【TRPG風】ジャンヌ・ダルク「聖杯戦争を開始します」【Fate】 (1000)

                              ∧

                                   /.∧
                               ∨./
                                   }ニ{
                       _     ―=≠}
.             _    ―=  _     _   | |
 ―=ニ二       Jhesus そ(√)  .山 ( `j)テ゛| |
       二ニ=―      メ  」フ「 ̄l ヤ <゙  | |
 ―=ニ二       Maria  .ゝ 」   ゝノ  |_ ノ  | |
             ¨    ―=              | |
                  __    ¨     ―=≠}
                 . : : : -=-: : ̄: : .      | |
                /: :/  ○ ゝ...ノ o\.     | |
             . : :/ O . -= ┐从 rz.、0.ヽ   | |
            /: : ( (C/- ―}l| 大 j!‐-\ }ヽ .| |
              . : : :ヽイ イ≠ノ \/ヽ_〈.ノ: : .| |
            .: : : : 只〃::::::::::l\  ,イ:::「 只 : | .| |
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           γ´//|::::::::::!///// !:.:.∨ハ::::::: \ / こ'|
          γ´ イ:.:. |::::::::::!////.:人:.:.:V/!:::::::r「 ¨ゞ.ヒノ
.         ,.{ : :ノ└<___|\/.:/|\:.:V.xf┘ ゝ イ: |
.        〃: : :込 -=< :}_ノ ̄ :l  ̄{ ゝ一 '   | |
      乂: :ノ`〈__ノ、/   ―=|=- \      | |
        { : :ヽ   (__,ノ:、  -=  ^ =- >、    | |
        ゝ: :ノ     ./:: }干> ___∧_/〉ヘ     .| |
       爻     ./:::::/十 ナ'::::::::::::::::/ヽ〈l_j ヘ    | |
.      [ニ]   ./:::::: \/:::::::::::::::::/l__\ .l   .! !
.        从:!  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ l////l \l   | |
.       ノイ |   ‐=::::::::::::::::::: /:::,′|//、/l | l:l  [ニニ]
       リ     「 ヽ_:::::::/:::/―< } >| l」   ∨
            {≦≧「 ̄ ̄   .{≦≧}」′
               ー一'         .ー一'

.   耳 口   _|_ ___   ツ. __|__ヽ ノ 7   __/_  日 日  _/_ /   |     -|-  ―|‐
    ‐┬‐   /|ヽ ノ! 、  .田  |/  三|三}‐  <_   | エエ |   .〈/ ー‐ヽ |     -|-  .こ|
.   二l二   |   |    十..ノ\,   」     (_ヽ__,  | ノ | 」  ノヽ 口   .ゝ ノ  .こjヽ   ノ



ジャンヌ「初めまして、私はこの聖杯戦争のルーラーを努めさせて頂きます、ジャンヌ・ダルク」

ジャンヌ「これより開始するのは、再現された聖杯戦争、冬木の聖杯の劣化複製であり上位存在」

ジャンヌ「永遠に繰り返される聖杯戦争、偽りの聖杯戦争、外典の聖杯戦争」



Fate/stay night
Fate/Zero
Fate/EXTRA
Fate/Apocrypha
の設定を利用した安価スレです

また今回よりオリジナルサーヴァント、皆鯖僕鯖のデータを改変したデータを使用する予定



このwikiでは、本編のまとめを行っていきます
詳しい設定やルールはこちらを参照してください
【TRPG風】ジャンヌ・ダルク「聖杯戦争を開始します」【Fate】まとめwiki
http://www4.atwiki.jp/holygrailwar-junne/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380109599


お久しぶりの方、お久しぶりです
リハビリ感覚で始めさせていただきたいと思っていますので宜しくお願いいたします

このスレに関しての説明を

このスレはオリジナルのマスターを制作し、聖杯戦争に参加する事を目的としたスレです
コンマをダイス代わりに使用し一種のTRPG風に進めさせていただきます

以前のスレとはキャラクターの製作方法が変化しておりますので説明から初めさせていただきます

キャラクターメイキングは6つの工程に分けられます

1.性別の決定
2.所持スキルの決定
3.大目的の決定
4.小目的の決定
5.人間関係の判定
6.人物設定の決定

以上6項目となります


1.性別の決定
プレイヤーはキャラクターの性別を男女の内からどちらかを選択する
性別による性能の変化は起きないとする

つまりは男女の選択となります
此処に関わるのは人間関係の変化だけだと考えて下さい


2.所持スキルの決定
プレイヤーはダイスを3回まで使用して良い
その出目の合計値がスキルポイントの総量とする
プレイヤーはスキルをスキルの総量を超えない範囲までで自由に取得して良い
1つのスキルにつき振り分けられるスキルポイントは【5】までとする
但しダイスロールで【0】を1回出す度にその上限を【10】まで上げて良い

《スキルに関して》
プレイヤーは日本語の単語、もしくは文章を1つ選択しそれをスキルとして登録して良い
考えうるどんなものでもスキルとして活用して良い
(例 『綺麗な折り紙の製作技術』 『勘が良い』)

プレイヤーは判定を行い場合、好きなだけスキルを選択し判定に望む
スキルに振り分けられた数値分、そのスキルを使用する判定に+補正を加えて良い
但し、そのスキルがその場に不適切だとGMが判断した場合
もしくはそのスキルが使用不可能である状況だとGMが判断した場合、GMの判断による-補正を加える可能性がある
(例 戦闘時、『剣術 4』を使用することで+4の補正を得る)
(例 戦闘時、両腕を負傷しているが『剣術 4』を使用した事によりGM判断で-2の補正を受ける)

振り分けられたスキルポイントの量は熟練度を示す
人間の限界値は【5】となりその道を極めた存在が取得できる熟練度である
つまり上限を解除し【5】以上のスキルポイントを得るということは人外の領域に足を踏み入れた、という認識で良い

上の説明ではわかりにくい可能性がありますので例を上げてみます

ダイス値が【1】【5】【3】であった場合、合計Lv8までスキルを取得することが出来ます
例を上げるとすれば
剣術Lv4 体術Lv2 地形把握Lv2

ですが、【0】が含まれないため、スキルの上限は【5】となります
つまり
剣術Lv8 とは出来ないわけです

【0】が含まれる場合のみ、上限を【10】まで引き上げます
【5】は人間の限界値、それ以上は人外の領域です

スキルをどのように使うか、ですが
様々な判定を行われる場合にプレイヤーはスキルを好きなだけ宣言できます


1 : ◆8NYroe5tmA[] 投稿日:2013/09/25(水) 20:56:12.31 ID:xxxxxxx
戦闘における判定↓1

2名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/09/25(水) 20:56:34.25 ID:xxxxxxx
剣術、体術


この様に使用します

この場合、コンマは【5】ですがスキルにより補正が【6】加わります
つまり実数値は【11】となる訳です

ただし、デタラメにスキルを宣言してはいけません
GMがそのスキルが使用不能だと判断した場合、一定数のマイナス補正を加える場合があります

GMを説得できる理由がある場合はその判定を覆す場合があります

(美味しい紅茶の淹れ方Lv8を使ってサーヴァントに攻撃!×…マイナス補正)
(美味しい紅茶の淹れ方Lv8を使って交渉を有利に ○…プラスを与える可能性があります)

3.大目的の決定
プレイヤーは大目的を決定しなければならない
大目的とはこのゲームにおける最終的な目標となる
これを達成した場合、ゲームクリアとなるがGMの判断で追加で条件を付加する可能性がある
(例 『聖杯の取得』 『(特定キャラクター)の殺害』 『聖杯戦争終了まで生き延びる』)

4.小目的の決定
プレイヤーは小目的を3つまで決定して良い
小目的とはゲーム中に達成して良い目的となる
GMはその難易度によってその小目的にスキルポイントを設定する
プレイヤーが小目的を達成した場合そのスキルポイントをスキルの新規取得、振り分けに使用してよい
(例 『信頼出来る仲間を作る SP+2』 『誰かをデートに誘う SP+1』)


次に目的の決定です
大目的は聖杯戦争における根本的な目的
小目的はそのキャラクターの達成するべき目標です

大目的を達成した場合、聖杯戦争の途中であってもクリアする可能性があります
もしかするとこれはキャラエディットの最後にするかもしれません

5.人間関係の判定
プレイヤーはキャラクター名を3名まで選択して良い
その3名に対してダイスを1回づつ振る
その数値によってその人物との関係を決定する
1が関係が薄く9が深い関係となる、0の場合プレイヤーが関係を好きに決めて良い

6.人物設定の決定
プレイヤーはGMに対し制作したキャラクターに関する設定を提案して良い
GMが許可した設定の中よりプレイヤーは設定を決定する
申請は箇条書きで1行までに収めることを推奨する
(例 『遠坂家の分家にあたる家に生まれる』 『魔術の知識を持つ一般人である』)


最後にその人物の設定を行います
これに関しては、あまり制限はありませんので説明は不要ですかね?

さて、プレイヤーには現在2つの選択肢が存在します

今回のプレイですが、既存の永遠に続く聖杯戦争を行うのか
それとも>>1の制作したオリジナルサーヴァントを使用したオリジナル聖杯戦争を行うか

その2つの選択肢から1つを選ぶことが出来ます

オリジナルの方ですが、まあ舞台設定などは変化しません
ただ只管にオリジナルサーヴァントを使用する聖杯戦争だということ

オリジナルマスターも用意していますが……まあ、状況次第と

とりあえず、21:30まではキャラエディットに関する質問を受け付けます

キャラクター指定ってどれくらいまで可能?
ステイナイト限定とか、まほよ月姫系キャラクターの有り無しとか

先生ー版権キャラを基盤にしたプレイヤーや鯖の作成は可能ですかー?
そのままキャラを使うとかではなく

>>32
既存の方ではFate限定ですね
>>1はアポ1巻を今読みかけています

>>34
鯖は自分が制作するので無理ですねー

どれくらいの家系からセイバーやバーサーカーを維持できるとかありますか?

>>39
特に決めていませんねー
このステータス決定に素質値を追加しようかと考えたんですが、面倒なのでやめたんです

汎用性高過ぎるスキルとかはどうする?
幸運とかはある程度どの場面でも使えたりするし

>>41
こっちで縛りますよ
スキル製作時に、そのスキルと似たような物を2つほど提示しますのでそれの中から選ぶと

一応、アポ以外のFateシリーズなら大丈夫なのね?CCCとか

さて、そろそろ時間ですね

今回の聖杯戦争の内容を決定します

1.既存のものでルールのみ変更
2.オリジナルでルールも変更

この2つの中から選択肢ます

>>44
CCCはプレイしていますよ
なお、赤王さまのみのもよう


1.既存のものでルールのみ変更
2.オリジナルでルールも変更

↓3

では、既存のもので開始しますか

説明は不要ですね?

キャラクターの制作を開始します

まずはプレイヤーの性別を決定いたします

1.男性
2.女性

↓4

貴方は、女性ですね

次にスキルの総量を決定します

↓1~3のコンマ1桁の数字の合計がスキルレベルの総量となります

なんでいきなり0が出ているんですかねぇ……

>>74-76
【0】【2】【2】 合計14となります
判定に【0】が有る為、スキルレベルの上限が【10】となります

ではスキルの候補を決定します

↓2~5までにスキルの候補を
短くわかりやすくお願いします

相棒付き→助手に変更いたします
固有結界
超聴覚

の三種ですね

では、スキルの内容ですが

【助手】
貴方には助手が1名居る
戦闘には使用できないが、情報収集などに活用できるだろう

【固有結界】
貴方は固有結界を保有している
戦闘において、有効に活用できるだろう

【超聴覚】
貴方は類まれなる聴覚を持ち合わせている
だが、それは弱点にもなりえる

13ですね、すみません

さて、スキル案ですがもう一度募集します
ポイントが最大値であろうとも最小値であろうとも3個×2回の募集としておきますね

↓2~5までにスキルの候補を
短くわかりやすくお願いします

悪霊…?

【スナイパー】
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

【射撃】
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる


ちょっとわからなかったので最安価
紅茶の美味しい入れ方、のように文章でもいいですよ

↓4

スキルで幽霊というのはちょっと
↓にずらします

【集中力】
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが


スキルが出揃いましたね
続いで本決定の方へ行きたいと思います

安価先に【(スキル名)】Lv(1~10)と記載して下さい

残りポイント13

↓6

【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう


残りのスキル決定

安価先に【(スキル名)】Lv(1~10)と記載して下さい

残りポイント6

↓6

お、探偵か…?

