ほむら「また、まどかを救えなかった…」 (101)

ほむら「また、まどかを救えなかった…」

ほむら「どうすればまどかを救えるのかしら…」

ほむら「なにか有効な一手が…」

ほむら「…そうだわ」

~転校当日~

ほむら(やるべきことはやった…あとは天命を待つのみね)

先生「えーでは転校生を紹介します」

ザワザワ

さやか「うわーすごい美人」

まどか「!!」

ほむら「暁美ほむらです。よろしく」

パチパチ

上条「あ、君は…」

ほむら「あなたは黙ってて」

上条「は、はい」ビクッ

さやか「?恭介?あの子と知り合い?」

上条「え?い、いや違うよ?」

さやか「ほんとにー?まあいいけど」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

~休み時間~

女子1「暁美さんて前はどこの学校だったの?」

ほむら「ミッション系の学校よ」

女子達「へー!すごーい!」

ほむら「ごめんなさい、ちょっと緊張しちゃって気分が…」

女子2「大丈夫?保健室行こっか?」

ほむら「ありがとう。でも保健係の鹿目さんにお願いするわ」スタスタ

まどか「あ…」ドキドキ

ほむら「鹿目まどかさん、保健室までお願いできるかしら」

まどか「あ、わ、わかった」ドキドキ

ほむら「そんな緊張しないで大丈夫よ」

まどか「ご、ごめんね。ありがとう」ホッ

ほむら(まずは刺々しい態度を改めよう)

上条「………」

さやか(恭介…さっきから転校生ばっかり見てる)

~廊下~

まどか(この子…夕べ夢に出てきた…)

ほむら「鹿目さん」

まどか「は、はい!」

ほむら「まどかって呼んでいいかしら?」

まどか「あ、うん、いいよ」

ほむら「私のことも名前で呼んでもいいわ」

まどか「うん…ほむらちゃん…かっこいい名前だね」

ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「えへへ///」

まどか(親しみやすい子でよかった)

人いねぇ…

ほむら「ねえ、まどか」

まどか「なに?ほむらちゃん」

ほむら「これからちょっと変なこと言うけど、ちゃんと聞いてほしいの」

まどか「う、うん。わかった」

ほむら「あなたは今のままでいいの。誰かのためとか、あなたのその優しさで自分を犠牲にすることは絶対にしないで」

まどか「え?それってどういう…」

ほむら「あなたに奇跡を約束して付け入ろうとする者が現れても耳を貸してはダメ。あなたは今のままでいいの」

まどか「う、うん。わかった」

ほむら「それじゃ教室に戻りましょ」

まどか「え?でも保健室は…」

ほむら「あなたと話すための仮病よ」

まどか「あ、あはは…」

~放課後~

さやか「まどか、仁美、あのファストフード店行かない?」

仁美「いいですわ。行きましょう」

まどか「うん!行く行く!」

ほむら「あ、まどか。また明日」

まどか「あ、うん!また明日ね!ほむらちゃん」

さやか「あんたたちいつの間に名前で呼び合うまでに親しくなってんのよ」

まどか「え?あ、うん、ちょっとね」

ほむら(さて、帰ろ)

上条「あの、暁美さん」

ほむら「?何かしら。上条恭介」

上条「君、僕を事故から救ってくれたよね…?」

ほむら「ええ、そうね」

上条「あの時事故に巻き込まれてたらバイオリンももう弾けなくなってたかもしれない」

上条「本当にありがとう」

ほむら「礼には及ばないわ。それじゃ」

ほむら(これで美樹さやかが魔法少女になる必要がなくなった…)

見てるぞ

>>11
ありがとう


~夕方~

ほむら「待たせたわね」

ほむら「巴マミ」

マミ「遅いわよ。1、2分が一般人の生死を分けるかもしれないのに…」

ほむら「ごめんなさい。今度から気をつけるわ」

マミ「それじゃ今夜も魔女狩り、張り切って行きましょ」

ほむら(巴マミと敵対するのは得策ではない。それに、こうして共同戦線を組んでおけばマミる前に助けられる)

マミ「魔力が強くなってきたわ。この辺りね…」

まどマギもすっかり過去作品だからなー
来年あたりには皆忘れてるんじゃね

>>13
今再放送しとるがな


ほむら「!!」

ほむら(まどか!?それと美樹さやか!なんでこんなところに…)

ほむら(それにあれは…!)

QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

ほむら(先を越された…まどか達に魔法少女のことを知られてしまった)

さやか「願い事って、なんでもいいの?」

QB「もちろん!なんでも叶えてあげられるよ!」

ほむら「待って」

まどか「!ほむらちゃん!?どうしてこんなところに?」

ほむら「ちょっと用があって。それより、二人ともそいつの言う契約をしてはダメ。訳は後で話すわ」

ほむら「巴マミ、終わったらあなたの部屋を貸してもらえないかしら」

マミ「構わないわ」

ほむら「それと、今すぐここを離れ…!」

さやか「なに?どこだよここ!」

まどか「なに!?なんなの!?」

ほむら(まずい…結界が)

ほむら「巴マミ、すぐ片付けるわよ」

マミ「ええ、そのつもりよ」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

使い魔「ぎゃぁぁぁぁ」シュゥゥ

さやか「戻った…?」

まどか「ほむらちゃん…これは?」

ほむら「話すわ。とりあえず場所を変えましょう」

ほむら「QB、あなたは来ないで」

~マミ宅~

さやか「えーとつまり、あんたとマミさんはQBと契約した魔法少女で、さっきみたいに魔女を倒して街の平和を守ってるってこと?」

マミ「まあ、さっきのは使い魔、魔女の子供だけどね」

まどか「すごい!かっこいい!」

さやか「へー!みんなのためかぁ…」

さやか「私もなろうか

ほむら「絶対ダメ!」

まどか・さやか「ビクッ」

さやか「ど、どうしてだよ、転校生」

ほむら「ほむらでいいわ、美樹さやか」

さやか「さやかでいいよ」

マミ「あの…暁美さん?」

ほむら「何かしら、巴マミ」

マミ「その…私のことも名前で…//」

ほむら「わかったわ、マミ」

マミ「あ、えーと、私一応先輩だし、『さん』をつけてほしいなーなんて//」

ほむら「話を戻すわ」

まどか「それで、どうして魔法少女になっちゃダメなの?」

さやか「まさか、自分の取り分が減るから?」

ほむら「そんな愚かな理由じゃないわ」

ほむら「魔法少女になるということは自分を犠牲にするということなの」

マミ「命を危険に晒すことだもの。軽い憧れだけでなるようなものじゃないわ」

ほむら「それもあるけど、もっと別な理由があるわ」

マミ「?」

ほむら「マミさん、あなたには酷な話になるけど、落ち着いて聞いて」

さやか「つまり…QBと契約して作られるそのソウルジェムは…」

ほむら「自分の魂。この体はただの抜け殻よ」

マミ「………」カタカタ

マミ「QBは一度もそんなこと言わなかったわ…」

ほむら「そりゃそんなこと教えたら誰も魔法少女にならないでしょうよ」

まどか「そんなのってないよ…酷すぎるよ…」

ほむら「まどか、さやか」

ほむら「魔法少女のことがわかったでしょう?どれだけ自分を犠牲にするのか」

まどか・さやか「………」

ほむら「あなたたちには私たちみたいに自分を犠牲にすることは絶対にしないでほしいの」

まどか・さやか「……わかった」

ほむら「それと、マミさん」

マミ「…なにかしら」

ほむら「ソウルジェムに穢れを溜めるのは絶対ダメよ」

マミ「何故今そのことを…?」

ほむら「以前QBが言ってたこと、覚えてるかしら」

ほむら「魔法少女が希望をもたらす存在なら魔女は絶望をもたらす存在」

ほむら「そしてソウルジェムは魔力を使う他、絶望したり誰かを呪ったりすると穢れる…」

マミ「…!そんな!そんなこと!嘘よ!嘘よね!?」カタカタ

ほむら「本当よ。なんならQBに聞くといいわ」

マミ「そんな…」

マミ「ソウルジェムが魔女を生むんなら…」

ほむら「落ち着いて、マミさん」

マミ「それなら!死ぬしかないじゃない!あなたも!私も!」

ほむら「落ち着きなさい!巴マミ!」

巴マミ「!」

ほむら「ソウルジェムに穢れを溜めなければいいの。そうすれば魔女にならない。大丈夫だから…」

まどか・さやか「ビクビク」

マミ「………」

マミ「…そうね…ごめんなさい。取り乱して」

ほむら「もしグリフシードが取れなくなって、穢れが取れなくなったらその時はその時よ。その時ソウルジェムを壊せばいい」

~帰り道~

まどか「じゃあねーさやかちゃん」

ほむら「ごめんなさい、遅くまで付き合ってもらっちゃって」

まどか「ううん、大丈夫」

まどか「強いよね、ほむらちゃんは」

ほむら「あなたがいたからよ」

まどか「え?」

ほむら「なんでもないわ。暗くなる前に帰りましょ」

~数日後~

QB「暁美ほむら」

ほむら「何かしら」

QB「マミから聞いたよ。君は随分魔法少女のことを知ってるね。どうやって知ったんだい?」

ほむら「………」

QB「君と契約した覚えもないし、君のことが全然わからなかった。極めつけのイレギュラーだったよ」

QB「でも、君の戦い方も見て、僕は一つの仮説を立てた。君はこの時間軸の人間じゃないね?」

QB「何か理由があって過去を何度も繰り返している。その過程で魔法少女のことを知った」

QB「詳しくは聞かないが、困るんだよね、言いふらされると。僕のノルマが達成できなくなるじゃないか」

ほむら「安心しなさい、インキュベーター。私はまどかを救えればそれでいい。他の子に教えるつもりはないわ」

~校庭 体育~

ほむら(前回マミが死んだ魔女も無事倒したし、このままいけば…)

ほむら(あとは佐倉杏子ね…週末にでも会いに行こうかしら)

上条「うわっ!うわぁぁぁ!!」ボキッ

ほむら「なっ!」

さやか「ちょっ!恭介!?」

上条「痛ぇー!痛ぇー!」

男子1「おい!大丈夫かよ上条!」

男子2「折れてんじゃねーの!?」

先生「と、とりあえず保健室に!」

ほむら「そんな…」

~病院~

まどか「あ、さやかちゃん!」

さやか「結構酷い怪我みたい…今度のコンクールはもちろん、今後の日常生活にも支障をきたすかもしれないって…」

まどか「そんな…」

さやか「恭介、すごい落ち込んでた…」

さやか「………」

~翌日 教室~

さやか「ほむら!QBってどこにいる?」

ほむら「わからないけど、多分すぐあなたのところに現れるでしょうね」

ほむら「あなたと契約するために」

さやか「!」

ほむら「さやか、あなた上条恭介のために契約しようとしてるでしょ。私の話を忘れたの?」

さやか「でも…恭介が…」

ほむら「人のために願い事をする、そしたらそれの見返りを求めずにはいられない」

ほむら「でも彼にはあなたが治したとはわからないでしょうから、あなたに見返りはこない」

ほむら「それに絶望して、あなた、魔女になるわよ」

さやか「そんなこと!」

ほむら「絶対ないって言い切れる!?」

さやか「っ!」

ほむら「あなたは彼を救ってなにを求めるの!?彼に感謝されたいの!?」

さやか「それは…」

さやか「でも私は!恭介を救いたい!命に代えても!絶対絶望なんかしない!」

ほむら「………」

ほむら「わかったわ。もうあなたの思うようにしなさい」

キーンコーンカーンコーン

まどか「ハァハァ、ギリギリセーフ。あれ?二人ともどうしたの?」

~夜~

まどか「あれ?仁美ちゃん?」

仁美「あら、鹿目さん、ごきげんようー」

まどか「あっ!」

まどか(これって、魔女の口づけ?)

まどか「仁美ちゃんどこ行くの?」

仁美「ここよりもとっても素敵なところですわ。鹿目さんも行きましょ」

まどか(どうしよう…とりあえずほむらちゃんに)ピッ

ほむら『わかったわ。すぐ行く』

~倉庫~

まどか(どうしよう…ほむらちゃん!早く来て!)

まどか「あ…なにやってんの!それ混ぜたら危ない…」

仁美「邪魔してはいけませんわ、鹿目さん」

まどか「でもあんなことしたら、みんな死んじゃうよ!」

仁美「そう、私たちは今から素晴らしいところへ行くんですの。それには生きた体は邪魔なだけですわ」

まどか「ダメだよ!」

ポイ ガシャン

まどか「ハァハァ…!」

まどか「やだ…来ないで!」

ガチャ バタン

まどか「ハァハァ…」

まどか「あっ!」

まどか(結界!?どうしよう…!)

まどか「え!?」

???「やぁー!!」

まどか「さやかちゃん!?」

さやか「これでトドメだ!」

魔女「ぎゃぁぁぁぁ」シュゥゥ

さやか「ふぅ…初めてにしてはいいかな」

まどか「さやかちゃん?どうして…」

さやか「いやー、心境の変化ってやつ?」

まどか「でも…いいの?」

さやか「うん。自分でも納得いく願い事だったからさ」

まどか「それって上条くんの?」

さやか「まあね」

ほむら「まどか!大丈夫?」

まどか「あ、ほむらちゃん」

さやか「遅いよーほむら。片付けちゃったよ」

ほむら「そう…結局なったのね」

さやか「うん、でも後悔はしてない」

ほむら「そう…それじゃ、これからよろしくね、美樹さやか」

ほむら(また美樹さやかを魔法少女にしてしまった…)

QB「ほんとにここの縄張りを乗っ取るつもり?」

???「本気さ。ここの連中はどいつもこいつも弱そうだしな」

QB「僕としては、あまり魔法少女同士で争うことはしないで欲しいんだけどな…」

???「この世の中は弱肉強食なんだよ。強いものが弱いものを食ってなにが悪い」

QB「まあいいや、君の好きなようにやればいいさ。それと…」

QB「暁美ほむらって子には気をつけるといいよ」

~翌日~

ほむら「マミさん、今日の魔女狩りは行けないわ」

マミ「そう、分かったわ。それじゃ美樹さんと鹿目さんと3人で行くわね」

ほむら(佐倉杏子…彼女は確かあそこのゲームセンターに)

~ゲームセンター~

ほむら(あれ、いない…)

ほむら(…はっ!今日だったの!?)

さやか「えい!」

使い魔「うひゃひゃひゃひゃ」

マミ「すばしっこいわね」

さやか「これで決める!」

さやか・マミ「!?」

まどか「あ…逃げちゃった」

???「なーにやってんのさ、あれは使い魔じゃないか。その格好、魔法少女だろ?だったら使い魔がグリフシード落とさないこと知ってんだろ?」

マミ「あなた…佐倉杏子ね」

杏子「となると、あんたがここいらに縄張り張ってる巴マミか」

さやか「でもほっといたら一般人に被害が…」

杏子「まさか、そんな正義感のために魔法少女になったのかい?」

杏子「弱い人間を魔女が食う。その魔女を、私達魔法少女が狩る。食物連鎖って知ってるだろ?」

さやか「でも!そんなことできない!」

杏子「はぁー、うぜえ。おまえみたいなやつ、ほんとムカつくんだよね」

まどか「ドキドキ」

杏子「今すぐぶっ潰してやりたいけど…」

マミ「………」

杏子「2対1じゃ分が悪いな。今日は見逃してやんよ」タッ

ほむら「ハァハァ…まどか!大丈夫!?」

まどか「あ、ほむらちゃん」

マミ「佐倉杏子…隣町を縄張りにしてる魔法少女なんだけど…」

ほむら「えぇ、知ってるわ」

マミ「彼女、ここら辺の魔女に手を出そうとしてるの。さっきは私と美樹さんの2人でいたから戦闘にはならなかったけど、一人になったときに戦闘になったら…」

ほむら「それは大丈夫よ」

ほむら「明日放課後、彼女に話してくる」

~翌日 ゲームセンター~

ほむら(いた…)

杏子「ん?あんた誰だい?」

ほむら「暁美ほむら、あなたと同じ魔法少女よ。佐倉杏子」

杏子「なっ…どこかで会ったか?」

ほむら「あなたは私に会ったことないでしょうね」

杏子「…あんたがアレが言ってたイレギュラーってやつか」

杏子「それで、何の用だい?」

ほむら「私たちと共同戦線を組んでほしい」

杏子「なんで…私は一人でできる。あんたたちなんて足手まといにしかならない」

ほむら「…1週間後にこの街にワルプルギスの夜が来る」

杏子「…!なぜわかる?」

ほむら「詳しく知りたいなら、私たちと共同戦線を組んで」

ほむら「悪くない話だと思うけど?」

杏子「…ちょっと考えさせてくれ」

杏子「考えが固まったらあんたのとこ行くよ」

~夜 上条宅前~

さやか(恭介の怪我を治した、それは後悔してない…)

さやか(けど…やっぱりほむらの言うとおり…)

杏子「よぉ、青いの」

さやか「!お前…」

杏子「QBから聞いたよ。あんた、ここの男のために願い事使ったんだってね」

さやか「だから?あんたには関係ない」

杏子「男を自分のものにしたいんならさぁー、腕も足も動けないようにしてあんた無しでは生きられない体にしちゃえばいいじゃないか」

杏子「その、魔法で」

さやか「てめぇ…!」

杏子「やるかい?なら場所を移そうか」

さやか「……いや、やらない」

さやか「悔しいけど、私じゃあんたには勝てない。そんな無駄な勝負して魔力余計に使って魔女になるなんてごめんだわ」

杏子「は?魔女になるってどういうことだよ」

さやか「あんた、ソウルジェムのこと知らないの?」

杏子「どういうことだよ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

杏子「…嘘、だろ?この体はもう抜け殻ってことかよ!」

さやか「暁美ほむらって知ってる?彼女なら詳しく知ってるから、聞くなら彼女に聞いて」

杏子「なんだよそれ……」

さやか「それじゃ」

杏子「…おい!男に会わないのか?」

さやか「…いいの。こんな体でそんなこと…」

~翌日~

仁美「明日の放課後、上条くんに告白します」

さやか「え…」

仁美「美樹さんはそれでいいのですか?明日の放課後です。後悔のないように」

さやか「………」

~夕方~

さやか「ねぇ、まどか?」

さやか「私ね、あのとき、仁美を助けなければよかったって思っちゃった」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「ダメだよね…正義の味方の魔法少女なのに…ハハ」

ダキッ

さやか「恭介を仁美に取られちゃう!でもこんな体なのに抱きしめてって、キスしてなんて言えない!」

まどか「さやかちゃん…」

~翌日 放課後~

上条「でもびっくりしたよ。なんで治ったのか、医者もわからないんだって」

仁美「きっと奇跡が起きたんですわ」

上条「ところで、志筑さんて帰り道こっちだったっけ」

仁美「いえ、違いますわ。今日は恭介さんにお話がありますの」

さやか「………」

さやか「…あれ?」

仁美「ウワーン」タッタッタッ

さやか「え…振られた?」

おもしろい
>>1は転載禁止にしてください

~数時間後~

ほむら「タイヤキホムホム」

上条「あ…暁美さん」

ほむら「あら、上条恭介。なにかしら」

上条「その…あのとき、事故から守ってくれてありがとう」

ほむら「だから…もういいわよ」

上条「僕、あのときからずっと君のことが

ほむら「いい返事はできないわ」

上条「…………」

ほむら「それより、あなたをずっと見てきた人がいることに気づかない?」

上条「え?」

ほむら「あなたが事故に巻き込まれなかったとき、一番安心してくれてたのは誰?あなたが手を怪我したとき一番心配してたのは誰?」

上条「…はっ!」

ほむら「まったく…早く行ってあげなさい。彼女相当参ってるわよ」

上条「ありがとう、暁美さん」

>>1くん(ちゃん)へ
このままだとこのスレッドはまとめブログへ転載される恐れがあります
まとめブログ管理人は君のスレを無断転載して美味しいご飯を食べます
そんなことになったら>>1くん(ちゃん)も嫌だよね?
だから次のレスから名前欄には「まとめブログ転載禁止」って入れようね?
え?嫌だって?そんなことないよね?
もしかしてまとめブログに自分のスレが載ってTwitterで拡散されてみたいとか思ってる?
まさかそんな子供みたいなこと思ってないよね?俺(私)のスレがまとめブログに載ったんだよって自慢したいとか思ってないよね?
でも名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れないってことはそうだよね?
結局はこのスレもまとめ狙いなんだよね?まとめに載ったらみんなに自慢するんでしょ?
え?そんなことない?そう、ならよかったよ
なら次のレスからちゃんと名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れようね^^
まとめ狙いじゃないならできるよね^^

~さやか宅~

ピンポーン

さやか「誰だよこんな時間に…」

さやか「はーい」

上条「ごめん、こんな時間に」

さやか「き、恭介!?どうしたの?」

上条「暁美さんに言われてわかった」

上条「さやか、ごめん。全然気付いてあげられなくて」

さやか「え…」

上条「さやか、今まで僕を支えてくれてありがとう。それなのに…全然気付かないで…ほんと…」

さやか「ううん、いいの。ありがとうね」

上条「さやか…僕と…」

さやか「!」

さやか「…はい」ポロッ

ほむら(これでさやかは魔女になることはないでしょう)

ほむら(あとは杏子が仲間になれば…)

>>1くん(ちゃん)へ
このままだとこのスレッドはまとめブログへ転載される恐れがあります
まとめブログ管理人は君のスレを無断転載して美味しいご飯を食べます
そんなことになったら>>1くん(ちゃん)も嫌だよね?
だから次のレスから名前欄には「まとめブログ転載禁止」って入れようね?
え?嫌だって?そんなことないよね?
もしかしてまとめブログに自分のスレが載ってTwitterで拡散されてみたいとか思ってる?
まさかそんな子供みたいなこと思ってないよね?俺(私)のスレがまとめブログに載ったんだよって自慢したいとか思ってないよね?
でも名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れないってことはそうだよね?
結局はこのスレもまとめ狙いなんだよね?まとめに載ったらみんなに自慢するんでしょ?
え?そんなことない?そう、ならよかったよ
なら次のレスからちゃんと名前欄に「まとめブログ転載禁止」って入れようね^^
まとめ狙いじゃないならできるよね^^

~翌日~

仁美「そう…恭介さんが選んだのなら仕方ありませんわ。おめでとうございます」

さやか「うん。ありがとう、仁美」

まどか「ホッ」

杏子(美樹さやか)

さやか「!?」

まどか「?どうしたの?さやかちゃん」

さやか「いや、今…」

杏子(あんたに直接話しかけてんだよ)

さやか(あっ…で、何の用?)

