まどか「クールになりたかったほむらちゃん」 (113)
杏子「おーすってなにやってんだ?」
ほむら「爆弾の自作よ。基本的に弾や爆薬、爆弾は自分で作らなきゃいけないの」
杏子「そういや、ほむらは攻撃系統の魔法がないからな」
ほむら「もっとも、そんなことは些細なことでしかないわ。ないならほかで補えばいいだけよ」
杏子「かっこいいこと言ってるところ悪いが、この部屋一面のぬいぐるみはなんだ? 気になって仕方がない」
ほむら「かねてより私が趣味にしていたぬいぐるみ収集の賜物よ」
杏子「前に来た時は引っ越してきたばかりですみたいな内装だったじゃねーか!」
ほむら「ループ一周目からコツコツ集めていたの。私はクールなキャラで行こうと考えていたからずっと盾の中にしまっていたわ」
杏子「もうクールの欠片も感じれないな」
ほむら「そんなことないわ。この子とか、目元がキリッとしててとてもクールで------」
杏子「なんでぬいぐるみの話になってるんだよ!」
ほむら「それで、わざわざ家まで来てなんのようかしら?」
杏子「ああ、そうだ。前にもらったたいやきのお礼をしようと思って。ほら、食うかい?」
ほむら「たこ焼き……もらうわ。今夜はお好み焼きにしようかしら」
杏子「お、いいな! 私は好きだぜ?」
ほむら「食べていく気マンマンね」
杏子「だめか?」
ほむら「いいえ。一人で食べるよりも二人の方が美味しいもの。どうせなら泊まっていく?」
杏子「いいのか?」
ほむら「ええ。この子たちのことも話したいもの」
杏子「この子たち……ああ、ぬいぐるみか……」
杏子「」ガツガツ
ほむら「こっちもいいわよ」
杏子「」ガツガツ
ほむら「そんなに焦って食べなくてもなくならないわよ?」
杏子「あまいな、ほむら! 食事は戦いだぞ?」
ほむら「あなたは一体何と戦ってるのよ……」
杏子「」ガツガツ
ほむら「ふふっ」
杏子「な、なんだよ……」
ほむら「いえ、別に何でもないわ」
杏子「おー、こいつフカフカだな」
ほむら「あら、杏子はふーちゃんがお気に入りなのね」
杏子「コイツの名前か?」
ほむら「ええ。ふかふかだからふーちゃん」
杏子「単純だな」
ほむら「可愛くていいでしょ?」
杏子「まぁなー」フカフカ
杏子「もうクールも何もあったもんじゃねーな」
ほむら「そうかしら?」
杏子「そうしてると結構クールなんだけどな……」
ほむら「心外ね。私はクールよ」
杏子「ぬいぐるみ抱きしめながら何言ってんだ?」
ほむら「ぬいぐるみは、まどかが、喜んでくれるから……」
杏子「本当にまどかが最優先だよなー」
ほむら「趣味もみたせるし、まどかも喜んでくれるし、充実した生活よ?」
杏子「やっぱりクールじゃねーよな……」
ほむら「最近、やけに杏子と仲良くなったきがするわね……」
キュウベぇ「やぁ、ほむら」
ほむら「あら? キュウベぇじゃない。何か用かしら?」
キュウベぇ「ようやく事後処理が終わってね。その報告だよ」
ほむら「どういうことかしら?」
キュウベぇ「結構無理して(ワルプルギスの夜を呼んで)いたからね。それなのに想定していた半分以下のエネルギーしか回収できなくて上がカンカンさ。しばらく休暇だよ」
ほむら「あなたには色々と苦労させられたから、いい気味、とだけ言っておくわ」ナデナデ
キュウベぇ「君は本当に理解しがたい人間だね」
ほむら「ええ。私はあなたなんかに到底理解はできないわ」ナデナデ
ほむら「」サッサッサッ
キュウベぇ「君は、何をしているんだい?」
ほむら「ブラッシングよ」
キュウベぇ「君は僕をペットか何かと勘違いしていないかい?」
ほむら「私の住んでいるマンションはペット禁止よ?」
キュウベぇ「僕を代わりにしないでくれないかな?」
ほむら「」ガリガリ
キュウベぇ「強いよ! 力が強いよ!」
ほむら「お風呂にある桶にお湯をいれただけよ?」
キュウベぇ「僕のサイズだとちょうどいいのさ。でも直ぐにぬるくなるのは難点だね」
ほむら「桶だとお湯の量が少ないからよ」
キュウベぇ「ほむら、少しお湯をわけてくれないかい?」
ほむら「」バシャッ
キュウベぇ「きゅっぷい」
キュウベぇ「ひどいじゃないか。全身びしょびしょだよ」
ほむら「」ワクワク
キュウベぇ「僕は犬のように全身を震わせて水気を飛ばさないよ?」
ほむら「私は何も言ってないわ」
キュウベぇ「(目に見えて残念そうじゃないか……)」
ほむら「エサ……ご飯よ、キュウベぇ」
キュウベぇ「今、君はエサって言ったよね?」
ほむら「そんなこと言ってないわ。被害妄想も甚だしいわね」
キュウベぇ「ご飯を与えてもらってる手前強くは言えないけど、ペット扱いはごめん被るよ」
ほむら「」コトッ
キュウベぇ「なんで皿に牛乳をいれてるのかな?」
ほむら「」ワクワク
キュウベぇ「飲まないよ?」
ほむら「そう……」
キュウベぇ「本当に君は理解しがたいよ」
さやか「ほーむら!」
ほむら「あら、さやかじゃない。何か用かしら?」
さやか「なんか、私だけほむらと過ごしてる時間がすくない気がしてね?」
ほむら「学校であってるじゃない」
さやか「放課後だよ! このさやかちゃんが放課後の楽しい遊び方を伝授してしんぜよう!」
ほむら「放課後の遊びのお誘い、ということかしら?」
さやか「まーね。親睦を深めようじゃない」
ほむら「ええ、構わないわ」ファサ
さやか「…………」
ほむら「どうかした?」
さやか「いやー、ほむらって髪さらさらだよねー」
ほむら「?」
さやか「ちょっとさわらせなさいよーこのこのー」サワサワ
ほむら「こ、こら、やめなさい、さやか!」
さやか「まずはCDショップ!」
ほむら「あ、新作が……」テクテク
さやか「インディーズまで置いてある珍しいところなのだよ」
さやか「ちなみにあっちの方にクラシックなんかがあって、邦楽はこっちね」
さやか「私のおすすめはこのCDなんだけどどうかな?」
さやか「っていない!?」
ほむら「」シャカシャカ
さやか「なんか試聴してるし……そうだ!」
さやか「無視すんなー!」サワサワ
ほむら「ひゃっ!?」
さやか「ほむらの胸はまだまだ発展途上ですなー」サワサワ
ほむら「やめな、さいっ!」ガツン
さやか「い、痛い……」
さやか「次はゲーセン!」
ほむら「雑音がすごいわね」
さやか「耳はすぐになれるよ。最近はいろいろ増えてねー」
ほむら「……あれがやりたいわ」クイクイ
さやか「ん? ああ、ガンシューティング? ほむら得意そうだもんね」
ほむら「銃火器の扱いには長けてるつもりよ?」フフン
さやか「言うじゃない。おてなみ拝見といこうじゃないの」
ほむら「見てなさい」
ほむら「……反動がないとかありえないわ」
さやか「いやいや、これゲームだよ?」
ほむら「手からロケットとか反則だとおもわない?」
さやか「ほむらはいつも魔女と戦ってるじゃない」
ほむら「そもそもハンドガンだけ弾が無限とかどういうことなの?」
さやか「弾がつきたらゲームにならないでしょ……」
ほむら「それと、あなたの早打ちはなにかしら? ハンドガンがマシンガン並みの勢いで弾を打ち出してたわよ?」
さやか「よく、まどかと来てたからねーそう簡単には負けないよ?」
ほむら「まどかといっしょ……うらやましいわ」
さやか「ほむらは本当にまどかが好きだよねーヤキモチ焼いちゃう」
ほむら「……あなたのことも、嫌いじゃないわ」
さやか「好きか嫌いでいったらどっち?」
ほむら「……好きよ」
さやか「(照れてそっぽ向きながら小声で答えるほむら可愛い)」
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
さやか「最後はクレープ屋!」
ほむら「甘い匂いがするわね」