【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが


残りのスキル決定

安価先に【(スキル名)】Lv(1~10)と記載して下さい

残りポイント3

↓6

完全にその手の小説のやつじゃないですか

【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる


残りのスキル決定

安価先に【(スキル名)】Lv(1~10)と記載して下さい

残りポイント1

↓4

貴方のスキルが決定しました

【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

安価でここまで綺麗に作れるとは思いませんでした

助手に関しては後から決めましょう

目的は後回しにしましょう!

人間関係を決定いたします
3名までキャラクターを選択できますが、あまり低い値だと敵対になるので
コンマに自信が無いようなら1人でもいいんですよ(ニッコリ


判定する人数(1~3)
↓4

3人の判定ですね

人間関係を構築するキャラクターを3名選択して下さい
その安価先のコンマで同時に判定

1に近ければ関係は希薄、もしくは劣悪
9に近ければ関係は深く良好

↓2 ↓4 ↓6

ケリィ

イリヤ

六導玲霞

>>208
衛宮切嗣 【3】

>>210
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 【8】

>>212
六導玲霞 【4】


なんやねん、これ

衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
六導玲霞『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い


まあ、こうなってくると玲霞さんとは人間関係構築できませんね
真ん中だからしょうがない

アインツベルン関係かな?
次は人物設定です


<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている

では、貴方の設定を募集しましょうか
箇条書きで1行までに纏めるとGoodですよ!

手先が不器用、だとかドジっ子、でもあり
スキルではないので補正等はないです

では候補募集

↓3~7まで

ふーむふむふむ、なるほどなるほどなるほど

貧乳
探偵
悪の秘密結社を抜け出した女幹部。ツンデレ
人見知り


なるほどなー
スキルと同じくもう一度募集

↓3~7まで

貧乳
探偵
悪の秘密結社を抜け出した女幹部。ツンデレ
人見知り
ギャグ体質
気さくで器用
キリツグからイリヤを任されるが帰ってこず、気が付けば親みたいになっていた
(合体したいは↓にずらします)
助手大好き

候補はこんなものですね

この中から4つほど選びますか

あ、範囲ミスっていますね

ちょっとお待ちを

貧乳
探偵
悪の秘密結社を抜け出した女幹部。ツンデレ
人見知り
女の子好き
ギャグ体質
気さくで器用
キリツグからイリヤを任されるが帰ってこず、気が付けば親みたいになっていた
(合体したいは↓にずらします)
助手大好き
コーヒー中毒


これですね

>>1オススメの組み合わせ
探偵、助手好き、コーヒー中毒
キリツグからイリヤを任されるが帰ってこず、気が付けば親みたいになっていた

では、人物設定を決定します

まずは2つです

↓3 ↓6

探偵

探偵

>>289
探偵

>>292
探偵
下も探偵なので上を採用
助手大好き


もう一回行きますね

下4,5

貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れることとなった
衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられることとなった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた



これやね

>>1からの提案

助手ですがアインツベルンなのでホムンクルスでどうでしょう?

まあ、安価で決めましょうか

1.アインツベルンなのでホムンクルスで良いだろ
2.探偵時代の相棒だよ、あくしろよ


下4

助手の制作ですが、時間かかるので男女のみ決めましょうか
キャラクターにおいてはこちらで決めますよ


>>1は同性愛を否定しませんが
百合が有りだというなら薔薇も有りだよね(ニッコリ

男女のどちら?

下5

制作が完了しました
後は目的だけですね

《貴方》 ♀

<人物設定>
貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れる事となる
その仕事の最中に出会った衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられる事となった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
助手『信頼』…彼とは探偵時代からの付き合いであり、相棒

このキャラクターの目的を制作します

小目的を3つ制作します
日常生活、もしくは聖杯戦争中に達成できる目標をどうぞ

簡単であれば、手に入るスキルポイントが減少し
難しくあればスキルポイントは大量に手に入ります


下2~4

説明が足りていませんでしたかね?

達成時にスキルポイントが手に入るので長期的なものよりも短期的なものが良いと思われます
範囲内だと『彼氏を作る』とか良いですね

<小目的>
【彼氏を作る】
男性キャラの感情『愛情』を得る
取得スキルポイント2

【助手を一生こき使ってやる】
【助手】スキルを6回以上使用する
取得スキルポイント1

【イリヤを守る】
サーヴァントが2体になるまでイリヤを戦闘に巻き込まない
取得スキルポイント3


こんな感じになりますが、やり直します?

安価で決めましょう

1.一部のみ変更(変えるのも選択)
2.全部変更
3.変えないでいいよ


下6

変更はなしでございます


では、大目的の決定を行います
聖杯戦争中に達成する目的です
達成した段階でクリア、となります

例えるなら、【聖杯を取得する】【イリヤを優勝させる】【衛宮切嗣を[ピーーー]】

などですかねー

では、候補を決定しましょう

下2~4です

1.聖杯の取得
2.聖杯戦争終了時まで自身、助手、イリヤの生存
3.イリヤが聖杯を取得

の3つですね

ではこの中から1つを選択します

下4

《貴方》 ♀

<人物設定>
貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れる事となる
その仕事の最中に出会った衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられる事となった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
助手『信頼』…彼とは探偵時代からの付き合いであり、相棒

<大目的>
【聖杯戦争終了時まで自身、助手、イリヤの生存】

<小目的>
【彼氏を作る】
男性キャラの感情『愛情』を得る
取得スキルポイント2

【助手を一生こき使ってやる】
【助手】スキルを6回以上使用する
取得スキルポイント1

【イリヤを守る】
サーヴァントが2体になるまでイリヤを戦闘に巻き込まない
取得スキルポイント3

ああ、うちの特殊設定で聖杯は別の器が有るんですよ……

そういや大目的達成でクリアだと失敗なら即ゲームオーバーなの?

目的が生存の時って脱落しても逃げるのに成功したら達成でいいの?
それとも脱落イコールで死亡扱い?

>>451
プレイヤーの死亡、もしくは大目的の失敗はGAME OVER
以前と同じく1日に3回、と言いたい所なんですが
コンテニューは合計5回

鯖を倒す事に+1回にしようかと

鯖は増えた?

>>454
聖杯戦争が終わるまで生き残れたら成功ですね

それにしても勢いがヤバいぜ

>>456
オリ鯖は作ってますが今回はなしな感じですかねぇ

>>458
うちはいつもこんな感じですん


それにしても探偵ですか
オリ鯖のデータ流出してないよね……

さて、サーヴァントを決めますか

前回あった素質や家系の設定もないので好きな鯖選んじゃえばいいですかね
先にクラスを決定し、そこで鯖を決定しますか

では、クラスを指定します

1.セイバー
2.アーチャー
3.ランサー
4.ライダー
5.アサシン
6.キャスター
7.バーサーカー

下5

ランサーですね
初代はランサー、はっきりわかんだね

Fateの作品内のランサーで宜しくお願いします
アポは全部読んでないので無しの方向で

下5

そういえば、兄貴が自鯖って初めてでは……?

本日はマスターだけ決定して終了しますか

鯖も同時に決定します
やり方ですがトリップに鯖のクラスをランダムで書いておきます
マスターが決定した順番でそのクラスの鯖を召喚するということで

マスター決め

下2下4下6

◆EJ0FVSHdAdC7

1人目 衛宮切嗣
2人目 ケイネス
3人目 衛宮士郎

ほうほう、そのクラスですか

下2 下4 下6

◆EJ0FVSHdAdC7

1人目 衛宮切嗣
2人目 ケイネス
3人目 衛宮士郎
4人目 下にスレでおじさん
5人目 遠坂凛
6人目 イリヤ


これで決定ですね
説明忘れてましたが安価先のコンマで鯖決定しています
酉が膨大な量になるので非公開ですが許してください

メンバー的に5次ですね

士郎と切嗣の判定だけしときますか

下1のコンマが5以上なら同居

なるほどなるほどなるほど

四つ巴な感じですね
では今日はこの辺りで

ああ、説明していませんでしたね

このスレでは2体以上のサーヴァントによる同盟は出来ません
イリヤが参戦ということは、ケリィは敵対確定です

あ、素でケイネス先生忘れていました










            ありえたかもしれない日々

             誰も知らない英雄譚

     誰にも名付けられなかった、その戦争の名は――――



.                     _ ィ.: ̄ ̄:`:. ‐-..、
                    r∠ -──- r==‐`ヽ_
                /::::::::::::::::::::::::::::::l |::::::::::::::::::「
                 イ::::::::::::t‐┐r-=、 _」r‐ ニ7::/
                   ´'へ::::::::f ムL_ , ィ`L_=、 V
                 `r、「 ィtン    r`` '´ l }
                      ヽ l      |     レ      何、心配する事はないさ
                       `|      _ァ'    l       私には頼りになる仲間がいてね
                      ハ、   ,_ ュ  l|
                        | ヽ    ー   ハ
                     ,ヘ _ ヽ ___ j  ト、
               _ - イ    ̄ ,==、‐´  ヽ‐ 、_
        _  ィ::::´:::::/   |    ,イ___\   |    T 丶、
  r-─´ ̄      l::::::::::::l    l   / ヽ=-‐ァ' ヽ   l     |::::::::::::「` ‐-  _
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         ィヘ二ヽ
       /   ヽ  {
.       / , ヘ、 ヽ 二ヽ         ノニヽ、
      |/ ^ \|   |          Yjィ^´{
     厶ヘ、 ヽ=ヘ   |        __/  ̄`{[ト、_
     /  ヽ-ヘ   l  l  |  ノ⌒ヽ  `ヽ /イf  ヽ
    ,イ } r } |  l  l   | _厶-、  L.__ 厶ムヘ _ 人_
.    j     l二}   l  ヽ |「    ノ 〃  / Tニミヽ了>ハ
   { )   / /   }ニ二} lj  ∠イ  // }_ `Yニイ ノ- _r-  _
.  |  _ イヽ/    /  /  レ'   ` く ' __/}_ `Yニレヘ    `ヽミ ニ - _
    | ´  /   /  | |     }_ /}_ `Yニ| ノ^ヽ、    ` ‐ミ >、
    ヽ-‐'   , ‐く \/ヽ  |     _厶-‐=个‐-、 ⊥_∨   /         >ミ ヽ

                   さあ、ショータイムだ!

.    ヽ イ_   j'⌒ヽ }、 _V   ヽ  /_    / ヽ   ,ニ-¬彡<   {   {iト、__,イ  / ヽ/
      __」∨ rヘ、   Y´ {  _ ∠  \ /  / `7    |     `丶 、_>、  r ー'^ ィ
     ヽ  rく、  \_,小_ノ /       `ヽ / ̄l     |  , ヘ、     ヽr<ー¬'/
       〉 ゝ _`ヽ _ノ}レ′'´         ヽ   |   _,⊥/   \        ヽ`二´
       ヽ L _   7j}´ / _,   -─‐-ミ    〉  j∠   -─── 〉
              ̄´  {/           ヽ/  /             /
              /              冫 く    ,.  --───〈



              , <´  ̄ ̄` ‐- _
            , <////////゙ ̄ ̄ ゙̄ヽ_>、_
             ,イ//////////,>―--―イ/77゙ `` 、
.          ,イ'////////// V////////,>- _ノ
         /////////li//    ∨////////////ヽ
.         '/////////!'゙   `\∨////////!'///∧
         l/////////l  -―- 、 V/////// l////トハ
.        l/r'l///////!ヽf.乃ヽ. ` V///// _,l'////!.マi
       l'/! l///////!    `     V//_. l////l マi
        l'ハ !'//////,!         Vf乃i リ'///,l  マ!
        /////,V/////!              'j////!   リ
.        //////∨////l   `ー--、     /////l.   リ      何を言っているんだ、マスター君
.      ///////,∨//,∧    \::::::ヽ  //////  ノ'       探偵とは生き様だよ
.     /////////,\//∧      ー' ,.イ///// ,/
.     //////⌒'ー-、゙</∧`    ,. イl///////'"
    /////::::::::::::::::; \=`ヾ、 .{7///∧ l////'゙

   ,.イ////::::::::::::::::::::::::::::::;`'<ニ\ニニア }//
 //////:::::::::::::::::::::::::::::::;   ``ヾゝ'" ;:::::::ヽ




                _.  -―‐-  ._
           ,. </////////////> 、

           //////////////////////ヽ、
.         ,イ/////////////////////////ヘ
         //////////―――-<///////// ヘ
.       /////////ゝ、         ヽ//,.<'////∧
.      ////////////7'―――イ/ト〈   `"<'ハ
.       i'/////////ハ////////////>,._  ∨,i
      l'/////////  V.l///// .////////>イ/ l
       l'///////,/___ .|'//   .///////イ/////l
        l'////////´ ̄``゙イ、   .//////'!//////,!
        !'///////          //,.ィ∠_ !'//////,!
.       l'/////,/             ん;心ヾ'l///////l
.       |,l///ハ          {   乂;ツ '//////l//!     ―――君を、相棒と認めよう
.       l/!////ハ     ヽ           //////,'ハ/;
.       l/l'/////,i.、        -     //////// '゙
.       !///////l ヽ         ,.イ////l'//
      l///////,l         ,. -</////イ .l'/
.      l///////,l       {//////////| '
      i////////         V/////////!
     ,'//////         ` ー-,.>‐''"⌒ヽ,. 、
.    ///,>'"                   , ´  ヽ
   / /       ―-           /      ヽ


                   r:;=‐-....,_
                    {:!  _,,...-;.≧‐==‐- .,_
                 ,.!{':´:.,:-‐ニ二:_: : : : : : :ヽ
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              ;':´: : : : : ,:' : : :. : : : : :`ヽ: :.:.:.::.. \: :.. ::..\
              ! : : : /: /,' : : : ;: : : ::. : : .:.:. : : :.:.:.:.:\ :.. :.:.:.\
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           } :. l : :l: : }. .:.:.:.:.:.',.:'、:.:.. :、、:.:. :.:.:.. :.:.}:゙、:. .!、',
             /ヘ:. ',l、!v、:i゙、:.:.:.:.ム゙ュ:ュ:、:.tヽ:.:. :.:.: ;:ト:. :. |
              ゙{V、ⅵ、,_ⅵ:.:.∧ _,._,,..z ヽ:.:.:/}l :} :!|
               ` V、ii`゙ ̄´ヾ\ム  ̄     'i:/,. ノ ,'|!
               ``ハ     . ``        r::'!:.:./ ′
                     .    、.、         /:. }:./       私は敗者ではない
                 ヽ        /  イ〉        勝者でもないがね
                      \ '' ̄ ̄` / ,.ィ ´ {
                    } \_,/' ´      !
                      ,゙、 `i!        ;ミヽ_
                _. <' `、  i!      ィ"  :``:> ._
             _. <:/     :┴:‐ ''        ::..    > . _
        _. <  ..:/      (ニ)´              .      >- ,.、
     , -<  .:  .::/      ´  ヾ:.            ヽ:.      / ハ
    j :i   .:;.: .:/                          \:.     j:'   !
.     ,'  :!  .:/: .:'                           :ヽ:..   l:.    {
.   i   .:! :/:                              :ヽ::.. !:!    |
   i   ::! ;':                                   :゙:::...!:}   j
    |   ::';;!:              (ニ)                       .:.:.:l::i     {




                  _,,,,_           ,,.-ュ,,,_
             ,ィ升,ィニ¨ミ:、      ,.夕<´_=.ヽ、
               ,{7{.〃ィ"._,¨ヾ:、     ,イ/:::}イ,ィ''' ‐-ミ:、
.              {{У{/../ノ:.....`ヽ{、    ∀_::ノ´_,,,ェ;:._...`i}
               |{::::::{./´...._,,.:-:ュ∧    `}イ'¨´......:ヾ..{
      _,,,,__    ``¨´|.../ツ..:.......``ヘ    ;'...,;-=‐-ミ....i'′
     ,ィ´ィー‐ヘ、    ∀'...,,ィニニミ:、:〉  ,ノ'¨´..._,,ニ゙}!リ
.    ん"...,ィ'ニニ=:.、    ∨'ア'丁゛'<ヾ、 /:......;夕,.ャ=-、ヾ:、
.   い..:ん:..,..._;ェュ_ゝ、   !{..{ミ b→,}=},」ノュ,_7ん'ーё ハ.ハ! ,ィ:てヽ
.    W.{'...':il´... ̄...__ゝ、  マへ._ , ,_ノヲ'.γヾ..マい、イйシ..,リ !:::::::::::|
     `ヾ、{j......./゙_¨_¨ヽ/ゞ=-三=‐ぁて兀フゎミ:_=二彡У {::::;:::::心、
        ゙マ{:{7ィ, ‐-、'〈γヾ>" Θ_,.。ャ==ゎ。._Θ゙ヾ孑\ ;}/:::::::::::∧
.          マ{..iЯo 'ハパ.¨イ   /´ぃ..。=-''、`7ヾ:.、 ヾノ ∨...::::::::::::::::゙;
.  ,夕^''':‐-,.,,_ い、_ノ゚ツ.ん ア ミ/´ 。┃。/ /ヾ:Θ゛ ハ_:::::::::くヽツ

  {_'::::::::/´::::;ィ"¨ゝ-<<..i{''Θ7 ニ/  。,ィi´†ヾ>''´  ハ i  {7ヾ;::/´
  W≧-::::_/._,ィo....._ノ、ヾ!!   !―-‐ 、:{>' ^ _...._ ◎ } }  |x、..i}        この手に組み込まれし、我が宝具こそ
.   ゙'マ辷_ n {:.:.;ィ<.../={l| 叭_...ィ'-''´    ィ´,.-..、ヽ リ !  |..リ./         科学の極み、人類の英知ッ!
.         ゙̄マ代ィo..../W ∧:、  ◎  {ペ ゝシ゚リ / 7 .7´./リ
         ゙マ7.:,rく.../マ:、Θ\.、     ゞ7i_z.ィ'У ./,>'‐v^´
            ゙マ{》''..o.,/:、:、  `マ;_ュ,___=‐''´ .ノイ>''.´^!
.              ゙7.:.ィ{ハ./.\ゝ.、    ̄¨ ̄ _>'>。´゚.............リ
               ゙マ{!7':.o,、/^>ミニニ≠プ>゚´..゚..............>''´
              ゙7'.:.{ヘ、>.'´......,<'ヽv<゚.゚..............>;'´{i;\
               ゙マ>/:..o,ィ'::´゙マハ.゙!..........>::´:::::::} /7 /′
                  ゙マ.:.i厶}:::::::|゙ヾリ>:´:::::::::::::=‐/' /
                     /゙7i:〈:::::::i! _/::::__::=‐:.´>"  /!
                  / /i:i:7゙マ:_| /... ̄......>'´   //
               / /i:i:i:{ゞ、__7、0_>''´     /::_7
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.         :::::::::::::;::::::::_,::::::::::|,ィ=≠ミ    r≠ ミ/ ::::!
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       |ハ:::::::::::::ヽ ||:::::::::|         ,    〃::: |   / : `/
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         ヽ::::::|、::|ヾ ::::::::::l\   `  ´ /::::::: / /:::::::/    仕手様と共に居られる事こそ、我が喜びです
             \{ ヽ  ヽ\ヽ `  . .ィ 〃:: / /:::::::/
               / ̄\\    ,ト/:/  .,:::::::::/
              /: : : : : :\\  // : \ /:::::::/
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.       〃/: :::| |: :::::::::::::::::::::::::ヽ込zУ      込zУ: :::::::: :;
.      / /: ::: :| |:::::::::::::::::::::::::::.、              /イ:::::::::/
.       /イ::::::::|_|:::::::::::::::::::::::::::ト、          ,     ,:::::::::イ      戦いましょう、共に
      / |::::::くノ';:::::::::::::::::::::::::::. ヽ             /イ:::::::;
        :::::::{   ';:::::::::ハ:::::::ヾ ヽ     ー   '    イ:::::::/
.         ヽ:::.  /::::/  ::::/: : } 丶         / !::: /
.           \/:/   . :ヽ{: : :'., 、  ` .    , ヽ::::l: / 、
           / . : ´: :',::: : : ::::'.,.\    ¨´ /}',:.: .:l/ : : \
           / : : : : : ',::: : : : :::'., \      , .l: : : : : : : : :ヽ
           / : : : : : : : : ',: : : : : : :ヽ  \   ' | : : : : : : : : : :,
        /:: : : : : : : : : : :::',:: : : : : : ::ヽ  \/ ,: : : : : : : : : : : :,

          /: : : : : : : : : : : : : ヽ:: : : : : : : :\ / /: : : : l: : : : : : : : ,
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::i.::!:i.:.:l.:Λ::: ; V : l/jイツ,!/   `ヽ( |   {/{    {//    ′   / ::ヽ ‐一   ォ::: /_ }::::ハ:::::::|
V:.:i.:',: :l.γV::':、ヽ:! ^¨´  ′   .イ..゙≧s。.乂!     {/!    ′  /!ニ.Ⅴ ヘ .   ´ j/.レ∨:/ }:::: |
. V::',.',: .!:Vrヾ:、:ヾ:、       ,. |..二二二\、   {/!    ,′ 。s≦ニニ{. , イ',  //: : ヽ、 リj从
. ∨',:',.:{:/ゝニュヾ!`     _/" |..i:\二二ニヘ', {/!   , /二二.. ,. :´/:/l .//: : : : /: :> 、
 ィヘ::ヾV、      > ...,,_   ノ.i:i:i:i:i:\二二ヘヽ {/!  /二二ニ..../: ::/:::l//: : : : / |: : : : : : ヽ
´  Ⅵ:i゙:、`> ..,___,. <|  ̄.....{i:i:i:i:i:i:i:i:\二ニ\{/≦ニ=-i:i´:i:i:i:i:/: ::/ : :j/: : : : /: : ::|: : : : : :l: :ヘ

.   Ⅵ! ゙'、        人                      /l: : l: :/: : : : /: : : :::|: : : : : :| : ∧
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オールAAではないにしろ、オリだったこんな面子でしたな

ではおやすみなさいです

明日は……昼までに更新時間を伝えます
多分20:00



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|_:::」 :::i::::|-‐ヘヽ    `ァ‐ャ┬‐- :、:|イ.:::/   |:::|          |   rv‐,         {
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                                 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                                  |    落ち着いて     >
                                ヽ.________ ノ

きっと、4次の頃は学生ですねぇー

タイガーと同じ辺りでは?

危ない危ない

なんとか間に合いましたね
用意を開始します

さてさて、皆さんいらっしゃいますかね?

これだけ居ればアンカできますね

昨日決め忘れていたんですが、聖杯への願いをキャラエディ時に決めておくか
後から決めるか

さあ、どっちにしましょうか?


下4

後から決めますか

ではでは、始めましょうか
いつも通りプロローグからでございます

女子高生探偵
そう持て囃されていたのは随分昔のことのように感じられる
そんな事を口にした時、隣の男がニヤけ顔で「まだまだお若いですよ」等とお世辞か何かわからない言葉を口にしたが
リップサービスなのか本気なのか、その表情からは読み取れないので放置でいいだろう
この隣の男、助手と出逢ったのもその当時の話だ
よくよく考えれば、随分長い付き合いになっているのだが……多くは語るまい
ただ只管に、敵わないなと思うばかりだ

何故、そんな感傷に浸っていたのかといえば
10年前に投げ出してしまった依頼が今更になって目の前に壁になって現れたせいだ

聖杯戦争

10年前、私の人生を変えた事件
師匠である衛宮切嗣との決別であり、イリヤとの出会い
そして、私の探偵としての人生を大きく変えたその事件が今更になって追い付いてきた

だから私は――――

あれ書き込めますか?

