スネ夫「悪いなのび太、この車はジーゼルエンジンなんだ」
のび太「そんなぁ!ぼくジーゼルエンジンの知識ないよぉ!」
しずか「あらのび太さん、ジーゼルは灯油で走る事を知らないのね」
ジャイアン「!?」
スネ夫「じゃあなのび太ー!」
ガラガラガラガラダダダダダ
のび太「うるさいなぁいつの時代のジーゼルエンジンだよ」
家
のび太「ドラえもん!エンジンについて教えてよ!」
ドラえもん「エンジンは大きく分けて2サイクルと4サイクルがあるんだ。」
ドラえもん「ちなみにぼくは2stだよ」パインパイーン!パパパパパパ
のび太「それって何が違うの?」
ドラえもん「2stはクランクシャフトの一回転で1サイクルを完了するんだ。」
ドラえもん「4stはクランクシャフトの2回転で1サイクルを完了するんだよ」
ドラミ「私は4ストよ」フォン!フォン!ボーーーー!!!
のび太「なるほど!じゃあジーゼルとガソリンエンジンの違いを教えてよ!」
ドラえもん「ガソリンエンジンではね、シリンダーにガソリンと空気を1:15の割合の混合気をいれるんだ。それを圧縮してスパークプラグで火をつけて爆発させるんだよ」
のび太「なるほど!その爆発のエネルギーをつかうんだね!」
ドラえもん「そうだよ。ガソリンエンジンはそれ以外のエネルギーの損失がとても多いんだ。」
ドラえもん「そこでジーゼルエンジンではね、シリンダーに空気だけをいれて圧縮して高温にするんだ。そこに軽油を噴射して自己着火させるんだよ。」
のび太「あれ?しずかちゃんが灯油っていってたぞ!」
ドラえもん「ジーゼルエンジンは誤解が多いからね、それも誤解の一つだよ」
のび太「でもジーゼルは黒煙撒き散らすでしょ?ぼくは嫌だなぁ」
ドラえもん「のび太、君は実に馬鹿だな、いまのジーゼルエンジンはとってもクリーンなんだよ!」
のび太「うそだ!信じられないや」
ドラえもん「君はヒ⚫の整備工場にいったことがあるかい?よし、いまから見学に行こう」
のび太「わーい!遠足だ!」
~移動中~
のび太「ところでロータリーエンジンの説明も聞きたいな」
ドラえもん「ロータリーエンジンはね、エンジンの真ん中にエキレントリックシャフトっていうのがあって、レシプロエンジンでいうところのクランクシャフトだよね」
のび太「なんだか難しいや」
ドラえもん「そのエキレントリックシャフトが一回転する間に、三回の爆発があるんだ。」
ドラえもん「つまり、排気量の二倍のパワー程度のパワーが出ると考えてくれていいよ」
のび太「つまり2stに近いんだね!」
ドラえもん「そういうこと、構造は違うけどどこか近いところがあるね」
~ヒノ~
ドラえもん「ここがヒ⚫の整備工場だよ」
のび太「わーい!すべてが大きいぞ!」
ドラえもん「そりゃあトラックを専門にしてるからね」
ドラえもん「ちなみにディーでもジーでもどっちでもいいんじゃないかな」
のび太「あっ!なんだか偉い人っぽい人がいるよ!」
偉い人「きみがのび太くんだね、きみたちのような若い人に是非知って欲しい事があるんだ。」
偉い人「これがなにかわかるかい?」ヒラヒラ
のび太「下着かな!?」ワクワク
あっミスったっぽい
日野はたぶん予測変換でかってに出たので関係ないです
ドラえもん「これはただの白い布だね」
偉い人「そう、これをこの新車のトラックのマフラー出口にセットするよ」
偉い人「じゃあドラえもん、エンジンをかけて吹かしてくれないか」
ドラえもん「ブラジャー」
ヒューッヒュッヒュッヒュブオーーーン!
ブオーーン!!ブオオオーン!!
ドラえもん「こんなもんかな」
偉い人「ありがとう、じゃあのび太くん、この布を見てくれ」
のび太「すごい!真っ白だ!!」
偉い人「これがいまのジーゼルエンジンだよ。ジーゼルエンジンはね、トルクがあるしクリーンなんだよ。」
ドラえもん「外国ではジーゼルエンジンが主流になりつつあるんだよ」
のび太「すごいや!さっそくみんなに知らせるぞ!」
ー完ー
ドラえもん「ちなみにロータリーエンジンはね、小排気量で大パワー、小型化できる、小嶋源太の頭のような形をしたローターがグルグルまわってるから、滑らかだよね」
のび太「すごい!でも燃費が凄く悪そうだね!」
ドラえもん「そこは僕の答える範囲じゃないね」
>>40
整備じゃガソリンエンジン、ジーゼルエンジン、シャシの3つに分けられてる
ドラえもん「今のジーゼルエンジンがクリーンな訳、さっき出てたSCRだよ。
これはNOxを浄化してくれるんだ。いわゆる窒素酸化物だよね。有害物質だ。
僕が匂った感じじゃ匂いはしなかったなぁ」
のび太「ふーん、でもドラえもんの鼻は信用できないや」
>>41
ドラえもん「そのとうりだよ。教科書もジーゼルで統一してあるんだ。」
のび太「僕には無縁だね」
のび太「ドラえもんってたまに白煙出るよね、どうして?」
ドラえもん「僕は2stだからね、しかも混合油仕様なんだ。つまりオイルポンプがないんだよ」
のび太「混合油?なにそれ?」
ドラえもん「混合油はね、ガソリンのなかに潤滑用オイルをまぜるんだ。僕にはオイルポンプがないからこうして送気の時に潤滑するしかないんだ」
のび太「ありがとう!よくわかったよ!」
ドラえもん「じゃあ僕はオイル補充するからまたね」パイーンパイーン
>>19
エキセントリックシャフト な
>>52
あ、うち間違えた
ありがとう
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません