ハルヒ「喰種を見つけるわよ!」(26)
今日は8月の2日世間で言う夏休み真っ只中の今日この頃、ひたいを滴る汗を拭いこのしつこい程の坂道を登る
話はかわるが
近頃喰種というおそろしい
ような恐ろしく無いような名前の奴だ例えるならアメリカンなアニメーションのキャラクターのような名前の奴らが人を襲っているらしい
この通学路ですら安全ではないのだいつ喰種が襲ってくるかもわからないし何より親しくしている友人の中に喰種がいるかもしれないのだ
そんなこんなで登校を無事に終え
教室ではホームルームが始まろうとしていた
岡部「ホームルームを始める、今回は喰種についての話をすることに急遽決まった喰種というのは知っての通り人を食って命を維持しているつまり、私達も狙われる事があるその時の対処法を説明しよう、警察を呼ぶ事が1番だろう喰種捜査官がクインケと言うものを使い戦闘してくれる、登下校以外ではなるべく外を歩かないようにしてくれ、以上でホームルームは終わりだ」
ホームルームが終わると外に出るなと言うような事に対しての批判が始まったそりゃあそうだろう高校生活を楽しみたい奴らにとってはかなりの苦だろう
そんなことを考えていると忘れてはいけない後ろのアイツが我らがSOS団の団長様様が話しかけてきた
ハルヒ「キョン!」
キョン「なんだ、ハルヒまた何か思いついたのか?」
ハルヒ「ええ思いついたわ、SOS団最高にして最大の面白い事よ」
そうハルヒは言うとニヤリと笑いこちらが何をするのか聞けと言わんばかりの顔でこちらをみてくる、この顔からして思いついた事はおそらく俺にとっては嬉しい思いつきじゃなさそうだ
まあ、今回はアイツの思惑通り聞いてやるか
キョン「何を思いついたんだ?」
ハルヒ「喰種を見つけるわよ!」
喰種を見つけるだと?冗談じゃない会いたくもないのに会ってしまう人がいると言うのにそれにわざわざ会いに行くって言うのか?しかも俺達はクインケだったか?そんなもの一つも持っていないぞ、こんなの盛りの着いたゴリラの檻に全裸で入るような物だハッキリ言って無茶だ
キョン「ハルヒそれは辞めた方がいいんじゃないか?俺達はクインケって奴を持っていないし何より危険だ」
ハルヒ「なによ平団員のアンタが団長であるこの私に逆らうって言うの?そんなの罰金物よ!いいから着いてきなさい!」
罰金で許して貰えるなら罰金で許して貰いたいねと思いつつ渋々承諾した
ハルヒ「じゃあ詳しい事は放課後!団活の時に決めるわ!みんなは予定大丈夫かしら」
放課後~団室
ハルヒ「よし!皆揃ったわね~これからSOS団会議を始めます司会は勿論私、異論は認めません」
会議する意味あるのか?それは
ハルヒ「では今回の議題を発表します今回の議題は喰種探しです!
喰種探しをいつも不思議さがしをしてる時みたいに喰種をさがすの
まあ此処までは確定として問題は時間よね次の日曜日はどうかしら?多分皆予定ないと思うのよね~特にキョンとか」
悪かったな生憎俺の予定はガラッガラに空いているよ
ハルヒ「小泉君は予定あるの?」
小泉「予定ですか?今の所はありませんよ、次の日曜日ですね分かりました予定は入れないようにしましょう」
ハルヒ「みくるちゃんは?予定あるの?男友達とかと遊ぶんじゃないの?」
みくる「予定は空いてますぅでも喰種さがしって危ないんじゃ」
ハルヒ「OKね、あとは有希ね予定あいてr」
長門「空いてる」
こうしてSOS団のメンバーが全員承諾!朝比奈さんは無理矢理だが次の日曜日に喰種さがしを行う事になった
ハルヒ「あとは見つけた時捕獲するか倒さないとダメよね~私らの足じゃ逃げきれないものね武器が欲しいわ」
小泉「それでしたら問題ありませんよ僕の遠く遠い親戚にクインケを作っている人が居ますのでその人からあなた方にあった物を貰って来ますよ」
遠く遠い親戚ってもう親戚じゃないだろ!小泉のヤロウ本当にクインケを持ってこれるのか?
キョン「小泉、お前本当に武器貰えるのか?」ヒソヒソ
小泉「正確には貰うでは無く機関から多大なお金を払い購入しま涼宮さんに武器がないから喰種さがしは出来ない、などと言った日にはどうなるか想像はつくでしょう?」
キョン「喰種に会いたいと望み学校やこの近くが喰種だらけになる」
小泉「御名答そんな事になれば大勢の人が死ぬことになるでしょう、その死者の中にSOS団のメンバーがいたら?」
キョン「ハルヒは憂鬱になり閉鎖空間が発生するということか」
小泉「ええ、それも大規模の奴が複数発生するでしょうそれだけは機関としても未然に防ぎたいので多額のお金を払ってでも武器を購入するのです。おや、涼宮さんが話を再開しましたよ」
ハルヒ「集合時間が決まったわ朝9時に駅前集合ね遅れたら罰金よ」
キョン「喰種が活動するのは夜だぞそんな早く言ってなにをするんだ」
ハルヒ「クインケの練習よ私達に合ったクインケなら1人1人違うってことでしょう、クインケを使いこなす為の練習時間が必要なの」
こいつも考えなしのように見えて案外考えているのだ考えなしだったのは俺の方だった
ハルヒ「今日の団活はこれで終わり!小泉君、クインケよろしくねあとキョン遅れたら罰金だからね!」
いつも俺は遅れて無いんだがなどちらかと言うと早めに来ているのだがな
キョン「へいへい遅れないよう気をつけますよ」
このss読んでいる方居ますか?居たらありがとうございます
そして日曜日
今日は待ちに待ってもいない、行きたくもない喰種さがしの日だ
日差しが強く目を細細とさせながら駅までの道を歩く行きたくないと足を何度も止めたがその度にハルヒになんて言われるかと思うと行かないという選択肢は消えて行った
駅に着くと案の定他の四人が待っていた
キョン「悪い...少し..遅かったか?」
ハルヒ「遅いに決まってるでしょう!今日はキョンの奢りよ」
俺...実は遅刻してないんだがな
キョン「そういえば古泉..例の物は?」
古泉「クインケの事でしょうか?それでしたらこちらに」
古泉の指差す先には五つのアタッシュケース
いつもながら副団長様は凄いね
このSSまとめへのコメント
見てるから、続きはよ
続きマジではよ