雪深い古城のテラスから貴方はスコープを覗き込む
本来、銃器に搭載されているだろうオプションパーツであったが、今では双眼鏡扱いだ

セラ「……お嬢様を止めてはくださらないんですね」

スコープの先には銀髪の少女が雪の中元気よく走り回っている
子供は元気なのが一番だよ、と心配症な従者へ微笑んだ

セラ「そうは言いますが、時期が時期です」


聖杯戦争
魔術師の戦争の始まりは既にもう目の前であった
それを証明するように、イリヤと自分自身の手の甲には令呪と呼ばれる聖痕が浮かぶ
そしてもう一つ

セラ「貴方もです、サーヴァントならばお嬢様に付き護衛を――」

アーチャー「問題ない、この周囲は全て私の射程だ」

紅い外套を見の纏った白髪の男が私の横に並ぶように立っていた
強い神秘を感じるその存在
これがイリヤの召喚したサーヴァントアーチャー、のようだ

のようだ等といった言い方をするのも、このサーヴァント
過去の英雄、英霊たる存在にかからわず記憶喪失だと語り、その存在が不明瞭



探偵の勘が、何かを囁いていた

小さく首を振り、思考を止める
イリヤのサーヴァント、つまり同盟相手だ
下世話な思考は止めよう
この手の思考は相手に読まれる、いくらその感情を隠しても臭いは消えないのだ

セラ「はぁ……何故お嬢様がこんなサーヴァントを…・・」
セラ「頼れるのはもう貴方しかいません」

セラはどうにもアーチャーと相性が悪いらしく、こめかみを押さえ顔を歪めた

セラ「召喚はいつにされますか、必要であればアインツベルンが媒体を用意しますが」

それには及ばない、と貴方は首を振る
今は席を外す優秀な助手が最高の媒体を探しだすだろう
昔からこの手の事で彼が失敗するさまを見たことがない

だから、安心して良い
娘のような、妹のような、友人のような、そんなあの女の子も
兄のような、弟のような、父親のような、そんな相棒も

こんな戦争で失いはしない



こうして、私の聖杯戦争は始まろうとしている


【第一次聖杯戦争、開始】

プロローグはこんな所ですね
では本編も開始します

眼の前に現れたのは青い槍使いだった

助手曰く、最高の英霊を呼ぶ媒体と言われ二色の馬の毛を使用したがどうやら当たりを引いたように思える
魔術の世界に足を踏み入れて浅いが、これほどの神秘に出逢った事がない

ランサー「サーヴァントランサー、契約に応じ召喚に応じた」

獣のような赤い瞳が貴方とその隣の助手へと向けられた

ランサー「んで、そこの嬢ちゃんが俺のマスターか、まあ宜しく頼むわ」

獣の様なその雰囲気は何だったのか…・・・
ランサーはその風貌に似合わない笑みを浮かべ、こちらに歩み寄ってきた

嬢ちゃん、などと呼ばれたのは何年ぶりか
日本人が童顔だと言われては居るがもうそんな歳ではない

助手「良かったですね、若く見られていますよ」


あ、ニヤケ面が増えた
頭が痛くなってきたぞ

【一日目、開始】

なんだか回線が悪いですね

イリヤと共に、冬木の街へと足を踏み入れる
船と電車と車を乗り継ぎ、2日ほど掛けての移動だった

アインツベルンの保有する物を使用すればこの時間の半分で辿りつけただろうが
それではアインツベルンの旗でも掲げてこの街に乗り込むようなものだ

この戦争は情報戦である
ならば、手間と金がかかろうとも回りくどくともこのような方法を取るべきだろう
まあ、イリヤには疲れる旅だったかもしれないが

イリヤ「そんなことないわ、私だって楽しかったもの」

それはそうか、彼女の世界は酷く狭いものだった
この人によってが面倒な移動時間であっても、楽しいものだったか

イリヤ「それで、どうするのかしら?」
イリヤ「拠点はこの街にもお城があるけれど……」


さて、どうしたものか
結界を貼り城を使うとすればそれはもうつまりそういう事だ
城へ向かってもいいし、街の探索にでても良い

朝、自由行動
下3

イリヤとコミュニケーションを取ることにした

冬木についてから、どうにもイリヤはそわそわと周囲を見渡している
この町並みが気になるのか、幼い子供のようなそんな素振りだ

貴方「少し街を見て回る?」

イリヤ「……良いの?」

躊躇いがちに首を傾げるイリヤに、貴方は確かに頷いた
だが、貴方もこの街に関しては初見だ
いくら探偵とはいえ知らない街を案内することなど……


アーチャー「あの先に小さな喫茶店がある、少しそこで休むと良い」
アーチャー「この時間なら既に開いている筈だ」

………?
何故、アーチャーがそれを知っているのだろう

アーチャー「弓兵として地形の把握は必須だからな」

……そういう事にしておこう

下3コンマにて感情判定
5以上なら成功 スキルを使用する場合は選択して下さい 

なし

>>606 【5】 成功

貴方はアーチャーが言われるがままにその喫茶店へと足をすすめる
肌寒い季節であったが、扉を開けると暖かな空気と紅茶の香りがゆったりと流れる

イリヤ「……素敵なお店、アーチャーも時々は役に立つのね」

貴方はコクリとイリヤの言葉に合わせるように頷いた
アインツベルンの古城での彼は屋根で外を眺めているだけだったのだから

イリヤ、助手、貴方は同じテーブルを囲む
はたから見れば家族のように見えなくもない

さて、せっかくのお茶会だ何か話そうか

話題
下2~3

戦争が終わったらどこかに遊びにいこうか

>>614-615

貴方はイリヤに聖杯戦争に関しての話題を振った
この後の方針、と言うべきか

イリヤ「そうね、三騎士の2騎がこちらの手に有るというのは大きいわね」
イリヤ「加えてランサーの方は、かの有名な番犬さん」

イリヤの赤の瞳がゆったりと周囲へ振るわれる
霊化したランサーの気配がふと、一瞬ではなるが強くなった気がした

ランサー「……おー怖、このお嬢ちゃんとは相性悪そうだわ」

イリヤ「アーチャーはまあ、ステータスは低いし宝具も使えないけれどランサーと一緒なら問題ないんじゃないかしら」

7騎の内の2騎
それは大きなアドバンテージだ
正面から攻めていっても、問題はなさそうなものだが……

聖杯戦争に関して貴方からの提案は有りますか?
※小目的

下3

貴方は、助手とアーチャーでの情報収集を提案した

暫くの間、戦闘は控え情報収集を行うべきだろう
手元にランサーさえ居れば、早々に敗退することもない

イリヤ「そうね、アーチャー」
イリヤ「地形の把握はお手の物なら情報ぐらい集めてきなさい」

貴方も助手へと視線を向ける

助手「了解致しました、全力を尽くしましょう」


行動方針が決定しました
イリヤは個別行動を取ろうとあまりしなくなりました

さて、そろそろ昼になる

何をしようか?
下4

貴方は早速情報収集を行うことにした

昼間の今、何か得られる情報があるかどうかは分からないが動かないよりはマシだろう

イリヤ「宜しくね、アーチャー」

イリヤもアーチャーを情報収集へと向かわせたようだ
貴方も動き出すことにしよう

下3にてコンマ判定
8以上で成功 15を超えると……
スキルを使用する場合は記入して下さい

助手 集中力

>>633 【8】
【助手】 使用可能+7
【集中力】 使用不可能

何かGMを説得させる理由がれば覆します

下2~4

>>633 【8】
【助手】 使用可能+7
【集中力】 使用不可能

【15】 大成功

貴方は助手に情報収集を依頼した
その瞬間、店の中から助手が消える
それもごく自然に、まるで其処に初めから誰もいなかったかのように

イリヤ「これがジャパニーズニンジャ、なのかしら?」

いつ見ても凄いとイリヤは目を輝かせる
ニンジャではない、と思う
本人曰く医者の卵だとか探偵の助手だとか

そんなことを考えていると、貴方のインカムに通信が入った

助手「サーヴァントによる戦闘を発見しました」
助手「アーチャー様が合流してくださいましたので、私は大丈夫ですが……」


貴方はその場に向かっても良いし、助手たちを撤退させても良い

下3

貴方は助手とアーチャーに情報収集を命じた

助手「了解致しました、貴方の助手の有能さを証明しましょう」

助手の声からは恐怖も緊張も感じない
英霊の戦闘を前に、命の明確な危機の前に

やはり、敵わないとそう思った

【助手】を使用した情報収集の判定を行います
他のスキルも使用可能です

下3にてコンマ判定
8以上で成功 15を超えると……
スキルを使用する場合は記入して下さい

助手

>>651 【2】
【助手】 使用可能+7

助手「……位置からして、これは間桐が攻め込まれているようです」

通信によって貴方に伝えられた情報はそんな言葉から始まった

助手「地図を確認した所、襲撃されているのは間桐の屋敷……結界が破られていますね」
助手「ですがその上から人払いの結界が張られている、襲撃しているのは正当な魔術師であるかと」

戦場は間桐の屋敷、攻め込んでいったのは魔術師
サーヴァントの姿が確認したい所だ

助手「……建物の中に潜入すれば、或いは」
助手「やめておきましょう、そうなれば戦闘は避けられません」


これ以上の情報収集は、戦闘を避けれないだろう

貴方は
下3

貴方は、撤収を指示した

助手「了解しました」

慌てる必要はない
まだ1日目、戦闘中に割って入る理由もない

イリヤ「……どうだって?」

心配そうに貴方を見つめるイリヤ
その少女の髪を優しく撫で、にっこり微笑んだ

イリヤ「そうね、ニンジャは強いって御祖父様言ってもの」

だからニンジャではないのだが……

直後戦闘判定
1に近いほど間桐有利

あっ……(察し)


すみません、ちょっと休憩です

ネット回線がちょっとおかしいので15分まで色々構ってきます

力尽きたり回線状況戻らなかったら無しということで
15分間待ってくださいね

勝手に決めた助手の設定

貴方とは手違いによってルームメイトに
医者の卵である
ニンジャ

なお、殆どジョン・H・ワトスンのもよう

てす

うーん、やっぱりネットが重いので今日はやめておきます

明日も20:00から

1人のマスターが1つの聖杯と7騎のサーヴァントを取得して戦う聖杯戦争とか思いつきました(小並感)

世界が滅びますね、うん

あと前回の戦闘による8の判定ですが、即死はないですよ
雁夜ダインー!
ぐわあああああああっ!
な展開であるのは間違いはないですが


あ、間桐の屋敷は燃えました

20:00より再開します
ネットに関してはどうにも専用ブラウザが重いようですねー

さてさて、そろそろ時間ですね
専ブラ重いのはどうしたものか……

インストールし直しべきですかね
まあ、今日はこのままかな

うーむ、人はいますかな?

設定いじってたら酉消えてた

ではでは再開でございます
前回は雁夜おじさんが安定の間桐だった所からですね

貴方は喫茶店を出ると助手とアーチャーと合流した

紅い外套が空を舞い、それを追うように助手が続く
アーチャーが実体化をしている、と言う事はそれ程危険な領域まで足を踏み入れていたのだろう
助手には頭がさがる一方だ

助手「ただ今帰還しました、サーヴァントのクラス程度は調べあげるつもりだったのですが」

申し訳ない、と頭を下げるその男は素でそれをやっているのかそれとも嫌味のつもりなのか
何にせよ、そのしたり顔はやめた方がいいと思う

イリヤ「アーチャーの方は何かわからないの?」

アーチャー「気配からして、どちらのサーヴァントも健在と言った様子のようだ」
アーチャー「だが、あの戦闘のあとでは間桐も拠点を変えざるを得ないだろうな」

余程の戦闘だったのか
今日の夕刊か明日の朝刊にはこの街で火事かガス爆発の事故でも起きたと報じるだろう
にしても、拠点となると我々も直面している問題では有る

もうすぐ、夜が来る
それまでには拠点を決めなければ……

夕方、貴方の行動は

下3

貴方は、間桐の屋敷に向かうことにした

戦闘から随分と時間が立っているが、何かしらの痕跡から情報を得られないだろうか?
捜査の基本は現場である
犯人はやがて、現場に戻るとも

だが、そうなれば問題はいくつか存在している
間桐がその場を離れていない可能性、もしくは襲撃者がその場を離れていない可能性
その場合、間違いなく戦闘になるだろう
あちらから見れば手負いを狙われているのと一緒
交渉などと甘い展開は十中八九ない

それでも、貴方は間桐の屋敷へと歩みを進める

遭遇判定
直後のコンマが3以下ならば遭遇 1の場合……

ほい

>>711 【8】

幸いその場には誰も居なかった
人払いの結界がまだ機能しているのだろう、屋敷は半壊しているが警察どころか人一人見当たらない

助手「現場の状況維持は完璧ですね」
助手「こうなれば、探偵の腕の見せ所かと」

探偵は、随分前から休業しているつもりだったのだが
だが、そうも言ってられない
元女子高生探偵というのは少しばかり恥ずかしい物が有るので、只の探偵として

情報判定
下4のコンマが7以上であれば痕跡発見 20以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

>>713

>>716 【2】
【助手】 使用可能+7
【集中力】 使用可能+3

合計【12】


貴方は小さく息を吐き、ゆったりと後ろへと体重を移していく
助手はその行動を察していたのか、既にその場には折りたたみ式の小さな椅子が存在した
初見のイリヤ達は随分驚いたような顔をしているが、これが私の推理のスタイルだ

ゆったりとリラックスしなければ頭は回転し始めないのだ
紅茶と茶菓子があえば尚良し、と思った矢先に助手はそれを貴方へと差し出した

助手「首尾の方は?」

ふと、貴方は崩れた柱を指さした
刃物で切り裂かれただろう、そんな損壊方法

あれは叩き切る洋剣ではなく切れ味で切る刃……刀、日本等の類を使ったであろう傷
入り口を破壊したのはこの傷跡に思える
つまりは、襲撃者側の付けた傷だろう

ならば、何故此処までこの屋敷は損害したのか?
防衛側の火力故なのか、襲撃側の奥の手なのか……


決定打を貴方は手に入れることは出来なかったが、情報を入手することに成功した

刀を使うサーヴァント、か
セイバーである可能性が高いが、そうとも限らないだろう

まだまだ真相に近づくには情報が足りない


もうすぐ夜になる
このままでは適当なホテルに泊まることになりそうだが……

下3

あ、よる自由行動です

st

貴方は改めて間桐の屋敷を捜査することにした

情報が足りない、そう感じていた
100ピースパズルを50ピースで完成させろ、なんて戯言を聞かされたような感覚
こうなってしまうと自分自身でもわかる程に欲求が湧いてくる

情報がほしい、情報をよこせと
パズルは全てのピースをはめ込んでこそだろう、と

だから、もう一度間桐へと向かう事にする
拠点がない今、イリヤとアーチャーも同行することになるが致し方ない

情報を求め、先程よりも若干早くなった足取りで街を歩き出した


遭遇判定
直後のコンマが5以下ならば遭遇 2以下の場合……

えい

>>725 【8】

貴方は間桐の屋敷へと辿り着く
だが、昼とは目に見えて変化している

立ち入り禁止、つまりKEEP OUT
そして警備の人間が数人
これは只の警察ではないだろう、何処から手が伸びたのか
協会か教会か、知ったことではないが色々と処理が有るのだろう

なるほどな、と1人納得してしまう
間桐の受けたダメージは余程大きかったと見える

助手「……その理由を聞いても?」

魔術師の拠点が他人に介入されている、というこの状況が答えだ
間桐に余力があれば自身でどうにかするだろう

貴方「間桐の領主……なんと言ったかな」

これは死んだな、もしくは身を隠さねばならない程のダメージを受けれいる

其処で隣に居たイリヤが口を開く

イリヤ「哀れね、御三家と称されては居たもののマキリに力はもう残ってなかったのよ」

間桐、マキリに関しては資料を幾つか目を通したことがあった
哀れ、とは思う
余り欲を張らず土地でも転がしておけば良かっただろう

そうすれば、魔術師として途絶えても道はあっただろうに


情報判定
下4のコンマが10以上であれば痕跡発見 15以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

>>730

>>733 【0】
【助手】 使用可能+7
【集中力】 使用可能+3

合計【20】 大成功


先程と同じく、貴方は折りたたみ式の椅子に座り込む
息を吐くとの同時に脱力、まるで事務所兼自室に居る時のように

ふう、と何度目かの吐息を吐き出すと貴方は突然立ち上がる

ランサー「……どうかしたのか、嬢ちゃん」

ランサーが貴方を心配してか、声をかけてくるが問題はない

手負いのマスターとサーヴァントが逃げた先はわかった、手短にそう告げた
十中八九、手負いは間桐だろう
そして、間桐のマスターが逃げ込んだのは、柳洞寺

助手「了解しました、貴方がそう仰るならそうなのでしょう」

助手は頷き、貴方に続く
今は推理の解説の時間ではない

では、この後どう動くのか
それが重要なのだ

この後の行動は

下3

貴方は奇襲を提案した

とは言え、柳洞寺はサーヴァント…霊体にとっての鬼門である霊地であるとは資料によって知っている
それに加え、立地条件が悪い
あの位置では貴方が持つ技能である狙撃も活かせない可能性が高い

ランサー「やっと俺の出番だな、堅苦しい話は性に合わねぇ」
ランサー「攻め込むんだったら、敵の傷が癒える前だぜ」

やはり、サーヴァントを使用した突入になってしまうか……

その場合、イリヤとアーチャーがどう動くべきか

アーチャー「弓兵という特性上、あまり攻め込むのは得意ではないのだがね」
アーチャー「マスターの指示ならば其処のランサーの援護をしても良い」

イリヤ「私も手負いとはいえ、2騎のサーヴァントを使うべきだと思うわ」



どのように動くと提案しますか?

下2~3

貴方はサーヴァントの2騎投入を提案した

一敗でもすれば即敗退であるこの戦争
持てる戦力を出し惜しみするのは、危険だ
ならば全戦力を集結させるべきだ

イリヤ「そうなれば、早速柳洞寺へ向かいましょう」
イリヤ「ランサーの言葉じゃないけれど、時間を与えればあっちが有利になるわ」

貴方は頷き、行動を開始する

作戦は至って簡単、前衛にランサーそしてアーチャーの支援を付ける
ただそれだけの事だ

奇襲判定
下3のコンマが8以上であれば奇襲成功 12以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

助手 集中力
優秀な助手を偵察に出して突撃タイミングを計る

助手ゲーすぎるでしょう

>>747
【助手】 許可+7
【集中力】 使用不能

合計【17】 大成功

参道を貴方とランサーが駆け抜ける
森に潜んだ助手のカウントダウンに合わせて

ランサー「よっしゃ、これで思う存分暴れられるぜ!」

助手「………今です」

紅い槍が夜を切り裂く
門を超えたその瞬間、一閃が間桐雁夜を貫いた

ランサー「悪く思うなよ、これも戦い」
ランサー「隙を見せたテメェを恨むんだな」

本当に一瞬、瞬き程度の瞬間にその戦いは終わっていた

アーチャー「……私が出るまでもなかったか」

アーチャーの視線の先にはローブの女、その胸には剣…?
貴方がそれに目を向けた瞬間、ローブの女ごとその剣は砕け散っていった

戦闘などと呼べるものではなかった
柳洞寺の庭先で何かを行っていた間桐雁夜とローブの女はその一瞬にて敗退した

呆気無い、等と考えてはならない
安全に勝つことが出来た、それだけで充分なのだ

イリヤ「……なるほどね、あのサーヴァントキャスターだったのね」

庭の奥で虚ろな目で立ち竦む柳洞寺の住人を見つけたイリヤがそう呟く

イリヤ「此処を拠点とする為に、暗示をかけていたんだと思うわ」
イリヤ「間桐の魔術師は……もう殆ど魔術を使えるほどの力もないって話だから」

イリヤは虚ろな目をした住人たちに、重ねて暗示をかける

『客人は3人、探偵と助手とその友人である』


こうして、貴方の聖杯戦争一日目が終了した

《貴方》 ♀

<人物設定>
貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れる事となる
その仕事の最中に出会った衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられる事となった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
助手『信頼』…彼とは探偵時代からの付き合いであり、相棒

<大目的>
【聖杯戦争終了時まで自身、助手、イリヤの生存】

<小目的>
【彼氏を作る】
男性キャラの感情『愛情』を得る
取得スキルポイント2

【助手を一生こき使ってやる】
【助手】スキルを6回以上使用する(5回使用済み)
取得スキルポイント1

【イリヤを守る】
サーヴァントが2体になるまでイリヤを戦闘に巻き込まない
取得スキルポイント3

10時まで休憩

助手は……まあ、人外故致し方なし

そら(人外の助手がいたら)そう(いう展開になる)よ


再開しますか

2日目朝

一成と名乗る少年が貴方達の部屋の襖を軽く叩いた
どうにも食事の準備ができたようだ
貴方自身、どうにもこの和室というのに慣れない
日本人であるはずなのだが、外国での生活が長すぎたのだろうか

イリヤといえば、助手に畳返しをさせて遊んでいる
やる方もやる方だ

イリヤ「和食って私初めてだから楽しみだわ、懐石料理って言うのよね?」

寺の料理にあまり期待しないほうがいいと、そう思ったが口にするまい
懐石っていうのは空腹を凌ぐために温石が由来だ
それぐらい質素なものなんだけれど……まあ、現代において其処までの物は出ないか


自由行動
下3

貴方はイリヤ遊ぶことにした

箸を上手く使えなかったらしいイリヤは少しばかり拗ねたような態度を見せる
料理自体は、気に入ったらしく全て食べ切っていたが

さて、そんなイリヤの機嫌を取ることにしよう
何が良いだろうか

貴方は思考を回し、策を考えた

感情判定
下3のコンマが6以上であれば成功 12以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

助手

>>794 【8】
【助手】 使用不能
コミュニケーション中に他の人間が入って来たらあまり個人的な好感度は上がりませんよね?
何かGMを説得させる理由がれば覆します

下2~3

>>796で助手に方法考えさせて助手も参加

>>805
うーむ、ちょっと無理やり感が有りますね
まあ、マイナス補正はなしにしておきましょう

>>794 【8】
【助手】 使用不能

貴方はイリヤに小さな包を差し出した
日本のものが気に入ったならば、と

イリヤ「これって…?」

中を覗いたイリヤの瞳は子供のように輝いた
見た目としてはそのままであるが

イリヤ「宝石みたい、これってなんていうの?」

おはじき、と貴方は答える
最近ではコンビニでも売っている、そんな安物だがイリヤに喜んでもらえたならば何よりだ

彼女の機嫌も上向いた所でなにか話し掛けてみようか

話題
下2~3

貴方はおはじきを使って事件を解決に導いた話を披露した

まだ貴方が女子高生探偵を名乗っていた時代の話だ
部屋の床に散らばったおはじき
そして、その先にある死体

そんな話をイリヤは固唾を呑んで聞き入っていた

まさか口に含まれたおはじきがダイイング・メッセージだったとは……

イリヤ「それで、犯人はどうなったの?」

貴方の語りも勢いに乗る
解決した事件を脚色して本を書いてみるなんてのも悪くないかもしれないな
そんなことを考えながら、貴方はイリヤとの会話を楽しんだ


もうすぐ昼になる
自由行動
下3

そういえば兄貴がサーヴァントだったんだな
助手が鯖かと思ってた

>>820
おうやめーや

貴方は商店街をぶらつく事にした

アーチャー「……オススメはしないな」
アーチャー「昼間とは言え戦争中だ、間桐の件も有る」

アーチャーの意見も最もだ
無理にイリヤを連れて行く事もないだろう
だが彼女のことだ、この街の町並みはきっと気に入るだろう

貴方は


1.イリヤを誘う
2.1人で向かう

下3

貴方は商店街へイリヤを誘って向かうことにした

イリヤ「アーチャー、戦争は夜にやるのがルールよ」
イリヤ「折角だもの、私も楽しみたいわ」

その言葉にアーチャーの返事は深い嘆息だった

アーチャー「君がそう言うならば、良いだろう」
アーチャー「サーヴァントとしては防衛に全力を尽くすだけだ」

そんなアーチャーの言葉を遮ったのはランサーだ

ランサー「やれやれ、そんなに眉間にしわを寄せて楽しいのかね」
ランサー「マスター、敵が出てくれば俺が相手してやる」
ランサー「嬢ちゃんと買い物なり楽しんで来いよ」

ランサーの言葉に甘えよう
昼間の今、戦闘は起きにくいだろうし
起きたとしてもランサーとアーチャーが居てくれる

貴方は、商店街に向かい歩き出した

遭遇判定
直後のコンマが3以下ならば遭遇 1の場合……

へい

【速報】遭遇判定で遭遇しない

申し訳ないですが、明日は予定があるためこの辺りで締めます
明日は予定のせいで更新は無理そうですね

日曜に会いましょう

間桐は燃え、当主は死に、おじさんは串刺しなのに平和……?

