熊野「安価で」比叡「料理を作ります!」熊野「えっ?」 (182)


×月×日 一○○○
呉鎮守府 第一食堂前


熊野「第一食堂……第一食堂……、あっ、ここですわね」

熊野「それにしても急に御食事会だなんて何かあったのかしら?」チラッ



『本日一○○○、第一食堂にて御食事会を開催します。是非御参加下さい』



熊野「紙がしっかりしているわりに差出人はありませんし、食事会なのに10時からって常識的にあり得ませんわ……」ンー?

熊野「まあ、考えていてもらちがあきませんし、とりあえず中に入りましょう……」


ガチャ…


??『さぁ、それでは本日のシェフをご紹介致しましょう! 我らが重巡娘の誇る美食家、シェフ熊野の登場です!』

熊野「!!?」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390997196



※注意※

このスレは

熊野「安価で鎮守府に帰りますわ!」

の続編的な何かですが、前作は知らなくても大丈夫です。


安価とコンマで艦娘(主に熊野)に、バラエティー番組(主に水曜どうでしょう)的なノリで無茶ブリをさせるスレです。
大○洋さん張りに艦娘が弄ばれるのが苦になる方、キャラ崩壊が苦手な方はブラウザバックで願います。



以上、弥生&卯月探索に疲れはてた>>1より諸注意でした。


熊野「あ、青葉さん!? 一体何を……」

青葉「それでは早速今回の意気込みを聞いてみましょう! 熊野さん、一言お願いします!」

熊野「意気込みって急に聞かれても困りますわ!? だいたいわたくしは第一食堂で御食事会をすると聞いて来たのですよ?」

青葉「はい、確かに食事会はしますよ。 ……熊野さんが料理を作ったあとで」

熊野「はい?」

青葉「熊野さんが料理を作ったあとで食事会をします」

熊野「青葉さん、わたくし、青葉さんが言っている意味がよく理解出来ませんわ……」

青葉「ですから、熊野さんが作った料理で食事会をします」

熊野「」

鈴谷「熊野ー、諦めて認めた方がい~よ~。無駄な抵抗にしかならないから……」

熊野「鈴谷!?なんでここに!?」

鈴谷「あー、なんて言うか一言で言うと……『また騙された』ってカンジ?」

青葉「はい!また騙しました!」ドヤッ

熊野「あ……、あ……」



熊野「あり得ませんわあああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!?」




青葉「さて、シェフ熊野から意気込みを聞けた所で……」

鈴谷「意気込みと言うより悲鳴だったよね?間違いなく」

青葉「本日のゲストの紹介です!」

熊野「げ、ゲスト……?」

鈴谷「ああ、鈴谷たち以外にも被害者が……」


青葉「まずは鎮守府の対空番長、五十鈴<改二>さん!」

五十鈴「五十鈴です。料理の評価ならお任せ、きっちり白黒つけてあげるわ!」

青葉「続いて鎮守府の英国面、金剛さん!」

金剛「今日は招待サンクスデース! 期待してるからネー?」

青葉「更に更に武闘派、もとい頭脳派艦娘の筆頭、霧島さん!」

霧島「何か妙な発言が聞こえたような……」

青葉「そして今回の審査員長は、鎮守府の誇る超弩級戦艦、扶桑さんにお願いしています!」

扶桑「審査員長の扶桑です。でも本当に私がやって良いのかしら?」



鈴谷「ああ……、あとで戦艦寮に謝りに行かないと……」

熊野「今から頭が痛いですわ……」




青葉「さて、審査員の紹介が終わった所で、次は挑戦者の紹介です!」

熊野「まだ他にも犠牲者が!?」

五十鈴「挑戦者……、誰かしら?」

霧島「さぁ? 扶桑さんは聞いてます?」

扶桑「いえ、私も聞いてないわ」

金剛「oh!楽しみデスネー!」


青葉「それでは挑戦者の登場です! どうぞ!」
??「はいっ!気合、いれて、行きます!」

熊野「今の台詞……」

鈴谷「どっかで聞いたよーな……」



比叡「金剛お姉さまの妹分、比叡です!」バーン!


五十鈴&霧島&扶桑「「「」」」ピシッ

金剛「挑戦者は比叡デスか~、比叡、手加減は無用デース!」

比叡「はい!お姉さま!手加減など一切しません!」



鈴谷「終わった……」

熊野「終わりましたわ……」

青葉「さて、シェフが出揃った所で今回のお題目です。今回のお題目は、『安価下』です!」




1)○○を作る(料理)
2)○○を作る(料理以外のナニか)

安価下2



1炊き込みご飯

>>12

青葉「お題目は『炊き込みご飯』です!」

熊野「あら?意外と普通ですわね……?」

鈴谷「野菜から作れ、とか来ると思ったのに……」

青葉「HAHAHAHA、何を言ってるんですか~、それは第二弾以降ですよ~」

熊野「サラッと次回以降の布石を仕込まないで貰えません?」

鈴谷「まぁでも炊き込みご飯ならどんなに間違っても……大丈夫だよね?」

熊野&比叡「「…………」」



熊野の料理スキル判定
コンマ値±0
安価下

比叡の料理スキル判定
コンマ値-50
安価下2


ほい

ぬぉつむ

>>14
熊野:84…高い(±)
>>15
比叡:97-50=47…普通(-)


熊野「当然ですわ。わたくしを誰だと思ってますの?」

比叡「大丈夫、大丈夫……だと思う……」

鈴谷(大丈夫かなぁ……?)

青葉「食材と器具は厨房に用意してありますので、そちらを使ってください」

熊野「一つ質問よろしいですか?」

青葉「はい、なんでしょう?」

熊野「わたくし、第一食堂は使った事がありませんの、配置とかを覚える時間はありますの?」

青葉「それなら大丈夫です。普段から第一食堂を使っている駆逐艦娘の方に補佐に入ってもらいます」

比叡「補佐をつけてくれるの?」

青葉「はい、熊野さんの補佐が『安価下』で比叡さんの補佐には『安価下2』が付きます」



熊野の補佐は?
コンマ01~30:暁
コンマ31~60:夕立
コンマ61~90:朝潮
コンマ91~00:時雨
安価下


比叡の補佐は?
コンマ01~30:巻雲
コンマ31~60:雷
コンマ61~90:陽炎
コンマ91~00:雪風
安価下2



ぽい

>>18
朝潮…料理スキル良
>>19
雷…料理スキル普


青葉「熊野さんが朝潮さんで、比叡さんには雷さんです」

熊野「朝潮さんですか……、彼女ならしっかりしてますし、大丈夫ですわね」

比叡「雷ちゃんかぁ~。まあ大丈夫かな?」

青葉「それでは調理を始めてください。あっ、あと……」

熊野&比叡「?」

青葉「『安価下』なので注意してください」





1)食材は品名が書いてありませんから
2)火は自分で起こさないと
3)その他
安価下


2

>>22

青葉「火は自分で起こさないとなので注意してください」

熊野「は?」

比叡「へっ?」

青葉「駆逐艦娘の皆さんは調理も実技訓練の一貫なんですよ。コンロとか水道なんて便利なモノはありませんから頑張って下さい」

比叡「えっ?ちょっ……」

青葉「それでは行ってらっしゃいませ~」ポーイ



ゲシッ!
バタン!



~~第一食堂調理室(?)~~


朝潮「熊野さん、今日は宜しくお願いします!早速なのですが、そちらを持ってくれませんか?」つ【コンクリートブロック】

雷「さぁ比叡さん、早くかまどを作りましょう!」つ【金網】

熊野「なるほど、そう言うことですか、だから炊き込みご飯だなんて……」

比叡「完全に飯盒炊飯だこれーーーーーーッ!!?」





今日はここまでー
それではシェフ熊野with比叡もよろしくお願いしま~す


~~シェフ熊野チーム~~


熊野「こんな感じで大丈夫かしら?」

朝潮「はいっ、かなり良い仕上がりです!」

熊野「えっと、かまどが出来たら次は……」

朝潮「『安価下』すれば良いと思います」




~~シェフ比叡チーム~~


比叡「飯盒炊飯ってやったこと無いんだけど、次は何をすれば……」ウーン

雷「『安価下2』すれば良いと思うわ!」



1)火起こし
2)具材集め
3)その他

熊野チーム
安価下

比叡チーム
安価下2

2

3 青葉に殴り込み

>>28

~~シェフ熊野チーム~~

朝潮「具材集めをすれば良いと思います」

熊野「料理するにしてもまずは食材から、と言う事ですわね?分かりましたわ」




>>29

雷「青葉さんに殴り込みすれば良いと思うわ!」

比叡「えっ?」

雷「料理を作る人(?)の事をピストルって言うのよ!ピストルなら撃ちに行かないと!」



鈴谷(それって……)

