注意事項
・SSをはじめて書きます
・とある魔術の禁書目録の登場人物の性別が逆の状態で、
1巻をやったら、どうなるか書いてみました。
・性別は全員逆というわけではありませんので、誰が逆になっているか、
想像しながら、見てもらうと面白いかも
・この人物を変えてくれ、変えないでくれといわれるとそのとおりにする場合もあります。
・基本書くのが遅いです
・キャラ崩壊があるかもしれませんが、温かく見守ってください
でははじめます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374391025
7月19日
---
上嬢「はぁはぁ不幸よぉ」
不良A「待ちやがれ!このアマァ」
上嬢『私上嬢桃麻は、不幸に愛されているとしか思えない青春を
送っているのでした』
止まれば犯されるんじゃないのかと、
普通に思える不良10人ほどの不良との追いかけっこの最中
いつもは、気だるそうにしている目を大きく開き、
背中まで伸ばした黒髪と男を誘惑する大きな胸を揺らしながら
少女は心の中でつぶやきため息を付いた
--
上嬢『そう7月19日明日から夏休みとテンションをあげて
ファミレスに入って、ゴーヤとエスカルゴの地獄パスタなんてのを頼んでてたら
その時だった。不良に絡まれてる女の子を見て、
助けてあげようかなと、思ったのが運のつき
トイレに行っていた不良のお友達が帰ってきて今に至る
何なんですかぁ?この不幸はぁ?』
--
--
10分後橋の上
上嬢「はぁはぁ…やっと巻けたわね…」
御坂「何やってんのよ?あんた…不良を守って善人気取りか?
相変わらずよね…あんたて…熱血教師ですか?」
上嬢「もしかしてあの人たちがお掛けって来なくなったのて?」
御坂「うん。めんどいからあたしが、焼いといた」ビリビリ
上嬢「やっぱり…」
御坂「ねぇ?レールガンて覚えてる?」チャリン
上嬢「れーる…ガン…て!」
御坂「別名超電磁砲…こう言うのを言うらしいのよね?」シュバン
御坂「こんなコインでも音速の3倍で、飛ばせばそこそこ威力が出るのよね」
上嬢「まさか…あの人達を追い払うのにそれを?」
御坂「馬鹿にしないで、レベル0の無能力者の調理法くらい心がけてるわよ」
上嬢『そう…私はこの子を助けようと思ったわけじゃない
不用意にもこの子に近づいた少年たちを助けようとしたの』
上嬢「アンタが、この学園都市に7人しか居ないレベル5なのは、
分かってるけどね…人を見下すような言い方やめたほうがいいわよ
。あたし以外友達できないわよ…」
御坂「いつあたしとあんたが友達同士になったのよ?」ビリビリ
上嬢「あ…私だってレベル0…きゃっ」
向かってきた電撃を避けるなんて、出来るはずもなく
私は、思わず右手を前に突き出し防いだ。『異能の力』を使うものなら何でもそれが、
神様の奇跡でも問答無用で、打ち消す異能力『幻想殺し』≪イマジンブレイカー≫
それが、異能の力であるなら、彼女の『超電磁砲』にしたって例外ではなく。
パリンと何かを砕く音ともに打ち消した
御坂「で、そのレベル0のあんたが…何で、傷ひとつないのかしら?」
上嬢「何ていうか、不幸というかついてないて言うか…アンタ本当についてないわよ」
そして桃摩は不敵な笑みを浮かべ相手を見つめた。対する超電磁砲は全身に
電気をまとい見つめ返していた
もう少し前で、改行しないと見づらかったですね。
すみません
---
7月20日夏休み初日
上嬢『昨日雷による停電のせいで私の部屋は
うなるような暑さに支配されていました。
それは冷蔵庫の中身が、全て絶滅しているという事でして、
この暑さの中で、自分一人が食べるだけに
料理をする気も起きずに
カップや焼きそばを作れば流し台に全て流し込んでまい。
コンビニで、何か買おうかと思い財布を捜してる中に
キャッシュカードを踏み割ってしまい。
担任の先生から、上嬢ちゃんオバカだから補習ですと、
ラブコール』
上嬢「不幸よ…天気もいいし気分でも入れ替えて
布団でも干しましょう」
上嬢「空はこんなに真っ青なのにあたしのお先は真っ暗…ん?」
上嬢「あれ?もう干してあるて…えっ?えっ?えぇ?」
私の目の前には、白い服を着た男の子が干してあった
上嬢「この服神父さん?…外国人よね」
?「おな…」
上嬢「え?」
?「おなか減った」
上嬢「はぁ?…もしもし」
?「おなか減った」
上嬢「はぁ?日本語うまいわね…」
?「おなか減ったて、言ってるんだよ?」
上嬢「えっと?あなたはひょっとしてこの状況で、
自分は行き倒れですとか言っちゃたりするんでしょうか?」
?「倒れ死にとも言う」
私は無言で、ベランダを後にし
布団を元の位置に戻しベランダに戻った
?「無視はひどいんだよ…
おなかいっぱい食べさしてもらうと嬉しいかも」
もしも、私が男なら、「この子にはどこ遠いところで、
幸せになってもらおうとか」考えて冷蔵庫で、
死んでいる焼きそばパンを食べさせてることだろう
だが、一人分ではなくなったんだ。料理をする気がおき。
私は無言で、少女を抱え部屋へと招き入れた
---
これでも、読みづらいですかね?
コメントもらえれば、善処しますので
はじめてでsageというのも、分からなくて
普段私のほうが男言葉ばかりで、
女言葉は使わなくてなれてませんので
メアドは入れなくてよかったですか?
>>10
SS速報VIPに初めてきた方へ
■ SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364178825/)
↑のスレの最初の方に基本的なルールが書いてあるよ
>>11
参考になります。ありがとうございました
禁書「あむあむ…おいしいよ…これ」
上嬢「そ…そうかな?」
『無事だったパスタと調味料と缶詰で、作った適当パスタなんだけど
こう美味しそうに食べられると、嬉しいものがあるわね』
禁書「僕のために無償で、作ってくれた料理なんだもん
美味しくないはずがないんだよ」
『この笑顔作ったかいがあった気がする』
上嬢「それで、なんでうちのベランダで干されてたの?」
禁書「落ちたんだよ。本当は屋上から、
屋上に飛び移るつもりだったんだけど」
上嬢「えっ?ここ10階建てよ?」
禁書「仕方なかったんだよ…追われていたからね…あっ!
それより自己紹介しないとだね?僕の名前は、
インデックスって言うんだよ」
上嬢「てっ、どう聞いても偽名じゃない?
インデックスて何よ?目次?」
禁書「うーん、禁書目録のことなんだけど。
あっ!魔法名なら、DEdicatu545。
献身的な子羊は強者の知恵を守るて意味だね」
上嬢「そのインデックス君が、何で、追われてるの?」
禁書「あたしの持ってる十万三千冊の魔道書が狙いだと思う」
上嬢「魔道書?」
禁書「うん…エイボンの書死者の書ネメトロン代表的なのは
こういうのだけど」
上嬢「中身はともかくあなた手ぶらにしか見えないけど?」
禁書「ちゃんと持ってるんだよ…十万三千札」
上嬢「十万三千札て…どこかの倉庫の鍵でも、持ってるの?」
禁書「ううん」
上嬢「まさかお馬鹿には見えない本とか言わないよね?」
禁書「ううん、馬鹿じゃなくても見えないよ…
勝手に見られると意味がないもの」
上嬢「で?誰に狙われてるの?」
禁書「魔術結社だよ」
上嬢「はぁ?魔術?」
禁書「あれ?日本語がおかしかった?マジックだよ。マジックキャバル」
上嬢「それて、新興宗教か何にか?」
禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね?」
上嬢「うーん…」
禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね」
上嬢「悪いけど…無理」
禁書「へっ?」
上嬢「わたしもいろいろと異能の力は知ってるけど、魔術は無理ね
この学園都市じゃ超能力なんて、珍しくもなんともないから…
科学の力で誰だって開発できるし」
禁書「超能力は信じるのに魔術は信じないて、変な話」
上嬢「じゃ、魔術て何よ?軽く見せてみてよ…」
禁書「無理…僕には魔術がないから仕えないもん」
上嬢「ガックリ…使えないなら、魔術があるかどうか
分からないないでしょう」
禁書「あるもん…魔術はあるもん」
上嬢「まぁ、私にも生まれたときから妙な力があるんだけど」
禁書「妙な力?」
上嬢「この右手で触ると、異能の力なら、電撃だろうと
レーガンだろうと…多分神様の奇跡でも打ち消せます…はい」
禁書「プー」
上嬢「何よ?その怪しい通販見てる反応は?」
禁書「だって、神様を信じてもいなさそうな人に、
神様の奇跡でも打ち消せますといわれても」
上嬢「イラッと来る…こんなインチキ魔法少年に
小ばかにされるとは」
禁書「インチキじゃないもん」
上嬢「なら、何かを見せてみて…それを右手で打ち消せば、
右手のことも信じるしかないよね?」
禁書「いいもん見せてあげる。これこの服これは、
歩く教会という極上の防御結界なんだから」
上嬢「何…それ?先から聞いてたら
わけの分からない専門用語ばっか言って…意味わかんない」
禁書「キー」グルグル
そう言ってもらえると、嬉しいです
男インデックスは、ショタイメージで
口調は変えてないですから
ただ…悩むのは、この後歩く教会が、壊れたときの
禁書の大きさをどうするかですね
禁書「だったら、論より証拠…
この包丁で、あたしのおなかを刺してみる」
上嬢「何…それ?」
禁書「これは、教会として必要祭典減の要素だけを詰め込んだ
服の形をした教会なんだから、…包丁で刺したぐらいじゃ
傷一つ着けられないんだよ」
上嬢「じゃぁ、グッサリ刺して見ますなんて、
酷い事できるわけないでしょう」
禁書「とことん馬鹿にして…
これはトリノ聖骸布を正確にコピーしたものだから
強度は絶対なんだよ…物理魔術全ての攻撃を問わず
吸収しちゃうんだから」
上嬢「ふーん、つまりあれね?それが本当に異能の力て言うなら
私の右手が触れただけで、木っ端微塵てわけね」
禁書「ふふん♪あなたの力が本当な・ら・ね♪」
上嬢「上等よ…そこまで言うなら、
やってあげようじゃない」ガシッ
上嬢「あれ?」チラッ
禁書「ふふん♪別に何もおきないんだけど?ふふん」ストン
仁王立ちしていた神父さんの白い服が、プレゼントのリボンを
解くようにストンと落ちて、年齢相応の小さな象さんが露になった
私は、突然の光景に目線をはずすこともできずに硬直してしまい
上嬢「イ!?…イヤー」
禁書「うん?イヤーなんだよぉ」
自分の状況に気づいた神父さんが送れて悲鳴を上げて、
グルグル手を回してパンチをしてきた。
思わず私は可愛いなとか思いながら、されるがままに攻撃された
神父さんの服て、何て言うんでしたでしょうか?
シスターは、修道服で分かるんですけど…
それと、上嬢の口調を少し変えてみましたが、
まだおかしいですか?
本当ですね…
僕で、統一するつもりなのに間違えてる
上嬢「全く色々なところをたたいて、合宿のときの蚊かよ…あなたは?」
禁書「どよーん」
上嬢「先のは、私が悪かったから//だから…キャッ」ボコン
禁書「あれだけのことがあったというのに、
何で普通に話しかけられるんだよ」
上嬢「イヤー私だって大変ドキドキしてるというか何と言うか…」
禁書「馬鹿にして…もう」フン
上嬢「あっ!」
『あの修道服私の右手に反応したてことはあの子が、
異能の力にかかわってることは間違いない』
禁書「ふふん♪出来た」バン
上嬢「何?そのアイアンメイデン…」
禁書「日本語では針のむしろと言う…はぁあ」
上嬢「あっ、そういえば、補習…
私これから学校に行かないと駄目なんだけど…
あなたどうするの?ここに残るなら、鍵渡すけど?」
禁書「いい…出てく…いつまでもいると、連中ここまで来そうだし
あなただって、この部屋ごと爆破されたくないよね?」
上嬢「あっ!待ってよ」
そう呟いた瞬間私はこけかけて自分の携帯を踏み割ってしまった
上嬢「うっ…うぅ」
禁書「あなたのの右手…幸運とか、神のご加護とか…
そういう物まとめて消してしまってるんだと思うよ」
上嬢「はぁ?」
禁書「その右手が空気に触れてるだけで、
バンバン不幸になるてわけだね?」ニッコリ
上嬢「あぁ…不幸よ」ガックシ
禁書「何が不幸て、そんな力を持って生まれてきたのが、
もう不幸だよね」
上嬢「あなた…あなたここを出て、どこか行く当てでもあるの?」
禁書「ここにいると敵が来るから」
上嬢「敵?」
禁書「この服は魔力で動いているからね…それをもとに
サーチ掛けてるみたいなんだよ…でも大丈夫…教会まで逃げ切れば、
匿って貰えるから」
上嬢「ちょっと待ちなさいよ…それが分かってて放り出せないわよ」
禁書「じゃぁ…僕と一緒に地獄のそこまで落ちてくれる?」
上嬢「それくらい…一緒に落ちてあげる…」
禁書「冗談だよ…僕一人だけなら、簡単に逃げられるから」ガチャッ
上嬢「困ったことがあったら、また来ていいからね…」
禁書「うん…おなか減ったらまたくる…キャッ…名にこれおかしいよ?」
お掃除ロボットに囲まれ追いかけられ神父さんは消えていった
上嬢「はぁ…あっ!やばい補習」
結標「ショタを保護したわ。いや誘拐じゃないわよ?」
一方「もォ捕まっちまえ」
できればこんな感じで改行してくれ
せっかく俺得設定なのに読みにくくて………
デルタフォースの面々や、こもえ先生の性別はどうしましょうか?
そういうことですね?せりふも改行と分かりました
分かりませんね…とりあえず修道服で、書いてみました
土御門は、決まってるんですけど…青ピーとこもえ先生をどうするべきか…
では、裏切って、子萌先生の性別は変更なしで
禁書が残したものは、フードはまずいですよね?
この場合何を残すべきなんでしょうか?
厳しい…とりあえずネックレスでしてみました
青ピーの方は、次投稿したら、軽く説明します
--
『学園都市ここは何十とも言う大学や小中学校が集う学園の町
東京都の3分の1になる広さに人口が二百三十万その8割が学生で
ここに住んでいる。そして、先の掃除ロボットやら、
何かがうろちょろしている。ちょっと変わった街だ』
子萌「はーい、それじゃ補習の授業を始めます。
先生気合を入れて小テスト作ってきたので、早速配るですー
成績が悪かったら、スケスケ見る見るですー」
1年七組の担任月詠子萌は、身長135センチで、安全面の理由から、
ジェットコースターの利用を断れたという伝説を持つ誰がどう見ても
黄色い安全棒に真っ赤なランドセル、
リコーダー標準装備の十二歳にしか見えない
学園7不思議に指定されるほどの幼女先生である
土御門「スケスケ見る見るて、目隠しでポーカーする奴だったかにゃー」
青ピー「10回連続で正解するまで、帰っちゃダメェて、おいたな企画」
土御門「やれやれこの間も朝まで生居残りだったにゃー」
上嬢「うっ」
子萌「上嬢ちゃんは開発の単位が足りないので、
どっち道スケスケ見る見るですよ」
上嬢「げぇ」
青ピー「子萌ちゃんは譲ちゃんが、可愛くて、仕方がないんやね?」
上嬢「青ピーあなたは、あの背中に悪意を感じれないの?」
青ピー「あないなお子さまに言葉で、攻められるなんて
譲ちゃん経験知高いでぇ…羨ましい」
上嬢「レズの上にロリコンでM?救いがないわね…」
青ピー「あははっ♪レズで、ロリがすき何とちゃうでぇ
ロリもスキなんや」
上嬢「あのねぇ…」
子萌「そこぉ、それ以上喋りやがったらコロンブスの卵ですよ?
OKですかぁ?」
上嬢「はぁ、不幸だ」
『あの子どうしてるかしら?部屋にネックレスを忘れていったけど…
でもなんだったの?十万三千冊の魔道書て?
そんなものどこに?
あの子ここにあるて言ってたけど…
そのうち忘れ物取りに来るよね』
青ピー「先生上嬢さんが男子野球部の汗に夢中になってまーす」
上嬢「えっ!えぇ!」
子萌「クスンクスン」
クラスメイト一同「泣かした…泣かした」敵意ある視線
33さん そういわれても、難しいですのよね
まぁ、そのとおりなので、次からは自分で考えます
ちなみに、青ピー男性の時の長い趣味プラス気弱な主人公、
俺様系主人公などショタ以外もいけるという
男女とわず多趣味な女性になっています
土御門に関してはまんま服装は同じで、女に代わってるだけです
もう決めてはいるんですが、ステイルや神裂火織の性別皆さんは、
私がどちらにすると思いますか?
了解です…どうも、何もないとSSツマラナイかなと、
不安になってきまして
--
アナウンス「完全下校時間を過ぎています」
上嬢「結局この時間まで居残り…不幸よ」
御坂「いたいた…見つけたわよ?こんどこそ…てっ、アンタ
アンタよ…アンタ止まりなさいてば…」
上嬢「また、ビリビリ中学生?」
御坂「ビリビリ言うな…私には、
御坂美琴とて言うちゃんとした名前があるのよ
アンタ最初会ったときからずっとビリビリ言ってるでしょう?」
上嬢「そうだったよね…それでビリビリも補習?…」
御坂「うっさいわね…今日こそ、電極刺した蛙みたいに
ヒクヒクさせてやるから、遺言と遺産分配やっとけや…コラー」
上嬢「やだ」
御坂「何ですってぇ」ドン ビリビリ
掃除ロボは狂いぶつかり合い。
近くを歩いていた罪のない通行人の携帯は煙を吐き壊れた
御坂「どうよ?腑抜けた頭のスイッチは切り替えられた?」
上嬢「ふざけないで…昨日あなたが、派手に雷落としたおかげで
うちの電化製品とか冷蔵庫の中身は全滅よ…友達とはいえ、
これは怒るからね」
御坂「友達じゃない//それにアンタがムカつくから悪いのよ」
上嬢「意味が分からない切れかたして…
大体あたしは指一本触れてないでしょう?」
御坂「そうよ…一発も殴られてないもん…ということはお互い様で、
引き分けて事でしょう?」
上嬢「はぁ…いいよ…なら、あなたの勝ちてことで」
御坂「ちょっとアンタ真面目にやりなさいよ」
上嬢「じゃぁ、真面目にやっていいの?」
御坂「くっ」
上嬢「朝は似非魔術師今は、ビリビリ超能力者と来たもんね」
御坂「魔術師?もしかして…またトラブル?」
掃除ロボ「メッセージメッセージ電波法に違反する攻撃性電磁波を感知
システムの異常を感知しました」
御坂「キャッ」
上嬢「バカァ…あんな所で、ビリビリするから」
御坂「煩いわよ…早く逃げなさいよ…このバカ」
少女二人は、掃除ロボ3体との追いかけっこを夕日をバックに
青春の1ページとばかりにはじめた
--
上嬢の寮
何とか、掃除ロボを撒き疲れた足取りで、自分の部屋のある階まで来ると、
先ほどまで追いかけっこをしていた掃除ロボと
同型のマシンが清掃をしていた
上嬢「清掃ロボ…全く人の部屋の前で、何を掃除してるのよ?」
上嬢「あっ!何ていうか不幸よ…ねぇ、インデックス
こんなところで、何をやってるのよ?こんな所で寝てから…!
何よこれ?」
私はインデックスに触れた瞬間ぬるぬるした感触を感じ
慌てて、赤く染まった自分の手を見る
上嬢「えっ?しっかりして、インデックス…どこの誰にやれれたの?」
ステイル「はぁ?僕たち魔術師だけど?」
背後に降りかかった声に私は振り向いた。
そこには、自分よりも幼そうに見える
2メートル近い白人の男性が立っていた
指にはメリケンサックのように嵌められた指輪。
口にはタバコ、目の下にはバーコード普段なら確実に
通報している変態集溢れる男だ
そういや女性視点から見ると胡散臭さの塊みたいな男かもな、ステイル
>>19
神父の服はスータンだよ
ステイル「これはまたずいぶん派手にやっちゃて」
上嬢「何で?」
ステイル「ここまで、戻ってきた理由?さぁね?
忘れ物でも、したんじゃないかのかな?」
上嬢「はっ?」
ステイル「昨日はネックレスがあったけど…
あれて、どこで落としたんだろうね?」
『ネックレスに残った魔力をサーチしてここに来た?
赤の他人の私を巻き込まないため…わざわざ危険を冒して戻ってきた?』
上嬢「バカ…」
ステイル「ふーんふーんふーん…やだな…
そんな目で見られても困るんだけどね?
それを切ったのは僕じゃないし神崎だって何も
血まみれにするつもりは無かったんじゃないかな?
その修道服歩く教会は絶対防御なんだけど…何の因果で砕けたのか?」
上嬢「何でよ?」
ステイル「うん?」
上嬢「私は、魔術なんてメルヘンなんて信じれないし、
あなた達魔術師なんて生き物は理解できない…
でもあなた達だって正義と悪があるんでしょう?
こんな小さな男の子を追い回して血まみれにして
これだけのリアルを前に自分の正義を語れるの?」
ステイル「言いたいことが済んだなら退いて欲しいな…
それ、回収するから」
上嬢「かい…しゅう?」
ステイル「そう、回収…回収だよ回収…
正確にはそれが持っている十万三千冊の魔道書だけどね
あぁ、注意したまえ…君程度の人間なら
一冊でも読めば廃人コース確定だから」
上嬢「ふざけないで…そんなもの…何処にあるというの?」
ステイル「あるさ…それの頭の中に…」
上嬢「えっ?」
ステイル「一度読んだものを一瞬で覚えて
一字一句を永遠に記憶し続ける能力を持ってるんだ。
それの頭はね…世界各地に封印され、持ち出す事のできない魔道書を
その目で記憶し保管している魔道書図書館て分けさ
まぁ、それ自身は魔力を練る事が出来ないから無害だけどね
その十万三千冊は少々危険なんなんだ…
だから、魔術を使える連中に連れ去られる前に保護しにやって来たわけさ」
上嬢「ほ…ご?」
ステイル「そうだよ…そうさ保護だよ。保護…それにいくら良識と
良心が合っても拷問と薬物には耐えられない…
そんな連中にか弱い少年の体を預けるなんて考えると、
心が痛むだろう?それとも興奮かい?僕はするね…」
上嬢「あんたね…何様だ」
私は走り出し、変態の顔目掛けて殴りかかるが、あっさりとかわされた
ステイル「ステイル=マグネスと名乗りたいところだけど…ここは…
Fortis931と言っておこうか?」
ステイル「日本語では、強者といったところか…
語源はどうだっていい…魔法名だよ…聞きなれないかな?」
上嬢「あっ!」
ステイル「僕たち魔術師生き物は、魔術を使うときに名前を
名乗ってはいけないそうだ…古い因習だから理解できないんだけど
重要なのは魔法名を名乗り上げたことでね…僕たちの間では
魔術を使う魔法名というよりも、むしろ…殺し名かな?」ピン
ステイル「炎よ…」
上嬢「うっ」
燃え上がる炎に思わず私は一歩後ろに下がってしまった
上嬢「これが魔術?」
『魔術なんて、得体の知れないものにこの右手は通用するの?
異能の力なら、一撃で打ち消せるけど…
私は超能力以外の異能の力なんてまだ知らない』
ステイル「巨人に苦痛の贈り物を…はぁ」ゴォォォオ
ステイル「ふぅ…やり過ぎたかな…残念だったね?
まぁ、そんな程度じゃ、何回やったところで、何回やったところで、
勝てないてことだよ」
上嬢「誰が、何階やっても勝てないて?」ボコッ
ステイル「グゥ…バカな…」
上嬢「何をビビッテンの…わたし…そうよ…
あのカソックを壊したのだってこの右手だったじゃない…壊したの…」
私は壊したときに見た年相応の象さんを思い出し赤くなってしまった
ステイル「このぉ」ゴォォオ…パリン
ステイル「そうか?やっと分かったよ…歩く境界が誰に壊されたか…
世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ≪省略≫
わが身を食らいて力となせ」ギャオォ
ステイル「魔女狩りの王イノケンティウスその意味は必ず殺す」
上嬢「邪魔だ」パリン、ゴォォ
上嬢「元に戻った?…くっ!何で右手が通用しない?違う…
この炎消してもすぐに復活してる…」
禁書「ルーン…秘密を指し示す24の文字でゲルマン民族により
2世紀から使われる魔術言語で古代語のルーツとされています」
禁書「イノケンティウスを攻撃しても意味はありません
壁床辺りに刻んだ≪ルーンの刻印≫
を消さない限り何度でもよみがえります」
ステイル「ちっ」
上嬢「あなた…インデックスよね?」
禁書「はい…私はイギリス聖教内、第0聖堂区ネセサリウス所属の
魔道書図書館です。正式名はイン≪省略≫
呼び名は略称のインデックスでかまいません…
現在自動書記ヨハネのペン」ゲシッ
ステイル「君には無理だ…絶対に出来ない。この建物に刻んだルーンを
完全に消滅させるなんて…君には絶対無理だ…吸血殺しの紅十字」ボォオ
上嬢「くっ」ドゴォン
上嬢「はぁはぁ死ぬ…本当に死ぬ」
何とかあそこから逃げてきた私は床に寝転がり息を整えた。
そして私は、廊下中に張られた紙に気づく
上嬢「もしかして、これが…ルーンの刻印?あっ…追ってきた…
しまった…」
イノケンテウス「ギャオォ」
上嬢「どうして追ってこないの?あっ、ルーンを貼り付けてるのは
この寮だけね?はぁ」
上嬢「どこかに通報…無理…私はあの子に言ったはずでしょう?…
一緒に地獄に落ちてあげるて…あの子は私のことを思って
はぐらしたけど…」
>>48
私は壊したときに見た年相応の象さんを思い出し赤くなってしまった
シリアスっぽかったのが一気にギャグになったじゃないかww
ステイル「インデックス」
ステイルが恋人に触れるかのようにインデックスへと
手を伸ばしたときに火災報知器の音が鳴り響く
ステイル「まさか…イノケンテウスの炎を消すために…
そんなツマラナイ理由で、ずぶ濡れにされたのか…彼までぬれて、
風邪でも引いたらどうするんだ?…しかしこれはこれで…」チン
ステイル「イノケンテウスは、どうしたんだ?」
上嬢「アンタ…正直凄いよ…ナイフか何かで、ルーンを
刻み込まれてたなら、勝ち目は0よ」
ステイル「まさかイのケンテウスは
三千度の炎の固まりこんな程度で、鎮火する物か…」
上嬢「バーカ…炎じゃないよ…アンタは人のうちに何を
ベタベタ貼り付けてた?」
ステイル「凄いよ…だけど経験が足りないかな?
コピー用紙はトイレットパーパーじゃないんだ…
水ぐらいで破れたはしないよ…殺せ」ゴォオパリン
ステイル「バ…バカな…僕のルーンはまだ死んでないのに」
上嬢「コピー用紙は確かに破れないけど…水に濡れたら、
インクは落ちるんじゃない?」
ステイル「イノケンテウス…イノケンテウス…くっ…灰は灰に」
上嬢「そうよね…一緒に落ちるのを断られるなら、手をつかんで、
無理やりにでも平和な世界に引き上げればいいだけ…
そうでしょう」ドカン
ステイル「インデックス」
ステイルが恋人に触れるかのようにインデックスへと
手を伸ばしたときに火災報知器の音が鳴り響く
ステイル「まさか…イノケンテウスの炎を消すために…
そんなツマラナイ理由で、ずぶ濡れにされたのか…彼までぬれて、
風邪でも引いたらどうするんだ?…しかしこれはこれで…」チン
ステイル「イノケンテウスは、どうしたんだ?」
上嬢「アンタ…正直凄いよ…ナイフか何かで、ルーンを
刻み込まれてたなら、勝ち目は0よ」
ステイル「まさかイのケンテウスは
三千度の炎の固まりこんな程度で、鎮火する物か…」
上嬢「バーカ…炎じゃないよ…アンタは人のうちに何を
ベタベタ貼り付けてた?」
ステイル「凄いよ…だけど経験が足りないかな?
コピー用紙はトイレットパーパーじゃないんだ…
水ぐらいで破れたはしないよ…殺せ」ゴォオパリン
ステイル「バ…バカな…僕のルーンはまだ死んでないのに」
上嬢「コピー用紙は確かに破れないけど…水に濡れたら、
インクは落ちるんじゃない?」
ステイル「イノケンテウス…イノケンテウス…くっ…灰は灰に」
上嬢「そうよね…一緒に落ちるのを断られるなら、手をつかんで、
無理やりにでも平和な世界に引き上げればいいだけ…
そうでしょう」ドカン
>>51
シリアスだけだと、私が持たないので
ギャグを入れていってます
というか、女の子ですから、象さんの衝撃は
ここまで、こびり付きますよ
--
寮の近く
御坂『とあるバカが、なんとなく気になって探してたら、
家事が、あったのを知りここに来た。なんとなく先から、
胸騒ぎがとまらない。多分あれだ…友達が心配だからとかじゃなく
ライバルに勝てないうちにいなくなられるのを心配してるのよ…
そうに決まってるわ』
黒子『オネェサマまぁまぁ、オネェサマ補習なんて、
似合わない真似をしてると思ったら夜遊びのための口実だったんですね?』
御坂「あのねぇ?黒子何処をどう見たら、
このあたしが夜遊びをしてるように見えるわけ?」
黒子「決まっています…こんな場所を通って寮に帰るのは
どう考えても遠回りですもの」
御坂「用事があったのよ…それより、あんたこそ…あっ!」
黒子「そうですわ…オネェサマ…
私ジャッジメントのお仕事で、ここに来ましたの…あの出火の原因
どうやら能力者の仕業らしいのよ」
御坂「ふーん」
御坂『アイツ巻き込まれて無いわよね?
アイツの事だから、こういうの知ったら、
また自分だから飛び込んで…心配してないわよ…ライバルだし
怪我されたら、困るだけよ』
--
少し離れた路地
上嬢「これで、発信機みたいな機能は消えたはずだけど…
早くこの子を病院に連れて行かないと…でも、この子ここのID
持ってなさそうだし、うっかり入院でもしたらすぐに情報が漏れる
…けど、このまま放置できないし」
禁書「桃摩…どうかした?顔色悪いけど?」
上嬢「人の心配してる場合?早くその怪我何とかしないと…」
禁書「大丈夫…だよ…とにかく血をとめることが出来れば」
上嬢「もう…あなたの持ってる十万三千冊の中に
傷を治すような魔術は無いの?」
禁書「…ある…けど」
上嬢「それて…」
禁書「あなたには無理…例え僕が術式を教えてあなたが
それを完全に行えてもあなたの力がそれを邪魔する」
上嬢「うぅ…またなの…またこの右手が悪いの?」
禁書「あなたの右手じゃなく超能力てのがもう駄目なの…
魔術というのはあなたたちみたいな才能がある
人間が使うものじゃないんだよ。才能が無い人間がそれでも
才能がある人間と同じ事をしたいからと生み出されたのが魔術」
上嬢「なら、カリキュラムを受けているこの街の学生には?」
禁書「うん…魔術は使えない…」
上嬢「そんなのて、無いわよ…ここは学生の街よ
なのに…学生には…あっ!ねぇ、魔術て、才能の無い人間なら、
誰だって使えるのよね?」
--
とあるアパート
ピンポンピンポン
上嬢「この時間で、もう寝てるなんて言わないでよ?」
子萌「はいはい、今空けますよ…うん?上嬢ちゃん…
新聞屋のアルバイトでも始めたんですか?」
上嬢「子供をつれて勧誘する新聞屋さんなんて、何処にいるんですか?
それより急いでるんで入ります」
子萌「ちょ…ちょっと先生困ります」ガッチャン
子萌「ふえ…ふえ普段はこんなに汚れてないですよ」
子萌「どうしたんですか?それ?」
上嬢「先生…お願いします…何も聞かずに…
この子のいうことを聞いてあげてください」
私は相手の目を見つめ心の底から頼んだ。
すると、先生は静かに頭を縦に振った。
私の右手が邪魔になるといけないので、静かに外へと歩いていく
--
翌日
上嬢「というか愛煙家で、ビール好きの
子萌先生のパジャマがあんたに合うの…というか、女のあたしより、
可愛い気がするのは何でよ?」
目の前にいる可愛いウサギを抱きしめたくなる衝動を押さえつけ私は呟き
禁書「胸の所も丁度よくてピッタリなんだよ」
子萌「なっ!その発言はしんがいなんですよぉ
あたしは大人の女性なんですよぉ」
上嬢「はぁ」
子萌「それより上嬢ちゃん…結局上嬢ちゃんの何様なんです?」
上嬢「弟…」
子萌「大嘘にもほどがあるですモロ銀髪碧眼の外国人少年です」
上嬢「事情を聞きたいのはこの事を上の人に伝えるためですか?」
子萌「です…この街で起きた以上、解決するのは教師の役目です
責任を取るのは大人の義務です。上嬢ちゃん達が
危ない橋を渡ってると知って黙ってられるほど、
先生は子供じゃないんです」
上嬢「赤の他人なら、巻き込めるけど
先生のこと好きだから、巻き込みたくないんです」
子萌「何気にキュンとなるようなこと言って、
誤魔化そうとしても、誤魔化されないんですよ」
上嬢「あれ、どこへ?」
子萌「執行猶予です。ご飯の買い物に行ってきます。
その間に何を話すべきか、シッカリキッチリ纏めておくんですよ…
それと…」
上嬢「それと?」
子萌「先生買い物に夢中になって忘れてるかもですから…
帰ってきたからズルせず上嬢チャンから、話してくれないと…
駄目なんですからね?」
すみません…今日はここまでにします
眠ります。神裂さんとのバトルまで
流れは、禁書と変わりません。ですので、
回復魔術の所は割愛しました
間違えていたようで、指摘ありがとうございます
上嬢とインデックスの説明シーンは省き
ステイルと神崎さんの会話シーンを描いています
30
分ごろにはあげたいです
--
上嬢にインデックスが、魔術についての説明をしているとき
狙撃銃のように長いレンズを取り付けたカメラを覗き込み
600m程はなれた場所から狙撃のような体制から
写真を撮るステイルがいた。
ステイル「ウサギ姿のインデックス…
最高だ…グッジョブだ」カシャッ
その背後には右ひざが破れたかなり大き目のジーンズに、
へそが出るように着ている白いシャツ
腰には刀女性と勘違いしそうな中世的な美形
≪神崎 焔≫『かんざき ほむら』
彼は変質者そのものの同僚を見下ろし世界の平和のために
切り伏せるべきか悩んでいた
神崎「ステイル貴方は今何をしているんですか?」
ステイル「事情は後で説明するよ。
それより、インデックスは生きてるよ」
神崎「そうですか…彼に同伴していた少女の身元を探りました」
ステイル「で、あれの右手は何だった?」
神崎「少なくとも魔術師や異能者の類ではないとしか…」
ステイル「なんだ…あれがただの
高校生とでも言うつもりかい?」カシャッ
ステイル「止めてくれよ何の力も持たない少女が
イノケンテウスを退けれるほど世界は優しく作られちゃいない」
神崎「そうですね…むしろ問題なのは彼女が、ケンカ早い
駄目高校生というカテゴリーになっていることです」
ステイル「情報の意図的な封鎖…かな?…納得が行ったよ…
君がいない内にロード=スチュアート…彼から、上嬢の写真を
何枚か気づかれないように撮ってくるように言われてね…
たぶん情報収集なんだろうね?」カシャッ
神崎「そういうことですか…そういえば、
私も学園に潜り込んでいる者から
上嬢桃摩と戦うんだって?上嬢の写真のネガを頼むにゃー
場合によっては、一シーン2万で買うにゃー
それくらい安い投資だにゃーと言っていましたね…
彼女も情報収集なんでしょう…」
ステイル「楽しそうだよね?本当に楽しそうだ…
彼はいつだって楽しそうに生きている…
僕達はいつまで…あれを引き裂き続ければいいのかな?」カシャッ
上嬢とインデックスが、ケンカをして笑いあう姿を眺めステイルは呟く
神崎「複雑な気持ちですか?かつて…あの場所にいた貴方としては?」
ステイル「ふん…いつもの事だろう?」
ケンカ最中に上嬢の服が破れスカートがずり落ち下着姿になった
その姿を写真に収めながらいい
--
上嬢『穴居スーパーから帰ってきた小萌先生は何の事情も聞かずに
アパートに泊めてくれた。本当に買い物に夢中で忘れたのか、
忘れたことにしてくれたのかは聞いていない』
禁書「お風呂♪お風呂♪お風呂♪えへへっ、とうま…とうま…」
上嬢「どうしたの?」
禁書「何でもない…用が無いのに、名前が呼べるて…
なんか幸せかも♪」
禁書「ねぇ?とうま…聞きたいことがあるんだよ?
小萌が言っていたコーヒー牛乳て、何?カプチーノみたいなもの?」
上嬢「そんなエレガントなものは銭湯には無い…
んーでもあなたには大きなお風呂は衝撃的かも
イギリスて、狭いユニットバスが、主流なんでしょう?」
禁書「その辺はよく分からないかも…僕は気がついたら
日本にいたからね…向こうのことは少し分からないんだよ」
上嬢「道理で日本語がペラペラなはずね」
禁書「ううん、そういう意味じゃないんだよ…僕生まれはロンドンで
セントジョージ大聖堂の中で、育ってきたらしいんだよ。
日本に来たのは1年前くらいらしいんだよ」
上嬢「らしい?」
禁書「うん、日本に来たときくらいから記憶が無いからね…
最初に目を覚ましたときは、自分のことも分からなかった
とにかく逃げなくちゃっと思った
昨日の晩御飯も思い出せないのに難しい知識ばっかり
グルグル回って、本当に怖かった…」
上嬢「もしかして、何で記憶をなくしたのかも分からないの?」
禁書「うん♪…ん…とうま…何か怒ってる?」
上嬢「…怒ってないから」
私は慌てて笑顔を向けた
禁書「なら、良かったんだよ…でも、先のは、
本当に怒ってるように見えたんだよ…もしかして、
僕を困らせて楽しんでる?とうまのそういう所嫌いかも…」プゥ
上嬢「元から好きじゃないのに、そういう台詞子供には早いかも…
いくらなんでもあなたには、ラブコメめいた
素敵イベントは期待してないから」
禁書「……」
上嬢「で、なんで、上目遣いで
黙ってしまわられるんでしょうか、王子?」
禁書「とうま…大嫌い」
瞬間以外に痛いグルグルパンチを受けた
--
上嬢「殴るだけ殴ったら先に行って…迷子になってないといいけど…
あれ?人が…いない?」
神崎「ルーン」
上嬢「はっ!」
神崎「人払いのルーンを刻んでるだけですよ」
上嬢「あんたは?」
神崎「…神浄の討魔ですかーー良い真名です…神崎焔と申します
出来ればもう一つ名前はかたりたくないのですが…」
上嬢「もう一つの名前?」
神崎「魔法名ですよ…」
上嬢「ステイルと同じ魔法結社という人たち?」
神崎「率直に言います…魔法名を名乗る前に…彼を保護したいのですが…」
上嬢「…嫌よ」
神崎「仕方ありません…女性に危害を加えたくないのですが…
名乗ってから、保護しましょう…」
刀が抜かれると同時に風が走り、
風力発電の羽が切り裂かれ地面へ落下した
神崎「もう一度問います…魔法名を名乗る前に…彼を保護したいのですが…」
上嬢「何言ってるの?あなたを相手に降参する理由なんか…」ブルブル
神崎「何度でも問います…」シュバッザザン
上嬢「くっ…」
神崎「私の七点七刀が織り成す『七閃』は、
一瞬と呼ばれる間に7度殺すレベルです…必殺といっても
間違いではありません」
上嬢『私には一発も見えなかった…でも…この右手なら…』
神崎「ステイルからの報告は聞いてます
何故かあなたの右手は、魔術を無効化すると…
ですが、それはあなたの右手で触れていなければ
不可能ではありませんか?」
上嬢『服が破れて下着が見えてるけど…
気にせずに…自分から飛び込むしかない』シュバン
神崎「幾度でも問います…
何があなたを底まで駆り立てるか、分かりませんが…七閃」シュバン
上嬢「このぉ」
上嬢『消えない?…極細のワイヤー…この人刀を動かす仕草に隠して…
』
上嬢「あなた魔術師じゃないの?」
神崎「言ったはずです…ステイルから話を聞いていたと…」
上嬢「なら、その長い刀は?」
神崎「この七天七刀は飾りではありませんよ…七閃を潜り抜けた
先には唯閃が、待っています…それになりより…
私は魔法名すら名乗っていませんよ」
神崎「名乗らせないでください少女…私は二度とあれを名乗りたくない」
上嬢「…出来るはず無いでしょう」
神崎「何ですか?聞こえなかったのですが」
上嬢「…うるさい…うるさいて言ったのよ…この無感情野郎…」
神崎「…七閃」
何とか私は、彼に近づくが鞘で腹を突かれ蹴り飛ばされた
神崎「もう良いでしょう?
貴女が彼にそこまでする理由は無いはずです?」ゲシッ
上嬢「…なんでなの?なんで…私を殺さない…
その気になればいつだって殺せたはずなのに…
あなたは底でためらってくれるだけの
常識のある人間なんでしょう?」
上嬢「…なら分かるはず…小さな子供をよってたかって追い掛け回して
刀で背中を切って…そんな事間違えてるて…知ってる?
あの子はあなた達のせいで、記憶がなくなってるのよ…
何処まで追い詰めたらそんな酷い事になるのよ?」
今のところ口調おかしいところありますか?
上嬢「私は…必死でがんばってもたった一人の子供も守れない
負け犬よ…あなたたちに連れ去られるのを
指をくわえてみてるしかない…弱者よ…だけど…あなたは違うでしょう?
それだけの力があれば誰だって、何だって守れて…
何だって、誰だって救えるのに…何で、そんな事しかできないの?」
神崎「私だって…私だって…好きでこんな事してるんじゃありません…
私の所属する組織の名前はネセサリウス…」
上嬢「…はっ!それて、インデックスと同じイギリス聖教の?」
神崎「彼は私の同僚にして大切な親友なんですよ…」
上嬢「えっ?」
神崎「私だって彼の背中を切るつもりは無かった…あれは…
歩く教会が破壊されたと知らず…
彼は絶対に傷つくはずが無いから切っただけ…なのに…」
上嬢「ま…待って…親友の背中にどうして?」
神崎「彼はそうやって保護しないと生きていけないのです…
完全記憶能力…」
上嬢「…完全記憶能力…」
神崎「…それが全ての現況です」
上嬢「それて…十万三千冊のこと?
全部あの子の頭の中に入ってるのよね?」
神崎「人間の頭の容量は意外に少ない…
ですが必要の無い記憶を忘れることで、脳を整理している
だから、人間は生きていける…だけど…彼にはそれが出来ない」
上嬢「……」
神崎「雨粒一滴一滴の形…すれ違う人の顔…
彼の脳はそんな同でもいい記憶にあっという間に埋め尽くされしまう」
上嬢「待って…あなた達は同じ組織に所属していながらあの子に
悪い魔術師なんて呼ばれているの?」
上嬢「それともあの子が嘘ついているというの?」
神崎「彼は嘘をついていませんよ…
私達が同じネセサリウスの人間だということも…
彼が追われている本当の理由も…何も覚えてないんです…
だから、自分で判断するしかなかった…
自分を追う魔術師は十万三千冊を狙う魔術師だと疑うのが妥当だと」
上嬢「けどあの子には…完全記憶能力があるのよね?
そもそもなんで…あの子は記憶を失っているの?」
神崎「失ったのではありません…正確には私達が消しました…」
上嬢「消したって…魔術で?…でも、どうして?
…あなたはインデックスの仲間なんでしょう?
あなたにしても、インデックスは大切な仲間じゃないの?
なら、どうして?」
神崎「そうしなければならなかったからです…
そうしなければ彼は死んでしまうからです
彼の頭の85%は十万三千冊の記憶に使われています…
そのため彼は常人の15%しか脳を使えません
その15%に記憶をし続ければ彼の脳は…」
上嬢「記憶を消す以外に方法は?」
神崎「…ありません」
上嬢「…いつまで?」
神崎「記憶を消去するのはきっかり1年後でないと出来ないんです
その周期で無いと記憶の消去は出来ません…
後三日…」
上嬢「…三日」
神崎「私達に彼を傷つける意思はありません…
むしろ私達でないと彼を救うことは出来ない
引き渡してくれませんか?私が魔法名を名乗る前に…
それに記憶を消してしまえば、彼は覚えてませんよ…
貴女が彼をどれだけ思ったところで…」
上嬢「くっ…」
神崎「そんな彼を助けたところで、あなたには何の益もありませんよ」
上嬢「ふざけないで…あの子が覚えてるとか関係ない…
分からないなら一つだけ教えてあげる…
わたしはあの子の仲間よ…今からもこれからも…
あの子の仲間であり続けると決めたの…」ググッ
上嬢「聖書に書かれてなくても絶対にそうなの…
おかしいと思ったのよ…単にあの子が忘れてるだけなら、
全部話をして、誤解を解けばいいだけのこと…
何で誤解したままにしてるの?
敵として追い回してるの?あなたたち何勝手に見限っての?
あの子の気持ちを何だと…」
神崎「うっせんだよぉ…ド素人が…知ったような口を利くな…
私達がどんな気持ちで、あの子の気持ちを奪ってきたと思う?
ステイルがどんな気持ちで敵を名乗ったと思いますか?
あなたは何も知らないくせに」
そう言うと走り出す神崎。上嬢を殴りつけようとした瞬間
光と共に一枚のコインが彼に迫る。それを慌てて、回避すると、
誰も来ないはずの空間に第三者の声が響く
?「話は聞いてたけど、そんな事知らないわよ」
そこまでは…想像力が無いので
ただ…ラストの展開が変わりますとだけ言っておきます
上嬢「び…ビリビリ…なんで?」
御坂「びりびりて言うなぁ」
上嬢は何とか電撃を右手で防ぐとここにいない筈の少女を見つめた
御坂「何でて、アンタの様子がおかしかったから…
また何かに巻き込まれたのかもて…心配になったのよ…
だから…探してたら、ここには近づきたくない気がして…
逆に怪しいと思ってきたわけよ…」
上嬢「心配だからて…こんな危ないところに…」
御坂「アンタがそれを言うな…それに…
あ…アンタがアタシを友達だって言ったんでしょう?
友達のピンチを助けるのは当たり前でしょう?」
上嬢「…」
私はこんな危ないところにきてくれた
友人が嬉しくなり何もいえなくなった
神崎「いきなり出てきて…何も知らないくせに友情ごっこだぁ?
ふざけるなぁ…私達は駄目だったんですよ…
1から思い出を作り直しても…それを何度繰り返しても
家族も親友も…全てが0に帰る…私達は耐えれません…
これ以上インデックスの笑顔を見続けるなんて」
神崎はそう言うと、今までの不満をぶつけるように
上嬢に殺す気で切りかかる。それを御坂が、
取り出したビンに入っていた砂鉄で作り出したナイフで軌道を変える
首を落とす気だった神崎の刃は上嬢のほほを切り裂き
邪魔者を先に始末するため構える
上嬢・御坂「「ふざけないで」」
上嬢「そんなのあなた達の勝手な理屈でしょう?」
上嬢は気力を振り絞り何とか立ち上がる
御坂「そうよ…アタシはそのインデックスてこが誰か知らないけど…
その子の事なんて一瞬も考えてないじゃない?
自分の臆病の付けを友達に押し付けてんじゃないわよ…」
上嬢「一年の記憶を失うことが怖ければ…
その次の一年にもっと幸せな記憶で埋めてあげれば…
記憶を失うのが怖くないて、分かるなら…」
上嬢・御坂「もう誰も逃げ出されなくて良い…たったそれだけの事(よ)…」
上嬢「あなたは力があるから誰かを守るの?違うでしょう…」
御坂「アタシはハッキリいえる…守りたいものがあるから力を求めるの」
上嬢「あなたは何でその力つけた…
あなたはその手で誰を守りたかった?」
わたしこれやりたかったんですよね
御坂と上条似たもの同士だと思うんですよ
性別が違うと素直になれない御坂さんも、
性別が同じだと友達として素直に力を貸せると思うんですよ
上条「それだけ力があってこれだけ万能の力があって…
何で、そんなに無能なの…」
それだけ言うと上条は力尽き崩れ落ちていく、
その体を支え御坂は肩を貸し神崎を見つめ
自分の思いを言葉にする
御坂「アタシ桃摩にも勝てないくらい弱い…
でもどんな時も友達の横にいて力を貸すぐらいは出来る…」
ステイル「これ以上はもういいよかな?」
神崎は静かにうなづき。魔術師達はその場を後にする
--
二日後小萌えアパート
上条「ここは?…」
禁書「とうまとうまぁ…起きてくれた…あっ、まだ動いちゃ駄目だよ」
上条「日が空けてる…ということは一晩たったの?」
御坂「二日よ…大体の話は二日前のことと神父に聞いて知ってる…
あと1日しかないわよ…記憶を消すまで…」
体を拭こうとタオルをぬらしに行っていた御坂が帰ってきて呟き
上条「そうだ…記憶…記憶をどうにかして消さないようにしないと…
でも、まだ記憶は消えてないみたいね…良かった」
御坂・禁書「良くない(んだよ)」
御坂「アタシが、もう少し早く来れたら、
顔にそんな大きな傷を負ったりすることは無かった…」
禁書「僕は何も知らなかった…とうまを担いだ短髪が
偶然会った小萌えとここに戻ってくるまで
僕は何も気づけなかった…
とうまが他の魔術師と戦ってることなんて
気づくことも考えることも出来ず
僕は…僕は…男なのにとうまを助けられなかった」
上条「何よ?二人ともこのぐるぐる巻きの包帯…
大げさすぎなんじゃないの?」
御坂「一応直すためにはそうしておかないと…
本当は病院に連れて行きたいところだけど困るんじゃない?」
禁書「そうだよ…直すためにはそうしておかないと
魔術みたいにはいか無いけどね」
上条「そうよね…魔術なんて使わなくても大丈夫よね…」
禁書「とうま…魔術のことまだ信じて無いんだね?
片思いちゃんみたいに頑ななんだよ」
!ですね?分かりました
どうも初めてSSを書くんで、…の使い方とかが
下手で…
面白いといってもらえるのはとっても嬉しいです
どうも呼んでもらえるか不安でして
上嬢「そういうのじゃないの…あなたが
魔術を語ってるときの顔て…あまり見たくないの」
禁書「そうか…僕また目覚めてたんだ?」
上嬢「目覚めた?」
禁書「けど、その時の事はあまり突っ込んで欲しくないかも…
何だかドンドン冷たい機械になっていくようで…怖いんだよ…」
上嬢「…ごめん」
禁書「いいんだよ。バカ♪それより何か食べる?」
上嬢「あの!インデックス君。後御坂」
禁書「僕は神父さんだから看病くらい出来るんだよ」
御坂「もう!良いから神父看病は友達のあたしがするから!」
上嬢「いえ、取り合え深く考える時間をください…神様」
禁書「何で?食欲ない?」
御坂「なによ!あたしの看病が受けられないて言うの?
ほら、神父貸しなさいよ」
禁書「あっ」
二人が取り合ってこぼした熱々のおかゆが
妙にスローモーションで私の顔へと迫った
上嬢「熱い…不幸よぉ」
さてと、今日はここまでにします…
明日には、全部終了すると思います
投下する前にチェックはして無かったので、
これからはチェックします
83さんその辺はご都合主義でお願いします
登場人物説明しておきます
御坂さん冒頭「超電磁砲て覚えてるよね?」と
ありましたが、7月19日よりも前に何発か打っています
レベル5として、同姓でしかもレベル0には負けられないと
男のときよりも上嬢サンにケンカを売ったりして、
コミュニケーションを、多くしていますし、
負けたくないと努力も男の上嬢さんの時よりもしています
ローラは男で、ロードになっています。
学園都市にいるスパイからの報告を受け上嬢さんに
一目ぼれアレイスターと共に上嬢ファンクラブなんて、
作っております
アレイスターは性別が変わりませんが、上嬢さんに
ラブで、たまに不正な奨学金{上条さんの1,6倍}が上嬢サンに流れてます
--
ビルの屋上
相変わらず通報したくなる姿で脱がされ禁書と御坂に
体を拭かれる上嬢を撮影するステイル
それを冷たい目線で、見下ろしながら
突っ込みは入れないと心に誓う神崎。
その5分後神崎は口を開き自分の思いを告げる
神崎「ステイル、私はあの少女達を
信じてみたいと思うのです。あの子達なら、
禁書を救ってくれると何故か思えるのです」
ステイル「好きにすればいい。
僕はインデックスの敵を燃やすだけだ!」
神崎「そうですか…しかし、あなたも心のどこかで、
信じてみたいと思っているのでは、無いですか?」
ステイル「…何をバカな!」
神崎「では、何故あの少女が目覚めたのに
足かせの効果を見に行かないのですか?」
ステイル「それは…ロード=スチュアートの
命令で写真を撮るのに忙しいからさ…ただそれだけの事…
そうそれだけの事…」
その時神崎の携帯が鳴り
神崎「はい…神崎です」
?「にーちん♪この前はありがとうだにゃー♪
予想以上にあの時の嬢ちゃんの写真が売れ売れるぼろ儲けだにゃー♪」
神崎「話はそれだけですか?土御門…切りますよ」
土御門「後一つだにゃー相棒にも伝えておくといいにゃー
信じるものが救われるほどこの世界は甘くない。
でも、いつだって真っ直ぐなバカは信じる価値がある…プープー」
神崎「ステイル…土御門からです」
--
御坂「気になることがあるのだから調べてくる。
アタシを信じて待ってて
もしかしたら、神父の記憶を奪わなくても済むかもしれない」
30分ほど前わたし達にそれだけ言い御坂はアパートを後にした
20分前インデックスが脳のダメージのせいか倒れ私は看病した
15分前神崎たちが話をしたいとアパートに来た。
3人で話をしたいと神崎たちが来た
10分前話をするため近くのファミレスに着く
5分前「真剣な話をするんだ僕は水で良い」とステイルが言い
楽しそうにメニューを見ていた美形神崎が私の目の前で
「では、私も水で」と、
どう見ても凹んだ様子で
見ていたデザートフェアと書かれたメニューを下ろす
その様子に耐え切れなくなりわたしは
「神崎さん…わたし満腹激甘ストロベリーケーキと
世界のフルーツ盛り沢山パフェを食べたいんですけど、
一人で食べると体重が心配なので、
一緒に食べてもらえませんか?」
と財布の中身が薄いのにも関わらず
言ってしまった。後悔してない。その言葉を聞いたときの
あの満面の笑顔を見れたんだ。不幸なんかじゃない
3分前
「不幸よぉ」
転倒した店員の持ってきた水を頭からかぶり
下着が透けた状態のわたしは叫んだ
現在
神崎「リミットは明日の午前0時です」
やって来たパフェを緩んだ顔つきで食べながら
それでも口調は機械のように冷たく言い放つ
上嬢「何故、それを教えるの?」
神崎「別れの時間は欲しいでしょう?」
上嬢「そういうこと…なら、わたしからも…
今わたしの友達がインデックスを救うため頑張っている
御坂は待っててと言った。あの子がそう言ったなら
絶対にあの子は救われる…だからあなたたちも信じて!待って」
ステイル「ふざけるな!今まで、散々絶望してきた僕達に
希望はあるからと本当にそうかも分からないものを待てと?
ずっと苦しみ耐えてきた少年に助けは来るから待てと?
激痛で目すらも空けれない少年に彼と
大した関係も無い少女が助けてくれるから待てと?」
ステイル「そんなことは人間には出来ない!
答えろ君は人間か?それとも人間を捨てた化け物か?」カラン
ステイル「これはあの子の記憶を破壊すのに必要な道具だ
君の右手が触れるだけで、力を失うはずだ。
君が友達を信じるというなら…壊すが良い」
わたしは、それに触ることなくステイルの目を真っ直ぐ見つめた
ステイル「どうした?触れないのか?
友達とやらを信じてるんじゃなかったのか?」
上嬢「信じてる!でも…それを壊せば、
御坂が来るまでの間あなた達は不安でしょう?
それさえあれば命は助けられるのにと思うでしょう?
わたしは、そんな風にあなたたちを苦しめたくない!
あなた達はインデックスの仲間なんでしょう?
なら、わたし達は仲間よ!だから、触れない壊さない」
ステイル「タイムリミットまで待つ。
足掻くといいヒーロー気取りの人間」
それだけ言うとステイルは去っていた。
何も言わず黙々とデザートを食べる神崎を残して
--
8時ごろ
『服が濡れたため着替えを買いに行きトラブルに会い
スカートは捲れ大勢の人に下着を見られるわ
犬に追われ服を破かれ下着を丸出しになるわ
止めよう…泣きたくなってきた…不幸よ』
御坂「遅い!あんた何してたの?」
帰り着き扉を開くと同時に出迎えてくれた電撃を
右手で打ち消し私は魔術師と話をしたことを簡単に説明した。
御坂は話を聞くと、用意してきた様々な資料と共に
絶対記憶能力が命に関わることが無い事を説明してくれた
上嬢「その話が本当なら…なんであの子は苦しんでいるの?」
御坂「神父が絶対に裏切らないように…
あの魔術師達が涙を呑んで従わなければいけないように…
教会が細工をしたんじゃない?」
上嬢『なら、その細工はどこにしたの?』
このとき私は「足掻くと良いヒーロー気取りの人間」という
ステイルの言葉を思い出した
上嬢「ヒーロー気取りじゃない!みんなでヒーローになってあげる」
わたしは決意と共に邪魔な包帯を取り去り、インデックスの頭に触れた
上嬢「で、何も起きない?」
御坂「多分より壊されにくい体の中よ」
そう聞くと、まず私は口の中に指を入れた。
他の穴だと色々とヤバイ気がしたからだ
上嬢「キャッ」
何かに触れたそう感じた瞬間指先に電撃が走ったように感じ
わたしは吹き飛んだ
もうすぐ終了ですね…
あっ、女の子がその幻想をぶっ殺す
なんて、言うのは、おかしいので、
そげぶは出てきません
かわりにそげ○が出てきます
このSSを書いた動機の一つが
そげ○を出したいためだったりします
--
禁書「警告第三章第二節第一から第三までの全結界の破壊を確認
再生準備…失敗。自動再生は不可能」
上嬢「くっ」
御坂「アンタ大丈夫?」
心配する御坂の声を聞きながら
わたしは立ち上がりあの満面の笑顔がなくなり機械のようになった
インデックスを睨んだ。
禁書「侵入者の迎撃を解析します…『書庫』内の十万三千冊により、
防壁に傷をつけた魔術を逆算…失敗。
該当する魔術は発見できず。術式の構成を暴き、
対侵入者用のローカルウェポンをくみ上げます」
騒ぎを聞きつけやって来た神崎とステイルが、
信じられないものを見るようにインデックスを見つめる
上嬢「そういえば一つ聞き忘れてた。
超能力者で無いあなたがどうして
魔術を使えないのか!」
禁書「侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み合わせに成功しました。
これより特定魔術『セイントジョージの聖域』を発動、
侵入者を迎撃します」
インデックスだったものが生み出した閃光を
私は右手で何とか受け止め
ステイル「まさか!」
神崎「魔力の無い彼が魔術を?」
御坂「決まってんでしょう!神父が、魔術を使えないなんて
騙されてただけよ」
コインを取り出しながら御坂が説明をし
上嬢「そうよ!あの子が1年ごとに記憶を失わないと
死んでしまうなんて嘘だっただけ!御坂が調べてくれた。
教会の魔術で頭を圧迫されてただけ。
それさえ消せれば、もう誰も悲しまないで済む」
あたしは力の本流に耐えながらも何とか伝えるべきことを口に出す
上嬢「冷静に考えてよ!こんな小さな子に禁書目録だ何て
残酷な運命を背負わせた奴らが、あなた達下っ端に
正直に真実を話すわけ無いでしょう?
何なら、本人に聞いてみなさいよ」
禁書「『セントジョージの聖域』は侵入者に効果がありません。
他の術式に切り替え侵入者の破壊を続行します」
上嬢「うっ!御坂!」
押されだしてきた私の背後から放たれた1枚のコインが
わたしの右手を助ける
御坂「アンタ根性見せなさい」
ステイル「フォルテス931あいまいな可能性はいらない
…そういらないんだ…
とりあえず彼女の記憶を消せば命だけは助かる」バラバラ
上嬢「くっ」
ステイル「そのためなら僕は、誰だって殺す
誰だって燃やす…そう決めたんだ…ずっと…前に」
上嬢「とりあえず何て、つまらない答えは聞きたくない!
一つ答えて?あなたはインデックスを助けたくないの?」
ステイル「うっ」
上嬢「あなた達はずっと待ってたんでしょう?
インデックスの記憶を奪わなくて済む
誰もインデックスの敵に回らなくてすむ
そんなハッピーエンドを」
右手が傷ついていくが関係ないわたしは自分の思いを口に出す
上嬢「そんなハッピーエンドを幻想だとあなた達が捨て去ったなら、
わたしがその幻想を守る!!」
神崎「サルヴァーレ000」
神崎が畳を巻き上げインデックの体勢を変える
閃光は天を貫いた
上嬢「何これ?」
天から舞い落ちる美しい羽をわたしは見つめ
神崎「これはドラゴンブレス!伝説にある
セントジョージのドラゴンの一撃と同じです
この羽に一枚でも触れてしまえば大変なことに」
上嬢「くっ」
ステイル「イノケンテウス」
私に向かって振り下ろされた閃光。
それに私が反応するよりも前に炎の巨人と
1枚のコインがが閃光を受け止めた
ステイル「行け能力者!」
御坂「いけぇ!」
禁書「警告第三章第13節新たな敵兵を確認戦闘思考を変更
戦場の検索を開始。完了。現状最も難易度度の高い敵兵
上嬢桃摩の破壊を優先します」
わたしに向かってきた閃光を三人の仲間が防いでくれた。
その間にわたしは足に力を込めインデックスへと向かう
上嬢「はぁぁぁあ」
上嬢『神様貴女の作り出したルールの中に
誰もが笑い会える世界がないというなら
そんな世界が幻想というなら!』
上嬢「良いわ!あたしがその幻想を守る」パリン
禁書「警告…最終章第0章…く…くびわ…ちめいてきな…はかい
さいせい…ふか…」バタン
上嬢「…」
わたしはインデックスを抱えあげようと歩き出す
その時悲鳴のような声が響き
御坂「危ない!桃摩」
世界がスローモーションのように見える
上嬢『ビリビリが、こっちに来てる…
あぁ、そうか…私の上に羽がるんだね?
これ避けれないな…たぶんビリビリは私を助けるため
突き飛ばして自分が身代わりになるつもりなんだ…
さすがわたしの親友…でも』
--
病院
蛙顔の医者との会話の途中で受け取った手紙を
インデックは包みを破り捨て見る
医者が止めるように言うがスルーし中を見る
ステイル「挨拶は省かせてもらう。
よくやってくれたなと言いたいところだけど、
僕の思いのたけを書くとなると世界中の木を切り倒しても
足り無いだろうからね。だから必要最低限のことだけを書く
イギリス聖教は大至急彼を取り戻したがっていたが
僕達が彼についての説明を求めたらさっさり現状維持ときたもんだ
正確には様子見というところだろうね?
僕個人としては君達が一緒にいることは望まないんだが。
これは彼を君に預けるという意味ではない
装備と人員を整え次第君達を回収するつもりだ」
禁書「体を良く洗って待ってるように!あれ!キャッ!」
最後まで読み終わると手紙は弾けて花束に変わった
冥土「中々面白いお友達だね?手品師かな?」
とりあえずインデックスは何故かムカムカしてきたので花束を食べ
静かに医者を見つめた
抜け落ちガありました
私は腕を無理やり動かして助けようとする御坂を殴った
上嬢「美琴これで、わたしの一勝ね?」
美琴は動きを止めた。その瞬間私の世界は白く染まった
医者「彼女の様子は自分で確かめるほうが早いと思うんだけど
彼女の前でショックを受けるのも失礼だから、まずレッスンワン」
--
上嬢の病室
禁書「とうま!とうま」
上嬢「あのぉ?病室を間違えてるんじゃありませんか?」
禁書「!」
上嬢「あのぉ、大丈夫ですか?君なんか凄くつらそうよ?」
禁書「ううん、大丈夫だよ!大丈夫に決まってる!」
上嬢「あの、もしかして、わたし達て、知り合い」
禁書「とうま覚えてない?僕達学生寮のベランダであったんだよ」
上嬢「わたし学生寮なんかに住んでいたの?」
禁書「とうま覚えてない?私の歩く教会を
とうまの右手で壊しちゃったこと」
上嬢「歩く教会?散歩クラブか何か?」
禁書「とうま覚えてない?インデックスはとうまの事が
大好きだったの」
上嬢「ごめんなさい…全て覚えてないの…でも、インデックス
その名前は覚えているけど…お医者様ステイルから大体の事情は
聞いたの…もしもあなたがインデックスなら、ごめんなさい…
」
私は覚えていた名前の一つが出て彼がインデックスだと理解した
上嬢「ハッピーエンドを幻想だとあなた達が捨て去ったなら、
わたしがその幻想を守るなんて、格好良いこと言っておいて
あなたを泣かしちゃうなんて…確かに私は記憶を失ったけど
私は生きている思い出はまた作れば良いから…」
禁書「とうまは、僕の事を命がけで守ってくれた!
だから、今度は僕の番!僕がいっぱいとうまに幸せな思い出を
作ってあげるそうすれば、最後にはみんなハッピーエンドだよ。
今度は僕がとうまの幻想を守るから」
泣きながら抱きついてきた小さな少年を
私は優しく無言で抱きしめた
--
20分後
わたしの部屋に制服姿の少女が入ってきた名前は分からないけど
私の口は自然に動いた
上嬢「あっ!ビリビリ」
わたしの中にあった名前インデックス・そして、
ビリビリ御坂美琴。
その一つが、自然に私の口から出た
御坂「ビリビリいうなぁ」ビリビリ
上嬢「キャッ」
わたしの体は、自然に動いて電撃を慣れた様子で
右手で打ち消す
御坂「てっ!アンタアタシの名前を言ったけど!
記憶喪失なんて嘘なんじゃない?」
上嬢「本当よ…ただわたしはインデックスという名前とビリビリて、
名前だけを自分の名前も忘れてたのに覚えていたの…
何故かすぐあなたがビリビリだと言うのは分かったけど
ただそれだけ…それ以外覚えてないの」
御坂「ふーん…記憶は全て無くなったはずなのに
アタシのこと名前だけでも覚えていてくれたんだ//」
その後漏電しだした御坂を右手で抱きしめ落ち着くまで
私は待った
--
40分後
医者「しかし驚いたよ。君の思い出は脳細胞ごと死んでいる。
脳には情報が残っていないはずなんだけど?
なら何処に、あの二つの名前は残ってたんだい?」
上嬢「…それは決まっています」
医者「うん?」
上嬢「心に…じゃ…ないですか?」
これで、終わりです。
どうでしてでしょうか、面白かったでしょうか?
つまらなかったですか?
最後まで、読んでくれた人いたなら、
ありがとうございます
読んでみたい人がいるなら、
姫神へんもその内書きます
御坂妹編は絶対に書くのを決めています。
あと、おまけを一つ投下してインデックス編は終わります
ありがとうございました
おまけ
神崎「失礼します」
神崎は普段なら、ノックをしてから、病室に入るぐらいの
マナーのある男だ。
しかし、彼が顔に一勝のこるかもしれない怪我を負わせてしまった
少女に一刻も謝りたいと焦りノックもせずドアを開けてしまった
上嬢「…」
着替えをするためだったんだろう下着すらつけずに
丸裸の上嬢桃摩が、部屋の中にいた
神崎「…」
大き目のジーンズがパツンパツンになり、象さんというより
マンモスというべきそれが、ジーンズの中で大きくなった
上嬢「…//」
神崎「失礼しました//」
慌てて部屋を出てると、同時に悲鳴と
「不幸よぉ」という叫び声が響き渡る
20分後トイレに行き落ち着いた神崎は、再度病室を訪れた
もちろん今度はノックを忘れなかった
上嬢と神崎は暫く真っ赤になって無言を続けていたが、
神崎が口を開く
神崎「すみませんでした…
女性の顔に傷を負わせるなんて、男として失格です」
上嬢「いえ、気になさらないでください」
神崎「そう言う訳にはいきません…ここは責任を取って//
あ//あなたを!私のおよ…およ…およ」
上嬢「いえ、本当に気になさらずに、名医が担当みたいで
後、一回手術を受ければ、傷は消えるらしいですから」
神崎「およ…およ…およ//」
上嬢「あの話を聞いてますか?…不幸よ」
お・わ・り
このSSまとめへのコメント
きもすぎシネしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね