P「くやしいのうwwwくやしいのうwww」律子「うるさい!!」(269)

俺は765プロのプロデューサー
現在12人のアイドルをプロデュースしている、が彼女達は俺の事をプロデューサーとは思っておらず
俺は日々悪質な嫌がらせを受けている

--765プロ事務所--

ガチャ

P「チッス」

美希「おはようなのー」

千早「おはようございます」

アイドル達「・・・・・・」

美希「今日も765プロは静かなの・・・」


P「・・・・・・」

千早「これは・・・」

俺の机には赤いペンキがぶちまけられていた

春香「ふふふ」

P「天海・・お前か」

春香「なんで私なんですか?変な事言わないでくださいよ~」

P「お前の顔にペンキが付いてんだよ・・・」ビキビキ

春香「・・・思いっきりぶちまけちゃったから顔についちゃったのかも」

P「テメェ・・・」ビキビキ

美希「お、落ち着いてハニー!怒っちゃ駄目だよ」

P「あー無理だわ、殺すわコイツ」サッ

P「死ねやオラァ!!」ブン

真「遅いっ」シュ

菊地の鉄のように硬い拳が俺の腹部にめり込む、急激に吐き気が込み上げてくる

P「がっ!!」ドサ

美希「ハニー!!」

春香「あはは、プロデューサーさんよっわーいwww」

真「もっとやっちゃおっか」グッ

千早「二人共もうやめなさい!」ダッ

春香「千早ちゃんまでどうしたの?こんな人の肩持って」

千早「春香、いい加減苛めなんてやめたらどうかしら、子供じゃないんだから」

春香「・・・・・」

P「うっ...いて"ぇ"ぇ"よぉ」バタバタ

美希「しっかりしてハニー!」

真「千早や美希はプロデューサーのこと忘れちゃったのかよ!!」

春香「もういいよ真、皆行こう」スタスタ

ガチャ

千早「大丈夫ですか?プロデューサー」

P「殺す"ぅ、絶対殺す"ぅ」ピクピク

美希「ハニー震えてるの・・・」

―――――――――――――――――――――――――――――――

美希「ハニーもう後がないの」ピコピコ

P「あーもうやっ気ねぇわぁ・・・」ピコピコ

千早「頑張ってくださいプロデューサー」ジー

P「俺もうやる気無いから…千早代わりにやってみるか?」

千早「私が…ですか?」

P「やり方教えてやるから、ほら持って」ギュ

千早「あっ//」

P「R1で気刃斬りだからな」

千早「わ、わかりました」

美希「千早さん、エリア3にいるの」ピコピコ

千早「わかったわ美希」ピコピコ

P「まぁ初心者がいきなりナルガはまぁ無理だろうけどな」ドヤァ

P「……」

美希「千早さん凄いの…一度も攻撃を喰らわずに倒しちゃったの」

千早「意外と簡単でしたね、敵の行動パターンさえ解れば…」

P「・・・・」

千早「たまにはゲームも面白いものですね、プロデューサー」ニコ

P「え・・あ、うんソウダネ」

千早「プロデューサー?」

P「はぁ・・・」

―――――――――――――――――――――――

美希「ミキとハニーの出会いはね~・・・」

千早「詳しく聞かせて美希・・・」

ペチャクチャペチャクチャ

伊織「・・・・・・」ジー

P「・・・・・・」

伊織「・・・・・・・・・」ジー

P「・・・何見てんだよ糞デコ、殺すぞ」

伊織「な、なんですってー!!!」

P「大体なんでここに居んだよ、他の奴らとどっか行けよ」

伊織「そ、そんなの私の勝手じゃない!」

P「まぁそうだけど・・・」

P「・・・・・・」

伊織「・・・・・・」

伊織「・・・お」

P「あ"?」

伊織「オ、オレンジジュース買ってき、来なさいよ!」

P「は?」

伊織「100%の奴じゃないと許さないんだから!!」

P「何言ってんのお前?」

伊織「いいから早く買ってきなさいよ!!」

P「勝手に言ってろチンカス」スタスタ

伊織「な、なに言ってんのよ///この変態!変態大人!!」

美希「ハニー何処行くの?」

P「トイレ」

ガチャ

美希「デコちゃんはハニーと話すのが下手なの」

伊織「べ、別にあいつと話したい訳じゃないんだから!!」

美希「別にそんなこと言ってないのー」

伊織「なっ///」

ジャーーーーーーーー

P「あースッキリした」

P「ジュースでも買うか」チャリン

P「・・・・・・」

P「・・・しゃーねぇ、ついでだ」ポチ

P「ほら」ポイッ

伊織「きゃ」

伊織「な、何すんのよ!!ってこれ・・・」

P「ついで!だから勘違いすんなよ」スタスタ

伊織「・・・・・・♪」

美希「デコちゃん喜んでるの~」ニヤニヤ

伊織「んなぁ///よ、喜んでなんかないわよ!!」

美希「あはっ♪デコちゃん顔真っ赤なのー」

小鳥「プロデューサーさん、お電話ですよ!」

P「誰からだ?…繋いでください」

小鳥「ぴよ」ポチ

P「ただいま変わりました」ガチャ

美希「デコちゃんもハニーと仲良くなりたいの?」

伊織「そ、そんなんじゃないわよ!!」

美希「でもハニーとミキはラブラブだから無駄だって思うな」

伊織「だ、だからそんなんじゃ無いって言ってるでしょ!!」

P「えっ…はい!…お願いします!…それでは失礼します」ガチャ

P「・・・ぅぅぅうイヤッホォォオォォォォ!!」ガタッ

小鳥「ど、どうしたんですか?プロデューサーさん」

P「仕事っすよ仕事ぉ!!千早に仕事の依頼が来たんすよぉ」

千早「本当ですか!」

律子「・・・・・・」

P「歌の仕事だぞ!よかったな千早」

千早「はい、全力で臨みたいと思います」

P「どうやら歌自慢に優勝した効果が出てきたみたいだな」

千早「は、はい…これも全てぷ、プロデューサーのおかげだとお、思います///」ブツブツ

P「おい律子ぉ、仕事だぜ?羨ましいだろぉ」ドヤァ

P「ねぇねぇ今どんな気持ち?格下に負けるってどんな気持ち?ww」

律子「・・・・」プルプル

P「くやしいのうwwwくやしいのうwww」

律子「うるさい!!」ドゴッ

P「オゴォ」ゴフ

律子「どう?みぞおちを殴られた気分は」

P「あっ…がっ…!」コヒョー

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!」

律子「ちょっと仕事が来たからっていい気にならないで」ドカ

律子「私は負けてなんかない!!」ダッ

ガチャ

千早「り、律子…」

P「」ピクピク

P「・・・・・・ん」パチ

小鳥「気がつきましたか?プロデューサーさん」

P「俺は気を失ってたのか…ってなんで膝枕!!」

小鳥「ぴよ///」

美希「ハニー!!」ガバッ

P「わっ!!」

美希「気が付いたらハニーが倒れててミキずっと心配だったんだよ?」

伊織「アンタ途中で寝てたじゃない!」

美希「そんなことより小鳥!ハニーから離れるの!」

小鳥「ぴよ…」

美希「本当はミキが膝枕するつもりだったのに」

千早「仕方がないわ、じゃんけんで負けたんだから…」

P「ん~気持ちいいな」スリスリ

小鳥「ぴーーーー!!!///」

美希「ハニー!!」

美希「そんなことより小鳥!ハニーから離れるの!」

小鳥「ぴよ…」

美希「本当はミキが膝枕するつもりだったのに」

千早「仕方がないわ、じゃんけんで負けたんだから…」

P「ん~気持ちいいな」スリスリ

小鳥「ぴーーーー!!!///」

美希「ハニー!!」

美希「ハニーはミキの膝枕の方が気持ちいいよね?」

P「小鳥さんの方が気持ち良い」

美希「な、なんでなの!?」

P「すげームチムチしてんだよな」スリスリ(あと絶対領域補正が強い)

美希「むーー!!悔しいのー!!」プンスカ

小鳥「ぴへ…ぴへへ///」ビクンビクン

千早「音無さん・・・凄い顔」

P「気が付いたらもう12時か」

美希「ミキおなか空いたの~」ギュルルル

千早「もう昼時ですね」

P「じゃあ飯食いに行くか、小鳥さんも一緒しませんか?」

小鳥「い、行きます!!」ダッ

伊織「・・・・・・」モジモジ

P「・・・お前も来るか?」

伊織「っ!ど、どうしてもって言うなら一緒にい、行ってあげてもいいわよ!!」

P「・・・・・・」

P「お前は留守番してろ」

伊織「なっ」

P「じゃあ行くか」スタスタ

美希「デコちゃんはもっと素直にならないと駄目なの」スタスタ

伊織「まっ」

小鳥「それじゃあ少し抜けますね!」スタスタ

伊織「ちょっと待ちなさいよぉ!!」

伊織「私も連れて行きなさいよ!!」

P「・・・最初からそう言えよ馬鹿」

--街--

P「ファミレスとかでいいか?」

美希「ミキはハニーと一緒なら何処でもいいの♪」

千早「私も何処でも構いません」

小鳥「ぴよぴよ♪」

伊織「ちょっと!!私にファミリーレストランで食べろって言うの!?」

P「・・・不服か?」

伊織「あったり前でしょ!!レストランは三ツ星以上じゃないと駄目よ!!」

P「お前マジで殺すぞ」ビキビキ

P「俺はお前みたいなお金持ちのお嬢さんじゃねぇ!!」

P「食いたいモンならなんでも食えるお前とは違うんだよ!!死ね」

伊織「そ、そこまで言わなくてもいいじゃない!!」ウルウル

P「・・・ガストだガスト、それが嫌なら帰れ」

伊織「わ、わかったわよ…」

--ガスト--

店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

P「チーズINハンバーグデミソースで」

美希「あー!!ミキもそれにしようと思ってたの!!」

P「へぇ~偶然だな」

美希「やっぱりミキとハニーはお似合いなの///」(本当は若鶏のグリルの方が良かったけどここは合わせるの)

千早・伊織・小鳥(こいつ…)ギロリ

店員「他のお客様は?」(なんだこいつら…)

小鳥「私は日替わりランチで」

千早「私はさばの味噌煮和膳で」

伊織「・・・・・・」

P「水瀬、お前は何にするんだ?」

伊織「…私はオムライスにするわ」

店員「かしこまりました」

小鳥「こうやって皆で食べてると本当の家族みたいですよね///」モグモグ

P「えっ?」

小鳥「プロデューサーさんがお父さんで伊織ちゃん達が子供で・・ぴよ///」

美希・千早・伊織「・・・・・・」モグモグ

P「それはないでしょwww」

小鳥「ぴっ!?」

P「だって俺と小鳥さん歳が10も離れてるんすよ?wwないないww」

小鳥「ぴよ・・・・」

P「千早の鯖の味噌煮美味そうだな」ジュルリ

千早「ふふ、食べますか?」

三人「!」

P「いいのか!」

千早「あーんしてください」スッ

P「あーん」パク

千早「どうですか?」

P「うめぇ~」モグモグ

P「お返しに俺のハンバーグやるよ」

三人「!?」

千早「えっ、私は別に」

P「ほら、あーん」スッ

千早「あ、あーん///」パク

P「どうだ?」

千早「お、美味しいです…とても///」モグモグ

美希「み、ミキもあーんしてほしいの!!」

P「何言ってんだ?お前は俺と同じの食ってるだろうが」

美希「あっ!?」(しまったの…)

小鳥「私のはどうですか!?」

P「いらない」

小鳥「ぴよ・・・」

伊織「・・・・・・・」モグモグ

P「・・・やっぱり口に合わないか?」

伊織「えっ!?そんなことないわよ」

伊織「ただ…こうやってワイワイ騒いで食事するのは初めてだから」

P「え?」

伊織「いつもお父様や兄様と食べてる時はもっと殺伐としてるから・・」

P「・・・・・・」

P「水瀬、あーん」スッ

伊織「なっ///」

P「ほらほら」スッ

伊織「あ、アンタが口つけたのなんて食べられる訳ないでしょ!!」

P「いいから食えって」グイ

伊織「んっ!むぐっ」モグモグ

P「うまいか?」ニコ

伊織「・・・おいしい///」カァァ

P「そりゃよかった」

店員(見せつけやがって・・・)

--765プロ事務所--

P「ペンキ中々落ちねぇなクソ!」フキフキ

美希「まったく春香達はひどいの!」

P「なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだよ」フキフキ

P「俺が何したってんだ」フキフキ

小鳥(十分にしてると思うけど…)

美希「そういえば何でハニーは皆に嫌われてるの?」

P「俺にもわかんねぇよ」フキフキ

小鳥「多分ですけど…前のプロデューサーさんが絡んでるんじゃないでしょうか」

P「前のプロデューサー?」

P「それが俺となんの関係があるんですか?」

小鳥「彼は事務所の皆から慕われていて・・何人かは彼に好意を持ってました」

小鳥「春香ちゃん達は中でも特に彼を慕っていましたから…」

小鳥「きっとまだ彼の死を受け入れられないんじゃないでしょうか」

P「・・・・・・」

P「俺はたかがその程度の理由でいじめられてたのか・・・・」プルプル

小鳥「えっ」

P「俺悪くないじゃん!!ふざけんなよ!」

P「ありえねぇ…アホらしくて涙出てきた…」ポロポロ

それから俺はしばらく泣き続けた
こんなふざけた理由で屈辱を受け続けていただなんて…
俺が今までどんな気持ちで耐えてきたと思ってるんだ

P「はぁ・・・」

美希「ハニー大丈夫?」

P「あぁ、でも本当にありえねぇよ…」

千早「何か飲みますか?少しは落ち着くと思います」

美希「それじゃあミキが買ってくるの、ハニーはジュースでいいよね」

P「あぁ、すまん頼む」

ガチャ

伊織「・・・元気だしなさいよ」

P「水瀬…」

伊織「今のあんたには美希や千早がいるじゃない」

伊織「そ、それに私だって…その…」

P「…お前の事誤解してたみたいだな」

伊織「えっ?」

P「お前案外良い奴っぽいしさ、口は悪いけど」

伊織「あたりまえじゃない!今更気付いたの?」

P「ははっ、今更気付きました」

伊織・P「あははははははは」

そして次の日

--765プロ事務所--

P「千早、今日は歌の仕事だぞ」

千早「はい」

P「美希も撮影が入ってるけど一人で行けるよな?」

美希「え~!ハニーが一緒じゃなきゃ嫌なの!!」

P「無茶言うなよ…ほら」サッ

P「事務所から出せるなけなしのヘソクリだ、これでタクシーに乗れ」

美希「ぷー!ミキはハニーの自転車じゃないと嫌なの~!!」

P「じゃあ俺の自転車貸してやるから使え」

美希「ハニーと二人乗りがいいのー!!」ジタバタ

P「……」イラ

P「死ね、お前の戯言に付き合ってる暇はないんだ、行くぞ千早」

美希「じゃあミキ撮影に行かないの」プイ

P「お前なぁ・・・・いい加減にせえよ」ビキビキ

千早「プロデューサー、私は別に一人でも大丈夫です」

P「駄目だ、俺が同伴しないと相手に失礼だろ」

千早「それはそうですけど…このままでは」

美希「ミキは本気なの」ツーン

P「ったく、このクソガキがぁ!!」バチーン

美希「きゃあ!!」ドテ

千早「ぷ、プロデューサー!?」

P「お前もプロなら言われるままに仕事せんかい!!」

美希「痛いの"お"ぉ"ぉハニーの馬鹿ぁ"」

美希「ミキもう絶対行がな"いのぉ"ハニーが謝っても許さ"ないの"ぉ」

千早「余計に酷くなってますけど…」

P「・・・・・・」イライラ

P「美希…」ギュ

美希「!」

P「頼むから一人で行ってくれ…」ギュウ

美希「はにぃ///ナデナデして?」グス

P「駄目だ」

美希「・・・じゃあミキ行かない」ソッポ

P「もし一人で仕事行ってくれたらナデナデしてあげるよω」ボソ

美希「ほ、本当!?」

P「約束だ…家にも泊めちゃる」

美希「・・・ミキ行くの」

P「そうか!行ってくれるか!!」(ちょろい女だな)

美希「約束だよ?」

P「あぁ!男に二言はない」

美希「それじゃあミキ行ってくるの!」ダダ

P「それじゃあ、行きますか」

千早「はい」(何を言ったのかしら…)

千早「二人乗り…ですか?」

P「美希にタクシー代あげちゃったからな」

P「駅まで我慢してくれよ、な?」

千早「そんな事はしたくないのですが…仕方ありませんね」

P「じゃあ後ろに乗ってくれ」

千早「は、はい」

P「しっかり掴まっててくれよ!!」ガシャ

キコキコキコキコキコキコキコキコキコキコキコ

千早(プロデューサーの背中…)ギュ

千早(とても温かい///)ギュウ

P「千早ー!嫌なのはわかるけど危ないからしっかり掴まってくれよ!!」キコキコ

千早「えっ?掴まってますよ」ギュウ

P「えっ?」(そ、そうか…千早は美希程胸がなかったな)

千早「プロデューサー?」ギュウ

P「すまん俺の勘違いだった」キコキコ

その後挨拶を済ませ収録は無事終了した

P「上出来だったぞ千早」(ゲーセン行ってて見てないけど)

千早「ありがとうございます」

P「それじゃあ帰るか」

千早「はい、ですが少し寄りたい所があるんです…一緒に来てもらえませんか?」

P「別にいいけど…何処に行くつもりだ?」

千早「ふふ、着くまでの秘密です」

千早「ここです」

P「・・・ここが千早が俺を連れてきたかった場所か?」

P「ここって…墓場じゃねーか」

千早「はい」

P「な、なんでこんな所に俺を」

千早「ここに死んだ弟の墓があるんです、ほらあの小さなお墓」

千早「私は、何か、大きな節目を迎えた時や、話し相手が欲しい時に話しに来るんです」

P「・・・・」(可哀そうな奴だな…ていうか怖い)

千早「それで・・その、弟にプロデューサーを紹介しときたくて///」

P「…俺を?」(勘弁してよ…)

千早「はぃ…私の大切な人を…///」ゴニョゴニョ

千早「プロデューサーからも弟に話しかけてあげてください」

P「話しかけてっつってもなぁ…」(こいつ結構ヤバイんじゃないのか)

千早「きっと弟はプロデューサーの話を聞きたがってると思います」

P「どうして?」

千早「私がここに他の誰かを連れてきたのは初めてだからです。きっと興味しんしんだと思いますよ」

P「そ、そうか」

P「弟よ、千早のことは…俺に任せてくれ」キリッ

千早「ぷ、プロデューサー!!いきなり何を///」

P「俺はプロデューサーとして千早をトップアイドルにしてみせる」

P「・・・こんな感じでいいかな?」

千早「は、はい///」

チチチチチ・・・

P「ん?」

チチチチチ・・・

千早「プロデューサー!ツバメが、ほら…私達の周りを舞うように飛んで…」

P「ほ、本当だ」(ヒィィィィィィ!!ヤバイヤバイヤバイ)

千早「凄い…珍しいですね」

P「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」ブツブツ

千早「どうしたんですか?プロデューサー」

P「は、早く帰ろう!!」ダッ

千早「プロデューサー!?」

そんなこんなで千早の仕事は無事終了

--765プロ事務所--

ガチャ

美希「ただいまなのー」ダッ

P「おかえり」

美希「ハニー!!ミキちゃんとお仕事に行ったよ?」ダキッ

P「頑張ったな!偉いぞ」ナデナデ

美希「あふぅ…」ポワーン

美希「約束覚えててくれたんだね、ハニー」

P「もちろん、それじゃあ帰るか」

美希「お泊まりなのー!」

千早「・・・・・・」

--Pの部屋--

ガチャ

P「ただいま」

美希「ただいまなの~」

P「お前ん家じゃねぇから!」

美希「ミキはハニーと結婚するからミキの家なの♪」

P「なんじゃそりゃ」

美希「ハニーはミキと結婚するの…嫌?」ドキドキ

P「嫌・・・じゃ、ないけど・・///」モジモジ

美希「ハニー・・・///」

美希「ハニーの部屋に来るの久々なの~」ゴロゴロ

P「いや結構な頻度で来てるだろお前!」

美希「そんなことないの、二日ぶりなの」

P「お前の感覚は間違いなく狂っとる」

美希「ミキは毎日ハニーといたいなぁ」ウワメヅカイ

P「美希・・・」ドキッ

P「お前可愛すぎだろバカヤロー!!」ガバッ

美希「きゃー///」

P「毎日毎日誘惑しやがってこの!こんにゃろめ!!」サワサワ

美希「あぁっ///ハニーがケダモノさんになっちゃったの///」ビクンビクン

P「人間だけが、神を持つ…今を越える力……可能性という名の神を…」サワサワ

美希「ひやぁ///ミキ、ハニーに食べられちゃうのー///」ビクッビク

P「観念しろぉ…」ジュルリ

美希「ミキを…食べていいよ///」ハァハァ

P「」

その瞬間、俺の理性は飛んだ

次の日

--765プロ事務所--

P「あ"~仕事したくねぇー」グッタリ

千早「しっかりしてくださいプロデューサー!!」

P「最近ちょっと頑張りすぎた、今日は休む」

千早「私をトップアイドルにしてくれるんじゃないんですか?」

P「時には休憩も必要さー」ドサ

美希「ミキもハニーと休憩するの」ピト

P「だからさぁ・・・・ソファで二人は狭いんだよ馬鹿」

千早「・・・・」

美希「・・・暇なの」クター

P「金がねぇからすることもねぇ…貧乏人の辛いとこね、これ」

美希「昨日みたいにミキとイチャイチャすればいいって思うな」

千早「!?」

P「疲れるから却下」

美希「じゃあ、ミキから襲っちゃおっかな~///」チラッ

P「したらグーパンで殴るから」グッ

美希「ぷー、ハニーのいけず」

小鳥「プロデューサーさん、プロデューサーさん!」

P「なんすか」

小鳥「今日、貴音ちゃんにお仕事が入ってるんですけど、律子ちゃんがまだ来てないんです!」

P「へぇ~」

小鳥「電話の電源切ってるみたいで…もう時間がないんです」

P「…俺に行けと?」

小鳥「はい、お願いします」

P「嫌ですぅ~」

小鳥「ぴよ!?」

P「俺は美希と千早の専属プロデューサーなんでww」

P「それに、あの連中の世話見るなんて死んでも勘弁ですよ」

小鳥「そんなこと言わないでくださいよ~」アワアワ

小鳥「彼女達にお仕事なんて本当に稀なんです!このお仕事だって律子ちゃんが一生懸命頑張って…」ウルウル

P「・・・・じゃあご褒美くださいよ」

小鳥「ぴ?」

P「タダで働くのは絶対に無理なんで報酬を貰わないと」

P「それでいいなら…やってあげます」

小鳥「本当ですか!?」

P「それなりの物は貰いますがね」

小鳥「じゃあ私の処女あげます!」

P「タダでもいらねぇよ!!」

小鳥「ぴよ…」

貴音「そのような方に褒美など払う必要などありませんよ?小鳥嬢」

小鳥「貴音ちゃん!」

貴音「心配されなくとも、わたくしなら一人でも行けます」

小鳥「そういう問題じゃないのよ?」

貴音「ですが、わたくしの為に小鳥嬢が身を挺するなど我慢できないのです」

小鳥「いいのよ貴音ちゃん...私の処女を捧げればいいだけだから///」

P「だからいらねぇって…」

P「まぁ時間が無いみたいなんで、何か考えといてくださいよ」

P「行くぞ銀髪」

貴音「そのような呼び方、無礼ですよ?」

貴音「わたくしには四条貴音という名前があります」

P「うるせぇなぁ、いいから早く行くぞ銀髪」

貴音「なんと!!」

ガチャ

美希「あれ!?ハニーがいないの!!」

美希「ハニーハニーハニーハニーハニーーー!!!」

P「ほら、後ろ乗れ」

貴音「これは…なんでしょうか?」

P「お前、自転車知らんのか?嘘やろ」

貴音「見たことはあります、人を乗せて走っておりました、まことに面妖な事です」

P「…とりあえず乗れ」

貴音「わかりました」ワクワク

ガシャ

P「それじゃあ行くぞ!」

千早「待ってください、プロデューサー」

P「ん?どうした千早」

千早「私も連れてってください」

P「この状態見てわからんか?自転車は二人しか乗れましぇん」

P「おとなしく留守番してな」キコキコ

千早「・・・・・・」

ダッ

貴音「これほど不安定でありながら人を乗せて動くとは…面妖な!!」

P「危ないから掴まってろ!!」キコキコ

貴音「す、すみません」ギュ

P「おほっ」(こりゃ凄い…)

貴音「どうしましたプロデューサー?急激に揺れておりますが…」

P「勃つことを強いられているんだーーー!!」キコキコキコ

千早「」 ダッダッダッダッ

--河川敷--

貴音「風を身体で感じるというのはとても気持ちの良いことですね」

P「まぁな」キコキコ

貴音「自動車では決して感じることができません・・おや?」

P「どうした?」キコキコ

貴音「わたくし達の後を走っているのは千早ではないですか?」

P「えぇ!?」クル

千早「」ダッダッダッダッ

P「・・・本当だ」(真顔で走っとる…)

P「スピードアップだ!!」キコキコキコキコ

千早「!?」シュダッダッダッ

--スタジオ--

P「・・・・・・」

千早「はぁはぁ」ゼェゼェ

P「何で来たの?」

千早「だ、駄目ですか?」ハァハァ

P「い、いや駄目じゃないけど…」(怖いんだよ)

千早「四条さんの仕事を見学をしたかったんです」(美希がプロデューサーと離れる事なんて中々ない…逃す手はないわ)

P「ひぇ~お前も頑張るなぁ」

千早「行きましょうプロデューサー」ギュ

P「あ、ああ」

P「アイドル同士でミニゲームをしてポイントを競い合うって内容か」

千早「四条さんなら優勝も難しくないと思いますよ」

P「へぇ~あいつ運動神経いいのか」

スタッフ「それじゃあ本番行きまーす」

四条は持ち前の運動神経とミステリアスなキャラで他のアイドルよりも目立っていた
そして休憩が入り…

P「おつかれさん、ほら飲み物」スッ

貴音「ありがとうございます」

貴音「わたくしの活躍はどうだったでしょうか?」

千早「よかったと思います、参考になります」

P「んーよかったんじゃないの?」

貴音「ふふっ、後半もこの調子でがんばります」

スタッフ「後半は新幹少女さんと四条貴音さんで決勝戦を撮りまーす」

P「新幹少女ねぇ…」

ひかり「よろしくおねがいします」

貴音「こちらこそよろしくお願いします」

貴音「お互い、正々堂々と勝負いたしましょう」

ひかり「え、ええ」スタスタ

P「……」

千早「プロデューサー?」

P「・・・・何でもねぇよ」

ひかり「何あの女」

のぞみ「あれ絶対キャラ作ってるよね~」

つばめ「髪も銀色で変だしね」

ひかり「あんな弱小プロなんかに負けないわ!」

新幹P「君、ちょっといいかな?」

P「ん?あなたは確か新幹少女のプロデューサー」

新幹P「いきなりで悪いんだけどさぁ、負けてくれないかな、決勝戦?」ボソッ

P「ンだと?」

新幹P「ウチの新幹少女は今人気が出てきてるのは知ってるでしょ?」

P「はぁ」(知らねぇよ、聞いたことも無い)

新幹P「だからさ、TV的に新幹少女が優勝した方が盛り上がるじゃない?」ゲッツ

新幹P「ちょっと手を抜く程度でいいから、ね?」

P「……嫌だ」

新幹P「えっ?」

P「何を言い出すかと思えば…」

P「お前みたいなのが裏で番組を操作してると思うと胸糞悪い、消えろ」

新幹P「お、お前は業界のルールを知らないのか!」

P「知らねぇよ、知ってても守る気はないがな」

新幹P「き、貴様ぁ…」

P「いつまで俺の視界に映ってるつもりだ、ぶっ殺すぞ!!」

新幹P「クソッ」スタスタ

P「見てたんだろ?出てこいよ二人とも」

千早・貴音「プロデューサー」サッ

千早「よかったんですか?」

P「何が?」

千早「あの新幹少女のプロデューサーの事です」

P「あれが何か問題なのか?」

貴音「きっと何か悪行を行う違いありません…」

貴音「プロデューサーは大丈夫なのですか?」

P「だってお前らわざと負けろって言われたら嫌だろ?」

貴音「そうですがわたくしも仕事である以上、るーるを守る事は重要だと重々理解しています」

P「ルールは破る為にある!」キリッ

千早「えっ?」

P「心配すんな、俺だって何も考え無しにあんな発言はしない」

貴音「そ、そうなのですか?」

P「ちゃんと手は考えてあるさ、だから思いっきりやれ」

貴音「ふふ、わかりました」

その後の後半戦は容赦ない貴音の活躍により無事優勝した

P「よくやったな!」

貴音「はい、これもプロデューサー殿のおかげです」

P「なんでさ?」

貴音「あの時、プロデューサーが思い切りやれと」

P「はは、単純だなぁお前」

ケラケラケラケラケラ

あかり「なんであんな弱小プロに負けんのよ!!」

のぞみ「超ムカツク」

新幹P「糞っ、あの若僧めが…」ギリ

P「じゃあ帰るか」

千早「そうですね」

貴音「すみませんが少しお手洗いに」

P「ああ、待ってる」

ガチャ

新幹少女「・・・・」スタスタ

ガチャ

P「・・・・」

--トイレ--

貴音「プロデューサー殿は本当に春香達の言うような悪人なのでしょうか…」

貴音「どうもそうとは思えません…」

貴音「……」

バシャァ

貴音「ひゃぁ」ビク

のぞみ「あははははははは」

つばめ「ざまぁみろww」

あかり「調子に乗るんじゃないわよ」

バシャア

貴音「ひゃ、何をするのですか!おやめなさい」

あかり「アンタみたいな弱小プロのアイドルが優勝なんてふざけないでよ」

のぞみ「立場考えなさいよ!バーカ」

つばめ「あははははははw」

ガチャ

新幹少女「あはははwww」スタスタ

P「・・・・」

千早「四条さん、遅いですね」

P「糞してんじゃないの?」

千早「なっ///下品ですよプロデューサー!」

P「すまんすまん」

ガチャ

貴音「・・・・・・」ポタポタ

千早「どうしたんですか!?びしょ濡れじゃないですか」

貴音「いえ…いきなり頭上から水が滝のように降ってきたのです、不思議な事です…」

P「・・・・」

千早「そんなことが・・・もしかして…」

貴音「別に問題ありませんよ、帰りましょう…」

P「・・・・いい加減苛められてる事に気づけって」シャワシャワ

貴音「プロデューサー…」

P「トイレに滝なんてある訳ねぇだろ」ウルウル

貴音「すみません…」

貴音「この行為が苛めだという自覚はありました...ですがプロデューサー殿に余計な心配はかけたくなかったのです」

P「すまなかった…新幹少女の事までは気が回らなかった」

P「俺のミスだ…」

貴音「ふふ、やはりプロデューサー殿は優しい方なのですね」

P「え?」

貴音「春香達からは悪人と聞いていましたが、それは間違いだったようです」

P「悪人って…あのカス野郎」ビキビキ

P「レボリューション」美希「ハニー」

P「無駄なんじゃないの?」千早「えっ」
P「無駄なんじゃないの?」千早「えっ」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1323351198/)

