P「無駄なんじゃないの?」千早「えっ」(123)
俺は765プロのプロデューサー
現在12人のアイドルをプロデュースしている、だが彼女達は俺のことをプロデューサーとは思っておらず
俺は日々悪質な嫌がらせを受けていた
ーー765プロ事務所ーー
ガチャ
P「ウス」
美希「おはようなのー」
アイドル達「・・・・」
美希「気にすることないよ?ハニー」
P「気にしてねぇし、アホか」
星井美希・・・こいつだけは俺の味方
P「・・・・チッ」
美希「ひどいの・・」
俺の机はグチャグチャにされていた
今回が初めてではないから大分慣れてはいたがそれでもやっぱり腹が立つ
思わず目頭が熱くなる
P「美希・・・奥でゲームするか」
美希「うん」
春香「今日は怒らないんですね」ニヤニヤ
P「・・・・死ね」
亜美「・・・・死ね→」
春香・真「あははははははは」ゲラゲラ
P「ふぅー」ビキビキ(堪えろ・・・)
美希「やめるのーー!!」
三人「あはははははは」
P「あいつらマジ死ね、死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね死ね」ブツブツ
美希「怒っちゃ駄目だよハニー、そんなことよりゲーム、しよ?」
P「美希・・・」ウル
美希「ミキはハニーの味方だよ?」
P「お前、本当に良い奴だな」ギュウ
美希「あっ、ハニー///」
P「少しだけ抱きしめさせてくれ・・・」
美希「う、うん」
P「美希・・・・あったかい」
美希「ハニーまた死んじゃったの」ピコピコ
P「・・・・」ピコピコ
美希「あとはミキだけでやるからハニーは痺れ罠を設置してほしいの」ピコピコ
P「・・・・」ピコピコ
美希「やったーリオレウスを倒したの~」
P「はぁ~やーめよ」
美希「まだリオレウスしか行ってないよ?」
P「うっさい」(こいつとゲームするの嫌だわ)
P「あー暇だな」グッタリ
美希「ミキはハニーと一緒にいられればそれでいいの」ピト
P「くっ付くなよ、鬱陶しい」
美希「駄目なの」ギュウ
P「ソファーで二人寝るのは無理だって・・」
美希「ミキはこのままがいいなぁ」
P「・・・しょうがないな」
美希「♪」
P(ああ言ったけど美希といると落ち着くなぁ・・)
P(味方がいるってのはこんなにも温かいんだな、以前はこんな気持ちにはなれなかった)
P(美希とキスしたい・・・言ったら怒るかな)
P「美希・・・キスしたい」
美希「えっ///」
P「まだしたことないだろ?・・駄目かな」
美希「い、いいよ!ミキもハニーとキスしたいの//」
P「俺のファーストキス・・・貰ってくれ」ソー
美希「ハニー///」
貴音「このような場で堂々と接吻とは面妖な!!」
P・美希「わっ!!」ビク
貴音「皆が見ているのですよ?プロデューサー殿」
P「いいじゃん別に、誰かに迷惑かけたかよ」
貴音「な、なんですかその態度は!それにその言葉使いも」
P「お前に言われたくねーYO、どっか行けYO」
貴音「な、なんと不埒な!それによぉとは一体どういう・・・」
P「・・・美希、行くぞ」
美希「う、うん」
貴音「お、お待ちなさい!!」
P「なんであの事務所には変人が多いのかねぇ」キコキコ
美希「そんなことないよ?ハニーは勘違いしてるの」
P「へぇ~美希はあいつらの肩を持つんだ」キコキコ
美希「そ、そんなんじゃないの、ミキはハニーの味方だよ?」
P「俺の味方は美希だけなんだ・・裏切んなよ」キコキコ
美希「ミキはハニーだけの味方なの」
P「はは、じゃあこのままデートでもするか!」キコキコ
美希「うん!」
美希「こうやって二人乗りしながら河川敷にいると青春って感じがするの///」
P「学生の頃夢見ていた事が今になって叶うなんて、はは」キコキコ
P「当時の俺はこんな可愛い子を後ろに乗せるだなんて思いもしてなかったよ」キコキコ
美希「ハニー///」
P「ただ進んでいくんだ・・鋼の心で、風のように・・ん?あれは・・・」キコキコ
美希「千早さんなのー」
千早「あーあーあーあーあーあーあー」
P「おーい如月ー」
千早「チラッ・・・あーあーあーあーあーあーあー」
P「無視すんなよー」
千早「・・・何か用ですか?」
P「事務所に来ないでこんな所で何してんだよ」
千早「自主トレーニングです」
千早「・・・事務所にいたってすることが無いじゃないですか」
P「まぁ仕事は無いしレッスンを受けさせようにしてもお金も無いしな」
千早「ですからせめて発声練習でもと思ったんです」
P「ふ~ん頑張ってるんだな」
千早「プロデューサーも仕事を探しにいけばどうですか?律子は毎日私達の為に頑張ってくれてるのに」
P「律子が頑張ってるならそれでいいじゃないか、俺には関係ない」
千早「それじゃあ困るんです、私はいつになったらステージで歌を歌えるんですか」
P「知らない」
千早「流石にここまでとは思いませんでした・・・プロデューサーは社会人としての自覚があるんですか?」
P「あるよ、だから今仕事探してんじゃん」
千早「青春がどうとか言ってたじゃないですか」
P「ぐぬぬ」
千早「それじゃあ私は失礼します、これ以上プロデューサーと話しても無駄のようなので」スタスタ
美希「千早さん・・・」
P「はぁ・・・見事に言い負かされちゃったな」
P「美希・・・事務所に帰るか」
美希「・・・うん」
ーー765プロ事務所ーー
P「美希に昨日言い忘れたんだけどさ」
美希「何?ハニー」
P「昨日の演劇を見に来てた映画監督がさ、美希に映画の主役をやってほしいって言ってたんだよ」
美希「えっ、本当!?」
P「嘘みたいな話だろ!で、美希の了解が取りたいんだけどさ」
P「まだ無名の美希が映画の主役なんてこんなチャンスもう無いかもしれない、だからさ」
美希「ミキやるの!」
P「おお!やってくれるか!じゃあさっそく監督に電話だ」
この後監督に電話して映画の打ち合わせをした
クランクインが2日後だって言われた時は正気かと思ったが俺はこの業界に無知なので気にしない事にした
P「ま、とりあえず挨拶回りは終わったし今日は帰るか」
美希「うん」ギュ
P「おい、人前で抱きつくのはナシだ」
美希「えっ!なんで~?」
P「美希はアイドルだろうが、変な噂を立てられるのはマズイ」
美希「その時はカップルだって言えばいいと思うな」
P「お前がよくても俺が困る、クビにされたらお前を一生怨むぞ」
美希「一生ミキを思ってくれるならミキはそれでもいいの」ギュウ
P「うっぜぇぇぇぇ」
美希「こんな所に来てどうするの?ハニー」
P「探し物・・・ほら見つけた」
美希「新人アイドル歌自慢?」
P「新しい企画がないか探しに来たんだ、さっそく売り込みに行くぞ」
P「あっ、美希は先に帰るか?」
美希「ミキも行くの」
P「すいません、ちょっといいですか?」
ディレクター「ん?何か用ですか?」
P「僕はこういうもんです」スッ
ディレクター「765プロのプロデューサーさんねぇ、聞いたこと無い事務所だなぁ」
P「今度の新人アイドル歌自慢にうちのアイドルを使ってもらえませんか?」
ディレクター「あぁ、売り込みに来たんだね」
ディレクター「でもね、こういうのはブレイクを期待されてるような子が出るようになってるんだよ」
ディレクター「残念だけど聞いたことも無いような娘はちょっと使えないな」
