たったらかく
――とある日、それは突然やってきた
ツバサ「ここがμ'sがいる音ノ木坂学園ね!!!」
英玲奈「・・・・・・はしゃぎすぎるなよ、ツバサ」
あんじゅ「お菓子出るかなぁ~?」
――理事長室
ことり「お母さん、急に呼び出してなんのよう?」
穂乃果「えっ?私たちに会いに来た客人がいる?」
絵里「いったい誰なのかしら?」
凛「もしかしてテレビ局の取材だったりして~」
にこ「ちょっ!まだテレビ用の衣装に着替えてないんだけどっ!」
理事長「テレビ局関係者ではないわ、でもそれに近いのかもしれないわね」
希「それってタレントか何かなん?」
花陽「ええっ!!わざわざ私たちに会いに音ノ木坂へ!?」
理事長「まぁ、そう思ってくれて構わないわ」
理事長「・・・まぁ説明するのも面倒だし、とりあえず入ってきてもらいましょうか」
理事長「入ってきなさい!」
バタン
ツバサ「たのもー!」
μ's「「!?」」
真姫「あ、あの子達って・・・」
海未「A-RISE・・・!」
穂乃果(この子達が・・・A-RISE、穂乃果達の憧れであり、超えるべき目標・・・!)
花陽「(実物でみるとまたすごい!これがスクールアイドルの頂点に立つ者が放つオーラなのかぁ!)」キラキラ
凛「(かよちん、テンションおかしくなってるよ)」
にこ「な、なんでアナタ達がこんなところに、い、いるのよ?」ガタガタ
ツバサ「あら、緊張しちゃってるー?」
にこ「べ、別に緊張なんか、し、して、ないわよ!」ガタガタ
ツバサ「わかりやすーい!」
ことり「本物のアイドルをまさか生で見られるなんて夢のようだよぉ!」
英玲奈「ありがとう・・・そこまで羨望の眼差しで見つめられるとは思わなkった」
あんじゅ「お菓子どこだろぉ~」キョロキョロ
凛「あっ、チロルチョコならあるけど、食べます?」
あんじゅ「ありがとぉ~!やっぱりチョコはとろけてあま~い!」
凛「喜んでもらってなによりにゃ!」
絵里「それで、どうしてまた音ノ木坂へいらしたんですか?」
ツバサ「最近話題のμ'sに会いにきたかったのよ!!」
英玲奈「・・・・・・動画は新作がうpされるごとに毎度拝見させていただいてるよ」
あんじゅ「μ'sちゃんかわいぃ~」
希「見てくれたんやね、こちらもA-RISEのみんなに褒められて光栄やわ」
理事長「せっかくだし互いに自己紹介をしましょうか」
ツバサ「はいはーい!じゃあアタシからね!!」
ツバサ「始めまして!A-RISEのリーダーにして頂点、UDXの最後の希望、綺羅ツバサ様とはアタシのことだぁ!!!」
凛「この子すっごい元気だにゃ・・・」
絵里「想像していたより激しいわね・・・この元気っぷりは穂乃果以上ね」
穂乃果「むっ」
ツバサ「ん?どうしたの、ソコの君? ・・・もしかしてぇ、アタシに嫉妬してるー???」ハハーン
穂乃果「そ、そんなことないもん!!穂乃果は穂乃果だしっ!!」
ツバサ(おっ、この子イジリがいがありそー!・・・それなら)ヒヒヒ
ツバサ「そうだよねー!あんたはアタシと比べたらただの雑草でしかないもんねー!」
穂乃果「はぁ!? 言わせておけばぁ!!」
ツバサ(やっば・・・超おもしろーい!)
英玲奈「そこらへんにしておけよ、ツバサ」
ツバサ「えー、これから面白くなっていきそうだったのにー!!」
英玲奈「・・・他人に悪態を付くのがお前の悪い癖だ」
ツバサ「ちぇっ・・・まぁ命拾いしたね、キミ」ヒヒヒ
穂乃果「・・・むむむっ」
海未「(穂乃果・・・気持ちはわかりますがここは抑えて)」ボソッ
穂乃果「(わかってるよ・・・)」
英玲奈「私は統堂英玲奈、このバカの子守をやっている」
ツバサ「ちょっ!? バカってなんなのさっ!!!」ムキー
英玲奈「事実を指摘したまでだ・・・・・・さっきはこいつが無礼を働いて申し訳ない」
穂乃果「いいえ、そんな・・・////」
ツバサ「むぅー!!! ちょっとなんでデレちゃってるのさ!! 英玲奈はアタシのだからね!!」
あんじゅ「あらあらぁ~、ツバサちゃん顔真っ赤っかぁ~」ウフフ
英玲奈「いつも言ってるが・・・お前の所有物になったおぼえはない」ハァ
海未「統堂さん・・・すっごくカッコイイです//// 穂乃果とはまた違った良さがあります!」
花陽「・・・海未ちゃんは英玲奈ちゃんに夢中みたいだね」
にこ「あれは『可愛い』というより『カッコいい』だわ、海未の気持ちはわかるわ」
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