李衣菜「801ってロックですよね!」モバP「」 (200)

P「り、李衣菜?」

李衣菜「今まで同性愛って、すっごい偏見持ってたんですよ」

李衣菜「でも改めてこの801本を読んでみてですね」

李衣菜「私はこう思いました……この生き様こそ、ロックだと」

P「いや、待て、落ち着け李衣菜」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367150259

李衣菜「世界を、政府を、世間を、法律を敵に回してもなお!」

李衣菜「自分の好きなもの、好きな人を守るために戦う!」

李衣菜「これこそ、まさに私が求めていたロックな生き方なんです!」

P「その前にお前、そんな本どこで手に入れた?」

書き忘れたけど、安価スレの予定

李衣菜「え?」

P「お前がそういう物を買えるようなヤツじゃないことは知ってる」

P「だから恐らく、誰かから借りたんだろう」

P「誰から借りたのか、正直に吐け」

李衣菜「えぇーっと、それは……や、約束があるのでー……」アセアセ

P「い い か ら 吐 け」ギロッ

李衣菜「あ、あう……そ、その……」

李衣菜「……ちひろさんに」

P「またあの人は……何考えてんだか」

李衣菜「ち、違うんですよ!」

李衣菜「あの頃の私はこの本に興味なんてありませんでした!」

李衣菜「で、でもでも、他の子も読んでたから……もしかしたら、流行に乗り遅れてるのかもって思って、ちひろさんに相談してみたら」

P「その本を渡された、と?」

李衣菜「はい……」コクリ

P「ん、ちょっと待て。他の子も、だと?」

李衣菜「はい。私が読み始めたのは、こういう本が流行ってからでした……」

P「参考までに聞こう。一体どれくらいのアイドルが……」

李衣菜「少なくとも……>>9さんは読んでました」

P「え?!>>9が?!」

のあさん

のあさんの口調変になるかもしれん

P「え?!あの、のあさんが?!」

李衣菜「はい……ちょっと前に何を読んでるんですか?って聞いてみたら……」

のあ『男同士の神秘のまぐわい……かしら』

李衣菜「って」

P「マジかよ……」

P「と、とにかく真相を確かめに行こう!ついてこい李衣菜!」

李衣菜「えぇ?!私もですか?!」

P「まだ染まりきってなそうな、いわば、にわかのお前が俺の今の一番の味方なんだ!」タッタッタ

李衣菜「にわかって言わないでくださいよぉ〜」タッタッタ

P「のあさん!」バン

のあ「読書中……静かにお願いできるかしら」

P「あ、すみませんでした。じゃなくて!」

のあ「騒々しいわね。何かあったのかしら」

P「その読んでる本、見せていただけますか?」

のあ「?別にいいけど」テワタシ

P「……あれ?」

李衣菜「ど、どうですか?」

P「……内容の確認もいいっすか?」

のあ「どうぞ」

P「……??」

李衣菜「こ、これ」

のあ「『星の王子様』よ。あなた達も名前なら聞いたことあるでしょう?」

李衣菜「ど、どういう事……?」

のあ「どういう事、は私のセリフなんだけど」

P「いやぁ、実はですね」

カクカクシカジカ

のあ「ちゃんと話してくれるかしら」

P「のあさんなら大丈夫かなーって思ったんだけど、やっぱダメだったかぁ」

P「のあさんが世間一般で言う……その、BLを読んでるんじゃないかと思いまして」

のあ「読んでるわよ」

P「そうですよねー……ってえぇ?!」

のあ「……そんなに意外かしら」

P「いや、だって、その」

李衣菜「ほら!やっぱり本当じゃないですか!」

のあ「私、乱読家だから」

李衣菜「……」

P「ああ、そういえばそうでしたね」

P「よくよく考えたら、のあさん24ですし、別にそういうの読むのも問題はありませんでしたね」

のあ「たまに読むわ。文学作品として評価できる物も数多いし」

P「つい17の李衣菜が引き合いに出したので焦ってしまいました。すみません」

李衣菜「なっ!わ、私もそういうのは読んでな……」ゴニョゴニョ

のあ「構わないわ。私の言い方にも問題があったかもしれないし」

P「それじゃあ、のあさんにもお伺いしたいのですが、最近、事務所内でBLが流行ってるらしくて……」

のあ「……ああ。私にそういうののお勧めを聞いてきた子がいたわね」

P「えっ!誰ですか?!」

のあ「>>28ね」

だりーなが元締め

元締め……?すまんが再安価 >>31

あれ?実はBL布教のトップがだりーなって感じなんだけど

安価なら>>27

>>31 なるほど。すまない。小鳥さんから勧められたちひろさんがみんなに布教したと考えてくれ。

P「菜々さんが?!」

のあ「ええ。レッスンの参考にしたいからーとかなんとか」

李衣菜「何のレッスンの参考に……」

