ペトラ「エレンか・・!」(27)


ネタというか、ギャグの方向でいきます



エレン「ペトラ・・・さん・・?」


ペトラ「エレン、こんばんは」


エレン「あれ・・・」


ペトラ「なんなのさ、挨拶もなしなのかな?」


エレン「こんばんは・・・です・・」



ペトラ「もう、どうしたのさ?暗い顔をしちゃってさ」


エレン「暗い顔に見えますか?」


ペトラ「あは、エレンは元からそんな顔だったか」


エレン「なかなか酷いこと言いますね」


ペトラ「嘘だよ♪かっこいいじゃん」


エレン「なっ!」



ペトラ「照れちゃってー!このこの~」ペシペシ


エレン「や、やめてください!痛いですって」


オルオ「おい、新兵!俺の前でペトラと何をイチャついてんだ!」


エレン「す、すみません!でもイチャついてなんかないです」


ペトラ「オルオ・・・あんたには関係ないでしょ」


エレン「ペトラさんも怒らないでくださいって!」



オルオ「おいおい、ペトラ。新兵の前で夫婦喧嘩なんて見苦しい真似はよそうぜ」


ペトラ「殺すわよ?クソ虫がッ・・」


エレン「ッ!?」ゾクッ


オルオ「そういえばお前もここに来たのか」


エレン「やっぱり・・・」


ペトラ「ほら、クソ虫はあっちへ行け!」


ミーナ「やっ!エレンはんちょっ!」ドンッ


エレン「うわぁっ!」



ミーナ「ね!エレンは私に会いに来てくれたのかな?」


エレン「ミーナ本気で言ってるのか?怖いこというなよ」


ミーナ「えー!酷いよー!」


エレン「なんだ、お前は俺に会いたかったのか?」


ミーナ「会いたかったよ」


エレン「そ、そうなのか・・・そうかそうか・・・・・」



ミーナ「なんなの、その態度は!ヒロインのなかなかのキューンと来る言葉に対して『俺もだぞ(キリッ)』くらいのことは出来ないわけ!?」


エレン「いつからミーナがヒロインになった!そして(キリッ)ってなんだ!?」


ミーナ「あはぁ・・・エレンのツッコミも変わんないな~」


エレン「俺はツッコミなんて初めてだが?」


ミーナ「小さいことは気にしないで」



エレン「はぁ・・・」


ミーナ「ねぇ、さっきまでイチャついてた、あの女はだれなの?」


エレン「ペトラさん」


ミーナ「エレンの彼女!?」


エレン「違うわ!」


ミーナ「そうだよねー♪エレンの彼女は私だけだもんね」


エレン「そんな事実があってたまるか!」



ミーナ「うっわ!ひどいなぁ~。私とエレンの仲じゃないか」


エレン「は?」


ミーナ「あの日、雪の降る桜の木の下で『来年の春は2人でこの桜を見よう』って約束したじゃないか!」


エレン「すまん。俺の記憶では、そんな約束絶対にした覚えがない」


ミーナ「そう言って、エレンら私の頬に手を当てて、唇を近づけた」


エレン「妄想も大概にしろよ!」

訂正

ミーナ「そう言って、エレンは私の頬に手を当てて、唇を近づけた」



ミーナ「そんな体外なんて~、中に出したくせに~///」


エレン「『体外』じゃなくて『大概』だ!」


ペトラ「待って!ということは、中に出したのは」


エレン「嘘です!こいつの妄想だ!というか、めんどいので混ざらないでください」


ペトラ「そんな!酷いよー。私のこと嫌いになっちゃったの!?」


エレン「嫌いじゃないです」



ペトラ「へへへ・・・」


エレン「だからといって、好きだというわけでもありません」


ペトラ「そんなぁ・・・あの日のアレをエレンは忘れたの・・?」


エレン「はい!?」


ペトラ「そう・・・あれは私の歳が二桁目を迎えた時のこと」


エレン「その時は、まだあなたの存在すら知らないと思いますが?」



ペトラ「一緒にタイムカプセルを埋めたね」ニコッ


エレン「『ニコッ』とか言動とか、あなたの全て意味わかんないです」


ペトラ「ねぇ、覚えてる?」


エレン「覚えてないです」


ペトラ「あの日、エレンはタイムカプセル埋める時にこう言ったよね」


エレン「俺の思い出にそんなキラキラしたイベントありませんよ」



ペトラ「『俺が結婚出来る歳になるまで待ってくれ』ってね」ドヤァ


エレン「記憶の捏造はやめてください」


ペトラ「で、私はタイムカプセルと一緒に手紙を入れたよね?」


エレン「そんな確認されても困ります」


ペトラ「それがここにあります!」


エレン「なんでそんなもんがあるんですか!!」



ペトラ「読むね・・・愛しのエレンへ」


エレン「恥ずかしくないんですか?」


ペトラ「いつもいつも甘えないでよ・・・・だから周りの人から恋人とかに間違えられちゃうんだよ」


エレン(・◇・)


ペトラ「勝手に朝起きないでよね・・・私が朝からエレンの家にあがる理由がなくなるじゃん」


エレン「背中がむず痒い・・・」



ペトラ「朝からエレンの立体機動装置が稼動してる姿を見ると」


エレン「おいコラおい!」




ペトラ「ムラムラします」


エレン「まだ歳は二桁になったばかりの頃なんですよね!?」


ペトラ「ムラムラします」


エレン「なんで2回も言った!?」


ペトラ「以上!」



エレン「最低な文ですね」


ペトラ「結婚しよっか」


エレン「俺はちゃんとした言語を話せれてるのか・・・?」


ミーナ「茶番はそこまでです!」


エレン「お前も十分に茶番だったぞ」



ミーナ「で、エレンとあなたの関係性は結局なんなの?」


エレン「調査兵団の先輩だ」


ペトラ「そうだよ」


ミーナ「ふーん・・・・」




ミーナ「・・・そっか」


エレン「ん・・・?」




ミーナ「やっぱエレンは調査兵団に入ったんだね」



エレン「そうだぞ。ずっと入るって言ってきたもんな」


ペトラ「エレンは凄いんだよ!一緒の班になって、一緒に訓練してたんだけどね。さすがは5位の実力って感じ」


エレン「そんな!皆さん凄かったですよ!」


ペトラ「えへへ・・・」


ミーナ「うちの班長は最強なんだから!」


エレン「な、なんか照れるな・・・」


ミーナ「ふふ・・・」ニコニコ





エレン「なあ」




ミーナ「なに?」




エレン「俺は死んじまったんだよな」



ミーナ「そうだね。久しぶり」


ペトラ「久しぶり、エレン」


エレン「あぁ。久しぶりだ」


おわり

なんか微妙だったら、さーせんw

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月03日 (土) 14:25:08   ID: pHagAbgi

なんか胸がズキッときた…

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