【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第2層 (1000)


『ソードアート・オンライン』を元ネタにした二次創作安価スレです。
SAOの1プレイヤーとなり、安価とコンマでアインクラッドの攻略を目指します。


◆注意◆

>>1はスレ初心者なので、投下に時間がかかったり、進行ペースにムラがあったりすると思います。予めご了承ください

●ストーリーやシステムの関係上、原作設定に改変がなされています

●登場するキャラクターおよび使用するAAは、>>1の好みや勝手なイメージで決められています

●AAが存在しなかったり、AAの数が極めて少ない原作キャラクターを登場させる場合は、代理キャラクターおよびAAを用います

●『ソードアート・オンライン』以外の作品のキャラクターも登場しますが、設定は本スレオリジナルです

●同一IDの連投による安価は無効となります

●安価が無効になった場合、基本無効となった安価の↓1の安価を採用します

●自由安価の際、安価があまりにもストーリーの進行から逸脱していた場合、無効とする場合があります


◆基本ルール◆

●主人公視点でストーリーを進行していきます

●ストーリーの進行は、直後の行動を安価で決定し、イベントを発生させていく形となります

●基本1回の行動によって発生するイベントが終了すると、劇中時間の1日が終了します

●主人公のHPが0になる(主人公が死亡する)とゲームオーバーとなります

●ダメージ計算などは、小数点以下切り捨てです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394225974


◆戦闘◆

●戦闘は敵を全滅させるか、逃走に成功すれば終了します

●戦闘時は、ステータスの[敏捷]の数値が高いキャラクターから順に行動していきます

●キャラクターが行動を終了し、次の行動順が回ってくるまでを1ターンとします

●戦闘に参加している全てのキャラクターが、一通り行動を終了するまでを1フェイズとします

●戦闘時は、基本主人公以外のキャラクターの行動を直接操作することはできません

●攻撃には装備武器による攻撃の他、スキルやアイテムによる攻撃があります

●攻撃には属性があり、攻撃対象の弱点を突いた場合、与えるダメージが通常の2倍になります

●攻撃の命中や逃走の成否などの判定は、コンマ安価によって行います

 【基本命中判定】
  ・末尾が1、9..  ミス
  ・末尾が0.    クリティカル
  ・末尾が2~8  命中

●クリティカルが発生した場合、攻撃対象に与えるダメージが通常の2倍となります

●攻撃対象の弱点を突き、かつ攻撃がクリティカルの場合、ダメージは4倍となります

●クリティカルを発生させたキャラクターは、もう1度行動することができます

●戦闘におけるダメージ計算は以下のとおりです。なお、0以下の場合は1に換算されます

 【装備武器による攻撃】
  ・[筋力] + 装備武器の攻撃力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正

 【スキルによる攻撃】
  ・スキルの威力 + 装備武器の攻撃力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正

 【アイテムによる攻撃】
  ・アイテムの威力 - ( 攻撃対象の[耐久] + 攻撃対象の装備の防御力合計値 ) + その他補正


●戦闘においてキャラクターが可能な行動は以下のとおりです

      ○ATTACK
        ・装備武器による通常攻撃を行います
        ・実行すると、装備武器の疲労値分キャラクターの疲労値が増加します
        ・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します
        ・攻撃成功時、相手に与えたダメージの1%分装備武器の耐久値が減少します(※)

      ○SKILL
        ・所有しているスキルによる攻撃を行います
        ・実行すると、スキルの疲労値分キャラクターの疲労値が増加します
        ・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します
        ・攻撃成功時、相手に与えたダメージの1%分装備武器の耐久値が減少します(※)

      ○ITEM
        ・所有しているアイテムを使用したり、装備の変更を行います
        ・装備の変更は、1回の行動で1つだけ装備を変更できます

      ○GUARD
        ・装備している盾を構えて[防御]状態になります。盾を装備しているキャラクターのみが行えます
        ・[防御]状態のキャラクターは、攻撃を受けてもHPが減少しません
        ・[防御]状態のキャラクターが攻撃を受けた場合、負うべきダメージの10%分盾の耐久値が減少します(※)
        ・[防御]状態のキャラクターが受けた攻撃がクリティカルの場合、[防御]は強制的に解除されます

      ○COVER
        ・味方キャラクターに対する攻撃を自分が受ける[庇い]状態になります
        ・複数のキャラクターが[庇い]状態の場合は、残りHPが多いキャラクターが攻撃を受けます
        ・[庇い]状態のキャラクターは、攻撃を受ける毎に自身の[俊敏]の1%分疲労値が増加します(※)
        ・[庇い]状態のキャラクターが[痺れ]または[麻痺]状態となった場合、[庇い]は強制的に解除されます
        ・盾を装備しているキャラクターが実行すると、[防御]も同時に発動されます

      ○ESCAPE
        ・戦闘からの離脱(逃走)を図ります
        ・成否に問わず、実行すると疲労値が増加します
        ・上記に加えて、盾など一部のアイテムを装備している場合は、さらに追加で疲労値が増加します

      ○PASS
        ・何もせずに行動を終了します
        ・実行するとHPが微量回復(基本最大HPの5%分)し、疲労値が1減少します(※)
        ・複数回行動が可能なキャラクターが実行した場合、残り行動回数分HP回復量と疲労値減少数が倍増します
        ・[麻痺]状態のキャラクターと疲労値が150のキャラクターは、強制的にこの行動になります

            ※ … 1以下の場合は1に換算


◆好感度◆

●主人公以外のキャラクターには主人公に対する好感度が存在します

●好感度は本編中のイベントなどに影響を与えます

●好感度は主人公の本編中の行動によって変化します

 【基本好感度一覧】
  ・本編中に登場する基本的な好感度は以下の8種類です

      ○盟友
        ・パーティ、ギルドを組める
        ・好感度が下がらなくなる
        ・パーティを組んだ際、戦闘時に直接操作ができる

      ○信頼
        ・パーティ、ギルドを組みやすくなる
        ・パーティを組んだ際、戦闘時に直接操作ができる

      ○友好
        ・パーティ、ギルドを組みやすくなる

      ○普通
        ・初期状態

      ○不信
        ・パーティ、ギルドを組みづらくなる

      ○嫌悪
        ・パーティ、ギルドを組みづらくなる
        ・好感度が上がりづらくなる

      ○敵対
        ・パーティ、ギルドを組めなくなる
        ・圏外で遭遇した場合、戦闘が発生する可能性がある

      ○宿敵
        ・好感度が上がらなくなる
        ・圏外で遭遇した場合、必ず戦闘が発生する

 【特殊好感度一覧】
  ・異性のキャラクターには以下の特殊な好感度が存在します
  ・以下の好感度となったキャラクターとの間には特殊なイベントが発生するようになります
  ・以下の好感度となったキャラクターは、好感度が基本変化しなくなります

      ○恋慕
        ・好感度が【友好】以上の異性キャラクターとイベントを発生させると変化することがある
        ・パーティ、ギルドを組みやすくなる
        ・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる

      ○恋人
        ・好感度が【恋慕】の異性キャラクターと特殊なイベントを発生させると変化する
        ・パーティ、ギルドを組める
        ・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる
        ・【恋人】となったキャラクターが複数いる場合、ペナルティが発生する可能性がある

      ○妻/夫
        ・好感度が【恋人】の異性キャラクターと特殊なイベントを発生させると変化する
        ・基本パーティおよびギルドを組んでいる
        ・それまで夫婦が所持していたお金とアイテムが統合され、夫婦共用になる
        ・パーティ、ギルドを組んだ際、戦闘時に直接指示ができる
        ・【妻】または【夫】以外に【恋人】のキャラクターがいる場合、ペナルティが発生する可能性がある


◆パーティとギルド◆

●主人公は本編中に登場するキャラクターとパーティ、ギルドを組むことができます

●1つのパーティで組めるキャラクターの数は最大6人です

●ギルドを結成する場合は、最低でも1人パーティメンバーが必要です

●主人公がギルドを結成できるのは、最前線が第3層となって以降です

●主人公がギルドマスターの場合、戦闘時ギルドに属するキャラクターの行動を直接操作することができます

●パーティ、ギルドは専用のアイテムストレージを開設することができます

●専用ストレージは、パーティおよびギルドメンバーならば自由にアイテムやお金の出し入れができます


◆疲労値◆

●各キャラクターには疲労値が存在し、圏外の探索や戦闘、イベントなどを発生させると上昇していきます

●疲労値は最小値(初期値)が0、最大値が150です

●疲労値は特定のアイテムを使用したり、休憩をとるなどの行動をすることで減少していきます

●疲労値が100以上のキャラクターは以下のようなペナルティが科せられます

 【疲労値100以上149以下】
  ・圏外における行動で、探索などが実行できなくなる(※1)

 【疲労値150】
  ・圏外における直後の行動が、強制的に休憩になる(※1、※2)
  ・戦闘中における直後の行動が、強制的にPASSになる

      ※1 … 圏外に出ること自体は可能
      ※2 … パーティメンバーのうち1人でも条件を満たすと、パーティ全体にペナルティが科せられる


◆耐久値◆

●装備アイテムの中には耐久値が存在するものがあります

●耐久値の初期最大値は全ての装備アイテム共通で100です

●耐久値が0になった装備は、その時点で失われます

●減少した耐久値は、鍛冶屋などの施設で回復することができます

●耐久値は装備アイテムを1段階強化する毎に最大値が10増加します

●耐久値は主に以下のような行動をすると減少します

 【装備武器】
  ・戦闘中、通常攻撃を行う
  ・戦闘中、攻撃スキルを使用する

 【盾】
  ・迷宮区探索中、トラップによりダメージを受ける(※1)
  ・戦闘中、[防御]状態時に攻撃を受ける(※2)

 【防具・その他装備アイテム】
  ・迷宮区探索中、トラップによりダメージを受ける(※1)
  ・戦闘中、攻撃によりダメージを受ける(※1)

      ※1 … 受けたダメージの1%分。1以下の場合は1に換算
      ※2 … 本来負うはずのダメージの10%分。1以下の場合は1に換算


◆アビリティとスキル◆

●キャラクターにはアビリティとスキルの2種類の技能があります

●アビリティはキャラクターが習得している技能のひとつで、習得していると常時効果を発揮します

●スキルはキャラクターが習得している技能のひとつで、主に圏外での探索や戦闘などで使用されます

●アビリティとスキルは熟練度を一定の数値まで上げたり、特定のイベントを発生させると習得できます

●スキルは使用すると疲労値が上昇します(例外有り)

●習得したスキルは、装備アイテムのようにセットしなければ使用および効果を発揮することができません

●1人のキャラクターにセットできるスキルの数は最大12です

●装備アイテムと違い、スキルは戦闘中にセットしているものを切り替えることはできません

●アビリティのように、セットしているだけで常時効果を発揮するスキルもあります


◆バッドステータス◆

●本編中には様々なバッドステータスが登場します

●バッドステータスは一部のものを除いて他のバッドステータスと併発します

●バッドステータスは1日の終了時に自動的に取り除かれます

●本編中に登場するバッドステータスは以下のとおりです

 【バッドステータス一覧】
  ・本編中に登場するバッドステータスは以下の種類です

      ○転倒
        ・戦闘中、自身に対する攻撃を回避できなくなり、かつ自身に命中した攻撃は全てクリティカルになる
        ・自身の行動順が回ってくるか、フェイズ終了時に自動的に取り除かれる

      ○毒
        ・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
        ・戦闘中、行動終了後に最大HPの5%分のダメージを受ける
        ・[毒]状態でさらに[毒]のバッドステータスが付加されると[猛毒]状態になる
        ・[猛毒]のバッドステータスとは併発しない
        ・医者の治療を受けるか、解毒剤や解毒結晶などのアイテムを使えば即治療できる

      ○猛毒
        ・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
        ・戦闘中、行動終了後に最大HPの10%分のダメージを受ける
        ・[毒]のバッドステータスとは併発しない
        ・医者の治療を受けるか、解毒剤や解毒結晶などのアイテムを使えば即治療できる

      ○出血
        ・圏外で行動中、行動終了後に1ポイントのダメージを受ける
        ・戦闘中、各キャラクターの行動前と行動後に1ポイントのダメージを受ける
        ・医者の治療を受けるか、止血剤や止血結晶などのアイテムを使えば即治療できる

      ○痺れ
        ・戦闘中、[敏捷]の数値が半分になり、自身に対する攻撃を回避できなくなる
        ・戦闘中、COVERが実行できなくなる
        ・[痺れ]状態付加時、[庇い]状態だったキャラクターは強制的に[庇い]が解除される
        ・[痺れ]状態でさらに[痺れ]のバッドステータスが付加されると[麻痺]状態になる
        ・[麻痺]のバッドステータスとは併発しない
        ・1フェイズ終了毎または戦闘終了時に消痺判定が行われ、判定に成功した場合は取り除かれる
        ・医者の治療を受けるか、消痺結晶や解毒結晶などのアイテムを使えば即治療できる

      ○麻痺
        ・戦闘中、[敏捷]の数値が半分になり、PASS以外の行動ができなくなる
        ・戦闘中、自身に対する攻撃を回避できなくなり、かつ自身に命中した攻撃は全てクリティカルになる
        ・[麻痺]状態付加時、[庇い]状態だったキャラクターは強制的に[庇い]が解除される
        ・[痺れ]のバッドステータスとは併発しない
        ・1フェイズ終了毎または戦闘終了時に消痺判定が行われ、判定に成功した場合は[痺れ]状態になる
        ・医者の治療を受けるか、消痺結晶や解毒結晶などのアイテムを使えば即治療できる

      ○欠損
        ・戦闘中、一部の装備アイテムの効果が発生しなくなる
        ・戦闘中、一部のスキルが使用できなくなる
        ・戦闘中、ITEMとGUARDが実行できなくなる
        ・バッドステータス付加から3フェイズ後または戦闘終了時に自動的に取り除かれる
        ・回生結晶などのアイテムを使えば即治療できる


◆装備武器◆

●本編中に登場する装備武器は大きく分けて10種類あり、それぞれ性能に長所短所があります

●装備武器の種類と主な性能については以下のとおりです

 【片手剣】
  ・攻撃属性は[斬撃]
  ・プレイヤー初期装備も属している武器の代表種
  ・武器自体は良くも悪くもスタンダードな性能で、特筆すべき点はない
  ・盾を装備できる

 【両手剣】
  ・攻撃属性は[斬撃]
  ・片手剣の熟練度100以上で装備可能になる
  ・武器自体の攻撃力が高いが、使用時に上昇する疲労値が高い
  ・クリティカル発生時、攻撃対象を[欠損]状態にする
  ・盾は装備できない

 【刀】
  ・攻撃属性は[斬撃]
  ・片手剣の熟練度50以上で装備可能になる
  ・クリティカル発生時、攻撃対象を[出血]状態にする
  ・盾は装備できない

 【細剣】
  ・攻撃属性は[斬撃]または[貫通]
  ・使用時に上昇する疲労値が低いが、武器自体の攻撃力が低い
  ・装備すると[敏捷]の数値が上昇する
  ・盾を装備できる

 【短剣】
  ・攻撃属性は[斬撃]または[貫通]
  ・使用時に上昇する疲労値が最も低いが、武器自体の攻撃力が最も低い
  ・クリティカルが発生しやすい
  ・盾を装備できる

 【両手斧】
  ・攻撃属性は[斬撃]
  ・両手剣の熟練度50以上で装備可能になる
  ・武器自体の攻撃力が最も高いが、使用時に上昇する疲労値が最も高い
  ・クリティカル発生時、攻撃対象を[転倒]+[欠損]状態にする
  ・盾は装備できない

 【片手棍】
  ・攻撃属性は[打撃]
  ・クリティカル発生時、攻撃対象を[転倒]状態にする
  ・盾を装備できる

 【槍】
  ・攻撃属性は[貫通]
  ・クリティカル発生時、攻撃対象を[出血]状態にする
  ・盾を装備できないものもある

 【打撃】
  ・攻撃属性は[打撃]
  ・盾を装備できないものもある


◆熟練度◆

●熟練度は【武器熟練度】と【技能熟練度】の2つがあります

●【武器熟練度】と【技能熟練度】には、それぞれ10種類の熟練度が属しており、合計20種類の熟練度があります

●熟練度の数値は、最小値(初期値)が1、最大値が999です

●熟練度の数値が一定の値に達すると、新たなスキルやアビリティを習得できます

●熟練度の数値は、本編中に発生するイベントなどに影響を与えます

●本編中に登場する熟練度は以下のとおりです

 【武器熟練度】
  ・主に装備武器や攻撃スキルに関わる熟練度です
  ・武器熟練度には以下の10種類があります

      ○片手剣
      ○両手剣
      ○刀
      ○細剣
      ○短剣
      ○両手斧
      ○片手棍
      ○槍
      ○打撃
      ○投擲

 【技能熟練度】
  ・主にアビリティや補助スキルに関わる熟練度です
  ・武器熟練度には以下の10種類があります

      ○索敵
      ○追跡
      ○回復
      ○識別
      ○鍛冶
      ○料理
      ○調合
      ○裁縫
      ○釣り
      ○音楽

●熟練度は主に以下の方法で上げることができます

 【武器熟練度】
  ・装備している武器を使用する(※1、※2)
  ・スキルを使用する(※1、※2)
  ・攻撃を命中させる(※1、※2)
  ・熟練度が上昇するイベントを発生させる
  ・戦闘に勝利する(※3)
  ・獲得したステータスポイントを【武器熟練度】に振る(※3)

 【技能熟練度】
  ・スキルを使用する(※1)
  ・熟練度が上昇するイベントを発生させる

      ※1 … 使用した武器およびスキルと同種別の熟練度が上昇する
      ※2 … 1回につき1ポイント上昇
      ※3 … 装備している武器と同種別の熟練度が上昇する


◆レベルとステータスポイント◆

●キャラクターにはレベルがあり、レベルが1上がる毎に後述するステータスポイントによって能力値を強化できます

●キャラクターのレベルは、現在のレベル×100のEXP(経験値)を獲得すると1上がります

●キャラクターはレベルアップ時、レベルアップまでに獲得したEXP分ステータスポイントを獲得します

●ステータスポイントは、後述する5つのステータスに振ることで能力を強化できます

●主人公のみ獲得したステータスポイントを自由に振り分けることができます

●ステータスポイントで強化できるステータスは以下のとおりです

 【HP】
  ・キャラクターの最大HPを上昇させます
  ・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します

 【筋力】
  ・キャラクターの[筋力]を上昇させます
  ・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します

 【耐久】
  ・キャラクターの[耐久]を上昇させます
  ・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します

 【敏捷】
  ・キャラクターの[敏捷]を上昇させます
  ・ステータスポイント1ポイント毎に1上昇します

 【武器熟練度】
  ・キャラクターが装備している武器が属する武器種別の熟練度を上昇させます
  ・ステータスポイント10ポイント毎に1上昇します


◆過去スレ◆

【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393853829/)

テンプレは以上となります
今スレもどうぞよろしくお願いします

乙乙
ここのあすなさんは副団長にならない希ガス

ギルド名「キリトくんを愛する会」
ですねわかります

ちょっと待て
ユイが居ないぞ!

ご連絡
本日も再開は21時予定


                _, -──-  .,_
               '´         `丶、
            /              \

           ,          /         \
.           /     .   /            ヽ
           ′     / /              `、
.          .' /   /,     // /|   |       `
         i     . /    」_ ′/  |   | i|  . i    .今頃お姉ちゃんSAOの世界で
.         i |   j/,    /イ`メ、   |  小 ||   ト.!    ヨロシクやっているのかなぁ……?
          j .|  ∨/    / |/ ヽ  |  ァT丁l   | |
         ノ i|  V    j 抖竿ミ    ノ ノ ,ノイjノ   | i    ――あ。それだ。ロン!
___ ____彡' , i|  i| j   八|:x:x:    /ィ竿ミ 刈    | }
 ̄¨ え≠  / 八 i|/l   |  |        :x:x:/ ノ    | ′
 /  -‐ '    ハ  八  ト、  ヘ.__ `  厶 イ   ノ
/    __,.斗‐=≠衣  ヽ八\ 丶.__ソ  . イ(⌒ソ  イく
     jア¨¨^\   \   \ >-=≦廴_  ア /ノヘ\
  斗ァ'′     \   \   ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ
/圦 |       、\   ヽ   、∨tl  `ヽ . ∨ V\ i
 { `|           Vi:\  ハ  i } |    } i }  ∨,} }
≧=- |         辻_V\`i}  i } |  /} iハ}   辻ノ
   ノ          ¨〕V//リ  iノ ////V〔    ¨〕

事件発覚数時間前の妹・淡ちゃん(13) in ゲーセンの麻雀ゲーコーナー
(さすがにSAOの世界では麻雀が爆発的ブーム化はしなかった模様)
おそらく、ゲームクリアまで今後出番は一切ない――と思う

そういえば、>>1000までいったスレってHTML化依頼する必要ありましたっけ?
必要があるならHTML化依頼スレいってきます

違うスレかと思ったwww

それでは、そろそろ再開させていただきます

キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!


                    lVゝ,λ/レ、lv、/l、v、
                 _,vレ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::v、_
                _ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
                Z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ゝ

                _ゝ::::,;;;;;;;ゝ:::::::::::::::::::〈;;;;;;;;;::::::::::Z
                _ゝ;:;;l´゛'/::/|::/l::::∧::|""`l;;;;;;;;;ゝ
               _く;;;;;;|  .レ' |/ .レ′|/   i;;;;;;;;;;ゝ
            __.-rt´人;|',-‐----、_| |、_.---―-、|;人
      , ┬┬┬ ´il il, | `|` ̄``ヾ;;;;;ノ |;;;_.=〒,テテ~ r ト;-、_
    / """"´´´`リ レ∧_ | "`==-‐`  ´ `===≠  |_./;;::;;;;;;〉-v-、
   / ゛       / /./...:::::|=-‐   ´八       |::::;;  :/;;;/ ̄ ̄ ヽ__
  ./゛゛      / 〃λ;;::: :::|        ⌒    -==/:::;;  ::::/|||jiiiiiヽ____  ヽ.
  i""   〃  / /λ:::::、;;;;;λ=-     、_ ,      /::::::  ;/ ̄ ̄ヽ_____ \__ゝ
  |"    /   ノ  | | ゝ、:;;;;::::.::::\   , ---、   /::::::  〈||||||||`ヽ_______ \____>
  _|   /  / /| j ト、:::::::、;:::::::::::::\  ゛"    /:::::::::::::;;;八__o___________ / ___/
 八,,/ /" / //"/ .|  ̄| ̄ゝ,;;::::::::::: \   /:::::;;;;;;;;;_/;;;;;ト--、,_____/ ̄ ̄゛〈

〈    /  i  / ./ /;;;;;;;;;|゚   ゝ;;;;;::::::::::`―´;;;;;;;;;___ノ;;;;;;;;;;;;∥  7oiii| iiii|||||||||||〉
ノ""/  /i / /   i;;;;;;;;;;;;|    .>----、---― ´;;;;;;;;;;;  ∥ | ̄`|~ ̄ ̄ ̄゛ゝ
"/   /   "" /;;;;;;;;;;;;;;\〔((/:::::::::::::::::::>;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ∥ 7 oii| iiii||||||||||||〉
    / ,;/  "  /;;;;;;;;;;;;;;;;;〔(((/ ̄ ̄ ̄">;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;<ニニゝ.| ̄`|~ ̄ ̄ ̄゛ゝ
/ /  ,;/    人;;;;;;;;;;;;;;;;〔((/ ̄ ̄ ̄">\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;<ニニ/\7oi|  iiii|||||||||||||〉
 /   /  .:: /`ゝ----[((〈 ̄ ̄ ̄">   \-------――〈  ゝ__|~| ̄ ̄ ̄ ̄゛ゝ
./   /    /  ヽ;;;;;;;;〔ニ/ ̄ ̄ ̄>\,,,,,,/》;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|    7oiii|,,,,,,,,||||||||||||||〉
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   【ハジメ】
   「これは……?」

   >茅場晶彦に言われた通り、ウィンドウを開いて自身の所持アイテム欄を確認してみると、
   >先ほどまでは何もなかったはずのそこに、ひとつのアイテムが追加されていた。

   >――《手鏡》。

   >そう。手鏡だ。
   >ウィンドウに表示されたアイテムの姿と説明文から見るからに、明らかにただの手鏡である。

   >とりあえず、ウィンドウを操作してそれを自らの手に出現ささせてみる。

   >――やはり、実際に手に取って調べてみても、それは間違いなくただの手鏡であった。

   >周囲に目を向けると、アスナたちを始め、他のプレイヤーたちも手鏡を自らの手元に出現させていた。
   >皆、今の私同様、不思議そうな顔をしてその鏡を眺めている。

   >――本当に、どうしてこんな物を茅場晶彦は私たちに配布したのだろう……?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ついに…


                  -----
               ´  '⌒ヽ     \
                /           ヽ \
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        | l |  い Vツ        ノ,ノ .lノ |:|
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            ノ  }リ|:ヘ             |   | |.|
            | .| .入    rュ     .ィ|   | リ
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            | /ィ7´ /:/ /`7  /:.:{         }:.:ヘ
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   【アスナ】
   「ねぇ……これって、ただの鏡よね?」

   >隣からアスナが鏡を手にしながら、私に尋ねてきた。
   >私はその問いに、頷きながら答える。

   【ハジメ】
   「あぁ……調べてみたが、何の変哲もない、ただの手鏡だ」

   【リズベット】
   「なんでこんなもの配ったのかしら?」

   【シリカ】
   「さぁ……わかりません……」

   >皆で首を傾げながら、そのようなことを話していると――

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          \\\               | |         //         //
                \\\               | |           //       //
                \\           |          /           /
                  \           |       /        /





                               / ̄ ~/
                          /   /___
                      / ̄ ̄          /
                       /__   __     /
_ _                      /   / /   /
_ _ _ _ _ _ _            ./   / /   /
─ ─ ─ ─                ./   / /   /
                      ./   / /   /
                      /μM/ /   / _ _ _
                             /μM/ / // // /
                              /M//M// /

                                    / /
                                      /M/


                                |              \
                         /         |                    \
                     /       |                   \\
              /       /           | |                    \\
.           /         /         | |                    \
        /           /             | | |
        //           //             | | |
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   【ハジメ】
   「うおっ!?」

   【アスナ】
   「えっ!?」

   【シリカ】
   「ひゃあ!」

   【リズベット】
   「な、なによぉ!?」

   >――突然、私たちの足元からも光が発した。

   >――いや、違う。
   >足元だけではなく、私たちの身体全体から光が発していた。

   >それに気がついた時には、
   >私の視界は周囲のプレイヤーたちの驚きと戸惑いの声をバックコーラスに、
   >再びホワイトアウトしていた――

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>>116は集中線エフェクトAAの中に効果音用の文字AAを入れてみたんですけど
AAの中にAAを入れる作業って結構コツがいるし時間かかりますね


                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
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   >――それから数秒後、光は徐々に収まり、私の視界もそれに合わせて回復していった。

   >回復した視界に広がっていたのは、私たちが今までいた《はじまりの街》の中央広場。
   >そして、そこにいた大勢のプレイヤーたちだ。

   >どうやら、今度は先ほどと違って強制転移させられたわけではないようだ。

   >…………

   >――ん?

   >何かがおかしい……
   >不思議と私はそう思った。

   >自分でもわからないが、身体全体から妙に違和感があった。
   >それに――

   【ハジメ】
   「なんか、さっきよりも目線がガクンと下がっちまったような……
.    ――って、あれっ?」

   >私の口から発せられたのは、先ほどまで発せられていた力強い男性の声ではなかった。

   >発せられたのは女性の――それも自分でも……いや、自分が一番よく知っている声――
   >現実での私自身の声であった。

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                 /´l   _
                 ,'  |./ /
             /´',  l  /  /
             |  ', |./  /
            f´',  ',   , j ,   /
        _   {  ',  ,   ', {,'  /
      '、`丶 ,   ', ',  V   !〉
       \  ',   ', 〉 ´/   |
        丶、ヽ  '、/    ,'
          \}         /
            |       ,/
           /     /l

             {       / ,'
           i\ _,/_/

            >'´:::::::::::::`ヽ
            |:::::::::::::::::::::::::',
            |::::/\:::::::::::::::',
           〈::/   丶---イ
            i|       ',

            |  , -―- 、 ',
            レ'´        ',
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   【ハジメ】
   「――!?」

   >次の瞬間、私の目は無意識に私自身の身体の方へと向いていた。

   >――そこにあったのは、先ほどまで存在した、筋肉質で太くたくましい足や腕――身体ではなかった。
   >あったのは、細く、どこか弱々しく、そしてやや色白い――女の子の身体であった。

   >また、身につけていた装備や着ていた服はそのままであったが、
   >そちらも今の身体に合わせてサイズが変更されているようだった。

   >…………

   >――この体型、それにこの肌の色……これはまるで……

   【アスナ】
   「み、みんな、大丈夫?」

   【ハジメ】
   「!」

   >隣からアスナの声がする。
   >他の皆は大丈夫なのだろうか、と思いながら目線を声のした方に移すと――

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              //   . : /|  . : |. :|             |: :i|: : : : : : : : : : :|`ヽ: : : :',
                //   . : :/ |. : : : |: :L.._______| ,小 : : : : : : : : :│ : ';‐、: :}
         、__ ____彡'  . : : :'   |: : : : ト、{`て´ ̄ ̄     ノ√い: : : :i| : : : : | : : |: :`,:{
          ` ‐--‐ァ . : i: : :i  _j: : : :¦ ` '´__,二ニニニニ、__  W: : :リ : : : : | : 丿: : |`,
              / .,i : l: : :|ノ´从 : : ′  '^ア´}_j⌒ト√`!「` リ: : /: : : : : :K´: : : 丿 }\
              . .' | : |: : :|   ⌒\{      |7⌒炒 .ノ  ,' : /: : : : : : :「ミマ¨^ー1 : :`、
          ⅰ.; | : |: : :| _ァ云ミ         `ニ¨´      /: ,: : : : : : : : 「`! il、: : :│: :i、
              i| :| | : | : !]{ _j」}              ´´ ′//l: : : : : : : : | │|い : : ! : :い
           八:| !: : : : : 、l少'ノ               ´  | : :! : : : : i|.ノ 八:`、:¦:丨 }
              ` `、:\ :、} 、、 {                 │: ! : : : : リ / : :ヽ`、l :│
                  \ :`トミ                    ! i : : : : 爪 : : : : : : `、: |
               ↑トl i|`                  ;¦ : : : i | :\ : : : : : :ヽ!
               !i :八      T^> 、         , 1 i: : : :ⅰ:、 : : \: : : : : :\
                   ゜  : :` 、  '{  }           / |¦: : :ⅰ : ヽ: : : :\ : : : : :
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                |  : : : :|      \/ , '/」 l」   |it'^|i : : : |  //
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   >――そこには、髪の長い現実の私と同年代の女の子がいた。

   >細く白い身体は綺麗に整っており、かなりスタイルが良い。
   >そしてなにより、顔が非常に可愛らしい。
   >間違いなく数年後には「美人」と呼ばれる存在になることは間違いないであろう美少女だ。

   >だけど――

   【ハジメ】
   「えっと……どちら様デスカ?」

   >私の記憶が正しければ、確か先ほどまでそこにいたのはアスナだ。
   >アスナも髪は長く綺麗な人だったが、こんな幼さが残る少女ではなかった。

   【アスナ】
   「? あなた何言っているの? というより、あなたこそ誰?」

   【ハジメ】
   「えっ……?」

   >目の前の少女は不思議そうな顔をしながら私に尋ね返してきた。

   >――いや、それよりも、今目の前の美少女から発せられた声は――

   【ハジメ】
   「えっと……もしかして、アスナさん……?」

   >そう。
   >美少女の口から発せられた声は、先ほどまで私自身何度も耳にしてきたアスナの声であった。

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       〃}: : :| /|: :..:.:代, 込リ     込リ//: /} /
      / j : : |{ |: : : :|  i:i:i:         i:i:i: {/:{ j/
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        {八/: | l, :..l :|              /: :{
         ′:リハ: : :{ \  ∠ニ=   .イ.:..: |
.         /: : : / ハ: : ゚,、 `  .,  .ィ: : :| : : |
        /: : : /: : :ハ: : ゚,≧ュ.,____j ´: | : : | : : |
        .′: :厶:;__,ハ: : ゚,  L:|:/: : :| : : |v: :ハ
        />==<:::\ ∨: ゚,   |:|{\==-、ノ }: : :゚.
      . ´       ヾ:::ヽ.∨ ゚,  l:|{   ヾ: : :ハ{.: : :i
       {       }:::::} ∨ } {:|{   }: :..:}!: : :}
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   【アスナ】
   「えっ? そうだけど……あなたいったい……?」

   【ハジメ】
   「い、いや……俺、ハジメだけど……
.    どうやら、アバターを女性に強制的に変更されちまったみたいだが……」

   >それも現実世界の私そっくりな体型でね……
   >おまけに、声まで現実における私の声そのままにされてしまっているし……

   【アスナ】
   「えっ!? い、いや……確かに、私ぐらいの女の子だってことはわかっていたけど……」

   【ハジメ】
   「そ、それより、アスナさんもアバター変わってるぞ?
.    さっきまでのアバターも美人で綺麗だったが、それじゃあ美少女だ……」

   【アスナ】
   「えっ!?」

   >私にそう言われたアスナは、驚きの声をあげると、持っていた手鏡の方を見た。

   【アスナ】
   「ほ、本当だわ……だけど、これって……」

   >鏡を見ながらアスナがそんなことを呟いていると、背後からまた聞き慣れた声がした。

   【リズベット】
   「ええっ!? あんたがシリカ!?」

   【シリカ】
   「そ、そう言うあなたは……リズベットさんですか!?」

   【ハジメ】
   「――!」

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        |    \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ.  | |     ‘  /
        l      l .|   ___\ }       二.,____  } ′|     \____
       /{      lリ. 灯干(_ヽ         r灯干(_㍉ j/|: : }      `
  \ ̄ ̄         |  〈 |/{;}/|`        |/{;}/| 〉│:/      /
.    \: : : : :∨   j|   ヽ乂辷ツ         乂辷ツ / j:/    /: : >''
     `¨¨¨¨ ∨  ∧ /././::            ::/: :/.′  /!´ ̄ ゚。
         / ∨   \/./::    {       ::/./.ィ  /  |     |
         .′: :\{`ー‐`/: ::              ::/: : / /     :::: } }
          | : : :|  : : }                     ´ ̄/´:      ;:::: } /
          |/{:..:.:|  : :∧                  /} .::     .′:. j/
          l 乂j|  : : : :\     ゝ二つ     //| .::     /: :/:/
         --- 、‘,  : : : : |:.>            ´/ .| ::   //}/
      /:.:.:.:.:.:.:.:∧ : : :..:|:.:.:.:.:| >  ___,  ´  /   !     /\
     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.} : : :.:|:.:.:.:.:|  \       イ    j    /:.:.:.:.:ー――
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   【ハジメ】
   (まさか2人もアバターが……!?)

   >そんなことを考えながら、私は声のした方へと振り返った。

   【ハジメ】
   「リズベットとシリカもか!?」

   【リズベット】
   「えっ? あんた誰?」

   【シリカ】
   「え、えっと……どちら様ですか?」

   >振り返った先にいたのは、そばかす顔の女の子と、私よりも一回りほど小さな女の子だった。
   >――発せられた声からして、そばかす顔の方がリズベットで、小さい方がシリカだろう。

   【ハジメ】
   「あ……その……信じられないかもしれないがハジメだ。
.    どうやらアバターを女にされちまったらしい……」

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  V: : :.|: /|: V: : : | /⌒\\ : : | ィ⌒ \ |: : : / : |: |      \ |
  V: : |/ V∧: :.:| i{ うハ  \:.| うハ  }〉: : :./―<: |       \
   V: :|    Vハ  弋ツ     弋.ツ  , : :/|    V
   V:.|     / } ////////////// ノ|:/| |    |

    |N     | 八         _ u/  | |    |
          i  />..  r―  ´  イ/ //| i    |
          | // {{ヾV≧ー- ≦/ //7∧   |

          ヒ /   {{| /::ー―::::::::::/// |\\  |
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   【シリカ】
   「ええっ!? ハジメさん!?」

   【ハジメ】
   「あ、あぁ……さっきまでの筋肉モリモリマッチョマンの巨漢からは想像できないだろうが……」

   【リズベット】
   「嘘……あんた、女だったの……!?」

   【ハジメ】
   「……? お前は何を言っているんだ?
.    ――まぁ、確かに、現実では俺は女だけどよ……」

   【リズベット】
   「あ、あんた、まさか鏡見てないの!?」

   >――えっ? 鏡……?
   >さっき配られた《手鏡》のことだろうか?
   >確かに、一応まだ私の手にはあるが……

   【ハジメ】
   「あぁ……だけど、それがどうした?」

   【シリカ】
   「は、ハジメさん! 急いで鏡を見てください! 自分の顔を!」

   【ハジメ】
   「顔を……?」

   >驚きの表情を浮かべているシリカから言われた通り、私は持っていた鏡を覗きこんでみる。

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ヽ ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニノ

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   【ハジメ】
   「――は?」

   >鏡を覗き込んだ瞬間、私は絶句した。

   【ハジメ】
   「…………」

   >――声や身体が現実の私のものになっていた時点で、本当は気づくべきだった。
   >いや……本当は、無意識に確かめることを拒んでいたのかもしれない。

   >だって……
   >だって鏡に映っていた今の私の顔は――

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                \    ヽ V/ / /
         __ , .イ       V }  イニミー- ノ
          ̄¨ー .,      /ヽ   / ヽ r-イ
            /     ./:::...:.>=<__:.:ハ \
.          /      i / <´       >::> >..._
   、__ , ィ    /   ハ !  ,, -        ハ 从 <
     ̄ ̄= ≠  { i   /八! /           }/ ヾミ;、
          /   !i!  //  ,'                \
          ,'    ハ  川 /  ,     /            ハ
.        /     ∧ |  ,  ,'     ,ィ       ,'   i
        / _,      }! i  ,'   ,/ ,'    / /i   ./|   ハ
    / イ7      |  |  ,' ´¨,テナ=i‐-  ィ/ 十-.|,,_i    .i
     ̄  i   i!  从  | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,;    .|
        |  / .|   ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙`   l/,ィ示ュ,.ノ/   .|
        人 八 {、  ,' ∧ > l, ` ー- '´     、゙'"´, //  / ノ.,'
       / | {_ ノ!   |::|{ \!. u          ̄ イ.///./
        Vーイ{   |::| ト.、 >         '   イ/
             /   .|::| |::|::|                ノ´
        i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー- |、_     ⊂⊃ ,/
          ├-___           ̄¬ー __,.<-―‐ 、
.        /三三三三三≧‐-_        ̄ーニ三三゙、
.      /三三三三三三三三三≧=-__       ̄ーヽ、
     /_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ

.   /===`ー _    ̄ー=三三三三三三三三三三三三三ミ、
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   【ハジメ】
   「――私の顔だ……」

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        |     /   /  l |       \        ‘,  ‘。    |
        |     _/  /   j |       \      j   ’     |
        |   / \/      l.|            \   | |    ゚。   ′
        |    \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ.  | |     ‘  /
        l      l .|   ___\ }       二.,____  } ′|     \____
       /{      lリ. 灯干(_ヽ         r灯干(_㍉ j/|: : }      `
  \ ̄ ̄         |  〈 |/{;}/|`        |/{;}/| 〉│:/      /
.    \: : : : :∨   j|   ヽ乂辷ツ         乂辷ツ / j:/    /: : >''
     `¨¨¨¨ ∨  ∧ /././::            ::/: :/.′  /!´ ̄ ゚。
         / ∨   \/./::    {       ::/./.ィ  /  |     |
         .′: :\{`ー‐`/: ::              ::/: : / /     :::: } }
          | : : :|  : : }                     ´ ̄/´:      ;:::: } /
          |/{:..:.:|  : :∧                  /} .::     .′:. j/
          l 乂j|  : : : :\     ゝ二つ     //| .::     /: :/:/
         --- 、‘,  : : : : |:.>            ´/ .| ::   //}/
      /:.:.:.:.:.:.:.:∧ : : :..:|:.:.:.:.:| >  ___,  ´  /   !     /\
     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.} : : :.:|:.:.:.:.:|  \       イ    j    /:.:.:.:.:ー――
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   【ハジメ】
   「う、嘘……なんで……!?」

   >頭の中で様々な思考がグルグルと駆け回り混乱しているのが自分でもわかる。
   >そのため、そんな疑問の声を口から出すのがやっとだった……

   【リズベット】
   「よくわからないけど、あたしたち現実の姿になっちゃったみたい……」

   【シリカ】
   「信じられない気持ちはわかりますけど……」

   【ハジメ】
   「…………」

   >無言で鏡に映る自分の顔を眺め続ける。
   >試しに、手で触れてみたが、やはり間違いなく自分の顔だ。

   >――しばらくそのままの状態が続いたが、徐々に思考が落ち着いてきた。

   【リズベット】
   「だ、大丈夫……? まぁ、相当頭がパニクっているのは見てわかるけど……」

   【ハジメ】
   「…………」


   【選択肢】
    1:「もう大丈夫。心配かけたね」
    2:「おそらく、ナーヴギアによるスキャンだ」
    3:「あらやだ、私って自分でも思っていた以上に美人」

          安価↓2


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          ――   、
     /: : : : : : : :ヽ: : : : :\__
.    /:/: : : : : : : : : : : : : : : : :V::|`
  __/:/: : : :∧: : : : : |\ : : : :.::|:::| : : :\

/|::|i:′: : /  V: : : :.|  \: : : :|:::|: : : : : :.
: : |: N: : : ; _ノ: : : : :廴_ ヽ: : |/: : : : : :ハ
: : |::|::| : : | /んハ: : :/ んハ |: /;|: : : : : : : : |i

: : : :|::|V :.i{ 弋ソ V  弋ソノ j//::|\: : : :|: : :i
: :/|::| {\ト     '   u イ::|::|  ハ: :.:|: /
/  ::| >-   r  っ  / |: |::|  .|: //
   |::|    >  r――く   ::|::|  j/
   |::|    _|:|/}-|::::|゚ ゚ ゚ |___|::|::|
   |::|   j人V /::/     Y/
      // ̄ ̄ |    ○|

      |io o o o |     ノ
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   >思考が落ち着いてきたところで、何故このようなことになっているのかを私なりに考えてみた。

   >――そして、数十秒ほど考えたところで、私はあるひとつの仮説に到達した。

   【ハジメ】
   「おそらく、ナーヴギアによるスキャンだ」

   【シリカ】
   「えっ?」

   >突然、私がそのようなことを口にしたので、目の前にいるシリカがさらに驚きの表情を浮かべた。
   >私が混乱して、おかしなことを言っているとでも思われてしまったのだろうか……?

   【ハジメ】
   「ほら、ナーヴギアって高密度の信号素子で頭をすっぽりと覆っているでしょ?

.    さながらバイクのヘルメットみたいに……
.    だから、私たちの脳に信号を送る技術の応用で、私たちの頭や顔の形をスキャニングしたんだわ……
.    身長や体格の方は、ナーヴギアの初回起動の設定時にやったキャリブレーション――
.    あのボディーチェックみたいな作業の時に登録したデータを元に再現しているんでしょうね」

   【リズベット】
   「そ、そんなことできるの……?」

   【ハジメ】
   「もちろん、これは私の仮説にすぎないけど……
.    あの人ならこれくらいのこと簡単にできるんじゃないかしら……?」

   >私はそう言いながら、空を――正確には、そこに浮かんでいる茅場晶彦の姿を見た。

   【ハジメ】
   「そう……現代日本が産んだ世紀の大天才、茅場晶彦さんならね」

   >そして、皮肉たっぷりにそう呟いてやった。

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              / . .:/.:.:./. :/.:./ |.:| \:. : : .       `ヽ  ヽ   :.
              .′.:.:/.:.:./. ://  |│  \: . : .       :.   :.   :.
            ′. :/ __/. :/      !:l      \: . \: : .   i    :.  :i
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            i  :i: . \/       ヾ、          | ト、: .|   . :ヽ|
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        _ ノ . :|: . ヽ{    -─‐-      -──-   |   . : : . \
      <´   . : . : |: .   | 气¨¨゙无i示      气¨¨゙无i了¨|   . : :ノ____ >
       `ヽ. __|: .   |     ゞ゚-'         ゞ゚-' ,′. :/.:.:|
             人小: .\ ∴∵           ∴∵/ : /| . .:|
           / . .:|:个= ≧=‐     '       ー=彡イ: : .|  .人
             /イ . : :|.:.| :从                イ: :|: . |: .   \
         / | .:.:.|   . : :|\                /.:|: : .   !: .     }
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              人|\|   . : :|:   |┌}   .     イ:i:i:i{┐.:.:|: : .   |/j/j/
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   【リズベット】
   「――だけど、なんでわざわざこんなことしたのかしら?
.    ゲームの世界に閉じ込めるだけなら、こんなことする必要もないんじゃ……?」

   >私の隣で、リズベットがそんな疑問を口にした。

   【シリカ】
   「そ、そうですよ。別に現実の姿にする必要なんてないはずです!」

   【ハジメ】
   「そうね。確かにその通り。

.    ゲームを強制するのに、姿をわざわざ現実のものにする意味なんて普通はない……
.    理由は多分――」


 【選択肢】
    1:「これが現実であることを思い知らせるためでしょうね」
    2:「これからあいつが話してくれるでしょうよ」
    3:「ネカマを公開処刑するためね」

          安価↓3


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                 ´/ ̄`   `ヽ
         {\___/          \\
           冫 〃    イ          ゚:. ゚:,
       /  〃  //     八     ゚;__}__
      /    ,:   /_,.斗     /  V  : . : }ニニy―‐- 、
    ∠イ  . : ′{/  __|   /\_ ’ . : . :..}ニニ/: . : . : . `ー
      |   : .{ . :ィ ,灯)ハ} / ´ ___  }. : . : . }二{: . : . : . : ハ
      | ハノ!: . |} 弋ツ\{  んハ㍉}: . : ../:/  ∨ }: . : .|: . |
      ∨   \|{    ,     弋シ / : . : イ:/    ∨ : . :.ト、│
             、        彡: //    │: . : .| リ
              \  r 、  / イ- ´         レ{: . :/
              \  ___,,..  ´{             }/
              ___`´}      {
             / /: : :/│     入
              / | : : iヽ  ___,/ : : \
            {ニニ!: :..:ト .,   /: : : / ̄ヽ
           |:.:.:ノ⌒ヽ:}| 「 ̄/ : : /     i
           ;:.、{: ⌒ゝ二二,__: : /\   |

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   【ハジメ】
   「これが現実であることを思い知らせるためでしょうね。

.    アバターのままだったら、ドッキリか何かだろうと思う者が少なからずいるかもしれない。
.    それに何より、ゲーム感覚が抜け切れないでしょうから……」

   【シリカ】
   「な、なるほど……」

   【リズベット】
   「そう言われてみれば、確かにさっきまでの姿のままだったら、
.    あたしもドッキリか何か心臓に悪い冗談だと思っていたかもしれないわ……」

   【ハジメ】
   「とりあえず、今はあいつの話に耳を傾けましょう。

.    どのような状況であれ、ゲームマスターから情報を得られる数少ない機会なんだから……
.    今後もこのようなことがあるとは限らないわ」

   【シリカ】
   「そ、そうですね! 幸い、あれからまだ何も言ってないみたいですから……!」

   【リズベット】
   「一応、こっちの混乱がある程度治まるまでは待っていてくれているのかしら……?
.    ありがたくはあるけど、なんかムカつくわね……」

   【ハジメ】
   「そうね……」

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                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   >周囲からは未だに混乱している他のプレイヤーたちの様々な声が聞こえてくる。
   >無論、そのほとんどが驚きや悲しみが含まれたものだ――

   【モブプレイヤーA】
   「お、お前……男だったのかよ!?」

   【モブプレイヤーB】
   「そ、そういうお前こそ、オッサンじゃないか! リアルでは大学生だって言ってたじゃないか!」

   【モブプレイヤーC】
   「な、なんで俺の顔になってんだ!?」

   【モブプレイヤーD】
   「おい、お前誰だよ!?」

   【モブプレイヤーE】
   「はぁ!? お前こそ誰だ!?」

   【モブプレイヤーF】
   「うわあああああ! 鏡の中にとんでもないブ男が映ってるううううう!」

   【モブプレイヤーG】
   「お、落ち着け。それはお前の顔だ……
.    ――い、いや、むしろそんなこと言える余裕がある分、俺よりは落ち着いているのか……?」

   【モブプレイヤーH】
   「あぁ……せっかく1時間近くかけて作った自慢のアバターが……」

   >――というか、周りにいるほとんどのプレイヤーが男だし……
   >さっきまでは周りに結構いた女性プレイヤーの大半は、ネカマだったのね。
   >まぁ、ある程度の予想と覚悟はしていましたが……
   >複数人で行動していた者でも、全員がリアルで女だったのは、この辺りでは私たちだけだったみたい……

   >――というか、アバターが女性だった人は、リアルの姿になっても服は女物のままなのね。
   >見事なまでのネカマ公開処刑だわ……

   >私もネナベだったわけだけど、服は男女共用のものだったから何も問題はない。
   >――仮に男性専用のもの身につけていたらどうなっていたんだろう?

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トーリ君だろ(適当)


             /: : : : : : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : :∨

             /: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨
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          //: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : :∨

         /: :l!: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : ::|: : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : :ヽ
       /: : : :l: : : : ::/: : : :/: : : : : : : : : : :l: : : : : :`::.、: : : ヽ: : : : : : : :ヽ-、
      r´: : : : : : !: : : :/: : : :/: : : : : : : : : : : :!: : : : : : : : :ヽ:_:_:_:ヽ: : : : : : :ト: :l\
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   >茅場晶彦が再び語り始めたのはそれから1分ほど時間が経過した頃――
   >広場の混乱がある程度落ち着きを取り戻してからだった。

   【茅場晶彦】
   『諸君は今、“何故?”と思っているだろう――

.    “何故、SAOおよびナーヴギア開発者の茅場晶彦は、このようなことをしたのか?”と――
.    “これは大規模なテロなのか?”、それとも“身代金目的の誘拐事件なのか?”と――
.    正直に答えよう。私の目的はそのようなものでは断じてない』

   >そりゃああんた、聞いた話によると高校生だった頃の時点で、
   >開発したゲームやプログラムの売り上げや特許で私財の総額は億に達していたらしいしね。
   >今更金なんて――生活費にも遊ぶ金にも困らないでしょうよ。

   >――だけど、本当にいったい何が目的なのかしら?

   【茅場晶彦】
   『――今の私には一切の目的も理由もない』

   >――はい?
   >目的も理由もないのにこんなことをしたの? なんで?

   【茅場晶彦】
   『私の目的はすでに達せられている――

.    なぜなら、の状況こそが私にとっての最終目的だからだ。
    “この世界を創りだし、鑑賞するため”にのみ、私は《ソードアート・オンライン》を作った……
.    そして今、全ては達成せしめられた……!』

   >そっちか――!
   >この《ソードアート・オンライン》というゲームは、ゲームではなく……
   >茅場晶彦という1人の人間が思い描いていた世界――《理想郷》そのものだったのか!
   >そんな理想郷という名前の箱庭を完成させて、ただ満足感を得るためだけが目的だった……!
   >しかも、その箱庭完成のためのパーツのひとつは、私たち10000人の人間だったというオマケ付きだ。

   >ハハハ……
   >さすがは天才。箱庭ひとつ作るためだけでもスケールがデカい。
   >“馬鹿と天才は紙一重”なんていう言葉があるが、
   >天才というものは時にどんな馬鹿でも想像しないようなことをやらかして実現させてしまうものなのね。

   >――いや、あの男の場合、“天才”というより“天災”かしら?
   >己の目的のために、10000人もの人間を知らぬ間に巻き込んだわけだし……

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原作とアニメ確認しながら作業しているんで、今回投下ペースがかなりゆっくりになってます
予めご了承ください

まぁ、もともと投下ペースは遅くてムラだらけなんですが……w

のんびり待つよ!

原作はともかくアニメまで確認しながら作業してるのか! 凄い


                      _ -一  ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : `
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   【茅場晶彦】
   『――以上で、《ソードアート・オンライン》正式サービスのチュートリアルを終了する。
.    プレイヤー諸君の健闘を祈る』

   >そう言い残すと、茅場晶彦のアバターは身体中のあちこちから紅い煙を吹き出し、やがて崩れ去り崩壊――
   >消滅した。
   >紅い煙は、空を埋め尽くしていた無数のウィンドウの隙間の中へと戻っていき、
   >その煙の全てが隙間に収まると同時に、全てのウィンドウも一瞬のうちにパッと姿を消した――

   >――空は、先ほどまでと同じ夕焼け空に戻った。
   >まるで、今まで何もなかったかのように……

   【ハジメ】
   「…………」

   >――沈黙。
   >誰もが何も言わず、そしてその場から動かなかった。
   >いや、こういう場合、動けなかったというのが正しいか?

   >10000人――正確には200人ほどすでに死亡しているらしいので約10000人だが、
   >それほどのプレイヤーがその場に集結している状況なのに、広場は嘘みたいに静まり返っていた――

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>>193
原作それほど詳しいわけじゃないんですけど(>>1はアニメから参入した組)
原作とアニメで茅場のセリフとかチュートリアル時の周囲の一連の様子がだいぶ違うんですよ

最初の町周辺で20あたりまでは上げたい。

まあ取り合えず猪狩りだな

>>200
レ、レベルを?凄く時間かかるぞ多分


                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
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   >――パリン……!

   【ハジメ】
   「!」

   >――静まり返っていた広場に、突然そんな音が響き渡った。
   >その音が聞こえたと同時に、鏡を持っていた方の手から、鏡を持っている感覚が消失した。
   >目を向けると、確かに私の手からは鏡がなくなっていた。

   >おそらく今の音は、出現させた鏡が割れ、無数のポリゴンとなって消滅したために発せられた音だろう。
   >チュートリアル終了からしばらく時間が経過すると、
   >自動的に割れてロストするようにプログラムされていたのだろうか……?

   >――すると、その音を合図に、広場は瞬く間に混乱の渦と化した。

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やっべ、遠征艦隊をタンカー護衛やボーキサイト輸送に出すの忘れていた
ちょっと遠征出してくる

で、どこ所属なんですかね?

急に提督業の話になるから違う場所に来たのかと思っちゃったよ

再開します


>>211
所属はラバウル
9月末から始めて現在司令部レベルは90
初期秘書は吹雪
課金は修理ドッグ2つ開放と艦娘&装備最大保有数拡張3回で現在までに5000円使った

基本チマチマプレイしている身で、主力が金剛改二と千代田改二と木曽改二
金剛は最近レベル99になって、千代田も現在98で残り経験値8000くらいで99
木曽はまだ10万くらいある

嫁は最近改二化した神通(はじめての建造任務で建造っしてできた想い出深い娘。ちなみに木曽は2回目の建造で出た)
だけどまだレベル81だからケッコンカッコカリはできない。いつも空母や雷巡にMVPを取られる

大型建造などの大量資材投入は基本しないで、艦娘は基本ドロップしたやつだけ
島風、雪風、南雲機動艦隊は揃ってる(飛龍は開始当初に始めて空母レシピ回したら出た。現在レベル85)
長門、翔鶴、瑞鶴、大和、武蔵、大鳳、阿賀野、矢矧はまだいない
そのため、全ての資材がかなり余っている。一番少ないやつでもボーキサイトが40000くらい
だから、陸奥(3-2でドロップ。でもまだあまり育ててない)が「ラバウルの女神」と呼ばれているのがいまいちピンとこないw


     ||  |!       /          /
     ||  |      /         /
                 ,-‐-、  /   /

   ,. - ─- 、        |_!_!ュ }    /
  /  ノノノノハヽ       `'}‐┴、
  i ,-、_{___ l'  ,. -─- 、 { ̄`{          /
  } | r} ` / -' | |`i /  ,ヘr^、 | }_,  ,! -‐- 、    /          /
  { 'ァ'  `ー'/,_ )!/リノ二二jノノ`i, /     _i             /
 ,-ソ 、   ノ/ニ| `i//  - r {⌒ / |__∠__,へ / ̄ ̄ヽ  ,-rrr、
/#\  、   `='ノ iニij   ,ニ゙ | `i /| r、/__,| ̄/   ノノノij iっ,!,!,!
\#i\    ̄,ノ`i ヽ   |r┼-、 i'  v{_ (__ハ_!  | _ノ^i'_フ'i,!  `i  {
  \i#|\==|/`|\\`ー| ´|ニ、ヽ  | i ` ,.-i{   }、|-   ,-'i   |\_|>
   \|ヽ } ノ  i \ | 〉' `ー'/  ,<.j   二ノ  /ソ  ヽ._`ファ-ァr{`ー-1
      O|/    |l/ i ノ´|  / /_ノ\\ "{ヽ /i「|i、rr、/|ヘ! /ノ   |
       |    リ /∧  V_i/   ヽ_|\ノ|ヘ !| !|.| | |/  |-── '
       |0`    | /  ヽ_/|\   、   `| {|   |゛゛|   |
       |      |    /ノ |  \ リ     | ノ  ri  ノ  |
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   【モブプレイヤーA】
   『ふざけるなよ! 出せよ!』

   【モブプレイヤーB】
   『この後約束があるんだよ!』

   【モブプレイヤーC】
   『こんなの困る! こんなの困るよー!』

   【モブプレイヤーD】
   『なんだよこれは!? 嘘だろ!』

   【モブプレイヤーE】
   『帰りたい……家に帰りたいよぉ……!』

   >鳴り止まない怒号と悲鳴、そして怨嗟――
   >広場中にプレイヤーたちの様々な負の感情が溢れ出し、やがてそれは時間の経過と共に拡大していく。

   >大衆というものは、一度火がつくと一気に勢いを増してなかなか鎮火することはない――
   >数千人規模でそれが起きればなおさらのことだ。

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              /:::::::::\  /   },. --────∠ _\__
                /:::::::::__>く   ∨":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....、  \
.               /::/´   乂_)__,ノ::::::::::/::::::::::::::::::::::く⌒ヽ:::::\ ノ
               ′:::\    ハ\/ :::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::',::::::::∨、
             ′:::::::::人  / .|::/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::: | :::::::',:::::::::',:::.
            l:::::::::::::(__  /::′ :::::::::′::::::::/:::/|::::::::::::::|\:::::',:::::::::'::::.
            |::::::::::::::::::/:::::`:::::′:::::::::::′:::::, ' ::/ i|::::::::::::::|  V::::,::::::::|::::|
            |:::::::::::::::::{::::::::::::::|:::::::::::::::′///  |::::::::ハ::′ Ⅴ:}:::::::|::::|
            |:::::::::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::: /`> ミ   ::::: ' ,::′_,.V|: :: :|::::|
            Ⅴ:::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::|       `i|:::::{ ,/ ´  |:j:::::: |::::|
            Ⅴ:::::::::∧::::::::::::|:::::::::::::|  __  Ⅴ:レ /    リ|::::: |::::|
             }::::::::::::::::ト、'⌒}:::::::::::::√,灯下ミ   ∨  斗--ミv: ::: |::::|
             /::::::::::::::: | {   ::::::::::::::{乂,zン         rイ少 //:::/:::Ⅵ
               /7::{ :::::::::: | ヘ  ::::::::::::::|   ¨         `¨ ''ノ/:::::〈 |
           /'/::/:::::::::::: |  丶,:::::::::::人        、     7 :::::::::::::: |
             l:::{ i:::::::::::レ    Ⅴ:::::::::. `           ,′ }::::::::::::|
             |:::| :::::::|〈       〉::::::::::.、     - ‐    ,イ:::| |:::::::::|リ
              乂! \:::| \   / ト、:::::、         イ  Ⅵ }:::::: /
                    \         | 丶::. \>  _ <     У:::/
                      ノ  \,   /         /:/
                  ー‐ '´        { ̄ヽ`ー‐ 、  ´
              /⌒ヽ, \            丶丶   ト、
             /     ヽ  、-  ___   /   } 、 / '
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   【???】
   「邪魔! どいて!」

   【ハジメ】
   「あっ……」

   >そんな混乱の最中、私の隣を1人の女性プレイヤーが横切っていった。

   >――すでに強制リアル顔バレを起こされている現在、ネカマではないだろう。
   >これまた、私と同年代の女の子だった。

   >その様子から、女性プレイヤーは広場から離れようとしていることは明らかだった。
   >数秒もしないうちに、人混みの外側の方へと姿が消えていった――

   >――あの子の判断は正しい。
   >こんなところにいつまでいても、周囲に感化されて負の感情にかられるだけだ。
   >私も急いでこの場から離れたほうがいいかもしれない――

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にっこにっこにー

あの時道具やでポーションをもう少し買って置けば、無理やりでも走っていけたかな?


            _ 、    ィ
              ≧⌒ `‐イ⌒≧
.       /´ ̄ `    _  \
      //      イ´ ⌒ヾ―-  _
.     / /´   /    , -‐-   _ ニ= 、
    / / ィ   /    /          `ヽ
.   /イ./   /    ´    / / / i     ヽ
    }/    /    /    / / /  .|   i   `
    /   ,     ,     イ / イ   l   ' |
    ,   .|     |    寸7Tヽ l   l  イ l   }
    | ,   |     |   ャzぇミ、 |   '7寸ハ} / '
    }ハ .∧   i  .l  { 弋タ ヽ、/ セテぇ、 ,.' /
.     ∨  ,  ハ  、 l   ̄    ′ ゙ー゚ イ /
      } .∧  }  {、{        , /{ /
.       {ハ/  ヽ ト、トヾゝ         イ/
             } レハヘ ヽ、   こ⊃  ´__
         / ̄ ̄ ̄`¬ー-≧- _ イ   ___ ヽ
.        }=‐-___        ̄ー=三三三三ミ、
        /三三三三三≧=-__      ̄ー=三三!
     /-=ニ三三三三三三三三≧-__      ̄`\
    /ー-_、   ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   【ハジメ】
   (――そうだ。みんなは……?)

   >私は隣にいた3人の女性プレイヤーもとい少女プレイヤーの方へと目を向ける。

   >――3人とも誰もいない虚空へ目を向けた状態で呆然としていた。
   >リズベットにいたっては、その場に座り込んでしまっている。

   【ハジメ】
   「…………」


 【選択肢】
    1:アスナに声をかける
    2:リズベットに声をかける
    3:シリカに声をかける
    4:今はそっとしておこう

          安価↓3


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キリトンの場合はβだったから次の町まで走ったけど。 後ろから付いていくって方法も無きにしも非ずかな


            /         /⌒         ヽ
          /       /  /        \     :.
          .′     /   /            ヽ  :.
          i    /   /      /:∧  :, ,    i、
          |    .′  .′  イ  /`""∨ | {     }: }
          |     |: / .′ / |  /    | |:.│   :}イ
          l     | .:′/|  :/}1 ′   | |:...|: :| : :.ハ ',
         /} {  :| |.: / 1:.:/ i!│ l、     | :ハ!.:}│:.∥ :,i
.        / .| ゚,: : | |./--!:/'"i|´l | `ー―‐|/-}: }: :! ,:.{  リ
.       /  1 : :、{∨____リ___ l| Ⅵ 、______ノ__/:/: :' :{:.{
         ´ ̄V : : ト代う辷ツ´リ   リ cう辷ツ}:/} /: :「 ̄ `ヽ
       /    V乂} ゚。{i::i::        ::i::i::レ/:/: :.,     :,
     ′    |: : :l :.{     '      .: /{/: : :′       ,
.     |       |: : :| 入:..    ___    .: イ /}: : ,         i
.     l      、|: : :|___ `>   ー―'  <   ′ {、 ,     |
      ∧_,ノ}  :,|: : :|::::ノ   \{{≧u≦ .ィ/    |: : :|ハ /  __ ,rハ
.    /....',  L....ィ|: : :|'"\_/\__/ \____,|: : :|::::\ _{ `'./....',
    {ミ====彡::::::|: : :|   ー'⌒ ー― ´ ̄`ー‐ |: : :|、:::::::ミ=='=彡〉
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   >――そういえば、さっきのチュートリアルの際、途中から全くアスナと話していなかったことを思い出した。
   >そういう理由も含んで、まず私はアスナに声をかけてみることにした。

   【ハジメ】
   「アスナさん」

   【アスナ】
   「――! あ……」

   >私に声をかけられたアスナは、最初ビクリと身体を震わせ、
   >後ずさるような仕草と警戒の目を私に向けてきたが、
   >私だとわかると安心したのか、肩でひと息つくと、警戒の色をといた。

   >私はそれを確認すると、再び彼女に声をかける。

   【ハジメ】
   「大丈夫? なんか色々と大変なことになっちゃったけど……?」

   【アスナ】
   「――大丈夫なわけないじゃない……」

   【ハジメ】
   「そうね。見るからに精神的に参っちゃっているみたいだし……」

   【アスナ】
   「…………」

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4人で商業ギルドでも経てよう。 アスナとハジメで素材入手、シリカが看板娘でリズが制作。
コレで皆幸せにすごせるんだ・・・キットそうなんだ

狩り場が埋まるのはゲーマーなら察しがつきそうだからその辺りからなんとかパーティー説得してレベルあげだけでもしときたいな

>>248
アスナ、ハジメ「素材集めを極めてたらラスボスの素材欲しくなっちゃって」

気付いたら100層クリアしてました的な


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         /} {  :| |.: / 1:.:/ i!│ l、     | :ハ!.:}│:.∥ :,i
.        / .| ゚,: : | |./--!:/'"i|´l | `ー―‐|/-}: }: :! ,:.{  リ
.       /  1 : :、{∨____リ___ l| Ⅵ 、______ノ__/:/: :' :{:.{
         ´ ̄V : : ト代う辷ツ´リ   リ cう辷ツ}:/} /: :「 ̄ `ヽ
       /    V乂} ゚。{i::i::        ::i::i::レ/:/: :.,     :,
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      ∧_,ノ}  :,|: : :|::::ノ   \{{≧u≦ .ィ/    |: : :|ハ /  __ ,rハ
.    /....',  L....ィ|: : :|'"\_/\__/ \____,|: : :|::::\ _{ `'./....',
    {ミ====彡::::::|: : :|   ー'⌒ ー― ´ ̄`ー‐ |: : :|、:::::::ミ=='=彡〉
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   【アスナ】
   「あなたはなんでそんな平気でいられるの……?
.    閉じ込められた……現実に帰れなくなっちゃったのよ、私たち……!?」

   【ハジメ】
   「そういう風に見えるだけ、内心はあなた同様頭の中グルグルしてる」

   >これは嘘ではない。
   >実際、ある程度思考は回復したが、未だに私の中では様々な感情が湧き上がっては消えるを繰り返していた。

   >ただ、今言ったように、他人からは落ち着いているように見えるだけ――
   >というより、表面だけでも落ち着かせないと、私も周囲の混乱の渦に飲み込まれてしまうだろう。

   【アスナ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「うん……まぁ、その……
.    状況が状況だけになんて言えばいいのか、正直私にもわからないけど……」


 【選択肢】
    1:「表情だけでも元気だして」
    2:「お互い災難ね」
    3:「前を見ましょう」
    4:自由安価(上の3つ以外で、比較的簡潔に)

          安価↓3


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ガッツさんの面影を! 男前に『泣いてると綺麗な顔が台無しだ』

前を見たらそこにはガッツさんの顔マネをした貴方が!

やっぱり3ですよねーw
ちなみに、1、2を選んだ場合、アスナさんその場から逃げて原作と同じ道に進んでいましたw
4も内容次第で原作ルート行き

>>264
想像して吹いたじゃねえかよww

ユニークスキルはいくらなんでもないよな~


  /: : : : : : : : /:/ : : : : : : : : : : : /: : : : /: :/              | : ∧: ヽ: | : : : : : : : :i: : : /: : ィ:イ: :
 ': : : : : : : : : i/ : : : :i: : /: : : : : : : : : : : : '                |: :'____、: : | : : : : : : : :|: : イ : / : : : :
/: : : : : : : : : : : : : : :/i: ∧: : : :/: : : : : : : i                ,, ィ゙   i: :リ : : : : : : : :|: : :レ': : : : : : :
,/| : : i: : : : : : : : : :厶lム '; : :∧: : : : : : i |          ,,  " リ   |: : : : : : : : : : :|_/; : : : : : : : :
 | : : |: : : : : : : : :/  不゙'∧ i  ',: : : :'i八|         , ィ         |: : : : : : : : : : :lヾV: : : : : : : :/
 | : ; |: : : : : : : V   i≫===ミ、,ハ: :|   |、   、_______, ''斗芸云拆ミ   レ : : : : : : : i : | ぃ : : : : : : :
 l: /∧: : : : : : ∧  〃 '⌒'芹心 j八  乂     〃  _i}:匕示  仆  ,: : : : /: : : : | : : ,ム : : : : : : i
 : :i 乂: : : : : : : : :, 人    }i}i翁ト             hi::し:刋  リ / : : : : : : : : : : : レ' : :ヽ: : : : : |
 : :|   : : : : : : : : : '     。乂(ソo。               乂辷(ソっ。 , : : : : : : : : : : : : :i : : : : : : : : : :
 : :|  i :| : : : : : : : \   `¨¨¨                   ¨¨¨´    / : : ,: : : : : : : '゙: : il : : : : : : : : : :
 乂  : :|,: : : : : : : : : :\/::/::/::/::/::     .::/::/::/::/::/.::/::/::/::/::, : : /: : : : : : : : : : j| : : : : :ji : : : :
     : :|丶 : : \: : \: :\     〈               /: ィ: : : : : : : : /: : : :八: : : : 八: : : :
      j :| ∧: : i厶: : 个ー―                    ,,  '" ,; : : : : : ;, -―――゙' 、: : : :゙': : :
    八|    : : : : \∧                 ー ' ゙    /: : : : '"          \: : : : : :
           乂: : : : : :人       __   -‐     ̄`ヽ    ,: : ;/              、: : : :
            : i: : : :乂个     Σ      ー― ソ   / ; '゙                  丶,: :
          |: i : : : : : :|  "'      ゙̄こ ̄ ̄ ̄ ̄   ,: :/                   "'
          |: : : : : : i :|     "'         , ィ /: :'
          |/: : : : :/: ;      、  ゙ '  ,___, イ  レ: : : :{
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   【ハジメ】
   「前を見ましょう……とでも言えばいいのかしら?」

   【アスナ】
   「“前”ですって……?」

   【ハジメ】
   「そう、“前”。前後左右のゼンの前ね。言わなくてもわかるだろうけど……」

   【アスナ】
   「前……前なんて見たところで、どうしろって言うのよ!?
.    見えるのは、あなたと周りにいる人たちと、ゲームの風景だけじゃないの!!」

   >ある程度予想はしていたけど、アスナから怒声が飛んできた。
   >やはり、相当精神的にキてしまっているようだ――

   >無理もないか、普段はゲームを“遊び”としか見ておらず、自ら触れる機会など全くなかった子だ。
   >そんな彼女が、ほんの気まぐれで遊んだゲームが、
   >実はゲームではなく巨大な箱庭(ミニチュア)で、それに閉じ込められてしまったのだ。

   >今のアスナは、さながら違法薬物に手を出してしまったことに、後から気がついた人みたいなものだ。
   >気づいた時には、もう遅かった――それ故に自棄になりかけている。
   >“ゲーム”を“薬物”と例えることに、ゲーム好きとしては多少抵抗はあるが、
   >それ以外に良い例えが見つからなかった。

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投擲はそれなりに上げておいたほうがいいのかもね。

某狩りゲーみたいに走り回る大剣使いもいいのよ?


      __≧ー\ソ<_

       >    x=ュ-──´─ - _
    _≦   ,ュ彡"´           `丶
    `フ   //               \
    /                        ヽ
   ⌒ク八:′ ,/  ,/      |       `    '
     / :i   ′ ′:| | |!:i| | |   !  !   :
      /   |  |   |   |:.|:||八| |! |i: |! :| :|!    |
     }    |   レハ土士八 jノルj!i土士ル   !|
     jリ     ||! i| |r‐rテi〒    ‐rテi〒r|:   八
     |!    从八| 弋.(ソ      弋(ソ..: ,/
     八:i|  f   i| 、、、      .    、、 |i|/
       }: |!  八                 八
       レ个ーf }|丶      _    . '
         / ̄ ̄ ̄`¬ー- 、.._´    イ-――- 、
.        }=‐-___        ̄ー=三三三三ミ、
        /三三三三三≧=-__      ̄ー=三三!
     /-=ニ三三三三三三三三≧-__      ̄`\
    /ー-_、   ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
  /=‐__>、_     ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
.  i/ ̄       ̄ー- _     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }
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   【ハジメ】
   「そういう意味で言っているんじゃないわ。

.    さっき茅場晶彦は言っていたでしょ? 『クリアすれば現実に帰れる』って……
.    それなら、言われた通りさっさとクリアしちゃえばいいのよ」

   【アスナ】
   「簡単なこと言わないでよ!

.    あなたもさっきの人も言っていたけど、100層よ! 100層もあるのよ!?
.    この街だけでも広いのに、街の外はもっと広い――!
.    そんなものが100層もあるのよ!? 何日……何ヶ月かかると思っているの!?」

   >正直、何ヶ月でクリアできるような代物じゃない――とは口が裂けても言えなかった。
   >言ったら確実にアスナはキレる。下手をすれば、彼女の心が壊れかねない。

   >“以前のSAO”は、1000人のベータテスターでもまともに攻略できなかった。
   >しかもそれは、変な言い方だが“死んでも死なないゲーム”だった頃の話でだ。
   >一度でも死んだら文字通り死ぬ“今のSAO”では、
   >全てのプレイヤーは従来のゲーム以上に慎重な行動に走るだろう。
   >例えるなら某野球ゲーの皮を被ったギャルゲー3作目の地雷ゲームのように……

   >――そうなると必然的に攻略に掛かる時間も増える。
   >1層攻略に掛かる時間を仮に1週間と想定しても100週間――700日でおよそ1年と11ヶ月。
   >1ヶ月と想定した場合は100ヶ月――約8年だ。
   >とてもじゃないが、“さっさと”なんて言えるような時間ではない。

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初ゲーム故に距離感かくがリアルだな


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ノ|       |  ./l∧ : : / 1 | : :/| .′            l斗--∨/       '/ / ̄:.:│ | /
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 |    :.   l / .リ`ヽv:|  ∨: :.:| | |       ,. イ        |       .|ヽ: :| : :│ | |
 |八  : :  リ   -==\  ∨: :| | | 、___,. イ-=云于于i㍉、   |   :    | } :| : :゚。| |
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 リ |: :..:|\: : : :\ヘ ~~~ ̄       /::/::/::/::/::/::/::/     : : : /  :/: :.:′ : : ′  :
    : : |  丶: : : {\ /::/::/::/     /::/::/::/::/::/::/::/   / /:..:./  :/: : /: |: : : : ::,
    \|  :。\: :\       〈              / //: : / . : :/:.:/: : {: : : : : ′
      |   ’ 1:ー―                 _/ イ /: : :.,.>  ´ ̄ ̄∨: : : : : : :.
        |: | : : : ハ               -- 、     /: :./            \: : : : : : :
        |: |: : : : :个 、     `ヽー― ´ --‐~\   .′               \: : : : :
        |: |: : : : :│      ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´  イ /                  丶: :
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   【アスナ】
   「クリアなんて……そんなものできるわけないじゃない!

.    そんなことをして自分が死んだらどうするのよ!? 意味がないでしょ!?
.    それなら現実にいる誰かが私たちを助けに来てくれるのを待っていたほうがマシよ!」

   【ハジメ】
   「…………」

   >アスナの言うことも間違いではない。
   >というより、こういう場合はそれが最も正しい判断だ。
   >軽率な行動は取らず、おとなしく救助が来るのを待つ――
   >災害や遭難時は特に生存率が高い行動スタンスだろう。実際そうなのかは知らないが。

   >――しかし、“ゲームの世界に人が閉じ込められる”なんて災害は過去に前例のないことだ。
   >おまけに、それは天災ではなく天才――1人の人間の手によって引き起こされたこと――

   >『天才』と呼ばれた茅場晶彦が、
   >外部の人間の手で私たちを救助できるようなカラクリをSAOしいてはナーヴギアに施すだろうか……?
   >仮に私が彼ならば、そのようなことは絶対にしない。
   >むしろ、そうさせないためのシステムを一番最初にかつ最重要で組み上げる。

   >故に、『救助を待つ』という選択肢はこの状況ではベストな選択ではない。
   >戦闘などは行わないので、死なないという意味では間違いのない選択なのでベターといったところか。

   >――しかし、“戦わない”ということは言い方を変えれば“強くなれない”ということでもある。
   >SAOはもはやゲームではないとはいえ、システム的に言えばゲームである。
   >現実とは違い、私たちはステータスという数字で個々の強さを決められてしまっている。
   >まんがいち街でも戦闘が発生するようなケースが発生した場合、
   >強くなっていなければどうなってしまうだろう……

   >――そういう意味でも『救助を待つ』という選択肢はベストな選択ではないのだ。
   >むしろ、悪い選択の可能性もある。
   >例えるなら、ミステリーで「俺は自分の部屋に戻るぞ!」などと言って、
   >実際にそうするのと同じくらい悪いかもしれない。

   >某ゾンビゲーの3作目で最初にコンテナの中に引きこもってしまったオッサンも、
   >最終的にはゾンビに食われて死んでいたし……

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  /    /   /  !    : :/l |   ____,/ / /彡'''"´ ̄`''|  / : : ′   :l.: :
  .′    {      ‘   : :′l{  、__     / /i/ . : : |: : | :′ / : : : : :,   : :l.: :
  |   .:.:/|   |   ‘。   {  リ       { イ/ .: : |: : |: : | /  :′: : : :. ′  : :l: :
. : |   .: /    |     ‘。 {           : : |: : |: : |  / /:/: : : : : : !  : :ト、
: : |  .:./l| \ |     ノ\ハ、    : |: : |: : |: : |: : |: : |   イ./ 〃1: : : : :│  : :|ミ
: : |    ,.リ ---l {‐…''"´  \〉 : :|: : |: : |: : |: : |: : |  / j/(⌒)l{ |: : : : : :|  : :|ミ
: : |  |     乂 _,,..-==≡ミ  : : |: : |: : |: : |: : |       {     || ’: : : : :.|   |: :
: : |: . |    _,ィ彡ノ''"´ ̄  : : |: : |                    ||  ‘。: : :.|   |: :
: : |: :: :|    /i:i:i/   l: : |: : |: : |: : |    {              l|   ‘。: :|   l: :
: : |: :: :|   {/レ′ : :|: : |: : |: : |     \              乂   ‘。|   ‘。
: : {: :: :|\ (⌒) :|: : |: : |: : |                       ヽ   '|
\‘:。: |: :.{\  |: : |: : |: : |                 ---  .,        }
  `ーヘ: : {   ヽl: : |                  //    ヽ     /|{
  : : : :|   、  \              __,.   ´/       ノ     //}{゚。
  : : : :|: .  \______\             }ー‐ ´   ,.    ´     // 乂’
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   【アスナ】
   「黙ってないで、何か言いなさいよ!?

.    本当はあなただってわかっているんでしょ!? クリアなんて無理だって――!
.    だったら正直にそう言いなさいよ!!」

   【ハジメ】
   「――!」

   >『クリアなんて無理』――この言葉を聞いた瞬間、私の中で“何か”が弾けた。
   >そして次の瞬間、私は思わずアスナに向かって叫んでいた。


 【選択肢】
    1:「やってみなければわからないでしょう!?」
    2:「そこまで言うならクリアしてやる! 私が証明してやる!」
    3:「“クリアできないゲーム”なんてあってたまるかよ!!」
    4:自由安価(上の3つ以外で、比較的簡潔に)

          安価↓3


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3だな。出来れば男前に言って欲しい

なんなら、4で『私達4人集まれば出来るはずだ!』とか『お前達が俺の翼だとかでも乗り越えられる』


        /              / /  l  l∧彡    ト
        /                      ト∥     ハ
       l   l             x--<    lハ       {
      从                \___ヽ   l ト      リ
       ハ    l       ヽ  ヘ:ハ  ヽ    /ハ マ _____从 ハ
       オ        l lヘ  iヽ :l:::: ヽ k` ー-彡_,,.‐''_,,. -‐''ヽ
      ∧    l    l l ハヽ i::ノ:::::::: l l   //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
       ハ ヘ  l    l l l::ヽ l:::::::    l/  //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
        ヘ ヽ l   ハ l _:::::::リ    --   / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
         ヽ ヽ  ノ  /l::l ヽ    //;;lノ  / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,. -‐''"´l;;;
          i /l ヽ/  j リ l '- ‐-   ̄j /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,. -‐''"_,,. -‐':::ヘ`;;;l
          ノ l / ヽ l   l /      .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,_,,. ',,.-‐''"´:::::::::::::::::::i;;;;;;;l
            ノ   ソ    /        l;;;;;;;;;;;;,.-'' xヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ;;;;;;
                          j;;;;;;-''´_,x'':::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;;
                          j_,,. -''´::::::∧::::l/::::::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;
                           l  \:::::::i  ヽi::::::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;
                           l: : : : :ヽi:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::i;;;;;;;;;
                          i: : : : : : : i::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;;;;
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   【ハジメ】
   「“クリアできないゲーム”なんてあってたまるかよ!!」

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これはゲームであっても、遊びではない だからね
命をベットするだけでクリアは理論上可能(CAVEのIKD並感)


            /         /⌒         ヽ
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          |    .′  .′  イ  /`""∨ | {     }: }
          |     |: / .′ / |  /    | |:.│   :}イ
          l     | .:′/|  :/}1 ′   | |:...|: :| : :.ハ ',
         /} {  :| |.: / 1:.:/ i!│ l、     | :ハ!.:}│:.∥ :,i
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.       /  1 : :、{∨____リ___ l| Ⅵ 、______ノ__/:/: :' :{:.{
         ´ ̄V : : ト代う辷ツ´リ   リ cう辷ツ}:/} /: :「 ̄ `ヽ
       /    V乂} ゚。{i::i::        ::i::i::レ/:/: :.,     :,
     ′    |: : :l :.{     '      .: /{/: : :′       ,
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.     l      、|: : :|___ `>   ー―'  <   ′ {、 ,     |
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    {ミ====彡::::::|: : :|   ー'⌒ ー― ´ ̄`ー‐ |: : :|、:::::::ミ=='=彡〉
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   【アスナ】
   「――!」

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ちょうどCAVEゲーの話をネタで出そうとした矢先に>>318ですよ……w

あっ、スマン…

死なないゲームなんてぬる過ぎるぜ(キリット
これくらい言っちゃうゲーマー勇者主人公だって居るんだから
カッコいい女性が居ても良いよね


            ´  ̄ ̄ ̄ `
         /          /    \
.      /         /         ヽ
      /                   ゙
              /       〈\∧ ∨
     |           ハー ´   /  .У\} }
     |      |   } \: : ハ  {/ ,ィミ j /}
     |  {  .:l   / ..: : :厂{ {  {、{ リ ′j
    〉   :. . :|-=彡イ: : :{:..:∨ 、 .ト\` {__
、_____,ィ :. : ‘,:..:| .: : : |: : : : :..:、|  \〉    {
  ̄ / : : : : ::∨ィ: : :..|:/: : :}、:l|  |  /ヽ′
    {八: : : : ::/.::|/.:.:.:/ ハ:..:} リ}   | {
.     ∨ ハ: : : { .: : ::/ }/   リ ..l  〉
      ∨ }∧:.{ /\{ \   /`:}...|、/____
       / ⌒(     \{ ,,}./´: : : : ヽ
   __   _,ノ`ー―-: :¨¨¨¨¨´:.:\\: : : : :∧
 /.:´¨´: : : : |: : : : : : : : : : : : : : : ::\\_: : :∧

./ フ: : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : \ | : : ∧
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   【リズベット】
   「な、なに……!?」

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あ、ごめん。
『死んでもいいゲームなんてぬるすぎるぜ』だったね

>>323
いえ、お気になさらずw
むしろアレを1人で全作完全クリアするのとSAOを攻略するのはどっちが高難易度なんですかね……?w


                      -‐………‐-
                  /: /: . : . : . : .´ ̄ ̄`ヽ

                  /: / : . : . : . : . : . : . : . : . :}、
              __rf′. ′: . : . : . : /}: . : . : . : . :}: \
         ,.   ´: . : . :|i| /: . : . : ./: .:/ │: . : . : . : .′: .:.
      ー=彡: . : . :/  ̄:|i|′ : . : . {:/ ―…}: . : . : . : /: . : . :.
     /: . : . : . : .:.:.:.:.:.:|i|..: . : . : ..| ,.-=示y}: |: . : . :/│: . : .:ト、

     : . : . : . : .:.:.:.:.:.:/i:|i|..: . : . : ..| 〈 {ノil} リ!: . : /\}: . : ..:j: .ヽ
    /: . : . : .:.:.:.:.:.:/j:i:i|:::|ハ!| : . : . | とつ:イ  } : ィ汽  !:|: . :.′ : :.
.   i: . : . : .:.:/{:/  |:i:i|:::l リ\ : . |      ノイ り }//: . /: . : . |
.   |: . : ..:/    │:i|:::|\__, \∧        ′⌒゚ //: . /: . : . リ
.   |: . :./         |:i:i|:::l   \ `ー   __     /イ: /:.:. : . : |
    : . |         |:i:i|:::|     \   ー‐、〉   .イflイ::|ハ:.: . : .:/
    \{         |:i:i|:::|     | 丶     ,.  ´ |:i| |:::| }: . /
.               |::」    ィ}___≧≦~歹i   |:i| |:::| l/
                  r=ミ: ._,:ノi:i:ir<≫   }  |:i| |:::|
             __   |ゞi|/:i:i:i:i:i:i|:F     /アー=ァ‐┤
            /o{__,.イ ||:i:i:i:i:i:i:i:|:|____,,イ.r‐<0 0 入

             /∨ |: :} ゞ:i:i:i:i:i:i///: :./ /ー― ´  ヽ
.            /  ‘ ,.|⌒ー―――┐: : / /        }
           {     }|..:0:  0  0 |: :./ /::::..       ′
              ゝ.:::0:ノ}、    _,入:.{ {::0::::.      /
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   【シリカ】
   「は、ハジメさん……!?」

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             / \
            /\  .> ――  / |
             |: : :.\: : : : : : : : :`ヽ:|
          /ii: : : : : : : 、: : : : : : : : \___
        .-/: : : : : 、: : : : : : :/Z: : : : ´: : : :/
       ヽ': : : __: : : : : /     z: : : : /
        |: :´`  `  ̄´       ヽ: : |
        |: |           --  ム: L、
 <⌒>  ./: :        |  / - 、  |:/ l
 |ニニニ> く: : :V ´ ̄ ー>  ゝー'  ┃_   |i  ,
 ∨〈  ム  ̄ヽ  " ┃  _           ||
  ⌒ヽ  ヽ   マヽ     〈      u  .rK
    ヽ  ヽ  ヽヽ               |ヘ
     ヽ  ヽ  "    = ⌒ヽ    ,  、
      ヽ  ヽ  '   |ヲ_  ノノ   ,   \ ___
       ヽ  ヽ  ヽ   ̄示 ̄  ,      /ニニニニ/
        ヽ  ヽ   \___        /ニニニニ/
         ヽ  ヽ ィシ ヽ          'ニニニニニ'
          Υニニ|    }     |  'ニニニニニ/
        / |ニニ ’         |  'ニニニニニ'
        ´  .|ニニ ’         ’|ニニニニ/
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   【比較的近くにいた男性プレイヤー】
   「うおっ!? なんや、今の叫び声は!?」

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キバオウさんじゃないか


                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
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   >そう叫んだのはゲーム好きとしてのプライドからか、
   >それとも、ただ単に売り言葉に買い言葉なだけだったのかは自分でもわからない。
   >しかし、今の一言で暴走しかかったアスナを止めることはできた。

   >しかし――

   【ハジメ】
   「あ……」

   >――予想以上に声が大きかったようで、周囲のプレイヤーの視線が私に集まっていた。

   >こういう状況では、あまり目立つ真似というのはしないほうが良いのに……
   >我ながら馬鹿なことをした。

   【アスナ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「…………」

   >――目の前でアスナが「続きは?」とでも言っているかのような目で私を見ている。


 【選択肢】
    1:話を続ける
    2:何事もなかったかのように振る舞う
    3:アスナたちを連れてこの場から逃げる

          安価↓3


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        /    // /  l  l    ヽヽ    ミミ      >
      /    //  /  l    l    ヽヽ      ヽ      `
     /     /   /    l   l     ヽヽ      ト       \
    /                                ヽ        `、
   /                                  ヽ        }
        /                             ヘ        |
  /     /              {       ヽ          ヘ        }
  l    /          /     ヽ      l     マ    ∧       リ
  l   /          ハ      ヽ    ハ     ヘ    ∧      ト

  l   /  `ヘ、     /  ヘ      ヘ    l ヽ     ヽ    l       {
  i  j      へ、 /    i      lヽ  .l  ヽ ,x''"´  ハ   l       |ヽ
  l  l       /\    l /l    i ヽ  i ,x''´\     ハ  ハ       l
    l     彡彳==xXミミxリ i   ノ   Xlzzz==xzX    j  } ヽ      ミ
  ヽ l    / l llイ::::::ん::`::トヾ  l  /,,メ彡イ::::::::ミミミ リヽ  リ     ヽ    ヽ
  ヽ l   /li  i弋込;:ヾツつ   ノ /  彡' ll::::::示:::つメヾ ヽマ 人  i  ヽ   {
   ヽl   l ヽ キ气=z -='x  //     弋辷_z='乂  / / \    ヽ ヽ ト
    ハ   ゝ、\ヘ         l          /   / ノ   \   \ ハl
    l   ハl  ヘ \                   /  ///      ヽ    ミ
  三iil   l    ト         -- -- -- x     / // k          \ ハ
 三三l   lハ   l ヘ       l       l   / / イハ ∧ 从 \{ 从ハリ マ
三三三ヘ l\\ ヽiミミヽ     ヘ:::::::::::::::::::::/     イ/ /三三三三三三三三
三三三 ヘハニ\\ヽミミx >    ̄  ̄ ̄    <//三三三三三三三三三
三三三三三三三ゝミミニニニニニニニニニニニ彡三三三三三三三三三三

三三三三三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三/
三三三三三三三三三三三三三三三//三三三三三三三三三三三//;;;
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   >――仕方がない。
   >こうなったら、もうなるようになってしまえ!

   >私は話を続けることにした。

   【ハジメ】
   「クリアできないゲームなんて私は認めない!

.    そんなクソゲーの存在を、1人のゲーム好きとして――1ゲームユーザーとして許すもんですか!
.    ゲームは人間が生みだしている以上、人間の手で攻略できなきゃおかしいのよ!
.    どこぞの鬼畜難易度の弾幕シューティングだって一時期は“攻略不可能”なんて言われていたけど、
.    発売から7年以上経った後にクリアしたプレイヤーが現れたわ!
.    つまり、どんなに難易度が高くても“クリアできないゲームなんて存在しない”のよ!」

   【アスナ】
   「クリアできないゲームは存在しない……?」

   【ハジメ】
   「えぇ、そうよ! だからアスナも自棄に陥る必要なんてないんだからね!?

.    それに、茅場晶彦がわざわざクリアを現実世界への帰還方法にしたってことは、
.    逆に言えばそれは、“人間でもクリアできる”ことの裏付けじゃないの!?」

   >“人間でもクリアできる”――私がその一言を口にした瞬間、
   >周りから「そうか」だの「言われてみれば」だの様々な声があがるのが聞こえた。

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 //   /                    ヽ     \  ヘ

//    /  /ヽ            ヽ     ヽ      \  ヘ
/   / / / ノヘ /  /        ヽ     ヽ      \ ヘ
/   ,. '´/  /::/ // /    l      ヽ     ヽ       \ヘ
   / /  l::/  / /      l       ヽ      ヘ       \
  .ム l /::l  l / /  ` ー -=      l  --‐''"´从    ハ   ヘ
   l | /:l::/  l / /  ヘ  ハ       l  /ヘ /\     li   ヘ
イ    .| l/l/  l /  / ヽ/  ヽ     /ヽ/  ヽ/  \    l   ヘ
   A      l/ 从fモ芙'芹气从    /  ,ィモ禾芙芽气 \ /
   l l l      l ノ  l ;:::::Ui::::l ハ ヽ   /   l l:::::iU::::: l  /  /   /
  ハlハ      V   从つ:::::リ    ヘ/    乂:::::つノ  /  ハ / /
   / ヘ      ヽ                    //  / /
从   ヽ      ヘ\         `        /イ   /lヽ/
  //\/      |                    /  从
 ///////\    l i \     ` ー  一 '     / /ヘ
///////////\ /   >             イ  ハ  ∧
///////////////二二二二≧二二二二二二 ≦二二二二二二ミミ

////////////三三三三三三三三三三三三三_,,.  -‐''"´三三ミミミ

//////////三三三三三三三三三_,,.  -‐ ''"´三三三三三三三三ミ
////////三三三三三_ ,,.  -‐''"´三三三三三三三三三三三三三三ミ
////// _,,.  -‐ ''"´三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

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   【ハジメ】
   「私がさっき『前を向け』と言ったのはそういうことよ!

.    『クリアできない』なんて自分で決めつけて、何もせず他人の力あてにするよりも、
.    クリアの可能性が0じゃないなら、自らの力で道を切り開く選択を私は取るわ!
.    仮に私が攻略途中で死ぬようなことがあっても、
.    誰かが最後にクリアしてくれれば、私の言っていることは間違いじゃないって証明されるもの!」

   【アスナ】
   「…………」

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                       _ノ      、ベヾYイル\       \_
                          ⌒7 ー   ∠二ニニ二≧X       ー<⌒
                        _ノ__,>''¨ /´      ` <>,、      \  ___
                ☆  ,≠二.\/    :.          Vハ      } }  ー‐ァ./
                   ― / ‐ 、ヽ}     |!  {   .i      ∨:   :|! ∧{   / (__
                   ´ ̄ /  々. }ノ  ,イ_,|  ∧、__ト、ⅰ   :}/}   :}! /  `   ー‐一’
                /    ヽ..ノ !:  /´_リ_八  :′ ヽ{ ̄`}   }/i   ∧{     . ― 、
                 rf7     / | |! :f笊斥竿ヽ{  ィ≠=ミ}   ∧!:  /  \   / /⌒\\
              八  ーイ{   }∧ } 乂zン      、、、}:  / !}ト:. {        `¨    ー’
                  /ニニ\ /:}!|   ′}ノi.、、、   、       / /レ'i::{:. \     _人_
              /二二二ニソ      }`ト\        /イ!ハ∧{|::|` ̄ `      ヽ   /
                /二二二ニ′        ∨:∧、  r┬ァ    ,.イル:{::|  |::|         レヘ{
            /二二二ニ′        {::{__|::〕iト。.`¨_..。イ,ァ{..._ |::トニイ
              /二二二ニ′     _..。o=ニ二}YニYニYニY二二≧o。_
          /二二二ニム-=≦二二二二二二二≧≦ニ二二二二二≧o.
          ,二二二二二二二二二二二二二二/ `マ二二二二ニ≠ニ.
          八二二二二二二二二二二}ニ二二ム――‐マニ二二二/二二ニ
          ”<二二二二二二二二/二二/        ヽニ二二f{ニ二二ニ.
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   【ハジメ】
   「――な~んて、偉そうなことを延々と口にしているけど、

.    私だって所詮1人のプレイヤー、ましてや1人の女の子ですもの、死ぬのは怖いわ。
.    おまけに、クリアできずに死んだら、あの世に逝った後も後悔しちゃうかもね?
.    自分でこんな大口叩いたくせに、ポックリと命を落としちゃったんだもの……」

   【アスナ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「そんなわけだからさアスナ、私と一緒にゲームクリアを目指してみない?

.    “乗りかかった船”っていうし、アスナからしてみれば人生最初の本格的なゲーム挑戦だよ?
.    クリアできれば間違いなく一生に残る思い出になるよ」

   >良くも悪くもね、と付け加えて、私はいたずらっぽい笑みをアスナに浮かべてみせた。

   【アスナ】
   「…………」

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その辺で聞いてるキリトさんが「やだ……あの人カッコいい……」
ってキュン死するレベルのイケメン


   /: : :{:⌒ヽ: : : : : : /: : : : : : : : :  / } | |i. |    |ミイ{    :.
   .′j⌒ヽ,:'⌒ヽ: : : ′: : : : : : : : //} / ./| |i. |    | │   :.
  .′: '⌒ヾ:..: ,: ⌒: :|: : : : : : : : : ////! / .| ||: l  //j:} │    i
  .′: :乂,:⌒ヾ{: : : : :|: : : : : : : : {/-|'=|/==! /|i | |/ 〃  }     |
 :′ : : : {: : j⌒ヽ --:|: : : : : : : : /  | |  |/.八| | /   |.イ / |
/ィ: : : : : :ゝ 乂: :/ ヽ |: : : : : : : :,′  ̄ ̄ヽ   ゝ:}/'⌒ヽ/ | //: ,
 |:ハ: : : : :|: : : : :{ /  |: : : : : :.:..:|とつ≡ミ      , - 、   ,′′′
 || |: : : : :|: : : : :.\ .|: : : : |: : |:i::i::i::         ,ィ=ミぃ、j// {
 || |: : : : :|: : : : : : : ヽ{: : : : |: : |               `~´/彳//{
 リ |: : : : :|: : : : : :..:′|: : : : |: : |             :i:i::/: :/}イ }
  j/}: : /}: : : : : : ′ |: : : : |: : .ハ          〉   /: : : : ′
  / } :/│: : : : : ′: |: : : : |: :..′   、_          |: : : :. |
   {:/  : : : : : /: : : ! : :..:.:|: : |、    丶 二ソ    ,.:′: : :. : |
    /   ′: : :/: : : : |.: : :..:|: : | \        ィ /  !: :..:...|
     ,′: :./: : : :/ |.: : :..:|: : |:::::::>  .,__,..イ/: } :,′  |: : :..j|
     /: : : /: : : :/ 1: : : :ゝ:..|〈∨〉、:::}::} : : /: / /     : : :. i|
.    /: : : /: : : :/  ゚,: : : : : :.{〈∧〉 :://: : /: / /    |: : : i|
   /: : : /: : :/---- \: : : : ゝ /:://: : /: / /       } :..:.:i|
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   【アスナ】
   「――プッ」

   >しばらく黙り込んでいたアスナであったが、口を開くと同時に、お腹をおさえながら笑い始めた。

   【アスナ】
   「“一生に残る思い出”って――馬鹿ね。もうとっくに一生かけても忘れられないわよ、こんなこと……!

.    おまけに、あれだけ格好つけておきながら、最後に言う言葉がソレ?
.    おかしすぎて、お腹が痛いよ……!」

   【ハジメ】
   「そう? それほど面白い話じゃなかったと思うけど……?
.    ――でもまぁ、少しは元気になってくれたみたいでよかった」

   【アスナ】
   「うん……まだちょっと気持ちの整理はつかないけど……
.    なんとかなるような気もしてきたよ。ありがとうね……」

   【ハジメ】
   「気にしないで。

.    さっきも言ったけど、本当は私も頭の中は未だにゴチャゴチャしているもの……
.    それに――」


 【選択肢】
    1:「MMOは仲間同士の助け合いが一番重要だもの」
    2:「あなたみたいな美人に泣き顔は似合わないわ」
    3:「女性をエスコートするのは昔から男の役目だぜ?」

          安価↓2


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3

もうこれ完全に口説いてるよね

おっぱいの付いたイケメンは女性ですか?

>>370
漢女(おとめ)です


            /:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
          /:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ

           /: :/: : : : : /: :/: : |: : / /: : : : /:/     `|: : :!: :ヘ
        r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: /  ': : :./':/       !: : : : : ゙.
        |: : /:!: : : :;;.l: :/ |: /‐V─‐|: /|! |'         !:.:,':.--=|
       ,イ: : :、:|: : : :;; |/ .|/  __,!/|     、   l:./: : : : :|
      /:.{;;,,;;;;; !: : : :;; |  ァ=≦三ミ、ヾ        `ー、'/: : :,': : :!
     /: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´      `      -─、 /'ヽ:.:/: : : |
.    /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l !            ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
   /:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l           ノ)    `ヾ //:.!:./ |:!
   ,':/ l: ;; ;;;;;,|: :;;;l: : : :.;;;| ヾ、               イ'|: :l/  |!
   |'  |:;;,,;;;;;;;: :;;;;|: : : : :.|  ヽ    ____           /イ ,'
    /:/l;;;;;,': :;;;;;|: : : l: :|:..       (─‐ 、`ヽ      /';;;| !
.    /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\     ヽ: : : :ノ     ,イ;;;;/ |
      }': : :;;;;;;;;l: : :.|:.:|;!  ヽ           .イ:.:|;;;/! l
   _..-‐┴-.;_;;;;;;;;l: : :|:.:|、   丶     _ . ≦: :.|:.:.|;;;;;|:.|
 ,r'´       `ヽ!: : |:.:| lヽ、     - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/           l: : !: |\ | `lヽ、_  |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
        、   l: : !:|、: :`ー _ |  | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
         ヽ:.  l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
          丶  ヽ: :l  丶: : :_: : : : ;        |;;;;|: |ヽ
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   【ハジメ】
   「あなたみたいな美人に泣き顔は似合わないわ。
.    むしろ、笑顔でいてくれたほうが、見ている方は元気になる」

   【アスナ】
   「やぁね……買いかぶりすぎよ……それともお世辞?」

   【ハジメ】
   「買いかぶってなんかいないし、お世辞でもないわ。嘘偽りない本心を口にしただけよ。
.    もし私がさっきまでのアバター同様、本当に男だったら、間違いなくあなたを口説いているわね」

   【リズベット】
   「ぶっふぉっ!?」

   【シリカ】
   「り、リズベットさん!?」

   【ハジメ】
   「ん?」

   【アスナ】
   「あら……?」

   >背後に目をやると、リズベットが腹を抱えてその場にうずくまっていた。

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             _
.           / ̄ヽ  `ヽ
          /   .: : }:|: .} :,
           |リリ: :.{: リ: :}: :.ト-
        ノ ノ: :{: : \ ノ:/八.,__
        `ヾ¨Τ^´⌒''"ヽ:.:.ヾ↓
         /:.:↓j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.\
        ノ`:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
         \_:_:_,小、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.\
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       l:.:.:/        {    / ‘,:.:.:、\   \__
    いハ/:.:./    _,.rrァ'^^`¨ア´   |:.:.:.:’:.:\   __〉
   `ヽ [: ̄}    { У,、,、,、ィ    }:.:.:.:.:.:‘,:.:.\/:.:\
     `¨¨´     } ソ:.:.:.:.:/:.:.:ー'⌒ー':.:.:.:.:.:.:.:’:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉、
               ∨ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.:.:.〃: }
               \廴:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. }:.:.:.:.:.:.:.:{{___{
               `ー=ミト、__/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:._:_:_:,〃: : \
                 \~~~ヾ-======='⌒~~~~ ヽ: : : :}

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   【リズベット】
   「な、なんでさらりとあのアバターのことを口にするのよ……!
.    い、色々と思い出しちゃったじゃないの……!」

   【ハジメ】
   「あ……え~っと……ゴメン……
.    でも、あのアバターそんなに笑えた? むしろゴツくて怖がられそうな気がするけど……」

   【シリカ】
   「い、言っちゃいけないような気もしますけど、
.    実は私もハジメさんのアバター、最初は怖いと思っていました……」

   【ハジメ】
   「でしょ?」

   【リズベット】
   「あ、あんたはさっきまでのそいつと一緒にいた時間が短かったからそう思うのよ……
.    実際のそいつは、あのゴツいアバターで爽やか笑顔を近距離から見せつけたりしていたのよ……」

   【アスナ】
   「ぷっ!」

   >リズベットのその一言に、隣にいたアスナが再び吹き出した。

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             /  : : : : : : : : : : : : : 〉: : : .   ヽ
           .    : : : : : : : : : : : : : : :〈: : : : : .   :,

          /    : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : .    .;,
.         /    : :/ : :, : : : : : : :.:./^vへ: : : : .    :}
         ' /  .: :/ : :/  : : : : : :.:.,    !: : : : . .i 人
.          {/. .: .: .: : : :/:.: : : : : : : :.:,′   !|: : .  iヽ_.)
            ′: :| : : : :Λ: : :./ .: : : :| ___  ! ; : : . .i丿)
          i : : | : :/ i|斗:.:/{/| :.:/{ :|    ¨`トヘ : : : : i.イ
          |: : : :| : :/ i{ ∨ ' ∨ 八{    ノ  }.: : : :., /
          | i 八: : :. ルz≠ミ、    .ィ≠ミ、ノィ : : .,’
          |八 〃:.\'′             ’./ : : / {
             V { : :ハ `.:.:.     ,.     .:.:.:/: : :.′:
               }: : : :;.            ノイ: :/: :|
               |: : :.Λ    、   _,..   //: :/.: : :.|
            丿:} : : 个      へ   .イ ′Λ: : 八
          /// |.: : :.i    ¨.{-‐‐\  ! ,′Λ/≧.い
.           /  {//:|: : :.:i//  ./⌒   } | {: : {//////≧z
        .   {//:|: : :.:i/   しy    |  i !: : !//////⌒ }
        {   V/ |: : :.i/i     {     .  |!|: : |////    .
.         '    '//! : : !/ト.  八   ノ  }!|: : i//     /
        Λ  {/ |: :. :!/}  ¨ '=--イくィ/|: : i'      ./
          '.  {/ |: : :.|/ }   辷_彡ヘ//|: : i      /
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   【アスナ】
   「そうそう。あれは本当に思い出しただけでも笑っちゃうよね」

   【ハジメ】
   「アスナさんまで、そんなこと言う?
.    まぁ、確かにあの時の爽やか笑顔は、ウケを狙って意図的にやったやつだけど……」

   【シリカ】
   「あ、あのアバターでそんなことやってたんですか?」

   【ハジメ】
   「う、うん……」

   【シリカ】
   「正直、想像したくありません……」

   【リズベット】
   「そ、想像しないほうがいいわよ……想像しただけでも絶対にツボに入るから……!」

   >未だに苦しそうに顔を上げるリズベットと声に出してクスクスと笑い続けるアスナ。
   >そして、私の隣で苦笑いを浮かべるシリカ――

   >少なくとも、私たちの中には先ほどまでの暗い雰囲気は完全になくなっていた。
   >もちろん、あくまでも表面上ではの話だが――

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ガッツアバターは間違いなく安価が生んだ現状のこのスレにおける最大の奇跡の産物w
>>1の当初の予定と予想をいい意味で次々とブッ壊してくださりやがりましたw

 当 た っ て お 願 い !


          ,  ´  ̄ ̄ `
         /         \
        〃 /  .| トvヘ  │ :.
        ||  |│  | |  ゚。  |  ハ
        ||  |│  | | 、__リ! |  ||}
        ||  |人孑l/リ   _リ|  |リ
       [||  | ,z=ミ   '⌒ヽ|/ .|
        ||  |、'.:.:   ,   :.:彳 !
        ||  ヒヘ   ___   |  |
        ||  |{} 、  ´ー‐'’ ィ|  |
        ||  |: :个ュ ..,__ .. イ:..:|  |
        ||  |: :.:|:.:}==┬==!: ::|  |
 .     /.|  |: :.:l;ノX |:|:| Xゝ.:|  |
       ノ__|  |'"´ _,|:|:|,_ .|  |、
.    '´  |  |  /. ╋ ╋ ‘,,  ;l{ `  、
   .′  │ !   \┃ ┃/ ′,∧    :,
   |     |  ト、,,⌒ヽ ,,⌒/..../∨}{   |
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   【アスナ】
   「――改めてお礼を言うわ。ありがとう。少しだけ元気でたよ」

   【ハジメ】
   「いいよ。シリカちゃんを助けた時にも言ったけど、プレイヤー同士、助けあうのは当然でしょ?」

   【リズベット】
   「ね、ねぇ……さっきの話……本当にクリアを目指すの?」

   >起き上がったリズベットが、少し信じられないものを見るかのような顔で私に尋ねてきた。
   >その問いに、私は頷きながら答えた。

   【ハジメ】
   「目指すよ。ここまで大口叩いた以上、やらないわけにはいかないでしょ?

.    それに、“クリアできないゲームを認めたくない”っていうのは本当のことだし、
.    なにより、1人のゲームプレイヤーとして、始めた以上はクリアを目指してみないとね」

   【リズベット】
   「そう……」

   >私の返事を聞いたリズベットは少ししゅんとした。

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>>382
や め ろ w


        |     /   /  l |       \        ‘,  ‘。    |
        |     _/  /   j |       \      j   ’     |
        |   / \/      l.|            \   | |    ゚。   ′
        |    \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ.  | |     ‘  /
        l      l .|   ___\ }       二.,____  } ′|     \____
       /{      lリ. 灯干(_ヽ         r灯干(_㍉ j/|: : }      `
  \ ̄ ̄         |  〈 |/{;}/|`        |/{;}/| 〉│:/      /
.    \: : : : :∨   j|   ヽ乂辷ツ         乂辷ツ / j:/    /: : >''
     `¨¨¨¨ ∨  ∧ /././::            ::/: :/.′  /!´ ̄ ゚。
         / ∨   \/./::    {       ::/./.ィ  /  |     |
         .′: :\{`ー‐`/: ::              ::/: : / /     :::: } }
          | : : :|  : : }                     ´ ̄/´:      ;:::: } /
          |/{:..:.:|  : :∧                  /} .::     .′:. j/
          l 乂j|  : : : :\     ゝ二つ     //| .::     /: :/:/
         --- 、‘,  : : : : |:.>            ´/ .| ::   //}/
      /:.:.:.:.:.:.:.:∧ : : :..:|:.:.:.:.:| >  ___,  ´  /   !     /\
     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.} : : :.:|:.:.:.:.:|  \       イ    j    /:.:.:.:.:ー――
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   >リズベットの表情から、私は彼女が私に付いてくる気はないのだろうと察した。

   >それに気がついたうえで、私は再び口を開く。

   【ハジメ】
   「さすがにMMOである以上、“1人でもクリアしてやる!”なんて馬鹿なことは言わないわ。

.    ゲームシステム上、それは間違いなく不可能に近いし、なにより人間は1人でできることに限界がある。
.    個々の能力が数値化されちゃっているゲームの世界でもそれは変わらないわ。
.    一緒に戦ってくれる戦友や仲間は、どのような形であれ必要になってくる……
.    だけど、これは一度でも死んだら文字通り死ぬ、正真正銘の“死にゲー”、
.    誰かれ構わず『仲間になれ』だの『一緒に戦ってくれ』だの言うつもりはないわ。
.    文字通り命がかかっているんだもの。
.    そして、ゲームクリアを目指すことが最も死ぬリスクが高い選択であることは、
.    SAOが現在の仕様じゃなかったとしても、プレイヤーならわかること……
.    それなのに、そんな選択をするのは自殺行為にも等しいことであるのは私自身がよくわかってる……」

   >だからね、と付け加えて私は話を続ける。

   【ハジメ】
   「いくら今パーティを組んでいるからといって、リズベットさんまでそれに巻き込むつもりはないわ。

.    そもそも、リズベットさんは商人プレイ前提でこのSAOを始めたんだもの。
.    私の“似非自殺願望”に付き合ってもらう必要は、考えてみたら最初からないのよ」

   【リズベット】
   「あっ……!」

   >先ほどのショックから、リズベットは自身が商人プレイ希望だったことをすっかり忘れていたのか、
   >私のその一言でハッとした顔をした。

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         /   /  /
        ./ .//   /             .仆
        / / ,′  }         \  /|
       ー ´  |  /|      .ハ ルi Χ |
           .,!  / |.       l V  V  \|
          ノ.! ハ l       | xぁ壬ミヽ  X        }
          ´ !´ ハ.      ド;Vイ ̄`ヾヽ. ` 、 ,    .ハ
           i!   ;|. `     .| V パCxz::ヾ\ y'!    ./{ .X´
           /   ;|       .|  か::ゞツ::::::バ  i!,从 /   ̄ヽ、
         /    |      1、 .!  ゞ.__>'    ´  .)     ,,x示
       `ー――´  ∧     |.!ヽ|  ー-‐              ,か
             1  ヘ    |l.                    L_x
              !  .ハ    .|::'.                    た_
              !人 }从  |::丶           ,         ゞ≠
             ´  V|  .).从:::::::|\         __ --――――
             / ̄ ̄ ̄ ̄`¬ー----_―  ̄ ̄________

             _}-_______     ̄ー=三三三三三三三三三
           /ー-_、  ̄‐=三三三三三三三三三三三三三三三三ニ=
         /=‐__>、_     ̄ー=三三三三三三三三三三三三三三
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   【ハジメ】
   「馬鹿げた願望に他人を巻き込む人間は茅場晶彦だけで十分よ。

.    ――そんなわけだから、ここでパーティは解散するわ。
.    もちろん、リズベットさんが望むならこのままパーティを維持してもいい。
.    だけど、さっきから言っているけど、私はゲームクリアを目指す。
.    もしこのままパーティを維持するなら、リズベットさんも私と一緒に来てもらうわ。
.    さすがに迷宮区攻略やボス戦にまで付き合えとは言わないけど、行動するときは基本一緒にいてもらう。
.    フィールド上におけるモンスターとの戦闘でもね」

   【リズベット】
   「……!」

   >目の前で、リズベットがごくりとつばを飲み込むような仕草を見せた。

   >――おそらく今の私の話は、彼女には美味しい話とも一種の救いの手とも取れるだろう。

   >MMOというものは、ゲームシステムがプレイヤーに与えるリソースが限られている以上、
   >リソースを得て強くなることができた者は、それだけ他者よりも死ぬ確率は下がる。
   >しかし、そのリソース得るためにはモンスターと戦闘をする必要がある。
   >戦闘を行うということは死の危険性が伴う。

   >――そうなると、生き残りたいプレイヤーは、
   >まずはこの《はじまりの街》周辺でイノシシ狩りを行ってレベル上げを始めるだろう。
   >イノシシ相手ならば、まず死ぬ可能性は低いからだ。
   >それに、まんがいちのことが起きても、走って街まで逃げることだってできる。

   >――しかし、現在SAOにいるプレイヤーの数は約10000人。
   >その全員がイノシシ狩りを行えば、間違いなく数日足らずで街周辺のリソースは枯渇するだろう。
   >となると、早めにレベル上げを行い、《はじまりの街》を離れて別の街や村へ移動し、
   >そこを拠点としてレベリングを行うのが、強くなるための一番の近道だ。

   >――おそらく、ベータテスターはそのことにとっくに気づいているだろう。
   >すでにレベリングに動き出しているかもしれない。
   >下手をすれば、ベータ時代の情報を元に、安全な最短ルートで次の街や村を目指している可能性もある。
   >――ベータ時代と仕様が変更されている可能性もあるが、今はあえて考慮しない。

   >――以上のような理由から、リズベットにとっては私の話が“美味しい話”に聞こえるのだ。
   >パーティを維持していれば、リソースを得て自身が強くなるチャンスが与えられるのだから……
   >おまけに、私は常に最前線を突っ走ることになるため、リソースの枯渇などという事態とはほぼ無縁になる。

   >先ほどのアスナが言ったように、『救助が来るまで待つ』という選択肢を取らない場合、
   >これほど美味しい機会はまたとないだろう。

   >しかし――

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    |: : : |: : : :.:.:.:.:.:.:.:.:、                     //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.イ:.:./:.: :
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   【ハジメ】
   「リズベットさん、よく考えて。これは言ってしまえば“悪魔からの契約のお誘い”よ?

.    一度でも契約を結んだら魂を抜き取られて地獄へと連れて行かれる……
.    地獄に堕ちる覚悟もないのに、藁にもすがる思いであっさり決めていいことじゃあないわ」

   【リズベット】
   「う……!」

   【ハジメ】
   「とりあえず、今日は時間も時間だし《はじまりの街》に留まると思うから、

.    パーティを維持したい場合の返事は明日の朝までにしてくれればいいわ。
.    《フレンド交換》も行っている以上、離れていても返事は出せるでしょうし……」

   【リズベット】
   「う、うん……わかった……」

   【ハジメ】
   「ン……まぁ、今は状況が状況だし、パーティは解除するけどしばらくは一緒にいてあげるわ。
.    さすがにこのままここでサヨナラバイバイなんてするほど私も薄情じゃないし……」

   >私は、頷いてそう言いながらウィンドウを操作して、リズベットをパーティから外した。


   ┌──────────────────────────────────────┐

    ||○
    ||○
    ||○    >《リズベット》がパーティから外れました。
    ||○
    ||○


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それでは、ある程度の区切りがついたので、一度ここで終了させていただきます
朝までお付き合いいただき、ありがとうございました
再開はおそらく本日の夜になると思いますが、詳細な再開時間が決定次第、一度ご連絡させていただきます
お疲れ様でした


ぶっちゃけると、>>387>>389までの間に一度寝落ちしかけましたw
さすがに、12時間耐久は無理ですわw
時間も時間なので、飯食いながらプリキュア見て一度寝ようと思いますw
それでは、この辺りで一度失礼します

乙。朝までやってたのか凄いな

救済しなきゃ(使命感)

ご連絡
17時に2時間ほど再開します

◆NGシーン 『メタ発言はやめましょう』◆


 |       |   | | : : : /| j : :.| /             | .| ∨: : }     '. / /  ノ |
ノ|       |  ./l∧ : : / 1 | : :/| .′            l斗--∨/       '/ / ̄:.:│ | /
 |       | /、|| ゚, : |  , :.l: : | | |           ,.  '" }ノ   |:′     |:イ: :| : :| | .′
 |    :.   l / .リ`ヽv:|  ∨: :.:| | |       ,. イ        |       .|ヽ: :| : :│ | |    100層よ! 100層もあるのよ!?
 |八  : :  リ   -==\  ∨: :| | | 、___,. イ-=云于于i㍉、   |   :    | } :| : :゚。| |    何日……何ヶ月かかると思っているの!?
 || |: : : : :.   ゚。 〃 __)小\ ∨:{ }/    ̄ イ/ __)/////l}  }》  :′ .::   } | } :|  : ゚。 |
 || |: : : : : :.  ‘ {{  ∨//{∧ 乂           ∨/⌒ヾ/ /′ /  : : :/  } | /: :!   :. ゚。
 || |: : : : : : : . ‘。`とつ、⌒iノ          とつ―‐とつ   / . : : /   ' .|:′: :,  :
 リ |: :..:|\: : : :\ヘ ~~~ ̄       /::/::/::/::/::/::/::/     : : : /  :/: :.:′ : : ′  :
    : : |  丶: : : {\ /::/::/::/     /::/::/::/::/::/::/::/   / /:..:./  :/: : /: |: : : : ::,
    \|  :。\: :\       〈              / //: : / . : :/:.:/: : {: : : : : ′
      |   ’ 1:ー―                 _/ イ /: : :.,.>  ´ ̄ ̄∨: : : : : : :.
        |: | : : : ハ               -- 、     /: :./            \: : : : : : :
        |: |: : : : :个 、     `ヽー― ´ --‐~\   .′               \: : : : :
        |: |: : : : :│      ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´  イ /                  丶: :
        |:/: : : : |│    `            /  .: ′                  `



           \`ヾ:.:.:.:. .:.:  .:レ'´/
         _,. -=≒‐:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ゙̄≧

       x≦_:.:.: ,.  ´ ̄` . ´ ̄ ̄`丶、:.そ
       ≪_:.:.:/: : :.:     :. :.       \:.≧x、
.     ,x≦:./:.: : : :.: .: : :  :. :.:.  :.    ヽ:て¨`
.      ̄`7:.: : : :.: .: : .:  : :.:.  .: :.:   ハ:.:.:.\
       ,':.: : : .:.: :.: : .:  .:.: .:.: .: .: .:.:. :. Ⅵ´ ̄´
         i:.: : :  :.: :.: : : :.: :.:.:. .:.: .: .: .:.:.: \:\
         l :l|.:.: .:.:.:ト、:.ト、:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ハ:.: ハ.: :.:.:トミ≧
         |.:j|:.:.:.:ト、|  =ヘ{:::::::::::=ナ左、   |.: :.: |      2年と1日よ!
         Ⅵk:.: :!.ァ  o ヽ:::::::::´ o ∨/|:. .イ:.j      そうすれば、75層で黒の剣士がGM倒して
         リハ:.:圦   .彡:::::::::::ミ、  /メ j:./ Ⅳ...     強制的に終わらせてくれるわ!
           八\{.三´::::::::::::::::::::::: ̄彡'/ィ ノ
.           ヽハ       '   、    /ィヘ
           /:.\   ー、―‐ノ  ,.イハ:.kヘ
.           厶ィ'.:/ミix.   ̄__ ィ --――-、
         / ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_    ____ヽ
.        }=‐-___        ̄ー=三三三三ミ、
        /三三三三三≧=-__      ̄ー=三三!
     /-=ニ三三三三三三三三≧-__      ̄`\
    /ー-_、   ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
  /=‐__>、_     ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
.  i/ ̄       ̄ー- _     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }



                   _ _     .'  , .. ∧_∧
          ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    ) ← ハジメ
         , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ

      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/

かっこいいこと言おうとするとアバターがガッツになるバグが…

>>422
リズベット「やめてください(腹筋が)死んでしまいます」

というわけで2時間ほど再開します


          ――   、
     /: : : : : : : :ヽ: : : : :\__
.    /:/: : : : : : : : : : : : : : : : :V::|`
  __/:/: : : :∧: : : : : |\ : : : :.::|:::| : : :\

/|::|i:′: : /  V: : : :.|  \: : : :|:::|: : : : : :.
: : |: N: : : ; _ノ: : : : :廴_ ヽ: : |/: : : : : :ハ
: : |::|::| : : | /んハ: : :/ んハ |: /;|: : : : : : : : |i

: : : :|::|V :.i{ 弋ソ V  弋ソノ j//::|\: : : :|: : :i
: :/|::| {\ト     '   u イ::|::|  ハ: :.:|: /
/  ::| >-   r  っ  / |: |::|  .|: //
   |::|    >  r――く   ::|::|  j/
   |::|    _|:|/}-|::::|゚ ゚ ゚ |___|::|::|
   |::|   j人V /::/     Y/
      // ̄ ̄ |    ○|

      |io o o o |     ノ
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   >リズベットとの会話をそこで一旦打ち切ると、私はシリカの方へと視線を移した。

   【ハジメ】
   「――で、最後にシリカちゃんだけど……」

   【シリカ】
   「は、はい……!」

   >シリカは緊張した様子で私と向き合う。しかし、いくらか落ち着いた様子だった。
   >既にアスナやリズベットとの会話を隣で耳にしているからか、
   >これから私が言おうとしていることもなんとなく理解できているようだ。

   【ハジメ】
   「簡潔に言ってしまえば、私からあなたに言えることはリズベットさんと同じよ。

.    私についてきて常に戦闘で死ぬリスクを負うか、ここにとどまって外部の救助を待つか――
.    明日までにじっくりと考えて」

   【シリカ】
   「わ、わかりました……」

   【ハジメ】
   「――それと、私はあなたとは《フレンド交換》をしていないから、

.    お互いの距離が離れた場合の連絡手段がない……
.    だから、今日1日はあなたと行動を共にさせてもらうわ。迷惑かもしれないけど……」

   【シリカ】
   「い、いえ、そんなことありません!
.    むしろ今日1日だけでも一緒にいてくれるだけで心強いです! 正直、1人だと不安で……!」

   >――『1人では不安』。
   >おそらくそれは、今この場にいるプレイヤーのほとんどが胸に抱いている感情だろう。
   >正直に言うと、私も1人では不安だったりする。
   >ゲームプレイ的な意味ではなく、心理的な意味でだ。

   >状況が状況だけに口には出さないし、出せないが、
   >今の私が比較的落ち着いていられるのは、アスナたちがいてくれたからだ。
   >もし、今この瞬間までアスナたちと出会っていなければ、私はいったいどうなっていただろう……?

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            _/: . :|: . :|.: . : . : . │: . : . : . : \:.:.:.-=ニニ=-、___
          /_)/: . : .|: . : . : . :.|: ..:∧: . \ . : . : ∨ニニ(⌒)=/--― `: ..、
        /rニ/ : . : ..|.:│: . : . | : ,′ :, : .:‘。: . : .‘,ニニニニ/: . : . : . : . : ミ==-
.   --==彡 : {=:′: . :/゙:, :| : . : .│/   ‘. : . }: . : . : }ニ二二{: . : . : . : . : . :\

     /: . : .リ /: . /__人}:l: . : . l/`ー‐--V :| : . : . :}ニ二二{:.: : . : .\: . : . : .\

     . : . :.:.:.:.:.{: |:.:./´ ___ }ト、: . :..l  .≫==ミVj : . : ..:.ト=ニニニ入: . : . : .‘, : . : .} `ヾ
    /: . : .:.:.:./:.}│{ / うハリ、: ..:{ / ト-イ/| ∨ : . : /:.:.:.:/::|::| ヽ: . : . : } : . : |
    |: . : |:.:.:/|:.ハ:! |!ハ{  ト/i|  \{   乂:少 /j : . : ∧:.:./ :::|::ハ  | ハ: . :.} : . : |
    |: . : |/ j:.| | |!.:.:.  ゞ-         ̄` 厶: . : / } / .|:::|:::::i ノ′∨:j: . : .,
    |: . : |  リ ⅵ、:.:}::i::i::i ′   ::i::i::i::  /: ./ / ´ l:::|:::::|    ∨ . : ′
    :, : .|     リ:j||`:.          ∠イ/ヾス´    :::|:::::|       }:/
     \{     |::::||:::ト     -~   __/__{_____ l:::|:::::|
              |::::||:::i|  ` 、  < ―……― i⌒Y{. |:::|:::::|
              |::::||:::i|   r< イ::::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ| .|:::|:::::|
              |::::|L:i|  } ---- 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::| .|:::|ヾノ
            ̄   /      \ヽ:_:_:_:_:_:_:_:,,:, ┴、'┘
                   ′       }∧:::ヽ:::::::l:::::∧  ,
                {       / ハ:∧ :::::::::::l::::::::ハ |
               :        / /:::V∧:::::::::::l::::::} | |
                /ハ      / /::::::::V∧ ::::::::l:::::} }ヾ
                 /....ハ   / /:::::::|\ゞ/ ̄ ̄ ヽハ }
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   【ハジメ】
   「――ところでシリカちゃん、ひとつだけ聞いておいていい?」

   【シリカ】
   「な、なんですか?」

   【ハジメ】
   「うん。これは別に重要な話ってわけでもないんだけど……」


   【選択肢】
    1:「今レベルいくつ?」
    2:「今お金ある?」
    3:「リアルでの歳いくつ?」

          安価↓2


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                 ´/ ̄`   `ヽ
         {\___/          \\
           冫 〃    イ          ゚:. ゚:,
       /  〃  //     八     ゚;__}__
      /    ,:   /_,.斗     /  V  : . : }ニニy―‐- 、
    ∠イ  . : ′{/  __|   /\_ ’ . : . :..}ニニ/: . : . : . `ー
      |   : .{ . :ィ ,灯)ハ} / ´ ___  }. : . : . }二{: . : . : . : ハ
      | ハノ!: . |} 弋ツ\{  んハ㍉}: . : ../:/  ∨ }: . : .|: . |
      ∨   \|{    ,     弋シ / : . : イ:/    ∨ : . :.ト、│
             、        彡: //    │: . : .| リ
              \  r 、  / イ- ´         レ{: . :/
              \  ___,,..  ´{             }/
              ___`´}      {
             / /: : :/│     入
              / | : : iヽ  ___,/ : : \
            {ニニ!: :..:ト .,   /: : : / ̄ヽ
           |:.:.:ノ⌒ヽ:}| 「 ̄/ : : /     i
           ;:.、{: ⌒ゝ二二,__: : /\   |

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   【ハジメ】
   「リアルでの歳いくつ?」

   【シリカ】
   「えっ!? ね、年齢ですか!?」

   【ハジメ】
   「うん、年齢。

.    ――まぁ、さすがに答えられないなら、無理に答えてくれなくていいわ。
.    いくら外見が強制リアルバレしているとはいえ、そこまで他者のリアル情報を詮索する気はないし……」

   >なによりマナー違反だもの、と私は付け加えた。

   【シリカ】
   「い、いえ……それくらいなら大丈夫です。
.    だ、だけど、その……私の年齢聞いても、笑ったりしないでくださいね……?」

   【ハジメ】
   「大丈夫よ。見ての通り、私だって子供だし……
.    あなたが私の想像していた年齢と違っていても笑いはしないわ」

   >そう言って私は少し不敵に笑ってみせた。
   >ちなみに私はシリカのリアル年代は――


   【選択肢】
    1:小学生だと予想している
    2:中学生だと予想している

          安価↓2


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シリカは開始時点では12歳の小学生だよ
(公式同人誌シリカエディションで誕生日明かされて確定)


                /: ./: . : . : . : ヽー : .、\
               . : . : . : . : . : . : . : . : . : . \: \
         ―/二/ /: . : . : . : . : . :|: . :|: . : . : ヽ: ハ,___
      /: . : /ニニ/ /: . : . :.|: . : . : . :│ : |: . : . : . :∨ニニ∧- 、
       /: . : /{ニニ.′: . / : /|:│: . : . :.' :..∧ . : . : . : ∨=ニ} . : \
    / /: . : /: ∨=,′: . : . :/ .!: | . : . : /: ./ ゚。: . : . : . :.!ニ二} . : . : \

    ノイ: . : . : . :.:}Y{: . : . |:../-‐∨: . : . : . /‐-.、゚。: . :|: . : |二7、: . : . ト \
     ′:/ .:.:.:.:.:,│ : . : .l:/ ,zz、v:} : . : / ,zz、 V : |: . : |:イ:. : . : . : .ハ
.    |: /: .:.:./:.:/ |:lv: . : | ィ _)忝∨: . :/ /_)忝ミ∨ !... :/!!:||:.:. : . : . ハ:}

.    |{:.:.:.:.:/|:.イ |:|:∨:...| ‘,_込り ゚,:.../  _込ツ/ }:.ノ/:/ |i::||:|:.:.:. : . :} リ

    八:.:.:/∧   |:|::|∨八 l l l   ∨   l l l` ∧:/ .|i::|リv:.:. : ./
      }/│‘,  l |::| V入          / /ハ   |i::|  }:.:.: /
       リ | ‘, l::l┘, ´ /\   ー ―'     イ:i:i/}   |i::|  }:/
        {  / , -‐…=-{:i:i:i>      イ:i:i:i/:.{   .|i::|
    ,.  -‐ 、ヾ川/ /│  /\:i:i:i:i:i:`i:i:´:i:i:i≫ ´:.:.:.:.:}   |i:」
  / --'⌒ゞf川⌒ヽ「|___/:./:{`¨¨¨¨¨¨¨<_}:.:.:.:.:./:.\
.       /´/ ゝ{ハ ‘,_{)//`:i:i:i:i:i:i:i:ア´:.:.:.:.:./:.:.:./ ヽ
     // γ{ハ(\}:.:.:.}〈 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:《:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:./   :,

      /    \ ヾ ノ\:| \:i:i:i:i:i:i:i:i:i》.:.:.:./:.:.:.:.:./    }
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   >――小学生だと予想している。

   >《ソードアート・オンライン》の対象年齢は13歳以上だが、
   >対象年齢より下だとゲームをプレイできないなどという仕組みは《SAO》しいてはナーヴギアにはない。
   >そのため、ソフトとナーヴギアさえ保有していればプレイ自体は可能だ。

   >ちなみに、何故小学生と予想したかについては、簡単な話、私の妹――淡とシリカを比較したからだ。

   >淡は現在13歳で中学1年生だが、まだ小学校時代の子供っぽさが抜けきっていない。
   >しかし、思春期に入ったが故に、所々で無意識に“大人っぽくなろう”としている言動が見て取れた。
   >逆にシリカは、そうした“大人に対する無意識下での憧れ”を見せる様子が今のところ全くない。
   >それ故に、彼女は小学生――淡よりも下だと考えた。

   >シリカとは出会ってまだ数十分――
   >おまけに、お互いの現実の姿を知りあったのが10分ほど前という関係だが、
   >日常生活において、常に自分よりも小さな子供の姿を見てきた私には、
   >なんとなくそういうところに自然と目がいってしまうのだ。恥ずかしい限りだが。

   >――多分、他者を自分よりも子供と見ることで、
   >『自分が大人になっている』という実感と優越感を得たいのだろう。
   >そういう意味では、私もまだまだ子供だ。

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>>436
シリカエディションはとらのあなで実物買って持っているので大丈夫ですw
そこは把握してますw


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        _ /: : : : /: : : : : : : : : :―<: : : : :./⌒ヽ_____,
    __/:::::::/: : : : : : : : :.:.|: : : : : : : : : : \: :/:::::::::::::|: : : : : : : <
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  /: : : :. : |:::/: : : : : : : /: : : :|: : : : : : : : : : : : : : ヽ:::::::: |: : : : : : : : : : :.:\
//: : : : : :.V: : : : : : : /| : : : :|: : : : : : : : : : : ヽ: : :.i:::::::::|:_| : : : : : : : : : | : ::.

  ': : : : : : ::|: : : : : : :/  : : : :|: : : :./ \ : : : : |: : : |―イ: |V: : : : : : : :.:.ト、:|
  l: : : : : : :.|: : : : : :/  ノ: : : : : : :八  \ : :.|: : : |: :.|::|: | V:|\: : : : :.:| リ
  |: : : : : : /!: : : : :;  ̄   V: : : : :|   ̄ ̄ \}: : : |:./|::|: | N  \ : : |
  V: : :.|: /|: V: : : | /⌒\\ : : | ィ⌒ \ |: : : / : |: |      \ |
  V: : |/ V∧: :.:| i{ うハ  \:.| うハ  }〉: : :./―<: |       \
   V: :|    Vハ  弋ツ     弋.ツ  , : :/|    V
   V:.|     / } ////////////// ノ|:/| |    |

    |N     | 八         _ u/  | |    |
          i  />..  r―  ´  イ/ //| i    |
          | // {{ヾV≧ー- ≦/ //7∧   |

          ヒ /   {{| /::ー―::::::::::/// |\\  |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   >――閑話休題。
   >思考を目の前の現実に戻す。
   >ちょうどシリカが顔を赤らめながら、自分の年齢を告白するところであった。

   【シリカ】
   「じゅ、12歳……です……まだ小学生で……」

   【ハジメ】
   「あぁ、やっぱり? そうじゃないかと思ってたよ?」

   【シリカ】
   「い、いけませんよね……?
.    このゲーム、本当は中学生以上の人が対象なのに……小学生の私なんかがプレイして……」


   【選択肢】
    1:「そんなことはないよ」
    2:「私の妹に比べたら大人だよ」
    3:「よくナーヴギア買えたね」

          安価↓3


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                     /´ : : : :|: : : : : :ヽ: :\
                ___//: : : : : : |.: : : : : : : : : : :. _ ____,
             > : : : : :|::|:/: : : : :∧: : : : : : : : : : : : :.|:::|: : : : : : : <
           /: : : : : : : :.|::| : : : : :/ V: : : : : : :∧.: : :.:|:::|: : : : : : : : : \
          /: : : : : : : : : /|::|: : : : / \ V: : :ハ://: : : :|:::|: : : : : : : : : |ヽj
          i/|: : : : : :/|/ |::|: : : :: ィうハ : : | rうハァ : : /|:::|\: : : : : :.:.:|

             : : : : :/   T|\: :: i{ Vソ \| Vソ}i://:::|:::l  \ハ : : :|
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 V//jl               |   o j |\{::::::::::::}/ |:::l|  o    i_
  V∧-...、            i{   / l r────┐:::八 __ ノ ノ
  { \j |:::::>...、_       |_/  .|j o o cr-<|.:/__  >ー-イ \
   こソ ∧::::::|::::| ̄ヾ丶  __/    / `ー-/_/´r-::::::::\_      ヽ
    V ∧:ノー 、 |l   \       ,     八 i{ { ヘ:::::::|o | ̄r-=―
     V ∧   \j||   \      {        ーィ \|__i|_| | |   }
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   【ハジメ】
   「そんなことはないよ。対象年齢なんて所詮は対象年齢。

.    おまけに、それを決めているのはゲームのことなんてあまり理解していない、頭の硬い大人たちだよ?
.    そんな連中の決めている基準なんて、正直あまりあてにならないからね?
.    シリカちゃんは気にする必要なんて全くないわ」

   【シリカ】
   「そ、そうなんですか……?」

   【ハジメ】
   「うん。

.    ――まぁ、R指定……特にR-18指定だけはさすがに守らなきゃ駄目だよ?
.    こればかりは、さすがの私も手を出していないし……」

   【シリカ】
   「あ、R指定ですか!?」

   >『R指定』という言葉に強く反応するシリカ。
   >このような反応をするということは、
   >どういうものを意味する言葉なのか、だいたい理解しているということだ。
   >しかし、反応が初々しいところが、いかにも思春期前の子供らしい――

   【ハジメ】
   「そう。酒や煙草と違って法律で禁止されているわけじゃあないから、
.    プレイしても犯罪ってわけじゃあないけど……さすがにモラルの問題としては……ね?」

   >ゲーム好きである私は、同好の知人・友人をリアルでもネット上でも作ってはいるが、
   >18歳未満でR-18ゲーに手を出した者には正直ろくな人がいない。
   >よく人前でそのことを堂々とカミングアウトして自慢できるものだなぁ、と本人から直接話を聞いた時、
   >内心いつも思っている。

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べ、べちゅに18歳未満でぷれいとかしてにぇーし!
(くっそ、18歳未満でエロゲやったから俺はダメなのか)


                 ヽヘ      \
                     \\,     ヽ
       |              V∧     Vヽ,
  /   │       !          V|ヾ      ゝ
 .  !  │    │  |    ヽ:      ヽハ      \
  | ∧ ハ   .│   |    ハ     ヾゝ::.:.:.:.:.:.  ヽヘ
  ::, -┴ 、   ::/l  :::ト、    ::l    ..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |
∠´     ヽ ::__:i l  :::l `、   :l    .:::::j:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,
    ̄`~ヽ `y l l :∧:l__ `、 .::l ::::::::::::___:j:::.:.:.:.:.:! j/
  ヽ、    l/ /| -V ̄ヽ   W| ::::「二ヽ|.:.:.:.リ V
、   l   /イ´:::! _______ | :::|┌j l.:.:.:/
_ \. L/ /!::::::| ' ̄|「::::::::::|「 〉 | :::|/// .:(

i ノ`'´  ∧ ヽ::|   ̄ ̄ ̄ ´ l ::::| / :.:ゝ\
二__ __ ,イ /  `          } ::::|く´  :.| `ー
 || |「 |l |  r、         ,ィ :::::| ヽ jノ
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   >――同好の知人・友人で思い出したが、
   >以前プレイしていたネトゲの知り合いの人は、何人かこの《SAO》の世界にいるのだろうか?

   >――いや、いくらプレイヤー数がおよそ10000人いるとしても、
   >初回ロット分の予約の時点で争奪戦必須だったソフトだ。
   >私でもギリギリ購入できたくらいなのだから、さすがに知人がいる可能性は低いだろう。

   【ハジメ】
   (しかし、こんな時に限ってあの子のことを思い出しちゃうなんて……)

   >こんな状況でありながらも、
   >以前ネトゲのオフ会で知り合った同い年の“あるプレイヤー”のことを思い出してしまったのは、
   >それほどその時の“彼女”のキャラクターが、私の中で強烈に印象に残っていたということだろう。

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                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
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   【???】
   「ぶぇっくしゅん!」

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一旦ここで中断します
再開は22時頃を予定しております

ライバル的なアレカモ

タイキック

再開します

>>463
絶対に笑ってはいけないスクールアイドル24時スレの住人と見たw


                    /     .: : :〉 \
                    / .: : /  : : : : : : : : : ヽ
                 /  : : /  .: : : :/ヽ/}: : :. ‘,
                 ,'  : : / .: .: : :./   |: :/: : ryv
                     ,   : : /-i‐八 /  ‐-.トィ:/ }: : :}
                 { /: :.: rァう::抃\ ィ行;ミ、:.: ノイノ
                 |Λ: :.八弋ツ     r':ツ八rミ::|八
                    ',: :个    ,     `¨/ィ:.:レ::!
.          r 、            ,: :ハ.  、     ,': :{: : : |
.   r 、    .| l            } : : ::...    ¨´ .イ7 Λ: : |
.  r 、 \\  | l  f }        |.:.: : :..介 ‐=爪:.:|:i:./: :: ∨
   \\\ヽ ' ’_ノ .}     .ノ: : :}: ;,」L=」⌒V|: ': __..: :{
    \ `¨  ,.   !   〃⌒7://  77.   |::i  ⌒ヽ
  r‐‐-‐`   /   ノ    i{  /:〃 ≪ ⌒ ≫  .|::i    }
  ` ¨¨⌒ヽ  r´^'7    「`'7:/⌒⌒`冖´⌒'⌒| i /  ;
         `r´  {    { ,':,'          |::i〃¨^Λ
.         〈     ',  r≪l:.{           |::i   .,: : :,
         ',     V {  l::{⌒t.._      _..t'|::i  .Λ: : .,
.            .     、/\l::{ :. :. :.¨¨二二¨¨.: .: |::i  f¨7: : :,
          ,    ヽ l::{=‐- ..____.. -‐=|::i  /ニΛ: : ,
               }i |::{   }}      {{.   |::i /ニ/: : : : }
           ヽ   ノ i::{   }}     {{  |::i /ニ/: : : : : i
              \  八!  .}}     {{   jノ/ニ/: : : : トノ
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   >シリカとの話も一区切りついたところで、私は最後に再びアスナと話を始めた。

   【ハジメ】
   「――で、最後にアスナさんだけど……」

   【アスナ】
   「説明は隣から聞かせてもらったから十分よ。
.    私はあなたについていくわ。一緒に目指しましょ、ゲームクリア」

   【ハジメ】
   「いいの? いまそんなあっさり決めちゃって?
.    明日の朝までじっくり考えてくれれば……」

   【アスナ】
   「何を言ってるのよ?

.    『一緒にゲームクリアを目指そう』って誘ってきたのはあなたの方でしょ?
.    今更それをなかったことにしたいの?」

   【ハジメ】
   「――そう言えばそうだった……」

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            /:/: : : :./: : : :./: : : :/: : : : : : :/;l: : _: : :ヽ、
          /:-/──‐/: :/: :/: : :/!/: : : : : /"''<:ヽ: : :|:ヽ

           /: :/: : : : : /: :/: : |: : / /: : : : /:/     `|: : :!: :ヘ
        r'⌒yl: : : : : ,': :,:!: :./|: /  ': : :./':/       !: : : : : ゙.
        |: : /:!: : : :;;.l: :/ |: /‐V─‐|: /|! |'         !:.:,':.--=|
       ,イ: : :、:|: : : :;; |/ .|/  __,!/|     、   l:./: : : : :|
      /:.{;;,,;;;;; !: : : :;; |  ァ=≦三ミ、ヾ        `ー、'/: : :,': : :!
     /: : :.,'ヽ、;/|: : : :;;; | "´      `      -─、 /'ヽ:.:/: : : |
.    /: : : :l;;;;|: l {|: : : :;;;l !            ィ≦ミx、_ ,':/: : ハ |
   /:,イ: ; ;;;;;;l: ヽl: : : :;;;;|、l           ノ)    `ヾ //:.!:./ |:!
   ,':/ l: ;; ;;;;;,|: :;;;l: : : :.;;;| ヾ、               イ'|: :l/  |!
   |'  |:;;,,;;;;;;;: :;;;;|: : : : :.|  ヽ    ____           /イ ,'
    /:/l;;;;;,': :;;;;;|: : : l: :|:..       (─‐ 、`ヽ      /';;;| !
.    /'" !;;/: :;;;;;;;l:.: :.:|: :!|\     ヽ: : : :ノ     ,イ;;;;/ |
      }': : :;;;;;;;;l: : :.|:.:|;!  ヽ           .イ:.:|;;;/! l
   _..-‐┴-.;_;;;;;;;;l: : :|:.:|、   丶     _ . ≦: :.|:.:.|;;;;;|:.|
 ,r'´       `ヽ!: : |:.:| lヽ、     - 〃: : : : : : :.|:.:.|;;;;;|:.|
/           l: : !: |\ | `lヽ、_  |ヽ: : : :/: :.:|:.:.|;;;;;!:.|
        、   l: : !:|、: :`ー _ |  | ̄|': : :./: : :.:|_:_!;;;;|: |
         ヽ:.  l: : :!: \: : : : : ̄:. ̄|`ー─''"´ .!;;;;|: |
          丶  ヽ: :l  丶: : :_: : : : ;        |;;;;|: |ヽ
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   >そういえば、半ば勢いに任せて偉そうなことを延々としゃべっていた際、
   >アスナに『一緒にゲームクリアを目指そう』とお誘いをしていたことをすっかり失念していた。

   >いきなりやらかしてしまった失態から、思わず後頭部を数回ボリボリとかいてしまう。
   >私のそんな様子を見て、アスナは苦笑いを浮かべる。

   【アスナ】
   「もぅ……しっかりしてよ、これから先、あなたにはリーダーとして私を引っぱってもらうんだから」

   【ハジメ】
   「ごめん、次からは気をつける」

   【アスナ】
   「そういう人に限ってだいたい同じミスをするのよ」

   【ハジメ】
   「むぅ……」

   【アスナ】
   「でも、頼りにしているからね? 今後ともよろしくね、リーダー」


   【選択肢】
    1:「こちらこそ、よろしくね」
    2:「うん。一緒に頑張ろう」
    3:「呼ぶときはハジメでいいわ」

          安価↓3


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     \
      \

          丶. _   _,.   ―- 、
、            ̄ r‐---―- 、丶、__
  、           丶ー'___   \ ー丿
    `丶、                 \    ̄ ヽ
        ヽr_、_           lヽ     \.r‐- 、_
        |-|_ト、             |八     /  // `丶._,   -― 、
         'ーL|‐|-、      、  ∨ \    /  //     l       \
          └ヘ‐'\ \ \ \  ヽ ーヽ  ;'  //     |
               ̄`ヽ._\_ヽ__',  |   _|  l |       '
                        `ー' ̄   ∟ l_|    /
                                `¬=‐〈
                                 \

                                       丶 __

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   【ハジメ】
   「こちらこそ、よろしくね」

   >そう言って、私はアスナに右手を差し出した。
   >説明する必要もないが、握手のためだ。
   >せっかくのVRMMOなのだ、こういう時は人間らしいことをやらなきゃ損だ。

   【アスナ】
   「えぇ。お互い頑張りましょう」

   >アスナはそう言って笑うと、彼女もそっと右手を差し出してきた。

   >――周囲のプレイヤーたちの視線が集中している中、私とアスナはガッシリと握手を交わした。

   【ハジメ】
   「――あ! でも、あまり頼りすぎないでね?
.    私だってゲーム好きとはいえ、このゲームはバリバリの初心者なんだから……」

   【アスナ】
   「ふふ……わかってるわ」

   >さすがに頼られすぎるのはよくないと思い、やや慌ててそう言った私に対して、
   >アスナは再び苦笑いを浮かべながらそう答えた。

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                          }二ニ士ニ二{]
                              |j|
                            __|j|__
                      r‐‐、囗凵 凵囗 r‐‐、
                    {{ }不ニ=ニ不{ }}
                  n    ー-ヘ V ´ ̄` V /千'′
               iTk        | k七こデi | {{}}     爪
                「 「¨l  Å   | i `く_ぅ i |  }}       8       _
--_-‐─┐           | ! l / ヘ  | i 廴丿 i | {{}}ヘ rュ-く > ニ 二, ̄  └──
ニ|口|ニニニl      ____    ' | i / rーvi |ニニニニ才¬─‐---イ 「 ̄ ̄ | ̄ ̄
-‐¬  ̄ ̄込爻k爻|lニニニニi爻t爻┌| i { └ソi | ̄ ̄ ̄ ̄!       │|ー- ⊥_
         L上幺爻.!仁ニニ三込 二ニ | i rぅ丁 ri |ニ _‐-  ⊥ ,___    |/ニ¬「¨ ー- ¨
 _, -‐   ̄ > ' ´> ´ ̄, ニ -- ─ | i ゝィ   i | ─ 、‐ 、`ヽ、‐ー┴- ⊥ニ¬|
'´     ,. '´   /  //  / / ̄| i / rーvi | ̄ヽ ヽ ヽ  \  `ヽ     ¨ ー- 、
.   /    /     { {   〈   ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ノ  ノ  ノ   }    ',
   /       {    ', ヽ、  \   `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  / /   /    j
  .,'        ヽ     \  ヽ、 _` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_´,   '´   /    /
  j        \    丶、 _   ` ̄ ̄ ̄ ̄´ _  -‐  '´    /
  |         \        ` ̄ ̄ ̄ ̄´            /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   >――突然、私たちの周りから歓声が上がった。

   【ハジメ】
   「――!?」

   【アスナ】
   「えっ!? なに!?」

   【リズベット】
   「うわっ!? びっくりしたぁ……!」

   【シリカ】
   「ど、どうしたんですか……!?」

   >私とアスナ、そして隣にいたリズベットとシリカは、思わず周囲をキョロキョロと見回してしまう。

   >――周りのプレイヤーたちが、揃って私たちの方を見ながら、拍手喝采していた。
   >中には雄叫びを上げているプレイヤーの姿もちらほら見られた。

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さすがだ!さすが主人公イケメン(888888


     ||  |!       /          /
     ||  |      /         /
                 ,-‐-、  /   /

   ,. - ─- 、        |_!_!ュ }    /
  /  ノノノノハヽ       `'}‐┴、
  i ,-、_{___ l'  ,. -─- 、 { ̄`{          /
  } | r} ` / -' | |`i /  ,ヘr^、 | }_,  ,! -‐- 、    /          /
  { 'ァ'  `ー'/,_ )!/リノ二二jノノ`i, /     _i             /
 ,-ソ 、   ノ/ニ| `i//  - r {⌒ / |__∠__,へ / ̄ ̄ヽ  ,-rrr、
/#\  、   `='ノ iニij   ,ニ゙ | `i /| r、/__,| ̄/   ノノノij iっ,!,!,!
\#i\    ̄,ノ`i ヽ   |r┼-、 i'  v{_ (__ハ_!  | _ノ^i'_フ'i,!  `i  {
  \i#|\==|/`|\\`ー| ´|ニ、ヽ  | i ` ,.-i{   }、|-   ,-'i   |\_|>
   \|ヽ } ノ  i \ | 〉' `ー'/  ,<.j   二ノ  /ソ  ヽ._`ファ-ァr{`ー-1
      O|/    |l/ i ノ´|  / /_ノ\\ "{ヽ /i「|i、rr、/|ヘ! /ノ   |
       |    リ /∧  V_i/   ヽ_|\ノ|ヘ !| !|.| | |/  |-── '
       |0`    | /  ヽ_/|\   、   `| {|   |゛゛|   |
       |      |    /ノ |  \ リ     | ノ  ri  ノ  |
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   【モブプレイヤーA】
   「かっこいいぞ、お嬢ちゃん!」

   【モブプレイヤーB】
   「惚れたぜ! 俺と結婚してくれ!」

   【モブプレイヤーC】
   「馬鹿! まずは《フレンド交換》が先だろうが!」

   【モブプレイヤーD】
   「あの娘たちだってやる気なんだ……! 俺たちもやってやろうぜ!?」

   【モブプレイヤーE】
   「そうだ! ネトゲ廃人である俺たちが力を合わせりゃクリアできないネトゲなんてねーぜ!」

   【モブプレイヤーF】
   「茅場晶彦の野郎の鼻をへし折ってやろうぜ!」

   【モブプレイヤーG】
   「今ならベータテスターにも負ける気がしないぜ! 何も怖くねえ!!」

   【モブプレイヤーH】
   「おい、馬鹿やめろ。それ死亡フラグだ」

   【モブプレイヤーI】
   「俺、現実世界に帰ったら、即売会であの娘たち2人を題材にした薄い本出すんだ……」

   【モブプレイヤーJ】
   「死亡フラグ乙。で、どんな内容の本にするんだ? 詳しい話を聞こうじゃないか……!」

   >…………

   >――これはしばらく治まりそうもないな。

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Iさん。詳しく話を聞かせてもらおうか
なに、悪いようにはしないさ。内容によってはガッツみたいな人がやってくるだけさ


          ,  ´  ̄ ̄ `
         /         \
        〃 /  .| トvヘ  │ :.
        ||  |│  | |  ゚。  |  ハ
        ||  |│  | | 、__リ! |  ||}
        ||  |人孑l/リ   _リ|  |リ
       [||  | ,z=ミ   '⌒ヽ|/ .|
        ||  |、'.:.:   ,   :.:彳 !
        ||  ヒヘ   ___   |  |
        ||  |{} 、  ´ー‐'’ ィ|  |
        ||  |: :个ュ ..,__ .. イ:..:|  |
        ||  |: :.:|:.:}==┬==!: ::|  |
 .     /.|  |: :.:l;ノX |:|:| Xゝ.:|  |
       ノ__|  |'"´ _,|:|:|,_ .|  |、
.    '´  |  |  /. ╋ ╋ ‘,,  ;l{ `  、
   .′  │ !   \┃ ┃/ ′,∧    :,
   |     |  ト、,,⌒ヽ ,,⌒/..../∨}{   |
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   【アスナ】
   「な、なんか凄いことになっちゃったね……」

   【ハジメ】
   「そうね。色んな意味で……」

   【リズベット】
   「と、とりあえず、場所を移したほうがいいんじゃない?
.    これ以上、ここにいても色々とややこしくなるだけよ?」

   【ハジメ】
   「ン――それじゃあ、これ以上目立っちゃう前にドロンしましょうか。
.    まぁ、現時点でかなり目立っちゃったわけだけど……」

   【シリカ】
   「で、でも周りの人たちも元気になってくれたみたいだし、よかったんじゃないですか……?」

   【ハジメ】
   「一部の人は別のベクトルで元気になっちゃっている気もするけどね……」

   >私たちはそう言って一度話を打ち切ると、
   >未だに数千人のプレイヤーでひしめき合っている中央広場をそそくさと後にした。

   【モブプレイヤーA】
   「お嬢ちゃん、ありがとー! 君のおかげで少し元気出たよー!」

   【モブプレイヤーB】
   「俺も頑張るから、嬢ちゃんも頑張れよー!」

   【モブプレイヤーC】
   「今度会えた時は《フレンド交換》してくれー!」

   >――去り際に、周囲のプレイヤーたちから様々な声援を背に受けて少し恥ずかしかった。
   >まぁ、悪い気はしなかったけれど……

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            `'=-i  !::::l |l r・, r・, !::::::ヽ          ../  /./  γヽ  i!  γ .l  '.,
                .!::::l |l.| l l .l l::::::::| \        ./  .//   l  i  i!   i .l   l
゛゛''l i!=====┓         ' |l |__l l__l l::::::::| n ..\      /   ./!γ,  l___i  i!   i .l   l  γ ⌒`ヽ
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:::::::l     i:::::::::::ll  i!:::::::i! '  .|i l .l  .l:::::::| ___.l ,.-.、 l l l: : : l.i.!l  l .|  l  i!         |       |
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        -‐''"゛       ._..                    ',           `''-、,     |      |
    ,  '''"゛                                \            `''ー ..,, |      .|
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   >中央広場を後にした私たち4人は、市場通りへと足を運んでいた。
   >朝や昼ならば、NPCによる露店が立ち並んでいる場所だが、
   >すでに時刻が夜になろうとしている現在は、数人のNPCがあちらこちらを歩いているのみであった。

   【アスナ】
   「――それで、まずはどうするの?」

   【ハジメ】
   「う~ん……本来なら、すぐに街を出て、レベル上のためにイノシシ狩りをしたいところだけど……」

   【リズベット】
   「だけど?」

   【シリカ】
   「何か問題でもあるんですか?」

   【ハジメ】
   「いや、問題っていうか色々と準備を……」

   >私たちが、そんなことを話しながら歩いていると――

   【???】
   「おぉーい! そこのポニテの嬢ちゃーん!」

   【ハジメ】
   「ん……?」

   >ふいに後ろから男の声がした。
   >振り返ってみると、1人の男性プレイヤーがこちらに向かって手を振りながら走ってくるのが見えた。

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            __∨二彡ート: : :7 ⌒ヽ           ,. -- } / Y
          /_,,.. -‐  ´ | ヽ/  r===≧=-ノ Lt==≦===ァ {/ .′
           {        ,, 、{  ヽ。__0__`ヽー ィ´/__0rっ  } /_
          ー‐r…  ¨´ > \}     ¨¨`    ¨¨`     /ィ } 丶
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.         /        {....{.      {   \L..⌒ー―― ´」/    ゚ ′゚ ゜  .}    丶
      .′       {....{゚     {     \ イ:゙:゙:゙:ト、 /      / °    }        \
      |        {....{.      { \     ーレvイ‐'゜     -‐ /      {         }
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      :,       \    ∨   ∧ `ー―――――‐r――――┐   ′/      /
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       〈            \     \/ニニニニヽ/ニニニニニニ二l--- ′       |
.       \                /ヽ     丶\二二/ニニニニニニニ/              /
         }ヽ         /{.......\      \ヽ=/ニニニニニニニニ{           /
        /\\_________/.....∧/ニ\  rxノ  >、ニニニニニニ/:\        イ
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   【???】
   「ゼェゼェ……や、やっと追いついたわ……!
.    なんで……ゲームの世界なのに、走ると息が上がるんや……クソッ……!」

   >やって来たのは、私たちより少しばかり背の高い中肉中背で老け顔の男性プレイヤーだった。

   >――イガグリみたいにトゲトゲとした髪型が妙に印象に残る。
   >仮にこれが地毛なら、よくナーヴギアをかぶれたなと思う。

   >男性プレイヤーがある程度息を整えたところで、私は彼に話しかけた。

   【ハジメ】
   「えっと……あなたは?」

   【???】
   「あぁ、わいはキバオウってもんや」

   >キバオウと名乗った男性プレイヤーは、自己紹介を済ませると、姿勢を正して語りだした。

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キバオウが参戦か~・・・なんだか嫌な予感しかしない

キバオウを仲間にしますか?
 はい →いいえ NO


          |: : /.:/: : : : \ : : : : : : ヽー――=ァ
      ,,=ニニ:}: : : /: ::: : : : \: : : : : : ‘:. : /

       〈:::::::::::::/: : : : ::::: : : : : \: : : : : :‘./
      ∨ニ= {: : トvヘ、::::::: : : :,  ´ ̄/: : : : : }
        V/{ :r'    \:::;,   ´   ´ ̄`>: : :> .,_
        ‘\}:/ }     ´           | \: : : : /
        ∨:}| ヘ          _ {  }: : : :/

            Ⅵ{    \    /   /     r{: /⌒'.
           ‘ヽ. } ̄fj`  〈 /''¨fj¨¨ア  j: //...} }
           い.   ⌒,   '   ー― '/ /_/ }...//
             Ⅵ     ノ''           / 彡 ´/
             Ⅵ   〈   _      /   / ̄リ
           ‘:}               /  .!
               ⅵ、ヽ ニ==ニ三〉 /   /    |
               Ⅵ:. r≧ュ   /  , ´    |
              Ⅵ、__W   ,.   ´   /   丶
           _,,  ゞ´‘,  ̄´      /     \
     -=ァ≦///       }          /          \___
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   【キバオウ】
   「さっきの広場での一件、端から見せてもらったで。
.    わいらよりも小さい子供なのに、肝が座った娘っ子やとホンマ感心した」

   【ハジメ】
   「はぁ、どうも……」

   >――わざわざ追いかけてきたという状況からして、
   >おそらくただ褒めたり、礼を言いに来ただけというわけではないだろう。
   >本題に入るまでは適当に相づちを打つ。

   >キバオウが本題に入ったのは、話が始まって数分後であった。

   【キバオウ】
   「――そんで、ここからが本題なんやけれど……あんさんにひとつ聞きたいことがあったんや」

   【ハジメ】
   「なんでしょう?」

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でも、印象って大切だよね。

なんだ「妖怪べ~たてすた~ぎらい」か?


           ハ     ,、
          ノ\´ ̄`ヾ{
       __/:{: {: : : :,z.,__: :〉=ァ
       Y:z―ヽ/  _〈: :/
  ,、   _|:.|    j /__ }:ハ                             ,:´ ̄`i
  〈/少  `ヽ{`>, ´、‘ノ リ/                             /     |
   \\   { 、~ 〈     「{                                /    j
.     \\  ',  r ⌒>} / {                               __/      /
        \\ \ Π´ /  `/¨:/ ̄ ̄i/`ヽ_,, 、              //    /
        \丶ノ丁 ´   /: : :/   / //    / ̄ > ,_____,.ィ/:.:.:ゝ ,__/、
        イ: :{     }__/: : :/   /   {: {    /: : : : : : : : : : / /:.:.________}{:.:.:.:.:}\
.      / ! :..{ー 、   j/ ヾ.   |    .{: {    {: : : : : : : : : :..′/:.:.:.:.:.:.:\::::ノ⌒ヾ、: :〉
      ′ |:..:.{¨¨¨不¨¨ |ニニニ|  |     ゞi    {: : : : : : : : : : { {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}′  ノ.‘,: :}
      | │: :{ イニニ\|ニニニ|、  、____,,‐'⌒ーゝ--―……・∨ハ:.:.:.:.:/¨⌒ヽ'"_____} 〉
      |  ハ: : ∨ニニニ/ヾニ/ \_/}              `¨¨¨ヽ  冫ー'⌒ー‐ ′
.       \{=ハ /∨ /\ニУニニニ/ニ}                   ¨´
      r{__ヽ∧_:_}\ニニ/\二ニ=/ニ/

      |   ‘,\/\′ニ`ー=ァ--/
      /    ‘,ニ\  \ニニニ/二/
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   【キバオウ】
   「あんさん、さっきのチュートリアルという名のクソゲーム開会宣言が終わった直後に、
.    1人でコソコソと広場を去っていったプレイヤーの姿を見んかったか?」

   【ハジメ】
   「1人で……ですか?」

   【キバオウ】
   「あぁ、そうや。少しでも心当たりがあったら答えてくれんか?」

   >…………

   >――そういえばあの時、広場が混乱の渦と化していた中、
   >そそくさと広場を後にしたツインテールの女の子がいたな……

   >もしかして、彼女のことだろうか?

   【キバオウ】
   「どうなんや? 見たか、見なかったかでもええ、答えてくれ」


   【選択肢】
    1:「見ました」
    2:「見てないです」
    3:自由安価

          安価↓3


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                      イ__r 、

                     /: : |: : :(: : 「\
                    //: : : :,: : : : : : : : :\
                  И: ': : : : : ,: : : : : : : : : : ,
                ィ  ー……_: : 、: : : : : : : :廴

                 |!        `ヽ: : : : : : 了´
                ノ_ l  ノ      Z: : : : : : :|
                斗 ̄}  ゝ==-   ): : : : : :\
              / | 〈   \_    //}: / ̄
             '   | _ "       ィΤ从: : 」
          r--   .ノ⌒\       r-  ⊥ _
         _j\   〉""_      ノ /ニニニニニニ\
         八`ヽ_\  l/ /Τ ̄ ̄  /ニニニニニニニニニ >
        /  ,__〕 | ,. 八    /ニニニニニニニニニニニニ >
     ,,   "くニニニニ\j | | ̄ ̄l⌒\ニニニニニニニニニニニニニ >
   「   -===\/三ミ | |  / 0  lニニニ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.>
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   【ハジメ】
   「見てないです。私もさすがにあの時は頭の中色々と混乱していたので……」

   >――おそらくキバオウが言っていたのは、あの女の子のことなのだろうが、
   >私はあえてしらを切ることにした。

   【キバオウ】
   「ン――そうか……嬢ちゃんは見とらんかったか……」

   【アスナ】
   「あ、あの……横から少しよろしいですか?」

   >――先ほどから隣で私たちの会話を聞いていたアスナが、横からキバオウに語りかけた。

   【キバオウ】
   「なんや?」

   【アスナ】
   「あ、いえ……その、あなたが言っている人って、お知り合いの方ですか?」

   【キバオウ】
   「――!? 知り合いやて……!?」

   >アスナのその一言に、キバオウがピクリと反応した。

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          |: : /.:/: : : : \ : : : : : : ヽー――=ァ
      ,,=ニニ:}: : : /: ::: : : : \: : : : : : ‘:. : /

       〈:::::::::::::/: : : : ::::: : : : : \: : : : : :‘./
      ∨ニ= {: : トvヘ、::::::: : : :,  ´ ̄/: : : : : }
        V/{ :r'    \:::;,   ´   ´ ̄`>: : :> .,_
        ‘\}:/ }     ´           | \: : : : /
        ∨:}| ヘ          _ {  }: : : :/

            Ⅵ{    \    /   /     r{: /⌒'.
           ‘ヽ. } ̄fj`  〈 /''¨fj¨¨ア  j: //...} }
           い.   ⌒,   '   ー― '/ /_/ }...//
             Ⅵ     ノ''           / 彡 ´/
             Ⅵ   〈   _      /   / ̄リ
           ‘:}               /  .!
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              Ⅵ、__W   ,.   ´   /   丶
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     -=ァ≦///       }          /          \___
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   【キバオウ】
   「あんな薄情者どもが知り合いであってたまるかい!

.    他人を見捨てて、自分たちだけが美味い汁吸って生き延びようなんて考えとる、
.    卑怯者のベータテスターどもなんかと……!」

   >キバオウは突然、こめかみに青筋を立てて激昂した。

   >――ん?
   >ちょっと待って……ベータテスター?

   【ハジメ】
   「えっと……私たちの周りにいたんですか? ベータテスターの人が?」

   【キバオウ】
   「そうや! 嬢ちゃんたちは気がつかんようだったが、わいはこの目で確かに見たんや!

.    他のプレイヤーたちがこれからどうすればええかもわからずに混乱しとる中、
.    我先にとばかりにダッシュで広場から逃げるように去っていくやつらを……!」

   >キバオウは右手で握りこぶしを作り、それをプルプルと震わせながら叫び続ける。

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                         ∧
                      、八 ̄ ̄ヽ乃
                   zz //: : :\: : : : ヽ__
                  fニ⊥_r 、___: - ┐_: (: /
                  ´^\f      ´ヽ: Y

                   ’  i| ヽl ー/ ` |:/ィ|
               -t- 、 __’ ' ` ’  ` ’  ' ソ
             / /ヽテヽ/’ , ゝ '    .∧
              |:〈 ヽ'':.:.:.i  ’__ヽ 二つ ./  >-- 、
              |:.:.`:.):// ̄| | ーΠ/   /: : : : /  、
              人--イ/  |: ! !     /  ,': : : : :'    ヽ
            /υ:::::::「 ̄ ̄ .|∧ V     /。\: :'      |
           '::/:::::::::lヽヽ   |/∧ V∧=/∧∧寸       .|
           /::/:::::::::::’ ヽヽ_ ’∧∧ V〈ヘ_f∧∧∧| |     ヽ
             ゝ.\__/|  )´ ∧V ∧_ン∨∨∧。人 、     |
          | ー <´¨¨   | 八∧∧  ∨><∧∧L --彡人
           ー 一       .V∧\∧\ \∧∨∧ ∨  ̄   |
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   【キバオウ】
   「あいつらはきっとベータテスターや!

.    β時代に得た情報から、ウマい狩場やボロいクエストをわいらよりも先に独占して、
.    自分たちだけ強くなって生き残ろうとしとるんや!」

   【ハジメ】
   「――まぁ、このゲームもMMOである以上、リソースは限られていますからね。
.    この街も数日しないうちにリソースは枯渇すると思います」

   【キバオウ】
   「せや! それなのに……あいつらは右も左もわからんわいらを見捨てて……
.    救いの手を差し伸べる仕草すらせんでトンズラしよった……! 許せるか! そんなもん!」

   【ハジメ】
   「はぁ……」

   >――この人、少し感情的になりすぎている。
   >一度こちらから何か言って熱を下げさせないと、熱暴走しかねない……

   【ハジメ】
   「あの、キバオウさん、私からもひとつ言わせて頂いてよろしいですか?」

   【キバオウ】
   「おう、なんや!? 嬢ちゃんもベータテスターどもが許せなくなったか!?」

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キバオウ「SAOからログアウトできないのも消費税が上がるのも全部ベータテスターのせいや!」


            /7く!
              〈:::::::⌒!
            }:::::二〉
           人_ノ′

          .イ::`ー1      _
         「 l ヽ._ノ[.]   __,,:,斗≦::.:7
         〈  ー―〈 l l  ヽ::::r' r 。、_^,{
         ヽ    廴l   l^'′ ,. _ トヲ!
          \_ノ/ ⌒ト、八 〈__ 〕/
          〈ー '   l| |  ヽ_i,7/
           `Y    ∧ 廴 .{ ̄
            f}  ./::::‘. Ⅵ二ト-、
            lL イ::::::::::::[ー]::::::ハ /
            l_/:::::::::::::::::\\::::リ{
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   【ハジメ】
   「キバオウさんがおっしゃっていることは、私もよくわかります。

.    この《SAO》がもはやゲームと呼べる代物ではなくなってしまった以上、
.    今はプレイヤー同士が少しでも助け合っていかないと、生きていくのは非常に難しいです。
.    故に、情報を独占することは利己的行動以外の何ものでもありません」

   【キバオウ】
   「そうや! ベータ上がりどもは許しておけん!」

   >――よし、食いついた。
   >あとは上手くこちらのペースに話を持ち込めれば……!

   【ハジメ】
   「――ですがキバオウさん。
.    キバオウさんがそこまでベータテスターを憎む必要なんて、実はないんですよ?」

   【キバオウ】
   「なんやと……!?」

   >私の一言に、キバオウがピタリと震わせていた右手を止めた。

   >――ここが勝負どころだ。
   >私の次の発言次第で、この人の今後の方針は大きく変わるだろう。

   >仮に、キバオウがこのままの状態を維持していたら、
   >おそらくベータテスターに対する悪評を《はじまりの街》にいるプレイヤーたちに広め続けるだろう。
   >噂というものは広まりやすい。悪いものならなおさらだ。

   >いくらベータテスターが利己的な連中だからといって、
   >彼らが全員ゲームクリアに乗り出さないということはないだろう。
   >どのような形であれ、攻略の途中で彼らの助けを借りることになるはずだ。

   >その時のためにも、一般プレイヤーとベータテスターの間に溝を作ってしまうのは、
   >はっきり言ってプラスにはならない。

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実際に『イルファング・ザ・コボルド・ロード』がβと正式で武器が変わっていたからね


                              ,f´ ̄    `ー- 、
                    ,r ―-- 、    _{{ ,;;;_/ヘ、    ` ー-、
                 ,. --'                ヽミミミ;;ヘ、     \)
               / ,./  .「                 ゾミj::::::}        ( ヽ
               /..:/  |       ヘ         }  ヽ、!.        ` `ー-、
              ノ.イ    |        ..|  . |.    /   .:}::i:..         \ )
            ー'´ /..::l   ヽ        |   |  /   /.::|:.    \      \
                /.,ィ. |    ヽ       |  . |:/    ./..:::{::.       \   !` .)
              //|.::{.:ヽ、           l l |     / ..::::::`、       }   |  !
             ,ノ'´ | { .::i、           ヽ.ヽヽ    .:: .:::/|!l\.  :   \ .ヽl.|
.              /..:ヽ .:|\ r、 、     .::ヽヽ .:  ..:::. .::// i::::::}  .::     \ }ヽ
            /..::::::::r-'  ヽ \ヽ     .:::::V.::: .:::::::. / .::::リ:::/  ::.   i、 :!ソ
             /.:// }     ` ヽi\    .l..|:::     / .::::/:i/   ::::..   y.}..:::}
           ./.:/ /.  ヽ 、     リ} \ i l..|::: ..:::::/ ..:::/.::'  .:::::ヽ ..:/ i:::/
           {.:/ !   .|;ハ `     /  ..:::}//l..|...:::/..:::::/{::::..  ..::::::∧:/ .l/
           `{     {  ヽ___  /  .:::::/:::i i.::::::::::::;/  \::::::::::::::{ i!.  {
                    _> .;;;;;;/'---リ--wy´、__.  \ト、:::!. '
                 .r ´ ̄ ̄ ̄)'、__:::::::::::::::{:::::::`ヽ::::\   .} ソ
                _,.-|三三=-_     `ヽ二二二=-、::\::t-――-、
            ,. --'}´ ̄ミ三三三三ミニ-__ ..:::::::::::::::::::::::::..\;}:::::::::::::::::.. \    ...
              .:::\   ̄-二三三三三三三三ミ、:::::::::ー――――‐…¨

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   【キバオウ】
   「ベータテスターどもを憎む必要がないって……どういうことや!?」

   【ハジメ】
   「簡単なことですよ。だって――」


   【選択肢】
    1:「私たちが彼らより強くなってしまえばいいんですから……」
    2:「すでにこのゲームの仕様は変更されていますので……」
    3:「広場を去っていったのはベータテスターではないんですから……」
    4:自由安価(上の3つ以外で)

          安価↓3


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2だな


           ,ヘ            !.i.. \       _,,.----/ i i
           /  ー、          ! i 、.   \_,..-'''"    /  i  i
          ノ    ヽ         .| .i `、   \      /  i  .i
         |       \       i i  `、   \    /  ./  i
         |   ・    |       i i  i. `、    ヽ       _
         |   ・    |      /| i  i  `  /         `'ー-
   /ヽ.     |   ・    |      / .i .i  i  / ./        ---、_
  /   \   |    ・    /      |  i  i  i /__,,.-‐----、_
 /     |  |   な   ..|     ,-i __,,,,,__,.-'´ ;;;;;;;;; --  \    -‐‐‐
/      ヽ .|   ん   ..|    / .i ;;;;;;;;;;;;;;    /__;;;   `、 /`、
|        |_ |   ・   |  _/ ___ヽ><´  _/ / ,- 、\   V| /`、i, -'
|   ・    | |   ・   |    `'ー-、___.ヘ '~iヽ    _ `’' _,.-;;;;  .',| ヘi |
|   ・    | |   ・   |          .i._ じ|  二_  ̄ ̄;;;  ;;;;  | ur./
|   ・    | |   ・   /         .|  ̄7 ´      ;;;;;;;;;;;   ./
|   ・    ! |       |             !'u 、         ;;;;;; u'.i;;. /
|.   や.    ヽ|      /          '.,   丶´        ;;;   i;//
|.   て    . |\  /             ヽ   _,.. _--_ 、  u ;; ,//
|   ・      .|  \/              ヽ ヽニ-_‐.. -`    / /
|   ・      |、                   ヽ  ̄-、.     ///
|   ・      |                    ヽ/, i ` 、./ ./___
|   ・      _|                     i,i , i .,レ´V/      ``丶、
\  ・     |                        レレ`'  /
  \      |___,                     , -'"zzzz、___
   \__l ̄ ̄´                      _,,.-‐''"””””””゙゙゙''-ミZZZzzz、
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   【ハジメ】
   「すでにこのゲームの仕様は変更されていますので……」

   【キバオウ】
   「なん……やて……!?」

   【ハジメ】
   「β時代と現在の《SAO》は、所々で仕様が変更されているんです。

.    ですから、彼らがβ時代に得た情報はそれほど役に立ちません。
.    むしろ、彼らのもたらした情報を鵜呑みにしたせいで、私たちが落とし穴にはまる可能性が高いです」

   【キバオウ】
   「ちょ、ちょい待ち……!」

   【ハジメ】
   「……なにか?」

   【キバオウ】
   「なんでや!? なんで、あんさん仕様が変更されとることを知っとるんや!?
.    ベータテスターでもなければ、β時代の情報なんてわからんはずや!?」

   【ハジメ】
   「事前にネットで得た情報をもとに行動した結果、偶然わかったことです」

   【キバオウ】
   「ネットの情報……!?」

   【リズベット】
   「そ、そうよ!」

   >先ほどのアスナに続いて、今度はリズベットが横からキバオウに語りだす。

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まぁ、正式稼動前に多少の情報は見ておくからねぇ・・・


            ´  ̄ ̄ ̄ `
         /          /    \
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              /       〈\∧ ∨
     |           ハー ´   /  .У\} }
     |      |   } \: : ハ  {/ ,ィミ j /}
     |  {  .:l   / ..: : :厂{ {  {、{ リ ′j
    〉   :. . :|-=彡イ: : :{:..:∨ 、 .ト\` {__
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  ̄ / : : : : ::∨ィ: : :..|:/: : :}、:l|  |  /ヽ′
    {八: : : : ::/.::|/.:.:.:/ ハ:..:} リ}   | {
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      ∨ }∧:.{ /\{ \   /`:}...|、/____
       / ⌒(     \{ ,,}./´: : : : ヽ
   __   _,ノ`ー―-: :¨¨¨¨¨´:.:\\: : : : :∧
 /.:´¨´: : : : |: : : : : : : : : : : : : : : ::\\_: : :∧

./ フ: : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : \ | : : ∧
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   【リズベット】
   「あ、あたし、商人プレイで武器職人になりたかったから、

.    最短ルートで武器職人になるための方法を事前にネットで調べたの!
.    β時代の情報がまとめられていた攻略サイトや掲示板で!
.    それで今日、実際にネットで得た情報通りに鍛冶屋に行って、
.    武器職人になるために必要なハンマーを買おうとしたら買えなかった!」

   >リズベットは私に助け舟を出そうと、必死にキバオウに今日あった出来事を説明する。
   >どうやら彼女も、ゲームクリアにはベータテスターの助けが必要であることに気がついているようだ。

   【キバオウ】
   「せ、せやかて、そりゃネットで得た情報をもとに取った行動なんやろ?
.    ネットの情報は嘘やデマも多いし、仕様が変更されっとるっちゅー理由付けにはならんわ」

   【ハジメ】
   「いえ、仕様変更ですよ。鍛冶屋のNPCが実際そう言ったんですから」

   【キバオウ】
   「はぁっ!?」

   >『NPCが言った』――さすがにこの一言の効果は絶大だ。
   >実際にゲームの世界の住人から得た情報なのだから――
   >それに、RPGなどこの手のゲームでは、情報はNPCから得るのは常識だ。

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         /         \
        〃 /  .| トvヘ  │ :.
        ||  |│  | |  ゚。  |  ハ
        ||  |│  | | 、__リ! |  ||}
        ||  |人孑l/リ   _リ|  |リ
       [||  | ,z=ミ   '⌒ヽ|/ .|
        ||  |、'.:.:   ,   :.:彳 !
        ||  ヒヘ   ___   |  |
        ||  |{} 、  ´ー‐'’ ィ|  |
        ||  |: :个ュ ..,__ .. イ:..:|  |
        ||  |: :.:|:.:}==┬==!: ::|  |
 .     /.|  |: :.:l;ノX |:|:| Xゝ.:|  |
       ノ__|  |'"´ _,|:|:|,_ .|  |、
.    '´  |  |  /. ╋ ╋ ‘,,  ;l{ `  、
   .′  │ !   \┃ ┃/ ′,∧    :,
   |     |  ト、,,⌒ヽ ,,⌒/..../∨}{   |
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   【アスナ】
   「あぁ、その話は私も聞こえてたわ。鍛冶屋の店員さんと言い争いになっていた時よね?」

   >横からアスナがさらに助け舟を出す。
   >こうなれば話の手中は完全に私が――いや、私たちが握ったようなものだ。

   【ハジメ】
   「嘘だと思うなら、実際に鍛冶屋に行って、そこの女性店員のNPCに訪ねてみるといいですよ?
.    メタ発言をさらりと言い放ってくれます」

   >ただあの鍛冶屋、店主が熱くるしいので初見はビビりますと、私は笑いながら付け加えた。

   【キバオウ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「――とまぁ、そんなわけなので、

.    ベータテスターの人たちをキバオウさんや私たちが恨む必要は全くないんです。
.    ご理解いただけましたか?」

   【キバオウ】
   「あ、あぁ……」

   >キバオウは力なく頷いた。
   >しかし、その表情はまだどこか納得しきれていない様子だった。

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            /\  .> ――  / |
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          /ii: : : : : : : 、: : : : : : : : \___
        .-/: : : : : 、: : : : : : :/Z: : : : ´: : : :/
       ヽ': : : __: : : : : /     z: : : : /
        |: :´`  `  ̄´       ヽ: : |
        |: |           --  ム: L、
 <⌒>  ./: :        |  / - 、  |:/ l
 |ニニニ> く: : :V ´ ̄ ー>  ゝー'  ┃_   |i  ,
 ∨〈  ム  ̄ヽ  " ┃  _           ||
  ⌒ヽ  ヽ   マヽ     〈      u  .rK
    ヽ  ヽ  ヽヽ               |ヘ
     ヽ  ヽ  "    = ⌒ヽ    ,  、
      ヽ  ヽ  '   |ヲ_  ノノ   ,   \ ___
       ヽ  ヽ  ヽ   ̄示 ̄  ,      /ニニニニ/
        ヽ  ヽ   \___        /ニニニニ/
         ヽ  ヽ ィシ ヽ          'ニニニニニ'
          Υニニ|    }     |  'ニニニニニ/
        / |ニニ ’         |  'ニニニニニ'
        ´  .|ニニ ’         ’|ニニニニ/
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   【キバオウ】
   「――し、しかし、ベータテスターどもがわいらを見捨てたっちゅー事実は変わらん。
.    こればかりは、いずれあいつらにキッチリ落とし前つけさせんと……」

   【ハジメ】
   「あぁ、その必要もないと思いますよ?」

   【キバオウ】
   「なんでや?」

   【ハジメ】
   「キバオウさんの証言をもとにすると、
.    すでにベータテスターはみんな《はじまりの街》から立ち去ったんですよね?」

   【キバオウ】
   「あ、あぁ……もしかしたら何人かはまだ潜んどるかもしれんけど……」

   【ハジメ】
   「それってつまり……
.    言い方を変えれば、“すでに彼らが最前線で戦ってくれている”ってことにもなりませんか?」

   【キバオウ】
   「あ――!」

   >――私の発言に、キバオウは何かに気がついたようだ。

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      /           /
      .′          /  /                   ム 弋
      .′:/         / ./                  、 /.ム  \
      l .,イ        .イ ./ .|       .、.   \      .V .ム 、__ニ-
      |/|       ./ | ./  |        \.   \     .∀.ノ| .|
      l  |    r 、 ./ヽ}./  |   i      .ト、    \     V ,|  |
         l    j ' .{  }'    |   |      .ィf´\.   }    V.,  .|
        .l   .i  .i i 〈 、   l   .|    ー´ i x===x、.  }    .|´ ル
        ト  l   { |l .i `ー 从 |     if弋__ノV}  !   ハ/  ノ
        | i  .l    リ  辷ミx/  )' ノ`  |.゙ 弋三ノ | /i   /| .' イ
        レヘ : |', .} /  ヽ__,/ .i! /  ノ ,'       .リ.从 リ    |
           ヽ| ヽ /`ヽ     .L/  ,´ル'       / )ノ 从 .l
          /从\          /           , f´\从i  `ノ
       _/三三L ヽ         |       /::l .=;|ー'、
      》三三三三=ヽ          j ‐ ‐   ´  ,ノ .=/三三'__
     ./\三三三三三\        |ー-- ´ __/ =/三三《三\
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   【ハジメ】
   「《はじまりの街》の時点で仕様変更があったということは、外のフィールドや他の街――
.    そして、戦闘システムやモンスター関連のデータにも仕様変更がなされている可能性は極めて高い」

   【キバオウ】
   「せやけど、ベータテスターどもはそれに気がついとらん……」

   【ハジメ】
   「はい。もしかしたら、β時代に得た情報を鵜呑みにしたり、β時代のスタイルにこだわりすぎて、
.    すでに何人かは戦闘などで命を落としているかもしれませんね……」

   【キバオウ】
   「うぐっ……!?」

   【アスナ】
   「――!」

   【リズベット】
   「うわ……」

   【シリカ】
   「――っ!?」

   >『命を落としている』――つまり『死んでいる』という私の一言に、
   >その場にいた誰もが息をのんだ。
   >極限の状態において、人間というものは“死”というものに極めて敏感になる――

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           {        ,, 、{  ヽ。__0__`ヽー ィ´/__0rっ  } /_
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         ,.  ´   {....{。    {  \    __,,..  -―ュ  . ′   。}       } `  、
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      |        {....{.      { \     ーレvイ‐'゜     -‐ /      {         }
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      |             ∨   ∧\               ィ /        /          ,:′
      :,       \    ∨   ∧ `ー―――――‐r――――┐   ′/      /
      /         \   、    丶~¨¨¨¨/ニ\¨¨¨′ニニニ二二|  / ../      /{
       〈            \     \/ニニニニヽ/ニニニニニニ二l--- ′       |
.       \                /ヽ     丶\二二/ニニニニニニニ/              /
         }ヽ         /{.......\      \ヽ=/ニニニニニニニニ{           /
        /\\_________/.....∧/ニ\  rxノ  >、ニニニニニニ/:\        イ
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   【キバオウ】
   「そんな……どうすればええんや……

.    ベータテスターの連中まですでにくたばっとるかもしれへんなんて……
.    そんなゲーム、ホンマにクリアできるんか……?」

   【ハジメ】
   「広場で私の話を聞いてくれていたなら、すでに言う必要はないかもしれませんが……
.    “クリアできないゲーム”なんて存在しませんよ。ゲーマーの力はどんなクソゲーにも負けません」

   【キバオウ】
   「――嬢ちゃん……あんさんはホンマに凄いやつや……
.    あんさんみたいなプレイヤーがこの街に――《SAO》にログインしてくれとってよかった……!」

   【ハジメ】
   「私は凄くなんかないですよ。さっきからただ偉そうに大口叩きまくっているだけです。
.    正直に言うと、こうでもしないと私も自分を保てる自身がないんで……」

   >これは紛れもなく本心だ。
   >このような極限状態の中、“普通”でいられる者などほんの一握り――いや、ひとつまみだ。

   >私の場合、普段の“ゲーム好きで馬鹿やっている女子中学生”が“普通”なんだ。
   >こんな今の私なんて絶対に“普通”ではない。
   >ぶっちゃけ、ただの“異常”だ。

   【キバオウ】
   「いや、その自分を保とうとしとる姿勢だけでも、ホンマ賞賛に値することや!
.    嬢ちゃんは誇ってええ!」

   >キバオウはそう言うと、私の両肩をガシっと掴んだ。

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                /: : : : \

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               ノ: : : : : : : : : : : ヽ: __: \― ┐
                  /W\: : : : z: ´ ̄ ̄ <: : : \: : !
                Ν   ` ´          <: :ヽ’
             ,                〉: : l: : > _

             , ~~ィ  〈 、_ 彡⌒ヽ 〈: : : 、: : : :/
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             〉/ ̄.ノ    .:  ::::`     ,: : : : : '|
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             、.L≦二二二二二,   / |: :/
              |::、r---ァ    /:/ /  ,”
              |:::;VlllV   /i!      ,
       、       ̄ 、 ̄ ̄   ::      ,
      / )|         ヽ ---  ::       、
     , " /      -   マ ,    :.   /.   \
     ,  |     /   |   } 、   ::   '      \>
    ,   |      |   //∧:.     :.  /      ./ニニ> 、
     |  {     /  /  /ニ/}     : ,     ./ニニ/  \
     |   |  <⌒ヽ /  ,ニニ' {     :.    /ニニ/       \
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   【キバオウ】
   「嬢ちゃん、わいは嬢ちゃんのおかげで目が覚めた!

.    嬢ちゃんに会わなければ、わいは今頃ベータテスターどもを一方的に敵視して、
.    あらん疑いを連中にかけまくっとったかもしれん……!
.    考えてみれば、あいつらも自分たちが生き残るために必死だっただけなんや……!」

   >キバオウはそう叫びながら、私たちの前で堂々と男泣きしていた。

   >――中学3年生の女の子の両肩を掴みながら夜の市場の路上で堂々と男泣きする男……
   >客観的に見れば犯罪ものであり、同時にシュールな光景である。

   【ハジメ】
   「わ、わかっていただけたのなら、なによりです……
.    ところでキバオウさん、私からもうひとつ聞いておきたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」

   【キバオウ】
   「おぉ、なんや!? なんでも聞いてくれ!?」

   【ハジメ】
   「そ、その――」


   【選択肢】
    1:「広場から立ち去った人は本当にベータテスターなんですか?」
    2:「キバオウさんが見たベータテスターの特徴を教えてもらえませんか?」
    3:「この光景を見てなんとも思わないんですか?」

          安価↓3


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             / \
            /\  .> ――  / |
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       ヽ': : : __: : : : : /     z: : : : /
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 |ニニニ> く: : :V ´ ̄ ー>  ゝー'  ┃_   |i  ,
 ∨〈  ム  ̄ヽ  " ┃  _           ||
  ⌒ヽ  ヽ   マヽ     〈      u  .rK
    ヽ  ヽ  ヽヽ               |ヘ
     ヽ  ヽ  "    = ⌒ヽ    ,  、
      ヽ  ヽ  '   |ヲ_  ノノ   ,   \ ___
       ヽ  ヽ  ヽ   ̄示 ̄  ,      /ニニニニ/
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          Υニニ|    }     |  'ニニニニニ/
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        ´  .|ニニ ’         ’|ニニニニ/
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   【ハジメ】
   「広場から立ち去った人は本当にベータテスターなんですか?」

   【キバオウ】
   「――えっ?」

   >私のその問いに、キバオウはピタリと泣くのをやめた。

   【ハジメ】
   「MMOのシステムがプレイヤーに与えるリソースが限られていることは、

.    ベータテスターでなくてもMMO経験者なら誰もが知っています。現に私だってその1人です。
.    キバオウさんが言っていた方々が、
.    “単にリソースを求めて街の外に出ただけの一般プレイヤー”という可能性も十分ありえます」

   【キバオウ】
   「い、言われてみれば……」

   【ハジメ】
   「それに……見た目だけでベータテスターってわかるものですかね?
.    ベータテスト経験者だけが貰える専用装備があって、それを身につけているとかなら別ですが……」

   【キバオウ】
   「そ、その通りや……
.    見かけだけで人は判断できへん……」

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          |: : /.:/: : : : \ : : : : : : ヽー――=ァ
      ,,=ニニ:}: : : /: ::: : : : \: : : : : : ‘:. : /

       〈:::::::::::::/: : : : ::::: : : : : \: : : : : :‘./
      ∨ニ= {: : トvヘ、::::::: : : :,  ´ ̄/: : : : : }
        V/{ :r'    \:::;,   ´   ´ ̄`>: : :> .,_
        ‘\}:/ }     ´           | \: : : : /
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            Ⅵ{    \    /   /     r{: /⌒'.
           ‘ヽ. } ̄fj`  〈 /''¨fj¨¨ア  j: //...} }
           い.   ⌒,   '   ー― '/ /_/ }...//
             Ⅵ     ノ''           / 彡 ´/
             Ⅵ   〈   _      /   / ̄リ
           ‘:}               /  .!
               ⅵ、ヽ ニ==ニ三〉 /   /    |
               Ⅵ:. r≧ュ   /  , ´    |
              Ⅵ、__W   ,.   ´   /   丶
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     -=ァ≦///       }          /          \___
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   【キバオウ】
   「――すまん。どうやら最初から全部わいの早とちりだったみたいや……
.    嬢ちゃんたちにはいきなり怒鳴ったりして色々と迷惑かけてもうたな。許してほしい」

   >そう言ってキバオウは私たちから一歩後ろに下がると、深々と頭を下げた。

   【ハジメ】
   「い、いえ、そんな……」

   【アスナ】
   「謝る必要なんてないですよ」

   【リズベット】
   「そうそう。こんな状況だし、正しい判断なんてそう簡単にはできるものじゃないよ」

   【シリカ】
   「私なんて、全然関係ない身ですから謝ってもらう必要もありませんし……」

   【キバオウ】
   「いや。これだけはキチンと落とし前つけとかんとわい自身が許せへんのや。だから謝らせてくれ。

.    それに、嬢ちゃんたちのおかげで“MMOでは人付き合いが何よりも大事”ってことに改めて気ィつけた、
.    後々の禍根になるようなトラブルは、些細なもんでもできるだけ早めに解消しておかんとな」

   >そう言ってキバオウは再び私たちに対して頭を下げた。

   【キバオウ】
   「ホンマにすまんかった。そして、ありがとう!