五十鈴(ビストロの間違いじゃ……)

霧島(流石に比叡もそれくらいは……)



比叡「成る程~、納得です!早速行きましょう!」

雷「鼠輸送より、やっぱ戦闘よね!」



鈴谷&五十鈴&霧島「「「ダメだったアァァァァァァァ!!?」」」




Qまずはどちらのチームから見る?
1)シェフ熊野チーム
2)ピストル比叡チーム

安価下

2

>>31

~~ピストル比叡チーム~~


比叡「ピストルと言うことは武器が必要ですね!」

雷「私、『安価下』なら今持ってるわ!」

比叡「貸して貰ってもいいですか?」

雷「もちろんよ!」




雷が持ってた武器
安価下

ピストルキター!!

>>33

雷「私、ピストルなら今持ってるわ!」

比叡「貸して貰ってもいいですか?」

雷「もちろんよ!」

比叡「ありがとうございます!これで行けます!」

雷「突撃ね!」


ガチャガチャ…


青葉「おや?何やら外が騒がしいですね?」

青葉「なんだろなんだろ?」

ガチャ…バターン!

比叡「こんにちは、ようこそピストル比叡へ!」

青葉「!!?」

雷「いっぱいサービスしちゃうわ!」

青葉「ちょっ、一体何を……」

比叡「撃ち抜きます!」

雷「撃ち抜くわ!」


バキューン!
バキューン!


青葉「わわわっ!?ワレアオバ!ワレアオバ!」

比叡&雷「「撃ち抜くぞー!撃ち抜くぞー!」」


バキューン!
バキューン!



金剛「oh、流石比叡デース!容赦がないデスネー」

扶桑「料理って激しいんですねぇ……」

鈴谷&五十鈴&霧島(絶対違う……)




青葉「うぅっ、どうして私がこんな目に……」ボロボロ…

鈴谷「どうしてって、企画したのは青葉じゃん」

青葉「そうでした……」ボロ…


比叡「さて、撃ち抜きましたね~」

雷「いっぱい撃ったわ!」

比叡「次はどうしましょうか?」

雷「『安価下』しましょう!」



1)食材集め
2)火起こし
3)その他

安価下

>>37

雷「火起こししましょう!」

比叡「飯盒炊飯の基本ですね?やりましょう!」

雷「マッチはここにあるわ!えっと、他に何を用意すれば良いんだっけ?」

比叡「任せて! 火起こしなら薪と『安価下』を使えば!」




何を使った?

1)木炭
2)新聞紙
3)サラダ油
4)生木
5)三式弾
6)枯れ葉
7)ガスボンベ
8)その他

安価下~下3


陸奥

>>41-43

比叡「薪と陸奥さん、それにガソリンと三式弾ですね!」

雷「それでどうやって火を付けるの?」ワクワク

陸奥「ねぇ、なんで急に呼ばれたの?なんだか嫌な予感しかしないんだけど……」

比叡「まずは陸奥さんの第三砲塔に三式弾を装填します!」

雷「私はその隣に薪を置いておくわ!」

比叡「続いてその薪にガソリンをかけます」

陸奥「ちょっと!ガソリンの臭いが服に付くじゃない!」

比叡「最後に第三砲塔に火のついたマッチを入れます」

雷「雷、第三砲塔にマッチを入れちゃうわ!」

陸奥「ちょっ、それはダ……」



ちゅどーん!



陸奥「」チーン(大破!)

薪<ゴォォォォ!!


雷「やった!薪が燃えたわ!」ワイワイ

比叡「やりましたね!」キャッキャ!

雷「さ、炊き込みご飯を作りましょ!」

比叡「はいっ!」



鈴谷(燃えたって言うか……)

五十鈴(爆発炎上?)

霧島(ああ、あとでどうやって謝ったら……)アワワ…!

