一夏「どうなってたのかなぁ〜」
シャル「どうなってたんだろうね〜」
ぽかぽか
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367069154
一夏「もし俺が女だって全くきづかなかったらさ」
シャル「うん」
一夏「どうなってたのかなぁ〜」
シャル「どうなってたんだろうね〜」
ぽかぽか
一夏「でもさ、そうなると一番大変なのはトイレだろうな〜」
シャル「え〜、なんで〜?」
一夏「だってほら、小便も全部、大の方だし」
シャル「ん〜、でもあんまり変わんないじゃないかな?」
一夏「なんで?」
シャル「どの道男子トイレは少ないんだし」
一夏「あ〜」
シャル「でも、一番大変なのはさ」
一夏「うん」
シャル「やっぱり、生理なんじゃない?」
一夏「……あ〜」
シャル「男だったら、そんなの無いわけだし」
一夏「なるほど」
一夏「生理の度にそわそわするシャルか〜」
シャル「落ち着かないだろうね〜」
一夏「落ち着かないだろうな〜」
一夏「……でもさ、そんな風にそわそわするシャル」
一夏「俺に気づかれないようにナプキンやタンポンを管理するシャル」
一夏「見たかったな〜」
シャル「…もう、一夏のエッチ//」
一夏「そうなると、生理の度に生理用品と一緒に男子トイレに籠るわけか」
シャル「食いつくね〜」
一夏「食いつくよ〜」
一夏「そうなると、トイレでもそもそしながら生理用品替えて、そのタンポン入った袋を持って出たところで俺に出くわすわけだ」
シャル「うん」
一夏「薄い本が捗るな〜」
シャル「そうかなぁ〜」
一夏「でもさ〜」
シャル「ん〜?」
一夏「臨海学校の時ってさ」
シャル「うん」
一夏「どうするつもりだったんだろうな〜」
シャル「そんなの決まってるじゃない」
一夏「うん?」
シャル「仮病」
一夏「なるほど」
一夏「あ、でもさ」
一夏「仮病って言う最終兵器をつかうとさ」
シャル「うん」
一夏「何かのイベントの際にはそれで出番が省かれそうだな〜」
シャル「………………」
一夏「考えてなかった?」
シャル「うん」
シャル「……やっぱり、ついて行く方で考えよう」
一夏「おう」
シャル「昼の海水浴はしのげても」
一夏「うん」
シャル「夜の温泉はしのげないよね〜」
一夏「しのげないよな〜」
シャル「それで、男同士だからって、同室のわけじゃないじゃない?」
一夏「おう」
シャル「旅館だったし、みんな浴衣だったしさ」
一夏「おう」
シャル「そうなると、どっきどきだね〜」
一夏「どっきどきだな〜」
一夏「……湯上がり、浴衣のシャルと、旅館で同室」
シャル「伝説が生まれるね〜」
一夏「生まれるな〜」
シャル「でも、やっぱり僕がジャージだったら」
一夏「でも、俺が浴衣なわけだし」
シャル「……伝説が生まれるね〜」
一夏「生まれるな〜」
一夏「そうすると、更なるロマンが生まれたよな〜」
シャル「そうかなぁ〜?」
一夏「いやだって、シャルみたいな可愛い娘が男装して正体を隠そうとするんだぞ?伝説が生まれなくてどうすんだ」
シャル「あ、ありがと……///」
一夏「そうなると、男バレしたのは勿体なかったよな〜」
シャル「勿体なかったよね〜」
一夏「何で俺はあの時ドアを開けてしまったのだろうか」
一夏「シャルの男装属性を丸ごと奪い去る真似をするなんて……」
シャル「う〜ん…」
シャル「でもでもさ、」
一夏「うん?」
シャル「僕がみんなに女の子だって言わなかったら」
一夏「言わなかったら?」
シャル「いやもう、全てがどっきどきだよね?」
一夏「確かにwww」
シャル「トイレに行くのもwww」
一夏「どっきどきwww」
シャル「手が触れるのもwww」
一夏「どっきどきwww」
シャル「旅館で相部屋www」
一夏「どっきどきwwwwwwwwwwww」
シャル「……なのに、何故僕は女だと言ってしまったのだろうか」
一夏「……作者に聞いてくれ」
ぽかぽか
シャル「……何だか眠くなってきたね」
一夏「……そうだな」
シャル「じゃあ、昼寝、する?」
一夏「そうだな……」
一夏「……よっと」グイッ
シャル「あっ、一夏!?」
一夏「どうだ、腕枕の寝心地は?」
シャル「もう、強引なんだから……」
シャル「……でも、すごくいぃょ……」スゥ…
一夏「……そっか。じゃあ、お休み、シャル……」
おしまい
イヅルに展開考える頭が足りてなかったんだろ
シャル押しモッピー空気の状況は男装バレの前からわかり易かったから
男装がバレない様に一生懸命フォローする一夏、そしてそれにキュンとなるシャル
更にその影響で起きる甘酸っぱい展開に期待してたのにな
わざわざ普段は『シャル』、2人きりは『シャルロット』って言うフラグまであったのに
次の瞬間バラしてて( ´゚д゚`)エーってなった
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません