天龍「絶対に笑ってはいけない鎮守府24時?」 (122)
\ショウホウホーウ!!/
・書き溜め切れたら即興で書きつつ投下
・1000まで埋まらない可能性高いので合いの手歓迎
・見切り発車
以上がOKな方はどうぞ
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【都内 某所 マルハチマルマル】
早朝より、護国の盾たらん彼女たちが唐突に集められた…!
天龍「うーっす......あれ、夕張もか?」スタスタ
夕張「おはよー。天龍も“特別遠征”なの?確か6艦編成だったと思うんだけど」スタスタ
天龍「まーなー、しっかし遠征行くのに現地集合ってどういうことなんだろな……って、あの後姿」スタスタ
長門「ん?なんだ、お前たちもか」オハヨウ
夕張「な、長門さん!?」ア、オハヨウゴザイマスー
天龍「長門の姐さんも提督に派遣されたんすか?」シャーッス
長門「まぁ、な。ほれ、他にも……」チラッ
熊野「髪のセットの時間が足りませんでしたわ…」トボトボ
瑞鶴「あーはいはい、後で少し見て上げるから…」スタスタ
天龍「熊野に瑞鶴じゃねーか」
夕張「これで5人、か~……あと一人は?」
.
??「おーおー、皆揃ったよーやな」
5人「「「「「!?」」」」」
龍驤「時間通り皆が揃ってくれてウチは嬉しいで、海軍たるもの5分前行動の精神や」
長門「りゅ、龍驤?そういえば、お前が旗艦だったな……」
熊野「それで、私たちをこのような場所にお集めになった理由は?旗艦ならば提督より聞いておりますでしょう?」
龍驤「せっかちなんはアカンで熊野…まぁええか、ほな今回の特別遠征ん内容説明するで~」
龍驤「ああそや、今回の任務は駆逐艦の子らにはキツイもんがあるからな、皆覚悟できとるか?」
長門「ふっ、我ら第一線を往く艦娘が集められたのだからな…この長門の力、思い知らせてやろう」フンス
熊野「まぁ、それには同感致しますわ」フフン
瑞鶴「一航戦の人たちじゃなくて私が選ばれた意味、きっとあるはずだしね」フンッ
天龍「ガキらに任せれないってんなら俺たち軽巡の出番だな、なぁ夕張」フフフ
夕張「そ、そう…ね…(なんかこのノリ、何処かで見たような……いや、まさか……)」ゴクリ
龍驤「では、こちらをごらん下さい」
龍驤が指し示す方角
そこにあるのは5つの区分けされた着替え部屋のようなものが
夕張が思わず崩れ落ちる中、龍驤のにこやかな笑顔で宣言される
.
斗---- ミ
{ ゚ { ゚ ゚ ゚ { ゚ ゚\
r≦元元元≧s。ソ、
斗:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ト.. ────絶対に笑ってはいけない鎮守府24時や
. /i:i:i:i:i{i八i:{\i{\i{、:i}i:i:i:i∧
/i:i:i:i:i从 ≠ミ ≠ミ从i:i:i:i:∧
. :i:i:i:i:i:i(ァ{ r ┐ }ャ)i:i:i:i:i:i:
{i:i:i:i:i:i:{込 乂 ノ 人.}i:i:i:i:i:i:}
{i:i:i:i:x=ミ{[}}≧=.=≦{[}}__}i:i:i:i:i:i:}
. 'i:i:/..........}_|.{/^\}.|_{...⌒\i:/
∨〉.........乂)ニニニニ(乂........〈〉\
斗=ミx.......{....{{.n.......................'/〉........\
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. { /...ノ .|....{{..^.......................| ./乂........./
`¨´ .|....{{0.........................|〈..............7
長門「絶対に笑ってはいけない───」ポカン
熊野「───鎮守府24時、ですの?」ハテ?
瑞鶴「ちょっと龍驤、何よそれ───って、夕張?どうしたの?」
夕張「うわぁー最悪だー何で私がー…」ブツブツ
天龍「夕張はこれが何か知ってるみてーなんだけど……」
龍驤「お前たちには今日一日、海軍の士官候補生……将来の提督候補として鎮守府勤務をしてもらうで」
長門「いや、私たちは艦娘なのだが(スルーしたな)」
熊野「そうですわ!私たちは指揮を受ける側でしてよ?(スルーしましたわね)」
龍驤「詳しい説明は後や、皆は今からあの着替え室に入って中の衣装に着替えて貰うで」
龍驤「あ、艤装とかじゃなくってホンマの服やからな」
.
長門「げ、現地集合だから艤装なぞ無いが……服?」
熊野「艦娘の艤装は鎮守府外じゃ銃刀法違反ですものね……それにしても服ですの?」
瑞鶴「なんか、もう嫌な予感がしてきたわね…」
夕張「うわぁ……うわぁぁ……」
天龍「ほら夕張、しょうがねーしボヤいてねーでさっさと着替えようぜ」
エ、コレハ…
ア、アラ?
エー…
ソッカーコンカイハソウイウノカー…
ナ、ナンジャコラァァァ!?
・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
龍驤「皆着替え終わったか~?」
長門「いや、なんというか……」
瑞鶴「今更ながら、何かおかしい、って感じてきてるわ」
龍驤「ええみたいやな、ほな長門からや」
長門「……」シャッ(←第2種軍装)
龍驤「ほーう、なんや自分似合うなぁ。艤装外して軍服着ると出来る女将校やん」モフッ
長門「龍驤、何故胸を掴むんだ」
龍驤「その服だとラインがくっきり出るからに決まっとるやろ。次、熊野ー」
熊野「すいません、この服袖にコーヒーの染みがあるのですが…」シャッ(←第2種軍装withコーヒーの染み)
龍驤「あんま見えへんからええやろ。ほな次、瑞鶴ー」
瑞鶴「……」シャッ(←飛行服)
長門「んっん゛…!」
熊野「ふっ──」プルプル
.
瑞鶴「何よ!?何か可笑しい!?」
長門「す、すまん……その、似合ってるぞ?」クククッ
熊野「で、ですわ」フフッ
龍驤「なんや、七面鳥が嫌やからって自分が乗るんか?」
瑞鶴「」
龍驤「次」
夕張「……」シャッ(←第2種軍装with軍刀にメ○ン熊ストラップ)
龍驤「次」
夕張「あ、イジらないんだね…」
龍驤「次、天龍?出てきぃ~」シャッ
天龍「……」プルプル
4人「ぶっふwwwwww」
天龍「……笑うんじゃねえよ」(第二種軍装with木曾改二マント一式)
.
長門「い、いやすまん…その、なぁ?」
瑞鶴「まぁ、ねぇ…?」
夕張「木曾ちゃん改二の時目が輝いてたし……まーいいんじゃないの?」
熊野「似合ってますわよ、天龍さん」
龍驤「せやで天龍、結構複雑な構造してるんのにしっかり着こなしてるで」
天龍「そ、そうか?フフッ、伊達に俺は―――」
龍驤「伊達に風呂場で勝手に着てみたりした甲斐あるな」
天龍「」
龍驤「よっしゃ、ということでほな移動するで」
.
【バス停】
龍驤「よっしゃ、バスも来とるみたいやな」
夕張「うわぁ…ここも完全にそんままだぁ……」
熊野「先ほどから夕張さん、随分と今回の遠征にお詳しい素振りですわね…」
夕張「大丈夫、直ぐに分かるから……」
龍驤「よっしゃ、ほなバスに乗った瞬間から遠征スタートや。あ、笑ったらきっつーいお仕置きが待っとるで」
天龍「そういや『絶対に笑ってはいけない~』ってあったな……」ノルカ
長門「そもそも、笑うな、という命令が不明だが……」ウウム
チュートリアル
熊野「といいますか、今気付きましたけど龍驤さんエラー娘さんの格好ですわね」バスハジメテ
瑞鶴「飛行服、意外と動き難いのねこれ…」
夕張「……よし、頑張る」フンッ
龍驤「よっしゃ、全員乗ったな?ほな、笑ってはいけない鎮守府24時スタートや!」
6人を乗せたバスが発車する
この先、彼女たちにどのような笑いの刺客が待ち受けているのか…!?
.
龍驤「皆、今回はバスで移動やけど一般のお客さんが乗ってくるからな、キチンとするんやで」
瑞鶴「まぁ、そりゃしますけど……」
夕張「天龍、ちょっと先の方見ててくれる?」
天龍「ん?先か?いいけどよ」
熊野「バス、というものに初めて乗りましたけど、椅子ふかふかですわねぇ」ポヨンポヨン
長門「お前は小学生か…」
天龍「……ん?」
ビーッ、バスガテイシャシマス
夕張「……何が見えたの?」
天龍「い、いや、目の錯覚だと思うんだけどよ……その―――」
武蔵「……」ガタンッ(メイド服)
長門「ぶっふwwwwwwwwww」
瑞鶴「んっふっふwwwwwwww」
デデーン、ナガト、ズイカク、アウトー
.
瑞鶴「え?え?え?何、その黒い覆面被った駆逐艦の子たちィ!!」スパンッ!!
長門「え、ちょ、おい武蔵!?何だその格好―――は゛っ!?」パァンッ!!
熊野「ちょ、何ですの今の!?」
天龍「てか今の雷と電だろ!?」
夕張「ビニールバットが魚雷型だった……」
龍驤「二人は笑ったからお仕置きや。これから笑うごとにケツしばかれる思うといてな」 ビーッ、ハッシャシマス
長門「……夕張、お前知ってたのかこれを」
夕張「うん……全部DVD持ってる……」
熊野「後で詳細を話しなさいな……しかし、余りに衝撃的すぎて呆けてましたが……」
武蔵「……」(メイド服)
天龍「……武蔵の姉御が何でこんなことしてんだろな」ピクピク
熊野「ふっ―――」
デデーン、クマノ、アウトー
熊野「はぁ!?今のもアウトですの!?」
ホラ、オシリムケルノデス
熊野「あ、ちょ、そんな聞いてません゛ん゛!!」スッパーン!
.
熊野「~~~~~~ッ!」グルグル
瑞鶴「だ、大丈夫?」
熊野「……お尻だけはダメですのに」
※熊野は史実において被害は艦首に集中しております
4人「「「「はっはっはwwwwwwwwww」」」」
デデーン、ナガト、ズイカク、テンリュウ、ユウバリ、アウトー
長門「こ、この長とぉん!?」パァン!
瑞鶴「しょ、翔鶴ねェ!?」スパンッ!
天龍「てめ、チビ共覚えてェー!?」スッパーン!!
夕張「実際に喰らうのは嫌あだーっ!?」ズバン!
熊野「笑うとか酷すぎますわ!!」 ビーッ
長門「すまん……しかし」
天龍「まるで微動だにしないな、武蔵の姉御……」
瑞鶴「でも格好とのギャップだけで……」
夕張「やめて、認識させないで」
.
~~~♪(携帯の着信音)
熊野「武蔵さんの、ですわね…」
長門「だな……」
天龍「ああ……」
夕張「……」グッパグッパ
瑞鶴「夕張、気持ちは分かるけど落ち着いて……」
武蔵「……」ピッ
武蔵「………たけぞうだ」
5人「「「「「………」」」」」プルプル
武蔵「うむ、ああ……うむ」
武蔵「……やぐらしかぁ!!」ダンッ!!
5人「「「「「んっふwwwwww」」」」」
武蔵「おう、おう!うんにゃ、悪かことして提督にがられた?悪か事ばっかいしよったら、くらすぞ!」
長門「やめろwwwwwwなんで佐世保ぉ!?」パァン!!
メイド
熊野「その服でその口調は何なんですのぉ!!」ズバン!
瑞鶴「しかもついでみたいに降りていかないでぇ!?」スパン!!
天龍「まだ開始30ふんん゛!!」バァン!!
