七海「好感度が分かるメガネ?」 (39)
左右田「おうよ、男のロマンであるロケットを作る計画の片手間に作成した産物だ。伊達めがねだから視力の心配もいらないぜ」
七海「ふーん…」
左右田「その反応、信じてないだろ」
七海「信じてない訳じゃないよ。ただ、これでどうやって好感度が分かるのかなーって」
左右田「やり方は簡単だ。メガネを装着して対象を視界に入れた状態で淵のボタンを押すだけで好感度を計測してくれるぞ」
七海「ほぉー…なんだか凄そうだね」
左右田「なんなら今日一日使ってみるか?」
七海「いいの?」
左右田「どうせ俺が持っててもしばらく使わねぇしな。ちゃんと返してくれりゃ好きなだけ使って構わねぇぜ」
七海「ありがとう、早速使ってくるね」
左右田「後これ、マニュアルだ。何か分からない事があったらこれ読んどけ」
七海「分かった。ロケット作り頑張ってね」
左右田「悪用はするなよー(ソニアさんの俺に対する好感度が知りたくて作ったなんて言えない)」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394982126
七海「うーん、それにしても好感度かぁ」
七海「(好感度って事は恋愛ゲームでいう高い程好きだっていうあれだよね?)」
小泉「あれ、七海ちゃんその眼鏡どうしたの?」
七海「うーん…」
小泉「…七海ちゃん?」
七海「あ、小泉さん」
小泉「さっきから声かけてたんだけど…。所でその眼鏡どうしたの?」
七海「これ?左右田君から貰った相手の好感度が分かる眼鏡らしいよ」
小泉「好感度が分かる眼鏡?胡散臭いわね」
七海「んー…そうだ、小泉さんの好感度を見てもいいかな?」
小泉「私の?まぁ、見られて困る訳でもないしその眼鏡が本物かどうか試すのも兼ねれるしいいんじゃない?」
七海「じゃあ…ポチッとな」ピッ
小泉「…どう?」
七海「なんかレンズ内で数値の計測画面が出てるよ」
小泉「こっちからだと普通のメガネにしか見えないけど」
七海「あ、計測されたよ。小泉さんの好感度は…55だね」
小泉「55…無難な数字ね。ちなみに好感度のめやすは聞いてるの?」
七海「あっ」
小泉「聞いてないのね」
七海「でも、他の人の好感度も照らし合わせれば基準も分かってくる…と思うよ?」
小泉「まぁそれもそうね。あ、その姿写真撮らせて」
十神「二人共、そこで何をしている」
七海「あ、十神君。丁度いいところに来たね」
十神「…そのメガネはどうした?」
七海「左右田君に貰ったの。何でも、好感度が分かるメガネらしいよ」
十神「好感度が分かるメガネか。信じられんがあいつなら作りかねないな」
七海「えーっと、十神君の好感度は…」ピッ
十神「おい、勝手に測定をするな」
小泉「いいじゃない別に。減るものじゃないでしょ?」
十神「それはそうだが…」
七海「十神君の好感度は…48だね」
十神「それは高いのか?低いのか?」
小泉「私よりは低いわね」
十神「ほう…なるほど」
澪田「白夜ちゃーん、見つけたっすよ!」バッ
十神「澪田、いきなり抱きついて来るなと何度言えば分かる!」
澪田「だって暇っすもーん。ってあれ、千秋ちゃんそのメガネどうしたっすか?」
七海「んーとね、左右田君から貰ったんだけど、好感度が分かるメガネらしいよ」
澪田「むっはー!楽しそうっすね、唯吹に貸してみるっすよ!」
小泉「はいストップ。一応所有者は七海ちゃんだからね」
澪田「ぶー」
七海「じゃあせっかくだし澪田さんの好感度も測ってみるね」ピッ
澪田「おーなんかハイテクな気配がするっす」
七海「澪田さんの好感度は…72。ハイスコアだよ」
澪田「わはー!唯吹が最高得点っすか!なんか嬉しいっすよ!」
小泉「あー、でも分かるかも」
十神「所で、そのメガネで分かる好感度は誰に対する好感度だ?」
七海「んー、マニュアルによるとデフォルトでは装着者への好感度に設定されてるみたいだよ」
小泉「マニュアルあるんだ…」
七海「ちなみに、16人全員分の対象者が設定されてるから他の人に対する好感度も分かるよ」
小泉「一気に万能性増したわね」
澪田「はい!はいはーい!じゃあ白夜ちゃんの澪田に対する好感度を見て欲しいっす!!」
十神「!?」
七海「オーケー。早速測ってみるね」ピッ
十神「おい、やめろ!勝手に計測するな!!」
小泉「そんなにうろたえなくてもいいじゃない。あんた男でしょ?」
澪田「白夜ちゃん、唯吹の事嫌いっすか…?」
十神「そういう訳では…」
七海「計測完了。十神君の澪田君への好感度は79だよ」
十神「」
小泉「………」
七海「最高記録更新だね」
澪田「白夜ちゃああああああん!!両思いと分かって唯吹は嬉しいっすよ!!」
十神「ええい、落ち着け!」
七海「ちなみに澪田さんの十神君への好感度は82だね」
十神「くっ、俺はもう行くぞ」ダッ
澪田「あ、待つっすよ白夜ちゃーん!照れなくてもいいんすよー!」
小泉「…七海ちゃん」
七海「ん?」
小泉「それが好感度が分かるメガネだって事は…無闇に言わない方がいいと思う」
七海「んー…そうかな?」
小泉「じゃないとややこしい事になるわよ」
七海「じゃあ無闇に言わない方がいい…のかな?」
ソニア「あら、七海さんに小泉さん!こんにちわんこです!」
七海「あ、ソニアさんオッスオッス」
小泉「ところで、その手に持ってるのは…種?」
ソニア「これは田中さんのハムスターにあげるひまわりの種です!」
小泉「田中ねぇ…」
小泉「(七海ちゃん、そのメガネでソニアちゃんの田中への好感度を測ってみて)」ヒソヒソ
七海「? 分かった」ピッ
ソニア「どうかしましたか?」
小泉「なんでもないわ。それより、これから田中のところに行くの?」
ソニア「はい、田中さんと一緒にハムスターと触れ合うつもりです!」
七海「(ソニアさんの田中君への好感度は81かぁ…)」
七海「(あ、そういえば左右田君がソニアさんの事好いてたっけ。せっかくだし左右田君への好感度も測ろう)」ピッ
ソニア「それにしても七海さんのメガネ、ハイカラですね」
七海「ハイカラ…かな?」
小泉「左右田が聞いたらハイカラだろ?って答えそうね」
七海「(ソニアさんの左右田君への好感度は…-82かぁ)」
ソニア「それでは、そろそろ田中さんの元に向かいますね」
小泉「気をつけていきなさいよー」
七海「(-って事は…どういう事なのかな?)」
一旦投下終了。今回も短めのSSになる予定です。ほのぼのって和みますね…山も谷もオチも無いですけど
狛枝「やぁ七海さん、それに小泉さんも!今日も希望溢れるいい日になるといいね」
小泉「げぇ、狛枝…」
狛枝「あぁ、ごめんね。僕みたいなゴミクズとは会いたくもなかったよね…」
七海「(狛枝君の好感度も測ってみよう)」ピッ
狛枝「あれ、七海さん…その眼鏡は?」
七海「左右田君から貰ったんだ。似合うかな?」
狛枝「素晴らしいよ!超高校級である七海さんに似合わない訳がないじゃないか!!」
七海「61…か」
狛枝「61?」
七海「んー…思ってたより低いね」
小泉「あー…あの二人見た後だとね」
狛枝「ねぇ、何の話?僕にも教えて欲しいな」
小泉「あんたに話したら面倒な事になるから却下」
小泉「しかししつこかったわね…狛枝」
七海「小泉さん、マニュアルによると16人の中で対象が一番好感を持ってる人が分かる機能もあるみたいだよ」
小泉「それって本命バレバレじゃない」
西園寺「あれ、小泉お姉に七海じゃん。どうしたのさ」
小泉「日寄子ちゃん、丁度いい所に来たわね」
七海「西園寺さんオッスオッス」
西園寺「…そのメガネ、何?」
七海「左右田君が作った好感度が分かるメガネだよ」
西園寺「何それ左右田キモっ」
