ハルヒ「朝倉とかいう鬼を退治しに行く」 (22)

涼宮ハルヒの憂鬱×桃太郎(現代風に再構成)
ハルヒにキャラ崩壊有り注意


岡部「よし、転校生を紹介する」

ハルヒ「転校生の涼宮ハルヒです、よろしくお願いします」

パチパチパチ

谷口「それにしても可愛いな」

国木田「キョンが気に入りそうだね」

ハルヒ「あのー…」

谷口「ん?」

ハルヒ「涼宮です、よろしくお願いします…」

国木田「よろしく」

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数週間経過

谷口「よお、涼宮」

ハルヒ「なんだ谷口か」

谷口「なんだとはなんだ」

阪中「仲良いのね」

ハルヒ「仲良いのかな?」

国木田「充分だと思うよ」

阪中「この間バニーやってたのって谷口?」

谷口「そうだな」

国木田「仲良いじゃん」

阪中「涼宮さんもすっかりこのクラスに溶け込んできたのね」

ハルヒ「この4人だけね」

国木田「」カチカチ

ハルヒ「どしたの?」

国木田「いや、携帯の調子が悪くて」

阪中「サイバー攻撃?」

国木田「へ?」

ハルヒ「最近流行ってるわよ」

阪中「あたしも仕掛けられたのね」

谷口「俺も」

国木田「そんなに流行ってるのか」

阪中「警察も動いてるらしいのね」

ハルヒ「そうだ!いいこと考えた!」

阪中「へ?」

国木田「涼宮さんが考えることがいいことだった試しがない」

ハルヒ「あたしがサイバー攻撃の犯人を捕まえてきます!」

阪中「大丈夫なの?」

谷口「お前ものすごく機械音痴だろ」

ハルヒ「大丈夫。だれか機械にものすっごく強い子見つけるから」

谷口「見つかるか?」

ハルヒ「見つけるしかないでしょ」

阪中「あ」

国木田「阪中さん?」

阪中「文芸部の長門さんって子がものすごく機械に強いって噂を聞いたのね」

ハルヒ「文芸部の長門さんね。了解」

文芸部室

ハルヒ「長門さん、いる?」

長門「わたし」

ハルヒ「パソコン詳しいんでしょ?」

長門「そう」

ハルヒ「ちょっとお願いがあるんだけど」

長門「何?」

ハルヒ「最近サイバー攻撃が流行ってるの知ってるでしょ?」

長門「知ってる」

ハルヒ「犯人探し手伝ってほしいのよ」

長門「犯人探し?」

ハルヒ「あたし機械とか全然分かんないならさ」

長門「…」

ハルヒ「駄目?」

長門「…」

ハルヒ「信玄餅あげるから」

長門「了解した」

長門「」カタカタ

ハルヒ「どう?何か分かった?」

長門「サイバー攻撃の犯人が判明した」

ハルヒ「本当?」

長門「朝倉涼子。県立鬼樫間高校1年5組」

長門「使用しているコンピューターは鬼樫間町1番5号の自宅にある」

ハルヒ「鬼樫間って…ここから10分じゃない」

長門「そう」

ハルヒ「行きましょう」

長門「行かない」

ハルヒ「へ?何で?」

長門「単身で乗り込むのは無謀。まずは仲間を集めるべき」

朝倉の住所は「鬼塚町」
高校は「鬼塚高校」に修正

現代風再構成なら島である必要はないだろう

ハルヒ(仲間を集めること、か…)

ハルヒ(どんな人を集めたらいいんだろ?)

ハルヒ(…ん?)

【書道部】

ハルヒ(書道部?)

ハルヒ(確か書道部にかわいい子がいるって谷口が…)

ガラガラ

朝比奈「はーい」

ハルヒ「…」

朝比奈「?」

ハルヒ「かわいい!」

朝比奈「へ?」

朝比奈「そういうことだったんですか」

ハルヒ「どう?協力してくれない?」

朝比奈「そう言われても」

朝比奈「あたしなんかが力になれるかどうか…」

ハルヒ「大丈夫よ。こんなにかわいいんだから」

朝比奈「でも…」

ハルヒ「信玄餅あるんだけど…」

朝比奈「信玄餅?」

ハルヒ「」つ

朝比奈「これが信玄餅ですか?」

ハルヒ「どう?」

朝比奈「やります!」

文芸部室

ハルヒ「有希!」

長門「?」

ハルヒ「連れてきたわよ」

長門「誰を?」

朝比奈「朝比奈です。よろしくお願いします」

長門「こちらこそ」

ハルヒ「じゃあ、さっそく行くわよ!」

長門「まだ」

ハルヒ「なんで?」

長門「もう1人欲しい」

ハルヒ「もう1人?」

長門「女性3人ではバランスが悪い」

長門「男性を1人参加させるのが賢明」

ハルヒ「というわけで、連れてきたわよ」

古泉「よろしくお願いします」

ハルヒ「よし、さっそく行きましょう!」

長門「今から?」

ハルヒ「逆にいつ行くの?」

長門「明日は土曜日」

ハルヒ「うん。だから?」

長門「明日の朝行くのが賢明」

ハルヒ「…」

古泉「あんまり遅くなると母親が心配するので」

朝比奈「明日にしてもらえませんか?」

ハルヒ「…わかった」

ハルヒ「それじゃ明日の朝9時、北口駅前に集合ね」

翌日 北口駅

ハルヒ「みんな揃ってる?」

朝比奈「はーい」

古泉「揃ってます」

長門「同意」

ハルヒ「それじゃ今から、サイバー攻撃の犯人を捕まえに行きます!」

朝比奈「えっと…どこに行くんでしたっけ」

長門「鬼塚町。朝倉涼子の自宅」

長門「場所はわたしが調べておいた」

古泉「お疲れさまです」

ハルヒ「それじゃ、出発!」

朝倉宅に到着

朝比奈「ここですか」

長門「そうね」

ハルヒ「この中に悪の権化が…」

古泉「それは言い過ぎだと思います」

ハルヒ「それじゃ、早速突入!」

長門「どうやって?」

ハルヒ「」ピーン ポーン

朝倉『はーい』

朝比奈「…普通すぎてびっくりしました」

ガチャ

朝倉「」

ハルヒ「朝倉涼子」

朝倉「はい」

ハルヒ「あなたをサイバー攻撃の罪で逮捕します!」

古泉「いやいやいやいや」

朝比奈「無理ですよ」

長門「逮捕状」

ハルヒ「…」

朝倉「…そういうことね」

朝倉「私をサイバー攻撃の犯人に仕立て上げようとしてるの?」

ハルヒ「そうよ。なんか文句ある?」

朝倉「…上がって」

居間に上がった

ハルヒ「…」

朝倉「…」

ハルヒ「それで、本当にやってないって言い張るのね?」

朝倉「本当も何も、私はやってないわよ」

ハルヒ「証拠は?」

朝倉「無い」

ハルヒ「それじゃ駄目よ」

朝倉「そっちこそ、私がやったって証拠はあるの?」

ハルヒ「無いわよ?」

朝倉「それじゃ駄目じゃないの」

古泉「まあまあ、2人ともそのくらいで」

朝比奈「お茶ありがとうございました」

朝倉「こちらこそ」

ハルヒ「2人とも!まだ終わってないわよ!」

古泉「どうやって終わらせるんですか」

朝比奈「証拠も無いまま乗り込んで」

ハルヒ「…」

朝倉「ほら、後ろの2人もこう言ってることだし」

プリンタ「」ウィーン

朝倉「へ?」

長門「証拠が取れた」

朝倉「証拠?」

長門「1か月間のインターネット接続履歴」

長門「攻撃先のリストと成否」

朝倉「…」

古泉「充分ですね」

ハルヒ「そうね」

朝倉「ちょっと待って」

朝倉「仮に証拠が見つかったとしても、私が認めなかったらどうするの?」

古泉「認めなかったら?」

朝倉「何が見つかろうと、私はサイバー攻撃やめないわよ」

長門「自白?」

朝倉「私はサイバー攻撃を続ける。誰に何と言われようと」

古泉「そうですね。それでしたら」

朝倉「?」

古泉「鬼塚警察署に告発します」

ハルヒ「そうね。それがいいわ」

朝比奈「そうしましょう」

長門「同意」

その後、サイバー攻撃の犯人は逮捕され、
人々は平和に暮らしたという。





ハルヒ「て感じでどうかしら」

キョン「なぜ俺が出ていない」


以上。

俺にとってはここがチラ裏

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