青葉「あー、派手にやりましたね~」

金剛「花火みたいデース!」

扶桑「」ガクガクブルブル





今日はここまでー
お疲れさまでしたー

~~一方、シェフ熊野チームは~~


朝潮「それで、熊野さん、どんな炊き込みご飯を作るんですか?」

熊野「タケノコや松茸のシーズンでもありませんし、五目にしようかと……」

朝潮「五目ですか……、良いと思います」

熊野「五目と言う事は入れる具は五つですわね。 えっと、まずは野菜かしら?」

朝潮「確かお肉やキノコも入っていた気がします!」

熊野「お肉とキノコですわね?分かりましたわ」




どんな具材を選択した?(キノコ編)
安価下(料理スキル良補正によりキノコ外なら更に下)



トリュフ

>>53

熊野「キノコ……キノコ……、あっ、ありましたわ」

朝潮「何を選んだんですか?」

熊野「トリュフですわ」ドヤッ

朝潮「トリュフ? 確かにキノコですけど……、それはアリなんでしょうか……?」ウーン…


熊野「さて、次はお肉ですわね」




どんな具材を選択した?(お肉編)
安価下(料理スキル良補正により肉以外なら更に下)


牛肉

>>57

朝潮「今度は何を選んだんですか?」

熊野「牛肉ですわ」

朝潮「ぎゅ……!?」

熊野「最高級の神戸牛ですのよ?」ドヤッ



五十鈴「神戸牛って……」チラッ

鈴谷「く、熊野は神戸牛以外見分けつかないから……(震え声」

霧島「心中察するわ……」

扶桑「大丈夫よ、気をしっかり持ってね?」

金剛「なんの話デスかー?」



朝潮「…………」

熊野「さて、残りはお野菜ですわね。あら?朝潮さん、どうかしました?」

朝潮「えっと……」



忠告する?
安価下




しない

>>59

朝潮(どうしよう、トリュフに牛肉だなんて……)

熊野「?」

朝潮(!……もしかして、熊野さんには何か考えがある?)

熊野「朝潮さん?」

朝潮(そう言えば食材を選んだ時、熊野さんには迷いが無かった。 何か取って置きのレシピがあるのかも……)

朝潮「いえ、なんでもないです!」

熊野「そう? なら次はお野菜ですわね」



どんな具材を選択した?(野菜編)
安価下~下3(料理スキル良補正により野菜以外更に下)


北京ダック

高級レストラン御用達の農場のニンジン

>>61規定外につき)>>62-64

熊野「えっとニンジンとゴボウとタマネギと、これで五目ですわね」

朝潮(良かった、普通だ……)

熊野「あとはお米を用意して、準備完了ですわね」



金剛「普通デスネー」

五十鈴「普通ね」

霧島「確かに普通ですね」

扶桑「ほら、大丈夫だったでしょう?」ナデナデ

鈴谷「ふ、扶桑さぁぁん!」


青葉「さ、さて、どうやらピストル比叡の方も食材選びに入ったようですよ!」




~~ピストル比叡チーム~~

雷「それで、どんな混ぜごはんを作るの?」

比叡「五目です!五目炊き込みご飯を作ります!」

雷「五目って事は具材は五つね! ねぇ、雷が選んで良い?」

比叡「安価下」



安価下


チョコ

>>69

比叡「んー、チョコッとなら良いですよ」

雷「えー!?」

比叡「金剛お姉さまが私の炊き込みご飯を待っているんです!今日は私が率先して作らないと!」グッ!

雷「比叡さん……、分かったわ!雷は比叡さんのサポートにまわるわ!」

比叡「はい、ありがとうございます!」

雷「それじゃあ私は一品だけ選ぶわ! えーと、『安価下』にするわ」



何を選んだ?
安価下(料理スキル普につき食べ物以外更に下)


マツタケ

>>74

雷「私はこのマツタケにするわ!」

比叡「おおっ、随分と奮発しましたね~、よしっ!私も負けません!残りの4品は『安価下~下4』です!」




何を選んだ?
安価下~下4(料理スキル普につき食べ物以外更に下)


うなぎ

鶏肉

チキン(まるまる一羽分)

>>76-80(>>77>>78ダブりにつき統合)

