P「可愛い響のショートショート集」 (90)

書き溜めたからどんどん出します

  ───「響と春香」───


 ──ある日──
  ───

響「お邪魔しまーす」

春香「どうぞどうぞ、入ってー」

春香「牛乳とか……冷やしておくものは、先に冷蔵庫に入れておこっか」

響「そうだな。こっちの袋には……──」

春香「買い置きで悪いけど、お菓子用意するね。もちろんハム蔵の分もねー」ニコッ

ハム蔵「ジュイ!」

 ────
  ──

響「おぉー、春香らしい部屋だなーっ」

春香「そう? はいお茶どーぞ」コトッ

響「ありがとー……っぷはぁ。それにしても、春香の家に来れるなんて思わなかったぞ。
  一緒にお菓子作りも初めてだしな」

春香「そうだねー。私の家は事務所から遠いから、みんなも来る機会なかったし、
   そもそも遠いって理由で誘えなかったし……響ちゃんが、初めてだよ」

響「そ、そうなのか? なんだか照れるぞー…」テレテレ

春香「……~~もうっ、可愛いな響ちゃんはー!」ダキッ

響「うぎゃー! やめろ春香抱きつくなーっ!」

 ────
  ──

響「春香、ベーキングパウダーとってくれるか」

春香「…はいっ、生地はどう?」  

響「上出来さー。きっとすんごく美味しくなるぞーっ、な、ハム蔵?」

ハム蔵「ジュイー!」

響「あははっ」

響「……なぁ、春香」

春香「は──ん、な~に響ちゃん?」

響「自分たち、また一緒にお菓子作り……出来るかな」

春香「……うーん、やっぱり難しいよね…今日だって、
   たまたま両方がオフだっただけだし……」

響「こうやって普通にお菓子作るのも、すごい楽しいのにな…」

春香「でも、大丈夫だよっ……うん、なんの根拠もないけど大丈夫っ」ニコッ

響「その春香の自信は、どこから出てくるんだよーっ」

春香「どこ、だろうねっ」のワの

響「……ふふっ、あっははは! なんだよ春香その顔ーっ!」

春香「か、顔!? 私べつに変な顔してっ……」のワの;

響「はーっ…なんだか元気が沸いてきたぞー! 
  よーっし、とびきりま~さんなサーターアンダギーを作るさー!」

春香「お、おぉー! ……?」

響(ありがとな、春香)



                   「響と春香」おわり

   ───「響と千早」───


千早「我那覇さんっ」タタタ─

響「ん、千早?」

千早「タオル、忘れてたわよ」

響「あっ、ホントだ。千早、感謝するぞー」

千早「ええ、じゃあ私、帰るわね」

響「あ、待って。千早、暇なら夕飯食べにこないか? ほんのお礼さーっ」

千早「え、そんなの悪いわ──」

響「いいからいいからー。先に、いぬ実たちのご飯作ってからになるけど」

千早「わかった、分かったから押さないでっ」

昨日か一昨日も立てた?

>>8 落ちちゃったから書き溜めしてきた。一話終わったら間隔少しあけるかな

 ────
  ──

千早「本当に、動物がいっぱいいるのね」

響「みーんな自分の、大切な家族さー!」

千早「うん、そうね」

響「ぁ……よ、よーっし今日は腕をふるっちゃうぞー! 
  千早はみんなと遊んでてくれ」

千早「分かったわ。……にゃん、この子なんて名前なのかしら?」

響「そいつはねこ吉だぞー。すっごい懐っこいさー」

千早「みんな、可愛いわね……///」

響「ふふーん、そうだろー?」

 ジューー ジューー

千早「……我那覇さん、ありがとう」

響「んー、何かお礼されることしたかー? 今は自分がお礼してるんだぞ」

千早「私、アイドルをしていてすごく楽しい。みんなといるのも、楽しい」

響「……千早?」

千早「私にとって、もうみんなも家族みたいな存在なのよ。
   だから言わせて、我那覇さん──本当にありがとう」

響「……っ、い、いきなりなんだよ千早ーっ。水臭いぞー。当たり前、
  当たり前じゃないかそんなこと。た、たまねぎが…目にしみただけだからなっ!」

千早「ふふっ……あなた達のご主人は、本当に良い人ね」ニコッ




                 「響と千早」おわり

    ───「響とやよい」───


響「やよいと仕事って珍しいなー」

やよい「そうですねーっ。
    『自然食材探索─幻のタケノコを見つけ出せ─』なんて面白そうですー!」

響「そうだなー! まぁでも、いぬ実は鼻が利くから、
  タケノコ探しなんてなんくるないさー」

いぬ実「バウッ」

やよい「『見つけたタケノコは調理して食べていい』ってディレクターさんも言ってましたぁ…!」

響「やよい、目が眩しいぞっ…それとヨダレヨダレ」

やよい「っは! と、とにかく頑張りましょー響さんっ」

響「よっしゃぁ!」

 ────
  ──

やよい「ぜぇ…ぜぇ…」

響「やよい、大丈夫か?」

やよい「な、なんくるないですー……」

響「色々大変そうだぞ…」

やよい「え、えっへへー……いぬ実ちゃん、頑張ってくださいー…」

響「いぬ実、どうだ? ……うん、うんうん──ってえぇ!?」

やよい「響さん、どうしました?」

響「タケノコはここらには埋まってない、この先300メートルだ…っていぬ実が」

やよい「ふぇえ……」ヘタ…

響「ほ、ほらやよい! 諦めたらそこで試合終了なんだぞ!」

やよい「うっうー…」

響「タケノコ…タケノコの味噌汁。タケノコご飯……タケノコの煮付けじゅるるん」

やよい「タケノコ……おいしそうですぅ」

響「発見! おいしそうなタケノコ、じゅるるん♪」

やよい「タケノコぉ……! よーっし、響さん。私頑張りますーっ」

響「その意気だやよい!」

 ────
  ──

響・やよい「「お疲れさまでしたー!」」




響「うぅ…お腹がいっぱいで苦しいさー」

やよい「すっごいおいしかったですねーっ」

響「うん、また食べたいぞ…」

やよい「響さん、今日は本当にありがとうございましたー!」ガルーン

響「最後にはやよいが頑張ったんだから、お礼なんて言われるまでもないさー」

響「……!」

やよい「そ、そうですかー? でも……」

響「分かったぞ、お礼がわりに…やよい、いつものアレ……やってくれるか?」

やよい「……! そんなことで、いいんですか…?」

響「いいのっ! そもそも自分、お礼されることなんてしてないぞー」

やよい「…はいっ! ──じゃあ響さん、いっきまっすよー?」

響「うんっ」

やよい「はい、ターッチ!」

響・やよい「「いぇい!!」」




                 「響とやよい」おわり

    ───「響と美希」───


美希「響ー」

響「ん、美希どうした?」

美希「眷属ってなに?」

響「……どうした美希、なんでそんなこと訊くんだ?」

美希「えー、だってヴァンパイアと言ったら眷属だって貴音が」

響「なるほど……ヴァンパイアにおける眷属ってのは、ヴァンパイアに噛み付かれた人間のことで、
  ご主人様の言うことを、なんでもきかなきゃならなくなるんだぞ」

美希「へー……じゃあミキがハニーのこと噛み付いたら、ハニーはミキのものなの?」

響「……まぁ、そうなるぞ」

美希「へー! なんだかすごいのー!」

響「…でも、もし美希がプロデューサーを眷属にしようとしたら、
  自分全力で止めるぞ」

美希「え、なんで?」

響「プロデューサーは、みんなのものだからだぞ!」

響(自分、なに熱くなってるんだっ。ただの冗談話なのに…)

美希「…ふーん。でも、ミキ強いよ?」

響「つ、強いのか!? どれくらい…?」

美希「こーのくらい!」バッ

響「じ、自分こーーーっのくらい強いぞ? つまり自分のほうが強いさー!」バッ

美希「ぐぬぬ…ミキの方が強いの!」

響「いーや自分だぞ!」

響・美希「「ぬぬぬぬぬーっ!」」

 ──5日後──
   ───


美希「響ー!」

響「んあー? どうした美希ぃ…ふわぁ」

美希「いいこと思いついたの!」

響「いいことー? なんだそれ…」

美希「ハニーをみんなの眷属にすればいいの!」

響「……」

響(その話、まだ続いてたのか)