P「そ、そんなぁ」
ディレクター「まずは名前を売るんだね、それじゃあ」
美希「ちょっと待ってほしいの!」
ディレクター「ん?」
美希「ミキは今撮影してる映画の主役なの!」
ディレクター「映画?」
P「そ、そうです!美希は〇〇監督の新作映画に主役で出演するんです!」
ディレクター「ほぉ、あの〇〇監督の映画にねぇ・・・凄いね」
ディレクター「だけど今回の企画の出演者はもう決まってるんだ」
ディレクター「残念だけど今回は・・これ私の名刺、別の企画で声をかけさせてもらうよ」スッ
P「は、はい・・よろしくお願いします」
スタッフ「ディレクター!」
ディレクター「なんだ?」
スタッフ「すいません、アイドル歌自慢に出演予定の〇〇さんが別件で出られないみたいです」
P「!」
ディレクター「なにぃ!今になって連絡してくるなんて・・・」
P「じー」
ディレクター「はぁ・・・じゃあ君の所のアイドルに出演頼めるかい?」
P「はい!」
美希「やったねハニー!」
P「ああ、だけどこの企画に出そうと思ってんのは美希じゃないんだよな・・・」キコキコ
美希「えぇ!!」
P「美希が出ると勘違いしてんだろうなぁ・・」キコキコ
美希「だ、誰が出るの?」
P「如月だよ」キコキコ
美希「えっ、千早さん?」
P「あいつ・・自主練までしてさ、他のやつと違って超やる気じゃん」キコキコ
P「だからさ・・・一花咲かせてやりたいんだ」キコキコ
美希「・・・ハニーはやっぱり優しいの」
P「お、俺はプロデューサーとしてだな・・」キコキコ
美希「ハニー照れてるのー可愛いの」
P「照れてねぇし!!」キコキコ
美希「でも千早さんに浮気しちゃや、だよ?」
P「なんでそうなるんだよ」キコキコ
ーー765プロ事務所ーー
美希「ミキ今日もハニーの家にお泊まりしたいな♪」
P「駄目だ、今日は家に帰れ」
美希「えー!なんでー?」
P「二日も連続で泊まったら親が心配するだろうが」
美希「大丈夫だよ~ママに電話するの」サッ
P「とにかく今日は帰れ!また泊めてやるから」
美希「・・・わかったの」
P「さて、俺も帰るか」
ガチャ
春香「美希ベタ惚れだね」
真「あんな奴の何処がいいんだろ」
貴音「あのような殿方に・・・美希はどこかおかしいのでしょうか」
伊織「でもアイツ映画の仕事取ってきたみたいよ?しかも主役」
真「きっと美希がスカウトされたんだよ」
春香「そうだよね~あの人仕事なんてしないもんね」
公園
千早「私はいつまでこんなことをしてるんだろう・・・」
千早「練習なんてし続けても仕事が来るわけでもないのに」
千早「いっそ辞めてしまった方がいいかもしれない」
千早「あの事務所に居続けるよりは・・」
P「おい」
千早「!?」
千早「プロデューサーですか」
P「こんな遅くに公園で何してんだ」
千早「プロデューサーには関係の無いことです」
P「そんなことねぇよ、俺はプロデューサーだもん」
千早「プロデューサーらしいことなんてしてくれたこと無いじゃないですか」
P「まぁそうだけどさ」
千早「私は・・この事務所に居続けるべきでしょうか」
P「いきなりどうした」
千早「いえ・・・ただ私がこの事務所にいても無意味なんじゃないかと思って」
P「・・・仕事が無いから?」
千早「そうですね・・・ですがそれだけじゃありません」
P「?」
千早「事務所の皆自体のやる気が無いように感じて・・・」
千早「そんな状態じゃ何をやっても無駄かと」
P「・・・・」
P「無駄なんじゃないの?」
千早「えっ」
P「こんなこといってる間にも動き出せないような奴はさ」
千早「・・・・」
P「如月の言い分はわかる」