比叡「うなぎと鶏肉、それに豆腐とレバーです!」

雷「!!?」




金剛「oh!うなぎを選ぶとは流石比叡ネー!」

鈴谷「ゴメン訂正させて、比叡さんの方がヤバい(あと金剛さんも)」

五十鈴「同感だわ」

霧島「ちょっ、比叡お姉さまそれは、その組み合わせはダメですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

扶桑「こうなるとあとは雷ちゃん次第ね……」




雷「…………」



雷はどうする?(料理スキル普判定につき1/2)
コンマ01~50 流石に止める
コンマ51~00 なにも言わず手伝う
安価下


GO

>>82

雷「…………」

比叡「さぁて、やるぞー!」

雷「い、雷も全力で応援するわ!(震え声」



鈴谷&五十鈴&霧島&扶桑『逝ったアァァァァァァァァァァァァァァ!!?』

金剛「?」




諸般の事情により今日はここまでー

朝潮、雷ともにブレーキ役にならず
熊野はセレブ過ぎ
比叡はもうダメかも分からんね


~~シェフ熊野チーム~~


熊野「さて、飯盒と言うことは火を用意しないとですわね」

朝潮「あっ、薪と新聞紙は用意しておきました」

熊野「ありがとうございます……あら?火を着ける物がありませんわ」

朝潮「ああ、それでしたら『安価下』して下さい」



1)摩擦で火起こし
2)火打ち石で火起こし
3)武装で火起こし
4)その他
安価下


2

>>95

朝潮「火打ち石で火起こしして下さい」

熊野「火打ち石?なんですの、それは?」

朝潮「この石を打ち付けると火花が出るんです。その火花で草や紙に火をつけて種火にするんです」

熊野「えっと、つまりこの石をぶつけ合えば良いのですね?やってみますわ」




何分後に火がついた?
安価下のコンマ(分)


てい

>>97

熊野「…………」カッ!カッ!カッ!

朝潮「…………」ジー…

熊野「つきませんわね……」カッ!カッ!カッ……

朝潮「…………」プルプル……




青葉「あらら、手つきがなってませんね~。ちなみに朝潮さんには火起こしの手伝いは禁止と伝えてあります」

五十鈴「鬼ね。朝潮ちゃん手伝いできなくて震えてるじゃない……」

霧島「何分後につくのかしら?」

鈴谷「分かんない。一生つかない可能性も微レ存かも……」




~44分後~

熊野「ひ、火起こしって……結構大変なんですのね……」ゼー…ハー…

朝潮「だ、大丈夫ですか?熊野さん……」アセアセ

熊野「大丈夫です。ここまで来たからにはわたくし自身の力でやらねば熊野の名が廃りますわ……」スー…ハー…



熊野「とおおぉぉ↑おおぉぉ↓!!」カッ!

朝潮「!!」



シュボ!チロ……チロ……



朝潮「やった!」

熊野「やりましたわ!」

朝潮「熊野さん、火は私が見ています!熊野さんは炊き込みご飯の調理に入って下さい」

熊野「分かりましたわ」




熊野「まずは具材の下ごしらえですわね。とりあえず牛肉は『安価下』致しますわ」




1)挽き肉に
2)軽く火を通す
3)切っただけで放置
4)その他
安価下


1

>>101

熊野「牛肉は挽き肉に致しますわ。炊く火力だけで火を通さないといけませんからね」

熊野「タマネギとニンジンはみじん切り、ゴボウは千切りにしますわ」

熊野「?…………なんか忘れているような?」ウーン…



ゴボウの灰汁抜き
コンマ01~50 忘れたままスルー
コンマ51~00 思い出す
安価下



ほい

>>104

熊野「!思い出しましたわ、ゴボウの灰汁抜きをしないと……」

熊野「お鍋と水は……あそこですわね」



鈴谷&五十鈴&霧島『セーフ!』グッ!