さやか「杏子とも一回来たんだけど、結構気に入ったみたい」
ほむら「あなたたちいつの間になかよくなったのかしら?」
さやか「ほむらは可愛いよねっていう話で盛り上がってねー今じゃもう仲良し!」
ほむら「い、急がないと売り切れるわよ?」スタスタ
さやか「おー、照れちゃって可愛いなぁ、ほむらはー」
ほむら「う、うるさいわよ、さやか!」
さやか「はーい」
さやか「どう? 美味しい?」
ほむら「ええ。美味しいわ」
さやか「でも、いちごのトッピングのやつにするとは思わなかったわ」
ほむら「美味しいわよ?」
さやか「ビターチョコとかがに合いそうなんだけどね、ほむらは」
ほむら「チョコも好きだけれど、いちごも好きなのよ」
さやか「ふーん……ひとくちちょーだい!」パク
ほむら「あっ、勝手に……」
さやか「んー、なかなかですなー」
ほむら「」ジーッ
さやか「クレープじっと見てどうしたの?」
ほむら「うー……」パクッ
さやか「(ほむら、顔真っ赤で可愛いなぁ)」
ほむら「こんな感じで、概ね他の人たちとの関係も良好よ」
マミ「羨ましいわね、ほむらさん」
ほむら「マミも他の人と仲がいいじゃない。それに慕われてるわ」
マミ「そうかしら?」
ほむら「ええ。まちがいなく」
マミ「それはほむらさんも?」
ほむら「ええ。マミのこと、尊敬しているわ。戦闘においてはトップだし、生活スキルも高いもの」
マミ「なんか、照れるわね」
ほむら「照れることなんてないわ。事実だもの」
マミ「そんなに褒めてもお菓子が少し多くなるだけよ?」
ほむら「ふふっ、マミのお菓子は美味しいから好きよ」
叛逆観る前の俺「まあこういうのもあってもいいんじゃない」
叛逆観た後の俺「まどか以外のどうでもいい奴と絡まされるほむら可哀想」
マミ「ねぇ、ほむらさんって、昔はどんな格好をしていたの?」
ほむら「昔?」
マミ「ええ、ループする前、かしら?」
ほむら「決意とともに見た目も変えたもの。昔の格好はしたくないわ」
マミ「どうしても?」
ほむら「その、なんか、恥ずかしくて……」
マミ「一度でいいから見てみたいわね」
ほむら「面白いものでもないわよ」
マミ「昔のほむらさんも、今のほむらさんも、もっとよく知りたいの」
ほむら「やっぱり、マミはずるいわ……」
マミ「ほむらさん、とても可愛らしくて素敵だわっ!」
ほむら「あ、あまり見ないでちょうだい。は、恥ずかしいわ……」
マミ「メガネに三つ編み、白のストッキング……今のイメージとは真逆ね!」
ほむら「守られてばかりいた、弱い自分を捨てたかったのだけれど……人間てそんな直ぐには変われないものよ」
マミ「弱くなんてないわ。捨てるなんて言っちゃダメ。あなたを守っていた人のことも考えてあげて?」
ほむら「……ええ」
マミ「でも、その格好でその口調だと、違和感がすごいわね」
ほむら「自覚してるわ。それに、こんな格好はするつもりなかったし……」
マミ「昔はどんな喋り方だったのかしら?」
ほむら「……忘れてしまったわ」
さげ
マミ「もう着替えちゃうの? 可愛かったのに……」
ほむら「そんな残念そうな顔をしないでちょうだい。恥ずかしいのだから」
マミ「でも、内気そうな見た目の子が魔法少女に変身したらクールビューティーっていうのもいいと思わないかしら?」
ほむら「……思わないわ。欠片も思わないわ。」
マミ「でも、変身した時の違いって結構重要だと思わない?」
ほむら「思わないわ」
マミ「でもでも------」
ほむら「思わないわ!」
マミ「……たまにはフリフリなんかがついた可愛い服も来たいと思わない?」
ほむら「……たまになら」
マミ「(顔を真っ赤にしてうつむくほむらさん、可愛いわ!)」
マミ「やっぱり、変身するときに名乗りとかあるとやる気も上がるわよね!」
ほむら「マミだけだと思うわよ?」
