海未「穂乃果を私だけのものにしたいんです」
穂乃果「でも好きだったらこんなことしないよ…これ、外してよ」ガチャガチャ
海未「あまり引っ張ると死にます。鎖を引っ張ると首輪のところの刃が首に食い込みます…どうしてわかってくれないのですか?穂乃果」
穂乃果「何で…好きなら普通殺さないよ」
海未「穂乃果が何処かに行ってしまうならいっそ殺してしまいたい…穂乃果には私だけを見ていて欲しいんです」
海未「私の可愛い穂乃果…」チュッ …クチュクチュ
穂乃果「んっ…嫌ッ!やめてよ」パシッ
海未「酷いです穂乃果…私はこんなに穂乃果を愛しているのに…」
フルーツナイフで穂乃果の手首を軽く切る
穂乃果「痛いよ…ここから出してよ!」
海未「穂乃果の身体を傷つけるのは不本意ですが、反抗するようなら仕方ないです。これは躾です」
海未「可愛い穂乃果に切り傷を付けるのは心が痛みます。だから私だけを受け入れてください」
ことり「穂乃果ちゃん…行方不明になってもう2週間…海未ちゃんも元気ないし…」
海未「穂乃果なら大丈夫です…きっと」
ことり「でも私穂乃果ちゃんが居ないと寂しくて死にそうだよ…穂乃果ちゃん…」
ことり「穂乃果ちゃん…もし見つけたらもう二度とその手を離したくない…穂乃果ちゃん何処にいるの…」
海未「ことりも穂乃果の事が大好きなんですね」
ことり「うん。穂乃果ちゃんが居たから私もスクールアイドルになって輝けるんだもん。だから絶対に見つけ出したい!」
海未「当てもなく闇雲に探すつもりですか?
警察でさえ見つけられていないのに」
ことり「勿論だよ。海未ちゃんも一緒に探してくれるよね?」
海未「…」
ことり「海未…ちゃん?」
海未「ことり、良かったら帰りに私の家によって穂乃果を探す計画を練りましょう。私だって穂乃果を失いたくないですから」
ことり「わかった。じゃあ練習の後で行こう。」
海未「(ことりが本気になって捜し出せば私が疑われるのも時間の問題…そうなる前に…)」
-放課後-
花陽「え海未ちゃん今日練習出ないんですか?」
海未「はい、ちょっと今日は日舞の稽古が有りまして…」
ことり「じゃ、じゃあ練習終わったら海未ちゃんの家に行くね?」
海未「はい。」
海未「あ、それとことり一人できて下さい」
ことり「どうして?みんなで探した方が」
海未「勿論みんなで探しますがその前に幼馴染のことりと先陣を切って計画を練りたいのです」
ことり「分かった、じゃあ一人で行くね」
ことり「失礼しまーす」ピンポーン
…
ことり「?」ガチャ
ことり「(空いてる…入ってもいいよね?)」
ことり「海未ちゃーん」
海未「ことり、とりあえず座って下さい。お茶を入れましたので」
ことり「ありがとう。
…ここに穂乃果ちゃんが居てくれれば良いのに…穂乃果ちゃんどこにいるんだろう…」ゴクゴク
海未「大丈夫、穂乃果ならすぐに会えます。」
ことり「そうだといいなぁ…あれ?なんか視界が…ぼやけて」スゥ…zzZ
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