青葉「ちぇっ……」

鈴谷&五十鈴&霧島「「「何か?」」」ギロッ

青葉「いえ、なんでもないです」



熊野「トリュフは適度な大きさに千切って、あとは調味料ですわね」

青葉「さぁ来ましたよ!ここまで良くてもこれがダメだと全てが台無しです!」

金剛「山場デスネー!」

扶桑「頑張って!」



熊野「えっと計量は……」




調味料の計量
コンマ01~30 テキトーでやらかす
コンマ31~60 小さじと大さじ間違えた
コンマ61~90 適切
コンマ91~00 神がかった配分
安価下


えいっ

>>108

熊野「えっと、このさじを使って量を図るんでしたわね」



鈴谷「あー!逆!逆!」

五十鈴「そっちじゃない!そっちじゃないわ!」


全員『あぁっ!! あーっ………』



霧島「ま、まあでも……」

扶桑「これくらいなら……」

金剛「なんとかなりそうデース」

五十鈴「ちょっと味が濃いかもだけど……」

鈴谷「まだ食べられる……よねぇ?」

青葉「熊野さんのチームは後は炊き込むだけですね。それでは……」

全員『ゴクリ……』

青葉「続いてピストル比叡さんチームを見てみましょうか?」ニヤリ





~~ピストル比叡チーム~~

雷「そ、それで比叡さん、その具材はどうするの?」

比叡「ふっふっふ~、まずはこのウナギを……」


1)輪切りにします
2)三枚におろします
3)その他
安価下


1

>>113

比叡「輪切りにします」

雷「えっ?輪切り?」

比叡「そうです!」

雷「そ、それで、どうするんですか?」プルプル…

比叡「安価下」



コンマ01~30 そのままご飯に入れます
コンマ31~60 調味料に漬けておきます
コンマ61~90 焼きます
コンマ91~00 蒲焼きのタレと一緒に焼きます
安価下



ほい

>>115

比叡「調味料に漬けておきますよ。嫌ですねぇ、いくら私でもそのままじゃ入れませんって……」

雷「アハハハ……」



五十鈴「それでもまだ十分地雷じゃない……」

霧島「言わないで」

扶桑「まあまあ、絶望するには早いわ。今は見守りましょう?」



比叡「次はレバーです!レバーはまず……」

雷(嫌な予感がするわ……)



コンマ01~50 臭み取りをする
コンマ51~00 臭み取りを忘れた
安価下


>>119

比叡「……何をするんでしたっけ?」

雷「へっ?」

比叡「何か大事な行程があったような……」



全員『思い出せ思い出せ!思い出して下さい!』


比叡「ん~、思い出せないと言うことは大した行程じゃなかったのかも、このまま調理します!」



全員『逝ったアァァァァァァァ!!?』






比叡「さ、レバーの準備も万全!次は鶏肉ですね」

雷「あっ、えっと、比叡さん?鶏肉はどうするの?」

比叡「安価下」



1)マツタケと一緒に軽く火を通しておく
2)マツタケと一緒に漬けておく
3)衣をつけて揚げる
4)その他



>>124

比叡「マツタケと一緒にして漬けておきます」

雷「ほっ……」

比叡「最後に豆腐ですが……」



コンマ01~30 そのまま潰す
コンマ31~60 切っただけ
コンマ61~90 水を適度にきってから切る
コンマ91~00 水を適度にきってから潰して具と混ぜる
安価下



>>127

比叡「水を適度にきってから切ります!」



青葉「ほほう……」

霧島「水気はきったからベチャベチャになる危機は回避したわね」

五十鈴「でも、豆腐を賽の目切りって……」

鈴谷「麻婆豆腐か何かかな?(棒読み」

金剛「まだネ、まだ諦めるのは早いネー。調味料その他の配分で大逆転するのデース!」

扶桑「うーん、逆転……出来るのかしら?」




調味料の計量(ピストル比叡)
コンマ01~30 テキトーでやらかす
コンマ31~60 小さじと大さじ間違えた
コンマ61~90 適切
コンマ91~00 神がかった配分
安価下



どうだ

>>132

比叡「えっと、調味料ってどうやって図るんだっけ?」

雷「さじよ!大さじと小さじを使うの!」

比叡「さじ? ああ、このへんですね!」つ【カレー用スプーン】【レンゲ】【お玉】

雷「ちょっ、比叡さん、それは違っ……」

比叡「えいっ!」

雷「あっ……」



どばどはどばー




鈴谷「……鈴谷、今分かったよ。熊野の大さじと小さじの間違いなんて大した事無かったんだね」

五十鈴「同感だわ」

霧島「金剛お姉さま、何で大逆転でしたっけ?」

金剛「ゴメンナサイ、スイマセン、もう何も言わないデース……」

扶桑「山城、ごめんなさい。私、無事に帰れそうもないわ……」





今日はここまでー
お疲れさまでしたー

熊野はなんとかなりましたね。それに対して比叡ェ……


×月×日 一三○○
呉鎮守府 第一食堂


青葉「さぁ、と言う訳で両者の炊き込みご飯が出来上がったみたいです! お二方とも、自信の程は?」

熊野「自信? もちろんありますわ。 この熊野の名に懸けて神に誓ってもいいですわ」

朝潮「……」ニコニコ

五十鈴「こっちは期待できそうね」

霧島「ですね」

青葉「比叡さんの方は如何でしょう?」

比叡「はい、もちろんバッチリです!」

雷「…………」ズーン…

鈴谷「こっちはもう……」

金剛「プリーズ、それ以上言わないで下サーイ……」



青葉「それでは審査員長の扶桑さん、どちらの炊き込みご飯から試食しますか?」

扶桑「『安価下』でお願いします」



どっちから?
安価下


扶桑「熊野さんからでお願いします」

熊野「わたくしが先攻ですわね」

比叡「ちぇー」

鈴谷「まっ、当然だよねー」ボソッ

五十鈴「どうせ死ぬなら美味しい方を食べてから死にたいわ」

比叡「?」



朝潮「こちらがシェフ熊野の神戸牛とトリュフの炊き込みご飯です。どうぞ」

鈴谷「ほぉぉ~」

霧島「ちょっと味付けが濃そうだけど……」

五十鈴「見た目は普通の炊き込みご飯ね」

金剛「ご飯もふっくらしてるデース!」

扶桑「ちょっとおこげがあるけど、飯盒炊飯ならご愛嬌ね」



青葉「全員お椀は受け取りましたか? それでは実食です!どうぞ!」

全員『いただきます』

熊野「…………ゴクリ」




熊野の炊き込みご飯成果は?
コンマ01~10 産業廃棄物・劇物指定レベル
コンマ11~30 マズ飯
コンマ31~50 ちょいマズ飯
コンマ51~70 ふつう
コンマ71~90 美味しい
コンマ91~00 プロレベル

安価下(調理ミス少の為+30補正アリ)


うまい

>>151
54(+30)=84

全員『もぐもぐもぐ……』

朝潮(お願いします!頑張った熊野さんの為にも……!)ギュッ

熊野「…………」



「美味しい」



熊野&朝潮「!」

青葉「おっ?」



五十鈴「炊き込みご飯にトリュフって正直どうかと思ったけど、意外とイケるわ」

霧島「挽いた牛肉から出たうま味が良いアクセントになってるわね」

扶桑「味付けはちょっと濃いけど、牛臭さを消すにはこれくらいが良いのかもしれないわね」

金剛「野菜にもしっかり味が染みてて美味しいデース!」

青葉「ほぉ、どうやら熊野さんの神戸牛とトリュフの炊き込みご飯は好評みたいですね」



朝潮「や、やりましたよ熊野さん! 成功です!」

熊野「あっ……、あっ……」プルプル

鈴谷「くーまのっ!やったじゃん!」

熊野「うっ……、と、当然ですわ! この熊野の料理でしてよ?」カァァァ…

鈴谷「照れない照れない」

熊野「て、照れてなんかいませんわ!」カァァァ…

鈴谷「……ねぇ、熊野」

熊野「なんですの?」

鈴谷「生きて帰れたら残りのご飯ちょーだい。口直しにするから……」

熊野「はい?」



青葉「それでは続いて比叡さんの炊き込みご飯です!」

雷「こっちがピストル比叡のウナギとレバーの炊き込みご飯よ」

五十鈴「雷ちゃん、完全に目が死んでるわ」

霧島「無理もないわね」

金剛「ごめんなさいデース。後で比叡にはよーく言って聞かせマース」

扶桑「『後で』があれば、ですけどね……」

鈴谷「みんな、料理(?)見ようよ……」

青葉「こwwwれwwwはwwwすwwwごwwwいwwwwwww」



青葉「それではwww実食ですwwwwwww」

全員『…………いただきます』

比叡「……」フンス

雷「…………(死んだ魚の目」



ピストル比叡の炊き込みご飯成果は?
コンマ01~10 産業廃棄物・劇物指定レベル
コンマ11~30 マズ飯
コンマ31~50 ちょいマズ飯
コンマ51~70 ふつう
コンマ71~90 美味しい
コンマ91~00 プロレベル