マミ「必殺技を叫ぶと、攻撃にも力が入ると思わない?」
ほむら「私はそんなことないわよ」
マミ「敵を倒したあとの決め台詞もかっこいいわよね!」
ほむら「恥ずかしいわね」
マミ「二人で考えましょう!」
ほむら「遠慮するわ」
マミ「私、またひとりぼっちなのね……」
ほむら「か、考えるだけよ! 考えるだけだからね!?」
マミ「やっぱりほむらさんって優しいわ!」
ほむら「勝手にしてちょうだい……」
魔女「アハハハハ」
マミ「変身よ、ほむらさん!」
ほむら「本当にやる気なの!?」
マミ「魔女の嘆きを聞きつけて!」
ほむら「ぎ、銀河の果てよりいざ参上!(なんで銀河なのかしら?)」
マミ「たとえその身を堕とすとしても!」
ほむら「しゅ、終焉の、その時までは倒れない……(はずかしい! はずかしい! はずかしい!)」
マミ「ふたりは!」
ほむら「マジックガール(なんで、こんなことに付き合ってるのかしら……)」
マミ「決まったわね! ほむらさん、どうおも------」
魔女「アハ?」
チュドーン
マミ「うひゃっ!?」
ほむら「だから隙を作るだけだって言ったじゃない!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ほむら「フルバレット」
マミ「ファッシャ・カテーナ!」
ほむら「バレット・ダンス」
マミ「ミトゥラッリャータ!」
ほむら「一斉射撃」
魔女「アア----------」
マミ「決め台詞よ、ほむらさん!」
ほむら「もうどうにでもして……」
マミ「今宵も魔女が浄化され!」
ほむら「街に平和が訪れる(無心、無心)」
マミ「二人は負けない!」
ほむら「この命が尽きるまで(これ、決めゼリフになってるのかしら?)」
マミ「……これは微妙ね。考え直しましょう」
ほむら「またやるの!?」
まどか「ほむらちゃん、最近楽しそうだよね!」
ほむら「そうかしら?」
まどか「うん! 笑顔の回数も増えたし、楽しそうに会話するもん」
ほむら「自分ではわからないわ」
まどか「ずっとほむらちゃんを見ている私が言うんだもん、間違いないよ!」
ほむら「そんな……照れるわ、まどか」
まどか「ほむらちゃんは可愛いなぁ」
ほむら「……うぅ」
まどか「最近、一緒に遊んでなかったから、今日は私と遊ばない?」
ほむら「もちろんいいに決まってるわ! まどかから誘ってもらえるなんて……嬉しいわ」
まどか「私もほむらちゃんと遊べて嬉しいよ!」
まどか「入って入って!」
ほむら「おじゃまします(ああ、まどかの匂いで溢れているわ……)」
まどか「なにしよっか? トランプ? ウノ? 人狼ゲーム?」
ほむら「カードゲームばかりね。それに人狼ゲームを二人で始めたら人狼の即勝利よ」
まどか「たべちゃうぞー?」
ほむら「…………(可愛すぎるわ、まどか)」
まどか「え、えーっと……その……」
ほむら「(オロオロするまどか、可愛いわ)」ナデナデ
まどか「あっ……エヘヘ」
まどか「お返しだよ、ほむらちゃん」ナデナデ
ほむら「ふふっ、くすぐったいわ、まどか」
まどか「あ、そうだ、これ、ほむらちゃんに」サッ
ほむら「これは……リボン?」
まどか「うん。私とお揃いなの!」
ほむら「まどか……ありがとう、嬉しいわ」
まどか「付けてあげるね?」
ほむら「ええ、お願いするわ」
まどか「よいしょっと……ここを、こう結んで……できた!」
ほむら「……これ、にあってるかしらね?」
まどか「うん! とっても素敵だよ!」
ほむら「やっぱり、まどかが付けるから、このリボンは素敵なんだと思うの」
まどか「……もらってくれないの……?」
ほむら「もらうわ! もちろんもらうけれど、手首に巻く、とかではダメかしら?」
まどか「私、ほむらちゃんとお揃いで髪を結びたかったな……」
ほむら「絶対にとかないわ! ずっと一緒にいましょう、まどか!」