響「あー、いいかもなそれ。プロデューサーはみんなの眷属。うん、それがいいぞ……ふわぁ」

美希「うんっ!」



P(今、ものすごく恐ろしいこと言ってなかったかアイツら…)



  
                「響と美希」おわり

    ───「響と亜美」───


亜美「ひびきん→、ゲームしようYO!」

響「休憩中~…」

亜美「ゲームゲームゲーム!!」

響「うぎゃー! うるさいなもうっ、やればいいんでしょやればー!」

 ────
  ──

響「そ、そんな……兄貴とやってたから勝てると思ってたのに…」

亜美「んっふっふー、ひびきんまだまだだね→。
   それじゃ亜美には、到底かなわないYO!」ニヤニヤ

響「亜美が無理やりやらせたんだろっ。べ、別に悔しくなんかないぞ」

亜美「ふーーん」ニヤニヤ

響「……うーぎゃーー! おぼえてろーーーー!!」タタタ─

 ──2日後──
  ───


響「亜美、ゲームやるぞー」

亜美「休憩中だYO…」

響「ゲームだぞゲーム!」

亜美「あぁもう、分かったよ…まったくひびきんはゲームが好きだな→」

響(やられたらやり返す……倍返しだぞっ!)

悪い・・・だれか保守しててくれないか
帰ってくるまで響の画像でも張っててくれ
最近ハードディスク壊れて画像なくなったんだ・・・ 

ただいま、保守ほんとうに感謝!!! じゃあ貼ってきます

 ────
  ──

響「そ、そんな……攻略本まで買って様々な行動に対応できるようにしたのに…うぅ」

亜美「んっふっふー、ひびきん分かってないっしょー。
   ゲームは楽しんだもの勝ちだよ?」

響「えっ……?」

亜美「だーかーらー! 確かに負けるのは悔しいけど、
   結局は楽しんだ人が勝ちなんだYO! ゲームなんだからさっ」

響(そ、そうか……自分、何かを忘れてた…感謝するぞ亜美っ!
  自分、目が覚めたぞ! 勝ち負けは関係な──)

亜美「まぁ、亜美が勝ったのは変わらないけどーっ」

響「うーぎゃーーーー!! 亜美おぼえてろよーーーー!!」タタタ─ 



 
                   「響と亜美」おわり

    ───「響と雪歩」───


響「ワンツーワンツー、そこで回る!」

雪歩「うわ、うわぁ…!」

響「だ、大丈夫か雪歩っ?」

雪歩「う、うん。大丈夫だよっ」

響「そうかぁ…」ホッ

雪歩「ごめんなさい、つき合わせちゃって」

響「仲間が困ってるのに、放ってなんておけないさー。
  雪歩、少ししたらもう一回だぞ」

雪歩「う、うんっ。よろしくお願いしますぅ」

 ────
  ──

響「やっぱり、今回のダンス難しいよな…」

雪歩「私がダメダメだった時のダンスより、はるかに難しいよね…。
   少しはうまくなったつもりだったけど」

響「雪歩は十分うまくなったさー。ただ、今回が難しいだけだぞ」

雪歩「響ちゃんはダンス得意だよねー。すごいと思うな」

響「そんなこと言ったら自分だって、雪歩のこと羨ましいっていつも思うぞ」

雪歩「わ、私が羨ましい?」

響「そもそもの雰囲気が静かでおしとやかで……それに比べて自分は…」

雪歩「女の子、らしさ?」

響「簡単に言えば……そうだな」

雪歩「わ、私は響ちゃんの元気な感じが、女の子らしいと思うけど…」

雪歩「真ちゃんの言ってる『女の子らしくなりたい』、とはまた違うよね」

響「真の女の子像は別に興味ないぞ…」

雪歩「ふふ……多分だけど、『静かでおしとやか』なのと『女の子らしい』って、
   少し違うと思う」

響「えーっ、何が違うんだ?」

雪歩「私がそう思われてるのは、やっぱりただの個性であって、
   響ちゃんの元気なイメージも個性なんだよ。でも、女の子らしいって言うのは、
   個性が生み出すものじゃなくて、人がどう見るか──だと思う」

響「……んー?」

雪歩「つまりっ、みんな女の子らしいんだよ。響ちゃんは……元気なところが可愛いと思う」

響「そ、そうかなー///」

雪歩「……そろそろ、練習再開しよっか」

響「うん、そうだな──よーっし雪歩! ここでもう全部憶えちゃうさー!」

雪歩「えぇー!? む、無理だよぉ!」


 雪歩の言ったことはよく分からなかったけど、自分も自分を信じて、
 突き進もうと──そう改めて思ったのだった。




                   「響と雪歩」おわり

    ───「響と貴音」───


貴音「響、今日も行きましょう」

響「えっ、いいけど。なんだ貴音、もしかしてはまったかー?」

貴音「ええ、わたくしはあの桃源郷に魅入られてしまったのやもしれません…」

貴音「銭湯、ふふふっ」

響「……じゃあ、行くか。あっ、貴音」

貴音「どうかしましたか響?」

響「もっといいところに、連れてってあげるっ」

 ────
  ──

 カポーン─

響「ふぅ……」

貴音「響、響ちょっと」

響「んあ? なんだ貴音」

貴音「なんでしょうかこれは……まるで滝修行のよう」

響「あぁ……こうやって、肩こりとかを治したりするんだぞ」

貴音「面妖な…──こ、これはっ…!」ドドドドド─

響「楽しそうだな貴音…」

貴音「ここが、すぅぱぁ銭湯……!」ドドドドド─

 ────
  ──

貴音「こ、これは…」

響「それは寝湯、じゃないかな」

 
 
貴音「め、面妖なっ!」


響「それは電気風呂、微振動を電気に見立てて──」

 

貴音「銭湯なのに、まこと寒いですね」

響「そりゃ水風呂だからな…」

 

貴音「この煙、まさか火──」

響「スチームサウナっ」

 ────
  ──

 カポーン─

響「ふぃ~……落ち着いて風呂にも浸かれないぞ…」

貴音「響」

響「んがーっ。今度はな──」

貴音「なんだか、頭がぽーっと…」フラッ

響「っ! た、貴音!」

貴音「はぁ…はぁ……」

響「のぼせてるじゃないか! で、でるぞ貴音っ」

 ────
  ──

響「もう、一時はどうなるかと思ったぞ」

貴音「感謝します響…。なにゆえあのような面妖な風呂ばかり、あるのでしょうね。
   気になって、つい長居してしまいました……」

響「貴音は興奮しすぎなんだぞ。それより、具合は大丈夫か?」

貴音「えぇ、もうだいぶと良くなりました」

響「そうか、よかった」

貴音「では、もうひとっ風呂いきましょうか」

響「ってバカーーー!!」




                   「響と貴音」おわり

   ───「響と伊織」───



P「おい響、伊織をいじめようぜ」

響「ふぇ? なに言ってるんだプロデューサー…?」

P「いやだからさ、伊織をいじめて『ぐぬぬ…』って言わせたいだろ?」

響「え、いや別に──」

P「はぁ!? 響、お前どうかしてるんじゃないか? 
  あのスーパーアイドル伊織ちゃんを涙目にできるんだぜ?」

響「プロデューサー、どうかしてるのは──」

伊織「どう考えてもアンタよっ!!」バキッ

P「ぐふぉ!?」

響「おおぅ、伊織助かったぞ」

伊織「まったく、この変態っ!!」

P「ありがとうございますっ!」

伊織「こいつ…まったく反省してないわねぇ~……!」プルプル

響「伊織、放っておいた方がいいんじゃないか?」

伊織「そうね。じゃあ響、ちょっと付き合いなさい」

響「えっ、どこに──」

伊織「いいからっ」

 ────
  ──

響「こ、ここは…!?」

伊織「まぁゆっくりしなさい、ちょうどお腹が空いてたのよ~」

店員「いらっしゃいませ水瀬様、今日はお連れの方もご一緒に?」

伊織「ええ、私はいつもので。響は?」

響「えぇっ? ち、ちょっと待って…」

店員「ああ、いつでも宜しいですよ? 
   お決まりになったら、いつでも申しつけ下さい」

響「あ、はい……」

響「……伊織、なんだここは」

伊織「なにって、ただのレストランじゃない」

響「こんなところ、きたことないぞ……ってか高っ!?」

伊織「安心しなさい、今日は私の奢りよ。感謝しなさいよね」

響「え、いいのか?」

伊織「アイツのワルノリに、響は乗らなかったじゃない。
   春香とか小鳥とかだったら厄介なことになってたわ…」

響「そ、そうか。自分知らないうちに、良いことしてたんだな」

伊織「ほら、分かったならさっさと注文しちゃいなさい。
   遠慮しなくてもいいわ」

響「うんっ!」ジュルリ

 ────
  ──

響「うぅ…もう食べられないぞぉ」

伊織「……カードで」

店員「あ、ありがとうございました」

 ────
  ──

響「く、苦しいぞ~…」

伊織「……アンタ食べすぎよ! 限度ってものがあるでしょうが限度がっ!」

響「だ、だって美味しかったから…」

伊織「だからってアンタねぇ~…!」プルプル

伊織「こんなんだったら、イタズラされてた方が良かったわよーーっ!」

響「え、伊織。なに言ってるんだぞ…」

伊織「う、うるさーーーーい!!」カァッ…




                   「響と伊織」おわり

    ───「響と真」───


真「うぅ、響ぃ~…」

響「うわっ、真どうしたんだ?」

真「ボク、やっぱり女の子に向いてないのかな?」

響「またその話か……自分、いい加減聞き飽きたぞ」

真「あきないでぇ~…!」

響「だから真は、もう仕草とか態度とか……色々ダメなんだぞ」

真「バッサリいったね……」

響「まず、『ボク』って言うのやめないか? なんか変だぞ。
  あ、でも真なら自然かもなー」

真「そうは言っても……ていうか響だって『自分』って言うじゃないか」

響「じ、自分は自分でいいんだぞっ」

響「あと、その髪型。なんでショートなんだ?」

真「なんでって、昔からそうだったから?」

響「それがいけないんだぞ、真は過去に囚われすぎだぞっ。
  いっそのこと伸ばせばいいのに」

真「そんなこといったら、ずっと伸ばし続けてる響の方が、
  よっぽど過去に囚われてるじゃないか」

響「うっ……うがーーー! せっかく相談に乗ってあげてるのにーー!!」

真「わ、分かったよ。次はちゃんと聞くから…」

響「うぉっほん……えーっと、声がかっこいい」

真「えぇ…それどうしようもないよ~……」

響「伊織みたいに、猫被ってみればいいんじゃないか?」

真「それ、かなり不評なんだよね…」

響「そういえば前もスベってたな……」

響(なんだこれ、どうしようもないぞ……)

真(なんだこのどうしようもない感は……)

 ────
  ──

P「それからまたしばらくして、二人は同じ会話を繰り返すのだった」





                   「響と真」おわり

    ───「響と真美」───


響「~♪」シャカシャカ

真美「……ねぇひびきん」

響「~♪」シャカシャカ

真美「ひびきんってばぁ」

響「ん、なんだ真美か。どうした?」

真美「……」モジモジ

真美「えっとさ、なんか……赤いおしっこがでたんだよ…」

響「ッ!!???!?!?!?」

真美「ヘン、だよね。真美、病気なのかな……?」モジモジ

響「…あ、あのな真美。それは──」

響(いやまて自分。こういうことって、お母さんから訊いたほうがいいんじゃないか?
  今自分が言っていいのか? うがーーーっ、分からないー!)

響「じ、自分知らないぞっ。お母さんなら知ってるんじゃないかー?」

真美「そっか…そだね。今日お母さんに訊いてみるYO」

響「うん、それがいいぞ」

響(ふぅー……なんとかごまかせたぞ)

 ──翌日──
  ───

真美「ひびきんひびきんーっ!」

響「どぅわ!? なんだ真美かー、今日は元気だな?」

真美「んっふっふー。真美は大人になったんだYO!」

響「へ、へぇー。よかったな真美」

真美「うんっ! これから真美もあずさお姉ちゃんにぷるんぷるんになるかんねーっ!」

響(よかったよかった。お母さんがうまく言ったんだな)

真美「てか、ひびきん知らなかったの→? おこちゃまだなー」

響「えっ?」

真美「だーかーら! ひびきん昨日知らないっていったっしょ→」

響「いや、それは──」

真美「これからは、真美が色々教えてあげるからね→。
   まぁ、ひびきんは真美お姉さんに、ドーンとついてきなさいっ!」

響「……うんっ、ついてくぞー……!」プルプル

響(うがーーーっ! 納得いかなーーいーーーー!!)