安価下(調理ミス過多の為-69補正アリ)

※つまりコンマ00でちょいマズ飯です※


ほい

>>157
48(-69)=-21


全員『パクっ、もぐもぐ……』

比叡「私の料理で、金剛お姉さまたちのハートを撃ちぬきます!」

雷「撃ちぬくぞー!撃ちぬくぞー!」



全員『くぁwせdrftgyふじこ♯■@$¥!?』



霧島「わ、私の想像以上の劇薬です。さすが比叡お姉さま、見た目以上のマズさ、です……ね…………」バタッ

金剛「提督……、どうか武運長久を……、私、ヴァルハラから見ているネー……」バタッ

扶桑「山城、ごめんなさい。 私やっぱり帰れそうも……」バタッ

五十鈴「この結果、五十鈴には丸見えだった……わよ…………」バタッ

鈴谷「熊野、ごめん、口直し、食べれそうもないや…………」バタッ



朝潮「なっ……!? 皆さん、しっかり!しっかりしてください!」

熊野「瞳孔が開ききってますわ!? 衛生兵! 衛生兵は居ませんの!?」

雷「私、先生呼んでくるわ!」

比叡「金剛お姉さま!? 金剛お姉さま!? くっ、一体だれがこんな事を!」





比叡「はっ!? もしかして金剛お姉さまに出した炊き込みご飯に誰かが毒を……!?」

比叡「ちょっと失礼します!」ペロッ

比叡「もぐもぐ……」

比叡「…………」

比叡「……………………」サー…

比叡「………………………………」フラッ…


ばたーん!



朝潮「ああっ!? 比叡さんまで!?」

熊野「またですの!? 衛生班! 担架もう一つ追加ですわ!」




青葉「こwwwwwwれwwwwwwはwwwwwwひwwwwwwどwwwwwwいwwwwwwwwwww」

青葉「いやー、熊野さんが普通に美味しかった時はどうしたモノかと思いましたが、杞憂でしたね」

青葉「比叡さん一人で十分、いえ、熊野さんとの落差を考えればお釣りが……」

???「……青葉さん?」

???「ちょっとお話が……」

青葉「はい? と言うかこの声は……」




間宮&鳳翔「…………」ズゴゴゴ…

青葉「げぇっ!? 間宮さんと鳳翔さん!?」

間宮「青葉さん、今回使った食材、鎮守府の備蓄ですよね?」ズゴゴゴ…

鳳翔「食材と言うのは大切に使わなくてはなりません。 命を粗末にしてはならないのです」ズゴゴゴ…

間宮「何が言いたいか、皆まで言わずとも分かりますよね?」ズゴゴゴ…

青葉「…………は、はい」





青葉「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」



※残った料理はスタッフがおいしくいただきました※





×月〇日 一二○○
呉鎮守府 最上型姉妹の部屋


鈴谷「それで? 青葉はどうなったの?」

熊野「前回のカブの件とあわせて、一か月間、弾薬庫で弾の数を数える刑に処せられましたわ」

鈴谷「そっか、それなら暫くは大人しくなりそうだねー」

最上「あ~あ、前回も今回も見てるだけなら面白かったのになぁ~」

三隈「もう見れないんですね。残念ですわ」

鈴谷「いや、巻き込まれた方としてはむしろ万々歳だから……」

熊野「ホント、前回といい今回といい、大変でしたわ」

最上「えー、でも二人とも結構楽しんでなかった?」

鈴熊「「楽しみより苦しみの方が多いんだよ(多いのですよ)」」



鈴谷「まぁでも、一年に一回くらいなら……」

熊野「やっても良いかもしれませんわね……」

最上「あらら、これは……」

三隈「完璧に毒されてしまいましたね」




~~その頃、弾薬庫では……~~


青葉「ほほぅ!これは良い事聞きましたよ! 待ってて下さいね!熊野さん!鈴谷さん!」←盗聴中

天龍「コラァ青葉ァ!! サボってないでしっかり数えろ!!」

青葉「は、はい~っ!!」







『艦これどうでしょう』
『シェフ熊野(with比叡) 炊き込みご飯スペシャル』

これにて完結!
お疲れ様でした!

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