のあ「それは……あなたなら分かるんじゃない?」クスッ

李衣菜「っ!?知りません見てません分かりませんー!」プイッ

P「? とりあえず、菜々さんのところに行ってみるか……」

P「なぁ李衣菜」

李衣菜「なんですか?」

P「さっきのレッスン云々って、何の話だ?」

李衣菜「ふぇっ!?な、な、ななな」カァァァ

李衣菜「なっ、なんでそんなことをっ、気にっ、するんでしゅかっ?!」

P「(何でこんなに慌ててるんだ?)」

P「いんや。のあさんが去り際にさぁ」

のあ『私のレッスンも、いつか見てちょうだい?』

P「とか言うもんだから……」

李衣菜「プロデューサーはそんなこと気にしないでいいです!!」

P「え?あ、ああ……」

李衣菜「(まさか、のあさんまで……?いやそんな……)」

P「(レッスンならいつでも見てやるんだけどなぁ)」

P「入っていいですか菜々さーん」コンコン

菜々「うぇ?!ちょ、ちょっと待ってくださいな!」ガサゴソガサゴソ

李衣菜「明らかに何か片付けてますね……」

P「怪しいな……」

菜々「ど、どうかしましたかプロデューサー?」

P「いや、ちょっと部屋入っていいか?」

菜々「うぇえええええ?!だ、ダメですよ!ウサミン星に勝手に立ち入る事は許しませんよ!」

李衣菜「え?ウサミン星って……」ヒョコッ

P「そういえば李衣菜も一緒だった」

菜々「言うの遅いですよぉぉぉぉおおおおおお!!」

P「じゃあとりあえず入るな」ヨッコイショ

李衣菜「お邪魔しまーす……」コソコソ

菜々「だ、ダメですぅ!ホント、ホント、あと3分待ってください!!」ガッ

P「わかったよ仕方ないなぁ」

———3分後———

P「お邪魔しまーす」

李衣菜「しまーす」

菜々「お茶も用意できなくてすみません……」

P「いやいや、こっちも急だったかなーって思うから。むしろ謝るのはこっち」

菜々「はぁ、それで何の用なんですか?今日はオフですよね?」

P「いや、その件なんだが」

李衣菜「プロデューサー、ありましたよー」サッ

P「やっぱりか」

菜々「何があるって……ちょっ!」

菜々「ああああ!!それ私の秘蔵本!!」

P「よくやったぞ李衣菜」ナデナデ

李衣菜「えへへぇ……」

菜々「ちょっ!なに人の家許可取らず家探ししてるんですか?!」

P「これは菜々さんを心配しての事なんですよ」

菜々「どういうことなんです?」

P「だってこれ……18禁のBL本じゃないですか」

菜々「うっ、それは……」

P「菜々さんは17歳なんですから……」

李衣菜「えっ?」

P「えっ?」

菜々「えっ?」

李衣菜「えっと、あのですねプロデューサー。落ち着いて聞いてください」

P「なんだよ」

李衣菜「あそこに転がってる空き缶は……」

P「え?あれは外国のジュースかなんかだろ?」

菜々「(ヤバイ片付け忘れた……)」

李衣菜「じゃあですね。あの年代を感じさせるラジカセは……」

P「菜々さんの趣味だろ?」

李衣菜「そもそもなんで年下なのに「さん」付けなんです?」

P「え?菜々さんは菜々さんだろ?」

李衣菜「……」

>>46 画像ありがとうございます!ホント感謝です!

菜々「(プロデューサー、気づいてるんじゃないかなぁ……)」

P「とにかく菜々さん。17歳のあなたがこんな18禁本を持ってたらダメです」

菜々「で、でもでも、それ、ちひろさんにお金払って買ったお気に入りの本なんですっ……」ウルウル

P「んなっ。あの悪魔め……まだ幼気な少女に18禁本を売って、金を取るなんてっ……!」

菜々「(……なんか悲しくなってきた……)」

今日は投下ここまで
菜々さんは絶対17歳なんだって信じてる……ではお疲れ様でした。

投下再開

李衣菜「(時折、プロデューサーの人を見る目は節穴なんじゃないかと思う時がある)」

P「じゃあ、没収しますね」

菜々「うう……結構高かったのに……」

P「その辺はちひろさんに請求しますから」

P「それより菜々さん。なんでこんな本買ったんです?」

菜々「ええとそれは……」

P「まぁ、言いにくいのはわかりますが……」

菜々「その……予習に」カァァァ

P「予習?」

菜々「だから……その……男の人の」ゴニョゴニョ

P「えっと、声が小さくてよく……」

菜々「お、親からもそろそろ結婚しろって……」ボソボソ

李衣菜「(よくよく考えればこの事務所、ライバル多いよなぁ……)」

菜々「と に か く !お金が戻ってくるならそれでいーです!」

菜々「(もうほとんど読み終わってますし!)」

P「お、おう……」

菜々「用事が終わりましたね?じゃあそろそろ……」

P「わ、わかった。今日はすまなかったな。突然」

菜々「いえいえ、それではまた!」バン!

P「なんか追い出されたような気が……」

李衣菜「実際、追い出されてるんですけどね」

P「それにしても、そんなにいいもんなのか?これ」

李衣菜「プロデューサーさんも百合って読んでますよね?アレと一緒ですよ」

P「そうか……っていうかなんで俺がそういうの読んでるのを知っている?!」

李衣菜「ちひろさんが教えてくれましたよ」

P「あの野郎……ちなみにどんなの読んでるか、とかは……」

李衣菜「さぁ?流石にそこまでは……」

P「そうか」

P「(流石に本人には教えないか。俺はなつ×だり推しだからな)」

P「さて、菜々さんの分は回収できたが……次は誰のを回収しようか」

李衣菜「そうですね……ってか回収しなくても」

P「いや。BLが流行っている事務所なんて俺が嫌だ」

李衣菜「んー……じゃあ>>63さんのとことか行ってみますか?」

のの

乃々人気すぎぃ!

P「乃々?また意外なところを」

李衣菜「知らなかったんですか?あの子、意外とちひろさんから買ってましたよ?」

P「だにぃ?!乃々は汚させんぞぉぉぉぉおおおお!!」ダッ

李衣菜「え、ちょ、待ってくださいよー!!」

P「乃々ぉ!!」バン!

乃々「ひっ、なんですかいきなり……」

P「大丈夫か!?まだ汚れてないか?!」

乃々「な、何の話……」

李衣菜「あ、お邪魔しますね」ヒョイッ

乃々「多田さんまで……なんですかいじめですか」

P「いや、乃々。お前がいかがわしい本をちひろさんから買っていると聞いてな」

乃々「えっ」ビクッ

乃々「そんなこと……ないですけど」メソラシ

P「怪しいな乃々。何を隠してる?」

乃々「な、何も隠してませんけど」アセアセ

P「李衣菜」

李衣菜「はい。えーっと」

乃々「勝手に部屋……あさらないで欲しいんですけど」アセアセ

李衣菜「ありましたよー」サッ

乃々「あうう……」

P「……ふむ。やはり18禁本もあるな」

乃々「わ、私は買ってませんけどー……」メソラシ

http://i.imgur.com/thMfnnj.jpg
http://i.imgur.com/vFflkKR.jpg
森久保乃々(14)

李衣菜「嘘はダメだよ乃々さん。ちひろさんから買ってるとこ見たし」

乃々「うう……///」

P「乃々。なんで買ったんだ?」

乃々「それは……その」

>>69 画像あざっす!

乃々「男の人のこと……知りたくて」

P「男の人のこと?」

乃々「まだ……プロデューサー以外の男の人と、話せなくて」

乃々「でもファンの人も……いるみたいですし」

乃々「少しでも……男の人のこと知ろうって……」

乃々「そうしたら……ちひろさんが」

P「結局あの悪魔のせいか……何を考えてやがるんだ一体」

P「すまんが没収な。お金は後で返すから」

乃々「……分かりました」

P「(あれ、なんで残念そうなの)」

P「とりあえず、回収できたな」

李衣菜「そうですね。乃々ちゃん残念そうでしたけど」

P「まぁ、うん。なんとなく気持ちはわかるけど、やっぱ18禁本はダメだ」

李衣菜「そうですかぁ」

P「何お前も残念そうな顔してんだよ」

李衣菜「だって、女の子だってそういうのに興味あるんですよ」

P「それでもやっぱり、年を考えてだな」

P「……ちょっと待て。お前から回収した物に18禁本はないんだが」

李衣菜「(ギクッ)な、なんのことですかねー」メソラシ

P「出せ」

李衣菜「いやー。その、言葉のあやっていうk「出せ」……はい」

P「全く。お前は油断ならないな」

李衣菜「トホホ……せっかくのP本が……」

P「え?」

李衣菜「え?あはは、なんでもないですよー!」

P「次は誰のとこ行くか」

李衣菜「えー?まだ行くんですかー?」

P「うーん。どうすっかなぁ」

>>79 続けるならアイドル名 やめるならやめる

若林智香

http://i.imgur.com/E20Yz0M.jpg
http://i.imgur.com/osMpNJX.jpg
若林智香(17)

