学校の授業ってのは、ひどく退屈なもんだ。
アイドル生活が充実してるってのもあるけどな……。
……やっぱ、会いたくなっちまう気持ちってのは、どうしようもねー。
あいつは今日も学校まで迎えに来るとか言ってたし、すぐ会えるだろ。
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って、考え事してるときに当てるんじゃねえ。
あーもう。
んな問題、このクラスの誰も解けねぇに決まってんだろーが。
えっと……X=3か。
へへっ、まあ無敵のアイドル拓海様にかかればこんなもんよ。
……今たくみんとか呼んだ奴、出てこいよ。
おい! クラスぐるみでたくみんコールやめろ!
くっ、覚えとけよお前ら……。
やっと放課後がやってきたぜ。
待ち遠しいったらなかった。
これほど自由を望んだ時があるか……ねえよ。
別に、Pが迎えに来るからとかじゃねえからな。
そこだけ勘違いするなよな。
違うからな。
マジだぞ。
……おせえ。
いくらなんでも遅いだろ。
もう夕方、どっかの熱血みたいに、日が暮れだしたぞ。
わ、忘れたのか? いやあいつに限ってそれはねえな。
今気付いたら誰もいねえ、教室に一人か。
どっかの運動部の掛け声が遠鳴りして、少し空しい……。
くっそ、もういい。
……帰る!
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向井拓海(18)
っとと。
おい教室の入り口に立つな、ぶつかるだろ、危ねー……。
あっ、んだよPじゃねーか!
来るのおせーんだよバカっ。
いつまで待たせるんだよ、ったく。
ほら、さっさと事務所行かないと。
そう言って歩きだそうとしても、Pは全く動かない。
むしろアタシの腕を掴むなり、教室に連れ込みやがった。
何すんだ。
そんな声を上げる暇も無かった。
その前に裾から両手を突っ込んで、制服を捲り上げる。
両の胸を強引に掴まれてから、やっと変な声が出た。
ひぁっ。
……違う。
何すんだ。
いや、もう分かってる。
Pが何を考えてるとか、何をしようとしてるとか。
ぜんぶ、分かった。
こいつ、アタシを襲う気だ。
誰も居ない、誰も見てない、誰も聞いてない、この教室で。
……ま、マジかよ。
さっきまで授業してたんだぞ。
たくみんコールされてたんだ。
なあ聞けよ、アタシの学校の、アタシのクラスだぞ。
もう見慣れた部屋の、見慣れた風景だ。
腕を引き離そうと、ずりずり後退る。
窓際にある自分の席まで追い詰められて、アタシはもう、壁にもたれるしかなかった。
逃げ場を失った身体は、僅かな距離でも稼ごうと、壁に擦り寄る。
アタシの胸を気ままに揉める様になったPは、今度こそと、気合を入れてこね回してきた。
その手つきはやめっ、やめろ。
日に日に敏感になっていくな、じゃねーよ……。
ぶっとばすぞ……。
せっかくお気に入りのブラ着けてきたのに、さっさと外しやがって……。
そのサイズ、見つけるの大変だったんだぞ。
なんか、感想とか……ねーのか。
……うるせ、可愛くねぇよ。
ばか、赤くねー!
ばかっ。
何度も悪口を叩いても、Pはへらへら笑いながら胸元をまさぐってくる。
なんて調子の良いやつなんだろう。
アタシが拒めないことを、知ってるんだ。
とっくの昔に、この身体はPのモノになっちまってるってこと。
家で、事務所で、そして今度は学校で。
幾度目かの、そのア……アレを、今、しようとしてる。
ふたりきりの、この教室で。
逃げようとする。
ったりめーだ。
誰が嬉しくて学校でつながる変態がいるんだっつーの。
第一、こんなところ見られたらアタシどころか、Pは大変なことになるだろ。
そこんところ分かっててやってるのか?
ああ、分かっててやってる。
どーせアタシが何でも言う事聞くから、調子に乗ってるんだ。
……むかつく。
もう押さえ込まれて逃げようもなかった。
壁とPの身体に挟まれ、包むように抱きしめられ、うなじに優しくキスマークが刻まれる。
首元から可愛い鳴き声がする度に、アタシはPの所有物になっていく。
心臓が暴れて、どんどん高鳴って、息はそのリズムを失う。
今一度整えようと深呼吸したら、次は膝が笑い出した。
柔らかに抱きかかえられ、アタシはその場に座り込んでしまった。
アタシが座り込んでも、こいつは愛撫を止めない。
無駄にでけーだけの胸を愛しそうに撫で回して、興味しんしんに突付く。
これだけで、出したくないのに、黄色い悲鳴が出てくる。
それを聴いて満足したのか、今度は腰の辺りに手を伸ばしてきた。
ス、スカートならきちんと校則通りの長さだぞ。
折ってねえし、切ってもない。
お前以外に、見せる胸も脚もねえからさ。
もちろん口に出したりはしない。
当たり前だ、恥ずかしさでアタシがしんじまう。
それより恥ずかしいことをしてるのに、ちぐはぐだった。
アタシはとっくにPにおかしくされてたんだ、今更な気がした。
気がついたら上はスカーフが解かれて、ブラもずりあげられて、なにもかも露な状態だった。
下はと言うと、スカートの中は人に見せられないことになってやがる。
いつの間にアタシは、こんなオンナにされたんだろうな……。
何もかもPのせいだ。
責任、きっちりとりやがれ。
いいか、アタシは今、最高におかしくなってる。
これをなんとかしろ。
それまで、ぜぇったい帰さねえ。
アタシは半分泣きながら、半分怒りながらPを押し倒した。
不意の反撃に驚いたアイツは、割と簡単に転げてしまった。
区切り
画像ありがとう
すかさずベルトを外して、下着ごとズボンを下げてやる。
もう手馴れたもんだ。
……でもその中身はいつまで経っても見慣れない。
なあ、日に日に大きくなってないか?
おい! アタシの胸とお前のコレを一緒にするな!
ふざけんな、咥える方の身にもなれ。
まあ、いっつもアタシばっかヒイヒイ言ってるわけにはいかねーからな。
今日はてめーが鳴く番だぜ?
あ、相変わらず……ここだけは自己主張が派手だな。
普段は澄ました顔して指示飛ばしてるくせに、いざとなったらこんなにしてるんだ。
他のアイドルは、お前のこんな姿を見てなんて言うだろうな?
……お前を男にしたのはこのアタシだってことを、これから教えてやる。
まずは根元からだ、こいつの武者震いがすげえから、きちんと段取りを踏む。
根元を啄ばんで、きちんと先っぽまで立派にして。
それから、少しずつ上に上がっていくんだ。
唾液の淫靡なコーティングを忘れなきゃ、こいつは正直に感じてくれる。
腰が2・3度跳ねた後は、ゆっくり先の方に舌をなぞらせるんだ。
この動きがPは好きらしい。
アタシがフェラしてるって実感が……。
いや、アタシにフェラされてるって実感が、かなり湧くらしい。
こいつの趣味は分かんねえ。
でもPがそう言うなら、あたしはもっと性根を入れて奉仕を続けてやる。
弱くなぞる様に肉棒を刺激してやれば、あっという間に絶頂が上り詰めて来みたいだ。
とっくに、Pの弱点は把握済みなんだよ。
へへ、それが分かったらさっさと降参するこった。
ほら、お待ち兼ねの先っぽ……。
たくさん可愛がってやるからな。
全部だとむせ返るから、半分ぐらい咥え込む。
それでも、口の中が鉄バット突っ込んだみたいにいっぱいいっぱいだ。
熱いし、固いし、動くし、不味いし……。
それをアタシは、きっと、嬉しそうな顔して頬張ってるんだろう。
……ぜんぶ、Pのせいだからな。
だからさ、自分で股をまさぐってるのも、ぜんぶ。
自慰の原因は押し付けて、アタシは自ら快感を求めた。
スカートを腰まで捲り上げ、下着の奥にある大切な部分に指を滑り込ませる。
すでに充分な水気を帯びた秘部は、女の子にしては粗野で無骨な指使いを簡単に受け入れた。
燻る性欲に燃料が注がれた。
燃え上がった情欲はPへの奉仕で発散される。
自分の気持ち良い部分を探し当てながら、Pの気持ち良い部分を刺激してやる。
ふーん……これでも音をあげないか。
やせ我慢は身体に悪いぜ?