P「じゃあとりあえずタクシー呼ぶから」

貴音「自転車で帰らないのですか?」

P「お前がそんな状態だからな、それに千早もいるし」

P「俺は自転車で帰るから…ほらタクシー代」

千早「ぷ、プロデューサー、私を後ろに…」

P「黙れ」

千早「オネガイ」

P「・・・めんどくせぇなぁ」イライラ

P「それじゃあ765プロまでお願いします」

運転手「あいよ」

貴音「それじゃあお先に失礼します」

P「ああ、事務所についたらちゃんと着換えろよ」

貴音「ふふ、わかっていますよ」

ブロロロロロロロロロロ

千早「それじゃあ、私達も行きましょうか」

P「はいはい」ハァ

P「最近、歌の仕事増えたけどさ…嬉しい?」キコキコ

千早「そうですね・・・ですが、まだ始まりでしかありません」

P「俺は、もうよくね?って思うけど」キコキコ

千早「何言ってるんですか、プロデューサーにはトップアイドルまで導いて貰わないと」

P「本当に仕事熱心だな」キコキコ

千早「肩書きはアイドルでも何でも構いません、歌の仕事を沢山こなして歌手として頂点に立ちたいんです」

P「…まぁ期待に添えるように頑張るよ」キコキコ

--765プロ事務所--

美希「ハニー!ミキを置いてっちゃうなんてひどいの」

P「はいはい、ごめんねごめんね~」

美希「ちゃんと謝ってほしいの!!」

P「鬱陶しいわボケ、もう残ってるの俺達だけだぞ、帰るぞ」

美希「罰として今日もハニーの家に泊まるの!」プンスカ

P「ふざけんな…って、あれ?」

美希「どうしたのハニー?」

P「サイフが落ちてる…誰のだ?」

P「どうやら千早のサイフみたいだ」

美希「千早さんが落し物なんて珍しいの」

P「他の奴のなら盗むんだけど…千早のだからなぁ、届けるか」

美希「さらっと凄いこと言ったの…ミキも行くの」

P「え~お前も来るのか?帰れよ」

美希「ハニーが浮気しないか心配なの」

P「俺が美希以外の女を好きになる訳ないだろ?」ギュ

美希「は、はにぃ///」カァァ

P「わかったら帰れ」

美希「もうハニーを離さないのぉ///」ギュウ

P「」

--街--

美希「ハニー、街中がキラキラしてるの!」

P「そうだな」(なんとか撒けないものか…)

美希「もうすぐクリスマスなの!」

P「そうだな」(ベタだけどあれやるか)

美希「クリスマスはハニーとい」

P「あっ!UFOだ!!!」ビシィ

美希「えっ!」クルッ

P「引っかかったな、馬鹿め!!」ダッ

美希「あっ!ハニー!!」

P「あはははははは」ダダッ

美希「待ってなのー!!」ダダッ

2分後

P「はぁ…はぁ…」ゼェゼェ

美希「捕まえたの、ハニー!」ギュウ

P「くっそ!」(コイツ運動神経が頗る良いんだった…)

美希「ハニーはミキから逃げられないの」ギュウゥゥ

P「んぎぎぎぎぃ」

美希「逃げたからまた一つ罰が増えたの」

P「あぁ?」

美希「ミキ達ってまだキスしてないよね…///」カァァ

P「・・・・・・」(…これだ!)

--公園--

美希「はにぃ///」ズィ

P「落ち着け…目を閉じろ」

美希「う、うん///」パチ

P「俺が良いって言うまで目を開けるなよ」

美希「わかったの///」

P「まだだぞ…」サッ

スタスタスタスタ

美希「・・・・まだなの?」パチ

美希「ハニーが居ないのーーー!!!」

P「馬鹿だなあいつ」スタスタ

ハニーガイナイノーーー!!!

P「ぶぁははははは」ゲラゲラ

―――――――――――――――――――

千早「・・・・・・」チャポン

千早(わざと事務所に財布を置いてきたけど…)

千早(何でこんなにも期待してるんだろう)

千早(…プロデューサーは気付いてくれるかしら)

P「道に迷って遅れてしまった…」

P「しかし千早め…結構なマンションに住んでるじゃないか」

P「俺のアパートとは天地の差だぞ…あわよくば泊めてもらおう」

――――――――――――――――――

千早「結局プロデューサーは来なかったわね」

千早「・・・・当然の事だけど」

千早「最近は少しプロデューサーを意識し過ぎかもしれない」

千早「…歌でも聴こう」

ピンポーン

P「・・・・居ねぇのか?」

ピンポーンピンポーン

P「電気は付いてんのに…寝てんのかな」

ガチャ

P「鍵は開いてる。物騒だな」スタスタ

千早「・・・・」

P「おい!」ポン

千早「きゃあ!?」クルッ

千早「ぷ、プロデューサー!?」

P「返事が無いから勝手に上がらせてもらった」

千早「ど、どうしてここに?」

P「事務所にお前の財布落ちてたからさ、届けに」スッ

千早「あ、ありがとうございます」(・・・・来たっ!!)

P「それにしても千早の部屋はえらく殺風景だな」

千早「必要最低限な物以外はありませんから…」

P「...一つ聞いていいか?」

千早「なんですか?」

P「お前の夜飯ってこれ?」

千早「はい」

P「はいって…カロリーメイトかよ」

千早「必要な栄養はしっかり補えるので…」

P「お前の部屋、カロリーメイトと水ばっかりじゃん」

P「栄養とれれば良いってもんじゃないだろ…」

P「確か料理できないんだっけ?」

千早「…そうですね」

P「じゃあ俺が教えてやるから一緒に作るか!」

千早「プロデューサーと…料理…ですか?」

P「たまにはあったかい物もいいだろ」

千早「構いませんけど…プロデューサーは料理できるんですか?」

P「上手って訳じゃないけど、一応フードの授業で何回も調理実習してたから」

千早「そうなんですか…意外です」

P「んだと?」

無音の中、千早と二人で飯は会話が続かないな…

P「ち、千早はipodとか使わないのか?」

千早「私、機械が苦手で…」

P「そ、そうなんだ…」(早く食べて帰ろう)

…………モグモグ

その後、スーパーで買い物を済ませ、調理も無事終了

千早「おいしいですね・・・」モグモグ

P「そ、そうだな」モグモグ

無音の中、千早と二人で飯は会話が続かないな…

P「ち、千早はipodとか使わないのか?」

千早「私、機械が苦手で…」

P「そ、そうなんだ…」(早く食べて帰ろう)

…………モグモグ

P「それじゃあ俺は帰る!」スタ

千早「・・・・帰るんですか?」

P「長居は無用さ~」スタスタ

千早「ま、待ってください」グイ

P「・・・・何?」

千早「と、泊まっていきませんか?」

P「千早ん部屋に?」

千早「は、はい!」

P「ん~遠慮しとく」

千早「そ、そうですか…」ショボーン

P「それじゃあな」

千早「……」

ガチャ

P「早く帰って寝よう…」テクテク

グスッ・・・エグッ・・・・ヒグ・・

P「……はぁ」

ガチャ

P「外凄く寒いから…泊まっちゃおうかな…」

千早「プロデューサー…」グスッ

P「一緒に寝るのね…」

千早「ベットしか無いので…すいません」

P「いや、千早がいいなら問題ないんだけどさ」

千早「それじゃあ電気消しますね」カチ

………………ギュ

P「君って案外さみしがり屋さんだよね」ボソ

千早「っ///」

P「まぁ、千早の生立ちは知ってるつもりだから、寂しい時はいつでも甘えてもいいんだぞ」

千早「プロデューサー…///」ギュウ

千早(やっぱりプロデューサーは優しい…)

次の日

--765プロ事務所--

P「何ィ!?美希が休みィ!?」

小鳥「風邪だそうですよ?まぁ冬ですもんね」ピヨ

P「なんだ、ズル休みじゃないのか、心配して損した」

小鳥「普通は逆じゃないですか?」

小鳥「それはそうと今日はクリスマスですね!」

P「そうっすねぇ」(美希の奴、俺のこと探してたのかな…)

小鳥「それで、その…私と一緒にですね…///」

P「…今日はもう帰らせてもらいます、それじゃ」ダダ

ガチャ

小鳥「ぴよ…」

伊織「どうせ美希の家に行ったんでしょ」

千早「……」

--美希の家--

P「確か美希の両親は共働きだったよな」

ピンポーン

P「……やっぱり居ないか」

―――――――――――――――――――

美希「居留守を使うの」

美希「ハニー…お見舞いに来てくれないかなぁ」

ミキーーーーミキーーーオレダーーハニーーダーーーーーミキミキーーーー

美希「ハニーなの!!!」ガバッ

美希「ハニー!!」ガチャ

P「美希!!」

美希「ミキのこと心配して来てくれたの!」ギュウ

P「当然だろ」(後々ネタにして脅されたら敵わんしな)

美希「でもあんな大声で叫ばれたら恥ずかしいの//」

P「近所の人に俺達がラブラブだって伝えたかったんだ」(美希はこういうのに弱い…!)

美希「ハニー///嬉しいの…」カァァ

--美希の部屋--

P「風邪は大丈夫か?」

美希「風邪ひいたっていうのは嘘なの☆」

P「あ"ぁ?」

美希「風邪ひいたって言えばハニーは来てくれるでしょ?」

P「お前なぁ…」ビキビキ

美希「ハニーと一緒にクリスマっゴホッ」

P「お前…本当に風邪ひいてんじゃん…」

美希「えへへ~ごほっ」

P「昨日…ずっと俺のこと探してたのか?」

美希「・・・うん」ゴホッ

P「・・・ごめん、俺、美希のこと全然考えてなかった・・」ギュ

美希「はにぃ…//」

P「今日はずっと一緒にいような」

美希「うん!」

--765プロ事務所--

春香「あれ、千早ちゃんは?」

伊織「何処かに行っちゃったわよ」

真「千早もすっかりプロデューサーに懐いちゃってるよね」

伊織「アンタ達もいい加減認めなさいよ」

真「な、なんだよ伊織まで…」

伊織「別にアイツは苛められるような事はしてないわ」

春香「そう…だよね」

貴音(ふふ、皆も少しずつプロデューサーを受け入れているのかもしれませんね)

次の日

小鳥「美希ちゃん、風邪はもう大丈夫?」

美希「ハニーがずっと抱きしめてくれてたら治っちゃったの♪」

小鳥「やっぱり…」

千早「……」イラ

小鳥「私もプロデューサーさんと一緒にクリスマスを過ごしたかったです…」ゴゴゴ

美希「亡霊は暗黒に帰れなの!」

P「おっ、今のはバナージ君の台詞じゃないですか!」

P「美希もガンダムに染まってきたか…嬉しいねぇ」ナデナデ

美希「あはっ☆」(色々勉強しといてよかったの)

千早「・・・」

--ヨドバシカメラ--

千早「プロデューサーのハマってるガンダムってどのゲームなのかしら・・・」

クリスマスセット!PS3本体とお好きなソフト一本で19800円

千早「EXVS…これかしら」

PV映像

バナージ「亡霊は暗黒に帰れ!!」ドカーン

千早「これね…」

アリガトウゴザイマシター

--千早の部屋--

千早「私もこれで勉強すればプロデューサーと…」

千早「とりあえずアーケードモードをやれば…」カチカチ

また戦場にいるのか、俺は…

トゥ!ヘアー!!
ヌォォォォォ!!
モゥヤメルンダッ!!
キラキラバシュゥゥゥン!!
キラアッー!!
ヌ゙オ゙ォ゙ォ゙!!
オ・・オレヴァ・・・

千早「結構難しいわね…」カチカチ

強制的な終わり!

眠たいので途中で切ります

見てくれてた人はごめんなさい!!

~糞みたいなご褒美のお話~

とある休日

ふふ、音無小鳥です。
今日はプロデューサーさんとのデートです!
一番の勝負服で来ちゃいました♪
今日でプロデューサーさんとの距離を縮めちゃいますよー!!