.    嬢ちゃんたちに会えたことが、この《SAO》にログインして一番良かった思い出や。
.    この恩はいつか絶対返す!」

   【リズベット】
   「そ、そんな大げさな……」

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                    イ´/ ̄イ-
                 {、 | {/ _―二ア、
                 ゝ \´__ ´    >、
                , イ´  ̄     ̄ ヽ、"´  \
           /´`/、 _      /´ ̄`ヽ 、  ,
          /  /  `                ヽ  ',
          ,' /             ヽ      }  }
          i /       /    ヽ   ',    } .l  |
          |' _i 斗-‐=/、.i    斗-‐=| 、  リ ,   }
          | ´ } |  /、_ { |    }.   | ` / /  リ
          |  :| ゞ‐-r、_ヽハ    }_z-r=ァ  ,  {   ト
          , .|  { | ら云ド ヽ  /ら云} " ハ、ハ  {
          ヽ ! 、ヾ 弋-ソ   `"弋‐ソ / イ } ヽ  |ヽ
           ヾ ゝ \_    ,     //} ノ ヽ ヽ l
             , ヽ ̄           人    ヽミ
        ,.-―',   i\    --     イ -――--、ヽ、
         !_  ゝ、l ̄ ̄¬ー-=ニ二-====ミ、
         /三三≧=-__      ̄ー=三三三三ミ、
       /三三三三三三三≧=-__       ̄ー=ミ、
     / ̄ー=ニ三三三三三三三三≧=-__      \
.   / ̄¬ 、   ̄ーニ三三三三三三三三三三三三≧=ヽ
   / _  __ー 、     ̄ー=三三三三三三三三三三ミ゙、
  {/        ̄ ‐- _       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ヽ

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   【ハジメ】
   「――それなら、今すぐにその恩を返してもらってよろしいですか?」

   【シリカ】
   「えっ?」

   【アスナ】
   「えっ?」

   【リズベット】
   「は?」

   >私のその一言に、隣にいた女子3人は「何を言っているんだ?」という顔をしながら私を見る。

   【キバオウ】
   「おぉ、構わんぞ! 何が希みや!? 今のわいでも返せるもんなら何でもいいで!」

   >でも、有り金全部とアイテム全部だけは簡便な、とキバオウは付け加えて両手を前に合わせる。

   【ハジメ】
   「はい。その――」


   【選択肢】
    1:「キバオウさんが見た広場を去っていった人の特徴を教えて下さい」
    2:「今までの一連の情報を《はじまりの街》の人たちに伝えてください」
    3:「私と《フレンド交換》してください」

          安価↓2


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                         ∧
                      、八 ̄ ̄ヽ乃
                   zz //: : :\: : : : ヽ__
                  fニ⊥_r 、___: - ┐_: (: /
                  ´^\f      ´ヽ: Y

                   ’  i| ヽl ー/ ` |:/ィ|
               -t- 、 __’ ' ` ’  ` ’  ' ソ
             / /ヽテヽ/’ , ゝ '    .∧
              |:〈 ヽ'':.:.:.i  ’__ヽ 二つ ./  >-- 、
              |:.:.`:.):// ̄| | ーΠ/   /: : : : /  、
              人--イ/  |: ! !     /  ,': : : : :'    ヽ
            /υ:::::::「 ̄ ̄ .|∧ V     /。\: :'      |
           '::/:::::::::lヽヽ   |/∧ V∧=/∧∧寸       .|
           /::/:::::::::::’ ヽヽ_ ’∧∧ V〈ヘ_f∧∧∧| |     ヽ
             ゝ.\__/|  )´ ∧V ∧_ン∨∨∧。人 、     |
          | ー <´¨¨   | 八∧∧  ∨><∧∧L --彡人
           ー 一       .V∧\∧\ \∧∨∧ ∨  ̄   |
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   【ハジメ】
   「今までの一連の情報を《はじまりの街》の人たちに伝えてください。

.    簡潔にまとめるなら、“β時代と現在の《SAO》は仕様が変更されていること”、
.    “β由来の情報は必ずしも鵜呑みにはできないこと”、
.    “鍛冶屋の店員などNPCの中にはβ時代からの仕様変更に関する情報を教えてくれるものがいること”、
.    “現在最前線で戦っている者の大半はベータテスターであり、彼らが最も死の危険に瀕していること”――
.    この4つですね」

   【キバオウ】
   「は? それだけでいいんか?」

   【ハジメ】
   「はい。私は早ければ明日にも次の街を目指しますので、情報を広めることはできません。
.    ですから、キバオウさんに代わりに頼みたいんです」

   【キバオウ】
   「な、なるほど……そういうことか……!
.    わかった! すぐに1人でも多くのプレイヤーに伝えるわ!」

   【ハジメ】
   「お願いします。この情報が少しでも早く多くのプレイヤーに広まれば、
.    第1層攻略までに生ずる犠牲者の数を最小限に抑えられるかもしれません」

   【キバオウ】
   「責任重大やな……! よし、わいに任せとき!」

   【ハジメ】
   「頼みます」

   >私はキバオウに軽く頭を下げると、
   >彼は「おう!」と返事をして先ほど自身が来た道を、大急ぎで戻っていった。

   >まずは未だに多くのプレイヤーが残っているであろう中央広場へと行くのだろう。
   >あそこにはおそらく、先ほど私の話しを聞いていたプレイヤーたちもまだ残っているはずだ。
   >彼らなら『私たち由来の情報』というだけですぐにキバオウの話を信用し、
   >そして他のプレイヤーたちに情報を拡散してくれるだろう。

   >こうして情報が広まれば、プレイヤーの無駄な犠牲がひとつでも減る。
   >“犠牲が減る”ということは、ゲームクリアへの道がそれだけ近づくということになる。
   >MMOにおけるダンジョン攻略と戦闘において最大の力となるのはやはり“数”だ。
   >これはおそらく《SAO》でも変わらないはずだ――

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                      //´>⌒iソ ゙.〈
                   //⌒ヽ .| 辷

                 / \  l /i|
                 Vx==〈- / |!

                   人ニニ∧くニニ.!!
                / /ニ\ff.\ミシ _  ィ ヽ
                 / /-=≦三ニニ〉  |ニニ〈Y ソ
                ' ,//  -=ニニ\ ̄ ̄ ̄
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   >――さて、目先の問題が片付いたところで、ようやく私は本来自分がやりたかった行動に移れる。

   【キバオウ】
   「嬢ちゃーん!!」

   >――移れなかった。

   >市場から別の場所へ移動しようとした矢先、背後からまたキバオウが声をかけてきた。
   >チラリと視線を後ろへやると、今度は遠くから大声でこちらに向かって話しかけてきていた。
   >――ということは、たいした話ではないのだろうと瞬時に理解し、私は振り返った。

   【キバオウ】
   「そういえば、嬢ちゃんの名前聞いとらんかったーっ!!
.    よかったら名前教えてくれへんかーっ!?」

   【ハジメ】
   「…………」

   【アスナ】
   「教えてあげたら?」

   【リズベット】
   「うん。また会えるとは限らないんだし……」

   【シリカ】
   「そうですよ。
.    それに、向こうは名前教えてくれたのに、ハジメさんは教えないっていうのはフェアじゃないと思います」

   >――隣で、女子3人が「言っちゃえ言っちゃえ」とはやし立ててくる。

   【ハジメ】
   「私の名前は――」


   【選択肢】
    1:「ハジメです!」
    2:「次会う時までのお楽しみです!」

          安価↓2


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           ハ     ,、
          ノ\´ ̄`ヾ{
       __/:{: {: : : :,z.,__: :〉=ァ
       Y:z―ヽ/  _〈: :/
  ,、   _|:.|    j /__ }:ハ                             ,:´ ̄`i
  〈/少  `ヽ{`>, ´、‘ノ リ/                             /     |
   \\   { 、~ 〈     「{                                /    j
.     \\  ',  r ⌒>} / {                               __/      /
        \\ \ Π´ /  `/¨:/ ̄ ̄i/`ヽ_,, 、              //    /
        \丶ノ丁 ´   /: : :/   / //    / ̄ > ,_____,.ィ/:.:.:ゝ ,__/、
        イ: :{     }__/: : :/   /   {: {    /: : : : : : : : : : / /:.:.________}{:.:.:.:.:}\
.      / ! :..{ー 、   j/ ヾ.   |    .{: {    {: : : : : : : : : :..′/:.:.:.:.:.:.:\::::ノ⌒ヾ、: :〉
      ′ |:..:.{¨¨¨不¨¨ |ニニニ|  |     ゞi    {: : : : : : : : : : { {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}′  ノ.‘,: :}
      | │: :{ イニニ\|ニニニ|、  、____,,‐'⌒ーゝ--―……・∨ハ:.:.:.:.:/¨⌒ヽ'"_____} 〉
      |  ハ: : ∨ニニニ/ヾニ/ \_/}              `¨¨¨ヽ  冫ー'⌒ー‐ ′
.       \{=ハ /∨ /\ニУニニニ/ニ}                   ¨´
      r{__ヽ∧_:_}\ニニ/\二ニ=/ニ/

      |   ‘,\/\′ニ`ー=ァ--/
      /    ‘,ニ\  \ニニニ/二/
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   【ハジメ】
   「ハジメです!」

   【キバオウ】
   「《ハジメ》ちゃんかーっ! ええ名前やーっ!
.    あんさんならきっとトッププレイヤーになれるでーっ!!」

   >そう言うと、キバオウは今度こそ私たちの前から走り去っていった。

   【ハジメ】
   「――正直、なんか色々と疲れた……」

   >私は振り返りざまハァとため息をついた。

   【アスナ】
   「お疲れ様、未来のトッププレイヤーさん」

   【ハジメ】
   「からかわないでちょうだい……
.    正直、私そんな凄いプレイヤーになれるほどの器じゃないわ」

   【シリカ】
   「でもハジメさん、かっこよかったです!」

   【リズベット】
   「うんうん。なんか、見ているあたしたちも、
.    あんたなら本当にゲームクリアできるんじゃないかって思えてきたよ」

   【ハジメ】
   「ハハ……ありがとう」

   >すでに日は落ち、薄暗くなった夜の市場通りを、私たち4人はほぼ均等の歩幅で歩き後にした。

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というわけで、一段落ついたところで今回は終了とさせていただきます
早朝までお付き合いいただきありがとうございました
再開は本日の夜を予定しております
詳細な再開時間は、また夕方以降に一度ご連絡させていただきます
それでは、今回はこの辺りで失礼します
お疲れ様でした

ココまでの自己解析できるって・・・何かしらのスキルあってもいいんじゃない?

ご連絡
再開は22:30頃を予定

>>663
実際、キリトの《二刀流》もゲームシステム外の能力である反応速度が修得条件になっていたりする世界ですからね……
現状では予定ないですけど、安価次第ではいずれ何かスキル付く……かも

ハジメちゃんシャッハ説?(震え声)

>>672

◆圏内事件にて


           \`ヾ:.:.:.:. .:.:  .:レ'´/
         _,. -=≒‐:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ゙̄≧

       x≦_:.:.: ,.  ´ ̄` . ´ ̄ ̄`丶、:.そ
       ≪_:.:.:/: : :.:     :. :.       \:.≧x、
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.      ̄`7:.: : : :.: .: : .:  : :.:.  .: :.:   ハ:.:.:.\
       ,':.: : : .:.: :.: : .:  .:.: .:.: .: .: .:.:. :. Ⅵ´ ̄´
         i:.: : :  :.: :.: : : :.: :.:.:. .:.: .: .: .:.:.: \:\
         l :l|.:.: .:.:.:ト、:.ト、:.:.:j:.:.:.:.: /!:.:ハ:.: ハ.: :.:.:トミ≧
         |.:j|:.:.:.:ト、|  =ヘ{:::::::::::=ナ左、   |.: :.: |      誰がカインズを殺した?
         Ⅵk:.: :!.ァ  o ヽ:::::::::´ o ∨/|:. .イ:.j      まずはお前の小指の骨を折る
         リハ:.:圦   .彡:::::::::::ミ、  /メ j:./ Ⅳ...     言え。誰がカインズを殺した……!?
           八\{.三´::::::::::::::::::::::: ̄彡'/ィ ノ
.           ヽハ       '   、    /ィヘ
           /:.\   ー、―‐ノ  ,.イハ:.kヘ
.           厶ィ'.:/ミix.   ̄__ ィ --――-、
         / ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_    ____ヽ
.        }=‐-___        ̄ー=三三三三ミ、
        /三三三三三≧=-__      ̄ー=三三!
     /-=ニ三三三三三三三三≧-__      ̄`\
    /ー-_、   ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
  /=‐__>、_     ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
.  i/ ̄       ̄ー- _     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }



こうですか? わかりません!

ハジメ「仲間のためなら、1日や2日、オレンジになるくらいどうってことないのよ」
これが見れる確立は今の所低いかな?

別に雑談してくれても>>1は全然構わないですよw
さすがに一度の雑談だけで一気に100レス近く消費されてしまう状況が続いた場合は考えますが
(おそらく、やる夫系雑談・避難・投下板に雑談用のスレ立てます)

というわけで再開します


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ТТТТ | :::|   ` |             |  |    .| : : :./  .|   |/   _    |      |
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______;;| :::| 「 「 |─────────、.|:::  |  .::|   |       . : : : |___|__
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 |  |:|   ::| :::|г .「:|:    └ . Ll :|   | :|   `.|''‐- ..l____;|            |      |
 |  |:|   ::| :::| L   |            |   |. |    |   |   |            |      |
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   【ハジメ】
   「――さて、これからのことだけど……」

   【アスナ】
   「さっき準備がどうとか言っていたわね?」

   【ハジメ】
   「うん。寄っておきたい場所がいくつか」

   【シリカ】
   「どこですか?」

   【リズベット】
   「まぁ、だいたい想像はつくけどね」

   【ハジメ】
   「うん。まずは――」


   【選択肢】
    1:道具屋
    2:宿屋
    3:鍛冶屋

          安価↓3

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┳─────────────────────────────────────────────────
│ 1日目   2022年11月6日(日)   現在の最前線:第1層   現在位置:【第1層 はじまりの街 鍛冶屋】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】   現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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                       _,.......,,,_
                     、zァ彡三三三≧、
                   ,イ三彡ミミ三三ミミミヽ

                    fミミミッ-=ミ三三ミミミミ',
                   |ミミシ'    `¨¨´ ヾミミ|
                   ',ミミ{ ,..、_,, , __,,..、',ミミ!
                   Ⅵ! ,rtッュ.} ;´rtッュ'、}ミリ

                    f゙i "¨´,.: :、`¨゙" tシ′
                       'ヘ ..../‐、_,‐ヽ ... ,!
                       ヽ. 、‐===ァ' i}/_
                       _,. -ヘ、`¨¨´ ,イ }i`丶、
               _,. -‐ '´   |l>― イ  ノ    `丶、
    _, ―- 、_       /        ヽ     /       `丶、
.  ,r'´ 、`丶_)'|   /           ` ― ´           ヽ
 〈  、_`丶,んノ   /   ,                      ;       ',
  ト、__`.ン´ゝイ  / 、 、j                   , i     ',
  {      /   /  丶、 |                   ;':|      i|
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   【店主】
   「やぁ、いらっしゃい! 早速来てくれたんだね!? 嬉しいよ!」

   >私はアスナたちを連れて鍛冶屋へとやって来た。
   >先ほどまでの戦闘で減少した装備の耐久値と、リズベットの鍛冶熟練度を上げるためだ。

   【シリカ】
   「な、なんか、すごく元気な店主さんですね……」

   >シリカが少し引いた様子で、目の前にいる店主を見る。
   >どうやら、シリカは鍛冶屋に来るのは始めてらしい。
   >せっかくだから、彼女にここがどのような場所なのか簡単に説明しておく。

   【ハジメ】
   「シリカ、ここは鍛冶屋。

.    装備を修理する時や強化する時に、必ずお世話になる場所だからよく覚えておいて。
.    詳しいことはこの店主さんに聞けば教えてくれるわ」

   【シリカ】
   「わ、わかりました」

   >――そういえば、ひとつ気になることがあった。

   【ハジメ】
   「シリカ、あなたこれまでモンスターと戦闘はした?
.    もししているなら、武器の耐久値が下がっているはず……今ここで直してもらえるわよ?」

   【シリカ】
   「あ。それなら大丈夫です。私、戦闘はまだ行ってないので……
.    イノシシには何度か跳ね飛ばされましたけど……」

   【ハジメ】
   「そう? それなら、私たちだけでいいってことね……」

   >そう言いながら私はメニューウィンドウを表示すると、
   >それを操作してアスナとリズベットにパーティ申請のメッセージを送った。

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初期の状態だと、HPとSP回復は最低10ずつ持っておきたい気分になる


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                    / . . . へ  、. . . . . . . . . 、
                  、_/ . . . ./     }. . . . . .} . . . . .
                  / . ./ /′‐- _/. . /. . . . . . . . ハ
                     / ′ /{/ /  _ /`. / . . / . . . . . . .
                {'/ . . ィヘ {  ´ん }ヽ / . . 〈⌒ヽへヘ、ト、
                 { |//j {ソ    {_ンノ/. . .//´ _Уンンヘ. .
                      // '       ィ′ /ヽ  ̄ . . . . / . }. }
                  /.{        / . . /r /. ./. . . . / . / /
                    /. .∧ `    イ/ . ./ー " ./. . . . / . / /
                / . / ∧     / . ./ l. . . . .′. . . ′.,{ノ
                  / . / /. ./ ̄厂/ . ./ |. . . /. . . . /. . /
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              -‐/ x─-、≦≫/. /   /. . . . . / 从{
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        /. .      `ー‐</. . /ィ1´  ̄ `  . . . /
.        ′. . . . . . . .  /. . . ./ jニ!     }.. . ./
.      r{__)(. . . . . . . . . ./. . . ./  仁|    /. . /
.       ーへ\ _)(. . ./. . . .///二|1ヘv、/. . /
.         {/:/ `ー‐ヘ、/. . . .∠シ二ニ|   /. . /
.       /:/  /:/  /. . /<ニニニ\´. . . .′
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   【アスナ】
   「パーティ申請?」

   【リズベット】
   「? なんでまた……?」

   【ハジメ】
   「今だけ一緒にパーティ組んでおけば、私たちの装備をまとめて修理に出せるでしょ?

.    時間短縮よ。
.    リズベットさんだって、いちいち私たちと装備品の受け渡しなんてやりたくないだろうし……」

   【アスナ】
   「あぁ、なるほど」

   【リズベット】
   「あんたも考えたわね」

   >そう言いながら、2人は自身に送られてきたパーティ申請に『Yes』と答えた。
   >一時的とはいえ、再びこの3人パーティが復活した。
   >――姿は皆、先ほどとはぜんぜん違うものになってしまっていたが。

   >――姿といえば、さっきの店主の反応は、明らかに初対面ではない者に対するものだった。
   >ということは、NPCは姿ではなくキャラデータで私たちを判断しているということになる。
   >この情報は、もしかしたらいずれ何かの役に立つかもしれない。

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ちょっと修正


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                    / . . . へ  、. . . . . . . . . 、
                  、_/ . . . ./     }. . . . . .} . . . . .
                  / . ./ /′‐- _/. . /. . . . . . . . ハ
                     / ′ /{/ /  _ /`. / . . / . . . . . . .
                {'/ . . ィヘ {  ´ん }ヽ / . . 〈⌒ヽへヘ、ト、
                 { |//j {ソ    {_ンノ/. . .//´ _Уンンヘ. .
                      // '       ィ′ /ヽ  ̄ . . . . / . }. }
                  /.{        / . . /r /. ./. . . . / . / /
                    /. .∧ `    イ/ . ./ー " ./. . . . / . / /
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   【アスナ】
   「パーティ申請?」

   【リズベット】
   「? なんでまた……?」

   【ハジメ】
   「今だけ一緒にパーティ組んでおけば、私たちの装備をまとめて修理に出せるでしょ?

.    時間短縮よ。
.    リズベットさんだって、いちいち私たちと装備品の受け渡しなんてやりたくないだろうし……」

   【アスナ】
   「あぁ、なるほど」

   【リズベット】
   「あんたも考えたわね」

   >そう言いながら、2人は自身に送られてきたパーティ申請に『Yes』と答えた。
   >一時的とはいえ、再びこの3人パーティが復活した。
   >――姿は皆、先ほどとはぜんぜん違うものになってしまっていたが。

   >――姿といえば、さっきの店主の反応は、明らかに初対面ではない者に対する反応だった。
   >ということは、NPCは姿ではなくキャラデータで私たちを判断しているということになる。
   >この情報は、もしかしたらいずれ何かの役に立つかもしれない。

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              ,ィ
             彡`ー=: :`ヾ ソ
             フ }: : : : : :ハ{
             i::/`ー- =彳:::i
             |:| ニ  ニヾ/
             ゞ´ `l :´ ` iノ             ____

               ヽ  。   イ            ,.ィ   ||
            _/{ゝ _,.イ }L. _            /     ||
         .ィ≦圭| 弋   / ⅥI≧ュ、      ト  \ ||
        /圭圭圭、_/、_/ゝィ為圭圭会x     |>   /´ ̄\
          /:圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭会x    ̄ ̄`ヾ、  /
.         /::::圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭会x     /  フ
        /:::圭圭圭圭圭圭圭圭品品圭ト、圭圭圭》ー=彳   /
      {ゞ圭才1 ::圭圭圭圭圭圭圭圭|  `寺才"    /
     /`ー=彳 {圭圭圭圭圭圭圭圭圭|      ヽ. __/
.    /   「   :圭圭圭圭圭圭圭圭圭|
    i   /   i圭圭圭圭圭圭圭圭圭|
    |   {     Ⅷ:圭圭圭圭圭圭圭圭|
    |   ;     ⅧIl::圭圭圭圭圭圭圭|
    |  {     i圭圭圭圭圭圭圭圭圦
    |  ヽ.    |圭圭圭圭圭圭圭圭圭ハ
    |  、ハ  く圭圭圭圭圭圭圭才⌒ヾ{
    ゝ、_ ノ  i   ̄`ー=≠彳´    「

            |      T       /
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   【ハジメ】
   「店主さん、装備の《修理》をお願いしていいかしら? 3人分なのだけれど……」

   【店主】
   「オッケーオッケー! 任せてちょうだい!

.    ふむふむ……修理費用だけど、《ショートソード》が20コル、《鉄のハーネス》が10コル、
.    《スモールソード》が20コル、《鉄の剣》が40コルで合計90コルだよ! それでいいかな?」


   【現在の所持金】
    ・ハジメ … 160コル   ・アスナ … 200コル   ・リズベット … 530コル


   【選択肢】
    1:はい(ハジメ-30コル、アスナ-20コル、リズベット-40コル)
    2:いいえ

          安価↓2


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1


            /       j         \  \
               }  .l/ \       \  ゚,
          /    ′/l|   \         ‘, ゚
          .′/  //  ||     ` <ヽ  ゚,  ’│
         ,゚ ./ {二}_,..--リ、     , ---|!} |   ‘ |
         | |  {  ,r==ミ     z==ミリⅥ   :,|
       / |  |  / _爪      _爪‘, !}   {
.      /  ‘  { 〈 込リ     込リ 〉 |     \
    -=彡-=ァ乂 ヘ、' . '     、   ' . ' /  /ー―ヽ
.         /  | `!¨           -=彡: ´ |   |
         i   :|  ハ    、__ ___,,   /:  |   |
         |   :!  :入          イ:::  j  |
         リ、::’:,::::个:....      ィ:::|::::   { :/リ
         \: :}: ::::|::::_| >  < |: :|:: /}/}/
            `ヾ八i::/⌒>┬<⌒:,ハ/
                 /     .|     ∧
      ,,- 、___,,--―{     .|     }> .,
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イ| (f) /\ (f) /ヽ:.:.:.:.:.:`ー‐<¨ヽ
    /:.:.:.:.:.,:.=====彡:∧ .//:ハ  ヽ,∧:.:ミト :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /:.:.:.:.:〃:.:.:.:.:.:.:.:./イ~~ ̄乂ノ ̄`ヽ \:.:.:.:`ミト、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘.
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   【ハジメ】
   「はい。お願いします」

   >私はそう言って、目の前に表示されていたウィンドウの『Yes』ボタンを押した。

   >ボタンを押すと同時に、私たちが装備していた武器や防具が一度姿を消し、
   >カウンター奥のテーブルの上に再度出現した。

   【店主】
   「どうもありがとう! 確かに90コルいただいたよ! それじゃあ、早速修理しちゃうね!?」

   >そう言って店主がテーブルの方へと移動し始めたところで、リズベットが店主を呼び止めた。

   【リズベット】
   「店主さん待って! あたしにも手伝わせて!」

   【店主】
   「おっ、手伝ってくれるのかい!? いやぁ~それは助かるなぁ~」

   >店主が笑いながらそう言うと、リズベットの目の前にひとつのアイテムがアクティベートした。

   >――ハンマーだ。

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           _ ..... _
        ,ィ:´,r‐:::,:: : : : : ..、
         ,:':::/: : :/: : : : :  : : `.、
     _l/: : : :/::::/: /: /: : : :,ヽ
     >─≦::/:::::,':::::|:::Kヽ_,∠`l:!
    /::/ ̄チ‐'ヽ::::!::::::l:::|Y´rtァ /リ
    ∨:::/|从:|:l:::::|:!::::::∨  ヾ' /'
    ´|:/|::|::::|从::::|:\:、::ヽ _ >
      ` 乂:::|::|lヾヽ:::::::/ヾ {:ノ,.'
       ,イ≧=-.Уリ>、/
      /イ |: : : : : |ヽ

     ノ: :|.ノ: :, - ' ヽ!、            _,.r─‐'ニ=ァ
     /: : : :/: : : : : :|:.l          r<≧-:::::::{::フ´
.    /: l: : /: l: : : : : : ト:ヽ       /  ヽ:::::::::,::`ヽ,
    {: : ヽ:ヽ:.ト、: : :|: : ヽ:}:ヽ    ,ry'  ,r'ゞニア ̄ ̄
    l: : : :}: :.λ:!: : ヽ_:ヾ/≧__r'::::|. /
    |: : : : : :ハ:|,:-': :\:: ヽ:/:::|:}::::::! /
    |: : : : : ':/|:_,r‐'´ ̄|≦::::::‘´:::::l|'
   __|__: : _ノ、::::::`::|::::::::::::! `ー--─‐'
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   【店主】
   「それじゃあ、そのハンマーでテーブルの上の装備をそれぞれ1回ずつガツンと叩いてね!
.    そうすれば耐久値が回復するよ!」

   【リズベット】
   「ふぅん……思っていたよりも単純なのね……まぁ、ゲームだしね……」

   >リズベットはハンマーを手にすると、カウンターの裏手に周り、
   >やがて私たちの装備が並べられているテーブルの前へと移動した。

   【ハジメ】
   「リズベットさんの記念すべき初鍛冶作業だね」

   【アスナ】
   「うん。単純な作業だと思うけど頑張って」

   【シリカ】
   「私も応援してます」

   【リズベット】
   「みんなありがとう! よぉーし、それじゃあ早速……!」

   >そう言うと、リズベットはハンマーを大きく振り上げ、そして振り下ろした。


   【リズベットの鍛冶熟練度上昇判定(4回)】
    ・コンマ末尾分鍛冶熟練度が上昇します
    ・コンマ10の位分疲労値が上昇します

          安価↓2~5


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>>728で説明し忘れていましたが、

・0は10に換算
・コンマがゾロ目だった場合は鍛冶熟練度上昇値2倍のボーナス

です


                      __⌒Y⌒ヽ
                       /_, -  ̄  ̄二 ̄` ヽ、
                       //      ヽ      _\
                 / ./    ,    ヽ       ヽヘ
                   // /     ,イ∧    i  ヽ      ヘ
               //./__   / // V  ハ ヘ ハ    ハ、

                   / /\ \/  ('   V 、 ハ ヘ. i     ヽ\
             /  /  ! 入ノ      \ヽ、ヽヘ. |    、 } ハ
          -ニ´__ノl   |/ ̄`゙\      ィ''^ー-ミミ|    }、_ゝ. }
               / ハ  | ,ィfテミミ、`    ン爪示ト,|   リ | | リ
                 / / 小 ゙《 iY;;;;リト      '´ {:ハ;;jリ} !  .// | | /
.               |,/ /:|| ヽミヽゞzン゙       ゞ-ンノ/ /イノノノ !'
                 |. |メ|l  Yi      、        /´小.ノ// リ
              Y レヘ!  |ハ                 /! イ,ノ ノ
                 { { .ハ .| ヽ.     ー -‐ '    /,ィ' /
              ヾ=- ヽハ  > 、      ,. イ/( //
                   ヽ!\     i` ー '   ,| /´
                            / ̄ |  ̄ ̄ハ
             , -―――、_, -‐ ' o ∧ o  ハー 、_, -‐' ⌒ヽ
            /    ,ィ==≪ , -┴‐'7ーf ̄`ー、≫===、    \
           /:::   〃   |/    {  .}    ヘ::\   ≫、    \
            /:::.    〃  i:. 〈    /iT'ハ    ヘ:.     ≫、.   \
.           /:::.    〃   :|   ,≫   /十| | \__/≪ .:!:.    ◎     ヽ
         |:::::    ◎    リ≫' /\/  | | |    :V i ハ::|:.           〉
         \::  _ ___ _ / io/    |: ! |     :V .i  ヘ:: -----←---'く_
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   【上昇鍛冶熟練度】
    ・6 + 4 + 8 + 10 = 28

   【上昇疲労値】
    ・3 + 6 + 7 + 9 = 25


   【リズベット】
   「おぉ!? なんか一気に鍛冶熟練度が上がった!」

   【アスナ】
   「おめでとう」

   【リズベット】
   「あ……でもその分、疲れも結構たまっちゃったみたい……」

   【ハジメ】
   「みたいね。次回以降のこの作業は、1日の最後にやったほうがいいかもしれない」

   【シリカ】
   「リズベットさん、お疲れ様です」

   【リズベット】
   「うん。ありがとう。
.    しかし、これだけ熟練度手に入ったのに《鍛冶屋》のアビリティ修得しないのね……」

   【アスナ】
   「50とか100とか、そういうキリのいい数字なんじゃないかしら?」

   【リズベット】
   「あぁ、可能性あるわね。はぁ……まだまだ先は長そうだわ……」

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               }  .l/ \       \  ゚,
          /    ′/l|   \         ‘, ゚
          .′/  //  ||     ` <ヽ  ゚,  ’│
         ,゚ ./ {二}_,..--リ、     , ---|!} |   ‘ |
         | |  {  ,r==ミ     z==ミリⅥ   :,|
       / |  |  / _爪      _爪‘, !}   {
.      /  ‘  { 〈 込リ     込リ 〉 |     \
    -=彡-=ァ乂 ヘ、' . '     、   ' . ' /  /ー―ヽ
.         /  | `!¨           -=彡: ´ |   |
         i   :|  ハ    、__ ___,,   /:  |   |
         |   :!  :入          イ:::  j  |
         リ、::’:,::::个:....      ィ:::|::::   { :/リ
         \: :}: ::::|::::_| >  < |: :|:: /}/}/
            `ヾ八i::/⌒>┬<⌒:,ハ/
                 /     .|     ∧
      ,,- 、___,,--―{     .|     }> .,
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イ| (f) /\ (f) /ヽ:.:.:.:.:.:`ー‐<¨ヽ
    /:.:.:.:.:.,:.=====彡:∧ .//:ハ  ヽ,∧:.:ミト :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /:.:.:.:.:〃:.:.:.:.:.:.:.:./イ~~ ̄乂ノ ̄`ヽ \:.:.:.:`ミト、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘.
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   >リズベットによる《修理》が完了すると同時に、
   >テーブルの上に置かれていた装備品は再び一度消滅し、やがて私たちに装備される形でアクティベートした。

   【ハジメ】
   「よし。これで装備のほうは問題ないわね」

   【リズベット】
   「いやぁ、本当にありがとね。おかげで色々と助かったわ」

   【ハジメ】
   「気にしないで。私たちも装備を直したかったし……Win-Winってやつよ」

   >私は装備の耐久値が最大値まで回復しているのを確認すると、アスナとリズベットをパーティから外した。

   【ハジメ】
   「――さて、それじゃあ次行きましょう」

   【アスナ】
   「えぇ」

   【店主】
   「毎度ありがとう! また来てね!」


   ┌──────────────────────────────────────┐

    ||○
    ||○
    ||○    >所持金が130コル(-30コル)になりました。
    ||○    >装備品の耐久値が回復しました。
    ||○
    ||○


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                  -----
               ´  '⌒ヽ     \
                /           ヽ \
          /        /ミィ=ミ    ゚。 :.
.          /         /   /``¨¨´}   ゚  :.
         /      |  ′ .′   } ィ.   iい
           ′      | /レ| ′    〃}.|.   |`ヽ
        .′   | ./リ__|_ { { 孑'"/` リi   |、jィ
        i     リ -  Ⅵ   灯:芯、}   |,ノイ}
        | /│  { 灯:芯' リ     Vツ/!  .「i |:|
        | l |  い Vツ        ノ,ノ .lノ |:|
        |/ |八 |、{、       {     /´}   | |.lリ
            ノ  }リ|:ヘ             |   | |.|
            | .| .入    rュ     .ィ|   | リ
            | .| |:.:.:.>     /|:.:/   j{ :,
            |./ j:.:.:.:.:.:.:.|≧= ´===/  /::{  ′
            |′ j:.:.:.:.:.:.:.|´}:|:「 ̄ ィ′ /:.:.:.ヽ  :,
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            | /ィ7´ /:/ /`7  /:.:{         }:.:ヘ
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   【アスナ】
   「それで、次はどこに行くの?」

   【ハジメ】
   「うん……本当なら道具屋に行って回復アイテムを買い揃えたいところだけど……」

   【リズベット】
   「だけど?」

   【ハジメ】
   「その前に、今日泊まる宿を確保しようと思います」

   【シリカ】
   「つまり、次は宿屋ってことですか?」

   【ハジメ】
   「うん。ぶっちゃけると、今の装備の修理代で、ただでさえ少なかった私の所持金が正直ヤバい。

.    この手のゲームの序盤の宿屋って、1人が一泊するのにかかる金額がだいたい100前後なのよ。
.    先に道具屋に行って回復アイテム買ってたら、下手すると私だけ今晩は野宿する羽目になる……」

   【アスナ】
   「の、野宿……!?」

   【ハジメ】
   「いくらゲームの世界とはいえ……嫌でしょ? 夜に布団で寝れないっていうのは?」

   【リズベット】
   「た、確かに嫌だわ……気持ち的な問題で……!」

   【シリカ】
   「はい。すっごくわかります……!」

   【アスナ】
   「私も……正直想像したくないわ……」

   >私の問いに満場一致で同意する女子3人。

   >いくら休めさえすればどこでも体力や疲労の回復はできるゲームシステムとはいえ、
   >これまで――現実における私たちは、夜は布団の中で眠っていたのだ、
   >野宿――“外で寝る”という行為は、正直勘弁願いたい。

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         /                        ゝ
       ミ                      \    ト

      /               \         \   \
    /       /     }      \         ミ   ヘ
   /      l  l     /       \        ヽ   ∧
  /     l  l  l     l    / /l   \       ヘ   ハ
  /     l  l へl     l\/ ハ / l /l   \      ト   ト
 l     l    l   l\   l   .l V____V__ l   j\      l    \
 l    l    ∧ /ヽ    ハ  l/::::::::::::::::::ll   j  \    ll    l
 l  /l    / _,,i/‐--ヽ  l l l l::::::::::::::::::::i l  j   \    i    k
 l / l   / l y::::::::::::| ヽ l   ヘl i::::::::::::::::::::l l /    ヘ    k    ヽ
  l  l  /  l   i:::::::::::::i  ソ::::::::::::: i::::::::::::::::::::l /     ヘ   ム    l
    l /ヘ マ  !:::::::::::::il :::::::::::::::::::::: `=====''' /      /ヘ  /     ト
    l/l  ヘ ヽ li::::::::彡::::::::::::::::::::::::::::::     / /    /   /     <
    /ゝ  l\i =='''              // /  /   /       k
   /  /`l                     / /   ハ       k
  / /   l          , - 、        // イハソメ        ム
 //     ヽ         `---'        ≦   ハ         マ
          ヽ           _,,. -‐''"´ ̄ ̄ ̄ ̄ == 从 ハ 从
             > ==,,. -‐''"´==三三三三三三三三三三三三三
          _,,. -‐''"´==三三三三三三三三三三_,,. -‐''"´三三三三

        / 三三三三三三三三三三三_,,. -‐''"´ 三三三三三三三
       \ 三三三三三三三三三,,. -‐''"三三三三三三三三三三三
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   【ハジメ】
   「――そんなわけなので、次は宿屋へと向かいます! 異議はありますか!?」

   【リズベット】
   「異議なし!!」

   【シリカ】
   「ありません!!」

   【アスナ】
   「布団で寝たいです!!」

   【ハジメ】
   「はい、決まり! では次は宿屋へ向かいます!」

   >こうして私たち4人は鍛冶屋を後にすると、今晩の宿を求めて再び夜の街を歩き始めた。

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                     ∧二二二二ヽ            ______

  ________ l二ニi     / ヽ二ニ二二ニ\,───冒─A ./::::::::::::::::::::::::::::::::
/ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ/ヽ|::  |____/__丶二ニ二二/___    / ∨:::∧:::::∧:::::∧:::::
三二三二三二 /   |::  |'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'. .:' .:'     /\─イ i!i!.| ̄|「l ̄|「l ̄|「l ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , -'゙´\ |;:;/;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;' .:' .:'   /   \| i!i! |  |「l  |「l  |「l
[日 「l.ィ=ュ.'´     `/.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:' .:'___/____ヽ_/'ニニニニ'i________
  , -' {ト-‐i,       /.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;'.;',:',:',:',:',:',:'/.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.'.':':':':':':'|      |.'.'.'.'.':':':':':'.'.'.'.'.'.'.'
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   >…………

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すごい一体感を感じる

>>747
そりゃあ、こんな状況でも女の子なんだから寝るならベッドで寝たいだろ

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│ 1日目   2022年11月6日(日)   現在の最前線:第1層   現在位置:【第1層 はじまりの街 宿屋前】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】   現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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.          /: : : : : : : |: : : : : : : : : : :\:\
       __/: : : : : : :.ィ: : : : : : /\ : : : : : : : :.
    >: : : : : ; : : : : : :/ |: : : : : : |  X: : : : : : :.|___
.  /:./: : : : :|: : : : : / ―|: : : : : : ト ― V : : : : :.|:::::::::::v―-
  /: :./: : : : : :.:.|: : : : /r=ミ| : : : :小|r=ミ V: :.:|: : |::::::::::::|: : : : : : :\
 ':./: : : : : : :.八: : : :|{{ _ノハ: : : : : | __ノハ }} : : :|: : |::::::::::::|: : : : : : : : :ヽ
_j/|: : : : : : : : : :\::.:.. V//li{\: :.| V//l |: : :ハ:ノ:::::::::ノ : : : : : : : : : |

/  |: : : /: : : /: :./|:.\:.:.ゞ=  ,     ゞ=  : :./ ;}: |:::|´V: : : : : : : : : : |:|
.  |: :./:/ /:./ ::::ト::r-        u  j:/_,/::::|:::|  V : : : : : : : | |リ
   : /    イ   |:::|八    r⌒ヽ    ,. イ :: |:::|  \: |: : : : :ハj
   {         :::|::::|\         /:./  |: |:::|    `|: :./|/
           |: |::::|  >    < {⌒   |:::|:::|    j: /
           |:::|_/    i     .'     |:::|:::|
           =―――イ       、   i:: |:::|
        /      \      r- 、\    ̄
.       /    ィ   /\―- (ノ⌒ ヽ__≫ 、
       /|  / |__ノ   \ /⌒  | / \
.      / :|_/         / 〈⌒   iK \|\ ヽ
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   >それから10分ほど歩いたところで、私たちは宿屋の店先までたどり着いた。
   >夕方、アスナと一緒にやって来たあの宿屋だ。

   >――今思えば、あの時はまだこの《ソードアート・オンライン》も楽しいゲームだった。
   >あれが今からたった数時間前の出来事などとは、正直信じられない……

   【ハジメ】
   「――さて、無事に宿屋まではたどり着けたわけだけど、ここでひとつ疑問が生じます」

   【シリカ】
   「えっ? ハジメさんのお金が足りるかですか?」

   【ハジメ】
   「確かにそれもあるけど……今はそっちよりも重要なのは“部屋が空いているか”ということよ」

   【リズベット】
   「えっ!? ゲームの世界の宿屋なのに、部屋空いてない可能性もあるの!?」

   【ハジメ】
   「確かに、普通のRPGとかの宿屋ならそんな問題はまずないから疑問にすら思わないでしょうけど……

.    これはVRMMO――仮想現実の世界……
.    つまり、ゲームでありながらも、実際の宿泊施設のように部屋の数に限りがある可能性は極めて高いわ。
.    おまけに、現在この《はじまりの街》には数千人のプレイヤーがいる……
.    正直言って、今の時間でも私たち4人分の部屋が空いている宿があるかどうか……それが疑問よ」

   【アスナ】
   「も、もし……部屋が空いている宿が見つからなかった時は……!?」

   >アスナが顔を青ざめながら私に尋ねてきた。
   >――見ると、リズベットとシリカも同じく顔を青ざめさせている。
   >『答えはわかっているけど、聞きたくない』――3人とも明らかにそんな表情をしていた。

   【ハジメ】
   「その時は……その時よ。空いている部屋があることを神に祈りましょう……!」

   >私のその言葉に、3人は「ひえぇ!」と悲鳴を上げた。

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キリト「一泊80コル、広い部屋で牛乳飲み放題、風呂つきの穴場宿屋を見つけたぞ」
ハジメ&アスナ&リズ&シリカ「「「「脅してでも転がり込む」」」」


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.        二ニニ ニ ===- ..,, __ |
.        二ニニ ニ ===- ..,, __`゛ー==- _,,_.
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   【宿屋の店主(NPC)のアバター】
    ・宿屋の店主(NPC)のアバターは?
        ※キャラクター名(作品名)でお願いします。SAO以外の人間キャラで

          安価↓3


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空母ヲ級(艦これ)

ま た 釘 宮 か w


    .,,,,iilチ――¬''¬-,,,Z,iZニ,,_
  ,,,ィソワ'゛    ,,/''i,゙,_,,,,,,,,,,,,,,二,へ、_
: /.",/    ,/゜,,-'二-‐'''''''"゙゙,ニ=「'l,,,ミI,!、
/ン/    .,//L-゙‐'^     /`: : : : .| `'''ミヽ

,i´,,i´    ,i´│` :       │  : : |   `'〈i、
..,リ′   .,l!川,/ヽ,,,,,,,,,,,,,,_  : ゙ヽ,,,,,,/     |
l゙,i´    ,,i巛/゙l:=: : : : ぐ'r‐'「ニ二ニニニ,,--、,,,,,,,,_.│
,l゙    广.//゙レ、:  : : `'゚冖''"`: : : : : `~二,>レ`ヽ

"    ./_,,ノ,l゙: |:|゙l:  :      、:          │
    .,lニー''": .|:|.:ヽ、: === :      '==. ,l゙|
ー'''"゙゙゙゙゙'|゙゙゙゙'''Ll゙|゙l,,ノ|ヽ:.===      ''==,||ヽ
:    : : |  .レ";;"']:゙l,,,,,,,   _、 .,、     .,l'|||: ゙l  ._,.、      ,、
:     |   l′;;;;;;|: :  `゙l.,/''" ゙''" `'"゙''''i、./'リ"|〕, |,,_,|゛: .〔'i、    .,/│
:     : |   l;;;;;;;;;;|:   : .″        ″ |;;;;;巛|;;;;|  │゙l、   /  l
:     : |   ゙l;;;;;;;;;\:   : :          丿;;;;|゙l||;;;;|  │ ゙l、 丿 :   ゙l
:     : ゙l  │;;;;;;;;;;;;゙,,,,、  ..,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_ ,i´;;;;;; |゙l];; |:   |  ゙l 丿  :   ゙l
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,,,,_: :   .|   .|;;;;;;;;,l゙ : |゙l`''゙lv--,,,,,,,,,,yv┘||: ゙l;;;;;;;;;;;;;;|: : : :|  ゙l,、  :
iニミ|||l─=f,,,,,,,,,,|,,,,,,,i_,,,,||__: .!l゙: : :.|,!: : },|  ゙l] ゙l;;;;;;;;;_,,|:  : |   .〔゙''i、:
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   【店主】
   「あ。お客さんだね。いらっしゃい。何名様かな?」

   >…………

   >――鎧?