ちょっと時間があったので前に作者スレの方で貼ってた小ネタ貼りますね
最後までは貼れないだろうけど

小さな溜息が漏れた

物音一つない闇の中
その微かな息遣いだけがたった一つの異物のように浮かび出る
空を見上げれば月どころか星すら見えない闇夜の空がどこまでも続いている
目前に広がるも闇、一体何処まで続いているのかと少しばかり気が滅入る

「どうかしましたか、旦那様」

そんな闇しかない空間にふと明りが灯ったように華やかな声が響いた
まるで木漏れ日のような心地の良いその熱を左側に感じ、視線を移す

「確かに仕事とはいえこのような山奥へ赴くというのは少しばかり気が滅入ります
 ですが、こう考えてはどうでしょう?
 ここに居るのは旦那様と私の2人、2人きりでゆっくりと散歩をする時間が出来たのだ、と」

先程まで闇が支配していたそんな空間に『突如着物を来た女が現れている』
よよよ、と左腕へしなだれかかるように近寄ると柔らかな温かみと感触が肩辺りを支配した
砂糖菓子のように甘く、それでいて火にくべた炭のように熱い
何度味わっても恋に焦がれる感覚が自分自身に染み渡るのがわかる

「……ああ、そうだな」

―――タマモ

その名にその思いを込め、自身に出来る限り甘く囁いた
女は頬を赤く染め小さく頷くだけ、それだけで2人の思いは通じ合える
幾度も幾度も、囁き頷くだけ



暗闇の森を歩いていた男こと、卯月京四郎
元、一般人
現在、英霊『玉藻御前』を従えた『見習い魔術使い』






「旦那様、そう言えば今回のお仕事って?」

「イリヤちゃんのお願いだ」


―――ある女の子を救うんだってさ



これは、ある『HAPPY END』の続きの物語
これは、ある『HAPPY END』を取り戻す物語

事の発端は一昨日の朝突然現れた

「少しお願いしたい事があるんだけど、良いよね」

我が家の大家様、御師匠様、友だちの家族
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、もとい衛宮イリヤ
色々と此処数年ほどで関係がやたらと複雑になってしまったこの少女
彼女がこんな言い回しする時は、『家賃回収』の時が多いのだが今回もそのようだ

「そう言えばここの住み心地はどうかしら?
 魔術師の拠点としてこれほどの場所は少ないと思うのだけど」

これもいつもの言い回し
彼女も嫌味などでも急かす訳でもなく、挨拶のようにそれを口にする

「タマモが畳が恋しいって言い出す以外は不満はない
 助かってるよ、イリヤちゃん」

我が家……もといアインツベルン城
深山町の西側郊外に広がる森の一角に聳え立つ西洋風の城
魔術師の名家アインツベルンが第一次聖杯戦争時に森を買取り建造されたらしい

それが今では賃貸物件、家賃は破格の『お嬢様のお願いを聞く』だけでいい
この住まいに身を置く事になった経緯は機会があれば語るだろう
ただ察しはつくはずだ
ぽっと出の素人が強力な使い魔を所持していればどうなるか、ということぐらい

「そう、なら良かったわ
 それで、お願いっていうのは――――」


説明を終えたイリヤはタマモの用意した緑茶で小さくその唇を濡らした
小鳥がその喉を潤わすそうに可愛げのある仕草でありながら、何処か威厳にあふれている

「……つまりあの赤毛君が無茶をする前に問題解決をして欲しい、と
 つくづくとんだブラコンですね、あーヤダヤダ」

「ええ、昔の私なら色々と理由付けも出来たでしょうけど
 『衛宮イリヤ』としてはお兄ちゃんが心配なだけ」

彼女が兄と呼ぶ少年―いや既に青年と呼ぶべき歳頃だろうか―
『衛宮士郎』が面倒事に首を突っ込む前に、問題を解決してくれとイリヤは語る

「マキリ、いえ此処では間桐だったわね
 あの『戦争』の時に随分すんなり引き下がったと思っていたけれど裏で色々とやっていたみたい」

マキリ、間桐
魔術の世界に足を踏み入れて浅い素人同然の存在でもその家に関しての知識は少しばかり持っていた
この地の聖杯戦争の御三家の一家
この地に根付き、それ故に魔術師としての力を衰えさせた

あの『戦争』で相対した事があったが魔術師としては三流以下とタマモの意見
そんなマキリが事を起こそうとしている、と目の前の少女は語る

――――ねえ

イリヤの声が嫌に響く

「桜に姉がいるって、貴方は知っていた?」



事の始まりはこんな所
それが何故、夜の森により強制ハイキングになってしまったのか

「囚われの女性を救いに行け、なんて妻帯者に普通頼みますか?
 だからあのちびっ子は好きになれません!」

誰が妻か、とは敢えて突っ込むまい
冬木から電車を乗り継ぎバスを乗り継ぎ、たどり着いたのがこの山奥の獣道
間桐の所持する霊地たるこの山の山頂が目的地
此処に間桐桜の姉―間桐九佳―が囚われている

「……しかしながら、確かに士郎には聞かせられない話だな」

間桐九佳
間桐における練習作、とイリヤは語った
魔術の血が枯れることを恐れた間桐は外から血を受け入れた
そしてその血を『間桐式に書き換える』
それを次世代への母体とすることで復興を目指しているのだと

だがそんな彼女が家を飛び出した、いや飛び出そうとした
何の影響なのか何が切欠なのか、それでも間桐から逃げ出す為に行動を開始したと言う
それを間桐は察知し、彼女をこの森の奥へと閉じ込めた
自由もなく、外へ飛び出すことを願った故にその可能性を自分から摘んでしまった

「どんな理由があろうと、こんな場所で幽閉は酷過ぎやしないか」

士郎と九佳に直接的な面識はない
イリヤの知る限りでは、と言葉は繋がるがあの少女が把握していない内にというのも考えにくい気がする
だが間桐と彼を繋ぐものは多い
こんな状況を彼が知れば、イリヤの不安も最もだ
彼と『彼女』が黙って引き下がるようには思えない

星1つないこの空とこの闇がまるで彼女を縛る牢屋の様な錯覚を感じ
その身に感じる疲労がグッと増したように感じ、逃げるように左に感じる温かみに意識を移した



しかしながら、肩透かしを喰らうほど妨害らしい妨害はない
冗談ではなく2人きりの逢瀬であるかのように、他からの干渉を受けることがなかった

「―――旦那様」

気を緩めた途端、タマモの声に身体を強張らせる
いつもの軽い調子ではなく警戒を促す冷たい口調

強張らせた身体を脱力、そこからゆったりと構え直す
緊張した身体では咄嗟の出来事に対応が効かない、この数年で染み付いた癖のようなモノ
危ない橋を渡るのはこれが初めてではない
だからそこ、その次の行動への以降は幾度も繰り返した条件反射のようなものだ

「タマモ」

タマモに背を向けるように反転し、背中合わせになるように一歩前に
どの方向から敵が来ようとも『巻き込まれぬように』

それと同時にタマモが前方に構える右の指先に抓まれる札から小さな炎が上がる

――――爆音

何かが灼ける臭いと熱風が後方―詰まる所タマモの見つめる方向―から吹き込んだ

「炎天よ、焼き尽くしなさい
 蟲風情が旦那様に触れられると思わない事です」

闇が蠢く
火に照らされ正体を暴かれるように
あまりに暗く静まり返ったこの森、おかしいとは感じていたが
そうか、そうだったのか

「光も、音も、何もかも蟲が食い散らかしてやがる」

卯月京四郎は、間桐九佳を知らない
それでもその光景はまるで彼女の絶望の一端を見てしまったかのような、そんな………


氷が砕き、風が渦巻き、火が焦がす
舞うように、唄うように、奏でるように

目前の相棒の戦いは激しくも美しいと、あの戦争からそう思っていた
それを思うと随分自分は無様な戦い方をするものだと柄にも無く自嘲する
その尻拭いにあの戦争では彼女まで無様な戦い方をさせたものだ、と

「タマモ、山頂まであと5分って所だが魔力は大丈夫か」

「モチのロンでございます、吸精の必要性もないぐらいですね
 まあ、あんな蟲の魔力なんて魔力不足でもお断りですけど」

小さく首を振り、今までの思考を全て洗い流す
自分を否定する、卑下する必要などない
彼女が愛してくれるそんな自分を否定など出来ない
だからこのままで良い、この道のままでいい
この獣道を駆け上がるように
彼女が横に居てくれるそんな道をただ我武者羅に走れば

追撃は止まず、黒の群れはまるで無限に湧き出しているように周囲を包む
それでも、それでも

「このまま、真っ直ぐ行けるな」

「勿論ですとも旦那様」


――
――――
――――――




今日は、満月なのね

か細い女性の声が蟲の羽音に掻き消された

女は思う
満月は嫌いだ、と
満ちるから欠けるのだ
欠けるのならば、初めから期待させないで欲しい
美しい月など空に浮かべないで欲しい

あの美しい月だって、もう欠けるしかないのだから

全て諦めればきっと心は凪いでくれる
浮きもしなければ沈みもしないが、それがきっと一番楽なのだ

「………それで良い、人並みの幸福など似合わぬのはわかっておるのだろう?」

蟲の羽音の中心で、声が聞こえる
何もかも諦めてしまえと、声が聞こえる

だから、私は
だから、間桐九佳は


それでも、間桐九佳は



――――――
――――
――



「……此処か」

ようやくと言うべきか、ついにと言うべきか
山頂に構える社まであと数歩、といった頃まで詰め寄った

廃れたとはいえ、冬木の聖杯戦争にて御三家に数えられる間桐を相手に後数歩
こちらの戦力を考えても馬鹿げた話だと今さらながら実感が湧く
あのちびっ子大家にはなんと嫌味をぶつけてやろうか

「ですが、本当に此処で合っているのでしょうか?」

タマモは訝しげに首をひねり、社へと視線を向ける

「質は落ちるとはいえ、霊地の社と話に聞いていましたが……
 結界も何もない、まるで抜け殻か何かのようです」

罠、もしくは既に彼女はこの場に居ない
そうタマモは言いたいのだろうか

だが、あのイリヤの依頼
アインツベルンの後ろ盾を失ったとはいえ、彼女が下手を踏むようには思えない
そしてあの蟲による妨害、サーヴァントたるタマモの力がなければここまで踏む込むのは不可能と言っても良い
罠や逃げる時間を稼ぐ為に、ここまで大掛かりな事をやるのか?

「……では、希望的な観測を
 結界を維持できない、そんな状況へ陥った
 守りを維持できないほどの事態……となると」

キシ、と軋みを上げ社の本殿の戸がゆったりと動き出す
その影から現れたのは

「―――助けて」

蹌踉めく女性
イリヤから預かった写真で確認したよりも暗いせいだろうか顔色は悪いが

間桐九佳、その人だ


乱れた髪、揺れる身体
衰弱しているのか足取りが覚束ない様子で素足のまま本堂から一歩踏み出した
だが、一歩歩みを進める事にその揺れは徐々に大きく、不規則になり

「―――ぁ」

限界を超えた時には、吸い込まれるようにその長い髪は巻き上がり石階段へと落ちる―――

「お希望通り、助けに来た」

―――寸前、土に汚れ擦れ血を流すその手に支えたれた
汗に塗れ、熱を持つその手はきっと少女を救うために真っ直ぐ差し出された

「……ありがとう、ございます」

「気にするなよ、俺も頼まれただけさ」

女と男
九佳と京四郎の視線が交差し、九佳の視線だけが悲しげに地に伏せられた

「貴方のお陰で、私は―――」


あの子達を救える

―――翅刃虫







「嫌、なんで……
 そんな、旦那様ッ!」


瞬間
紅い紅い何かが、京四郎の胸から吹き出した








誰かの為に、生きようと思った



惚れた女の為に生きようと思った
愛した人の為に生きようと思った


輝いていて欲しい光の為に、生きようと思った







.






だから、卯月京四郎は
だから、タマモは
だから、間桐九佳は



運命と戦う事を決意したのだ





.



「よくやった、我が孫よ」

虫の羽音が社から響く
羽音は重なり蠢き連なり、一つの人形を作り上げた

「―――はい、御祖父様」

紅い紅い飛沫を指先で軽く拭った九佳が興味を失くしたように京四郎から視線を外し
その羽音へと視線を向け、頷いた

「まさか此処まで上手くいくとはのう
 アインツベルン……いや、今は衛宮の小娘か」

―――あれもまだまだ甘い

この音のない夜に枯れたような声が響く
羽音はいつの間にか消え去り、其処には1人の老人が存在するだけだ

「旦那様!傷は浅いです、少し堪えて……」

そんな事など気にした風でもなく、素早くタマモは京四郎へと駆け寄ると肩を抱き上体を支える
あれほど激しく吹き出した血は何故か傷口から流れてはいない

「動かさぬ方が良いぞ『キャスター』
 主人を救いたいと思うのならば、なぁ」

にやついた厭らしい笑みがその光景を眺め、可笑しそうに口を開いた

「今、其奴の身体には特性の蟲を埋め込んでのう
 なに、少しばかり儂の願いを聞いてくれれば……其奴の命は保証しよう」

笑みが歪む、顔中の皺という皺が深みを増す
闇の中、その姿がさながら『化物』のそれであった


「『キャスター』儂に力を貸してくれんか?
 マスターはこの小僧のままで良い、マキリは令呪を―――」

「黙れ、妖怪爺」

目の前の男の厭らしい笑みが一瞬強張った、目の前の女の視線が京四郎を見つめていた
理解を超えた存在に恐怖するように、強大な存在に縋るように

歯を食いしばる、拳を握る、大地を踏みしめて瞳を開く
何度だって何度だって繰り返した、ファイティングポーズ

自分は弱者だ、だからこそ逆境など日常茶飯事
逆境で負けてたまるかと、笑みすら浮かんでくるほどに

「貴様っ……蟲の侵食の激痛で声ひとつ挙げれない筈……」

「痛ぇよ、泣き叫びたくなる程……でもなッ!」

――――自分の女を取られるよりはマシだ

震える声、悲痛な響きを持ったその言葉にタマモは目を伏せることしか出来ない


「強がりを……『キャスター』少しでも不審な動きをすれば体内からこの男を食い殺す
 わかっておるだろう?お前が頷くだけで全てが済む」

「馬鹿な男だ、才能もない知識も知恵もない
 何も持たぬくせに運と周囲に助けられサーヴァントを得た」

苛立ちすら籠もるその声
間桐臓硯の視線と京四郎の視線は火花でも散りそうなほどに重なりあった

「それがどんなシロモノか、理解すら出来ぬとは……
 身の程を知る我が孫の方が同じ出来損ないであっても余程賢い」

九佳は動かず何も語らず、それを肯定する
それが京四郎の怒りに火を注いだ

「確かに、才能もない知識も知恵もない
 何も持たねぇ頼りないマスターだ、重々承知なんだよ」

焼けた鉄が身体の内側から外へと徐々に迫り来るような感覚が全身を包む
声すた上げたくはない、倒れ込んで、泣き言を吐きたい

だが許されるか、何も持たない自分が唯一相棒に誇れるのがこの精神なのだから

「だからって、諦める理由になる訳がない
 何もなくたって弱くたって、何かを成し遂げようと努力して良い筈だ」

例えるなら、今は間桐九佳を救って良いはずだ
縋りたくて助かりたくて、それでも何かを成し遂げるために自分を犠牲にする彼女を
手を伸ばしたくて仕方がない、そんな彼女の手を取ってやることが出来るはずだ

「どんな暗闇の夜だって、いつか月は満ちるんだ」

「目を開けろ前を向けよ、タマモ
 悪いな、お前に黙ってた事がある」

京四郎は苦しそうに胸に手を当てる
先程から開いていた魔術回路がやっと起動を始めたのだ

魔術1つにこれほど時間がかかるとは、才能がないと言われてもおかしくはない


「魔術回路、接続」


光も音も何もかも喰らい尽くす蟲の夜
それでも闇が深い程、光は輝きを増す

以上、時間なので出かけます

こんばんはでございます

四代目ダインの活躍はもうちょい焦らす
人居ますかね?

いやはや、時間の予告を書いていませんでしたのでもし人が集まらないようだったら
ウソ予告の続きでも貼って時間潰そうかと思ったんですが……


問題なかったね(ニッコリ

あれ、大丈夫だよね

再開します

>>832 【8】

商店街についた貴方は日本の穏やかな貢献に懐かしさを感じていた
冬木の街に暮らしていたわけではない
貴方が探偵を営んでいたのはもっと都会、此処で言うなら新都のような町並みであったが
それであっても日本の雰囲気というのは心を安らがせるだけの物があった

イリヤ「あっちの店は何なのかしら、はっぴゃくや?」

それにしても、イリヤを連れてきたのは正解だった
彼女の喜ぶ姿を見れば素直にそう思える
貴方の年齢からすれば子供というには大きく妹というには幼いが
この数年間の間に貴方とイリヤの間には家族のような絆が生まれているのを再認識した

この場にいるのはイリヤ、助手、ランサー、アーチャー
霊化しているランサーとアーチャーとは会話することは難しそうだが、ランサーなら念話で問題はなさそうだ

誰かに話題を振ってみようか?

下3

貴方はランサーに話題を振ることにした

敵が現れても……等と出かける前に行ってはいたが、実際はどうだろうか
念話を通じてランサーに状況を聞いてみることにした

ランサー「ん、ああ……問題ねぇよ」

ん、どうかしたのだろうか?
ランサーは何かに注意を向けていたように感じられた

ランサー「いや、浜風が吹いてるなってよ」
ランサー「暇があれば釣りでもするのも悪くねぇな」

釣り、まさかランサーにそんな趣味があったとは

ランサー「趣味ってほどものでもねぇが、糸吊るしてぼうっと呆けるのも悪くねぇぜ」

ランサーはもっとアグレッシブな存在と思っていたが、風流な時間の過ごし方も知っているものだ、と感心した
彼の残した逸話やキャスターとの戦闘から猛獣のような印象を持っていたが今の彼は気の良い兄貴分のような男に見える

ランサー「もうちょい色っぽい女が横に居りゃ最高なんだがなぁ」

……その本気っぽい溜息が実に気に入らなかった


もうすぐ夕方になりそうだ

貴方の行動は
下3

貴方は使い魔を飛ばし、情報を収集することとした

但し、貴方は魔術師としての技能をあまり持ち合わせていない
まったくない、とは言わないが……

物は試しだ、行ってみよう

情報判定
下3のコンマが8以上であれば成功 16以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

助手、集中力

>>891 【2】
【助手】 使用不能
【集中力】 使用可能+3

助手は魔術師ではありません
結界を発見できる程度の知識はありますが、魔術は使えないと

何かGMを納得させる意見あります?
下1~2

そういえば助手魔術の心得どのくらいか分からないよな……
ペナ喰らったらすまない

>>894
初回プレイでテストプレイなのでよっぽど出ない限りマイナスは出さないつもりですよ

接近戦でスナイパースキル使うとか、戦闘で使えないと書いてある助手を意味なく使うとか

>>891 【2】
【助手】 使用不能
【集中力】 使用可能+3

合計【5】 失敗

拠点で腰を据え、貴方は使い魔の製造に集中した

だが、作り上げた使い魔は初心者が作ったのか、と言わんばかりだった

貴方が制作した使い魔はふらふらと飛び上がり、街へと下っていく
なんだか見ていて不安になる飛び様に更に不安が募っていく

ランサー「……まあ、あんま落ち込むなよ」
ランサー「夜になりゃ他のマスターも動き出すだろ」

そうなれば攻め込めば良い、そう言いながらランサーは貴方の肩に手をやった
彼の戦闘能力ならばそれも難しくはないだろう

貴方は、大きく頷いた

もうすぐ夜になる

自由行動
下3

貴方は敵の情報収集を行うことにした

夜ならば戦闘を行っている陣営が居てもおかしくはない
そういった所から敵の情報を得られるならば、この戦争は格段に有利になれる

もし、弱っている敵が居ればとどめを刺せば良いのだ

ランサー「……まあ、マスターがそう決めるんだったら良いけどよ」
ランサー「俺はどんな訳のわかんねぇ敵だって、十全な状態の敵だって負ける気はねぇぜ」

ランサーを信頼していないわけではない
心配症なのは性分か、職業病だろう

情報判定
下3のコンマが8以上であれば成功 16以上であれば……
スキルを使用する場合は記入して下さい

ほい

>>909 【4】
使用スキル無し

貴方は夜の街を歩き回る
宛もなく歩いているだけだが、捜査の基本は足なのだ

ふぅ、と小さく息を吐く

街の雰囲気は凪いでいる
こういう夜は散歩には丁度いいなと、そんな緩んだことを考えていた


【2日目、終了】

夜何も起きなかったのでちょっとしたランダムイベント


1~3 敵陣営同士の非友好イベント
4~5 敵陣営同士の友好イベント
6~7 何も起きない
8 敵陣営と味方陣営の非友好イベント
9 敵陣営と味方陣営の友好イベント

0  ???

直後

ほーい、了解です

《貴方》 ♀

<人物設定>
貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れる事となる
その仕事の最中に出会った衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられる事となった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
助手『信頼』…彼とは探偵時代からの付き合いであり、相棒

<大目的>
【聖杯戦争終了時まで自身、助手、イリヤの生存】

<小目的>
【彼氏を作る】
男性キャラの感情『愛情』を得る
取得スキルポイント2

【助手を一生こき使ってやる】
【助手】スキルを6回以上使用する(6回使用済み)
取得スキルポイント1

【イリヤを守る】
サーヴァントが2体になるまでイリヤを戦闘に巻き込まない
取得スキルポイント3

小目的を達成しました
スキルポイントは1日の終了時点で精算します

1ポイントのプールが有ります

1.新規スキル取得
2.既存スキル強化
3.今は使用しない

下3

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv1
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう


強化するものを指定

下3

《貴方》 ♀

<人物設定>
貴方は探偵だ
胸が少しばかりスレンダーであることを気にしているが、動きやすいから良いだろう
とある仕事の最中、魔術の世界に足を踏み入れる事となる
その仕事の最中に出会った衛宮切嗣という男が貴方の師匠のような存在だろう
その男から久方ぶりに呼び出しを食らったと思えば、雪深い古城で子守りをさせられる事となった

その子の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン
いつしかその子との関係は家族のようなものとなっていた

<スキル>
【助手】Lv7
貴方には優秀な助手が存在している
戦闘には活用できないが、様々な助けとなってくれるだろう

【集中力】Lv3
貴方は集中力に優れている
ただ、腰を据えてゆっくりと作業できるときに限るが

【射撃】Lv2
貴方は射撃武器の扱いに長けている
戦闘において射撃武装を扱う事ができる

【スナイパー】Lv2
貴方は狙撃手の才能を持ち合わせている
ただ日常ではまるで役に立たないものだろう

<人間関係>
衛宮切嗣『無関心』…貴方は彼に対して然程興味が無い
イリヤ『信頼』…彼女とは友人関係であり、信頼し合っている
助手『信頼』…彼とは探偵時代からの付き合いであり、相棒

<大目的>
【聖杯戦争終了時まで自身、助手、イリヤの生存】

<小目的>
【彼氏を作る】
男性キャラの感情『愛情』を得る
取得スキルポイント2

【助手を一生こき使ってやる】 達成済み

【イリヤを守る】
サーヴァントが2体になるまでイリヤを戦闘に巻き込まない
取得スキルポイント3

3日目開始時に小目的達成のイベントが挿入されます

【助手を一生こき使ってやる】達成の追加ボーナス 助手好感度+小

すみませんが今日は此処までで
ちょっと友人にせっつかれています


明日の更新は22:00以降になりそうです
月末は大変です

すみません、今日は更新無理になってしまいました

12時頃帰ってきますのでウソ予告の続きだけ貼ります
今日で焦らすのはやめて最後まで貼ります

小ネタだけ貼ります

――
――――
――――――


何故、何故この人は此処まで頑ななのだろう
九佳はそう思考する
それは未知への恐怖よりも偉大なる意思への尊敬
絶対的な力の差、状況の差、そうであったとしても何故この人は諦めないのだろう

「……月は満ちたって、欠けるのに」

いくら明りを灯しても、闇は闇のままなのに

「違う、月はいつだって輝いてる
 その光に目を向けられてるか、目を閉じてるか」

それだけの事だと、男は笑う
さも当然だと、今日の天気は晴れですね、とでも言うように

「太陽が居てくれれば、月はいつだって輝けるんだ」

男を支えるようにサーヴァント『キャスター』が肩を貸す
男の柔らかな視線は『キャスター』へと向けられていた

「アンタにも居るんだろ、太陽みたいに輝いてる奴が」


そうだ、だから戦おうと思った
自分を救おうと命を懸けてくれる人を裏切っても

彼女達が幸せであれるなら

私は、それでいいと
運命とだって戦えると、そう信じている


桜ちゃん、慎二君


――――――
――――
――



力強く更に拳を握りしめる
痛みから意識を失ってしまわないように

たった一本だけ、奇跡のようにこの身体に宿ってくれた魔術回路へ
しみったれた量の魔力を送り込む
普通の魔術師ならば一息で送り込めそうなそれを少しづつ少しづつ

そして、長い時間を使い魔術は完成した

「俺の魔術がアンタを捉えた、逃げるなら今だぜ妖怪爺」

皺の深い老人の顔が更に歪み、憐れむかのような嗤いを作り上げる

「ほう、お主の魔術が、か?
 それは怖いのう、その程度の魔力で何を見せてくれるのか、楽しみで仕方がない」

体内の蟲が蠢く
魔力を食らっているようだが、京四郎の身体の魔力の少なさに蟲すら苦しんでいるようにも思えた

「どうにもあの小娘から魔力を供給されているのはサーヴァントのみらしいのう
 折角の蟲の動きが悪いのはそのせいか」

逆に言えば、その程度の魔力で何が行えるのか
間桐臓硯はほくそ笑む

「旦那様……まさか、黙っていたって……」

何かを察した様に、タマモの視線が京四郎を貫く
だとすれば、タマモだけが『除け者だった』のか

「―――接続、完了
 よう見えてるか、俺は此処で敵は目の前だぜ」


――――士郎

流星が閃光が、その夜を切り裂くように駆け抜け
間桐臓硯を穿ち、喰らい、砕いた




「俺が攻め込む」

男がそう言うと赤毛に白髪が混ざり始めた青年が詰め寄った

「それじゃ、まるで捨て駒じゃないか!」

肩を掴み、あるで縋ているかのように叫ぶ
その青年を白の少女が無言で制した

「いや違う、適材適所って奴だ
 注意を引けばいいんだろ、時間稼ぎぐらい俺でも出来るさ」

それに、男は心底嬉しそう笑い、言葉を続けた

「もし捨て駒だったとしても、お前達の役に立てるならそんなに素晴らしい事はない」



「ああ、アイツには黙っていてくれよ
 きっと怒って作戦どころじゃないぜ」



間桐臓硯の指摘通り卯月京四郎はきっと1人では何の役に立たない男だ

1人では何も出来ない、才能も知識も知恵も素質も何もない男だった
それでも周囲に助けられ、運に助けられ、相棒に助けられ
そうやって、聖杯戦争を勝ち残ったそんな男

そんな彼の奇跡のように宿った消えかけの蝋燭の火のような一本の魔術回路
それが持ち合わせていた属性は『共有』であった


山頂の社から多く離れた、距離にして3kmは離れた山中
其処に衛宮士郎は弓を構えていた
間桐の霊地から外れた其処は、間桐臓硯の感知の網にはかからない
だが逆に魔力によって強化された視力であっても敵の姿は補足できないのだ

それでも

「……ああ、見えてるよ
 これなら『中たる』」


送られてきた映像は上空写真を思わせる
これが『共有』
卯月京四郎はこの周囲の地形を完全に頭に叩き込み、山中を走りながら現在位置を正しく認識し続けた
そして、敵と遭遇した段階でその一に関する情報と、その自分自身の視覚を衛宮士郎と『共有した』

たった1つだけ、卯月京四郎の使える魔術
1人では何の役に立たない、そんな力
1人では何も出来ない、そんな力

「でも京四郎……それってさ
 1人じゃなければ、なんだって出来るって事だろう?」



そして放たれた閃光は、真っ直ぐ真っ直ぐ闇を切り裂いていった



「……だから言っただろう、俺の魔術がアンタを捉えたってさ」

砕けた肉片が蟲へと変わる
辛うじて残ったのは首から上、生首がごろりと転がった

「……き、貴様ぁ、まだ、まだ死なんぞ
 儂の本体は―――」

「脅しは効かねぇよ、桜ちゃんの中の蟲だったらイリヤちゃんが殺した」

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、いや衛宮イリヤの魔術
それは『魔力を持ちて再現可能であればどのような魔術でも扱える』
そして彼女は膨大な魔力を持ち合わせているのだ

常人が不可能だと匙を投げる霊媒手術も彼女にかかれば魔力を通すだけで再現できる

「……アンタは『キャスター』に気を取られてそっちに気は回ってなかっただろう
 今頃、屋敷も燃えてる頃だ」

「……何をぉッ!何をしたぁ!
 魔術師の、間桐の工房をどうやって―――」

「俺は何もしてねぇよ、間桐慎二から伝言だ
 『僕は前に進む、その為に過去の過ちぐらい償っておくことにするよ』だとさ」

結局の所、間桐臓硯に味方など居なかった
それが、卯月京四郎との差であった



卯月京四郎は、1人では何も出来ない男だ
それは否定の言葉ではない

卯月京四郎は人間なのだから、人と人とを結ぶそんな男なのだから

「……半人前の分際で、偉そうに」

弱々しくのた打ち回る蟲からそんな言葉が零れ落ちた
それと同時に、京四郎の身体がビクリと大きく痙攣した

「おお、良くぞやった儂の可愛い孫よ」

蠢く蟲の先にいるのは、間桐九佳
睨むように京四郎を見つめ、体内の蟲を操っているのだろう

「はぁ、はぁ……もう少し……」

「そうじゃ、その男を殺し儂を救い―――」

鮮血が散る
京四郎の胸に出来た傷がもう一度開き、異形が姿を現す
間桐の魔術によって生み出された蟲

『何もなくたって弱くたって、何かを成し遂げようと努力して良い筈だ』

震える手、荒くなる呼吸

『どんな暗闇の夜だって、いつか月は満ちるんだ』

涙は零れ、頬を伝っていく

『太陽が居てくれれば、月はいつだって輝けるんだ』

「ごめんなさい、でも……さようならです御祖父様」

そして翅刃虫は空を舞い、間桐臓硯を構成していた蟲を喰らい尽くす
間桐九佳の初めての反逆だった



「馬鹿です、大馬鹿です
 旦那様はどうして、この妻である私に話してくださらなかったんですか!」

「……悪い、今は無理」

ガタンガタンとタマモが京四郎の肩を揺らすたび、京四郎の表情は痛みで引き攣っていく
その様子を今さっきその傷を治癒した九佳がその光景を真っ青な顔で眺めていた

「……今回私の出番を奪ってくれっちゃったりして貴方の事は気に食いませんけど」

そんな九佳とタマモの視線がかち合うと、すぐさま九佳が目を伏せる
そんな事を何度か繰り返した時、タマモは言った

「旦那様を助けてくださったのと、騙したの、プラスマイナスゼロでいいです」

それでチャラです、容認さは良妻の条件です
この一言がなければ、良い人で終われるのにこの駄狐はとその胸の中で京四郎は思う

「………でも、なんで」

助けに来てくれたのか、ずっとずっと聞きたかったそんな言葉がつい飛び出した

「……なんでって、そりゃ」

士郎とイリヤに又聞きで聞いただけの内容だが
九佳はその身を犠牲に、桜と慎二を救おうとしたらしい
聖杯を得るためにあの臓硯が何をしようとしたのかは知らないが、きっと誰もが不幸になっていた筈だ

それを1人で背負うその覚悟に、京四郎は

「アンタに惚れた、戦う理由にはそれで充分だろう?」





後日談、というか今回のオチ


あの仕事から1週間程経った朝
傷も癒え、そろそろ新しい仕事でもと考えていた矢先
あの白い少女もとい衛宮イリヤが城を訪ねてきた

「家賃だけじゃあ、あの仕事っぷりの対価には成らないわね」

追加の報酬を用意してくれた、と白い少女はそう語る
何と珍しい、予想外の出来事に喜んでいた京四郎とタマモはその少女の笑みに気付いていなかった

後にタマモは語る「あれは白いコアクマの笑いです」と

「そういえば、城の管理が大変だって言ってたわよね?」

確かにタマモ1人に家事を任せているが全ての部屋を管理するには人手が足りない
今使っている部屋だけを中心に行っているが地下室など扱いの悪い場所もあった

「使用人を1人雇ったの、賃金は私持ちで住み込みなんだけど」

それは助かる、タマモの負担も少しは減るだ……ろう?
目の前には、何故かメイド服を来た間桐九佳がいた


「宜しくお願いします……その、御主人様」



「いやぁああああああああ!
 やっぱり旦那様って『御主人様』とか呼ばれたい分類の人間ですか!?
 聖杯戦争中から変えなければ良かった!
 と言うか、御奉仕ヒロインは私のキャラなんですけど、わかってますその辺り
 胸か、結局は胸ですか!
 私だって充分に有りますよ、旦那様―――――」

爆弾が、投下されていた
詰まる所、間桐の屋敷が見るも無残に焼け落ちたせいなのだろう
桜は遠坂が引き取る事となり(凛と姉妹のように仲が良い、と感想を述べたら喜んでいた)
慎二は少しばかりの財産を手に上京した

残る九佳は……イリヤが引き取ったのだろう
そして、此処に回ってきた

最後まで、救った責任をとれと


「あと、貴方に手紙よ」

受け取ったエアメールはロンドンは時計塔から
聖杯戦争で知り合った、ウェイバーからだ
其処には数枚の航空券と『暇だったら少しぐらい顔を見せろ』とそんな内容


「タマモ、機嫌を直せ
 旅行に行くぞ、ロンドンだ」

「も、もしかしてハネムーンですか!」



この物語はHappy Endではない
この物語は、まだまだ続くのだから

以上、今回更新できなかったお詫びに歴代主人公の絡みの小ネタ書くよ
下1~5ぐらいで

例(嘘)
5代目と7代目

  ↓

バイトの労働を終えた士郎を待っていたのは、メシマズだった。
破壊の後に住み着いた酸味と辛味。
只の材料が生み出した劇物の味。
小麦粉と果実、砂糖と塩とをフードプロセッサーにかけてブチまけた、
ここは衛宮の台所。
次回「夕飯」。
次回も五鈴と夏奈の料理に付き合ってもらう。

只今帰宅しました
すみませんが今日はなしで

明日は20:00より開始できると思いあmス

帰宅しました
風呂に入って、新スレ立てて再開します

【TRPG風】ジャンヌ・ダルク「聖杯戦争を開始します」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380712312/)

スレ立てました
こっち使ってから移動しますかね?

まあ、後から小ネタ落とすように残してもいいけど

人は居るかな
まあ、返事がなくても始めますがね!


夜の探索はあまり結果を出せず終了した
御三家たる間桐の脱落は他の参加者を慎重にさせているのか

それとも、ランサーとアーチャーの2騎同盟が露呈しているのか

どちらにしても、あまり良い流れではなさそうだ
少しばかり気分が落ちたせいだろうか
アルコールを少しばかり口にしたいと、そう思った

夜風は冷たく、体を温める為であるのかもしれない
もしくは戦いの日々に尖った神経を鎮め、眠りにつくために

そんな事を知ってか知らずか、グラスと氷がぶつかり合う軽い音が部屋に響いていた

助手「どうです、今夜は一献付き合ってくれませんか?」

一献、と言う割に彼の持つボトルはウイスキー
マラスキーノ・チェリーの飾られたマンハッタンは貴方の前に
氷だけが入れたれたグラスに軽く注がれたグラスは助手の前に

助手はチェイサーと呼ばれる水とそのウイスキーを交互に口に運ぶ
その動作は気取ったようにみえながら、彼によく似合っていた

貴方「私の考えは御見通しかな」

助手「長い、付き合いですから」

確かに、長い付き合いだ
友人よりも家族よりも、恋人よりも

助手「それでもわからない事もありますよ」
助手「貴方はこんな戦争ごとには参加したがらないと思っていました」

カチン、と氷の塊が溶け、グラスの中で崩れた

助手「貴方なら、当事者ではなく部外者として介入するものだと」

もしかして、珍しく躊躇ったような口振りで
まるでこの酒ですら、酔った勢いでなどと考えているのでは、と思わせるように

助手「聖杯に願いたい、そんな願いが有るんですか?」


貴方は

↓2~3

願いなど、自分にもわからない
ただ、やるべき事ははっきりとしている

助手「やるべき事……?」

貴方「イリヤと君と私で生き残ろう、この戦争を」

その為には力が欲しかった
この戦争でイリヤにアドバンテージを与えられる程の
端から自分自身の勝利など考えては居なかった、のかもしれない

助手「イリヤ様と……私も?」

当然だ、此処で死んでもらっては困る
何故なら

貴方「君の事を死ぬまでこき使えなくなる」

またしても珍しいものを見れた
助手が呆然と表情を固めている、すぐにいつものニヤけた笑顔へと戻ったが

助手「仰せのままに、死ぬまで貴方の面倒を見るの悪く無いと思っていた所です」

【小目的】を達成
スキルポイントを取得しました
助手の好感度が上昇しました

さて、三日目はあちらで再開しますか

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