小鳥「まずアイドルの皆にはドッキリと称して…」
P「俺を無視するように仕向けるんですよね」
小鳥「最初はプロデューサーさんが必死に声を掛けて…」
P「まあ皆はドッキリだから俺を無視しますね」
小鳥「そこでプロデューサーさんが「もういい」みたいな感じの冷たい一言!」
P「そしてドッキリ後、今度は俺がアイドルを無視しちゃう!」
小鳥「皆の慌てる姿とか泣きそうな顔が撮れればもう…!」
P「最高!」
春香(うぅ…大丈夫かなぁ…嫌われちゃったりしないかなぁ…)
P「おはよう、春香!」
春香「……」
P「……おはよう!」
春香「……」
P「あ、あはは……それで今日のスケジュールなんだけど―――」
春香「……」
P「……春香?」
春香(ごめんなさい…!プロデューサーさん……)
P「…あのさ、何かあった?」
春香「……」
P「悩み事があるなら相談に乗るぞ!何でも来い!」
春香「……」
P「……」
春香「……」
P「あー…その、ずっと黙られると…流石に困るんだけど」
春香「……」
P「おーい、はるる~ん?」
小鳥「あっ、春香ちゃん。おはよう!」
春香「あ、小鳥さんおはようございます!」
P「えっ…」
春香(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!)
小鳥(そして私はさりげなくフェードアウト)
P「な、なーんだ喋れるんじゃないか!千早みたいに声が出なくなったかと思って心配したよ」
春香「……」
P「……どういうつもりなんだ?何か…俺しちゃったかな?」
春香「……」
P「…何でもいいから話してくれよ…悲しいぞ」
春香「……」
P「春香…」
春香(あああああ!!もう罪悪感と申し訳なさでいっぱいだよぉ!)
春香かわゆす
P「春香、レッスンで疲れただろ?ケーキ買って来たんだけど…」
春香「……」
P「えっと…一応春香が好きそうなの選んだんだ!ほら…このクリームたっぷりの!」
春香「……」
P「……また…ダンマリ…か」
春香「……」
P「ははっ…そうか。春香の気持ちはよく分かった」
春香「……」
P「俺とはもう喋りたくも無いんだな」
春香「……」
P「それなら…俺ももういい。春香とはもう何も話す事は無い」
春香「えっ…」
P「……?」
春香「……」
春香(危な!……でも…ドッキリなんですよ…ドッキリ…)
春香(き…気まずいよ…)
P「……」
春香(プロデューサーさん何も喋らなくなっちゃったし…)
P「……」
春香(あああああ!!ごめんなさい!!本当はもっとお話ししたいです!)
P「……」
春香(私が悪いんですううう!!早くネタばらししたいよおおお!!)
P「……」
ヴヴヴ
春香(…!これは…小鳥さんからネタばらしGOサイン!)
春香「あ…あのプロデューサーさん!実はドッキリでした!」テヘペロ
P「……」
春香「お、驚かせちゃって本当にごめんなさい!」
春香「あ…えーっと…ケーキありがとうございます。わー、どれにしよっかなー」
P「……」
春香「…えーっと、さっきプロデューサーさんが言ってたやつ美味しそうですね!」
P「……」
春香「私これにしようかな~!…プロデューサーさんはどれにしますか?」
P「……」
春香「あ…あの、怒ってますか…?」
P「……」スッ スタスタ
春香「あっ……」
さーきたぞー
春香「あ…あはは……プロデューサーさん怒ってる…」
春香「そ、そうだよね……ドッキリでもあんなことしたんだから…」
春香「……ケーキどうしようかな…1人じゃこんなに…」
春香「…でもプロデューサーさんがせっかく買って来てくれたんだから…」
春香「……」モグモグ
春香「あっ、美味しい…私好みドンピシャ」
春香「……」モグモグ
――――――――――――――
P「何か罪悪感が凄まじい…」
小鳥「でも…そそられますよね?」
P「それは…まあ…そうですけど」
――――――――――――――
これを友人内でやられた時の切なさといったら
あの頃小さかった俺は号泣してしまった
泣かぬなら 泣くまで待とう ホトトギス
春香(頑張って……勇気を出して…!)
P「……」
春香「……」
P「……」
春香「あ…あのプロデューサーさん!実はネタばらし直後にお詫びとしてこれを渡すつもりだったんですけど…」
P「……」
春香「あの…ただのお菓子ですが…多分今年一番ってぐらい頑張って作りました!」
P「へぇ…」
春香「それで…その…受け取って欲しいです!本当にごめんなさい!」
P「春香が作ったならいらない」
春香「えっ……そ…そうですか……あはは…」
P「……」スタスタ ガチャッ
春香「……」ポツーン
>>51
完全に 泣かせてみよう な件
春香「え…えへへ…完全に嫌われちゃった…」
春香「あーあ…どうして…あんなドッキリやっちゃったんだろ…」
春香「やらなきゃよかったかなー…」
春香「…このお菓子どうしよう…また自分で食べちゃおっかな…あはは、太っちゃう」
春香「プロデューサーさんのせいですよー」
春香「…うっ…うぅ…グスッ…」
春香「ごめんなさい…ヒック…うっ…はぅっ…」ポロポロ
春香「ぷろ…りゅ…うっ…さあ…さん………」ポロポロ
春香「ごめ…ん…なさい…うっ…ぁっ…」
なんだろ胸が苦しいのに興奮する
ガチャッ
P「はるかああああああ!!」
春香「ぷ…プロデューサーさん…?」グスッ
P「じ…実は…」
春香「私の…こと…も…う…ヒック…嫌いに…なっちゃい…まし…たかっ…?」ポロポロ
P「え?」
春香「お…願いです…グスッ…嫌いに…ならない…で…くださぃ…ぅっ…」ポロポロ
P「……」
春香「ごめんなさい…ごめんなさい……ごめんなさい…」ポロポロ
P「……」
春香「…ヒック…うぅ…」グスッ
押し倒したい
P「……」ギュッ
春香「……あっ」ポロポロ
P「嫌いになるはずないだろ。こんな可愛くて優しい春香を」
春香「ぷろ…でゅーさぁ…さぁん…」グスッ
P「ごめんな、春香。辛い思いさせて」
春香「わた…し…わたし………こわく…て…かな…しくて…」
春香「もう…これから…どうしよ…って……わから…なくて…」
P「うん」
春香「それで…それ…で…うっ…うぁああああああああん」ギュウウ
こういうことができたら確実に両思いだと思ってしまう俺は童貞
>>93
嫌いな相手だったら「なに切れてんの?ただのドッキリなのにばかじゃん」ってなるから大丈夫
P・小鳥「「ごめんなさい」」
春香「…つまり…全部仕組まれてたんですね…」
小鳥「Exactly」
P「その通りでございます」
春香「……ひどすぎます!!2人揃って悪趣味すぎじゃないですか!?」
小鳥「いやいや、悪趣味なんかじゃないわ。…この春香ちゃんの泣き顔といったらもう…」
P「ああ…最高ですね」
春香「ちょ…やめてくださいよ!それ消して下さいよおおおお!!」
のワの「狙い通り」ニヤッ
春香「せっかくお菓子一生懸命作ったのに…あんな風に言われちゃうし…」
P「本当はすっごく食べたかったです、はい」
春香「…じゃあ罰です。口あけて下さい」
P「へ?…あ、あーん…ムグ……うまい!…ってこれのどこが罰ゲーム?」
春香「口の中に異物を詰め込まれる、って罰ですね」
小鳥「美味しそう…私もちょっと…」
春香「小鳥さんにはあげません」
小鳥「ピヨッ!?」
春香「なーんて冗談ですよ。皆で食べましょう!」
P「…春香マジ天使」
小鳥「天使ですね」
おわるん
春香編終了ってことだろ
元々はるるんだけの予定だったから眠気120%の俺にはこれ以上は無理だ
誰か救世主
次は72はよ
__
/ヽ_,. ´: : : : : : `ヽ,へ
_____ r―‐〈/: : : : : : : : : : : : く }>‐-、
. / \ {r‐./: : : : : : : : : : : : :、: : `ヽ<__/ __
| そ ち | `|: : : : /: /l: /l: : ト、: : :.V: : : : : :|ヽ / \
| l. | : : : l: /i |:,l |.:.:.|├-ミ」\: : : :.|: | | ち |
l し ん l. |: : .斗七¨l_l |.:.:.|│_|`ヽl:.:. :.:|.:.l j |
| l. |:.:. :.{ト_| _  ̄ __ |: :. :.|: | < ・ |
l て こ l. |: : : :l 〃 ̄` ´ ̄`ヽ.|: : : l:/ `l ・ |
| `ヽ |:.l: : :l xx __ xx l: : :/{ │ ・ |
| 寝 し l⌒ |∧: :.>、 ∨ } ./|: :.l::::\ \ /
l l l| \:.ト、> `_, イ_`/l: /_lニ⌒ `¨´
| ろ ま | ∧'¨|`\j r┤ i/ .j/ ∧:\
l | / V∧ lト、_ //. ∧V¨´}
| ! え | l: : : V∧ ハ ` ´. / / ∧V.:.:.:l
. \ / |: : : :.V∧ ヽ∧___r‐//_∧V:. :. :l
`ー───‐´ |: : : : :.Vミ≧=‐}‐ロ‐{≦ムイ_ノ: : : : l
l:.: :. : : :.\}: : :| | : :./:: : : : : : : l
∨:. : : : : :.:∨:| |: :/: : : : : : : :/
∨ : : : : : : V} |:/: : : : : : : ,イ
>>113prpr
P「もういい。ふざけんじゃねえよ」ガタンッ
伊織「…っ…!?」
P「口を利きたくないんだったらこっちからそうしてやるよ、馬鹿」
バタンッ
伊織「…………」
伊織「……な、なによアイツ…ドッキリにムキになっちゃって…!!」
伊織「……ば、ばか何じゃないの………」オロオロ
伊織「…………も、もう…」オロオロ
伊織「………ほ、本気じゃないわよね……?」
伊織ならこんなかんじだね
>>116
異論はないので是非続けてください
──────
P「伊織。おはよう」
伊織「…………」
P「……?おはよう」
伊織「…………」
P「……伊織?おはよう………」
伊織「…………」チラッ
P「………あの…」
伊織「………」フイッ
P「…………えっと…おはよう……」
伊織「(……こんな感じかしら?)」
P「律子は?まだ来てないのか?」
伊織「………」
P「…………まあ、いないしな。まだなんだな、うん…」
伊織「(………案外上手くいくもんね。焦ってるわ、にひひっ)」
P「…………」
伊織「………」
P「………最近どうだ?」
伊織「……………」ゴソゴソ
P「……………」
伊織「…………」カチカチ
P「…………メールか?」
伊織「……………」カチカチ
P「……………」
伊織「……………」カチカチ
P「…………クッキーいる?春香が作ってきてくれたんだってさ」スッ
伊織「…………」カチカチ
P「…………」
伊織「……………」カチカチ
P「……腹いっぱいなのか」
伊織「…………」
P「………俺の話聞いてる?」
伊織「…………」カチカチ
prrrrr
伊織「あ、もしもし小鳥?アンタ今どこ?」
P「………」
伊織「早く帰って来なさいよね、退屈ったらありゃしないわ」
P「…………」
伊織「……はいはい。ま、静か過ぎて誰もいないみたいなもんね」
P「……………」
伊織「待ってるわよ。んじゃね」ピッ
P「…………」
伊織「…………」チラッ
P「…………」
伊織「…………つまんな…」ボソ
P「…伊織」
伊織「(私もなかなかの演技ね……)」
P「伊織」
伊織「…………」
P「なあ。聞こえてるんだろ?どうしたんだよ」
伊織「…………」
P「なんで無視するんだ?」
伊織「……………」
伊織「(そろそろイラついて来た頃かしら)」
P「なあ。俺何かしたか?」
伊織「……………」
P「……何かしたなら謝るからさ、何もいってくれないんじゃ分からないんだよ」
伊織「……………」スクッ
P「…………どこ行くんだ?」
伊織「…………」スタスタ
伊織「…………」コトン
P「………オレンジジュース好きだったな、そういえば」
伊織「…………」コポコポコポ
P「……コップは一つだけか…」
伊織「(ほらほら。もっとお怒んなさい♪)」ゴクゴク
P「………伊織。頼むよ…」
伊織「…………」
P「…………」
伊織「……………」
P「何かしたんなら悪かったよ………」
伊織「…………」
P「………伊織…頼むよ…」
伊織「…………」
P「……なぁ…伊織……返事してくれよ…」
伊織「(慌ててるわね。もう少し遊んであげましょうか……)」
P「………」
P「………」ドンッ
伊織「!」ビクッ
P「………なあ、伊織」
伊織「(はっ、はぁ!?な、何なのよ今の…脅かしのつもり!?)」ドキドキ
P「……訳を話してくれよ……」
伊織「……………」フイッ
P「…………頼むよ…」
伊織「……………」
P「………チョウシノンナヨ……」ボソッ
伊織「………」ビクッ
P「………………」
伊織「(……い、今の私に言ったの…?)」
P「………なあ、機嫌直してくれよ…」
伊織「(かと思ったら普通にしてくるし……なんなのよ…?)」
P「……………」
伊織「……………」
P「………………」
伊織「(……もう、何で私がビビらないといけないのよ……!)」
P「伊織。なあ」
伊織「……………」
P「さっきからどういうつもりなんだよ。おい」
伊織「……………」
P「いくらなんでもさ、無視は良くないと思うんだけど?一応俺上司だぞ」
伊織「(……お、怒ると怖い……でも、もうすぐ小鳥が帰ってきてネタばらしするはず……)」
P「聞いてるのかよ。伊織」
伊織「…………」
P「…聞いてるのかって言ってるんだよ!!」バァン
伊織「っっ!!!」ビクッ
P「……さっきから、こっちが怒らないと思ってふざけてるのか?」
伊織「(もう少しよ……早く小鳥……)」
P「………言いたいことがあるならちゃんと言えよ。がんばって直すからさ」
伊織「……………」
P「………おい」
伊織「……………」
P「……………お前……」
伊織「(小鳥っ!!早く!!)」
ガチャ
小鳥「ドッキリ大成功~!!」
伊織「(た、助かったわ……)」
P「……………」
伊織「ど、ドッキリ大成功!ど、どう?伊織ちゃんの演技力!」
P「…………」
伊織「ほ、ほら!ただの冗談よ、何本気にしちゃってるの?バッカみたい!」
P「…………」
伊織「だからね、お、怒らせたのは悪かったから」
P「………何それ」
伊織「………な、何がよ」
P「お前、こういうのが冗談で済むって本気で思ってるの?ふざけるのもたいがいにしろよ」
伊織「……………い、嫌ねぇ…ただのジョークなのに」
P「…………見損なったわ」
伊織「……え…?」
P「まさかお前がこんなにくだらないことで人を不快にさせるような奴だったとはな」
伊織「………ま、待ちなさいよ…だからただの遊びで…」
P「遊びだったらこういうのも許されるのか?俺たちは信頼で一緒に仕事して食ってるのに」
伊織「…………だから、悪かったって……そんなに怒るなんて思わなくて……」
P「あぁ、そりゃ普段お前らのわがままは大抵目をつぶってるからな。でも」
P「今回のは正直、俺が一番嫌いなやり方だわ」
伊織「……………」
P「そのまま俺のことずっと無視してろよ」
伊織「まっ、まってよ……!」
P「話しかけるなよ。無視するんだろ?」ギロッ
伊織「っ………!」ビクッ
P「………」スタスタ
伊織「ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!!」
P「口を利きたくないんだったらこっちからそうしてやるよ、馬鹿が」
バタンッ!!
伊織「…………………」
小鳥「……伊織ちゃん…ごめんなさい。私が言い出したばっかりに…」
伊織「……な、なによアイツ…ドッキリにムキになっちゃって…!!」
小鳥「………」
伊織「……ば、ばか何じゃないの………」オロオロ
伊織「…………も、もう…」オロオロ
伊織「………ほ、本気じゃないわよね……?」
小鳥「………あとできちんと謝りましょう」
伊織「…………なによ…なんなのよ……」
きたきたこの瞬間
伊織「……………」オロオロ
伊織「………そろそろ帰ってくるかしら……?」オロオロ
バタン
P「ただいまもどりましたー」
伊織「あっ……お、お帰り!」
P「…………」スタスタ
伊織「…あの…今朝のこと、謝ろうと思って…」
P「………」スタスタ
伊織「……あ、あの……本当に私が悪かったわ……」
P「………何で話しかけてくるんだ?」
伊織「………お願いよ、許して…」
P「うるさい」スタスタ
伊織「あっ………」
伊織「………もうっ…何すれば許してくれるのよ……バカ!!バカ!!」
伊織「……………」
伊織「…………ごめんなさい………」
伊織「……………ごめんなさい……」
伊織「……………」グスッ
P「ドッキリ大成功~!!」ババーン
小鳥「逆ドッキリ~!!」ババンババンバンバーン
伊織「!!??」
伊織「………何……」
P「ごめん、つい熱が入ってしまった」
小鳥「ビックリした?」
伊織「……な…なんなのよ……これ…」
P「逆ドッキリだ。お前を驚かせようとわざと怒った振りしてた」
伊織「…………わざと…?」
伊織「…………怒ってないの…?」
P「うん」
伊織「……………」
伊織「………うぅ…っ……ばかぁ……ヒッグ……」
伊織「あんなに怒られたの初めてだっだのよぉ……!!ぁぁぁああぁぁん………!!」
P「あちゃー………」
小鳥「安心して泣いちゃった」
伊織「ばかっ!!!ばかっ!!ばかばかばかばか!!!」ポカスカ
P「ちょっ、いたっ、いたい、おいっ………」
伊織「ゅるざなぃ…………ゆるざないっ!!」ポカポカ
P「わ、悪かったよ……いたいいたいっ」
小鳥「良かったわねぇ、ホントに嫌われたわけじゃなくて」
伊織「………ホントよ……じゃない、ふざけんじゃないわよこのバカPが!!」ポカスカ
P「お、お互い様だろ…」
伊織「はぁ、はぁ………この辺で勘弁しといてあげるわ」
P「………いってぇ……お前……」
伊織「!…………あ、やっぱりやりすぎたかしら……ご、ごめんなさい」
P「……あら?」
伊織「……な、なによ……ドッキリだったんだからもうアンタになんかビビらないわよ!」
P「………」
伊織「……でも…これからはもう少し行動を改めるわ…」
P「……おぉ…わ、わかった…」
伊織「……ジュースいる?コップ取ってきてあげる」スタスタ
P「…いただきます」
ちょっとだけトラウマED
全員やるとワンパターンになりそう
真美「おっはよー!」
P「おぉ、おはよう真美」
真美「……」
P「あれ?真美~?今日は俺調子いいぞ?タックルされてもへっちゃら!」
真美「……」スッ
P「……なるほど。お前がその気ならいいだろう受けてやるよ!我慢比べなら負けん!」
真美「……」ドキドキ
真美(なんか今日の兄ちゃんテンション高い……いつもみたいにイタズラしたいな……)
真美(ううん、これもちゃんとしたイタズラだもん!えへへ、みてろよ兄ちゃん!泣かせてやんよ!)
P「……」
真美「……」チラッ
P「……」チラッ
真美「……!」フ、フイッ
P「……ふふふ」ニヤニヤ
真美「……っ」
真美(あ、あぶな!反応しちゃうところだった……よし、ここは……)サッ
真美「……あ、もしもし?亜美~?そうなんだ!うん、そだよ~」
P「……ほう、そうくるか」
真美「うん、うんそれじゃね~……」
P「……で?終わったか?」
真美「……」
P「おっと、ひっかからんか」
ああ、先越された!
真美「……」
P「ん、それもいいがな。そろそろ明日の日程を決めておきたいんだ」
真美「……」
P「おいおい、俺の負けでいいからさ。とりあえずな」
真美「……」
P「って引っかからないか!あはは!ここでしゃべったらまだ続いてます~ってね!」
真美「……」
P「……おい、真美?」
真美「……」
P「なんかやなことでもあったのか?」
真美「……」
P「……いや、とりあえずさ。これはホントに俺の負けでいいから、な?」
真美「……あ、もしもし?うん、真美だよ~、そっか~えうっそ!」
P「……はぁ。まあそういうときもあんのかなー」
真美(な、なんか話ちゃいそうでこわいっしょー……こっからもっと兄ちゃんをいじめるには……そうだ!)
真美「うん、それじゃね!」
P「……終わったか?」
真美「よっし!久しぶりに遊ぶ約束で来たし準備しよっかな~!」
P「お、おい。まさか明日じゃないだろうな?」
真美「明日か~うん、ちょうど暇だし~めっちゃくちゃはっちゃけちゃうもんね!」
P「おい、真美。明日は仕事だと」
真美「ふんふ~ん、それじゃあどの服着てくか今のうちに考えとかなきゃ!」
P「……!」ドン
真美「っ……!」ビクッ
P「……!」ドン
真美「っ……!」ビクッ
P「その辺にしとかないか?こういうイタズラは、流石にさ。仕事が関係してるわけだからよくないだろ?」
真美「え、えっとあ!あそこちょーおいしいクレープあるんだよね!何にしよっかな!」
P「おい……もう時間が」
真美「それに、お友達にも会うからもしかしたら新しい出会いがなんてね!」
P「いいんだな……?」
真美「うわ~楽しみだな!今日は眠れないっしょ!」
P「わかった……」
ガチャッ
真美「……」
真美(あ、あれ?……兄ちゃん?ドアの向こうで、話してる?)
P「はい、はい……本当に申し訳ございませんでした。それでは……」
真美(ま、まずいっ!)ササッ
ドン……ガチャッ
P「はぁ……」
真美「……」ドキドキ
P「明日の仕事断っといたわ」
真美「っ!」ビクッ
P「……まだ続けるか。まあいいけどな、仕事はそうはいかないのよ」
真美「……」
P「あれ、いつもよくしてくれてる監督さんね?もうお怒りでさ。仕事これから取れるか微妙だわ」
真美「ぇ……」
P「ん?なんか言いたいことあるか?まあもう電話しちゃったしな」
真美「……」
P「それでもダンマリなのか、何も言えないのか。まあいいや、俺には関係ないし」
真美「……」プルプル
P「で、最後に聞くけどさもういいの?イタズラで仕事なくすけど?」
真美「……」
真美(こ、これやばいんじゃ?ピ、ピヨちゃん……)
P「うん、わかった。それじゃあな。お前のイタズラがこれっきりって思うとさみしいけど、仕方ないわな」
真美「まっ……」
P「……」スッ
真美「っ……っ!」
真美(もう、もう!ピ、ピヨちゃんん!!)
小鳥「じゃ~ん!ドッキリ大成功!!」
真美(ホッ……し、心臓が止まるかとおもったよピヨちゃん……)
真美(ホッ……し、心臓が止まるかとおもったよピヨちゃん……)
P「えっと……これなんですか?」
真美「えっへっへ~!まんまと引っかかったね兄ちゃん!ここまでがドッキリ、イタズラだよ!」
P「あ~……なるほど、な。それじゃあさ、真美。取引先の人にドッキリです、って伝えてくれよ」
真美「……え?」
P「伝えられないよな?だってさ、仕事ってそういうもんじゃん?今、あっちは他の人に必死に頼んで穴埋めてるかもしれないのに」
真美「あ、ぅ……」
P「ドッキリでした~!なんて言ったら、何言われるか。だから、もう手遅れ。悪いな」
真美「え、いや、嘘……だよね、兄ちゃん?」
P「だからさ、仕事じゃ通用しないからな?まあまだお前は若いし、これを機に程度ってものを知っとくといいよ」
真美「や、やだ……ね、ねぇピヨちゃん!」
小鳥「……ごめんなさい、真美ちゃん。電話してるなんて知らなくて……それならそこで止めたんだけど……」
真美「う、嘘だ!や、やだよ兄ちゃん!ねぇ、何とかなるでしょ!その人はいいから、他の人からお仕事を!」ガシッ
P「離せ」
真美「だ、だって……」
P「離せと言っているのが、わからないのか?」ギロッ
真美「っ!!」ビクッ
P「そういうところも、だ。いつもは多目に見てたけどな、時と場合を知らなきゃこの世界じゃいつだってこうなるぞ」
真美「……う、うぅ」ウルウル
P「で、その人?だから大御所っていっただろ?あそこすっぽかして取れるとこなんてナイナイ」
真美「……に、にいちゃ……」
P「ていうか、そんなドタキャンしたお前と関わってることが知られたら765プロ全員が、仕事なくなるかもしれないわけ」
真美「ひ、ひっく……ご、ごめんなさい……」ジワッ
P「はぁ……」
真美「に、にぃ……?」
P「ごめんなさいですまないからこうなってるんだろうが!!!!」バンッ
真美「あ、あぁ……あぁ……」
P「そういうわけで、俺とお前は今日から赤の他人な」
真美「だ、だってこれは……ドッキリで……そんな……」
P「あ~あ~誰かさんのしりぬぐいで今から大忙しだわ」
真美「ま、待って、待ってよぉ……真美を捨てないで、兄ちゃん……」
P「悪いな~俺、そんないい人じゃないから」
真美「兄ちゃん!兄ちゃん!!!」ガシッ
P「……」サッ
P「どなたですか?」
真美「ぁ……」ドサッ
P「それじゃ、音無さん。どう考えてもこれから忙しいので、ちょっと走ってきますね」
小鳥「あ、えっと……行ってらっしゃい……」
バタン
小鳥「こんなことになるなんて……」チラッ
真美「ねぇ、ねぇピヨちゃん……これ、ドッキリだよね?」
小鳥「……」
真美「真美、嘘ついたけど、嘘ついてないよね?なんで、なんでお仕事なくなっちゃうの?」
小鳥「真美ちゃん……」
真美「ねぇ!兄ちゃんは!兄ちゃんを返してよ!!」
小鳥「真美ちゃん……ごめんね、私ももう、あんまり関わっちゃ……」
真美「ピヨちゃ……嘘……でしょ……」
小鳥「ホントにごめん……それじゃ、私も回ってこなきゃ……」
バタン
真美「……あはは、真美お仕事なくなっちゃうんだ」
真美「一個のイタズラで、兄ちゃんとみんなと迷惑かけて……」
真美「皆いなくなっちゃうんだ……」
真美「もう、いっかな……」
真美「……兄ちゃん……う、うわああああああああんん!!!」
――
P「死にたい」
小鳥「待ってください!」
P「あれほど緊張したエア電話がありますか!」
小鳥「そんなこと言ってノリノリだったじゃないですか……」
P「序盤はバレバレの演技をする真美が可愛かったのに……どうしてこんな……」
小鳥「ていうか、やり過ぎじゃないですか?これ」
P「うん、俺も思った。だからもう行かんとやばいよね。てか俺がやばい」
――
④
真美「うぅ、ひっく……」
真美「亜美に、なんて言おう……」
真美「真美、もう……」
真美「……最後に兄ちゃんに言いたかったな……」
P「なんて?」
真美「真美が兄ちゃんのこと……ふぇ?」
P「真美……」ギュッ
真美「にい……ちゃ……?」
P「ごめん、ごめんよ……」
真美「兄ちゃん……うわあああああああん!!!」
――
P「ごめんってばーもうー真美ー」
真美「知らない……」
P「お互い様だろ?ドッキリもドッキリ!イタズラにしたらまだまだお前らの分に足りない」
真美「足りるよぉ!もう、あんな……」ウルッ
P「あ~もう悪かった悪かった!さすがに俺もやりすぎたってば」
真美「……バカ」
P「ほらほら、今ならなんでもイタズラしていいぞ~」
真美「もうしばらく、イタズラは辞める……」
P「え?なんで……あぁ、いやいや流石に本気であんなことにならないってば……」
真美「だ、だって!ホントに、ホントに怖かったんだもん……」
P「……そうだな。ごめん」
真美「……許さないもん」
P「……どうしたら許してくれるんだ」
真美「もう、いいや……兄ちゃんが言いたいことわかるけど、怖くてアイドルできないっぽい」
P「嘘だろ?ちょ、ちょっと待てって真美。あれはさ、大げさにやっただけなんだってば」
真美「わかってる……わかってるけど、もうあんな目にあいたくないって思っちゃうの……」
P「真美……なんとか、思いとどまることはできないのか?」
真美「うん。じゃあね、兄ちゃん、ピヨちゃん……」スッ
小鳥「ちょ、ちょっと真美ちゃん!いいですかプロデューサーさん!」
P「……待て真美」
真美「……」
P「……最後、顔がにやけてた」
真美「……っくそ~!ばれちゃったか~!」
どんだけ騙し合う気だwww
P「はっは、甘いのだよ」
真美「く~兄ちゃんも結構レベルアップしてんね!」
小鳥「え?えっ?」
真美「へっへ~!ピヨちゃんは騙せたみたいだね!」
小鳥「な、なんだそういうこと……ホントにどうしようかと……」
P「それよりさ、最後に言いたいこと、ってなんだ?」
真美「え?……!っ~~~!!に、兄ちゃんのバカぁああ!!」ドカッ
P「ぐほぉ!!な、なんで……」バタッ
真美「ま、全く……まだ、言ってあげないんだもんね!」
真美「んっふっふ~!最後まで、これからもたっぷりイタズラしてあげるから覚悟しててよね、兄ちゃん♪」
真美編 終わり
よかった!乙
で、次はよ
真美可愛いよ真美
伊織編見ながら書きためてた
真美書きたかった人いたみたいですまんね
ばとんたっち!
亜美でよければ
亜美「おっはよ→」
P「ああ、おはよう」
亜美「……」
小鳥「あら、亜美ちゃんおはよう」
亜美「おはよ→ピヨちゃん!」
P「おはよう亜美」
亜美「ピヨちゃん、今ひま→?ゲームしよ→?」
P「……」
亜美「(んっふっふ~。効いてる効いてる)」
小鳥「ごめんね。今ちょっと手が離せないの」
亜美「そっか~」
小鳥「真美ちゃんはどうしたの?」
亜美「真美は今日は直接レッスンスタジオに行ったはずだよ→」
P「亜美。律子から頼まれていることがあるんだ。この雑誌からインタビューの依頼がある。大体聞かれる内容も書いてあるからある程度内容を考えておいてくれ」
亜美「……」
P「亜美?」
亜美「ピヨちゃん。あとどれくらいで仕事終わりそう?」
小鳥「え…?え…えっと…」
美希やら響やら貴音やら書きたいけど眠いわ
今朝まで残ってても埋まってそうだな
とりあえず寝る前支援
P「おーい。亜美~?」
P「小鳥さん!俺は透明人間にでもなったんですか?」
小鳥「いえ。もちろん違いますよ。私には見えています」
亜美「……(ププッ…兄ちゃんなにいってんだか…。笑っちゃいそうだったよ)」
P「亜美、見えてるだろ?なあ?」
亜美「ねぇピヨちゃ~ん。あとどれくらいでゲームできんの?」
小鳥「ええっと……。後一時間くらいでひと段落つくけどだめよ。やることあるでしょ?」
P「宿題もまだたくさん残ってるんだろ?早くやら…
亜美「大丈夫だよ、ピヨちゃ~ん。ひびきんもよく言うっしょ?なんくるないさーだよ→」
P「……」
亜美「(お?怒った?)」
P「……」
亜美「……」ゴロゴロ
P「ほら漫画読んでないで」バッ
亜美「…チッ」
P「……」
亜美「…(やば…舌打ちはやりすぎたかも。怒ったかな。ま、ドッキリだしいいっしょ→)」
P「……亜美、俺何かしたのか?」
亜美「……」ポチポチ
P「何かしたっていうなら謝るからさ…。何か言ってくれよ」
亜美「……」ポチポチ
P「インタビューは竜宮小町に関係してくるんだ。あずささんや伊織にも迷惑かかるぞ」
亜美「……(ほっほ~ん。竜宮の名を出す手で来ましたか)」デモシランプリ
P「……………」
P「……俺が気に入らないのか?」
P「もしそうならそれはそれで構わないよ。嫌いな人間がいるのは分かるし、亜美はまだ子供だ」
亜美「……(あんまり子供扱いしてほしくないんだけどなー)」
P「でもこれは仕事だ。そろそろ分かる年齢だろ?それにたとえ俺を嫌いになったとしても何か話すことはできるだろ?」
亜美「……(そろそろきてますねぇ。ププッ)」ポチポチ
P「亜美は俺を嫌いなのかもしれないけど、俺は亜美のこと好きだし見捨てたりしないぞ」
亜美「……!(兄ちゃん照れるなぁ~エヘヘヘヘ。なんか癖になりそ)」ドキドキ
P「………なあ、頼むよ」
亜美「………」
P「………………なあ」
亜美「……………」
P「………………亜美…」
亜美「…………(ププッ寂しそ→)」
P「…………………………」
小鳥(合図を送る)
亜美「!!(OK!ピヨちゃん!)」
亜美「ドッ…」
バンッ
亜美「」ビクッ
亜美「え…?」
P「……」スタスタ
亜美「あっ…ちょっ……ドッキリでした→!だ…大成功→」
P「……」スタスタ
亜美「兄ちゃんごめんって。ドッキリだってば→」
P「……」
亜美「兄ちゃんってば→。ね→ね→」
P「……」
亜美「(あれ?洒落になってない?)」
亜美「あの~…えっと~…」
真美「……」
亜美「あれ…真美?レッスンじゃ…?」
真美「最低だよ亜美」
亜美「え…」
真美「もういいよ…兄ちゃんは真剣だったのに…」
亜美「え…?え…?ちが…」
真美「言いたいことがあるなら真美じゃなくて兄ちゃんにいいなよ。兄ちゃん無視して…。こんなに子供だったんだね」
亜美「あ…」
亜美「…その…兄ちゃんごめんなさい。ほんのイタズラのつもりで」
P「……」
亜美「…えっと…その……えっと…」
亜美「(…亜美のこと好きだし見捨てたりしないんじゃなかったの?ううん、亜美が悪いんだよね…)」
亜美「………グスッ…ごめんなさい……に…ちゃん…」ウルウル
P「……」
亜美「…ごめ…なさ…グスグス…嫌いに…なっ…た?」ポロポロ
P「……」
亜美「……いい子…にし…ます……ヒック…仕…事もべ…んきょも…」ポロポロ
亜美「…その…だから……」ポロポロ
P「……」スタスタ
亜美「…ぁぅ…」
P「……」ギュウッ
亜美「え?」
真美小鳥「ドッキリ大成功ー!!!」
亜美「え?え?」
真美「真美はレッスンは今日はないのでした→。仕掛け人で→す」
亜美「え?はれ…?」
P「さっきも言っただろ?俺は亜美のこと好きだし見捨てたりしないって」ギュー
亜美「うぁぅぁ…」ドキドキ
真美「(いーなー)」
やよいはよ!
亜美「兄ちゃん。もう離してよ。なんか恥ずかしいよ」
P「そうか」
亜美「でも…兄ちゃんタイミング完璧だったね…ちょうどネタばらしするところだったのに…」
P「小鳥さんの合図は亜美だけじゃなく俺にも向けられていたということだ」
亜美「むむむ……………。……………………あれ?涙が止まらない…」ポロポロ
亜美「……ぅあぁぁぁぁん。…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。…にいちゃんごめんなさいぃ……」ボロボロ
P「よしよし。俺もごめんな。亜美を騙して」
亜美「………グスッグスッ……エヘヘ…そうだよ真美まで使って……おあいこだね…」
P「うん。さて、ひと段落ついたところで……地獄の宿題タイムだ。いい子になるんだよな?もちろん真美もだ」
亜美真美「」
終わり
亜美を書きためてたら真美が始まってびっくりした
短くてごめんよ
SS初めて書いたけどムズイな
次の人お願いします
社長「やあ諸君おはよう!」
P「・・・」
律子「・・・」
小鳥「・・・」
社長「どうしたのかねみんな、元気がないぞ!」
P「・・・」
律子「・・・」
小鳥「・・・」
みたいなのが始まる前にやよいはよ!
P「ただいま戻りましたー。っと、響だけか」
響「……(ふふん。何か話しかけられても、本を読んでるふりして無視してやるさー。自分、完璧な作戦だぞ!)」
P「返事くらいしてくれよな……あぁ、本読んでんのか。よいしょっと。」ギシッ
P「……」
P(あ、しまった。なんか会話終わっちまった)
響「……」ペラ..ペラ..
P「……」カタカタ...
響「……」ペラ..ペラ..
P「……」カタカタ..
響「……(…………あれ?)」
P「……(…………これって……)」
響P((普段よくあるシチュエーションじゃないか……?))
響「……」ペラ..ペラ..
P「……」カタカタ...
響「……」ペラ..ペラ..
P「……」カタカタ..
響P((ド、ドッキリに……ならない……!!))
小鳥(何やってるピヨ……)
終わり
>>333->>334
P「・・・・・・・」カタカタ・・・ピッ・・・シャットダウン
P「そろそろ帰るか」
響「そうだなプロデューサー」
P「遅くなったし今日は外食して帰るか」
響「だめだぞ!みんながお腹すかせて待ってるぞ」
P「じゃあちゃちゃっと食材買って帰るか」ガチャ
響「今日は何食べたい~?」
おいおい、ここはいちゃいちゃスレではなくドッキリを楽しむスレだぜ
というわけでドッキリはよ
美希「や、なの!」
美希「ハニーを困らせるなんて美希には出来ないの!」
小鳥「でも慌ててるプロデューサーさんの姿見てみたくない?」
美希「前に散々見たからもういいの」
小鳥「ぐぬぬ」
美希がP無視してる様子が想像できない
P「やよいー、今日の予定だけどー」
やよい「ツーン」
P「……? やよい?」
やよい「ごめんなさい、プロデューサー。 私は今無視してるんです!」
P「……え?」
やよい「小鳥さんとPを無視しちゃおうってドッキリ中なのでいまはPとは喋れません!」
P「……あ、ああ。 わかった……」
やよい「プイッ」
P「……ところでやよい、今日のもやしパーティの件、行けるようになったぞ」
やよい「えっ!? 本当ですか!?」
P「ああ、今日中にはなんとか仕事が片付きそうだよ」
やよい「わーいっ! 楽しみです! プロデューサーも、お仕事頑張ってください!」
P「おう! そっちもドッキリ、頑張れよー」
やよい「はーいっ!」
やよい「………あれえ?」
P「いい加減に俺を無視するのは止めろ!」
ドンッ!
千早「ウッ,クルシッ」
P「あれ? 千早?」
壁「 」
P「なんだ、俺が喋ってたのは壁だったのか」
千早「 」
P「なんだ、壁かと思って殴ったら千早だったのか」
千早「 」
P「………」
P「ははは」
ほ
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
まだ書かれてないの誰?
誰か書くわ
じゃあ寝た振りでもうっうー書いたし今日もうっうー書くか
これで何度目になるかわからない逆ドッキリ企画。
今日のスケジュールを確認すると昼頃にやよいが一人で事務所に居る時間がある。
「という訳で今日はやよいちゃんですね」
一緒に確認をしていた小鳥さんは演技をし、
直接騙すことになる俺の精神的負担など知らぬ存ぜぬと言わんばかりに
一人楽しそうにそう告げる。
「やよいか……」
どうやら、今日の逆ドッキリはいつも以上に俺の胃が痛い事になりそうだと、
蝉の鳴き声をBGMに、ビデオカメラを構えて張り切る小鳥さんを眺めながら思った。
――― やよい編
「お、おはようございまーす!」
いつも通りの元気な、しかしどこかぎこちない声が事務所に響く。
時計を見ると正午ちょっと手前。相変わらず真面目だ。
「おはようやよい」
ぴこぴことトレードマークのツインテールを揺らしながら、
事務所に入ってくるやよいに声をかける。
「……」
当然やよいはあらかじめ小鳥さんから嘘のドッキリについて
連絡を受けているので、わざとらしくぷいと顔を逸らして俺の挨拶を無視した。
私、怒ってます。みたいな表情をして俺の挨拶を無視するやよいに、
場違いながら「あぁ、ずいぶん演技力があがったものだなぁ」などと言う
感想を覚えてしまう。そして同時に、普段の素直で元気なやよいに無視されるというのは
例えそれが演技だとわかっていても少々心に来るものがある。
「お~いやよい? 聞こえなかったか? おはよう」
これからさらに心にも胃にも負担のかかる事をしなければならないと思うと気が重いが、
そんな心中はさておき、とりあえず俺は再度やよいに挨拶を試みる。
「ふーん……」
顔を覗き込むようにやよいが逸らした方へ身体を移動させると、
やよいは小さくそういいながら反対側へ顔を逸らし何食わぬ顔で
パソコンを弄っている小鳥さんの方へ歩いていった。
需要あるなら美希書くよ
やよい期待
―――
「やよい~?」
困ったように呼ぶプロデューサーの声を無視しながら、
私は小鳥さんの机に向かいます。
「あの、小鳥さん」
プロデューサーにばれない様に小さな声でお仕事をしている小鳥さんに話しかけると、
小鳥さんは「なぁに?」と笑顔でこっちに向きました。
「あ、あのー。プロデューサー困ってるみたいだし、
もういいんじゃないかなーって」
後ろのほうをチラッと見てみると、プロデューサーは私の方を見ながら
頭を掻いて苦笑いしていました。
「あら、ダメよやよいちゃん。ドッキリなんだから、少しやりすぎる位じゃないと」
「で、でもプロデューサーにも悪いですし……」
小鳥さんは電話でもお仕事だからって言ってましたけど。
やっぱり、いつもお世話になってるプロデューサーを無視したり、
嘘をついたりするのは心苦しいです。
「そう? でも、プロデューサーだってドッキリってわかったら許してくれるわよ。
「う~……」
結局、言い包められて小鳥さんに背中を押されてプロデューサーの所に戻されました。
「小鳥さんとなにを話してたんだ?」
すると早速挨拶を無視したことを怒らないで、
いつもみたいに優しくプロデューサーが聞いてきました。
「……」
つい本当の事を言ってしまいそうになるんですけど、
それをぐっと堪えてお返事をしないでだんまりして
また顔を逸らします。顔を逸らすのは、悲しそうなプロデューサーを見たくないから。
「……もしかしてやよい。怒ってるのか?」
そんなことないです。って言いたかった。
感謝ならしても、私がプロデューサーを怒ることなんてありません。
って、そう口にしたかったけれど。
これはドッキリだから、プロデューサーならわかってくれるからって。
そう自分に言い聞かせて私は黙ってスケジュール表がかかってる壁に
逃げるように早足で向かいます。
「はぁ……」
後ろから聞こえる溜息に、
つい、身体がビクッてなっちゃう。
悪い子だって思われたかもしれない、嫌な子って思われたかもしれない。
そう思うと怖くて、振り向いてすぐ全部伝えたかった。
ゃょぃヵゎぃぃιぇん
でも、振り向いて口を開いた瞬間に、
プロデューサーの背中の向こうで小鳥さんが大きく頭の上で
手をバッテンにしてるのを見て。また口をギュッて結ぶ。
「どうしたんだやよい? なんか嫌な事でもあったか?
悩み事があるなら何でも聞くから、そんなに黙らないでくれよ。
やよいは元気に笑ってる方が可愛いぞ」
少し膝を曲げて、心配するようにプロデューサーが私をまっすぐ見つめてくる。
嫌な事なんかありません。プロデューサーが嫌な子と一緒に居るだけです。
だからそんな優しい事言わないでください。
じわっと、目が潤んだのがわかって。
慌てて目を手の甲で擦る。こんな私を心配してくれて嬉しくて、
そんなプロデューサーを騙してて辛くて。
涙が勝手にじわじわと溢れそうになる。
エロ本は美希の反応が可愛すぎて参った
心が苦しいのは大嫌いだけど、
これは最後に救いがあるのがわかってるから痛くても我慢できる
「……やよい」
声をかけられると同時に涙を見せた私を見て、
そしてそんなになっても何故かドッキリを続けなくちゃという変な感覚に従って
慌てて距離をとった私に、プロデューサーは凄く傷ついたような顔をしました。
今まで見たことの無い、表情。
「そうか、……わかった」
目を伏せて、唇を噛んだプロデューサーはそういって。
悲しそうな笑顔を私に見せて。
「やよいがそこまで俺の事を嫌ってるとは思わなかった。
いままで気づかなくて、すまなかったな……」
小さくそう呟いて私に背中を見せて事務所からでていってしまいました。
「……っ! ち、違うんですプロデューサー!」
慌ててずっと結んでいた口を開いた時には、もう、遅くて。
その背中にかけた言葉はバタンと閉まる扉の音にかき消されて。
「ま、待ってくださいプロデューサー!」
その背を追いかけようとして、自分の足に躓いて転んだ。
床におでこをぶつけたけど、それもどうでもよかった。
「うっ……、ち、ちがうんです……」
痛かった。おでこじゃなくて、心が。
私の所為でプロデューサーを傷つけてしまった。
謝らないといけないのに、追いかけないといけないのに。
プロデューサーに嫌われたと思うと、あの表情を思い出すと、
走るどころか立ち上がることもできない。
パンツ脱いだ
「あぁ……ひぐっ……ごめんなさい……」
その一部始終を見ていた小鳥さんが、慌てて机から離れて駆け寄ってくる。
「大丈夫やよいちゃん!?」
「小鳥さん……」
「ご、ごめんね。まさかこんなことになるなんて……」
だから私は嫌だって、言ったのに……。
そう思っても、後の祭り。プロデューサーはもうでていってしまった。
私が、もっと強く嫌って言っていれば、そう思うと涙が止まらなかった。
つ正露丸
どの位泣いてたのか、わからない。
ただ転んだままの体勢で背中を擦られながら泣いていて。
やがて、私が少し落ち着きを取り戻すと。
「ごめんなさいね。やよいちゃん」
小鳥さんは、罰の悪そうな済まなそうな声でそう言った。
「……」
けれど、それに返事する余裕は、やっぱり私にはまだ無くて。
「ホントに済まなかったなやよい」
何度も何度も謝る小鳥さんを安心させようと、少しだけ顔を上げる。
「……え?」
顔を上げて、しばらく時間が止まったかと思った。
「……悪かった。まさかここまでになるとは思ってなかったんだ」
背中を擦ってくれていたのは小鳥さんではなく、
外に行ってしまったままだと思ってたプロデューサーで。
その顔にはさっきの表情はなく、代わりに申し訳なさそうにしていて。
「プ、プロデューサー……?」
「おう」
どうして、とか。なんで、とか。いつの間に、とか。
そんなのは全部どうでもよくて、プロデューサーが戻ってきてくれたことが嬉しくて。
私は無意識にプロデューサーに抱きついていた。
「うおっ!?」
「プロデューサー! ごめんなさい! 全部嘘でドッキリで間違いで誤解なんです!」
もうプロデューサーがどこにも行かないようにと、
強く強く腕を回しながら、滅茶苦茶に謝る私。
「あ、あのねやよいちゃん」
小鳥さんに声をかけられて、プロデューサーに抱きついたまま振り向くと、
小鳥さんがドッキリの看板を持って苦笑いをしていた。
「そ、そうなんです! プロデューサーこれは全部ドッキリで!
私はプロデューサーの事大好きで! だから、だから!」
早口で捲し立てるように抱きついたまま色々言って。
「だから……だから……」
泣きつかれたからか、来る前から緊張していた気疲れか。
プロデューサーの暖かい匂いの所為なのか。
「だから……」
私はそこで意識を失ってしまって。
いやぁぁあぁああぁあああああ
―――
「えぇぇぇぇっ!?」
あのまま俺に抱きついたまま眠ってしまったやよいをソファに移し、
本当の仕事である午後のレッスンを急遽中止にして数時間後。
目が覚めたやよいは俺と小鳥さんに真実を聞いてとんでもない大声で驚いた。
「え、つまり、えとえと……」
「ドッキリをかけられていたのは俺じゃなくてやよいって事だ」
「ごめんなさいねやよいちゃん。私もプロデューサーさんも全部お芝居だったの」
「……えぇぇぇぇ」
寝起きの頭の所為かどうかはわからないが、
全部説明されても未だに理解が追いつかないと言った様子で困惑するやよい。
流石に今回はやり過ぎたと強く反省する。俺と小鳥さん。
貴音は難しそうだなぁ
「そんな、だって、私すっごく怖くて!
プロデューサーを、だって、……えぇぇぇ!」
「ほっんとうに済まなかったやよい!」
事務所のアイドルでやよいは一番純粋で素直な子だ。
それをわかっていながら限度を弁えずあそこまで本気で泣かせてしまった。
しかもいい大人が、二人がかりで、面白半分で。
……最低な話である。それこそ本当に嫌われても仕方が無い。
「プロデューサー?」
「……ん、なんだやよい?」
「つまりプロデューサーは私を嫌いになってません……よね?」
「当たり前だろ! お前は大事な俺のアイドルだ!」
やよいは、それを聞いて。また、一つ涙を零す。
「よかったぁ……」
安堵したように、心から安心したように。
そして、やよいは笑った。
「私も、プロデューサーの事大好きです。
これからもこれまでも、絶対に嫌いになんかならないですから」
そしてこう続けた。
「だから、もう二度とこういうことしないで欲しいかなーって」
「許してくれるのか」
「はいっ」
―――やよい編 終わり―――
なんか違うなうん
やよいには心情描写が良く似合う
題が決まってて人が代わる代わる書くとワンパターンにならなくていいね
地の文とか癖あるのによくここまで書ける……乙乙
俺も誰か書きためておこっかな
甘甘っすな~。よかった。よかった
GOサインが出るなら美希編いくけど、どう? 美希り発車だけど。
もう少し待った方がよい?
>>421
GO!
その後響を書きたい
じゃあいくお。遅筆だけどごめんね。お気に入りの子書き溜めてて。
SS初だからいろいろと指導してくれると助かる。
小鳥(いい? じゃあ打ち合わせどおりにね?)
美希(了解なの!)
P「よーっす。あれ、美希いたのか?」ガチャ
美希「…………」
P「?」
P「おーい、美希~?」
美希「…………」プイ
P「?」
P「小鳥さん、何かありました?」
小鳥「え、えーと、さぁ……?」
P「美希、どうかしたか?」
美希「…………(ごめんねハニー、これはドッキリなの)」
P「なにかあったのか? 心配だぞ?」
美希「…………(それにしても、無視するだけでこんなにハニーが構ってくれるなんて)」
P「美~希~?」
美希「…………(ハニーは少しチョロ過ぎだと思うな。アハッ! 小鳥の言うとおりだったの)」
P「…………」
美希「…………(怒るかな? 怒るよね?)」ドキドキ
P「……ごめん!」
美希「……(!)」
P「何か悪いことしたなら謝るから、な? ワケを聞かせてくれよ」
美希(小鳥、どうしよう……? ハニー可哀想だよ……)
小鳥(ここで引いてどうするの! GOよ!)
ガサゴソ パカッ
美希「…………」ポチポチ
P「ケータイ開いてまでだんまりか、はぁ……」
美希「……(……胃が痛いの)」ポチポチ
P「えと、悩みでもあるのか? 何でも聞くぞ! 俺はいつでもアイドルの味方だからな!」
美希「悩み……」ボソッ
P・小鳥「「!」」
美希「小鳥~! さっきから蝿がブンブンうるさいの。なんとかして!」
P・小鳥「「!!」」
P「……ハハッ。蝿、か」
美希「…………」ドキドキ
P「そっか蝿か……」
美希「…………(ごめんなさいハニー!)」
P「……お互い信頼できてると、おもったんなだけどなぁ」
美希「…………(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!)」
P「……勘違いだったってことか」
美希「……(違うのハニー! 美希はハニーのこと大好きなの! 愛して「じゃあもういい」
美希「」
投下速度このくらいでいい?
P「せめて、仕事はきちんとやってくれ。俺を嫌いでもいいから。美希はプロのアイドルだからな?」
美希「……(あんなに悲しいハニーの顔、初めてなの)」
小鳥(焦らすなぁ)
P「じゃあ、スケジュールの確認を……」
美希(小鳥、もう限界なの! 早くネタバレを……)
小鳥(72言ってんの美希ちゃん! ここで逃げたら女が廃るわよ! 抉れるわよ!)
え、抉れるのは嫌なの!
P「美希」
美希「……(!)」
P「せめてケータイはしまえ。今は仕事の話をしているんだ」
美希「…………(そう言えば、ケータイ持ったままだったの)」ポチポチ
P「……美希っ!」 トゥルルルルルルルル
小鳥「はい、こちら765プロです」ガチャ
小鳥「はい……はい。お世話になっております」
小鳥「それで……ええ、その件は真にありがとうございま、はい……」
小鳥「はい、そのようなことは。……はい。……えっ!?」
小鳥「申し訳ございませんっ!! すぐに担当を呼んで参ります!」ピッ
美希・P「!」
P「どうしました!?」
小鳥「大変ですプロデューサー! ガトー園さんから、新作のニラ茶のCMの件で!」
P「美希の出るヤツか。……まさか!?」
小鳥「はい。その、美希ちゃんが撮影をすっぽかしたって。先方、激怒していらっしゃって……」
P「なんだって!?」
美希「」
P「……はは、まさかな。冗談だろ? ドッキリだろ? なぁ、美希?」
美希「え、えーと……」
P「美希っ!!」
小鳥「プロデューサーさん! 電話を! 先方、待ってらっしゃいます!」
P「……ああ、分かった。今行く」
P「お電話変わりました。プロデューサーのPです。……はい、それはまだこちらでも状況の把握が……」
P「……はい。完全にこちらのミスです。関係者各位様には多大なご迷惑を……。はい」
P「申し訳の次第もございません。一刻も早く原因の『もういい! お宅とは二度と仕事しない!』」ブッ、ツーツーツー
P「……ああ」
P「ああぁぁぁぁぁ…………」
小鳥「プロデューサーさん……」
P「もう、おしまいだ……」
美希「は、ハニー……」
P「どうだ? これで満足か? 美希」
美希「違うの、これは……」
電話の仕掛け人は誰だ?
P「765プロ始まって依頼のでっかい仕事だ。……だった。」
P「お前なら万人受けするからいけると思った」
P「それが、このザマだ!」ドガァンッ!!!!
美希・小鳥「キャアッ!」
P「……正直、お前がここまで俺を、765プロを憎んでいるとは知らなかったよ」
P「俺達、お前に何かしたか……? 何で……」
美希「ち、違うのハニー。これはドッキリで、小鳥が……」
P「ドッキリ!? 本当か!?」ガシッ
美希「あ、う……」ジワッ
P「なあ、ドッキリなのか? 信じていいんだな!?」ユサユサ
美希「えと、その、違うの……」
P「どういうことだよ、オイ!? ……音無さん、何か知ってるんですか!?」ギロッ!
小鳥「えと、美希ちゃんがプロデューサーの気を引きたいって言って。それで、私が無視したらどうかって……」
P「撮影をサボるように言ったと?」
小鳥「まさかそんな! だって私、まさか……」
P「……美希、そういうことか? そんなことのためだけにか?」
美希「違うの! だって美希、今日撮影だって知らなくて、小鳥が、小鳥が……」
P「……音無さんが悪いのか?」
美希「えと……」ブワッ
P「音無さんが悪いのかっ!!」ドガッ!
美希「キャアッ!」
P「どうなんだよ、答えろよッ!」
美希「…………美希は悪くないもんッ!!!!」
みにくい擦り付けやで…
美希「だって撮影は来週だもん! 美希覚えてるよ!? お仕事取ってきたときハニーがすっごく嬉しそうだったから!」
美希「今までよりずっとキラキラできるって楽しみにしてたんだよ!? カレンダーにも印つけてたんだよ!?」
美希「だから……だから……」
美希「美希が間違えるわけないんだもん。……ううっ、ふぐっ、うえええぇぇぇん……」
小鳥「美希ちゃん……」
P「美希……」
美希「うええぇぇぇぇん。ヒック、うぐぅ……」
P「言 い た い こ と は そ れ だ け か ?」
美希「」
P「ああ、確かに撮影は来週だったよ。3日前まではな。」
P「でもな、変わったんだよ。俺、伝えたよな?口でも。メールでも。電話でも」
美希「そんなの……」
P「ね? 音無さん?」
小鳥「ええ、口をすっぱくして……」
P「更に聞いたはずだ。どうしても外せない仕事ができたから1人で行ってくれるか? って」
P「お前は了承した。渋ったけど。代わりにご褒美が欲しいって言うから銀座で高級苺ババロアまで買ってきたんだぞ。俺は」
美希「そんな……嘘……」
小鳥「……嘘じゃないわよ」
美希「小鳥……?」
小鳥「だってボードに、ホラ……」
美希「え、あ、嘘……? じゃあ、メールは……」
美希「…………」ポチポチ
美希「う、あ、うあぁぁぁぁ…………」ボロボロ…
美希「ごべんな゛ざいっ! ごべんな゛ざいっ……!!」
床に叩きつけられた高級苺ババロアの残骸を泣きながら食べる美希を早く
全力で>>479
美希「美希゛、がんちがいしででっ……!」
P「美希……」
美希「ううううぅぅぅぅ……」
P「美希、もういい」
美希「……ヒック、ヒック」
P「もういい。わかった」
P「美希……」
美希「…………」
書き溜めが尽きた
①即興で更なる鬼畜コース
②さっさとネタバレコース
じゃあ2で
もう②しろよ
①するなら①終わった後にイチャらぶしとけよ
P「美希、顔を上げろ」
美希「うぅ……」
P「……早く!」
美希「ヒッ……」ビクビク
カンバン「ドッキリ大成~功!! 驚いた!? ねぇ驚いた!?」
美希「……え?」
小鳥「こういうことよ」
P「すいませんでしたァーーーーッ!!!!」ドゲザーッ!
この場にいる全員のライフは0だろ
ネタバレはよ
消防の頃週末に金魚の餌やりわすれて全滅してクラスメイトに袋叩きにされたこと思い出した
>>510
お前があまりに驚くからドッキリ大成功って言いそびれたんだろきっと
美希「え……え?」
小鳥「つまり、全部ウソだったのよ」
小鳥「電話の相手は黒井社長だし、メールはホラ、マジカルなアレで」
P「30越えたら処女は魔法が使えるんだ」
小鳥「黙れ」ギロリ
P「ヒッ」
美希「じゃあ美希は……」
P「そうだ。美希は何も悪くない」
黒井社長よく協力してくれたなwww
>>516
30過ぎたら魔法が使えるんだってよ
美希「う、あ、うわああぁぁぁあん!」
P「美希、本当に済まないッ! 許してくれなんて言わないから!!」ヤキドゲザーッ!
小鳥「本当にごめんね美希ちゃん。美希ちゃんがあんまりかわいいものだからつい、ね」
美希「うわぁぁあん! ヒック、ああぁぁぁあんっ!」
P「詫びるから! 死んで詫びるから! 今死ぬから!」ヤキサンテンドゲザーッ!
え?ピヨは2XX歳じゃ?
美希「本当にあやまる気があるならこの紙にサインするの…」グスグス
――
―――
―――――
10分後
美希「うう……ヒック、ヒック」ギュウッ
小鳥「ようやっと落ち着いたわね」
P「ああ、よかった。そろそろ俺も呼吸が危うくなってきたところだ」
小鳥「美希ちゃん、そろそろプロデューサーさんから離れてあげたら?」
美希「や、なの。今美希が離したらハニー死んじゃうの」ギュウゥッ!!
P「うん。死んじゃう」アナコンダー
美希「ハニーってば酷いの」
P「うん。酷い」
美希「美希を騙したの」
P「うん。騙した」
美希「酷い人なの」
P「そうだな」
美希「もう許してあげないの」
P「当然だな」
美希「残念?」
P「残念」
美希「悲しい?」
P「悲しい」
美希「じゃあ、美希のこと、『ハニー』って呼んで?」
P「」
P「え? ちょ、ま、え!?」
美希「そしたら許してあげるの」
P「えー」
美希「嫌?」
P「嫌じゃないけど、えーと」チラ
小鳥(ワタシワナニモミテマセン キコエマセン シリマセン)
P「えーと、じゃあ、ゴホン」
P「ごめんよ、許しておくれ。ハニー」
美希「……」
P「……」
美希「……ま、ギリギリ合格かなっ」
P「良かった……」
美希「でも心がこもってなかったの」
P「込めたぞ」
美希「ぜーんぜん。ダメダメなの」
美希「だから、本気の『ハニ-』は」
美希「プロポーズまでとっといて欲しいな!」ニコッ
小鳥「」チーン
亜美「ピヨちゃんが死んでる……」
おしり
おつ
で、鬼畜ルートについてだな
乙!
響か真、誰か(チラッ
乙!
>>550
落ちてる苺ババロアを泣きながら食べて
ひたすら裏から手をまわして本当に仕事がしばらくないようにして
そんでもってプロデューサーが無視、挙句の果てには他のアイドルとイチャイチャで自殺寸前までいくのは想像した
がそんなことはどうでもいい!次はよ!
はい。終わりです。スレ荒れさせちゃってごめんちゃい。あと、長い間占拠しちゃって。
更なる鬼畜ルートは春香さんや社長も登場の予定でした。
4人で攻める5Pですね。
あと、美希にクビを宣告したり。ババロア叩きつけたり。
序盤にPがアイドルの味方、という伏線を貼っておいたのでおまえはアイドルじゃない、的な。
でもgdったと思うのでこっちのほうがよかった。
では次の人どうぞ。
響のがいじめやすそうだけど書くって言ってた人いたしお姫ちんでも温めてようかな
響…?
俺の出番か
響「ドッキリ…?」
小鳥「うん。やってみない?」
響「へへっ、ちょっと面白そうだな!」
響「自分、やってみるよ!」
P「おはようございまーす」
響「!」
小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」
P「おはようございます、小鳥さん。あの子達はまだですか?」
小鳥「え?それなら響ちゃんが…」
P「なんだ、居たのか響。おはよう」
響「……」
P「…?どうした?」
響「……」
P「元気ないぞ?お腹痛いのか?」
響「…あー。喉が渇いたぞー」
小鳥(わざとらしい…)
P(所詮響か…)
響(さすが自分だぞ…自然な演技も完璧さー!)
P「あ、俺にも入れてくれよ。この時間でも外を歩くとやっぱり喉が…」
響「…ぴよ子はいるかー?」
小鳥「えぇ、いただけるかしら」
響「わかったぞー」
P「……」
響「はい、どうぞ」
小鳥「え?あ、ありがとう…?」
響「どういたしましてだぞ!」
P「響…?」
響「……」
P「響…何か…気に入らないのか?」
響「……」
P「俺が…何かしてしまったのか?」
響(そんな訳無いぞ…)
P「…っ!小鳥さん」
小鳥「は、はい」
P「あの…何かご存知じゃありませんか」
小鳥(急に私にふらないでくださいよぉ…)
小鳥「さ、さぁ…?」
P「そうですか…」
P「なぁ、響…」
響「……」
P「……」
響(うぅ…ごめんよ、プロデューサー…)
小鳥「響ちゃん、何かあったの?」
響「!?」
P「!?」
響(えっと…、この場合どうすれば良いんだ…?)
響「な、何が…?」
小鳥「プロデューサーさんを無視してる事よ。一体どうしたの?」
響(え?え?これ、ぴよ子が…え???)
響「な、何の事?」
小鳥「ハァ…そう…」
小鳥「何があったのか知らないけど、こういうのは良くないわ」
小鳥「プロデューサーさん」
P「うぇっ!?は、ハイ!?」
小鳥「この子もちょっと機嫌が悪いだけだと思いますから、しばらくしたら元通りになりますよ」
P「え、えぇ…」
このぴよ子には制裁が必要
相変わらずの手のひら返し
P(何だったんだ今のは…)
響(何だったんだ今の…)
小鳥(さっきから変に私に振ってくる仕返しです!)
P(…さっきの仕返し、かな?)
響「……」
P「…そっか、俺とはしばらく喋りたくはないか」
響「……」
P「仕事の事もあるし、ちょっとぐらい反応してくれても…」
響「……」
P「そうかいそうかい、あくまでもそういう態度とるんだな」
響「?」
P「あー、もういいよ。そっちがその気なら俺にも考えがある」
小鳥(知ってる側からすると割と唐突だなぁ)
響「…?」
これ、ぴよが言い出しっぺだから
アイドル全員と律子がおわったら、
全員で、ぴよ子をスルーするドッキリだよな
>>569
それは良いな
P「……」
響(うぅ…急に黙っちゃったぞ…ぴ、ぴよ子ぉ…)
小鳥「は、はーい!しゅーりょー!」
響「終わったぞー!ごめんな?プロデューサー」
P「…あ?」
響「…え、えっと、ドッキリでしたー!…だぞ」
P「…ドッキリ?」
小鳥「そ、そうなんです!これは実はドッキリで…」
響「そうだぞ!ドッキリとはいえ、本当に申し訳なかった」
P「……」
響「ぞ…」
P「……」
響「プロデューサー…?」
小鳥「プ、プロデューサーさん…?」
小鳥(私もちょっと怖い…)
P「……何でしょう」
小鳥「…あの、す、すいません。これは私の発案で…」
P「いえ、別に怒ってませんよ。…小鳥さんにはね」
響「…っ!プ、プロ」
P「はぁー、喉、渇いたなぁ」
響「そ、それなら自分が!」
P「あ、小鳥さんはいりますか?」
小鳥「わ、私はまだあるので…」
P「あぁ、そうですか」
響「プロデューサー…あの…ご、ごめん…なさい…」
P「……」
響「う、うぅ…」
P「……」
響「じ、自分が…」
響「自分が悪かったさー!だから、だから、無視はしないで欲しいさー!」
P「……」
響「虫が良すぎるって解ってるぞ!でも、こんなのは嫌さー!」
響「自分がされて初めてわかったさ!無視って辛すぎるさー!」
響「もう、こんな事しないから許して欲しいさー!」
P「……」
響「あ…う…」
小鳥「響ちゃん…」
響「ぷろ…りゅーさぁー…」
響「ひっく…うぇ…」
響「自分…全然完璧じゃなかったぞ…」
響「こんなに、ぷろりゅーさーを傷つけて…」
響「それでも、許して欲しいって思って…」
響「都合よすぎで…ダメダメな奴だぞ…」
響「う…うぅ…」ポロポロ
P「……」
響「こんな自分だけど、もっとプロデュース…」
P「……」
響「して…欲しかったぞ…。でも…もうダメだよね…」
響「こうやって…ぐす…嫌われ…ズズ…」
響「嫌われ…うぅ…ちゃって…」ポロポロ
響「う…うぅ…!」
小鳥「ちょっと!プロデューサーさん!」
P(うわ、また出しゃばるの!?)
小鳥「もう…もう許してあげてくださいよ!」
P(この人アイドルよりよっぽど演技派だよなぁ)
小鳥「こんなに…謝ってるのに…うぅ…」
P(あ、あれ!?泣く事も出来るの!?)
響「ぴよ子…」
P(あ、わかったぞ。この鳥、響の心象を)
このぴよ子は焼き鳥にすべき
ピヨ…鳥丸焼きするべきだな
P「……」
P(ホンマ悪い人やでぇ)
P(もしかして、こういうあくどさのせいで彼氏出来)
パァン!!
P「!?」
小鳥「貴方って…貴方って人は…!!」
小鳥(なんか殴るべきだって私のゴーストが囁いた気がしたわ)
響「ぴ、ぴよ子!殴るなんて…!」
P(このアマァ…!覚えてろよ…!)
P「いったいなぁ~。何するんですか小鳥さん」
小鳥「もう知りません!」
P(でも、音は大きいけど全然痛くなかったな。ホント器用だな)
響「プロデューサー…大丈夫か…?」
P(あ、そういや響の反応を見るのが目的だった)
響「そ、そうだ!氷!冷やさないと!」
P「……冷やさないとな」
響「!自分が」
P「ハァ~めんどくさ。氷あったっけ?」
響「あ…う…そ、そうだよ…ね…」
響「自分なんかに…手伝って欲しくないよね…」
響「ははは…」
P「氷は…あー、足りるかな。ビニール袋はどこかな」
響「う…うぅ…」ポロポロ
小鳥(もう…。ホントにいい加減にしてあげなさいよ『)
P(流石にもう可哀想だな…。でも、もうちょっとだけこの涙を見ていたい…)
小鳥(』って顔してるわね。全く良い趣味だわ)
響「プロデューサー…返事はしなくても良いから…聞いて欲しいぞ…」
P「……」
響「自分、沖縄から出てきて、誰も頼る人が居なくて…」
響「この事務所にはじめて来た時、皆が笑顔で迎えてくれたとき…」
響「本当に安心したんだ…ずっと怖い土地だって思ってたここで…」
響「うちなーの皆と同じ笑顔の人たちがいるって、ホントのホントに安心して…」
響「その中でも、にぃにとおんなじ笑顔をしてるプロデューサーが…」
響「一番…安心出来る笑顔で…」
響「この事務所でなら…このプロデューサーなら…トップアイドルを…」
響「目指せるって…そう、思ったんだ…」
響「他のトコじゃダメなんだ…。この事務所で」
響「ここの皆とじゃなきゃダメなんだ…」
響「プロデューサーじゃないと、ダメなんだ…!」
響「だから…だからぁ…」ポロポロ
響「プロデューサーには、ずっとプロデューサーでいて欲しいんだ…!」ポロポロ
響「自分…夢は諦められないんだ…!」
響「ずっと会話が無くても良い…どれだけ冷たくされたって良い…」
響「それでも、自分のトップアイドルの夢を、見守ってて欲しいんだ…!」ボロボロ
響「お願いだよぉ…!何でも…するからぁ…」
響「自分の…自分のぷろりゅーさーでいておくれよぉ…!」
P「ほう…何でもとな」
小鳥「極悪人!」
P「まだ何も言ってないじゃないですか…。響、気持ちは良く解ったよ」
響「う…うぁ…?」
P「全く…鼻水までたらして…せっかくの可愛い顔が台無しじゃないか」
小鳥「スケコマシ!」
P「ホントうるさいな。ほら、これで拭けよ」
響「ぷろりゅーさ…?」
小鳥「この婚姻届にサインしろ!」
>小鳥「この婚姻届にサインしろ!」
その紙を受け取った俺は一旦クシャクシャにしてから響に鼻をかませ丸めてゴミ箱に投げ捨てた
小鳥「ぴよー」
P「『シワサンケー』。俺は響を、必ずトップにしてみせるよ」
響「う…うぅぅ…!あぁぁああ…!!」ボロボロ
P「あ、やっぱ変だったかな…。今日の為にこの一言を覚えたんだけど」
響「違う…違うの…」
P「ごめんな?怖がらせて。今更だけど、ドッキリでした」
響「許さない!許さないぞ!絶対…許さないんだからぁ…!」
P「いて、いてて…あ、ハム蔵、いままで何処に…いってぇ!」
響「ヘビ香!イヌ美!」
P「ちょ、それは洒落にならんて!ギャー!!」
響(『心配すんな』…。にぃにの口癖だぞ…やっぱり似てるさ…)
響(自分の為にうちなーぐちを…。やっぱり優しい人さ…)
響「プロデューサー…」
P「ん?」
響「…か、ヵなさんどぉ…」
P「…?どういう意味だ?」
響「な、なんでもないさ!トップシークレットだぞ!」
P「そうか?かな…何だっけ。後で調べてみるよ」
響「ぜ、絶対ダメだぞ!教えないさ!」
P「そうか…」
響「そんな事より、約束、守ってよね!」
P「あぁ、もちろんだ」
おわり
他の人の響も読んでみたいけど、まずは一通り全キャラやるのが筋なのかな
美希先にやられてたか
まこりんやるわ
どうも尻すぼみになっちゃったな
難しい
他に誰がまだだ?
ほぅ…まこりんか?想像出来んだか。期待する
P「お!真おはよう、今日は午後からじゃなかったか?」
真「………」スタスタ
P「?…真らしくないな、挨拶を返さないなんて」
真「あ、小鳥さんおはようございまーす」
小鳥「はい、おはよう……プロデューサーさん、いつまでドアの前で突っ立っているんですか?」
P「あっ…そ、そうですよね…あはは…」
真「………」
真(へへへ…プロデューサー反応が良過ぎるなぁ~…凄く罪悪感があるのに止められそうにないや)
真「」グッ
小鳥「」グッ
真(小鳥さんも全面協力してくれるし……今日はプロデューサーにボクがどれだけ大切な存在なのか教えてあげないと!)
P「………」
マッコマッコリーン!!!!
真「あ、お茶淹れましょうか小鳥さん、忙しそうなんで」
小鳥「そんな…それぐらい私がやるわよ」
真「いいからいいから、二人分でいいですよね?」
P「!…俺、今暇だし俺が淹れて…」
真「二人分ですよね?他に誰も来る予定ないですよね?」
P「っ…」
小鳥「はい、ないですよ~」
P「……な、なあ真」
真「………」スタスタ…
真(うぅ…流石にキツくなってきたなぁ…ボクこういう演技あんまりしたことないから自信も無くなってきたし…)
真(……でもこれで上手く行けばボクのことを…あぁ!もう!そんな簡単にいくわけないのに!何期待してるんだろうボク!)
真(そ、そうだお茶淹れないと…)
P「……どうしたんだよ…真」
小鳥「はぁ~…真ちゃんお茶淹れるの上手くなったわねぇ~」
真「そ、そうですかね…へへ…」
P「お、俺も飲んでみたいなぁ~…」
真「………」
P「…まぁ…そうだよな」
真(……今度お詫びに飲ませてあげます…プロデューサー…)
小鳥「あぁー…突然ですが私駅前の和菓子屋に行ってきますね」チラ…
真「あっ……行ってらっしゃい小鳥さん…あと、一人だとボクも寂しいから早く帰ってきてくださいね」
P「っ…」
小鳥「はいはーい…それじゃあね~」グッ
真「………雪歩達まだかな」
P「…ど、どうだろうな…」
真「………」
P「………」
真のアバ茶
P「真のお茶うまいんだろうな、小鳥さんが和菓子を買いに行くぐらいだし」
真「………」ペラ…
P「あっ…ごめん雑誌読んでたか…悪い」
真「………」
真(ふふふ…何だかプロデューサーがあんな寂しそうな表情で謝るのってレアだな~…)
P「……もしかして俺昨日何か気に障るようなこと言っちゃったか?」
真「………」
P「無視するぐらい怒ってるのか……そうか…」
真(…どうしたんだろうプロデューサー……顔伏せちゃったけど…まさかボク、プロデューサー泣かしちゃった!?)
P「……ごめん…真…俺きっとお前に何か言ったかしちゃったんだろうな…でもそれも分からないなんて……俺…お前のプロデューサー失格だな…」
真「っ……」ペラペラ
真(ど、どうしよう!確実にボク、プロデューサーに悪いことしちゃってる!こ、小鳥さん早く早く!)
P「……はは…でもやっぱり無視ってホントにキツイな……ゴメン…外出てくる」
真「っ!」
真「もう!幾らなんでも遅いじゃないですか!」
小鳥「ごめんごめん、本当に買いに行っちゃって……苺大福食べる?」
真「……それじゃあこれプロデューサーと一緒に食べます」
小鳥「あぁ…私の分まで…」
真「よし!じゃあプロデューサーにドッキリだって言いに行きましょうか!」
真「と、いうことなんでドッキリだったんですよ!プロデューサー!」
P「……ドッキリ…」
小鳥「はい、ドッキリでぇ~す…じゃあバラしちゃったんで私は退散しますね~、後は二人でごゆっくり~」
P「………」
真「本当に無視なんてしてごめんなさい!プロデューサー!……でも!今日はいつもと違うプロデューサーを見れてボクも新鮮で…」
P「で、何でこんなことしたんだよ」
真「……へ?」
なんだ真か……別に救済されなくても良いな
>>629
月夜ばかりじゃないんだぞ
真「い、いやだから…ドッキリで…」
P「そんなドッキリで誰かが得するのか?真?」
真「…そ、そうですよね…えへへ…誰も得なんてしませんよね…」
P「……俺も笑って許してやりたいよ…けど今日はドッキリよりも真……お前に失望したよ」
真「っ!……ボ、ボク…ですか?」
P「俺…お前をプロデュースしながらお前のことを分かっていたつもりだった…けど、買い被りすぎだったな」
真「ま、待ってください!ボクだって好きでこんなことをしたんじゃなくて…」
P「俺の知ってる真はちゃんと自分の非を認める娘だと思ってたよ、言い訳なんてしない、もっと素直な奴だと思ってた」
真「……何ですかそれ!確かにこんなことしちゃったボクも悪かったけどそこまで言わなくたって…」
P「お前は俺にそこまでのことをしたんだよ……いつからお前は人の気持ちが分からなくなったんだよ」
真「っ…」
P「人の気持ちも汲み取らない奴と俺は仕事なんてしたくない……しかもこんな最低なことをする奴なら尚更だ」
真「……最低…」
P「……悪い、俺も少し言いすぎたな」
真「………」
P「よし、午後からはまた仕事だな、ほら真早く準備しろ」
真「えっ…あ、あのプロデューサー…」
P「……何だ?」
真「ボク…本当に反省してます……自分でも最低なことしたと思ってるし、これからも絶対にしませんから…」
真「だからボクと一緒に…」
P「悪い……俺もう真と一緒に頑張れる気がしないんだ」
真「……い、今からまた頑張れば…」
P「……いや…そういうわけじゃなくて…俺自信お前をプロデュースしたくなくなったっていうか…なんというか…」
P「もう真と……仕事をしたくなくなったんだ」
真「………」
真「そ、それって…もうボクをプロデュースしないってことですか…?」
P「そうなるな…でも大丈夫だ、安心してくれ、律子には俺から話をつけておくから」
真「っ…イヤですよ!ボク、プロデューサーじゃないとイヤです!本当にボク反省してるんです!絶対にもうプロデューサーを傷つけるようなことはしないからっ…!」
P「……俺のワガママぐらい聞いてくれよ」
真「……ダメですよ…だってボク…プロデューサーじゃないといけないから…プロデューサーじゃないと…」
P「……本当に俺の気持ちを分かってくれないんだな…お前って」
真「っ……それでもボク…それでもボク…プロデューサーから離れたくないんです!」
P「俺は離れたいよ……じゃあ戻るわ」ガチャ…バタン…
真「………へへっ…やっぱりあんな演技しなければ良かった…」
真「ああいうのボクには向いてないし…きっとプロデューサーもその演技は似合ってないって言うだろうな……へへ…」
真「……プロデューサー…」ポロ…
P「女の子と思ってプロデュースしてきたんだがちんこがついてたなんて・・・騙されたよ」
>>646
穴掘って埋めておきますぅ
真「ボク頑張りますから!絶対にプロデューサーにまた認められるような菊地真に戻りますから!」
P「………」カタカタ
真「へへ…何だか今さっきと逆ですね……あ!そういえばプロデューサーお茶飲みたいですよね!ボク、本当はプロデューサーのために練習したんですよ!」
P「………」カタカタ
真「少し待っててくださいね、雪歩にだって負けないとびっきりおいしいお茶を淹れてあげますから!」
P「………」カタカタ
真「…あはは……一人で喋ってると空しいじゃないですかプロデューサー…もっと喋りましょうよ」
P「………」カタカタ
真「……なんて…今は静かに仕事がしたいんですよね…ちゃんとボクにだって分かりますから…えへへ」コポコポ…
真「どうぞプロデューサー…結構自信作なので感想をもらえたらボクも嬉しいなあって思うんですけど…」コト…
P「……静かにしててくれないか…というか早く仕事の準備しろよ、今日までは俺がプロデューサーなんだから」
真「……はい…着替えてきますね…」
真「……準備出来ました」
P「そうか…じゃあ一人で行けるよな?」
真「っ…出来ればプロデューサーの車で送ってくれませんか……結構遠くなんで」
P「はぁ…」
真「あっ…でもプロデューサーがイヤならボク走っていきますから!脚力と体力には自信がありますし!」
P「………」
真「……お願いできますか…?プロデューサー…?」
P「…分かった……じゃあ俺も準備するから待っててくれ」
真「っ…はい!車の前で待ってますね!」
P「ああ…」スタスタ…
真「………」
真「あ~あ…お茶冷めちゃったなあ~……やっぱり美味しくないか…ボクが淹れたお茶なんて」
今までで一番胃が痛くなる
真「最近はプロデューサーの車に乗って仕事に行くのも減ったからちょっと新鮮ですね」
P「……そうか…」
真「………あ、あの…本当に明日からプロデューサーはボクの担当から外れちゃうんですか…?」
P「ああ、律子にもそう伝えてある」
真「……そうですか…あ~あ…もうプロデューサーにプロデュースされること無くなっちゃうのかぁ~」
P「そうだな、俺も助かるよ」
真「っ…今日のプロデューサー…いつもより厳しいなぁ…ボクだって女の子なんですよ…傷ついちゃうじゃないですか…」
P「悪いな、俺、誰かと同じでお前の気持ちが全然分からないんだ」
真「……誰ですかそれ…人の気持ちも考えないで傷つけるような最低な人……本当に…最低ですね」ジワ…
P「ああ……本当に最低だよ」
真「そのくせ…周りの人が離れそうになったら……自分のワガママで引きとめようとしたり……ほ…本当にっ…最低ですよっ…」ポロポロ…
P「………」
真「だからプロデューサーが…嫌いになるんですよ…そんな最低な人…」ポロポロ…
P「………」
真「大っ嫌いになって……と…当然ですよね…仕方ないですよねっ…」ポロポロ…
P「………」
真「へへへ…自分で言ってて何だか悲しくなってきましたね…あ…プロデューサー…止まってないで早く行かないと…」
P「なあ、俺がいつ誰を嫌いになったって言ったか?」
真「……その最低な人を最低だって言ってたじゃないですか」
P「最低とは言ったけど、嫌いになったとは言ってないぞ」
真「………でも同じような意味じゃないですか…嫌いと最低なんて」
P「でも俺、その人が最低であろうが性格が悪かろうが嫌いになるなんてことはない気がするんだよ」
真「……ど、どういう意味なんですか…それ」
P「……こういう意味だよ」クイ
真「っ!」
小鳥『逆ドッキリ大成功!』
真「………」
P「そういうこ……ごふっ!」
真「どういうことですかプロデューサー!ぎゃ、逆ドッキリって!まさか小鳥さんと一緒になってボクを騙してたんですか!」
P「あ、ああ…でも俺も今まで見たことない真を見れて良かっ…がふっ!」
真「バカバカバカァ!プロデューサーの大馬鹿ぁ!最低なのは絶対プロデューサーの方ですよ!」
P「お、おい待て!車内はヤバイ!車内は…!」
駅前、和菓子屋
小鳥「どら焼きうめ~…人の痴話喧嘩見ながら食べるどら焼きうめ~」
車セックス始まるのか
真「………」
P「や、やっと終わった……あのな真…」
真「ボク…本当に…本当に!怖かったんですよ!」
P「………」
真「本当にボク…すごく不安で…怖くて…プロデューサーの一言一言で心臓が止まっちゃいそうになったりして…」
P「………」
真「正直いまだって…プロデューサーがまだボクのことを騙してるんじゃないかって…思ってて…」ポロポロ…
P「……ごめんな…ちょっとやりすぎちゃったな」
真「………もう…騙してないですよね…プロデューサー…?」
P「ああ、もう真の泣き顔を見たくないしさ…可愛かったけど」
真「…あ、あんな顔を可愛いなんて言わないでくださいよ!……うぅ…今考えるとすごく今のボク恥ずかしいなぁ…」
P「そんなことないって、ほら、俺の胸に飛び込んできてもいいんだぞ」
真「い、今でも恥ずかしいのにそんなことできるわけないじゃないですか!……しますけど」ポスン…
さあ、大人の時間だ
真「へへっ…プロデューサーの胸の中やーりぃ~!」
P「そのセリフの方が恥ずかしいけどな」
真「いいんですよ、誰も聞いていませんし」
P「……いや小鳥さんが聞いてるかもしれない」
真「っ!」
小鳥「あららー、ぎゅってしちゃったぎゅって……こういうのって絶対週刊誌の記事にするべきよね、それじゃあお一つ一枚」パシャ
真「……あ、あの人は…」グググ…
P「ははは…よし、それじゃあネタばらしもしたから仕事先に向かうか」
真「っ!そ、それでプロデューサー!……明日からもちゃんとボクのプロデューサーで居てくれますよね?」
P「ああ、当たり前だろ……逆に俺以外が真のプロデュースをするなんて律子でも許せん…だからこれからもよろしくな」
真「はい!ボクもこれからより一層頑張りますね!プロデューサー!」
今はまだプロデューサーのボクへの気持ちは分からないけど
これから分かっていけばいいよね
終
ヽ | | | |/
三 す 三 /\___/\
三 ま 三 / / ,、 \ :: \
三 ぬ 三. | (●), 、(●)、 | ヽ | | | |/
/| | | |ヽ . | | |ノ(、_, )ヽ| | :: | 三 す 三
| | |〃-==‐ヽ| | .::::| 三 ま 三
\ | | `ニニ´. | |::/ 三 ぬ 三
律子「同僚として信頼を失ったら、私もうこの先……」ポロポロ
小鳥「同僚として、じゃないでしょ? 貴女はそれ以上の気持ちを抱いてるハズよ」
律子「……ぐすっ……小鳥さんには何でもお見通しですね」
律子「確かに……私はあの人に好意を……」
――――扉越し―――
P(え!? これドッキリだよな? 律子に対するドッキリだよな……?)
こんな感じでオナシャス
>>702
おやァ~?書き手が現れたようだぞォ~?
律子「無視しても普段通り怒ってるだけと思われませんか?」
小鳥「うーん、確かに律子ちゃんの場合はそうなっちゃうわねぇ」
律子「普段が普段ですからねぇ、普通にオロオロするだけだと思いますよ」
小鳥「オロオロするプロデューサーさん……アリね! 可愛い一面が見れるかも!」フンス
律子「えぇー……小鳥さんそういうのが好きなんですか?」
ガチャッ
P「ただいま戻りました~~」
P「悪いんだが律子、この案件についてなんだけど――――」
律子「………………」カチャカチャ
P[書類作るのもいいんだけどさ、これについて意見を……」
律子「小鳥さん、スケジュール表を一部印刷お願いできます?」
小鳥「は、はい! ちょっとまってね~~」
P「なあ……怒ってるのか?」
律子「………………」カチャカチャ
P「……怒ってる…のか」
律子ってこんな怒り方なのだろうか
小鳥(なんかいつも通りって感じね、いつもならここで律子ちゃんが「怒ってます」って言うんだけど……)
P「なあ律子、仕事に私情を挟むのはマズくないか? いくら怒ってるからって無視は……」
律子(罪悪感がすごいわコレ……でもドッキリだから、お芝居だから心を鬼にしなきゃ)カチャカチャ
P「……おい、何とか言ってくれよ。聞いてんのか?」
律子(そ、そんな怖い目で見ないで下さい! 手が震えて入力が……!)アセアセ
小鳥(本当に喧嘩したらこんな感じなのかしら? それにしても鋭い目つきのPさんカッコイイわぁ////)
この鳥…
P「律子は自分の意見をきちんと言う奴だろ? こんな怒りかたするなんてらしくないぞ」
P「俺のミスで怒らせたんだろうけど、無視は社会人としてどうかと思うぞ?」
律子「……………」(うわぁぁぁああゴメンなさいゴメンなさい!)
P「お互いの意見を素直に言ってこそ信頼が出来るんだろ、何か不満なら言ってくれよ」
小鳥(不満かぁ、私に早くプロポーz)
P「なんとか言ったらどうだ!」ドンッ!
律子・小鳥 ビクッ!
律子(も、もう限界よね! ここでそろそろネタばらししないとマズいわ!)
P「くそっ……律子がそんな人間だとは思わなかった、俺はお前を信頼してたのに……」
律子「な、なぁ~んて(ry」
P「もういい……律子には相談しない」
律子「えっ、ちょ、まってくだs」
P「今後何かあっても俺はお前を頼らない、その方が律子も清々するだろ」
小鳥()
P「外回り行ってきます……チッ」
律子「え……え…………どうして……」
ガチャッ――――バタン!
小鳥(キツイわね……実際にこうならないようにしましょう、まあPさんはあんな風に投げないでしょうけど)
律子「…………あはは、ドッキリ……なんですよね、小鳥さん?」
小鳥「え、ええ……ドッキリよ」
律子「でもこれ……ドッキリってバラしても、信頼を取り戻せるような気が…」ポロポロ
小鳥(泣いてる! あの気丈な律子ちゃんが泣いてる! カメラどこやったかしら!?)
律子「どうしよう……私、軽い気持ちで大変な事を……」ポロポロ
小鳥「だ、大丈夫よ! プロデューサーさんは優しいからきっと許してくれるハズよ!」
律子「でも、これはシャレにならないですよぉ……こんな事して信頼取り戻せないですよぉ」ボロボロ
律子「ひぐっ……ううっ、ひっぐ……」
小鳥(相手が悪かったかしら)
使えねー鳥だな!カメラぐらい最初からセットしとけや!
律子「あんなに、ぐすっ……優しくしてもらってたのに……わ、私……」ボロボロ
律子「プロデューサー……ごめんなさい……うぐっ、ひぐっ……」
小鳥「………………」(どう声を掛けようかしら、選択肢に悩むわね)
律子「ごめんなさい……私を……見捨てないで……ごめんなさい」
小鳥(まるでフラれた女の子ね)
小鳥「ねえ律子ちゃん、貴女……プロデューサーさんの事をどう思ってたの?」
律子「ふぇ? ……ぐすっ……どうって……」
小鳥(あれ? 私なに聞いてんのかしら)
律子「プロデューサーは……私にとって、一番信頼できる大切な…………同僚です」ポロポロ
律子「いつも優しくて、失敗もするけどめげない……ぐすっ……そんな大切な……」
小鳥(これってどう聞いても……。しかたないわね、お姉さんひと肌脱いじゃおうかしら)
律子「そんな人に私は、私は…………ぐすっ……ううっ」ボロボロ
小鳥「けしかけたのは私だけど、こんな事になるなんてね……ごめんなさい」
律子「いいんです、ぐすっ……私がきっちりしてれば、こんな遊びしなかったのに……」ボロボロ
小鳥(真面目な子ねぇ、いじめたくなっちゃうけどココは我慢ね!)
律子「最低ですよ私、同僚として信頼を失ったら、もうこの先……」ポロポロ
小鳥「貴女、プロデューサーさんの事が好きなのね」
律子「ぐすっ……え? どういう事ですか?」
小鳥「あなたの語りかた、どう聞いても好意を抱いてるようにしか聞こえないわよ?」
律子「………………」
小鳥「同僚だって自分に言い聞かせてるし、もうそんな無理しなくても……いいのよ」
律子「……小鳥さん…………」
小鳥「そうなんでしょ? 貴女ってとっても分かりやすいもの」
律子「ぐすっ……そうです、私は……あの人の事が……」ポロポロ
小鳥(やだ私カッコイイ!? もの凄く輝いてない!?)
―――扉越し―――
P(え!? これドッキリだよな? 律子に対するドッキリだよな!?)ドキドキ
律子「好きです、同僚としてではなく、一人の男性として好きです!」
小鳥「律子ちゃん……ようやく自分と向き合えたわね」(一度言ってみたかったのよコレ)
律子「でもこんな、嫌われてしまうなんて……」ポロポロ
小鳥(そろそろ頃合いかしら)スッ
律子「あの人とまた仕事がしたい、あの人に笑ってもらいたい! それなら私……!」
小鳥「普段押さえてた気持ちが一気に溢れてるわね、気持ちを隠すのは辛かったでしょ……」ガチャッ!
P「えっ、ちょ、えええっ!?」(いきなり扉開けないでくださいよ心の準備が!!)
小鳥「その気持ちをプロデューサーさんにぶつけちゃいなさい!!」
律子「ぷ、プロデューサー? どうしてそこに……」
小鳥「プロデューサーさんもホラ! 早く中に入ってください!」
律子「え? どういうこと? プロデュサーさん……?」
P「……あ、あははは…………」(泣き痕やべーよメイクちょっと落ちてるよ…)
小鳥「実はこれ、逆ドッキリだったのよ」
律子「逆……ドッキリ?」
小鳥「律子ちゃんがドッキリ仕掛けたと思ってたでしょ? でも全部仕込みだったのよ」
律子「な、なな……なんですってぇ!?」
P「はは……本当は怒ってなんかいないんだよ、ドッキリ大成功!なんちゃって」
律子「あなたって人は……人の心を弄んで……!!」
P「すんません! 悪いのはそこの鳥です!」
小鳥「ピヨッ!?」
この鳥!
小鳥「で~? 律子ちゃんはプロデューサーさんの事をどう思ってるんだっけ?」
律子「 ! ! 」
小鳥「扉越しに聞いてましたよね、プロデュサーさん?」
P「イイエ、ヨクキコエマセンデシタ////」(まさか律子が俺の事を俺の事を俺の事を……)
小鳥「じゃあ律子ちゃん、さっき纏まったばかりの気持ちをプロデュサーさんに伝えちゃいましょ! 直接!」
律子「ちょ、ちょっと小鳥さん! 何言ってんですか私はそんな!」
小鳥「あらあら、またそうやって先延ばしにしちゃうの?」
律子「うぐっ……でもこういうのは、時と場所を選んで……って何言ってんのよ私!」
律子「っぁあ!もう! 私とプロデューサーさんはただの同僚です! それ以上でも以下でもありません!!」
小鳥「結局そうなっちゃうんだから……もう」
P「そ、そうだな! 俺と律子は良き同僚だな! あははは!!」
律子「…………………」ムスッ
P「ははは……あれ、どうした律子?」
律子「なんでもありませーん」ツーン
小鳥(プロデューサーさんも不器用ねぇ、大っぴらに気持ちを否定したら女の子は怒っちゃいますよ)
律子「とにかく! もうこんな遊びは二度としませんからね! プロデューサーさんも止めてくださいよ!」
P「お、おう……わかった」
律子「さあ、プロデューサー殿はお仕事に早く戻ってください。私も仕事がありますので」
P「何か色々と悪かったな、春香達を迎えに行ってくるよ」
律子「それと、さっきの……本当に聞いてないんですよね」
P「え?さっきのって?」
律子「な、なんでもありません!! 分からないならいいです! 早く仕事行ってください////」
P「は、はい! 行ってきます!!」スタコラサッサー
――――――――――――――
律子「まったく……どうして私はあんな人の事を……////」
小鳥(なんだか青春っぽくて甘酸っぱいわね。このまま二人がくっつけば……あれ? 私の婚期遠のく? Pさん取られる!? 何やってんの私!?)
おわれ
りっちゃんにはさん付けで敬語だね
なんにせよ乙でした
「さん」付けだったかもしれない、ごめん
難しそうな貴音行くか……
このままだと放置されそうだから
P「杏~?」
杏「……」ピコピコ
P「お~い?あ~ん~ず~~!」
杏「……」ソレハチガウ!
P「ゲームもいいが来週のスケジュールにも目を通してくれないか?」
杏「……」エクストリィーム!
杏(ふっふっふ…ゲームに夢中作戦せーこー!このまま何時間でも無視してやんよ!)
P「…杏……」スタスタ ヒョイッ
杏「あ…」
P「フンッ!!」ウプ バキッ!
杏「」Σ(´;◇;`
P「千早、どうして何も言ってくれないんだ?」
「……」
P「俺、何かお前を怒らせることしちゃったか?」
「……」
P「黙ってちゃわからないよ!」
「……」
小鳥「さっきから壁に向かって何を言ってるんですかね、プロデューサーさん」
千早「」
>>773
絶許
もう大丈夫?
他の人来るかと思って待機してたんだが
>>776
さあやるんだ
まだ残ってるのかよこのスレwww
「……またですか」
げんなりとした調子で小鳥さんに僅かな期待を持って聞いてみる。
「はい。またです!」
溌剌といした調子で俺の僅かな期待を小鳥さんは裏切る。
「で、今度は誰ですか?」
前のやよいで個人的には相当懲りて、
もうできれば勘弁していただきたいというのが本音なのだが。
昔とった杵柄の演技力で場を混乱させてばかりの発案、企画等を行う彼女は
まるで意に介せずといった様子でいきいきとしている。
「今日は確か貴音ちゃんが昼のレッスン後に一人になるはずですよ」
「……貴音、ですか」
―――貴音編
期待支援!
SSを書いてる訳じゃないのにID真っ赤にしてる奴多すぎ
「という訳で私はいつも通り嘘のドッキリ企画をメールで教えておきますんで、
プロデューサーさん。今日も名演技期待してますよ」
パチッと年を感じさせない(と口にしたら最後なので決して表にはしないが)、
可愛らしいウィンクをして嬉々として貴音に偽りのメールを送る小鳥さん。
この人には罪悪感とかそういった物はないのだろうとここ数日で確信している。
「はぁ……上手くいくのかねぇ……」
正直言って、あまり上手く行くとは思えない。
貴音が無視しても、なんというか普段のミステリアスな雰囲気を考えれば
そこまで大きな変化を感じれない為、それに怒る自分というのもまた想像できないのだ。
>>784
愛だよ
呼びましたかー!?
ともかく、全員にやるまでやめる気が無いであろう小鳥さんだ。
どうにかこうにか残りの時間で流れを考えておかなくては……。
「ううむ……」
あと誰書かれてない?溜めとこうかなと
などと考えてはみるものの。
貴音について俺が知っていることなどラーメンが好きで、
月が好きで、そして神秘的で魅力的な女の子という事くらいだ。
無論性格について、物の好みについて。
多少はやはり知ってはいるけれど、そこから今回の企画に結びつけるのは少々難しい。
「プロデューサーさん?」
ソファで悩むこと暫く。
不意に小鳥さんに声をかけられて我に返る。
「そろそろ貴音ちゃん来ますよ?」
「まじですか!?」
慌てて時計を見て驚く。
今日の貴音は直行でレッスン場、後一時間程置いてラジオの収録といった感じなのだが。
気がつけばもうレッスン終了時刻を過ぎていた。
おぉ、まだ続いていたのか!
まこりんひびきんりっちゃんで俺得
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3284233.png
拙きものですが、即興描き志宴。
面目ない…
―――
事務所に向かうタクシーの中。
わたくしは携帯の新着メールを開き、その画面をじっと見つめていました。
『ドッキリ企画の為プロデューサーを無視してくださいね。
事務所に貴音ちゃんがついたスタートだからよろしく』
「どっきりとは……」
確か、仕掛け人となって悪戯などをして人を驚かせる。
という物だった筈。わたくしがそれをするというのは、少し面白そうです。
「ふふっ、あなた様は一体どの様な反応をするのでしょうか……」
>>807
普通にうまくてワロタ
>>807
おまえこの前男版アイドル達描いてただろ
事務所につき、そっと扉を音を立てぬように開けて。
少しだけ中の様子を窺うと、ぷろでゅーさーの姿をすぐに見つけました。
あの人はソファに座って腕を組み、考え事をしている様でした。
「……むぅ」
いつもわたくし達の為に一人営業に回り、
レッスンに付き添い、撮影現場にも顔をだしてくださるあの人の姿を見て。
いまさらながら無視するという事を楽しみにしていた
わたくしが恥すべき人間の様に思えてきました。
いまさらですが小鳥嬢に断りの連絡を入れようと携帯を開くとほぼ同時。
「そろそろ貴音ちゃん来ますよ?」
と、小鳥嬢の声が聞こえました。
>>807
保存した
「あぁ、もうそんな時間ですか。
はぁ~結局どうやって逆ドッキリするか思いつかなかったなぁ」
名前を呼ばれたのと、覗き見をしている罰の悪さで
慌てて事務所に入ろうとした身体を止めて再び息を潜めるわたくし。
「逆どっきり……」
わたくしの知識にあるものが正しければ、
それはどっきりを仕掛けてると思ってる側が実はかけられてる側という……。
「なるほど……、面妖な……」
つまり小鳥嬢のメールは偽りで、
わたくしをどっきりにかけるのが本当の企画という事でしょう。
「ふふふ……」
まさか逆ドッキリの逆ドッキリ!?
―――
「おはようございます」
時計を確認して数分後。
小鳥さんと談笑していた所に貴音が帰ってきた。
「おはよう貴音、レッスンの調子はどうだった?」
挨拶をして入ってくるアイドル。
それに返す俺。ここまでは全員に共通する流れだ。
「……」
そしてそれに返事をしてくれないのも、いつも通り。
「貴音?」
こうしてどうしたんだ? とでも言うように呼びかけるのも慣れた物だ。
……嫌な慣れだけれどな。
「あら、お帰りなさい。この後の予定まで時間があるんでしょ?
お茶でも飲む? いま入れてあげるわね」
俺が悩んでいたのを知っている小鳥さん。
どうやら今回は積極的に関わってくるようだ。
「ありがとうございます小鳥嬢。是非」
先ほどまでの無表情はどこへやら、
コロッと別人格にでもなったかのように柔和な笑顔になる貴音。
その辺は流石の実力か……。と、いかんいかん。
「……お~い貴音ってばー」
少しだけ、声のトーンを下げて呼びかける。
イメージ的には自分を無視して小鳥さんと話してることに少しムッときてる感じで。
「小鳥嬢の入れてくださるお茶はとても好きです」
「あらそう? でも、雪歩ちゃん程じゃあないでしょ」
「いえ、ご謙遜なさらずとも」
しかし貴音はまるで気にした様子もない。
まるで本当に無視されてる気分だ。
「はぁ……、おい貴音。お茶するのもいいがまだ仕事残ってるんだから
打ち合わせしときたいんだが?」
比較的若い、というか正直言って幼いアイドルが多い中、
特に大人びている貴音に対しての対応は少々悩む。
罪悪感もあるが少し強めに行った方が逆ドッキリらしいだろう。
そう思ってまた少し語尾を強める。
「おい貴音。いい加減なんとか言ったらどうなんだ?」
何も言わないどころかこちらを向きもしない徹底した無視っぷりに、
こちらも演技に熱が入る。
さすがに貴音は格が違った
「俺がなにかしたなら直接口にしたらどうだ?
無私だなんて貴音らしくないんじゃないのか?」
問い詰めるように言いながら貴音に詰め寄る。
「ふぅ……」
すると貴音は落ち着いてお茶を一口飲み。
肩を竦めて俺の横をすり抜ける。
その動作に淀みも躊躇もなく、繰り返すようだがまるで本当に自分の意思でそうしてるような……。
「……小鳥さん」
「はい?」
「ドッキリのメール、ちゃんと貴音に届いてますよね?」
そのまま事務所の反対側、カレンダーと今月の目標等が掛けられた壁と
睨めっこを始めた貴音に聞こえないように小鳥さんに小さく話しかける。
「それはもちろんですよ。じゃないと無視する理由がないじゃないですか……」
いいながらも少し不安そうにする小鳥さん。
小鳥さんも俺と同じ感覚を覚えているようだ。
「ならいいんですけど……」
調子が狂う。
いままでは皆それぞれ、アイドルらしい高い演技力を魅せてくれながらも
それでも身近な人間を無視するという事に誰しも覚える罪悪感に
多少のぎこちなさは否めなかったのだが。
「貴音!」
そんな事を考えてもしょうがない。
貴音が思っていた以上に成長していた、そう考えよう。
俺はそう改めて思いなおし。
背を向けたままの貴音に再度近づき、その肩を掴んでこちらを向かせる。
「……」
パシッ、と。
肩を掴んだ手を、軽く払われた。
それは、もう疑いようも無い拒絶の反応。
「……た、貴音」
醒めた目でこちらを一瞥する貴音。
その瞳には今までに感じた事も無いような冷たい物が浮かんでいるように見えた。
「私に、話しかけないでください」
そして瞳同様、冬の夜に広がる空気の様に冷たい言葉。
あ…あの女の目…
養豚場の豚でも見るかのように冷たい目だ。残酷な目だ…
“かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先に並ぶ運命なのね”って感じの!
>>843
これなんだっけ
「な、なーんて! 実はドッキリでしたー!
びっくりしましたかプロデューサーさん!」
見詰め合うなんて表現は似合わない。
睨み付けられる、という一方的な表現が正しい。
そんな状況が幾許か続き、小鳥さんが慌てたように看板を持って横から近づいてくる。
それはこの状況を打破するナイスアプローチだと、ほっとしたのも束の間。
「どっきり? なんですかそれは」
貴音の口からとんでもない言葉がでてきた。
「え、なにって……。ほら、さっき貴音ちゃんにメール送ったでしょう?」
「めーるですか。申し訳ありません、レッスンが思ったよりも押しまして、
慌てて戻ってきたのでそういえば確認しておりませんでした」
>>845
リサリサ先生だろぉがぁー
うわあああああ
「え?」「は?」
小鳥さんと同時に変な声をだしてしまった。
「……あぁ、これですか。成る程……」
おもむろに携帯を取り出し、メールを確認しているのだろう
ふむふむと幾度か頷く貴音。そしてパタンと携帯を閉じて、
先程までとなんら変わらない冷たい眼を俺に向けてこういった。
「残念ですが、これはどっきりでもなんでもありません。
しばらくあな……、こほん。ぷろでゅーさーはわたくしに近づかないでもらえますか?
予定は、そうですね。小鳥嬢にでも伝えて頂いて、めーるで教えていただければ結構です。
では、そろそろスタジオに向かわなくてはならないので」
動揺してるのか混乱してるのか、
とにかく俺と小鳥さんが口を挟む余裕も理由を聞く間もなく。
貴音はそういい残して足音高く事務所からでていってしまった。
貴音強すぎワロタ
「え、え、……お、俺貴音になにかしましたっけ小鳥さん!?」
「わ、わからないですよ! 昨日まで普通にお話もしてましたし、
そんなこと一言も……。と、とにかく追いかけましょう!」
扉が勢いよく閉まる音で我に返り、
顔を見合わせてそう言い合った後。
二人してひっくり返りそうになりながら、駆け出した。
「貴音ー!」「貴音ちゃーん!」
それはもう後から思い出したら赤面必至の必至さだった。
あぁ、そうだったとも。まさかこんな展開になるとは誰が想像できようか。
「ふふっ……はい、呼びましたか?」
本当に、……誰が想像できただろうか?
もんどりうって扉を開けたと同時、階段の途中で壁に寄りかかりながら
貴音が優雅にお茶を啜っているなんて。
いやここからPの演技力で貴音がオロオロする展開になるかもしれん
多分ないだろうけど
それもわかるが…「お姫」属性を崩すわけには…!
―――
「結局、逆ドッキリにさらに逆ドッキリを仕掛けられたのか……俺達」
「ふふっ、わたくしを騙そうなどと企むからです」
予想外に予想外が続き、
危うく事務所入り口の階段から転げ落ちそうになった俺と小鳥さん。
それを見て心底楽しそうに笑う貴音を見て、
俺達はようやく貴音に一杯食わされた事に気がついた。
「はぁ……、貴音の方が一枚上手だったか」
「みたいですねぇ……、なんだかドッと疲れちゃいました」
ソファでぐったりする俺達に貴音は愉快そうに微笑みかける。
「……なぁ貴音」
俺はそのいつも通りの笑顔にすら若干の恐怖を感じながら聞く。
「はい?」
「今日の、全部演技だよな? 本音とか、混じってたりしないよな?」
すると貴音は。
「さて、どうでしょう?」
今日一番の笑顔でそう言った。
そして俺は遅まきながら気がついた。やっていい相手と悪い相手がいるという事に。
―――貴音編 終われ
ちょっと書き始めたのと同じタイミングで友人が来訪してきて
最初遅くなったごめんね
乙
パートは賛成できんな
書くならもう次スレ立てて全員分!みたいな流れでいいんじゃないかとここまできたんだし
とりあえず乙!
期待に沿えずすまなかったな
二つも書いてくれただけで十分だろ
それにしても雪歩はまだなのだろうか
他の板がわからんから、立てるんなら案内して欲しい…
誰も書かないのか
ならもう雪歩書く
雪歩「………」ドキドキ…
P「おはよう雪歩、今日も一日仕事頑張ろうな」
雪歩「っ…」
小鳥『男の人って単純だから冷たくされたり、普段と違う態度を取られると、いつもとのギャップ差で気になっちゃうもんなのよ』
雪歩(それって人間だったら誰だって気になると思うんだけどなぁ…)
雪歩『でもそれでプロデューサーを無視するなんて……私には出来ないですぅ!』
小鳥『大丈夫よ雪歩ちゃん!もし成功したら奥手な雪歩ちゃんでもプロデューサーを手に入れられるわ!』
雪歩『……じゃあ少しだけ…頑張ってみますぅ…』
雪歩「っ……っ!」パクパク…プイッ
P「?…お、おい雪歩何か言いたいことがあったなら言って…」
雪歩「こ、小鳥さん!お…お茶飲みませんか!?」
小鳥「え、ええ…頂くわ」
雪歩「は、はいっ!」タッタッタ…
P「………」
雪歩「こ、小鳥さん!お…お茶飲みませんか!?」 ×
雪歩「お、音無さん!お…お茶飲みませんか!?」 ○
恥ずかしい限りで
雪歩「ど、どうぞ」
小鳥「あ、ありがとう~、お茶菓子も持ってくるわね」
雪歩「は…はいぃ…」
P「……なあ雪歩」
雪歩「っ!………」
P「そこにある後二つのお茶って…雪歩と俺の分…」
雪歩「きょ、今日はとっても喉が渇いてるので二つも飲みますぅ!」グイッ
P「お、おい雪歩…無理するなって…」
雪歩「ぷはぁっ……はぁ…はぁ…え、えっと…」
P「………」
雪歩「っ!」タッタッタ…バタンッ
P「……走ってったか…」
小鳥「もうダメじゃない雪歩ちゃん!余分に淹れちゃったら!」
雪歩「でも普段からプロデューサーには淹れているので…その……うぅ…ごめんなさいぃ…」
小鳥「…もういいわ、次からはちゃんとしてちょうだいね」
雪歩「は、はい!……でもやっぱりああいう演技はよく分からなくて…」
小鳥「うーん…そうね…とにかくプロデューサーの言うことには全部無視を貫くことは必須ね」
雪歩「で、でも…私何度もプロデューサーの言うことに反応しそうになっちゃって…」
小鳥「それじゃあずっと頭の中で楽しいことを思い浮かべてそれに没頭していなさい」
雪歩「……妄想…ですか?」
小鳥「そう妄想!現実から逃げるには一番手軽で最適な方法なのよ!」
雪歩「………分かりました…やってみますぅ」
アンタそんな事ばっかしてるからいつまでも残業終わらないんだよ…
小鳥「あー、お菓子無いからわざわざ買いに行っちゃった~」ガチャ…スタスタ…
雪歩「………」スタスタ
P「な、なあ雪歩…その…お前の分だったけど残ってたお茶飲ませてもらったよ、いつも通りおいしかった、ありがとう」
雪歩「………」スタスタ…ストン…
P「……雪歩?」
雪歩(この無視してる状況を基盤にしたifストーリーを組み立てようかな…それじゃあハッピーエンドに…ハッピーエンドに…)
P「………な、なあ雪歩…そろそろお昼だけど外に食べに行かないか?」
雪歩(私が無視するせいでプロデューサーはとっても困惑してしまって…そして他の皆を放って仕事終わりの私を迎えに来て…)
P「………」
雪歩(えへへ…音無さんの言う通りですね…えへへ…)ポワポワ
P「……雪歩」
雪歩(それから雨の中…)
ザーザー
ザクッ…ザクッ…
結局口を付けたの一つだけだろ?
P「………」
雪歩「………」
P「先に謝っておく、悪かった雪歩……男が苦手なお前に俺は何かしてしまったんだろうな…すまん」
雪歩「………」
P「けど今の俺には雪歩、お前を傷つけたことについて本当に心当たりが無いんだ…ごめん…」
雪歩「………」
P「……お前がここまで俺に対して拒絶するってことはそれぐらいなことをしたんだろう……出来ればお詫びがしたい」
雪歩「………」
P「雪歩、お前が望むことなら俺の出来る範囲でしてやりたいんだが……ダメ…か?」
雪歩「………」
P「……雪歩」
雪歩(それから二人はお互い濡れながら抱き合って……こ、これ以上はダメですぅ!)
雪歩「………はぁ…」
P「………っ」
きしーむべーっどのうえぇーでぇー
P「そうだよな…お前が飲むって言ってた分のお茶まで飲むような無神経な俺とは口もききたくないよな」
雪歩「……っ!」
雪歩(あ、あれっ…ど、どうしよう!…何だかプロデューサーすっごく暗い表情してますぅ……え、えっと…)
P「本当に…本当にゴメン……ちょっと頭冷やしてくる」
雪歩「っ!…っ…ぁっ…!」
雪歩(早くプロデューサーに言わないと!演技って!)
小鳥「頭冷やす前にこれ見てくださーい、プロデューサーさん」
P「ん?」
雪歩「あ、あの!待ってっ!」
『ドッキリ大成功!』
P「………」
雪歩「え、えっと!プロデューサー!」
P「………」
雪歩「ご…ごめんなさいっ!……プロデューサーを嫌な気持ちにさせてしまって…」
P「…いいよ別に……雪歩が俺のこと嫌いじゃないって分かったから」
雪歩「っ!あ、あの!……お茶…渡せなくてごめんなさい…ちゃんと無視しなきゃって思ったからってあんなことしてしまって…」
P「……いいって別に」
雪歩「それにプロデューサーが私にずっと話しかけたのに何も反応しないてごめんなさ…」
P「もういいって言ってるだろ!」
雪歩「ひっ!」
P「……ごめん…やっぱり頭冷やしてくる」ガチャ…バタン
雪歩「……お…怒らせちゃいましたぁ…プロデューサーを……ど…どうしよう…」
あー、なるほどこういうパターンか…
小鳥「だ、大丈夫雪歩ちゃん!?……ごめんなさい私がこんなことさせたから…」
雪歩「大丈夫です…プロデューサーは優しいって分かってますから怒鳴っても少しだけ平気ですぅ…」ヘタ…
小鳥「……私謝ってくるわ…こんなことになったのも私の責任だから」
雪歩「そんな…私が一人で行きますぅ……じゃないとプロデューサーにも…自分にも悪い気がして…」
小鳥「…雪歩ちゃんは強いわね」
雪歩「………強くなんてないです…いつもプロデューサーに助けてもらってるのに裏切るような…とっても弱い人間なんですぅ…」
小鳥「………」
雪歩「それじゃあ……私行ってきます…」ガチャ…バタン…
雪歩(そう…これが現実……妄想じゃない…でも私がしっかり頑張ればプロデューサーと前みたいな関係に戻れるはずですぅ…)
雪歩(………)
雪歩(ちゃんと逃げないでプロデューサーと向き合ったら……絶対プロデューサーは許してくれます…絶対)
屋上
P「……で、何か用なのか?」
雪歩「は、はいぃ…今さっきのことを謝りたくて…」
P「だからもう別に良いって、俺だって謝ってもらおうなんて思ってないから」
雪歩「……でもやっぱり…あんな酷いことをしたのにちゃんと謝らないのは……自分でも許せないんですぅ…」
P「………」
雪歩「だから…プロデューサーが許してくれるまで……謝らせてもらいますぅ!」
P「………」
雪歩「………」ドキドキ…
P「あのさ…いつまでもそういうつまんないことで頑固になられても困るんだよ」
雪歩「っ…頑…固」
P「確かに子供みたいなことをして、それに後ろめたさを感じたから謝りたい…ここまではいいんだけどさ、俺はもう謝らなくていいって言ってるのに何でまだ謝ろうとするの?」
雪歩「……プ…プロデューサーが…私を…許してくれないと思って…」プルプル…
P「だからもういいって言ってるじゃん……まさか雪歩って俺の言ってること信じてくれないのか?」
雪歩「っ!そんなことないですぅ!私は…っ!私は…」ジワ…
P「俺ってそこまで信用無かったんだな…俺は雪歩と一緒にここまで頑張ってきたと思ってたんだけど俺のただの独りよがりだったんだな」
雪歩「ち…違いますぅ……私は…私はぁ…」ポロポロ…
P「なぁ…雪歩…」
雪歩「……何…ですかぁ…?」ポロポロ…
P「お願いだから……俺の信じてた雪歩を壊さないでくれ」
雪歩「っ…!」
P「それだけ……じゃあな」スタスタ…
バタン…
雪歩「………」ポロポロ…
雪歩「あっ…あっ…あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁ…んっ…あぁぁぁぁぁ…」ポロポロ…
これは支援
小鳥「……ごめんなさいね…やっぱり私も付いてくるべきだったわ」
雪歩「いいんですぅ……私の自業自得です」
小鳥「でも…」
雪歩「私がプロデューサーを信じなかったせいだから……ああいうことを言われて当然ですぅ…」
小鳥「……雪歩ちゃん」
雪歩「……音無さん…私…現実逃避してきますぅ…今日ぐらいは……いいですよね?」
小鳥「…ええ……辛い時にするからこそ現実逃避なんだから…好きなだけしてきなさい」
雪歩「はい…」
雪歩「とっても風が気持ちいいなぁ…」
雪歩(今さっきまでは…そんなこと全然気づかなかったのになぁ…)
雪歩「………」
雪歩(今回は私とプロデューサーが仲直りをしてからのことを…)
P『もういいって言ってるだろ!』
雪歩(っ…二人はずぶ濡れになって…事務所にあった大きな二つのタオルを見つけて片方で…)
P『何でまだ謝ろうとするの?』
雪歩(…お互いを拭いて…それからもう一つのタオルを二人で使って…)
P『俺ってそこまで信用無かったんだな…』
雪歩(温かいねって……言って…)
P『お願いだから……俺の信じてた雪歩を壊さないでくれ』
雪歩(………)
雪歩「……空しいだけかな…こんなこと考えても…」
雪歩(どれだけ頭の中で思い描いても…プロデューサーは私のことを許してくれないのに…)
雪歩「現実逃避……弱い私には似合ってるのかなぁ…」
雪歩(プロデューサーは……こんな弱い私の方が好き…なのかな)
雪歩(……プロデューサーのおかげで少しは強くなれたと思ったのに…)
雪歩「無駄…だったんだぁ…」ジワ…
ポツ…ポツ……ザァァァァァァ…
雪歩「……雨」
雪歩(そういえば…頭の中の世界でも雨が…)
雪歩「…でもプロデューサーはいないからあんまり意味ないなぁ」
雪歩「………」
雪歩「冷たくて……気持ちいいなぁ…」
P「馬鹿っ!早く来いっ!雪歩っ!すごい大雨だぞ!」
雪歩「っ!あっ…えっ…プ…プロ…」
P「濡れるだろうが!今が一番忙しい時なのに風邪なんて引いたらダメだろ!」
雪歩「プロデュ…うっ……うぅ…」ポロポロ…
P「っ!な、泣いてる暇ないぞ雪歩!早く走れ!」グイッ
雪歩「は…はいぃ!」
雪歩(プロデューサーが…プロデューサーが…また私に話しかけてくれた……それに私の心配まで…)
雪歩(……温かいなぁ…プロデューサーの手…)
雪歩「ドッキリ…だったんですかぁ…?」
小鳥「そ、私とプロデューサーがグルになって雪歩ちゃんに逆ドッキリを仕掛けてたの!」
P「はは…ごめんな」
雪歩「っ…いくらなんでも酷いですぅ!私…私本当にこれからどうしようって思ってのにぃ…」
P「そうだよな…流石に怒鳴ったりあんな酷いこと言ったのはやりすぎだったよな……ごめん!」
雪歩「……でも安心したので…もういいですぅ…」スリスリ
小鳥「?…今さっきから雪歩ちゃん何で左手の手首をさすってるの?」
雪歩「…?……あ!え、えっと…何でもないですぅ…」カァ…
小鳥「?」
P「それでさ雪歩…俺も結構反省しててさ、今回の件のお詫びを雪歩にしてやりたいんだけど……いいか?」
雪歩「お詫び…」
P「ああ、雪歩が望むことなら俺の出来る範囲でしてやりたいんだけど…」
雪歩「そ、そんなこと………!…あ、あの…」
P「何かあるのか?」
雪歩「は、はい…あの…一つだけ…お願いしてもいいですか?プロデューサー…」
これでPも次期組長か
雪歩「やっぱり無理ですぅ!」
P「けど雪歩が頼んできたことなんだし、ほら、遠慮しなくていいって」
雪歩「……うぅ…恥ずかしいけど……えいっ!」ポスン…
P「はは、タオル一枚で二人の人間を包むのって案外難しいな」
雪歩「………うぅ…」モジモジ
P「はぁ~…温かい……ていうか今の季節からして熱いな」
雪歩「じゃ、じゃあ離れますか…?」
P「ううん、このままでいいよ…雪歩がよかったら俺はもう少しこうしていたい」
雪歩「……はい…私もですぅ…」カァ…
小鳥「………あー…あっつ」
終
もうちょっと頑張れば足りたのになスレ
俺が無駄に時間使っちゃったね
ごめん
いやまだ!Pが千早とあずささんを同時にやれば何とかできる可能性が…
千早はよ
いやあずささんの無視する演技もいいと思うんだ
P「おはよう!千早!」
千早「………」
P「ち、千早??おはよう!!」
千早「………」
P「あ、あれ?な、何かあったか?俺何かしたか?」
千早(ふふふ…実はドッキリですけど……)
千早(……たまにはプロデューサーをビックリさせるのもありですよね?)
俺じゃ無理だった
>>958
そうやって調子乗ってる千早ちゃんが大好きです
はよ
P「そ、そうだ!千早!歌の仕事とってきたぞ!!」
千早「………」
P「い、いやー、やっぱり千早だったら歌だよな、うん!!」
千早「………」
P「……千早?ホントに何かあったか?俺が悪いのか?」
千早「………」
千早(うぅ……。ドッキリに乗ってみたはいいけど……)
千早(……わ、私には向いてないのかしら……?)
P「なぁ千早?俺が何かしたなら謝る……。だから……」
千早「………」
P「……だから、無視しないでくれ……。」
千早「………」
P「……なぁ。聞こえてるんだろ?」
P「何か言ってくれ……。千早……!!」
千早「………」
P「……そうか、だんまりか……」
千早「………」
P「俺は千早のために頑張って来たつもりだったが……見当違いだったか」
P「……俺が嫌なのか、はたまた仕事が嫌なのか分からないが……」
P「千早以外をプロデュースするつもりは無い……」
P「………今日で仕事を辞めるよ」
P「……今から社長にやめる話をするけどいいんだな……?」
千早「………」
おいやめろよ!辞めるなんてプレッシャー千早が耐えられるわけないだろ!
もっとやれ、ちひゃー
P「もう話す気も無い……か……」
P「……それじゃあ話に言ってくる……」ガチャ
千早「………」
小鳥「……千早ちゃん!!いい感じじゃない!!」
千早「……ふぅ。ありがとうございます」
千早「でも……ホントに大丈夫でしょうか……?」
千早「プロデューサー……辞めたりしないでしょうか……?」
小鳥「大丈夫よ♪可愛らしく『ドッキリでした♪』って言えばプロデューサーさんだって許してくれるはずよ♪」
千早「それだといいんですが……」
小鳥「ちょっと悪戯したぐらいでプロデューサーさんも怒ったりしないわよ♪」
千早「……そうですね。プロデューサーなら許してくれますよね?」
小鳥「当たり前じゃない!あっ、プロデューサーさん戻ってくるわよ!」
P「……ただいま」ガチャ
P「あっ、小鳥さん。話は聞いてましたよね?」
P「……今日限りで辞めさせていただきます。色々とありがとうございました」
小鳥「……プロデューサーさん?最後に千早ちゃんが何か言いたいそうですよ……?」
P「……千早が?……何のようだ?」
千早「あ、あの……」
千早(大丈夫……!プロデューサーなら笑って許してくれる……!)
千早「じ、実は……!ドッキリでした!!」
P「………はっ?」
千早「あ、あの……。プロデューサーの事無視なんてしてすいません!!」
千早「プ、プロデューサーの困った顔が見てみたかったので……」
小鳥「はいはーい♪プロデューサーさん大丈夫ですか?」
小鳥「千早ちゃんがプロデューサーさんの困った顔見たさにやっちゃった悪戯なんですからー」
小鳥「ここは寛大に許してあげちゃって下さい♪」
千早「あ、あの私はプロデューサーと……」
P「……ざけんなよ」
千早「……えっ?」
P「ふざけるなって言ってるんだよ」ガンッ!
千早「……きゃっ!」
ちょっと急ぐか
あずささん10レスくらいで完成させてみようかな……厳しいか
>>976
改行なしで
書き溜めて一気に投下すれば
多分無理っぽいけど
小鳥さんはもう諦めよう
P「……悪戯でしたぁ?ふざけるんじゃない!!」
P「どうするんだ!今さっき社長に辞めるって言っちゃったんだぞ!?」
千早「で、ですから……、ドッキリで……」
P「仕事のミスや何かをドッキリで片付けられるほどこの業界は簡単なのか!?どうなんだ!?」
千早「……そ、それは……」
小鳥「プ、プロデゥーサーさん……。ちょっと落ち着いて……」
P「これが落ち着けますか!?今さっき俺は職を失ったんですよ!?」
P「おまけにその理由が下らない悪戯なんかで!!」
千早「………」
P「……ハァハァ。……すまん、ちょっと言い過ぎたな」
P「だけどどっちにしろこんなくだらない事するやつなんてプロデュースする気にもならないな」
千早「そ、そんな……」
小鳥「……そ、そこまで言わなくても」
P「あなたもあなたですよ小鳥さん。今回はあなたも絡んでいるんですから全くの無実って訳じゃないですよね」
小鳥「……ピヨ」
P「はぁ……もういい。もう帰ります」
P「……荷物はそのまま捨ててしまってもいいんで」
P「それじゃあお疲れ様でした。もう連絡もしないんで安心してくださいね……」バンッ!
千早「えっ…、あっ……」
小鳥「ちょ、ちょっと……千早ちゃん!追いかけなくて……」
千早「……いいんです」
小鳥「で、でも……!!」
千早「……私が、招いた結果です」
千早「……私がいけないので……。しょうがないと……」
小鳥「……わ、私社長に事情説明してくる!!」ガチャ!
千早「………」
千早「……プロデューサー」
千早「……本当にごめんなさい」
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