ミカサ「…いみなし?」 (12)

ミカサ「…いみなし?」

・進撃の巨人

ミカサが意味のない話をするお話です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386512656

ーー食堂

エレン「しかし 食い物がそんなに大事だとはな」

ミカサ「何よりも優先すべき」

エレン「筋肉というか……強くなるのも食い物から考えるのか?」

ミカサ「可能であればそうする グリシャおじさんの話を思い出して欲しい」

エレン「いつだったか言ってたな……乳の栄養はすごいって」

ミカサ「抵抗力をつけさせるためにも赤ん坊には母乳を飲ませるべきだと言っていた」


エレン「例えばそれは……やっぱり体格にも影響するのか?」

ミカサ「確実に影響するだろう」

エレン「う……やっぱそうか? もしかして俺の身長が低いのは……」

ミカサ「はっきり言うと ミルクを飲まなかったことが原因だ」

エレン「だって……飲みにくかったんだよ 今でこそ飲めるようになったけど」

ミカサ「どう言うこと? エレンはシチューを普通に食べていた」


エレン「単純な理由なんだ 味とかは関係ない」

ミカサ「言ってみて欲しい」

エレン「いや……子供っぽく感じたんだよ」

ミカサ「よくわからない その時の私達は確かに子供だったでしょう?」

エレン「うん……そうなんだけど 何というか子供っぽいのが嫌だったんだ」

ミカサ「だからカルラおばさんが用意してくれたミルクを飲まなかったの?」

エレン「飲んでたんだよ お前が来るまではちゃんとな」


ミカサ「ならエレンがミルクを飲まなかったのは……」

エレン「……恥ずかしかった お前に子供っぽいと思われるのがよ」

ミカサ「よくわかった 私がエレンのミルクを無理矢理飲まされていた理由はそういう事だったの」

エレン「飲ませったっつうか 飲んでもらってたっつうか」

ミカサ「カルラおばさん……エレンのミルクを……私が飲んでしまった」

エレン「頼むからそれで自分を責めんじゃねぇ……」


ミカサ「エレンのお陰で私の体格は良くなったので そのことを感謝しよう」

エレン「うるせぇ お前より貧弱だよ どうせ」

ミカサ「せめて十八歳になったあかつきには あなたに乳を飲んでもらおう」

エレン「うるせぇ うるせぇ! こんな所で言うんじゃねぇ!」

ミカサ「エレンのお陰で疑問が解決した ありがとう」

エレン「うん……ミカサが喜んでくれて何よりだ……」

ミカサ「だからこの話は終わりにしよう アニとライナーにも休んでもらいたい」

エレン「いいけどさ……俺が恥ずかしくなっただけじゃねぇか」


ミカサ「考えすぎ もっと気を楽にして?」

エレン「テメェのせいで疲れたんだ!」

ミカサ「だったら『しりとり』は終わりにして二人を呼びに行きましょうか?」

エレン「かなり不自然な会話だったと思ったら……そんな遊びをしてたのかよ」

ミカサ「良かったらエレンも一緒に言って欲しい」

エレン「いいぜ せえのぉ」

ミカエレ「「おしまい!」」



題名に戻る

これにて終了です

ドット3つにしていた沈黙を3点リーダ2つに変更しました

慣例なので題名は ミカサ「…○○○?」 のままです

話としては山も落ちも意味もありません

精進致します

以上です

ミカサと食材のシリーズ書いてた人?

>>9

そうです 覚えてくださっていて感激です

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