬ー- ..,,___ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::|
,! / \ ` 弋二歹/. |::::::::/ ̄\:::::|
', /  ̄ ̄´ l::::::/'"´ ̄l. ヽ:|
',. / !::/) ノ ,ノ|
{ /' / / /:::::|
ヽ __-‐ /-‐''´.イ::::::::::::!
', ` _,/::::::::::::::::;'
', ノ又::::::::::::::::::::/
', ` 、 // }::::::::::::::::::::/
', 、`゙'' ‐ 、 / /./::/!::::/::/′
', `''‐ 、 イ / .i:/ .l::/1_i,,..-''" ヽ
', ,.イ .,' ′斗''"´ ',
',. < /,, '"´ ヽ-- 、
ヽ._/ < , -''´ _,,-'' `丶、
`''‐----‐< ,-'´ _,:-'´ `丶、
ヽ _-''´ _,..-''"
_,,,-‐ヘ _, -'´ ,,-''´
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【グッドマン】
「《SAO》の舞台であるアインクラッドは浮遊城――つまり、空に浮かんでいる。
. そして、今俺たちがいるこの《はじまりの街》は、第1層のちょうど端に位置する。
. このことから、導き出される答えは――」
「――まさか……」
>私の脳裏に、想像したくもない光景が一瞬にして浮かび上がった。
【アスナ】
「飛び降りた――ってことですか?
. 街の隅から……フィールドの外に……?」
>隣にいたアスナが、顔を青ざめながら私が想像していたことと同じことを口にした。
>フィールド外への飛び降り――
>それはすなわち、“自殺”以外にほかならない。
【グッドマン】
「現時点ではモンスターとの戦闘か《PK》以外で死ぬ可能性があるとしたら、それしかないだろう。
. 迷宮区やダンジョンに潜ればトラップもあるだろうから、死因の幅もある程度は広がると思うが……」
【アスナ】
「そんな……どうして……」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「“フィールドから出ればログアウトできる”と思ったんじゃないかしら?」
2:「“こちら側で死んだら現実世界に帰れる可能性”に賭けたんじゃないかしら?」
3:「信じられなかったんじゃないかしら?」
安価↓2
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|::/ |∧ `ニニ´ / 'ミ_'⌒)
__/l | ::::\__/ (´ ⌒)
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./ ∧ ,|∧
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\ ./ ∧‐-、 ,.-| \. \
ヽ /___ ∧__ __l _..> \
. l / ∧ ヽ ∨ \ ∧
___ | ./ ∧ | ∨ \ ∧ ,.-――-..,,_
__ `ヽ \ ∧ l 〉 / __ /‐‐-、 , ̄`)
、、 l \ ∧ l | / /| / / \ ̄  ̄"''-.,,
ヽ i ´ `ヽ \ l | | ./ / y'ヽ ヽ { ‐‐-、 `ヽ
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【ハジメ】
「“フィールドから出ればログアウトできる”と思ったんじゃないかしら?
. 白昼堂々と自殺なんて、ちょっと考えづらいし……」
【グッドマン】
「同感だ。おそらく、今飛び降りたやつはMMOやこの手のゲームは始めてだったんじゃないか?
. “フィールドの外に出たり落ちたりしたら死ぬ”という考えは、
. この手のゲームの経験者なら実行せずともわかっていることだしな」
【アスナ】
「私も――下手をすれば、この人みたいになっていた可能性もあったのかな……?」
>アスナは再び碑の方を向き、今二重線が引かれたばかりのプレイヤーネームを見た。
【ハジメ】
「さぁ、どうかしら?
. あの時の精神的にキてたアスナさんだったら、宿屋辺りで何日も引きこもっていたんじゃない?
. 少なくとも、アスナさんは分の悪い賭けをするような人じゃないと私は思うし……」
【グッドマン】
「――まぁ、“信じられなかった”っていう理由もあるだろうな。
. “ゲームの世界に閉じ込められる”とか“こちら側で死ねば現実でも死ぬ”とか――
. 普通の人間ならまず想像すらしないことだ」
「そうですね。
. 漫画とかアニメとか――フィクションのストーリーならともかく、
. 現実でそんな“馬鹿な話”があるなんて、普通なら誰も信じようとは思わないでしょう」
「まっ、実際そんな“馬鹿な話”が本当に起こっちまっているんだがな……」
>そう言ってグッドマンは、一度ため息をついた。
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. ヽ、//,'~~'~~~~',//////////////////,∧
. ャr ////////////////////,∧
. ハ {/////////////////////,ハ
/幺f竓芸芹ミメ {///////,'  ̄`、//////////i
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. 〉 =xzィ彡 ∨//, i rケ ,'}/////////!
... / ∨// `、 ./∧///////,/
/ ∨/, _ ,rく∧///////,∧
. / ー= 〈//////////∧_
. \ 、 r‐ 从}ヽ、jハハ//∧\
. 7 /...... jハハ... \
. \ ハ /................................... >
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丶--イ / /.::::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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【グッドマン】
「――それに、ここで名前に線を引かれている連中が“本当に死んだのか俺たちにはわからない”。
. だから余計に、今みたいな自殺者が現れてしまうんだろう。
. 下手をすれば、それを口実に、積極的に《PK》を行うプレイヤーも現れるかもしれん……」
「その可能性は否定できないと思います。
. 現に私たちは昨日、意図的に迷惑行為を行っていたプレイヤーたちを見かけました。
. そいつらは私たちの方で懲らしめてやりましたが……」
「そうか……もうそんな連中が現れ出したか……」
>グッドマンはそう言うと、数秒ほど黙り込んだ後、うんと頷いた。
【グッドマン】
「――となると、ますますこのゲームの早期攻略を目指さなきゃならないな……!」
【ハジメ】
「えっ?」
【アスナ】
「グッドマンさんもゲームクリアを目指すんですか?」
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,!;;;!゙`''~^~ァrr-'゙`'´''ラヘ;;;!
|;;;| ノリ ミ;;;|
_ゞ;! r─-- 、 ,rェ--- 、ミ;リ
!ヘl;|. ぐ世!゙`` ,ィ '"世ン 「ヽ
!(,ヘ!  ̄'" |:::.`  ̄ ,ドリ
ヾ、! !; ,レソ
`| ^'='^ ム'′
,rト、 ー- ─-: /|
_../ i| \ === ,イ.:ト、
/ i| ゙、\ ; /リ.:;!:::\、_
゙! ゙、 `ー─''゙:::;:'::::|::::::::::\
゙、 :::/::::::|::::::
`ヽ、 ゙、 ./ .| ,-、、
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【グッドマン】
「あぁ。外部から救助を待つのも悪くはないが、あの茅場晶彦がそんなことを簡単に許すと思えない。
. それに、誰かが1人でもこのゲームの攻略に乗り出さなきゃ何も始まらないだろうからな。
. ――ところで、“俺も”ということは、まさか君たちも……?」
「はい。
. ゲームクリアが現状、唯一の現実への帰還条件として示されている以上、
. 私たちもその可能性に賭けてみることにしました」
「今のところの目標は、1ヶ月以内にこの第1層を攻略することです」
【グッドマン】
「そうか。同じゲームクリアを目指すプレイヤーがいてくれるのは心強い。
. 1ヶ月以内か……悪くないノルマだと思う。
. 蘇生不可能なせいで慎重に行動せざるを得ない現状、
. どうしても1層あたりの攻略に掛かる時間はベータテストよりも長くなるだろうからな」
「グッドマンさんは、ベータテスト時代に何層まで攻略されたのかご存知なのですか?」
【グッドマン】
「ベータテストの頃は、2ヶ月間で8層まで到達したと聞いた。
. ――ただ、ネットで聞いた話だから信憑性はフィフティフィフティだな」
>2ヶ月間で最終的に到達したのが第8層――つまり、攻略されたのは第7層まで。
>ベータテストから仕様が変更されていることが判明しているとはいえ、
>仮に今グッドマンが言ったことが事実だった場合、
>ベータテスターと接触できれば、そこまでの情報が手に入る可能性があるということになる。
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|:::::| ノリ |::::| `ー-...,,_
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. /|::: ,ィf竓ミx、 ,ィf竓ミx、|:::lヽ
l .|:::| ,.t::j‐、ヽ ,.t::j‐-、 .|::lh|-‐-..,,_
. ', ヾl..//ルハ //ルハ |リ./ `"''-
ヽl l .l_/ ポ
', ` ^ /| リ
|.、 __ ./ | ポ
__| \ ´ ー‐ ` / .|、 リ
. / _.|. \___/ .|. \-―――――
_,,..-‐/ // ヽ ヽ
,,..-''"´ / .l ヽ / | ∧
. / |‐-..,,_\ /_,,..-―| ∧
/ | `ヽ、 ,..'´ .| ∧
/ | Y | ∧
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【グッドマン】
「――ところで、話は変わるが……
. お互いゲームクリアを目指すのなら、よかったら俺とパーティを組んでくれないか?」
【ハジメ】
「えっ? パーティですか?」
【グッドマン】
「あぁ。
. ――実を言うと、俺はタンク志望で《SAO》を始めてな。
. だが、そのせいで装備を全部チュートリアル前にそれで固めちまったんだ。
. おかげで1人じゃ満足に戦うこともできない有り様でな……」
「タンク?」
【グッドマン】
「そ、そうだ。見ての通り、リアルでもこのナリだからな。
. 見たところ、君たちは盾無しの片手剣士と細剣使いだから、
. 仮に俺が加わってもパーティバランスは崩れないと思うし……」
>盾持ちや壁役志望のプレイヤーと会ったのはこれが始めてかもしれない。
【グッドマン】
「も、もちろん、嫌なら嫌とはっきり言って断ってくれても構わない。
. 俺みたいな男が君たちみたいな年頃の女の子と一緒にいたら、
. その……なんだ……色々と周囲の目が厳しくなるかもしれないし……」
「…………」
【選択肢】
1:「よろしくお願いします」
2:「大歓迎です」
3:「そうですね……」
安価↓2
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,-, ./ ./ ./ ./ |l r' u ヽ::::::/ .,.-., __ __
/ /./ ./ ./ ,'`ヽ、 l ` //⌒l / ./´./ /
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/ l ∨ ´ ´ .| -―`''‐ ', ヽ---- ''´ .//::/ _/ ./ / / ./ `ヽ、
/ | __ | ,.-''".)´ ̄ヽ ー _,,.-_"/ノ`ヽ,,-''/ ./ / / /
'´ .| / `y' // |. `''‐‐''´ ヽ`ヽ | ./ / ./
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l l ./ / ` ´ ', ` .,'
_,,-''"ヽ、 __ ノ ./ / / ', / / ../
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/ / / / ヽ._ | /.、 ./
/ \ ./ `゙''‐----‐''/ 、 ./ |\ -‐''" \ /
/-‐''"´ / ` ̄ ̄./ .| .\ \
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【ハジメ】
「大歓迎です。
. むしろ、私も盾役を務めてくれる人を探していました」
>そう。この《SAO》のようなMMORPGにおいて、盾無しのみでパーティを組むのはあまり得策ではない。
>1人あたりの耐久力や防御力が盾装備と比べると低いため、
>メンバーが1人戦闘不能に陥っただけでもパーティバランスが崩壊しやすいからだ。
>そのため、パーティに1人でも重装備のプレイヤーを加えることがパーティ戦闘における基本といえる。
>――もちろん、盾無しのみでパーティを編成して戦う者たちも普通にいる。
>しかし、蘇生が不可能なデスゲームと化した今の《SAO》において、
>盾装備――特にグッドマンのようなタンクプレイヤーの存在は、
>今後大変重要なポジションとなるのは火を見るより明らかである。
>おそらくそう遠くないうちに、
>様々なパーティやギルドが優秀なタンクプレイヤーの争奪戦を水面下で繰り広げることになるだろう。
>さながらドラフト会議直前のプロ野球の球団のように。
>――そういう意味でも、
>デスゲーム開始2日目の時点でグッドマンのようなプレイヤーと出会えたのは僥倖といえる。
【グッドマン】
「本当か? それはよかった。
. ――だが、くどいようだが、本当にいいのかい? 俺みたいな男がパーティに加わっちまって……」
【ハジメ】
「ぜんぜん問題ありません。
. むしろ、私たちみたいな子供だけのパーティに、グッドマンさんのような大人の方――
. それも男性が加わってくれるのは、世間体的にも心強いです。
. ――何なら、壁役のみならずパーティリーダーもグッドマンさんにお願いしてもよろしいですか?」
「む、無茶言わないでくれよ。
. さすがに壁をやりながらパーティの指揮をとれるほど、俺だって人間できちゃいないさ」
>そう言いながらグッドマンは苦笑いを浮かべた。
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一旦ここで中断します
再会は22:30~23:00くらいを予定しております
再開いたします
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
/ /ミィ=ミ ゚。 :.
. / / /``¨¨´} ゚ :.
/ | ′ .′ } ィ. iい
′ | /レ| ′ 〃}.|. |`ヽ
.′ | ./リ__|_ { { 孑'"/` リi |、jィ
i リ - Ⅵ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { 灯:芯' リ Vツ/! .「i |:|
| l | い Vツ ノ,ノ .lノ |:|
|/ |八 |、{、 { /´} | |.lリ
ノ }リ|:ヘ | | |.|
| .| .入 rュ .ィ| | リ
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【アスナ】
「――ねぇ、ちょっといい?」
【グッドマン】
「ん?」
【ハジメ】
「? どうしたの、アスナさん?」
>私とグッドマンが話をしていると、その横からアスナが私たちの間に入る形で声をかけてきた。
【グッドマン】
「も、もしかして、君は俺がパーティに加わることに反対なのか?」
【ハジメ】
「そうなのアスナさん?」
【アスナ】
「ううん。別にグッドマンさんをパーティに加えることは反対しないわ。
. あなたが決めたことだから、何か考えがあってのことだろうし……
. ただ――」
「ただ?」
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【アスナ】
「――さっきから2人が言ってた“タンク”とか“壁役”とかってどういう意味?」
【グッドマン】
「は……?」
【ハジメ】
「あぁ……」
>アスナのその一言を聞いた途端、私は内心で「しまった」と呟いた。
【ハジメ】
「あ……すいません、グッドマンさん。
. 実は彼女――アスナさんはMMOはおろかゲーム自体が初心者なんです……」
【グッドマン】
「あ、あぁ……そうだったのか……」
>そう言いながら苦笑いを浮かべているグッドマンの顔は、
>いかにも「マジか?」とでも言いたげな表情をしていた。
【ハジメ】
「ええっと……アスナさん、《タンク》というのはね、MMORPGにおけるパーティの役割のことよ。
. 盾や鎧で防御力を上げて、戦闘において敵の攻撃を一手に引き受ける――
. だから“壁役”とか“盾役”っていうの」
「現実の戦車のことを“タンク”って呼ぶことがあるだろ?
. 壁役は盾や鎧でガチガチに身を固めるから、表面が装甲で覆われている戦車に例えてタンクと呼ぶんだ」
【アスナ】
「あぁ、なるほど……」
>私たちの説明を聞いたアスナは、だいたい納得したのか、軽く首を縦に振った。
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ゞ!::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノリ ミ:::::::::::::ヘ
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|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; !:/ ハ::!
};;;;;;;;;;;;;;;'ミー'~' 〈 }'
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【ハジメ】
「――と、とにかく、これから先よろしくお願いしますね、グッドマンさん?」
【グッドマン】
「あ、あぁ……こちらこそよろしく頼む……」
>こうして、グッドマンを仲間に加えた私たちは、《黒鉄宮》を後にして《酒場》へと向かった。
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【名前】 アスナ レベル:1 NEXT:60 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 5 【好感度】 普通
【所持金】 200コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 + 1
【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:16 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:5 [軽業]:3 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
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○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スモールソード 耐久値:100/100
武器種別:細剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:6 疲労:1
小型の突剣。軽くて丈夫で刺突力がある。
[俊敏]+1。
○麻のクローク 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:1 重量:0 追加疲労:0 重ね着:×
朝繊維で織られたフード付きのクローク。防御力はないが軽い。
防御力はないが軽く、通気性も良い。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 グッドマン レベル:1 NEXT:40 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 30コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 2
【武器熟練度】
[片手剣]:8 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:2
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鉄の剣 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:5 疲労:1
SAOプレイヤーがゲーム開始時、最初から所持している初期装備。
○鉄の盾 耐久値:100/100
防具種別:盾 防御力:8 重量:2 追加疲労:1
歩兵用に開発されたスタンダードな盾。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
◆アイテム
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○ポーション 個数:2
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○癒しの水 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人の疲労度を30下げる。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 はじまりの街 酒場】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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|l ̄ "l||| rー─i| ` ̄ ̄`||´ ̄ ̄´
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` ̄ ̄ ̄´ ` ̄ ̄ ̄´
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>…………
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/rf"´::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
/ ゝ:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::ヘ
_ -――――‐' フハ´ }::::::::::::::::::::::ヘ
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. / __ / ´リン ヽ::/r.、 i:::::::::::!
.. /'"´ _,,..-――、/ "" i .リ 》ノ/::::::::::'
../ _,,..-''"´ `ー, u f_,.イ::::::::::/
.ゝ、 ,.-'}ヽ-、 ヽ --、 i´ |:::::::/
. \ヽ.___,..-'´// i  ̄"''-,.--,-―-、 ! / i レヽi
. { 〈\ / / / ノ ヽ__,,.. -''´ i |、__
ゝ`¨¨´ -''_,,.-'´ > ヽ i ;; |∨ ヽ、
ゝ__,,..-' > / ! i ;; l ∨ \
≧ i < / /;; ! i \
≧ ..,,_ | ∨ / ヽ ,..-―― ,' l \‐-..,,_
∨ | i ∨ , .i / / .l \ `ヽ
ヽ | .| / |/ / ! / i__
`! | i .′ .| / / ./ ! i`ヽ
V .| ' | ./ / / i ヽ
| .! i | ./ \ ./_,,..-' | \
| .! .| 人 / /ニニコ _/_,,..-''´ | ∨
| ! | / ./ | | i\ ∨
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>――私たちが《酒場》に訪れると、そこでは数名のNPCが椅子に腰掛けて酒を楽しんでいた。
>視界に表示されるカーソルによると、一応、1人、2人プレイヤーもいるようだが、
>彼らは私たちに目もくれることなく、目の前の食事や酒を口にしていた。
【グッドマン】
「――ここが《酒場》か……」
【ハジメ】
「グッドマンさんはここを訪れるのは……?」
【グッドマン】
「始めてだな。
. 一応、酒を飲んだり飯を食ったりする以外にも、クエストが受けられたり、
. ギルドの結成や解散の申請ができることは知ってるんだが……」
【アスナ】
「せっかくだから、カウンターの向かいにいる人に聞いてみたら?」
>そう言いながら、アスナがカウンターの向かいに立っている、女性NPCを指した。
>――服装からして、おそらくウェイトレスだろう。
【ハジメ】
「そうね。そうしましょう」
>私は頷きながらそう言うと、早速ウェイトレス役のNPCに声をかけてみることにした。
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, -、 > `> >¨`ー-、
i、 ヘ´__|__ヘ ̄/ l´、__iヽ、
/`ー一' >'´  ̄ ̄ ̄`ヽ、 / .,-ヽ、,、
`7V / / `ヽ/` ̄/ ヘ、
, --' / ,' ヽ/ | ヽ
|, -、 ./ / ! ヘフ´iゞ ヘ
`フ / / ', ', ', ', ヘ
i´ ¨.,' i ', | .! ! .',-‐',. ヘ
| | ', ! ', .! .! .!、 .!、 ! |-'´.', ヘ
` ̄| ', ', ! .! l !∨_V_ヘl .!´ヽ ヘ、. ヘ
| \ ', ',ヽlヽ、 .,'V /て心>| |´`〈-、',ヽ. ヘ
', ヽ!r'示㍉\/ ゝ-' ! !´ゝノ、 ヽ ヽ ヘ
', i. 弋リ ,' .,' /ノ ヽ|、_ ヽ. ヘ
', ',ヽ ', 〈 ,' /´/`ー-、ヽ`iヘ ヘ
', ', ヽ、', , -―‐、 .,' , ./、 '―-、', 〈 ヘノ、ヘ ヘ
< ̄ヽ、 ヽ、ヽ、.ヘ ヽ、 ノ ,'/|/ | ̄`i/ ', ヽ、ヘ `iヘ ヘ
`ヽ、`ヽ ,-、 iヽl\ '\. `ー' /___!__| l ! /‐ァ ,'_', ヘ
\,-┼┴-、 ,'./ メヽl.) > 、 _ , イ´::::::::::::::::::::`!_! -‐'´>二ニニ>ァ_ ',
. | ./,---、`i // < /、/`/7:_/;::::::::::::::::::::::::, '/, -‐'<三―--、  ̄/ ヘ
. |// i-、 ', ',ヽ、 /´ __,! ̄! ./:/´ ./イ:::::::::::_,-‐// < /::::::::::::::::::`ヽ、``>',
. ヽ、ノヽヽゝ' i / /´:::::::l ̄ _,/:/ゝ=' ' !, -‐'´::/::/ .><:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,' .ヘ
. \ ``┐ ! / /:::::', ̄! ./::,イ/:::/:|::::::::::::::::/:::::,' ., ' >::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
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【ハジメ】
「あの~、すみません」
【ウェイトレス】
「はい、いらっしゃいませ。どのようなご用件でしょうか?」
【ハジメ】
「初めて来たんですけど、ここってどんなことができるんですか?」
【ウェイトレス】
「当店は《酒場》ですので、文字通り飲食はもちろん、
. 冒険者の方のためのクエストの受注や、《ギルド》の結成・解散の申請も行っております。
. また、50コルで2階にある空き部屋を1部屋、1日お貸しすることができます」
「その2階の空き部屋って宿屋の代わりに利用することもできる?」
【ウェイトレス】
「はい。ですが、1部屋につきベッドは1つとなっております。
. また、お食事のサービスなどは行っておりませんし、お部屋も数に限りがございます」
【ハジメ】
「部屋の貸し出しの延長はできる?」
【ウェイトレス】
「原則として貸し出し期間中に延長の申請を行うことはできません。
. ですが、貸し出し期限が過ぎた後に再度申請を行えば、同じ部屋をお貸しすることはできます。
. ただし、それより先に先約があった場合は、そちらをご優先させていただきます」
「ふむ。結構面倒なのね……」
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. .´. . . . . . . .`. . .、
/ . . . へ 、. . . . . . . . . 、
、_/ . . . ./ }. . . . . .} . . . . .
/ . ./ /′‐- _/. . /. . . . . . . . ハ
/ ′ /{/ / _ /`. / . . / . . . . . . .
{'/ . . ィヘ { ´ん }ヽ / . . 〈⌒ヽへヘ、ト、
{ |//j {ソ {_ンノ/. . .//´ _Уンンヘ. .
// ' ィ′ /ヽ  ̄ . . . . / . }. }
/.{ / . . /r /. ./. . . . / . / /
/. .∧ ` イ/ . ./ー " ./. . . . / . / /
/ . / ∧ / . ./ l. . . . .′. . . ′.,{ノ
/ . / /. ./ ̄厂/ . ./ |. . . /. . . . /. . /
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´ `ーi| メメ 〉´/. / __ {. . . . . /
/. . `ー‐</. . /ィ1´  ̄ ` . . . /
. ′. . . . . . . . /. . . ./ jニ! }.. . ./
. r{__)(. . . . . . . . . ./. . . ./ 仁| /. . /
. ーへ\ _)(. . ./. . . .///二|1ヘv、/. . /
. {/:/ `ー‐ヘ、/. . . .∠シ二ニ| /. . /
. /:/ /:/ /. . /<ニニニ\´. . . .′
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【ハジメ】
「――だそうよ。どうする?」
【グッドマン】
「宿屋の代わりにもなるのはありがたいな。
. 1部屋につきベッド1つとはいえ、ソロプレイヤーには大した問題にはならんし……」
【アスナ】
「『クエスト』ってよくゲームとかのタイトルにもなっている“あれ”のことよね?
. ここではどういう意味なのかしら?」
【ハジメ】
「MMORPGとかネットゲームにおける《クエスト》っていうのは、
. 簡単に言っちゃえば“プレイヤーに対するNPCからの依頼事”のことよ。
. 決められた期限中に目標を達成できれば、お金や経験値、アイテムが手に入るの」
「せっかくだから、今受けられるクエストを確認してみたらどうだ?」
【ハジメ】
「そうね。どういうものがあるのかを調べてみる必要があるし……」
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r'´>‐'´ ̄ ̄ ̄``ヽ、ヽ、
{/ , , 、 ヘ __!_
/ ,'./.,' ', ', ',_!
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| |. ',ィ示ヽ ヽ lィ'示、! ,' イ|
l/!V ',.弋リ V 辷リ 'lイ,イ !|
,'!r'>、l', , /ノ、イ .!|
,' !〉ソヘ ヽ、 ー イ,' !<ツ.| ',
ヽ ̄ヘ¨`,ー‐,'l>< lノ|、__l⊥'-ー'、_
/ >'´ //::::!:::i⌒!´:::/::,':,' />
. , '< `>.//::::::!,::'`´';/:::,':,' __〉i´!
. /:/::::i:`!/、r‐-//__,':,'__// _!i-‐'´::i
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. , ', '.\/,' `>' .! .,':,' .l / >!_,'[lヽ、::::::,' .! ',
. , ', ' ./ /'/ /l | |/_,' ./ `/l l,イΤ´ノ !', ヘ
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【ハジメ】
「今受けられるクエストってありますか?」
【ウェイトレス】
「はい。現在受注可能なクエストは以下のようになっております」
【現在受注可能なクエスト】
○《はじまりの街》美化運動 期限:本日中
報酬:出来高(コル) 開始場所:《はじまりの街》中央広場
街中を歩きまわり、落ちているゴミを拾う。
報酬は拾ったゴミ1つにつき10コル。
○害獣退治 期限:本日中
報酬:500コル 開始場所:《はじまりの街》街門前
モンスター《フレンジーボア》を本日中に10体倒す。
○荷物の運送 期限:本日中
報酬:800コル 開始場所:《はじまりの街》酒場
本日中に《ホルンカの村》の《酒場》まで荷物を届ける。
○家畜の運搬 期限:2日
報酬:1500コル 開始場所:《はじまりの街》街門前
2日以内(11月8日まで)に《トロンダの村》まで牛を運搬する。
牛は味方NPCとして戦闘にも参加する。
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ちなみに、街から街(or村)への移動はコンマ判定
『距離:×』といった具合に距離の概念があって
コンマで『×』の数字回数分成功判定を出せば到達という感じです
具体的には
◆距離:3の村まで移動する場合
コンマ判定 → 成功 → 距離が2に → コンマ判定 → 失敗 → コンマ2のまま → (以下略) → 成功 → 距離が0に(到着)
といった感じです
ベータテスターなど道を知っているキャラがパーティに居ると必要距離数が半減します
訂正
上記例の『コンマ2のまま』は『距離が2のまま』の間違いです
\ ヽ V/ / /
__ , .イ V } イニミー- ノ
 ̄¨ー ., /ヽ / ヽ r-イ
/ ./:::...:.>=<__:.:ハ \
. / i / <´ >::> >..._
、__ , ィ / ハ ! ,, - ハ 从 <
 ̄ ̄= ≠ { i /八! / }/ ヾミ;、
/ !i! // ,' \
,' ハ 川 / , / ハ
. / ∧ | , ,' ,ィ ,' i
/ _, }! i ,' ,/ ,' / /i ./| ハ
/ イ7 | | ,' ´¨,テナ=i‐- ィ/ 十-.|,,_i .i
 ̄ i i! 从 | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,; .|
| / .| ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙` l/,ィ示ュ,.ノ/ .|
人 八 {、 ,' ∧ > l, ` ー- '´ 、゙'"´, // / ノ.,'
/ | {_ ノ! |::|{ \!  ̄ イ.///./
Vーイ{ |::| ト.、 > ' イ/
i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー- 二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二ニヽ
├-___  ̄'ーニ三三三三三!
. /三三三三三≧‐-_  ̄ーニ三三゙、
. /三三三三三三三三三≧=-__  ̄ーヽ、
/_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ
/'",..-――- ̄- _  ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
. {/  ̄ ‐-._ __..、ヽ
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【ハジメ】
「意外とあるわね……」
【グッドマン】
「一番上のゴミ拾いは、必要最低限の路銀を稼がせるための救済措置だろうな」
【アスナ】
「宿泊代だけじゃなくて、食事代とかも掛かりますからね」
【ハジメ】
「…………」
>私はクエストのひとつ、《荷物の運送》の説明文を注視する。
>――《ホルンカの村》。
>確か、クラインが言っていた《キリト》という元ベータテスターが拠点としているという村だ。
>行き先で元ベータテスターと接触できる可能性もあるため、
>このクエストを受ける価値はありそうだが……
【ハジメ】
「問題は距離ね……」
【アスナ】
「距離?」
【グッドマン】
「下2つのクエストが気になるのか?
. 確かに、この街に留まっているメリットは俺たちにとっちゃ少ないが……」
【ハジメ】
「この街から《ホルンカの村》までって距離はどのくらい?」
【ウェイトレス】
「そうですね……『距離:8』といったところでしょうか?
. ちなみに、《トロンダの村》までは『距離:10』です」
【ハジメ】
「『距離:8』か……」
>確かに、今から行けば本日中でも到達できる距離ではある。
>――しかし、そこまでの道中には間違いなくモンスターが出現する。
>出現するのがイノシシだけならばともかく、見知らぬ敵だった場合は苦戦必須だ。
>最悪の場合、死ぬ可能性だってある。
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`ヽ::::/ リijk| lミ::::::::::::::::::::::::::',
.レ′ ,!トゝ、 !ミ:::::::::::::::::::::::::::|
| !ミ::::::::::::::::::::::::::::|
|二二二l ゞニ二二二二ゝ ヽ::::::::::::::::::::::::::::|
ヽ. '´ |.U.l '´ |.U.j`丶 |:::::::/`ヽ:::::::::::|
| ー`‐ | ー---‐ .|::::::| /、 |:::::::::|
| ,' .|:::::|l 、 ./:::::::::|
| ,' .{:::::|.| ノ/:::::::::::|
| ./ 、 从|. /:::::::::::::|
| ゝ、r‐ |:::::::::::::::|
', ' .|::::::::::::::|
', =ニニニニ=-‐ 从:::::::::::::|
.ヽ _ ./ . 从::::::|
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. |_,,-''' . .__,,,,, -‐‐‐ ''""~ ̄ ̄ ̄ `゙'‐ 、
/ _,,-'ー'''ー--.,,,,_ `
./ ,,-ー'''´ `゙'‐ 、
./, '´ `ヽ
_,,-ー'''´ `ヽ
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【グッドマン】
「横からすまないが……クエストを複数受注することは可能かい?
. それと、クエスト達成時の報酬はいつ貰えるんだ?」
【ウェイトレス】
「受注できるクエストは、お一人様おひとつだけです。
. ですが、パーティを組んでいれば、複数のクエストを同時に受けることはできます。
. ただし、パーティメンバー内で同一のクエストを受注することはできません。
. 報酬はクエストが達成された瞬間、その場でこちらからお渡しいたします」
「なるほど……」
【アスナ】
「――あっ。私からも質問していいですか?」
【ウェイトレス】
「はい。なんでしょう?」
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/:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
/:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ
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/: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´ ` -─、 /'ヽ:.:/: : : |
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/:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l ノ) `ヾ //:.!:./ |:!
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. /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\ ヽ: : : :ノ ,イ;;;;/ |
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,r'´ `ヽ!: : |:.:| lヽ、 - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/ l: : !: |\ | `lヽ、_ |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
、 l: : !:|、: :`ー _ | | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
ヽ:. l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
丶 ヽ: :l 丶: : :_: : : : ; |;;;;|: |ヽ
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【アスナ】
「同一のクエストを受けている人同士でパーティを組むことは――」
【ウェイトレス】
「できません」
【アスナ】
「やっぱり?」
【ウェイトレス】
「さすがにそう甘くはないので……
. ですが、同一のクエストを受注している者同士で行動を共にすることは可能ですよ」
【アスナ】
「じゃあ、行動を共にしている状態で全員が同時に目標を達成した場合、報酬はどうなるの?」
【ウェイトレス】
「その場で全員に報酬が与えられます。
. もちろん、その場にいる者たちで報酬は分配などということはございませんのでご安心ください」
【アスナ】
「へぇ……教えてくれてありがとう」
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今回はここで終了させていただきます
お付き合いいただきありがとうございました
再開は本日の23:00を予定しております
ちなみに《はじまりの街》周辺のイノシシですが、
日数が経過する度にコンマによるPOP判定で出現しにくく(戦闘が発生しにくく)なります
ちなみに、イノシシに限らずザコ敵はある程度戦闘をこなせば戦闘を省略できます(強制的に勝利になる)
いわゆるMOTHER2方式です
再開いたします
__
, -、 > `> >¨`ー-、
i、 ヘ´__|__ヘ ̄/ l´、__iヽ、
/`ー一' >'´  ̄ ̄ ̄`ヽ、 / .,-ヽ、,、
`7V / / `ヽ/` ̄/ ヘ、
, --' / ,' ヽ/ | ヽ
|, -、 ./ / ! ヘフ´iゞ ヘ
`フ / / ', ', ', ', ヘ
i´ ¨.,' i ', | .! ! .',-‐',. ヘ
| | ', ! ', .! .! .!、 .!、 ! |-'´.', ヘ
` ̄| ', ', ! .! l !∨_V_ヘl .!´ヽ ヘ、. ヘ
| \ ', ',ヽlヽ、 .,'V /て心>| |´`〈-、',ヽ. ヘ
', ヽ!r'示㍉\/ ゝ-' ! !´ゝノ、 ヽ ヽ ヘ
', i. 弋リ ,' .,' /ノ ヽ|、_ ヽ. ヘ
', ',ヽ ', 〈 ,' /´/`ー-、ヽ`iヘ ヘ
', ', ヽ、', , -―‐、 .,' , ./、 '―-、', 〈 ヘノ、ヘ ヘ
< ̄ヽ、 ヽ、ヽ、.ヘ ヽ、 ノ ,'/|/ | ̄`i/ ', ヽ、ヘ `iヘ ヘ
`ヽ、`ヽ ,-、 iヽl\ '\. `ー' /___!__| l ! /‐ァ ,'_', ヘ
\,-┼┴-、 ,'./ メヽl.) > 、 _ , イ´::::::::::::::::::::`!_! -‐'´>二ニニ>ァ_ ',
. | ./,---、`i // < /、/`/7:_/;::::::::::::::::::::::::, '/, -‐'<三―--、  ̄/ ヘ
. |// i-、 ', ',ヽ、 /´ __,! ̄! ./:/´ ./イ:::::::::::_,-‐// < /::::::::::::::::::`ヽ、``>',
. ヽ、ノヽヽゝ' i / /´:::::::l ̄ _,/:/ゝ=' ' !, -‐'´::/::/ .><:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,' .ヘ
. \ ``┐ ! / /:::::', ̄! ./::,イ/:::/:|::::::::::::::::/:::::,' ., ' >::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
. `ヽ .! .! / /:::::,、i´./:/: :/::::,'::,'::::::::::::::/::::::,' 〈 <::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',. ヘ
| ´ .|,'./::::<´ .!/_,.'::,'―┬.,':::,'――-,':::::::,' / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
l .!/:::::::::ヽ/, ':, ' ./ ,':::,' |::::::::! / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ. ヘ
| |::::::::::/./::/ , ' .,':::::! ',/`ヽl/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
. l .!:::::::/ /::,' ./ .!:::::| /::::::::::::::::::::::, -'´二::::::::::::::::::::::::::::ノ ',
. ,' .|:::::,' /::/ ,' !:::::| ヽ、::::::::::::/―--i¨i-、_::::::::; -'´ ',
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【ハジメ】
「クエストに失敗した場合はどうなるの?」
【ウェイトレス】
「その日は以降クエストの受注が一切できなくなります。
. また、パーティで同時に複数のクエストを受注している場合、
. ひとつでもクエストを失敗すると、残りの受注したクエストは全てキャンセルされます」
「荷物の運搬とか運ぶ品物があるクエストを失敗した場合、品物が手元に残っていたらどうなる?」
【ウェイトレス】
「失敗と同時に品物は消滅します」
【アスナ】
「品物を紛失してしまったり、壊してしまった場合、弁償する必要はある?」
【ウェイトレス】
「ありません」
【ハジメ】
「期限切れでクエストを失敗した場合、次にクエストを受注できるのはそれから24時間後?」
【ウェイトレス】
「はい。
. 例えば、本日受注した期限が本日中のクエストを期限切れで失敗なさった場合、
. 次にクエストの受注が可能になるのは11月9日の深夜0時からとなります」
クエスト成功時に獲得する経験値とクエスト実行後上昇する熟練度が表記されていませんでした
正しくは以下のような感じです
熟練度は成否問わずクエストを実行すれば、クエスト後にコンマによる上昇判定があります(成功時+ボーナスあり)
【現在受注可能なクエスト】
○《はじまりの街》美化運動 期限:本日中
報酬:出来高(コル) 成功時獲得EXP:10 上昇熟練度:索敵
開始場所:《はじまりの街》中央広場
街中を歩きまわり、落ちているゴミを拾う。
報酬は拾ったゴミ1つにつき10コル。
○害獣退治 期限:本日中
報酬:500コル 成功時獲得EXP:50 上昇熟練度:索敵
開始場所:《はじまりの街》街門前
モンスター《フレンジーボア》を本日中に10体倒す。
○荷物の運送 期限:本日中
報酬:800コル 成功時獲得EXP:100 上昇熟練度:疾走
開始場所:《はじまりの街》酒場
本日中に《ホルンカの村》の《酒場》まで荷物を届ける。
○家畜の運搬 期限:2日
報酬:1500コル 成功時獲得EXP:200 上昇熟練度:農業
開始場所:《はじまりの街》街門前
2日以内(11月8日まで)に《トロンダの村》まで牛を運搬する。
牛は味方NPCとして戦闘にも参加する。
/ / i /-┤ /‐=| / / } '.
′{ | |i / _」Lj_ | ./}/ } :
゚ f⌒ | kf爪_ハ~`ヾ | / へ、} ゚。
! 人__| | ,弋_り |.′ } / __\
}( Y´| ti八 ´"" 芹K ムイ ⌒
{__≧{ | \ 〉じノ } / ;
(_彡'八| i⌒ "''' ∠ 。゚
il| | | .′}/
从 i | ト、 ⊿ ノ |
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} l | |:i:\ ∧ i| i| |
} l,_」 |\i:i:\ /):i} i| i| |
-‐┴*'7゙/| |V〉\:i:i:厂,:イ`ーr‐r‐| ¦
.′ / /| | 《 /i:i/:i:/_ノ | | ! : `ヽ
i / /, | |^~/i:i/:i:/ /´ | | i ! }
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【アスナ】
「――どうする? 試しに何か受けてみる?」
【グッドマン】
「そうだな。最終的な判断はそちらに任せるが……
. 俺としてはイノシシ退治がこの中では一番ボロいクエストだと思う。
. クエストと平行してレベリングもできるからな。
. 3人パーティで挑めば、イノシシ10体倒すだけで1人200ポイントの経験値が手に入る」
「そうね。“上手くリポップを狙えるか”ってのはあるけど……」
>私たちがカウンターの前で、クエストを受注するかどうかを話し合っていると――
【???】
「悪い。ちょっと失礼するよ」
【ハジメ】
「あら?」
>私たちのそばを、1人の少年が横切っていった。
>どうやら、今この《酒場》にやって来たばかりのプレイヤーのようだ。
【少年プレイヤー】
「――クエストを受注したいんだけど……」
【ウェイトレス】
「はい。すでに受注するクエストはお決まりですか?」
>彼は私たちの前で、カウンター越しにウェイトレスに声をかけ、話を始めた。
>どうやら、クエストを受注するらしい。
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|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
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ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
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|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..|
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
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【少年プレイヤー】
「あぁ。《荷物の運送》クエストを頼む」
【ウェイトレス】
「かしこまりました。少々お待ちください……」
>ウェイトレスがそう言って軽く一礼すると、数秒後、少年の前にウィンドウが出現する。
>クエストを受注するか否かの最終確認を行う選択肢入りのメッセージウィンドウだ。
>ウィンドウが出現すると同時に、少年はためらうことなく『Yes』を押した。
>――すると、ウィンドウが閉じて、代わりに彼の目の前にひとつの箱が出現した。
>クエスト用の荷物アイテムだ。
>少年は箱が出現するのを確認すると、すぐさま左手でそれを手に取り、
>同時に右手でメニューウィンドウを開いて操作、自身のアイテムストレージ内にそれをしまった。
【ウェイトレス】
「お気をつけていってらっしゃいませ」
>――ウェイトレスがそう言いながら頭を下げたのは、
>少年が足早にきびすを返して、今にも《酒場》から外に出ようとする直前であった。
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. |::::::::::::::| ヾ!!!´ !:::::::::::|
|::::::::::::/ ノリ ヽ:::::::|
|:::::::::::l 、___,..- |::::/ヽ
. /{!Ⅵ::::| 三三三≧、ヾ /≦三三 |::ハ }
{ {心ヘ::|. 次幼__ヽ. / 次幼__ヽ |/ツ/
. ', ツヘ  ̄ ‐=彡 `ー ,' ァ/
ヘ ハ |:: ,' /
\ .i |::. ;/
`┤ |::. /
|、 ` '´ /
j }ヘ _ _ /
r' | \ '´ こ二 ` /、
| Ⅵ \ / | }
,' \ \ i / | |
__/ \  ̄ ̄ ̄ ̄ | |> ,_
/ / \. | | > ,_
-‐=≦ / \ |. | > ,_
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【グッドマン】
「――ハジメ、今の少年だが……」
【ハジメ】
「はい。たぶん私もグッドマンさんと同じことを考えていると思います」
>少年が《酒場》を去った後、私たちはお互い真剣な表情でそう言い合った。
【アスナ】
「? 今の彼がどうしたの?」
>1人状況がよくわからないアスナが、首を傾げながら私たちに尋ねてきた。
【グッドマン】
「あぁ……別に大したことじゃないさ」
【ハジメ】
「えぇ。ただ彼――」
【選択肢】
1:「動きに一切の迷いがなかった」
2:「ネコミミ付けてた」
3:「なかなかのイケメンだった」
安価↓2
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// . : /| . : |. :| |: :i|: : : : : : : : : : :|`ヽ: : : :',
// . : :/ |. : : : |: :L.._______| ,小 : : : : : : : : :│ : ';‐、: :}
、__ ____彡' . : : :' |: : : : ト、{`て´ ̄ ̄ ノ√い: : : :i| : : : : | : : |: :`,:{
` ‐--‐ァ . : i: : :i _j: : : :¦ ` '´__,二ニニニニ、__ W: : :リ : : : : | : 丿: : |`,
/ .,i : l: : :|ノ´从 : : ′ '^ア´}_j⌒ト√`!「` リ: : /: : : : : :K´: : : 丿 }\
. .' | : |: : :| ⌒\{ |7⌒炒 .ノ ,' : /: : : : : : :「ミマ¨^ー1 : :`、
ⅰ.; | : |: : :| _ァ云ミ `ニ¨´ /: ,: : : : : : : : 「`! il、: : :│: :i、
i| :| | : | : !]{ _j」} ´´ ′//l: : : : : : : : | │|い : : ! : :い
八:| !: : : : : 、l少'ノ ´ | : :! : : : : i|.ノ 八:`、:¦:丨 }
` `、:\ :、} 、、 { │: ! : : : : リ / : :ヽ`、l :│
\ :`トミ ! i : : : : 爪 : : : : : : `、: |
↑トl i|` ;¦ : : : i | :\ : : : : : :ヽ!
!i :八 T^> 、 , 1 i: : : :ⅰ:、 : : \: : : : : :\
゜ : :` 、 '{ } / |¦: : :ⅰ : ヽ: : : :\ : : : : :
; : : : :{\ . ´ │! : : : ト、 、 :\ : : :`: : : : :
i : : : :| 丶、 . | ! : : : |/>、\ :\ : : : : : :
| : : : :| 丶\___,,. イ代;、___,ノ|:i : : : |/ `¨⌒¨>…‐-
| : : : :| `、: : : : : :i |__`⌒¨~,____|:!: : : :| /, '´ ̄`
| : : : :| `、: :\/,小`! |r宀:i : : : | //
| : : : :| \/ , '/」 l」 |it'^|i : : : | //
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「動きに一切の迷いがなかった――そこが少し気になったのよ」
【アスナ】
「動き? どうしてそれが気になったの?」
【グッドマン】
「考えてみてくれ。
. 俺たちは昨日この《SAO》を始めたばかり、おまけに、この《はじまりの街》だけでも相当広い――
. しかも、街の外にはそれよりもさらに広大なフィールドがある。
. ――それなのに、今の少年はためらいなく別の村へ行く必要があるクエストを受注していった……」
「それも、私たちと違ってソロでよね。
. ――そう考えると、なんか引っかからない?」
【アスナ】
「う~ん……
. ――あ! 言われてみたら、確かに私たちとぜんぜん違う!
. 私たちはクエストの詳細を目を通していたけど、彼はそれすらしていなかったわ!」
「えぇ。
. あと、彼の装いも少し気になったわ」
【グッドマン】
「あぁ。俺も昨日のうちに装備品を扱っている店は一通り見てきたが……
. あんなネコミミやマントなんて扱っている店は、少なくともこの《はじまりの街》にはなかった」
【アスナ】
「じゃあ、彼は――」
【ハジメ】
「おそらく――彼、別の街や村から戻ってきたのよ。この《はじまりの街》に。
. そして、今再びこの街を去ろうとしている……」
【グッドマン】
「ソロプレイで街や村を行き来するなんて芸当、
. ゲーム開始2日目の時点じゃ普通のプレイヤーならまずできるようなことじゃない……
. あの少年、相当手馴れている」
「“手馴れている”――ってことは、もしかして……」
【ハジメ】
「えぇ……」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧ ∧
∥ ヽ.(! / ヽ
∥,ィ≦:::::≧x、ヽ
イ.:::::::::::::::::::::::.ヽ }
マ/!::::::::::;:::::::::i!:::::::::リイ
〉::{::::::/.:::::::リマ:i:::::::}ア
/ マ|:::∥:::ィ/ィァ|:::}'リヽ
\ 从:;'{:// !/〈/
/ `ヽリ.、` ̄´ ,イ|{'´ ``丶、
〃,,,_ ヽ}`ー {:/ヾ,、-‐''"´
`≧ュ、< /<-‐ヽ、
Y´ニ/>≧´i:i:i:i:ヽニミ} ,i /,'{( 、
{!ニイニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}、ヽ}、 イ{/∥{/,'
/ノニニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| \`く / ∠ア
/ニニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!i:i:i:i:ヾ { /
/ニニ;イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∥ヽi:i:i:ム /三≧、
/ニニ/:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ ヽi:i:iム/i:i:i:i/
/ニニ/i:/|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l、 ヽi:i:i:i:i:i/
,イニニニ/i:/ ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:< \/、
,イニニニニ/i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iト、ム |ニニ\
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【ハジメ】
「――彼、間違いなくベータテスト経験者よ」
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. ´///////////////////////`、
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{/,'゙`'ァrrr-~~''''~~''',//////////,
V ノノリi 〉/////////,
/ .〈//////////,
y'斧ミ ,ィf竓芹ミメ. ',/////////,
l 杙ノl 杙.ノ_ シ //,f´⌒,.///,
l i! i/i /´l i/ ∨
l / j丿l⌒l. i/∨
l \ 、 -イ /,∨
', , イ ∨
ヽ===ニゝ 八{//∨
/ jハ`Y´
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_ ゝ -‐ |:::ヽ、
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【グッドマン】
「――だが、ひとつだけ疑問に思うこともある」
【アスナ】
「というと?」
【グッドマン】
「“何故あんな目立つような格好をしているか”ということだ。
. 現状ではベータ上がりは俺たち一般プレイヤーからはあまり良い目では見られない。
. 2ヶ月前から手に入れた情報を自分たちでほぼ独占している状態なんだからな。
. それに……自分で言うのも何だが、ネットゲーマーっていうのは、
. 自分よりも優位な立場にいるプレイヤーに対して嫉妬や妬みを抱きやすい――
. そうした周囲の目から逃れる意味でも、現時点のこの街であのような格好はするべきではないんだ」
「えぇ。本来なら装備をわざと初期状態にして、周囲の目をごまかすはずよ」
【アスナ】
「じゃあ、彼はどうしてあのような装いをしていたのかしら?」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「“誰かが接触してくれるのを待っている”とか?」
2:「ただ周囲に自慢したいだけじゃない?」
安価↓2
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\ ヽ V/ / /
__ , .イ V } イニミー- ノ
 ̄¨ー ., /ヽ / ヽ r-イ
/ ./:::...:.>=<__:.:ハ \
. / i / <´ >::> >..._
、__ , ィ / ハ ! ,, - ハ 从 <
 ̄ ̄= ≠ { i /八! / }/ ヾミ;、
/ !i! // ,' \
,' ハ 川 / , / ハ
. / ∧ | , ,' ,ィ ,' i
/ _, }! i ,' ,/ ,' / /i ./| ハ
/ イ7 | | ,' ´¨,テナ=i‐- ィ/ 十-.|,,_i .i
 ̄ i i! 从 | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,; .|
| / .| ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙` l/,ィ示ュ,.ノ/ .|
人 八 {、 ,' ∧ > l, ` ー- '´ 、゙'"´, // / ノ.,'
/ | {_ ノ! |::|{ \!  ̄ イ.///./
Vーイ{ |::| ト.、 > ' イ/
/ .|::| |::|::| ノ´
i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー- |、_ ⊂⊃ ,/
├-___  ̄¬ー __,.<-―‐ 、
. /三三三三三≧‐-_  ̄ーニ三三゙、
. /三三三三三三三三三≧=-__  ̄ーヽ、
/_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ
/'",..-――- ̄- _  ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
. {/  ̄ ‐-._ __..、ヽ
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【ハジメ】
「――“誰かが接触してくれるのを待っている”とか?」
【アスナ】
「“誰か”が?」
【ハジメ】
「えぇ。普通、こんな状況でネコミミなんてネタ装備する人はまずいないわ。
. 先の街か村から《はじまりの街》にわざわざ戻ってくるなんてこともね。
. 少なくとも、彼が何らかの理由があってあの姿で行動しているのは間違いないと思う」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
短いですが、今回はここまでです
再開は本日の23:00を予定しております
お疲れ様でした
デビサバ2BCはいつになったら発売日決まるんだろう……
また寝落ちしていました……w
とりあえず、朝まで一度寝ます
10:00くらいに再開予定です
(予定より早くなったり遅くなったりすると思います)
. ,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ レ' }
/:::::::::::::: /::::::::::::::::: i:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::ヘ /. _
,′:::::::::::/::::::i:::::i::::::::|::::::::::::::::::::::::‘,::::::::::.く >:.:.:.:.:.:.{
,::::::::::::::::′: i:|:::::|:::: マ¨¨:.:.>- ....__ /:.:.:.:.:.:.:.:.: |
:::::::U ::::|:::::/|:|::::j{:: /.マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> .._ 7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__ノ、
. i::::::::::::::::|::/:::|ハ::ハ:{......マ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ .....{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ ._ ┤
. |{::::::::::::: |/,.斗=ミ、ヽ. マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.(二, }
八:::::::::::::|〃ん::ハ. マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. { └‐┐:.:.:.:.,-.‐¨ }
. |:: \:i:::::|゛とつソ ::::::::::::::: マ:.:.:.:.:.:.:.:.:. { {:.:.:U ゝ、 ̄)
. |:::::::{ \:{ ´ ::::::::::: ,:::::: マ:.:.:.:.:.:.:.:.:i_>┐ }:.:.:.:.:.:.:. 「 7
. |::::::::ゝ _ヽ u. マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ....}:.:.:.:.:.:.:.:.r ´
. |:::i::::::::::::::八 __ _.. マ:.:.U :.:.:.:.:.:.} ....}:.:.:.:.:.:.:.{ハ
. |:::|:::::::::::|′::丶 ゝ ― ’. /:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:} 」:.:.:.:_┐:.}」--.、 ___
/ ̄¨.:::::::::::|::::::::::::}|> < i:.:.:.:.:.{¨ ー-≦三.> ¨ .}:i:.:Y{三ノ∧ ...--v-<¨/ ../
. /... :: |:::::::::::';::::x= リ |:: l:.:.:.:. ム }:i:.:.ゝ=´ ムー==-...、:.:.:.ゝ、 /
. / ___ .,-.、 .,-、__ ̄ ̄ ....}:.:.:.:.:」_ _ノ┐: } マ ム:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:ム./
. / \ ¨>=.} .几 i . }...-..__ .ノ-..ム ¨=====彡 i:.: }_/:.マ . }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.{
../__ \ ./:ゝ┘ゝ┴┘:.:.:.:.:.フ.{三} ハ  ̄ ̄.= ̄__ ..ノ.<:.:.:.:.:.:.ゝ- ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}}/
.Yー--- 、.\/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ -----/ ゝ= フ:.: > ___/::::ゝ{、{.\ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
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裏話ですけど、このスレ企画段階では『SAO』ではなく『メダロットnavi』の安価AAスレにする予定でした
理由は↑の佐天さんとシアンドッグのAAがツボったからw
しかし、SLG+SRPGという『navi』原作における“陣地の奪い合い”や“戦闘時の射程距離”の概念を
スレでどう再現するか当時は思い浮かばなかったので結局ボツにしました
(一応、現在は射程の方はある程度なんとかなる形にはなってます)
『navi』は色々と惜しいゲームだったので、3DSでリメイクしてくれないかなぁなんていつも思ってます
あと、結局発売されずに終わった藤岡建機氏の『navi公式ビジュアル・設定資料集(仮)』もw
ゼロスーサイドは>>1にとって未だにトラウマレベルのボス
初代『2』のゴッドエンペラー~プリミティベビーには負けますがw
あれは初見マジでセーブせずに突入しちゃうから……
__ィヘヽ ,イ ̄ ㍉
/ `ヽ} Y イ=ヽ
∠ ,ォ――-_ __ミ、 \
イ /´/ / / 丶 ` ミヽヽ
./ , - / / ヽ.
/ イ /i / ヽ.
イ' ,{ / ' i ィ ヽ
/ }イ i | /.| ./| , ノ .i i いいぞベイベー!
. / { i .| | . | ./ |/ .| ィ ィ | l VRMMOで死ぬことを恐れるやつは《SAO》プレイヤーだ!
/イ 7ヘ リ | .イ /__' |./ |./_| ./ ィ .| 死ぬことを「ぬるい」と感じるやつは重度の《SAO》廃人だ!
' / >,i |/.|/ |:::::::::| ' 「::'::::| |/ / }/
/-イヽ{ { , 乂_ノ 乂 ノ ! ./.. ホントVRMMOは無法地帯だぜ! フゥハハハーハァー
l`l::| ./| |ヽ、 _ ノ /
l l:|/ .| .∧ |ぅr-,、-r 、 <イ /
ト、.l:::::::::::::::::::l _rl^エ` ー ----‐‐ '___ _____Fl_
__ l::::::::::::::::::ハ イl二二二l ===== =二LL/ ‥.‥.| l:[b レ/
| ロ  ̄ l:::::::::::::::::::ハ | [[| - _,- - - - - - - -| ┌┐ ・・・・・ | i」=l二三! 三 二
| i"´ ̄ .l::::::::::::::::::::ハ ┴┬-、____l二二l_, ⊥「三三三三「`'[] ヽ(
| |-、 /::ヽ:::::::::::::::::::::\:::_ 人 l「 ノ| |l 三l | i::::::',
| し' /:::::::\:::::::::::::::::::::',三‐/  ̄\::っ三lEi :::::i
l_ / ::::::::::::::::::\:::::::::::::::ノ ./ |l lfi:::ノ
. {::::::::::::::::::::::::::/ ` ー-‐' -′ lLニ-┘´
` 、:::::::::::, - '
 ̄ ̄
大変お待たせして申し訳ありませんでした
これより再開いたします
(予定では12時間前に始めるつもりだったんです。スイマセン、相変わらず寝てましたw)
_
. .´. . . . . . . .`. . .、
/ . . . へ 、. . . . . . . . . 、
、_/ . . . ./ }. . . . . .} . . . . .
/ . ./ /′‐- _/. . /. . . . . . . . ハ
/ ′ /{/ / _ /`. / . . / . . . . . . .
{'/ . . ィヘ { ´ん }ヽ / . . 〈⌒ヽへヘ、ト、
{ |//j {ソ {_ンノ/. . .//´ _Уンンヘ. .
// ' ィ′ /ヽ  ̄ . . . . / . }. }
/.{ / . . /r /. ./. . . . / . / /
/. .∧ ` イ/ . ./ー " ./. . . . / . / /
/ . / ∧ / . ./ l. . . . .′. . . ′.,{ノ
/ . / /. ./ ̄厂/ . ./ |. . . /. . . . /. . /
/ >─ァ─//´/ . ./==┐.′. . . '{ . /
-‐/ x─-、≦≫/. / /. . . . . / 从{
´ `ーi| メメ 〉´/. / __ {. . . . . /
/. . `ー‐</. . /ィ1´  ̄ ` . . . /
. ′. . . . . . . . /. . . ./ jニ! }.. . ./
. r{__)(. . . . . . . . . ./. . . ./ 仁| /. . /
. ーへ\ _)(. . ./. . . .///二|1ヘv、/. . /
. {/:/ `ー‐ヘ、/. . . .∠シ二ニ| /. . /
. /:/ /:/ /. . /<ニニニ\´. . . .′
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【アスナ】
「――ところで、私たちはどうする? 試しに何かクエスト受けてみる?」
【グッドマン】
「そうだな。せっかくだし、1つや2つ受けてみてもいいんじゃないか?」
【ハジメ】
「そうね……
. ――そういえば、パーティでクエストを受注して成功した場合の報酬は、どのような形で与えられるの?」
【ウェイトレス】
「コルとアイテムは、パーティの共用ストレージ内に送られます。
. 経験値はパーティ全員に成功時獲得数と同数の経験値が与えられます。
. クエスト実行により上昇する熟練度の数値も同様です」
「なるほどね。それじゃあ……」
【選択肢】
1:クエストを受注する(受注するクエストも一緒に書き込んでください。最大3つまで同時受注可能)
2:クエストを受注しない
安価↓3
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. / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `丶、
/ : : : / : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : \
. , : : 7: : :.:./ : /.: : :./.: : : : : : : : : : : :/ : : : |: : : : ヽ
/: /_| : : :/ : /.: : :./.:.:./.: : : : : :.:/: :/ : : : : |: : : \:‘,
. /: : /: l /^V^y'7: : : :.′:/.: : : :/.: :/:-/ : : : : : |Vヽ : : : ‘,
l: : /: /|ノ : : 7: :| : : : |: :/.: : : :/.: :/ /: : :.:.| : : |`⌒',: : :|: ‘,
| : ′:八: {: :.:.ー| : : : |:/ : : /|: :/ ′:.:.:/| : : l |: :| : : :
,': :; : : :.:.|:^ヽ\: | : : : |' : / ̄|:/ ̄:i: : : / :l: : ,′ :|: | l: : : |
. //:/ / : : l: : l `⌒| : : : |: / |' l: : / |: / -‐-:|: |: :.:|: :|
//l/ /: :.:|: |: :.|:.:/ヽ| : : : |/ x=≠=ミ |/ |/ :l:/: : :|: :|
// /: : :.:|/| : |: { ^ | : : :.:| {{ トし(_ / ,x==ミ, /|: : : |: :|
/ イ: : : : l: | : l ∧ | : : :八 乂zン / んリ }l /|: /: |l :|
∠ィ゙ 人: : : :|',| : |: :∧!: : : : :.、 弋ン /: |∧: |l ;゙
. \:八| : |: : : :゙! : : : ト\ , ′: :|∧|/
\\__ : : : !: : :.:.| l:|: : :| |
| ̄: : : : :.!: : :.:.| 、 ノ:|: : :|
|:.: : : : : : :!: : :.:.ト . ` '′ . イ : |: : :|
. | : : : : : : : ∧: : : :| ` イ: : : : :|: : :|
l: : : : : : : : | ',: : : トミ .,_`ト < : : | : : : : |: : :|
|: : : : : : /\ ', : : l :l:::|::|: : : : : : : |: : : : :.|: : :|
. | : : : :∠==ミ,, ',: : ∨ |:::|::|\_: : : |: : : : :.|: : :|
| : / ヽ``、 :∨∧:':,∨  ̄\ーミ|: : :|
. |.:/ ', 〉: : ∨ / ̄ ̄ ̄\ ヽ |: : :|
. |.:′ |:::∧: : ∨ 、┼ ┼ 〉 ト |: : :|
| | |/::∧: : ∨ \_______/、 |::::l: : :|',
. l: | /:::::::∧: : ∨  ̄ ̄\: :| i
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「《害獣退治》のクエストを受注するわ。受注者は私で」
【アスナ】
「まだパーティは組んでないけど、どうせ後で組むからね」
【グッドマン】
「あぁ。受けるのはハジメだけで問題ない」
【ウェイトレス】
「かしこまりました。少々お待ちください……」
>先ほどの少年の時のやり取りと同様、軽く一礼するウェイトレス。
>数秒後、これまた先ほどと同様、選択肢付きのウィンドウが出現した。
>先ほどとの違いは、受けるクエストが《害獣退治》であることと、
>クエストを受注したのが少年ではなく私であることくらいだ。
>私はウィンドウに表示されているクエストの詳細をもう一度確認すると、
>ウィンドウ下部に存在する『Yes』と『No』の選択肢のうち、前者を押した。
>ボタンを押すと、目の前のウィンドウが閉じられ、
>それと同時に、私の視界に1つのメッセージが表示された。
>クエストを受注したことを知らせる、システムメッセージだ。
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >クエスト《害獣退治》を受注しました。
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ネコミミと交渉して同行する救済イベントかと思ったら選択肢すらなかったww
_...-‐………-..,,_
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
i:::::::::rゞゞゞゞゞyffゞゞゞイ::i
|::::::::| ノリ |:::|
|,.-、:|≡≡≡ノ (ミ≡≡リ
l /l|:| 'fツ¨` f、fツ¨`i,ヘ
!{<!ゞ  ̄ |  ̄ .ir}}
ヘニヘ 〉 .!ツ
!!:i 、 ^ ´ , ,'
_| ヘ  ̄_ ̄ /
_/ | :::\ } /|`ヽ
>''´/ /| i ::::::≧≡≦:::i:lヽ::ヘ _
> / i::: i ::::::::::::::::::i:::|:: ∨ヘ`ヽ`"''-..,,_
_,,...> / .|::、_ヾ i |_,,.-∨ ヘ
/ ./ l:::  ̄ `ヽ __ノ´ ヘ ヘ i
. i \ ./ l:: ヽ l ヽ |
. |. \ ヽヽ/_ ヘ: i | > .l
. | \ ヽヽ `"''-、 ヘ | l /――|
. ! \ヽ! / .ヘ | | `''‐-、_|
. ヘ `''-< ヘ | .| / |
i \ ヽ ヘ .! | / .|
l \ i、 ヘ ノミx,,_ .l / |
ヘ f、コ´`''-、} > ヘ三彡'  ̄ | ./ /
ヘ _,,`ニ=-..,,_`ヽ、> .,,_ヘ }i ! /\__/
. ヘ (ー' __ "''-ヽ \ , 、 .//
ヘ  ̄r''j¨¨ ̄""''-、!. ヘノ ヾ /´ ,..-''"´
_i フ"''_..ニ=― 、ヽ ヘ / _,,..∠ -…-
. 〈 ヽ..,,_/ (_>__,,..-―‐`-..,,__ _,,ヽ-‐''"´
{\ _,,..- /  ̄ ¨¨ ………… ¨¨´
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【ハジメ】
「――よし。受注も完了したわけだし、早速街の外に行きましょうか?」
【グッドマン】
「そうだな。わずかイノシシ10体、されど10体だ。
. 他のプレイヤーたちに狩り尽くされちまう前に終わらせてしまおう」
【ハジメ】
「えぇ。
. それに、パーティ戦闘で少し試したいこともあるし……」
【アスナ】
「試したいこと?」
【ハジメ】
「うん。
. 昨日はまだ“はじめての戦闘”って意味もあったから試さなかったけど、
. この《SAO》もMMOである以上、たぶん“あれ”ができるはずなのよ……」
「“あれ”?」
【グッドマン】
「《スイッチ》のことか?」
【ハジメ】
「そうそう。
. あれができるかできないかでも、今後のパーティ戦闘での戦い方は変わってくるわ」
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>>386
ネコミミはすでにハジメたちよりも数レベル高いうえに
[敏捷]中心にステ振ってるので追おうとしても追いつけません
そういう意味もあり、ハジメたちはスルーしてます
ちなみに、ネコミミと出会える機会は今後も何度かあります
《はじまりの街》に留まっていても、他の街や村に行ってもです
理由は少ししたら判明する予定
-‐- __
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/.: : : : : :. :./: : ̄ `: :、: : : : ヽ
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.: : : :./: : : : : : : : : : : `: : : : : : : : : : : : : :.',
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-=彡 |: :| ,' 仆 、, | ' ', :|.: : : :.:|》}》}》}>}: :ヽ: :∨
// :|: :|/x=≠ミ ',リ -‐ ' |/|: : : : :'》}》}》}>}: ::l ',リ
´//: :: 弋リ x=≠=ミ|: : : : '⌒ i.: : :∧: :} !
/ /: : |: ::  ̄ 弋:::リ|: : : :, _,' ,': : ::} lリ
//{: :::|: :八 '  ̄ ,'.: : : :.-‐′ ,' i
/ ´ / : : :: : :.|: .、 -( ,': : :.ィ: : /: : /
, ' /: :/: :': : :|-‐> イ|: : :, l: :/: : / -‐-
/ /: : :./ /: : :| ‐ ==i| |: : , .l≧-‐ ´ `ヽ
,' <.: : : :./: :/|: ::| / .|} {| |: : |/ '、
//.: : : :._: :/ ,': ::,' / / ̄ ̄}: :::| ミ _
, -‐==彡: : : : - | | \ ゝ,': ::,'-‐ =ニ@ { † † | : : | @ミ ヽ 'ヽ 从. ' < __
‘.{: :| ! ! 从ゝ,': ::,'-‐ ' /ヽ'ヽ'ヽ'ヽ、,'|: : :.| ゝ ヽ/ \ .从 / \
/, < .ゝ 、 ', ', __从/: ::/‐- / | : : |´`´`´ へ ゝ l .\ 从/人 /` 、
ヘ ヽ-‐ <: : /: ::/: : :./ |: : :.| ',> _ ̄__ ニ ,´イ ./ / '
/ / ヽ --‐ ' ヽ: : :/: ::/: : :./ }: : :.| ,' } ' > { {
ゝ ∨: ::/: : : :{ |: : :.| / .ト 、./ > 、
// /: : :.\ /:::/.: : : :.ゝ |: : :.|__≧ / >
// /: : : : ::/>/:::/ `丶 : : ≧ __ ': : :.:' / ̄/ /
,': : : : : / /:::/ ,, >: : :.ヽ ̄l ̄ = /: : : . -‐  ̄ 〈 / /
/ : : : :/ /::: メ.: : : :. :.> .>', | /: : :./ || / ヽ / /
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ゝ /: : :/ //.: : : : : :. :. :. :./ /: :. ヽ |ニ====‐--‐===[コ]=ニヽ / /
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.: : ::. /: : : : : :/ /: :/ ./ ヘ`/ | || >ゝ 〈=ry
{: : / /: : : : / // / .| || ヽ l l /〉
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【アスナ】
「その《スイッチ》って何?」
【グッドマン】
「ビギナーであることはさっき聞いたが……
. アスナ、あんた本当に何も知らないんだな……」
【アスナ】
「悪かったわね。
. 本当なら、昨日の夕方の時点でログアウトして、とっくにこんなゲームやめてたわよ」
>アスナはそう言うと、少しわざとらしく頬を膨らませた。
>パーティ間の空気を悪くしないために、すかさず私がフォローを入れる。
【ハジメ】
「――お兄さんから1日だけナーヴギアと一緒に貸してもらっていたそうで……」
【グッドマン】
「そ、そうだったのか……
. すまん。そうとは知らなかったんだ。許してくれ……」
>そう言って、グッドマンは少し困った表情を浮かべながら、軽く頭を下げた。
>――たぶん、表情の理由は謝罪の意味だけじゃないだろうな。
【アスナ】
「別にいいわよ。ビギナーで知らないことばっかりなのは事実なんだし……
. ――それで、《スイッチ》っていうのは何なの?」
>アスナの視線が私の方を向く。
>やはり、昨日の今日だからか、私のほうが信頼されているようだ。
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/ / . .:/ / ヽ: : |: } !|
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i / | ..:// l / l V: | ヽ{
. j/ | ィ'.: ; .:| .:. |! | `
|/|:.:. :! .:/ .:! :/ ;ィ:. :|: ;:|,リ
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l.:|:: :!: . ..:ム|:.::/__|: :.. .:.:.:| .:/___}:. ∧:..| :/:}
Vト:.. ..:l: :.:/ //¬`ヽ:...: ::|:「― j:/ ̄V:. :/:/
iヽ 入 ..:!.:.f ァfラぇ V:. :リ,≠ミ }..:/jイ
| | /イ ト、V ヽ弋tン \| 代ンリ” ノ;イ:.:.:|
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/ __,,, ヽ¨´ ̄: : : :!: : : `:.<`Y′: : :.:/: }!: : : >-.
} '¨¨ _ V: : :\ : : : ヽ: : : .:.`≧>'´ ̄`V/: : : : : : :.:`ヽ
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. ! ヽ し'}: : : : : : : `ヽ: : :.:\`ーァク V:.: : : : :.:;|: :.ハ
丶 ∨: : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー=-「 〈/{ |:.: : : : :.:;!:./:.:.|
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【ハジメ】
「《スイッチ》っていうのは、MMOにおける戦闘スタイルやテクニックのことよ。
. 作品によって詳細は違うけど、その名の通り“切り替えを行う”ってことは共通するわ。
. ――ほら、野球で右左両方の打席でも打てるバッターを“スイッチヒッター”っていうでしょ?
. あれと同じ意味の“スイッチ”よ」
「“切り替え”?」
【ハジメ】
「そう。
. 簡単に言っちゃうと、“敵の攻撃対象となるプレイヤーを意図的に切り替える”のよ。
. 昨日はみんな若干距離をとってイノシシと対峙していたから、攻撃対象が毎回違っていたけど、
. 基本的にMMOの敵は、アクティブ――戦闘状態に入ると、
. “一番近くにいるプレイヤー”か“一番最後に自身に対して攻撃を当てたプレイヤー”、
. そのどちらかを狙うようにAIの思考・行動パターンが設定されているの」
【ハジメ】
「――要するに、《スイッチ》っていうのは、その敵のAIの思考・行動パターンを逆に利用して、
. “特定のプレイヤーが敵から攻撃されないようにするテクニック”のことね。
. 例えば、敵に攻撃を行ったプレイヤーの残りHPが少なかった場合、
. そのプレイヤーが敵から攻撃されないように、直後に別のプレイヤーが敵を攻撃する――
. そうすれば、最初に敵を攻撃したプレイヤーは敵の攻撃対象ではなくなるから、
. その隙に敵の攻撃射程圏内から離れたり、HPを回復したりすることができるようになるってわけ」
「つまり、“わざと自分を囮にして味方をフォローするテクニック”ってことかしら?」
【ハジメ】
「えぇ。その考えで間違っていないわ。
. それに、グッドマンさんのようなタンクプレイヤーが存在するのも、
. ある意味ではこの《スイッチ》というテクニックがあるからこそ可能とも言えるの。
. ねっ、グッドマンさん?」
「あぁ。
. 実際、作品によっては“敵の攻撃対象を意図的に自分に切り替えさせる”スキルもあるくらいだしな。
. この《SAO》ではそういった類のスキルがあるかどうかはわからんが……」
「じゃあ、今回試してみるのは、さっき言っていた“味方が攻撃した後に自分が攻撃する”やり方?」
【ハジメ】
「そう。そういうこと」
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◆スイッチ◆
●戦闘時、味方キャラクターが敵に攻撃を行い、その攻撃がヒットした場合、任意で《スイッチ》を行うことができます
●《スイッチ》を行うと、通常攻撃か《スキル》で直後に敵を攻撃できます
●《スイッチ》は、フェイズ中の[敏捷]による行動順に関係なく、味方キャラクターならば誰でも随時実行できます
●《スイッチ》によって行われる攻撃は、命中判定が+1となります
●《スイッチ》を行うと、攻撃によって増加する疲労値に加えて、自身の[俊敏]の1%分疲労値が追加で増加します(※)
●[防御]状態のキャラクターが《スイッチ》を行った場合、[防御]は強制的に解除されます
●[庇い]状態のキャラクターが《スイッチ》を行った場合、[庇い]は強制的に解除されます
●[転倒][痺れ][麻痺]のバッドステータスが付加しているキャラクターは、《スイッチ》を行えません
●[欠損]のバッドステータスが付加しているキャラクターは、《スイッチ》時に《スキル》を使用できません
※ … 1以下の場合は1に換算
/ / //⌒ヾ彡Y |\ :,
/ ′ // |l | │、\_}
. / / ,| .′ _,,..|l ∧. ! |: :ヽ ゚,...ト、
/ j ./ | /| | ,. '" ,ノリ } | |:_:_:} j :}:| `ヽ
/} j | /__ ゚, ./ ..| ´r―,.-=云ミt| | | / :ノ」 }
.′| | { `リ }.| ,/ _ノ爪l} /| / .|ヽ´⌒´゙l }
| |│ l {イ汽ミ リ 、込少'′/ / │ } | } ′
|/ 乂} いrタ /ィ/ | .′ :|: :{/:/
\{、ム 「 / | .j/ { |: :{リ
\} | /: : { |: :{
| :ハ ノ 1 ': : : ∨
| :' 八 ` ´ ; ハ: : : : . ‘。
l/: : : :\ , ´ ′ /:i:i}: : :, ---- 、
′: : :j: : :丶 _,. ィ ,,./ /´ ̄{:/ ヽ
/: : : : 八: : : : : : : : 〉r<:i:/ / / ,
/: : : : /___゚。_:_:_:_ ィ⌒ヾ「 / / / ′
. /: : : : /´ // jl{/ / { ,
/: : : : / // 「i:/ / i{ ′
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【アスナ】
「わかったわ。
. それじゃあ、早速クエストと平行して、その《スイッチ》っていうのも試してみましょ」
【グッドマン】
「ついでに、俺もタンクの練習がしたいな。
. 《スイッチ》と合わせて今のうちにやり方に慣れておかないと後々大変そうだ」
【ハジメ】
「じゃあ、そうと決まれば急いで外へ行きましょう」
>私たちは《酒場》を後にすると、早速街の外へ出るために街門へと向かった。
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 はじまりの街 街門】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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__ _r‐z _rz_ ,-;_ _;-, _rz_ r‐z_ __
rv‐' |_| |__| |_「 | r-i r-i | 1_| |__| |_| '‐v、
| ^ `i. _rz_ _rz_ _rz_ _rz_ ;i" ^ |
| |_| |_| |_| |_| |_| |
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| | 。< ___ > 。 | |
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L...._________....」 L...._________....」
>…………
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{: \ ー=ミー‐z〔⌒ ``ヽ
\ `辷=-=…━━…ー==ミ、 `Yト、 \ ゙:.、
ー―z______,.:===ミ \_人「 `'マ:. 、 :}
⌒ヾ/≫---='7///: : : ;ィ: : : : : \〉、'爻{ヘkト、_j\',
\///////:'ヾ;_;.厶;_;z冖ァ: : ヾ}〝爻,ーソ´ \
'⌒¨/:':/': :/: : : : : :}ミ、: : : : \__”'''’_】
_/// /: : : : : : : 八ヾ: : : : : : : \ 彡〕_
/〔辷彡';..;..;..;..;..;.;,;,ノ;;;;;;\: : : : : : : :ミ`ー'〈`ヾ
. ///⌒ヾ; ;ァ‐‐v/////⌒ヾ;;\:_:_:_: : : ミ : : : ', : :},
/ ' '}; : : : V{ V/⌒ヾ\,_: :`¨¨¨ニミト、: : : : }; : }
. ∨ハ; 八: : : :' :} \∨\ : \⌒ヾ; :'´: : {`:,ヽ: :/⌒〔\、
∨/‘,: : ヽ: : / \∨\; : : \:ミ、:_: : : { : } :】′: : : }: :}
\V ‘,: : :', :'′ \∨\; : : : :\: :`:ー{:-':v{;:: : : :ノ㌃㍉、 \
. \ ‘,:_:_V{ ヾ}\: : : : : : {ト、_:_{:_:_:【`'≪〔: /: : : : ゙:, ヽ}
\ ∨´ ̄ 〈 【辷-: : : : :ヾ: : : :}: : : }, `ヾ{: : : : : ゙:, '
\,:} :| i ー=ミ /_} ̄三ニ==ー―====从 \: : :_:_:゙:, }
⌒ヾ【 } { ァ==┛'/ =三 ̄⌒ ー―} }´' ⌒ヾ、 Y´ ̄ ヽ , } ,
⌒ヾ】:∨ :{ { /`Y´ ` ヾ\ ー― } }// \ / \∨ /
\:{ :{', ', /`Y′ \\`ヽ〃'/ 寸ノ⌒ヽ }//
\_)\_) '∨′\ ` \'/く__'´ ゙::, と'ノ } }/
/ヾ` ー 彡 大 辷=ミ、 ゙:, └し'
/∨{ \ _ / / \_⌒ヽ\ ゙:,
,/// , ,‰' ≫〉ゝ\\ ゙:,
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>私たちが街門前にやってくると、突然1人のNPCに声をかけられた。
>いかにも農夫という雰囲気の男性NPCだった。
【NPC】
「おぉ、あなたたちですか?
. イノシシ退治を引き受けてくれる方々というのは?」
>よく見ると、そのNPCの頭上には『!』というマークが表示されていた。
>――これは、事前にネットの情報やマニュアルで知っている。
>確か、クエストの開始時に出現するクエストNPCだ。
【ハジメ】
「はい。そうです」
>私は手っ取り早く済ませてしまおうと思い、一言そう言って軽く頷いた。
【クエストNPC】
「そうですか。
. 最近、この辺りはイノシシが大量に出現しては作物を食い荒らすので困っていたのです。
. 我々も可能な限り手は打っているのですが、いかんせん数が多すぎて……
. どうか、1体でも多くのイノシシを退治してください。できることなら10体はお願いしたい」
「まかせてください。必ずやご期待に答えてみせます」
【グッドマン】
「――こんなこと言っちゃなんだが、あのNPCも武装すりゃかなり強そうじゃないか?」
【アスナ】
「ま、まぁ、ゲームの設定ですから、あまり突っ込んじゃいけませんよ……」
>私の背後から、2人のそんなやり取りが聞こえてきた。
>――うん。私もグッドマンに同感だ。
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-―…―-
: : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
// /: : : : /: : : : :__ : :.;\ |: : : : :
/ /.: :/ : /.:/ /.: : :l: :|/^ー|: : : :l ト : : : i __
/,イ: : :.|: : | |:|: : : :l: :|| |: : : :l |: :ト、:| // ̄ ̄
// |: : : |: : | ⊥:|: : :.∧:|l ̄/\ | l トノ: : トY: : ̄ ̄\
i | |: : : |: : |: :|\ : | 斧≠ミ|:|/ |へ_ノ:イ: :ー‐- : : \
| | |: : : |: : l:灯心\|: |rし |ノ/ : | ) }: : :|\: : :__: :.\
| l 、 : |\ト 乂ソ ―// : : |_ノ | : :. \ヽ \: :
八| \:、 \ゝ , イ: : :.:.| : : |: : : 、 ∨ )/
\ |人 マ 7 |: : : :.|: : : :、: : \
|: : :`ト. ` .イ|: : : :.|: : : : \__:>― : : : : ̄ ̄ ̄ ̄\
/l: : : :| /゙爪_ノ\: : |\_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
___ |ノ : : /// ヽ r=彡 |: :∨:/>‐- .: : : ̄ ̄ ̄ ̄\: : : : : : : : \
: : : ̄ ̄: : : . _ ⊂ニヽ\' : / /ノ __,} l _/ |: : |// Y : : : : : : : : : : :\__: : : :
/: / ̄ ̄`ヽ、: `丶、  ̄|ヽ ∨|.ィ´ l  ̄`Y |: : | ├――宀¬、⌒ヽ\ \
. /: : / \: : : :\_____r‐┘ ||  ̄\_____ノ /: :/ .′ : : : : : : : : \ \\
i : : | \ : : : : : : : : : : ̄| ∧ノ_ | V: :/|______ /\: : : : : : : : : : :‘, ' : :
| : : l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_/ ̄ 〈 \ ./: :/ / .イノ: : \: : : : : : : : : :I | : |
.八: :| |\/⌒Y へ/ : イ >_∠ィ/: : : : : \: : : : : : : | | : |
. \ 、_ └‐ヘ ! _ く_// ̄ ̄ ̄ ̄ _/: : : : : : : : ヽ: : : : : :| | : |
 ̄ /, \ ///Т゚Т¨ア¨¨゚/: |\: : : : : : : : :.∧: : :.:/ //
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/: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ : : \_____/ レ' / , '´ | | ′: : : ____/|: : : : \__
./: :/ \: : : : : : : :/ //:ヽ ,.ィ'´ | | :| : : / |: : : :/ |: : : : : : : : : :
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【クエストNPC】
「それでは、よろしく頼みます。
. イノシシを10体退治できた時点で、こちらからお礼をさせていただきますので……」
>そう言って一度頭を下げると、NPCは私たちの前から去っていった。
>それと同時に、私の視界にクエストの開始を告げるシステムメッセージが表示される。
【アスナ】
「――それじゃあ、パーティを編成してから外に行きましょうか?」
【ハジメ】
「えぇ。こちらから申請を出すわ」
【グッドマン】
「頼む。
. ――それと、さっきも言ったが、俺はパーティの指揮まではできる自信がない。
. パーティリーダーはハジメに任せるぞ?」
「わかりました」
>私は頷きながらウィンドウを操作して、まずはアスナに、次にグッドマンに申請を出した。
>すぐさま2人の前に申請が届いたことを告げるウィンドウが表示され、
>2人は即座に選択肢の『Yes』のボタンを押す。
>昨日のパーティ編成の時と同様、私の視界の隅に表示されている私のHPゲージの下に、
>アスナとグッドマンのHPゲージが順番に表示された。
【ハジメ】
「――それでは、行きましょう」
>パーティ編成が完了したのを確認すると、
>私を先頭に私たち3人は街の外のフィールドへと足を踏み出した。
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||○
||○
||○ >クエスト《害獣退治》を開始します。
||○
||○ >《アスナ》がパーティに加わりました。
||○ >《グッドマン》がパーティに加わりました。
||○ >あなたがパーティリーダーになりました。
||○
||○
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│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 フィールド】
│ 現在のパーティ:【ハジメ、アスナ、グッドマン】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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ノト |
彳ミ ノiミ
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,"
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>…………
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-==- 、, -=  ̄ フ
::. f 孑三≠‐ .
::. , ≧´=-" ィ_,_r≧<⌒
x ::. _ ≠´: . . `
::. ::. イ 、 ヽ
::. .:/. \ \ .:.
\/: :/: : : ヾ: ヽ .:.
:./ 〃: :./.: .|: :. ハ:ヽ\ ヽ .:. i:.i
:i '/ : : |: :i|:.:.i l: :ト、 ヽ i: :.iハ!
! .: : : i |: 小:.l ハ l厶斗:. :.|: :.| }
! .: :i:.:|ハ: _/リ !|: .' ノ′ }:ハ: :|:.:.:!
! .: :|斗七/ |: / ,ィf笊ミy|: ハ: ;.
!: . .: :|'..レf示ミ、 | ' 八rf:j:} 从ハノ
:i: . : :|《ハr':f:j::} /' ゞ゚ ' イ乂
:ハ. .:小 う::ソ , | i ト、
: :}: .:从 小:ト:.\
: :r´}:.::.}\ ' ‘ イ:.:|ハ!::.. 〉
__: : i:小. . 个ヘ: |、::.. /
 ̄二=-_ ` ァ―.´:.:.!:.:.:`}:.:.:} {
=-__  ̄二=-__ハ:. :.:\:.:.:.:._ ノ t
三三二=-_  ̄ ̄二=----=二 =/ | ヽ
二二二三二=-__ -=三/ | Y
..---=二_ 二三三三三三三=-/. | :ハ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-=二_ -=三三=- ̄ _ ノ | |
:.:.:.:.:.:. .:.:.:.\:.:.:.:-=二___ニ" ̄.人 i ! ト.
:.:.:.:.:.:. ヘ:.:. \: :. :. :. :. :. :.ハ :. :.:.. ヽ:.li :.
:.:.:.:.:.:.. ヽ :.:.: \:. :. :. :./~~ヾ:. .:.:. . }ヾ :.
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>昨日と同様、私たちは街の外へ出てフィールドに来たが――
【ハジメ】
「――やっぱり、昨日とは感じる雰囲気が違うわね」
【アスナ】
「そうね。昨日は純粋にこの風景の凄さに感動していたけど……」
【グッドマン】
「今じゃ“何が起こるかわからない”って緊張感が前面にあるからな。しょうがないだろう」
>――そう。
>アスナが言った通り、昨日とは目の前の景色から感じる雰囲気が全く異なっていた。
>これも間違いなく、茅場晶彦によるデスゲーム化宣言による影響だろう。
>純粋にゲームとして楽しむことができなくなったゲームに、良い感情など抱けるわけがない。
【グッドマン】
「――とにかく、今はイノシシを探そう。
. 感傷に浸るのは街に戻ってからでも遅くはないはずだ」
【アスナ】
「――そうですね……」
【ハジメ】
「そうね。
. すでにここは《圏外》である以上、どこから敵が出てくるかわからないものね……」
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
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/ | ′ .′ } ィ. iい
′ | /レ| ′ 〃}.|. |`ヽ
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i リ - Ⅵ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { 灯:芯' リ Vツ/! .「i |:|
| l | い Vツ ノ,ノ .lノ |:|
|/ |八 |、{、 { /´} | |.lリ
ノ }リ|:ヘ | | |.|
| .| .入 rュ .ィ| | リ
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|′ j:.:.:.:.:.:.:.|´}:|:「 ̄ ィ′ /:.:.:.ヽ :,
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【アスナ】
「――それにしても、昨日よりも人が多い気がするわ」
>そう言ったアスナにつられる形で私も周囲に目を向けると、
>確かに、昨日よりも多くのプレイヤーがフィールドのあちらこちらを歩き回っていた。
【グッドマン】
「すでに動き出そうと決心したやつは、リソースの獲得に乗り出したってことさ。
. 自身を強くするためにな」
【ハジメ】
「この手のゲームで死ぬ確率を下げる効率的な手段のひとつが、
. “レベルアップで強くなること”と“強い装備アイテムを装備すること”だからね。
. みんな少しでも多くの経験値とお金が欲しいのよ」
「今はまだ、ショックから抜け出せないやつもいるだろうからこの程度だが、
. 明日、明後日と時間が経過していけば、日に日にどんどん増えていくだろうな。
. それこそ、この辺りではイノシシなんか1体も見かけなっちまうくらいに……」
「昨日、あなたがキバオウさんと言っていた“リソースの枯渇”ってやつね?」
【ハジメ】
「えぇ。だから1日でも早く《はじまりの街》から離れるべきなのよ。
. クエストでも経験値とお金は手に入るけど、それだけじゃいつまで経っても強くなれないからね。
. ステータス的な意味ではなく、気持ち的な意味で……」
「――あなたが昨日私に『前を見ろ』って言った理由が、ようやくわかった気がするわ。
. 確かに、街に留まり続けていたら腐っちゃう……」
【ハジメ】
「そう。“心”がね。
. いくら肉体がアバターとはいえ、私たちはNPCやモンスターとは違って“心”がある。
. この世界で“心”が腐ってしまったら、本当に人間としてお終いよ」
「――そうだな。
. よし。それがわかったところで、まずは肉体面の強化といこうじゃあないの?」
【ハジメ】
「そうね。行きましょう」
【アスナ】
「――えぇ」
>私たち3人は、早速他のプレイヤーたち同様、イノシシ探しを始めた。
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/ /
.′ / / ム 弋
.′:/ / ./ 、 /.ム \
l .,イ .イ ./ .| .、. \ .V .ム 、__ニ-
|/| ./ | ./ | \. \ .∀.ノ| .|
l | r 、 ./ヽ}./ | i .ト、 \ V ,| |
l j ' .{ }' | | .ィf´\. } V., .|
.l .i .i i 〈 、 l .| ー´ i x===x、. } .|´ ル
ト l { |l .i `ー 从 | if弋__ノV} ! ハ/ ノ 見つかってくれればいいけど……
| i .l リ 辷ミx/ )' ノ` |.゙ 弋三ノ | /i /| .' イ
レヘ : |', .} / ヽ__,/ .i! / ノ ,' .リ.从 リ |
ヽ| ヽ /`ヽ .L/ ,´ル' / )ノ 从 .l
/从\ / , f´\从i `ノ
_/三三L ヽ | /::l .=;|ー'、
》三三三三=ヽ j ‐ ‐ ´ ,ノ .=/三三'__
./\三三三三三\ |ー-- ´ __/ =/三三《三\
ム \三三三三=r{ .| ̄ ̄ ̄ / /三/三三∥三三\
.l三\____/:::` ‐- .. ./}三三三三/三/三三∥三三三=i
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【POP判定】
・末尾奇数:POPせず ・末尾偶数:POP
※末尾0も偶数として扱う
※末尾奇数の場合、コンマ10の位の数字分パーティの疲労値上昇
※末尾偶数でも4の場合はイベント発生
安価↓2
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_ ,, _
_,, ,,.:'''゙,:'゙`':,"゙``ヽ";
_,,;'゙ :; ゙:, ゙; `;
,,.-'' _ ,;;
;´ ;' `'''゙' ゙`';,
;' ;' ':、
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'; ':,, ,, _"' `゙':.,_';,_ノ
'; '; ヽ;, , ´"'':.,..;'゙゙``
'; ';, ";, ; ; ,.:"; ;"
'; ";, ゙':,,, ;'" '; ;
゙; ';" ゙ "';''; ; '; ';
; '; ; ';_,';、___;_,.,';、
‐--──  ̄ ゙ー-' ゙ー‐'
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【アスナ】
「あっ! 見つけたよ、イノシシ!」
>アスナが指さした先には、確かに《フレンジーボア》が1体、のんびりと草原を歩き回っていた。
【グッドマン】
「よし。早速倒そう。もたもたしていると、他のやつに横から奪われる可能性もある」
【ハジメ】
「はい。
. ――それじゃあアスナさん、早速《スイッチ》も試してみましょ?」
【アスナ】
「えぇ」
>私たち3人は、足早にイノシシのもとへと向かっていった。
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||○
||○
||○ >これより戦闘パートに移行し、戦闘が始まります。
||○ >しばらくお待ち下さい……
||○
||○
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実にちょうど1ヶ月ぶりの戦闘パートだと言わざるをえないw
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│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:30
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:60
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:40
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
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ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ /
〉 / } { l、 { } ノ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ {
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、
`┴' ` ̄
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>フレンジーボアが1体現れた!
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【名前】 ハジメ レベル:1 NEXT:30
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 60コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:22 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:4
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0 重ね着:○
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
他のハーネス系装備と併装不可。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 アスナ レベル:1 NEXT:60 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 5 【好感度】 普通
【所持金】 200コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 + 1
【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:16 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:5 [軽業]:3 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スモールソード 耐久値:100/100
武器種別:細剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:6 疲労:1
小型の突剣。軽くて丈夫で刺突力がある。
[俊敏]+1。
○麻のクローク 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:1 重量:0 追加疲労:0 重ね着:×
朝繊維で織られたフード付きのクローク。防御力はないが軽い。
防御力はないが軽く、通気性も良い。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 グッドマン レベル:1 NEXT:40 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 30コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 2
【武器熟練度】
[片手剣]:8 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:2
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鉄の剣 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:5 疲労:1
SAOプレイヤーがゲーム開始時、最初から所持している初期装備。
○鉄の盾 耐久値:100/100
防具種別:盾 防御力:8 重量:2 追加疲労:1
歩兵用に開発されたスタンダードな盾。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ポーション 個数:2
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○癒しの水 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人の疲労度を30下げる。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:30
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:60
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:40
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
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,..-一ー''゙゙ ̄~゙'''ー- ..、
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.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!マダ゙'''!゙'V┐;;;ii―=i,xri-、;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ゙゙.!;lリ .!;;; !
|;;;;;;;;;│rニ;; ..,、 !′ ._.. -;;. !;;.l'
.l;; ∴/ _`゙''= ''! -!「二.., l、!
]/'.l.| l ノ'' .ノ .│.ノ .!、l
,!゙ .川 `゙゙゙゙″- │''' ̄ l l
ヽ ゝ | ,!.|l゙
.'Lヽ ,! l./
l'ァ.l ゛.゛' |’
.リ ヽ エニニニ‐. ,/
/'゙i .ヽ ........ ,┤
/゛ .i′ \ / ; |`'、
._..-''ア ll l .\、 ." .,/;;;;;;;;l.l \
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【グッドマン】
「よし。俺は早速、壁役に徹する。攻撃は任せたぞ?」
【アスナ】
「はい」
【ハジメ】
「よろしくお願いします」
>グッドマンは[防御]と[庇い]の構えに入った。
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >盾を装備しているキャラクターは、戦闘開始時に任意で[庇い]を行うことができます。
||○ >盾を装備しているキャラクターが[庇い]状態になると、同時に[防御]状態になります。
||○ >[防御]は盾を装備しているキャラクターのみ実行できます。
||○
||○
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_ ___, .. --―<⌒ ̄ヽヾY⌒キr‐┴ 、
_,.. -‐'´ ̄`ヽ` (:| }(ニ ヽ}
, ´ ,リ ゙'y(___`}
,′ _.. -r‐'ー‐一' 、‐くL、 ( jソ
{ ヽ、 _,.. -=ァ' 7 ! !i j i ィ、\ `>ェェイL
'、 ミ{ // 〃 / i ハ、| | | ハヾヾ/ ̄三__\
'. ∨ / /ィ i | r┬ト、ハi i !ヾと任ニ}) ({ニニ⊃
'、 /`ヽ、 V_, イ彡1 | i.Nェ弍.|弋从 ヾハi└l彡 ィl┘
V ,x、\Vミ.ト〃] ! i爪仍代 \! ,ィメリハ{ト、(( ト 、
' / \ `i从{{= i 八 ヽ.‘' ┴ r気イリ{ | lYi |'v 〉
'. / ヽj从外、| `トミヽ └仆((\!.lYi | j/
ハ Nハ¦!! ! ` __._ ' 八ハj\l.i小 !!
ハ┐ ', └Vノハl .// `ー' / \)ハl Ⅴ |} ト、
ハ\ ', v≠| /,ハ` 、 / ヾl ! ハ
ハ./ , v/ノ ,:タ#Y#|`て´ヽ. |. ト、 ハ、
ハ. ', V/,'>宀'弋__ヾ\\ |:. . |ッレ' ノ}
| '、 //{{ ╋╋ }ト⌒ヽヽ.\ |:.:. : |'⌒′ト、
/| ヽ./ { >、┃┃,小ミ;、 \\ 'ー 、| . .:.:ト、_ } \
//1 / j/ `ー==ン^ヾ#ミ;、 ト、 'ー 、| . .:.:|i^ヽ. |\ヽ.\
// i:ト、 _ji .|: . i ヾ#ミ穽≧ェ.、l: . . :!! トヽ.\\ヽ、
/ i /|.ハ `ニン! !: : :ヽ、 ハ 〉¬ぅi#)| . |i ハ ヽ\\\ヽ、
.' i i :i !ハヽi{ l |: : : : :`:ー ..__ノ.: :! L (## ト| . |.! } } } \\ヽ.
| | | ハ| iハ`ヾ! |ヽ、 : . : . : . : . : .:;}\\)#iト| . トl | 川 V ハ
! i l | ! Ni. l kェュ : . : . : .::於、 `'{##ハ! . |,ハ ! _彡' } 川
| l | l l ト l ! .! じヘ .: . .:メィ爪 \#! .| ! 川/
:、 !.! ! {.{ | Yヘ ii、`゙ー=イ/ハ.i,ハ `! . | | ///
ヽ !| l Vi、| Yヘ ii ヽ ii.|ハ. ヽ\ | .L_ ! //
ヽ.! ヾト、 Yヘ ii` ヽ、_ノii.| \ \\ ! . ト、>ー'′
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アスナ】
「それじゃあ、私の攻撃が当たったら、《スイッチ》よろしくね?」
【ハジメ】
「えぇ。任せて」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フ ,.:' : : : : :./ / ≪_ 丶
/´ ̄ ̄>l / ` _....,.-─-.、
. : : ;イ / _...-‐ ''"´ ̄´ \
. :_; -ムr.<´/ / _..-‐''" ヽ
. : : チ:/λ;ハ _ _ -''" _ -‐''"´ lヽ. ゙ .
_..イ/.イ: : :{. :У ヽ.___/_/ 、゙、 \ l
─|': : :. ̄: : ヽト、.: .:|:<// ,.' 〃≪ ,, '' ,イ. ,ハ ! \、
 ̄`゙>: : : : ハ: :.ゝ‐ァ'<--// ゝ─` ミ彡/ , /:,' / ! ヾ、 ヽ
. . .: : : : _: -─:\|\___/ ...::,::-'" .../ ..../ /:/ ハ. |
_: -‐:''": _: -:─:''"\: : / ..: :/ ..::;:ィ:;:-''"7´ ,ィチ;ィ:./ |.l
‐''"´─-:::_ : : : : : fニY .:-'" . : ;x<|/ / /ィ寸チ:/ リ
/: : : : : :八,リ/ . : : ;ィT之斥≧xz.λ { じ レ' ,r 、
_...-:'": : : : : : : : :/ :.,-'" ` ゞニ'’ ヽ八 ! ノ,へヽ
: : : : : : : : : : : :./ _∠゙ー、 /人__r‐r‐ァ':ノ ヾ、
: : : : : : : : : :/ _,ィ圭ゝ≧ゝヽ、 ,.イイ-V 〃´)'´ ヽ
::_: :- ''"´/,.ィ圭圭圭圭ゝミミ'≧:...... ,rァ/"´Yハァv':;ヘ´ ",
´ /ィ三三三三三三三≫三ニニ≧ー-´ ノ ,'::,' \、 r、fL /!
__/'三三三三三三三≫" ヾ="´ / _..-| .: .. ヾ、___,ハr'ー‐、|_
./三三三三三三三フ" `ー、 { / ゙、: : :... ムへ ≫-..._
三三三三三三三7´: ゙ r<二} \: : : :. ...-': : : :フ<_ "ー _ ≫-..._
ニ三三三三三三7 : : | |. . . `ー-..__..-''"ハ: : : : : ,::-'' ` <_ "ー ._ ≫-
三三三三三三7|: : : | |: : : : : : : : : : :/ `ー''" `< "ー
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>アスナの《リニアー》!
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
>攻撃対象:フレンジーボア
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~8:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:30
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:2 [NEXT]:60
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:40
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
´  ̄ ̄ `―‐-、
/.: : .: : }- 、
: : / : : :/ . : :/ .: : \
/: : /: : : /: : : /: :/ /}ィ::} ,
.′: ′: : ′: :/: ://! / │ : '.
{:_:_:|: : : :{: :..:/{: / { | / j .,! '.
/}:.〈:|: : : :|V:≧リ..,,j_lハ/ _/ !/} .ハ
/ゞ:〈〈|: : : :|.〃芹(_ヽ ,ィ芹ミ }: :/.小
〃}: : :| /|: :..:.:代, 込リ 込リ//: /} /
/ j : : |{ |: : : :| i:i:i: i:i:i: {/:{ j/
イ: : :,:.ハ|: : l :ト、 ′ ,: :,′
{八/: | l, :..l :| /: :{
′:リハ: : :{ \ ∠ニ= .イ.:..: |
. /: : : / ハ: : ゚,、 ` ., .ィ: : :| : : |
/: : : /: : :ハ: : ゚,≧ュ.,____j ´: | : : | : : |
.′: :厶:;__,ハ: : ゚, L:|:/: : :| : : |v: :ハ
/>==<:::\ ∨: ゚, |:|{\==-、ノ }: : :゚.
. ´ ヾ:::ヽ.∨ ゚, l:|{ ヾ: : :ハ{.: : :i
{ }:::::} ∨ } {:|{ }: :..:}!: : :}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>アスナの攻撃は外れた!
【アスナ】
「あ、あれ? 昨日は当たったのに……」
【グッドマン】
「な、なんか……凄く速くなかったか、今の彼女?
. 攻撃は外れたが……」
【ハジメ】
(あれ? この流れ……デジャヴ?)
【アスナ】
「ごめん……外しちゃった……」
【ハジメ】
「だ、大丈夫よ。まだ戦闘は始まったばっかりだし……」
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ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ /
〉 / } { l、 { } ノ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ {
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、
`┴' ` ̄
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>フレンジーボアの《体当たり》!
○体当たり
攻撃属性:打撃 威力:[筋力]+10
相手に向かって身体全体でぶつかっていく物理攻撃。敵単体に対して打撃属性で1回攻撃。
ただし、真っ直ぐにしか進めないので、実行する度に命中率が下がる。
>攻撃対象:アスナ(命中した場合、グッドマンの[庇い]発動)
【命中・クリティカル判定(判定対象:コンマ末尾)】
・末尾5:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾6~9、1~4:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
// . : /| . : |. :| |: :i|: : : : : : : : : : :|`ヽ: : : :',
// . : :/ |. : : : |: :L.._______| ,小 : : : : : : : : :│ : ';‐、: :}
、__ ____彡' . : : :' |: : : : ト、{`て´ ̄ ̄ ノ√い: : : :i| : : : : | : : |: :`,:{
` ‐--‐ァ . : i: : :i _j: : : :¦ ` '´__,二ニニニニ、__ W: : :リ : : : : | : 丿: : |`,
/ .,i : l: : :|ノ´从 : : ′ '^ア´}_j⌒ト√`!「` リ: : /: : : : : :K´: : : 丿 }\
. .' | : |: : :| ⌒\{ |7⌒炒 .ノ ,' : /: : : : : : :「ミマ¨^ー1 : :`、
ⅰ.; | : |: : :| _ァ云ミ `ニ¨´ /: ,: : : : : : : : 「`! il、: : :│: :i、
i| :| | : | : !]{ _j」} ´´ ′//l: : : : : : : : | │|い : : ! : :い
八:| !: : : : : 、l少'ノ ´ | : :! : : : : i|.ノ 八:`、:¦:丨 }
` `、:\ :、} 、、 { │: ! : : : : リ / : :ヽ`、l :│
\ :`トミ ! i : : : : 爪 : : : : : : `、: |
↑トl i|` ;¦ : : : i | :\ : : : : : :ヽ!
!i :八 T^> 、 , 1 i: : : :ⅰ:、 : : \: : : : : :\
゜ : :` 、 '{ } / |¦: : :ⅰ : ヽ: : : :\ : : : : :
; : : : :{\ . ´ │! : : : ト、 、 :\ : : :`: : : : :
i : : : :| 丶、 . | ! : : : |/>、\ :\ : : : : : :
| : : : :| 丶\___,,. イ代;、___,ノ|:i : : : |/ `¨⌒¨>…‐-
| : : : :| `、: : : : : :i |__`⌒¨~,____|:!: : : :| /, '´ ̄`
| : : : :| `、: :\/,小`! |r宀:i : : : | //
| : : : :| \/ , '/」 l」 |it'^|i : : : | //
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>フレンジーボアの攻撃は外れた!
【アスナ】
「こっちは別に当たらなくてもいいんだけど……
. やっぱり、自分の攻撃が当たらないっていうのはねぇ……」
【ハジメ】
「じゃあ、私の攻撃が当たったら《スイッチ》お願い」
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\`ヾ:.:.:.:. .:.: .:レ'´/
_,. -=≒‐:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ゙̄≧
x≦_:.:.: ,. ´ ̄` . ´ ̄ ̄`丶、:.そ
≪_:.:.:/: : :.: :. :. \:.≧x、
. ,x≦:./:.: : : :.: .: : : :. :.:. :. ヽ:て¨`
.  ̄`7:.: : : :.: .: : .: : :.:. .: :.: ハ:.:.:.\
,':.: : : .:.: :.: : .: .:.: .:.: .: .: .:.:. :. Ⅵ´ ̄´
i:.: : : :.: :.: : : :.: :.:.:. .:.: .: .: .:.:.: \:\
l :l|.:.: .:.:.:ト、:.ト、:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ハ:.: ハ.: :.:.:トミ≧
|.:j|:.:.:.:ト、| =ヘ{:::::::::::=ナ左、 |.: :.: |
Ⅵk:.: :!.ァ o ヽ:::::::::´ o ∨/|:. .イ:.j
リハ:.:圦 .彡:::::::::::ミ、 /メ j:./ Ⅳ
八\{.三´::::::::::::::::::::::: ̄彡'/ィ ノ
. ヽハ ' 、 u ./ィヘ
/:.\ ー、―‐ノ ,.イハ:.kヘ
. 厶ィ'.:/ミix.  ̄__ ィ --――-、
/ ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_ ____ヽ
. }=‐-___  ̄ー=三三三三ミ、
/三三三三三≧=-__  ̄ー=三三!
/-=ニ三三三三三三三三≧-__  ̄`\
/ー-_、  ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
/=‐__>、_  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
. i/ ̄  ̄ー- _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }
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【ハジメ】
「――とは言ったけど、当たるわよね……?」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
修得しているスキルによる攻撃を行います
3:ITEM
所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
4:COVER
味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
4:ESCAPE
戦闘からの離脱(逃走)を図ります
5:PASS
何もせずに行動を終了します
安価↓
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,. -─ァ
/ .∟ /
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./ / /
r 、 ./ / /
| ヾ / ./
_/ \ \,/
_ __,> Y´'ー-、 ソヾ、 _,>、_ゝ
_>z二_ ___`ー≧__ / __)
∨ >z二____`ー、7__ ミ k ./ _,ノ
< / \<`ー≧7</ /´
〉′ 、 \`f「′之>\/
. { , l、 、 ヽゞヽ ソj::ヽ !
/ ト、{∧Tハk.|/lナナ>、 トvソ|::::::::_;>-'
.ll i、:::::::::::::::::::::!!!!レ'リ_:::,゙'
弋∧ヽ ` っ u//::::::::>ー-._
. lソ`ー┬ ≦ {:::::::::::::´ヘ::::::::::::::/`ヽ__
// `‐、_、:::::.i:::::::::::/ '´/_}
{y ! `・、:\::::::| / ¨ ‐ _ __
ヽ  ̄`ヽ,ゝ'- ._ `´ ̄ <_
丶 、 ¨ ー-、_ つ丶 二)
.{ ヽ  ̄| ト、ヽ
| \ U `
,ゝ \
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>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボア
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~8:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:30
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:2 [NEXT]:60
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:40
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:9/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
、 ,バ
,.ノ }i / } }
// .ノ'´ _,ノ厶 ____ .ノ' 、
/ .′ / . ´_.彡'て⌒¨´ }ヽ
i {.∠..__/,______⌒ヽ、 ノ } ,
_ ___j,/ r‐ 、{ {三三三≧z,,_.> ´ __,.ノ _,ノ}
__彡‐ / il三弐. `⌒¨¨¨¨ア´ ‘⌒¨´__,.ノ
/ / ,|iア´ ___. ′ `¨て.._ _____.,ノ
/ / i」′ __,/ _ `弋⌒¨´
. / ' i li廴 _,/ . , 、 `丶. `ヽ、
i /j/ | |「 / / / i、 ヽ 、 \、\
|,/ .′i i 、八{`¨7 /_,/_∧_|_\ ヽ } 、 \ 弋ト-`
l{ { | | l\_ _j i ,/ _}.厶.斗{__ ヽi _,ハi l、 ヽ.}`
‘, l 、 l\7^1、|、 ノ{ _人_jぅ_j厂` | 瓜j |、\ \
‘, { \}〉, { r{ い. ∨ `¨¨` j.ノ迅} ,jハ `ト--`ー
,}人 . i'∧ヽ.\l八 ヽ、 | 〉|.ノi{ _j ノ
ヽi |//i\\__、ヽ、`ト| / 从弋 て´
l |//| ,i'>、_{,\ \} し __, ′` ミ_,
,ノ ∨∧_}//,厶 <´ ノ /
/ /} \{///{,//〉、 ` .._ ,.′
/ ./. i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー-<二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二ニヽ
,{ i{..゙├-___  ̄'ーニ三三三三三!
ノ' 、弋../三三三三三≧‐-_  ̄ーニ三三゙、
`¨゙/三三三三三三三三三≧=-__  ̄ーヽ、
/_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ
. /===`ー _  ̄ー=三三三三三三三三三三三三三ミ、
/'",..-――- ̄- _  ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
. {/  ̄ ‐-._ __..、ヽ
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【ダメージ計算】
・10 + 8 - 10 = 8
・8 × 2 = 16
>クリティカル!
>フレンジーボアに16ポイントのダメージ!
>ハジメの《1MORE》が発動した!
【グッドマン】
「おっ。クリティカルが出たな」
【ハジメ】
「敵が怯んでる!?
. それならもう一撃――だけどその前に……!」
【アスナ】
「《スイッチ》いくよ!」
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >攻撃がクリティカルだった場合、《1MORE》が発動します。
||○ >《1MORE》が発動すると、そのフェイズ中の行動回数が+1されます。
||○ >《1MORE》が発動中にクリティカルが発生しても、行動回数は増えません。
||○ >《1MORE》はフェイズ終了と同時に解除されます。
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
, : :  ̄ ̄ ¨丶
/ : : : : ,, : : __: : ヽ、
__ fァ、 : : /: : :´ : : : : : : ',
r´‐-、丶__lfrr,r ァ: : : : / ,: : ハ: : : :,ヽ
/: : : :r ¨!tt l/ l: : : ://!: :/ 、: : }: :}
/ィ: : : :,、l ': : -!: :l: :イ,_ /ノ ,. -ァ :ノィノ
∨レ, イ.: : (fl: : l ィf亦ァ` ィf刋 イ
_____. . . . -‐ ¨´: : / : : /l: :ゞ、`¨´ ¨ィ´/
. ,. : : ´: : -―ァ: : : : : :, : : :' : : : : /_: : イVハ: : ', ' ノ:/
/,: ´,. : : ´ : : ,: :´: :, ェ、_r ¨´ ̄`ヾ:, ヾ',: : ゝ、` .´イ ノ
/: :/ /: : : : : : /: :, -へ::::::ハミ、 ,':} ィニ、: : : :¨ <´
. /: : : :' /: :, -‐ ¨ ̄ }:::ハ::lミ` // /ィ´ト >――- 、`¨. .‐ 、
/_ : : /_ : :/ ノ:/-{::l` ‐= /:::フ .〈〈t レ >‐'イfイ `ヽ: :ヽ
r ¨  ̄ /´ --``¨'''ァ、 , -‐  ̄/} Vゝ-‐´/,-、// ̄ , ̄¨ ‐-‐ヾ 、: :ヽ
_/ ! l`< / .',, ‐´、___∠ -、!、__,,,...//`¨´-―――――――――‐
fフ / / .!-‐! {― '''' ´ ィ ニノ /---―― ¨―‐- .
‐‐!l / { .ノ l .! _ > ''´''' ¨  ̄ ¨ ''' 、} ̄ ̄
__ !l ', .'、 )―! l/イl_/.‐‐t――――――――‐ァ――――――――――
ヾ\ .ヽ _,. ´ .', ',/!l: : : : : : : l / /
` ー‐"´ .', ',ノノ : : : : : : ゝイ /
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>アスナの《リニアー》!
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
>攻撃対象:フレンジーボア
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾1~8:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾9:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:10
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:5 [NEXT]:40
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:20
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:0/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
囗 ロ 。
ロ [] ロ 。
ロ ロ ロ ロ
囗ロ [] [] ロ
[] ロ 囗 [] ロ
□ □ [] ロ
囗 [] ロ []
囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。
ロ ロ
└┘ロ
囗ロ
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【ダメージ計算】
・15 + 6 - 10 = 11
>フレンジーボアに11ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>アスナは30コル手に入れた!
>戦闘に勝利した!
>ハジメの片手剣熟練度が7ポイント上がった!
>ハジメの重装熟練度が1ポイント上がった!
>アスナの細剣熟練度が8ポイント上がった!
>アスナの疾走熟練度が2ポイント上がった!
>アスナの軽業熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの片手剣熟練度が5ポイント上がった!
>グッドマンの防御熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの重装熟練度が1ポイント上がった!
【アイテムドロップ判定】
・末尾1~7:なし ・末尾8~0:薬草
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ヽ
/ :/ .::/ \ \
, .:′ .:::/ .::/ :, .:| i: レヘハ ミ
′ .:' ..:::/ .::/ .::/ ! .:| .:|: |'⌒ヘ \
| . :_:j :′ :/ .::/ | .:' .:.:川 | ::. \ ヽ
. r'フ7ァ'´ : : i | : .' _.:/-‐1 .:/ .::/:/:.|‐- .」:_:i:.: ' .:ト、 :',
乂: :ト-:ニ: .:」: :i .:| .:i .::/ | .:/ ; イ: ハ: | |:.:ハ:.:.i:.:|ハ :i
. Τトミ_: .:_|: ハ :l .:|:/ -‐ .jノ}/ j/ }ノ- _从 :.}:.:|:ノ jノ
| |.:.:f'´ iハ∧ .:{ ,,x=≠= ==ミvヘ 小:|
. | | 八、j八 \.:.く { Ⅴ}リ
l//.:.:.:>/゙XぅYヽ:.\ ,. -‐ ‐┐ .} |ノ
///:/: .:|/ / | トミ=-' { } ,.イ |
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>アイテムドロップ:なし
【アスナ】
「よかった~! 今度はちゃんと当たったよ!」
【グッドマン】
「グッジョブ。
. ――それにしても、やっぱりできたな《スイッチ》」
【ハジメ】
「そうですね。これからは積極的に行っていきましょう」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【名前】 ハジメ レベル:1 NEXT:10
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 60コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:29 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:5
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0 重ね着:○
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
他のハーネス系装備と併装不可。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 アスナ レベル:1 NEXT:40 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 5 【好感度】 普通
【所持金】 140コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 + 1
【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:24 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:7 [軽業]:4 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スモールソード 耐久値:99/100
武器種別:細剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:6 疲労:1
小型の突剣。軽くて丈夫で刺突力がある。
[俊敏]+1。
○麻のクローク 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:1 重量:0 追加疲労:0 重ね着:×
朝繊維で織られたフード付きのクローク。防御力はないが軽い。
防御力はないが軽く、通気性も良い。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 グッドマン レベル:1 NEXT:20 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 0
【所持金】 30コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 2
【武器熟練度】
[片手剣]:15 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:2
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:3
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鉄の剣 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:5 疲労:1
SAOプレイヤーがゲーム開始時、最初から所持している初期装備。
○鉄の盾 耐久値:100/100
防具種別:盾 防御力:8 重量:2 追加疲労:1
歩兵用に開発されたスタンダードな盾。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
◆アイテム
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○ポーション 個数:2
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○癒しの水 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人の疲労度を30下げる。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
アスナの所持金とグッドマンの片手剣熟練度が間違っていたので修正
それと、ハジメの疲労値と武器耐久値も間違っていたので↓に修正版投稿
【名前】 ハジメ レベル:1 NEXT:10
【状態】 異常なし 【疲労】 1
【所持金】 60コル
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:29 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:5
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]+10 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
敵単体に対して斬撃属性で1回攻撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:99/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0 重ね着:○
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
他のハーネス系装備と併装不可。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
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【グッドマン】
「――それにしてもアスナ。ソードスキル使った時のお前、めちゃくちゃ速くないか?
. 細剣装備で[敏捷]が上がっているとはいえ、
. システムアシスト付きでもあのスピードは尋常じゃない気がするんだが……」
「そうですか? 自分ではよくわからないんですけど……」
【ハジメ】
「アスナさん、今更言うのも何だけど、私もアスナさんの攻撃時のスピードは明らかに速いと思う。
. ――もしかして、攻撃時に何か特別な動作とかしたりしてる?」
【アスナ】
「いや、特に変わったことはやってないわよ?
. メニューの《スキル》の項目で説明されていた通りのやり方でやってる。
. 『切っ先に捻りを入れながら、フェンシングの突きのように、素早く前に剣を突き出す』――って……」
「マニュアル通りにやってあの速さだっていうのか?
. 俺は他に細剣使いはまだ見ていないからわからんが……細剣使いってみんなあんな感じなのか?」
【ハジメ】
「さ、さぁ……? 私も細剣使いは今のところアスナさんしか知らないので……
. で、でも、特別な動作は一切していないなら、あのスピードが細剣使いにとっては普通――」
【???】
「そんなわけあるカ。
. 細剣使いがみんなあんなスピード出せるなら、元ベータテスターの大半は今頃細剣使いになってるヨ」
【ハジメ】
「えっ?」
【グッドマン】
「誰だ?」
【アスナ】
「女の人の声?」
>ふいに、聞き覚えのない女性の声が私たちの耳に入った。
>すぐさま私たちは、声のした方へと目を向ける。
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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【女性プレイヤー】
「いやァ、偶然とはいえ面白いものが見れタ。
. 尋常ではないスピードのソードスキルを繰り出せる美少女フェンサー――
. これは間違いなく売れるゾ。特に女日照りなゲームオタクどもにハ……」
>そこで1人の女性プレイヤーが、あぐらをかきながら私たちのことを見下ろしていた。
>――いや、“女性”というより“少女”と言ったほうがしっくりくるかもしれない。
>なぜなら、彼女は私たちよりも一回りも背が低かったからだ。
【グッドマン】
「――誰だあんた?
. 人が必死で戦っていたところを高みの見物とは、少しばかり趣味が悪いんじゃないか?」
【女性プレイヤー】
「そいつはすまなかったネ。
. だけど、気になったものは自分の目でじっくりと調べておきたくて仕方がない性分なんだヨ。
. “職業病”ってやつかナ?」
「“職業病”――ですか?」
【女性プレイヤー】
「あァ。なんだったら、情報を提供してくれたお礼するヨ?
. フェンサーさんはコルとアイテムだったらどっちがイイ?」
【ハジメ】
「…………」
>アスナとそんなやり取りを始めた女性の姿を、私はじっくりと確認する。
>低い背、フード付きのマント、そして顔に施された動物のヒゲのようなペイント――
>そして、今彼女が口にした“売れる”“情報”“提供”という言葉――
>以上のヒントから、私は彼女が何者であるのか目星をつけた。
【ハジメ】
「――ねぇ、横からちょっといい?」
【女性プレイヤー】
「ン? なんだい、お嬢さン?
. ――って、フェンサーさんほどじゃあないけど、キミもなかなか可愛い顔しているナ」
【ハジメ】
「そりゃどうも。
. ところで、ちょっと確認しておきたいんだけど――」
【選択肢】
1:あなたがアルゴさん?
2:あなた《情報屋》?
3:あなた歳いくつ?
安価↓2
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2
/: : : :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\___\
/ : : : /.:.:.:.:/:.:/.:.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.、.:.:.:.:.ヾ――=ヽ
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i: : : : /イ.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:i!: : : : : |
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.|: : : : : : レリ、.:.ト、├v┬リソ、リノノソt 、┬ソ|.:.:,.:.:ノ|||: : : : :|
|: : : : : : : |リ从 { _t u.ノ ヾ^ "t u ノ_.i! レリノ.:.|||: : : : : |
| : : : : : : |||.:从ゝ三三、 ""三==|.:.:.:.:.:.||: : : : : :|
{ : : : : : : |||:.:.:.:|==- , -==ノ.:.:.:.:.:.ヽ: : : : : :|
|: : : : : : : 'イ:.:.:.:\zッ ==zi!.:.:.:.:.:.:.:ヾ: : : : i!
i!: : : : : : : ノ.:.:.:.:.:.:`i .{.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム: : : :i!
i: : : : : : {ノ、:.:.:.:.:.:.} ` ´ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : i!
i: : : : : :! ヽ.:.:.:.:.:.:.i> <|/∧.:.:.:.:.:.:./: : : : :/
ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
`i: : : : : : : : : \rリ: : ヽ、 ___,.j/': : : ヽ/_,,. <
_≧: : : : __: : : : : : } ̄ ̄{: : : : : //: : : : :  ̄==
【ハジメ】
「あなた《情報屋》?
. 今のやり取りを聞いた限りだと、そんな感じがしたんだけど……?」
【女性プレイヤー】
「あァ。確かに、オレっちは《情報屋》だヨ」
【アスナ】
「えっ? じゃあ、あなたが――」
【グッドマン】
「《情報屋》? そんなプレイヤーがいるのか?」
>アスナが言い終わる前に、グッドマンが女性に対して尋ねた。
【女性プレイヤー】
「いるヨ。現に目の前に1人ネ。
. あらゆる情報を収集しテ、それを対価に応じて提供すル。
. 公利に適えば拡散するシ、場合によっては秘匿もすル――そんな情報を売買する仕事サ。
. ――ちなみに、この情報は10コルだヨ?」
「えっ!? 金取るのか!?」
【女性プレイヤー】
「当然だロ? オレっちが話すものは、一言一句全てが“商品”だからナ。
. 対価さえ払ってくれるなら、ステータスだって公開するヨ?」
>グッドマンと女性のそんなやり取りを隣で見ていたアスナが、クスリと笑う。
【アスナ】
「“情報を売買する”なんて面白いですね。まるで現実みたい……」
【女性プレイヤー】
「そりゃそうサ。今はココが現実だからネ。
. ――もっとも、オレっちは2ヶ月前からこの仕事をしているけド……」
【ハジメ】
「えっ? 2ヶ月前?」
【グッドマン】
「2ヶ月前ということは――あんたまさか……?」
【女性プレイヤー】
「あァ――」
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ノ: : : : : : : : il: : : : : : : : : />-= 、:、: : l: : : : i: : : : :i: : : : : : ∧
.´´/: : : : : : : : :ll: : : : : : : : // .心` 、ヽ\i: : : /: : : : :.l: : : : : : : :i
,': : : : : : i!: : :l ヽjヽ、: : / ′レ:::::::i i ノ'i: /: : : : li :l: : : : : : : :.l
. i: : : : : : ::l >´心 \j V:し::; / ノ:': : : : : :l!/ヽ: : : : : : i.!
. l: i: : :i!: : l l レ::::i `ー' /: : : : /′ i: : : : : : l::l
. l/l: : l.l: ::l. ', Vノ ヽヽヽ/: : : : / /: i!: : : : :i!:.l
\! l: :l `´ /: : : /<´: : : :!i: : : : ll: l
l: :いヽヽ ` /: :.//: : : : : :./l: : : :,/l/
ヽ.', / //: :/: : : :/ .l: : : /
ヽ. i`´ヽ ' ,.イi、: : :i: : : :/ .l: : :/
!>.. `ニ´ ,. イ三三ヽ/l: : :/ .l: :./
!>.._ ..<´三三三三三ニ.ソ .l; ´
..<i三三三三/三三.ヽ ′
r'´三三三三三三i三三三三.ヽ
/k>'´ゝ、人三lllく´ヽ三三三三i
/k/ ′ \__\lll/三三三三彡i
/k/ ,' ) /三三三三彡/
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【女性プレイヤー】
「オレっちはベータテスト経験者――俗にいう“元ベータテスター”ってやつサ」
【ハジメ】
「あなたが……」
【グッドマン】
「まさかベータ上がりが《情報屋》を営んでいるとはね……
. ありがたいんだか、セコいんだか……」
【アスナ】
「元ベータテスターの人と直接面向かって話すのは初めてね……」
【女性プレイヤー】
「ン? ということは、オレっち以外にも何人か元ベータテスターのプレイヤーを知っているのカ?」
【ハジメ】
「――間接的に接触できたのが1人、偶然見かけたそれらしき人物が1人ね」
>本当は昨日の中央広場において、私はさらにもう1人それらしき子を見かけている。
>しかし、あのツインテールの女の子が本当に元ベータテスターなのかどうかの確証はないため、
>あえてここでは口にしない。
【女性プレイヤー】
「そうカ……まだ何人かは《はじまりの街》に残っていたんだナ……」
【グッドマン】
「だが、後者は《ホルンカの村》に向かったみたいだぞ?
. 《酒場》でクエストを受けていたからな」
【ハジメ】
「前者も今は《ホルンカの村》にいるらしいわね」
【女性プレイヤー】
「ありャ? そうなのかイ?」
【アスナ】
「えぇ。本当の話です」
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ここで一旦中断します
再開は本日22:30頃を予定しております
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました
すいません。少しばかり遅れます
0時には再開できると思いますので、それまでもうしばらくお待ち下さい
お待たせいたしました
再開いたします
キャラシートやテンプレをまとめやすくするために、まとめwikiを開設してみました
まだできたばかりで項目は少ないですが、よろしければ見ていってください
(なお、現時点では>>1以外は新規ページ作成・編集はできない設定となっております)
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン @ ウィキ
http://www59.atwiki.jp/ankaaasao/
/ ノ :.:.:.:.:.:.:.:.\{_{___: : : : : : : : : : //: : : : : : : : : : : : \
〈// :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:ー- 、: : //: : : : : : : : : : : : : : :. ヽ
/ .:′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘,
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
‘,: :/:.:.:}ヽ _ /:.:.:.:./: : : : : : : : : : : : : : :.,: :\
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【女性プレイヤー】
「やれやれ、面倒くさいナ。
. こっちはつい今しがた《ホルンカの村》から戻ってきたばかりだっていうのニ……
. 行き違いになっちまったのカ……」
【女性プレイヤー】
「――なァ、その元ベータテスターらしきプレイヤーの特徴とかわかるカ?」
【グッドマン】
「ん? 元ベータテスターを探しているのか?」
【女性プレイヤー】
「まぁネ。詳しい内容はタダでは教えられないけド、キミたち一般プレイヤーにも関係する話ダ」
【ハジメ】
「その話って――」
【選択肢】
1:ベータからの仕様変更のこと?
2:元ベータテスターに対するデストラップのこと?
3:『蘇生不可』が事実であること?
安価↓3
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ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
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_≧: : : : __: : : : : : } ̄ ̄{: : : : : //: : : : :  ̄==
【ハジメ】
「元ベータテスターに対するデストラップのこと?」
【女性プレイヤー】
「ン? もう知っているのカ?」
【グッドマン】
「えっ? 俺はその話は初めて聞いたぞ?
. 『ベータ時代から仕様が変更されている』って話は聞いたが……」
【アスナ】
「この情報が判明したのは昨日の夜ですから……
. まだ《はじまりの街》のプレイヤーにもあまり広まっていないんでしょう」
>広まっていないのは当然である。
>昨日《はじまりの街》にいたプレイヤーで、この事実に気がついたのはおそらくクラインたちだけだ。
>そのクラインたちは、その後宿に泊まってしまったので、
>昨日の時点ではまだ《はじまりの街》に情報が拡散されていないのだから――
【ハジメ】
「あなた、さっき《ホルンカの村》から戻ってきたって言っていたわよね?
. その情報――元ベータテスターから聞いた話じゃない?」
【女性プレイヤー】
「あァ。ベータ時代からのお得意様から拡散するように頼まれてネ」
【ハジメ】
「…………」
>私は目の前の女性プレイヤーのここまでの話の内容と、
>私自身がここまで体験した一連の出来事や、それによって得た情報を整理した。
>――数秒後、私はひとつの結論に達する。
【ハジメ】
「その“お得意様”って――《キリト》ってプレイヤーネームじゃない?」
【女性プレイヤー】
「!」
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:, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト{:八ツ_ ノ ∨:.:.:.:.:.:.:}: : : : : : : : : : : : : : : ,
八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : :
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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【女性プレイヤー】
「――あんた何者ダ?
. 彼の名前を知っているってことは、あんたも元ベータテスターカ?」
【ハジメ】
「いいえ、私は昨日《SAO》を始めたばかりの一般プレイヤーよ。
. おまけに、フルダイブ自体これが初体験のね」
【女性プレイヤー】
「じゃあ、なんで彼を知っていル?」
【ハジメ】
「昨日その《キリト》って元ベータテスターと一時的に行動を共にしていた人に出会ったのよ。
. その人から彼のことを教えてもらったわ」
【女性プレイヤー】
「――キー坊に仕様変更に関するメッセージを送ったってやつのことカ?」
【ハジメ】
「えぇ。ギルド《風林火山》のギルドマスターであるクラインさん。
. 赤いバンダナを頭に巻いた野武士風の人よ」
【女性プレイヤー】
「――キー坊が言っていたクラインってやつの特徴と一致しているナ。
. ということは嘘じゃなさそうダ……」
【ハジメ】
「ついでに言うと、あなたが誰であるかもすでに検討が付いているわ。
. 《アルゴ》さんでしょ、あなた?」
【女性プレイヤー】
「あ、あァ、その通りダ……」
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/ / 从 \
/ i |:::: ヽ ゝ,
.′ ' ハ ヾ::: |\ ハ | ヾ;. |::::: ヽ
| | │. / \. ヾ | ! / !. ! | i::: :ト.::::
| | │ハ.| _ _、 | ,.x }/─ トl . / i::::/:::∨ヽ:::::::
__ |ハ V. イ´ `ミ、.l ,x=≠ミ.z// ,/ V::::::::::: ::::(::::::!
t-ヽ \ l! ゝ. l,x=ミ、 ` イ/ / ) |:::::::::::::::::::\
xヽヽ\\ .f 1 7∨ ,: f^1 /l/./ノ::::::::::::::: ハ::::ノ
ヽ\.\\_\l l ハ , .j l .j l l rイ:::::::::::::::::::::
ヘ ___ノ l l ゝ ` ´___ノ .ノ'´/.ノ.イハi!:::::::::::::: /
ゝ . ノ _,,. -‐---./ , /ノ| ヾ.::::::::::::ハ
‰,_ l _,,. / ニ二二ニ / __ イニ=-∨ゝ::
_ノ. -‐';;;;;;;;;;ゝ /三三三三 ナメx r<''"´_,,. -‐''"´ヽ
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l /_,,. -‐''"´ .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;^'':三三三三ニゝ
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ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ _,,. -‐''"´三.l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l三三_,,. -‐''"´}
};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}二二===-l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l-‐''"´三ニ==-}
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【アルゴ】
「だけど、どうしてオレっちの名前がわかっタ?
. キー坊はクラインってやつにオレっちの名前までは教えていなかったはずだゾ?」
【ハジメ】
「あぁ、あなたのことはクラインさんじゃなくてシンから聞いたわ。
. あなたが情報料代わりに《黒鉄宮》の《生命の碑》に関する情報の伝達を依頼した、ね」
【アルゴ】
「あいつカ……
. まァ、確かにオレっちのことを教えてもいいとは言ったガ……」
【ハジメ】
「――だけど、そっちから来てくれて助かったわ。探す手間が省けたもの……」
【アルゴ】
「ン? オレっちに何か売ってほしい情報でもあるのカ?」
【ハジメ】
「確かに情報もほしいけど、生憎今は持ち合わせがないわ。
. 私があなたに会いたかった理由はね――」
【選択肢】
1:「私をあなたの“お得意様”にしてほしい」
2:「私と《フレンド交換》してほしい」
安価↓2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっと中途半端ですが、今回はここで終了とさせていただきます
再開は本日の23:00~翌日0:30頃を予定しております
それでは、今回はこれにて失礼させていただきます
お疲れ様でした
なお、>>469のwikiは暇があればちょくちょく更新していく予定です
すいません
現状までの本編の状況やデータをwikiにまとめたいので、本日はお休みさせていただきます
楽しみにしていた方には本当に申し訳ございません
本日23:00より本編再開いたします
____
´ `丶
/ \
/ \ ヽ
/ ,イ ヽ .
// | | ' ト、 .
j/ ; | | │:!∧ i :
/ i |¬|ト│ |八--:一 i i ねぇ、スグハ~
.: Ν 八八 Ⅴ´\ハ | アニメ版『SAO』の主題歌って
i: Λ x= ミ \ル‐ =ミV:| │ i │.. 「夢から~覚めても~♪」で始まるやつだっけ?
| i iハ . |.:| │ i │
| i i: :. " "" ; :| .:| i :.
| i:. ∨込. マ::::フ / イ :リ i :.
人八 ∨ 个ト ,,_ <「∨ :/i i :.
/\[ | __j_」 ∨∠:リ リ ::、
/ リ jレ'´ 乂 У∨ ∧ \
/ / /ー --/ / /⌒>、 \
/ / / / 广⌒゙ア / ///⌒\ \
/ / / / / 厶イ , \ \
/ イ\ ,゙ / __/ {// | \ \
// /イ 「\\_/ .:::´:::八 ∨ ′ | \ ヽ
(/ ノ 人;::::\[__/ ::::::/::/ \∨{ 人 ∨)_ノ
\{ / >::[_[\__;;;/ )У 〉 ト、 │
\__{ /::::::::几::::::\ 〈 /| |ハ |
[__∨::::::::∨| \::::::丶 込,,______ノ | / ∨
|__7 :::::::: ノ│ 〈:::::::::| 〈 [_____________〕 | , /
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..:::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::..、
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/:::::::::::::::::::/:::/::::/::::::/:::/:::::::/:::::::::::}:::!::::::ハ
.′::::::::::::::《 ∨:::/:::::::::/:::/:::::::/:::::::}::::::!::ト::::::|:∧
l|::|::::::::::::::/∧ ∨:::::::::/:::::|{:::::::{l|::::::|:_:/}:」 }::::}::::::,
l|::|:::::::::::::::::{:∧ ∨::::/}::::斗 ´ ̄ ` ヽ:ハ::}::}
l|::|:::::::|:::::::::|:::∧ ∨/ |/ .-=ミ}ハ:!
l|::|:::::::|::::::::〃⌒ヾ}{ Y⌒ヽ u ハ::::! 違うから!
V::::::::!::::::::{{ {´ 乂_.ノ .f⌒}/ }:リ.... というか、『SAO』のスレで
V::::::|:::::::八 ゝ( 乂ノ′〃..... その作品の話題出しちゃ色々とダメだから!
V::::|:::::::::::::ヽ _ ′ {
.V八::::::::::::::::込 ┌ ┐ ;
V:∧:::::::::::::} u | : : :! .イ
∨∧:::::::八 .、 L ./!
.\::∨:::::∧ ≧=- ._/:::::|
>V:::::∧ .{<::::::::}::::::::::|
}ニニ\:::人=- | `ヾ八::::::リ
.从ニニニ≧=-ニ>ヽ ヽ/
/ニニニ=--=ニニニニニニニ\
./ニ/: : : : : : : : \` <ニ∧
/_/: : : : : : : : : : : : :`ヽ `ヽY
{/: : : : : : : : : : : : : : : : : :> . }`ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `V人
当時、アニメ版の劇伴担当が梶浦さんと知った瞬間、「絶対狙ってねえか、これ?w」と思いましたw
それでは再開いたします
/ ノ :.:.:.:.:.:.:.:.\{_{___: : : : : : : : : : //: : : : : : : : : : : : \
〈// :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:ー- 、: : //: : : : : : : : : : : : : : :. ヽ
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{ :..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:芹「 ̄}^リ`ヾ:.:.:.:.:.:.:.’: : : : : : : : : : : : : : : : ′
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「私をあなたの“お得意様”にしてほしい。それを言っておきたかったのよ」
【アルゴ】
「それだけのためだけにオレっちを探していたのか?」
【ハジメ】
「えぇ。ベータ時代の情報もどこまで信ぴょう性があるかわからない今、情報は1から集める必要がある。
. だけど、現実世界に戻れない以上、基本情報は自らの手で直接掴むしかないわ」
>SNSはおろか、ネット自体が使えないんだから、と付け加えて私は話を続ける。
【ハジメ】
「だから、あなたみたいに情報を専門で取り扱う人の存在は今後非常に重要になってくる。
. 遅かれ早かれ、あなた以外にも《情報屋》は今後何人も現れるでしょうけど、
. “今”という段階で《情報屋》であるのはおそらくあなた1人だけだと私は予想している」
「まぁ、そうだろうナ。
. ベータの頃も、ほとんどのベータテスターたちはSNSで情報のやり取りをしていタ。
. こんなことになっちまうなんて誰も思ってなかっただろうシ、
. 今のところ『自分は《情報屋》だ』と堂々と名乗れるプレイヤーはおそらくオレっち1人だろうナ」
「随分と自信があるんだな」
【アルゴ】
「そりゃあ、伊達に2ヶ月前からこれで商売してないヨ」
【ハジメ】
「――話を戻すわよ?
. 私を“お得意様”にしてほしいって理由は、ただ私自身が情報を欲しているからってだけじゃないわ」
【アルゴ】
「ほウ? 他にも何かメリットがあるのかイ?」
【ハジメ】
「えぇ。もちろん」
>そう言って私はニヤリと笑ってみせた。
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// / ヽ \ ヘ
// / /ヽ ヽ ヽ \ ヘ
/ / / / ノヘ / / ヽ ヽ \ ヘ
/ ,. '´/ /::/ // / l ヽ ヽ \ヘ
/ / l::/ / / l ヽ ヘ \
.ム l /::l l / / ` ー -= l --‐''"´从 ハ ヘ
l | /:l::/ l / / ヘ ハ l /ヘ /\ li ヘ
イ .| l/l/ l / / ヽ/ ヽ /ヽ/ ヽ/ \ l ヘ
A l/ 从fモ芙'芹气从 / ,ィモ禾芙芽气 \ /
l l l l ノ l ;:::::Ui::::l ハ ヽ / l l:::::iU::::: l / / /
ハlハ V 从つ:::::リ ヘ/ 乂:::::つノ / ハ / /
/ ヘ ヽ // / /
从 ヽ ヘ\ ` /イ /lヽ/
//\/ | / 从
///////\ l i \ ` ー 一 ' / /ヘ
///////////\ / > イ ハ ∧
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【ハジメ】
「だけど、私個人に利益のある話じゃないわ。
. なあなたにも利益がある――むしろ、あなたのほうが得をする話ね」
【アルゴ】
「そういう“うまい話”っていうのは信用できないのが相場だガ……
. 一応、聞かせてもらっていいカ?」
【ハジメ】
「えぇ。
. まず、ひとつ目のメリットとして“あなたの顧客が1人増える”。
. さっきも言った通り、今後あなた以外にも《情報屋》が現れる可能性は高い以上、
. 獲得できるシェアは少しでも今のうちに獲得しておいたほうがあなたにとっても得でしょ?」
「まぁ、確かに顧客は1人でも多いほうがオレっちとしても助かル。
. オレっちだって商売人だからな。客がいないと何も始まらナ」
【ハジメ】
「そしてもうひとつが――
. “私をお得意様にすれば、あなたの名前と信用も他のプレイヤーに広まりやすくなる”ということよ」
【アルゴ】
「? どういうことダ?」
>私のその一言に、アルゴは目を点にして、首を傾げた。
【ハジメ】
「ちょっと自惚れていること言うけど……
. 《はじまりの街》では私、すでにある程度の信用を他のプレイヤーから得られているのよ」
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i!: : : : : : : ノ.:.:.:.:.:.:`i _ _ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム: : : :i!
i: : : : : : {ノ、:.:.:.:.:.:.} ´ ー ` ./{.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : i!
i: : : : : :! ヽ.:.:.:.:.:.:.i> <|/∧.:.:.:.:.:.:./: : : : :/
ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
`i: : : : : : : : : \rリ: : ヽ、 ___,.j/': : : ヽ/_,,. <
_≧: : : : __: : : : : : } ̄ ̄{: : : : : //: : : : :  ̄==
【アルゴ】
「他のプレイヤー――そりゃあ、シンやクラインってやつらのことかナ?」
【ハジメ】
「その2人も含んでいるけど……
. おそらく最低でも数十人、多ければ1000人以上のプレイヤーから信頼されている自信はあるわ」
【アルゴ】
「1000!?」
>私が口にした数字に、アルゴは一瞬目を大きく見開かせた。
>――1000人。
>この《SAO》にログインしている総プレイヤー数の実に1割――10%にあたる数字。
>多少見栄もあるが、実際それくらいのプレイヤーからは私の存在が知られている可能性はある。
>私のことをどこまで知っているかは人によるだろうが――
【ハジメ】
「それもただの1000人じゃあないわ。
. “元ベータテスターではない一般プレイヤーおよそ9000人のうちの1000人”よ。
. 元ベータテスターはチュートリアルが終わった後、
. ほとんどの人が我先にとばかりに《はじまりの街》からダッシュで去っていったみたいだし……」
「――そうだナ。それは否定しなイ」
【ハジメ】
「あなたがシンに会った頃には、まだ広まっていなかったと思うけど……
. あの後、《はじまりの街》ではある情報が広まったわ」
【アルゴ】
「――“ベータテストからの仕様変更が確認された”って話だナ?
. それと、“仕様変更を知らない元ベータテスターが最前線で戦って死にかけている”って話モ……」
【ハジメ】
「そうそれ。その情報、誰が発信源になって広めたと思う?」
【アルゴ】
「――おまえカ?」
【ハジメ】
「ピンポーン。
. ――まぁ、実際他のプレイヤーに広めてくれたのは違う人なんだけどね」
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ヘ /: : : : : : : : : : : : :: ヘ
ゝ: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ\
_,,. -‐''"巛==≦=: : : : : : : : : : : マ\
/: : : /: : k: : : : : : : : : : :=-: : : : : :: l\ヘ
_,, -‐''"´: : : : :/: : : : ヽ: : ヽ: : :ヽ: : ヽ: ヽ: : : : :il
 ̄ /: : : /: :/: : : : : : :ヽ: : ヽ: : :ヘ: : : ヘヘ: : :: :::il
/ /: : : /:/: l: : : : : : : : ヘ: : :: ヽ: : :ヽ: : :ヽl: : : : il
//: : : : {::/:ハ: i; ; ; ; l:lヘ: : ヽ: : :ヽ: : :ヽ: : ::il: : l: : l
/イ: : : :/:l: :/: l: l: k: : l:l ヽト: ヽ: : k: : : ヽ: : l: : :人;l
/ l: : :/: :l:/l__ト::ト::k: : l:l ==ヽ==-k: l: : :ヘ: : : :l il
l イ: : k: : ll l::l リヘヽ::lト. ヽ-ェソ:l: : : へ: : l
li l: : :li: ::i ヽヽ:l メ::l: : l/: : : :人
ヽ::l l:::l:::. ミ 彡 ミ≡彡 /::l:::/: : : : ノ: l
ヽl l i i ''' ` ''' //l/: : : : /: ::ヽ
ヽ j /イ: : : : : :l: : : : : l
ヽハ 、 , / リ/: : :/l l: : : : : :}
> イ ソl: : :/:l: : : : : : : }
/====== 三三三三l: :/: : : : : : : :: l
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/llll////ヽヽ::::::::::::::::::_,,. -‐''"ll///////ヽ: : /
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【ハジメ】
「話が信じられないなら、《はじまりの街》に戻って今の情報の発信源を探ってみるといいわ。
. 最終的に1人のプレイヤーから私の名前に行き着くはずよ?」
【グッドマン】
「お、おいハジメ。その話は本当なのか?
. あの情報の発信源がお前だなんて、にわかには信じられない話なんだが……」
【アスナ】
「――本当のことですよ。
. 私、このゲームにログインしてから今までずっと彼女と一緒にいましたから」
【ハジメ】
「なんだったら、グッドマンさんも《はじまりの街》に戻って情報源を探ってみたらどうです?」
【グッドマン】
「い、いや、さすがにそれは骨が折れそうだから遠慮しておこうかな……?」
【アルゴ】
「…………」
【ハジメ】
「――話を戻すけど、
. そんな私があなたの“お得意様”になったと《はじまりの街》の人が聞いたらどうなると思う?」
【アルゴ】
「――《はじまりの街》にいるプレイヤーたちはこぞってオレっちも信用するだろうナ。
. 『あんたが信用した人間なら信用できる』とか言って……」
【ハジメ】
「そういうこと。
. 私は情報を得る手段の幅が広がって、あなたは早い段階から多くの顧客シェアを得られる――
. Win-Winでしょ?
. ここからさらに、あなたを通じて最新の情報が多くのプレイヤーに伝達できるようになれば、
. 私たちが得られる利益の幅はさらに拡大すると思うわよ?」
「――なるほどな。あんたがやりたいことが読めたヨ」
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===--|:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
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【アルゴ】
「プレイヤー間の情報網を構築――情報ネットワークを作ることがあんたの狙いだナ?
. この《SAO》の世界で擬似的なインターネットを作ろうとしているわけダ?」
【ハジメ】
「えぇ。情報を限られた人だけが専有したところで、今は何のメリットもないわ。
. だったら、今は1人でも多くのプレイヤーに情報は共有させたほうがいい」
【アスナ】
「待って。確かに情報は1人でも多くの人に広まりやすくするべきだとは思うけど……
. 広まる情報が悪い情報だったら、かえってそれは逆効果なんじゃない?」
【グッドマン】
「だが、現状プレイヤーの多くが欲しているのは金やアイテムよりも情報だ。
. 現に、元ベータテスターと違って、俺たちはこの《SAO》の世界での生き方自体わからないんだからな」
【ハジメ】
「だから情報を伝達するなら、まずは《SAO》における基礎知識――“生き方”から広めていけばいいのよ。
. いきなりモンスターやダンジョンや穴場クエストの情報を次々と広めたって、
. 《はじまりの街》から圏外に出なきゃ何も始まらないんですから……」
「確かに、さすがに基本的なシステムまではベータからは変更されていないしナ」
【ハジメ】
「本格的な情報を拡散させるのは確かな地盤を築いてからでも遅くはないわ。
. 今は“1人でも多くのプレイヤーに無駄な犠牲を強いらせない”ことが大事なのよ。
. 一般プレイヤーであっても元ベータテスターであってもね……」
【ハジメ】
「1人でも多くのプレイヤーが生き残っていれば、それだけゲームクリアの糸口も見えてくる。
. この《SAO》もMMORPGである以上、最大の力となるのは個人のステータスよりも“数”だもの」
【アルゴ】
「違いなイ」
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.|: : : : : : レリ、.:.ト、├v┬リソ、リノノソt 、┬ソ|.:.:,.:.:ノ|||: : : : :|
|: : : : : : : |リ从 { . ァ==ミ ヾ^ ァ==ミi! レリノ.:.|||: : : : : |
| : : : : : : |||.:从ゝ三三、 ""三==|.:.:.:.:.:.||: : : : : :|
{ : : : : : : |||:.:.:.:|==- , -==ノ.:.:.:.:.:.ヽ: : : : : :|
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i!: : : : : : : ノ.:.:.:.:.:.:`i .{.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム: : : :i!
i: : : : : : {ノ、:.:.:.:.:.:.} ` ´ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : i!
i: : : : : :! ヽ.:.:.:.:.:.:.i> <|/∧.:.:.:.:.:.:./: : : : :/
ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
`i: : : : : : : : : \rリ: : ヽ、 ___,.j/': : : ヽ/_,,. <
_≧: : : : __: : : : : : } ̄ ̄{: : : : : //: : : : :  ̄==
【アルゴ】
「――いいよ、お嬢さン。あんたをオレっちの“お得意様”にさせてもらウ。
. だけど、2つだけ聞かせてもらっていいかナ?」
【ハジメ】
「なにかしら?」
【アルゴ】
「ひとつは、あんたの名前。
. もうひとつは、さっき言っていた“元ベータテスターらしき男の特徴”ダ。
. もちろん『タダで教えろ』とは言わなイ。見返りとして、今判明している情報を少しだけ提供すル」
【アルゴ】
「そっちのフェンサーさんたちの名前も教えてもらっていいかナ?
. もちろん、見返りは出すヨ」
【アスナ】
「えっ?」
【グッドマン】
「俺たちもか?」
【アルゴ】
「もしかしたら、キミたちも“お得意様”になるかもしれないしネ。
. 早めにある程度の繋がりは持っておいたほうがオレっちとしても助かるのサ」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:名前だけ教える
2:名前と少年の特徴を教える
安価↓3
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/´ ̄ ` _ \
// イ´ ⌒ヾ―- _
/ /´ / , -‐- _ ニ= 、
/ / ィ / / `ヽ ☆
/イ./ / ´ / / / i ヽ /
}/ / / / / / .| i `
/ / l/ l/ ./ l l
l l/l匕 ̄ l / :i
l l l ィf==zx,l j /l /l :j / l
, l l 弋ツ l/l ::/ リ l/l
|ハ ∧ 从 l/ ィ≠ミxリ / / i
ヽ / ハ ヽ ' /イ/ / /
} ハ トミヽ < _ ァ / / / /
{ハ/ ヽ / ,>、 イ// 从ハ
/ニ三ニ/ ´// `,l二二二二 ヘ, lヽ
//三三ニ\ ヽ'三三三三ニム l i
l 二二二三ニ\ ヽ三三三三 ハ l l _ _
l/::::::::::::::::\ヽ二ヽ_ ィ:::l二二二 ヘヽ. l li .} l Yヽ
:::::::::::::::::::::::ヽ: : : :l:::::::::i: : : : : : i:::::::::ム | ノ しJゝ'
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【ハジメ】
「私はハジメ。覚えておいてね《情報屋》さん?」
【アルゴ】
「《ハジメ》カ。わかった、覚えておくヨ。
. ――そっちの2人はなんていうんだイ?」
【アスナ】
「あっ……アスナです」
【グッドマン】
「俺はグッドマンだ」
【アルゴ】
「フェンサーの《アスナ》に、《グッドマン》ネ……
. オーケイ、確かに覚えたヨ」
【ハジメ】
「それと、もうひとつの“元ベータテスターらしき人の特徴”だけど……
. ぶっちゃけて言ってしまうと、“非常にわかりやすい”わ。
. だって、頭にネコミミ付けて、マントをまとっているんだもの」
「なニ? ネコミミにマントだっテ?」
【アスナ】
「えぇ。見た感じ、私たちと同じか少し歳上の男の子でした」
【アルゴ】
「――そうか、“あいつ”だナ。あいつも正式版を購入していたカ……」
【グッドマン】
「やっぱりベータテスターだったのか?」
【アルゴ】
「オレっちが知っている“そいつ”と同一人物であればネ。
. 悪いやつじゃあないけど、ベータテスターきっての“変わり者”の1人だヨ」
【アスナ】
「“変わり者”……ですか?」
【ハジメ】
「まぁ、こんな状況でネコミミとマント付けているくらいだしねぇ……」
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/イ.:.ヽ ' :.:.{ レ ,:〃 ./}:.;
'.:.:.| \_V{ ヽ /'{{__//}/
ヽ| |:.:ハヽ /.:}:.:}j/ j
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r===! |ー=ミ、
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rニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニヽ
!ニ三三三三三三三三三三三三三三ニ/三ニニ{
. /三ヽニ三三三三三三三三三三三三ニ'三三三}
{三ニニ',三三三三三三三三三三三三ニ'三三ニニ}
|三ニニ,三三三三三三三三三三三三ニ'三三三ニ}
|三三ニ|ニ三三三三三三三三三三三ニ{三三三三}
|三三ニ|ニ三三三三三三三三三三三ニハ三ニニニ}
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【???】
「――“変わり者”とは失礼だな。
. この格好は、俺の戦闘スタイルにも合致しているから装備しているんだよ」
【ハジメ】
「えっ?」
【グッドマン】
「ん?」
【アスナ】
「あら?」
【アルゴ】
「おっ?」
>ふいに聞き覚えのある声が私たちの耳に入った。
>私たちが一斉に声のした方へと目を向けてみると――
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ヽ―--リハ::::::::r 弋_ノ .|:::::::/r':::ハ' |::::::::::::|
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ヽ、 ゛‐-、ヽ、, -‐ '/ /
ヽ、 ヽ、 / / |- 、
> ヽ .' i > i
>' ヽ、 |
/ ヽ、 ヽ、
> ヽ、 .ヽ、
| '、 ヽ
| '、 ヽ
【???】
「見覚えのある格好のやつがいるなと思って近づいてみたら……やっぱりお前だったか。
. 久しぶりだな《鼠》。ベータテストの最終日以来だから、2週間と1日ぶりか?」
>そこにいたのは、先ほど私たちが酒場で見かけたあの少年だった。
>先ほど同様、頭にはネコミミ状のアクセサリーを付け、マントを身にまとっていた。
【アルゴ】
「――こんな時でもそんな格好をしているやつを“変わり者”と言わないでなんて言うんダ?
. そっちこそ、やっぱりキミだったんだな《猫耳》。それとも名前で呼ぶかイ、カズヤン?」
【???】
「悪いけど、今はもう《カズヤ》じゃないんだ。プレイヤーネーム変えたからな。
. 名前で呼ぶなら、これからは《アベル》と呼んでくれ」
>――《アベル》。
>どうやらそれが目の前の少年の名前らしい。
【アルゴ】
「なんダ? プレイヤーネーム変えちゃったのカ?
. どうせその格好でいるつもりだったら《カズヤ》のままでよかったじゃないカ?」
【アベル】
「もう一度0から始めるつもりでアバターと一緒に変えたんだよ。
. それに、ベータテスト時代から引き継げるデータは、名前とアバターだけだったしな。
. ――まっ、アバター方はご覧の通りの有り様だけど……」
【ハジメ】
「やっぱり、あなたの知っている人だったみたいね?」
【アルゴ】
「あァ。《猫耳カズヤ》。ベータテスト時代はクエスト攻略を中心に活動していたソロプレイヤーダ。
. ベータ時代のオレっちの“お得意様”の1人で、クエストの情報をいつも買いに来ていた」
【アベル】
「だから今は《アベル》だって。
. それに、俺もクエストばかりやっていたわけじゃないぞ?
. 迷宮区の探索やボス戦にだって、参加できる時は参加していたさ」
「――『軽装の前衛なんていらない』って言われてから全く参加しなくなったこと知っているゾ?」
【アベル】
「う……」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回はここで終了とさせていただきます
再開は本日23:00を予定しております
お付き合いいただき、ありがとうございました
本日23:00に本編再開いたします
' / ,jk≦ /: : / /: : : : :∧ V\ l
/ /jk≦: : :/ /: : / /: : : : : : ∧ i| : : 〈
_ムイ/: : : : : / /: : / /: : : : : : : : : ,|: : : :〉
|ハ: : : // /: : / /: : : : : : : : : : :l !: : :∨
|八/: :/ /: : / /_:_:_:_:_:_:_:_:_: :リ: : : |
〈 : :_ , 斗= ニ _ ( / _-‐ 丁Y
}⌒l | r‐ n㍉ーノ レ行ァ㍉ i| |
. /| ∧ l ー=≦ ⌒ / \ー‐ 八 |
: :\ (| \ / 八
ノ: : : :ー∧ 「 }) 7V:|
/: : : : : : 八V U ^ ' ∧: :\
/\: : : : /7∧ xt-‐‐ヵ 八: : : :入
: : :\\/ |八| |i N / \: //:\
ニ=ミ: :ノ ' \ 人二二づ' / | \': : :/
\ , \//i川ハ/ / | i|
| , `ニ==ニ / | |
\| , / l
↑のクラインのAAの元になったシーンがアニメの何話だったかが思い出せない……
◆番外編『あの時、僕らはみんな黒かった……』
~ベータテスト時代、第X層ボス戦前会議~
※実際の登場人物たちの姿は、当時はみんなアバターです
…‐‐…、
/ :⌒: : : :⌒ \
/: : :/\ /\: : :.
' : : 「 ^^^ ^^^ : : :. それじゃあ、今回もボス戦の編成を決めようか?
ノ:|: :.L_ _」: :| : 偵察隊の報告では
Ⅳ : |rt:テ rモヵ|: :Ⅳ 今回のボスはHPも[耐久値]もあるやつらしい
i|: : ト /l |: :|ノ 持久戦になりそうだから
Ⅵ : ` {{ :l POTローテに重点を置いた編成にしようと思うが……
i: :ト、 マフ イ : |
|: :|r.> - <.|i: : |
x<¨¨⌒Ⅶiム斗‐…‐-jノ≧⌒ ー-
。゚ ) )Ⅶ[ ̄  ̄ ̄\ Y / ゚。
//ノⅦi. 〈 ( 丶
i_ _ // /ⅥIi. \\\ _」
/7ぐづ/ / ⅥIi. \\ ー 二 )
{{ ' '^X)/ / ⅥIi. ' )< |
i\ {∨ ⌒¨ ‐- .ⅥIi. -‐ ⌒\Vハ l____|
}} |i\ ) ⅥIi. / ー‐t.ノ
//| ハ
//| | , -―- 、/∧|
// , .'::::::::::::::::::::::::/::::゛:ヽ、
//::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::ヽ、 じゃあ、今回も俺が前衛で“囮役”と“削り役”を……
//::::::::::::::::::::::::/ i::::::::::/ V |:::::::::::i i^i
ソ:::::::::::::::::::::::/-‐-|:::::/, ‐-、|::::::::::::| /゛i |
, - ':::::::::::::::::::::::::|イf::ガi:/ i f::カ}.|:::::::::::| ./ ノ/ ,、
'  ̄ ̄ |/::::: イ::::∧| ゛‐' ! ' ゛‐'ノ|:::::/ヽヽ、 / //i / i
/:::::/ .|::/ヽ i:::|::::/! / //./ ./ ./
./:::::::! .|/ | , -―-、 i::::|./ / //./ / ./
イ::,:::ヽ、_./ 、 ./∨! / // ゛ ./
|,::| i::,、:::::| ヽ、 / / ../
y / i:/ i:| ヽ - ' /:| / .i. , -‐,
ノ /.ヽ! / / , '
, -―-、 i゛ ―-、 , / - ‐, _ , '
, - ',.-‐- 、: : :i i゛ ―--――' ̄/ / /
ヾ/: : : : : : : : . 、: : : : : : : : , -‐./ ../
/: : : : : : : : : : : : : 、: : : : /i ,/ /
i: : : : : : : : : : : : : : : |: : /: : | / ̄ヽ、
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/入:{:::::::::/ :::::|::::::| 丶:\ ` \::::::::::::::::::::::::::::i::::::|:.:.:.:./::::::: : |
{::ゝ:.|::::::::゜ γ {:::|::::::{ ,x===ミ \::::::::::::::::::::::|::::::|:.:.:/::::::::::::::: |
{::::::::|:::::::| / \}、:::::, 〃__)}i小 ㍉゚:,:::::::::::::::::,::::::, ⌒i::::::::::::::::::|
: :::::|:::::::l. ′,x=ミ, \:::、 弋//rリ ′}::::::::::::::/:::::/ |:::::::::::::::: | 前から思ったんだけどさー
i :::::|:::::::| 〃__)小 ヾ\ ''¨¨⌒ /,゚::::::::::/:::::/ ::::::::::::::::::{ ボス戦に“軽装の前衛”とか正直いらないよね?
|::::::|:::::::l { 弋/rリ ::/::/:: // }:::::/\:゜ l::::::::::::::::::{
|::::::|::::从 ''¨⌒ 〈 / /::::/ヽ } |::::::::::::::ハ (うわっ……あの《猫耳》また今回も参加すんの?
|::::::l::|:::::::\:/:/:: , /::: '゜_) / |:::::::::::::j |. あいつ手数多くてLA取りやすいから
|::::::レ|:::::::i { _,. -‐ ア′ 厶イ _/ヽ .:/::::::::: ゚ |. 正直いてほしくないんだけど……)
|:::::::::|:::::::| 、 ` --- ´ 「 ヽ 〃:::::::::/ │
|:::::::::|:::::::| \ / | } / !::::::′ ゝ
/} : ::::|:::::::{ 丶 | / |:::::リ
{:::::::::| 、:::{ ーr ´ ,. ⌒i l:::::{
|:::::::::| \} r| _,. ´ |\ 乂:{
|:::::::::| /ハ} / | ニニ}≧=-
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\} -=ニニ|: : : : :`「 :|´: : : : : : :..l/ニニニ.|ニニニニニニニ/ニニニヽ
/ニニニ二|: : : :/|: :|ー―‐: : :、{ニニニニ|ニニ二二/ニニニニニニ}
∧ ∥ヽ
/∧ヽ ∥∧ヽ
/ / ヽヽ / / ヽヽ
∥/ .ヽヽ / / ヽヽ
∥/ .ヽヽ / / ヽヽ
∥,' _,,ヽヽ-―-'-、、、,,_ ヽヽ
{∥ ,,、≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ≧:、ヽム
|∥ /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\:.\ム
{ {/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::.ヾ! ,、
iヽ マ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::.ヽ:::::::::::::::::::::ム/!/,,.イ〉
{ヽ、マ∥:;'::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::}\::::::::.ヽ::::::::::::ヽ:::ム/,イ/
ヽ ヽ=!::j::::::::::::::::::,、、|:::::::::::::::::| \::::::.ヽ::::::::::::';::::Уイ
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У:〈::::::::::'::::::::::/!::::::::::i:::::!`´ ,,,、、、寸!::::::::://∧ヽ えっ!?
/.:/ |::::::::/.::;、ム、!:::::::::}:∥ /γ⌒ヽヾ!:::::::iイ ∧、ヽ、
/.:/! |::::://ィ⌒ヽヽ::;'∨ 乂`' 丿∧::::::|:} ∧ `丶
//.| !::::!:{::∧.`゙ ノ:::::/∧ __,. ';:::::|:j / ム
/ {、 マ::|:∥ 、...イ::// i し }:::jリ / }ミム
.∧ .∨ 、ヤi∥ }'/ ヽ }::iリ ,イ ∥ニム
/ニヽ、 .\`マi{ }' _,,、-=ッ、 j::/ ,イ;:{ /{ニニム
/ニニニヽ }ヽ从 √´ ) 〉 //ノ{:{ '{ _,,イ |ニニニ〉
/ニニニニヽ、 }:::::i{:ム ヾミ_,,,、ィ´ イ:::::/_マイ´ |ニニ∨
/ニニニニニム ∥/マ::ヽ、 ー /{:::i::/ ヾ }二∨
. /ニニニニニニニムイ''`゙´マ:::::≧丶、 / !::;i/ /ニ/
〈ニニニニニニニニム、 .マ::i、:::} `ヽー ´ i:/' /ニ/
\ニニニニニニニニム、 ∨_}:j _,,,、、、、、、 {(二二ニ≧ ./ニ/,ィヽ、
`ヾ、ニニニニニニニミヽ、ニニニニニニメイニニニ∠≦ニニニニニニム
`丶ミニニニニニニミヽ、ニニニニニニニニニニニニニニニニミム
_,,,、、、,,,,,`>ミニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ|
r≦ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ|
: : /: : : : : : :_;_: : : : : : : : : :.__: : : : : : :\: : :ヽ: :i
: /: : : : : : :/:::::\: : : : : :/:::::\ : : : : : 丶: : :|: i
/: : : : : /_;;::---、:\: /_;::----'\: : : : : :ヽ: :ヽi
|: : : : : i''´ `'' ''´ i: : : : : : i: : :i ――言われてみれば確かにそうだな
|: : : : : i i: : : : : : !: : :ヽ_.. このゲームのボスは総じて高火力スキル持ちだ
|: : : : : ! i: i : : : : !: : i\:、.. 盾や鎧を装備していないカズヤにいつまでも前衛を任せるのは
| : : : : i ヾi : : : : i: :i:i `\. ベストな編成とは言えない
| : : : : i"'''-__ __,,.-‐'"i:!: : : : i: : i
| : : : : i_, -r.云=、, 、,.‐ニrェェァ--、!i: : : : :!:./:i. 他のMMORPGのように
| : : : : i`ゝヾ歹-' ' ゝヾ歹'‐' i:i: : : : :i/ リ. “敵の攻撃を無効化できるスキル”は存在しないし……
.!: : : : i:i i ',:!: : : : iー--、___
.i: : : : :リ | /i: : : : :i ``丶、__
..!: : : : :! | /-i: : : : :i---、_ "'''- 、___
-!: : : : :!', -' ./i .i: : : : :i.∧ ` 、ー----、__ `i
. i: : : : :i.i ' , ,------、 , ' / .i: : : : :リ、 ヽ `、 ``丶'、 ←なんだかんだ言っているが
!: : : : iヽヽ\ ヽ=====″ / ./i .i: : : :i i .| | i ` 、. 自分が一番LAによるレアドロップを狙っている
!: : : :/ 丶ヽ.` 、 ,. -'"/ // .i/i: : :i::i .! .! i .` 、
i : : / \\ `゙''ー''" ./ i / 〃i: : :i: i i i .i '、
.∧ |ヽ.
/ ヽ | ヽ.
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、. |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ゝ
//, '/厶イ ト、:::ハ::::::::::::ヽ {
〃 {_{´\|:::/u / リ| l │ i|ヽ ; い、いや……確かにそうだけど……
レ!小l● .}/ ● 从/ ̄゛i/ .ガクガク. “削り役”は必要じゃ……
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃| |
v.ヘ { } _l |___/
;: .r'⌒)、._ ̄_ (´ jト|/、
ガク … ./ヾ三}:v--v':{彡'´}::i:i ;
; l::i::i::i::iノl::i::i::i::|::i::i::il:,イl
; ゝー' ∧::i::i::i∧::i::ij/:i::|
/: : : : : /: : : : : : : : : :|: : :..: |: : |: : : : : : : |: : : : : : : : : : :。: : \: : : : :トヘ、
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∨ │i|: : |: :|: : : : : :/`::::::.,,::::ゞ:∧∨: : : : : :..:.′:::::::::,.斗∨:..|: : :.| : : i: : ′ そもそも、今回のボスは[耐久]が高いんだから
. ∨ _∨: : |: :|: : : : :/:::::__≧ュ::∧∨: : : : : ,:::-=≦___∨l∨j:| : : |: /... 短剣じゃダメージ通らねえだろ?
∨/: /|:.|: ‘。: : : :{::〈 {_ノ/ハヽvハ ∨: : : :.|:::::::/{_ノ//:} リ::Ⅵ八!.:|::{
. /イ |:.|: : ∧:..:..|::::::.....ゞこノ.:::::::ⅵ:::V: : : ト、::::: ゞこノ...:::::::::::ハ:| λ|リ
Ⅶ/ |:.|: :..|、’。:|::::::::::::::::::::::::^::::::::\:\ : {:::\^::::::::::::::::::::::/:::リ/ リ
Ⅶノイ∨:| \リ \} /_/ ←自分も盾無し(つまりは軽装)だが
Ⅶ//》∨ :, } \ ′ LA争奪のライバルが1人減るので弁上している
Ⅶ//》 ′ /
Ⅶ//》 , _____ ′
Ⅶ//》 丶 \  ̄ ̄ ̄ / /
Ⅶ//》 \ ー―‐ /
Ⅶ//》 |\ ― .イ
Ⅶ//》 | `: ... イ |
/i、 ,ィ!
// ヽ /,イ|{
// ヽ_.// }|
//ィ≦:::::{i:::!/ミx、 ||
/彡.::::i:::::::::::::マ:::::::::::::|リァ あ……はい……
〈 リ{:::::::|::::::::::::::::::::}::::i::::}!ヽ、 そーっすね……今回は帰ります……
\从::::|:::;:::::::::::::::::|}:::}∥/
{从:::i:::';::::::::::::::j:j:::/ィ
ィ≦ニニニニニニニニニニニ≧ュ_
``'<ニニニニニニニニニニニニ>
`>ニニニニニニニニニ>´
,,イニニニニニニニニニヾ、
{ニニニニニニニニニニニニ}
〉ニニニニニニニニニニニニ{
/ニニニニニニニニニニニニニ!
. /ニニニニニニニニニニニニニニ|
ベータテスト当時の《SAO》におけるボス戦は
ボス以上にボス戦参加者たちの水面下の争いのほうが(別の意味で)酷い難易度だったそうな……
再開します
/ ノ :.:.:.:.:.:.:.:.\{_{___: : : : : : : : : : //: : : : : : : : : : : : \
〈// :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`:ー- 、: : //: : : : : : : : : : : : : : :. ヽ
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/ .:.: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\: : : : : : : : : : : : : : : : : : :. }
.′ :.:.:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._v_v:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ,
{ :..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:芹「 ̄}^リ`ヾ:.:.:.:.:.:.:.’: : : : : : : : : : : : : : : : ′
:, :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト{:八ツ_ ノ ∨:.:.:.:.:.:.:}: : : : : : : : : : : : : : : ,
八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
‘,: :/:.:.:}ヽ _ /:.:.:.:./: : : : : : : : : : : : : : :.,: :\
/: , :.:.:.:}  ̄` :′.:.:.:{ : : : : : : : : : : : : : : /: :. ヽ
/: : |:.:.:.:.:.. i´ ̄ヽ ′ .:.:.:.{ : : : : : : : : : : : : : /: : : : . ‘,
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/ゞ :_:_|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ .|:ハ:.:.:.:.:.:.:\: : : : : : : /.:.: : : : : : : }
乂 : : : :`¨¨¨¨¨`:.:.`ー=≦}___|{__}:.j:.::.ハ:.:ハ_:_:_:_/: : : : : : : : : ,.′
/ ̄:`ー―――--- : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :>
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【アルゴ】
「――まぁ、そんなことはともかク……
. カズやん、早速伝えておかなきゃならない情報があル」
【アベル】
「だから《アベル》だっつーに……
. まぁ、いいや。いくら?」
【アルゴ】
「今回はタダだヨ。なにせ人命がかかっているからネ……」
【アベル】
「――そうか……早速何かヤバイことでも起きたんだな?」
【アルゴ】
「あァ……
. ――カズやんは“ベータテストから仕様が変更されている”って話はすでに聞いているかナ?」
【アベル】
「あぁ。その話は《はじまりの街》で聞いた。
. 昨日からあの街と村を何度も往復して金と経験値を稼いでいたからな」
【アルゴ】
「正式版になっても相変わらずみたいだネ……
. ――《エクストラクエスト》で受けたやつはあるかイ?」
>――《エクストラクエスト》。
>何やら意味ありげな単語がアルゴの口から飛び出した。
【アベル】
「《トロンダの村》で例の“牛”のクエストは受けた。
. 今後のことも考えて、“アレ”だけは最優先で手に入れといたほうがいいと思ったからな」
>頷きながら、そう答えるアベル。
>――“牛”?
>それに“アレ”ってなんだろう……?
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__/, ヽ __
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Ⅴ \ `ト .イ[{/}/
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. /.:i : i : i : i : i : L{~¨"ニニ"¨~Vj : i : i : i : i :`.
〈 i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i : i:,
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【アルゴ】
「あァ、やっぱりあのクエスト受けたのカ。
. ――で、どうだっタ?」
【アベル】
「“どうだった”って……特に何も変わったことはなかったぞ?
. ベータテストの頃と内容も戦う敵も同じだ。仕様変更は見られなかった。
. ――もちろん報酬もな」
「ふム……
. ということは、全ての《エクストラクエスト》に仕掛けられているわけじゃあないのかナ……?」
>アルゴはそう言いながら腕を組み、何やら考え事を始める。
>――しかし、すぐさまアベルによって自分の世界から引き戻された。
【アベル】
「――それで、本題は?」
【アルゴ】
「ン? あぁ、そうだったネ。悪イ悪イ……
. 他の元ベータテスターから得た情報ダ。
. 《エクストラクエスト》の中にベータの頃とは仕様が変更されているものがあることが確認されタ。
. それも、あからさまに元ベータテスターをピンポイントで狙っているとしか思えない初見殺し――
. “デストラップ”がネ……」
「――そのクエストと具体的なデストラップの内容は教えてもらえるか?」
【アルゴ】
「今のところ確認できたのは《アニールブレード》のやつだけダ。
. クエストの条件をクリアしたと思った瞬間、
. ベータの頃には出現しなかったモンスターが不意打ちに近い形で出現して襲いかかってきたらしイ。
. 情報提供者は、そのモンスターを《イベントボス》じゃないかと考えていル……」
「あのクエストか……
. 確かに、《アニールブレード》があれば最初の数層は片手剣には困らない。
. ベータ時代、ソードマンだったやつらは真っ先に狙うだろうな」
∧ ∥ヽ
/∧ヽ ∥∧ヽ
/ / ヽヽ / / ヽヽ
∥/ .ヽヽ / / ヽヽ
∥/ .ヽヽ / / ヽヽ
∥,' _,,ヽヽ-―-'-、、、,,_ ヽヽ
{∥ ,,、≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ≧:、ヽム
|∥ /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\:.\ム
{ {/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::.ヾ! ,、
iヽ マ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::.ヽ:::::::::::::::::::::ム/!/,,.イ〉
{ヽ、マ∥:;'::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::}\::::::::.ヽ::::::::::::ヽ:::ム/,イ/
ヽ ヽ=!::j::::::::::::::::::,、、|:::::::::::::::::| \::::::.ヽ::::::::::::';::::Уイ
\`|:/.::::::::::::/.:::::{`::::::::::::::| ,,.、==ム:::::::::::|::/∧
У:〈::::::::::'::::::::::/!::::::::::i:::::!`´ ,,,、、、寸!::::::::://∧ヽ
/.:/ |::::::::/.::;、ム、!:::::::::}:∥ /γ⌒ヽヾ!:::::::iイ ∧、ヽ、
/.:/! |::::://ィ⌒ヽヽ::;'∨ 乂`' 丿∧::::::|:} ∧ `丶
//.| !::::!:{::∧.`゙ ノ:::::/∧ __,. ';:::::|:j / ム
/ {、 マ::|:∥ 、...イ::// i し }:::jリ / }ミム
.∧ .∨ 、ヤi∥ }'/ ヽ }::iリ ,イ ∥ニム
/ニヽ、 .\`マi{ }' _,,、-=ッ、 j::/ ,イ;:{ /{ニニム
/ニニニヽ }ヽ从 √´ ) 〉 //ノ{:{ '{ _,,イ |ニニニ〉
/ニニニニヽ、 }:::::i{:ム ヾミ_,,,、ィ´ イ:::::/_マイ´ |ニニ∨
/ニニニニニム ∥/マ::ヽ、 ー /{:::i::/ ヾ }二∨
. /ニニニニニニニムイ''`゙´マ:::::≧丶、 / !::;i/ /ニ/
〈ニニニニニニニニム、 .マ::i、:::} `ヽー ´ i:/' /ニ/
\ニニニニニニニニム、 ∨_}:j _,,,、、、、、、 {(二二ニ≧ ./ニ/,ィヽ、
`ヾ、ニニニニニニニミヽ、ニニニニニニメイニニニ∠≦ニニニニニニム
`丶ミニニニニニニミヽ、ニニニニニニニニニニニニニニニニミム
_,,,、、、,,,,,`>ミニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ|
r≦ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ|
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【アルゴ】
「それと、そのデストラップですでに1人、ベータテスターに犠牲者が出ていル。
. 情報提供者が実際に死ぬ瞬間を目撃したそうだから、間違いなく事実ダ」
【アベル】
「な……!?」
>アルゴからもたらされたその情報に、アベルは驚愕の表情を浮かべた。
【アベル】
「――誰だ? 誰が死んだ? 俺たちもよく知っているやつか?」
【アルゴ】
「落ち着けカズやン。気持ちはわからなくもないけどサ……
. 少なくとも、死んだのはオレっちやカズやんが知っているやつじゃあないヨ。
. ――情報提供者から聞いた話だと、死んだのは《コペル》というやつダ。
. ベータテスト時代には聞いたこともない名前だから、
. おそらくカズやん同様、正規版で名前を変えたんだろウ……
. それと、そいつの特徴もオレっちたちが知っている人物と一致する点は聞いた限りではなかった」
「そ、そうか……」
>そう言いながら、アベルは「安心した」とばかりにふぅと一度息を吐いた。
【グッドマン】
「――なぁ、ちょっといいか?」
【アベル】
「ん?」
【ハジメ】
「?」
【アスナ】
「グッドマンさん?」
【アルゴ】
「なんだイ?」
>突然、つい今しがたまで口を閉ざしていたグッドマンが、アベルたちに声をかけた。
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. |::::::::::::::| ヾ!!!´ !:::::::::::|
|::::::::::::/ ノリ ヽ:::::::|
|:::::::::::l 、___,..- |::::/ヽ
. /{!Ⅵ::::| 三三三≧、ヾ /≦三三 |::ハ }
{ {心ヘ::|. 次幼__ヽ. / 次幼__ヽ |/ツ/
. ', ツヘ  ̄ ‐=彡 `ー ,' ァ/
ヘ ハ |:: ,' /
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r' | \ '´ こ二 ` /、
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【グッドマン】
「その死んだ《コペル》というプレイヤーの名前のスペルは『C』で始まるほうか?
. それとも『K』から始まるほうか?」
【アルゴ】
「エッ?
. ――いやァ、さすがにオレっちもそこまでは聞いてなかったナ。
. というより、情報提供者もそこまではわからなかったみたいダ……」
【グッドマン】
「そうか……」
【アベル】
「――あんた、その死んだ《コペル》ってやつに心当たりでもあるのか?」
【グッドマン】
「心当たりがあるってわけじゃあない。
. ただ――」
【アルゴ】
「たダ?」
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【グッドマン】
「その《コペル》ってやつは偽名だったんじゃないか――そう思っただけだ」
【アベル】
「偽名?」
【グッドマン】
「あぁ。
. その情報提供者が名前のスペルを知らなかったってことは、
. その《コペル》ってやつはソロプレイヤーだったってことだろう?
. パーティを組んでいれば、
. 今の俺たちみたいに視界の隅にアルファベット表記された名前が表示されるはずだからな」
「そういえば……」
>グッドマンのその言葉につられるように、私とアスナは自身の視界の隅に目をやる。
>そこには先ほどまでと同様、現在パーティを組んでいる私たち3人の名前とHPゲージが表示されていた。
>一番上が『Hajime』――つまり私。
>その下にアスナの名前である『Asuna』。
>そして、その下――一番最後に『Goodman』。
>――《SAO》を起動時に入力したプレイヤーネームのアルファベットスペル表記がそのまま使われている。
【グッドマン】
「それと、俺はつい先ほどまで《黒鉄宮》の《生命の碑》がある部屋にいたんだ。
. “それまでに出た死者とプレイヤーの残り人数が確認できる”と聞いたからな。
. その時、名前に二重線が引かれていたやつ――つまり“死者”の名前を一通り確認したんが……
. 《コペル》なんて名前はなかったと思う」
「――ということは……」
【アルゴ】
「偽名だったってことカ?」
【グッドマン】
「もちろん、俺が見落としていただけという可能性もなくはないがな」
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誤字修正
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【グッドマン】
「その《コペル》ってやつは偽名だったんじゃないか――そう思っただけだ」
【アベル】
「偽名?」
【グッドマン】
「あぁ。
. その情報提供者が名前のスペルを知らなかったってことは、
. その《コペル》ってやつはソロプレイヤーだったってことだろう?
. パーティを組んでいれば、
. 今の俺たちみたいに視界の隅にアルファベット表記された名前が表示されるはずだからな」
「そういえば……」
>グッドマンのその言葉につられるように、私とアスナは自身の視界の隅に目をやる。
>そこには先ほどまでと同様、現在パーティを組んでいる私たち3人の名前とHPゲージが表示されていた。
>一番上が『Hajime』――つまり私。
>その下にアスナの名前である『Asuna』。
>そして、その下――一番最後に『Goodman』。
>――《SAO》を起動時に入力したプレイヤーネームのアルファベットスペル表記がそのまま使われている。
【グッドマン】
「それと、俺はつい先ほどまで《黒鉄宮》の《生命の碑》がある部屋にいたんだ。
. “それまでに出た死者とプレイヤーの残り人数が確認できる”と聞いたからな。
. その時、名前に二重線が引かれていたやつ――つまり“死者”の名前を一通り確認したが……
. 《コペル》なんて名前はなかったと思う」
「――ということは……」
【アルゴ】
「偽名だったってことカ?」
【グッドマン】
「もちろん、俺が見落としていただけという可能性もなくはないがな」
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すいません。今回はここで終了とさせていただきます
再開は本日の23時を予定しております
./| .∧
/ .| / ヽ
./ , '´ ̄ ̄` ー-、
/::::::::::::ハ:::::イ::::::ト ::\ハヘ. 装備すると[敏捷]が10%アップするんだぜ
|:::::::::::::|リ⌒ ⌒}_}ハ
i' ̄ヽ从 ● ● l小N
| .|⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ ミ
゛i⌒ヽ j (_.ノ ノi|__/⌒)
ヽ ヽx>、 __, イl::i::i:ヽ/.
l::i( ⌒ )::i::i::i::i::i::i::i::i( ⌒ )
,ィ"¨丁¨¨> 、 ∧__
/ .i!.:.:.: : : : ..\  ̄1i
/ . .i!::::.:.:.: : : : ...\. 《
.,′ .i!:::::::::.:.:.: : : : .‘,. ≫
,′ ,斗≠==≠<_::::.:.:.: : ‘,
.| ,イ .j ‘, { .! } ` 、::.:.‘,
j .,イ./! .|―Ⅳ ト、{ ―゚。 ヽ \:‘,
},':::V.小,イ.⌒ハヽゝ jY⌒ハj 〉}:::〉 } マジデ!?
. `、::ヽj 弋 _ノ .弋 _ノムイ./:::} /
ヽ圦 三 三 j/:::://
. 〉:::> [_] し .人:イく
.`<ミf≧fニニニY≦彡イ/´
,.イ`ヽ、_ ゝrzイニ≠`ヽ、
/`ー=ミ、_ __,斗<´ \
.//`ヽ、 / ∧
レ´\ r、  ̄ ̄ ,.斗‐七´ イ´ ヽ
どうも>>1です
数日間音沙汰なくて申し訳ありませんでした
>>1の現状ですが
とりあえず生きてますし心身健康です
本編の今後の進行をもう少しスムーズにできないかと試行錯誤していたり
アンケートで挙げてもらったキャラで確定したキャラを1秒でも早く出すためにはどうするかとか
色々考えたりしておりました
それで、救済措置というわけではないんですが
本編のストーリー(特に強制イベント関係)を早く進められるようにプロットに色々と施しました
具体的には今以上にベータテスターと接触して先に進みやすくなったりとか
やっぱり一般プレイヤー視点で進めていくとどうしても考察とか入ってストーリー長くなっちゃうんで……
本編の再開についてですが
早ければ本日中、遅くても明日には再開する予定です
具体的な時間は決まっておりませんが、決まり次第ご連絡します
あと、wikiの更新はほぼ毎日していく予定なので
こちらのスレで音沙汰がなくても
wikiが更新されていれば「あぁ、まだ生きているんだな」と思っていてくださいw
少なくともエタらせる気は全くないんで……
◆ご連絡
本日23:00より本編再開します
戦闘やステータス強化などのシステムをまた若干変更しましたので
変更点の詳細を再開時にお知らせいたします
◆余談
そういえば、今週ホロウ・フラグメント発売だったことを思い出した……
本編で使うネタ探しも兼ねてVitaと一緒に買おうかなぁ……
というか、全ヒロインに実装されているという例の『どう見ても事後』なイベントの詳細が気になって仕方がないw
ホント、あの女子攻略組はいったい何人の女を攻略するつもりなんですかねぇ……?w
まだ再開はしませんが、今のうちに変更点の紹介をば……
◆今回の主な変更点
●戦闘にパリングを実装
盾無しのキャラクターも擬似的な防御が可能になりました
●[庇い]とスイッチによって上昇する疲労値の計算式を変更
これにより、変更前は[敏捷]が“高い”ほど疲労度が溜まりやすかったのとは逆に、“低い”ほど疲労度が溜まりやすくなりました
●ステータスポイントを【生活技能熟練度】に振ることが可能に
戦闘系以外のアビリティやスキルも修得しやすくなりました
●ステータスポイントを熟練度に振る際に必要なポイント数を変更
熟練度は【武器熟練度】【戦闘技能熟練度】【生活技能熟練度】全て“10ポイントにつき熟練度1上昇”になりました
上記【生活技能熟練度】にも振れるようになったことに伴う調整です
●戦闘中、武器や防具の耐久値減少率を変更
武器は一括、攻撃成功時に1減少に変更
防具は盾が[防御]時に減少する耐久値は1%に変更
それ以外の防具は、ダメージを受ける毎に1減少に変更
後述するソードスキルの威力変更に伴う変更です
●ソードスキルの威力を変更
バーチカルを例にした場合、これまでの威力は“[筋力]+10”だったのが、以降は“[筋力]×2”と“倍率”になります
そのため、全体的にキャラクターの火力が上昇しました
●[出血]のバッドステータスによる戦闘中に受けるダメージ数の変更
1から1%に変更されました
だいたい変更点は以上です
続いて、パリングの解説を……
◆パリング◆
●[パリング]状態のキャラクターは、敵の攻撃を回避することができません
●[パリング]状態のキャラクターが攻撃を受ける際、パリングの成否判定が行われます
●パリングが成功すると、相手の攻撃を無効化してダメージを受けません
●パリングが成功した場合、1回につき次回行動時の行動回数が+1されます
●パリングが成功した場合、1回につき装備武器の耐久値が1減少します
●パリングが成功した場合、次の行動順が回るまで[パリング]状態は継続されます
●パリングに失敗すると、[パリング]状態は強制的に解除されます
●パリングに失敗すると、次回行動時の行動回数は初期値に戻ります
その他の変更点については、wikiのテンプレートの項目(以下の項目)を参照してください
http://www59.atwiki.jp/ankaaasao/pages/16.html
それでは、そろそろ本編を再開いたします
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
/ /ミィ=ミ ゚。 :.
. / / /``¨¨´} ゚ :.
/ | ′ .′ } ィ. iい
′ | /レ| ′ 〃}.|. |`ヽ
.′ | ./リ__|_ { { 孑'"/` リi |、jィ
i リ - Ⅵ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { 灯:芯' リ Vツ/! .「i |:|
| l | い Vツ ノ,ノ .lノ |:|
|/ |八 |、{、 { /´} | |.lリ
ノ }リ|:ヘ | | |.|
| .| .入 rュ .ィ| | リ
| .| |:.:.:.> /|:.:/ j{ :,
|./ j:.:.:.:.:.:.:.|≧= ´===/ /::{ ′
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| /ィ7´ /:/ /`7 /:.:{ }:.:ヘ
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【アスナ】
「――でも、仮に本当に偽名だとして、どうして偽名なんか使ったのかしら?
. そんなことをしたところでメリットなんかないんじゃない?」
【ハジメ】
「確かに、普通ならないわね。“普通”なら……」
【アスナ】
「? どういうこと?」
【ハジメ】
「さっきも少し言っていたけど、
. MMORPGというのはプレイヤー間でリソースを奪い合う“競争”という側面があるのよ。
. だから、時にはセコい真似や汚い手も用いるプレイヤーは少なくないわ。
. もちろん、そういったことをする人は、真面目にゲームをプレイしている人からは敵視される――」
「だからそういった輩は、事が発覚した際に自分が負うリスクを少なくするために、
. 予めさらに2手、3手薄汚い策を張り巡らしているのさ」
【アスナ】
「――つまり、その《コペル》って人はそういう類の人だったってこと?
. 偽名を使っていたのも、何らかの不正を働こうとしていたから?」
【グッドマン】
「俺が見落としたわけではなければそうなるな。
. 何をしようとしていたのかは今となってはわからんが……」
【アルゴ】
「――そうだナ」
>…………
>そう言って頷いたアルゴは少し複雑な顔をしていた。
>もしかしたら、彼女は情報提供者から何か他にも《コペル》について聞いていたのかもしれない。
>――だが、私はあえて聞かないことにした。
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i: : : : /イ.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:i!: : : : : |
! : : : : : |.:.:.:.:.:}.:.:.:{.:.:.:.:.ト.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.i!}: : : : :i!
.|: : : : : : レリ、.:.ト..ィ行心.リソ、リノノソ7ぅミx.ソ|.:.:,.:.:ノ|||: : : : :|
|: : : : : : : |リ从 { V辷ソ .ヾ^ 辷ソfノ i! レリノ.:.|||: : : : : |
| : : : : : : |||.:从ゝ三三、 ""三==|.:.:.:.:.:.||: : : : : :|
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【アルゴ】
「――オレっちが伝えときたかったことはそれだけダ。
. 一応、情報提供者も他のプレイヤーに会えたらこの情報は伝えておくと言っていタ。
. 上手くいけば最前線のプレイヤーにも数日でこの情報は広まるだろウ……」
「そうか。
. ――で、俺にもその情報拡散を手伝ってくれってことでいいのか?」
【アルゴ】
「あァ。情報提供者はどうも人付き合いが苦手な子らしくてネ。
. 最前線に情報を伝えてくれるプレイヤーは1人でも多いほうがいイ。
. ――どうせ、これからまた《ホルンカの村》に行くんだロ?」
「まぁな。序盤は経験値稼ぐのも大事だが、それ以上に金を貯めるのも大事だし……
. いつでも必要になったアイテムを買えるだけの金があれば、少しは安心感も増すだろ?」
【アルゴ】
「オレっちから情報も買えるからナ」
【アベル】
「そういうこと」
>そう言いながら2人は揃っていたずら好きな悪ガキめいた笑みを浮かべた。
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===--|:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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【アルゴ】
「――あぁ、そうダ。
. カズやん、あと2つばかり頼みたいことがあるんだけどいいかナ?」
【アベル】
「なんだ? 用件次第でなら引き受けるぞ?」
【アベル】
「《フレンド交換》してくレ。
. 後々になって聞くよりも今のうちに聞いておいたほうが良い気がするからナ」
【アベル】
「あぁ、そういえば、《フレンド登録》もベータからは引き継がれてなかったな。
. ――それで、もうひとつは?」
【アルゴ】
「そこにいる3人を《ホルンカの村》まで案内してやってくれないカ?」
【アベル】
「は?」
【ハジメ】
「へっ?」
【アスナ】
「えっ?」
【グッドマン】
「なに?」
>アルゴの口から突然予想だにしていなかった言葉が飛び出したため、
>アベルも私たち3人も思わず我が耳を疑ってしまった。
>私たち3人を《ホルンカの村》へ?
>いったいどうして……
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ハ三三三三三三三三三三三三三i
三三三三三三三三三三三三三三三三ミ/
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【アベル】
「おいおい……さすがにそれは無茶な話だぞ?
. 出会ってまだ30分も経っていない見ず知らずのプレイヤーを3人も護衛しろとか……
. こっだってレベルに余裕があると言える状態じゃないんだぜ?」
「え、えぇ……
. それに、私たちは今《はじまりの街》の《酒場》で受注したクエストを攻略している最中なのよ?
. こっちとしてはありがたい提案ではあるけれど……」
「ん? お前ら、《酒場》で受けられるクエストのルールの“穴”を知らないのか?」
【ハジメ】
「え?」
【アベル】
「《酒場》で受けられるクエスト――《通常クエスト》は、“達成条件を満たした時点でクリア”なんだ。
. だから、達成したことをいちいち《酒場》のウェイトレスさんやクエストNPCに報告する必要はない。
. 失敗した場合も同様だ。
. お前たち、《酒場》でクエストを受ける時にルールとか聞かなかったのか?」
「あっ、そういえば……」
【グッドマン】
「言っていたな。『報酬はクエストが達成された瞬間、その場で渡す』と……」
【アルゴ】
「そういうこト。
. イノシシと戦っていたことから、たぶんキミたち《害獣退治》のクエスト受けていたんだと思うけド、
. イノシシを倒すだけなら《ホルンカの村》に行ってからでも問題ないのサ。
. あいつはこの第1層のフィールド上ならどこにでもPOPするからネ」
「なるほど……」
>そう言われると、ますますありがたい話だ。
>私たちはクエストを達成できるし、おまけにリソースの枯渇に困らない前線に行くことができる。
>さらに、私たち3人はもともと先に進みたかった――まさに“渡りに船”だ。
>――しかし、それも私たちの隣にいるアベルがアルゴの頼みを承諾すればの話である。
>いくら元ベータテスターとはいえ、彼だって自分の身を守らなければならない。
>一般プレイヤーである私たち3人の護衛を安請け合いするほど甘くはないはずだ。
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脱字があったので修正
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【アベル】
「おいおい……さすがにそれは無茶な話だぞ?
. 出会ってまだ30分も経っていない見ず知らずのプレイヤーを3人も護衛しろとか……
. こっちだってレベルに余裕があると言える状態じゃないんだぜ?」
「え、えぇ……
. それに、私たちは今《はじまりの街》の《酒場》で受注したクエストを攻略している最中なのよ?
. こっちとしてはありがたい提案ではあるけれど……」
「ん? お前ら、《酒場》で受けられるクエストのルールの“穴”を知らないのか?」
【ハジメ】
「え?」
【アベル】
「《酒場》で受けられるクエスト――《通常クエスト》は、“達成条件を満たした時点でクリア”なんだ。
. だから、達成したことをいちいち《酒場》のウェイトレスさんやクエストNPCに報告する必要はない。
. 失敗した場合も同様だ。
. お前たち、《酒場》でクエストを受ける時にルールとか聞かなかったのか?」
「あっ、そういえば……」
【グッドマン】
「言っていたな。『報酬はクエストが達成された瞬間、その場で渡す』と……」
【アルゴ】
「そういうこト。
. イノシシと戦っていたことから、たぶんキミたち《害獣退治》のクエスト受けていたんだと思うけド、
. イノシシを倒すだけなら《ホルンカの村》に行ってからでも問題ないのサ。
. あいつはこの第1層のフィールド上ならどこにでもPOPするからネ」
「なるほど……」
>そう言われると、ますますありがたい話だ。
>私たちはクエストを達成できるし、おまけにリソースの枯渇に困らない前線に行くことができる。
>さらに、私たち3人はもともと先に進みたかった――まさに“渡りに船”だ。
>――しかし、それも私たちの隣にいるアベルがアルゴの頼みを承諾すればの話である。
>いくら元ベータテスターとはいえ、彼だって自分の身を守らなければならない。
>一般プレイヤーである私たち3人の護衛を安請け合いするほど甘くはないはずだ。
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/ハヽ //\ヽ
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【アベル】
「――《トールバーナ》」
【アスナ】
「えっ?」
【アベル】
「《ホルンカの村》のさらに先に、《トールバーナ》という街がある。
. あそこには3人以上のパーティでなければ受けられない《エクストラクエスト》がある。
. 俺はそのクエストの報酬のアイテムがほしい。
. 《トールバーナ》でそのクエストをクリアするまで俺に付き従ってくれるなら護衛を引き受ける」
「交換条件というわけか……
. まぁ、妥当ではあるな」
【ハジメ】
「そうね。こっちは元ベータテスターの人と一緒に行動できるだけでもありがたいし……」
【アルゴ】
「おッ? どうやら引き受けてくれるみたいだネ。オネーサン嬉しいヨ」
【アベル】
「なに勝手に話終わらせようとしているんだ《鼠》。まだ話は終わってないぜ。
. あんたにも条件があるんだからな」
【アルゴ】
「エ?」
【アベル】
「『え?』じゃない。もともとあんたが俺に頼んできたことだろうが。
. ――これまでに死んだベータテスターがどれくらいいるのか調べておいてくれ。わかるだけでいい。
. あんたに出す条件はそれだ」
「――それだけでいいのかイ?」
【アベル】
「構わない。
. ――たぶん、何人かはベータ時代に付き合いがあったやつもいるだろうからな。
. 同じベータ経験者としてそいつらの死は少しでも無駄にはしたくない……」
「――了解だヨ、カズやん」
【アベル】
「だから《アベル》だ」
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,、
|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
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ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
|:::::/::::. .弋ノ|::::/ / , -‐ ' i:::::::::::| /
|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..|
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
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【アベル】
「――まぁ、そういうことだ。
. さっき言った条件を飲んでくれるなら道中の護衛を引き受けるが……どうする?」
【ハジメ】
「私は構わないわ」
【グッドマン】
「俺もだ。断る理由がない」
【アスナ】
「…………」
【ハジメ】
「アスナは?」
【アスナ】
「…………」
【グッドマン】
「ん? アスナ、どうした?」
>――先ほどからアスナは、黙ってアベルの方を見ながら複雑そうな表情を浮かべていた。
>少なくとも、アベルに対して嫌悪感がある様子ではない。
【アベル】
「なんだ? あんたは嫌なのか?」
【アスナ】
「いや、そういうわけじゃないの。私もあなたの提示した条件に異存はないわ。
. ただ……あなたに2つだけ聞いておきたいことがあるんだけど、聞いてもいいかしら?」
【アベル】
「俺が答えられるものなら答える。
. だから、まずは何を聞きたいのかを言ってくれ」
【アスナ】
「わかった。じゃあ、まずはひとつ目――」
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/ :: .:::,' ヾ:!\::::|:::::::::. |:::ゝヽ‐ァ、L_
,レ'.: ::: ::|:| _|__、:!::l:::::::.|::::::::}::`7スノヽ.
l l::.:::|:::!l ─=ニ___リ::|:::::: |rァ<:|ヾi⌒l:ヽ ゙,
i! l::Y=!|、 " チ{' rj`iT`|j:::::: !<ヽ }::::!:::::!:::!::.|l
ノ| l::l⊥L ゞ,,ツ' /::/:::::ilノ /l::::|:::::i!::|:: i|
/ | l::斗う、 /,.イ:::|:::|:!,イ:::!:::|:::::|l:i!:::|!
l トl:::∧'"〈 /' !:::!:::! !:l::::|:::|:::::l:| l::|
ヽ.! !::::::ヘ |:::l:::| |::|:::|:::|:::::|:! i∧
リ |::,ヘ::ハ、 っ ,.イ/::,' .!::l:::!:::!::::::!|/'
|' |::l:::>:.. / /::::/ l::|::|:::|:::::::|ヽ
|::| ::::|!:::`T´::ヽ',. ─-ノ!::!::!:::l:::::::l
!:l ::l |::::::|::::У `ヽl::::|::::::::!
リ ::| |l、:::l ;イ ::::ヽ::: ヽ
| ::! ヾ、ヾ!:l :::::::、::::.ヘ
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【アスナ】
「――あなたは、このゲームがいつかはクリアできると思う?
. ベータテストの2ヶ月間でもろくに進めなかったって聞いたけど……」
【アベル】
「――確かに、ベータの頃もそんなに進めたわけじゃあなかった。
. 2ヶ月間で最終的に到達したのは――8層だったよな?」
【アルゴ】
「“到達したのは”ナ。それもベータテスト最終日の2日前――ギリギリに近い到達ダ。
. だから事実上、ベータテスト経験者が知り得る情報は7層までが限界だヨ」
>オレっちも含めてネ、とアルゴは付け加えて「8層の情報はお手上げ」と言わんばかりの仕草をした。
【グッドマン】
「ほぅ? 俺がネットで得た情報は正しかったのか」
【ハジメ】
「みたいですね」
【アベル】
「俺もベータテスト期間の後半は、ほとんど最前線じゃない層でクエスト攻略に勤しんでいた。
. だから、7層や8層のことは正直わからない……
. おまけに、今の《SAO》は仕様変更や元ベータテスターに対するデストラップ、
. そして何より、死んだ後の“やり直し”がきかない状態だ。
. ベータ時代はこの“やり直し”がきいたから8層まで行けた――だが、今は違う。
. アインクラッド攻略の進行速度は、ベータ時代とは比べ物にならないくらい遅くなるだろう……」
「…………」
【アスナ】
「そうよね……
. 私たちもそれはわかっているのだけれど……」
【アベル】
「――でもさ、だからって“何もしない”っていうのは間違っていると俺は思う」
【ハジメ】
「――!」
【アスナ】
「!」
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/:.:.:.マ!:.:.!:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:イ::::::::i:::::/::::::::7イ:.::|
7:.:.:.:.:.:|:.:.|:.:.:.:.:.:./..:.:.:.:‐--.、_ イ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.イ .i:/:.:.:.::./マ:.:.:.:|
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|:i.!:.:.∧∨:.:.:./:.:.:.:/弋:.ソ/:/7:.:.:.:.:.:.:/イ / 弋:.ソ ノ:::/:.:.:.:/ /:.:.:.:.!
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【アベル】
「俺自身がベータテスト経験者だからって理由もあるけど……
. 始まる前から諦めてしまっていたら何も始まらないし、きっと“後悔”だけが胸の中に残ってしまう……
. “後悔”したまま死ぬくらいだったら、“後悔”せずに死んでいきたい――
. もちろん、『死にたくない』っていうのが本心ではあるんだけど、
. ゲームクリアという“可能性”そのものを否定することができるほど、俺は偉くないし、強くもない。
. ――だからといって、『“可能性”を信じるのか?』と言われても、正直わからない。
. さっきの逆で、“可能性”を肯定できるほど偉くも強くもないからさ……」
【アベル】
「――俺は、『クリアできる』とか『クリアできない』とか、そんなことは考えていない。
. “後悔”だけはしたくない――考えているのはただそれだけだ。
. だから、“自分がやれることはやれる限り全てやる”――そのつもりだ」
「“後悔”だけはしない――か……」
【アベル】
「そ。
. ――もちろん、これはあくまでも俺個人の考えであって、
. あんたや他のやつらに共感してもらうつもりも強要するつもりもないからな?
. 何度も言うけど、俺そんなことができるほど偉くもないし、強くもないんだからさ」
「だけど、少なくともあなたのその考えは間違っていないと思う」
【グッドマン】
「あぁ。
. 自ら前に進もうとするやつを否定できる人間は、今このアインクラッドには1人もいないさ」
>私もグッドマンの発言に同意だったので、黙って軽く頷いた。
【ハジメ】
(逆に、何もしようとせず、ただ腐っていくだけの者を否定できる人間はごまんといそうね。
. だってそれは、“人間”というよりも“物”に近いんだから――“モノ”だけに)
>そんなことを考えながら……
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. , : : 7: : :.:./ : /.: : :./.: : : : : : : : : : : :/ : : : |: : : : ヽ
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. /: : /: l /^V^y'7: : : :.′:/.: : : :/.: :/:-/ : : : : : |Vヽ : : : ‘,
l: : /: /|ノ : : 7: :| : : : |: :/.: : : :/.: :/ /: : :.:.| : : |`⌒',: : :|: ‘,
| : ′:八: {: :.:.ー| : : : |:/ : : /|: :/ ′:.:.:/| : : l |: :| : : :
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// /: : :.:|/| : |: { ^ | : : :.:| {{ トし(_ / ,x==ミ, /|: : : |: :|
/ イ: : : : l: | : l ∧ | : : :八 乂zン / んリ }l /|: /: |l :|
∠ィ゙ 人: : : :|',| : |: :∧!: : : : :.、 弋ン /: |∧: |l ;゙
. \:八| : |: : : :゙! : : : ト\ , ′: :|∧|/
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l: : : : : : : : | ',: : : トミ .,_`ト < : : | : : : : |: : :|
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. | : : : :∠==ミ,, ',: : ∨ |:::|::|\_: : : |: : : : :.|: : :|
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. |.:′ |:::∧: : ∨ 、┼ ┼ 〉 ト |: : :|
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【アスナ】
「――みんなそれぞれ自分なりの考えを持って、行動を始めているんだね……
. 教えてくれてありがとう」
【アベル】
「どういたしまして。
. ――だけど、聞きたいことはもうひとつあるんじゃなかったか?」
【アスナ】
「えぇ。
. だけど、こっちははっきり言ってしょうもない質問よ?」
【アベル】
「だけど、聞かせてもらわなきゃ答えようがないぜ?
. これもさっき言った気がするが……」
【アスナ】
「そうね。じゃあ、聞くけど――」
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/:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
/:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ
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r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: / ': : :./':/ !: : : : : ゙.
|: : /:!: : : :;;.l: :/ |: /‐V─‐|: /|! |' !:.:,':.--=|
,イ: : :、:|: : : :;; |/ .|/ __,!/| 、 l:./: : : : :|
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/: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´ ` -─、 /'ヽ:.:/: : : |
. /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l ! ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
/:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l ノ) `ヾ //:.!:./ |:!
,':/ l: ;; ;;;;;,|: :;;;l: : : :.;;;| ヾ、 イ'|: :l/ |!
|' |:;;,,;;;;;;;: :;;;;|: : : : :.| ヽ ____ /イ ,'
/:/l;;;;;,': :;;;;;|: : : l: :|:.. (─‐ 、`ヽ /';;;| !
. /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\ ヽ: : : :ノ ,イ;;;;/ |
}': : :;;;;;;;;l: : :.|:.:|;! ヽ .イ:.:|;;;/! l
_..-‐┴-.;_;;;;;;;;l: : :|:.:|、 丶 _ . ≦: :.|:.:.|;;;;;|:.|
,r'´ `ヽ!: : |:.:| lヽ、 - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/ l: : !: |\ | `lヽ、_ |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
、 l: : !:|、: :`ー _ | | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
ヽ:. l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
丶 ヽ: :l 丶: : :_: : : : ; |;;;;|: |ヽ
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【アスナ】
「あなた、なんでそんな格好しているの?
. 色んな意味ですっごく目立っちゃうと思うんだけど?」
【アベル】
「あぁ、これか……」
>アベルはそう言いながら自分の頭の上に付けられたネコミミに触れ、やがて苦笑いを浮かべた。
【アベル】
「この格好をしている理由は2つある。
. ひとつは、俺のこのゲームにおけるスタイルに合っていること。
. こいつ、見た目は確かにネタっぽいが、実はかなり優秀な性能の装備なんだぜ?」
「そうなの?」
【アベル】
「あぁ。こいつを装備すると[敏捷]のステータスが10%上昇するんだ。
. 序盤から割合アップ装備っていうのも結構珍しいだろ?」
【ハジメ】
「えっ!?」
【グッドマン】
「10%!? そんなネタにしか見えない装備でか!?」
【アルゴ】
「オレっちもベータ時代にそのこと知った時は驚いたヨ……
. まさか序盤からそんなものが手に入るクエストがあったなんてネ……」
【ハジメ】
「やっぱり、性能が発覚した後は他のプレイヤーも大勢装備してたの?」
【アルゴ】
「いんヤ。デメリットもあるから使うプレイヤーはあいつ以外いなかったヨ。
. あれを付けると盾や鎧が装備できなくなってナ……
. ベータ時代はモンスターが総じて高火力だったから、軽装は好まれてなかったんダ。
. 特にボスや最前線の攻略をしていた連中からはネ」
「おまけに、NPCの店での買取価格はたったの100コル。
. さらには迷宮区のレアドロップで完全にこれの上位変換の装備があったからネタ装備扱いだった」
【ハジメ】
「オォウ……」
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キリがよくありませんが、今回はここで終了とさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
システムの変更ですが、これ以上の変更はおそらくないと思います
まだ序盤だったからこそ変更できたっていうのもありますので
それでは、この辺りで失礼いたします
おつかれ様でした
__________
>―- .,_/∠/{三三}__
,,イニニニニニ/::⌒ヾ¨¨'.:::-=ニ=-ぃ、
/ニニニニ二二/:o:::::o:::∨:|ニニ=---\ヽ
/ニニニニニニニニニレ!::::::::o::::}/iニ/: : : : : >: ヾ
/ニニニニニニニニニニニ{:o:::::::o/∨/: /: : : <: : ::‘, 早くDEBANください……
__ィイ |ニニニニニニニニニニニニ|ニニニ∧ レ^|: : : : : : : : ::八
/:i:iハ7 |ニニニニニニニニニニニニ|ニニニ,’∧ レ|: :/:}: :/レリ={
{{:i:i/∧_|ニニニニニニニ二∧:.:.:.|ニニニ|ニニi }/リリi/|ニニニ|
〃i:{:i:i:/二{ニ二二二二/:i∧: 1=ニニ|ハニ| |ニニニ|
/:i:i:∧/ニニ|ニニニニニニニ/i:i:i{:.‘, |ニニニ|:.ハj|\,,_ |ニニニ|
廴:i:i:/ニニニ}ニニニニニニ/ー'⌒ヽ:|ニニニ|:.:.:}|ニニニ\ lニニニ|
<ニニニニニニニ二二/ .|ニニニ|__ノ{ニニニ/ lニニニ|
`ヾニニニニニニニ/ |ニニニ|  ̄ .}ニニニ{
ー=====-'′ }ニニニ{ ノ:i:i:i:i:iト、
Ⅵi:i:i:ト、 `¨''⌒ヾ''`
ヽ,い`
…‐‐…、
/ :⌒: : : :⌒ \
/: : :/\ /\: : :.
' : : 「 ^^^ ^^^ : : :.
ノ:|: :.L_ _」: :| :
Ⅳ : |rt:テ rモヵ|: :Ⅳ (DEBAN)はやくきて~はやくきて~
i|: : ト /l |: :|ノ
Ⅵ : ` {{ :l
i: :ト、 マフ イ : |
|: :|r.> - <.|i: : |
x<¨¨⌒Ⅶiム斗‐…‐-jノ≧⌒ ー-
。゚ ) )Ⅶ[ ̄  ̄ ̄\ Y / ゚。
//ノⅦi. 〈 ( 丶
i_ _ // /ⅥIi. \\\ _」
/7ぐづ/ / ⅥIi. \\ ー 二 )
{{ ' '^X)/ / ⅥIi. ' )< |
i\ {∨ ⌒¨ ‐- .ⅥIi. -‐ ⌒\Vハ l____|
}} |i\ ) ⅥIi. / ー‐t.ノ
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 昨日 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは仕事の帰りにビックカメラに立ち寄ったと思ったら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ いつのまにかホロウ・フラグメントの初回限定生産版を購入していた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも 何が起きているのか わからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ なんで限定版の方にしたとかVita本体持ってねーだろとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 自分にツッコめねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしい衝動買いの 片鱗を味わったぜ…
いや、本当にマジで購入しちゃいましたw
週末にVita本体を買おう。うん
日曜のお昼に本編再開予定です
Vita本体買ってきてホロウ・フラグメント始めましたが、
インフィニティ・モーメントからカメラとかも凄く滑らかに動くようになったんで、カメラ操作に慣れないっていうw
おかげで最初のホロウ・エリアで1回死んだし……w
しかし、前回からの引き継ぎデータを『ベータテストのデータ』って表現するのは
まるで全作が有料ベータ版みたいで「もう少しマシな表現はなかったんすか」と突っ込みたくて仕方がない
15:00から再開します
再開します
ト、
| \ ヾ\
i ゝ____ノハ \
ノイ トi、 ヽ
イ ヽ ',
ー=彡. ',ヽ、
/ ',. j
. / / i. '., i. |
/ / j '., |. |
. /ノ i | / | ./ ヽ ', |. |
i i /ゝi. ; ∨. ハ ', /i |
/_ノi j. i:::j', j __ | |_い⌒∨/∨
. /ノ | |} ', i i:::::::j ,' i´ リ | /||
| ハ ' ヾ { ,'人 i/ l.i
ノノ ヽ 、 | /\ヽ-イ/. リ
\__ ノ |ノ ノイ | /
. フヽ ̄ |Vヾゝ
//,∠ヽ---------ノノ
. ',i:',i : i : i : i : i : i : i/
j/i〉i : i : i : i : i : i :i:',
. ,.'i ,.'!: i : i : i : i : i : i : i :i|
. /i /!: i : i : i : i : i : i : i : i |
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【アベル】
「もうひとつの理由は、この格好でいればベータテスト経験者が接触してくるかもしれないと思ったからだ。
. なんだかんだ言って、ベータ時代はこの格好が知れ渡っていたからな。
. だから当時と同じ装いでいれば、同じ元ベータテスターが接触してくるかもしれないと思った」
「なるほどな。当時の自分の知名度を利用したわけだ」
【アベル】
「あぁ。
. 同じことを考えていたやつも、1人いたしな」
>そう言いながら、アベルはアルゴの方にチラリと目を向ける。
【アスナ】
「そういえば、最初に情報屋さんにそんなこと言っていたわね……」
【アルゴ】
「まぁ、元ベータテスターでも情報を欲しがっている子は山ほどいるからネ。
. それに、オレっちも不本意ながら《鼠》なんて通り名のほうが知れ渡っちゃっていたし……」
【アベル】
「――まぁ、これを装備している理由はそういうことだ。納得できたか?」
【アスナ】
「えぇ」
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,..-''"´:::::::::::::::::::::::"''-、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
.{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
Y"^{リノ"´^^^^^ミ::::::::::::::::::::l
. lニ=-、 ,-==ニゝミ::::::_::::::::::::l
〉ftjヽ ' ftjヽ l::/r.ヽ:::::::l
l  ̄/  ̄ l:j {l.j/:::::::l
. l 〈__ _.ノ::::::::〈
. l /ヾト、:::::::',
. ヽ  ̄ ̄ / ヾヾヽ__
\ / l ヽ::::::`ヽ
`''‐‐‐''´ ./ /::::::::::/-..,,_
,..-''"::/\ / /::::::::::/:::-..,,_`"''
. //::::::::/:::::l l\ _,,..-/::::::::::::l:::::::::::::::>
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''" ̄"''< .\::::::::::::::|::::::::::::::::|::::::::/_¨ヽ、ヽ‐'::::::::::::::
―-、ヽ \ \:::::::::|::::::::::::::::|::::::::l |`l_j::`´::::::::::::::::::
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【グッドマン】
「なぁ、俺からもひとつ聞きたいんだが、いいか?」
【アベル】
「なんだ?」
【グッドマン】
「実際、その格好で《はじまりの街》と他の村を往復していて、
. 元ベータテスターと思われるプレイヤーと接触することはできたか?」
【アベル】
「いや……残念だけど、これまでは誰とも接触できなかった。
. 時間が夜だったっていうのもあるけど、同時にみんな“恐れていた”からだと思う……」
【アスナ】
「“恐れていた”? 何に?」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「自分が元ベータテスターであることがバレることにね?」
2:「他のプレイヤーから嫉妬されることにね?」
3:「スタートダッシュに出遅れることにね?」
安価↓3
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\ ヽ V/ / /
__ , .イ V } イニミー- ノ
 ̄¨ー ., /ヽ / ヽ r-イ
/ ./:::...:.>=<__:.:ハ \
. / i / <´ >::> >..._
、__ , ィ / ハ ! ,, - ハ 从 <
 ̄ ̄= ≠ { i /八! / }/ ヾミ;、
/ !i! // ,' \
,' ハ 川 / , / ハ
. / ∧ | , ,' ,ィ ,' i
/ _, }! i ,' ,/ ,' / /i ./| ハ
/ イ7 | | ,' ´¨,テナ=i‐- ィ/ 十-.|,,_i .i
 ̄ i i! 从 | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,; .|
| / .| ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙` l/,ィ示ュ,.ノ/ .|
人 八 {、 ,' ∧ > l, ` ー- '´ 、゙'"´, // / ノ.,'
/ | {_ ノ! |::|{ \!  ̄ イ.///./
Vーイ{ |::| ト.、 > ' イ/
i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー- 二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二ニヽ
├-___  ̄'ーニ三三三三三!
. /三三三三三≧‐-_  ̄ーニ三三゙、
. /三三三三三三三三三≧=-__  ̄ーヽ、
/_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ
/'",..-――- ̄- _  ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
. {/  ̄ ‐-._ __..、ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「自分が元ベータテスターであることがバレることにね?」
【アベル】
「たぶんな……
. 昨日と今日の時点で別の村に到達できたプレイヤーのほとんどはベータテスト経験者とはいえ、
. 到達できた者が全員元ベータテスターということは限らない。
. 自分で言うのも何だけど、俺たちベータテスト経験者は、
. 昨日から《SAO》を始めたビギナーよりも2ヶ月分“経験”でも“情報”でも有利だ。
. ――だから、“他のプレイヤーから妬まれる”と思っているんだろう」
「おまけに、状況が状況だしナ。
. 昨日のあの“チュートリアル”が終わった後、
. 元ベータテスターのほとんどは《はじまりの街》から離れていったみたいだシ……
. そういう事実があるせいで、元ベータテスターたちは素性が割れるのを恐れているのサ。
. 自分が元ベータテスターとバレた瞬間、
. 他の何千というプレイヤーたちから様々な恨みや妬みをぶつけられると思ってネ」
【アルゴ】
「――そんなことが起きてしまう前に、問題を解消した者がいたわけダ」
>そして、そう言いながら穏やかな笑みを浮かべてみせる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ノ :.:.:.:.:.:.:.:.\{_{___: : : : : : : : : : //: : : : : : : : : : : : \
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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/ ̄:`ー―――--- : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :>
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/ .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. \
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アルゴ】
「そのプレイヤーは、正式版の仕様変更にいち早く気づいただけでなく、
. ゲームクリアには元ベータテスターの協力が不可欠であることを理解していタ……
. だから元ベータテスターを擁護するかのような情報を《はじまりの街》に拡散したのサ。
. ――実際、その情報通り、これまでベータテスト経験者が次々と犠牲になっているわけだけどネ……」
「? あの情報を拡散したのはお前じゃないのか?
. あれほどの情報を早期に流布できるのは、お前くらいだろうと俺は思っていたが……」
【アルゴ】
「いんヤ。オレっちが広めたのは《黒鉄宮》の《生命の碑》だけサ。
. オレっちよりも早く、情報を掴んで拡散させた者がいたんダ」
【ハジメ】
「…………」
【アベル】
「――!
. そうか……そういうことか……」
>アベルがアルゴの視線が私に向いていることに気がつき、軽くうんうんと頷いた。
【アベル】
「だから俺にこいつらを護衛してやれなんて頼んだんだな?」
【アルゴ】
「まぁネ。元ベータテスターを代表して礼をする意味でも引き受けてほしかったのサ。
. その子のおかげで、《はじまりの街》にいるビギナーさんのほとんどは、
. ベータテスト経験者に対する恨みや妬みなんて抱いていないからネ。
. 一部の嫉妬深い輩は未だに一方的に恨んでいるかもしれないけド……」
「なるほどな……」
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/: : : :/.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\___\
/ : : : /.:.:.:.:/:.:/.:.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.、.:.:.:.:.ヾ――=ヽ
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.|: : : : : : レリ、.:.ト、├v┬リソ、リノノソt 、┬ソ|.:.:,.:.:ノ|||: : : : :|
|: : : : : : : |リ从 { . ァ==ミ ヾ^ ァ==ミi! レリノ.:.|||: : : : : |
| : : : : : : |||.:从ゝ三三、 ""三==|.:.:.:.:.:.||: : : : : :|
{ : : : : : : |||:.:.:.:|==- , -==ノ.:.:.:.:.:.ヽ: : : : : :|
|: : : : : : : 'イ:.:.:.:\zッ ==zi!.:.:.:.:.:.:.:ヾ: : : : i!
i!: : : : : : : ノ.:.:.:.:.:.:`i .{.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム: : : :i!
i: : : : : : {ノ、:.:.:.:.:.:.} ` ´ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : i!
i: : : : : :! ヽ.:.:.:.:.:.:.i> <|/∧.:.:.:.:.:.:./: : : : :/
ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
`i: : : : : : : : : \rリ: : ヽ、 ___,.j/': : : ヽ/_,,. <
_≧: : : : __: : : : : : } ̄ ̄{: : : : : //: : : : :  ̄==
【アベル】
「――そんでもって、お前のことだ、
. こいつらが生きていれば、自分の商売でも今後色々と利益があると踏んだんだろ?」
【アルゴ】
「当たり前だろウ?
. オレっちは自分の商売で“骨折り損”になるような真似だけは一切するつもりはないからネ」
【グッドマン】
「商魂たくましいやつだな……」
>私の隣でグッドマンが苦笑いを浮かべながらそう呟いた。
【アベル】
「やれやれだ……
. ――まぁ、そういうことなら俺も断る理由なんてないけどさ……」
>そう言うと、アベルはゆっくりと私の前まで歩み寄ってきた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,、
|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', i
/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::,、:::::::::::::::::::::::::::::i /
./:::::::::::::::::::::::/i:::::::::::::::::::i i:::::::::::::::::::::::::::::::|.//
/::::::::::::::::::::::::リ |:::::::::::::::::::| ',::::::::::::::::::::::i::::::|/||
i:::/|::::::::::::::::/ |:::::::::::::::::/ ',::::::::::::::::::::|_, :|
|::| .|:::::::::::/ |:::::::::::/|/ ',:::::::::::::::/ ヽ
ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
|:::::/::::. .弋ノ|::::/ / , -‐ ' i:::::::::::| /
|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..|
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
| | .|三、三゛‐ - ‐三=/三.i三三三三三三三三三三三三三|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アベル】
「今更自己紹介する必要もないと思うけど、元ベータテスターの《アベル》だ。
. ベータテスト時代のプレイヤーネームは《カズヤ》。
. 《トールバーナ》までの短い間だが、よろしく頼む」
「ハジメよ。目的の街に着くまでの間、色々とお世話になると思うけど、よろしくね?」
【アスナ】
「アスナです。たぶん色々と教えてもらうことになると思うから、その時はよろしく」
【グッドマン】
「俺はグッドマン。
. もともと《タンク》志望でこのゲームを始めたから、戦闘の際の壁役は任せてくれ」
【アベル】
「《ハジメ》に《アスナ》に《グッドマン》か……
. わかった。改めてよろしくな」
【ハジメ】
「えぇ、こちらこそ。
. ――ところで、あなたのことは呼ぶ時はアベルさんでいいのよね?
. アルゴさんからは終始《カズヤ》のほうで呼ばれていたけど……」
「ま、まぁ、別に《カズヤ》でも構わないが、他のプレイヤーがいる時は《アベル》で頼む」
【アルゴ】
「プレイヤーネーム変えたの失敗だったんじゃないカ、カズやン?」
【アベル】
「誰のせいだよ……」
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. , 、 r‐ 、
/ハヽ //\ヽ
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. // ,..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、 } }
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r=チ .:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:}:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ゙ーァ
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/イ.:/,'.:.:.:{:.:.:.{ :.:.:/` |:.:.:.:.:/ ´ ∨.:.:.:.:./ミ:.:.}
′|//.:/¨゙! :.:.l:.:,ィ㍉ |:.:.:./ ,ィ笊゙|:.:.:.:./ }:.:.}
{/ /{ {:.:.:.|/Vツ |: / Vソ |:.:.:/ rァ/.:.,′
/イ.:.ヽ ' :.:.{ レ ,:〃 ./}:.;
'.:.:.| \_V{ ヽ /'{{__//}/
ヽ| |:.:ハヽ /.:}:.:}j/ j
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r===! |ー=ミ、
|≧=< _____ >=≦|
. -=≦三三三三三三三三三三三≧=- .
rニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニヽ
!ニ三三三三三三三三三三三三三三ニ/三ニニ{
. /三ヽニ三三三三三三三三三三三三ニ'三三三}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アルゴ】
「それよりもカズやん、早くオレっちと《フレンド交換》してくれヨ。
. こっちは早く《はじまりの街》に行って、デストラップの情報を拡散したいんダ」
【アベル】
「はいはい……
. ――あ。どうせなら、ここにいる全員と《フレンド交換》していったらどうだ?
. 今後ともお互い色々と世話になるだろ?」
「ふム……確かに、それも一理あるネ……
. それじゃあ、そうしよウ」
>そう言うと、アルゴはメニューを開いて《フレンド交換》の操作を始めた。
>数秒後、アベルの前に《フレンド交換》の申請を告げるシステムメッセージが表示される。
>メッセージが表示されると、アベルは先ほどのクエスト受注の時と同様、
>迷いなくメッセージ下に表示されていた選択肢の『Yes』のボタンを押した。
【アベル】
「――終わったぞ。確認してくれ」
【アルゴ】
「ン。確かに――
. それじゃあ、次は……」
>そう言いながら、アルゴが再びメニューを操作すると、今度は私の前にシステムメッセージが表示された。
>無論、内容は《フレンド交換》の申請である。
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【ハジメ】
「――いいの、私たちまで?」
【アルゴ】
「構わないサ。オレっちもそのほうが利益があると思ったからネ。
. それに、オレっちの“お得意様”になるのなら、連絡手段くらいあったほうがいいだロ?」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:「それもそうね」
2:「ありがとう」
3:「有料じゃないわよね?」
安価↓3
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【ハジメ】
「ありがとう」
【アルゴ】
「むしろ礼を言うのはこっちのほうサ。
. キミのおかげでプレイヤー間の不協和音がかなりマシなレベルまで調和されたからネ」
【ハジメ】
「私はただ偶然情報を得ただけよ?
. 実際に情報を拡散してくれているのは、別の人だし……
. お礼ならその人に言ってちょうだい」
「そのプレイヤーの名前、教えてもらえるかナ?」
【ハジメ】
「別に教えなくてもすぐにわかると思うけど……言わない理由はないわね。
. 《キバオウ》って人よ。関西弁でイガグリみたいなトゲトゲした髪型の男性プレイヤー。
. だから、見かけたらすぐにわかると思うわ。
. あと、シンにも情報の拡散を頼んでる」
「そうカ。
. それじゃあ、その2人にも礼を言っとくヨ」
【ハジメ】
「えぇ、そうしてあげて。
. わざわざ私の代わりに目立つような真似を引き受けてくれているわけだし……」
>そう言いながら、私はシステムメッセージ下の選択肢の『Yes』のボタンを押した。
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ちょっと修正
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【ハジメ】
「ありがとう」
【アルゴ】
「むしろ礼を言うのはこっちのほうサ。
. キミのおかげでプレイヤー間の不協和音がかなりマシなレベルまで調和されたからネ」
【ハジメ】
「私は偶然情報を得ただけよ?
. 確かに、ゲームクリアには元ベータテスターの協力が必要不可欠だとは思っていたけど、
. 実際に《はじまりの街》中に情報を拡散してくれているのは、別の人だし……
. お礼ならその人に言ってちょうだい」
「――そのプレイヤーの名前、教えてもらえるかナ?」
【ハジメ】
「別に教えなくてもすぐにわかると思うけど……言わない理由はないわね。
. 《キバオウ》って人よ。関西弁でイガグリみたいなトゲトゲした髪型の男性プレイヤー。
. だから、見かけたらすぐにわかると思うわ。
. あと、シンにも情報の拡散を頼んでる」
「そうカ。
. それじゃあ、その2人にも礼を言っとくヨ」
【ハジメ】
「えぇ、そうしてあげて。
. わざわざ私の代わりに目立つような真似を引き受けてくれているわけだし……」
>そう言いながら、私はシステムメッセージ下の選択肢の『Yes』のボタンを押した。
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一時中断します
再開は23:00頃を予定しております
再開します
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===--|:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
’,: : : いツノ -===-│:.:.:.:.:.′: : : : : : : : : : : : : /
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【アルゴ】
「――よシ。無事に登録完了ダ。
. そんなわけで、今後ともよろしくネ、ハっちゃン」
【ハジメ】
「えぇ。こちらこそよろしく。
. ――ん?」
>――“ハっちゃん”?
【ハジメ】
「あの……今の“ハっちゃん”って、私のこと?」
【アルゴ】
「あァ。《ハジメ》だから《ハっちゃん》ダ。かわいいだロ?」
【選択肢】
1:「そう?」
2:「別の呼び方にしてください」
3:「タコと勘違いされそうね……」
安価↓3
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i: : : : : : {ノ、:.:.:.:.:.:.} c=っ ./{.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : i!
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ヽ: : : : : : : \:.:.:.:`ト!.=≧_≦==|//∧.:.:.:.:/': : : : ノ
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【ハジメ】
「タコと勘違いされそうね……
. せめて《ハっちゃん》じゃなくて《ハーちゃん》にしてくれない?」
【アルゴ】
「あレ? ダメだっタ?
. まぁ、そっちがいいならそっちで呼ぶヨ、ハーちゃん」
【ハジメ】
「えぇ、そっちでお願い」
>――さすがに、タコを連想するあだ名を付けられるのは、女として少し抵抗があった。
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||○ >《アルゴ》をフレンドリストに登録しました。
||○
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ノト |
彳ミ ノiミ
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>…………
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八 ト、ト、:.:{入ノリ ´ --===-- |:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : ′
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【アルゴ】
「――そんじゃ、オレっちはこれで失礼するヨ。
. 道中気をつけなヨ、カズやン?」
【アベル】
「そっちもな。情報得るために先走りすぎて死ぬんじゃないぞ?」
【アルゴ】
「わかってるサ……」
>そう言うとアルゴは、《はじまりの街》の方へと走り去っていった。
>私たちは彼女の姿が見えなくなるまでその背中を見送っていたが、
>わずか十数秒ほど経過したところで、彼女の姿は完全に私たちの視界から消え去った。
【グッドマン】
「――速いな」
【アベル】
「あいつも俺と同じで[敏捷]に特化したステータス振りからな。
. 現時点であのスピードだと、おそらく“極振り”かな?
. まだ第1層だし、[筋力]とかは後回しでも問題ないと判断したんだろ」
「“極振り”?」
【ハジメ】
「このゲームはレベルが上がると《ステータスポイント》っていうのが貰えるでしょ?
. それを全部同じ能力に振り込んだってことよ」
【アスナ】
「それって大丈夫なの?
. 他の能力も上げておかないと危ないんじゃ……」
【アベル】
「あいつだってベータテスト経験者だ。それぐらいは百も承知だろう」
【グッドマン】
「言い方を変えれば、それだけあいつも覚悟の上で《情報屋》としての活動をしているってことさ。
. 1人でも多くのプレイヤーに情報を拡散させるためにな」
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. , 、 r‐ 、
/ハヽ //\ヽ
. // } } ヽー....、 // '. '.
// .} }....-‐゙ー:.:.`:.:..'..′ } }
. // ,..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、 } }
{ { /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ } }
_{ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ}
frァ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.=ァ
r=チ .:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:}:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} ゙ーァ
/\/.:./.:.:.:/ .:.:.:.イ.:.:.:.:.:.:.}/ヽ:.:.:.}:.:.:.:.:.:i:.:.:.}/
/イ.:/,'.:.:.:{:.:.:.{ :.:.:/` |:.:.:.:.:/ ´ ∨.:.:.:.:./ミ:.:.}
′|//.:/¨゙! :.:.l:.:,ィ㍉ |:.:.:./ ,ィ笊゙|:.:.:.:./ }:.:.}
{/ /{ {:.:.:.|/Vツ |: / Vソ |:.:.:/ rァ/.:.,′
/イ.:.ヽ ' :.:.{ レ ,:〃 ./}:.;
'.:.:.| \_V{ ヽ /'{{__//}/
ヽ| |:.:ハヽ /.:}:.:}j/ j
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r===! |ー=ミ、
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rニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニヽ
!ニ三三三三三三三三三三三三三三ニ/三ニニ{
. /三ヽニ三三三三三三三三三三三三ニ'三三三}
{三ニニ',三三三三三三三三三三三三ニ'三三ニニ}
|三ニニ,三三三三三三三三三三三三ニ'三三三ニ}
|三三ニ|ニ三三三三三三三三三三三ニ{三三三三}
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アベル】
「――じゃあ、俺たちも早速《ホルンカの村》に向かうが、何か質問はあるか?
. 村までは走って行くから、聞きたいことがあるなら今のうちに聞いてくれ」
【ハジメ】
「そうね……」
【アベルへの質問】
・アベルに聞いておきたいことを具体的に挙げてください
安価↓1~5(特にない場合は、『特になし』などと明記してください)
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,.-,r=‐'⌒'=‐<
, イ " -‐- ,_\
/ `ヽヘ
__L__ __ ヽ、゙ヘ
. , イ´ ̄_.. ̄` '´ ̄ `ヽ、 ヽ }
/,ィ''"~ /⌒ \ ヾ
/ ' __ ヽ ヽ
/ ´ \ ' ヘ/
イ´ ` , ヽ ' ヽ
/ , ,' .i i 、 ヽ | i
,' , ./ | :| | ヽ ヽ .', | |
. { .| .| | :| ハ .', ', } .| !
. ! .| .| |ニ=|、 .゙yニキ―-、', ,' ! ハ
. ヘ! ', 弌仆tヽ、 ィf乏ぇ、 .| /r-、 / ./
. ヽ 、 ! ー;}゙ `ヘ/ ー ノ | /ァ-、', ./ /
∧,`ー `ー´ , /! ./ ,'. !j ./ ハ
∠"二つ ` """ ,イ/〃 / .l、!
{/ ,爪、 '/ |"´, ヘ/
,i ヾ(ヽ  ̄´ イ トヘ 从
i ⌒\`ぇr‐.< _,,ィ| `゙从ヘ
丶 ⌒ヾ`ー-、__.ィ´≦∽ .
_7ヽ }|≡-=≦三三三 \
/ ∨ /三三三三三三三三≧ュ
/ \' 、 / 三三三三三三三三≧ュ
/ \∧:ヽ三三三三三三三三三三三
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【ハジメ】
「いくつかあるわね。
. まず、“《SAO》において初心者が注意すべき点”。これは特に今のうちに聞いておきたいわ。
. それと、“《ホルンカの村》までに出現する主な敵”と“道中で気をつけるべきこと”ね。
. あとは――“別の街や村に行く際の移動のコツ”なんかがあれば聞いておきたいわ」
「そうだな……
. “《SAO》において初心者が注意すべき点”は、“普通のゲームと同じと思ってはいけない”ことだな」
【アスナ】
「命懸けだから?」
【アベル】
「それもあるが、この《SAO》はVRMMORPG――つまり、“自分自身でプレイしなくちゃならないゲーム”だ。
. 従来のMMORPGや他のゲームみたいに、『これで絶対大丈夫』的な攻略法はまずない。
. ゲーム中にやることのほぼ全てが自分の体でやらなきゃいけないからな。
. 他のゲームみたいにボタン連打したり、方向キー動かすだけで物事が進んだりなんてしない」
「そりゃあな」
【アベル】
「あと、敵との戦闘も画面越しじゃなくて自分自身の目でダイレクトに敵を見るから、迫力は想像以上だ。
. ボスとか馬鹿でかい敵とかと戦う時は、間違いなくビビる。
. おまけに、そんな敵の攻撃が自分に飛んできた時なんかはもうな……」
「恐ろしいわね……」
【アベル】
「あぁ。
. だから俺は、『一番注意すべき点は何か?』と聞かれたら、間違いなく“恐怖心”を挙げる。
. ゲーム自体の仕様上、自分自身が感じるそういった心理的なものも直接行動に表れてしまうからな。
. ――とはいえ、『“恐怖心”を捨てろ』とか『“恐怖心”を克服しろ』とまでは言えないな。
. むしろ現在の《SAO》では、“恐怖心”は少なからず持っていたほうがいいと思う」
「いわゆる、“臆病なほうがちょうどいい”ってやつか」
【ハジメ】
「――つまり、従来のMMORPG的な観測で『これなら大丈夫だろう』と判断するのは危険ってことかしら?」
【アベル】
「そんな感じだな」
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//| ハ
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// , .'::::::::::::::::::::::::/::::゛:ヽ、
//::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::ヽ、
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【アベル】
「次に“《ホルンカの村》までに出現する主な敵”だが、出現するのはイノシシと他2種類の計3種だ。
. イノシシ以外の2種類は、どちらも初心者は苦戦すること必須な要素を持っている。
. 俺もベータテスト時代はソロで倒すのに結構苦労した」
「どんなやつなんだ?
. 具体的な容姿とか名前も教えてほしいんだが……」
【アベル】
「あぁ。いいとも」
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【アベル】
「まず最初に注意すべき敵は、“カラス”の通称で呼ばれていた《キラークロウ》。
. その名前と通称通り、カラスをモチーフにした数十センチくらいの大きさの鳥型モンスターだ。
. こいつの厄介なところは、鳥型だから基本“空を飛んでいる”ことにある。
. 飛んでいるから、こっちの通常攻撃やソードスキルが届かなくてな……
. おまけに、最序盤に出現するモンスターの中で一番[敏捷]のステータスが高い。
. だから目をつけられたらなかなか逃がしてもらえないんだよ」
「そんなモンスター、どうやって倒すのよ……?」
【アベル】
「対処法は2つある。
. こいつは攻撃してくる時は必ず、俺たちの目線とだいたい同じくらいの低空まで降りてくる。
. 降りてくれば攻撃も当たるから、再上昇される前にソードスキルを叩き込めばほぼ一発で倒せる。
. 飛んでいるし、[敏捷]も高い反面、HPと[耐久]は第1層のモンスターで最も低い紙だからな」
「低空に降りてくる時のスピードはどれくらいだ?」
【アベル】
「現実のカラスがバサバサ羽音たてながらゴミ捨て場に降りてくる姿を想像してみてくれ。
. あれとだいたい同じくらいのスピードだ。さすがに急降下とかそんなことはしてこない」
【アスナ】
「なるほど……」
【アベル】
「もうひとつの対処法は、少し慣れるまでコツがいるが――
. “《投擲》スキルを使って上空にいるところを対空迎撃する”って方法だ。
. フィールドにある小石とかを拾って投げる構えを数秒間するだけで、
. 《シングルシュート》ってスキルを発動することができるようになる。
. このスキルを使えば、投げたものが対象に向かって一直線に飛んでいくから、
. ある程度の高さまでのやつなら《投擲》の熟練度が1でも迎撃することは可能だ。
. ――ただ、相手は動いている以上、そう簡単には当たらないけどな」
「つまり、基本は前者の方法で対処するべきなのね?」
【アベル】
「あぁ。
. あと、こいつは攻撃してくる時は必ずプレイヤーの頭を狙ってくる。
. だから、兜を装備していれば受けるダメージをほぼ0にできるんだ。
. 現時点ではあまり意味のない情報だが、知っていて損はないと思うぞ?」
「頭を狙ってくる――ますます現実のカラスっぽいやつだな……」
【アスナ】
「そうね。やっぱりクチバシでつついてくるのかしら……?」
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中途半端なところですが、今回はこれにて終了とさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
再開は28日の23:00~29日の0:00のあたりを予定しております
それでは、これにて失礼いたします
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. / _/_,八 `ト .__j ∨ 、 \_
′ i | jト、 :|___\| ∨∧ ̄
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| .| | | \ | .}| .| | イベント海域が終わらNEEEEEEE!!
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∨ 、 ‘, 「  ̄ __ ./ }|| ∨ト \_
′ \、__ \__/ `ー' ,j j ./ .! |  ̄
八 j[。.._ ⌒ .。sj[/И N|
\ 人 ̄~~〕is。.___.。si〔ト、 :l 八 、
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/ \ : : : : : : : : ‘, /: : : : : : : : : / ヽ
すいません。0時再開予定でしたが、朝か昼まで延長します……
15:00から再開します
ゞ_{ー- 、∧ノ{
r _ ゞ ≦  ̄ ヽ
|/r ′ - > -―  ̄`ーー
/ / .|/ / ヽ ヽ うわぁ……
ム./ / / i ヽ i iヽ
. / /lムl |⌒i八 \jヽ i i __________
ノ川|l .| /7:::::T \}r:::‐rV| | /〉------------------ヘ
ノ リノ川 | .、::::ノ 、::ノ リi |. //  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
. } 人Y| .i ( | // /
ノ iト| .|、 ノ |. // /
八 V> ,__.. イ .jノ // /
/\乙 ニE7::\厶イ // /
/:::::::`⌒>‐く::::::::j>r- 、// /
../:::: ̄`7‐ヘ._)))>ヘ人ノ/〈_________________ノ
《SAO》ベータテスト当時の某掲示板の様子(一部抜粋)
1:【ソードアート・オンライン】死んだらhageるスレpart4【ベータテスト版】(753)
2:【全て遠き】SAOのメシがマズいpart41【理想郷】(315)
3:【理想】SAOの美少年()&美少女()ヲチスレ【現実】(913)
4:SAO情報交換スレpart59【ベータテスター専用】(193)
5:SAOでネカマ・ネナベしている奴→(593)
それじゃあ再開します
/i、 ,ィ!
// ヽ /,イ|{
// ヽ_.// }|
//ィ≦:::::{i:::!/ミx、 ||
/彡.::::i:::::::::::::マ:::::::::::::|リァ
〈 リ{:::::::|::::::::::::::::::::}::::i::::}!ヽ、
\从::::|:::;:::::::::::::::::|}:::}∥/
{从:::i:::';::::::::::::::j:j:::/ィ
ィ≦ニニニニニニニニニニニ≧ュ_
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〉ニニニニニニニニニニニニ{
/ニニニニニニニニニニニニニ!
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【アベル】
「それと、一応補足しておくと、こいつは夜間は出現しない。
. ――ただ、後で説明するけど、夜間は夜間で別の脅威がある。
. 夜間のフィールド上での行動は、よっぽどのことがない限りはやめたほうがいい」
「わかった」
【アスナ】
「時間帯で出現するモンスターも変化するんだ……
. かなり本格的なんだね」
【グッドマン】
「言っておくが、最近のゲームではそんな珍しいことでもないぞ?」
【アベル】
「そして、もう1体の脅威となるモンスターは――」
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【アベル】
「ベータテスト時代は“オオカミ”の通称で呼ばれていた《ワイルドウルフ》だ。
. こいつはカラスみたいに飛んだりはしないんだが、イノシシよりも攻撃力が高い。
. あと、動きもイノシシみたいにまっすぐ突っ込んで来るわけじゃないから、
. イノシシと同じ感覚で相手にしたらまず痛い目にあう」
「それは攻撃パターンが一定じゃないってことか?」
【アベル】
「一応、攻撃の噛みつきをしてくる時に飛びかかってくるんだが……
. その飛びかかりをしてくる距離タイミングがランダムらしくてな、俺も未だによくわからん」
>それと、と付け加えて、アベルは話を続ける。
【アベル】
「こいつの厄介なところは、HPが20%以下になったら必ず《遠吠え》をするんだ。
. これを行われると、周囲にいるオオカミがその場に集まってくる。
. だから、こいつと遭遇した時『長期戦になる』と思ったら逃げたほうがいい」
「仲間を呼ぶって……それ、1体1の場合は特に危険じゃない?」
【ハジメ】
「そうね。
. ――そいつは夜間には出現するの?」
【アベル】
「出現する。というか、夜間の場合はさらに厄介だ。
. 必ず2体以上の複数体で行動しているからな……」
【グッドマン】
「それはまた……」
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【アベル】
「次に、“道中で気をつけるべきこと”と“別の街や村に行く際の移動のコツ”を一緒に説明する。
. まず気をつけるべきことは、“できるだけ順路からは外れない”ってことだな」
【ハジメ】
「順路?」
【アベル】
「あぁ」
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【アベル】
「例えば、今俺たちがいる草原の場合、草木が生えていない道みたいになっている場所があるだろ?
. あれに沿って進んで行けば、まず街や村には迷わずに行けるようになっているんだ。
. だから、道がわからない時は、ああった“順路”が必ず見える範囲で行動するといい」
「なるほど」
【グッドマン】
「順路上で敵がPOPすることはあるのか?」
【アベル】
「それはある。いくら順路とはいえ、圏外のフィールドであることには変わらないしな。
. あぁ、それと、順路が存在しないフィールドも存在する。森の中とかな。
. だから、『順路通りに進めばいい』と考えて行動するのは危険だ」
「まだ、そういう場所に足を踏み入れると決まったわけじゃないけど……
. そういう順路が存在しないフィールドを進んでいく時はどうすればいいの?」
【アベル】
「その時は、自分のメニューウィンドウから《MAP》を表示させて、それを見ながら進めばいい。
. それまで自分が進んできた道や知っている道はマッピングされるからな」
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【アベル】
「――で、“別の街や村に行く際の移動のコツ”だけど……
. “ショートカットや《安全エリア》を有効に利用する”ってことろかな?」
【アスナ】
「《安全エリア》って?」
【アベル】
「フィールドや迷宮区、ダンジョンには“絶対に敵がPOPしたり侵入してこない場所”が設定されているんだ。
. 範囲は限られているが、その中でなら《PK》以外の脅威からは身を守ることができる。
. だからベータテスト時代、俺たちはそうした場所を《安全エリア》と呼んでいた」
「その《安全エリア》って《MAP》とかを使えば目で見てわかる?」
【アベル】
「残念だが、そればかりは自分で確かめてみるしかない。
. 敵がいないとはいえ、そこは《アンチクリミナルコード有効圏外》であることに変わりはないからな。
. 《安全エリア》なんて言ってはいるが、《PK》は行える以上、“100%安全とはいえない”し……」
「要は、ちょっとした休憩やアイテムを使うための場所ということだな?」
【アベル】
「そうなるな。
. だから《休憩エリア》って呼んだほうが本当はしっくりくるのかもしれないが、
. 《安全エリア》って通称のほうが浸透しちゃっているから、なかなか使われないんだよな……」
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【アベル】
「ショートカットのほうは、その名の通りだ。
. さっき説明した順路は、基本“まっすぐの直線でしか引かれていない”。
. だから、順路通りに進むと街や村に着くまで若干タイムロスをしてしまう。
. そういう無駄な時間を1秒でも減らしたければ、わざと順路から離れて近道をすることも大事なんだ」
「例えるなら、不思議のダンジョン系のローグライクゲームにおける“斜め移動”みたいな?」
【アベル】
「そうそう、そんな感じ。
. 実際、このゲームには《疲労値》の概念があるしな」
【グッドマン】
「不思議のダンジョン系のゲームに存在するのは《満腹度》で、あっちは減少するものだけどな」
【アスナ】
「不思議のダンジョン? ローグライク?」
【ハジメ】
「あぁ、《SAO》とは関係がないゲームの話だから、アスナさんは気にしなくていいわよ」
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【アベル】
「――あぁそうだ、最後にひとつ聞いておきたかったことと言っておきたかったことがあった」
【ハジメ】
「なに?」
【アベル】
「お前ら、これまでのイノシシとの戦闘でクリティカル出したことはあるか?」
【グッドマン】
「あぁ。先ほどの戦闘でハジメが出していた」
【アスナ】
「これまでに確か2回出していたわよね?」
【ハジメ】
「えぇ。
. それがどうかした?」
【アベル】
「クリティカルが出た時、倒しきれなかったイノシシが怯まなかったか?」
【ハジメ】
「あぁ、そういえば……」
【アベル】
「クリティカルを受けたやつは《スタン》が発生するんだ。
. だから、攻撃側はもう一撃攻撃を叩き込むチャンスになる。狙えるなら積極的に狙うといいぞ」
【ハジメ】
「いや、でも“狙う”といっても……
. あれってシステム上、偶然発生するものでしょ?」
【アベル】
「確かにそうだが……
. 実はモンスターには“弱点”となる部位が必ずひとつ設定されているんだ。
. そこに攻撃を当てれば、ヒットした攻撃は必ずクリティカルになる」
「えっ……?」
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i リ - Ⅵ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { 灯:芯' リ Vツ/! .「i |:|
| l | い Vツ ノ,ノ .lノ |:|
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ノ }リ|:ヘ | | |.|
| .| .入 rュ .ィ| | リ
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【アスナ】
「“弱点”なんて設定されていたの?」
【アベル】
「あぁ。攻撃の属性による弱点とはまた別の“弱点”だ。
. これも《安全エリア》同様、自分で確かめて見つけ出すしかないが、
. 見つけ出すことができれば、以降はそのモンスターとの戦闘はグッと楽になる」
【アベル】
「イノシシとオオカミの場合は、頭部の眉間から脳天の辺り――
. この辺りに攻撃をヒットさせることができれば、その攻撃は必ずクリティカルになる。
. だから、レベルが1で初期装備のプレイヤーでも、ソードスキル1発で倒すことが可能だ」
「そうだったのか……
. ――いや、確かにそれなら、
. 昨日の時点で元ベータテスターのほとんどが《はじまりの街》を去っていった理由も頷けるな」
「そうね。道だけじゃなくて、敵の効率的な倒し方もわかっているのなら……」
【アベル】
「そういうことだ。
. 実際、俺も今の時点でレベルは5。あと1体敵を倒せばレベル6になる」
【アスナ】
「凄いね。私たちはまだ全員レベル1なのに……」
【アベル】
「まぁ、俺の場合、ソロだから1回の戦闘で経験値が大量に手に入るっていうのもあるけどな」
【ハジメ】
「あぁ、一番弱いイノシシでも所有EXPは60だしね」
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ヽ―--リハ::::::::r 弋_ノ .|:::::::/r':::ハ' |::::::::::::|
'、 ノ i:::::::| /| |/ 弋_ノ /::::::ハ::|--―‐ '
'、 ヽ//...| ' ./:ハ::|:.:.:.::|:.:.:.::.:/
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【アベル】
「――それじゃあ、そろそろ《ホルンカの村》まで行くとしますか。
. 俺が先頭で進むから、お前らはその後ろを絶対に離れずについて来いよ?
. さっきも言ったが、走って行くからな」
「えぇ」
【グッドマン】
「よろしく頼む」
【選択肢】
1:「歩調は合わせてね?」
2:「パーティ組まなくていいの?」
3:「ここからだとどれくらい時間かかる?」
安価↓3
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/ハヽ //\ヽ
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// .} }....-‐゙ー:.:.`:.:..'..′ } }
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【ハジメ】
「パーティ組まなくていいの?
. 《トールバーナ》って街で受けるクエストはパーティ限定なんでしょ?」
【アベル】
「あぁ、ベータテスト時代から基本ソロだったし、必要な時以外は組む必要はないだろ。
. アルゴが言っていたデストラップはともかく、第1層のモンスターなら1人でも対処はできるしな。
. それに、お前らも得られる経験値は1でも多いほうが今は助かるだろ?」
「まぁ、それもそうだな……」
【アスナ】
「さっきも言ったけど、レベル1だしね……」
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|.ヽ、
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', ヽ、 __ |. ヽ
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ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
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- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
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゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
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【アベル】
「昼間は基本的に複数体で行動しているモンスターは第1層にはいないから、
. 道中モンスターと遭遇した場合、イノシシ以外は俺のほうで対処してやる。
. だから、モンスターがPOPしても足を止めずに進め。そのほうが死ぬ確率は低いからな」
「――わかった。あなたを信じるわアベルさん」
【アベル】
「そう言ってもらうと助かる。
. ――それじゃあ、行こうか。ここから村までの距離は『距離:3』くらいだ。
. 一応、途中で森を抜けてさらにショートカットする『距離:2』くらいで着くルートもあるが、
. 今回は複数人で行くからそっちのルートは使わない。
. あそこはまた別のモンスターも色々と出現するからな。リスクは少ないほうがいい」
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >《フレンジーボア》の弱点が判明しました。
||○ >《ワイルドウルフ》の弱点が判明しました。
||○
||○ >《はじまりの街》への道筋が判明しました。
||○ >《ホルンカの村》への道筋が判明しました。
||○
||○ >《弱点》が判明したモンスターに対する攻撃は必ずクリティカルになります。
||○ >《弱点》は同じモンスターを20体以上倒すか、情報を得れば判明します。
||○
||○ >《道筋》が判明した街や村へは、到着までの距離が通常の半分以下になります。
||○ >《道筋》は同じ街や村へ5回以上移動するか、情報を得れば判明します。
||○
||○
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一旦中断します
再開は23:00を予定しております
再開します
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【移動】
・目的地:ホルンカの村
・残り距離:3
※ルート判明済みのため、進行成否判定はなし
【POP判定】
・末尾奇数:POPせず ・末尾偶数:POP
※末尾0も偶数として扱う
※末尾奇数の場合、コンマ10の位の数字分パーティの疲労値上昇
安価↓2
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>道に沿って草原を走っていると、突然目の前が光が発した。
>言わずもがな、モンスターのPOPだ。
【ハジメ】
「イノシシじゃない……!」
>光が収まった後、そこにいたのは4つ足の犬のようなモンスターだった。
>おそらく、先ほどアベルが言っていた《ワイルドウルフ》というモンスターだろう。
【アベル】
「早速オオカミが出たな……
. 立ち止まらずにそのまま前に走れ」
>私たちの先頭を行くアベルが私たちの方に少しだけ振り返りながらそう言うと、
>右手で腰にさげていた鞘から一振りの短剣を抜いた。
>――私が知っている、昨日武器屋でシリカが購入していた《アイアンダガー》とは違った剣だ。
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シ ヽ |:::::::::/ ト 、 |:::::::::::::::::::::::::::|__/:::::::::::/'
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ハ三三三三三三三三三三三三三i
三三三三三三三三三三三三三三三三ミ/
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>剣を抜いたアベルは、それを軽く構えながらさらに足を速めて加速した。
>そして、目の前にPOPしたオオカミの方にまっすぐ突き進んでいく。
>オオカミもアベルにターゲットを取ったようで、その場で軽く屈み込んだ。
>おそらく、攻撃である《噛みつき》を行うための前工程だろう。
>この後、オオカミはアベルに飛びかかり、自慢の牙を彼にお見舞いしようとするはずだ。
>――数秒後、オオカミは私の予想通りアベルに飛びかかった。
【アベル】
「…………!」
>――だが、それとほぼ同じタイミングでアベルの持っていた短剣の刃が発光。
>すぐさまアベルは短剣を前に突き出した。
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`''-、 .ヽ
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>突き出された短剣の切っ先は、
>目の前から飛びかかってきたオオカミの眉間にまっすぐ吸い込まれ、やがて深々と突き刺さった。
>そして、そのまま右腕を斜め下に振り下ろしたアベルに従い、短剣はオオカミの顔を斜めに切り裂いた。
>――切り裂かれた跡を示す赤い線のエフェクトが、オオカミの顔面にくっきりと刻まれる。
>ここがゲームの世界ではなく現実の世界であれば、おそらくスプラッタな光景だっただろう。
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囗 ロ 。
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囗ロ
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>顔面を切り裂かれたオオカミはそのまま空中でピタリと静止し、
>次の瞬間には青く発光させ、やがて無数のポリゴン片となって四散した。
>四散したオオカミが消滅すると、アベルの前にリザルト画面のシステムウィンドウが表示される。
>だが、アベルはそれに目を通しもせずに左手で触れて、閉じてしまった。
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ト|::::::::::ト::::::::::::|/\::::::::::::::::::::r' \::::| ト!
|:::::::::,' \::::::|/了ぅ:::::::::::::::::::| .|\ア
ム::::::::i/了ぅ:、::::| .\::::::::::::| |::::|
!::::::::| ヽ| ト、::::::::| ,.!:/
ヽ:::|ヽ 、 .|三三ミ=/|:/
ヽ:ハ ー ‐ ' ,.!三三三三ミ=、
.y ヽ , ' |三三三三三ミ=、
-=三三三三三 ー '| , ┘三三三三三三ミ=、
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\三三三三三三三三三三三三三三三三三、
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/三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三、
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【ハジメ】
「リザルト確認しなくてよかったの?」
>なんとなく、私はアベルにそう声をかけてみた。
【アベル】
「あいつはたいしたアイテムはドロップしない。いちいち確認していたらキリがないよ」
>短剣を鞘に納めながら、アベルは苦笑いを浮かべながらそう答えた。
【アベル】
「それよりも、足が止まっているぞ?
. 他のモンスターが現れる前に、先に進もうぜ」
【ハジメ】
「あぁ、ごめんなさい」
>私は気を取り直して走るのを再開した。
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【移動】
・目的地:ホルンカの村
・残り距離:2
※ルート判明済みのため、進行成否判定はなし
【POP判定】
・末尾奇数:POPせず ・末尾偶数:POP
※末尾0も偶数として扱う
※末尾奇数の場合、コンマ10の位の数字分パーティの疲労値上昇
安価↓2
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【グッドマン】
「またモンスターが出たぞ」
>私の隣を走っていたグッドマンが指さした先で、再びモンスターのPOPを示す光が発した。
>現れたのは、すでに私たちも見慣れた“イノシシ”こと《フレンジーボア》だ。
【アベル】
「どうする?
. あいつは非アクティブだから、無視して横を素通りしてもいいが……?」
>そう言いながら、アベルが私たちの方に目を向ける。
【アベル】
「倒すか倒さないかはお前たちに任せる。
. ただし、倒す場合は俺は手は出さないぞ?」
>――つまり、倒す場合は私たちだけで倒せということか。
【アスナ】
「どうする?」
【ハジメ】
「…………」
【選択肢】
1:倒す
2:無視する
安価↓2
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イ´/ ̄イ-
{、 | {/ _―二ア、
ゝ \´__ ´ >、
, イ´  ̄  ̄ ヽ、"´ \
/´`/、 _ /´ ̄`ヽ 、 ,
/ / ` ヽ ',
,' / ヽ } }
i / / ヽ ', } .l |
|' _i 斗-‐=/、.i 斗-‐=| 、 リ , }
| ´ } | /、_ { | }. | ` / / リ
| :| ゞ‐-r、_ヽハ }_z-r=ァ , { ト
, .| { | ら云ド ヽ /ら云} " ハ、ハ {
ヽ ! 、ヾ 弋-ソ `"弋‐ソ / イ } ヽ |ヽ
ヾ ゝ \_ , //} ノ ヽ ヽ l
, ヽ ̄ 人 ヽミ
,.-―', i\ -- イ -――--、ヽ、
!_ ゝ、l ̄ ̄¬ー-=ニ二-====ミ、
/三三≧=-__  ̄ー=三三三三ミ、
/三三三三三三三≧=-__  ̄ー=ミ、
/ ̄ー=ニ三三三三三三三三≧=-__ \
. / ̄¬ 、  ̄ーニ三三三三三三三三三三三三≧=ヽ
/ _ __ー 、  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ゙、
{/  ̄ ‐- _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ヽ
【ハジメ】
「倒しましょう。
. クエストの討伐対象だし、なにより私たちに経験値が入るし……」
【アスナ】
「わかったわ」
【グッドマン】
「そうこなくっちゃな」
【アベル】
「そうか。それじゃあ、俺は近くで観戦している。
. もし誰か1人でもヤバくなったら助太刀するが……まぁ、大丈夫だろ」
>そう言うと、アベルは足を止めて私たちに道をあけた。
【ハジメ】
「――それじゃあ、始めましょうか?」
【グッドマン】
「あぁ」
【アスナ】
「えぇ」
>私たちはそれぞれの武器を手に取ると、イノシシに近づいていった。
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└―――┘ |
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┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >これより戦闘パートに移行し、戦闘が始まります。
||○ >しばらくお待ち下さい……
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
戦闘の時間だああああああああああああああああ
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:10
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:9 [NEXT]:40
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:20
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ /
〉 / } { l、 { } ノ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ {
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、
`┴' ` ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>フレンジーボアが1体現れた!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちなみに、戦闘システムの変更や修正で>>447以前とちょっと疲労値とか熟練度数値変わってます
【名前】 ハジメ レベル:1 NEXT:10
【状態】 異常なし 【疲労】 1
【所持金】 60コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:29 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:5
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:99/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
コートやマントなどの衣服系防具を重ね着可能。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 アスナ レベル:1 NEXT:40 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 9 【好感度】 普通
【所持金】 140コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 + 1
【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:25 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:8 [軽業]:4 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○リニアー
攻撃属性:貫通 威力:[筋力]×1.3 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スモールソード 耐久値:99/100
武器種別:細剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:6 疲労:1
小型の突剣。軽くて丈夫で刺突力がある。
[俊敏]+1。
○麻のクローク 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:1 重量:0 追加疲労:0
麻繊維で織られたフード付きのクローク。
防御力はないが軽く、通気性も良い。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【名前】 グッドマン レベル:1 NEXT:20 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 0 【好感度】 普通
【所持金】 30コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 - 2
【武器熟練度】
[片手剣]:15 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:2
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:3
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鉄の剣 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:5 疲労:1
SAOプレイヤーがゲーム開始時、最初から所持している初期装備。
○鉄の盾 耐久値:100/100
防具種別:盾 防御力:8 重量:2 追加疲労:1
歩兵用に開発されたスタンダードな盾。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ポーション 個数:2
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○癒しの水 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人の疲労度を30下げる。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
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│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:10
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:9 [NEXT]:40
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:20
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
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,.-''";;;;;;;;;;``'ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
,!;;;!゙`''~^~ァrr-'゙`'´''ラヘ;;;!
|;;;| ノリ ミ;;;|
_ゞ;! r─-- 、 rェ----、ミ;リ
!ヘl;|. ぐ世!゙`` ,ィ '"世ン 「ヽ
!(,ヘ!  ̄'" |:::.`  ̄ ,ドリ
ヾ、! !; ,レソ
`| ^'='^ ム'′
,rト、 ー- ─-: /|
_../ i| \ === ,イ.:ト、
/ i| ゙、\ ; /リ.:;!:::\、_
゙! ゙、 `ー─''゙:::;:'::::|::::::::::\
゙、 :::/::::::|::::::
`ヽ、 ゙、 ./ .| ,-、、
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【グッドマン】
「雑魚でも油断はできないからな……」
>グッドマンは[防御]と[庇い]の体勢に入った。
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フ ,.:' : : : : :./ / ≪_ 丶
/´ ̄ ̄>l / ` _....,.-─-.、
. : : ;イ / _...-‐ ''"´ ̄´ \
. :_; -ムr.<´/ / _..-‐''" ヽ
. : : チ:/λ;ハ _ _ -''" _ -‐''"´ lヽ. ゙ .
_..イ/.イ: : :{. :У ヽ.___/_/ 、゙、 \ l
─|': : :. ̄: : ヽト、.: .:|:<// ,.' 〃≪ ,, '' ,イ. ,ハ ! \、
 ̄`゙>: : : : ハ: :.ゝ‐ァ'<--// ゝ─` ミ彡/ , /:,' / ! ヾ、 ヽ
. . .: : : : _: -─:\|\___/ ...::,::-'" .../ ..../ /:/ ハ. |
_: -‐:''": _: -:─:''"\: : / ..: :/ ..::;:ィ:;:-''"7´ ,ィチ;ィ:./ |.l
‐''"´─-:::_ : : : : : fニY .:-'" . : ;x<|/ / /ィ寸チ:/ リ
/: : : : : :八,リ/ . : : ;ィT之斥≧xz.λ { じ レ' ,r 、
_...-:'": : : : : : : : :/ :.,-'" ` ゞニ'’ ヽ八 ! ノ,へヽ
: : : : : : : : : : : :./ _∠゙ー、 /人__r‐r‐ァ':ノ ヾ、
: : : : : : : : : :/ _,ィ圭ゝ≧ゝヽ、 ,.イイ-V 〃´)'´ ヽ
::_: :- ''"´/,.ィ圭圭圭圭ゝミミ'≧:...... ,rァ/"´Yハァv':;ヘ´ ",
´ /ィ三三三三三三三≫三ニニ≧ー-´ ノ ,'::,' \、 r、fL /!
__/'三三三三三三三≫" ヾ="´ / _..-| .: .. ヾ、___,ハr'ー‐、|_
./三三三三三三三フ" `ー、 { / ゙、: : :... ムへ ≫-..._
三三三三三三三7´: ゙ r<二} \: : : :. ...-': : : :フ<_ "ー _ ≫-..._
ニ三三三三三三7 : : | |. . . `ー-..__..-''"ハ: : : : : ,::-'' ` <_ "ー ._ ≫-
三三三三三三7|: : : | |: : : : : : : : : : :/ `ー''" `< "ー
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【アスナ】
「眉間か脳天……」
>アスナの《リニアー》!
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]+5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
>攻撃対象:フレンジーボア(弱点判明済み)
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~8:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:10
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:11 [NEXT]:40
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:20
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:3/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
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// . : /| . : |. :| |: :i|: : : : : : : : : : :|`ヽ: : : :',
// . : :/ |. : : : |: :L.._______| ,小 : : : : : : : : :│ : ';‐、: :}
、__ ____彡' . : : :' |: : : : ト、{`て´ ̄ ̄ ノ√い: : : :i| : : : : | : : |: :`,:{
` ‐--‐ァ . : i: : :i _j: : : :¦ ` '´__,二ニニニニ、__ W: : :リ : : : : | : 丿: : |`,
/ .,i : l: : :|ノ´从 : : ′ '^ア´}_j⌒ト√`!「` リ: : /: : : : : :K´: : : 丿 }\
. .' | : |: : :| ⌒\{ |7⌒炒 .ノ ,' : /: : : : : : :「ミマ¨^ー1 : :`、
ⅰ.; | : |: : :| _ァ云ミ `ニ¨´ /: ,: : : : : : : : 「`! il、: : :│: :i、
i| :| | : | : !]{ _j」} ´´ ′//l: : : : : : : : | │|い : : ! : :い
八:| !: : : : : 、l少'ノ ´ | : :! : : : : i|.ノ 八:`、:¦:丨 }
` `、:\ :、} 、、 { │: ! : : : : リ / : :ヽ`、l :│
\ :`トミ ! i : : : : 爪 : : : : : : `、: |
↑トl i|` ;¦ : : : i | :\ : : : : : :ヽ!
!i :八 T^> 、 , 1 i: : : :ⅰ:、 : : \: : : : : :\
゜ : :` 、 '{ } / |¦: : :ⅰ : ヽ: : : :\ : : : : :
; : : : :{\ . ´ │! : : : ト、 、 :\ : : :`: : : : :
i : : : :| 丶、 . | ! : : : |/>、\ :\ : : : : : :
| : : : :| 丶\___,,. イ代;、___,ノ|:i : : : |/ `¨⌒¨>…‐-
| : : : :| `、: : : : : :i |__`⌒¨~,____|:!: : : :| /, '´ ̄`
| : : : :| `、: :\/,小`! |r宀:i : : : | //
| : : : :| \/ , '/」 l」 |it'^|i : : : | //
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【ダメージ計算】
・15 + 6 - 10 = 11
・11 × 2 = 22
>クリティカル!
>フレンジーボアに22ポイントのダメージ!
>アスナの《1MORE》が発動した!
【アスナ】
「あれ? 倒しきれなかった?」
【グッドマン】
「細剣だからな。レベル1じゃしょうがないだろう」
【アスナ】
「どうする? スイッチする? それとも私がこのままもう一撃する?」
【選択肢】
1:アスナに任せる
2:スイッチする
3:グッドマンにスイッチさせる
安価↓2
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, : :  ̄ ̄ ¨丶
/ : : : : ,, : : __: : ヽ、
__ fァ、 : : /: : :´ : : : : : : ',
r´‐-、丶__lfrr,r ァ: : : : / ,: : ハ: : : :,ヽ
/: : : :r ¨!tt l/ l: : : ://!: :/ 、: : }: :}
/ィ: : : :,、l ': : -!: :l: :イ,_ /ノ ,. -ァ :ノィノ
∨レ, イ.: : (fl: : l ィf亦ァ` ィf刋 イ
_____. . . . -‐ ¨´: : / : : /l: :ゞ、`¨´ ¨ィ´/
. ,. : : ´: : -―ァ: : : : : :, : : :' : : : : /_: : イVハ: : ', ' ノ:/
/,: ´,. : : ´ : : ,: :´: :, ェ、_r ¨´ ̄`ヾ:, ヾ',: : ゝ、` .´イ ノ
/: :/ /: : : : : : /: :, -へ::::::ハミ、 ,':} ィニ、: : : :¨ <´
. /: : : :' /: :, -‐ ¨ ̄ }:::ハ::lミ` // /ィ´ト >――- 、`¨. .‐ 、
/_ : : /_ : :/ ノ:/-{::l` ‐= /:::フ .〈〈t レ >‐'イfイ `ヽ: :ヽ
r ¨  ̄ /´ --``¨'''ァ、 , -‐  ̄/} Vゝ-‐´/,-、// ̄ , ̄¨ ‐-‐ヾ 、: :ヽ
_/ ! l`< / .',, ‐´、___∠ -、!、__,,,...//`¨´-―――――――――‐
fフ / / .!-‐! {― '''' ´ ィ ニノ /---―― ¨―‐- .
‐‐!l / { .ノ l .! _ > ''´''' ¨  ̄ ¨ ''' 、} ̄ ̄
__ !l ', .'、 )―! l/イl_/.‐‐t――――――――‐ァ――――――――――
ヾ\ .ヽ _,. ´ .', ',/!l: : : : : : : l / /
` ー‐"´ .', ',ノノ : : : : : : ゝイ /
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【ハジメ】
「アスナさん、そのままトドメさしちゃって」
【アスナ】
「OK、任せて!」
>アスナの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボア(弱点判明済み)
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~8、0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]: 9 .[状態]:健康 [疲労]:1 [NEXT]:190
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:12 [NEXT]:20
│ 03:グッドマン [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:8 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:200
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:0/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 02(11) → 04(10) → 01(9) → 03(8)
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囗 ロ 。
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【ダメージ計算】
・10 + 6 - 10 = 6
・6 × 2 = 12
>クリティカル!
>フレンジーボアに12ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>ハジメのレベルが2に上がった!
>ハジメは100ポイントのステータスポイントを得た!
>グッドマンのレベルが2に上がった!
>グッドマンは100ポイントのステータスポイントを得た!
>アスナは30コル手に入れた!
>戦闘に勝利した!
>ハジメの片手剣熟練度が5ポイント上がった!
>ハジメの重装熟練度が1ポイント上がった!
>アスナの細剣熟練度が9ポイント上がった!
>アスナの疾走熟練度が1ポイント上がった!
>アスナの軽業熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの片手剣熟練度が5ポイント上がった!
>グッドマンの防御熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの重装熟練度が1ポイント上がった!
【アイテムドロップ判定】
・末尾1~7:なし ・末尾8~0:薬草
安価↓
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/ . : : : : : : : : : : . `ヽ
,: . : : : : : : : : : : : : : : : :. :.
/ . .: .:/ .:.:/ . : : 从从: : : ヽ:.:.
: :/ . :/ . : :i.: .:. .:.| |:|:|: : :i:_h
| i .:.i .:.|.:.:|.: .:. .:.| |:|:| |: :|X:〉
| { .:.| :人.:| .:.|\| j从:|: :lイ
| |ヽ :トャ七〔ヽ{ `≧ー- jノ: :|.:!
| i! :トミ、x=ミ x=ミ、,′,:'.:|
jハ :ハ `ゝ , / .:i : l
‘.:.:.:. 彡イ. .:| :.|
ト、ハ`ト . ‘ ̄’ イi:i|. : | :.|
fニフ|:.|:i:i:ハ `¨´ ハ:i:i:i|. : |≧z、
/|ニ{ i|:.|:i:{、 ,}i:i:|. : |二ハ
i != `|.:|:i:|_>ミ "´ j:i:i|. : |=/
| Vニ:|.:|イ〃 \/l≦!.:.:.|/ |
| :y=|.:|〈//,__ ノ〉、ニ:j : ハ |
| :{ニ:!.:!└' `ーく \.:.{ |
人 ‘.=|.:|ニ| ∧ \ !
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>アイテムドロップ:なし
【アスナ】
「今回は2回とも攻撃当たってよかった~」
【ハジメ】
「ご苦労様」
【アベル】
「終わったか?」
【グッドマン】
「あぁ。今の戦闘で俺はレベルが上がった」
【ハジメ】
「私も」
【アベル】
「そうか。
. だが、悪いがステータスポイント振るのは村に着いてからにしてくれ。
. 周囲に他のモンスターが出現する可能性もあるからな」
「わかった。
. それじゃあ、先に進みましょうか?」
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| | | now loading ...
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└―――┘ |
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||○
||○
||○ > 戦闘パートを終了しています。
||○ >しばらくお待ち下さい……
||○
||○
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ノト |
彳ミ ノiミ
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,"
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【移動】
・目的地:ホルンカの村
・残り距離:1
※ルート判明済みのため、進行成否判定はなし
【POP判定】
・末尾奇数:POPせず ・末尾偶数:POP
※末尾0も偶数として扱う
※末尾奇数の場合、コンマ10の位の数字分パーティの疲労値上昇
安価↓2
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|:::::::::::::::| |::::::::::::::::|γ二二フ, |:::::::::::, ― ' ' ' ' ||
|:::::/ |::::|'γ|:::::::::::::/ ̄ヽ、/二ア:::::::::| | , ! !:::::::| /
.|::/' ∨ 乞|:::::::::::/| |::::::::::::::::::::::::::| |_//:::::::,' /
シ ヽ |:::::::::/ ト 、 |:::::::::::::::::::::::::::|__/:::::::::::/'
く .|::::::::// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::△ヽ、
<ヽ |::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  ̄ ̄
| .|::::/、 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, '
.| /∨  ̄|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
 ̄ ̄ ヽ、 人::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
,,.. ''"三ミ=、:::::::::::::::::::/|:/
ハ三三三三三三三三三三三三ミ=、
ハ三三三三三三三三三三三三三i
三三三三三三三三三三三三三三三三ミ/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アベル】
「――ん?」
>先頭を走っていたアベルが何かに気づいたようで、突然足を遅くし、やがて止めた。
【グッドマン】
「どうした?」
【アスナ】
「何かあったの?」
>それにつられて私たちも足を止め、アベルに尋ねた。
【アベル】
「あそこを見てみろ」
>アベルはそう言いながら、私たちの目の前の道沿いに生えていた木を指さした。
【ハジメ】
「あの木のこと?」
【アベル】
「あぁ、あの木の枝の先のところだ」
【ハジメ】
「ん~?」
>言われた通り、私が木の枝の先端部を注視していると――
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,,::―-、
__r":::-=-:::ヽ
∠ :::::::::::::::::::::ヽ
 ̄ ̄`ヾ:::::::::::::::::::::\
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|:::::::::\::::::::::::::::::::::::::\
ヾ:::::::::::::ヽ、::::::::::::::::::::::::`丶、
\::::::::::::::: ̄―====ニニ≧、.._
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``ゞ y"  ̄ ̄ ''―====='"
__/∠
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「あ……!」
【アスナ】
「あれって……カラス?」
>黒い鳥型のモンスターの影が私の目に映った。
>どうやら、隣にいたアスナとグッドマンも同じくモンスターの存在に気がついたようだ。
【アベル】
「あぁ。さっき言った《キラークロウ》だ。
. ふと木の方に目を向けたら、木の枝のところが一瞬青く光っているのが見えたからな……
. ――ツイてるな。気がつかずにあの木を素通りしていたら、あいつに後ろから頭をつつかれていた」
「不意打ちをしてくるのか」
【アベル】
「あぁ。モンスターの中には積極的に不意打ちをしてくるやつもいる。
. あのカラスも結構狙ってくるんだ。ベータ時代よく食らわされた……」
>そう言いながら、アベルは自分の足元を見回した。
【アベル】
「あった……」
>そして、ある一点に目をとめるとそこに歩み寄り、落ちていた“何か”を手に取った。
【ハジメ】
「何があったの?」
【アベル】
「ん? 見ての通り“小石”さ」
>そう言いながらアベルが私たちに見せたのは、手のひらに収まるサイズの小さな石ころだった。
【アベル】
「こいつで先制攻撃を仕掛ける。
. すぐに終わるから、ここでちょっと待っていてくれ」
>そう言うと、アベルは私たちをその場に残し、自らは木の方へとゆっくりと近づいていった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧ ∧
∥ ヽ.(! / ヽ
∥,ィ≦:::::≧x、ヽ
イ.:::::::::::::::::::::::.ヽ }
マ/!::::::::::;:::::::::i!:::::::::リイ
〉::{::::::/.:::::::リマ:i:::::::}ア
/ マ|:::∥:::ィ/ィァ|:::}'リヽ
\ 从:;'{:// !/〈/
/ `ヽリ.、´ ̄` ,イ|{'´ ``丶、
〃,,,_ ヽ}`ー {:/ヾ,、-‐''"´
`≧ュ、< /<-‐ヽ、
Y´ニ/>≧´i:i:i:i:ヽニミ} ,i /,'{( 、
{!ニイニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}、ヽ}、 イ{/∥{/,'
/ノニニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| \`く / ∠ア
/ニニ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!i:i:i:i:ヾ { /
/ニニ;イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∥ヽi:i:i:ム /三≧、
/ニニ/:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{ ヽi:i:iム/i:i:i:i/
/ニニ/i:/|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l、 ヽi:i:i:i:i:i/
,イニニニ/i:/ ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:< \/、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>ある程度木に近づいたところで、アベルは足を止める。
>そして、足を止めると持っていた小石を投げる構えを見せた。
>――構えに入り数秒後、アベルが持っていた小石が赤く発光した。ソードスキルだ。
>おそらく、先ほどアベルがカラスの説明の際に言っていた《シングルシュート》というスキルだろう。
>次の瞬間、アベルはその光る小石を木の方へと投げた。
>小石を投げたアベルのモーションは、いかにも軽く投げている感じであったが、
>投げられた小石のほうは逆に、
>全力投球されたかのような速さでまっすぐ紅の軌道を描きながら木の先端部――
>そこにいたカラスへと向かっていった。
>――やがて、木の方から何かのうめき声のようなものが一瞬上がったかと思うと、
>木の先端部が一瞬だけ青く光るのが私たちの目に入った。
>アベルの前に先ほどのオオカミの時と同様、リザルト画面が表示される。
>私はここで、アベルの今の一撃によりカラスが倒されたことを察した。
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|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
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ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
|:::::/::::. .弋ノ|::::/ / , -‐ ' i:::::::::::| /
|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..|
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
| | .|三、三゛‐ - ‐三=/三.i三三三三三三三三三三三三三|
| | |三.ヽ、三三=../三三/三三三三三三三三三三三三三ミ|
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【アベル】
「お待たせ」
>リザルト画面を閉じながら、アベルがそう言って私たちのもとへと戻ってきた。
【グッドマン】
「終わったのか?」
【アベル】
「あぁ。今回は飛ぶ前に見つけられたから先手を取れたから上手くいったよ。
. 普通は見つけた時点で飛んでいるから、こうはいかないが……
. ――あぁ、そうだ」
【アベル】
「これやるよ。今倒したカラスからドロップしたものだが、俺には必要ないからな」
>そう言ってアベルは、自分の手元にあるアイテムをひとつ出現させた。
○カラスの羽 個数:1
種別:素材
カラス系モンスターの黒い羽。
アイテムの材料になる。
【グッドマン】
「これは……素材アイテムか?」
【アベル】
「あぁ。いくつか同じものがあれば何かアイテムが作れるらしい。
. 俺は何ができるのかまではわからないし、NPCの店で売ってもたいした金にならないからな。
. よかったら貰ってくれ」
, ´  ̄ ̄ `
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〃 / .| トvヘ │ :.
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|| ヒヘ ___ | |
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| | ト、,,⌒ヽ ,,⌒/..../∨}{ |
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【ハジメ】
「――アスナさんたち、これいる?」
【アスナ】
「さ、さすがにカラスの羽はちょっと……」
【グッドマン】
「俺も素材アイテムはいらないかな?」
【ハジメ】
「じゃあ、それ私が貰うわ。後々何か役に立つかもしれないし……」
【アベル】
「悪いな。
. ――それじゃあ、行こうか。ここまで来れば《ホルンカの村》はもうすぐだ」
>こうして私たちは、《ホルンカの村》を目指して再び走りだした。
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>…………
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ホルンカへの移動が終わったところで、今回は終了とさせていただきます
お付き合いいただきありがとうございました
次回はホルンカの村に到着したところからスタートとなります
上手くいけば、次回キリトさん本編初登場orにこちゃん再登場です
ボス戦までには耐久上げたいけど、すぐにあげる必要性は感じないからな
今後どれだけレベル上がるかわからんし、筋力俊敏索敵あたりにある程度振って次にレベル上がるまでポイント少し残すのもありかね
>>781
回復がバトルヒーリング的なものなら振ってもいいけど、効果アップとかなら最安のポーションですら過剰回復な現状必要ないかな
回復熟練度は熟練度500で《バトルヒーリング》スキル修得で熟練度分戦闘中と戦闘終了時にHPが回復するようになります
また、回復熟練度1000で《治癒促進》スキル修得でHP回復量が2倍になります
ちなみに回復熟練度は回復アイテムを使ったり
他のキャラから回復アイテムで回復させて貰ったりしても微量ですが上昇します
ちなみに、アベルの現時点でのステータスはこんな感じです
【名前】 アベル レベル:6 NEXT:450 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 17 【好感度】 普通
【所持金】 570コル 【所有ステータスポイント】 500
【ステータス】
[HP]:380/380 [筋力]:100 [耐久]:50 [敏捷]:200 + 20
【武器熟練度】
[片手剣]:20 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:55
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:45
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:201 [追跡]:101 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:20 [軽業]:12 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:14
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○フレンドサーチ
種別:追跡
《フレンドリスト》に登録されているフレンドの現在位置がわかる。
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○サイドバイト
攻撃属性:斬撃 攻撃対象:敵単体 威力:[筋力]×1.3 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
短剣初期ソードスキル。対象を斜めに切り裂く斬撃。
○シングルシュート
種別:投擲 威力:??? 攻撃回数:1 疲労:1
投擲初期スキル。持っているアイテムを相手に向かって一直線に投げつける。
投げるアイテムと投擲熟練度によって威力が変化する。
○ヒューマンサーチ
種別:索敵
マップ上にプレイヤーやNPCが表示される範囲が拡大する。
○エネミーサーチ
種別:索敵
マップ上に敵が表示される範囲が拡大する。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スチールダガー 耐久値:93/100
武器種別:短剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:10 疲労:1
鋼で作られた刺突用短剣。投擲用としても用いられる。
クリティカルが発生しやすい。
○ジェットブラックマント 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:10 重量:0 追加疲労:0
黒玉色の丈夫な布で作られたマント。
丈夫だが軽く、身にまとっても一切不快感がない心地よさがある。
通常の市場では出回らないオーダーメイド品。
○ネコミミ
装備箇所:頭部
頭部用アクセサリー。猫の耳を象った可愛らしいヘアバンド。
[敏捷]が10%アップするが、盾や鎧、兜などが装備できなくなる。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ポーション 個数:7
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○特性カスタードクリーム 個数:1
種別:食材 使用回数:30/30
小瓶に入れられた自家製のカスタードクリーム。
○狼の毛皮 個数:2
種別:素材
狼系モンスターの毛皮。
装備アイテムの材料になる。
◆スキルスロット未セットスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ラウンドアクセル
攻撃属性:斬撃 攻撃対象:敵全体 威力:[筋力]×1.3 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+3
短剣ソードスキル。複数の敵を同時に斬り裂くことができる広範囲斬撃。
『インフィニティ・モーメント』と『ホロウ・フラグメント』をプレイしながらソードスキルを確認していると気がつくことが
“細剣ソードスキルは意外と斬撃系のスキルが豊富”ということ
原作ではアスナが突き技ばかり使っているせいか、細剣ソードスキルは貫通系オンリーかと思われがちだけどそうでもないという……
まぁ、史実の細剣は斬撃にも用いられた武器なので斬撃系スキルが多いのは間違っていないんですけどねw
ゲーム版では一貫して刺突も貫通も《『突』属性》って設定なんで、本スレもそれにあやかって《貫通属性》にしてます
『突』ではなく『貫通』表記なのは>>1がアトラスゲー(メガテンやペルソナシリーズ)スキーだからw
メガテン系列の作品では物理属性の表記は『斬撃』、『貫通』、『打撃』なので……
最近の作品では全て『物理』でひとまとめにされることが多いですがw
それと、>>789-790のアベルのステータス間違ってました
熟練度は“ステータスポイント10ポイント毎に1上昇”なので、正しくは↓です
【名前】 アベル レベル:6 NEXT:450 同行者
【状態】 異常なし 【疲労】 17 【好感度】 普通
【所持金】 570コル 【所有ステータスポイント】 500
【ステータス】
[HP]:280/280 [筋力]:100 [耐久]:50 [敏捷]:200 + 20
【武器熟練度】
[片手剣]:20 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:55
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:45
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:41 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:20 [軽業]:12 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:14
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○サイドバイト
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×1.3 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
短剣初期ソードスキル。対象を斜めに切り裂く斬撃。
○シングルシュート
種別:投擲 威力:??? 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:1
投擲初期スキル。持っているアイテムを相手に向かって一直線に投げつける。
投げるアイテムと投擲熟練度によって威力が変化する。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スチールダガー 耐久値:93/100
武器種別:短剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:10 疲労:1
鋼で作られた刺突用短剣。投擲用としても用いられる。
クリティカルが発生しやすい。
○ジェットブラックマント 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:10 重量:0 追加疲労:0
黒玉色の丈夫な布で作られたマント。
丈夫だが軽く、身にまとっても一切不快感がない心地よさがある。
通常の市場では出回らないオーダーメイド品。
○ネコミミ
装備箇所:頭部
頭部用アクセサリー。猫の耳を象った可愛らしいヘアバンド。
[敏捷]が10%アップするが、盾や鎧、兜などが装備できなくなる。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ポーション 個数:7
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○特性カスタードクリーム 個数:1
種別:食材 使用回数:30/30
小瓶に入れられた自家製のカスタードクリーム。
○狼の毛皮 個数:2
種別:素材
狼系モンスターの毛皮。
装備アイテムの材料になる。
◆スキルスロット未セットスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ラウンドアクセル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×1.3 対象:敵全体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+3
短剣ソードスキル。複数の敵を同時に斬り裂くことができる広範囲斬撃。
今夜か明日には本編再開しようと思います
0:00くらいに再開します
それでは再開します
..:...:...::::_;:ノー '' ´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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: : : : : : : :ノ⌒ヾ`'"`゙''- -ー'⌒'`^- 、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_,.,_,ノ⌒`'"~ ...:....:.::..:.:::::.ソ''ー- ー' ~` . . . . . . . . . . . _
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_,.ゞ.,_.:ノ'"~ー"'(.;_;.ノ'' __|_ | : :|_
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彡ミ |ロ ロ∧ ̄//..:::;彡ミミ、,彡ミ
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工|工|工l工エエエl\ 彡彡ミミ | ,'wゞ;yゞ゙;;ミ|/lエエl工工|工
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_|工|_;工工]エlエ|┴┬>──┴───┴────┴───┴───<┬┴|エエ;工工工
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_|_|_,工工]エlエ}//.::::/v、::.;.;... ;.w;ヾ.:゙;;ミ゙':ヾvv'w:,ゞ;;;ヾ.:゙;;ミ゙ \::..\\|エエ{工工工
__|二l_l工工;エエl/,,;;,/ ....-::.;.;::.::::-..... .. .... . ... ... .`"''、v,;.wVゞ;v;ゞ;';\::..:\{エlエ[工工工
_|_|_l;;工工;エエl-_L-|,,;..v、 ....::. ::::..:.;.;:..'. .. .... .' ... : `.';;::..__ ...... .. トニH.{エエ[工l工工
、.v,,;..v、, 工工エエ|-l_ L|vゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,ゞ、.v,,;..v、 ....::.;.;:: :::.......-. --....... .. 、.v,,;..v、|ニHニ|エエ}工]工[ニ
ゞ;爻彡ヾ;ゞ;yゞ、.vk,,..vl,|ゞ゙;ミ゙、.v,,;..v、' ......'....:-..::: ::..:..: . .::..v;ヾ.:゙;;ミ.:ゞ;yゞ゙;、HニH.kv,l.v[工;工工
”v:";v;oゞゞ;yゞ ゞ;爻彡ヾ;,,;..v、,...::.--;.;: :.::::..... .. .... .__ ....;....::: ;;::.`v,,;.wVゞ;爻v;oゞ;ゞ彡ゞ゙;
.:゙;ゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,oヾv”v':,ゞ;;ミ゙'爻。....::.;.;:: .:. .... ..' . ... . ' ゞ;ヾ.:゙;;ミ.:ゞ;yゞ゙;;ミ゙':,;oゞ;ヾ;
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>――アベルがカラスを撃退してからから10分ほど走り続けたところで、
>私たちの目の前に集落らしき複数の建物が見えてきた。
【アスナ】
「あれがそう?」
【アベル】
「あぁ。あそこが《ホルンカの村》だ。
. ここまで来ればもうモンスターはPOPしないから、後は歩いて行こう」
>そう言って歩をゆるめたアベルに従い、私たちも走るのをやめる。
>――しかし、途中モンスターとの戦闘を挟んだとはいえ、30分近く走っていたような気がする。
【グッドマン】
「しかし、最寄りの村までダッシュで数十分掛かるっていうのは正直どうなんだ?
. 今更運営に文句は言えんが、もう少し距離を短くしてもよかったような気がするが……」
【アスナ】
「そうですね。
. マラソン選手にでもなったような気分でした」
【アベル】
「こればかりは、このアインクラッドの構造上仕方がないのさ。
. アインクラッドは上層にいくほどフィールド全体の面積が小さくて狭くなる。
. 逆に言えば、下層ほどフィールド全体の面積も大きくて広いってことになるから、
. 別の街や村までの移動距離も必然的に長くなっちまうんだ」
「まぁ、当時は誰もこんなことになるなんて予想していなかったんだから、
. これくらいの移動距離でも特に文句はでなかったんでしょう」
【アベル】
「あぁ。ベータ時代はこの距離がかえって冒険心をくすぐられていたからな。
. ――おっ。お前ら、あれを見てみろ」
>先ほどのように、またしても“何か”を見つけたアベルが、遠くの方を指さした。
【ハジメ】
「?」
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ィチ ̄i__j/////////|ヾ寸//`ヾェュ、/////////`´`ヽ_ ⅢⅢ
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////.ノ//|/////////..|///i }//////////\\//////..| i/////} 从 从森森仆'森ォx人森
森x/{/从|人小ト、////|///| |///////////∧ ヽ////..ト、j////∧____ ,,,,、 人x、森、森W森森森森森森森森森
森森|森森森森森Ⅸ从从从从从从从从大廾于升'''¨¨゚゚ー===-―ー―――=弌森ハ仆'森森森森森森森森森森森森森森
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>アベルが指をさした方へ目を向けると、
>そこには空――厳密には上層である第2層の底部だが――まで高く伸びる塔が見えた。
>あの塔が何なのかは、私たち《SAO》プレイヤーはほぼ全員知っている。
【ハジメ】
「あれが迷宮区……」
【アベル】
「そうだ。このアインクラッドにおける未開の上層へ行くための唯一の移動ルート――
. 内部は20層からなるダンジョンになっていて、最上層である20層にフロアボスが待ち構えている」
【アスナ】
「いずれ私たちはあの中に行かなきゃいけないのよね……?」
【グッドマン】
「少なくとも、ゲームクリアを目指す以上は避けては通れないな」
【アベル】
「ちなみに、この第1層の迷宮区は《はじまりの街》以外の街や村からならどこからでも直接踏み込める。
. だけど、距離的に一番迷宮区に近いのは《トールバーナ》だ」
【ハジメ】
「――となると、ゲームクリアを目指しているプレイヤーは、
. 必然的に《トールバーナ》に集うことになるのかしら?」
【アベル】
「そうなるだろうな。主街区でもあるから、村よりも施設が充実しているし……」
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|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
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|::| .|:::::::::::/ |:::::::::::/|/ ',:::::::::::::::/ ヽ
ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
|:::::/::::. .弋ノ|::::/ / , -‐ ' i:::::::::::| /
|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
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.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
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【アベル】
「――と、色々と話したいことや聞きたいこともあるだろうが、まずは村に行こうぜ。
. ここはまだ圏外であることに変わりはないし、クエストをさっさと終わらせたいからな」
【ハジメ】
「わかった。
. それじゃあ、村に着いたら《酒場》に行きましょう」
>これまでと同様、アベルを先頭に、私たちは目の前の《ホルンカの村》へと向かった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 2日目 2022年11月7日(月) 現在の最前線:第1層 現在位置:【第1層 ホルンカの村 酒場】
│ 現在のパーティ:【ハジメ、アスナ、グッドマン】 現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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| | :. \\.| |.\\ :l :| :| :| :| :| :|
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|l ̄ "l||| rー─i| ` ̄ ̄`||´ ̄ ̄´
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` ̄ ̄ ̄´ ` ̄ ̄ ̄´
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>…………
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/ハヽ //\ヽ
. // } } ヽー....、 // '. '.
// .} }....-‐゙ー:.:.`:.:..'..′ } }
. // ,..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、 } }
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/イ.:.ヽ ' :.:.{ レ ,:〃 ./}:.;
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r===! |ー=ミ、
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rニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニヽ
!ニ三三三三三三三三三三三三三三ニ/三ニニ{
. /三ヽニ三三三三三三三三三三三三ニ'三三三}
{三ニニ',三三三三三三三三三三三三ニ'三三ニニ}
|三ニニ,三三三三三三三三三三三三ニ'三三三ニ}
|三三ニ|ニ三三三三三三三三三三三ニ{三三三三}
|三三ニ|ニ三三三三三三三三三三三ニハ三ニニニ}
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>《ホルンカの村》に着いた私たちは、
>まずはアベルの受注していたクエストを完了させるため《酒場》を訪れた。
【アベル】
「とりあえず、どこか空いている席に適当に座って待っていてくれ。すぐに終わらせてくる」
>アベルはそう言うと、自身のストレージからクエストアイテムである荷物をジェネレートし、
>それを手に1人カウンターの方へと向かっていった。
>――よく見ると、カウンターには《はじまりの街》の《酒場》にもいたウェイトレスNPCの姿があった。
>どうやら、施設にいるNPCの外見は、基本的に全員同じもののようだ。
>こうしたところは、いかにもゲームらしい。
【アスナ】
「じゃあ、言われた通り、どこかに座って待っていようか?」
【ハジメ】
「そうね……」
>私は店内を一通り軽く見渡した後、店の一番奥の数人用のテーブル席に座ることにした。
>この隻を選んだのには理由がる。
>ここならば、新たに別のプレイヤーが店に訪れた時、振り向く必要もなく姿が拝めるからだ。
>ゲーム開始2日目という現状、
>この村にいるプレイヤーは元ベータテスターか、ゲームクリアを目指す者である可能性が高い。
>そのため、他のプレイヤーは見つけ次第、情報を共有したい意味でも接触しようと私は考えている。
>それに、昨日と今朝のクラインとの話によれば、
>ここには《キリト》という元ベータテスターがいるはずだ。
>できることなら、この人物とも早めに接触しておきたい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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`ヽ::::/ リijk| lミ::::::::::::::::::::::::::',
.レ′ ,!トゝ、 !ミ:::::::::::::::::::::::::::|
| !ミ::::::::::::::::::::::::::::|
|二二二l ゞニ二二二二ゝ ヽ::::::::::::::::::::::::::::|
ヽ. '´ |.U.l '´ |.U.j`丶 |:::::::/`ヽ:::::::::::|
| ー`‐ | ー---‐ .|::::::| /、 |:::::::::|
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| ./ 、 从|. /:::::::::::::|
| ゝ、r‐ |:::::::::::::::|
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', =ニニニニ=-‐ 从:::::::::::::|
.ヽ _ ./ . 从::::::|
\ / _从|____,
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ー┬ '´ _,,-'''´ .|
. |_,,-''' . .__,,,,, -‐‐‐ ''""~ ̄ ̄ ̄ `゙'‐ 、
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./ ,,-ー'''´ `゙'‐ 、
./, '´ `ヽ
_,,-ー'''´ `ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【グッドマン】
「――なぁ、せっかく《酒場》に来たわけだし、何か飲むなり食うなりしていかないか?
. 見たところ、今店内にプレイヤーは俺たちしかいないみたいだしな」
>席についたところで、テーブルを挟んで向かい側の席に座ったグッドマンが私にそう尋ねてきた。
【ハジメ】
「でも私たちお金ありませんよ?」
【アスナ】
「――いや、一応今の私たちでも頼めるものはあるみたいよ?」
【ハジメ】
「えっ?」
>続けざまに隣の席に座ったアスナが私に声をかけてきた。
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【ハジメ】
「あるの?」
【アスナ】
「うん。これくらいだけど……」
>アスナの方に目を向けると、アスナは目の前で何やらウィンドウを操作していた。
>――どうやら昨日の《武器屋》と同様に、
>プレイヤーが望めば商品一覧のウィンドウが表示されるシステムになっているようだ。
【ハジメ】
「これって……」
>アスナが私に見せてくれたウィンドウに表示されていたのは、
>見るからに安っぼいパンと紫色のビン――《ぶどう酒》とウィンドウには表示されている――だった。
>ウィンドウに表示されているパンは、
>明らかに私たちが今朝《はじまりの街》の旅館で食した《黒パン》と思われる。
>値段はセットで10コル――
【グッドマン】
「いかにも“最低限の食事”って感じのメニューだな……」
>向かい側から同じくウィンドウを覗きこんでいたグッドマンが思わずそう呟いた。
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/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、ハ
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ト|::::::::::ト::::::::::::|/\::::::::::::::::::::r' \::::| ト!
|:::::::::,' \::::::|/了ぅ:::::::::::::::::::| .|\ア
ム::::::::i/了ぅ:、::::| .\::::::::::::| |::::|
!::::::::| ヽ| ト、::::::::| ,.!:/
ヽ:::|ヽ 、 .|三三ミ=/|:/
ヽ:ハ ー ‐ ' ,.!三三三三ミ=、
.y ヽ , ' |三三三三三ミ=、
-=三三三三三 ー '| , ┘三三三三三三ミ=、
\三三三三三三ミ| /三三三三三三三三三ミ
\三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
\三三三三三三三三三三三三三三三三三、
\三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
 ̄/三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三、
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【アベル】
「ん? 何か食うのか?」
>気がつけば、アベルが私たちのもとに近づいてきていた。
>どうやらクエストを完了させたらしい。
【アスナ】
「終わったの?」
【アベル】
「あぁ。何の問題もなく……
. ――何か食うなら、別に無理して高いもの食う必要はないぜ?
. 下層の食い物でマトモな味のものはほとんどないからな。
. 空腹を満たすだけなら一番安いもので十分だ」
「だけど、一番安いのは《黒パン》よ?
. 今朝食べたけど、これ美味いとかマズいとかそういうレベルの話じゃないわ。
. いくら安くたって、“食事”の実感がわかないものを食べるっていうのは……」
「それに、お酒も出てくるみたいだしね……
. 私たち未成年よ?」
【アベル】
「なるほどな……
. 確かに《黒パン》は安くてそこそこ腹持ちもするから携帯食には向いているが、味はしない。
. 俺もベータ時代に最初食った時は『絶対にもう食わねぇ』と思った――」
【アベル】
「――“こいつ”を見つけるまではな」
>そして、そう言いながら何やらフタ付きの小さなビンをジェネレートした。
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/ / i /-┤ /‐=| / / } '.
′{ | |i / _」Lj_ | ./}/ } :
゚ f⌒ | kf爪_ハ~`ヾ | / へ、} ゚。
! 人__| | ,弋_り |.′ } / __\
}( Y´| ti八 ´"" 芹K ムイ ⌒
{__≧{ | \ 〉じノ } / ;
(_彡'八| i⌒ "''' ∠ 。゚
il| | | .′}/
从 i | ト、 ⊿ ノ |
} l | | \ |
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} l | |:i:\ ∧ i| i| |
} l,_」 |\i:i:\ /):i} i| i| |
-‐┴*'7゙/| |V〉\:i:i:厂,:イ`ーr‐r‐| ¦
.′ / /| | 《 /i:i/:i:/_ノ | | ! : `ヽ
i / /, | |^~/i:i/:i:/ /´ | | i ! }
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【アスナ】
「なに、そのビン?」
【アベル】
「まぁ、見てろ」
>そう言うと、アベルは椅子に座り、《酒場》のメニューを開いた。
>そして、私たちが見ていたものと同じ商品――パンとぶどう酒のセットを4つ注文した。
>注文された瞬間、私たちの座っていた席のテーブルに画面通りの商品が4セットジェネレートした。
【グッドマン】
「ん? いいのかい? 俺たちの分まで頼んでくれたみたいだが……?」
【アベル】
「別に金があるのに40コルくらいでケチケチするほどのプレイヤーじゃないよ、俺は。
. ――それで、こいつの使い方だがな……」
>アベルは左手に《黒パン》を掴むと、右手の人差し指でテーブルの上においたビンのフタに軽く触れた。
>――すると、ビンに触れた指先が何やら光り始めた。
【アスナ】
「指が……」
【アベル】
「――で、この状態の指でパンをなぞるとだな……」
>そう言いながら、アベルが光る指先を左手に持っていたパンになぞらせると、
>なぞっていった部分に、何やら黄色っぽい色をしたものがパンに付着していった。
>これは――
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\`ヾ:.:.:.:. .:.: .:レ'´/
_,. -=≒‐:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ゙̄≧
x≦_:.:.: ,. ´ ̄` . ´ ̄ ̄`丶、:.そ
≪_:.:.:/: : :.: :. :. \:.≧x、
. ,x≦:./:.: : : :.: .: : : :. :.:. :. ヽ:て¨`
.  ̄`7:.: : : :.: .: : .: : :.:. .: :.: ハ:.:.:.\
,':.: : : .:.: :.: : .: .:.: .:.: .: .: .:.:. :. Ⅵ´ ̄´
i:.: : : :.: :.: : : :.: :.:.:. .:.: .: .: .:.:.: \:\
l :l|.:.: .:.:.:ト、:.ト、:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ハ:.: ハ.: :.:.:トミ≧
Ⅵk:.: :!.ァγ⌒ヽ:.:/.:.:γ⌒ヽⅥ:. .イ:.j
リハ:.:圦.:ゝ __ノ.:.:.:.:.:.:.:ゝ __ノノ.j:./ Ⅳ
八\{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ィ ノ
. ヽハ ゝ /ィヘ
/:.\ ┌┐ ,.イハ:.kヘ
. 厶ィ'.:/ミix. └┘_ィ --――-、
/ ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_ ____ヽ
. }=‐-___  ̄ー=三三三三ミ、
/三三三三三≧=-__  ̄ー=三三!
/-=ニ三三三三三三三三≧-__  ̄`\
/ー-_、  ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
/=‐__>、_  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
. i/ ̄  ̄ー- _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }
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【ハジメ】
「ま、まさか、これは……“カスタードクリーム”!?」
【アスナ】
「な、なんですって!?」
>思わず、ガタリと音をたてて座っていた椅子から立ち上がってしまう、私とアスナ。
>結構音をたててしまったが、店内のNPCはそんな私たちのことを全く気にする様子を見せなかった。
【グッドマン】
「ほぅ。そんなアイテムもあるのか」
【アベル】
「あぁ。
. このクリームをパンとこうして組み合わせるだけで《クリームパン》に早変わりってわけさ。
. ゲームだからか、こうするだけでもパン自体の味も全然変わっちまうんだぜ?
. お前らも使ってみろよ」
【ハジメ】
「是非!」
>私は無意識にそう口にしながら、目の前に置かれていた《黒パン》のひとつを片手でガシッと掴んだ。
>そして、先ほどのアベル同様、空いているもう片方の手の指でビンのフタに触れる。
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_ー= v  ̄=、 レ こ
. ―‐-_イ _=三=ー、 `ラ ゃ
∠ / ヾ= F ヽ \
> / ! >、 \ /
/ ハ / 、 i ∧ `ー _、 ゚
/!/ノ!,: /ヽ_\ | 1 トー´
f , i ヽ_/ ヽ! ' ヘ_
ノ/| | > < ,! /./、 \
(゙y'ヽ ´ __ゝ人j xxx f  ̄ ヽxx /, / ./ ̄\
\/ ~ 〈_. ヽ ! } .ノ__/ ./ ト、 i!
\. 丶_ヽ ノ<ニ{ /,ハハ丿 .!/
V\ >ニニニ二二/ /:.\.
.\ ̄ 入 f、 ::...\
! .ノ ̄`ー―+―t:::. )
У _/~´
/ _.λ
<_/ .__/\ \
 ̄| |. \ノ
|_/
>ビンに触れた指が光るのを確認すると、
>場所は気にせず、《黒パン》のあいらこちらに指をなぞらせる。
>指でなぞられた場所には、ちゃんとクリームが付いていた。
>やがて、指から光が失われたのを確認した私は、勢い良くパンにかぶり付いた。
>――口の中に今朝とは全く違う味が広がった。
>その味は間違いなく、現実世界で私が口にしてきたクリームパンのそれであった。
【ハジメ】
「生きててよかったーーーーっ!!」
【アベル】
「大げさな……まだこのゲームが始まって2日目だぞ?」
>確かに大げさかもしれない。
>だが、“女”という生き物は甘いものが好きなのだ。
>全員がスイーツ系なのだ。
>実際は違うかもしれないが、今だけはそういうことにしておく。
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再開します
/: : :{:⌒ヽ: : : : : : /: : : : : : : : : / } | |i. | |ミイ{ :.
.′j⌒ヽ,:'⌒ヽ: : : ′: : : : : : : : //} / ./| |i. | | │ :.
.′: '⌒ヾ:..: ,: ⌒: :|: : : : : : : : : ////! / .| ||: l //j:} │ i
.′: :乂,:⌒ヾ{: : : : :|: : : : : : : : {/-|'=|/==! /|i | |/ 〃 } |
:′ : : : {: : j⌒ヽ --:|: : : : : : : : / | | |/.八| | / |.イ / |
/ィ: : : : : :ゝ 乂: :/ ヽ |: : : : : : : :,′  ̄ ̄ヽ ゝ:}/'⌒ヽ/ | //: ,
|:ハ: : : : :|: : : : :{ / |: : : : : :.:..:|とつ≡ミ , - 、 ,′′′
|| |: : : : :|: : : : :.\ .|: : : : |: : |:i::i::i:: ,ィ=ミぃ、j// {
|| |: : : : :|: : : : : : : ヽ{: : : : |: : | `~´/彳//{
リ |: : : : :|: : : : : :..:′|: : : : |: : | :i:i::/: :/}イ }
j/}: : /}: : : : : : ′ |: : : : |: : .ハ 〉 /: : : : ′
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【アスナ】
「あぁ……ゲームの世界でまさかクリームパンが食べられるなんて……!」
【グッドマン】
「こっちのお嬢さんもお気に召したようだぞ。
. しかし、この酒は味こそ安物のワインだが、どこか違和感があるな」
>紫色の液体が入ったグラスを手に、グッドマンが感想を漏らす。
【アベル】
「たぶん“酔い”が再現されていないからだろうな。
. 酒の味までは再現できても、さすがにそこまでは再現できなかったんだろう。
. ――まぁ、そのおかげで俺みたいな未成年でも酒が飲める世界なんだけどな」
「なるほどな。
. しかし、それだとこっちの世界で酒の味を覚えちまった未成年プレイヤーが、
. 現実世界に帰った後に未成年飲酒に走らないか心配になってくるな」
「そればかりはプレイヤーの個人のモラルに期待するしかないんじゃないか?
. それに……現実世界に帰った頃には成人しているかもしれないしな」
【グッドマン】
「――そうだな……」
>そんなことを言い合いながら、男2人は持っていたグラスをあおった。
>ちなみに、私とアスナはまだクリームパンにかぶりついている。
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. , 、 r‐ 、
/ハヽ //\ヽ
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// .} }....-‐゙ー:.:.`:.:..'..′ } }
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rニ三三三三三三三三三三三三三三三三ニヽ
!ニ三三三三三三三三三三三三三三ニ/三ニニ{
. /三ヽニ三三三三三三三三三三三三ニ'三三三}
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【アベル】
「――で、一応一段落ついてこうして休憩しているわけだが、
. せっかくだし、何か聞きたいことがあれば今のうちに聞いてくれ。
. ベータテスト版前提の話になっちまうけど、答えられる限りのことは答えるぞ」
「そうね……今のうちに聞いておきたいことといえば……」
【選択肢】
1:《ステータスポイント》の振り分けについて
2:《トールバーナ》への生き方について
3:《エクストラクエスト》について
4:自由安価(上記3つ以外で何か具体的に聞きたいことを1つ)
安価↓3
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γ:::::::::::::::,、::::::::::::::i:::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::// // .||
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.|::/' ∨ 乞|:::::::::::/| |::::::::::::::::::::::::::| |_//:::::::,' /
シ ヽ |:::::::::/ ト 、 |:::::::::::::::::::::::::::|__/:::::::::::/'
く .|::::::::// /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::△ヽ、
<ヽ |::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  ̄ ̄
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.| /∨  ̄|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
 ̄ ̄ ヽ、 人::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
,,.. ''"三ミ=、:::::::::::::::::::/|:/
ハ三三三三三三三三三三三三ミ=、
ハ三三三三三三三三三三三三三i
三三三三三三三三三三三三三三三三ミ/
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【ハジメ】
「《ステータスポイント》の振り分けについて教えてくれないかしら?
. どの能力を優先的に強化すればいいとかアドバイスがあれば……」
【アベル】
「あぁ、そういえばレベルアップしたんだっけ?」
【グッドマン】
「俺とハジメはな。アスナはまだみたいだが……」
【アスナ】
「私、昨日1回だけ戦闘に参加しなかったことがあったからね」
【アベル】
「そうか……
. とりあえず、序盤は熟練度には振らずにステータスにだけ振れば問題ない。
. 言ってしまえば、[HP]、[筋力]、[耐久]、[敏捷]の4つだな。
. どのパラメータを重点的に強化するかはプレイヤー1人1人のスタイル次第だが……
. まだスタイルが決まっていないなら、[HP]と[筋力]を優先的に上げておけ。
. そうすれば、少なくともフィールド上のMobには苦戦はしないからな」
「《タンク》はどこを重点的に振ればいい?」
【アベル】
「そうだな……防御に専念するなら序盤は[HP]と[耐久]優先でいいんじゃないか?
. 攻撃も行う場合は[筋力]にもある程度振るべきだと思うが……」
【グッドマン】
「なるほど……」
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/ .: : :〉 \
/ .: : / : : : : : : : : : ヽ
/ : : / .: : : :/ヽ/}: : :. ‘,
,' : : / .: .: : :./ |: :/: : ryv
, : : /-i‐八 / ‐-.トィ:/ }: : :}
{ /: :.: rァう::抃\ ィ行;ミ、:.: ノイノ
|Λ: :.八弋ツ r':ツ八rミ::|八
',: :个 , `¨/ィ:.:レ::!
. r 、 ,: :ハ. 、 ,': :{: : : |
. r 、 .| l } : : ::... ¨´ .イ7 Λ: : |
. r 、 \\ | l f } |.:.: : :..介 ‐=爪:.:|:i:./: :: ∨
\\\ヽ ' ’_ノ .} .ノ: : :}: ;,」L=」⌒V|: ': __..: :{
\ `¨ ,. ! 〃⌒7:// 77. |::i ⌒ヽ
r‐‐-‐` / ノ i{ /:〃 ≪ ⌒ ≫ .|::i }
` ¨¨⌒ヽ r´^'7 「`'7:/⌒⌒`冖´⌒'⌒| i / ;
`r´ { { ,':,' |::i〃¨^Λ
. 〈 ', r≪l:.{ |::i .,: : :,
', V { l::{⌒t.._ _..t'|::i .Λ: : .,
. . 、/\l::{ :. :. :.¨¨二二¨¨.: .: |::i f¨7: : :,
, ヽ l::{=‐- ..____.. -‐=|::i /ニΛ: : ,
}i |::{ }} {{. |::i /ニ/: : : : }
ヽ ノ i::{ }} {{ |::i /ニ/: : : : : i
\ 八! .}} {{ jノ/ニ/: : : : トノ
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【アスナ】
「試しも兼ねて今のうちに振っておいたらどうかな?
. 《ステータス強化》のやり方も覚えておいたほうがいいと思うし……」
【ハジメ】
「そうね。それなら、早速やってみましょう」
>私は頷くと右手でメニューを呼び出し、ステータス画面へ移動する。
>そして、《ステータス強化》の項目を開いて、《ステータスポイント》の振り分けを行うことにした。
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◆《ステータスポイント》の振り分け◆
●《ステータスポイント》は、後述する7つのステータスに振ることで能力を強化できます
●主人公のみ獲得した《ステータスポイント》を自由に振り分けることができます
●《ステータスポイント》で強化できるステータスは以下のとおりです
【HP】
・キャラクターの最大HPを上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に10上昇します
【筋力】
・キャラクターの[筋力]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【耐久】
・キャラクターの[耐久]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【敏捷】
・キャラクターの[敏捷]を上昇させます
・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します
【武器熟練度】
・キャラクターが装備している武器が属する武器種別の熟練度を上昇させます
・ステータスポイント10ポイント毎に1上昇します
【戦闘技能熟練度】
・キャラクターの【戦闘技能熟練度】1つの数値を上昇させます
・ステータスポイント10ポイント毎に1上昇します
【生活技能熟練度】
・キャラクターの【生活技能熟練度】1つの数値を上昇させます
・ステータスポイント10ポイント毎に1上昇します
{、 /"´ イ´ ̄ ̄ミヽ
ヽ\ {、 ./ //-―=≦⌒`ヽゝ
\ `ヽY / /, ̄ ̄`冖‐-、 \
, -‐≧=-ヽ{ / ´-― \ ヽ\!
, ´ <´⌒` }ヽ―- \ヽ '
/ /⌒ \ ヽ / }〉、 ヽ ヽ }
/ ' ヽ | '. j'ハ}ヽ ヽへヽ\|ヽ、
/ | | | | .| | / ∧ ヽ \ヽ) !⌒
/. | ィ寸7T¨` | | イ /人ヽ ヽ \ _ ,
, ⌒{ |八!ヽ{ヽ リ /|'⌒} // ヽ.} ヽ‐-ヘ― '´
| | 从ヽ .| ' 弋tフ / ' , ノ リ / } l | } / Y ヽ
{ { ゞ='´ヽ{ ´/ | イ ./ ハ } | |. / / /
ヽハ .ハ 、 /イ.リ !∧{. /{ ノ イ | l/ / /
. ゝ圦 、 __, /'/,、ィイゝ. /( `ヽ! .l. / // )
}/ \ イ /}/}ィリァ( 从 ! ヽ ヽ'´ ´/
,リ. `´ヽ「¨´//////>-、{ , /
/' /⌒¨´イ /////////l}` _ゝ /
__, -=≦ノ、///////〃//////ム r冖 { / イユ
/ r へ <´イ///////イ/////////{ Y/7「/}「7//
. {,-⌒`ゝ―-¨'///////∧////////∧ '//////〃
/: : : : /: : : : : : l///////∧////////∧ '//////
. ヽ: : :人: : : : : : 〉/////////∧///////∧}////{
. リ: : : : : `: : : ¨´: ∨////////ヽ//////〃////|
. /: : : : : : : : : : ; -‐ ∨///// ヽ/イ/〃/////l
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, : {: : : : : : : : : : : : : :/∨/ ヽ////////
{: : ' : : : : : : : : : : : イニニヽ{ \////
|: : : : : : : : : : : /:/「¨¨¨⌒.
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【《ステータスポイント》振り分け】
・《ハジメ》の強化したい能力を選択してください
・所持している《ステータスポイント》を全て振り込まずに残すこともできます
・【戦闘技能熟練度】と【生活技能熟練度】に振り込む場合、複数の熟練度に振り込むこともできます
・現在の残り《ステータスポイント》は100です
安価↓5
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(___/ ̄ ̄ ̄\ /レ ⌒丶、
>‐- ___ ∨ \
/ -‐━━━‐- .\ -‐┐ \
. ´ ``く | ゚。
ー=ニ, /\ | ∧
. / / \ ∧ / / .
/ / ′ V ∨ /|/
// | | / |
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|{  ̄ミiト /L. 」_ } | ノ| . |
|{ ,ニL」_、 | |/| ノト , / /| / ノ
|{ 〈 {:::::(_}\ |,二ヒ.」_ |ノ〉 〈 | |/
|人 | 乂'ツ \| {:::::(__,ハ/ /} ∧゚。 |
. 〕iト r 乂'''シ / /) ..::| :::. |
八 ...::::::..厶<_/ /|::::| |::|\|
ヘ. 、 _, ┐ | ..::| |::::|/|::|
|\ / / イ И/ |::::| |::::|_|::|
ノ丿 ー―| {/VVVVV} |::::| ├┬一
/  ̄} /⌒ {::::::::::::::::::人|::::|ノ|::::|
〉.::厂 }:::::::::::::::::::::::\| L.」
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}:::::::::::::::| \::::::::::::::::::::::::::::\):::::::::/
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>《ハジメ》のステータスが以下のようになりました
【《ステータス強化》結果】
・[HP] : 100 → 110
・[筋力] : 10 → 70
・[耐久] : 10 → 25
・[敏捷] : 10 → 25
※残り《ステータスポイント》は0ポイントです
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__
,.-''";;;;;;;;;;``'ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
,!;;;!゙`''~^~ァrr-'゙`'´''ラヘ;;;!
|;;;| ノリ ミ;;;|
_ゞ;! r─-- 、 ,rェ--- 、ミ;リ
!ヘl;|. ぐ世!゙`` ,ィ '"世ン 「ヽ
!(,ヘ!  ̄'" |:::.`  ̄ ,ドリ
ヾ、! !; ,レソ
`| ^'='^ ム'′
,rト、 ー- ─-: /|
_../ i| \ === ,イ.:ト、
/ i| ゙、\ ; /リ.:;!:::\、_
゙! ゙、 `ー─''゙:::;:'::::|::::::::::\
゙、 :::/::::::|::::::
`ヽ、 ゙、 ./ .| ,-、、
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【ハジメ】
「――とりあえず、こんな感じでいいかしら?」
【グッドマン】
「いかにもアタッカーって振り分け方だな」
【アベル】
「ちなみに、ベータテスト時代は第4層くらいまでは技能熟練度は育てていなくても特に問題はなかった。
. 俺みたいに基本ソロプレイのプレイヤーは序盤から索敵や隠蔽の熟練度を上げているけどな」
【アスナ】
「グッドマンさんは《ステータス強化》しなかったんですか?」
【グッドマン】
「いや、俺もしたよ。
. [HP]に50、[耐久]に30、[筋力]と[敏捷]に10ずつな」
【アベル】
「とりあえず、最低でもアタッカーは[筋力]、ディフェンダーは[耐久]が3桁に達しないと第1層攻略は難しいぞ。
. ベータテスト時代は、この第1層のフロアボスでも[筋力]が100以上あったからな」
【ハジメ】
「そういえば、さっきアルゴさんもちょこっと言っていたわね。
. 『ベータテスト時代は高火力だった』とか……」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ステータスポイント振り分けたところで今回は終了とさせていただきます
お付き合いいただき、ありがとうございました
再開は本日の夜か明日深夜の予定です
それでは、この辺りで失礼いたします
◆追記
>>852はwikiの方では[HP]200に修正しておきます
乙乙
俺の中での浪漫は槍+騎乗での突撃だったんだけどダンジョンの中では使えないのでもう諦めてる
>>858
馬型のモンスターをテイムできればワンチャン……
GW明けでリアルの仕事が忙しくなっている影響で週末まで本編再開できる余裕がない……
(要するに仕事帰りの時点でめっちゃ疲れてますw)
金曜の夜までには再開したいです……
以前システムに変更はもうないと言っていたが……スマンありゃウソだった
というわけで、以下の点を変更・修正しました
●耐久値の最大値は最高2000まで強化可能に
それに合わせて最大耐久値を上昇させるアイテムを登場させます
●ステータスにおいてスキルとソードスキルを別個に分けました
詳しくは後述
◆アビリティとスキル◆
●キャラクターには《アビリティ》と《スキル》の2種類の技能があります
●《アビリティ》と《スキル》は修得していると常時効果を発揮します
●《アビリティ》と《スキル》は技能熟練度を一定の数値まで上げたり、特定のイベントを発生させると修得できます
●《スキル》は修得できる数(スキルスロット)に上限があります
●スキルスロットの初期上限は3です
●スキルスロットの上限数は10レベル毎に1増加します
●上限を満たしている状態で新たな《スキル》を修得する場合、現在修得している《スキル》をひとつ捨てる必要があります
●一度捨てた《スキル》は基本再修得することはできません
◆ソードスキル◆
●キャラクターは《ソードスキル》という技を修得しています
●《ソードスキル》は主に戦闘中に使用できます
●武器熟練度を一定の数値まで上げることによって新しい《ソードスキル》を修得できます
●《ソードスキル》は使用すると疲労値が上昇します
●《ソードスキル》による攻撃が成功すると、装備している武器の耐久値が1減少します
●修得した《ソードスキル》は、スキルスロットにセットしなければ使用することができません
●装備している武器と種別が違う《ソードスキル》は、セットしていても使用することはできません
●《ソードスキル》のスキルスロット数は12です
●装備アイテムと違い、《ソードスキル》は戦闘中にセットしているものを切り替えることはできません
新たな変更・修正点は以上です
なお、本編ですが明日の夜に再開予定です
,.ヘ ___
,..:イ:::::::::\::::::::::::::::......、
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/イ::::::::::/ ':::::Vi::::::i __ _',::::l::::::::::::l:::::::::,
}:::::::::i´ ̄ヽ:::::ト:::::i´, ___ ヽ:l:::::::::::ハ:::ト:::、
/ム::::::{,ィ=ミヘ:::i::乂 イ i_);;.}トリ::::::::/ }::::l `
/ハ:ゝ::::ハ V::j ヽハ:{ 弋_:ツノ/:イ::/ /:::::l
l:::::i T:::::l::ハl
l:::::ト.、 , 、 ,イ::::lV
i:::::l__ > 、,------≦ニl::::lニ7
l:::::l > У ̄ ̄ ̄ l::::l l
l:::l << / l:::/ 〉、
, -=< l:ハ \\ ____ l:/_ノ/〉- 、
_ イ // └\__\___ィ==-/ l{ /// ヽ
l.....l l // _,,,ノ;/く >;((_ ト_ / // l
l.....l l {{/;;;;;;;;;,, ;;;;;;v;;_,;;;/O ト、 ノ/ ,,,, i
}-=/;;;;;;;;;;;;;;;;;, -イ V 〉...._ /_;;;;;;;/
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l../ 八,,. -''"´ { / ̄ ̄ /:::::::::::::::::::/
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.(_i:::...\:::::、...< {-= _:::::........:::::_, -‐''´ ヽイ‐' /
ヾl::::.. >イ ヽ--┘ l |.. ̄ ̄イ::::::::::::::///´
ゝイ.....\ニニニニニ } /ト-----=イ
きた! ゲーム版シノンのAAきた!
これでゲーム版シナリオに突入しても問題ない!
寝落ちスキルをコンプリートしている>>1にやはり死角はなかった
はい。すいません
毎度のごとく昨日は寝落ちしてました……w
本当にごめんなさい
22日0:00から本編再開します
それでは再開します
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、ハ
.//:::::::::::::::::::::|\::::::::::::::::::::::::::::,、:::::::::ト ハ
ト|::::::::::ト::::::::::::|/\::::::::::::::::::::r' \::::| ト!
|:::::::::,' \::::::|/了ぅ:::::::::::::::::::| .|\ア
ム::::::::i/了ぅ:、::::| .\::::::::::::| |::::|
!::::::::| ヽ| ト、::::::::| ,.!:/
ヽ:::|ヽ 、 .|三三ミ=/|:/
ヽ:ハ ー ‐ ' ,.!三三三三ミ=、
.y ヽ , ' |三三三三三ミ=、
-=三三三三三 ー '| , ┘三三三三三三ミ=、
\三三三三三三ミ| /三三三三三三三三三ミ
\三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
\三三三三三三三三三三三三三三三三三、
\三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
 ̄/三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アベル】
「――そういえば、お前らも今クエスト受注しているんだよな?」
【ハジメ】
「えぇ。イノシシを10体倒すクエストなんだけど……」
【アスナ】
「まだ2体しか倒してないよね……」
【アベル】
「それなら、レベリングも兼ねて俺がベータ時代に見つけた狩り場に行くか?
. この村を出てすぐの場所にあるから、まんがいちの時も走れば村にすぐ戻れるし、
. イノシシしかPOPしない穴場なんだが……」
「ん? いいのかい?
. そんなうまい情報をタダで提供しちまって?」
【アベル】
「別に構わないさ。ベータの頃も知りたいってやつにはタダで教えてたし。
. ただし、仕様が変更されていなければの話だけどな」
【アスナ】
「どうする?」
【ハジメ】
「そうね……」
【選択肢】
1:「行ってみましょう」
2:「やめときましょう」
安価↓2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/´ ̄ ` _ \
// イ´ ⌒ヾ―- _
/ /´ / , -‐- _ ニ= 、
/ / ィ / / `ヽ ☆
/イ./ / ´ / / / i ヽ /
}/ / / / / / .| i `
/ / l/ l/ ./ l l
l l/l匕 ̄ l / :i
l l l ィf==zx,l j /l /l :j / l
, l l 弋ツ l/l ::/ リ l/l
|ハ ∧ 从 l/ ィ≠ミxリ / / i
ヽ / ハ ヽ ' /イ/ / /
} ハ トミヽ < _ ァ / / / /
{ハ/ ヽ / ,>、 イ// 从ハ
/ニ三ニ/ ´// `,l二二二二 ヘ, lヽ
//三三ニ\ ヽ'三三三三ニム l i
l 二二二三ニ\ ヽ三三三三 ハ l l _ _
l/::::::::::::::::\ヽ二ヽ_ ィ:::l二二二 ヘヽ. l li .} l Yヽ
:::::::::::::::::::::::ヽ: : : :l:::::::::i: : : : : : i:::::::::ム | ノ しJゝ'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「行ってみましょう。
. クエストは早めに終わらせておきたいし……
. それに、先に進む以上、どっちみちレベルも上げなきゃいけないもの」
「よし。それなら早速行くか。“善は急げ”とも言うしな」
>そういうと、アベルは椅子から立ち上がり、そそくさと《酒場》を後にする。
>私たちも席を立ち、彼の後に続く。
【アベル】
「――それに、もしかしたらベータ時代の知り合いがいるかもしれないからな……」
>《酒場》を出る直前、アベルがぽつりとそう呟くのが聞こえた。
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >《ハジメ》の疲労値が0になりました。
||○ >《アスナ》の疲労値が0になりました。
||○ >《グッドマン》の疲労値が0になりました。
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
;;.ii!;;::,,、"";;,,;;,゛: |i!|il|!ll| .|i|| .|l||
il|!ll| Y ;;/,,"" |liiil|!i!|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|l||. ||i|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛""
.|lii!|ノ )`~...,,,,,,.....,,, |!!ilill|!l;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ||i|;,゛ |il|;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/
il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" .|ill |!i| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,""
il|!ll| |!,ii |ill|il|!l) |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒) .|!i| .|ill| |i|!ll| `(~...,,,,,,.....,,,⌒)
.|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|ill| |ill| .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,,
.|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii! .|ill| |l|!| .|!lli!i| Yii!
il|!ll| |l|!| |!!iill|!ll| ||liii!| |!,ii |l|!| |l|!| |!lli!i| |!,ii
!ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,.v"ji,,Iw,,MW w,,Mv,w,.vw,.vW "" V"ji,,Iw,,MW "" w,,Mv,w,.vw,
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>…………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クエスト成功のEXPが3人で割り切れない時どうするんだろう?
そんなに変わらないけど
/ .: : :〉 \
/ .: : / : : : : : : : : : ヽ
/ : : / .: : : :/ヽ/}: : :. ‘,
,' : : / .: .: : :./ |: :/: : ryv
, : : /-i‐八 / ‐-.トィ:/ }: : :}
{ /: :.: rァう::抃\ ィ行;ミ、:.: ノイノ
|Λ: :.八弋ツ r':ツ八rミ::|八
',: :个 , `¨/ィ:.:レ::!
. r 、 ,: :ハ. 、 ,': :{: : : |
. r 、 .| l } : : ::... ¨´ .イ7 Λ: : |
. r 、 \\ | l f } |.:.: : :..介 ‐=爪:.:|:i:./: :: ∨
\\\ヽ ' ’_ノ .} .ノ: : :}: ;,」L=」⌒V|: ': __..: :{
\ `¨ ,. ! 〃⌒7:// 77. |::i ⌒ヽ
r‐‐-‐` / ノ i{ /:〃 ≪ ⌒ ≫ .|::i }
` ¨¨⌒ヽ r´^'7 「`'7:/⌒⌒`冖´⌒'⌒| i / ;
`r´ { { ,':,' |::i〃¨^Λ
. 〈 ', r≪l:.{ |::i .,: : :,
', V { l::{⌒t.._ _..t'|::i .Λ: : .,
. . 、/\l::{ :. :. :.¨¨二二¨¨.: .: |::i f¨7: : :,
, ヽ l::{=‐- ..____.. -‐=|::i /ニΛ: : ,
}i |::{ }} {{. |::i /ニ/: : : : }
ヽ ノ i::{ }} {{ |::i /ニ/: : : : : i
\ 八! .}} {{ jノ/ニ/: : : : トノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>私たちがやって来たのは、村を出て数分ほど歩いた場所にある森――
>そこのちょうど境となっている平原だった。
【アスナ】
「ここがそうなの?」
【アベル】
「あぁ。
. そこの森はフィールドダンジョンで植物系のMobがPOPするんだが、
. ここではまだフィールド扱いだからそいつらはPOPしない。
. おまけに《ホルンカの村》の周辺のエリアだから、イノシシしかPOPしないんだ。
. 街や村の周辺でPOPするフィールド上のMobは、その層のフィールドで一番弱いやつだからな」
「なるほどね。
. ――あ。噂をすれば……」
>私の視界に、数体の青いイノシシがPOPするのが映った。
【アスナ】
「それじゃあ、早速やっつけちゃいましょうか?」
【ハジメ】
「えぇ」
【グッドマン】
「いや。ちょっと待った」
【ハジメ】
「ん?」
【アベル】
「どうした?」
>目の前でPOPしたイノシシに早速攻撃しようとした私とアスナを、グットマンが呼び止めた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>898
クエスト成功時に手に入るEXPは、パーティでクリアした場合は全員に同値与えられます
(例えば、成功時の獲得EXPが100なら、成功時パーティ全員に100ずつ与えられる)
コルやアイテムはパーティの共用ストレージに入るので分配する必要ありですが
,..-一ー''゙゙ ̄~゙'''ー- ..、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. \
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!マダ゙'''!゙'V┐;;;ii―=i,xri-、;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ゙゙.!;lリ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.l;; ∴/ィ,ニ'';;;;;;;;,y. .uェ;;ijニニニ以
]/'.l.| '゙.l,,ノ゛ ." l ノ" .l、.!
,!゙ .川 `゙゙゙'ー .!‘'' ̄´ .l l
ヽ ゝ | !.|l゙
.'Lヽ , l゙/
l'ァ.l `..'" .|’
.リ ヽ .ー===- /
/'゙i .ヽ ....... .,┤
/゛ .i′ \ / ; |`'、
._..-''ア ll l .\、 ." .,/;;;;;;;;l.l \
` .. l゙ .!| ..l .`゙゙´ ;.,;;;;;;;| ! .゙ぐ- ..,,_
.″/ | .i .l ! ! .゛ | ヽ.`‐  ̄'''ー ..、
.l゙ ! ..,|___.l ′ l゛ _...l ヽ .― ,,,, `''-、.
./ .|,,,  ゙゙̄^" ...,,, .,r'" ̄ .,,〕 ヽ `''ー..,、
/ l : ! ! . l ゛
,/ ! ! l .ヽ
| l .l ..l
.フ'''ー 、, .,! l ! .,/゛
.゙> .| ! .<,,_
. / | ! ..l .`''ー............,,,、
-. .l ゛ } ./ l
,,..ミi、 ! l゙ .,イ----- l
.゙ュ. ..! / 、 | ./ !
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【グッドマン】
「いや、ちょっと考えたんだが、
. どうせなら1体1体倒していくよりも、一度の戦闘でまとめて倒してしまわないか?
. 今のうちに複数の敵を相手にする場合の戦い方を覚えておく意味でも……」
「なるほど。言われてみれば……」
【アスナ】
「確かに、今はまだ1体ずつしか出現しなくても、次の層からはどうなるかわからないもんね」
【アベル】
「あぁ、言い忘れていたが、第1層でも《迷宮区》には複数体で攻めてくる敵は出るぞ?
. 出現する時は必ず1体だけだが、近くに仲間がいるとそいつと一緒に攻めてくるんだ」
【ハジメ】
「あら。だったら、なおさら集団戦の練習もしたほうがよさそうね」
【アベル】
「それなら、俺がそこら辺にいるイノシシのタゲ取った後、お前らに擦り付ければいいか?」
【ハジメ】
「そうね……お願いできる?」
【アベル】
「あぁ。任せてくれ」
>そう言いながら頷いた後、アベルは早速目の前にいるイノシシの方へと歩いて行った。
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,、
/ .| ,、
/ | ノ / .|
./ .| _ , -‐ ' / ..|
/ |, -‐ ':::::::::::::::::::::::::ヽ、 .|
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|!| .|:::::::::::::::::i:/ .i:::::::::::/ |::::::::::::::::||
.||ヽ、:::::::::::::| .-‐- ..|:::::::/ -‐- .',::::::::::::::|,
/.|:::::::::::::| ir.'ハ .|:::/ ir.'ハ' ',:::::::::| ',
/ |::::::::::::| ゝ:ソ .|/ ゝ:ソ :::::::/ i
i .ト::::::::::| ,'::::i ./
ヽ、 ヽ、:| ' ,':/|//
ヽ、 ヽ、 /:/
|| T ' ヽ、 ― ./::/
.| |.| ヽ ヽ /|:::/
ノ リ|  ̄ .|/
| .|
, -‐ '三三三三三三ヽ、___
_ - _)三三ヽ、三三三三三三三三./三.三|, -‐- 、
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三',
|三三三三三三三三三三三三三三三ミ|三三三三三ミ
|三ヽ、三三三三三三三三三三三三三|三三三三三ミ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【POP判定】
・1~3:3体 ・4~6:4体 ・7~9:5体 0:イベント発生
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安価忘れた……
修正します
,、
/ .| ,、
/ | ノ / .|
./ .| _ , -‐ ' / ..|
/ |, -‐ ':::::::::::::::::::::::::ヽ、 .|
./ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、 |
/ /:::::::::::::::::::::::::/|::::::::::::::::::,、::::::::ヽ |
| /:::::::::::::::::/:::::/ ..|:::::::::::::::/ .|::::::::::::::!
| i::::::::::::::::::/::::/ .|:::::::::::::/ |:::::::::::::::i,、
|!| .|:::::::::::::::::i:/ .i:::::::::::/ |::::::::::::::::||
.||ヽ、:::::::::::::| .-‐- ..|:::::::/ -‐- .',::::::::::::::|,
/.|:::::::::::::| ir.'ハ .|:::/ ir.'ハ' ',:::::::::| ',
/ |::::::::::::| ゝ:ソ .|/ ゝ:ソ :::::::/ i
i .ト::::::::::| ,'::::i ./
ヽ、 ヽ、:| ' ,':/|//
ヽ、 ヽ、 /:/
|| T ' ヽ、 ― ./::/
.| |.| ヽ ヽ /|:::/
ノ リ|  ̄ .|/
| .|
, -‐ '三三三三三三ヽ、___
_ - _)三三ヽ、三三三三三三三三./三.三|, -‐- 、
/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三',
|三三三三三三三三三三三三三三三ミ|三三三三三ミ
|三ヽ、三三三三三三三三三三三三三|三三三三三ミ
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【POP判定】
・1~3:3体 ・4~6:4体 ・7~9:5体 0:イベント発生
安価↓2
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
/ /ミィ=ミ ゚。 :.
. / / /``¨¨´} ゚ :.
/ | ′ .′ } ィ. iい
′ | /レ| ′ 〃}.|. |`ヽ
.′ | ./リ | { { .-‐ /- 、 i |、jィ
i ,:斗‐-ハⅥ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { ,ィ示芯' リ 弋rツ ! .「i |:|
| l | い 弋.ツ .ノ,ノ .lノ |:|
ノ }リ|:ヘ u .| | |.|
| .| .入 ~~ . ィ| | リ
| .| |:.:.:.> /|:.:/ j{ :,
|./ j:.:.:.:.:.:.:.|≧= ´===/ /::{ ′
|′ j:.:.:.:.:.:.:.|´}:|:「 ̄ ィ′ /:.:.:.ヽ :,
| ゙:.:.:.:.:.:.:.| .}:|:|イ// /´ ̄ ̄`ヽ’,
| /:.:.:.:.:>rr'⌒7// /{ :,ぃ
| /ィ7´ /:/ /`7 /:.:{ }:.:ヘ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アベル】
「よ~し、そんじゃあタゲ擦り付けるぞ~」
>自身に向かってくるイノシシを難なくいなしながら、アベルが私たちのもとに戻ってきた。
>彼が連れてきたイノシシの数は5体。
>どうやら、私たちの周囲にいたイノシシ全てのタゲを取ってきたようだ。
【アスナ】
「だ、大丈夫よね?
. 私、最初だからてっきり2、3体相手にするのかと……」
【グッドマン】
「まぁ、大丈夫だろ。
. 弱点はわかっているんだから、落ち着いて対処すりゃあ今までどおりいけるさ」
【ハジメ】
「グッドマンさんという壁役もいるしね。
. それに、まんがいち本当にヤバくなったらアベルさんも助けてくれるでしょ」
【アベル】
「あぁ。本当にヤバいと思ったら助けるさ。
. そんじゃ、あいつらの相手よろしく」
>そう言いながら、アベルが私たちとすれ違い、そのまま私たちから少しだけ離れる。
>イノシシたちの方は、全員問題なく私たちにタゲを変更したようだ。
【ハジメ】
「――それじゃあ、始めましょうか」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっと修正
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´ '⌒ヽ \
/ ヽ \
/ /ミィ=ミ ゚。 :.
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i ,:斗‐-ハⅥ 灯:芯、} |,ノイ}
| /│ { ,ィ示芯' リ 弋rツ ! .「i |:|
| l | い 弋.ツ .ノ,ノ .lノ |:|
|/ |八 |、{、 { /´} | |.lリ
ノ }リ|:ヘ u .| | |.|
| .| .入 ~~ . ィ| | リ
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【アベル】
「よ~し、そんじゃあタゲ擦り付けるぞ~」
>自身に向かってくるイノシシを難なくいなしながら、アベルが私たちのもとに戻ってきた。
>彼が連れてきたイノシシの数は5体。
>どうやら、私たちの周囲にいたイノシシ全てのタゲを取ってきたようだ。
【アスナ】
「だ、大丈夫よね?
. 私、最初だからてっきり2、3体相手にするのかと……」
【グッドマン】
「まぁ、大丈夫だろ。
. 弱点はわかっているんだから、落ち着いて対処すりゃあ今までどおりいけるさ」
【ハジメ】
「グッドマンさんという壁役もいるしね。
. それに、まんがいち本当にヤバくなったらアベルさんも助けてくれるでしょ」
【アベル】
「あぁ。本当にヤバいと思ったら助けるさ。
. そんじゃ、あいつらの相手よろしく」
>そう言いながら、アベルが私たちとすれ違い、そのまま私たちから少しだけ離れる。
>イノシシたちの方は、全員問題なく私たちにタゲを変更したようだ。
【ハジメ】
「――それじゃあ、始めましょうか」
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|| └―――――――――┼―――┼―――┘ |
|| | | |
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└┘ | | |
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| | |
└―――┘ |
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┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ >これより戦闘パートに移行し、戦闘が始まります。
||○ >しばらくお待ち下さい……
||○
||○
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:190
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:20
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:200
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 05:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 06:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 07:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 04(10) → 05(10) → 06(10) → 07(10) → 08(10)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ /
〉 / } { l、 { } ノ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ {
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、
`┴' ` ̄
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>フレンジーボアが5体現れた!
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_,..-ー;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;=- 、,,
__.ィ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ
/ ,゙- .,;;;;;, -.,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ
,,‐''''¨"" /;;;;;/,,,,/l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
| ,..-ニ-'´ .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
l .:l /´ _.ィ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,..-ー、;;l
l .:y' .:/" `"''_,,..-.''7ー''"´ l;;;;!
. / .' .::/;; _.ィ´ ./ l;;;;l
/ .::∠.'" _,..-'"´ ,,,, -, l;;;;l
. ,r' ´ ,.ィ´,,, , -‐ニニ",,,,,/ .l;;;, 、
/ <´////ヽ ィ´"´ヒニ;ン レ,, l
. /  ̄ ミ.,l `¨ リ" ,'
/ ./777 //l レ ./
.″ ////l /'/,l .l /
/////`¨///, l'
,..-'" .l//////// '' /l
/ /!、//// __ _ / ト 、
/ /////、//, ´ ..... ` ,イ ヽ `丶、
.;;;l ////l//l/` 、 _.ィ´ l: ヽ ``''=''7
,;;l ,..''´//////レl///`ー- -‐'7/ l; ハ ト 、
,;;;;l'///////////l/l/////////, .l; l ヽ ``
,;;;;;l///////,l/////l/"/////ヽ// / l ヽ
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【グッドマン】
「これまで通りやれば大丈夫だ……!」
>グッドマンは[防御]と[庇い]の体勢に入った。
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イ´/ ̄イ-
{、 | {/ _―二ア、
ゝ \´__ ´ >、
, イ´  ̄  ̄ ヽ、"´ \
/´`/、 _ /´ ̄`ヽ 、 ,
/ / ` ヽ ',
,' / ヽ } }
i / / ヽ ', } .l |
|' _i 斗-‐=/、.i 斗-‐=| 、 リ , }
| ´ } | /、_ { | }. | ` / / リ
| :| ゞ‐-r、_ヽハ }_z-r=ァ , { ト
, .| { | ら云ド ヽ /ら云} " ハ、ハ {
ヽ ! 、ヾ 弋-ソ `"弋‐ソ / イ } ヽ |ヽ
ヾ ゝ \_ , //} ノ ヽ ヽ l
, ヽ ̄ 人 ヽミ
,.-―', i\ -- イ -――--、ヽ、
!_ ゝ、l ̄ ̄¬ー-=ニ二-====ミ、
/三三≧=-__  ̄ー=三三三三ミ、
/三三三三三三三≧=-__  ̄ー=ミ、
/ ̄ー=ニ三三三三三三三三≧=-__ \
. / ̄¬ 、  ̄ーニ三三三三三三三三三三三三≧=ヽ
/ _ __ー 、  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ゙、
{/  ̄ ‐- _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ヽ
【ハジメ】
「今回は私からね」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
修得しているスキルによる攻撃を行います
3:PARRING
相手の攻撃を受け流す[パリング]状態になります
4:ITEM
所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
5:COVER
味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
6:ESCAPE
戦闘からの離脱(逃走)を図ります
7:PASS
何もせずに行動を終了します
安価↓
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/ / /
./ .// / .仆
/ / ,′ } \ /|
ー ´ | /| .ハ ルi Χ |
.,! / |. l V V \|
ノ.! ハ l | xぁ壬ミヽ X }
-=´__ !´ ハ. ド;Vイ ̄`ヾヽ. ` 、 , .ハ
/./三三;|. ` .| V パCxz::ヾ\ y'! ./{ .X´
/ /三三=;| | か::ゞツ::::::バ i!,从 /  ̄ヽ、
{ ./三三三;|. 1、 ! ゞ.__>' ´ .) ,,x示
r| /三三三=∧ |.!ヽ| ー-‐ ,か
/=|/三三三三三ヘ |.l. L_x
/三}三三三三三=| ハ |::'. た_
/三三|三三三三三=.\}从 |:::丶 , .ゞ≠
/三三三\三三三三三三\:.).从::::::::\
>ハジメの《バーチカル》!
○バーチカル
武器種別:片手剣 威力:[筋力]×2 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
>攻撃対象:フレンジーボアA(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:170
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:200
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:180
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:0/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 05:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 06:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 07:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 05(10) → 06(10) → 07(10) → 08(10)
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囗 ロ 。
ロ [] ロ 。
ロ ロ ロ ロ
囗ロ [] [] ロ
[] ロ 囗 [] ロ
□ □ [] ロ
囗 [] ロ []
囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。
ロ ロ
└┘ロ
囗ロ
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【ダメージ計算】
・140 + 8 - 10 = 138
・138 × 2 = 276
>クリティカル!
>フレンジーボアAに276ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>アスナのレベルが2に上がった!
>アスナは100ポイントのステータスポイントを得た!
>ハジメは30コル手に入れた!
>ハジメの《1MORE》が発動した!
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\`ヾ:.:.:.:. .:.: .:レ'´/
_,. -=≒‐:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ゙̄≧
x≦_:.:.: ,. ´ ̄` . ´ ̄ ̄`丶、:.そ
≪_:.:.:/: : :.: :. :. \:.≧x、
. ,x≦:./:.: : : :.: .: : : :. :.:. :. ヽ:て¨`
.  ̄`7:.: : : :.: .: : .: : :.:. .: :.: ハ:.:.:.\
,':.: : : .:.: :.: : .: .:.: .:.: .: .: .:.:. :. Ⅵ´ ̄´
i:.: : : :.: :.: : : :.: :.:.:. .:.: .: .: .:.:.: \:\
l :l|.:.: .:.:.:ト、:.ト、:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ハ:.: ハ.: :.:.:トミ≧
|.:j|:.:.:.:ト、| =ヘ{:::::::::::=ナ左、 |.: :.: |
Ⅵk:.: :!.ァ o ヽ:::::::::´ o ∨/|:. .イ:.j
リハ:.:圦 .彡:::::::::::ミ、 /メ j:./ Ⅳ
八\{.三´::::::::::::::::::::::: ̄彡'/ィ ノ
. ヽハ ' 、 u ./ィヘ
/:.\ ー、―‐ノ ,.イハ:.kヘ
. 厶ィ'.:/ミix.  ̄__ ィ --――-、
/ ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_ ____ヽ
. }=‐-___  ̄ー=三三三三ミ、
/三三三三三≧=-__  ̄ー=三三!
/-=ニ三三三三三三三三≧-__  ̄`\
/ー-_、  ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
/=‐__>、_  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
. i/ ̄  ̄ー- _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ハジメ】
「なんというオーバーキル……
. 普通に通常攻撃でよかったかも……」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
ソードスキルによる攻撃を行います
3:PARRING
相手の攻撃を受け流す[パリング]状態になります
4:ITEM
所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
5:COVER
味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
6:ESCAPE
戦闘からの離脱(逃走)を図ります
7:PASS
何もせずに行動を終了します
安価↓
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/ ゝ
ミ \ ト
/ \ \ \
/ / } \ ミ ヘ
/ l l / \ ヽ ∧
/ l l l l / /l \ ヘ ハ
/ l l へl l\/ ハ / l /l \ ト ト
l l l l\ l .l V____V__ l j\ l \
l l ∧ /ヽ ハ l/::::::::::::::::::ll j \ ll l
l /l / _,,i/‐--ヽ l l l l::::::::::::::::::::i l j \ i k
l / l / l y::::::::::::| ヽ l ヘl i::::::::::::::::::::l l / ヘ k ヽ
l l / l i:::::::::::::i ソ::::::::::::: i::::::::::::::::::::l / ヘ ム l
l /ヘ マ !:::::::::::::il :::::::::::::::::::::: `=====''' / /ヘ / ト
l/l ヘ ヽ li::::::::彡:::::::::::::::::::::::::::::: / / / / <
/ゝ l\i ==''' // / / / k
/ /`l / / ハ k
/ / l , - 、 // イハソメ ム
// ヽ `---' ≦ ハ マ
ヽ _,,. -‐''"´ ̄ ̄ ̄ ̄ == 从 ハ 从
> ==,,. -‐''"´==三三三三三三三三三三三三三
_,,. -‐''"´==三三三三三三三三三三_,,. -‐''"´三三三三
\ 三三三三三三三三三,,. -‐''"三三三三三三三三三三三
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>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボアB(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:3 [NEXT]:150
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:180
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:160
│
│ 【Enemy】
│ 04:フレンジーボア [HP]:0/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 05:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 06:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 07:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボア [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 05(10) → 06(10) → 07(10) → 08(10)
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囗 ロ 。
ロ [] ロ 。
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囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。
ロ ロ
└┘ロ
囗ロ
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【ダメージ計算】
・70 + 8 - 10 = 68
・68 × 2 = 136
>クリティカル!
>フレンジーボアAに136ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>ハジメは30コル手に入れた!
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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:3 [NEXT]:150
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:180
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:160
│
│ 【Enemy】
│ 06:フレンジーボアC [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 07:フレンジーボアD [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボアE [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 06(10) → 07(10) → 08(10)
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/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{::::::::::::__, ィ_,-ァ __ ,,,,、、,, __ -ァ-=彡ヘ:::::::::::::::::::::::::',
`ヽ::::/ リijk| lミ::::::::::::::::::::::::::',
.レ′ ,!トゝ、 !ミ:::::::::::::::::::::::::::|
| !ミ::::::::::::::::::::::::::::|
|二二二l ゞニ二二二二ゝ ヽ::::::::::::::::::::::::::::|
ヽ. '´ |.U.l '´ |.U.j`丶 |:::::::/`ヽ:::::::::::|
| ー`‐ | ー---‐ .|::::::| /、 |:::::::::|
| ,' u ..|:::::|l 、 ./:::::::::|
| ,' .{:::::|.| ノ/:::::::::::|
| ./ 、 从|. /:::::::::::::|
| ゝ、r‐ |:::::::::::::::|
', ' .|::::::::::::::|
', =ニニニニ=-‐ 从:::::::::::::|
.ヽ _ ./ . 从::::::|
\ / _从|____,
\ / _,,-ー'''´ |
\ l ./ .,,- ´ .|
ー┬ '´ _,,-'''´ .|
. |_,,-''' . .__,,,,, -‐‐‐ ''""~ ̄ ̄ ̄ `゙'‐ 、
/ _,,-'ー'''ー--.,,,,_ `
./ ,,-ー'''´ `゙'‐ 、
./, '´ `ヽ
_,,-ー'''´ `ヽ
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【グッドマン】
「――なんか、対集団戦の練習じゃなくて、ただのレベリングになっているような……」
>グッドマンは[防御]と[庇い]の体勢に入った。
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フ ,.:' : : : : :./ / ≪_ 丶
/´ ̄ ̄>l / ` _....,.-─-.、
. : : ;イ / _...-‐ ''"´ ̄´ \
. :_; -ムr.<´/ / _..-‐''" ヽ
. : : チ:/λ;ハ _ _ -''" _ -‐''"´ lヽ. ゙ .
_..イ/.イ: : :{. :У ヽ.___/_/ 、゙、 \ l
─|': : :. ̄: : ヽト、.: .:|:<// ,.' 〃≪ ,, '' ,イ. ,ハ ! \、
 ̄`゙>: : : : ハ: :.ゝ‐ァ'<--// ゝ─` ミ彡/ , /:,' / ! ヾ、 ヽ
. . .: : : : _: -─:\|\___/ ...::,::-'" .../ ..../ /:/ ハ. |
_: -‐:''": _: -:─:''"\: : / ..: :/ ..::;:ィ:;:-''"7´ ,ィチ;ィ:./ |.l
‐''"´─-:::_ : : : : : fニY .:-'" . : ;x<|/ / /ィ寸チ:/ リ
/: : : : : :八,リ/ . : : ;ィT之斥≧xz.λ { じ レ' ,r 、
_...-:'": : : : : : : : :/ :.,-'" ` ゞニ'’ ヽ八 ! ノ,へヽ
: : : : : : : : : : : :./ _∠゙ー、 /人__r‐r‐ァ':ノ ヾ、
: : : : : : : : : :/ _,ィ圭ゝ≧ゝヽ、 ,.イイ-V 〃´)'´ ヽ
::_: :- ''"´/,.ィ圭圭圭圭ゝミミ'≧:...... ,rァ/"´Yハァv':;ヘ´ ",
´ /ィ三三三三三三三≫三ニニ≧ー-´ ノ ,'::,' \、 r、fL /!
__/'三三三三三三三≫" ヾ="´ / _..-| .: .. ヾ、___,ハr'ー‐、|_
./三三三三三三三フ" `ー、 { / ゙、: : :... ムへ ≫-..._
三三三三三三三7´: ゙ r<二} \: : : :. ...-': : : :フ<_ "ー _ ≫-..._
ニ三三三三三三7 : : | |. . . `ー-..__..-''"ハ: : : : : ,::-'' ` <_ "ー ._ ≫-
三三三三三三7|: : : | |: : : : : : : : : : :/ `ー''" `< "ー
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【アスナ】
「せいっ!」
>アスナの《リニアー》!
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]×1.5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
敵単体に対して貫通属性で1回攻撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
>攻撃対象:フレンジーボア(弱点判明済み)
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:3 [NEXT]:150
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:2 [NEXT]:180
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:160
│
│ 【Enemy】
│ 06:フレンジーボアC [HP]:3/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 07:フレンジーボアD [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボアE [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 06(10) → 07(10) → 08(10)
┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/\ | / '. / ィ }
/ \ 丶.| |___ / /ミヽ/彡ヽ i´ ‘. }
. /ィ ` ー‐|‐:|――,′ /⌒`´¨¨¨´ | | | |│
/ ,′ | l. ′ , | | | |y}〉
ハ │ | | / .′ | | ′ |ノ}h
| | | │ l /│l | │ハ./ .|/}ノ
| | | │人/ .| { | // } ハイ小
レ| l j≧ュ、 }∧ . | ,.斗匕 ̄j ’.}: :| }
. | ゚。.イ丁)芯ミ Ⅵ 、_/丁)芋}㍉ ; /:_:_|
. レ} ヘ、弋r夕 リ 、弋r夕 / / j/\:`ヽ 、
|} : \ハ / / ハ:.:.:.:\:.‘,\
|ハ : : : \ 厶, / ;/∧:.:.:.:.’:.:.:.、 \
//}: : : : 圦 〈 /イ ′/∧:.:.:.:.,:.:} 丶
〃│: : : :|:.:| 、 /} ′//,∧:.:.:.|:.:.:| 、
/ /} : : :..:|:.:| \ -‐ ‐- /:.:. l ハ/////ム :.:|:.:.:| \
. ,,-{--- 、: : : :|:.:| } \ /:.:.:ィ ! j }./////}:.:.|:.:.:|
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ : : ’:| 丶 イ{:.:.::.:.:.} , , }イ////}:.:.|:.: 乂_____
/ ̄ ̄ ̄`ヾ:.ハ: : : :| `´ー{:.:.:|:.:.:「 ′ ′ }/////}:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. /:.:>―<:.:.:.:.:\}: : :| \ |:.:.:|:.:.:| , / //`ヽ:ト :.`ー――――
,ノ´ `ヾ:.:.:.:.} : :.:| |:.:.:|:.:.:l / / /´ }///\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ダメージ計算】
・15 + 6 - 10 = 11
・11 × 2 = 22
>クリティカル!
>フレンジーボアCに22ポイントのダメージ!
>アスナの《1MORE》が発動した!
【アスナ】
「やっぱり、倒しきれない……
. スイッチお願い!」
【ハジメ】
「了解!」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
ソードスキルによる攻撃を行います
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
\ ヽ V/ / /
__ , .イ V } イニミー- ノ
 ̄¨ー ., /ヽ / ヽ r-イ
/ ./:::...:.>=<__:.:ハ \
. / i / <´ >::> >..._
、__ , ィ / ハ ! ,, - ハ 从 <
 ̄ ̄= ≠ { i /八! / }/ ヾミ;、
/ !i! // ,' \
,' ハ 川 / , / ハ
. / ∧ | , ,' ,ィ ,' i
/ _, }! i ,' ,/ ,' / /i ./| ハ
/ イ7 | | ,' ´¨,テナ=i‐- ィ/ 十-.|,,_i .i
 ̄ i i! 从 | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,; .|
| / .| ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙` l/,ィ示ュ,.ノ/ .|
人 八 {、 ,' ∧ > l, ` ー- '´ 、゙'"´, // / ノ.,'
/ | {_ ノ! |::|{ \!  ̄ イ.///./
Vーイ{ |::| ト.、 > ' イ/
/ .|::| |::|::| ノ´
i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー- |、_ ⊂⊃ ,/
├-___  ̄¬ー __,.<-―‐ 、
. /三三三三三≧‐-_  ̄ーニ三三゙、
. /三三三三三三三三三≧=-__  ̄ーヽ、
/_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ
/'",..-――- ̄- _  ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
. {/  ̄ ‐-._ __..、ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボアC(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:10 [NEXT]:130
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:11 [状態]:健康 [疲労]:2 [NEXT]:160
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:140
│
│ 【Enemy】
│ 07:フレンジーボアD [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボアE [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(11) → 07(10) → 08(10)
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【ダメージ計算】
・70 + 8 - 10 = 68
・68 × 2 = 136
>クリティカル!
>フレンジーボアCに136ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>ハジメは30コル手に入れた!
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フ ,.:' : : : : :./ / ≪_ 丶
/´ ̄ ̄>l / ` _....,.-─-.、
. : : ;イ / _...-‐ ''"´ ̄´ \
. :_; -ムr.<´/ / _..-‐''" ヽ
. : : チ:/λ;ハ _ _ -''" _ -‐''"´ lヽ. ゙ .
_..イ/.イ: : :{. :У ヽ.___/_/ 、゙、 \ l
─|': : :. ̄: : ヽト、.: .:|:<// ,.' 〃≪ ,, '' ,イ. ,ハ ! \、
 ̄`゙>: : : : ハ: :.ゝ‐ァ'<--// ゝ─` ミ彡/ , /:,' / ! ヾ、 ヽ
. . .: : : : _: -─:\|\___/ ...::,::-'" .../ ..../ /:/ ハ. |
_: -‐:''": _: -:─:''"\: : / ..: :/ ..::;:ィ:;:-''"7´ ,ィチ;ィ:./ |.l
‐''"´─-:::_ : : : : : fニY .:-'" . : ;x<|/ / /ィ寸チ:/ リ
/: : : : : :八,リ/ . : : ;ィT之斥≧xz.λ { じ レ' ,r 、
_...-:'": : : : : : : : :/ :.,-'" ` ゞニ'’ ヽ八 ! ノ,へヽ
: : : : : : : : : : : :./ _∠゙ー、 /人__r‐r‐ァ':ノ ヾ、
: : : : : : : : : :/ _,ィ圭ゝ≧ゝヽ、 ,.イイ-V 〃´)'´ ヽ
::_: :- ''"´/,.ィ圭圭圭圭ゝミミ'≧:...... ,rァ/"´Yハァv':;ヘ´ ",
´ /ィ三三三三三三三≫三ニニ≧ー-´ ノ ,'::,' \、 r、fL /!
__/'三三三三三三三≫" ヾ="´ / _..-| .: .. ヾ、___,ハr'ー‐、|_
./三三三三三三三フ" `ー、 { / ゙、: : :... ムへ ≫-..._
三三三三三三三7´: ゙ r<二} \: : : :. ...-': : : :フ<_ "ー _ ≫-..._
ニ三三三三三三7 : : | |. . . `ー-..__..-''"ハ: : : : : ,::-'' ` <_ "ー ._ ≫-
三三三三三三7|: : : | |: : : : : : : : : : :/ `ー''" `< "ー
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【アスナ】
「もう一撃!」
>アスナの《リニアー》!
○リニアー
武器種別:細剣 威力:[筋力]×1.5 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
>攻撃対象:フレンジーボアD(弱点判明済み)
>装備武器:スモールソード 攻撃力:6 攻撃属性:貫通
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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/:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
/:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ
/: :/: : : : : /: :/: : |: : / /: : : : /:/ `|: : :!: :ヘ
r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: / ': : :./':/ !: : : : : ゙.
|: : /:!: : : :;;.l: :/ |: /‐V─‐|: /|! |' !:.:,':.--=|
,イ: : :、:|: : : :;; |/ .|/ __,!/| 、 l:./: : : : :|
/:.{;;,,;;;;; !: : : :;; | ァ=≦三ミ、ヾ `ー、'/: : :,': : :!
/: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´ ` -─、 /'ヽ:.:/: : : |
. /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l ! ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
/:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l ノ) `ヾ //:.!:./ |:!
,':/ l: ;; ;;;;;,|: :;;;l: : : :.;;;| ヾ、 イ'|: :l/ |!
|' |:;;,,;;;;;;;: :;;;;|: : : : :.| ヽ ____ /イ ,'
/:/l;;;;;,': :;;;;;|: : : l: :|:.. (─‐ 、`ヽ /';;;| !
. /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\ ヽ: : : :ノ ,イ;;;;/ |
}': : :;;;;;;;;l: : :.|:.:|;! ヽ .イ:.:|;;;/! l
_..-‐┴-.;_;;;;;;;;l: : :|:.:|、 丶 _ . ≦: :.|:.:.|;;;;;|:.|
,r'´ `ヽ!: : |:.:| lヽ、 - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/ l: : !: |\ | `lヽ、_ |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
、 l: : !:|、: :`ー _ | | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
ヽ:. l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
丶 ヽ: :l 丶: : :_: : : : ; |;;;;|: |ヽ
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【ダメージ計算】
・15 + 6 - 10 = 11
・11 × 2 = 22
>クリティカル!
>フレンジーボアDに22ポイントのダメージ!
>アスナの《1MORE》が発動した!
【アスナ】
「ゴメン。もう1回スイッチお願いできる?」
【ハジメ】
「オッケー!」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
ソードスキルによる攻撃を行います
安価↓
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,. -─ァ
/ .∟ /
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r 、 ./ / /
| ヾ / ./
_/ \ \,/
_ __,> Y´'ー-、 ソヾ、 _,>、_ゝ
_>z二_ ___`ー≧__ / __)
∨ >z二____`ー、7__ ミ k ./ _,ノ
< / \<`ー≧7</ /´
〉′ 、 \`f「′之>\/
. { , l、 、 ヽゞヽ ソj::ヽ !
/ ト、{∧Tハk.|/lナナ>、 トvソ|::::::::_;>-'
.ll i、:::::::::::::::::::::!!!!レ'リ_:::,゙'
弋∧ヽ ` っ u//::::::::>ー-._
. lソ`ー┬ ≦ {:::::::::::::´ヘ::::::::::::::/`ヽ__
// `‐、_、:::::.i:::::::::::/ '´/_}
{y ! `・、:\::::::| / ¨ ‐ _ __
ヽ  ̄`ヽ,ゝ'- ._ `´ ̄ <_
丶 、 ¨ ー-、_ つ丶 二)
.{ ヽ  ̄| ト、ヽ
| \ U `
,ゝ \
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>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボアD(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:15 [NEXT]:130
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:13 [状態]:健康 [疲労]:4 [NEXT]:160
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:140
│
│ 【Enemy】
│ 07:フレンジーボアD [HP]:3/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│ 08:フレンジーボアE [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(13) → 07(10) → 08(10)
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. / | |\/. ∨|! / ヾ 丶、 \
〃 .l { l\「\ト、|\l、| \ィ 川 | || ヽ ̄
′ ハ l | 弋"丁 ィ ハ /⌒ヽ .| | }
| | / 乂 l r‐ 彡'´ / ∨ /⌒ ∨ ト、!
| | |/ \l  ̄ ) ハ }
{| l r,彡'/ヽ u /:::| /
. ',ト、 ハ ヽ _ ノ|::::| / {
. ヽ\ ヽ 爪 |:::|::::| / 人 |
ヽ 、ノ⌒′ / ! .|:::|::::l /|/ `
. ` | |:::l;ノ /
丶 ノイ .!:::! /
、 | .{:::|i/
` r┬.彳 l_厶 ′
∨ !人∧∧人∧|
|::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ - ― … ...- ` - … ‐- 、
ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
_ ..' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::ヽ
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>ハジメの攻撃は外れた!
【ハジメ】
「あら?」
【グッドマン】
「まぁ、そう何度も上手くはいかないわな」
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ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ /
〉 / } { l、 { } ノ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ {
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、
`┴' ` ̄
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>フレンジーボアDの《体当たり》!
○体当たり
攻撃属性:打撃 威力:[筋力]×2
相手に向かって身体全体でぶつかっていく物理攻撃。敵単体に対して打撃属性で1回攻撃。
ただし、真っ直ぐにしか進めないので、実行する度に命中率が下がる。
>攻撃対象:ハジメ(命中した場合、グッドマンの[庇い]発動)
【命中・クリティカル判定(判定対象:コンマ末尾)】
・末尾5:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾6~9、1~4:ミス
安価↓
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_ ,, _
_,, ,,.:'''゙,:'゙`':,"゙``ヽ";
_,,;'゙ :; ゙:, ゙; `;
,,.-'' _ ,;;
;´ ;' `'''゙' ゙`';,
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; '; ; ';_,';、___;_,.,';、
‐--──  ̄ ゙ー-' ゙ー‐'
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>フレンジーボアDの攻撃は外れた!!
>フレンジーボアEの《体当たり》!
○体当たり
攻撃属性:打撃 威力:[筋力]×2
相手に向かって身体全体でぶつかっていく物理攻撃。敵単体に対して打撃属性で1回攻撃。
ただし、真っ直ぐにしか進めないので、実行する度に命中率が下がる。
>攻撃対象:ハジメ(命中した場合、グッドマンの[庇い]発動)
【命中・クリティカル判定(判定対象:コンマ末尾)】
・末尾5:命中 ・末尾0:クリティカル ・末尾6~9、1~4:ミス
安価↓
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,.-'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ゞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ィ从ミx:::::::::::::::::
{:::f"''~~ーァrr~~~" ヾ::::::::::::::
. ヾ| ノノリ _,,ィ彡 i:::::::::::::
|ミ≧x、 _,,z≦斗''´ |:::::::::::::
l `气z、 ,≦抖''i㌫iヽ._ |:::::::::::::
. | _/i㌫i_ ヽ `"'''"´ |:::|ヾ:::::
/! `''''"´ / 从|=、',::
! .! / ) l i::
', .! ゝ- ^ --、 {//:::
ヽ', _,,..-――'ヽ、 __/:::::
∧ `i'"´__,、__,、_,-‐/ / |:::::::::::
__,,...-‐''"´ ヽ |`´_____/ / .|:::::::::::
: : : : : : : : : : : : : ヽ  ̄ __ ∠ -―――
: : : : : : : : : : : : : : |\ ,〈: : : : : : : : : : :
∨: : : : : : : : : : : :_! ヽ.__!__/ ヽ: : : : : : : : : :
. ヽ--、: : : : : :./ ', / 〉: : : : : : : : :
-‐'''"´∨: :./ } :::.、 ./ /: : : : : : : : : :
: : : : : : ヽ/ / :::i / /: : : : : : : : : : :
''"´: : : ,'ヽ __ / _二ニ=-: : : : : : :
: : : : : :i ヽ ,.-''| ̄ ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : :| Y |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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【グッドマン】
「おおっと!」
>グッドマンは味方を庇った!
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/ /
.′ / / ム 弋
.′:/ / ./ 、 /.ム \
l .,イ .イ ./ .| .、. \ .V .ム 、__ニ-
|/| ./ | ./ | \. \ .∀.ノ| .|
l | r 、 ./ヽ}./ | i .ト、 \ V ,| |
l j ' .{ }' | | .ィf´\. } V., .|
.l .i .i i 〈 、 l .| ー´ i x===x、. } .|´ ル
ト l { |l .i `ー 从 | if弋__ノV} ! ハ/ ノ
| i .l リ 辷ミx/ )' ノ` |.゙ 弋三ノ | /i /| .' イ
レヘ : |', .} / ヽ__,/ .i! / ノ ,' .リ.从 リ |
ヽ| ヽ /`ヽ .L/ ,´ル' / )ノ 从 .l
/从\ / , f´\从i `ノ
_/三三L ヽ | /::l .=;|ー'、
》三三三三=ヽ j ‐ ‐ ´ ,ノ .=/三三'__
./\三三三三三\ |ー-- ´ __/ =/三三《三\
ム \三三三三=r{ .| ̄ ̄ ̄ / /三/三三∥三三\
.l三\____/:::` ‐- .. ./}三三三三/三/三三∥三三三=i
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【ハジメ】
「このフェイズで決めたいわね……」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
修得しているスキルによる攻撃を行います
3:PARRING
相手の攻撃を受け流す[パリング]状態になります
4:ITEM
所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
5:COVER
味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
6:ESCAPE
戦闘からの離脱(逃走)を図ります
7:PASS
何もせずに行動を終了します
安価↓
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/"´
,'/
,、{ { //¨へ
/ ヽV , イ<⌒ヽ、
, -‐"´¨匁 ニ二ミ<^ヽ ≧=-‐
, イ/ , イ ヽ ヽ  ̄ヽ、___
/ / / / ヽ ヽ ヽ´
{ 〃 /i | | | ヽ ヽ ヽヽ
∨. ,' .| | | | ', ', ',ヽヽ
/ \{ ! ! | |ヽ /} } } ヽ!
,' ヽ、才ヽ l 7/ リ l } /
{ { |ィ乏云 \ l 斥云ハ!从イリヽ、
|'ゞi {、弋zリ ヽ! 弋zリ/ }/⌒ヾ
! 人 l ', 、`´ , /´i< ヘヽ
. jイヽ! } ', - - { { ハ } ヾ
'/ ̄ヽl'ー > ._,. イ リ '"-―'- 、
/三三三三三≧=-_  ̄ー=三、
/ ̄ー=三三三三三三三≧‐-___ `ヽ
. /==ー-_  ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
{ /´ ̄ ―‐- _  ̄ ̄ー======‐ ヽ
>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボアD(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:16 [NEXT]:110
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:13 [状態]:健康 [疲労]:4 [NEXT]:140
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:120
│
│ 【Enemy】
│ 08:フレンジーボアE [HP]:25/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(13) → 08(10)
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囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
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□ [] ロ 。
囗ロ 。
ロ ロ
└┘ロ
囗ロ
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【ダメージ計算】
・70 + 8 - 10 = 68
・68 × 2 = 136
>クリティカル!
>フレンジーボアCに136ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>ハジメは30コル手に入れた!
>ハジメの《1MORE》が発動した!
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// / ヽ \ ヘ
// / /ヽ ヽ ヽ \ ヘ
/ / / / ノヘ / / ヽ ヽ \ ヘ
/ ,. '´/ /::/ // / l ヽ ヽ \ヘ
/ / l::/ / / l ヽ ヘ \
.ム l /::l l / / ` ー -= l --‐''"´从 ハ ヘ
l | /:l::/ l / / ヘ ハ l /ヘ /\ li ヘ
イ .| l/l/ l / / ヽ/ ヽ /ヽ/ ヽ/ \ l ヘ
A l/ 从fモ芙'芹气从 / ,ィモ禾芙芽气 \ /
l l l l ノ l ;:::::Ui::::l ハ ヽ / l l:::::iU::::: l / / /
ハlハ V 从つ:::::リ ヘ/ 乂:::::つノ / ハ / /
/ ヘ ヽ // / /
从 ヽ ヘ\ ` /イ /lヽ/
//\/ | / 从
///////\ l i \ ` ー 一 ' / /ヘ
///////////\ / > イ ハ ∧
///////////////二二二二≧二二二二二二 ≦二二二二二二ミミ
//////////三三三三三三三三三_,,. -‐ ''"´三三三三三三三三ミ
////////三三三三三_ ,,. -‐''"´三三三三三三三三三三三三三三ミ
////// _,,. -‐ ''"´三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
【ハジメ】
「よぉし……次で終わらせるわよ?」
>行動を選択してください。
【ハジメの現在可能な行動】
1:ATTACK
装備武器による通常攻撃を行います
2:SKILL
修得しているスキルによる攻撃を行います
3:PARRING
相手の攻撃を受け流す[パリング]状態になります
4:ITEM
所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
5:COVER
味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
6:ESCAPE
戦闘からの離脱(逃走)を図ります
7:PASS
何もせずに行動を終了します
安価↓
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/ // / l l ヽヽ ミミ >
/ // / l l ヽヽ ヽ `
/ / / l l ヽヽ ト \
/ ヽ `、
/ ヽ }
/ ヘ |
/ / { ヽ ヘ }
l / / ヽ l マ ∧ リ
l / ハ ヽ ハ ヘ ∧ ト
l / `ヘ、 / ヘ ヘ l ヽ ヽ l {
i j へ、 / i lヽ .l ヽ ,x''"´ ハ l |ヽ
l l /\ l /l i ヽ i ,x''´\ ハ ハ l
l 彡彳==xXミミxリ i ノ Xlzzz==xzX j } ヽ ミ
ヽ l / l llイ::::::ん::`::トヾ l /,,メ彡イ::::::::ミミミ リヽ リ ヽ ヽ
ヽ l /li i弋込;:ヾツつ ノ / 彡' ll::::::示:::つメヾ ヽマ 人 i ヽ {
ヽl l ヽ キ气=z -='x // 弋辷_z='乂 / / \ ヽ ヽ ト
ハ ゝ、\ヘ l / / ノ \ \ ハl
l ハl ヘ \ / /// ヽ ミ
三iil l ト -- -- -- x / // k \ ハ
三三l lハ l ヘ l l / / イハ ∧ 从 \{ 从ハリ マ
三三三ヘ l\\ ヽiミミヽ ヘ:::::::::::::::::::::/ イ/ /三三三三三三三三
三三三 ヘハニ\\ヽミミx >  ̄  ̄ ̄ <//三三三三三三三三三
三三三三三三三ゝミミニニニニニニニニニニニ彡三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三/
三三三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三//;;;
\三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三//;;;;;;;;
\\三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三//;;;;;;;;;;;;
;;;;;\\三三三三三三三三X"_,X'´三三三三三三三三三三三//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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【ハジメ】
「どりゃあ!」
>ハジメの攻撃!
>攻撃対象:フレンジーボアD(弱点判明済み)
>装備武器:ショートソード 攻撃力:8 攻撃属性:斬撃
【命中・クリティカル判定】
・末尾2~0:クリティカル ・末尾9、1:ミス
安価↓
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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 【Party1】
│ 01:ハジメ [HP]:100/200 [筋]:70 [耐]:25 [敏]:24 .[状態]:健康 [疲労]:16 [NEXT]:90
│ 02:アスナ [HP]:100/100 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:13 [状態]:健康 [疲労]:4 [NEXT]:120
│ 03:グッドマン [HP]:100/600 [筋]:20 [耐]:40 [敏]:18 ..[状態]:健康 [疲労]:0 [NEXT]:100
│
│ 【Enemy】
│ 08:フレンジーボアE [HP]:0/25 [筋]:10 [耐]:10 [敏]:10 [状態]:健康 [EXP]:60 [COR]:30
│
│ 【現在の行動順】
│ 01(24) → 03(18) → 02(13) → 08(10)
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囗 ロ 。
ロ [] ロ 。
ロ ロ ロ ロ
囗ロ [] [] ロ
[] ロ 囗 [] ロ
□ □ [] ロ
囗 [] ロ []
囗 ┌┐[] ロ ロ
囗└┘ [] ロ
囗 ロ ロ
□ [] ロ 。
囗ロ 。
ロ ロ
└┘ロ
囗ロ
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【ダメージ計算】
・70 + 8 - 10 = 68
・68 × 2 = 136
>クリティカル!
>フレンジーボアCに136ポイントのダメージ!
>フレンジーボアを倒した!
>ハジメたちはそれぞれ20ポイントのEXPを得た!
>ハジメは30コル手に入れた!
>戦闘に勝利した!
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戦闘に勝利したところで今回は終了とさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
続きは週末(たぶん金曜日の23:00か土曜日の0:00)を予定しております
お疲れ様でした
なお、次回は再開と同時にドロップ判定の安価やります
0:00に本編再開の予定
ただし、再会前に次スレ立てますので予定時間より多少前後するかも
次スレです
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第5層
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第5層 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400857503/)
それでは再開させていただきます
ヘ /: : : : : : : : : : : : :: ヘ
ゝ: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ\
_,,. -‐''"巛==≦=: : : : : : : : : : : マ\
/: : : /: : k: : : : : : : : : : :=-: : : : : :: l\ヘ
_,, -‐''"´: : : : :/: : : : ヽ: : ヽ: : :ヽ: : ヽ: ヽ: : : : :il
 ̄ /: : : /: :/: : : : : : :ヽ: : ヽ: : :ヘ: : : ヘヘ: : :: :::il
/ /: : : /:/: l: : : : : : : : ヘ: : :: ヽ: : :ヽ: : :ヽl: : : : il
//: : : : {::/:ハ: i; ; ; ; l:lヘ: : ヽ: : :ヽ: : :ヽ: : ::il: : l: : l
/イ: : : :/:l: :/: l: l: k: : l:l ヽト: ヽ: : k: : : ヽ: : l: : :人;l
/ l: : :/: :l:/l__ト::ト::k: : l:l ==ヽ==-k: l: : :ヘ: : : :l il
l イ: : k: : ll_l::l_リヘヽ::lト ィzz=ヽ-ェソ:l: : : へ: : l
li l: : :li: ::i っi気 ヽヽ:k っ気勿メ::l: : l/: : : :人
ヽ::l l:::l::: 弋汐 込示タ /::l:::/: : : : ノ: l
ヽl l i i ''' ` ''' //l/: : : : /: ::ヽ
ヽ j /イ: : : : : :l: : : : : l
ヽハ -‐ - / リ/: : :/l l: : : : : :}
> イ ソl: : :/:l: : : : : : : }
/====== 三三三三l: :/: : : : : : : :: l
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>ハジメの片手剣熟練度が16ポイント上がった!
>ハジメの疾走熟練度が2ポイント上がった!
>ハジメの重装熟練度が1ポイント上がった!
>アスナの細剣熟練度が9ポイント上がった!
>アスナの軽業熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの片手剣熟練度が5ポイント上がった!
>グッドマンの防御熟練度が3ポイント上がった!
>グッドマンの疾走熟練度が1ポイント上がった!
>グッドマンの重装熟練度が1ポイント上がった!
【アイテムドロップ判定】
・末尾1~7:なし ・末尾8~0:薬草
安価↓~↓5
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l: : /: /|ノ : : 7: :| : : : |: :/.: : : :/.: :/ /: : :.:.| : : |`⌒',: : :|: ‘,
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,': :; : : :.:.|:^ヽ\: | : : : |' : / ̄|:/ ̄:i: : : / :l: : ,′ :|: | l: : : |
. //:/ / : : l: : l `⌒| : : : |: / |' l: : / |: / -‐-:|: |: :.:|: :|
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// /: : :.:|/| : |: { ^ | : : :.:| {{ トし(_ / ,x==ミ, /|: : : |: :|
/ イ: : : : l: | : l ∧ | : : :八 乂zン / んリ }l /|: /: |l :|
∠ィ゙ 人: : : :|',| : |: :∧!: : : : :.、 弋ン /: |∧: |l ;゙
. \:八| : |: : : :゙! : : : ト\ , ′: :|∧|/
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|:.: : : : : : :!: : :.:.ト . ` '′ . イ : |: : :|
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l: : : : : : : : | ',: : : トミ .,_`ト < : : | : : : : |: : :|
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| : / ヽ``、 :∨∧:':,∨  ̄\ーミ|: : :|
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>ハジメたちは《薬草》を手に入れた!
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
【アスナ】
「あ。何か手に入れたみたい」
【ハジメ】
「モンスターを倒したことで得られるドロップアイテムよ。
. 私たちが直接手に入れるのはこれが初めてね。
. ――あら?」
>ハジメはソードスキル《レイジスパイク》を修得した!
>ハジメは刀を装備できるようになった!
○レイジスパイク
攻撃属性:貫通 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣ソードスキル。突進と共に相手に対して素早い突きを繰り出す。
初Hit時のみ戦闘中[敏捷]+1%。
【ハジメ】
「どうやら、私の片手剣熟練度が一定値に達したみたい」
【グッドマン】
「今回は結構剣を振るっていたからな。熟練度も相当溜まっただろう」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【名前】 ハジメ レベル:2 NEXT:90
【状態】 異常なし 【疲労】 1
【所持金】 210コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/200 [筋力]:70 [耐久]:25 [敏捷]:25 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:50 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:1 [軽業]:1 [重装]:6
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル スキルスロット:0/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みスキルなし
◆ソードスキル スキルスロット:1/12
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:94/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
コートやマントなどの衣服系防具を重ね着可能。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○カラスの羽 個数:1
種別:素材
カラス系モンスターの黒い羽。
アイテムの材料になる。
◆スキルスロット未セットソードスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○レイジスパイク
攻撃属性:貫通 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣ソードスキル。突進と共に相手に対して素早い突きを繰り出す。
初Hit時のみ戦闘中[敏捷]+1%。
【名前】 アスナ レベル:2 NEXT:120 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 4 【好感度】 普通
【所持金】 170コル 【所有ステータスポイント】 100
【ステータス】
[HP]:100/100 [筋力]:10 [耐久]:10 [敏捷]:10 + 1
【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:43 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:9 [軽業]:6 [重装]:1
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル スキルスロット:0/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みスキルなし
◆ソードスキル スキルスロット:1/12
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○リニアー
攻撃属性:貫通 威力:[筋力]×1.3 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
細剣初期ソードスキル。捻りを入れつつ繰り出す素早い突きの一撃。
クリティカル発生時、戦闘中[敏捷]+1。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○スモールソード 耐久値:95/100
武器種別:細剣 攻撃属性:貫通 攻撃力:6 疲労:1
小型の突剣。軽くて丈夫で刺突力がある。
[俊敏]+1。
○麻のクローク 耐久値:100/100
防具種別:衣服 防御力:1 重量:0 追加疲労:0
麻繊維で織られたフード付きのクローク。
防御力はないが軽く、通気性も良い。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
◆スキルスロット未セットソードスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
【名前】 グッドマン レベル:2 NEXT:100 パーティメンバー
【状態】 異常なし 【疲労】 5 【好感度】 普通
【所持金】 30コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/600 [筋力]:20 [耐久]:40 [敏捷]:20 - 2
【武器熟練度】
[片手剣]:20 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:6
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:2 [軽業]:1 [重装]:5
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル スキルスロット:0/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みスキルなし
◆ソードスキル スキルスロット:1/12
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鉄の剣 耐久値:100/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:5 疲労:1
SAOプレイヤーがゲーム開始時、最初から所持している初期装備。
○鉄の盾 耐久値:99/100
防具種別:盾 防御力:8 重量:2 追加疲労:1
歩兵用に開発されたスタンダードな盾。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ポーション 個数:2
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを300回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○癒しの水 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人の疲労度を30下げる。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○薬草 個数:1
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
◆スキルスロット未セットソードスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○なし
ハジメのステータス修正
【名前】 ハジメ レベル:2 NEXT:90
【状態】 異常なし 【疲労】 16
【所持金】 210コル 【所有ステータスポイント】 0
【ステータス】
[HP]:100/200 [筋力]:70 [耐久]:25 [敏捷]:25 - 1
【武器熟練度】
[片手剣]:50 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1
【戦闘技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [隠蔽]:1 [回復]:1 [防御]:1
[騎乗]:1 [暗視]:1 [疾走]:4 [軽業]:1 [重装]:7
【生活技能熟練度】
[識別]:1 [鍛冶]:1 [建造]:1 [細工]:1 [農業]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣技]:1 [音楽]:1
◆アビリティ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みアビリティなし
◆スキル スキルスロット:0/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○修得済みスキルなし
◆ソードスキル スキルスロット:1/12
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○バーチカル
攻撃属性:斬撃 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣初期ソードスキル。剣を上から振り下ろして放つ強力な斬撃。
◆装備
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ショートソード 耐久値:94/100
武器種別:片手剣 攻撃属性:斬撃 攻撃力:8 疲労:1
歩兵用の西洋剣。乱戦なども考慮して丈夫に作られている。
○鉄のハーネス 耐久値:100/100
防具種別:鎧 防御力:5 重量:1 追加疲労:0
装者の胸部と肩周りを守護する軽装鎧。
鉄で作られているので丈夫かつクセがなく扱いやすい。
コートやマントなどの衣服系防具を重ね着可能。
◆アイテム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○薬草 個数:5
種別:回復 対象:味方単体 使用回数:1/1 戦闘中使用:○ 平時使用:○
味方キャラクター1人のHPを50回復する。
アイテムを使用したキャラクターと回復したキャラクターの回復熟練度+1。
○カラスの羽 個数:1
種別:素材
カラス系モンスターの黒い羽。
アイテムの材料になる。
◆スキルスロット未セットソードスキル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○レイジスパイク
攻撃属性:貫通 威力:[筋力]×2 対象:敵単体 攻撃回数:1 疲労:装備武器の疲労値+1
片手剣ソードスキル。突進と共に相手に対して素早い突きを繰り出す。
初Hit時のみ戦闘中[敏捷]+1%。
>972でハジメの疾走熟練度上昇数が2と表記されていましたが、正しくは3です
┌┐
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└┘ | | |
| | | now loading ...
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| | |
└―――┘ |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌────────────────────────────────────────────┐
||○
||○
||○ > 戦闘パートを終了しています。
||○ >しばらくお待ち下さい……
||○
||○
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;;.ii!;;::,,、"";;,,;;,゛: |i!|il|!ll| .|i|| .|l||
il|!ll| Y ;;/,,"" |liiil|!i!|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛"" .|l||. ||i|";"゛ノ)|;;.;;;;;::,,、"";;(;;;;;::::゛""
.|lii!|ノ )`~...,,,,,,.....,,, |!!ilill|!l;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/ ||i|;,゛ |il|;; ゛ヾ;;::il|!ll| Y ;;/
il|!ll| Yii! .|!i!|il|ll| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,"" .|ill |!i| |,!((/(;;,,ヽノ ;;/,,""
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.|lii!| |ill| |!!iill|!li .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,, .|ill| |ill| .|il|lil| (;;,,ヽ;;;...(_;;::,,
.|lii!| |ill| (il|!llli!i| ||!li!i| Yii! .|ill| |l|!| .|!lli!i| Yii!
il|!ll| |l|!| |!!iill|!ll| ||liii!| |!,ii |l|!| |l|!| |!lli!i| |!,ii
!ソ;ハj|W "" Vv,w,.vw,.v"ji,,Iw,,MW w,,Mv,w,.vw,.vW "" V"ji,,Iw,,MW "" w,,Mv,w,.vw,
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>…………
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末尾0~8は二人取ってるけど拾った薬草は二つじゃない?
>>987
確かに2つでした
こちらも後ほど修正しておきます
,、
|.ヽ、
,.、 ..|. ヽ、
', ヽ、 __ |. ヽ
', ヽ、 , -‐ '::::::::::::::::::::ヽ、 ヽ
', ヽ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、. ヽ
>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', i
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ヽ| |::::::::/ ヽ、|:::::::/ / , - ‐ ' ヽ:::::::::::| .)
|:::::/::::. .弋ノ|::::/ / , -‐ ' i:::::::::::| /
|::/::::::::.. .|/ 弋ノ |:::::::::/ /. . . ,
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..|
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ|
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【アベル】
「お疲れさん。
. どうだった、複数の敵を同時に相手にしてみて……?」
【ハジメ】
「やっぱり1体相手にするのとはまた違うわね。
. 相手が動き出す前に、少しでも数を減らそうって気になるわ」
【アベル】
「そりゃあな。
. 今回は相手がイノシシで弱点も判明しているから比較的楽だったが、
. これが他の敵――特に初見の相手だったらそうもいかないぜ?」
「そうだな。
. そういう意味でも、今のうちに集団戦の基本はものにしておきたいところだ」
【アスナ】
「とりあえずこれで倒したイノシシは7体……
. あと3体倒せばクエストはクリアだね」
【ハジメ】
「そうね。
. それじゃあ、残り3体もぱっぱと見つけ出して、クエスト終わらせちゃいましょ?」
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|::::::::::::!`''~^~^~^~''ァrr--''^`"^~^~^i:::::::::|
|:::::::::::| ノリ |::::::::|
|:::::::::::l |:::::::|
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. !:::::::::| ∠三三三ヽ ヾ ツ∠三三三ヽ |::::/
/`ヽ::::| '" ㌫リ`ヽ / '"㌫リ `ヽ .|/`ヽ
. l {ヽ V  ̄ ̄_,,..-' i ー.,,_ ̄ ̄ |/l |
. ! 、{ } i | |y ! !
. ヘ ∨} | | |// /
. ヘ ヽ.| | !/ /
\_j ^ ーイ ,'./
|::|ヘ ,i
. !:! ヘ 'ー-=ニニニ=-‐ ./:|
i| ;ヽ 、 __ , /::::|
. ,..-‐| ;; \ /:::::::|‐-、
... / .| ;;; \ } /:::::::::::::|i:::::::\
./ | ;;; >―‐'ー―<::::::::::::::::::::}::::::: \
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【グッドマン】
「その前に、アスナはステータスを強化したらどうだ?
. せっかくレベルも上がったんだしな」
【アスナ】
「あ。言われてみれば……」
【ハジメ】
「確かに、いつまでもイノシシを一撃で倒せないのはね」
【アスナ】
「それじゃあ、今のうちにやっておこうかな?
. だけど、私の場合どれを優先的に強化すればいいのかしら?」
【アベル】
「細剣使いなら[敏捷]だな。
. [筋力]もある程度は必要だが、細剣使いは一発の威力よりも手数で勝負するタイプだし」
【アスナ】
「なるほど……
. それなら、言われた通り[敏捷]を優先的に強化するね?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ : : : : : : : : : : : : : 〉: : : . ヽ
. : : : : : : : : : : : : : : :〈: : : : : . :,
/ : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .;,
. / : :/ : :, : : : : : : :.:./^vへ: : : : . :}
' / .: :/ : :/ : : : : : :.:., !: : : : . .i 人
. {/. .: .: .: : : :/:.: : : : : : : :.:,′ !|: : . iヽ_.)
′: :| : : : :Λ: : :./ .: : : :| ___ ! ; : : . .i丿)
i : : | : :/ i|斗:.:/{/| :.:/{ :| ¨`トヘ : : : : i.イ
|: : : :| : :/ i{ ∨ ' ∨ 八{ ノ }.: : : :., /
| i 八: : :. ルz≠ミ、 .ィ≠ミ、ノィ : : .,’
|八 〃:.\'′ ’./ : : / {
V { : :ハ `.:.:. ,. .:.:.:/: : :.′:
}: : : :;. ノイ: :/: :|
|: : :.Λ 、 _,.. //: :/.: : :.|
丿:} : : 个 へ .イ ′Λ: : 八
/// |.: : :.i ¨.{-‐‐\ ! ,′Λ/≧.い
. / {//:|: : :.:i// ./⌒ } | {: : {//////≧z
. {//:|: : :.:i/ しy | i !: : !//////⌒ }
{ V/ |: : :.i/i { . |!|: : |//// .
. ' '//! : : !/ト. 八 ノ }!|: : i// /
Λ {/ |: :. :!/} ¨ '=--イくィ/|: : i' ./
'. {/ |: : :.|/ } 辷_彡ヘ//|: : i /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>それから数分経過したところで、アスナは自身のステータスの強化を完了させた。
【アスナ】
「どうかな?
. [HP]に20、[筋力]と[耐久]にそれぞれ15、[敏捷]に50振ってみたんだけど……」
【グッドマン】
「本当に優先的に[敏捷]に振ったんだな……」
【アベル】
「でも、始めから[敏捷]を上げまくるのは悪くないぞ?
. 細剣は熟練度500以上で[敏捷]の数値の10%が相手に与えるダメージに加算されるようになるからな。
. 貫通属性の攻撃限定だが……」
「それって、状況によっては[筋力]の数値を上げるよりも強力になりそうね」
【アスナ】
「へぇ……
. それじゃあ、今後も[敏捷]を優先的に強化していこうかな?」
【ハジメ】
「ハハハ……
. 数日もしないうちに、アスナさんのスピードがマッハに達していそうね」
【グッドマン】
「さ、さすがにそれは……
. いや、ゲームの世界だからもしかしたらあり得るか……?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
すいません。あまり進んでいませんがここで中断します
再開はまた本日中に
おそらく夜になるかも……
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