小泉「あー…うん」
七海「せっかくだし西園寺さんが一番好感を持ってる人を測ってみよう」
西園寺「!? ちょっと待って、勝手に測るな!!」
小泉「ひ、日寄子ちゃん!?」
七海「一番高いのは…小泉さんの88だね」
小泉「あれ、一番高いのって…あたし?」
西園寺「う、うん…だって小泉お姉は私の一番大切な人だもん(ホッ」
七海「ちなみに二番目に高いのは日向君だね」
西園寺「」
西園寺「はぁ!?何言ってんの!?わ、私が日向お兄の事好きな訳ないじゃん!?」
小泉「日寄子ちゃーん、自分から言わなくてもいいから」
西園寺「ふぐぅ…」
七海「でも、ソニアさんの田中君への好感度よりは低いよ?」
西園寺「」ピキッ
小泉「日寄子ちゃん落ち着いて!」
ギャーギャー
七海「んー…好感度ってよく分からないね」
弐大「よし、今日のトレーニングはこれくらいでええじゃろ」
終里「あーくそっ、また勝てなかった」
七海「二人共オッスオッス」
弐大「ん?どうした、お前さんもわしのトレーニングを受けに来たのか?」
七海「それは違う…よ?」
弐大「ふむ、そうか…所でそのメガネはどうしたんじゃ?」
七海「左右田君から貰ったメガネだよ」
終里「おーいおっさん、早く飯食いに行こうぜ!」
七海「(そういえば弐大君と終里さんってよく一緒にいるよね…測ってみよう)」ピッ
弐大「何か電子音みたいな音が聞こえたが、そのメガネに何かからくりでもあるんかのう?」
七海「なんでも、好感度が分かるメガネらしいよ」
終里「メガネがどうかしたのか?」
七海「んー…終里さんの弐大君への好感度は63だね」
終里「?」
弐大「そいつは高いのか?それとも低いのか?」
七海「普通…かな?」
終里「なぁ、今の63って何だ?」
弐大「わしらの好感度らしいぞ」
終里「ふーん。なぁおっさん、それより早く飯食いに行こうぜ」
七海「ちなみに弐大君の終里さんへの好感度は60だね」
終里「なぁおっさん、飯ー」
弐大「分かった分かった、という訳じゃ。わしらはそろそろ行く。面白いもんを見せてくれて感謝するぞ」
七海「またねー」
七海「二人共一緒にいるからもっと高いと思ったんだけどなぁ…よくわかんないや」
日向「何がよくわかんないんだ?」
七海「あ、日向君オッスオッス!」
日向「オッス…ってそのメガネどうした?」
七海「これはね、左右田君が作ってくれたんだよ」
日向「あのな、七海…メガネは視力が悪い人がかけるもので、視力が普通なのにかけてたら目が悪くなるぞ」
七海「そうなの?」
日向「まぁ中には目が悪くない人がかけても平気な伊達メガネってのもあるけどな。基本目が悪い人が付けるものだ」
七海「じゃあ左右田君は伊達メガネって言ってたから問題ないね」ピッ
日向「…そうか。それにしても左右田が作った時点で何かしらありそうだな」
七海「何かしらって…例えば?」
日向「左右田の事だから壁を透過する機能だとか心が読める機能だとか、そういうのが付いててもおかしくないだろ?」
七海「さすがにそれは言い過ぎ…だと思うよ?」
日向「まぁそりゃそうか。でも似合ってるぞその眼鏡」
七海「そう…かな?」
日向「あぁ(メガネをかけた七海…凄い破壊力だ)」
七海「(好感度98かぁ…これって、日向君は私の事が好き…なのかな?)」
七海「二人共一緒にいるからもっと高いと思ったんだけどなぁ…よくわかんないや」
日向「何がよくわかんないんだ?」
七海「あ、日向君オッスオッス!」
日向「オッス…ってそのメガネどうした?」
七海「これはね、左右田君が作ってくれたんだよ」
日向「あのな、七海…メガネは視力が悪い人がかけるもので、視力が普通なのにかけてたら目が悪くなるぞ」
七海「そうなの?」
日向「まぁ中には目が悪くない人がかけても平気な伊達メガネってのもあるけどな。基本目が悪い人が付けるものだ」
