モバP「斉木楠雄のΨ難」 (76)
モバP「斉木楠雄のΨ難」
楠雄『僕の名前は斉木楠雄、超能力者である』
楠雄『なんだろう、何度も繰り返してきたこの紹介だが今回は少し違和感を感じるな』
楠雄『まぁ僕の日常を描くのに絵がついていようが文字だけであろうがたいして問題などない』
楠雄『またこの『』は心の声だと思ってほしい、いつもと仕様が違うが仕方のないことだ』
楠雄『ところで君は超能力者ときいてまずはどんなイメージをもつだろうか?』
楠雄『まぁだいたい何でも願いを叶えることができる羨ましい奴といった感じだろう、確かに僕は星のマークが入ったオレンジ色の不思議な球を7つ揃えなくても大抵の願望を叶えることができる』
楠雄『例えば男性ならば一度は夢見た事はあるであろう<美少女に囲まれるハーレム状態>という夢もその気になれば叶えられるだろう』
楠雄『これを聞けば男性の皆さんは』
「ええー!!ハーレム作れるとかマジ羨ましいわー!!!ラッキースケベ連発しまくりじゃん!」
楠雄『と思うだろう、だが実際にはそんな甘いものではない』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395995582
楠雄『僕の能力のひとつに<テレパシー>という能力がある』
楠雄『まぁ簡単に言ってしまえば他人の心の声を聞いたりこっちの声を頭に直接送ったりすることができる能力だ』
楠雄『これを聞くと何人かは』
「あ、そ、それならあのその、ファミマのて、店員に、脳内にその、直接あ、あ、ファミチキ頼むことも……おっふぅ」
楠雄『となるだろう、確かにコミュ障には嬉しい能力かもしれないな』
楠雄『しかしテレパシーには弱点があるのだ、それは能力のオンオフ切り替えが出来ないというものである』
楠雄『つまり僕は他人の心の声が聞こえっぱなしということだ、さらにはこの能力の射程距離は約200メートル、スタンドならばもはやチートレベルだ』
楠雄『よって常日頃から僕は200メートル以内に存在する他人の心の声を強制的に聞かされているのだ』
楠雄『最早うるさいなんてものではない、酔った大阪のおっさんだけが応援しに来た阪神巨人戦くらいうるさい』
楠雄『さて、ここでさっきの話に戻ろう』
楠雄『心の声が聞こえるということはどんな人間の本音でも聞こえるということだ』
楠雄『本音というのはもっとも素直な人間の気持ちだ、そういえば聞こえはいいが実際のところ』
彼女「今日もいっぱい思いで作ろうね!」
彼氏「お前とならどれだけでもつくれるさ!」
<本音>
彼女『コイツももう飽きたな……口くせえし』
彼氏『そろそろ乳くらい揉ませろやビッチが……』
楠雄『だいたい皆こんな感じだ』
楠雄『僕がハーレムを作ったとすればそれは夢の楽園でもなんでもない、ただの女の悪口大会でしかない』
楠雄『さて長々と前置きを続けたがその他の僕の能力も色々と説明しているのでそれは単行本を読んでもらえれればすぐにわかる、お近くの本屋にいって<斉木楠雄のΨ難>を買ってくれ』(ステマ)
楠雄『というより長く説明していたせいで学校に遅れそうだな、少し急ぐか』
???「うっ……ぐっ……!」ガクガク
楠雄『ん?』
???「まさかこんなところに石がおいてあって転んであばらがぜんぶ折れるなんて……!」
楠雄『どんな転び方をすればそうなる』
???「その上さらに折れたあばらが腹から飛び出してきてそれで指を切ってしまった……!!」
楠雄『結果より過程の傷がひどすぎるだろう、たかが石ころ1つでどれだけ怪我するんだ幸運の星が隠れたラッキーマンか』
???「ぐぅ……」チラッ
楠雄「……」
楠雄『学校いくか』スタスタ
???「おいぃぃぃぃぃ!!!」
???「普通こんな怪我人ほっといてどっかいこうとするぅぅ!?助けろよぉぉぉ!!!いや、逆になんで助けねぇのぉぉぉ!?」
楠雄『うるさい語尾をのばすな、どこぞの万事屋気取りか』
???「あっ……すまない、つい興奮してしまったようだ、俺はモバP、アイドルプロデューサーだ」
楠雄『なにいきなり名乗りだしてるんだコイツ、アイドルプロデューサー?』
楠雄『さてここで聞きたいことがある、例えば自分が道を歩いているときに大ケガをした頭にPの文字をかたどった黄色いマスクをしている奴に自分はアイドルプロデューサーだと言われたらどうする?』クルッ
楠雄『正解は無視して行くだ』スタスタ
モバP「いやちょっと!!!ちょっと待って!!!話を!!話を聞いてくれ!!!」
楠雄『ええいうるさいな、ついてくるなよ』
モバP「ほら、怪我人!!怪我人だよ俺!?」
楠雄『まったく……仕方ない、このまま学校までついてこられても迷惑だからな』スッ
モバP「ん?え?なに?」パーッ……
モバP「……!?怪我がなおった!?」
楠雄『お前の体を一日前の状態に戻した、それなら大丈夫だろう』
モバP「おお……これならなんだって出来そうだ!!」
楠雄『まったく時間がないというのに…僕はもう行くぞ』クルッ
モバP「ぐおおおおっ!!なんだ!?怪我はなおったけど今度は全内臓が悲鳴をあげてやがる……!!これは昨日なおったはずなのに……!!」
楠雄『悪魔に憑かれてるのかお前は』
モバP「くそっ……これじゃ仕事にいけない…!!」
モバP「そ、そうだ!!」
楠雄『嫌な予感しかしないんだが』
モバP「すまない、君に頼みたいことがある!」
楠雄『なんだ書類でも届けて欲しいのか、それくらいならまぁしてやらなくも』
モバP「今日一日だけプロデューサーになってくれないか!?」
楠雄『どうやらコイツは脳味噌もイカれているようだ』
楠雄『なに?プロデューサーになれだと?予想の斜め上過ぎるだろう、ただの通りすがりの高校生に何を期待しているんだ』
モバP「頼む!!今日だけでいいんだ!それになんか君ならいけそうな感じがするよ!ティンときた!!」
楠雄『それは社長の台詞だ』
モバP「も、もちろんお返しはする!えーと…」ゴソゴソ
モバP「これなんかどうだろう、鞄に入ってたアイドルの使用済み靴下なんだが…」
楠雄『照橋さんの兄といい芸能界には変態しかいないのか?』
モバP「今をときめくトップアイドルの高森藍子の靴下だぞ!?欲しいだろ?」(実は俺の靴下だけどバレないだろう)
楠雄『変態の物差しで話をすすめるな、そして今のでさらに要らなくなった』
モバP「頼むよ!!君にしか頼めないんだ!!」
楠雄『本当にうっとおしい、僕はもう学校にいくぞ……ん?』
モバP(外部の人間に頼むなんて最低な行為だけど…今日だけは外せないんだ!例え俺が責任をとってやめさせられてもかまわない!だから今日だけは…)
楠雄「…」
楠雄『やれやれ…』
楠雄『本来僕は目立つのが嫌いだ』
楠雄『学校をサボってアイドルプロデューサーになる?そんなことすれば一発で有名になってしまうぞ(頭のおかしさが)』
楠雄『だが…本来人の汚い部分しか見れないテレパシーでああいったものが見れるのは本当にめずらしいことだ』
楠雄『まぁそれにほんの少しだけだが僕にも責任がある、今回だけはやってやろう』
楠雄『アイツは今日はオーディションがあると言っていた、オーディションなんて見ているだけだろうし僕にも出来ないことはないだろう』
楠雄『さて、ここが事務所か』
楠雄『ところで問題だ、アイドル事務所に外部の人間が入っていきなり自分はプロデューサーの代わりだと言ってきたらどうなると思う?』
楠雄『正解は』
警察「話は署で聞こうか」
楠雄『と、100%青い服のお兄さんに連れ去れる』
楠雄『ならばどうすればいい?答えは…』ガチャッ
ちひろ「あ、プロデューサーさんおはようございます!」
凛「おはよ、プロデューサー」
卯月「プロデューサーさん!おはようございます!」
未央「おっはよー!!プロデューサー!」
楠雄『普通に扉を開けて入るだ』
楠雄『なぜ彼女たちが外部の人間である僕を怪しく思わないか、それは僕の能力のひとつであるマインドコントロールの力だ』
楠雄『このマインドコントロールによって僕が元々ここのプロデューサーだと彼女達に思い込ませた、もっとも明日になったら洗脳はとくつもりだが』
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/5TL4Wko.jpg
http://i.imgur.com/beyGOj7.jpg
島村卯月(17)
http://i.imgur.com/HZR1rfy.jpg
http://i.imgur.com/S5iKWdR.jpg
本田未央(15)
http://i.imgur.com/h6RlWPR.jpg
http://i.imgur.com/dQhUJZt.jpg
楠雄『ふむ、さすがはアイドル事務所だな、照橋さんにも劣らない美少女達ばかりだ』
楠雄『それにここに座っている緑色の服を着た彼女、どうやら事務員のようだな』
ちひろ「プロデューサーさん、今日も仕事頑張ってください!スタドリ飲みますか?」
楠雄『優しい事務員だな、それとスタドリ…栄養ドリンクのようなものか?』
楠雄『興味はあるな、一本もらおうか』
ちひろ「はい、100モバコインになります!」『実際はただの水ですけど、まったくバカなプロデューサーさんですね、フフフ』
楠雄『やっぱりいらない』
卯月「プロデューサーさん、今日はゆっこちゃんのオーディションですね!頑張ってください!!」
凛「まぁかげながら応援してるよ」
未央「ファイトだよ!!プロデューサー!」
楠雄『彼女達はアイドルか…僕とたいして年齢も変わらないのに大したものだ、彼女達は色々な年代のファンに愛されているのだろう』
楠雄『だが』
卯月『プロデューサーさん今日もかっこいい…告白しちゃいたい…!』
未央『横から見るプロデューサーもまた格別…元気が溢れてくるよ!』
凛『抱いてほしい』
楠雄『まさかの3コンボである、なぜあんな不審者(モバP)なんかがこんなにモテてるんだ?』
楠雄『ところでゆっこちゃん?それが彼の担当アイドルなのだろうか』
楠雄『ここにいる三人ではないんだな』
凛『プロデューサー、いまこっち見た……?』
楠雄『気のせいだ』
凛『まさか…昨日プロデューサーのシャツもって帰ったのバレた?』
楠雄『どうやら芸能界には変態しかいないようだ』
凛『返した方がいいかぁ…あ、でも切り刻んで枕につめたからもう無理だし…』
楠雄『どうしてこんなになるまで放っておいたんだ』
ガチャッ
裕子「皆さんおはようございまーす!!」
ちひろ「裕子ちゃん、おはよう!今日はオーディション頑張ってね!」
楠雄『来たか…彼女が担当アイドルのようだな』
楠雄『ふむ、やはりアイドルというだけあるな、他の三人に負けずとも劣らぬ容姿だ』
裕子「大丈夫ですよちひろさん!」『心配だけど…なんとかなるよね!』
楠雄『どうやらこの娘はプロデューサーに好意もたいして抱いてないようだな、普通の少女でひとまず安心か』
裕子「バッチリ私のサイキックパワーで合格して見せます!!なんたって私は超能力者、サイキックゆっこですから!!」
楠雄『前言撤回、コイツが一番めんどくさそうだ
裕子「あ、プロデューサーさん!またそんな超能力なんてあるわけないって顔して…超能力はありますよ!!」
楠雄『あぁ、知ってるし誰よりも信じている』
裕子「確かに超能力なんてって思うのも無理は無いですよね…でもあるんです!!」
楠雄『だから知ってる、僕に超能力はあると言うなんてぬーベーに妖怪はいる!と力説しているようなものだぞ』
裕子「どうしても信じられないなら…今からこのスプーンを曲げます!!」
楠雄『やめておけ、カレーが食べにくくなるだけだぞ』
ちひろ「プロデューサーさん、ゆっこちゃんをいじめちゃダメですよ?」『あとスタドリ買えよ』
楠雄『いじめたつもりはないしスタドリも買わない』
裕子「大丈夫ですよちひろさん!こうなったら意地でもスプーンを曲げてプロデューサーに超能力を信じさせてみせますから!」『それでプロデューサーさんにすごいって誉めてもらうんだ…えへへ』
楠雄『残念ながらスプーン曲げたくらいではすごいと思わない、君は誰かが指をならしただけですごいと思うか?』
未央「うわ、指がすごいなる」ポキパキ
裕子「す、すごい…!!」
楠雄『思っちゃうのかよ』
ちひろ「あ、プロデューサーさん!そろそろ時間ですよ!」
裕子「ほんとだ!はやくいきましょうプロデューサーさん!」
楠雄『あぁ、オーディションの時間か』
裕子「いやでも…いざとなったら私のサイキックでテレポートしますからそんなに急がなくても大丈夫ですね!!なんなら開始十秒前でも間に合いますし!」
楠雄『10分前行動って学校で習わなかったか?』
ー車内ー
裕子「いやー…やっぱりオーディション前は緊張しちゃいますね」
楠雄『ふむ、やはりいくらアイドルだといってもまだ僕とたいして年齢が変わらない女の子だな、人並みに緊張するようだ』
楠雄『ん?免許の無い僕がどうやって車を運転しているか気になるか?』
楠雄『その気になれば車の運転くらい訳はない、僕にとってはオートマもマニュアルも同じだ、格闘ゲームの操作でイージーアシストがついてるかどうかくらいの違いしかない』
楠雄『だが無免許運転はれっきとした犯罪だ、なので運転はしていない』
楠雄『ならばどうして車が動いているか?簡単だ、サイコキネシスで動かしている、なので運転はしていない』
裕子「そうだ!確かサイキックって手のひらに書いて飲み込めば緊張がとれるんですよね?」
楠雄『それでとれたら確かに超能力だな』
楠雄『さて、そろそろ目的地につくな』
裕子「あ、見えてきましたよプロデューサーさん!あれが今日のオーディション会場です!」
ーテレビ局ー
楠雄『アイドルのオーディションというのはテレビ局でするのか、オーディション室とかいう専用の部屋でもあるのか?』
裕子「ううー…緊張するー…」『合格できるかなぁ…うぅ…』
楠雄『言っていることと心の声が同じとは相当緊張しているようだな』
楠雄『しかしいくらオーディションとはいえ緊張しすぎじゃないか?アイドルなんだからオーディションなんて何度も体験しているだろうに………』
裕子『なんてったって今日はテレビ番組の企画型オーディションで全国放送されてるから私のアイドル生命…サイキックアイドル生命がかかってるからなぁ…』
楠雄『え?なに、もう一回言って?』
裕子『私のサイキックアイドル生命がかかってる…』
楠雄『そこはどうでもいい』
楠雄『全国放送の企画型オーディションだと?あの変質者(モバP)はそんなものは他人に任せようとしていたのか?』
裕子「やっぱり緊張はとれないですけど…プロデューサーさんと一緒なら出来る気がするんです!アドバイスとかお願いします!!」
楠雄『おいおい待て、アドバイスだと?ただの一般超能力者の僕に何を期待しているんだ、[呪文使うな]とか[いのち大事に]とか言えばいいのか?』
楠雄『参ったな、この一応僕の担当アイドルということになっている彼女をトップアイドルにするのは正直いって簡単だ』
楠雄『マインドコントロールだの催眠だのやり方はいくらでもある』
楠雄『しかしそれはあくまで僕が超能力を使った前提での話である、超能力を使わないとなると僕に出来ることなどなにひとつありはしない』
裕子「あ、プロデューサーさん!私そろそろ控え室で準備してきますから現場で待っててください!」
裕子「サイキックアイドルの名にかけて絶対に合格してみせます!!」タッタッタッ……
楠雄『行ったか…だからサイキックアイドルってなんだ』
楠雄『ふむ…だが考えてもみれば僕はあくまで変質者(モバP)の代役で来ただけだ、必死になって彼女を合格させる必要はないな』
楠雄『むしろオーディション会場のつき合いはしているんだ、それだけで充分だろう…合格するかどうかは僕ではなく彼女の問題だ』
楠雄『…と言っても考えても見れば』
楠雄『参ったな、この一応僕の担当アイドルというこ とになっている彼女をトップアイドルにするのは正直 いって簡単だ』
楠雄『マインドコントロールだの催眠だのやり方はい くらでもある』
楠雄『しかしそれはあくまで僕が超能力を使った前提 での話である、超能力を使わないとなると僕に出来る ことなどなにひとつありはしない』
裕子「あ、プロデューサーさん!私そろそろ控え室で 準備してきますから現場で待っててください!」
裕子「サイキックアイドルの名にかけて絶対に合格し てみせます!!」タッタッタッ……
楠雄『行ったか…だからサイキックアイドルってなん だ』
楠雄『ふむ…だが考えてもみれば僕はあくまで変質者 (モバP)の代役で来ただけだ、必死になって彼女を合格 させる必要はないな』
楠雄『むしろオーディション会場のつき合いはしてい るんだ、それだけで充分だろう…合格するかどうかは僕 ではなく彼女の問題だ』
すまん、>>55はミス
楠雄『しかし…』キョロキョロ
楠雄『テレビ局なんて滅多にこれる場所でも無いからな、少しだけ見学してみよう』
楠雄『ほう…これが撮影機材か、やはり本格的なカメラというのは大きいな』
楠雄『こっちは照明か、こういうものもまんがひとつにでも壊れていては大変なのだろうな』
楠雄『そういえばオーディションというからには他のアイドルも参加しているのだろうか、現場で見てみるとするか』
茜「やっぱりオーディションは緊張しますね!!」
楠雄『ほう、やはりいるんだな…ずいぶんと声の大きいアイドルだ』
茜「例えどんなオーディションでも全力でトライします!!!!」
楠雄『誰かさんを思い出すくらいの熱血だな、しかし不思議と暑苦しくないとは…さすがアイドルだ』
茜「よーし!!!頑張りますよぉぉぉぉ!!!!うおおおおおお!!!」
灰呂「そうだその意気だ茜君!!!!!うおおおおおお!!!もっとだ!!!!もっとあつくなるんだぁぁぁ!!!!」
茜「はい!!!!全力全速トラーーーイ!!!!!」
灰呂「もっともっともっとだぁぁぁ!!!!諦めなきゃなんでも出来る!!!もっとあつくなれよぉぉぉぉぉぉ!!!!お米食べろぉぉぉぉぉ!!!!」
楠雄『なんでお前がいる
灰呂「ん?そこにいるのは斉木君!!そうか、君はプロデューサーだったね!!」
楠雄『そういう君は熱血テニス部キャプテンの灰呂君だな、なぜここにいるんだ、ファブリーズのCM撮影か?』
灰呂「実は今日の朝に学校へと向かう道すがら倒れている人を発見してね、急いで担ぎ上げ病院へとつれていったんだ」
楠雄『救急車を呼ぶという考えにどうしてたどり着かないんだ?』
灰呂「するとその倒れていた人がなんとアイドルプロデューサーということを聞いてね、代役を頼まれたんだ」
楠雄『どいつもこいつもプロデューサー業なめてんのか』
灰呂「そして日野君と会ったんだけどとても気があってね、僕は絶対に彼女を合格させてみせるよ!!」
茜「はい!!!私も絶対に合格してみせます!!!!」
灰呂「そうだ!!!その意気だよ!!!!きっとその熱意で歌えば空の上のプロデューサーさんにも聞こえるに違いない!!!!」
楠雄『勝手に亡き人にするな』
灰呂、茜「うおおおおおお!!!ボンバァァァァァァァァ!!!!」『ボンバァァァァァァァァ!!!!』
楠雄『本当にうるさい』
小梅「あ、あそこに…ケ、ケーキを食べ、てる、幽霊がいる……」
燃堂父「……………」ムシャムシャモシャモシャチャグチャグ
小梅「……………」
燃堂父「……………」クチャ…
小梅「……………」
燃堂父「……………」
このSSまとめへのコメント
最後www