杏子(ちょっと話したいことがあるんだ、放課後そこの教会で待ってる)プツッ

さやか「チッ、勝手に決めて」

まどか「え?」

~放課後 教会~

杏子「来たか」

さやか「で、何の用?このあとデー…約束があるから早くしてほしいんだけど」

杏子「はあん、あんた、もしやあの優柔不断男と付き合ったね?」

さやか「うるさい!///」

杏子「まあ、いいんじゃないの。てかどうでもいいわ」

杏子「今日はちょっと私の過去話を聞いてほしいんだ」

さやか「なんであんたのなんか…」

杏子「頼むよ、大切な話なんだ」

さやか「…わかったわよ。早くしなさいね」

杏子「それで私はこの力は自分のためだけに使うべきだって考えるようにした」

杏子「で、あんたを見てると昔の私を見てるような気がしてさ」

杏子「それで突っかかってたんだ」

さやか「………」

杏子「他人の幸せを願って、結果絶望しか残らない。同じことを繰り返してほしくなかったのかもな」

さやか「そっか…」

さやか「あんたのこと、誤解してた。ごめん。それと、ありがとう」

杏子「礼なんかいらないよ」

さやか「でも、私は今、幸せだよ」

杏子「!!」

さやか「ねえ、杏子」

杏子「な、名前で…」

さやか「私たちと一緒にいようよ」

さやか「私はあんたといたい」

杏子「なんだよ…調子狂うな…」

杏子「佐倉杏子だ、よろしくな」

さやか「美樹さやか。よろしく!」

ほむら(さやか)

さやか(ん?なに?)

ほむら(ちょっと話があるの。佐倉杏子もそこにいるんでしょ。一緒に来て)

さやか(なんでわかるんだよ…)

さやか(すぐ行く。10分くらい待ってて)

ほむら(わかった)プツッ

さやか「というわけでほむらに会いにマミさんの家に行くわよ」

杏子「どういうわけか知らないけど、私も用があるから行くよ。ところで、デートはいいのかい?」ニヤニヤ

さやか「いいのよ。連絡はあとでする」

~マミ宅~

杏子「うめぇ!このケーキもマミが作ったのか!?」

マミ「ええ、でもあんまり食べるとみんなの分が…」

さやか「そうだそ、杏子。食べ過ぎるとマミさんみたいに…あっ」

マミ「ん?私がなにかしら」

さやか「な、なんでもないです!」

さやか(危ない危ない)

まどか(さやかちゃんと杏子ちゃん、いつの間にか仲良くなってる…)