まどか「えへへ、嬉しいなー」
ほむら「(まどかはやっぱり天使ね)」
まどか「えいっ、えいっ!」
ほむら「ふふっ、まどかはゲームも上手なのね」
まどか「持ち主だもん。ほむらちゃんには負けないよ?」
ほむら「お手柔らかに頼むわね、まどか」
まどか「手加減はしないよ、ほむらちゃん!」
ほむら「(幸せだわ……)」
まどか「あっ……」チラチラ
ほむら「どうかしたの?」
まどか「な、なんでもないよ?」チラチラ
ほむら「(どこをみてるのかしら……時計? あっ、もう6時なのね。そろそろ帰らなきゃ……)」
ほむら「まどか、そろそろ-----」
まどか「ほむらちゃん、次始まるよ!」
ほむら「えっ? あっ、わかったわ!(これが終わったら帰りましょう)」
ほむら「ま、まどか、そろそろ------」
知久「まどか、ちょっといいかい?」
まどか「は、はーい!」
知久「やぁ、えーと、ほむらちゃんだったかな?」
ほむら「おじゃましてます」
知久「そろそろ夕飯の時間だろう? 食べていかないかい?」
ほむら「そ、そんな。わるいです」
まどか「食べてってよ、ほむらちゃん! お父さんの作る料理は美味しいんだよ?」
ほむら「でも、まどか……」
知久「無理にとは言わないけど……どうかな? まどかも喜ぶ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「で、では、ご馳走になります」
知久「うん。じゃ、もう少ししたら呼ぶからね」
ほむら「緊張で、味なんてわからなかったわ」
まどか「ガチガチだったもんね、ほむらちゃん」
ほむら「優しそうなお父さんでまどかが羨ましいわ」
まどか「自慢のお父さんだよ!」
ほむら「もう、8時なのね……」
まどか「よかったら、泊まっていかないかな?」
ほむら「私なんかが泊まっていいのかしら?」
まどか「もちろんだよ! お父さんに言ってくるね!」ダッ
ほむら「あっ……もう、まどかったら」
まどか「ほむらちゃんの肌ってすべすべだねー」
ほむら「魔法少女だもの。思いのままなのよ?」
まどか「ずるいなぁ」
ほむら「ふふっ、まどかもきれいよ?」
まどか「えっ、そうかな? ちょっと、恥ずかしい、かな?」
ほむら「自信を持っていいわ」
まどか「あ、お肌は負けたけど、胸は私のほうが大きいね!」
ほむら「……そんなこと言う口は塞いであげるわ」
まどか「えっ、ちょ、ちょっとほむらちゃん!」
ほむら「ふふっ。無理やりになんてしないわ」
まどか「そ、そっかー、そうだよね!(すごくドキドキした……)」
まどか「ねぇほむらちゃん、起きてる?」
ほむら「ええ。おきてるわ」
まどか「いろいろあったけど、私、ほむらちゃんに会えて本当に良かったと思ってるよ?」
ほむら「私も、まどかに会えてよかったわ。私が今ここにいるのも、まどかのおかげよ?」
まどか「えへへ。ねぇ、そっちいってもいいかな?」
ほむら「ええ、構わないわ」
まどか「ほむらちゃん、あったかいね」
ほむら「ええ、そうね……」
まどか「これからも、私と一緒にいてくれる?」
ほむら「あなたが望む限り、私はあなたのそばを離れないわ」
まどか「嬉しいな。このまま寝てもいいかな?」
ほむら「ええ。喜んで」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん」チュッ
ほむら「(今夜は寝れそうにないわね……)」
終わりです
すごく今更ですが、
まどか「クールになりきれないほむらちゃん」
まどか「クールになりたいほむらちゃん」
の続きです
先に書いとくべきでしたね、すいません
長々とご付き合いくださり、ありがとうございました
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