                   「響と真美」おわり

    ───「響とあずさ」───



響「あずささん。一緒にストレッチやるさー」

あずさ「ええ、いいわよ~」

響「今日は少ないなー。みんな早い仕事だったのか?」

あずさ「律子さんとプロデューサーさんが、朝バタバタしてたけど~…」

響「そうかー。じゃ、はじめるぞー」

あずさ「うーーんっ、身体が解れるわー…」

響「あずささんも身体柔らかいなー」

あずさ「竜宮に入ってから、律子さんにしごかれたからかしら~」

響「スタイルもいいしなー」

あずさ「あらあら、みんないいわよ~」

響「でも、自分ちっちゃいぞ。何を食べたらそんなに大きくなるんだ?」

あずさ「なにって言われるとーー……なにかしらね、うふふ」

響「羨ましいぞー……じゃ、交代で」

あずさ「はいは~い」

あずさ「でもやっぱり、なんでも楽しく美味しく……自分の好きに食べることかしらね。
    私はそんな感じよ~?」

響「それじゃあ太らないか?」

あずさ「っ…!」ビクッ

響「……あれ、あずささん?」

あずさ「…響ちゃんって身体細いわよね~」

響「え、まぁ……」

あずさ「いいわね~」

響「う、うん?」

あずさ「私なんて好きに食べてまた太ってそれを隠してまた食べ──……」ブツブツ

響「あ、あずささんっ!?」

あずさ「っは!? わ、私は今なにを……」

響「悪い夢を見てたみたいだぞ…」

あずさ「まぁ……ともかく響ちゃん。好きなものを食べてみなさい、
    なにか変わるかもしれないわ~」

響「なるほど……よーっし、早速今日から実践してみるさーっ!」

 ──後日──
  ───

響「……」ピピッ

響「……!?」

響「体重が、増えただけ……!?」

響「……うぎゃーーーーー!!!」



                   「響とあずさ」おわり

    ───「響と律子」───




響「悪いなー律子……車だしてもらって…」

律子「なに言ってるのよ…熱だした子を一人で帰すわけがないでしょ?」

律子「まずは医者、それから果物屋に行って…」

響「大げさだぞ…」

 ──自宅──
  ───

響「ふぅ……」

律子「大丈夫? まだきつそうね……冷えぴたとかどこにあるの?」

響「タンスの上から2段目に、クスリとかあるぞ」

律子「ちょっと待ってなさいっ」

響「…うぅ」ズビビ

ハム蔵「ジュイ…」

響「お前らも、心配しなくても大丈夫だぞ。すぐに治るから──」フラッ

律子「ほらっ、起きないの。治る風邪も治らないでしょうが」

響「ごめんなさい……う、つめたぁ」

律子「かなりきつそうね……しばらく仕事はナシの方がいいわ」

響「みんなに迷惑かけちゃうな……律子だって、迷惑だろ?」

律子「なに馬鹿なこと言ってるの。ほら、布団被って」

響「自分が情けないぞ~…」ジワッ

律子「風邪のせいかかなりネガティブになってるわね……」

律子「い~いっ? こちとらデスクワークほっぽりだして看病してるんだからね。
   変なこと言わないの」

響「…それってやっぱり迷惑になって──」

律子「あーもー違う違うっ! それだけ響のことを思ってるってこと。
   765プロの仲間じゃないのよ」

響「……う~、律子ぉ~…!」ブワッ

律子「はいはいだから泣かないっ。分かったから──」

響「ぶあっくしょい!!」

律子「……ちょ」

律子「ちょっと響! なに目の前でくしゃみして…うわもうサイアクっ! はーなーみーずー!」

響「…あはは、あっははは!!」

律子「笑い事じゃない! うつったらどうするのよ~!」

響「わははははーっくしょい!!」

律子「だからやめなさーーい!!」




                   「響と律子」おわり

これで765全員かけたかな? 
というわけで、3日遅れだけど・・・

響、誕生日おめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

どうでもいいけどいぬ美な

>>86 ほんとだwwwそこは脳内補完でwwwww

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