側近「あの…魔王様…。」

魔王「大体ウチがやったのって『異界の門 』が開いたからマヂぅけるーとか思って人間界行って何個か国滅ぼしただけぢゃんよ。」

側近「多分そ」

魔王「それくらいで討伐とか酷くない！？マヂつらたん…側近も思うでしょ？？」

側近「ん、あ…わ、わかるわかるー！酷いですよねー超つらたん！」

魔王「おい口に気をつけろ。」

側近「あ、申し訳ございませんつい…。」

魔王「自分の立場を忘れるな。」

側近「はっ。（面倒臭ぇ。）」

魔王「でもー やっぱ酷いょねー、前に攻めてきた軍隊とか酷くない？ぅちら魔王軍とか言っても基本バカぢゃん？人間の軍勢とか勝てるわけなくね?？」

側近「結局魔王様一人で焼き払っちゃいましたもんね…。」

魔王「マヂちょー疲れたもん！究極呪文とかマヂ何年ぶりだし。」

側近「（100万の軍勢を一瞬で灰にして『マヂちょーつかれた』か…。）」

魔王「折角さー、人間大量に来るっつーから髪とかめっちゃ盛ったのにマヂ萎ぇ。」

側近「オラオラ系好きですもんね魔王様。」

魔王「そぅ、だから一人二人くらいキュンとするのいるかなーとか思ったらほっとんどオッサンなんだもん新兵こいよって話し。」

側近「流石に魔王様の討伐となると、歴戦の猛者を世界中から集めた兵団出ないと…。」

魔王「で、ァレ？wマヂぅけるwww」

側近「（マヂ憐れ。）」

魔王「ほんで、もぅマヂ疲れた。世代交代してパパから魔王継ぃだ途端こんなんとかホント無理。」

側近「しかし魔王様は歴代のどの魔王様より魔王らしい行動をさ」

魔王「はぁー？！ぅちは別に人間界とかどーでもぃぃんですけど！」

側近「は？」

魔王「つーか、正直魔界もどぅでもぃぃってぃぅね。」

側近「し、しかし魔王様、就任早々に人間界に乗り込み10余りの国を滅ぼしたり人間の軍勢も何度も焼き払ってき」

魔王「国滅ぼしたのは別に歩ぃてただけで変なスカウト超来たからぅぜーって思っただけだし。」

側近「」

魔王「軍だって攻めてきたから面倒臭せーって殺っただけじゃん？」

側近「待ってください、ちょっと話し戻していいですか？」

魔王「何？」

側近「人間の国を滅ぼした理由って」

魔王「だから！服買ぃに街行った時にめっちゃスカウトぅざくてー、なぃからーとか言っても毎回つぃてくるからー。」

側近「（えぇぇぇえええええ！！！！？それだけぇぇぇえええ？！）」

魔王「本当マヂぅざかったんだけど！超声かけてきてさー『今一人？もうどっかと契約したりしてるかなぁ？』とかしてねーっつーの魔族だっつーの！しかも内容も酷ぃし…。」

側近「え、と。何かモデルとかのスカウトだったんですか？」

魔王「違う。」

側近「水商売ですか。」

魔王「違ぅ…ぁの、ぁれよ男の人が見るエッチな…。」

側近「アダルトビデオですか？」

魔王「はっきり言ぅなし////」

側近「急に純情かっ！！」

魔王「おい、言葉遣い。」

側近「し、失礼いたしました（絡み辛ぇぇぇぇえええ！！）」

魔王「でもさーマヂ酷くなぃ？ぅちそんなビッチぢゃねーし。。。」

側近「（見た目的になぁ…。）」

魔王「そんな仕打ちの上に、討伐軍でしょ？イイ男選んで身固めたぃぢゃん？」

側近「あ、へぇはい。」

魔王「んでオッサン大量に来んじゃん？マヂぉこだよ！そんなん！」

側近「」

ギャル文字使い慣れてない感が。

魔王「んで激萎ぇの最中に勇者とか…マヂなんなん！」

側近「（当然の流れ。）」

魔王「マヂさー、まぉぅの座とか誰かにやらせらんないのー？」

側近「それは難しいかと、血統の問題ですので責めてお世継ぎを残してからでないと。」

魔王「世継ぎとか///」

側近「だから純情かっ！！！」

魔王「貴様いい加減に戯れが過ぎるぞ 」

側近「何卒！何卒ご容赦を！つい、ついなんです！」

魔王「まぁ良い。」

側近「（ちょいちょい挟むのやめてくんねーかな。）」

魔王「ってぃぅか、彼氏もぃなぃのに世継ぎとか無理ぢゃん…///」

側近「（純粋か！！！）よし耐えた！」

魔王「側近何ゅってんの？」

側近「自分への賞賛です、しかし魔王様一声かけて頂ければいくらでも高位魔族をお連れすることは」

魔王「無理。」

側近「はい？」

魔王「よぅするにぉ見合ぃでしょ？ぅちは絶対恋愛結婚しかしなぃから。」

側近「」

魔王「つーか高位魔族ってァレでしょ？基本グロぃ系の魔物しかぃなくない？無理、全然無理。」

側近「しかし魔王様の様な魔人型となりますと…。」

魔王「ビジュアルで考えると最低でもG-DRAGON。」

側近「おもくそ人間じゃないですか。」

魔王「人間が一番見た目綺麗じゃん、人間がぃー。」

側近「しかし人間との交配では、魔王様の血が薄れて」

魔王「交配って////」

側近「耐えろー耐えるんだー、よーし大丈夫耐えるんだー。」

魔王「はぁ？何遠ぃ目して拳握りしめてんのー？」

側近「いえ、お気になさらず。」

魔王「それょか…その…交配ってさ…実際どーなん///」

側近「ガールズトーク！！！」

魔王「ゃぱ痛ぃのかな？パパの見たことぁるけどぁんなの入るの？」

側近「先代って体長三メートル以上ありましたよね。」

魔王「ゃぱ無理！世継ぎとか無理無理////」

側近「そうですね、無理臭いですね。」

魔王「あ゛？」

側近「めーんどーくせー！！！！！！！」

魔王「何が面倒臭いのか申せ、この場で消し炭にしてやろう。」

側近「」

兵士「魔王様！！魔王様ついに勇くっせっ！何これ焦げくせっ！！」

魔王「ねー髪に匂いついちゃったーﾏﾁﾞないゎー。」

兵士「な、何か燃えカスの様なものがありますがそれは…っとそれよりも！緊急事態です魔王様！！」

魔王「だから何ってさっきから聞いてんじゃんょ！」

兵士「え、いや聞かれてな」

魔王「さっさと申せ。」

兵士「は、はっ！たった今城下の街付近にて勇者らしき姿を発見したと偵察より」

魔王「ﾊｧ？！早すぎじゃね？？魔兵団何やってんの？！ﾏﾁﾞ使ぇないんだけど！！」

兵士「申し訳ございません…件の勇者、かなりの猛者で、並みの魔物では…。」

魔王「だったらさっさと並じゃない魔物送り込めし！」

兵士「魔王様！！魔王様ついに勇くっせっ！何？！超焦げくせっ！！」

魔王「ねー髪に匂いついちゃったマヂ無理ー。」

兵士「な、何か燃えカスの様なものがありますがそれは…っとそれよりも！緊急事態です魔王様！！」

魔王「だから何ってさっきから聞いてんじゃんょ！」

兵士「え、いや聞かれてな」

魔王「さっさと申せ。」

兵士「は、はっ！たった今城下の街付近にて勇者らしき姿を発見したと偵察より」

魔王「ﾊｧ？！早すぎじゃね？？魔兵団何ゃってんの？！マヂ使ぇなぃんですけど！！」

兵士「申し訳ございません…件の勇者かなり出来るらしく、並みの魔物では…。」

魔王「だったらさっさと並じゃない魔物送り込めし！」

兵士「はっ！それでは早速『四死魔神』を」

側近「おらぬぞ。」

魔王「ぁれ生きてたんだ？」

兵士「側近どの一体どこに…？」

側近「ここだ。」

兵士「え、消し炭？この消し炭が側近どの？」

魔王「あぁ側近実態なぃ系だっけー。」

側近「体は影で出来ておりますゆえ、先程は大変失礼いたしました。」

兵士「（え、側近どの魔王様に燃やされたの？え？何やだ怖い。）」

魔王「それょりなんでぃなぃのー、そのししししみたぃなの。」

兵士「ししましんです。」

魔王「そのとしまえんはなんでぃなぃの？」

側近「先日、水の魔神が火の魔神と関係を持ったらしく、水の魔神の彼女である風の魔神が魔界を飛び出しまして。」

兵士「俗物！！」

魔王「えーそれ超つらたん。」

兵士「共感？！」

側近「更にはそれに乗じて火の魔神に10万年程前から好意を持っていた土の魔神が水の魔神と火の魔神を取り合いまして。」

兵士「ちょっと図にしないと理解が追いつかないレベルでややこしい。」

魔王「ほいで？どうなったの？」

側近「属性の相性がございますので、土の魔神が勝ち火の魔神を見事ゲットとなりました。」

兵士「で、ではその２魔神はいるのですね！！」

側近「いや、ゲットとなったのは良い物の火の魔神はもう誰とでも、そう…もう誰とでも！！」

魔王「常に火遊びって感じ？火の魔神だけにw」

兵士「」

側近「という訳で悲しみにくれた土の魔神は行方知れず、火の魔神は「魔神関係壊しすぎじゃね？？マヂなぃわ。」とおっしゃる魔王様が消し去りました。」


魔王「あー、ぁれか。」

兵士「最後の魔神ー！！！！」

魔王「ほら、ぅち輪とか大事にするタイプの人じゃん？なぃなーって思ったんだよねーw」

兵士「誇らしげ…。」

側近「という訳で魔神は全員おりません。」

兵士「ではどうすれば…。」

側近「お主が行けばよかろう。」

魔王「何こぃつ強ぃの？」

兵士「そんなことは」

側近「何を言う、お主に勝てるものなど魔界でもそうそういないだろう。」

魔王「それちょー強くね？」

兵士「…かしこまりました、勇者殲滅に向かいます。」

側近「魔王様、勅命を。」

魔王「ぉっけー、勇者フルボッコにしてこぃし！！」

兵士「はっ…！（殴りてぇ）」

側近「よく耐えた！」

魔王「はぁ？」

兵士「光栄…至極！！！（ピキピキ）」

魔王「ほぃでー？勝てる見込みぁんのー？」

側近「足止めにはなるかと。」

魔王「そっかー。」

側近「如何されました？」

魔王「今の、ちょっとイケメンだったなって…。」

側近「さよか。」

魔王「実体がないならば存在ごと因果律を捻じ曲げて」

側近「実体に戻りますゆえ！せめて！せめて城は壊さぬよう！！」

魔王「はぁー、つーことはどっちにしろ来るんだょね？勇者。」

側近「恐らく。」

魔王「多分持ってるょね、なんか伝説の剣的なサムシング。」

側近「メイビー。」

魔王「あー！！！マヂ病む！！絶対痛ぃぢゃん。。。」

側近「安心ください、ここに勇者が現れたとしても私が必ずやしとめ」

魔王「フラグとか良ぃからマヂ。」

側近「（謀反起こすにはまず人集めからかな。）」

魔王「勝てるかなー、マヂブルーなんだけど。。。」

側近「所詮、人間です。 魔王様の敵ではございません。」

魔王「T.O.Pみたぃなイケメンだったらどうしよう。」

側近「BIGBANG大好きなんですね。」

魔王「ま、そんなゎけないけど！病む！マヂ病む！！病み病みー！！」

側近「（楽しそうだなー。）」

魔王「ぁ、てかてかさー。 側近カレシとかいんの？？」

側近「恋バナ？！このタイミングで恋バナ？！…ですか？」

魔王「ギリセーフとしよう。」

魔王「ん？そもそも側近て男？女？」

側 近「私実体がありませんので雌雄もございません。」

魔王「何それマヂぅけるｗｗｗｗｗｗバイ？バイなの？ｗｗｗｗｗｗ」

側近「（火薬庫の鍵どこにしまったっけ。）」

魔王「んじゃカレシかカノジョはぃなぃゎけ？」

側近「おりません、特に興味も」

魔王「つまんなーぃ！好きな魔物とかぃなぃのー？？」

側近「そのような感情も特には・・・。（面倒くせぇ。）」

魔王「何それ超つまんなくなぃ？なんの為に生きてるかゎかんなくなぃ？」

側近「（全否定・・・。）」

魔王「ぃやぃや、絶対恋した方が良ぃょー！マヂそれだけで輝けっからｗｗｗｗｗｗ」


側近「勇者まだかなー」

勇者「うるぅおあぁぁぁぁぁ！！！！」

魔物「 ヤッダーバァアァァァァアアアアア！！」

勇者「うるぅあっしゃぁぁぁあ！！」

魔物「 アギェッ！うぎぐブげッ！！ 」

勇者「そぉぉぉおいい！！！」

魔物「ぶるぁぁぁぁぁぁ！！」

勇者「ふーぅ、ハァハァ…これで最後か…。」

魔法使い「変な魔物いたわね。」

勇者「魔物に変も何もあるまい、何を言ってるんだ魔法使い。」

武闘家「若本ヴォイスｗｗｗｗｗｗ」

賢者「なんでそんな元気なの武闘家さん…。」

勇者「しかし、ようやく魔王城まで来たな。」

魔法使い「あぁ、長かったな。」

賢者「ここからが本番ですね！」

武道家「ジョジョネタは控え目でいきましょｗｗｗｗｗｗ」

魔法使い「何言ってんの武道家、ちょっと集中してよ！」

勇者「まぁまぁ、武闘家なりに空気を入れ替えてくれているのだろう。」

賢者「最後まで何を考えてるのかわかりませんでしたね、武道家さん。」

武道家「俺やっぱザ ハンドが最強だと思うんだよね。」

勇者「…よし、行こう！！」

賢者「行きましょう！！」

魔法使い「待って、もう一匹居るみたいよ。」

兵士「…城門は通らせん。」

武道家「ウホッ！いい男！」

兵士「勇者よ、決闘を申し込む。 一対一で勝負しないか。」

魔法使い「何それ急に、するわけ無いでしょ！」

賢者「そ、そうですよ！メリットがないです！！」

勇者「…分かった。」

一同「？！」

魔法使い「何言ってんの勇者！全員でふるぼ…迎撃すべきよ！」

武道家「魔法使いマジDQN…。」

賢者「そ、そうですよ勇者様！なんで決闘なんか…。」

勇者「魔物と言えど、正真正銘一対一だ…男として断ることはできない。」

武道家「クソ真面目ワロタ」

一同「…。」

兵士「感謝する、では尋常にこの怒り…存分に貴様に叩き込む…！！」

勇者「怒り？」

兵士「私事だ！！！行くぞ！！！！」

賢者「奴当たりじゃないですか！」

兵士「うぉぉぉぉぉぉぉおおお！！フラストレーショーーーーーン！！！！」

勇者「なんという気迫！！」

武闘家「中間管理職の友達あんなんなってたなぁ。」

魔王「勇者こなくね？」

側近「そうですね、兵士が善戦してるようです。」

魔王「ぁいつやっぱ強ぃんじゃん！」

側近「まぁ、１兵士としているのも常に前線にいて腕を鈍らせたくないからと言い放つ戦闘狂ですから。」

魔王「ぅっそｗｗぅけるｗｗ」

側近「そもそも魔人の中では元々かなり上位の種ですし、対抗できる勇者こそ化け物ですよ。」

魔王「そーなんだー、勇者ってなんでそんな強ぃの？？意味ゎかんなくなぃ？」

側近「神のかごやらなんやらのマユツバ存在ですし、本来は魔族の敵ではないかと。」

魔王「ぁれ、これィケんじゃね？」

側近「あわよくば。」

魔王「なーんだ、じゃメイクしなくてょかったじゃん。 メイク道具だってタダじゃなぃっつーの。」

側近「一回のメイクで、つけま四枚も消費しますもんね。」

魔王「ねー！なんか側近ゎかってきたじゃんw」

側近「光栄です。（ツッコミ疲れって初めてだなぁ。）」

勇者「はぁ…はぁ…最後だ！喰らえ！！」

兵士「ぐぁああああああ！！ぢぐじょぉぉぉぉぉおお！！！！」

勇者「終わった…、執念の強さは俺も強かったという訳だ…ふぅ。」

兵士「ふふっ、これが俺の最後か…呆気ないものだな。 だが勇者よ礼を言おう、全力で戦わせてくれて…あり…が…。」

勇者「強かった、勝てたのが不思議なくらい…な。」

魔法使い「やったわね！」

賢者「ハイ！さすが勇者様です！あの切迫した場面であんな切り返しを！すごいです！」

魔法使い「そうね、あの時は流石にもうダメだと思ったわ。 まさかあんな逆転劇になるなるなんて！」

武道家「戦闘描写って難しいよね！」