了解 すまんが時間がヤバイので若林ちゃんから後日。

こんばんは。今日もゆるゆる更新していきまする。

P「……智香か」

李衣菜「若林さんですか……読んでるイメージはないんですが」

P「俺もないが、もしもということもあるだろう」

李衣菜「そうですね。それより、本返してくれませんか?」

P「返しません」

P「そもそもどうしてこんな本を買ったんだ」

李衣菜「えっ?あー。それはー……うー……///」

李衣菜「(言えるわけないじゃん……///)」

P「……言いにくいんなら別にいいけどさ」

李衣菜「……なんであたしが?」

P「いや。俺が行くと菜々さんのように隠される可能性もあるからな」

李衣菜「はぁ。まーいいですけど」

李衣菜「智香ちゃーん」

智香「はいはーい☆ちょっと待ってねー!」

智香「李衣菜ちゃんだ☆どうしたの?」

李衣菜「いやー。それが……」

P「智香」

智香「えっ……ぷ、プロデューサー……///」メソラシ

P「おいなんで目をそらした」

智香「な、なんでもないよー♡」

P「なんか言葉に違和感があるな。それに、どうして俺を見ようとしない」

智香「なんでかなー☆あ、あはは」

李衣菜「(智香ちゃんまで……)」

P「とにかく、お邪魔するな」

智香「えっ?!ちょ、ちょっと待って」

P「待たない」

李衣菜「智香ちゃんごめんね……」

智香「わー!わー!///」

李衣菜「こ、これは……」

P「Oh……」

智香「だ、だからまだダメって言ったのにー……」

李衣菜「いや、隠すとかそういう量じゃないでしょ……」

P「なんでこんな山のように……」

智香「違うの!私が買ったわけじゃないの!」

P「そ、そうなのか」ススス

智香「なんで私から距離を取るのプロデューサーっ!」

李衣菜「(……今のうちに何冊か……)」

P「おい。李衣菜」

李衣菜「うー……一冊くらい、いいじゃないですか!」

P「没収したいところなんだが……うーん。この量は……」

智香「話聞いてるのかな?!私が買ったんじゃないのー!」

P「じゃあどうしたんだコレ」

智香「ち、ちひろさんが何故かここに保管させてって……」

P「あの悪魔……」

P「じゃあ智香は読んでないんだな?」

智香「え、えーっと……///」メソラシ

P「……まさかお前」

智香「え、えへっ☆」

P「智香が汚された……」

智香「ご、ごめんなさい……沢山あったから、一冊くらいいいかなって……」

P「いやいいんだ。一冊だよな?読んだの」

智香「……ぜ」

P「え?」

智香「ぜ、全部……読んじゃった☆」

P&李衣菜『ええええぇぇぇぇええええ?!』

P「全部って!?この量を?!」

智香「よ、読んでみたら面白くって!休日丸二日使って読んじゃいました☆」

李衣菜「(面白いのは認める。Pさんのヘタレ受けとか……)」

P「智香、いいか。よく聞くんだ」ガッ

智香「わっ、ひゃい」

P「この中には……18禁本もあったんだ」

智香「あ……はい///」チラッ

P「待ってくれ。なんで俺の股間を見た」

智香「なんでもないですよぉ☆///」

P「と に か く!見た物は全て忘れるんだ!いいな?!」

智香「は、はいー……」

P「心配だが、次がつかえてるしさっさと回収しないとな」

李衣菜「一冊くらい大丈夫ですよね!(そうですね!)」

P「李衣菜……」

P「さて。次に行くか」

李衣菜「はい……」

P「お前はなんでそんなにBLに固執してるんだ……」

李衣菜「だってロックじゃないですか!」

次のアイドル >>104 李衣菜orちひろさんなら終了

智絵里

P「……智絵里が心配だ」

李衣菜「確かに、純粋な子ですからね……」

P「こうしちゃいられない!智絵里のとこ行くぞ李衣菜!」

李衣菜「は、はいっ」

http://i.imgur.com/kO16ORw.jpg
http://i.imgur.com/QZxgfbi.jpg
緒方智絵里(16)

P「智絵里っ!」バタン!

智絵里「ひゃっ?!ぷ、プロデューサー……?」

P「大丈夫か智絵里?!汚されてないか?!」ユサユサ

智絵里「あ、あうう……?///」

李衣菜「ちょ、智絵里ちゃん混乱してますって!!」

>>107 俺もだ

李衣菜「智絵里ちゃん落ち着いた?」

智絵里「は、はい……」

P「それで智絵里!」ズイッ

智絵里「な、なんでしょうか///」

李衣菜「プロデューサー!近い!!」

好きな男の801本とかアイドル達からすればNTRじゃね?

P「コホン。で、智絵里。お前は持ってないよな?」

智絵里「え?何を……ですか?」

P「BL本」

智絵里「BL……っ///も、持ってないです///」

P&李衣菜「(怪しい)」

>>111 そういうもんかねぇ。好きな男の違う一面を知りたいと思うのとは違うかね。

P「李衣菜」

李衣菜「はいっ」

智絵里「あ、あんま部屋……散らかさないでくださいね……」

P「ちゃんと片付けるから」

李衣菜「……そんな」

P「どうした?」

李衣菜「ないです……ほぼ全部探したのに……」

P「イィィィヨッシャァァァァァァァァ!!!」

李衣菜「なんで?!なんで持ってないの?!」

智絵里「ふ、ふえ?だ、だってその……///」


智絵里「プロデューサーのは……実際はもっと大きいし……///」


李衣菜「え?」

P「は?」

智絵里「な、なんでも。なんでもないです」

李衣菜「い、今聞き捨てならないセリフが」

P「(聞き間違えだよな)すまんな智絵里。急に押しかけたりして」

智絵里「凄くびっくりしました……だから、次の休日、一緒にお出かけしてください。約束ですよ……?」

P「ああ、わかった」

李衣菜「……プロデューサーさん」

P「なんだよ」

李衣菜「……デートなんて、いいご身分ですね」

P「まぁなぁ。智絵里なら安心できるし。デートではないがな」

李衣菜「……」

P「さて、結構回ったな。どうする?」

李衣菜「……別に、好きにすればいーんじゃないですか」

P「なんで不機嫌なのお前」

李衣菜「別にー。不機嫌じゃないですぅー」

ペース速いが次のアイドル >>121 李衣菜かちひろさんで終了

姉ヶ崎

P「ふむ、美嘉か」

李衣菜「むすーっ」

P「なんだよ。そろそろ機嫌直せって……」

李衣菜「じゃあ、あたしともデートしてくれます?」

P「……仕方ねぇな」

李衣菜「ウッヒョー!さすがプロデューサー!話がわかるぅ!」

P「さて、美嘉の家についたわけだけど」

李衣菜「美嘉さんいるかなー?」

P「美嘉ー?」ピンポーン

莉嘉「んー?あ、Pクンだ!」

http://i.imgur.com/gvjrbIw.jpg
http://i.imgur.com/1ClPYMp.jpg
城ヶ崎美嘉(17)

http://i.imgur.com/j9CY9rb.jpg
http://i.imgur.com/jRlRgX0.jpg
城ヶ崎莉嘉(12)

>>125 >>126 画像あざっす!

P「美嘉はいるか?」

莉嘉「出かけてるみたいだよー」

李衣菜「出かけてる?どこに?」

莉嘉「確か……めろんぶっくす?だっけ」

P&李衣菜「」

P「それは本当なのか?!莉嘉?!」

莉嘉「うん!なんかお土産買ってきてくれるって〜♪」

李衣菜「も、もしかして莉嘉ちゃんは美嘉さんが何を読んでるか知ってるの?」

莉嘉「え?……私は知らないなー」

P「……本当に?」

莉嘉「ほ、本当だよー」

P「李衣菜、念のため」

李衣菜「はーい。お邪魔するね、莉嘉ちゃん」ヒョイ

莉嘉「あっ、ちょっ」

李衣菜「ありましたよー。でも、18禁本はないですね」

P「ご苦労。で、なんで嘘をついたんだ?」

莉嘉「だ、だって。お姉ちゃんに借りた本だったし……」

P「ふむ……これは美嘉をどうにかした方がいいな」

李衣菜「行きましょう!美嘉さんのところに!今すぐに!」

P「それお前が行ってみたいだけだろ。まぁいいけど……」

———某電気街———

P「で、なんでお前もついてくるんだ」

莉嘉「へへー。いいじゃん。Pクンとデート♪」ギュッ

李衣菜「あっ、ず、ずるいっ!」ダキッ

P「……お前ら、自分がアイドルだって事忘れるなよ」

莉嘉「両手に花、だよー?喜びなよPクン!」

李衣菜「(やっぱ本よりも、本物がいいな……)」

莉嘉「(本も面白かったけど、やっぱPクンがいいな♪)」

P「どうした?俺の顔見て」

李衣菜「なんでもないですよっ」

莉嘉「うんうん、なんでもないよ♪」

周りの人「(リア充爆ぜろ……!!)」

ちょっと今日はこの辺で。
ほかの作品の構想もねらなければいけないので、少し早めですが、本日も付き合っていただきありがとうございました。

そういえば、なんだかんだで蘭子ちゃんおめでとう。
あとみりあちゃんと、星花さんも。
ナンジョルノは元気出して……

投下開始

P「ここら辺か」

李衣菜「あ、あそこにメロンブックスって書いてありますよ」ギュゥ

莉嘉「なんか沢山人がいるね〜」ギュゥ

P「ってうかそろそろ離してくださいませんか?」

周りの人「(女の子二人連れてメロンブックス……だと?!)」

———店内———

P「んー。美嘉、一階にはいないみたいだな」

李衣菜「へぇ、ふぅん……こんなのもあるんだぁ……」

莉嘉「あれ、これ、アタシとお姉ちゃんの……」

P「ほらほら、さっさと美嘉探すぞ」

P「結構探したけどいないな」

李衣菜「そうですね」ガサガサ

莉嘉「お姉ちゃんどこにいるのかなぁ」ガサガサ

P「おいお前ら何を買ってる」

李衣菜「べ、別にー?漫画ですよー」

莉嘉「そうだよPクン、ほらほら、早くお姉ちゃん探そうよ」

P「全く。だが探していない場所なんて……」

ゴゴゴゴゴ R-18 ゴゴゴゴゴ

3人「……」

P「いいな。お前らは待ってろよ?絶対だぞ?」

李衣菜「やだなー。わかってますよぉ」

莉嘉「そうだよ。アタシ達、おとなしくするよ」

P「いいな?じゃあ行ってくる」タッタッタ

李衣菜&莉嘉「……」ニヤッ

李衣菜「へ、へぇ……ここって、こうなってるんだぁ」チラッチラッ

莉嘉「お、お姉ちゃんを探すためだもんね。仕方ないよね」チラッチラッ

美嘉「んー。ここにはないから、もしかして一般にあるのかなぁ」スタスタ

ガッ!

李衣菜「きゃっ」

莉嘉「ひゃっ。あ、ごめんなさい。大丈夫ですか?」

李衣菜「は、はい……って」

美嘉「あっ」

莉嘉「お姉ちゃん?!」

美嘉「り、莉嘉まで?!」

美嘉「な、なんで二人がこんなところに?」

莉嘉「そ、それよりお姉ちゃん!早く逃げないと!」

美嘉「に、逃げる?!何から?」

李衣菜「プロデューサーが、美嘉を探しに来てるんです。こんなところにいたら、余計疑われますよ!」

莉嘉「だからお姉ちゃん、一旦ここを出るよ!」

美嘉「う、うん」

李衣菜「まだ見つかってないよね……?」

莉嘉「うん。大丈夫みたい」

美嘉「よ、よかったぁ」

P「ほい、ジュースでも飲んで落ち着け」

美嘉「あ、ありがと。プロデュー……」

P「よぉ」ニコッ

3人「」

P「で、まずは美嘉。なんであんなとこにいたんだ?」

美嘉「え、えーっと。迷っちゃって♪」

P「残念ながら何かを探しているお前を追って、俺はここまで来たんだがな」

美嘉「うっ……」

P「正直に言おうか」

美嘉「……新刊を、探してたから」

P「なるほど。新刊ねぇ……だけどお前、17だろ?」

美嘉「うぅ、一年くらいいじゃん」

P「ダメだからこうやってお前追ってきたの」

美嘉「うー」

P「……気持ちはわからんでもないけどな」

美嘉「え?」

P「で、李衣菜。莉嘉」

2人「はい……」

P「言ったよな?入るなって」

李衣菜「いやぁ、フリかと」

莉嘉「普通そう思うよねー!」

P「反省」

2人「はい……」

P「はぁ。とりあえず、本は回収するぞ」

美嘉「えぇ?!まだ読んでないのもあるのに……」

P「金なら返すから。あと1年待て」

美嘉「うー……はい」

P「まったく。大変だった」

李衣菜「本当ですね。やれやれ」

莉嘉「そうだよねぇー」

P「で、なんで莉嘉ついてきてるの?」

莉嘉「だって、面白そうじゃん!」

>>153 次のアイドル 李衣菜&莉嘉&ちひろさんで終了

小梅

P「……え?小梅?」

莉嘉「うん!なんか読んでるの見たよ〜」ギュッ

李衣菜「ねぇ莉嘉ちゃん。情報提供ありがと、でもプロデューサーから少し離れたほうがいいと思うな。歩きにくいし」ギュッ

莉嘉「えー?だったら李衣菜さんこそ、離したらどうなのかなー?」

P「……歩きづらい」

http://i.imgur.com/uMfJwog.jpg
http://i.imgur.com/HLSupJ2.jpg
白坂小梅(13)

P「小梅ー?いるかー?」

小梅「あっ、プロデューサーさん……」

李衣菜「こんにちは、小梅ちゃん」

莉嘉「こんにっちはー!」

小梅「こんにちは……賑やか。あの子も……喜んでる」

>>156 画像あざっす!

P「そうか。そりゃなによりだ」

李衣菜&莉嘉「(あの子……?)」

P「で、だ。小梅。率直に聞くが、お前、BL本読んでるか?」

小梅「っ……よ、読んでない、よ」

P「ふーん。そっかぁ。……なぁ」

李衣菜&莉嘉「(え?!誰に話しかけてんの?!)」

小梅「あ、だ、ダメ……!」

P「……やっぱり読んでるんじゃないか」

小梅「うぅ……///」

李衣菜&莉嘉「(だから誰と話してるの?!)」

P「お前からも言ってくれよ」

小梅「あう……で、でも、この子も興味あるって」

P「何?!そうなのか……うーん。こりゃ同罪だなぁ」

小梅「ごめんなさい……」

李衣菜&莉嘉「(本当に誰かそこにいるの?!ドッキリじゃないよねこれ?!)」

P「とりあえず、中入れてもらうから。2人はちょっとお説教な。まぁ、本の中身にもよるが」

小梅「ね、年齢制限は……守ってる」

P「そうか。ならまぁ、軽くだな」

李衣菜「ぷ、プロデューサー」

P「なんだ?」

莉嘉「さっきから、誰と話してるの……?」

P「え?……ああ、見えないのか。気にしないでいいよ」

李衣菜「気にしますよ?!」

小梅「見えない……残念」

P「軽く注意して本を回収しました。あの子が粘ったのは意外だったなぁ」

李衣菜「(ポルターガイスト発生してたよね……?)」

莉嘉「(Pクンって、何者なんだろ……)」

P「さて、次は……そうだな」

>>166 次のアイドル 李衣菜&莉嘉&ちひろさんで終了

あいさん

http://i.imgur.com/aKubDzB.jpg
http://i.imgur.com/WV2C4vj.jpg
東郷あい(23)

P「あいさんにこの現象の対策でも聴きに行ってみるか」

李衣菜「ああ、東郷さんなら何か対策ねってくれそうですもんね」

莉嘉「……なんか嫌な予感がするなぁ」

P「そうと決まりゃ急ぐぞ!」

>>167 画像ありがとうございます!

P「すみませーん。あいさーん」ピンポーン

……

P「あれ、いないのかな?」

李衣菜「留守みたいですね。お出かけ中でしょうか?」

P「あいさーん?」ゴンゴン

莉嘉「諦めて別の人のとこに……」

菜々「あれ?プロデューサーさんに、李衣菜ちゃんに莉嘉ちゃん」

P「あれ。菜々さん。どうしたんです?」

菜々「プロデューサーさんこそ。デートですか?(羨ましい……)」

P「違いますよ。それよりあいさん知りません?」

菜々「東郷さんですか?部屋にいると思いますよ?」

李衣菜「チャイム押しても出てこないんですよ」

菜々「おかしいなぁ。さっきまでは部屋にいましたよ?」

あい×PならワンチャンBLに……ならないかー

あいさん可愛いもんなーだめだなー

>>172 あいさんは女の子

P「でもドア叩いても出てこないんだぜ?」

莉嘉「あれ、Pクン。鍵かかってないよ?」

P「本当か?だが勝手に入るのはなぁ……」

菜々&莉嘉「(私(アタシ)たちの時はズカズカ入って行こうとしたくせに)」

P「だがこれも他のアイドルのために!お邪魔します!」

菜々&莉嘉「(もしかして女として意識されてない……?orz)」

李衣菜「(プロデューサーは大人な女性がやっぱ好きなのかな……)」

P「あいさーん?いますかー?」

あい「んなっ?!ぷ、ぷぷぷ、プロデューサーくん?!」

P「あれ、いたんじゃないですか。返事してくださいよ」

あい「と、ととと止まってくれ。ちょっと待ってくれないか」アセアセ

P「あいさん?どうしたんですか?」

あい「こ、来ないでくれっ!」パサッ

P「なんか落とし……え?」

あい「うぅ……///」

P「……あいさん。もしかして」

あい「す、すまない……」

李衣菜「(もうこの事務所、BLで染まってるんじゃ……)」

P「あいさんまで……」

あい「……ちひろさんに言われてな」

あい「これを読めば、少しは女の子らしくなりますよ、と……」

あい「そんなのに騙される私も私だが……」

あい「ハマってしまうなんて情けないな……」

P「そんなことないですよ。現にこいつらはハマってましたし」

3人「うっ」

P「それに、あいさんはそんな事しなくても十分女の子ですよ」

あい「……そうじゃないんだ」

中途半端ですが、今日はここまで。
ちなみにガチャ、20回程回しましたがSR真美だけでした。
では、お疲れ様でした。

投下開始 >>179から続き

P「そうじゃない、とは?」

あい「わ、私はその……あの……この年で、処女だ」

P「ブッ?! と、突然何を言い出すんですかあいさん?!」

菜々「(私この年で処女なんですけど)」

あい「じ、実はこの前……他のアイドル達に聞かれてしまって」

P「な、何をですか」

あい「け、経験の有無を……だ」

P「」

あい「だが私はそこで、意地を張って『ある』と答えてしまってな……」

P「も、もしかして」

あい「で、だ。その時に色々聞かれてしまって……その時はなんとか上手くはぐらかしたのだが」

あい「そのあともしつこくてな……それをちひろさんに相談したら」

P「……この本を渡された、と」

あい「私も最初はおかしいなと思ったんだ!だが、その、読み進めるうちに……」

P「ハマってしまったと」

あい「……ああ、不覚にもな」

李衣菜「あー。その気持ちわかりますー」

P「にわかは黙ろうか」

P「うーむ……まぁ、でも、あいさんなら読んでても大丈夫な年だし……」

莉嘉「なら、放っておいても……」

P「いや。ダメだ。本は回収させてもらいますね。あいさん」

あい「ああ、そうしてくれ。少し心を落ち着けたい……」

李衣菜「……ねぇ。プロデューサーさん」

P「なんだ?」

李衣菜「なんで、そんなにBLを毛嫌いするんですか?」

P「なんでって」

莉嘉「それはアタシも気になる……」

菜々「読むのは自由だと思うんですけど……」

P「そりゃあ……」

P「お前らには俺、普通の恋愛して欲しいんだよ」

李衣菜「普通の恋愛?」

P「ああ。こういうの読んでると、俺の偏見かもしれないが、偏った恋愛観になるかもしれないだろ?」

P「俺はそういうの嫌だしさ。みんな大切だし、みんな大好きだ」

P「だから俺からしてみたら、こういうの読んでるのは……こう、嫌なんだよ」

P「俺の勝手な気持ちだから、それが嫌なら嫌って言ってくれて構わないよ」

P「ただ俺としては……複雑な気分だな」

李衣菜「……そうですか」

李衣菜「わかりました。一切合切、こういうの読むのやめますよ」

P「……え?」

莉嘉「そうだねー。今の聞いちゃうとねー……うん、アタシもやめる」

菜々「ナナもやめちゃいますよー!」

あい「プロデューサー君。今の言葉をアイドル達の前で言ってみてはどうだろう」

P「え?え?えーっと……はい」

P「その後、アイドル達の前でさっきのことを話すと、嘘のようにBLブームは消え去った」

P「一体なんだったのやら……」

P「え?ちひろさん?」

P「6時間耐久きらりんルーム行きにしましたよ。はい」

P「で、ですね。なんでこうなったんでしょう」

李衣菜「別にいいじゃないですか、プロデューサー♪」ギュッ

莉嘉「うんうん。小さいこと気にしたらハゲるよPクン!」ギュッ

智絵里「うー……二人きり……」

菜々「智絵里ちゃん、元気だしてくださいよ〜」

あい「たまにはいいんじゃないかな。こういうのも」

智絵里「……くっつきすぎです。李衣菜さんに、莉嘉ちゃん……」

李衣菜「私はずっと手伝ってましたから♪」

莉嘉「李衣菜さんがくっついてるからあたしも〜」

菜々「そもそも智絵里ちゃんとのデートだったんじゃ……」

P「そうなんですけど……。あ、デートじゃないですよ?」

李衣菜「(この前の発言から見るに、智絵里ちゃんと二人きりさせるのは危ない……)」

莉嘉「(智絵里さんからは得体の知れない何かを感じる……)」

智絵里「(今のうちに既成事実作ろうと思ったのに……)」

あい「……ふむ。私たちが付いてきて正解だったんじゃないかな」

P「え?なんでです?」

菜々「とりあえず、どこかみんなで遊べる場所行きましょう!」

P「この人数だと……ボウリングとか?」

莉嘉「ボウリング?!いいね!」

あい「ふむ。たまにはボウリングもいいかもね」

李衣菜「……あ、あの。プロデューサー」

P「ん?」

李衣菜「その……すみませんでした!」

P「何が?」

李衣菜「なんか、私のせいで……振り回してしまって」

P「何言ってんだ。李衣菜が言わなかったら俺も気づかなかったかもしれないし。むしろ振り回したのは俺の方だ」

P「それに、今回は李衣菜のにわか具合に助けられたよ」

李衣菜「なんですかそれー……」

P「いや、李衣菜が完全に染まってたら、俺はみんなの異変に気づけなかったわけだし」

李衣菜「褒められてるのか、貶されてるのか、微妙な気分ですよぉ」

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