ほむら「巴マミを篭絡する」(149)
ほむら「なんで今までこんな簡単なことに気がつかなかったのかしら。巴マミがすべての鍵を握っていると」
ほむら「そもそも彼女がまどかやさやかを魔法少女へと勧誘しはじめた」
ほむら「彼女が死ななければさやかも焦って魔法少女になることはなかっただろうし、仮になったとしても先輩として指導できる」
ほむら「彼女なら杏子とさやかの緩衝材にもなって、さやかの魔女化や杏子の自爆も避けられる」
ほむら「魔法少女が4人もいればワルプルギスの夜だってきっと倒せる。まどかを魔法少女にさせないで済む!」
ほむら「そうよ、巴マミよ! 彼女さえ味方にすればすべてうまくいくのよ!」
ほむら「先輩風を吹かせてはいるけれど、実は寂しがり屋という彼女の心の弱さにつけこめば味方にするのも容易い」
ほむら「そうと決まれば行動あるのみね。待っていなさい、巴マミ!」
ほむら「巴マミ!」
マミ「あら……今度はなんの用かしら? 話し合いで済むのはこの前が最後だと言ったはずだけど?」
ほむら「巴マミ……いいえ、巴さん」
マミ(……聞き間違い? 今、さん付けで呼ばれたような……)
ほむら「これはダメ、となると……巴先輩!」
マミ「は、はい!?」
ほむら(やはり最初は後輩として近づいた方が効果的のようね。面倒見のいいお姉さんを演じたがる彼女らしいわ)
ほむら「急にごめんなさい、巴先輩。なんだか気分が優れなくて……巴先輩の家で休ませてもらってもいいですか?」
マミ「え……ここまで思いっきり走って来たように見えたんだけど」
ほむら「ああっ!」クラッ
マミ「あ、暁美さん!?」ガシッ
ほむら「あ、ありがとうございます……」
マミ「本当に気分が悪いの?」
ほむら「はい……私、元々身体があまり強くなくて」
マミ(なんだかすっごい怪しいけど、たしかに鹿目さんがそんなこと言ってたような……)
ほむら「あの、巴先輩……?」ウルウル
マミ「わ、わかったわ。私の家はすぐそこだから行きましょう。肩を貸してあげるから」
ほむら(掴みはバッチリ……ふっ、チョロいわね巴マミ)
マミ「そこに横になってて。今、飲み物を持ってくるから」
ほむら「ありがとうございます」
ほむら(さて、問題はここからね)
ほむら(部屋には入れてもらえたけれど、まだ彼女の私に対する疑念をすべて払えたわけではない)
ほむら(むしろ、私の態度の急な変化を怪しんでいるはずだわ)
ほむら(1度失った信頼を取り戻すのは難しい……そもそもこの時間軸では信頼してもらったことなんてないけど)
ほむら(どうしようかしら……)
マミ「暁美さん、調子はどう?」
ほむら「はい、少し楽になりました」
マミ「そう……あの、変なことを聞いていいかしら?」
ほむら「なんですか?」
マミ「あなた、本当に暁美さんよね?」
ほむら「え? そうですけど」
マミ「そ、そうよね。ごめんなさい、気にしないで」
ほむら(やはり疑われているわね。今すぐ手をうたないと)
ほむら「やっぱり、変ですよね。二重人格みたいで」
マミ「……そうね。正直なところ、なにか裏があるとしか思えないわ」
ほむら「でも、これが本当の私なんです。昨日までの私が演技なんです」
マミ「どうして演技なんてする必要があるの?」
ほむら「他の魔法少女と初めて会う時は、少しでも自分を強く見せないと舐められちゃうから」
ほむら「ずっと1人で魔法少女をやってきたから、どうやって仲良くなればいいのかもわからなくて……」
ほむら「巴先輩と敵対するつもりはなかったんです。ごめんなさい」
マミ「……」
ほむら(くっ……これでもダメ!?)
マミ「……あなたの気持ち、よくわかるわ」
ほむら「え……?」
マミ「私も長い間1人だったから、あなたの気持ちは痛いほどわかるわ」
マミ「実のところ、私もあなたに対して少し虚勢を張っちゃってたりしたし」
マミ「敵か味方かわからないと、そうするしかないのよね……うん、本当によくわかる」
ほむら「巴先輩……巴先輩も同じだったんですね」
マミ「ええ。今までのこと、ごめんなさいね。私も大人気なかったわ」
ほむら「そ、そんな! 巴先輩は謝らないでください!」
ほむら(共感を誘う作戦、成功ね……ふっ、やはりチョロいわ巴マミ!)