   >私たちを出迎えたのは、私たちよりも一回り大きな鎧――をまとった店主だ。
   >うん。多分中にはちゃんとNPCもとい人が入っている……はずだ……

   【アスナ】
   「あ、あれが店主さん……?」

   【シリカ】
   「い、一瞬、部屋飾りの置物かと……」

   【リズベット】
   「というか、体型的にあれ男よね? 声妙に子供っぽいけど……」

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ちょっと訂正


    .,,,,iilチ――¬''¬-,,,Z,iZニ,,_
  ,,,ィソワ'゛    ,,/''i,゙,_,,,,,,,,,,,,,,二,へ、_
: /.",/    ,/゜,,-'二-‐'''''''"゙゙,ニ=「'l,,,ミI,!、
/ン/    .,//L-゙‐'^     /`: : : : .| `'''ミヽ

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..,リ′   .,l!川,/ヽ,,,,,,,,,,,,,,_  : ゙ヽ,,,,,,/     |
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,l゙    广.//゙レ、:  : : `'゚冖''"`: : : : : `~二,>レ`ヽ

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   【店主】
   「あ。お客さんだね。いらっしゃい。何名様かな?」

   >…………

   >――鎧?

   >私たちを出迎えたのは、私たちよりも一回り大きな鎧――をまとった店主だ。
   >うん。多分中にはちゃんとNPCもとい人が入っている……はずだ……

   【アスナ】
   「あ、あれが店主さん……?」

   【シリカ】
   「い、一瞬、部屋飾りの置物かと……」

   【リズベット】
   「というか、体型的にあの人、大人の男性よね? 声妙に子供っぽいけど……」

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                          __
                       , -:=≠=:-.、 `
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             ト、    ,. :´「|リ/|:.:V^^^^V.:|/ト「|:\: : : : : : : :.\
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          _. :_i:|´: ̄.:': ':-:‐:=: : : : : . . .  |: : : :. :. :.:.:=:‐:-|:. : : : : |: : : : : :\
       , . :´: : \ ̄:ヽ|:.|: : : : : : : : : : : : . |: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:|:.:. : : : :}-:―:‐:-<
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   【ハジメ】
   「あ……ええっと、その……4人なんだけど、部屋は空いてる?」

   【店主】
   「4名様だね。調べるからちょっと待っててね……
.    ――うん。大丈夫。個室、相部屋、どちらもまだ空いているよ」

   >店主のその言葉に、背後からわっと極めて小規模な歓声が上がった。
   >気持ちはわからなくもない。だって私も内心そんな感じだし……

   【店主】
   「それにしても、今日はやけにお客さんが多い気がするなぁ……特にこの1、2時間の間に……
.    外で何かお祭りでもあったのかな?」

   >――別の意味で“素敵で盛大なお祭り”が開幕しやがりましたよ。

   【店主】
   「料金は全額前払い、部屋はさっき言った通り、個室と相部屋の2種類があるよ。

.    個室がお一人様一泊80コル。相部屋がお一人様一泊50コルだよ。
.    それと、どちらも追加料金20コルで翌朝の朝食が付けられるよ」

   >――食事か……
   >本来ならば、今頃ログアウトして現実世界で家族みんなと夕食を囲っていたんだろうな……
   >箸を進めながら、淡に《SAO》のグラフィックやシステムの凄さなどを延々と語って自慢したり……

   >――あぁ、いけない。
   >今は現実に思いを馳せずに“目の前の現実”に戻ろう。

   【ハジメ】
   「――だ、そうだけど、どうする?」

   >私は振り返り、部屋割りをどうするか尋ねた。

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                    /     .: : :〉 \
                    / .: : /  : : : : : : : : : ヽ
                 /  : : /  .: : : :/ヽ/}: : :. ‘,
                 ,'  : : / .: .: : :./   |: :/: : ryv
                     ,   : : /-i‐八 /  ‐-.トィ:/ }: : :}
                 { /: :.: rァう::抃\ ィ行;ミ、:.: ノイノ
                 |Λ: :.八弋ツ     r':ツ八rミ::|八
                    ',: :个    ,     `¨/ィ:.:レ::!
.          r 、            ,: :ハ.  、     ,': :{: : : |
.   r 、    .| l            } : : ::...    ¨´ .イ7 Λ: : |
.  r 、 \\  | l  f }        |.:.: : :..介 ‐=爪:.:|:i:./: :: ∨
   \\\ヽ ' ’_ノ .}     .ノ: : :}: ;,」L=」⌒V|: ': __..: :{
    \ `¨  ,.   !   〃⌒7://  77.   |::i  ⌒ヽ
  r‐‐-‐`   /   ノ    i{  /:〃 ≪ ⌒ ≫  .|::i    }
  ` ¨¨⌒ヽ  r´^'7    「`'7:/⌒⌒`冖´⌒'⌒| i /  ;
         `r´  {    { ,':,'          |::i〃¨^Λ
.         〈     ',  r≪l:.{           |::i   .,: : :,
         ',     V {  l::{⌒t.._      _..t'|::i  .Λ: : .,
.            .     、/\l::{ :. :. :.¨¨二二¨¨.: .: |::i  f¨7: : :,
          ,    ヽ l::{=‐- ..____.. -‐=|::i  /ニΛ: : ,
               }i |::{   }}      {{.   |::i /ニ/: : : : }
           ヽ   ノ i::{   }}     {{  |::i /ニ/: : : : : i
              \  八!  .}}     {{   jノ/ニ/: : : : トノ
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   【アスナ】
   「部屋割りも食事を付けるかもあなたに任せるわ」

   【リズベット】
   「うん。見ての通り、女しかいないんだし……」

   【シリカ】
   「ハジメさんにお任せします」

   【ハジメ】
   「――ソウデスカ」

   >くそっ! こういう時に限って、女子というものは他人任せに走るんだから……!
   >――って、私も女子か。ちょっと前までは身体は男だったけど……


 【選択肢】
    1:個室
    2:相部屋
    3:個室(朝食付き)
    4:相部屋(朝食付き)

          安価↓2


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                     /--─j/- _   /     \
           ∧     , '            ` 弋_      ハ- _
.         ,'  ',   ,:'             , '       ',、V 〕iト _
         l   ', /:|            , '        }ハ.|',:', ‘, ゚,
.         l   У!≧=-   _       /         / || ',:', ‘,
        | ,.ィ〃 ,|  ,.  ¬、  ≧=-  ' _   , 个i个v'/リl ',:', ',
、     ,. フ./ i _,. <     ,ハ            ̄  ト、Y_,ィ //  |::| .i
. \  ,xく /_/ <        ノ            / , 、 /ヾ '   |::|  |
   \  '´y:i ┬┬::┬--z=≦____  z=¬ ´ .し {       ,::;  .|
:::.    ヽ,' l | !  !::ムヽ¨’ `ニ¬弋フ::::::ノ    √}iト,    /:/  ,'
     リ ,' .! l  V::ム丶      _ ̄_    _, イノノ:::: ‘ ,  /:/  /
   /| l   ! .゚, イ:::::‘,_,     -z___   「: ト=':::::::::::::: ̄:/  /
==彡  l l  i   | .!:::::::::,'ゝWW 、 ,、 ,. -='  L -┐::::::::i´  /
.    | |  ∨ .! .i:::::::,'       ∨     人 r l:::::::::| `Y
.    | |.   ∨|  l::: ,'              /::::  |l |::::::::|  |   , '
.    | |,     ヽ __L_{ト  _         ,.ィ:::::||:: ,、  /::::::: |  |  , '
.    | |:',    ´ __ `ヽ< >、   ,.xくx:介==':::::::`;’ -‐ ト、 .! /
/⌒ヽ l l ‘ ,   !  ヽ  Y :::::::::::: ̄:::::| ̄ ̄ ̄ ̄   /  _ ヾ
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   【ハジメ】
   「じゃあ、相部屋2つ。どちらも朝食付きで」

   【店主】
   「それじゃあ、料金は70コルだね」

   >目の前に表示されたウィンドウの『決定』ボタンを私は迷わず押した。

   【店主】
   「毎度ありがとう。ちなみに、うちは宿泊の延長も可能だよ。

.    延長する場合は、明日の朝のチェックアウトまでに僕に声をかけてね。
.    お部屋は3階の301号室と302号室。鍵は君たちが扉に触れれば解錠される仕組みになっているよ」

   【ハジメ】
   「わかったわ。ありがとう」

   >私はそう言って店主に軽く頭を下げると、アスナたちと階段を上って早速部屋へと向かった。


   ┌──────────────────────────────────────┐

    ||○
    ||○
    ||○    >所持金が60コル(-70コル)になりました。
    ||○
    ||○


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すまぬ。相部屋ではなく二人部屋と表記した方がよかった……!

――と、一段落ついたところで、今回はここで終了とさせていただきます
お付き合いいただきありがとうございました

再開は本日の夜を予定しております
詳細な再開時間は、毎度のことながら夕方以降に一度ご連絡させていただきます
それでは、今回はこの辺りで失礼します
お疲れ様でした


あと、ハジメは“早ければ明日にも次の街を目指す”と言っているだけで、
別に“2日目に必ず次の街を目指す”わけではありませんよ
安価次第では、少なくとも2、3日は《はじまりの街》に留まれます

乙なのん
人はパンのみにて生きるに目覚めたハジメさんはいなかったのね…
朝食でバフはないとしても疲労度関係したりするのかな?

>>784
朝食なしだったら2日目朝に空腹イベント発生で行動がある程度制限されていました

料理で思い出したけどハジメさんはメシウマなのだろうか…

>>788
DSお料理ナビとか見ながらレシピ通りにしか作れないイメージ
その代わり不味いものはまず作らない的な

ハジメ「謎はすべて解けた」

しかしハジメのコルの残り金額がキツいな
1日目の残りは道具屋でポーション1つ買って、2日目はイノシシ狩りと金貯めに専念させるか?


>>791
?「わしがハジメのパパなのだ」
?「ハジメはやればできる娘、やればできる娘ですわ!」

ちょうど3年前の震災の時の東京都内みたいな状況だった可能性もあるな>初日の始まりの街

ご連絡
本日も22:30頃に再開予定

時間になりましたので再開いたします


                        /: : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
                      ,.: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヘ
                      ,:' : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘,
                 / : : : ′/.: :|:.: : : : : : : : '; : : : : : : :.‘,
                ,:.: : : :.i : ′ !|:.: : : : :, :}: :.|{: : : : : : : :.∧
                 : : : : ; |:_:ト、_:!|: : : : :/:,ハ_/:!孑{ 、:.: : : : : :
                 ′: : :i: ト、{. j;八: : : /j/´/ リ. jノ}:i: : :.i.:.: : :
                i: : :.: :.|:.y'"斧気ヽ: {/  ィ斧ミxjノ:.: :.:| : : : i
      __ .,-u--、..  | : : : :!|ハ 弋:う   ヾ   弋:う j} |{:.: :.|:.: : :!|
      / |`ー/ ヽ  ノ}.:.:.: :八      ;       八: :.;.: :.:.八
    / _¨`ヽヾ /ヽ.. |{: : : :ヾゝ    〈{         /:.:.:/: : /
    ! .´ ヾll | | |  |  -゙、: :.i:∧     __       厶イ:.:/}:./
     |.ゝ ノ /|/ .L/|  //;:;..:{ヾ:ヽ    ´ `   イ 厶イ :}/
    ヽ ー ´/ f l ゞfi-, = :;/:;:;:; ―‐i>. __. <  | ̄ ̄ > 、
    _|   | ! |」__ /   ヽ `゙\ ┐         |   r‐≦゙}
   /  .ゝ___ノ_ノ/__ | ゝ___ ,ィ/    ¨゙`ヾ_      \. |{ O{{|
.  /  /  |  ||、l_| !゙¨~/ \      \       く.   ヽ、
 /  /ヽ.  !   |! ヽ!  |ゝ 〉   ヽ_     /-ー' : : : :/.     |
|  l  \|  |!__ノ, - 、 /  ヾ__  \   /: : : : : : : : : : ヽ  \
| /}ヽ..  L_|_/   ノ|'     丶  \/_ : : : : : : : : : : : |     \
/ / {  \      / !l              //\_:: : : : : : : >i      \_
|  ヽ |   ヽ-ー  ̄  ノ.|          //    /: : : : // !      \

 ↑ 仮に実現する場合、完全に先の話になるけれど、ファントム・バレット編におけるハジメのアバター役候補
    ※ただし(AA的な意味で)メイン武装がシノンと丸かぶりするという罠


                                       i ||
                                       : ||
___________________________________________________________________________________《笊》i

二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ∨∧               :
辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒辷ア⌒\i|∨∧             :|
^}i{     }i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{   .}i| .∨∧           : } |
^}i{     }i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{   .}i| :l ∨∧             i } |
^}i{     }i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{   .}i| :|:i:.∨∧         i } |
^}i{     }i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{   .}i| :|:i i∨∧_______j } |
^}i{     }i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{    .}i{   .}i| :|:i i: ∨∧============
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三∨∧ !: ∨∧: : : : : : : : : : : : .

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     |   |                 |   |        |     @爻@爻三三二二ニ孑 ============
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     |   |                 }i///////////////////////////}二二二_! :!    i |  i|: : : : : : : : : : : : : : :
     |   |                 }i///////////////////////////}啻啻啻_! :!    i |  i|================
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   【リズベット】
   「いやぁ~、部屋が空いててよかったよかった」

   【ハジメ】
   「同感。空いていなかったら神と茅場晶彦を恨んでいた。
.    神様なんて信じていないし、茅場晶彦のことはすでに恨んでいるけど……」

   【アスナ】
   「…………」

   >茅場晶彦という名前を私が口にした瞬間、空気が少し重くなった気がした。
   >――いや、本当は気のせいではないのだろうが……

   【シリカ】
   「――そ、そういえば、部屋割りはどうなったんですか?
.    確か相部屋って二人部屋なんですよね?」

   >場の空気を変えようと、シリカが私の前に出て尋ねてきた。

   【ハジメ】
   「あぁ……部屋割りは、まず私と――」


 【選択肢】
    1:アスナ
    2:リズベット
    3:シリカ

          安価↓2


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                      -‐………‐-
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.   |: . : ..:/    │:i|:::|\__, \∧        ′⌒゚ //: . /: . : . リ
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             /∨ |: :} ゞ:i:i:i:i:i:i///: :./ /ー― ´  ヽ
.            /  ‘ ,.|⌒ー―――┐: : / /        }
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              ゝ.:::0:ノ}、    _,入:.{ {::0::::.      /
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   【ハジメ】
   「――私とリズベットさん、そして残りのもう1部屋がアスナさんとシリカちゃんね。

.    この部屋割りにした理由は、私が今のうちにリズベットさんに聞いておきたいことと、
.    言っておきたいことがあるから相部屋がちょうどよかったっていうのがひとつ。
.    アスナさんは私よりもしっかりしているから、
.    シリカちゃんの面倒も見れるだろうっていうのがもうひとつ――まぁ、この2つね」

   【シリカ】
   「ひ、酷いです、ハジメさん! 私そこまで子供じゃありません!」

   【ハジメ】
   「はっ! 私から見れば、小学生なんてみんな子供だよ!」

   【リズベット】
   「正直、あんたも十分子供な気がするけどね……
.    数時間前のあんたの姿を見ているからそう思う――っと、あたしたちの部屋ここじゃない?」

   >そうこう言い合っているうちに、私たちに割り当てられた部屋の前に来た。

   【アスナ】
   「――それじゃあ、一旦部屋を一通り確認して、10分後にまたここに集合でいいかしら?」

   【ハジメ】
   「うん。それじゃあ、また後で……」

   >そう言うと、私は部屋の扉を開けると、リズベットと共に、部屋の中へと入っていった。

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   >部屋の内装は、ベッドが二段であることを除けば、典型的な洋室だった。

   【リズベット】
   「ふぁ~……ゲームの中とはいえ、こういうところもしっかりしているのね……」

   >そう言いながら、リズベットは私の目の前でベッドの布団の感触を確かめていた。

   【ハジメ】
   「――さて、リズベットさん。
.    さっきも言った通り、聞いておきたいことと、言っておきたいことがあるんだけど……」

   【リズベット】
   「ん? なに?
.    ――もしかして、さっきの広場での話の続き?」

   【ハジメ】
   「ううん……まぁ、一応それに係る話ではあるわね」

   >私はそう言うと、近くの椅子を引いてそれに腰掛けた。
   >つられる形でリズベットもベッドに腰掛ける。

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    イ´ `  ,                 ヽ      '  ヽ
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   ,' ,  ./  |  :|    |   ヽ  ヽ    .',       |   |
.   { .|  .|   |  :|   ハ   .',    ',     }      .|   !
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.  ヘ!  ',   弌仆tヽ、   ィf乏ぇ、 .|   /r-、   / ./
.     ヽ 、 ! ー;}゙ `ヘ/ ー  ノ |  /ァ-、',  ./ /
       ∧,`ー       `ー´ , /! ./ ,'.  !j ./ ハ
      ∠"二つ `      """ ,イ/〃 /   .l、!
      {/ ,爪、           '/  |"´,    ヘ/
      ,i  ヾ(ヽ    ̄´    イ     トヘ   从
       i   ⌒\`ぇr‐.<    _,,ィ|  `゙从ヘ
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      /     \∧:ヽ三三三三三三三三三三三
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   【ハジメ】
   「とりあえず、聞いておきたかったことはひとつだけ。
.    リズベットさんの――」


 【選択肢】
    1:MMO経験歴
    2:年齢
    3:3サイズ

          安価↓2


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        |    \_/'⌒ー===ァリ″ ゝ 、___,,........ヾ.  | |     ‘  /
        l      l .|   ___\ }       二.,____  } ′|     \____
       /{      lリ. 灯干(_ヽ         r灯干(_㍉ j/|: : }      `
  \ ̄ ̄         |  〈 |/{;}/|`        |/{;}/| 〉│:/      /
.    \: : : : :∨   j|   ヽ乂辷ツ         乂辷ツ / j:/    /: : >''
     `¨¨¨¨ ∨  ∧ /././::            ::/: :/.′  /!´ ̄ ゚。
         / ∨   \/./::    {       ::/./.ィ  /  |     |
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   【ハジメ】
   「――MMO経験歴を聞いておきたかったの。
.    これまでの様子から、少なくともアスナさんみたいなビギナーってわけじゃなさそうだけど……」

   【リズベット】
   「MMOの経験かぁ……実を言うと、あたしそれほどMMOってやったことないんだよね。
.    ゲーム自体も、一応色んな作品をプレイしてきてはいるけど、どっちかというと嗜む程度だし……」

   【ハジメ】
   「ふむ……」

   >どうやら、現実のリズベットは今どきの普通の女子中学生のようだ。
   >私のようにゲーマーもしくはオタク寄りの存在ではないらしい。

   【ハジメ】
   「――過去にプレイしたことがあるゲームのタイトルも、だいたいでいいから聞かせてもらっていい?」

   【リズベット】
   「そうねぇ……まずMMOが――」

   >リズベットの口から出たゲームタイトルは、だいたい以下のとおりだ。

   >まず、MMOが某モンスター狩猟ゲーのオンライン版のみ。
   >なんでも、これをプレイしているうちに武器職人プレイに憧れを抱くようになったらしい。

   >次に据え置きが、主にWiiの有名どころな作品やシリーズ。
   >プレステのRPGのビッグタイトルくらいであった。

   >最後に携帯機だが――これは全部DSの人気タイトルだった。

   【ハジメ】
   「――もしかして、最近はゲーム機の作品よりも、スマホのアプリのほうが多くプレイしてた?」

   【リズベット】
   「うん。あっちは少しでも暇な時間があれば、ほぼいつでもできたし……」

   >なるほど……
   >ビギナーではないけれど、かといってMMOを始め、ゲーム経験が豊富というわけではないと……
   >――どちらかと言えば、やはり普通の子だな。

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      \トトトト ハ.    ' ⊃   ´/:.:./;ノ  )
        `,)ト\::ゝ、      ,. イ/ :/'´
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   >――となると、私から彼女に言っておくべきことは必然的に決まってくる。

   【ハジメ】
   「ン――教えてくれてありがとう。じゃあ、今度は言っておきたいことね。
.    ――リズベットさんは、この《SAO》を始める前にβ時代の情報をネットで集めていたよね?」

   【リズベット】
   「うん。結局役には立たなかったけど……」

   【ハジメ】
   「そんなことはないよ。

.    結果的に、それがβから仕様が変更されていることを知るきっかけになったし、
.    さっきの市場通りでのキバオウさんとの一件で、
.    あの人がベータテスターに対して抱いていた誤解や鬱憤を晴らすことにも繋がった――」

   【リズベット】
   「あ……言われてみれば、そうね」

   【ハジメ】
   「私はねリズベットさん、“積み重ねること”がゲームをプレイするうえで一番重要だと思っているんだ」

   【リズベット】
   「それってつまり、『経験』ってこと?」

   【ハジメ】
   「いや、確かに『経験』も含まれているけど、私が言っている“積み重ね”には『情報』も含んでいるよ。

.    ――よくネットの動画サイトにアップロードされているゲームのプレイ動画に、
.    『最速クリア』とか『縛りプレイ』とか凄いやつだと『オワタ式』とかあるでしょ?
.    ああいうのも情報や経験を“積み重ねたから”こそできるものなんだよ。
.    情報も経験もない0からの状態で挑んでも、いきなり達成できるようなものじゃない……」

   >ゲーマーの中にはそんな状態でも挑んで達成した物好きとかもいるけど、と付け加えて、私は話を続ける。

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                \    ヽ V/ / /
         __ , .イ       V }  イニミー- ノ
          ̄¨ー .,      /ヽ   / ヽ r-イ
            /     ./:::...:.>=<__:.:ハ \
.          /      i / <´       >::> >..._
   、__ , ィ    /   ハ !  ,, -        ハ 从 <
     ̄ ̄= ≠  { i   /八! /           }/ ヾミ;、
          /   !i!  //  ,'                \
          ,'    ハ  川 /  ,     /            ハ
.        /     ∧ |  ,  ,'     ,ィ       ,'   i
        / _,      }! i  ,'   ,/ ,'    / /i   ./|   ハ
    / イ7      |  |  ,' ´¨,テナ=i‐-  ィ/ 十-.|,,_i    .i
     ̄  i   i!  从  | .i l 卞ヮェz,ミ_/./| /ヽ川,;    .|
        |  / .|   ∧ .| .| l 、゙弌歹 ゙`   l/,ィ示ュ,.ノ/   .|
        人 八 {、  ,' ∧ > l, ` ー- '´     、゙'"´, //  / ノ.,'
       / | {_ ノ!   |::|{ \!            ̄ イ.///./
        Vーイ{   |::| ト.、 >         '   イ/
        i'" ̄ ̄ ̄ ̄` ー-  二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄二ニヽ
          ├-___          ̄'ーニ三三三三三!
.        /三三三三三≧‐-_        ̄ーニ三三゙、
.      /三三三三三三三三三≧=-__       ̄ーヽ、
     /_  ̄ーニ三三三三三三三三三三≧=ー--___ ヽ

.   /===`ー _    ̄ー=三三三三三三三三三三三三三ミ、

   /'",..-――- ̄- _      ̄ー=三三三三三三三三三ニヽ
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   【ハジメ】
   「――で、この《SAO》のようなMMOにおいては、本来は“死ぬこと”が最も効率的な積み重ねなんだよね」

   【リズベット】
   「ちょ、ちょっと待ってよ! でも《SAO》は……!」

   【ハジメ】
   「うん。1回死んだら文字通りそれっきり――

.    茅場晶彦が言っていたことが事実ならの話だけど、
.    彼ほどの天才が言っていたことなんだから、おそらく事実なんでしょう……」

   >――あるいは、あの時の『ゲームオーバー=現実の死』発言と、
   >『蘇生不可』発言自体がそう思わせるための“孔明の罠”という可能性もあるが、今はあえて置いておく。

   【ハジメ】
   「話を戻すけど、こういうタイプのMMOは、

.    本来なら10回、100回と死んでいくことで、情報と経験が叩き込まれて、もとい積み重ねられていくんだよ。
.    ――だけど、それができないってことは……」

   【リズベット】
   「――ステータス的な意味での“強さ”と、プレイヤー的な“強さ”がイコールにならない……?」

   【ハジメ】
   「そう! まさにそこなの!

.    レベルは時間さえかければ、この《はじまりの街》に留まっていても上げられる!
.    だけど、『情報』や『経験』といった“ゲームシステム外の強さ”は上げることができない!
.    『情報』の方は、さっきの私がキバオウさんにしたように他者と共有すればなんとかなるけど……」

   【リズベット】
   「『経験』だけはどうしようもならないってことね……」

   【ハジメ】
   「うん。私が言っておきたかったことはまさにそれ。

.    いくら莫大な知識を得られても、それを活かす技術がなければ、
.    結果的には“籠で水を汲んでいる”ようなもの――意味がないわ……」

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              .′.:.:/.:.:./. ://  |│  \: . : .       :.   :.   :.
            ′. :/ __/. :/      !:l      \: . \: : .   i    :.  :i
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            i  :i: . \/       ヾ、          | ト、: .|   . :ヽ|
            |/. :|: .  | ─- ...,,_,,..イ  ゝ、__,,.. "´jノ ∨    . : 八
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      <´   . : . : |: .   | 气¨¨゙无i示      气¨¨゙无i了¨|   . : :ノ____ >
       `ヽ. __|: .   |     ゞ゚-'         ゞ゚-' ,′. :/.:.:|
             人小: .\ ∴∵           ∴∵/ : /| . .:|
           / . .:|:个= ≧=‐     '       ー=彡イ: : .|  .人
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         / | .:.:.|   . : :|\                /.:|: : .   !: .     }
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.        /      jハ . : : |   |  \    /   |  j:. :  ノ        \
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   【ハジメ】
   「出会った当初のキバオウさんが、ベータテスターを『卑怯者』と言っていたけど……

.    実際、それは間違ってはいないのよ。
.    彼らはβ時代の2ヶ月間で、さっき私が言った“積み重ね”を何百回と行ってきたんでしょうから。
.    おまけに、『情報』と違って『経験』はその人個人しか有することができないものだから、
.    他者と共有したくてもできるわけがない――」

   【リズベット】
   「――さっきのキバオウが言っていた通り、
.    ベータテスターが《はじまりの街》を去っていったのは、そういう理由もあるからなのかしら?」

   【ハジメ】
   「たぶんね……

.    “『経験』を共有させてくれ”なんてせがまれても、
.    せいぜい体験談を語るぐらい――『情報』にするだけで精一杯よ。
.    実際にその『経験』をした者じゃなければ、それの真の価値はわかるわけないもの。
.    ――だけど、それでも“『経験』は共有できるものだ”と勘違いしている人は必ずいる。
.    さっきのキバオウさんがまさにそのいい例よ」

   >今後も彼みたいなプレイヤーは少なからず現れるわ、と付け加えて、私は椅子から立ち上がった。

   【ハジメ】
   「いくら私たちがどれだけレベルを上げて強くなったとしても、

.    最初の序盤数層までの間はベータテスターたちに及ぶことは決してないわ。
.    “積み重ね”で生じた差を縮めなきゃならない。
.    仕様変更によって、すでにある程度差は縮まっているとはいえ、それでもまだ差はある……
.    それを埋めるためには、自ら先に進んでいくしかない……」

   【リズベット】
   「――だからあんたは先に進むわけ?」

   【ハジメ】
   「それもあるけど……私は別にトッププレイヤーを目指しているわけじゃない。
.    私が進むのは、一種の“火付け役”」

   【リズベット】
   「“火付け役”?」

   【ハジメ】
   「うん。私が先に進めば、他の一般プレイヤーたちも攻略意欲を湧かせて前に進むはず――
.    それに……」

   【リズベット】
   「それに?」

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     //     イ´ ⌒ヾ―- _
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  / / ィ   /  /          `ヽ      ☆
 /イ./    /  ´     / /  / i    ヽ  /
  }/    /   /    / /   /  .|   i  `
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      l   l/l匕 ̄ l    /  :i
 l    l   l ィf==zx,l j  /l /l :j  /   l
 ,    l   l 弋ツ  l/l ::/ リ l/l
 |ハ   ∧  从      l/ ィ≠ミxリ / /  i
   ヽ /  ハ   ヽ     '   /イ/ /  /
    }  ハ  トミヽ < _ ァ   / / / /
   {ハ/  ヽ  / ,>、     イ// 从ハ
    /ニ三ニ/ ´// `,l二二二二 ヘ,    lヽ
   //三三ニ\    ヽ'三三三三ニム   l i
  l 二二二三ニ\   ヽ三三三三 ハ   l l _ _
   l/::::::::::::::::\ヽ二ヽ_ ィ:::l二二二 ヘヽ.  l li .} l Yヽ
   :::::::::::::::::::::::ヽ: : : :l:::::::::i: : : : : : i:::::::::ム | ノ しJゝ'

   マ::::::::::::::::::::::::ヽ: ::|:::::::::|: : : : : ::ハ::::::::ヽ .l  i ヽ .}
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   【ハジメ】
   「――そうなれば、いずれ私が楽できるじゃない?
.    他のみんながフロアボス戦中に、私は家でのんびりお昼寝~みたいな?」

   【リズベット】
   「あんた酷い女ね!!」

   【ハジメ】
   「はっ、酷くて結構!

.    ――というか、このゲームMMOなのよ? 1人で全ての人間の命運や責任を背負ってたまるかっちゅーの!
.    こちとらRPGの勇者じゃねーんだ、バーカバーカ!」

   【リズベット】
   「――つい今しがたまで、あんたのこと尊敬しかけてたけど、やっぱ取り消すわ……」

   【ハジメ】
   「いいよいいよ、取り消しちゃって。私尊敬とかされる人間じゃないし。それに、その方が気が楽だわ」

   【リズベット】
   「――あんたってさ、さっきの妙に『凄み』がある状態と、今の状態、どっちが本物なわけ?」

   【ハジメ】
   「どっちも本物よ? だけど素はこっち。
.    ――まぁ、どちらも“私”である以上、違いを気にする必要なんてないわ。“胡蝶の夢”ってやつよ」

   >私はそう言うと、部屋の扉に近づき、そして開けた。

   【ハジメ】
   「そろそろアスナさんたちも来るだろうし、私たちも部屋の外で待ってましょ?」

   【リズベット】
   「あ……う、うん、わかった……」

   >私とリズベットは、アスナたちと合流するため、一度自分たちの部屋を出た。

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時間かかった割にはぜんぜん進められませんでしたが、今回はここで終了とさせていただきます
お付き合いいただきありがとうございました

再開は本日12日の22:30を予定しておりますが、夕方以降に一度ご連絡させていただきます

それでは、今回はこの辺りで失礼します
お疲れ様でした



しかし、自分で言うのもなんですが、ハジメがどんどん二面性の強いキャラになっていく……w
VRMMOであるが故に、現実とネットの境界線が曖昧になっているからでしょうか?w
こいつ本当にこの先どうなるんだ……?w

乙のん
【熟練度】の最大値が原作と違って999なのって理由あるの?
あと原作だと【技能熟練度】鍛冶を行った場合おそらく経験値もアップしたみたいだけどこのスレではその仕様でやらないのかなーって
職人メインプレイ難しそうだなーって思ったから

それでは再開いたします


>>860
>【熟練度】の最大値が原作と違って999
特に理由はないです。強いて言うなら3桁までのほうが>>1が管理しやすいからw

>【技能熟練度】鍛冶を行った場合おそらく経験値もアップした
先のリズのあれはあくまでも鍛冶屋の隠しイベント扱いなので経験値は未拾得
自身で鍛冶を行った場合は普通に経験値は入ります
料理など他の趣味スキル系も同様


            /         /⌒         ヽ
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          .′     /   /            ヽ  :.
          i    /   /      /:∧  :, ,    i、
          |    .′  .′  イ  /`""∨ | {     }: }
          |     |: / .′ / |  /    | |:.│   :}イ
          l     | .:′/|  :/}1 ′   | |:...|: :| : :.ハ ',
         /} {  :| |.: / 1:.:/ i!│ l、     | :ハ!.:}│:.∥ :,i
.        / .| ゚,: : | |./--!:/'"i|´l | `ー―‐|/-}: }: :! ,:.{  リ
.       /  1 : :、{∨____リ___ l| Ⅵ 、______ノ__/:/: :' :{:.{
         ´ ̄V : : ト代う辷ツ´リ   リ cう辷ツ}:/} /: :「 ̄ `ヽ
       /    V乂} ゚。{i::i::        ::i::i::レ/:/: :.,     :,
     ′    |: : :l :.{     '      .: /{/: : :′       ,
.     |       |: : :| 入:..    ___    .: イ /}: : ,         i
.     l      、|: : :|___ `>   ー―'  <   ′ {、 ,     |
      ∧_,ノ}  :,|: : :|::::ノ   \{{≧u≦ .ィ/    |: : :|ハ /  __ ,rハ
.    /....',  L....ィ|: : :|'"\_/\__/ \____,|: : :|::::\ _{ `'./....',
    {ミ====彡::::::|: : :|   ー'⌒ ー― ´ ̄`ー‐ |: : :|、:::::::ミ=='=彡〉
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   >部屋を出て廊下で数分ほどリズベットと2人で待っていると、
   >やがて隣の部屋の扉が開き、アスナとシリカも自分たちの部屋から出てきた。

   >――が、部屋を出てきたアスナの様子が少しおかしい。
   >見るからに元気がなかった。

   【アスナ】
   「――お待たせ……」

   【リズベット】
   「ど、どうしたの、アスナ……? なんかさっきと様子が違わない?」

   【ハジメ】
   「――シリカちゃん、アスナさんはいったいどうしたの?」

   【シリカ】
   「あ……いや……その……」

   >シリカに尋ねてみるが、彼女は何故か口ごもってしまい、話してくれなかった。
   >――仕方ないので、本人に直接尋ねてみる。


 【選択肢】
    1:「部屋で何かあったの?」
    2:「――ホームショック?」

          安価↓2


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  /    /   /  !    : :/l |   ____,/ / /彡'''"´ ̄`''|  / : : ′   :l.: :
  .′    {      ‘   : :′l{  、__     / /i/ . : : |: : | :′ / : : : : :,   : :l.: :
  |   .:.:/|   |   ‘。   {  リ       { イ/ .: : |: : |: : | /  :′: : : :. ′  : :l: :
. : |   .: /    |     ‘。 {           : : |: : |: : |  / /:/: : : : : : !  : :ト、
: : |  .:./l| \ |     ノ\ハ、    : |: : |: : |: : |: : |: : |   イ./ 〃1: : : : :│  : :|ミ
: : |    ,.リ ---l {‐…''"´  \〉 : :|: : |: : |: : |: : |: : |  / j/(⌒)l{ |: : : : : :|  : :|ミ
: : |  |     乂 _,,..-==≡ミ  : : |: : |: : |: : |: : |       {     || ’: : : : :.|   |: :
: : |: . |    _,ィ彡ノ''"´ ̄  : : |: : |                    ||  ‘。: : :.|   |: :
: : |: :: :|    /i:i:i/   l: : |: : |: : |: : |    {              l|   ‘。: :|   l: :
: : |: :: :|   {/レ′ : :|: : |: : |: : |     \              乂   ‘。|   ‘。
: : {: :: :|\ (⌒) :|: : |: : |: : |                       ヽ   '|
\‘:。: |: :.{\  |: : |: : |: : |                 ---  .,        }
  `ーヘ: : {   ヽl: : |                  //    ヽ     /|{
  : : : :|   、  \              __,.   ´/       ノ     //}{゚。
  : : : :|: .  \______\             }ー‐ ´   ,.    ´     // 乂’
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   【ハジメ】
   「部屋で何かあったの?」

   【アスナ】
   「――“あった”んじゃなくて……“なかった”のよ……」

   【ハジメ】
   「なかった? 何が?」

   【アスナ】
   「――お……と……レが……」

   【ハジメ】
   「え? なに? 聞こえない」

   >私はアスナの口元に耳を近づける。
   >私の背後では、リズベットがシリカに私と同じ質問をしていた。

   【リズベット】
   「――ねぇ、いったい何がなかったの?」

   【シリカ】
   「い、いや……そのですね……」

   【アスナ】
   「この宿、お部屋にお風呂とトイレがないのよ!!」

   >――宿屋の3階の廊下に、アスナのそんな叫びが響き渡った。

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  l: : : : : : :.|: : : : : :/  ノ: : : : : : :八  \ : :.|: : : |: :.|::|: | V:|\: : : : :.:| リ
  |: : : : : : /!: : : : :;  ̄   V: : : : :|   ̄ ̄ \}: : : |:./|::|: | N  \ : : |
  V: : :.|: /|: V: : : | /⌒\\ : : | ィ⌒ \ |: : : / : |: |      \ |
  V: : |/ V∧: :.:| i{ うハ  \:.| うハ  }〉: : :./―<: |       \
   V: :|    Vハ  弋ツ     弋.ツ  , : :/|    V
   V:.|     / } ////////////// ノ|:/| |    |

    |N     | 八         _ u/  | |    |
          i  />..  r―  ´  イ/ //| i    |
          | // {{ヾV≧ー- ≦/ //7∧   |

          ヒ /   {{| /::ー―::::::::::/// |\\  |
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   【ハジメ】
   「――は?」

   【リズベット】
   「お風呂と……トイレ……?」

   【シリカ】
   「あ、アスナさん、声が大きすぎます! 他のお客さんだっているかもしれないんですよ!?」

   【アスナ】
   「――ッ!?」

   >シリカのその言葉に、アスナは慌てて自分の口を両手で塞いで周囲を見渡した。
   >――幸い、近くに他のプレイヤーやNPCはいなかったようだ。

   >――しかし、お風呂とトイレとは……

   【ハジメ】
   「あ~……その……アスナさん、私たちこのゲームにログインして、もう何時間経過してると思う?」

   >現在の時刻はすでに20時を過ぎている。
   >私がログインしたのが正式サービス開始時刻の13時過ぎ。
   >仮にアスナもそれと同じくらいにログインしたと考えれば、すでに約7時間経過したことになる。

   >――これが現実の世界ならば、間違いなく一度はトイレに行きたくなっているはずだ。

   【ハジメ】
   「いくら現実に近いとはいえ、これはゲームだからね?

.    さすがに、その……下品な言い方だけど、“尿意”とか“お通じ”までは再現されてないから。
.    というか、そこまで再現されたら色々と大変だから。主に倫理的な意味で」

   【リズベット】
   「そ、そこまでいっちゃったら、完全にR-18の世界だものね……」

   【シリカ】
   「…………」

   >私とリズベットのその言葉に、隣で立っていたシリカが顔を赤らめて、やがてうつむいてしまった。

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          /_)/: . : .|: . : . : . :.|: ..:∧: . \ . : . : ∨ニニ(⌒)=/--― `: ..、
        /rニ/ : . : ..|.:│: . : . | : ,′ :, : .:‘。: . : .‘,ニニニニ/: . : . : . : . : ミ==-
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     /: . : .リ /: . /__人}:l: . : . l/`ー‐--V :| : . : . :}ニ二二{:.: : . : .\: . : . : .\

     . : . :.:.:.:.:.{: |:.:./´ ___ }ト、: . :..l  .≫==ミVj : . : ..:.ト=ニニニ入: . : . : .‘, : . : .} `ヾ
    /: . : .:.:.:./:.}│{ / うハリ、: ..:{ / ト-イ/| ∨ : . : /:.:.:.:/::|::| ヽ: . : . : } : . : |
    |: . : |:.:.:/|:.ハ:! |!ハ{  ト/i|  \{   乂:少 /j : . : ∧:.:./ :::|::ハ  | ハ: . :.} : . : |
    |: . : |/ j:.| | |!.:.:.  ゞ-         ̄` 厶: . : / } / .|:::|:::::i ノ′∨:j: . : .,
    |: . : |  リ ⅵ、:.:}::i::i::i ′   ::i::i::i::  /: ./ / ´ l:::|:::::|    ∨ . : ′
    :, : .|     リ:j||`:.          ∠イ/ヾス´    :::|:::::|       }:/
     \{     |::::||:::ト     -~   __/__{_____ l:::|:::::|
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                   ′       }∧:::ヽ:::::::l:::::∧  ,
                {       / ハ:∧ :::::::::::l::::::::ハ |
               :        / /:::V∧:::::::::::l::::::} | |
                /ハ      / /::::::::V∧ ::::::::l:::::} }ヾ
                 /....ハ   / /:::::::|\ゞ/ ̄ ̄ ヽハ }
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   【ハジメ】
   「現に、私たちログインしてから一度もそういうの感じてないでしょ?

.    お風呂にしたって、いくら強制的にリアルの姿にされちゃったとはいえ、この体はゲーム内のアバター――
.    現実の私たちの姿をゲーム世界に再現しているだけよ?
.    見ての通り、数時間前までイノシシと戦闘していたのに、私の体まったく汚れてないでしょ?」

   >そう言いながら、私は上着の袖をめくって、自身の白くて細い腕をアスナに見せる。

   【ハジメ】
   「――それに、中世ファンタジー風の世界観をしたゲームの宿屋に、
.    お風呂とかシャワールームとかが備えられているなんてまずないし……」

   【リズベット】
   「うん。世界観と合わないもんね」

   【シリカ】
   「で、でも、お風呂くらいなら探せばどこかにはあるんじゃないですか!?」

   >だって、と呟きながら、シリカはメニューウィンドウを開いて操作を始める。
   >そして、ある項目を開くと指を止め、私たちにウィンドウを見せた。

   【シリカ】
   「こ、こんな項目もあるくらいですから……!」

   >シリカがそう言って私たちに見せたのは、装備欄。
   >そこの一番下に表示された、ある4つのボタンだった。

   >――《武器防具全解除》、《衣服全解除》、《下着全解除》、《髪型全解除》。
   >4つのボタンには、それぞれそんな名称が表示されていた。

   >――そういえば、あったなこんなボタン……

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      ′   ハ l  |  弋"丁   ィ     ハ /⌒ヽ .|     | }
       | |   / 乂  l   r‐ 彡'´   /  ∨ /⌒ ∨      ト、!
       | |   |/  \l     ̄              )   ハ       }
      {|  l  r,彡'/ヽ         u          /:::|     /
.      ',ト、 ハ     ヽ               _ ノ|::::|  /  {
.       ヽ\ ヽ                      爪 |:::|::::|  / 人 |
              ヽ     、ノ⌒′          / ! .|:::|::::l /|/   `
.           `                |  |:::l;ノ /
               丶                ノイ .!:::! /
                     、              | .{:::|i/
                    ` r┬.彳         l_厶 ′
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   >前者2つと《髪型全解除》はまだいい……だが、《下着全解除》ってなんだ?
   >こんな機能が存在して、よく13歳以上対象で出せたな、このゲーム……

   【リズベット】
   「そ、そういえばあたし、“このゲームには女性プレイヤー向けのランジェリーショップもある”って話を、
.    以前ネットで見たことが……」

   【ハジメ】
   「――マジデスカ……?」

   >そんなものまで再現して、いったいプレイヤーに何をさせたいんだ茅場晶彦?
   >――というか、強制リアルバレがなかったら、今頃多くのネカマがその店に押しかけていたぞ、絶対……
   >現実世界の彼らにとっては、まさに“秘密の花園”だったんだから……

   【ハジメ】
   「――と、とりあえず、この話はいったんここまでにしましょう。
.    アスナさんもそれでいいよね?」

   【アスナ】
   「う、うん……」

   >アスナが頷くのを確認した私は、一度咳払いをすると今後の予定を話し始めた。

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ランジェリーショップ…何故作ったし

>>861
アニメやプログレッシブによるとアバターの髪型がストレートに戻るだけの模様

>>885
実際漫画版プログレッシブ1巻でアスナがここで下着買ってたり、アルゴから倫理解除コードの存在を聞かされかけたりしているw
本当になんなんだこの13歳以上対象ゲーム……w


        /  /             从        \ゝ
       /    i   |::::  ヽ         ゝ,        ヽ
.       ′ '  ハ   ヾ:::  |\  ハ |   ヾ;.  |:::::      ヽ |
        | | │ /-\-  ヾ |ニ| /-i!│  |: i::::::ト.::::       ∨
        | | │ハ/   、  │    ヾ|  / i::::/:::∨ヽ:::::: /
       |ハ Vィ__,   \|、___  // ,/ V:::::::::::::::(::::::!|
.        l ゝ \  ̄       ̄   イ // ) |:::::::::::::::::::\ |
         「 `     ヽ      /jイr '_ノ::::::::::::::: ハ::::ノゝ
.           ハ              rイ:::::::::::::::::::::/
             ゝ.  - -      ..イハi!:::::::::::::: //
                ` ..      __ --――-、
         / ̄ ̄ ̄`¬ー- ̄_    ____ヽ

           }=‐-___        ̄ー=三三三三ミ、
        /三三三三三≧=-__      ̄ー=三三!

.        /-=ニ三三三三三三三三≧-__      ̄`\
.       /ー-_、   ̄‐=三三三三三三三三三三三ニ=-ヽ
.     /=‐__>、_     ̄ー=三三三三三三三三三三ミ、
     i/ ̄       ̄ー- _     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__ }
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   【ハジメ】
   「え~、無事に宿も確保できたので、
.    後は明日以降のために、今のうちに道具屋で回復アイテムを買おうと思います」

   【シリカ】
   「でもハジメさん、もうお金ぜんぜんないんじゃ……」

   【ハジメ】
   「一応ポーションひとつ買える分のコルはまだあるわ。
.    金欠については明日以降また考える」

   【リズベット】
   「――初期の所持金を使えるギリギリまで使うあたり、いかにも“この手のゲームやってます”って感じね」

   【アスナ】
   「あ――そうだ。ちょっといい?」

   >何かを思い出したアスナがぽんと軽く手を叩くと、私に尋ねてきた。

   【ハジメ】
   「ん? なに?」

   【アスナ】
   「シリカちゃんの装備なんだけど、武器だけでも今のうちに新しいものにしてあげられないかしら?
.    私みたいに、初期装備よりも自分のスタイルに合ったものを持たせたほうがいいと思うし……」

   【リズベット】
   「武器かぁ……そういえば、あたしも初期装備のままだったわね」

   【ハジメ】
   「あぁ……それじゃあ、まずは武器屋から行きましょうか。武器を選ぶのは結構時間がかかるし……」

   【シリカ】
   「よ、よろしくお願いします」

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                 ヽヘ      \
                     \\,     ヽ
       |              V∧     Vヽ,
  /   │       !          V|ヾ      ゝ
 .  !  │    │  |    ヽ:      ヽハ      \
  | ∧ ハ   .│   |    ハ     ヾゝ::.:.:.:.:.:.  ヽヘ
  ::, -┴ 、   ::/l  :::ト、    ::l    ..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |
∠´     ヽ ::__:i l  :::l `、   :l    .:::::j:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,
    ̄`~ヽ `y l l :∧:l__ `、 .::l ::::::::::::___:j:::.:.:.:.:.:! j/
  ヽ、    l/ /| -V ̄ヽ   W| ::::「二ヽ|.:.:.:.リ V
、   l   /イ´:::! _______ | :::|┌j l.:.:.:/
_ \. L/ /!::::::| ' ̄|「::::::::::|「 〉 | :::|/// .:(

i ノ`'´  ∧ ヽ::|   ̄ ̄ ̄ ´ l ::::| / :.:ゝ\
二__ __ ,イ /  `          } ::::|く´  :.| `ー
 || |「 |l |.             ,ィ :::::| ヽ jノ
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   【ハジメ】
   (――武器屋か……
.    もう夜だけど、行けばまたいるのかしら、あの色々とうるさいNPC……?)

   >私の脳裏に、昼間の武器屋での光景ややり取りが蘇る。
   >――できることなら、いるのはモヒカン頭の店員だけにしてほしい……

   【シリカ】
   「? ハジメさん、どうかしましたか?」

   【ハジメ】
   「ん? あぁ、なんでもないわ。それじゃあ、夜が更ける前に早速行きましょうか?」

   >私たちは一度宿屋から出ると、まずは武器屋へ向かうために夜の街を歩き出した。

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 イ イ\ イ イ イ\ イ イ イ イ\ ― --  __

 イ イ イ\ イ イ イ\ イ イ イ イ\ イ イ \ ィ ィ\ ― --  _                        从
 イ イ イ イ\ イ イ イ\ イ イ イ イ\ イ イ \ ィ ィ\ ィ ィ ィ \ ィ ィ \__               从  从从
 ,イ イ イ イ イ\ イ イ イ\ イ イ イ イ\ イ イ \ ィ ィ\厂广卞j士十j ィ\          从 从x 彳森爻x
 イ イ イ イ イ イ| イ イ イ イ} イ イ イ イ イ} イ イ イ} ィ ィ ィ}l |十| |    l _|下トィ;rx  彡 彡 x彡爻 彳ミx
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄厂 ̄ ̄ lイィイィ_厂 ̄|イィイィ厂 |イィ_厂;| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| 司 | /;/j| | ミ 彳 爻彳 爻乂Xx

          |      ̄ ̄      ̄ ̄   ̄   |      | 司 |  /;;//rr| |   从 彡彳 爻乂爻爻X
          |                   _    | F司 |   / w;// r‐| | 从 爻 爻 爻乂乂彡彳ミx
          |        __    F司ーl     | Lk┘ l /   W//r┴ | | ミ 彡彳爻 彡ミ乂 乂乂森
    __  |    F 司┴||     |l |l |l     |     /  wW//‐r┴ | |  爻彳彡 乂爻爻 仆彳彡叭
 F 司 ┴||  |    |l  |l  ||     |l |l |l     |   /   ;wW// r┴rー| | x乂爻 广爻 爻乂乂 ミ彡爻爻
 |l   ||   ||  |    |l  |l  ||     |l |l/    |/    ;W;w//r┴r┴r| x爻爻乂乂 彡彳 林圭彡 爻爻乂
 |l   || _||  |    |l  |l  ||     |/      /     w;;wW// ┴r┴r‐| |  x爻爻 X 彡彳 xX爻爻爻乂爻ミ
 F 司 ┴||  |    |l  |l  ||         ,/       wW ww// ┴r┴r┴| | 爻 乂乂爻彡 爻乂仆爻彡ミ爻
 |l   ||   ||  |    |l  |l /      /       wW wW//r┴r┴r┴r| |  彡林彳从乂爻爻乂爻爻爻彳
 |l   ||   ||  |    |l /      /        __ ;;Ww // ┴r┴r┴r‐| | w  爻乂爻爻从乂爻爻林彡
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   >…………

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今回も短かったですが、ここで終了とさせていただきます
お付き合いいただきありがとうございました

再開は本日13日の22:30頃を予定
いつものごとく>>1のリアル次第で前後します


なお、基本原作SAO登場キャラの装備武器の種別は原作に準拠
SAO以外の作品出典のキャラの武器は、スレ住人の方の反応なども見つつ、その時その時で>>1が判断、決定します

それでは、今回はこの辺りで失礼します
お疲れ様でした

今回は寝落ちじゃないですから!w
仕事の帰りが遅くなっただけですから!w

そんなわけで再開します



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            __{_L        _/´ ̄`ヽ
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.   、_/:::::{::::::{:::://::::::::{::/‐-.|::::::::}::}ヽー 、   \
      ̄ /:::/::|:/::{::::::::::|ィf示ミ、|:::::://_ }::}::::|\    \
.       /:::/|:|:|'::/|::::::::::::V少' `!:::/炒}〉::i::}:{  \    \
      {::::i ノ:!∧i:::ヽヽ:ヽ   //〉`¨//::∧  _\    \
      {::::! /ヽ:::}ヘ:::|::| \ r―‐ッ  /:::{´ ̄/:::/{ \    \
.       ヽ{    }ノ ヽ:::}:|\ ヽ- ' /:::::}\ {::::{ {  {       }
              }/リノ|  ‐ ´'::ノ_ノ   .{::::{_ヽ _ヽ -‐ ´
                /〈´     /:::::::::}    ',:::\//
            /マ ム ┌-、/::::::::/ i  /  ̄|::┬'
             ヽ マ ム´|  /::::::::/ }     |::::ヘ
             〉_\ム! {::::::/ /     |/´
                |ニ|\`ー、|/_/        ',
                |ニ|    ̄{三}_          i
                ‘,   | ヽ\        ゝ、
                   ‘, |   ヽ }        / ` ‐...._
                 /! !   ├'      /    }::::}::`::...
                 / | |__,. -┘    /    ./::::/::::::::::::`ヽ
                 / ` ────‐ ´    /::/:::::::::::::::::::::::..
                 /  /     \__,. -::::::/:::::/:::::::::::::::::::::::.
                 /  /      {___:::::-‐ ´::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::
         _____/  /      /::`::‐-、:::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::.
       r┴─‐     ./     /:::::::::::::::::`ヽ:___:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
      ヾ二二二_   /´   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
                / /     `ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::/:::; -――- _::::::::::::::::::i
            `           ∧::::::::::::::::::::::::::::<|         `ヽ:::::::::::',
                      / ` 、::::::::::::::::::::::::|. |          /ヽ:::::::::ヽ
                      /ヽ     ̄ ̄/ ̄   | _       / ̄`ー‐ ´
                      /ニニ` ‐---‐/     .|ニニニニニヽ、/

 ↑ もう少し先になるだろうけど、本編中に新聞記者プレイヤー役で登場予定の娘
    ※最近順調にAAが増えてきたのでまさに丁度いいタイミングでしたw

┳─────────────────────────────────────────────────
│ 1日目   2022年11月6日(日)   現在の最前線:第1層   現在位置:【第1層 はじまりの街 武器屋前】
│ 現在のパーティ:【ハジメ】   現在の拠点:【第1層 はじまりの街 広場】
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                 ´/ ̄`   `ヽ
         {\___/          \\
           冫 〃    イ          ゚:. ゚:,
       /  〃  //     八     ゚;__}__
      /    ,:   /_,.斗     /  V  : . : }ニニy―‐- 、
    ∠イ  . : ′{/  __|   /\_ ’ . : . :..}ニニ/: . : . : . `ー
      |   : .{ . :ィ ,灯)ハ} / ´ ___  }. : . : . }二{: . : . : . : ハ
      | ハノ!: . |} 弋ツ\{  んハ㍉}: . : ../:/  ∨ }: . : .|: . |
      ∨   \|{    ,     弋シ / : . : イ:/    ∨ : . :.ト、│
             、        彡: //    │: . : .| リ
              \  r 、  / イ- ´         レ{: . :/
              \  ___,,..  ´{             }/
              ___`´}      {
             / /: : :/│     入
              / | : : iヽ  ___,/ : : \
            {ニニ!: :..:ト .,   /: : : / ̄ヽ
           |:.:.:ノ⌒ヽ:}| 「 ̄/ : : /     i
           ;:.、{: ⌒ゝ二二,__: : /\   |

           // r\ハ: : : :..:.|: :.ヽ}\ `ー }
            /ノ ⌒ヾイ: __n : |: : : :/..:. ̄}:.:.フ
           ,イ:.{ ミ ト'’r'ー 、ヽ|: : : ′.:.:./:.:/
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   【シリカ】
   「――ここが武器屋さんですか?」

   【ハジメ】
   「うん。

.    レベル1でなおかつ初期ステータスじゃたいした武器は買えないけど、
.    さっきアスナさんが言った通り、今のうちに自分のスタイルに合った武器を見つけておくのは大事よ」

   >特に現在のような仕様になってしまった《SAO》なら尚更ね、と私は付け加える。

   >――すでに同じようなことを何度も言っているが、
   >この手のMMOは基本“プレイヤーが死ぬことを前提としたゲーム”だ。
   >僅かなミスでも、そこからあっという間にHPが0になって死ぬなんてことは日常茶飯事である。

   >――だが、今の《SAO》はそんな“当たり前の死”すら許されない。
   >ならば、僅かなミスすら起こさないよう、できることは可能なうちにやっておくことが大事だ。

   >例えば、今回のシリカのように、自身に最も合う武器を早めに見つけようとする行為は、
   >戦闘によって死ぬ確率を少しでも早く減らすことに繋がる。
   >いわゆる、“攻撃は最大の防御”というやつだ。

   【シリカ】
   「――それじゃあ、私からお先に失礼しますね?」

   >そう言うと、シリカは武器屋の扉に手を伸ばした。

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寝落ちかな

>>924
いや、原作や漫画版読み返していたら時間が食っちゃっているだけですw

あと、それそろ次スレ立てる時期なんで、テンプレのまとめ作業も平行して行おうと思います
――ところで、以前言っていた投稿時間前後以外の雑談用のスレいります?
必要だと思うなら一緒に以前おっしゃった通りやる夫雑談板に立てますが……


          \\    \              _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐
.              \\    \        _,.. -‐''';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´
                 \\    \-‐'';;"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´
               ヽヽ     ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;_;:: -‐''' "´             _,.. -‐''' "´
                    | |    |-‐''' "´             _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
                    | |    |               _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
                    | |    |     _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
                    | |    |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´ _,.. -‐''' "´
                    | |    |-‐''' "´ _,.. -‐''' "´
                    | |    |-‐''' "´
.        二ニニ ニ ===- ..,, __ |
.        二ニニ ニ ===- ..,, __`゛ー==- _,,_.
                    | |.  ̄`゛ ー==- _,,_..
                    | |    |.        `
                    | |    |
                    | |    |
.        二ニニ ニ ===- ..,, __ |
                    | |.  ̄`゛ ー==- _,,_.
                    | |    |.        `
                    | |    |
                    | |    |
                    | |    |
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   >――と、その時、武器屋の扉が勢い良く開かれた。

   【シリカ】
   「えっ!?」

   >幸い、扉は私たちからは押す側であったので、
   >開かれた扉がそのままシリカに直撃――などという自体は起きなかった。

   【シリカ】
   「あっと、とっ……!」

   >――しかし、ちょうど扉に手をかけようとしていたシリカは、勢いそのままに前進。
   >その結果――

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とりあえず、雑談スレは不要で現状維持でよさそうですね
了解しました


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       ノ::/ !::::l::::;:::::lリ'´/ フヾ:!`   ';::l´/りハ /イ/:::/::::::::l::::|
     /‐''   l:::::l::::l::::::', 、ヒ;:ノ';:!    ';:l、ゞ:::ノ,,. /:::/::::/:::ハ:::!
     ´     ';:::ハ:l;:::::、',  ̄ ̄ ';! l ::. ';!  ̄´ /イ:::;:イi:::/ l:;'
           ヽl リ';:;::::ト'、      ,   ′   ´/:::/ノ/!/ .リ
            ` . l:::;::ヽ      _     u ./ィ"´:::l
              !::ハ:::;::ヽ、  ⊂⊃    ,.イ、:::::l::!
              /´,,..ゞf'´',゙ヽ、  ̄  , ィr=イ∠リ
            ,.‐''´! ハ', ',  ` ー‐''´ l !/ /"´`ヽ
              /   l l  ',',, !       ! l' /    ',
           |   l  !  iK'       l l! /    _l|
       _,.-‐''l   | l |! l !`ヽ、  __,.ィ l  !    {ソ‐、
,. -―''"´ ̄     l    !  ! l>'、__ ̄__j| /     7  `''
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   【???】
   「えっ……?
.    ――って、うわっ!?」

   【シリカ】
   「ぎゃふん!」

   >――扉の向こうにいた、おそらく扉を開いた張本人である少年と正面衝突した。

   >衝突と同時に、ダメージは発生していないことを示す紫色のシステムウィンドウ――
   >《アンチクリミナルコード》が両者の前方にそれぞれ表示されたが、
   >衝撃――要はノックバックまでは消滅しないため、両者ともに後ろへと仰け反る。

   >――だが、小さい身体のシリカは、仰け反るどころか、衝撃でその場に尻もちをつきかける。

   【???】
   「あっ……!?」

   >それを見た少年は、すぐさま体勢を立て直すと、
   >右手を伸ばしてシリカの片腕を掴み、そのまま彼女を自身の方へとぐいっと引っぱった。

   >これにより、シリカは尻もちをつくことは免れた。

   【???】
   「ご、ごめん。大丈夫だった?」

   【シリカ】
   「あ、はい……
.    ――って……!?」

   >免れたのだが――

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  |: : : : : : /!: : : : :;  ̄   V: : : : :|   ̄ ̄ \}: : : |:./|::|: | N  \ : : |
  V: : :.|: /|: V: : : | /⌒\\ : : | ィ⌒ \ |: : : / : |: |      \ |
  V: : |/ V∧: :.:| i{ うハ  \:.| うハ  }〉: : :./―<: |       \
   V: :|    Vハ  弋ツ     弋.ツ  , : :/|    V
   V:.|     / } ////////////// ノ|:/| |    |

    |N     | 八         _ u/  | |    |
          i  />..  r―  ´  イ/ //| i    |
          | // {{ヾV≧ー- ≦/ //7∧   |

          ヒ /   {{| /::ー―::::::::::/// |\\  |
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   【アスナ】
   「あら、これは……」

   【リズベット】
   「おぉ……!」

   【シリカ】
   「はわわわわ……!」

   >――現状のシリカと少年の様子を簡潔に説明しよう。
   >少年の右手がシリカの左腕を掴んでおり、なおかつそれを自分のもとに引き寄せている――
   >同時に、少年の左手は引き寄せたシリカのバランスを支えるために、自然と彼女の腰に回っていた。

   >――要は、はたから見ると“いきなり少年がシリカを抱き寄せた”ように見える。

   【???】
   「……? どうかした?」

   >――だが、当のシリカを抱き寄せた少年は、そのことに気がついていないらしい。


 【選択肢】
    1:「自分たちの状況をよく見てみなさい」
    2:「なんというラブコメ的王道イベント……」
    3:「ロリペド野郎は黒鉄宮行きよー」

          安価↓3


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::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::;イ:/ j::::::::::::::l l:l ヽ:: :: :',二';::::l==ミ;::::::::::::::::::::::

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::::::::::::::::::;:::::::::::i::::::::///ニ;ミl:: .:: .::/, 、iヽ二ヘ::.::::::lヒ_ノ!:!  ,,,  ';::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::;:::::::ハ:::::{ (ノ:::)l:::::::/        ';::::::!       l:/ }:::::::::::
::::::::ヽ:::::::::}:::::/ ';:::l  ,.ゞ'"7::::/    '      }::::l    u . ノ /:::::::::::
::::::::::::ヽ::::::;::/  ヘl"´  /:::/      i!    |:l     u  ./::::::::::::::
::::::::::::::::ヽ//\       /::/      __    l::l          /:::::::::::::::::
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ハ:::::::::::::/:::ヽ:::::::::::\ /′   ,/_,.-'''"´    ヽ       /:::/::::::::::::
 ';::::::::::::::::::::::`、ー 、:゙ヽ、    j`    _, --、  ヽ    /イ}:::::::::::::::::
  }::::::::::::::::::::::::::\ ``''''-  {  / ̄    `'''r、!    ,イ~:::::::::::::::::/
 /イ::;l::::::::::::::::::::::l丶     { _/           } l     /|:::::l:::::::::/
  /:ハ::::::::::::::::::::lーヽ、   丶ヽ        j j   , ' |; イ:::/
  /´ ス:;l::;l::::::::::八:::::::i::ヽ、  ヽヽ      _ ノ_ノ  , '   l' j/
.  / / l/ ';::::::/ l:;i:::/lハ ヽ、 ` 二二二 - '´  /    ',
,.-'´     l:::/  '´j/  ',   丶、  -‐''" ̄ /       ',
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   【ハジメ】
   「自分たちの状況をよく見てみなさい」

   【???】
   「えっ?
.    ――あっ!?」

   >私のその一言に、少年もようやく理解したのか、慌ててシリカから手を話す。
   >そして、そのまま一歩下がると、自身の両手をパンと勢い良く目の前で合わせて頭を下げた。

   【???】
   「す、すまん! 邪な気持ちがあってやったわけじゃないんだ!
.    だから誤解しないで……じゃなかった、許してくれ!」

   【シリカ】
   「え、えぇ、わかってます。それに、私の不注意でもありますし……」

   >少年が必死になって示す謝罪の意思を、シリカは多少ギクシャクした様子で承諾した。

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                  l/l          l′
             __,,,...-―}         l.,_
              /   ヾ'′        |  `ヽ、
       _,,..-―''´     \        ト、   `''‐-.,,,_

   ,.-‐''´             ヽ        ∧       `丶、
  /                 |ヽ      l ',         \
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   【アスナ】
   「ところであなた……今店から出てきたってことは、プレイヤーよね?」

   【???】
   「あ、あぁ……俺、シンっていうんだ、よろしく」

   >アスナからの問いかけに、少年は頷きながらそう答えた。
   >シン――それが彼の名前らしい。
   >どことなく本名っぽいが、おそらくプレイヤーネームだろう。

   【ハジメ】
   「ハジメよ。そちらはアスナさんで、こっちがリズベットさん。
.    そして、あなたが今抱き寄せていた娘がシリカちゃんね」

   【アスナ】
   「はじめまして」

   【リズベット】
   「ま。よろしく」

   【シリカ】
   「よ、よろしくお願いします……」

   【シン】
   「ど、どうも……
.    ここに来たってことは、あんたたちも新しい武器を買いに来たのか?」

   【シリカ】
   「ま、まだ買うかどうかはわかりませんけど……自分に合う武器がないか探しに来たんです」

   【シン】
   「あ、あぁ、そうなのか。実を言うと俺も――」

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 |::N:::::l::::::::::::::ヽ:ヽ.  v:l   l:::/   l:|´/ ̄/::::::::::::::::::::|  l::::|
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 l/lハ:::::!ヘ:::::::::、ヽ `\    l′    リ ´ /:::::::::::::l|::::::::|  ヽl
  /ヘ::l ヘ::::::::l`\     ,、_  _ - ´  /:::l::::::::::::l|::::::::|
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     ∧  ヘ:::l   、     . < l:/、ヽ:::l l:::::/   \l
        ヽ. ヽl    >. __/   /′ `ヽl‐l:::/_    `
       \ ヽ   /  ヽ           |/  ` ‐-、_
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   【シン】
   「あ……」

   >突然、シリカの方を見たシンが言葉をつまらせ、そのまま黙りこんでしまう。

   【シリカ】
   「ど、どうかしましたか?」

   【シン】
   「あ、いや……その……」


   【選択肢】
     1:「シリカちゃんの顔に何か付いてる?」
     2:「もしかして、女性プレイヤーと話すのは始めて?」
     3:「あなた、まさかロリコン!?」

          安価↓2


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     l  .::::::::/ !:::',::::::::l _,=、ヽ:::::::',   ヽノ_,ノゝ' ! :::: :::::::::::::::::::::::::::::!/::::::::::::::::',`
     ! .::::::/ .! :::',::::::iヾ,ソヽ,ヽ::::::i   ´    ! ::/ :::::::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::i、!
     i :::::/  .! :::::',::: !:::`,=-'.i ヽ:::',       ! /! ::::::::::::::::::::::::;::;::::::::::::::::::::::',
     ', ::/  i ::::::', i::::::::',_ .,  ヽ::',      ! / i  ::::::::::::::::::::::!!i.!::/,:::::::::::::::::'
      i :i   i :::::::,',i::::::::::',/   ヽ,',     .!/ !  :::::::::::::;:::::::!|| !:i ',::::::::::::;_:
.      ', .i   ! ::::/i `:::::::::'、    ヾ、    ,!'  i  ::::::::::::/i::::,' ,!ノ'  .ヽ:::::、,ヽ
.      ',.!  i :::/ ! ::::::::::/'``、   __.  ´  ! ::::::::::/ .l:::,'     ヽ,::- '`
.       ',i  ,' ./  ', ::::::! ', .::` ̄´   `    i .:::::::/  i::,'    _,.-'´
       ` ,' /    .', ::::::!  '! :::::/`ヽ     ,. '! .:::::/   i.'   ,.-'´
.        ノ'´     .ヽ :::i  ! ::/  i`-= - '´-.i ::/、    ./´
                \:',  ! /  ._,.`ヽ''´   .i,/ /`', ./
                 `' _,!/- '´   `    ´ / ./
               _,.-‐'´ リ          / ./
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   【ハジメ】
   「シリカちゃんの顔に何か付いてる?」

   【シン】
   「いや、そうじゃないんだ……その……
.    一瞬、その子が現実世界にいるはずの妹に見えちゃって……」

   【シリカ】
   「えっ……?」

   【ハジメ】
   「あぁ……」

   >――そういうことか。

   【アスナ】
   「――妹さんがいらっしゃるの……?」

   【シン】
   「あぁ。ちょうどその子の同じくらいの子が……
.    ――変な話だよな。現実では家に……“家族のもとにいるのに、家に帰れない”っていうのは……」

   【シリカ】
   「あっ……!」

   【リズベット】
   「う……」

   【アスナ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「――そうね。そう考えると、本当に変な話だわ……」

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誤字があったので修正


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.        ノ'´     .ヽ :::i  ! ::/  i`-= - '´-.i ::/、    ./´
                \:',  ! /  ._,.`ヽ''´   .i,/ /`', ./
                 `' _,!/- '´   `    ´ / ./
               _,.-‐'´ リ          / ./
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   【ハジメ】
   「シリカちゃんの顔に何か付いてる?」

   【シン】
   「いや、そうじゃないんだ……その……
.    一瞬、その子が現実世界にいるはずの妹に見えちゃって……」

   【シリカ】
   「えっ……?」

   【ハジメ】
   「あぁ……」

   >――そういうことか。

   【アスナ】
   「――妹さんがいらっしゃるの……?」

   【シン】
   「あぁ。ちょうどその子と同じくらいの子が……
.    ――変な話だよな。現実では家に……“家族のもとにいるのに、家に帰れない”っていうのは……」

   【シリカ】
   「あっ……!」

   【リズベット】
   「う……」

   【アスナ】
   「…………」

   【ハジメ】
   「――そうね。そう考えると、本当に変な話だわ……」

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/. |:::::/ヽ::::`:ニ=-  'r. =-         ハ:::::::::::、::l
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  ′    l'  \::> .    _ <   //. | |    丶
      r…¬ `\  `¨ 、      /  | |     l
      | ト、 \      ヘ.     l  | |     ∧
      V.ヘ ヽ  ヽ      ,       |   v v     |
      V l  ヽ  ヽ.   _j     、   V v .  ´}__
       v l   \ \∠ -―… / ̄ ̄ヘ ∨  /  ` 、
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 __ イ | レ彡'´ /:::::::::::::::::::::/   /  /             / >…
´ / /  レ' / /:::::::::::::::::::::/   /  l            / /
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   >少しばかり、場の空気が重くなる。

   >――今頃、私の家族は心配しているだろうか?
   >それとも、私がゲームの世界に閉じ込められてしまったことを嘆いているのだろうか?
   >そんな考えが、いくつも脳裏に浮かんでは消えていく――

   【シン】
   「あ……悪い。こういう時に言っていいようなことじゃなかったな……」

   【ハジメ】
   「いえ、いいのよ。本当はみんな、心の中ではそう思っているもの」

   >ただ声に出さないだけでね、と付け加えて、私はアスナたちの方を見る。
   >――皆、考えていることは今の私と同じようだ。

   【ハジメ】
   「――ところでシン、あなたこんな時間に武器屋に来るってことは、
.    あなたも今晩の宿を確保できたから、今のうちに明日以降の準備を始めていたってところかしら?」

   【シン】
   「えっ……?
.    ――あ、あぁ……確かにそんな感じだ」

   >話題を変えるために、私がシンにそう尋ねると、
   >シンも私の意図を察してくれたようで、頷きながらそう答えた。

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 r<            {__       __|    `ー 、__
   `、         ├-、 `ヽ r'´ /|       i丶、
    、       !  \___/ !       |  !
   、 、       {         {       , / ,'

 ヽ  、ヽ       l         _  }        // /
  `、 、 、     l   _/,`ン´、) {        /!' /
   ヽ ヽ‘,    !   ,′´  , ´) i      /!'〉
     ', ハ    ,:   }    ノ '゙リ     ' / ,'
      V '    ′,. v      , 'i     / / i
     丿 i   i/  !     / !    ′ ′!
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   【シン】
   「――あっ、そういえば……!
.    なぁ、あんたたち、知っているか?」

   【アスナ】
   「はい?」

   【リズベット】
   「何を?」

   >突然、何かを思い出したシンが私たちに尋ねてきた。

   【シン】
   「どうやらこのゲーム、本当に仕様が変更されているみたいなんだ!
.    俺、確かにこの目で見て確認してきた!」

   【ハジメ】
   「――!」

   >――『仕様変更』。
   >その言葉に思わず体が反応してしまう。

   【シリカ】
   「仕様変更……ですか?」

   【シン】
   「ああ!」


   【選択肢】
     1:「それはどういうこと?」
     2:「詳しい話を聞かせてもらってもいい?」
     3:「β時代と違うってこと?」

          安価↓2


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.        /:::::/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
       /::: イ:/:::::|:::::::::::i::::::::::|::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
        ///::':::::::ハ::::::::::ト、::::/|:::/|:::::::::::::::::::::i:|:::::::::::::::トi
     /´ /:::i:::::::|__V::::::|´∨=|メ、|:::::::::::::::::::::トlヽ:::::::::::|

       ,::::::i::::::ハ≠V::::| ´しtj '|::::::::::::::::::::::ト、 }::::::::::|

       /:::/i、::::::::iヒtハ::::i  ̄ ̄ |::/:::::::::::::::::レ /:::::::::::l
       /::/ |::、:::i::i / 丶!    lイ:::::::::::::::i::::|´::::::::::::i、'、
     ノ'´  i:::::、i::' 、  `      '::::::::::::::八::|::::::;::::从 ``
         ';::::八::\y--、   /::/|:::::/ j``:::ハ:{、___
          ヽ{ ヽ::::ハ`   /'´ - |::/ ノヘ::/__``: : :`ヽ
           `  ∨ iゝ-.-‐<  ノ'  . -'"´: : : : : : \
               . '´. : へ.  . ‐''´  . : : : : : : :
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        /   : |  : :/ /       . : : /: : : ___
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   【ハジメ】
   「詳しい話を聞かせてもらってもいい?」

   【シン】
   「あぁ、もちろんだ! これはあんたたちにとっても重要な話だと思うからな!」

   >というより、プレイヤー全員にとって重要か、と呟き一呼吸置いた後、シンは話し始めた。

   【シン】
   「実は俺……1回死んでいるんだ」

   【アスナ】
   「えっ!?」

   【リズベット】
   「まさか……“こっちで死んだら現実でも死ぬ”って話は嘘なの!?」

   【シン】
   「あ、悪い。言葉が足りてなかった。
.    実際は、“ログインしたばかりの頃に1回死んでいる”んだ」

   【シリカ】
   「それってつまり……」

   【ハジメ】
   「茅場晶彦によるチュートリアルが行われる前――ということかしら?」

   【シン】
   「あぁ。その時は俺、《黒鉄宮》の《死者蘇生の間》って場所に跳ばされたんだ」

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次スレ立てました

【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層
【SAO】安価とAAでソードアート・オンライン 第3層 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394736527/)


少々中途半端ですが、今回はこれにて終了とさせていただきます
お付き合いいただきありがとうございました

再開は本日14日の22:30頃を予定しております
また、再開は上記スレからスタートさせていただきます
今スレの残りは雑談などで埋めてしまって構いません

それでは、今回はこの辺りで失礼させていただきます
お疲れ様でした

入浴シーンの人気に嫉妬w

本日は予定通り22:30に再開いたします
>>979のスレにて再開いたしますので、こちらのスレは埋めてしまってOKです


あと、もしよろしかったら、残りのレス中で
SAO以外の作品のキャラやAAで「こいつ登場させてほしい」っていうのがいたら登場作品名と一緒に教えてください
教えてもらったAA・キャラは100%登場させるとは限りませんが、可能な限り登場させられるようにしたいと思います
(ただし、>>1が原作未見の作品のAA・キャラの場合、ほぼ登場はないと思ってください)

倉崎楓子(アクセル・ワールド)

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