切嗣「プリキュアは期間限定で、大人になると名乗るのが難しくなるんだ」
ギルガメッシュ「荒ぶるは王の財宝!キュアキング!」
切嗣にとってプリキュアはある意味理想的な存在だろうな
>>7 雁夜「顔色の悪さは不幸の証!キュアホワイト!!」
>>9
職場環境ブラックやん
ギルガメッシュ「お世話するメポ!」
綺礼「ぶっちゃけありえなーい!」
士郎「そっか。それじゃしかたないな」
士郎「「アンタの夢は、俺が形にしてやるから―――俺がキュアレッドになるから」
凛「ちょっとまちなさい」
ランスロット「ブラックサンダー!!」
プロトセイバー「ホワイトサンダー!!」
>>20
ランスロットさんはムーンセルから太陽の騎士を連れてきなさい
>>25
ガウェイン「ルミナス!シャイニングストリーム!!」
イリヤ「キリツグ早く起きて! プリキュアはじまっちゃうよ!」
切嗣「ああ――待ってくれ、今起きるよ」
アイリ「イリヤは本当にプリキュアが好きなのね」
イリヤ「うん! わたし将来プリキュアになりたい!」
切嗣「イリヤならなれるさ」
イリヤ「本当!?」
切嗣「ああ…ほら、もうすぐではじまるんじゃないかい?」
イリヤ「あっ、テレビつけないと!」
<ラ♪ラ♪ラー♪ スイートスイートプリキュア♪
イリヤ「スイートプリキュア♪」
アイリ「ふふ、イリヤってば楽しそうにしちゃって」
切嗣「……」
アイリ「日曜の朝からあの子のあんな笑顔が見られるなんて――私は嬉しいわ」
切嗣「そうだね」
イリヤ「いけープリキュア! やれー! そこだー!」
・・・・・
イリヤ「あー楽しかった! キリツグ、プリキュアごっこやろ!」
切嗣「ああ、いいよ」
イリヤ「じゃあイリヤはキュアメロディやるから、キリツグはノイズね!」
切嗣「よし…さぁこい、キュアメロディ」
イリヤ「とりゃー! パーンチ!」
切嗣「うわっ、やられた!……ははは、イリヤは強いなぁ」
イリヤ「今のイリヤはイリヤじゃなくてキュアメロディだよ!」
切嗣「そうだったね、ごめんよ。さぁ、もう一度来いキュアメロディ!」
イリヤ「よーし、いくぞー! とりゃー!」
セイバー「アイリスフィール、切嗣たちは何をしているんですか?」
アイリ「プリキュアごっこよ、楽しそうでしょ?」
セイバー「プリキュア…確かイリヤスフィールが毎週熱心に見ているアニメーションでしたか?」
アイリ「そうよ。あっ、そうだ…せっかくだからあの光景をビデオカメラに収めましょう!」
アイリ「ふふ、かわいいアイリの姿はちゃんと残さないとね」
セイバー「なら私がビデオカメラを取りに…」
イリヤ「セイバー!」
セイバー「どうしましたか、イリヤスフィール?」
イリヤ「セイバーもプリキュアやろ!」
セイバー「私も…ですか?」
アイリ「あら、いいじゃない。イリヤに付き合ってあげて、セイバー」
セイバー「分かりました。では私もプリキュアごっこなるものをやりましょう」
イリヤ「じゃあイリヤはキュアメロディだから、セイバーはキュアリズムね」
切嗣「……」
アイリ「切嗣、イリヤがやりたいって言ってるから…」
切嗣「分かってるよ、アイリ。セイバーの相手もちゃんとする」
セイバー「行きますよ、切嗣!」
アイリ「セイバー…遊びなんだから手加減してね?」
セイバー「了解です、アイリスフィール」
イリヤ「必殺技できめるわよ、リズム!」
セイバー「はい! イリヤスフィール!」
イリヤ「イリヤじゃなくてキュアメロディ!」
セイバー「了解ですキュアメロディ!」
イリヤ「いくぞー! プリキュア・ミラクルハート・アルペジオ!」
セイバー「インビジブル・エア!」
切嗣「!!」
切嗣(Time alter―――double accel)
イリヤ「あっ…」
セイバー「避けましたか…やりますね切嗣」
イリヤ「セイバー! 今のはなんなの!!」
セイバー「え?」
イリヤ「イリヤがプリキュア・ミラクルハート・アルペジオをつかったらセイバーはプリキュア・ミラクルハート・アルペジオを使うんでしょ!? それで最後はプリキュア・ミュージックロンド・スーパーカルテットで止めを刺す予定だったのに!」
セイバー「???」
切嗣「……イリヤ、じゃなくてメロディ。もういい、二人で遊ぼう」
イリヤ「セイバーはプリキュアのこと何も分かってない! 女の子として失格よ!」
セイバー「は、はあ……すみません」
セイバー「イリヤスフィールに怒られてしまいました」
アイリ「あらあら」
セイバー「一応手加減してインビジブル・エアを放ったのですが…」
アイリ「それはプリキュアの必殺技じゃないから、イリヤが怒るのも仕方ないわね」
セイバー「申し訳ありません…私が無知なばかりに」
アイリ「そうだ、プリキュアのDVDがあるからそれをみて勉強してみたらどう?」
セイバー「DVD…ですか?」
アイリ「ええ、全部見終わればイリヤとも話しが合うようになるはずだわ」
セイバー「なるほど。感謝します、アイリスフィール」
雁夜「ある時は5つ、ある時は1つ、実態を見せずに忍び寄る白い影。 正義の影武者、科学忍者隊、その名をガッチャマン!」
桜「…」
・・・・・
イリヤ「あー楽しかった!」
切嗣「父さんも楽しかったよ」
イリヤ「これでイリヤもプリキュアに近づけてかな」
切嗣「イリヤなら将来立派なプリキュアになれるよ。そしたら世界を救ってくれかい?」
イリヤ「うん! 悪い奴らを懲らしめて、弱い人たちを助けるの!」
切嗣「偉いな、イリヤは」
イリヤ「あっ、ねえキリツグ。次からはスイートプリキュアごっこじゃなくてスマイルプリキュアごっこに変更だからね!」
切嗣「スマイルプリキュア?」
イリヤ「うん、次からはじまる新しいプリキュアよ!」
切嗣「そうか…スイートはもう終るのか。父さんようやくEDのダンスを踊れるようになったばかりなんだけどな…」
イリヤ「今度のプリキュアはね、最初から五人もいるの!」
切嗣「へえ…前にも似たようなのがあったね」
イリヤ「プリキュア5でしょ? でもあれとは違うの!」
切嗣「どんどん増えていくんだなぁ…父さん、全部のプリキュアを覚えられる自信がないよ」
イリヤ「分からなくなったらイリヤが教えてあげる!」
切嗣「ありがとうイリヤ。イリヤは父さんの知らないことを何でも知ってるし、優しいんだね」
イリヤ「えへへ」
イリヤ「じゃあイリヤ、部屋に戻って今日のプリキュア見返してくるね!」
切嗣「ああ、行っておいで」
イリヤ「スイスイプリキュアー♪」
切嗣「……舞弥、いるかい?」
舞弥「はい、ここに」
切嗣「もうすぐ新しいプリキュアが始まるらしい」
舞弥「そのようですね」
切嗣「それに合わせて恐らく新しい関連商品も発売されるだろう。発売日にはなんとしても手に入れたい」
舞弥「すぐに調べてきます」
切嗣「頼む、舞弥」
・・・・・
イリヤ「あー! セイバーがDVD見てるー!」
セイバー「イリヤスフィール、プリキュアというものは面白いですね。あのような少女たちがあれほどの身体能力を得るとは驚きです」
イリヤ「どのシリーズ? 最初のやつ?」
セイバー「はい。ふたりはプリキュアという作品です。今一話目が終りました」
イリヤ「へー、セイバーもさっきのこと反省してプリキュアのことを勉強する気になったのね!」
セイバー「はい、プリキュアというのは中々奥深そうですね」
イリヤ「よーし、じゃあイリヤも付き合ってあげる。一緒に見よ!」
セイバー「ありがとうございます、イリヤスフィール」
そして月日は流れ
イリヤ「早くスマイルプリキュア放送しないかなー」
切嗣「そういえば明日だったね」
イリヤ「うん! 今のうちに録画予約しておいてね、キリツグ」
切嗣「ああ、分かってるよ。――そうだ、イリヤ」
イリヤ「なに?」
切嗣「今日はたしかスマイルパクトの発売日だったね」
イリヤ「そうだけど…」
切嗣「よし、じゃあ一緒に買いに行こうか」
イリヤ「本当!?」
切嗣「ああ、本当だとも」
舞弥(ネットで注文すれば労せずに買えるが、切嗣はあえてそうしなかった)
舞弥(令嬢と共に玩具店を周り、商品を選び、それを買う姿を見せて父親としての高感度を上げようとしている…)
切嗣「よし、じゃあ行こうかイリヤ」
イリヤ「いってきまーす!」
アイリ「いってらっしゃい、二人とも」
おもちゃ屋
イリヤ「ねえ、プリキュアのコーナーはどこ?」
切嗣「確かここら辺のはずなんだが…」
切嗣(だがおかしい…ここはプリキュアグッズの発売コーナーのはずなのにほとんどの玩具がなくなっている)
切嗣(これは一体……)
イリヤ「あっ、あった!」
切嗣「え?」
イリヤ「ほらキリツグ、スマイルパクトよ! 残り一個みたい!」
切嗣「本当だ…良かったね、イリヤ。さっそくそれを…」
時臣「おや、まだそんなところに一つ残っていたのか」
切嗣「!!」
時臣「ッ…衛宮切嗣…なぜ貴様が」
切嗣(こいつは…遠坂時臣。遠坂家の当主がなぜおもちゃ屋に)
イリヤ「?」
時臣「なるほど…この子は君のご令嬢かね? 衛宮切嗣」
切嗣「……」
イリヤ「キリツグ、この人は?」
切嗣「イリヤ…少し下がっていてくれ」
時臣「なるほど、大体は読めた。衛宮切嗣、君の狙いはこのスマイルパクトだな?」
切嗣「そこから離れてもらおう、遠坂時臣。そのスマイルパクトは僕たちのものだ」
時臣「それはできないな」
切嗣「なんだって?」
時臣「私にも娘がいるのでね……それも二人だ」
時臣「娘たちのためにどうしてもスマイルパクトが…いや、全てのプリキュアのグッズが必要なのだよ」
切嗣「全ての…まさか!」
時臣「フ…その通り。この店にあるプリキュアの関連グッズは全て買い取らせていただいた。だがここにスマイルパクトがまだ残っていたとは…どうやら見落としていたみたいだな」
切嗣「遠坂時臣という人間は本物の貴族と聞いていたが……ずいぶんと汚いやり方をするものだな」
時臣「娘のためなら糸目はつけないものなのだよ、父親というのは」
切嗣「クッ……」
イリヤ「キリツグ…」
切嗣「…心配ないよイリヤ。あのスマイルパクトは必ず手に入れてみせる」
時臣「さて、それはできるかな衛宮切嗣」
切嗣「力づくでも奪い取るさ」
時臣「フ…まさかこんな所で銃でも発砲するつもりかな?」
切嗣「……」
切嗣(どこかにアーチャーも潜んでいるかもしれない。この男を倒し、スマイルパクトを手にいれ、イリヤと一緒にここを脱出する)
切嗣(そのためにはどうすれば…)
時臣「――私も父親だ。娘にプレゼントを与えたい君の気持ちはよく分かる」
切嗣「なに…?」
時臣「だが私も譲れないのだよ、衛宮切嗣。そこでだ…勝負をし勝ったほうがこのスマイルパクトを入手できるというのはどうだろうか?」
時臣「もちろん殺し合いではなくてね。君も娘の前で血なまぐさい光景は見せたくないだろう?」
切嗣「どういうことだ。それは僕たちが自身が戦うのではなくサーヴァント同士で決着をつけるということか?」
時臣「いいや――決着は私たち自身でつけよう。君も一人の父親なら、この勝負には乗るだろう?」
切嗣「…それで、勝負の内容は」
時臣「題して…プリキュアクイズ!」
切嗣「プリキュアクイズ…!?」
時臣「第一問!」
切嗣「なにっ!?」
時臣「キュアサンシャインの変身時の名乗りは、何かね?」
切嗣「くっ…」
時臣「フフフ…制限時間は十秒だ。その間に答えを出さなければ間違いとみなす」
切嗣(落ち着け…キュアサンシャインといえば確かハートキャッチプリキュアに出ていたキャラ)
切嗣(これは僕もイリヤと一緒に見ていた作品だ。顔は思い出せる)
切嗣(だが変身時の名乗りは…)
イリヤ「キリツグ…」
切嗣「……」
切嗣(そうだ…これはイリヤのための戦い。負けられない戦いだ)
時臣「残り五秒」
切嗣(思い出せ、思い出せ――!!)
