渡「今夜は平成ライダーの皆様にサンタクロースになってもらいます」 (91)

翔太郎「俺達にサンタクロースをやれだと!?」

士「どういう了見だ紅渡…
 俺達仮面ライダーをこんな所に呼び集めて、何を言い出すのかと思ったら…」

名護さん「説明しなさい渡くん!」

渡「実は先日、キョウリュウジャーの敵である怪人デーボ・ヤナサンタの手により、

  世界中の子供達のクリスマスプレゼントが偽物のプレゼントに差し替えられる
  という事件が起こったのです。」

真司「それって一大事じゃねーか!」


渡「デーボ・ヤナサンタはキョウリュウジャーの手によって無事倒されましたが、

  デーボ・ヤナサンタに無茶苦茶にされた本物のクリスマスプレゼントが
  子供達の元に返ってくることはありませんでした 。
  そこでキョウリュウジャーは、自分達がサンタクロースの代わりになって
  新しいプレゼントを子供達に配る事を提案したのですが…
  流石に戦隊のメンバーだけでは手が足りなかったらしく
  僕達仮面ライダーの手も借りたいと、先程彼らからの応援要請が来たのです。」

剣崎「成る程…サンタクロースになれってそう言うことか」

天道「つまり、これから俺達仮面ライダーは手分けして世界各国を飛び周り、
   世界中の子供達にプレゼントを渡しに行く必要がある、と言うことだな?」

渡「いえ、海外の子供達へのプレゼントは

  既にキョウリュウジャーの手によって殆ど配られたとの事なので、
  我々が回るのは日本国内だけです。」

良太郎「それでも十分大変だけど…」

響鬼「世界中を飛び周る必要は無いけど…
   逆に言えば、俺達だけで日本中の子供達に
  プレゼントを渡しに行かないといけない訳ね」

乾巧「面倒臭えなぁ…」

>響鬼
>乾巧

なんでだよ

映司「やりましょうよ皆さん!

   今まで俺達の事を応援してくれた子供達の為にも!
   今日は一肌脱ぎましょうよ!」

五代「皆が笑顔でいられるクリスマスにしたいしね!
   勿論俺も手伝うよ!」

真司「どうせイブの夜も予定無いですから!」

天道「おばあちゃんが言っていた…子供は人類の宝、大切にすべきは子供の笑顔ってな。
   俺も妹達とのパーティーが終わり次第駆けつける。」

>>17
殆ど即興で書いてるから
細かいところは勘弁

弦太朗「俺も!仮面ライダー部の総力を上げてプレゼント配達を手伝っうッスよ!」

翔太郎「俺も手伝うぜ。
    クリスマスの日には…誰一人泣いて欲しくねぇからな」

渡「ありがとうございます皆さん!
  それでは早速、作戦内容について詳しく説明します。場所は…」

渡『皆さん、準備はいいですか?』

五代「いつでもOK!」

翔一「まかせて西城秀樹!」

真司「しゃッ!」

乾巧「おう」

剣崎「ウェイ!」

響鬼「何時でもどうぞ」シュッ

天道「当然だ」

良太郎「だ…大丈夫です…」

士「早く始めようぜ」

翔太郎「バッチリだぜ」

映司「OKです!」

弦太朗「準備万端ッ!」

晴人「大丈夫だ」

紘汰「バッチし!」

名護さん『それでは皆、変身しなさい!』

「「「「「「「「「「「「「変身ッ!」」」」」」」」」」」」

ブゥンブゥンブゥン!
ブアッ!
キュルキュルキュルキュピーン!
complete
Turn Up
チーン…ボワッ!
CHANGE BEETLE
sword form
ガブッ!
カメンライド…ディディディディケイド!
サイクロン!ジョーカー!
タカ!トラ!バッタ!タットッバッ!タトバ!タットッバッ!
デレデレッテン♪
ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!
オレンジアームズ!花道!オンステージ!

弦太郎「サンタキター!」

名護さん『あーもうやかましいッ!もっと静かに変身しなさい!』

渡「無線のボリューム下げればいいんですよ名護さん」

フィップリは?

渡キバ「それでは皆さん、振り分けられたエリアに向かい
    各自サンタクロース活動を行って下さい」

名護さん『本部にはこの名護啓介が常時待機している。
     何かトラブルが起きたら真っ先に俺のいる本部へ連絡を入れるように!』

名護さん『それでは皆の者…行きなさい!
     プレゼントを待ちわびている子供達の下へと!』

五代クウガ「それじゃあ行きますか!」

響鬼「お仕事開始!」

ブウゥゥーン…

名護さん「皆バイクに乗って行ったようだな…」

名護さん「本部には俺一人だけか…」

名護さん「……寒いね」

紘汰鎧武「待ってろよ子供達!
     今から本物のクリスマスプレゼントを届けてやるからな!」

─暫くして─

紘汰鎧武「まず一件目の家はここか…ってお前!?」

戒斗バロン「フン…」

紘汰鎧武「戒斗ッ!何でお前がここにいるんだよ!」

戒斗バロン「お前と同じだ。あの紅渡とかいう男にサンタ役を頼まれた」

紘汰鎧武「お前…引き受けたのか?サンタ役…」

戒斗バロン「だからこうしてここにいる」

紘汰鎧武「へぇー…お前がサンタ役をかって出るなんて、何か意外」

戒斗バロン「べ…別に率先して来た訳ではない!
    あの男にどうしてもと頼まれたから来てやたのだ!」

紘汰鎧武「ふ~ん」

戒斗バロン「クッ…!そんな事はどうでもいい!
      とっとと一件目の家へ行くぞ!」

天道「プレゼントを配り終えたら俺が麻婆豆腐を振る舞ってやろう。身体の芯まで温まる料理だ」

良太郎「クリスマスに麻婆豆腐っていうのは…」

映司「俺、好きっスよ麻婆豆腐。豆腐のプルンとした食感と、挽き肉の歯応え!ピリッと辛くて食欲がすげぇ湧くんですよね!」

士「旨い飯なら文句は無い」

フィップリ「ちくわ大明神」

弦太郎「よーし、じゃあ早いとこ子供達にプレゼントを配っちまおうぜ!きっとみんな心待ちにしてるぜ!」

晴人「子供は寝てると思うけどな」

翔太郎「子供達の喜ぶ顔も俺達仮面ライダーの力の源だ。気合い入れていくぜ!」

ピンポーン

母親「はーい」ガチャ

紘汰鎧武「メリークリスマースッ!」

戒斗バロン「クリスマスプレゼントを届けに来たぞ」

母親「あぁ!あなた達が、本物のプレゼントを届けに来てくれるっていう!」

紘汰鎧武「はいッ!そうッス!」

母親「話は伺っております。どうぞ中へ」

チーンポース

母親「はーい」ガチャ

紘汰鎧武「メニークリトリス!」

戒斗バロン「クリトリスマッサージャーを届けに来たぞ」

母親「あぁ!あなた達が、本物のアダルトグッズを届けに来てくれるっていう!」

紘汰鎧武「はいッ!そうッス!」

母親「話は伺っております。どうぞ中にぶち込んで下さい」

─家の中─

子供「ママ~サンタさん来た~?」ゴシゴシ

母親「あら起きてたのゲンちゃん!」

子供「あっ…」

紘汰鎧武「ようッ!」

戒斗バロン「フッ…」

子供「あー!鎧武だッ!」ダダッ

紘汰鎧武「おー元気一杯だな!」ナデナデ

子供「えへへ♪」

戒斗バロン「………」

紘汰鎧武「待ってろよ子供達!
     今から本物のクリトリスを触らせてやるからな!」

─暫くして─

紘汰鎧武「まず一件目の家はここか…ってお前!?」

戒斗バロン「フン…」

紘汰鎧武「戒斗ッ!何でお前がここにいるんだよ!」

戒斗バロン「お前と同じだ。あの紅渡とかいう男に汁男優役を頼まれた」

紘汰鎧武「お前…引き受けたのか?汁男優役…」

戒斗バロン「だからこうしてここにいる」

─膣の中─

子供「ママ~汁男優さん来た~?」シコシコ

母親「あら起きてたのゲンちゃん!」

子供「あっ…あんっ!」

紘汰鎧武「ようッ!うっ…」

戒斗バロン「フゥ…」

子供「あー!バイブだッ!」ダサッ

紘汰鎧武「おー精子一杯だな!」

子供「えろろ♪」

戒斗バロン「………」

>>49
つまんねぇから消えろ

>>51
はあい

子供「ママッ!今年のクリスマスは鎧武がサンタさんなの!?」

母親「そうよゲンちゃん!
   今年は本物のサンタさんがご都合悪くて来れなくなっちゃったから、
  代わりに仮面ライダーの皆様がゲンちゃんに
   プレゼントを配りに来たのよ」

紘汰鎧武「よーしゲンくん!
     これから君にクリスマスプレゼントを渡すぞー!」

子供「わーい!」

紘汰鎧武「まずは俺からのプレゼントだ!」ゴソゴソ

子供(ワクワク!)

戒斗バロン「………」ソワソワ

子供「ママッ!今年のクリス松村は鎧武がイムイムラガイム!?」

母親「そうようようよちゃん!
   今年は本物のサンタマリアさんがご都合悪くて来れなくなっちゃったから、
  代わりに仮面のおっさんがボンちゃんに
   プレッゼットンプレゼンゼントンプレゼンゼットンプレプレを配りに来たのよ」

紘汰鎧武「よーしゲンくん!
     これから君にクリス松村を渡すぞー!」

子供「こわーい!」

紘汰鎧武「まずは俺からのブオアラタマハラカサモハタシナラカラアハアハタヌマシナラカらはだ!」ゴソゴソ

子供(ワクワク!)

戒斗バロン「………」ソワソワ

紘汰鎧武「じゃーん!DXパイナップルロックシードとDXイチゴロックシード!」

子供「おおーッ!」

戒斗バロン「フッ…ちょっと面を貸せ」ガシッ

紘汰鎧武「おッ!何だよ!?」ダダッ

子供「?」

鎧武「何だよいきなり!」

バロン「お前もつくづく汚い手を使うな…」

鎧武「ハァ…?」

バロン「惚けるな。この機を利用し大量の自分の玩具を子供達に与え、

    あわよくば子供達からのチーム鎧武の支持率を上げようという魂胆だな?
    全く、そんな薄汚い手に頼らなければならない程
    チーム鎧武が落ちぶれていたとはな…」

鎧武「ンな訳ねーだろが!
   あのプレゼントは、元々あの子が
  クリスマスプレゼントに欲しがってた物なんだよ!」

バロン「……そうなのか」

鎧武「そうなのかじゃねーよ!
   お前渡さんから貰ったプレゼントの一覧表見てないのかよ!?」

バロン「何…そんな物があったのか?」

鎧武「だー知らなかったのかよ!

   もういいや!誤解が解けたんならとっととプレゼント渡しに行くぜ!
   次はお前がプレゼントを渡す番たからな!」

バロン(…鎧武のロックシードの玩具を2つも欲しがるとは、変わった趣味の坊主だな。

    まあいい、あの坊主が次に欲しがっているプレゼントこそ
    この俺の…バロンの玩具の筈だ)

鎧武「ごめんねーゲンくん!待たせちゃって!」

子供「ううん!」

鎧武「それじゃ仕切り直して…
   ゲンくん!次のプレゼントはバロンからでーす!イェイッ!」

子供「おー!」パチパチ

母親「何だろうねー」

バロン「俺からのプレゼントは…」袋ゴソゴソ…

バロン(DXバナナロックシードか…

    いや最近活躍の多いマンゴーロックシードの可能性も有り得なるな。
    どの道鎧武のロックシードが出ることはもうないだろう…)

バロン「これだッ!」バッ!

DXスイカロックシード

バロン「何故だァァァッ!」

鎧武「うおッ!?」

母親「ひっ!?」

子供「ふぇっ!!」

バロン「おい小僧!何でバロンの玩具ではなく鎧武の玩具なんだッ!?

    どう考えてもこんなおチャラけた奴より
    このバロンの方がカッコいいだろッ!?」

子供「だ…だってバロン…よわっちーし」

鎧武「あっ……」

バロン「」

子供「ブラーボには負けるし…斬月にも負けるし…
   鎧武の方が、ずっと強くてカッコいいんだもん!」

バロン「お…俺が…弱くて、カッコ悪い…」プルプル…

母親「そそそんなことないわよ!ねぇ!」

鎧武「お…おう!その通りだ!
   お前も十分カッコいいぜッ!バロン!」

バロン「お前にだけは慰められたくないわァァッ!」ガシィッ!

鎧武「うおッ!」

バロン「いいだろう小僧ッ!これからお前の目の前で

    大好きな鎧武を完膚なきまでに叩きのめしてやる!
    真に強いのは誰なのか…その目にしっかり焼き付けておけ!
    勝負だ鎧武ーッ!」スピアーブンブン

鎧武「うおッ!あぶねーだろ馬鹿ッ!」

母親「ケンカなら外でやってー!」

子供「ふ…ふえぇ…」ジワ…

鎧武「名護さーん!名護さーん!こいつどうにかしてーッ!」

バロン「逃げるな腰抜けェッ!」ブンブン

─数十分後─

名護さんイクサ「…で、何であんな危ない真似をした?」

バロン「すまん…俺としたことがついカッとなってしまって…
    あんな醜態を晒す事になるとは…」ボロボロ

名護さん「これからはこの様な事態がないように
     悔い改めなさい」

バロン「……チッ」

名護さん「反省が足りてないようだな…
     罰としてイクササイズ100セット!」

バロン「な……何だそれはッ!」

名護さん「つべこべ言わずにやりなさいッ!はいイクササーイズ」

─一方その頃、他のライダー達は…─

晴人ウィザード「フィー…次の家で最後だな」ピンポーン

「はーい」ガチャ!

晴人「メリークリスマ……て、お前ッ!」

仁藤「おー晴人!お前もプレゼント配りに来たのか?」

晴人「お前もって…まさかお前、俺より先にプレゼントを」

仁藤「あー皆まで言うな!分かってるって。
   お前もプレゼントついでにこの家の料理を食いに来たんだろ?」

晴人「いや俺はそんなんじゃなくて…」

仁藤「いいからお前も入れよ!子供達きっと喜ぶぜ!」

─フォーゼ組─

ブウウゥゥゥン…

父親「ん?」

キキーイ!ガッシャーン!

母親「何かしら?」

ガチャッ!

弦太朗フォーゼ「クリスマスプレゼントキター!」

父親「うおッ!?」

母親「何?何!?」

フォーゼ「かずきくんの親父さん、そしてお袋さん!

     仮面ライダーフォーゼが!サンタさんの代わりに
     クリスマスプレゼントを届けに来たぜッ!」

賢吾『声がデカいぞ如月ッ!今何時だと思ってるんだ!』

フォーゼ「硬いこと言うなよ賢吾!

     今日は子供達にとっての特別な日…クリスマス・イブだ!
     子供達が薄ーく眼を見開いて、サンタさんが来るのをじっと待ってる日だぜ!
     かずきくんもこの時間にまで起きてるに決まってる!」

父親「いや…それ以前に近所迷惑…」

フォーゼ「おーいかずきくんッ!
     仮面ライダーフォーゼ・サンタステイツが君にクリスマスプレゼントを届けに来たぜーッ!」ドタドタドタ

母親「ちよ…ちょっと!勝手に人ん家の二階へ上がらないでよ!」

賢吾『まったく…』

─オーズ組─

クワガタ!カマキリ!バッタ!ガータガタガタキリッバ!ガタキリバ!

伊達Pバース「いやー火野のお陰でこっちの分は早く終わりそうだな!」

後藤バース「火野、あんまり無理してコンボを多用し過ぎるなよ!」

映司オーズ「大丈夫ですよ後藤さん!
      子供達の笑顔のお陰で、今の俺は疲れ知らずですから!」

─W組─

W翔太郎「クリスマスか…
     この時期になると、色々と昔の事を思い出すよな。フィリップ」

Wフィリップ「ビギンズナイト…デスドーパントの事件。
       僕達にとっては、クリスマスはある意味“因縁の日”と言っても過言ではないね」

翔太郎「因縁…か」

W翔太郎「…なあフィリップ」

Wフィリップ「何だい翔太郎?」

W翔太郎「お前…クリスマスは嫌いか?」

Wフィリップ「…昔の僕なら、クリスマスなんて興味すらなかったね」

W翔太郎「………」

Wフィリップ「キリストの誕生日を祝うという本流を忘れた
       一部の日本人がバカ騒ぎするお祭りの日だって認識はあったけどね。」

W翔太郎「まぁ…ある意味間違ってはいねーな」

Wフィリップ「正直、昔の僕はそんな行事の何が楽しいのか、全く理解出来なかったよ。

       でも、アキちゃんや照井竜、風都の皆…そして翔太郎。
       君達と過ごした日々が、いつしか僕にとってかけがえのない物となって
       僕も少し分かってきた気がするんだ。
       大切な人と過ごすクリスマスの楽しさ、大切さを…」

W翔太郎(何だろう…ムショーにこっ恥ずかしく感じる)

フィリップ「だからこそ翔太郎、今の僕は皆と一緒に過ごせるクリスマスの日を
      結構気に入っているんだ」

W翔太郎「お前のクリスマス愛は痛い程伝わったよ…っと、着いたな」キキィ…


ザッザッザッ…


W翔太郎「なぁフィリップ。こう思わないか?

     みんなが笑顔でいられる日だからこそ、
     クリスマスの日には誰一人泣いてほしくはねぇって」

Wフィリップ「フフッ…君らしい考えと言うかなんと言うか…
       けど、概ね同感だ」

W翔太郎「じゃあ、行くぜ?相棒」

Wフィリップ「ああ、行こう翔太郎!」

ガチャ!

仮面ライダーW「「メリークリスマス!」」

名護さん「うむ、了解した。渡くんもご苦労様。
     他のライダー達も本部に集めて…うん、宜しく頼む」ガチャ

戒斗「ハァ…ハァ…ハァ…」

名護さん「どうやら他のライダー達は皆、
     無事子供達の下へ全てのクリスマスプレゼントを届ける事が出来たそうだ」

戒斗「そうかい…ゼェ…ゼェ…」

名護さん「いくらダンスチームのリーダーと言えど、

     流石にイクササイズ100セットは身体に堪えたかな?
     ほら、飲みなさい」つ(水道水)

戒斗「いらん!貴様の情けなど受けるものか!クソッ…!」

戒斗「もうここに用はない。俺は先に帰らせてもらうぞ…」

名護さん「ちょっと待ちなさい!」

戒斗「何だ…?」

名護さん「これからライダー同士で親睦会も兼ねた遅めのクリスマスパーティーを開催する。
     君も残って手伝いなさい」

戒斗「断るッ!」ザッ

名護さん「待ちなさいッ!」

ガシィ!

戒斗「何をする!おい、放せ!」

名護さん「大人しく俺の言うことを聞きなさい!
     いいか、何でもいいからこのパーティーの準備を手伝いなさい!」

戒斗「そんなの俺のしったことか!放せッ!」

名護さん「貴様…あくまで反抗的な態度を崩さないつもりかッ!
     決めたぞ!今日から貴様は俺の弟子だッ!
     そのヒン曲がった性根叩き直してくれる!」

戒斗「で…弟子だとッ!?何を訳の分からない事を!」

ガラガラ

五代「ふぅ~日本中駆け回るのは結構疲れたけど、楽しかったなぁ」

真司「いや~一仕事終えた後って
   腹が減って仕方ないよね!」

翔一「じゃあ俺何か作りますよ!
   殆ど創作料理になっちゃいますけど!」

天道「料理の事なら俺に任せておけ」

橘さん「おい剣崎!冷蔵庫の中にウニが入ってるぞウニ!」

剣崎「もーはしゃがないで下さいよ橘さん!」

ガヤガヤガヤ…

翔一「ささ、皆さんお待ちかねの
   翔一&天道シェフの作った、スペシャルクリスマス料理ですよー!」

天道「お前達、残さず食えよ」

伊達「おー待ってました!
   おでん無いおでん?」

後藤「伊達さん…クリスマス料理におでんなんて出る訳ないじゃないですか」

伊達「あ、やっぱし?」

映司「Zzz…Zzz…」

仁藤「俺達さっきの家でもう随分とご馳走になっちゃったんだよな~」

晴人「お前は遠慮無しにバクバク食いすぎなんだよ」
フィリップ「照井竜とアキちゃんも呼んだ方がいいかな?」

翔太郎「それはヤボってもんだぜフィリップ…
    今頃あの二人はクリスマスデートの真っ最中なんだからよ」

名護さん「さあ、みんな盃を持ちなさい!
     今回のサンタクロース作戦が無事成功した事に乾杯しようじゃないか!」

響鬼「よっ」パチパチパチ!

名護さん「渡くん。乾杯の音頭は君が取りなさい」

渡「えっ!?僕がですか?」

紘汰「当たり前じゃないッスか!
   渡さんは今回のイベントの主催者みたいなモンなんですから!」

士「ま、当然の配役だな」

弦太朗「キバ先輩ッ!ビシッとお願いしますよビシッと!」

渡「そ…それじゃあ皆さん、グラスを持って」

スッ…


渡「サンタクロース作戦の成功を祝して…乾杯!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「乾杯ッ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」

渡「そして…メリークリスマスッ!」



「「「「「「「「「「「「「「「「「メリークリスマスッ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」



──おわり

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