マミ「佐倉さん、ちょっと言いにくいんだけど……」杏子「ん?」(214)

杏子「なんだい?」ケーキモグモグ

マミ「……っさ」

杏子「え? はっきり喋りなよマミ」

マミ「……臭っさ!!」

杏子「え?」

マミ「佐倉さん! 貴女臭いのよ!! ドブさらいでもしてきたっていうの!?」

杏子「」

マミ「聞いてアロエリーナ♪ちょっと言いにくいんだっけどっ」

マミ「聞いてアロエリーナ♪体重が増えちゃったのー」

マミ「だからわたしとお風呂に入りましょ」

杏子「えっ」

――――

杏子「追い出されちまったな……」

杏子「そうだよな、風呂なんてロクに入ってねーし……」

杏子「マミに我慢させちまってたのか……」

杏子「……」グスッ

――――

まどか「あれ?あそこにいるのって……杏子ちゃん?」

                ,  -───- 、
              /: : : : : : : : : : : : : .\

         ト、   /: : ,.   -──- 、: : : : \
         ゝ V( ))/         `ヽ: : : : \
      / 〃 Y^y'´           )  `ヽ: : : :〉
      フ {{ / /    /      人    \/

     イ   ヽノノ    /   / //  ヽ     ヽ
     /  / 〃 /    /  / /     ヽ\     !
      |/   〃 {   >‐メ、    -‐ < リ ヽ  !
     ヽ     Vハ  /  ィ.:.:下      不::.ヽ }  ハ|      くっさ
      )   /Vヽ \ ヒ.::::ソ     ヒ.::::ソ ノ イ

     ノ | /   ( \| ,,,,,,..    '   ..,,, /イノノ ‐‐┐
       |/     ) ヘ     _        r イ __    }
         /´  ̄ `ヽ >      `   . イ,. '´    〈
         (       \  > = < ノノ    ,.   ノ
         ヽ``ヽ     )VTT´  ̄ ̄`L ,.  '´ -=<  __
       r── ミミヽ ,. ィ イ77´  ̄`7 //´ ̄`ヽ´ ̄ ̄`ヽノ

       }       ノ  レイ ハ ´ ̄`   l l     '.    (
       r── ミミヽ//// |       l V    }ミヽ __ ノ
          フ /  く ///レ'      `Y´     `ヽ\
        /  {   {:{          }        Y )
        \ ∧   い         ノ       ノ´
          \ \ ィ芥ゝ==== < `T´二二 Y´
           `Y {::j}j :::::::::::::::::::77:::::::::7ハ    |
            「|:::i l .:::::::::::::::::://::::::: // 「 ̄ ̄ |

              /´|:::i l ::::::::::::::::://:::::::://  {    |
            /  ノ://:::::::::::::::::{ {::::::::〈〈  i     |
          /  /:://::::::::::::::::::::| i:::::::::::ヽ\|    |

杏子(今日はもう寝よう……)

まどか「……杏子ちゃん?」

杏子「うわっ、なんだまどかか……驚かせんなよ」

まどか「ごめんごめ……んッ!?」

杏子「? どうしたんだい?」

まどか(く、臭いっ! まるでドブみたいな臭い……)

杏子(明らかに嫌そうな顔しやがって……まあ悪いのはあたしだけどさ……)

杏子「ごめんな、臭いだろ? あたし」

まどか「あ……えっと……」

杏子「いいんだよ。臭いのは確かだからね。あたしはもう慣れっこなのさ」

まどか「……」

杏子「なんかごめんな。こんな話、あんたにしたってなんにも……」

まどか「杏子ちゃん!!」

杏子「お、おう! なんだよ急に」

まどか「うちにお風呂入りにおいでよ!!」

――――

杏子「だから、そんなのいいって!」ズルズル

まどか「ダメ! 杏子ちゃんはうちにお風呂入りに来るの!」ヒッパリヒッパリ

杏子「あんたは良くても、あんたの家族が迷惑するだろ!?」

まどか「今日は誰もいないもん! パパとママは法事! タツヤはおばあちゃん家!」

杏子「ああもう、とにかくあたしはいいって!!」

まどか「残念でした! 着いちゃったよ杏子ちゃん!」

――――

「ふう……」

少し熱めの湯に肩まで浸かると、自然とため息が出てしまうものだ。
その自分らしからぬ情けない声を聞いて、杏子はもう一つため息を吐いた。

(何でこんなことになっちまったのか……)

一般の家庭よりも一回り大きく、綺麗な風呂場を眺めながら杏子は思う。
まどかに押し切られるように家に入り、あれよあれよと言う間にここへと押し込められたのだった。
口では結構だと言っていたものの、湯気の昇る澄んだ真水を目の前にすれば抗うことなどできるはずもなく、今に至る。

「しかし、ゆっくり風呂に入るなんていつぶりだろ……」

「杏子ちゃん、シャンプーとかの場所分かる?」

扉の擦り硝子越しに問うまどか。
大丈夫だよ、と答えながら手を振り返す。
手を浴槽に戻したとき、ちゃぷん、と音を立て湯が跳ねた。

(まどかは本当にいい奴だな……)

ゆっくりと湯に浸かるなど、いつ振りだろうか。真っ白な天井を眺めながら杏子は思う。
気が付けば、何をするにも警戒心が捨てきれなくなってしまっていた。
それは父親が新たな信仰を説き始めた頃からか、魔法少女になってからか。
――それとも、たった独りで生きていくようになってからか。

つまらないことで頭が一杯になり、折角の至福の時が味わえなくなってしまいそうだった。
もう考えるのはやめようと、口元まで湯に浸かりなおした。

まどか(さて、杏子ちゃんが上がってきたら何か食べさせてあげようかな)

まどか(マミさんに教わったから、パスタぐらいなら作れるようになったもんね!)

カチャカチャ ガチャンバタン!!

まどか「あれ? 玄関の方から声が……」

タダイマーマドカー ネーチャータダイマー

まどか「ああっ! ママ達が帰ってきちゃった! どうしよう……」

詢子「よーまどかー、いい子にしてたか……って、臭っせぇなオイ!!」ガチャ

まどか「!」

>>39
森本レオ

まどか「ママ、違うの、これは――」

詢子「まどか、アンタまた野良猫でも拾ってきたんじゃないだろうね?」

知久「まるでドブさらいした後みたいな臭いだね……」

タツヤ「げろいかのにおいがーぷんぷんするぜー」

まどか(あわわ……どうしよう……)

――――

杏子(やっぱり迷惑だったよな……早くずらかろう……)コソコソ

>>51
お前のせいで登場人物が汽車だよ

杏子「ああ、ダメだなあたし……」

杏子(仕事でもできれば良いんだろうけど、こんな臭いじゃ誰も雇ってくれないし……)

QB「……ねぇ杏子」ヌッ

杏子「うわぁ!! ……な、なんだアンタか……」

QB「その反応は理不尽だよ杏子。そんなに驚くなんてひど……ん?」

杏子「? どうしたんだよ」

QB「うわああああああ!!!!!! ドブ臭いいいいいいい!!!!」

杏子「」

感情のないインキュベーターですらwww

どこから臭ってんだよ

>>60
そりゃぁお前…その…、…。

――――

QB「さっきはごめんよ、杏子」

杏子「いや、いいんだよ。事実だしさ」

QB「杏子は身体を洗ったりしないのかい?」

杏子「できるもんならしてるさ。実際には水拭きぐらいしかできねぇけど……」

QB「垢すりはやらないのかい?」

杏子「……なんだよそれ」

QB「ほら、このタオルを使うんだよ。垢が沢山とれるって僕の星でも評判なんだ」ヒョイ

QB「今や僕は、垢すりを売る仕事で生計を立てられるほどになったよ」エッヘン

杏子「垢すり長者かよお前は……」

QB「うちの星にも健康ブームが来てね……ってまあ、僕が巻き起こしたんだけどさ」

QB「そのおかげで、もうインキュベーターの仕事とはおさらばだよ」キュップイ

QB「君たちには本当に申し訳ないと思ってる。なんとお詫びしたらよいものか……」

杏子「いいよそんなお詫びなんて……アンタだってやりたくてやってたわけじゃない。そうだろ?」

QB「……ありがとう杏子。じゃあ、せめてものお礼に」フクロヲサシダシ

杏子「! これって……!」

QB「キュゥべえ印の垢すりさ! 試供品だけれど!」

杏子「あ、ありがとう……! アンタいい奴だな……!」

あんこに垢すりなんか使ったらソウルジェムしか残らないだろ

>>80
どこのあかたろうだよ

――――

杏子「垢すり、か」

ゴシゴシ

杏子「うっわ、こんなに垢が……」

ゴシゴシ ゴシゴシ

杏子「ダメだダメだ、もっと強く擦らないと……」

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

杏子「ちょっと痛いけど我慢……」

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

あんこの「あ」は垢の「あ」
あんこの「ん」はうんこの「う」
あんこの「こ」は小汚いの「こ」

杏子「あ、やっべこすりすぎて…」

ゴシゴシ ゴシゴシ

杏子「骨だけになっちまった…」

ゴシゴシ ゴシゴシ

杏子「体のどこも動かねぇ…どうしよう…」

ゴシゴシ ゴシゴシ

――――翌日

さやか「あ、あの後姿、杏子だ! 杏子ー!!」バタバタ

杏子「ん?」

杏子(今日はもう臭くないから大丈夫なはず……)

さやか「……って、ちょっと!!」

杏子「なんだよ?」

さやか「体中真っ赤じゃない!! どうしたのよそれ!?」

杏子「いや、ちょっと色々あって……」

さやか「ちゃんとお薬塗っときなさいよ? あたしは学校行くからさ」タタッ

杏子「お、おう……」

杏子(ふふっ、さやかに嫌われずにすんだぞ! やった!!)

杏子(キュゥべえの垢すりって凄いなぁ)

杏子(今晩も使わないと……!)

――――それから、佐倉杏子は毎日垢すりを使い続けた。

たとえ皮膚が真っ赤になろうと、皮膚から血が滲もうと――――

えっなにそれは(絶望)

魔法使って臭い消せよ

――――

まどか「――それでね、ほむらちゃん。ちょっと前に杏子ちゃんとそんなことがあって……」

ほむら「あ、あら!そ、それは大変だったわね!!!」

ほむら(杏子がまどかのお家に!? 私ですら上がったことないのに!?)

ほむら(きいいいいいいいいいいい!!!!!!)ガリガリボリボリ

まどか「ほむらちゃん?大丈夫?」

ほむら「も、もちろん大丈夫よ!まどか!」

まどか「具合でも悪いの? 頭掻き毟ってたけど……」

ほむら「大丈夫だって……本当よ……」フーッフーッ

まどか「そ、そう?ならいいんだけど……」

ほむら「で? 私に頼みがあるっていうのは何かしら?」

まどか「あのね、杏子ちゃんの……」

ほむら「え?」

まどか「 杏 子 ち ゃ ん の 様 子 を 見 て き て 欲 し い の ! 」

ほむら(はああああああああああああ!!!!???)

まどか「だ、ダメ……かな?」シュン

ほむら「わ、分かったわまどか!必ずや私が見に行ってあげるわ!!!!」ホムシャキ!!!

――――

ほむら(えっと、杏子がいつもいる公園はここのはず……)スタスタ

……ゴシゴシ ゴシゴシ

ほむら(? 何の音かしら?)ツカツカ

……ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

ほむら(水場辺りから聞こえるわね……)

……ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

ほむら「! ……貴方、もしかして佐倉杏子なの!?」

http://i.imgur.com/032fM.jpg

杏子「おお……ほむらか……」

ほむら「全身真っ赤どころか……! 固まった血で真っ黒じゃない……!」

杏子「いいんだよ……そうでもしないとあたしは……」

ほむら「あなた、これ一体どうして……」

杏子「垢すりだよ垢すり……キュゥべえからもらった、さ……」

ほむら「なんてことを! す、すぐにヨーチンを塗らないと!!」

杏子「ヨーチンなんて塗ったら臭くなっちゃうだろ? そんなことより……」

ほむら「な、何かしら?」

杏子「嗅いでみてくれないかな? あたしの身体の臭いをさ」

>>110
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね
しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね

野暮だけど毎日こすり続けたらかさぶたは剥がれるから内側の肉々しい部分が露出して膿、血が混じってドロドロのベタベタ
黄色とピンクと赤が混じった色になるんじゃないだろうか

ほむら「え?」

杏子「どれだけ臭くなくなったか、自分じゃ、分からないからさ……」

ほむら「わ、分かったわ! それじゃ早速……」スンスンクンカクンカ

杏子「どうかな……?」

ほむら「!」ビクッ

それは、ある意味分かりきった結果であった。
血に血を塗り重ねた佐倉杏子の身体は膿んでおり、そこから放たれる臭いは尋常ではないからだ。
ほむらの鼻腔には腐敗臭が立ち込める。こってりと絡みつき、離れない臭いが。

ほむら「……ッグlォロロロ……」ホムゲロロ

杏子「……やっぱり、臭かったんだな」

ほむら「ち、違うわ! こ、これは……」

杏子「いいんだよ、我慢させちまうつもりはないから」

ほむら「杏子……」

杏子「悪いけど、帰ってくれないかな」

ほむら「わ、わわ分かったわ……!」

すごすごと立ち去るほむらは、杏子のいた所から尋常ではない音を聞いた。
ほむらは思わず走っていた。その狂気に満ちた音から逃れるように。
鼻腔に絡みついた、腐った臭いを振り切るように。

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

   ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

  ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

   ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

  ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ

――――

杏子(なんか動きにくいな……)ヨロヨロ

杏子(買出しにでも行かないとと思ったが……なんなんだい一体……)フラフラ

ネェ、アノコヘンジャナイ? ナンカクサイネー……

杏子(臭い? でもあたしじゃないよな。あたしはもう臭くないはずなんだ)

杏子(あんなに擦ったんだから、まさかな……)

ウェーン!アノオネェチャンクサイヨー! ダメヨ!シズカニナサイ!

杏子(躾のなってないガキをつれて歩くなよな、って……あれ? あの後姿……)

杏子(さやか!?)

垢の魔女Eine schlecht-riechende häßliche Frau

その性質は潔白

http://i.imgur.com/sKidT.jpg

さやか(なんかこの辺、少し臭いなぁ……)テクテク

杏子「さやかー!」フラフラ

さやか「きょうk……って、え!? ひ、ひぃ……」ヘタリ

杏子「どうしたんだよ? さやか? そんな顔して? あたしに何かついてるのかい? なぁ!?」

さやか「い、いやぁ……だれ……だれか……!」ガクガク

杏子「お、おい!」

さやか「嫌あああああああ!!! 助けてえええええええ!!!」

どうしてこうなった

力士、巴マミさん(15)。

  ,'.:       〃 ,:1  ,  __/  // /         } ,     ',
__彡ァ       乂_ノ :!  ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ     ,'∧      '
.. /            /i::, {  彳ア:::抃<     ( (、__,/'  i     }
 ,'/リ.,   ,イ  ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_         >、_`ヽ、」     ,'
_彡'厶イ./iヽ,′   |:::∧ {?Y//             ア:::抃、 |    /
       / i|:::{:     `(( .?Y .))       ‘     弋匕Zっ    /
     /  ∨:、     }}_口_{{     ,_-‐- 、      / //
.    i.|   ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、    .辷´五ニ=一、
.    ヾ、   \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ.     `~    /          \
-‐…‐-'_ヾ   / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉

  /¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y   /        `ヾ´/////

. /  {    /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/               ∨―‐- 、
. !   ',     /  !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/                 ∨   .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) (  , -―-         j   ./

\! .Уヽ   (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::!  / ∧/ , -‐-、. \        〈‐‐-、 j
. /   ヾ .〈  ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/    \ \       ∨_)'
――――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」

テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。デブ☆ニナーレ。無限の間食~ハラヘッタラ・マミサン・オヤトゥー・インフィニータ~。

「さやかはどうして叫んだのだろう?」
佐倉杏子には分からなかった。
彼女は鏡を見る機会を持たないから。

「あたしはどうして嫌われたのだろう?」
佐倉杏子には分からなかった。
彼女にはもう、五感はほとんど残っていなかったから。

僅かに残った視力で、腕を、見る。
真っ黒で、まるで墨のような色。
それでいてドロドロとしていて、それはまるで――

マミ「――鹿目さん! "魔女"が美樹さんを襲っているわ!!」

おい、結界ないだろコラ

マミ「鹿目さんは足止めをして! 美樹さんは私が守るわ!」

まどか「はい! マミさん!」

チガウ……チガウンダヨ……

まどか「はぁっ!!!」ヒュンヒュン

アタシダヨ……キョウコ……サクラキョウコダヨ……

マミ「食らいなさいっ! ティロ・フィナ――」

アタシハ……アンタニ……キラワレタクナカッタカラ――

えっ、まどか契約してんのか

http://i.imgur.com/vLhGk.jpg

刹那、佐倉杏子は何を見たのだろうか。
幼い日に妹と見た、機関車の出てくる子供向けの作品かもしれない。

意識が溶ける一瞬で、彼女は何を見たのだろうか。
恰幅のよい格好で機関車を叱る、トップハム・ハット卿の姿だろうか。

その瞬間、彼女は人間とは思われていなかった。
画面の中で笑顔を振りまく機関車と同じ。
人の言葉を喋る何か、という認識しか持たれてはいなかったのだ。

それなら――どうせ化け物扱いされて終わるなら。


杏子(あたしは、どうすればよかったんだろう……)


答えを得ることはなく、佐倉杏子は死んだ。
彼女が死んだと知るものさえ、誰一人として残さずに。
溶けずに残った肉片だけが、生きた証を世界に遺して。




おわり

は?(威圧)

トーマスからめんなwwww

胸糞

>>1
死ね


            ´           `  、
.       /         , ‐        \
     /         /         \
    / /  /  /  / ハ  l        ',
.   / イ  /   l   ィ /  i   l  ヽ  ヽ  / }
   i / i  i  、/l /l /   i  ト   , |、  | /lノフ
.  | l i  i  l`l\l/    \|,×、 | l 川 |l l} }ノ
   V ',   `  l V  ⌒   ⌒  V |  人ノ{
      ',  \|  ( ○)  (○)   |  // ) }
    f `\  ', :::::: ,( ● ●)、 :::: i / lノ Y  くっさ
    | ミ \ ',   ,' _,,.--、,  ', /ノ/   l
    匕 ミ   `l`  l/r,二⌒ユヾ i ´ノ  彡 丿
    r -> 、  > ''''´ ̄ ̄`ィ イ _ _ ≦-、
    l ` ミ ニ二.`´ fー- 二 -‐'l ` >ー ´  |
    辷ミ   _ ,r‐'―==、ー||- ‐,>-'―-、彡ノ
.    _ / ̄  |      , Y Y        l <、ー、
    ((/    \   ̄  ト ィ ` ̄    ノ   V
     /   y   |    イ  | l\   | 丶.   ' ,
   /     /   l_ , <//  l l  \ ノ  ヽ   ' ,
   | 、  〈       ̄| | ̄ ̄| | ̄ ̄     〉、_  〉
   | ` ー \     l_l    l_l      /    /


このAAがこの話を書こうと思ったきっかけでした
別に杏子アンチの意図はないです
なにはともあれお付き合いいただきましてありがとうございました

http://i.imgur.com/Dg3f5.jpg

>>190
誰?

いや、マジで誰?

>>196
こいつ
http://i.imgur.com/O7KYd.jpg

アンチじゃねーだろどうみても

アンチのアンチの方が立ち悪いわ

http://i.imgur.com/7INfJ.jpg
>>1の晩飯

SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュ
センチメンタルグラフティ2
Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
初恋ばれんたいん スペシャル
ファーランド サーガ1、2
MinDeaD BlooD 4
【シヴァンシミター】WOG【クリムゾンクルセイド】
アイドルマスターブレイク高木裕太郎

【まどか☆マギカ】巴マミ×キュゥべえスレ3.5 【キュゥマミ】
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

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