時臣「三、二、一――」
切嗣「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!!」
時臣「ほう…正解だ」
イリヤ「やったー!」
切嗣(なんとかなったか…)
時臣「だがこれはいわば初級問題…正解して当然の問題だ。続いて二問目にいくぞ」
切嗣(僕には問題を与えさせる暇もないというのか)
時臣「第二問…フフフ、これは君にとっては少々難しいかもしれないな」
時臣「次のうち、竹野内よし美、シークン、秋元こまちの三人のキャラに共通する点は、なにかね?」
切嗣「!?」
時臣「制限時間は先ほどと同じ十秒だ。答えたまえ」
切嗣「なっ…!!」
切嗣(三人のキャラに共通する点だと…? 一体なんなんだ)
切嗣(秋元こまちは分かる…確かプリキュア5のメンバーだ)
切嗣(だが竹野内よし美とは? シークンとは? 一体どの作品に出ていたキャラなんだ…!?)
時臣「残り五秒」
イリヤ「……」
時臣「三、二、一――」
切嗣(くっ…キャラの顔が思い出せない以上、ここは当てずっぽうで答えるしかない…)
切嗣「かっ…身体が、緑色」
時臣「なに…?」
切嗣「共通する点は、身体が緑色だと言ったんだ」
切嗣(秋元こまちは確か緑色のプリキュア。答えになりそうな特色は、これしか思い浮かばない…)
時臣「……フ、フフフ」
時臣「残念だよ、衛宮切嗣。不正解だ」
切嗣「なに!?」
時臣「どうやら父親としての君の実力は、そこまでのようだったな」
時臣「正解は、三人とも永野愛という声優が声を当ててる――だ」
切嗣(せ、声優…だと…?)
切嗣(馬鹿な、子供は声優のことなんて一片たりとも気にしてないはず。それなのにこんな問題を出し、あまつさえ答えまで知ってるなんて…)
切嗣(まさか…この男は…)
時臣「これで君の敗北は決定した。約束どおりこのスマイルパクトは私が貰っていこう」
イリヤ「あー! イリヤのスマイルパクトー!」
時臣「すまないね、お嬢さん。だが私にも君と同じようにプリキュアを楽しみにしている娘との約束があるんだ」
時臣「恨むのなら、君の父親を恨むことだ」
切嗣「……」
時臣「ではさらばだ、衛宮切嗣。今度私に挑むときは、もう少し勉強してからにしたまえ」
イリヤ「イリヤの…スマイルパクト…」
切嗣「……すまない、イリヤ」
イリヤ「キリツグの最低! 大ッ嫌い!! もう二度と口きいてあげないんだから!!!」
切嗣「……」
いろんな店探し回ってやっと見つける事によって好感度アップが狙えるじゃないか
イリヤとファミレス入るキリツグとか見てみたい
数日後
切嗣「……」
アイリ「あれから一度もイリヤと話していないの?」
切嗣「ああ…どうやら本当に嫌われたみたいだ。あの後町中の店を回ってみたが、全部買い占められていたよ。そのせいで余計に機嫌を損ねてね…」
アイリ「困ったわね…結局は手に入れることできたのに」
切嗣「舞弥のおかげさ。別の町で買ってきたみたいだ」
切嗣「けどイリヤもそれに感づいて、僕が買ってきたんじゃないと知って…」
アイリ「……」
切嗣「僕悪いんだ。誰だって父親のかっこ悪い姿を目の当たりにしてしまえば、ああなってしまう」
アイリ「けど、このままじゃよくないわ。切嗣だってイリヤと仲直りしたいでしょ?」
切嗣「そうだが…」
イリヤ「セイバー、変身よ!」
セイバー「はい、イリヤスフィール!」
イリヤ「プリキュア、スマイルチャージ!」
セイバー「プリキュア、スマイルチャージ!」
イリヤ「シューン、キラキラー、シャキーンシャキーン! バチーン!」
イリヤ「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」
セイバー「ピカピカぴかりんじゃんけんポン、キュアピース!」
切嗣「……」
アイリ「セイバーったら、イリヤの影響ですっかりプリキュアにはまったみたいなの」
切嗣「そうか…」
イリヤ「うーん、後どうしても三人足りないなぁ…」
セイバー「困りましたね、スマイルプリキュアは五人必要だというのに」
イリヤ「そうだ! お母様も一緒にやろうよ!」
アイリ「え…私も?」
イリヤ「お母様はキュアビューティ役ね!」
アイリ「わ、私にできるかしら…」
イリヤ「サニーは舞弥で、マーチは」
切嗣「イリヤ、人手が足りないなら僕が…」
イリヤ「……」プイッ
切嗣「……」
アイリ「イリヤ、切嗣が可愛そうじゃない」
イリヤ「だってキリツグってプリキュアのこと何も知らないんだもん。そんな人とプリキュアごっこやってもつまらない」
切嗣「……」
セイバー「切嗣、誰でもはじめは皆無知です。しかし何も知らないなら学べばいいだけのこと」
セイバー「焦る必要はありません。今からプリキュアを学べばきっとイリヤスフィールとも仲直り…」
切嗣「アイリ、僕はちょっと外の空気を吸ってくるよ」
アイリ「え? あ…ええ、分かったわ」
セイバー「……」
・・・・・
切嗣「はぁ…難しいな、父親というものは」
切嗣(なんとかしてイリヤの気を引きたいが……さて、どうするか)
切嗣(もう一度シリーズを通して見てみるか…だがそれではまるでセイバーの言葉に従うみたいで…)
イリヤ「えー! セイバーってもうEDのダンス踊れるの!?」
セイバー「はい、見よう見まねですが」
イリヤ「すごーい! セイバーってすごーい!」
セイバー「お褒めに預かり光栄です、イリヤスフィール」
切嗣「……」
切嗣(もう一度最初から…シリーズを通して見てみるか)
ナージャです
・・・・・・
イリヤ「ねえ、公園でプリキュアごっこやろ! 外でやりたい!」
セイバー「公園ですか…?」
アイリ「あっ…私はちょっと行けないわ。お夕飯の支度もしないといけないし」
イリヤ「えー、お母様行けないのー?」
アイリ「ごめんなさいねイリヤ。セイバー、舞弥、イリヤのことお願いね」
セイバー「はい、アイリスフィール」
舞弥「分かりました」
イリヤ「まぁいいや…じゃあいってきまーす!」
アイリ「いってらっしゃーい」
公園
イリヤ「ここなら暴れ放題ね!」
舞弥「しかしプリキュアごっこをするには、足りないものがあります」
イリヤ「なに?」
舞弥「敵役です。敵がいなければプリキュアも戦うことができません」
イリヤ「そ、それはそうだけど…」
舞弥「やはりここは、切嗣を呼んでみてはいかがでしょうか?」
イリヤ「……」
舞弥「プリキュアの敵役を演じられるのは切嗣において他はありません」
イリヤ「ダメ! もう切嗣は仲間に入れてあげないって決めたの!」
舞弥「そう…ですか」
イリヤ「敵がいないなら仲間を探しましょうよ! キュアマーチ役やってくれる子!」
イリヤ「公園ならどこかその辺に子供がいるでしょ?」
セイバー「探してみましょう」
イリヤ「お母様はこれなかったら、ビューティの代役も探さないとなぁ」
セイバー「……」キョロキョロ
セイバー「!!」
イリヤ「どうしたのセイバー?」
セイバー「イリヤスフィール、適当な子供が見つかりました」
イリヤ「えっ、本当!」
セイバー「声をかけてきます」
セイバー「突然にすいません、お時間はありますか?」
凛「な、なにあんた…」
???「正義の味方!キュアブラウニー!!」
???「正義の味方!キュアケリィ!!」
???「正義の味方!キュアエミヤ!!」
???「「「三人揃って、俺達エミキュア!!!」」」
な展開はよ
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