P「パソコンの検索履歴か…」(155)

P「そう言えばさっき音無さんがパソコンを使っていたな」

P「あの人、時々仕事をサボってネットサーフィンしているからな」

P「まあ、それを確かめる意味でも少し見させてもらいますよ」

合コン セッティング
お肌 手入れ
結婚 適齢期
菊地真 セクシー 画像 
気持ちい やり方


P「…………」

P「こ、これはひどい…」

P「さっきパソコンを使っていたのは音無さんだから、これ全部…」

P「………」

P「見なかったことに…」

小鳥「ただいまもどりましたーーー!」

P「シェーーーーーーーーーーーーーーー!?」

小鳥「プ、プロデューサーさん!?どうしたんですか!?そんな変なポーズして」

P「い、いえ。何でもありませんよ!?」

P(まさか、検索履歴を見てたなんて言えないよな)

小鳥「? 変なプロデューサーさんですね、よいしょ」

小鳥「あれ?私パソコン…」

P「!?」

小鳥「まあ、いいや。仕事仕事!」

P(やらないだろ!アンタ!)

P「…………」

小鳥「フフフ…マートンガウッタ…」

P(暇だな…)

P(このままでは、泡になってしまう…)

P(あ、そうだ。さっきの検索履歴のことについて訊いてみるか)

P「音無さん!」

小鳥「マートン×ブラゼル…イケ!? は、はい!?何ですかプロデューサーさん!」

P「あのー、音無さん。何か欲求不満なことでもあるんですか?」

小鳥「ピ、ピヨ!?」

P「いや、あの、音無も独り身ですから、その迸る情熱をこう、ね。たはは」

小鳥(な、何!?こ、これはチャンスなの?期待しちゃっていいの!?)

P「あ、そもそも女性にする話ではないですよね。すみま…」

小鳥「い、いえ是非続きを!!」

P「えー」

P(軽い冗談のつもりだったのに)

P「で、ではその…何を燃料に、発電を?」

小鳥「プロデューサーさん…言葉が…っは!?こ、これは巧妙な言葉攻め…これだけで今夜は」ハアハア

P「…………」

P(想像力の豊かさってこういう所でも役に立つんだな)

P「それで、あの…」

小鳥「いやん!?プロデューサーさん!?そ、そんな、あん!だめえええ!!」

P「…………」

P「美希を迎えに行ってきます…」

翌日

P「結局音無さん、あの後どうなったんだろう?」

P「あ、あんまり気にしないことにしよう…」

P「………」

P「今日もちょっとパソコン見てみるか」

P「もしアイドルが何かを調べていたら悩み解消とかになるかもしれない」カチカチ

運動 ジョギング コース
菊地真 可愛い 
ボーイッシュ 魅力
男の人 デート
プロデューサー 恋愛

P「…………」

P「真だよな…コレ?あと可能性としては雪歩か…」

P「いや、雪歩はヤフオクでスコップの相場とかを見ていそうだからな…」

P「ってことは真か…」

P「まあ、ジョギングはいいことだ。健康にもいいし」

P「真は可愛いぞ、気にするな」

P「それも、真の魅力の一部だぞ」

P「デートは経験を重ねるしかな…」

P「プロデューサーって誰のことだよ…」

P「………ん?」

P「も、もしかして、コレは俺のことなのか!?」

P「い、いや待て!落ち着け!アイドルとそんな関係に陥るなんて!!」

P「…………はあ」

P「まあ、譲歩してデートって所だな。それくらいならいつでも…な」

真「ホントですか、プロデューサー!?やーりぃー!」

P「ま、真!?お前いつから!?」

真「真は可愛いぞのあたりからです!えへへ。それよりプロデューサー」ギュッ!

P「何だよ?そ、それにこの腕…」

真「デートならいくらでもしてくれるんですよね?今から行きましょうよ!」

P「あ、アレはその!」

真「へへっ!今日はいーっぱい楽しみますよ!服を買いに行って、ゲームセンターにいって、素敵なレストランでご飯食べて」

P「お前、話を勝手に…はあ、もう」

P「仕方ないな、まったく」

真「へへ。やーりぃー!」

翌日

P「はあ、給料日前だったのにな…」

P「しかし、まあ、真にはいいリフレッシュになったみたいだし、良しとするか」

P「そう考えると、このパソコンのアレも無駄ではないんだな」カチカチ

ハニー大好きなの!
ハニー 北海道
ハニー みつばち
ハニービーンズ
お昼寝用まくら

P「……はあ」

P「これは美希だな。それ以外だったら俺は知らん」

P「お昼寝用まくらって、普通の枕と違いはあるのか?」

P「ハニービーンズ。きっとこれはハニーって調べようとして」

P「次の2個も一緒だな」

P「最後なんかぶっちゃけちゃってるしな」

P「まったく、美希の奴…。まあ、好意を寄せられるのは悪い気分ではないけど…」

P「あれ、ハニー大好きで1個ヒットしたぞ」

P「しかも、美希の公式ブログ…。嫌な予感しか…」

今日はハニーとラーメンを食べたの!
ミキはしょうゆラーメンを食べたの!
ハニーもいつもはしょうゆラーメンだけど
今日はしおラーメンだったの
ミキ的にはどっちにしようかまよっていたカンジだったから、ハニーのを分けてもらったの!
あとで聞いたら、ミキがまよっているのを見て、しおラーメンにしてくれたらしいの!
やっぱりハニー大好き!あはっ!

Pの腕に抱きつく美希の写真


P「和むなあ…」

P「じゃなくて、あのバカ!!」

P「コメント欄は!?」

美希ちゃんぺロぺロ

僕も美希ちゃんのハニーに!

ハニーとやらを殺しに行こうか!!


P「…取りあえず、この記事は削除と」

P「後でこってりしぼらないと…」

美希「あふ。おはようなの」

P「美希!!」

美希「あ、ハニーなの!」

P「お、お前あのブログ…どう言うつもりだ?」

美希「ブログ…。何のことかな?」

P「お前にファン拡大のために日記を書けと言ったことあるだろ?あれのことだ」

美希「それなら、順調なの!ミキ、ハニーと出かけた時のことを書いてるの!」

P「ちょっと待て!ってことはラーメン以外にも!」

美希「あふ…いっぱい書いてるの…」

P(お…終わった)

翌日

P「取りあえず、何事も無かったけどあのブログは閉鎖だな」

P「俺がファンだったらあんなブログ見たくないし」

P「しかし、こういうのを見つけるという意味でも有効だな、コレ」カチカチ

お菓子 レシピ
パンチラ 角度 転び方
東京ドーム巨人戦 チケット
東海道線 時刻表
歌 上達 音痴


P「……いろいろ可笑しい!!」

P「春香だよな…」

P「よし、一つずつ見ていこう」

P「まず、1つ目は春香らしいな」

P「で、2つ目は……」

P「あのどんがらは故意だったのか…」

P「これはきっとドームについて調べたんだな。それで成り行きでこれになったと」

P「ああ、確かに時刻表とかあった方が便利かもな。印刷して貼っておくか」

P「そしてこの涙ぐましい努力。大丈夫だ、ちゃんと上達してるぞ」

ID:+UH6mlTU0
こいつ1日アイマスSSスレ張り付いてたのか
きんめええええwwwwwwwwwww

春香「プロデューサーさん!おはようございます!!」

P「おお、おはよう春香」

春香「あ、プロデューサーさん!今日はワッフルを作ってきたんですよ!」

P「おお、そうか。悪いな、いつも」

春香「えへへ。趣味でやってることですから、あわわ」ドンガラガッシャーン!

P「だ、大丈夫か!」

春香「いたたた…」

P(あ、パンツ。今日は白か)

>>61
ニートだしな
アイマス好きだし

>>70
くせえんだよ
死ね

春香「はい。大丈夫です…ドジばっかですみません」

P「いや、怪我が無いならそれでいいんだけどさ」

春香「あ、それよりプロデューサーさん!ドームですよ!ドーム!」

P「え?ドーム!?」

春香「はい!まず、ライブのイメージを掴むために実際に行きたいと思って、巨人戦のチケットを取りました!」

P(何で野球なんだ?ライブにすればいいのに)

春香「プロデューサーさん!一緒に行きましょうよ!」

>>72
人のID検索して楽しかった?(^ ^)

>>74
僕ちゃん早く寝ようね(^ ^)

律子「はーるーかー!」

春香「わわっ!?律子さん!!」

律子「あなた、昨日の音楽のレッスンに合格していないでしょ!ドームは合格したらよ!」

春香「り、律子さん!引っ張らないで…プロデューサーさああああああん!」

P「ご愁傷様春香さん…」

>>78
うん、おやすみ(^ ^)

粘着はやめてねー( ´Д`)y━・~~

P「で、結局巨人戦には行ったんだよな」

P「まさか、ファールボールを避けるとき転ぶとはなあ…」

P「まあ、楽しかったしよしとするか」カチカチ

安売り スーパー
もやし 料理
かけいぼ つけ方
ねむいです…
お兄ちゃん 甘え方

P「………」

P「これは…やよいだよな」

P「まあ、スーパーの安売りを調べるのはいいことだ」

P「もやしも家計簿も努力が見えるし、良いことだ」

P「ただ、問題は残りの2つだ!」

P「寝不足?それに甘えたいって…」

P「…………」

やよい「うっうー!おはようございまーす!プロデューサー!」

P「や、やよい!」

やよい「今日も1日お仕事がんばりましょー!」

P「そ、そのことなんだけどな…」

P「やよい、ちょっとソファーまで来てくれないか?」

やよい「?」

P「やよい。単刀直入に聞くけど…最近疲れてないか?」

やよい「あ…あの…」

P「いいんだ、正直に言って。怒りはしないからさ」

やよい「最近ちょっと、眠れないかなーって」

P「どうしてだ?」

やよい「お父さんが言っていたんです。ちょっと家計が苦しいって…」

P「それで、悩んでいるのか?」

やよい「は、はい。不安で…不安で…」

P「そうなのか…でも、やよいが体を壊したら元も子もないからな。少しでも寝た方が良いぞ」

やよい「そうでしょうか?」

P「ああ、勿論だ。俺に出来ることがあれば、何でも協力するぞ」

やよい「ほ、本当ですか!?」

やよい「じゃ、じゃあ…膝枕…」

P「へ?」

やよい「膝枕をしてくれたら…嬉しいです」

やよい「すぅ…すぅ…」

P「相当眠かったんだな。18秒でねちまった」

P「しかし、やよいにそんな苦労が掛かっていたとは…」

P(我ながら情けないな…)

やよい「ん…。プロデューサー…」

P「!?ど、どうした?」




やよい「大好きです…うっうー……すぅ…すぅ」

P「寝言…だよな?」

翌日

P「ふう。結局夜まであれとは…」

P「まあ、やよいが少しでも楽になれば良いんだけどな」カチカチ


胸 大きさ
歌 発声
高槻やよい 可愛い
72 カップ
歌声 響き


P「……あれ?」

P「まあ、千早さんですよね」

P「歌声、響き、発声。うんいい心掛けだ」

P「まあ、百歩譲ってやよいのことは無視するとして…」

P「そこまで、胸がコンプレックスなのか?」

P「というか、パソコン使えたんだな、あいつ」

千早「プロデューサー?」

P「youareshock!?」

千早「ど、どうしたんですか、いきなり?」

P「い、いきなり現れないでくれ…心臓が止まるかと思った…」

千早「す、すみません…」


千早「それより、プロデューサーは何をしてるんですか?」

P「ん?い、いや、別に何でもないぞ」

千早「………」ジトー

P「そ、そんな目で見るなよ。あれだよ、パソコンの履歴を見てたんだよ」

千早「履歴?」

P「ああ、こういう風に、前に調べたことを見ることが出来るんだ」カチ

千早「………」

P「これ、調べたの千早だよな?」

千早「正確に言えば私ではありません」

P「え?」

千早「春香にいっしょにやってもらったんです。私こういうものは苦手ですから」

P「ああ、そうなのか」

P(それなら、納得がいくな)

千早「それよりプロデューサー」

P「はい?」

千早「あんまり、そういうのを覗くのはよくないと思います」

P「そ、そうか?」

千早「はい、あんまり知られたくないことは人には結構ありますから」

千早(この胸とか)

千早「くっ…」

P「そ、そうだな。あんまり見るのはよくないよな…」

P「取りあえず、千早」

千早「はい?」

P「やよいの写真集だったら、いくらでもあげるからな」

千早「………」ボンッ!


おわり

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