小鳥「30分も早く来ちゃった」ワクワク

小鳥「初めてのデート…緊張しちゃう///」

小鳥「プロデューサーさん、早く来ないかなー」ワクワク

一応言っとくけど俺はスロスじゃねぇ!!

ただボロクソに言われただけかよ!!

30分後

小鳥「そろそろプロデューサーさんが来ますね・・・」ドキドキ

1時間経過

小鳥「遅いぴよ…寝坊しちゃったのかな…」

一時間半経過

小鳥「電話しようかな…必死っぽくて嫌だけど・・」

二時間経過

小鳥「ハイヒールなんて履いてこなきゃよかった…痛い」

二時間半経過

小鳥「ぴよ…」

P「やべぇ!EXVSしてたら遅れちまった、まぁ小鳥さんだしいっか」ダダ

P「ていうか二時間も遅刻しちまったから流石に帰ったかな」ダダ

小鳥「・・・」グスッ

P(居る…しかも泣いてるし)

P「小鳥さん、遅れてすいません」

小鳥「ぴよ!?プロデューサーさん!!」ガバ

小鳥「なんでこんなに遅いんですかぁ!私一人で必死になって馬鹿みたいじゃないですか!!」ヒグッ

P「すんません、ちょっと寝坊しちゃって」

小鳥「許しません!絶対に許しませんからねっ!!」

P「・・・俺、今日のデートの事考えてたら眠れなくて…それで」シュン

小鳥「プロデューサーさん…///」

小鳥「し、しょうがないですね、今回は特別に許してあげます!」

P「ありがとうございます」(次なんてねぇよババア)

小鳥のデートプランは正にマニュアル通りって感じな内容だった

小鳥「次はショッピングですよ!!」

P「……帰っていいスか?」ハァ

小鳥「ぴっ!?」

P「映画はまだよかった…でもショッピングとかに付き合う気はない」

P「大体『ご褒美』ってことでデートしてるんだろうが!!」

P「お前が楽しんでどうする!」

小鳥「ぴよ・・・」

P「もう無理ぽよ、帰る」スタスタ

小鳥「待ってくださいぃ」ギュウウ

P「放せよ母ちゃん!」

小鳥「び!!!」

P「あっ、また言っちまった///」

小鳥「・・・・」

--サイゼリア--

P「機嫌治してくださいよ」モグモグ

小鳥「・・・・」モグモグ

P「……小鳥」キリッ

小鳥「ぴ、ぴよ!?」

P「はい、あーん」スッ

小鳥「あ、あーん///」パク

P「前はできなかったからさ…うまい?」

小鳥「お、おいしいです///」モグモグ

そして、デートも終盤…

P「いやぁ~ありがとうございます」ホクホク

小鳥「いえいえ」ニコ

P「ずっと欲しかったんですよ、スカイリム!!」

P「もうコレだけで今日来た甲斐があった」

小鳥「あ、あのですね…」

P「はい?」

小鳥「私の…家に来ませんか?///」カァァ

P「」

--小鳥の部屋--

P(来ちゃったよ…)

P(しかし汚ねぇ部屋だな…美希の部屋は凄い綺麗だったのに・・・)

小鳥「最後に一杯付き合ってもらいます!」

P「でも俺まだ酒飲めませんよ」

小鳥「ぴへへ」スッ

P「これって…チョコレートボンボン」

小鳥「すっごく高いんですよ、これ!」

P「こんなんで酔えんのかね」ヒョイパク

小鳥「とりあえず食べましょう!」(作戦開始ですよ・・・!)

酒入りチョコをつまみつつ、小話を2、3個ほど話した頃…小鳥に異変が起きた

小鳥「ぴへへぇ…///」ヘロヘロ

P「これで酔いおった!」

小鳥「もう我慢できませんん!」ヌギヌギ

小鳥は服を脱ぎ始める…

P「ちょ、ちょっと何やってるんすか、小鳥さん!///」

小鳥「ぴよぉ///」

小鳥はPの前で自慰行為を始めた

小鳥「あっ///...ぴよっ//..あぁ///」クチュクチュ

P「……」

小鳥「ぴっ///..ひゃぁ///…」クチュクチュ

P「……///」

P(なぜか勃起してしまった・・・)

小鳥「プロデューサーさんも、その気じゃないですかぁ///」サスサス

P「さ、触るんじゃねぇ!!!」バチーン

小鳥「びぃ!!!」

P「ひ、人前でオナニーなんかしやがって!!何考えてんだよ!」

小鳥「ぴぃ…ぴ…」クチュクチュ

P「まだやるかっ」ギリッ

小鳥「ぴ・・・・」クチュクチュ

P「・・・・・・」

何故だかとても小鳥さんが可愛く見えた…そして

P「・・・ここが気持ち良いんだろ」クリュ

小鳥「ぴぃぃぃぃぃぃぃ!!!///」ビクン

10分後

P「金庫のダイアルを回すように…」クリュ

小鳥「ぴへぇ///…ぴへへぇ///」ビクンビクン

P「ルパン・ ザ・サ~ド」クリュウ

小鳥「ぴよぉおぉぉぉぉお!!!」ビクゥゥゥゥゥ

P「凄いエロい声出してますね小鳥さん///」クリュ

小鳥「ぴよぉry」

P「我慢汁が凄い事になっとる…」

小鳥「プロデューサーさん…本番行きましょう…」ハァハァ

P「そ、それは無理」

小鳥「ぴっ!」

小鳥「な、何でですか!?」

P「俺…初めては美希って決めてるから…」

小鳥「本当に美希ちゃんが好きだったんですね…」シュン

P「・・・わかんないんです…ただ、なんとなく・・ですけど」

P(俺の中で美希が大切な存在になりつつあるのかもしれない…)

P「それじゃあ…帰ります」

ガチャ

小鳥「・・・・はぁ、結局駄目でした…かぁ」

小鳥「でも美希ちゃんさえ、美希ちゃんさえ何とかすれば私だって…」グッ

小鳥「私、諦めませんよーー!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

P「今日会得したテクニックをいつか美希にも…///」

P「帰ってスカイリムしよ!」ダダッ


こうして糞みたいなご褒美は終わった…

中盤からは即席で考えたから文字通り糞みたいな内容で終わってしまった

すいませんでした

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