夕張「ごめんなさいこれきついです月○さぁん!?」スパン!!
ビーッ ハッシャシマス
.
長門「……疲れたな」グッタリ
天龍「ああ……」グッタリ
熊野「セットが崩れてしまいましたわ……」
瑞鶴「ていうか、横須賀鎮守府だっけ?行き先…」
夕張「はい、本家大本でも大体バスでは2~3の笑いの刺客、多くて4組くらい来ますから…」
天龍「まだ最低一組は来るのかよ…」ゲッソリ
長門「……しかし、この道ならば鎮守府まではそう遠くないぞ」
瑞鶴「ってことは、あと一組くらいで済む……かも?」
天龍「だといいけどなぁ……」 ファンファンファンファン
夕張「私たちこんなアホなことしてても他の皆仕事してるんだよね……」パトカーダ
熊野「ともかく、まだまだ始まったばっかりということを考えるのが辛いですわ」
長門「何、お前の日本への帰路へと比べればへっちゃらだろうさ……多分だが」
熊野「私の決死の思いとこんなのを一緒にしないで欲しいですわ…」
瑞鶴「……あれ?」
天龍「ん?どうしたんだ瑞鶴?」
瑞鶴「……あれ」ユビサシ
扶桑「いやあの、ですからこれは鎮守府の遠征任務で……」
警察官「はいはい、だからって艤装装備していいわけじゃないよね?許可証も無いみたいだし…」
山城「そ、それはさっきまで有ったんです!でも、風に浚われて…!」
警察官「事情は署の方で聞きますから、ご同行願います」
山城「……ね、姉様…」
扶桑「……空はこんなにも青いのに―――」
デデーン、全員、アウトー
.
天龍「だあはっはっはっはwwwwwwwwはぁーッ!」バシーン!
瑞鶴「職質wwwwwwされてるwwwwwwwwんぅ!」バシン!
長門「扶桑姉妹の不幸が見事に起きてるな……んっ!」パァン!
夕張「艤装外されてさっき追い越したパトカーに乗せられてるけど大丈――ぶっ!?」スッパーン!
熊野「あ、暁さん!?暁さんですわよね?!れ、レディーとしての振る舞いぃ!?」バァン!!
龍驤「今確認とったけど、あれマジモンの御用や。提督が警察署に扶桑姉妹迎えにいくそうやでー」ピッ
5人「あっはっはっはっはwwwwwwwwww」
デデーン、ゼンイン、アウトー
少々のトラブルを潜り抜け、5人は間もなく鎮守府に到着する
そこに待つのは、これ以上ない笑いの罠―――!
最後に泣くのは、誰なのか
.
本日はここまで
書き溜めないので即興でチョロチョロと開始します
【マルキューマルマル 横須賀鎮守府到着】
キキィーッ プシューッ
龍驤「はい、到着したで」
長門「……なぁ、鎮守府の入り口にあんなのあったか?」ヒソヒソ
【無駄に良い顔した田○プロデューサー像】
夕張「今回のためだけに設置したんでしょうね……」
天龍「……これ、画:秋雲ってあるぞ」
長門「………ん」テプラプラ
熊野「フーゥ」ソラヲミル
瑞鶴「……股間のとこに“MADE IN CHINA”ってある」ボソッ
熊野・夕張「ンッフフwwwwww」
デデーン、クマノ、ユウバリ、アウトー
夕張「瑞鶴さん!!ィった…!」ズパン!!
熊野「余計なこと言わないでいいですわぁぁん!?」バシン!!
瑞鶴「ご、ごめんなさい!!」
長門「というか、わざわざ国外に発注したのか……」
天龍「輸送費含めてもそっちの方が安いってことじゃねーか…?」
.
龍驤「よっしゃ、ほなお前たち、先ずこの鎮守府で艦娘を率いている方に挨拶しにいくで」
夕張「それってつまり……」
熊野「提督ですわよね……」
天龍「でも提督、今扶桑姉妹を引き取りに行ってるんじゃ…」
龍驤「まぁ、お前たちの言う通りや」
龍驤「ということで、今提督代理として鎮守府に居る秘書艦の艦娘さんに挨拶やで」
5人「ハーイ」
瑞鶴「ねぇ、また武蔵さんみたいなパターンだったらどうしよう…」テクテク
長門「あの武蔵すらあの格好だからな……他の艦娘も大概は何でもやってくるだろうな」スタスタ
熊野「ああ、夕張さん。貴女の知識上、今の状態は予想できてますか?」スタスタ
夕張「ああ、うん、ある意味到着後の恒例なんですよね、“挨拶”は……勿論、仕掛けがありますけど」ペタペタ
天龍「気のせいか、笑いの沸点が低くなってる気がするぜ…」ハァ
龍驤「失礼しますぅ、士官候補生をお連れしました」コンコン
??「ん……どうぞ、お入り下さい」
5人「失礼しまーす」
.
執務椅子の背後「良く来ましたね、未来の提督候補生たち」
天龍「……」
夕張「……」
瑞鶴「……」
熊野「……」
長門「……」
執務椅子の背後「自分が横須賀鎮守府筆頭艦娘―――」クルン
あきつ丸「───あきつ丸であります」
天龍「フッwwww」
デデーン、テンリュウ、アウトー
天龍「いやおかしいだろ!!あきつ丸って陸軍の船じゃねーか!!」スパァン!!
長門「不意打ちではあるな、不意打ちでは……」
瑞鶴「もう何でもありね……」
.
天龍「ぁぁ~……くっそ痛ぇ…」サスサス
熊野「大丈夫ですの…?」
天龍「バスとは違ってフルスイングしやすいからね、広さ的に…」
あきつ丸「フム……名前は?」スタスタ
長門「はっ、長門です」
あきつ丸「よろしく」モフッ
長門「……胸を掴まないで下さい」
4人「ァーァーァー」クチパクパク
あきつ丸「名前は?」
瑞鶴「……瑞鶴です」
あきつ丸「よろしく……貴女は?」
熊野「熊野ですわ」
あきつ丸「……香水キツイですね」スンスン
4人「ふっはwwwwww」
デデーン、ナガト、ズイカク、テンリュウ、ユウバリ、アウトー
熊野「香水そんなにしてませんわよ!?」 スパン! スパァン! パァン! ズバン!
.
あきつ丸「……次、貴女は」
夕張「あ、夕張、です」
あきつ丸「よろしく……」チラ
天龍「俺の名は天りゅ―――」
あきつ丸「さて、皆さんの名前は分かりました」
天龍「」
あきつ丸「今日一日、じっくりと鎮守府の空気を感じてほしい……であります」
熊野「たまに口調が戻ってますわね…」ボソ
長門「というか、たまに手のひら見てるがあれはカンペだぞ…?」
夕張「本当に急遽の出番だったんですね、あきつ丸……」
龍驤「よし、皆行こか」
5人「ハーイ」 ゾロゾロ
.
【マルキューサンマル 休憩室】
龍驤「ここがお前たちの待機室であり休憩室や」
龍驤「次の呼び出しが来るまでここに居るんやで」ガラガラガラ ピシャ
瑞鶴「………はぁ、なんとか切り抜けれたって感じ?」
熊野「トラブルのせいか、あきつ丸さんの辺りも慣れてなさがあって助かりましたわ」
長門「だな……そうだ、コーヒーを飲む奴はいるか?」
天龍「あ、手伝うっすよ姉御」 ガシャ! カチャン ガシャ! カチャン
夕張「……どうだ!」ガシャ!
夕張「よし、オールクリア…!」ガチャン
熊野「……夕張さん、何で机の引き出しをそんな本気で開け閉めしてますの?」
瑞鶴「……夕張、まさかとは思うけど」
夕張「はい、この休憩室は……正直、個人的には一番危険だと思う区画です」
熊野「こ、ここにも仕掛けがありますの!?」
.
長門「仕掛けがあるのか、また……」コーヒーダ
天龍「ったく、少しは気が休まって欲しいもんだ―――」ズズズ
天龍「ぶっふ!!」
4人「!?」
天龍「げっへ!ゴッホゴホ!うぇ…!コーヒーのとこの砂糖じゃなくて塩じゃねーか!?」
長門「ふふwwwwww」
熊野「はんっふwwwwww」
瑞鶴「……これもそんな仕掛け?」フルフル
夕張「……多分?」
スパァン! スパァン!
天龍「クソ、流石に悪意ありすぎだろあれ…」
長門「み、見た目では意外と分からんからな…」サスサス
熊野「……私、意外と一番叩かれてませんこと?」スリスリ
夕張「熊野さん、確かに結構やられてますよね…」ガチャ
瑞鶴「……」パタン
長門「……」チラッ
熊野「……」チラッ
天龍「……」チラッ
夕張「……」チラッ
瑞鶴「……」メソラシ
.
長門「何があった」
熊野「何がありましたの」
天龍「何が出たんだ」
夕張「何を見ました?」
瑞鶴「……」スッ
ターキー
・去年のクリスマス会で瑞鶴が七面鳥を食べてる写真
4人「……っwwwwww」
デデーン、ナガト、クマノ、ユウバリ、テンリュウ、アウトー
スパァン! スパァン! スパァン! スパァン!
瑞鶴「……美味しかったんだからしょうがないじゃない」
天龍「まぁ…その、うん」
熊野「しょうがない、ですわ…」
夕張「……この際、もう皆中身見ちゃう?」
長門「……本気か?」
夕張「結局、後に尾を引くと思うんです。瑞鶴さんも気になって開けてしまったんでしょうし」
瑞鶴「まぁ、確かに……そうね」
熊野「不意に思い出して笑うより、見ておいてスッキリさせておく、ですか…」
天龍「…なら、先ず俺が開けるぜ」
.
天龍「……」ガチャ パタン
天龍「……」ガチャ パタン
天龍「……」ガチャ
天龍「……なんかディスクが出てきたぞ、2枚」
夕張「うわぁ…」
天龍「なんだよ!そういう反応やめろよ!?」
瑞鶴「……それを見ろ、ってこと?」
熊野「番号が振ってありますわね…」
長門「それは後でいいだろう……並び巡で、熊野だな」
熊野「はい……ああ、嫌ですわ」ガチャ
熊野「………」パタン
熊野「……スイッチですわ」
夕張「うわぁ……」
熊野「先ほどより反応スゴイですわね!?」
瑞鶴「……押す?」
熊野「……押さなきゃいけないと思います?」
長門「まぁ……理由もなく置いてはないと思うが」
熊野「……えい」ポチッ
デデーン!
5人「!?」
.
ユウバリ、タイキックー
夕張「ファッ!?」
~~♪(何処か東南アジアで流れてそうな音楽)
天龍「だっはっはっはっはwwwwwwwwwwwwwwwwww」スパァン!!
長門「タイキック!?」
熊野「え?え?え!?」
霧島「~~♪」(リズムよく構えつつ登場)
瑞鶴「あっはっはっはっはwwwwwwwwww」 スパァン!!
夕張「う、嘘ですよね!?嘘なんですよね!?霧島さ―――」
霧島「マイクチェックノジカンダオラァ!!」ドスッ!
夕張「ん゛ん゛―――!?」
4人「あははははwwwwwwwwww!!」
デデーン、ナガト、クマノ、ズイカク、テンリュウ、アウトー
スパァン!! スパァン!! スパァン!! スパァン!!
.
霧島「~~♪」ガラガラガラ ピシャン
夕張「ん゛―――!ん゛―――!ん゛―――!!」グルグル
熊野「あれは痛そうですわ……」
長門「勢いに飲まれて笑ったが、笑えないな…」
瑞鶴「夕張、大丈夫…?」ホラ、イス
夕張「うぅ、ぅ……」ハイ…
天龍「……さっきのタイキックのせいかなんか座りのケツが微妙に浮いてwwwwww」
瑞鶴「ふっwwwwww」
デデーン、テンリュウ、ズイカク、アウトー
スパァン! パァン!!
瑞鶴「説明すんな!」
天龍「わ、悪ぃ…!」
熊野「……」ボタンヲミル
長門「……おい、熊野?」
熊野「……ぽちっとな」
デデーン!
4人「はぁ!?」
熊野「いえ何故か指が!」
夕張「ちょ、ちょっと、これまた私だったらシャレに…」
ユウバリ、タイキックー
夕張「」~~♪(何処か東南アジアで流れてそうな音楽)
.
~~♪
エ、ウソ、ウソ、ヤダ、オシリコワレチャ…
マイクチェックノジカンダオラァ!
ンニャアアアアアア!?
デデーン、ナガト、クマノ、ズイカク、テンリュウ、アウトー
スパァン! スパァン! スパァン! スパァン!
夕張「……」
長門「……」
熊野「……」
瑞鶴「……」
天龍「……」
夕張「スイッチ、貸して」
熊野「……はい」
夕張「……」トコトコ、コトッ
夕張「……誰も、押さないように」
4人「はい……」
夕張「長門さん、最後に貴女の引き出しですよ」
長門「う、うむ……何もないな」
夕張「そうですか……じゃあ、後はそのディスクだけですね」
天龍「な、なぁ、怒ってるか…?」
夕張「すいません、痛くて顔が変化しないだけなんです」
4人「(絶対怒ってる)」
.
風呂
超ゆっくりだけどやります
・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
長門「……」ズズズ
瑞鶴「……」ズズズ
熊野「……」ズズッ
天龍「……」ズゾーッ
夕張「……コーヒー…」
夕張「……」スッ (天龍のデスクから出たディスクを手にとる)
4人「!?」
プレイヤー「ウェルカム」
夕張「……さぁ、色々試してみても、いいかしら!?」ボタンポt…
瑞鶴「わああああああ!?」ガシッ!
天龍「待て待て待て!!!落ち着け夕張!!」ガシッ!
熊野「何故自ら死地に向かおうとしますの!?」ヒシッ!
夕張「嫌よ!私だけあんなの喰らったままなんて嫌ぁ!!」ジタバタ
.
瑞鶴「なっ、どんなパワーよ…!」ググ
パワー
熊野「け、軽巡の何処にこんな出力が…!!」
天龍「長門の姉御!夕張押さえてるから早くDVDを出して…!」
長門「う、うむ!了解した!!」エート
長門「……これか!」ピッ
モニター「ドウガヲサイセイシマス」
長門「あっ」
天龍・熊野・瑞鶴「「「長門―――ッ!?」」」
夕張「ふっwwwwwwwwwwww」
デデーン、ユウバリ、アウトー
スパァン!!
.
長門「す、すまん!すまん!!」
天龍「ああくそ、あのDVD俺の机にあったし嫌な予感する…」
夕張「私と一緒に地獄に堕ちましょう…?」
熊野「地獄姉妹は嫌ですわ……」
瑞鶴「(知ってるんだ、熊野…)」
モニター「http://www.youtube.com/watch?v=veX4ob2qI3I」
長門「しかし、一体何の映像だ?」
瑞鶴「夕張の反応からして、きっとロクなもんじゃn…」
_ -‐…・・…‐-......... _
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`゙ミ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`xく´:::`ヽ
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!::∧:::::::::::::::!::/-‐=ーjハ::::::::::::/_.ニニニ \:::::::::::::|li:::::::::::::::::::::::::!::::!
}/ハ:i::l:::::::::::!/ ん)ハ l::::/l/ んィ::ハ \:::::::l|l:::::::::::::::::::::::::!:::::..
ノ' |l::l::::::::::l 弋こソ / 辷少ノ |::::::i||l::::::::::::::::::::::::!:::::∧
. 八l::::::::::| ´^゙ :.. !:::::川:::::::::::::::::::::/::::/::N
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. }人 `i ノイ ノ |:::::::::/:::::::/.|:::::|
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ヽ - _ ー- ノ ´ !::::::::/ .|:::/
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デデーン テンリュウ、クマノ、ナガト、アウトー
スパン!! スパァン! ズバン!
瑞鶴「なんで!?なんで加賀さんが!?ってうわっ、この曲なに!?」
熊野「完全に想定外でしたわ…」サスサス
長門「笑う要素が薄いのに笑ってしまった……」
夕張「加賀さん、なんかリズム取り出してますね」
加賀『窓に西陽が あたる部屋は…』
天龍「歌い始めたぜ……」
熊野「普段ツーンとしてる加賀さんが微笑んでますわ…」
瑞鶴「嘘だ……嘘だぁ……!!」
加賀『優しすぎたのあなた…子どもみたいなあなた…』
天龍「……夕張、なんでお前そんな顔してるんだ?」
夕張「いえ、ですがそろそろ…」
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i!
___ノ;}
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/: : : : : : : : : : : : : : :\: ::ヽ
/: : : l: : : : | : : : : : : ト、 : ヽ : :ヽ 心残りは 瑞鶴のこと…
/: : : : l : : : 八 : : : : ./: .ヽ_ : ヽ: : | 少しバットも ひかえめにして…
,: :: : : : !: : :ノ ヽl\/ ヽ:ノ: : |
l: :「ヽ: :| : ノ TT TT :i: |: : ::j
ヽ:ヽィ: : :| U U |: | : :,'
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ヽ :::|_ _, ィ~
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/ /⌒)| ヽ/`/ ))
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長門「え?」
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/: : : l: : : : | : : : : : : ト、 : ヽ : :ヽ 規律にしばられ 笑わぬことより
/: : : : l : : : 八 : : : : ./: .ヽ_ : ヽ: : | バットよりきついこと 受けることよ…
,: :: : : : !: : :ノ ヽl\/ ヽ:ノ: : |
l: :「ヽ: :| : ノ TT TT :i: |: : ::j
ヽ:ヽィ: : :| U U |: | : :,'
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ヽ :::|_ _, ィ~
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天龍「おい夕張、お前まさか…!!」
夕張「はて、何のことでしょう?」
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, ´: : : : : : : : `ヽ、,_ _
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/: : : l: : : : | : : : : : : ト、 : ヽ : :ヽ キック喰らうも 瑞鶴…
/: : : : l : : : 八 : : : : ./: .ヽ_ : ヽ: : | 泣きを見るのも 瑞鶴…
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ヽrケ、=‐-t--r-ァ:イ/
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/: : : : l : : : 八 : : : : ./: .ヽ_ : ヽ: : | あすは痔に なるけれど…
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瑞鶴「いやあああああああああああああああ!?」
デデーン、ズイカク、タイキックー
~~♪(何処か東南アジアで流れてそうな音楽)
霧島「~~♪」(リズムよく構えつつ登場)
瑞鶴「ちょ、ちょっと!?冗談じゃないわよ!!?」
夕張「私もう2発も受けてるんですから腹括って下さいよ」
瑞鶴「だからってアンタがDVD再生しなk」
霧島「サンシキダン!」ドスン!
瑞鶴「お゛う゛!!」
天龍「ぶっふふwwwwww」
デデーン、テンリュウ、アウトー
天龍「なんでそんな声なんだぁ!?」バシィン!!
瑞鶴「フー!フー!フー!」
熊野「よ、余裕が一切ないお顔ですわ…」
長門「き、霧島の奴、随分と慣れてきた感じがあるな……」
夕張「まぁ、これがDVDの怖いところということですねー」
瑞鶴「あ、あんた…性格悪くなってない…?」プルプル
ダメだ、手が痛い
中断します
このSSまとめへのコメント
短いながらも史実ネタとか上手に混ぜ込まれてあって良いですぞwwwwwwwwwwwwネキのタイキックは非常に役割を持てますなwwwwwwwww
なんで論者が沸いてんだよw
ネキのタイキックで大草原
続きは…マダなのです● ワ ●
天龍、長門はともかく、熊野は意外でした。
夕張ドンマイwww