マミ「でも、1つわからないことがあるの」
ほむら「なんですか?」
マミ「初めて会った時、あなたはどうしてキュゥべえを狙っていたの?」
ほむら「それは……」
マミ「答えられないの?」
ほむら(巴マミが私を信じかけている……一か八か、すべて話してしまうべき? でも……)
QB「やあ、珍しい組み合わせだね。君達は犬猿の仲だと思っていたんだけど」
ほむら(キュゥべえ!? こ、これは千載一遇の好機だわ!)
ほむら「キュゥべえ、覚悟!」バンッ
QB「わけがわからなバァっ!」グチャ
マミ「暁美さん!? キュゥべえになんてことを!」
ほむら「いいから黙って見ていて、巴マミ!」
マミ「なっ……やっぱりあなたは敵――」
QB「ふぅ、まったくひどいじゃないか」スタッ
マミ「あ……あれ? キュゥべえ、今死んだはずじゃ……」
QB「代わりはいくらでもあるけど無意味に潰されるのは困るんだよね」
マミ「あ、あはは……」
ほむら「これでわかったかしら? あいつは殺しても死ぬような生き物じゃないのよ」
マミ「どういうこと……?」
ほむら「あなたにもまだ知らないことがたくさんあるのよ。キュゥべえはそれを意図的に隠してあなた達を騙しているの」
マミ「そんな……キュゥべえが……」
ほむら「あいつの言うことをあまり信用しすぎないことね。寝首を掻かれるわよ」
マミ「暁美さんはいつから知ってたの……?」
ほむら「覚えてないわね。どうでもいいことだわ」
ほむら「とりあえず、少しは私を信じる気になったかしら? 巴マミ」
マミ「ええ……あら? 巴マミって……」
ほむら「どうしたの?」
マミ「さっきまで私のこと、巴先輩って……」
ほむら「ああ、あんなの演技に決まってるじゃない」
マミ「えっ……」
ほむら「あなたに信用してもらうために一芝居うったのよ。もう2度とあんな下らないことさせないで頂戴」
マミ「暁美さん……私の可愛い暁美さんが……」
ほむら「私がいつあなたのものになったのよ!」
ほむら「それにしても……面白い話を聞けたわね」
マミ「面白い話?」
ほむら「あなた、まどかとさやかの前だからって虚勢を張っていたのね」
マミ「ち、ちがっ……!」
ほむら「頼りになる先輩というイメージを崩さないために随分苦労しているのね、巴マミ」
マミ「違うわよ! 私はあくまで普通に……!」
ほむら「でも魔女を倒した後に紅茶を飲むパフォーマンスだけはやめた方がいいわよ。まどかもドン引きしていたわ」
マミ「そんなっ!?」
ほむら(もちろん嘘だけど)
ほむら「あと……あまり1人で抱え込まないことね」
マミ「な、なにが?」
ほむら「私には先輩ぶる必要なんてないのだから、本音を曝け出してもいいのよ」
マミ「別に、本音なんて……」
ほむら「そう? さっきの話だと、あなたも寂しい思いをしてきたように聞こえたのだけれど」
マミ「あう……」
ほむら「辛い時は私に甘えたっていいのよ……私達、もう仲間でしょう?」
マミ「……うん。ありがとう、暁美さん」
ほむら(ふっ……堕とした!)
ほむら(巴マミを味方にすることに成功した)
ほむら(この時間軸は信じられないくらい順調に進んでいる)
ほむら(さやかは結局魔法少女になってしまったけれど、私達がいるから無謀な戦いに身を投じることもない)
ほむら(まだ杏子はこの街に来ていないけれど、この調子なら大きな衝突もなく終わるはず)
ほむら(やはり巴マミはすべての鍵だった)
ほむら(本当に……なにもかもうまくいっている。いっているけれど……)
マミ「はい、暁美さん? あ~んっ」
ほむら(一体なんなの、これは!)
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く'ノ :i ミミ ´ ., ' |' l l ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
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さやか「おーおー、ほむらはまたマミさんの愛妻弁当ですか。精が出ますなぁ」
ほむら「くっ……私が頼んでいるわけではないわ」
マミ「ダメよ。あなた、放っておくと碌な食事をとらないんだもの」
ほむら「お弁当を作ってきてくれることには純粋に感謝しているわ。けどなぜ箸が一膳しかないのかしら」
マミ「入れるのを忘れてきちゃったの。悪いけどこれで我慢して」
ほむら「毎日忘れているような気がするのだけれどぉ……っ!?」
さやか「またまたぁ。ほむらも照れちゃって」
ほむら「照れてないわよ!」
さやか「今のほむらの心境についてどう思いますか、まどかさん」
まどか「えーっと、嬉しいけど私達がいるから素直に喜べないって感じじゃないかなぁ?」
さやか「さすがまどかさん、完璧な解説。以上、今日のほむマミニュースでしたぁ~」
ほむら「……いい加減、その小芝居やめてもらえないかしら」ヒクッ
さやか「それは聞けない相談だねぇ。ま、幸福税ってことで!」
まどか「うんうん。ほむらちゃんとマミさんは見滝原一のベストカップルだね!」
ほむら「まどか、違うのこれは――」
マミ「もうっ、2人ともあんまりからかわないで頂戴」
ほむら(だから! なんであなたはそんなに嬉しそうなのよ!)
ほむら「はぁ……今日も疲れたわ」
マミ「ふふっ、あの2人にも困ったものね」
ほむら(原因の9割はあなたにあるのだけれど)
マミ「暁美さん、今日も私の家で晩御飯食べていくでしょう?」
ほむら「ええ、まあ……あなたがそれでいいと言うのなら」
マミ「もちろんいいに決まってます。それじゃあこのまま晩御飯の材料を買いに行きましょう。今夜はなにが食べたい?」
ほむら「そうね……カレイの煮付けなんてどうかしら」
マミ「じゃあそうしましょう」
杏子「なーんかずいぶんと幸せ満喫って感じじゃん」
マミ「さ……佐倉さん?」
ほむら(このタイミングで来るのね。いつもより3日ほど遅いわね)
杏子「あれから少しは変わったかと思ったら……結局他の相手見つけて仲良しこよしかよ」
マミ「あなたには関係ないでしょう? あなたこそ、今さらなにしに来たの?」
杏子「別に、久々に近くまで来たからツラでも拝んで帰ろうかと思っただけだけど……気が変わった」
ほむら(なんだか面倒なことになりそうな予感ね)
杏子「あんたの幸せそうな顔見てたらムカついてきちゃったからさ……全部、ぶっ壊してやるよ」
ほむら(はぁ……巴マミがいても結局こうなるのね)
こういうドロドロ系大好きだわ
杏子「クソーっ! 離しやがれーっ!」ジタバタ
マミ「相手が悪かったわね。暁美さん、すごく強いのよ」
杏子(誤算だった、まさかマミよりも強いやつがいるなんて……!)
マミ「まあ、あなた程度なら暁美さんの手を借りなくともよかったんだけど」
杏子「んだとっ!?」
ほむら「巴さん、意味もなく挑発するのはやめて頂戴」
マミ「あ、ごめんなさい」
ほむら「さて……ひとまず、巴さんの家に行きましょうか。杏子も連れて」
杏子「オイ、そろそろ解いてくれてもいいんじゃないか。別に暴れたりしないからさ」
マミ「信用すると思って? あなたに部屋を散らかされたらたまらないわ」
ほむら「巴さん、もう魔法を解いてもいいわよ」
マミ「え、いいの?」
ほむら「ええ、いつでも押さえ込めるから。巴さんはお茶でも淹れて頂戴」
マミ「わかったわ」
ほむら「あとケーキもね」
杏子「オイ、黒いの……」
ほむら「なにかしら」
杏子「なんであたしの名前知ってんだ? どこかで会ったか?」
ほむら「さぁ、どうでしょうね」
杏子「てめぇ、あんま舐めてるとぶっ殺すぞ」
ほむら「もう1度暴れるつもりなら、あなたがこの街に来た本当の理由を巴さんに話すわよ」
杏子「んなっ!?」
魅惑のほむほむ
ほむら「久々に近くまで来たから顔を見に来た? 見え透いた嘘ね」
杏子「嘘じゃねえよ! 魔女を追ってたらこの街に逃げたから来ただけだ!」
ほむら「あなた、巴さんに会いに来ただけでしょう」
杏子「はぁっ!? な、なんであたしがマミなんかに……」
ほむら「しかも、巴さんに会いに来たのは今日が初めてじゃない」
杏子「なっ……!?」
ほむら「この街に来てはみたものの、結局会う決心がつかずにそのまま帰ったことが何度もあるわね」
杏子「な、なんでそのことを……」
焼き餅美味しい
ほむら「今日だって本当は巴さんの前に姿を現すつもりはなかった」
ほむら「でも巴さんの隣を歩く私のことが気になったのよね。巴さんと仲睦まじく話す私のことが」
ほむら(すっごい不本意ではあるけれど)
杏子「……あんた、マミのなんなんだよ。後輩にしちゃ強すぎるし、新しいパートナーか?」
ほむら「別に、パートナーではないわ。巴マミのパートナーは今も昔もあなたしかいなかったわ」
杏子「そっか」
ほむら「安心した?」
杏子「し、してねえよ!」
ほむら「素直じゃないわね……私は暁美ほむら。よろしくね」
杏子「ふぅん、ワルプルギスの夜がねぇ」
ほむら「そう。そいつを倒すことこそ、私の至上の目的」
ほむら「そのためには1人でも多くの仲間が必要なの。だからあなたにもぜひ私達のチームに加わってもらいたい」
杏子「……その割にはかなり平和ボケしてるように見えたけどな」
マミ「あ、あれはただ晩御飯の話をしてただけで……!」
ほむら「魔法少女だからといって日々を楽しんではいけないという決まりはないわ」
杏子「まぁそうだけどよ……マミはあたしがチームに入ってもいいのか?」
ほむら「『あなたがいると心強いわ』と答えて」ボソッ
マミ「え……? あ、あなたがいると心強いわ」
杏子「しょ、しょうがねえなぁ! そこまで言うなら手伝ってやるよ」
ほむら(師匠もチョロければ弟子もチョロいわね)
最初は利用しているつもりだったが・・・
ほむら(巴マミの存在の大きさを改めて実感したわ)
ほむら(さやかに魔女化の兆候はないし、杏子もこじれることなく仲間にできた)
ほむら(懸念していた杏子とさやかの関係も、特に問題なかった)
ほむら(むしろ完璧に意気投合して良好な友人関係を築いている)
ほむら(これも巴マミが2人の間をとりもったおかげ)
ほむら(私1人では絶対にできなかった。やはり巴マミは運命を変えるためにはなくてはならない人間だったのね)
ほむら(彼女を失ってはならない。大切にしてあげなければいけない)
ほむら(それはわかる。わかるのだけれど……)
マミ「すぅ、すぅ……ん、暁美さぁん」
ほむら(なんで私は巴マミとベッドをともにしているの!?)
しかしこんな早朝から頑張るな
マミ「ワルプルギスの夜の襲来……予定では5日後よね」
ほむら「そうね。統計ではそうなっているわ」
マミ「そろそろその統計について教えてくれてもいいんじゃない? 一体誰が統計をとったの?」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒したらすべて話すわ。だからそれまで待っててもらえるかしら」
マミ「はぁ……あなたの秘密主義も困ったものだわ」
ほむら「ごめんなさい」
マミ「謝られたら余計困るんだけど……」
ほむら「ま、まどかぁ……」
まどか「ふふ♪」
まどかの指が裏筋を優しくなぞる
ほむら「んぅっ!」ビクンッ
まどか「ほむらちゃんのおちんちん……んっ、ちゅ……」
ほむら「あ、だめよまどか……きたな、あぅぅ……」
まどかの舌が尿道をちろちろと刺激する
ほむら「あっ、はっ、やんっ!」
まどか「ふふ、ほむらちゃん可愛い♪」
ほむら「んっ、んんっ!」
まどか「れろ……ん……さきっぽから何か出てきてるよ?」
小悪魔のような笑みを浮かべて、ほむらを見つめる
ほむら「それ、は……」
まどか「気持ちいい、のかな?」
頬を真っ赤に染めながら、ほむらが小さく頷く
まどか「ふふ、よかった」ニコリ
まどから「じゃあ……もっと気持ちよくしてあげるね?」
期待に震えるように、ほむらのペニスがピクン、とはねる
先端からは先走り汁から垂れ流し、淫らにそびえる
まどかがそれをゆっくりと口に含む
まどか「ん……」
ほむら「――――っ!」ビクビクッ
舌が先端を刺激し、同時に口で陰茎の全体をしごく
ほむら「あんっ、やっ! きもひ、んんっ!!」
言葉にならない嬌声が漏れる
ほむら「あっ、あっ、ひぅっ!」
じゅぼ、しゅぼ
ちゅぱ、ちゅぱ
ほむら「らめ、まどかぁ! 気持ちいいの、おちんちんきもちいのぉ!!」
まどか「……♪」
ほむら「ひゃんっ!?」
まどかの指が、後ろの穴に侵入する
ほむら「らめぇ! そこはおひりの、あっ、ひぅっ!」
ほむらのアナルを優しく弄る一方で、肉棒への刺激が早く、激しくなる
ほむら「やぁぁぁっ! も、わらひ、出ちゃう!」
まどか「んむっ!?」
絶え間ない刺激に限界が来たほむらが、まどかの頭を押さえつけ、ペニスを更に押し込む
ほむら「あっ、出る! でひゃう!!」ビクンッ
一瞬、陰茎が肥大化し、ほむらの体が大きくのけ反る
びゅる
まどか「ん、んんんっ!?」
びゅる、びゅるる
ほむら「んんぅっ! 出てる、まどかのお口にせーえき出しちゃってるうぅ!!」
まどか「ん、ぐっ、んんっ!」
大きく脈動しながら、どくどくとその精をまどかの口の中に吐き出した
ほむら「あ、ああ、あ……」
どく、どく
最後の一滴を流し込むまで、まどかの頭が離されることはなかった
ほむら「は、あ、はあ……」
全て射精し切ったあとも、快感の余韻が身体を巡る
まどか「ん、く、んぅ、む……」
ほむら「……あ、ご、ごめんなさい!」パッ
まどか「ぷはっ……げほっ、ごほっ!」
飲みきれなかった白濁液を手に吐き出す
ほむら「だ、大丈夫! ごめんなさい、私……」
まどか「……ううん、大丈夫だよ」
ほむら「で、でも……」
心配そうに覗き込むほむらを見ながら、手に吐き出したほむらの液を再度飲み込む
まどか「ん……ごく、ん……」
ほむら「ま、まどか……?」
そして最後に口のまわりに残ったのを指ですくいとり、舐める
まどか「ん、ちゅぱ……おいしかったよ、ほむらちゃん」ニコリ
ほむら「……え、えっと、その」
ほむらの顔が、耳まで真っ赤になる
そんな彼女の耳元に口を近づけ
まどか「また、しようね」
小さく、呟いた
なんだ一体、まどほむ派原理主義者の襲撃か
まどか「でも……」
まどか「まだまだビンビンだねほむらちゃん」ペチン
ほむら「あぁ!」
まだまだ元気なほむらの物を指で優しく弾く
その衝撃でほむらはつい声が出てしまう
まどか「……えへへ、ほむらちゃん可愛すぎ……」
まどか「ねぇほむらちゃん。 これからどうして欲しい?」シュッシュッ
ほむら「んん!」
まどか「喘いでるだけじゃわからないよぼらちゃん」シュッシュッ
ほむら「あっ!……まどかぁ……!」
まどか「あ、また先から透明なのが出てきたよ?」シュッシュッ
まどか「ひょっとしてまた出したいの?」ピタッ
ほむら「……うんっうん! もっといっぱい出したいっ!」
まどか「そうなんだ……ほむらちゃんの
気持ちが聞けて嬉しいなって」
まどか「私もほむらちゃんをもっと気持ち良くさせたいと思ってたの」
そういうとまどかは立ち上がり、スカートをめくった
まどか「ここ……見てよほむらちゃん」
まどかは自分の局部を指差しほむらに注目させる
まどか「すごいでしょ? 私ももっと気持ち良くなりたいの……」
まどか「ねぇ……触って?」
ほむら(濡れて色が……すごい……)
ほむら「う、うん……」
ほむらはまどかの為に優しく触ろうと、ゆっくりと陰部に手をのばし、触れた
まどか「んっ……」ピクン
ほむら「まどか……」ネチッ
ほむら(どんどん……溢れ出てくる……)
ほむら「すごい……」ペロ
まどか「はんっ! ダメっきたないよ……」
まどかの静止を無視し、ひたすらほむらは舐める、まどかのそこを
まどか「あっ……もうだめっ!!」ビクンビクン
大きな声と共にまどかは腰を落とし、ビクンビクンと小刻みに波打った
その上にほむらは覆いかぶさる
ほむら「可愛かったわ……まどか……」
まどか「はあっ……気持ちよかった……」ハァ……ハァ……ギュッ
ほむら「ん……」
まどかは被さってきたほむらの身体をギュッと抱きしめる
すると下腹部あたりに硬くて熱いものが、押し付けられほむらが小さく喘いだ
まどか「ほむらちゃん……」
まどか「今度は一緒に……気持ち良くなろ?」スッ
まどかはほむらのペニスを持ち、自らの陰部へとエスコートする
ほむら「それじゃ行くね……」
ゆっくりと腰を前に出して行く
ほむらの陰茎が、まどかの恥丘を掻き分け、まどかの中へと入って行く
まどか「んっんん!」ギュッ
相当な痛みがまどかを襲い、思わずほむらを抱きしめる
ほむら「まどか……」ズズズ
まどかを思いながら進んで行くほむら
やがてまどかから始めての証が流れ始めるも、ほむらは少しずつ腰を落とす
ほむら「もう……少しだから……」
まどか「うん……」ギュゥゥ
そして2人は1番深いところで?がりあった
ほむら「全部……入った……」
まどか「……えへへ、嬉しいな……」
ほむら「まどか……大丈夫……?」
まどか「……うん、平気……」
みるからに平気ではなさそうだが、これもほむらを思っての言葉なのだろう
ほむら「そう……」
まどか「うん……だから動いても……」
ほむら「……えぇ」ジュプ
まどか「んっ!」
よかったな>>1よ、仮眠時間が出来たぞ
ほむら「まどか…….」ジュッジュッ
まどか「んっ……ん!」
快楽を求め、ほむらの腰が少しずつ早くなる
それに伴いまどかの声も大きくなって行く
ほむら「はっ……はっ……」パンパンパン……
まどか「あ! はっ! ほむっらっちゃん!」パンパンパン
ほむら「あっ! もう出る、出ちゃう! まどか!」
まどか「ほむらちゃん! ほむらちゃん! ほむらちゃん!」
ほむら「ああっ!!」
ドクン…ドクン……ドクン……
まどかの中で、大きな脈を打つ
まどか「ほむら……ちゃん」
脈を感じ、それをまどかは受け入れる
ほむら「はあっ……はあっ、あっ……まどか……」チュ…
まどか「ん……」チュパ
2人は抱きつきながら、お互いを感じながらキスをした……
ほむら「ん……ぷはぁ」ハァ
まどか「はぁ……」
まどか「……えへへ」
ほむら「ど、どうかした?」
まどか「ううん、さっきまでのほむらちゃんがとっても可愛かったなーって」
ほむら「そそんなこと言わないで……その……まどかも可愛かったわ」
まどか「は、はずかしいよ……///」
まどか「ねっほむらちゃん?」
ほむら「なに?」
まどか「また、しようね……」
ほむら「……えぇ……」
まどか「えへへっ、ほむらちゃん大好き!
」
終
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
マミ「以前、あなたが私に甘えてもいいって言ってくれたこと、覚えてる?」
ほむら「もちろん、覚えているわ」
マミ「あのね、あなただって私に甘えてくれてもいいのよ?」
ほむら「もし、その時が来たらお願いするわ。でも今はまだその時じゃない」
マミ「もうっ……じゃあせっかくだから私が甘えようかしら」
ほむら「どうぞご自由に」
マミ「暁美さん……今日、ウチに泊まっていかない?」
ほむら「……はい?」
マミ「お願い、一緒に寝て……?」
何事も無かったように続けるなよwwwww
ほむら「んっ」
まどかの柔らかい指がそこに触れた瞬間、ほむらは思わず声を漏らしてしまった
色白な美少女であるほむらには似つかわしくない、皮被りの男根は、見る見るその大きさを増していく
ほむらの男根は、勃起してもなお皮をかぶったままだった
ほむら「お願いまどか、見ないで……」
泣きそうな声でそう言うと、勃起した局部を両手で蔽い隠す
まどか「なんで? ほむらちゃんのあそこ、すっごく可愛いのに」
ほむら「えっ?」
まどか「だから……、ね? 私に任せて?」
そうやって優しい声で、まどかは恥ずかしがるほむらの心をほぐしていく
ほむらは、頬を赤く染めると、上目遣いでまどかの顔をじっと見た
ほむら「本当に幻滅しない?」
まどか「うん。だから見せて、ほむらちゃんの包茎のあそこ」
まどか「ふふっ、かーわいい」
皮かむりの小さな男根を見て、まどかは楽しそうに笑う
ほむら「うう……」
いつもの毅然とした美少女の姿は、既に跡形もなく消え去っていた
ほむらはもじもじと落ち着かなく足を揺らしながら、視線を彷徨わせる
目の前にいる鹿目まどか――つまりはほむらの思い人――を見てしまうと、
勃起がますますおさまらなくなってしまうからだ
まどか「ほむらちゃん興奮してるの?」
ほむら「そんなこと……、ないわ」
まどか「嘘ばっかり。じゃ、私の顔を見て同じセリフが言える?」
ほむら「……」
ほむらは何も言えなくなり、涙目のまま俯いてしまった
まどか「ぴーん」
馬鹿にしたような声を発して、まどかがほむらの男根を指ではじいた
ほむら「んあっ……」
突然襲い掛かった衝撃に、ほむらは声を抑えきれなかった
反射的に前かがみになってしまう
まどか「ふふっ、ぴくぴくしてる。本当に可愛いんだから、もうっ」
ほむら「お願いまどか……、もうこんなことは止めて」
まどか「えーっ。おちんちん勃起しながら言われても説得力が無いよぉ」
顔に張りつけた悪戯な笑みは、ほむらの懇願に応じる意思がないことを言葉よりも確かに表していた
まどか「ねえ……、ほむらちゃん」
ほむら「な、何……?」
まどか「私が気持ちよくしてあげようか……、ほむらちゃんのお・ち・ん・ち・ん」
ふっ、と、まどかはほむらの頬に息を吹きかける
堪らずほむらはくねくねと身じろぎをした
ほむら「……」
まどか「どうするほむらちゃん? ほむらちゃんさえ望むなら、いっぱいいっぱい感じさせてあげるよ」
ほむらは悩んでいた
守ると決めた少女に自分の欲望をぶつけることは、彼女の本意ではない
しかし、それでも
勃起した下半身は、どうしようもなくまどかを求めていて
ほむら「まどかぁ……」
困った調子でまどかの名を呼ぶ
これがほむらにできる精いっぱいだった
まどか「ふふっ。恥ずかしがり屋さんなんだからぁ」
まどか「はーい。むきむきしましょうねぇ」
そう言ってまどかは、鬼頭をおおう皮を剥いていく
ほむら「や、だめっ。だめ、まどか!」
皮におおわれて敏感になった部分を外気に晒され、ほむらは悲鳴をあげてしまった
しかし、まどかに触れられたそこは、ますます角度を高くしていく
まどか「……あれ?」
ふと、まどかが怪訝そうな声をあげた
姿を現したほむらの赤いカリ首を、そっと指ですくう
ほむら「あぅっ」
まどか「うっわぁ……、白いカスが溜まってる……」
ほむら「え?」
呆けたような声を出すほむら
少しして、まどかの発した言葉の意味を頭の中で整理し終えると、急にうろたえ始めた
ほむら「やだっ! 見ないで見ないで! 見ないでったらぁ!」
ほむらは何度も首を横に振り、勃起した男根を必死に隠そうとする
しかしまどかの手はがっしりと男根をにぎったままであったため、その部分を隠すことはかなわなかった
まどか「これ、どんな臭いがするのかなぁ」
片手でほむらの男根を握りつつも、
もう片方の手を使って、先ほどすくった白いカスを自分の顔の近くに運ぶ
まどか「うわっ、くっさ! ほむらちゃんのチンカス臭すぎるよぉ!」
ほむら「うっ、ううっ、ぐすっ」
とうとうほむらは泣きだしてしまった
まどか「ほむらちゃん、ちゃんとちんちんの先っぽ洗ってる?
もしかして皮をかむったままにして、いつも中はむれむれの不潔な状態にしてるんじゃない?」
ほむら「ぐすっ、まどかぁ、止めてよぉ……」
まどか「オナニーした後のティッシュもこびりついてるし、本当不潔」
まどかは、まるで汚いものを見るかのような目をほむらに注いだ
しかし、少しして、その表情を再び穏やかなものにうつす
まどか「ほむらちゃんさ、いつも何をおかずにオナニーしてるの?」
ほむら「……えっ」
まどか「ねぇ、教えてよぉ。誰にも言わないからぁ」
ほむら「いっ、言えない!」
まどか「どうして? ねえ、誰を想いながらオナニーしてるの? 秘密にするよ?」
ほむら「……」
まどか「んー、そうだなあ……。じゃあ、お気に入りのおかずを教えてくれたら、私がしこしこしてあげる!」
ほむら「まっ、まどかが……?」
まどか「うん! ぴゅっぴゅって射精するまで、しこしこーってしごいてあげる」
まどかがいやらしい擬音を口にする度、ほむらの包茎の男根はますます膨らんでいく
やがて、覚悟を決めたかのような表情で、ほむらが口を開いた
ほむら「……ど……」
まどか「えっ? ごめんね、聞こえなかった」
ほむら「まどかで……、オナニーしてる……」
まどか「ふーん。そっかぁ、ほむらちゃんいつも私のこと想像してしこしこしてるんだ」
まどか「あーあ、ほむらちゃんにはがっかりだなあ。
まさか同級生を想像してオナニーしちゃうような変態だったなんて」
ほむら「……」
まどか「でも、約束は約束だもんね……。いいよ、さっき言った通りほむらちゃんのおちんちんしごいてあげる」
そう言ってまどかは、ほむらの竿を握っていた右手をゆっくり上下に動かし始めた
ほむら「あぁぁ……」
気持ちさげな溜め息を吐き、口を大きく開くほむら
ほむらの男根は、海綿体に集まった血液でじんじんと熱を上げていく
まどか「ほむらちゃん気持ちいい?」
ほむら「んうぅ……」
こくこくと二度三度頷くと、ほむらはまた大きく息を吐いた
しかしまどかは、
まどか「……やーめた」
急にそう言って、ほむらの男根から手を離してしまった
ほむら「うぇぇ……?」
力の抜けた口で、不満をうったえるほむら
まどか「私はね……、気持ちいい? って聞いたんだよ」
ほむら「……」
まどか「だったらそれに対する答えは、頷きなんかじゃ足りないよね。
ちゃんと言葉で言ってくれないと。気持ちいいです、ってね」
まどかは、ほむらの男根のさきっぽに息を吹きかけた
ほむら「ああぅぅ……」
まどか「ねえ、私の手コキは気持ち良かった?」
ほむら「……気持ち、よかったです……」
まどか「もっとしこしこして欲しい」
ほむら「はい……、もっとしこしこしてほしいです」
まどか「よく言えましたぁ。ご褒美にぃ……、今度はお口でしてあげるね?」
マミ「ごめんなさい、わがまま言っちゃって」
ほむら「かまわないわ」
ほむら(1度甘えてもいいと言ってしまった手前、断るわけにもいかないし)
マミ「暁美さんの言うとおりね……私って普段は先輩ぶっているけど、本当はすごい弱い子なの」
ほむら「知ってるわ」
マミ「やっぱりワルプルギスの夜と戦うってなると、怖くて……布団に入るとどうしても嫌な想像ばかりしてしまって、最近あまり眠れないの」
マミ「ねぇ……今日から毎日一緒に寝てほしいの……ダメ?」
ほむら「……かまわないわ」
ほむら(軽々しく甘えていいと言った過去の自分を殴りに行きたいわ)
まどか「れろれろれろぉ」
ほむら「んうっ……」
男根の先の膨らみだけを、ちろちろと舌で舐めまわす
まるで、わざとほむらをじらすかのように
ほむら「まどかぁ、お願いぃ……」
ほむらはじれったさに我慢しきれなくなり、苦しそうな声色でそう切り出した
ほむら「私のあそこをくわえてぇっ……」
まどか「ん、はむっ、ちゅぱっ」
まどかは、ほむらの亀頭だけを口に咥えこんだ
そしてそのまま、ちゃぱちゃぱと刺激を与えていく
ほむら「ふぅぅ、はっ、はうぅ……」
鬼頭をしゃぶられ、ほむらは切ない悲鳴をあげる
気がつくと彼女の手は、自分の両乳首に伸びていた
ほむら「まどかぁ、まどかぁぁ……」
親指と人差し指を使い、くりくりと薄ピンクの乳首をつねり回す
乳首が膨らみを帯びてきた
痛がゆさが胸中に広がっていく
だが……、
ほむら「イケ、ない……」
まどかが先程からしゃぶっているのは、あくまでほむらの亀頭だけ
いくら乳首の刺激を加えようと、絶頂するには少し足りない
ほむら「イキたい……、イカせて、まどかぁ……」
ほむらは、自分の男根をくわえているまどかの頭を両手で抱えた
まどか「ん、ぐじゅ!? あうっ!?」
ほむら(それから、私達は一緒に寝るようになった……ワルプルギスの夜を倒した後も)
ほむら「巴さん、これは一体どういうことかしら」
マミ「え、なにが?」
ほむら「なぜ私達は今もまだベッドをともにしているのか、ということよ。もうワルプルギスの夜は倒したわよね」
マミ「だって暁美さん、毎日一緒に寝てくれるんでしょう?」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒すまでの話じゃなかったの!?」
マミ「あら、私はそんなこと一言も言ってないけど」
ほむら「……これ以上は付き合っていられないわ。悪いけれど、失礼するわ」
マミ「逃げちゃダメよ、暁美さん」バシュ
ほむら「なっ……ま、魔法まで使うようなこと!?」
マミ「うふふ……絶対に逃さないわよ、暁美さん?」
数年後
スタッフA「巴さん、いい舞台でしたね。お疲れ様でしたー」
マミ「ありがとう、お疲れ様」
スタッフB「お疲れ様でしたー」
マミ「うん、お疲れ様」
マミ「ふぅ……」
マミ(やっぱりライブって汗ダラダラになっちゃうわね。はやく楽屋に戻って着替えないと)
ほむら「マミ、お疲れ様。最高の舞台だったわ」
マミ「ほむら! うふふ、ありがと。あなたが見守ってくれていたおかげよ」
ほむら「私はなにもしていないわ。2万人の観客はあなたの姿に感動したのよ。すべてあなたの力よ」
マミ「そんなことないわ。あなたが私のスケジュールを完璧に管理してくれているからよ」
ほむら「微々たる影響よ。舞台には関係ないわ」
マミ「そのちょっとの影響があるから私はこうしてアイドルでいられるのよ」
ほむら「まあいいわ。はやく着替えて。この後打ち上げよ」
マミ「はぁい」ヌギッ
ほむら「恥じらいの欠片もないこの姿を見たらファンが泣くわね」
マミ「あ、あなたしかいないんだからいいじゃない!」
ほむら「……マミ」グイッ
マミ「え……なに?」
ほむら「メイクをしてなくても綺麗ね、マミは」
マミ「ちょっと、どうしたの……や、こんなところじゃダメよ。汗もかいてるし」
ほむら「トップアイドルとマネージャーの情事なんて、いい記事になるんじゃないかしら」
マミ「もう、からかうのはやめて!」
ほむら「ごめんなさい。あなたがあまりに魅力的だから」
マミ「またそうやってからかって……」
ほむら「本心なのだけれど」
マミ「はぁ……打ち上げ、遅れちゃうわね」
ほむら「大丈夫、時間を止めればいいだけよ」
おわり
なんかエロいな乙
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