しゃーねーな、特別だぞ。
ほら、胸で挟んでやる。
てめーがいっつも揉みしだくから、またでかくなったんだからな。
ぬるぬるに湿ったPの性器は、アタシの胸にほとんど埋まった。
胸を揺するたび、その間でくちゅくちゅ音をたててよがりやがる。
Pが低く呻く。
なんだよ、可愛いじゃん……。
へへ、このまま最期までいっちまえ。
おらおら。
女の子にこんなことされて感じてんのかよ。
こんな変態プロデューサーには、これがお似合いだぜ。
Pはいきなり足を突っ張って、腰が僅かに浮き始めた。
よーし、このまま……あっ!
うっ、うわ!?
ばっ、いきなり出すな!
もうちょっと合図とかあるだろーが……。
どーすんだ、胸にもろにかかったじゃんかよ。
ったく、後始末も考えろよな……。
まあいい。
これでPの始末は済んだし、アタシも家で自分ですりゃいい。
とりあえずこの大量の汁を拭くか。
なんでこんな量が出るんだか、訳わかんねえ。
あーティッシュは鞄の中か、アタシの机にあるな。
……そうしてアタシが机の上の鞄を漁ろうとした時。
アタシは、机に突っ伏すように押し倒された。
何かと思えば、イかせたばっかのPが、そそりたつそれを掴んでアタシの背後に立つ。
なあ、出したばっかでどうしてそんな元気なんだよ?
疑問や抗議は一切、受け付けられなかった。
そんなものは声になる前に全て嬌声に変換された。
アタシの尻に、Pの腰が大きな音をたててぶつかる。
さっきまでの指とは比較にならない大きさと熱をもったモノが、アタシの膣内を蹂躙しにきた。
抵抗する暇はなかった。
あってもできない体勢だった。
できてもするつもりもない状態だった。
アタシは一瞬でPに服従して、全身を彼に委ねた。
ただ下半身から押し寄せる快感の細波が、頭の中を揺さぶった。
自慰で昂ぶっていたアタシは、あっという間にてっぺんまで押しやられた。
気が緩めば、すぐにでも絶頂の渦に飲み込まれそうだった。
そんなことはしたくない。
少しでもこの時間を味わいたい。
ちょっとでもPとつながっていたかった。
頼むからもっとゆっくり動いてぇっ……!
ふたりの肉がぶつかり合う音だけがアタシの意識を繋ぎ止めてくれる……あっ。
あ、まだイきたくない、ぃ……っ!
い……っ!?
お、く……つ、つつくなばか、ほんとにばっ……!?
っっっ……!!
アタシの背中がぴんと張って、全身が反る。
Pは背後からアタシをきつく抱きしめて、腰をぐいぐい押し付けてきた。
胸を締めつけるのはPの腕と、交尾が終わる切なさ。
この瞬間が、好きだ。
きゅんきゅんくる。
Pに愛されて、Pを愛する本能の時間。
この時間だけ、アタシはオンナになった。
机に倒れこむと、Pはずるりと性器の結合を解く。
開放された肉壺から、大量の精液が零れだす。
愛液と混ざり合ったそれは、椅子にぼたぼたと落ちていった。
……アタシの椅子だぞ。
これからずっと、アタシが使っていくやつ。
ふ、ふざけんな……匂いまで刷り込むつもりかよぉ……。
───。
ちひろ「『それぐらいならアタシに全部……な? そういってスカートを……』」
P「おい」
ちひろ「はい」
P「……またやってるの?」
ちひろ「タイトルは『彼だけのアイドル・向井拓海 〜特攻隊長は絶頂絶好調〜』です」
P「誰が買うんだよ」
ちひろ「あ、値段は同じですから」
P「カード使えますかね」
おしまい
語彙が足りなくなってきた
前作があるのか?
>>45
モバP「あちゃー。加奈はメモ帳より身体に覚えさせられる方が好きだったかー」
モバP「あちゃー。加奈はメモ帳より身体に覚えさせられる方が好きだったかー」 - SSまとめ速報
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