七海「じゃあ左右田君は伊達メガネって言ってたから問題ないね」ピッ
日向「…そうか。それにしても左右田が作った時点で何かしらありそうだな」
七海「何かしらって…例えば?」
日向「左右田の事だから壁を透過する機能だとか心が読める機能だとか、そういうのが付いててもおかしくないだろ?」
七海「さすがにそれは言い過ぎ…だと思うよ?」
日向「まぁそりゃそうか。でも似合ってるぞその眼鏡」
七海「そう…かな?」
日向「あぁ(メガネをかけた七海…凄い破壊力だ)」
七海「(好感度98かぁ…これって、日向君は私の事が好き…なのかな?)」
七海「ねぇ日向君、一つ聞いてもいいかな?」
日向「ん?」
七海「日向君は私の事…好き…なのかな?」
日向「ブフォッ!?」
日向「な、七海?いきなりどうした?」
七海「んー…澪田さんやソニアさん達を見た後だから気になって」
日向「そ、その二人と今の話がどう関係あるんだ?」
七海「日向君は…私の事、嫌い?」
日向「(見るな、そんな純粋な目で見るな!!)」
罪木「あれ、日向さんに…七海さん?」
七海「(うわ、罪木さんが視界に入った途端罪木さんの日向君への好感度がオーバーフローを起こしてるよ)」
日向「罪木、丁度いい所に来たな」
罪木「お二人共楽しそうですねぇ…私も混ぜてください」
日向「あ、あぁ…もちろんだ」
罪木「うふふふふ…」
七海「(これは…もしかして三角関係っていうやつなのかな?)」
一旦投下終了。間違えて2重投稿しちまったorz
罪木「所で、お二人で何を話してたんですか?」
日向「七海が左右田からメガネを作ってもらったらしくてな」
罪木「メガネですか…とても似合ってますよ」
七海「えへへ…そうかな?」
罪木「はい、とっても」
日向「罪木もメガネが欲しいのか?」
罪木「い、いえ…そうじゃないんです。ただ、羨ましいなぁと」
日向「羨ましい…?」(閃きアナグラム中
七海「んー…(もしかして罪木さんは日向君と一緒になりたいのかな?)」
日向「だったら、ショッピングモールにでも行って一緒にプレゼントを探すか?」
罪木「ぷ、プレゼントですか?それって誰の…」
日向「罪木に決まってるだろ?あまり嫉妬されて変な事されても困るしな」
罪木「ふぇ!?あ、そ、その…ありがとぅございます」ゴニョゴニョ
日向「悪い七海、そういう訳だから一旦お別れだ」
七海「いってらっしゃーい」
七海「日向君は地雷処理も上手なようで」
七海「んー、なんだろうこの気持ち。もやもやする」
花村「おや、どうしたのかな?恋愛で困ってる事があったら相談に乗るよ?」
七海「あ、花村君。実はね…」
花村「なるほど、日向君と罪木さんがショッピングモールに行った辺りからもやもやした気持ちだと」
七海「うん、花村君は何か知ってるかな?」ピッ
花村「何って、そりゃあ勿論恋に決まってるじゃないか!」
七海「恋?」
花村「うん、七海さんの場合一緒にいる内に無自覚にその男性の事を意識するようになったパターンだね」
七海「なるほどなぁ…全員に対する好感度が60台の花村君からそんな言葉が出るなんて思わなかったよ」
花村「あぁ、恋愛ゲームを通して理解してる感じか。でも、実際の恋は恋愛ゲームのようには上手くいかないよ?」
七海「そうなの?」
花村「特に日向君の場合結構皆から好かれてるからね。それこそ誰かが積極的に仕掛けてかっさらっていってもおかしくないよ」
七海「倍率高いね」
花村「七海さんも日向君の事が好きでしょ?だったら、何か行動を起こしていかないと罪木さん辺りに恋の勝負で負けちゃうよ」
花村「さて、僕は食材の下ごしらえをしなきゃいけないからね。何か進展があったら報告してね!」
七海「恋の勝負かぁ…」
ウサミ「七海ちゃん、何を悩んでいるんでちゅか?」
七海「あ、ウサミちゃん………」