P「だけど他人の所為にするようじゃもう終わりだ」
P「結局自分で動き出さなきゃチャンスなんて掴めねぇんだよ」
P「チャンスは誰かから与えられるだけじゃない」
P「自分で掴みに行かないといけない時もあるんだ」
P「お前は結局誰かから機会を与えられるのを待ってるんだ」
千早「・・・プロデューサーに私の何がわかるんですか」
千早「知った気にならないでください!!」
P「わからないね、わかりたくもない」
P「俺は俺を認めない奴が嫌いだ、お前も嫌い」
千早「・・・」
P「だけど」
P「俺はお前が頑張ってるって事だけは知ってるから」サッ
千早「これは・・・」
P「お前にチャンスをやる」
P「後はお前次第だ」
千早「・・・」
P「お前の歌を聞いた時、正直凄いと思った」
P「だからお前なら優勝できるんじゃねぇの?」
P「じゃあな」(俺かっこいい///)
千早「プロデューサー」
千早「私・・やってみます、チャンスを掴みに」
P「お前ならできるよ」スタスタ
ちょっと風呂行ってくるよ~ん
無名芸人が街中で芸やるようなことしろってPは言いたかったってことでオネガイ
ーー撮影現場ーー
美希「ハニー!美希の演技上手くできてたでしょ?」
P「ああ、普通に良かったと思うぞ」
美希「普通ってなんなのー凄いって言ってほしいな」
P「あ~凄い凄い」
美希「ちゃんと言ってほしいのー」
P「うぜぇなー」
ディレクター「ちょっと君ー!!」
P「なんです?」(やっぱり来たか)
ディレクター「なんです?じゃないよ!!話が違うじゃないか!!」
ディレクター「そこの星井君が出るって思ったからOKを出したんだぞ!」
ディレクター「それなのになんだあの如月って娘は!」
P「いや俺は美希が出演するとは言ってませんよ?うちのアイドルって言いました」
ディレクター「ならこの話は無かったことにさせてもらう!」
P「あいつの歌、聞きましたか?」
ディレクター「え?」
P「あいつの歌を聞いてみてください!聞いたらきっと気持ちも変わるはずです!」
P「お願いします!」ドゲザ
千早「プロデューサー・・・」
P「如月・・・」
ディレクター「・・・んなこと言われてもねぇ」
千早「泣くことなら たやすいけれどー」
ディレクター「ちょ、ちょっと君」
千早「悲しみには 流されない」
千早「恋したことこの別れさえ 選んだのは自分だから」
おいなんだあの終わり方は!!!
P死んじまったんか!!!??
美希とイチャコラしてたと思ったら!!
ふざけんな!!!!
千早「あなたを忘れないーでも昨日には帰れないー」
P「如月・・・・」
千早「どうでしたか?」
ディレクター「・・・」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
P「!?」
監督「凄く良い歌だったよ」パチパチ
役者A「感動したよ」パチパチ
役者B「涙腺が緩むな・・」パチパチ
スタッフ達「ブラボー」パチパチ
P「あの・・どうでした?」
ディレクター「・・・良かったよ」
ディレクター「よし、彼女に出演してもらうよ」
P「本当ですか!!」
千早「ありがとうございます!」
ディレクター「歌を聞いて感動したのは久々だよ」
ディレクター「私は圧力ばかり気にして大切なものを忘れてたみたいだ」
ディレクター「視聴者に喜ばれるような番組を作らないと、な」
P「ありがとうございます!!!」
P「ほら、コーヒー」スッ
千早「ありがとうございます」
P「しかし随分と大胆に出たじゃないか、びっくりしたぞ」
千早「私も・・自分から掴もうと思ったんです、チャンスを」
P「・・・そうか」
千早「私、上手くできたでしょうか?」
P「・・・上出来だよ」
千早「あ、ありがとうございます!」
P「気抜いてんじゃねぇよ、喜ぶのは優勝してからにしろ」
千早「わかってます、ただプロデューサーに確認を取っておきたかったので」
P「ふん、そうかい」
千早「ふふ、それじゃあ行ってきますプロデューサー」
P「ああ」
千早「絶対優勝してみせます」タタ
P「・・・頑張れよ」
美希「ハニー!」ガバッ
P「だから抱きつくなっての!」
美希「浮気しちゃ駄目なのー!!」
P「してねぇよ!!なに言ってんだよ」
美希「だってさっき千早さんと良い雰囲気だったの」
P「良い雰囲気?何処が」
美希「ハニーは鈍感なの」(千早さんのあんな笑顔見たことないの)
その後アイドル歌自慢は始まった
結果はやっぱり美希が優勝した
まぁ他の奴が優勝したら出来レースだと誰もが思うぐらいに他のアイドルとの差があったから無理もない
ーー765プロ事務所ーー
千早「今回は本当にありがとうございました」ペコリ
P「だから別にお前の為にやった訳じゃねぇし!」
千早「それでも私は本当に感謝してます」
P「感謝なんかすんなよ、今回は全部お前が頑張った結果なんだから」
千早「ふふ、それじゃあそういうことにしておきます」
P「もっと食いついてこいよ!!」
P・千早「ははははははははは」
美希「ハニーと千早さんが仲良くなってよかったの」(千早さんは要注意なの)
美希じゃなくて千早でした
春香「ち、千早ちゃんまで打ち解けちゃってるよ」
真「い、一体どういうこと!?」
亜美「うあうあ~訳わかんないよ~」
貴音「千早のあれ程の笑顔・・わたくしは初めてみました」
伊織「・・・・」
美希「ハニー!ミキ今日はハニーの家にお泊まりしていい?」
千早「!」
P「ああ、でも親に電話してからな」
美希「あはっ、もうしてあるの」
千早「み、美希、プロデューサーの家にお泊まりってどういうこと?」
美希「ミキ、ハニーの家にお泊まりするの」
千早「ほ、本当ですかプロデューサー!!」
P「あ、あぁ一応」
千早「そんな・・・」
美希「ハニー!早く行くの!!」グイ
P「わかった、わかったから引っ張るな」
千早「・・・・私も」
P「え?」
千早「私もプロデューサーの家に泊まってもいいですか?」
P「・・別にいいけど」
美希「えぇ!!」
美希「なんで千早さんまでハニーの家に来るの!!」
千早「み、美希だけじゃ心配だから・・」
P「別に何もしてねぇよ」
美希「ハニーは美希のなのー!」
千早「それじゃあ行きましょうか」
美希「ハニーは美希のなのーーーー!!」
P「それじゃあ行くか」
ガチャ
春香「・・・行っちゃったね」
真「もう訳がわからないよ・・・」
亜美「亜美達も帰ろっか・・・」
伊織「・・・・・」
終わり
一応あと一本書き溜めてあるからまたいつかスレ立てます
アニマス続きが気になって眠れないので
寝るまでの間少し書きます、その後を
ーー夜の街ーー
P「家に帰る前に何か食べて行くか」
千早「そうですね」
美希「ミキは夜景の見えるレストランで食べたいな」
P「無理に決まってんだろ、殺すぞ」
美希「え~何で無理なの?」
P「俺の安月給で行ける訳ねぇだろ」
美希「へ~そんなに高いんだ~ミキよく家族と行くけど気付かなかったの」
P「・・・・・」
千早「近くのスーパーに寄ってお惣菜か何か買っていきましょうか」
P「流石にお惣菜はちょっと・・・」
P「お前ら料理作れんの?」
美希「ミキおにぎりは上手なの」
千早「普段作らないので・・」
P「・・・ココスとかでいいか・・ん?あいつは・・・」
小鳥「・・・・」テクテク
P「音無さんじゃないっすか~」
小鳥「ぴ?」
小鳥「プロデューサーさん!それに美希ちゃんと千早ちゃんも」
千早「こんばんは、音無さん」
小鳥「三人で一体どうしたんですか?」
美希「今からハニーの家にお泊まりなの」
小鳥「えぇ!?」
小鳥「プロデューサーさん一体どういうことですか!?」
P「いや、こいつらが留まりたいっていうから」
小鳥「駄目ですよ!彼女達はアイドルなんですよ!!それに美希ちゃんはまだ中学生じゃないですか!!」
P「いやわかってますけどこいつらが」
小鳥「プロデューサーさんは責任をとれるんですか?」
P「いやだからさぁ」イライラ
小鳥「せめてこういう所くらいはしっかりしてくれないと困ります!」
P「だからこいつらが行きたいって言ってんだよ!!」ゴカッ
小鳥「びっ!!」バタ
P「俺から誘った訳じゃねぇんだよ!この糞ババア」ドカッ
小鳥「びよっ」
美希「や、やめるのハニー!!」ギュ
千早「落ち着いてくださいプロデューサー」ガシッ
小鳥「・・・止めるのが普通なんですよ・・最低です」ケホッ
P「・・まだ言うかこの糞ババア」ガシ
小鳥「びぃぃ"ぃ"ぃ"」
ライトアップした街の真ん中で女性の髪を掴んで引きずり回す男の姿がそこにはあった
美希「ハニーやめて!小鳥泣いてるの!」
千早「回りの人が見てますから」
P「はぁはぁ・・」ゼェゼェ
小鳥「うっ・・うっ・・ぐすっ」ポロポロ
美希「小鳥大丈夫?」
千早「プロデューサーはやりすぎです!」
P「悪かったよ・・」
P「すいません音無さん・・・少し熱くなっちゃって」
小鳥「・・・・・」グスッ
P「・・・・じゃあ謝罪をさせてください」
小鳥「ぴ?」
P「そ、そうだカラオケ行きましょうかカラオケ!それで勘弁してくれませんか?」
小鳥「ぴよ・・・」
ーーカラオケーー
千早「誰かとカラオケに来たのは初めてだわ」
美希「最初は誰が歌うの?」
P「俺が行く!俺の歌を聞けぇ!!」
小鳥「頑張ってくださいね!プロデューサーさん」
P(もう元に戻ってやがる・・・)
P「せめて宙を舞うメリッサの葉になりたい」
美希「ハニーカッコいいの・・・」ポー
千早(プロデューサー・・)キュン
小鳥「ぴよ~」(見た目は凄いイケメンなんですよね・・)
P「月が満ちる夜を生み出すのさぁ~」
P「・・・ふっ」
68点
P「68やぞ!凄くね!凄くね!」ドヤァ
美希「じゃあ次は美希の番なの!」
美希「どうしてこんなに眠いの」
美希「すいみんすいみんすいみん不足」
92点
P「・・・・・」
千早「次は私の番ですね」
千早「消える飛行機雲~」
結果はもはや語るまい
P「そうだった・・・こいつらアイドルだった・・そりゃ歌も上手いわな」
美希「さ、採点モードは消すの」(ハニーはすぐ顔に出るの)
小鳥「次は私が歌いますね」
小鳥「津軽レインボー」
P「・・・・うまっ!」
P「上手いっすね小鳥さん!!」ガバッ
小鳥「ぴっ///そ、そうですかぁ//」
P「いやぁ~聞き惚れましたよマジで」
小鳥「あ、ありがとうございます//」(これは脈あり!?と、年下も全然アリよね)
P「次は俺だ・・・えっとマイクマイク」
P「あっ、マイク貸してお母さん・・っじゃなくて小鳥さん!」
P「す、すいません間違えちゃって///」
小鳥「」
この瞬間から小鳥は考える事を止めた・・・・
終わり
これで終わリンチョ
多分もうPの仲間はほとんど増えないと思う
支援ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
暴力が適当に流されるとか勘違いしていいのは小学生までね