ほむら「じゃあ杏子も加わったところで、話すわよ」

ほむら「まず、杏子にはもう話したけど、4日後この街にワルプルギスの夜が来る」

まどか「ワルプルギスの夜?」

さやか「なんだそりゃ」

マミ「超ど級の魔女ね。世間では災害として捉えられてるわ」

ほむら「そいつを倒すには協力が必要。みんな、いいかしら」

杏子「私はOKだ」

マミ「私も」

さやか「…そいつは、すごい強いのか?」

ほむら「ええ、今までの魔女とは比べものにならない」

ほむら「下手すると死ぬわ」

さやか「…………」

さやか「…手に入れた幸せがある」

ほむら「でも…」

さやか「わかってる。倒さなかったらその幸せも壊れるかもしれない」

さやか「なら…倒すしかないね」

まどか「みんな、強いね…私も…」

QB「君が魔法少女になったら、ワルプルギスの夜もすぐ倒せるだろうね」

杏子「てめぇ!なにノコノコと入ってきてんだ!」

QB「やれやれ、招かれざる客ってところだね」

QB「最後に一つ言っとくよ。君たち4人だとワルプルギスの夜を無事に倒せるとは思えない。まどか、4人を助けたいなら、いつでも僕のところに来てね」スッ

ほむら「耳を貸してはダメよ、まどか」

まどか「ほむらちゃん…でも」

ほむら「誰一人欠けず、絶対ワルプルギスの夜を倒す。だから安心して」

ほむら「今回は違う。みんながいるから」

杏子「今回?どういうことだ?」

ほむら「もう一つ話すことがある。私の過去のことよ」

4人「!」

ほむら「…何度繰り返してもダメだった。まどかは魔女になってしまった」

ほむら「でも今回は誰一人欠けずにここまできた。今度こそ…」

杏子「…………」

さやか「…私、昨日魔女になってたかもしれなかったんだ…」

マミ「………」カタカタカタカタ

まどか「そんな、ほむらちゃん…」

ほむら「今日はもう遅いわ。マミさん、遅くまでごめんなさい」

マミ「暁美さん、今回は大丈夫だよね?」

ほむら「ええ、何もかもいい方向に向かってる。大丈夫よ」

マミ「わかった。絶対ワルプルギスの夜を乗り切りましょ」

~帰り道~

まどか「またね、さやかちゃん」

さやか「うん、また明日…あ、そうだ」

さやか「杏子、今日うちに泊まらない?」

杏子「は?なんで」

さやか「あんたどうせ野宿でしょ」

杏子「大丈夫だよ。慣れてるk…」

さやか(あんた鈍いわね、ほむらとまどかを二人きりにさせてあげなってこと!)

杏子「あ…じ、じゃあお言葉に甘えて…」

まどか「………」

ほむら「………」

まどか「…ほむらちゃん、ごめんね」

ほむら「謝ることは何もないわ」

まどか「でも、ほむらちゃんだけ辛い思いしてて、なのに私、なにも覚えてなくて」ポロポロ

ほむら「仕方ないことよ。それに、もうすぐそれも報われる。やっとまどかを守れる私になれるの」

まどか「ほむらちゃん…」ポロポロ

ギュッ

~4日後~

ほむら「そろそろ来るわ」

マミ「みんな、作戦はOKね?」

さやか「ばっちり」

杏子「大丈夫」

まどか「みんな、頑張って。私、ここで待ってるから!」

ゴゴゴゴゴゴ

ワルプルギスの夜「………」

ほむら「…!」

ほむら(なんで!?なんで今までで一番魔力が強いの!?)

マミ「暁美さん!」

ほむら「!」

マミ「来るわよ、集中して!」

ほむら(…そうね、絶対倒す!)

3

2

1

ほむら(まずは私が猛攻を仕掛ける)

ババババババ

カチッ

ドドドドドド

ほむら「なっ!」

杏子「全然効いてねえ…」

さやか「ほら!次いくよ!」

カチッ

ほむら「二人とも、絶対手を離さないで」

杏子「よし、ここら辺から」

さやか「いくよ!」

カチッ

さや杏「うおおおおお!!」

ザン
ズシャッ

ほむら「効いた!?」

杏子「わかった!頭んとこが弱点だ!そこ狙えば!」

ほむら「なんで今まで気づかなかったのかしら…」

さやか「仲間がいなかったからでしょ。でも今回は仲間がいる!」

マミ「いくわよー!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

ワルプルギスの夜「ゴゴゴゴゴゴ」

マミ(魔力が…でも!)

マミ「ティロ・フィナーレ!!」

ドドドドドド



さやか「…勝った…の?」

杏子「ハァ、ハァ」

マミ「…倒した」

マミ「倒したのよ…!」

さやか「ほむらは!?」

ほむら「………」

杏子「…おい!ほむら!大丈夫か!?ソウルジェムが真っ黒じゃねえか!」

マミ「早く!グリフシードを!」

ほむら「…大丈夫よ…」

さやか「どこが!ボロボロじゃん!魔女になっちゃうよ!」

ほむら「大丈夫…先に使って…魔女にはならないから…」

杏子「なんで断言できんだよ!なってからじゃ遅いんだぞ!」

ほむら「ほんとに大丈夫だから…だって…」

まどか「ほむらちゃん!大丈夫!?」

ほむら「ええ…終わったわ」

ほむら(私には、みんなが、まどかがいるから)

ほむら「やっとまどかを救えた」

end

最後駆け足気味になったすまん

眠かったから一気に完走した
支援ありがとう

まどマギ再放送が嬉しくて少しずつ書いてったんだけど、なんかコピペしながら読み返したらめちゃくちゃだな
まあ初SSということで多めにみてください

こんな時間まで付き合ってくれてありがとう

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