七海「(私もウサミちゃんと同じただのプログラム。日向君達は人間…私が日向君を好きになっても迷惑なのかな)」
七海「(多分、日向君は他の人と…その方が別れも辛くない。でも…)」
ウサミ「七海ちゃん…泣いてるんでちゅか?」
七海「…あれ?何でだろう、私、何で…」
ウサミ「何か辛い事でもあったんでちゅね。先生でよければ相談に乗りまちゅよ」
七海「ウサミちゃん…あのね」
ウサミ「な、七海ちゃんが恋を。先生複雑な気持ちでちゅ」ウルウル
七海「私、どうしたらいいかな?」
ウサミ「七海ちゃんは日向君の事が好きなんでちゅよね?」
七海「多分…そうだと思う。ううん、そうだよ」
ウサミ「でちたら、七海さんの想いを日向君にぶつけてみてはどうでちょう?」
七海「それでお互い両思いだったとしても…私達はただのプログラムだよ?修学旅行が終わったらお別れしなきゃいけない」
七海「そしたら、日向君も余計辛いし…それだったら他の人とくっついてもらった方がいいのかなって」
ウサミ「う、うぐ…」
九頭龍「何言ってんだお前は」
七海「あ、九頭龍君…と辺古山さん」ピッ
辺古山「少しだけ話は聞いたが…要するにお別れを恐れて自分の気持ちに正直になれないという事だな」
九頭龍「いいか七海、いつか来る別れを恐れて自分の気持ちを抑え込んだ所で、後悔するのは自分だ」
九頭龍「ウサミはともかく七海がプログラムだって事を聞いた時には驚いたが…そんなのは些細な問題だ」
九頭龍「修学旅行が終わったら永遠のお別れって訳じゃねぇ、それこそ会おうと思えば何時でも会えるだろ」
九頭龍「それに、七海はただのプログラムじゃねぇ。俺達と同じように感情を持って話してる時点で、立派な人間だ」
九頭龍「だからこれだけは言っておく。細かい障害を恐れて後悔だけはするな」
九頭龍「俺から言える事はそれだけだ。いいな」
七海「さすが相思相愛の好感度100同士は言う事が違うね」
九頭龍「ブフォッ!?」
辺古山「な、七海…何を言っている?私達はその、付き合って等…」
ウサミ「ほぇ?お二人共付き合ってないんでちゅか?」
九頭龍「うるせぇ!ペコ、行くぞ」
辺古山「…とにかく、私も坊ちゃんと同じ意見だ。自分の気持ちと向き合って、よく考える事だ」
ウサミ「…七海ちゃん、気持ちは固まりまちたか?」
七海「…うん」
七海「ウサミちゃん、私日向君に告白してくる」
ウサミ「そうでちゅか。先生は影で見守ってまちゅ。…上手くいくといいでちゅね」
七海「皆にはお礼を言わないとね。…難易度高いけど、頑張るよ」
その後、七海さんは日向君に告白したらしい。
返事がどうとかまでは聞いてないけど、多分上手く修羅場ってるんじゃないかな?主に罪木さんとか西園寺さんとか。
後、幸運にも九頭龍君が辺古山さんにプロポーズする場面を目撃しちゃった。こんな所で希望を見れるなんて、やっぱり僕は幸運だね。
終里さんと弐大君は相変わらずかな…ずっとこのまま二人で登っていくと思う。
そういえば澪田さんも最近綺麗になった気がする。十神君も照れているし、もしかして…これは幸運な場面が見られるかもしれないね。
ソニアさんと田中君もいい感じの雰囲気だね。左右田君が悲しみを背負ってるけど、きっと左右田君ならこの絶望を乗り越えられると信じてるよ。
おや、噂をすれば…
七海「日向君、早く行こうよ」
日向「そんなに急がなくても、遊園地は逃げないぞ」
罪木「でも、5人で遊園地…楽しみです」
西園寺「あんなに浮かれちゃってさー、ばかみたい」
日向「西園寺も浮かれてるじゃないか」
西園寺「うっさいうっさい!いいから黙っておんぶして」
小泉「はいはい、あんまりはしゃいだら転ぶわよ」
希望は、前に進むんだ! 終里
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません