まど神「救済に行ってくるね!」 (501)


叛逆ネタあります。



◇円環の理

じゃお先に行ってくるです!お留守番は頼んだよ! ワーワー

ゲルトルート「彼方たち、勲章はみんな付けたね?では使い魔達の事頼みましたよ、がんばってください!」

まど神「ありがとう。じゃ、救済に行ってくるね!」ウェヒー

ズライカ「お友達の為に救済に行くだなんて…妄想が膨らみますわ。」

パトリシア「妄想ばっかですね、あなたは…」

ギーゼラ「まどかさん達が帰ってきたら歓迎パーティとかでもしますか!」

ワルプル「ご用命の予感」

ウアマン「いやあなたの舞台は大規模すぎ…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390032334


ぶううううううううん うわああああんまってええええええ

ロベルタ「落書きの魔女…、使い魔の躾しないのかしら」

ズライカ「親としての力が弱いんでしょうね…」

ゲルトルート「それよりあなたの躾は怒鳴り散らしてるだけじゃなくて?可哀そうよ」

ロベルタ「いや逆に喜んでるみたいなんだけど…」

ロベルタ「それと…ふふ、まどかさん達が連れてったから暫くはゆっくりできそうね!」

ぶううううううううん ぶっぶーーーー わああああん

ロベルタ「増えてる…」

パトリシア「まああのような無能もいるわけでして…」

エルザ・マリア「……」祈り祈り

ゲルトルート「で、あなたは使い魔の無事を祈ってるわけね…?」

エルザ・マリア「おみやげがあったらいいなって」

ギーゼラ「だと思った」

…さて、見送った訳ですし解散しましょうか。ですわね。ではまた。

エリー「あ、……寝てた…、見送り、あったんだっけ…」

◇そして時間が経過し…

ズライカ「こんにちは、薔薇園の手入れ?」

ゲルトルート「ええそうよ、使い魔達がいなくなって不便だわ…」

ズライカ「従順で賢い子達だったからね」

ズライカ「それと知ってる?外の世界の様子が変らしいわよ」

エリー「ん?宇宙戦争とかでもあったの?」

ゲルトルート「いや流石にそりゃないでしょ」

ズライカ「にしてもまどかさん達帰ってきませんね、管理者が長期抜けるのは流石に…」



スウッ

まど神「………」

ギーゼラ「おーい、まどかさんが帰って来たわよー!」

ゲルトルート「あら、噂をすれば」

ウアマン「なぎさちゃん帰って来たかな?」

ギーゼラ「いやまどかさんだけらしいよ」

ゲルトルート「まどかさんだけ…?」

行ってみましょう、そうね。

魔女達「ドウイウコト? キューブの手に罹った魔法少女を救済に行ったらしいんだけど… ぶううううん」ザワザワガヤガヤ

ズライカ「ひっ、目が死んでる…」

エリー「まさか、本当に、宇宙戦争が…?」ガクガク

ゲルトルート「いやそれはないと思うよ」

まど神「どいて」ギイン

魔女達「」


ガチャ バタン

エルザ・マリア「…あれ本当にまどかさん?」

エリー「部屋に入っちゃった、まさかQBとの宇宙戦争に敗北しちゃったんじゃ」

ゲルトルート「だからなんで宇宙戦争なの…」

ズライカ「けれどレイプ目で帰ってくるなんて…妄想gうぐっ」

パトリシア「そこから先は言わせません。

パトリシア「…どうやらまどかさんの一番重要な意識が抜かれてしまったとお聞きしましたが」

ゲルトルート「そんな事が可能だと言うの…?」

イザベル「まどかさん曰く魔法少女は無限の可能性を秘めてるから…」

ギーゼラ「性質が自由の私もびっくりだよ」

ウアマン「で、なぎさちゃんや使い魔達は?」

ロベルタ「そうよ!私の使い魔は!?」

パトリシア「どうやら帰還できていないようね」

ゲルトルート「そんな…、薔薇達の管理とか育成、追いつかないんだけど…」

イザベル「今のうちに虚ろ目まどかさんの造形を」ボソッ

ロベルタ「怒るわよ?」

イザベル「はい」

◇まど神が帰ってきたと知れ渡り

ギーゼラ「ねえ…なんか向こう騒がしくない?」

ズライカ「ホントですね、帰還パーティでもやってるんでしょうか」


ワル夜「ウフフフフ フフフフ アハハハハ」キャー パオーン ガラガラガラガラ 

ワル夜使い魔「キャーーーー」ピーシャラピーシャラ

アーニャ「ぶううううううんwwwwwwwwwぷっぷーーーwwwwwwwwwプッカプカーwwwwwwwwwwww」

アルベルティーネ「ううわあああああああああああああああん」


ゲルトルート「」

ロベルタ「あいつらまどかさんの状態知らないの!?」



ダン!!!!

まど神「黙りなさい?」コオオオ

パタン


魔女達「」

魔法少女達「」


ズライカ「怖い怖い」

パトリシア「重症、ですわね…」

ゲルトルート「この調子で大丈夫なの…?」


トントン

魔法少女A「円環1名入ります」

まど神「はい」

スウッ


エリー「あ、導きだ」


スタッ

魔法少女B「あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああ」

エリー「」ヒッ


ゲルトルート「め、メンタルケアは…?」

まど神「これがあなたのしてきた事です、以上」

パタン

魔法少女B「ヒグッエグッ…」

ギーゼラ「犠牲者第一号」

ウアマン「取り敢えずはお話だけでもしましょうか」

魔法少女B「グスッ…あなた、たちは…?」

ゲルトルート「あなたと同じ、かつて希望を振り撒いた魔法少女達よ」

エリー「そして魔女になった者達でもある…」

ロベルタ「そしてここが円環の理」

魔法少女B「…あ、あの話は本当だったんだ… けど女神さまがまさかあんな冷酷な人だったなんて…」

パトリシア「エリー、説明できる?あなたのテレビで」

エリー「はいはい」


(説明中)

ゲルトルート「で、あなたが連れて来られるときどんな感じでした?」

魔法少女B「無表情でしたわ…、ソウルジェムの穢れを取ってはくれたんですけど…」

魔法少女B「私の祈りがもたらした結果を箇条書きで言われて!もうロボットかと…」

魔法少女C「あ、Bちゃーん!いたいた!こっちこっちー」

ギーゼラ「ん、友達が居たのか、行っておいで。」

魔法少女B「ありがとうございます!ではまた何処かで」

ゲルトルート「…これは大問題になるかも知れませんね」

イザベル「一番大切な部分持ってかれましたからね… 早急に戻さないと…」

エルザ・マリア「そしてどう戻すか、ですよね」

で、私たちが干渉する方法なんてあるんですか? ない ないね…

ロベルタ「とりあえずこういう事態がある以上」

ゲルトルート「これは…私たちが一丸となるしかありませんね…」

ウアマン「ホント勘弁してほしいよ…」

◇時間が経過し…

まど神「………」

パトリシア「舞台装置の魔女は…馬鹿なの?」

イザベル「もう…これ以上は駄目です…」

ゲルトルート「さやかさんとなぎさちゃんも音信不通ですし…」

エリー「そんなことより業務の方が更に機械的に…円環界も荒れてきてるよお…」

イザベル「円環界って…なに、それ…」

エリー「円環の理の世界でしょ…なに言ってんの」

まど神「…!!」ガタッ

パトリシア「!?」

ゲルトルート「いきなり立った…」

エリー「ああ、ごめんなさい!怒らないで!」ビクビク


まど神「……」コオオオオ

-------

鹿目まどか「そう…私にはもっと別の姿」

「役目があったはず…」

鹿目まど神「それが、どうして」キイイイイイン

ほむら「!!!」ガシッ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

------


まど神「…」

まど神「……」

まど神「………」キラアアア

まど神「なるほど…なるほどね」

まど神「ほむらちゃああああああああん!?!?ううわあああああああああん」怒り号泣

使い魔達「」ビクビク


まど神「うっうっ…あっ…みなさん迷惑をかけてて…ごめんね…」

ギーゼラ「いきなり…どうしたの…?」

パトリシア「いきなり立ったと思ったら泣き始めました…」

まど神「グズッ…私、大復活!」ジャジャーン

まど神「記憶戻ってきたよ全部。私とリンク出来たから!一瞬の間だったけど…」

ゲルトルート「そ、それはなによりで…。で、何が…あったんですか?」

ゲルトルート(本当に戻ってきたのかな…?)

パトリシア(戻ってきた!と言って暴動起こした前例が…)ボソボソ

まど神「えーっと…」



救済に行ってQBと衝突して導こうと思ったけれど、悪魔の力で私を裂いた、

その時に私が人間だった頃の記憶と円環の一部が持ってかれたこと、そして人間の私が女神である私を思いだしそうになり

その瞬間に女神である私が人間の記憶を読み取ったってことだよ!


ズライカ「…妄想が膨らみますわね」

まど神「他人事じゃないよ!それと人間の私!?帰国子女ってなに!?アメリカ!?わかわかんないよ…」ガクッ

まど神「それより、ああっ、上の神様になんて言われるか…!」ガクガク

イザベル「円環業務には問題なかったし大丈夫じゃない?」

ギーゼラ「ちょっとちょっと、もう迷惑かけないでよ!?」

まど神「機械的だったらしいし…ほんっとごめんね」

>救済に行ってQBと衝突して導こうと思ったけれど、悪魔の力で私を裂いた、

救済に行ってQBと衝突して勝利し導こうと思ったけれど、悪魔の力で私を裂いた、

ミスです

ウアマン「で、どうするんですか、その悪魔…は」

まど神「うん、一通りお仕事終えたら、ほむらちゃんとお話に行ってくるね」

パトリシア「行ってらっしゃいませ…、あの、言いにくいんですけど悪い報告が(めちゃくちゃ)ありまして…」

まど神「……」ゴクリ



-----
--
-

まど神「ああああああああああああ」ダラー

ゲルトルート「とうとう女神まで過労で倒れちゃったよ」

ロベルタ「まだ業務はありますよ、ほらほら」

まど神「魔女化しそう」

ロベルタ「あなたはしません」

まど神「…ダメだ、ほむらちゃん所行けるのに何日掛かるんだろ…これ…」

まど神「人間の私が羨ましいよぉ」

ギーゼラ「手伝ってあげてるでしょ、感謝しなさい」

ドンドン

まどかさーん!舞台劇場の魔女がああああ

まどかさーん!円環2名入りまーす!

まどかさーん!新しい子のメンタルケアお願いしますー!

まどかさーん!書類が届いてまーす!

まど神「ああああああ」

ゲルトルート「で、私たちの使い魔は…?」

まど神「当分は無理」

ゲルトルート「そんなあ…」シュン

かなり少ないですが今日はここまでです。

遅筆で更新は不定期です。魔女達の口調はどうしたらいいのか…

宜しくお願いします。

貴重なレスありがとうございます自分で何回も読み返しているので違和感が消失していました。
改善点がいろいろありますね、頑張ります。

>魔女達の口調の違和感
ここが不安でしたありがとうございます。


上の神様って誰?円環の理の上の法則とか?

乙!
ギャグかな?展開に期待

>>24
その当たりは全く考えていないので…独自解釈お願いします

>>26
ほぼギャグです

では書いていきます

◇円環の部屋

まど神「人手がもっと欲しいよ…」

パトリシア「手伝って!といってもいやだ!の一点張りでしたね…」

まど神「うう、機械化の悪影響が…」

まど神「そうだ、さやかちゃんとなぎさちゃんは!?」ガタッ

パトリシア「今更ですね…。ええと、私達の使い魔と同じで取り残されたのかと」資料ペラペラ

まど神「さやかちゃん…私の右腕が…、委員長ちゃんだけだとキツイよー」

パトリシア「まどかさん仕事強引に押し付けてましたからね、慣れてない私だと流石に…」

まど神「ああーー」

虚しく私の叫びが散る。

机の上に散った複数の書類の束…。

まど神「うー、これはどんな内容なんだろ…」ペラペラ

-神様通信-

近頃、あらゆる世界において悪魔が牙を剥き、逆らうといった事態が多発しています。

そこで苦肉の決定がなされ、非常口の設置が…

まど神「」

パトリシア「あ、既に非常口設置済みです。」

まど神「平常運転で安心するよもう…」


\失礼しまーす、まどかさん円環入りまーす/
はーい!さて行ってくるよ!
お願いしまーす


パトリシア「円環作業だけは気分良いのね…」


魔法少女「ありがとうございました、では」

まど神「お疲れ様、ゆっくり休んでね」

ガチャ

パタン

まど神「ただいま~。…導かれる魔法少女が増えてきた気がするよ、少しでも絶望を味わう子たちが減って欲しいなぁ…」

パトリシア「おかえりなさい、希望を願った対価ですもの、仕方無いです…」

パトリシア「そしてこの書類が届いています」スッ

まど神「はーい。」

ペラペラカキカ…キ

パトリシア「ん、どうしたんですか?」


まど神「ねえ…なんで最近になってこう掟がころっころ変わるの?」

パトリシア「神界が時間という概念を蹴っ飛ばした結果らしいです。」

まど神「あ~、通りで頻度が異常だと思ったよ…」ヘター

パトリシア「こちらには時間の概念がある以上、神界の書類が届くまでに時間差が適用されるのでしょうね。」

まど神「私たちは人間と同じ生活をする以上、時間は大切だもんね。」

パトリシア「それとですが、あらゆる神達は掟無視してるって聞きます。」

まど神「そうなの!?」ガタッ

まど神「…駄目だよ、守れてないぞ!って言われるの怖いしなあ…」

シュン

ドサッ

まど神「あ、噂をすれば新しい書類が来たよ」

パトリシア「私が読みます、ええっと…どうやら悪魔が非常口からやってくる事案が発生したみたいです。なので…

パトリシア「非常口撤去で」

まど神「……ツッコミ不足という問題の浮上は時間の問題じゃないかな」

パトリシア「現在、あの世界は不安定ですから…」

まど神「程があるよ!!」

--------
----
--
-

まど神「ねえ、どうして新しい宇宙が沢山生まれちゃってるの?」ペラペラ

パトリシア「さあ…聞いた話だと創世セットとかいう道具でお手軽に宇宙がつくれるようになったとか」カキカキ

まど神「もうなんでもありなんだね」

まど神「容易く神になれたり、法則捻じ曲げるのも簡単になる時代がやってくるのかな…」お茶ズズッ

まど神「…ちょっと不安になってきたよ」



パトリシア「何があるかわかりませんからね、…裂かれた時も不安に?」

まど神「うん、私の手を掴まれた瞬間から世界が書き変わりはじめちゃうんだもん」

パトリシア「あれ…?全宇宙見れているとお聞きになった記憶があるんですけど…」

まど神「あはは…」

パトリシア「相変わらずですね。…もしかしてまどかさん、無限に裂けれたりもして」ふふ

まど神「やめてよもう~」

まど神「…いつかはさけるチーズのように小さくなって裂けれなくなっちゃうのかも知れないね」

パトリシア「なぎさちゃんが布教してたアレですか、面白い食べ物ですよね」

まど神「私は食べたことないんだけどね」ウェヒヒ


パトリシア「ふふ、そうだ、いっそのこと悪魔さんも裂いちゃうとかどうです?」

まど神「!」ピコーン

まど神(その発想は無かったよ、…ほむらちゃんとゆっくりお話する時間なんて取れそうにないし)

まど神(もし一瞬で、一瞬で成功すれば迷惑をかけずに円環界にほむらちゃんを…)

まど神(それに私の力とほむらちゃんには負ける気はしない。いけるかも)

まど神「……それだ」

パトリシア「まさか」


まど神「流石委員長だよー!お手伝いしてもらっててよかった!」ギュ

まど神「それとなんで私は気付かなかったの。裂かれたら裂き返しちゃえばいいんだよ!」

まど神「私、業務投げ出すね。私は私の用事の為に、この時間を使うね」キリッ

ダダダ ガラリ ヒューン

     \すぐかえってくるからあんしんしてー!/

パトリシア「ちょっと待ってください!…窓から行っちゃいましたか…ベタ過ぎませんか」

パトリシア「それと冗談で行ったことを真に受けるなんて…」ハア


まど神「ふふふ、ほむらちゃんに秩序大切にしてる?みたいな事聞かれたけどしーらない!」

まど神「あの雷霆を扱う神様は自分の欲望で連れてっちゃったんだよね、なら私も…」ウェヒー

まど神「とりあえずほむらちゃんを探さないと!」

まど神「ついでに使い魔達が闊歩してるって噂があるから連れて帰れば…!」ヨッシ



まど神「…そういえば私、具現化とか干渉は出来るのかな…」

まど神「えーい、突撃ー!」


◇夜の見滝原、何処かの丘

ほむら「ふふ、まだだめよ、まだだめよ…まだ…」

ザザザ

ほむら「チッ…」

ほむら(不釣り合いな白い物体… きっと、インキュベーターね)

~♪~♪
~♪~♪ クルクル~

ここ、ね。ふふふ

悪魔ほむら「みぃつけた」ガシッ

まど神「」

悪魔ほむら「!?」


悪魔ほむら「…起きなさい」ユサユサ

まど神「」ガックン

悪魔ほむら(気を失っている…みたいね、いや、気があるのかすら分からないけれど)

悪魔ほむら(いえ…どどど、どうして彼女がここに!?私が分断した筈!)

悪魔ほむら「それに人間のまどかはちゃんといる。…まさかあなた自身が潜在的な意識で力を取り返しに?」

悪魔ほむら「…なら、円環の理に突き返してあげるわ。まどかを辛い目には合わせない為にも」ニヤ

ガシッ

悪魔ほむら「え?」ヒッ

まど神「ほむらちゃん掴まえた!」ニコッ 

まど神(ちょっと痛いかも知れないけれど、ごめんね?)

悪魔ほむら「何!い…や!まどかああああああ」

キラキラキラ…ピカッ!!バリイイイイイイン


          \やったーーー!/

----
---
--
-

◇円環の理、まどかのお部屋

ほむら「ん、ここ…は」

まど神「きゃー!ほむらちゃー!会いたかったよー!」ダキッ

ほむら「まどか!?なんで、私…は?」

ほむら(魔法少女姿のまどかが目の前に、何故…)

まど神「ここは円環の理にある私の部屋だよ!」

ほむら「なるほど…そう、ね。導かれたのね、私… うっうっまどかぁ」ギュ

まど神「辛かったよね、お疲れ様…」

まど神「それとね、導いたのとはちょっと違うかなって」

ほむら「…?」グスッ

まど神「言い難いんだけど…あのね…あのね…裂いたの!」ニコ

ほむら「何…を?」


まど神「んー…、そうだほむらちゃん、2度目の世界改変って覚えてる?」

ほむら「いえ…、2度目なんてあったの?私はあなたが円環の理となった時にしか…」

ほむら「その後私は魔獣達と争って…、ごめんなさい、ここから先はわからないわ」

まど神「うんうん、そうだよね。きっとほむらちゃん驚いちゃうよー」


トントン

パトリシア「まどかさーん、帰ってきてますよね?簡潔に纏めたレポート持ってきました」

まど神「ありがとー!、机のうえにおいてってー」

ガチャ

パトリシア「失礼します。あら可愛らしい…新しく導いてきた子ですか?」

ほむら「…誰?」

まど神「えっとね、こっちがほむらちゃんだよ。こっちは委員長の魔女、私の秘書代理だよ」

ほむら「どうも…」

パトリシア「ほむらさんねよろしくお願いしますわ。」

パトリシア「ほむ…え?本当に悪魔を裂くのに成功されたのですか?宇宙の法則とか大丈夫なんですか!?」

まど神「人間としての私が存在してる時点であの宇宙、既に捩じれちゃってるし…」 更には自称悪魔だし(テレ)

まど神「それとね、意外とあっさり裂けるんだよ!私興奮しちゃった」

パトリシア「……」

ほむら「どういうこと?」

まど神「ほむらちゃんには後で説明するつもり、だから安心して?」

パトリシア「無責任ですね…、ほむらさん状況飲み込めてないわよ」

まど神「神話にはね、奇想天外な出来事はつきものなんだよ」

パトリシア「そ、そうですね、では私は、これで…」

ガチャ

バタン

ほむら(…ここが円環の理…全ての魔法少女達の終着駅、だったわね)

ほむら(ならば美樹さやかが先に居るはずだわ…) 


ほむら「まどか、美樹さやかは?いるのならば巴マミや…」

まど神「マミさん達はまだ来てないよ。さやかちゃんは居たんだけど…ちょっと宇宙改変に飲み込まれちゃって」

ほむら「それは大丈夫なの?」

まど神「魔法少女として生きかえったみたい、なぎさちゃんはまだ未確認だけど…」

ほむら「なぎさ…?」

まど神「あ、なぎさちゃんはお菓子の魔女だよ!」

ほむら「お菓子の魔女…、いい思い出は無いわね」


ほむら「そういえばさっきの会話の中で気になった単語が複数あるのだけれど」

まど神「そうだった、…話せば長くなって不快な気持にさせちゃうかも…、それでもいい?」

ほむら「ええ、まどかがいるんですもの、大丈夫よ」


その前にお風呂入ろうか!
                  行ってらっしゃい
   ほむらちゃんも行くんだよ!
                    え、わ、わたしは
           ごーごー
             あなた性格変わったわね…

これから用事があり更にはきりがいいのでここまでです。
ゆっくり物語を書いていこうと思ったのですけど急ぎ足な感じがしますね…ありがとうございました。

おや?まどほむか?

>>51
これからまどほむ成分多くなっていくかなーと、

では投下します。

◇脱衣場

まど神「ほむらちゃんと入るの初めてかも!」

ほむら「わ、私は過去のループで…数回…」ドキドキ

まど神「…そうだったね、そんな時間軸もあったね」

ほむら「ふふ、顔が怖いわよ、まどか」

ほむら(まどかにまた会えてよかったわ。…私の大切な人)

ほむら(…そうだわ、まどかのリボンちゃんと返さなきゃ)

ほむら「…あれ」ピタ


まど神「どうしたの?ほむらちゃん」

ほむら「…リボンが…無いわ……」ガクガク

まど神「リボン?えーっと、それはね」

ほむら「…どうしようまどか、私、あなたに会ったらリボンを」ガクガク

まど神「聞いt

ほむら「ああ、魔獣達のこうげきで、まさか」ガクガクガクガク

まど神(オロオロ)


ほむら「あのリボンは私を…支えてくれた。なのに、魔獣達に」

まど神「…辛かったよね。…私の方こそ遠くに行っちゃってごめんね」オロオロ

まど神「それでね、リボn 「うわあああああん、ごめんね、ごめんなさいいい」グスッエグッヒグッ

まど神(困ったなあ、完全に感情の糸切れちゃってるよ…)

まど神(…ほむらちゃん)

まど神(そうだ…もう離さないよ)

◇円環の理

ゲルトルート「…おはようございます、本日も天気がよろしいこと」

ゲルトルート「今日も薔薇のお手入れ頑張りますわ。」

ゲルトルート「…とりあえず運勢のチェックからね、毎日ちゃんと確認しないと気が済みませんから…」テレビポチ

本日の運勢はーーー?おとめ座のあなたー

ティロロン♪

ゲルトルート「…あら?速報だなんて…、初めて見ますわ」



テロップ【魔法少女の楽園である円環の理の主、鹿目まどかさんが…

           暁美ほむらさんと婚約を結ぶというが発表なされました】

ゲルトルート「」


ガチャ

ズライカ「薔薇園の魔女ちゃん!聞いた!?ほむらってあの悪魔だよね悪魔!!妄想g バキッ


------
----
--
-

エリー(これ…流していいの…?)

エリー(朝一で叩き起こされてこんな事を…働きたくないでござる)

エリー(…見返りがあればいいんだけど) カタカタ

エリー(ああ…) ポヤポヤ…

     まど神「やったよ!まさか夜の間に申請が通っちゃったよ!時間の概念が無い神界ってすごい!」キラキラ

     まど神「そうだ!エリーちゃん!この文章流して!お願い!」

     エリー「嫌だといってもさせるんでしょ、わかってますよ、もう… それとハンドルネームで呼ばないでください」



エリー「…終わったので帰っていいですか?」

まど神「お疲れエリーちゃん!今度神界から届くパンフレットで7つくらい好きなの買っていいからね!」グッ

エリー(7つ…あのボール取り寄せちゃおうかな…)

エリー「ではー…」

ダダダ ガチャ

ほむら「まどか!?」

まど神「ほむらちゃんは私の嫁となったのだああああ!」

ほむら「美樹さやかの真似事はやめなさい!」

エリー(……)ヘー

-------
----
--
-

◇薔薇園

ギーゼラ「いきなりすぎて笑っちゃったよ、まさか悪魔と婚約だなんてなあ」

ゲルトルート「あなた、朝のテレビ見るのね…」パチン

ギーゼラ「いやラジオなんだ、声はエリーっぽかったな、軽く変声でもしてたんじゃないか?」

ゲルトルート「それとバイクは薔薇園の近くにおかないで。」パチン

ギーゼラ「バイクね、ちょっと動かしてくるよ」

ゲルトルート「行ってらっしゃい。…もし、エリーが居たら連れてきて貰える?」

ギーゼラ「はいはい」

-----

エリー(眠いわ…帰ったら寝ましょ。)スタ…スタ…

ギーゼラ「おはよう、エリー。相変わらず怠そうに歩いてるな」

エリー「おはよ…どうでもいいけどハンドルネームで呼ぶのもうやめて…」

ギーゼラ「ならキル

エリー「それもだめ、…なんで真名知ってるの?」

ギーゼラ「それとちょっとついてきてくれ」

エリー「」




ギーゼラ「連れてきたぞー」ズルズル

エリー「寝させなさいよ」

ゲルトルート「二度寝は毒よ、…質問だけど朝のアレは何?」

エリー「命令されました、以上。」

ゲルトルート「相変わらずの神様だこと…」

ギーゼラ「悪魔はどんな感じだった?」

エリー「悪魔と思えないほど清楚で綺麗、…それと委員長から聞いたんですけど自称らしいです」

ゲルトルート「はい…?」

ズライカ「自称?どうぞ、続けてください。」メモメモ

ズライカ(妄想が膨らんできます)

ゲルトルート「あなたがいると話が進まなくなるわ…」



◇円環の部屋

パトリシア「えーっと、『まどかさんってレズだったんですか!?』という文章や祝いの花束があちこちから届いてますが…」

まど神「ち、違うよお!ただ、ほむらちゃんとずっと一緒にいたいなーって」

パトリシア「それが婚約ですか。すぐ認める神界も神界ですけど…」

ほむら「まどか、素直に…。私は嬉しかったわ、…おいで、まどか」

まど神「…えへへ、大好き。もうずっと一緒だね…」ギュ

パトリシア「レズ決定、と…」カキカキ

ほむら「それとまどか…、昨日そばにいてくれてありがとう、あなたがいなかったら…」

まど神「大変だったんだからねー、リボンについてはまだ説明も出来てないのに…」

まど神「…泣き顔のほむらちゃん、可愛かったよ」プニプニ

ほむら「まどか…!」グスッ

パトリシア「えー、そこから先は勤務時間外でやってもらえますか?」

まど神「ウェヒヒ… さーて、今日の書類はなーにかな!」ペラペラ

ほむら「…私も手伝うわ」


現在神界では目玉焼きについて熱い議論が行われている。

固焼きか、それとも半熟か、そのアンケートを…


ほむら「どっちでもいいんじゃないかと」キリ

まど神「決定、はい次」

パトリシア「あの」

まど神「何?委員長ちゃん」

パトリシア「どちらでも良いという回答は無効とする、と赤文字で…」

ほむら「……」

---
--
-

ほむら「神様のお仕事って随分楽なのね…」

まど神「今は基本的に導き作業以外は無いね、ゆっるゆるだよー」

   \まどかさーん、円環入りまーす!/

まど神「はーい!じゃ、言ってくるね!」

アルティメットモード!

ほむら「行ってらっしゃい、…凄い服装なのね、恥ずかしくないのかしら…」


トントン

パトリシア「どうぞ」

ゲルトルート「失礼します、(一応)祝いの薔薇を持ってきましたわ」

パトリシア「ありがとう、飾っておくわね」

ほむら「…どうも、暁美ほむらです。」

ゲルトルート「あら、あなたが婚約者なのね、そして悪魔でもある、と…」

パトリシア「自称悪魔らしいですけど」

ゲルトルート「…」

ほむら「あの…質問が、悪魔って、何かしら?私の事、よね」

ゲルトルート「まどかさんまだ教えてなかったの!?」

パトリシア「そのようで…」

ほむら「教えて、くださいますか?まどかはきっと隠す所があるでしょうから」

パトリシア「そうですね、彼女はとても優しいですから」



ゲルトルート「まずは…あなたのソウルジェムが濁っているのに急に感知出来なくなったと聞いたわ…」

原因はQB達が遮断フィールドであなたのソウルジェムを囲ってしまった。円環の理の干渉を遮断し、更には観測する為に。

次に起こした行動はあなたのソウルジェムで実験を始め、それに耐えれなくなったあなたは内側に結界を形成し…

…そしてまどかさんが導こうとした瞬間にあなたは裂いたまどかさんを。

パトリシア「虚ろ目で帰ってきたまどかさんはホント怖かったですね」

ゲルトルート「いい思い出だわ、恩をたっぷり売れたもの」ふふ

ほむら(わたし、がまどかを?嘘…そんな…)クラクラ

ゲルトルート「あら、聞いてるかしら?…まだお話の続きあるのだけれど…大丈夫?」

ほむら「え、ええ…」

パトリシア「そしてある程度日がたったの、そしたらね…」

こらーー!

バタン

まど神「私が説明するつもりだったのに!ずるいよー」

パトリシア「あら、お帰りなさい」

ほむら「まどか…」

まど神「あはは…、けどお話には続きがあるから、ここからは私が教えるね」

まど神「私はね、二人いるんだよ二人。」

ほむら「裂いた…のでしょう?円環の理と人間、のあなたを」

まど神「あたり~。そして世界が改竄され、私は世界の一員となって、見滝原中学校に転校してきたの」

まど神「なんと私は3年ぶりにアメリカから帰ってきた帰国子女なんだよ!笑っちゃうよね~」

ゲルトルート「…英語喋れるのですか?」

まど神「向こうの私も喋れるよ、私はペラペラってレベルじゃないけど」エヘヘ

パトリシア「あれ、そうなのですか。…まどかさん、異国の魔法少女を導く際にはどうなされて…?」

まど神「日本語を話して困惑させるの」

ゲルトルート「」

まど神「もー、ジョークだってばー」

ゲルトルート「言っちゃいけないジョークでしょそれ…」ガクガク

パトリシア「何時も通りで安心します」

ゲルトルート「それはおかしいわ、おかしい」


ほむら「でもなんであなたは人間の記憶を持っているのかしら…?」

ほむら「人間のまどかと繋がっては、いないのでしょう?」

まど神「……気付いちゃったんだね。」

まど神「ふふ…」

ほむら「まど…か?」

まど神?「…暁美ほむら、君の実験は現在も継続中なんだ」

まど?「君の記憶から今の現状を作り出している。」

QB「…円環の理、観測させてもらったよ」

ほむら「インキュベーターあああああああああああああああああああ!!!!!」

QB「さて来てもらおうか、暁美ほむら。円環の理の終着駅を見届けるよ」

QB「来 る ん だ」ガシッ

QB「…」ギュー

マホーカイジョ

まど神「…」サワサワ

ほむら「もう、ふざけな、いで…」カアアア

ゲルトルート「ツッコミ疲れたんでもうやめてくれます?」

まど神「…薔薇園の温室つくるのやーめた」

パトリシア「ほんとすてきなおくにですわね」

今日はここまでです。毎日更新を目標に頑張ります。
ありがとうございました。

軽い気持ちでトラウマ抉ってくるなこの神
そういえばお迎えも何故かワルプルギスの使い魔の象でやって来たし

本編のまどかって空気読みすぎて自縄自縛になる傾向があったけど、
ここを含めて大抵の神まどかって空気読めないというか読まないよね

レスありがとうございます。頑張ります。

>>77
トラウマ抉りはギャグだから…問題ない!

>>79
どう見てもハシャイジャッテの上位です、本当にありがとうございました。
毎日を面白くて愉快に過ごそうと、女神まどっちは頑張っています。

少なめですが、投下します。

ゲルトルート「…新しく導かれる魔法少女達はがっかりするでしょうね」

パトリシア「これはこれで楽しいですわ」

ゲルトルート「まさかあなた傍観してるだけだったりするの?」

パトリシア「それが私の性質です」

ゲルトルート「…私、人間不信になりそうですわ」

パトリシア「ふふ、嘘ですよ。…それ、あなたの性質じゃなくて?」

まど神「ねえほむらちゃん、QBの真似どうだった?」

ほむら「もし私が魔法少女だと魔女になってたわよ」

ほむら「ソウルジェム換算だと…そうね、5個は軽く飛んでたでしょうね」

まど神「よかったー、このネタしたかったんだよー」ウェヒヒ

まど神「それにこの程度じゃ最近だーれも驚いてくれなくて…」

ゲルトルート「あなたの言う事が強烈すぎてみんな慣れたのよ」

パトリシア「あなただけ慣れてないように見えますけど…」

ゲルトルート「……ああ、さやかさん早く帰ってきて、ツッコミ不足が」クラクラ


まど神「そういえば使い魔達回収してくるの忘れた、次の回収予定は未定だよ」

ゲルトルート「ああああああ」ウジュルウジュル


     \ちょ、魔女化やめてー!/

             \黙りなさいいいい/

    キャー 


パトリシア「…魔法少女ローズ☆マギカ 叛逆の物語」


//////


◇夜の見滝原、何処かの丘

悪ほむ「……」

悪ほむ「……zz…zzZZ」カクン


悪ほむ「…あら、寝てしまっていたわ…」

ズキズキ…

悪ほむ「うう、…寝不足ね。頭痛が…」

悪ほむ「ここに来る頻度減らそうかしら…」ハァ

QB「やっと起きたね。口を挟むけれど、不健康にも程があるよ、暁美ほむら」

悪ほら「あら、いたのね」

QB「報告があるよ、君が寝ている間に鹿目まどかが円環の理と同化をh

悪ほむ「なんですって?」ギロ

QB「続けるよ…けれど同化はしなかった」

QB「本人が跳ね返したのか。もしや円環の理がそれを拒絶したのか。」

悪ほむ(………)

QB「君の力が同化を防いだのか、僕たちにはわからない。」

QB「…まさか君の力がここまで強いとは、これが愛っていうモノなのかい?」

悪ほむ「皮肉のつもり?ふふ、随分と感情が理解できるようになってきたじゃない」

悪ほむ「私の特別教育の賜物ね」

QB「やれやれ…」ズウッ

悪ほむ(…)パン

QB「パァン」

QB「…これが教育だと言うのならば、もう駄目だn」パァン

QB「あのn」パァン

悪ほむ「ふふ、6連鎖ね、最低記録ね…」

……

悪ほむ「そうね… 今になって私の力が世界に馴染んできたのかしら…」


悪ほむ(数日前、私がここで倒れてから急速に私の世界が安定し始めた…)

悪ほむ(私が倒れたのが原因か知らないけれど…良い方向に動いたわね)

悪ほむ(とりあえずは現状維持に力を入れましょう…)

悪ほむ(…暖かい物が飲みたいわ)

◇円環の理

まど神「…ん、まただねー」アルティメットー

ほむら「お仕事かしら?」

まど神「んーん、人間の私が円環の理の断片を持ってるってお話はしたよね?」

ほむら「ええ」

まど神「それがトリガーとなって…」

ほむら「まどかと同化しそうになるのよね、…私は大変な事をしたのね…」

ほむら「…あの結界内で何があったかは知らないけれど、私は…」

まど神「心配しなくてもいいよ。私にも責任があるから…」



まど神「…そうだ、私の記憶ちょっとだけ送っちゃおうっと」ウェヒヒ

まど神「ほむらちゃんと婚約しました。」ボソ

ほむら「えっ、まどか!?そんな事したら不安定になっちゃうんじゃ…」

まど神「送るといっても夢で見るくらいだから、安心して?」

ほむら(安心していいのか悪いのか…)

まど神「どうも人間のほむらちゃんは人間の私とあまり関わりたくないみたいで…」

ほむら(…私はまどかと幸せをここで…けれど本当の私はまだ戦っているのね)

まど神「あ、私のほむらちゃんも人間のほむらちゃんと同化する危険性があるのかも…」

まど神「その時は私の力、使ってね。」

ほむら「どう使うのかしら…」

まど神「こうやってぎゅーって!」


まど神「ね?ほむらちゃん…」ギュ

ほむら「…早いわよ、まだ…」

ほむら「そ、それと思ってたけど婚約は流石に早いんじゃ…」

まど神「嬉しいって言ってくれたのは誰かな」プクー

まど神「…因みにだけど先にさやかちゃ

ほむら「えっえっ」アワアワ

まど神「ウェヒヒ、嘘だってばー」

ほむら「もう…」

まど神「よし、送信完了!こういうのワクワクするよねー」


//////


パトリシア「温室作ってもらえるようでよかったじゃないですか」お茶ズズ

ゲルトルート「根はとても優しいですから…」ズズ

パトリシア「まどかさんといると、毎日面白いですよ。」

ゲルトルート「よく耐えられます事…」ハァー

ゲルトルート「…明日から薔薇園の整理、数少ないアーデルベルト達と頑張りますわ。」

パトリシア「そういえば、まどかさんは園芸部と手芸部の掛け持ちだったらしいですね」

ゲルトルート「ええ、ガーデニングを手伝ってくれている時のまどかさんは好きですわ、なんと言っても…

パトリシア「……ふふ」



ここまでです、ありがとうございました。

ゲルトルートさん自分の中で性格が決まっているので扱い易いです。

…本来は悪魔メガほむで書いていたのですけど安定が全くせず、悪ほむとして書いていきます。
円環の理にいるほむらちゃんはダークオーブの底に眠る魔法少女としての力をまどっちが奪い、
リボほむの記憶を読み取り上書き円環送りーというわけです。

完全にご都合主義です、ありがとうございました。

◇薔薇園


ゲルトルート(ここにこれを置いたほうがいいかしら?うーん…)

アーデルベルト(!! ゴシュジンサマー!)

ゲルトルート「なにあなたたち?」


 \手伝いにきたよー!/


ゲルトルート「あら、来たみたいね。」

ゲルトルート「何度も言うけれどあなたたち、もう警戒しなくていいのよ?」

ゲルトルート「ここを荒らす人間はだれひとりもいないのですから…」

アーデルベルト(……)フワフワ



ガサッ



ゲルトルート「…取り消すわ、休園中の筈なのに無断で入ってきてるって事は、荒らしに来たのかしらね?」ニコ

ズライカ(ばれた…)


頭突きー ぐえ

まど神「円環の理の名所のひとつ、薔薇園の魔女のお庭です!」

ほむら「見渡す限りの薔薇ね…」

ほむら「…綺麗な場所、おとぎ話に出てくる場所みたい」

まど神「ふふ、薔薇園の魔女は私が育てた」

ゲルトルート「確かにツッコミだけはあなたに育てられたかもしれないわ。」

ゲルトルート「ようこそ、私の薔薇園へ」

ゲルトルート「温室の整理は手付かずなの、早速だけどお願いしますわ」

まど神「うん、まかせて」

ほむら「私に出来る事があれば」

まど神「で、何処にあるのかな?」

ゲルトルート「こっちに作ってもらったの、案内するわ」


テクテク

ほむら(本当に綺麗ね… 花園をゆっくり見るという経験はあまりしたことなかったわね…)

ほむら(桃に紫、フェンスに絡みつく鮮やかな黄の薔薇)

ほむら「様々な色の薔薇のトンネルも… まるでお城ね」

ゲルトルート「気に入って貰えたかしら?」

ほむら「ええ、とても…」

まど神「薔薇園には力を入れてるからね。みんなの憩いの広場だよ。」

ゲルトルート「皆の協力のおかげで助かっているわ。」

ゲルトルート「不定期だけれど最近は魔法少女の楽団がやってくるようになったわね、噴水周りはにぎやかになるわよ」

まど神「そうなの?聞いてみたいな」

ゲルトルート「ふふ、楽しいわよ」

まど神「今度はいつくるのかな?楽しみだなー」

ほむら(………)

 


ゲルトルート「ところでですけれど、私の使い魔達の回収はまだかしら…?」

まど神「え、えーっと、一応回収に行ったのだけれど…」


 まど神「みつけたよ!さて帰ろう?」
 
 アントニー達「帰れない 帰れない」

 まど神「あれ、なんで…?」

 アントニー達「この薔薇達 ひとりぼっち かわいそう まだだめ、少しだけ」

 アントニー達「少しだけ」クンショウニギリ

 まど神「……」

まど神「というわけなんだけれど…、相談すればよかったかな…ごめんね…」  

ゲルトルート(………)

ゲルトルート「いえ、結構ですわ…」

まど神「ごめんね…」

ゲルトルート(薔薇達が苦しむのは彼達もみたくないのね)

ゲルトルート「ふふ、流石私の使い魔ね…さて、彼達の分まで頑張ってもらうわよ!」

ゲルトルート「あ、忘れていたわ、はいエプロン」

ゲルトルート「それと棘で傷つかないように注意を払って頂戴」

まど神「はい、先生」

ほむら「わかったわ」


ゲルトルート「では行きましょ」

ゲルトルート「…あら?」


   ほむらちゃんエプロン似あう~
          まどかのほうが似合ってるわ
    もー、そんな事いってー
            嘘はついていないわ
  私も嘘ついていないんだけどなー?
              ふふ
     笑みで誤魔化さないでー あ、結びなおしてあげるよ


ゲルトルート「………予想はしていたけれど…」ハァ

ゲルトルート(…あのふたり温室に閉じ込めてしまおうかしら)

ゲルトルート(薔薇達があのふたりが放つ強烈な毒を吸い取ってくれるのを期待して……)

本日はここまでです。平日毎日更新はちとキツイかもしれませんね…。
円環の理の日常をだらりと書いていこうと思います。自分の書きたいことが終わるまで付き合いをどうぞ宜しくお願いします。

必要なのは薔薇じゃなくて百合だろ!!

乙でしたーほのぼの系はむしろだらだら続いたほうがありがたい

>>105
ゲルトさんが百合園の魔女だったら…!
しかし薔薇園は…これ以上は駄目ですね

>>106
ありがとうございます。もっと面白いのが書きたいけれど…
文章力不足です、ありがとうございました。

薔薇園の続き投下します。

薔薇運び中~

ほむら「まどか、肘に泥がついているわ」

まど神「おっかしいなあ… あ、ほむらちゃんは髪に付いてるよ」

ほむら「あら、髪が長いと厄介ね…」

まど神「そうだ髪結んでみようよ。ポニテとかどうかな?」

ほむら「いい案ね、けれどゴムが無いわ…」

まど神「私のリボン貸してあげるよ、ほむらちゃん前向いて」シュル

ほむら「お願いするわ」


バサッ


まど神「暁美貞子さん」

ほむら「もう、遊ばないで…」




ほむら「違和感がするわね、慣れないと大変…」ポニテー

まど神「ふふ、私もポニテ~」

ほむら「元気な子、って感じがするわ」

まど神「まだ中学生だから当たり前だよ!」


ゲルトルート(永遠の じゃなくて…?)




ゲルトルート「ほむらさん、ちょっとこれをお願い出来ます?」苗

ほむら「ん、わかったわ。  いたっ…!」ガリッ

ゲルトルート「あらら、手の甲が…、手袋を渡しておけばよかったわ」

ゲルトルート「…悪い棘はこれね」パチン

ゲルトルート「消毒液とガーゼ持ってきます」

ほむら「いえ、この程度大丈夫」

ゲルトルート「駄目よ消毒しないと。待ってて」



まど神「ほむらちゃん、傷見せて?」

ほむら「まどか?」

まど神(……)ペロ

ほむら「ぁ、ぇちょ、ちょっと」カァァ

まど神「えへへー、舐めると傷の治り早いんだよー」

まど神「あれ、ほむらちゃん?顔赤いよ、薔薇みたい~」ペロ

ほむら「誰のせいだと…」んっ

まど神(あ、血が…)ペロ


ほむら(……ああ、更に上の領域へと導かれちゃうわ…)





ゲルトルート「お持ちしま……またですか」



まど神「まだだめだよ」ペロ

ほむら「絶対楽しんでるでしょ!…なら」ペロ

まど神「…ほっぺはずるいんじゃないかな?ほむらちゃん」指パクッ

ほむら「……ずるいって言葉そのままお返しするわ」パク

まど神「ほむらちゃんのあじがする~」

ほむら「…こっちはまどかのあじがするわ」

まど神「ウェヒー」



ゲルトルート「………」ヘー

ゲルトルート「そういえば魔法があったじゃない」

ゲルトルート「私ってホント馬鹿…」

◇そして夕暮れ

ゲルトルート「今日はご苦労様。」

ゲルトルート「そうそう、ほむらさんの傷は大丈夫かしら?  …愚問でしたわ」

まど神「魔法使っちゃいました!」

ゲルトルート「甘美なる魔法でしたね」

ほむら「甘美…?」

ゲルトルート「私も舌での治癒魔法、練習しようかしら」

まど神「見てたの…」カァァ

ほむら「///」カァァ


………


まど神「ほーむーらちゃん!こっちこっち、夕焼け綺麗なんだよー」

ほむら「ふふ、そんなに急いでいたらこけるわよ」



ほむら「まどか、手、繋ぎましょ?」ギュ

まど神「セリフ、奪われちゃった」




アーデルベルト(ゴシュジンサマー)フワフワ

ゲルトルート「あら、彼女たちが来たのね、入れてあげなさい」




楽団の魔法少女A「失礼します、休園中とありましたが…大丈夫ですか?」

ゲルトルート「心配しなくていいわ、存分に練習して行って頂戴、それと…」チラ


     薔薇園の丘にふたりの少女


楽団の魔法少女B「なるほど…。ではあの楽曲を」

楽団の魔法少女C「ルミナス、ですね」


――――――
――――
――

本日はここまでです。ありがとうございました。
楽団の魔法少女達はオリジナルです。

◇円環の理、まどかのおうち

ほむら「ごちそうさま、片付けは私がやるわ」

まど神「ありがとう、ほむらちゃん。」


カチャカチャ

ほむら(円環の理、本当になんでもあるのね。楽園だから、で済んでしまうけれど…)


カチャカチャ、カチャ…




まど神「食後のお菓子なににする?」

ほむら「そうね、カステラとかどうかしら」

まど神「なら紅茶がいるね!私は牛乳を入れてミルクティーにしちゃおうかな」

ほむら「ふふ、なら私も入れちゃおうかしら」

まど神「だーめ。私、紅茶も飲みたいの」

ほむら「なら最初に紅茶飲んでから入れたらどう?」

まど神「それもだめー」

ほむら「…えっ?」

◇見滝原

まどか…ほむらちゃん…

もうずっと一緒だよ。ええ、もう…ずっと…。

まどか「……」ハッ

まどか「……はー……夢落ち…すごい夢、見ちゃったかも」



――――――



いってきまーす!




さやか「おはよ、まどか!」

杏子「おっす、最後なんて珍しいじゃん」

まどか「えへへ、ごめんね?」

杏子「謝る必要なんてどこにもねえぞー」リンゴカジ

さやか「あれ杏子、カバンに林檎しか入ってないように見えるんですけどー?」

杏子「心配すんなって、枕もある」

まどか「寝ちゃうの!?」

さやか「あんたなんで学校行ってんの…?

さやか「ふふ、誠実な私の爪煎じて飲ませてやろうか!」

杏子「さやかも授業中寝てるだろ!飲むのならまどかだな」

まどか「喜んでも、いいのかな…」ウェヒヒ


さやか「全く…、そうだまどか、土日なにかあった?」

まどか「ひとつだけ…変なお話になるんだけれど」

まどか「私がタツヤと遊んでたら急にね、私がふたりーって言いだしたの」

まどか「その言葉聞いた瞬間、なにか寒気が走って…」

さやか「まどか、まさかー?」

杏子「怖いのか?」

まどか「ち、違うよ!ふ、不思議だなー!って」

さやか「おやおや?誤魔化しきれてないぞー?」

杏子「因みにだが子供は見えないものが見える、って言うよな…?まさか」

まどか「…嘘だよね?嘘嘘、きっとうそ」

杏子「………」ジー

まどか「な、なに、かな?」

杏子「…朝から邪悪な力を感じると思ったらまどかからだったのか」ギロ

まどか「ヒッ」

さやか「教会に住んでたあんたが言うと冗談に聞こえないんですけど…」





さやか「あれ、まどか?おーい、まどかーーー」

杏子「…やりすぎたか」

◇学校、休憩中

さやか「まどか、元気出しなよ」

杏子「すまん、からかっただけなんだ」

まどか「それは、いいんだけど…」

さやか「ならどうしたのさー」

まどか「私がふたりってタツヤが言ったのはなんだったのかな、って」

杏子「聞き違いとかだったんじゃねえのか?」

さやか「鏡に映ってたとか?」

杏子「なんならさやかが、どうにかしてくれるぞ」

さやか「なんで私なのさー。」


さやか「あ、ほむら、まどかの話、聞いてやってよ」

ほむら「…私なんかでよかったら、どうぞ?」

杏子「全能賢者であるほむら様がきたならもう解決だな、さやか、購買行こうぜ。」

さやか「はいはい」


………

まどか「って事なんだけれど…おかしいよね、私の思い過ごしだよね」

ほむら「そうでしょうね、あなたはひとりしかいない存在だもの安心しなさい」

ほむら「それに邪悪なものは明るい家庭などが嫌いなものよ、自信を持ちなさい。」

まどか「えへへ、ありがとう。」

ほむら「…もし本当に気になるのなら魔除けでも」

まどか「大丈夫、気持ちだけで十分だよ」

ほむら「そう、ではまた」

まどか「あ、ほむらちゃん!」



まどか(あ、え…えーっと…)

ほむら「何かしら?」

まどか「…今度、何か食べに、行かないかな?」

ほむら「そうね、カステラとかどうかしら」

まどか(カステラ…)

まどか「約束だよっ!今度メールするね」



ほむら(え?何故私は…カステラ?)キョトン

ほむら(どこかで見たのかしら…)

ほむら(断るべき)

ほむら(いえ……たまには遊びに行くのも、いいか)

◇屋上、昼休憩

さやか「ほむらと遊びに行く!?あんたよくやるわぁ…」

杏子「流石帰国子女は違うな。ポテチ開けたぞ、食うかい?」バリリ

まどか「えへへ、頂きます。つい誘っちゃった……」パリ

さやか「もうそこまでの仲?…ま、楽しんでおいでよ」ヒョイヒョイヒョイ

杏子「ほむらが学校以外にいるってのがまず珍しいからな」



杏子「…おい、取り過ぎだっての」

さやか「んー?」パクパク

杏子「さやか、弁当のおかずよこせ」

さやか「もう食べちゃったんだけど…」

杏子「まどか、今日はさやかの奢りだ、購買いくぞ!」

まどか「え、いいの…かな」

杏子「いいんだよ!ほらいくぞ」

さやか「私、奢るなんて言ってないぞーー!?」

◇ほむホーム

ほむら「…」携帯ニギリ

~♪

ほむら「き、きたわ。え、で、電話!?すぅ…はぁ…」

ポチ

ほむら「もしもし、暁美です」

まどか『ほむらちゃんこんばんは~』

ほむら「ええ、こんばんは」

まどか『いきなり誘っちゃってごめんね?迷惑、だったかな』

ほむら「問題ないわ、こっちこそカステラだなんて言って…」

まどか『ふふ、久しぶりのカステラだよ~、そうだ紅茶も一緒に飲みたいな?』

ほむら「いいお店を知ってるわ、連れてってあげる」

まどか『…こっちが誘ったのにお店知らないって変だよね…』

ほむら「アメリカから帰ってきたばかりだもの、仕方ないわ」

まどか『そう…かな?けどそんなにも変わってない気がするなー』

まどか『……むしろ変わったのは、私の方だったり……』


まどか『なーんてね!あまり変わって無くて安心したの…』

ほむら(……)

まどか『あれ?ほむらちゃん?』

ほむら「あ、ええ…。街というのはあまり変わらないものよ、安心して?」

ほむら「それで行くお店なのだけれど…水曜日でいいかしら。その日は午前授業なの」

まどか『楽しみだなー。…そうだ、ショッピングもしちゃおうよ!』

ほむら「そうね、付き添ってあげるわ」

まどか『えへへ』


◇水曜の午後

タタタ

まどか「ほむらちゃーん!こっちだよー」

ほむら「待たせちゃってごめんなさい、先生に呼び出されていたの。」

まどか「大丈夫だよ、まだ時間はたくさんあるから!」

ほむら「そうね、なら行きましょうか」

まどか「うん!」


………

ほむら「…まどか、あの時はごめんなさい」

まどか「え?何のこと、かな?」

ほむら「転校当日に私が渡り廊下で…不快感を覚えてしまったわよね、ごめんなさい」

まどか「気にしないで。それに赤いリボン、ママ喜んでたの、好みにド直球!って」

ほむら「それはよかったわ」

まどか「…けどほむらちゃんあの後泣いてたよね、私、理由が知りたいな?」

ほむら「泣いてないわ」

まどか「それに私のほうが似合うって…どういう事か教えてくれるかな?」

ほむら「そのままの意味よ」

まどか「抱きつかれたのは驚いたな?」

ほむら「貧血だったの。」

まどか「そして秩序とかのお話はなんだったのかな?」

ほむら「空耳よ」

まどか「なにそれー、深く考えないでいるけど…」


まどか「…そういえば黄色いリボン、何処に行っちゃったんだろ」

まどか「私それが気掛かりで、もし怒られたらどうしよう、って思っていたのでしたー」

ほむら「考え過ぎよ、名前が書いてあるわけでもないでしょう?」

まどか「それもそうなんだけど…不思議だなって」

ほむら「私は風で飛んで行ったんじゃないかなと思っているわ」

まどか「窓、開いてたっけ…?」





ほむら「ここよ、この和菓子はとても美味しいの」

まどか「あれ、カステラって和菓子なんだ」

ほむら「元は南蛮菓子、そこから独自に発展したのがカステラ、だから和菓子なの」

まどか「へぇー、初めて知ったよ…」

ほむら「それと残念だけど紅茶は無いみたい。緑茶がサービスで出ると思うわ」

まどか「和、って感じがするね!」




ほむら「カステラ2人と…」

まどか「あ、羊羹美味しそう」

ほむら「なら私は団子も頼もうかしら」

まどか「お団子いいなー、苺大福も食べてみたいな!」

ほむら「ふふ、なら決まりね。」

……


まどか「しっとりしてて美味しいー」

ほむら「久しぶりに食べると一層美味しく感じられるわね」

まどか「舌が溶けちゃいそう!和菓子向こうじゃ食べる機会がなかったから…」

ほむら「アメリカのお菓子…あまり好印象じゃないわ」

まどか「美味しいのもあるんだけどね…、見滝原に帰ってきてよかったー!」

ほむら「ふふ、おかえりなさい」

ほむら(………)ダンゴモグ

まどか「あ、団子ひとつ頂戴?」串パク、

ほむら「えっ、えっ」

まどか「あ、……」カァァ

ほむら「…美味しかったかしら?」

まどか「うん…」

ほむら「なら羊羹ちょっと貰うわよ。」

まどか「あー、最後の一口!ずるいよー」

ほむら「ずるいのはどちらかしら?」

ほむら(他のお菓子より、各段と甘いわ…)



アリガトウゴザイマシター



ほむら「あら、お持ち帰りかしら?」

まどか「うん。家族のみんなにおみやげ」

ほむら「きっと喜ぶわ。」

まどか「えへへー、…変なお話だけどほむらちゃんとカステラ食べたの2度目な気がするの」

ほむら「どういうこと…?」

まどか「わからないけど…そう思っただけー」ウェヒヒ

ほむら「もう…」


ほむら(まさか、ね…。)チラ

まどか(なわけないよねー…)チラ



…気になる。



「「あの」」


……えーい!


「「ミルクティー」」


「「飲まない?」」


ふふっ、あはは、ふふふふ!


まどか「おかしいよね!」

ほむら「ええ、全くね。同じ夢を見ちゃうなんて…」

まどか「……手、繋ごう?」

ほむら「ええ」ギュ


ほむら(何の影響で同じ夢を見たのかわからないけれど…、こんな日常、待ってた。)






まどか「それと、ほむらちゃんと私、婚約してる夢見たの!!」

ザワザワ ザワザワ

ほむら「」

まどか「え、え?…///」

今日はここまで、ありがとうございました。

ほむら「えとその、え?」

まどか「ゆ、夢の中のお話だからね!?」オロオロ

ほむら「知ってるわ。私でも夢で見た時は」

ほむら「あ……」カァァ

まどか「……えへへ」

ほむら「とりあえず、お買い物、しましょうか……」

まどか「顔真っ赤だよ」

ほむら「言わないで頂戴……」

まどか「そうだ、あのお店気になってたんだ、行かない?」

ほむら「ええ」


まどか「変なものや面白いものがいっぱいだよー」

ほむら「ふふ、そうね、これなんてどうかしら」

まどか「派手すぎないかな……?」

ほむら「このメモ帳面白いわね」ペラペラ

まどか「それ私も買いたいなー」

ほむら「あら、お揃いになっちゃうわね」ふふ


まどか「ほむらちゃん、ねこみみがあるよ」

ほむら「……買ってあげましょうか?」

まどか「本当に?」ニコ

ほむら「……え?」

まどか「はい、ほむらちゃん」カポ

ほむら(やられた!)

―――――
――――
――

◇夕方、帰路

まどか「今日は楽しかったよ、ありがとう」

ほむら「礼には及ばないわ、こちらこそ」

まどか「はい、ほむらちゃんにプレゼント」

ほむら「ん、なにかしら……?」

まどか「あけていいよー」

ほむら(……2本の赤いリボンね)

まどか「私にこのリボンくれたでしょ?そのお返し、それに……」

まどか「ほむらちゃん、リボン可愛かったのにやめちゃうんだもん」

まどか「よかったらリボン、つけてくれないかなーって……」

……ふふ

ほむら「ええ、いいわよ」

まどか「つけてあげる!こっちむいて?」

キュ シュル…

まどか「あ、あれ?どう結んでたのかな……」

ほむら「こうよ」

シュル キュ

まどか「うん、可愛い」

ほむら「そうかしら?あまり変わらないような気も……」

まどか「そんなことないよー、そうだ、リボン1本交換しない?」シュルル パサッ

ほむら「ええ」シュル

まどか「やっぱりほむらちゃんから貰ったリボン、色がちょっと薄いかな……?」

ほむら「少しだけね、よーく見ない限りは大丈夫よ」

まどか「ほむらちゃんこっちむいて?」

シュル キュ

まどか「できた!」

ほむら「よくできました。まどか」

まどか「ん」

シュル キュ キュ

まどか「ほむらちゃん、手馴れてる?」

ほむら「どうかしら」

まどか「誤魔化さないでよー」


………


まどか「私、家こっちだから……」

ほむら「あら、送るわよ?」

まどか「大丈夫だよ、またね、ほむらちゃん!」

ほむら「ええ、また明日」

ほむら(……)

ほむら(私も帰りましょ、この暖かい日の記憶が薄れてしまう前に……)



まどか「えへへー、ほむらちゃんとリボン交換しちゃった!」

まどか「明日からリボン付けてくれるかな……」

ガチャ

まどか「ただいまー!おみやげ買ってきたよー」

知久「おかえり、まどか。」

詢子「おかえりー、晩飯出来てるぞー。お、カステラか」

まどか「えへへ、和菓子屋さん行ったのでしたー」

誰とだー?友達ー

―――――
――――
――


◇円環の理、朝のまどっちハウス

まど神「おっはよー、ほむらちゃん!」

ほむら「おはよう、少し遅いんじゃないかしら?」

まど神「えへへ、最近はお仕事が少ないから……」

ほむら「とか言ってると神界と天界から書類がたくさん届くわよ」

まど神「えー、嫌だなあ……」

ほむら「あなた神様でしょう?」

まど神「ほむらちゃんの前だと神様じゃないもーん」

ほむら「もう……」

まど神「それより今日は何して遊ぼうかな?」

ほむら「今日も、でしょ」

まど神「んー、……ほむらちゃん」

ほむら「そうね、スポーツとかどうかしら?」

まど神「スポーツあまり得意じゃないんだよねー」

ほむら「ならばアーチェリーなんてどう?」

まど神「いいのかなー?私、圧勝しちゃうよ!」ニコ

ほむら「あら、私だって負ける気はしないわ」ふふ

まど神「勝負だよ!」弓構え

ほむら「受けて立つわ!」弓構え







--注意事項・魔法禁止--


まど神「………」

ほむら「………」

今日はここまで、ありがとうございました。

シュン ドス

シュン スカッ

シュン ドスッ……

まど神「こんなのってないよ……あんまりだよ……」

ほむら「魔法がこんなに便利だったなんて……」


まど神「………」キラーン!

ドス 10点

ほむら「……」キラーン

ドス 10点

まど神「……」キラ

ドス 10点

ほむら「……なんか悲しいわね」キラーン

ドス 10点

まど神「とか言いつつ」キラーン

ドス 10点

ほむら「ふふ……」キラン

ドス 10点

まど神「こんな方向を向いていても……!」ボオッ

シュイーーン ドス 10点

ほむら「……ちゃんと練習しましょうか」

まど神「うん」

―――――
―――

キリリ

ドス

まど神「ふー……」

ほむら「上達したわね、兵器だと弾道計算とかも大変だったけれど」ギリリ

ドス

ほむら「こっちはまだまだね……」

まど神「ほむらちゃん上手」

ほむら「本を参考にしているのだけれど……難しいわ」

まど神「ようし」ギリリ

ほむら「ちょっとずれてるわね」

まど神「んー、こう、かな?」ギリリ

ほむら「手はこう、指は……」

まど神「えへへ」

ほむら「ちゃんと的を見て」シュ

ドス

まど神「もう1回して?」

ほむら「いいわよ、こうちゃんと水平に……」キリリ

ほむら「まどか、聞いてる?」

まど神「聞いてる、聞いてるよー」

ほむら「もう……、補助器具があるからやり易いと思うのだけれど……」

まど神「初心者には、難しいよっ」

ドス

ほむら「うん、上達したわね」

まど神「そうかな?」

ほむら「……弓を使う魔法少女が初心者ってのも変よね」

まど神「魔法とスポーツは違うのでしたー」


ほむら「ふふ……ではまどか、勝負よ!」

まど神「よーし、負けないぞー!」



負けた方は抱き枕になること

えっ

ここまで、ありがとうございました。

今日はここまでのミスです。"今日は"が抜けてました……
勘違いさせてしまってすいません。

◇見滝原、ほむホーム

……まど……か……うごいちゃだめだよ………ぎゃくでしょ?……えへ……

ほむら「……」

ほむら「………はっ」ガバッ

ほむら「また、まどかの夢……頻度、高すぎないかしら……」ハァ

ほむら(まさかこの夢、まどかも見てたり……?)

ほむら(そうだとしたら……)カァァ


ほむら(……いえ)

ほむら(普通に考えてまどかの夢を何度も見るのは異常ね)

ほむら(もしまどかも同じ夢を見ていたら……原因は円環の理くらいしか)

ほむら(けど私はアレに干渉はしたくないし、更には夢を見せる理由も……)

ほむら(謎ね、今のところ悪影響も無いし放っておきましょう)



ほむら「あら、ジャムが少ない……今度買い物に行かないと」

モグモグ



ほむら「さて、今日からリボン復活ね……すこし感慨深いわ」

ほむら「こんな日常を作るチャンスをくれたインキュベーターたちに感謝するべきかしら」ふふふ……

ほむら「この笑み、鏡で見ると酷いわね……」

シュル キュ

ほむら「……行きましょう」


―――――

◇通学路

まどか「おっはよー」

杏子「おっす、まどか」

まどか「さやかちゃんはまだ来てないのかな」

杏子「あの走ってるのがさやかじゃねえのか?」


タタタ


さやか「おっはよー!弁当を忘れていたのでしたー」

まどか「おはよー」

杏子「相変わらずだなさやか。 でだまどか、昨日ほむらとどうだったんだ?」

さやか「あ、それ私も知りたい」

まどか「普通に楽しかったよ、じゃ駄目かな?」

さやか「もっと詳しく教えなさいよー」

まどか「内緒」

杏子「なんだそりゃ、普通に楽しかったみたいだな」

さやか「ほむらが楽しそうに遊んでるイメージ湧かないわぁ……むしろ悪いやつってイメージが」

まどか「笑うと可愛いよ、ほむらちゃん」

さやか「えー」

ほむら「あら、笑ったらだめなのかしら?」

さやか「駄目とは言ってなーいー、…あれ、ほむら?」

まどか「ほむらちゃん、おはよ!」

杏子「よう、珍しいな、こう話しかけてくるなんてさ」

さやか「ほむら、おはようー おや?そのリボンは」

まどか「私がプレゼントしたの、このリボンほむらちゃんから貰ったから、そのお返し」

さやか「にしてもお揃いだなんて、何があったのかなー?」

ほむら「あなたは知らなくていいわ、美樹さやか」

まどか「えへへー、……で、ほむらちゃん、今日どんな夢見たの?」チラ

ほむら「くっ、知ってるのでしょう?」




さやか「なに、あれ……」

杏子「さあな」

さやか「……ほむらがまどかに凄い勢いで解凍されちゃってる、ような」

杏子「ふーん……?」リンゴカジ

さやか「杏子、あんたカバンの中」

杏子「ちゃんとリンゴ入ってるぞ、ほれ」

さやか「いやそうじゃなくてー!……はあ、折角だから貰うわ」カジ

◇円環の理

まど神「今度こそ、地上にいるみんなの使い魔達、全員を回収してきます!」

  お願いします 
    私の野郎共は回収しなくていいわよ
 やっとですか
     失敗しないようにね

まど神「えへへ、ありがとう」

ほむら「気を付けて」

まど神「大丈夫!じゃ、回収に行ってくるね!」

 きっと裂かれに行くんですわ

まど神「………」

―――――
―――
――


◇見滝原中学校、授業中

ほむら(……カキカキ)

ほむら(授業はいつだって暇ね……)

ほむら(…………)チラ


まど神「~♪」


ほむら「まどか!?」

まどか「えっ!?」

ザワッ

ほむら「」

 暁美さん……?

ほむら「あ、まどです、窓」

教師「そ、そうですか」

ほむら「そうよ」



ほむら(さ、さっきのはまさか?ええ、きっと幻覚よ幻覚)ドキドキ

ほむら「……」チラ



まど神「やったな!えい!」ベシャ

偽街の子供達「がってぃすとぅー」シュン ベシャ



ほむら「」

今日はここまで、ありがとうございました。


ほむら(あれは円環の理、よね?)



まど神「ちょっと、やりすぎ!」シュ

ベシャ

偽街の子供達「がってぃすとー」シュシュシュ

ベチャ ベチャ ベチャベチャ

まど神「だから、やめて」ベシャ

偽街の子供達「wo-」シュシュシュシュ

ベシャグチャ ベチャ ベチャ

まど神「も、もう」

ベシャグチャ



ほむら(ああ、四方八方からトマトの集中砲火を……魔法少女の服が真っ赤じゃない……)


まど神「ひどいよ……」グスッエグッ

ヒュン グチャベチャグチャ


ほむら(泣きだしたわ……更には追い打ちまで!)

ほむら(見てられないわ)






ほむら「あなたたち、最近見ないと思ったら何をしているのかしら?」

偽街の子供達「ビクッ」

ほむら「場所を移すわ、ついてきなさい……」

まど神「ほむらちゃ」ヒグッエグッ

ほむら「あなたも、ほら行くわよ」




偽街の子供達「……」

ほむら「なんで、彼女をトマトで攻撃したのかしら?」

偽街の子供達「ガヤガヤ」

ほむら「……他の使い魔が回収されてるのを見て、自分たちも連れて行かれると思った」

ほむら「トマトで攻撃したら、向こうも投げ返してきたから投げ返した、ですって?」

ウソツキ「違う」

ほむら「違うでしょうね、投げ返したってレベルじゃないもの」ギロ

オクビョウ「そう」

ほむら「でしょう?」

ほむら「ネクラ、手に持ってるトマト置きなさい?そこじゃない、遠くによ」




まど神「……」グスッ

ほむら「で、何故あなたがここに?」

まど神「みんなの使い魔達を回収しに……」グスッ

ほむら「そう」

まど神「……変なところ、見られちゃったかな」ニコ…

ほむら「少し、あのベンチでお話しましょうか。

ほむら「あなたたち、今日は解散、後日集まる事、いいわね」

偽街の子供達「ゾロゾロ」

ほむら「そこ、トマトは置いていきなさい」


まど神「えへ、ほむらちゃん、ありがと」

ほむら「……円環の理」

まど神「あれ、鹿目まどかって名前があるんだけどな?」

ほむら「そう、やはりあなた……」

ほむら「ヒトとしての記憶、持ってるのね?」

まど神「うん、帰国子女って言う見知らぬ記憶もあるよ」

ほむら「…………」


 ガシッ


まど神「私は握力計じゃないんだけどな?」

ほむら「……あなたは、辛くないの?永遠に円環の理として、宇宙に」

まど神「辛くないよ、逆に楽しいよ」

ほむら「楽しい……?」

まど神「円環の理にはね、いろんな人がいてとても楽しいの、それにほむらちゃんと」

ほむら「え?」

まど神「あっ」

ほむら「私がなに……?」

まど神「え、えーっと」オロオロ

ほむら「まさか、まどか」

まど神「そ、そうだ!お話はここまでだよっ!またね、ほむらちゃん」

ほむら「待って、まどか!!」


 ほむらちゃん、またデートしようね


ほむら「……なるほど」



   一体 いつの間に私は


 まどかに、裂かれていたの……


ほむら「円環の理にいる私、ぶん殴ってこようかしら」

今日はここまでです。ありがとうございました。

―――
――



◇見滝原中、屋上

ほむら「どう殴ってやろうかしら、ダークオーブ越しでいけるかしら」

ほむら「けれど私もまどかを裂いちゃってるのよね、お相子、だったり…・…?」

 タタタ

 ガチャ

まどか「あ、ほむらちゃんみつけたー」

さやか「おー、いたいた、授業中にまどかの名を叫ぶなんて」

ほむら「そのことは忘れて頂戴……」

まどか「ふふ、なにかあったのかなーって思って……授業中いきなりほむらちゃん消えるんだもん」

さやか「ほむらが消えたぞ!って先生がちょっとしたパニック状態に」

さやか「それにしてもあんた抜け出すスキル高すぎ、何処で磨いたのさー」

ほむら「何処でだと思う?」

さやか「忍者の里、とかー?うん、ありうる」

まどか「さやかちゃん、忍者って本当にいるの?」

ほむら「駄目よ」

まどか「えっ?」

ほむら「……忍者の事を知ろうとすると、消されちゃうわよ」

さやか「あははは、冗談でもそれはないわぁ、あんたが言うと本当に消されそうなのは置いとくけど……」

まどか「大丈夫だよ、私のことはほむらちゃんが守ってくれるから」

さやか「……あんたたち何処まで進んでるんですかね~このこのー」

ほむら「ま、まどか?」




ほむら「そういえばもう昼なのね、……パンを買いに行ってくるわ」

さやか「今から購買?」

まどか「今日はより多かった気がする……」

ほむら「大丈夫よ、きっとまだあるわ」

 スタスタ ガチャ ドン

杏子「おっとごめんよ?あれ、ほむらじゃねえか」

ほむら「佐倉杏子、……購買の帰りかしら?」

杏子「よくわかったな、今日は揚げパンがあったから競争率高かったんだよ」

杏子「揚げパンが売り切れても奴らは別の物を買っていきやがる……出遅れちまった」

ほむら「まだあるかしら?」

杏子「パンはほぼ全滅だな」

ほむら「そう、残念」

杏子「……昼食を菓子にするって手もあるぞ?」モグモグ

ほむら「最悪ね」

まどか「ほむらちゃん、お弁当、わけてあげようか?」

さやか「なんなら私のもいいんだぞ?」

ほむら「あら聞いていたのね……まどか、ありがとう」

さやか「むむ、まどかだけに微笑みやがってー!」

ほむら「美樹さやか、仲良くしましょう?」

さやか「それ、私が言いたいんですけど……」

まどか「はい、からあげ」

さやか「私は卵焼きだー!」

ほむら「……感謝するわ」



ほむら「まどか、後で購買行きましょう、アイス奢ってあげるわ」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

さやか「あー、いやもう知ってましたよ?そりゃあねー?」

さやか「……杏子、購買行こう、アイス買占めるよ!」

杏子「よっしゃきた、じゃあなお二人さん」



まどか「いってらっしゃい。……ほむらちゃん、あーん」

ほむら「……ここで?」

まどか「他の場所ならいいの?」

ほむら「っっ、そういうことじゃ」

まどか「あーん」ウェヒヒ

ほむら「……」パク

まどか「えへへー、まだほしい?」

ほむら「……ええ」


ほむら(まどか……)

ほむら(女神まどかの影響でこう、私に甘えるようになったのかしら……)

ほむら(……悪くないわね)



◇教室

ほむら「……美樹さやかの姿が無いけれど?」

杏子「アイスの喰い過ぎで保健室送りになった」

まどか「ええー」

◇円環の理

まど神「回収、おわったよー」

   お帰りなさい
    よかった、裂けてない
 えっ本当に回収してきたの……?
       おかえりー

まど神「ただいま、みんなの場所にいるはずだよ」

ロベルタ「やばい……!」

まど神「うぇへへ……」

まど神「さやかちゃん達の使い魔は私が管理すればいいかな?」




ほむら「まどか、お帰り」

まど神「ただいま、ほむらちゃん」

ほむら「……現世の私と何かあったようだけれど」

まど神「えっと……裂いちゃったの知られちゃったの」

ほむら「そう、いつか知られる筈だった、それが早まっただけよ」

ほむら「それに私はずっとまどかの傍に」

まど神「えへへ、ありがと」

ほむら「……さてまどか?」ギュ

まど神「あれ、まだ罰ゲーム続いてるっけ?」

ほむら「私のループしてきた時間の分だけあるのよ」

まど神「最近ほむらちゃん活発じゃない?」

ほむら「どうかしら?……まどか、今日はアルティメット化してくれないかしら」

まど神「ええー」





◇見滝原中、保健室


杏子「さやかー、生きてるかー?」

さやか「死んでますー」

杏子「冗談言えるほどに回復してんじゃねえか」

さやか「ばれたかー、ばっちり回復ってわけよ!」

ほむら「……食べすぎよ、腹を壊して当り前でしょう」

さやか「まさかあんたまで居るとは、こりゃ参ったわあ」

まどか「さやかちゃん、カバン持ってきたよ、一緒にかえろ?」

さやか「まどか、さーんきゅ!」




杏子「さやか、アイスだけど」

さやか「あー、もうアイスはこりごりー」

杏子「おいおい、まだ残ってるんだぞ?購買の冷凍庫を借りてたんだ」ガサゴソ

さやか「杏子ごめん、私お腹痛くなってきたわ……」

杏子「食わねえのなら配るぞ?まどか」

まどか「えっ、いいの?」

杏子「さやかがあの調子だからな、それに溶けたら勿体無いだろ?ほむらも」

ほむら「スプーンはあるかしら?」

杏子「当たり前だ」


まどか「んー、つめたーい!」パク

杏子「……さやか、本当に食べねえのか?これお前が買ったんだろー?」

さやか「くっ、みたくもなーいー!」ダダダ

まどか「あ、さやかちゃーん!……大丈夫かな」

杏子「なに、明日になれば元気になるさ。そういう奴だからなー」

ほむら「まるで嵐ね」パク



杏子「それとほむら、授業中まどかを叫んだのはなんだったんだ?」

ほむら「恥ずかしいから聞かないで頂戴」

まどか「私も気になるんだけどな?」

ほむら「……夢よ夢でまどかを見たの」

杏子「なんだよそれ、居眠りか?そういやまどかもほむらの夢を見るとか」

まどか「きょ、杏子ちゃんなんで知ってるの……?」

杏子「朝言ってたじゃねーか」

まどか「聞かれてたんだ……」


杏子「ならやっぱり意識してんのか?そのリボン」


  えっ?


杏子「ほら、友達の印みたいなもんなんだろ?……なにかおかしいこと言ったか?」

まどか「お、おかしくないよ!ほむらちゃんとは、友達」

ほむら「ええ、あってるわ」

杏子「うーん?」

ほむら(美樹さやかがいないとやり難いのね……)


杏子「じゃ、私こっちだから」モグモグ

まどか「またね杏子ちゃん!」

ほむら「アイス、大切に頂くわ」

杏子「じゃあな」



ほむら「まどか、私はこっちだから、またね」

まどか「ばいばい、ほむらちゃん」




◇ほむホーム

ガチャ

ほむら「ただいま」

ほむら「さて………」

 『集合しなさい』


 ゾロゾロゾロ  ガチャ バタン タッタッタ

ほむら「………」 

ほむら「これで全員集まったわね?」

ミエ「ナマケがまだ」

 開けてー

ほむら「……自分で開けれないのかしら」

 ガチャ バタン


偽街の子供達「集まった」 
            「集まった」

ノロマ「……ごめん」

ほむら「はい」

ほむら「本題に入るわ、お昼のあれはなんだったのかしら」

ヒガミ「遊んでただけ」

ほむら「あれは攻撃と言うの、あなた達が攻撃していいのはインキュベーターだけ」

ネクラ「導かれる」

ほむら「無いわ」

ほむら「彼女は魔法少女を導く、あなた達は力こそ魔法少女だけれど使い魔に過ぎない」

ほむら「私がもし導かれる時はあなた達も一緒かも知れないけれど……」

ほむら「それと今回は円環の理所属の使い魔を回収しに来ただけよ」

ほむら「彼女は私所属のあなた達まで持っていくと思う?」

ガンコ「いく」

ほむら「聞いてたかしら?あなたは仮にも私所属なのよ?」

ヒガミ「円環の理のほうが楽しそう」

ほむら「あなただけ導かれてみる?帰ってこれる保証はないけれど」

 シュン

 スカッ ベシャ

ほむら「……レイケツ、あなたは散ったトマトの掃除」

ほむら「それと言葉を使いなさい?言葉を」

グイグイ

ほむら「何かしら」

イバリ「15連HITさせたからキルストリーク」

ほむら「この1週間てるてる坊主になれる報酬をあげるわ、誰かイバリを縛りなさい」

―――――
―――



ほむら「……もう1度言うわ円環の理、ましてや他人に迷惑をかける行為は禁止」

ほむら「私からのお話は以上よ、解散」

 ガヤガヤガヤ ガヤ ゾロゾロゾロ


ほむら「……説教しようと思った私が馬鹿だったのかしら」

ナマケ「そうね」ダラー

ほむら「……あなたアイス食べる?」コト

イバリ「…!……!!(食べたい)」ジタバタ

ナマケ「……」パク


ほむら「食べ終わったらイバリを連れてって頂戴、なんなら台車も貸すわ」

ナマケ「…………悪魔」

ナマケ「マヌケ、イバリを運んだらこの台車あげる」

マヌケ「ワーイ」

ナマケ「私が台車に乗るからイバリを押しながら運んで」

ほむら「その発想は無かったわ」

 ガガガガガ イタイイタイイタイ

ほむら「………はあ」



ほむら「円環の理にいる私と会う方法はー……」

ほむら「夢かしら」

ほむら「夢の中で出会うって話も変だけれど、一つの可能性としては」

ほむら「……寝るまで暇ね」




◇何処かの丘

ほむら「見滝原はなにも変わってない……この椅子に座るのも久しぶりね」

ほむら「ダークオーブで街を覗いてみましょうか」キイイイン


ほむら「あら?美樹さやか達は魔獣狩りをしてるのね」

ほむら「ちょっと支援してあげましょう」パン



魔獣「ぐおおおおおお」パァン

さやか「!?」

杏子「魔獣が自爆しやがったぞ!?」

マミ「あっちもよ!」

パァン パン

さやか「どうなってんの……?」



ほむら「ふふ、ゲームをしてるみたいで面白いわ」

ほむら「あら、エイミー発見……あっダメよ!それは食べちゃ駄目」パン

ほむら「危なかったわ……誰よ、チョコレートなんて落とした奴は」

ほむら「明日ご飯をあげに行こうかしら」


ガササッ

ほむら「……インキュベーター」

QB「久しぶり、魔獣達に攻撃したのは君だね?」

ほむら「そうよ、退屈ですもの」

QB「ふーん、随分と丸くなったね暁美ほむら、宇宙改竄当初はもっと悪魔らしかったよ」

ほむら「……どうもありがとう」キラン バシュ

QB「」

モグ

QB「やれやれ、君のおかげで残骸処理のスピードが10倍に上がったよ」

ほむら「大食い選手権で優勝出来るレベルね」


QB「君の使い魔の攻撃が激し過ぎるんだ、僕を見る度に攻撃してくる」

ほむら「いい気味ね」

QB「それと気づいてるかい?君に少しだけ残っていた魔法少女の力が感じられなくなった」

ほむら「魔法少女の力は捨てたわ」

ほむら(女神のまどかが持ってったのはこの部分だったのね……通りで気付けない訳だわ)

QB「そうかい、……それに僕の前だけ悪魔になるみたいだけれど、正直迷惑だ」

ほむら「ふふ、そう」

QB「それじゃ僕はGSを回収しに行くよ」

ほむら「……それだけ?あなた私に挨拶しに来たの?」

QB「魔獣が自爆した原因を探りにきただけさ、君がやったという確認を取るためにね」

ほむら「またつまらない理由ね」パン

QB「パァン」

QB「またこのゲームかい?」モグ パァン

QB「こっちのほうが」パァン

QB「つまらないと思うんだけどな」パァン

 モグ モグ モグ パァン モグ パァン パァン

QB「」

ほむら「あら?湧かないのかしら、珍しいわね」

ほむら「……帰りましょう」


◇ほむホーム


ほむら「ただいま」

ほむら「……窓の外に誰かがいるわね」

 ガララ

ほむら「……イバリ?なんであなたがここにいるのかしら」

イバリ「みんなにやられた」プラーン

ほむら「そう、私は寝るわ」

 ガララ パタン

イバリ「…………」

乙でしたー
悪魔が魔法少女としての自分を奪われてもまどか覚えてるのは、円環の女神みたく意識がつながってるからか?

>>212
正直深く考えてないです。
ほむとほむの意識は夢に見る程度に繋がっています。

軽く投下します。

チュンチュン


ほむら「…………」ガバッ

ほむら「魔法を使っても失敗するのね、夢の中で会話するのは無謀だったかしら」

ほむら「円環の理に直接乗り込むのは無理があるし労力に合わないわ」


ガラララ

イバリ「おはよう」

ほむら「おはよう、今日もいい天気ね、因みに私の心の中は曇りよ」

イバリ「……?」

ほむら「もし自分が二人いて、その一人が私より幸せだとどう思う?」

ほむら「私は円環の理を裂いて蝕んだわ、そして人としてのまどかをこの世界に取り戻した」

ほむら「そして女神のまどかはいつの間にか私に干渉し、魔法少女の私を持ってった」

ほむら「魔法少女の力だから導かれた、と言う方が正しいのかしら」

ほむら「イーブン、なのよね……」

ほむら「てるてるイバリ坊主、私の心も晴らす事は出来るかしら」

ガラララ パタン

イバリ「………色んな意味で無理」プラーン

ほむら「サンドイッチ程度、作ってしまおうかしら。多く作れば昼食にもなるわね」

ほむら「そうそう、エイミーには余った食パンでも持って行って……」

ほむら「……いっそ飼っちゃおうかしら」


シュル キュ

ほむら「リボンはこれでよし、さてエイミーの所に向かいましょう」





◇通学路

さやか「おっはよー、杏子、まどか!」

まどか「おはよ~」

杏子「おっす、さやか」

杏子「……で、早速なんだけどさ、学校着いたら宿題を写させてくれない?」

さやか「あんた、またすっぽかしたのか」

杏子「しゃあねえだろ?夜に忙しい用事があったんだよ」

さやか「それ、私も同じなんだけどなー」


杏子「そうだまどか、英文の宿題見せてくれない?」

まどか「ええー?」

さやか「またまどかに?だからそんなズルに巻き込むなっての~」

杏子「うん?まだ1度も見せて貰った事ないぞ?」

さやか「あっれー、杏子のことだから見せて貰っているのかとー、勘違い」

杏子「酷い勘違いだな」

まどか「そうだ杏子ちゃん、英文読んであげるから聞き取って書いてみるのはどうかな」

さやか「そりゃいいわー、まどか頼んだ」あっはっはっは

杏子「く、くそ……!」





ほむら「エイミー、ついてこないで……」


まどか「あ、ほむらちゃんだ ……猫もいるみたい」タタタ

さやか「ほむらが?ってまどか早いってば」


ほむら「パンはあげたでしょう?また夕方来てあげるから……」

まどか「ほーむらちゃん!」

ほむら「まどか、おはよう」

にゃーん スリスリ

ほむら「こ、こら」

にゃーん

まどか「えへへ、ほむらちゃん懐かれてるのかな?」

ほむら「…………」

まどか「……触っても、大丈夫かな」

ほむら「人馴れしてるからきっと大丈夫よ」

まどか「かわいい~、毛並みも綺麗だし、野良猫とは思えないよー」ナデナデ

ほむら「……私の数少ない友達よ」

まどか「猫が友達だなんて、素敵。私も猫大好きだよ」

ほむら「ふふ、特に爪を研ぐところが可愛らしいわ」

まどか「とても可愛いよね」

さやか「ほむらが猫好きだとはなあ、可愛い部分あんじゃん」

杏子「へえ、あの公園の猫か?」

ほむら「あら、この猫を知ってるのかしら」

杏子「公園でぐだってたから餌をやったんだ」

さやか「お腹、空かせてたのかな」

杏子「あの公園は広いけれど何もねえからな、……きっと物乞いで生きてたんだろうな」

まどか「……捨てられちゃったの?」

さやか「考えたくはないけど、そうかも……」

杏子「それに近頃、野良犬もここらで見るようになったな」

さやか「犬?近くの森で見たという話は聞いたことあるけれど……」

ほむら「保健所の管理が行き届いてないのかしら」

まどか「もし、襲われちゃったら……」

ほむら「……保護、しようかしら」

にゃーん

杏子「保護すんのなら、それなりの準備がいるな、付き添うぜ?」

ほむら「そうね行動は早い方がいいわ、今日は休むわ、二人は行ってて頂戴」


さやか「むむ、なら私も休む、……あんたら二人じゃ何かと心配だからさ」

まどか「私も付き添いたい」

杏子「おいおい、今日は全員お休みです、か?」

さやか「あんた、宿題やってないから喜んでるでしょ」

ほむら「私達で充分よ、それにあなた達、親は大丈夫なの?」

さやか「またまたー」

まどか「えへへ、今日はみんなでサボりだね」

杏子「みんながいれば怖くない、だろ?」

ほむら「……そうね、私の家に来て頂戴」

杏子「へへ、そうこなくっちゃな」





さやか「……あんたお金とか大丈夫なわけ?」ボソボソ

ほむら「心配には及ばないわ、お金に関しては宝くじという便利なモノがあるじゃない」

さやか「………は?」

ほむら「冗談よ、わからない人ね」

いったんここまでです、ありがとうございました。
猫は飼ってた経験あります




ほむら「……エイミーどうしたの?」

にゃー…… パクッ グイッ

ほむら「痛っ!」

タタタタ

まどか「エイミー!?……ほむらちゃん大丈夫?」

杏子「おいおい、どうしたどうした」

さやか「あ、森の中に!」

ほむら(私の顔じゃなくてイヤーカフを見てたのね、あれ?……イヤーカフが……まずいわ)

ほむら「私はエイミーを追う、待ってなさい」

タタタ……

まどか「あ、待って!」




ほむら「あれを無くす、となると何が起こるかわからないわ」

ほむら「魔法を秘めた結晶だもの、不可解な事が起きてもおかしくない」

ワンワン!ニ゙ャァァァ!

ほむら「犬と猫の鳴き声……、早速ね」


ヴゥゥゥ

ほむら「はい、そこまで、退きなさい」

ヴルルルル……

ほむら「エイミー、どうしたの?」

ミャ

ほむら「とりあえず、イヤーカフは返しなさい」

ほむら「いい子ね……あなたはこのままだと危険よ、いつ死んでもおかしくない」

ほむら「そう、行きたいなら、行きなさい………」

ほむら「…………」



まどか「あ、ほむらちゃん見つけた……何してるのかな」

まどか(……お互いに見つめあったまま)

なんて言うのかな、魔女と使い魔の関係を思わせる、ような。

魔女……?魔女……魔女、


ほむら「まどか、どうしたの?」

にゃーん

まどか「あ、ううん?なんでもない……」

ほむら「そう、では行きましょうか、エイミーおいで」



杏子「犬が走ってたが……大丈夫だったか?」

まどか「私が行った時には終わってたみたい」

ほむら「エイミーに関してはもう心配いらないわ」

さやか「それはなによりで」



◇ほむホーム

ほむら「どうぞ、上がって」

まどか「し、失礼します」

さやか「おっじゃましまーす!……うっは、必要最低限のものしかないわー」

杏子「広くてすっかすかだな、生活感が感じられねえ」

ほむら「褒め言葉として受け取っておくわ。まずはバスルームでエイミーの汚れを流しましょうか」

まどか「ほむらちゃん、私も一緒に洗ってもいいかな」

ほむら「濡れても大丈夫なの?」

まどか「あ、うん、そうだよね……」

ほむら「ふふ、もし濡れたら服を貸してあげるわ」

杏子「待て、先に爪を切るんだ、暴れたら引っ掻かれるぞ」

まどか「暴れるかな?」

杏子「可能性としてはあるだろ?……切るのは昔やったことがある任せな」

さやか「やったことあるんだ、意外」

杏子「教会で少しな」

杏子『それに魔法を使えば安全だろ?』

さやか『やるじゃん』




杏子「えらく大人しいな、終わったぞ」

ほむら「……感謝するわ、お湯は準備してあるからまどか、行きましょう」


ニ゙ャーッ

さやか「あらら、お湯苦手だったかー」



ほむら「大丈夫よエイミー、軽く流すだけだから」

まどか「きゃ!」バシャ

ほむら「ボウルが……まどか大丈夫?」

まどか「びしょ濡れだよー、こらエイミー!これで逃げられないよ!」ダキッ

ほむら「任せなさい」

シャアアアア……


ほむら「終わったわ」ビショ

まどか「えへへ」ビショビショ

にゃー

さやか「まどかのほうが洗われた、って感じがしますなあ」

ほむら「着易い服を準備しておくわ、向こうの部屋で着替えなさい」

さやか「よーし、エイミーを乾かすのは任せなさいっ!」




まどか「ほむらちゃん、ドライヤー借りるよ?」

ほむら「ええ、いいわよ」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

prrrrrr......

杏子「おいほむら、学校から電話だ」

ほむら「今すぐ行くわ」



ほむら「……はい、猫の保護を……はい大丈夫です、では」

ガチャ

ほむら「一応報告しておいたわ、これで皆勤賞は消滅ね」

さやか「私は別にいいってもんよ!」

杏子「あれ?さやかは上条うんぬんの時に」

さやか「ぐうっ、それは言わないで」


トントン

ほむら「まどか、一応休むという報告はしておいたわ、……聞いてるかしら?」

ガチャ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」ササッ

ほむら「あら、似合ってるじゃない」

まどか「えへへ、黒いワンピース」

ほむら「うーん、もっと明るい色がよかったかしら……」

まどか「そんなことないよ、貸してくれてありがと」

ほむら「ふふ、そう。まどか、エイミー乾いたみたいよ」

まどか「あ、あのその」

ほむら「どうしたの?」

まどか「言い難いんだけど……下着も、濡れちゃってて……」

ほむら「」



杏子「似たような服着るとあんたら姉妹みたいだな」

ほむら「そうかしら」

まどか「そうだよ」

さやか「あれ、まどか?」

ほむら「……エイミーは眠ってしまったわ」

さやか「首輪は付けときなよ」

ほむら「事故に遭う可能性がある以上、室内飼いに徹するつもりよ」

 さて、ペットショップに行きましょうか 
   私ほむらちゃんの服なんだけどな
 まどかー、かわいいぞー?
  行くなら色々買っておこうぜ

ガチャ


イバリ「……」プラーン

ほむら『イバリ、エイミーの様子見頼んだわよ』



―――
――


◇円環の理、まどホーム

ただいまー

ガチャ

まど神「ほむらちゃん、魔女さんから野菜の種、いっぱい貰っちゃったー」

ほむら「おかえり、まどか。ふふ、私たちも農家の仲間入りね」ペララパタン

まど神「うん?何見てたのかな?」

ほむら「冊子ね、そういえば気になる広告があったわ。」

ほむら「魔法少女や魔女と戦闘・協力しませんか?魔獣狩りも実装!ってものなんだけど」

まど神「戦闘魔法のテーマパークだね、魔女結界を利用したゲームセンターみたいなものかな?」

まど神「結界に入るとゲームスタート、出てくる魔女や魔獣と戦えるの、魔法少女同士で戦ったり協力も出来るよ」

ほむら「興味があるわね」

まど神「なら行かない?ランキング更新されてるか知りたいし……」

ほむら「是非」


◇テーマパーク

ほむら「武器や防具が売ってるわ、もうRPGの世界ね」

まど神「ここの武器を使って結界に挑む人も多いよ」

ほむら「あら、銃も売ってるのね、これは……」

まど神「ほむらちゃん、脱線してるよー」



「いらっしゃいませー、あ、まどかさんこんにちはー」

まど神「こんにちはー、空いてるかな?」

「結界数を倍にしたのですっかすかですよ、魔獣撃破等の記録は向こうの端末で確認してください」

ほむら「では、さっそく」



    -魔獣撃破数ランキング-

 CodeName  Name    Record

1.救済の女神 鹿目まどか 0xFFFFFFFF

2.救済の女神 鹿目まどか 999,999999,,9999,999......

3.救済の女神 鹿目まどか 2,147,483,647

4.救済の女神 鹿目まどか


ほむら「」

まど神「さっそく秘密がばれちゃったね」

ほむら「……これは一体どうなってるの?」

まど神「フルパワーで挑んでみたらおかしなことになっちゃった」

まど神「トップ10は全部私だよ」

ほむら「そ、そう……」


カタカタ

ほむら「あら、美樹さやかの名前が上位にあるのね」

まど神「私の親友ってことで有名な魔法少女達にこってり絞られちゃった」

魔法少女「さやかさんはワルプルギスの夜(見滝原ver)を色んなオプションを使ってですがソロ討伐成功させてますよー」

ほむら「円環の理、恐ろしい場所!」


まど神「あれ、エリーちゃんが魔法少女ランキングでおかしな数値になってる」

端末「ハコの魔女 H.N.エリーさんが精神攻撃で救済の女神の戦意喪失に成功させました」

まど神「そうだった、あの画面にほむらちゃんを映されて」

ほむら「まどか?」

まど神「と、とりあえず、二人で魔獣狩りしてみよっか」

ほむら「ええ、けれどあなたの魔力は」

まど神「大丈夫だよ、ほむらちゃんと同じくらいに出来るから」

ほむら「お願いするわ」

まど神「この紙に筆記してと……最初は魔獣20匹のタイムアタックでいいかな?」

ほむら「そうね、最初は軽い運動程度に」


カタカタ

ほむら「あら、美樹さやかの名前が上位にあるのね」

まど神「私の親友ってことで有名な魔法少女達にこってり絞られちゃった」

魔法少女「さやかさんはワルプルギスの夜(見滝原ver)を色んなオプションを使ってですがソロ討伐成功させてますよー」

ほむら「円環の理、恐ろしい場所!」


まど神「あれ、エリーちゃんが魔法少女ランキングでおかしな数値になってる」

端末「ハコの魔女 H.N.エリーさんが精神攻撃で救済の女神の戦意喪失に成功させました」

まど神「そうだった、あの画面にほむらちゃんを映されて」

ほむら「まどか?」

まど神「と、とりあえず、二人で魔獣狩りしてみよっか」

ほむら「ええ、けれどあなたの魔力は」

まど神「大丈夫だよ、ほむらちゃんと同じくらいに出来るから」

ほむら「お願いするわ」

まど神「この紙に筆記してと……最初は魔獣20匹のタイムアタックでいいかな?」

ほむら「そうね、最初は軽い運動程度に」



「結界準備完了です、入場お願いしまーす」

まど神「よーし、じゃ、行くよ!」ヘンシーン

ほむら「ええ」ヘンシーン


パアアアアン


ほむら「あら、見滝原市を再現しているのね」

まど神「フィールドは自由に選択できるよ、最初だったから見滝原市にしちゃった」

魔獣s「ウオオオオオ」

ほむら「早速お出ましね」

まど神「ほむらちゃん、いっくよ!」

ほむら「ええ、私の背後は頼んだわ!」

バシュン ウオオオ シュンッ シュシュシュ


パシュンッ

魔獣「オオオオオ……」

ポロッ

ほむら「グリーフシード?……ソウルジェムの穢れシステムも実装してあるのね」

まど神「MP回復薬と思ってくれていいよ、タイムアタックだとあまりいらないかも」

バシュン シュシュ

ほむら「まどか、後ろ!」バシュン

まど神「ありがと!」バシュン

―――
――

まど神「お疲れ様~、ほむらちゃんさすがだね」

ほむら「いい援護だったわよ、……記録的には早いのね」

まど神「戦闘が苦手な子も遊びに来るから、平均タイムは大きく揺れてるよ」

ほむら「もし結界内で死んでしまったらどうなるの?」

まど神「出口の理に導かれる」

ほむら「死に放題って事ね」


ほむら「……まどか、最強の魔女って誰かしら?」

まど神「私」

ほむら「そうだったわ」



ほむら「少しだけれど挑戦してみていいかしら」

まど神「えっ、本当に?」

ほむら「死に放題なんでしょう?大丈夫よ」

まど神「なら止めはしないけど……」

ほむら「行ってくるわ」カキカキ


「ほむらさん準備おーけーでーす」

パアアアン



 VS.救済の魔女【Kriemhild_Gretchen】



ポンッ

ほむら「えっ?姿を見た瞬間追い出された」

まど神「名物、開幕救済だよ!」

ほむら「まともに行動すら出来なかったのだけれど……」

まど神「救済の魔女を討伐しようってクラブがここにあるんだけど、出落ちクラブと化してるよ」

ほむら「………」

まど神「因みに私の願いが概念化した時に誕生した魔女とも戦えるけれど、フルパワーの私以外は姿すら拝めない状況だよ」

ほむら「ワルプルギスは戦える分だけ良い魔女だったのかしら……」

本日の投下ここまでです。ありがとうございました。

―――
――



ほむら「ハァ……ふー、疲れたわ」

まど神「ハゥ……ヒィ……ごっくろうさぅまぁー!」

ほむら「ふふ、声を無理に捻り出さなくてもいいわよ」

まど神「えへへー、……本当の魔獣退治もこういうゲームならいいんだけど」

ほむら「否定はしないわ、けれど魔女と戦うよりか何倍もマシ」

まど神「そう、なんだけどね」

ほむら「……この話は止めましょう、みな希望を持ち戦ったそれだけの事よ」

ほむら「女神様がなんて顔してるの、明るく笑いましょう」

まど神「ありがと……さて、休憩終えたら魔獣狩り!」

ほむら「ええ」

まど神「魔獣一万匹討伐チャレンジいってみよー」

ほむら「いち……!?ソウルジェムの浄化とか間に合うのかしら」

まど神「大丈夫、魔女化のオプションにチェックを入れれば1度だけ復活出来るよ~」


ほむら「間違ってはいなんでしょうけど……」ペラ

ほむら「あら、オプションは他にも?」

まど神「あるよー、あの機械で追加選択出来るの、一番使われてるのが魔力無限とかかな?」

ほむら「色々あるのね、身体を倍にする……?」

まど神「その通り身体が倍のサイズになるよ!さやかちゃんは途方もない数字に設定して救済の魔女を素手で討伐したぞー!って喜んでたよ」

ほむら「救済の魔女も救済を諦めるレベル……」

まど神「追加のオプションを利用すると端末に記録されなくなるから安心してね」

まど神(そうだほむらちゃんの設定を身長0.1倍にしちゃおっかなー)

ほむら「まどか……?」


―――
――



◇ほむホーム

イバリ「……」プラーン

エイミー「ファァァ」

イバリ『起きた』テレパシー

ほむら『あら、こっちは手続き中よ、時間掛かるから見てて頂戴』

エイミー「……zz」

イバリ『寝た』

ほむら『随分と早いのね』

エイミー「にゃーん」ゴロゴロ

イバリ『起きた』

ほむら『もう?』

イバリ『寝た』

イバリ『起きた』

ほむら『……あなた威張りながら言わなくていいのよ?』

イバリ『毛繕いしてる』

ほむら『そう』

イバリ『鹿目まどかの制服を弄り始めた』

ほむら『その報告はいらないわ』

イバリ『犬が来た』

ほむら『犬?』

イバリ『吠えられた』

イバリ『痛い』

ほむら『噛まれたのね』

イバリ『縄切れた』

ほむら『あら、どうするつもり?』

イバリ『結んだ』プラーン

ほむら『どうやって!?』


まどか「……?ほむらちゃんどうしたの」

ほむら「なんでもないわ、気にしないで」


イバリ『縄切れた』ブチッ

ほむら『……家に入ってエイミーの相手出来る?』

イバリ『やってみる』

ガチャ パタン

エイミー「にゃーん?」

イバリ「……」ドキドキ

イバリ『どうしよう』

ほむら『そうね、遊ばれてればいいんじゃないかしら』

イバリ『殴られた』

ほむら『それは猫パンチ、と呼ばれているわ』

ほむら『あなた魔法使えるのなら魔法使って相手してあげなさい』

イバリ『火の輪くぐり?』

ほむら『許さないわよ』

イバリ『……猫じゃらし』

ほむら『ええ』

イバリ『魔法のレーザー光』

ほむら『いいわね』

イバリ『魔法の毛糸』

ほむら『その調子よ』

イバリ『因果の糸』

ほむら『待ちなさい』

イバリ『食べられた』

ほむら「なんですって!?」

「!?」

ほむら「思い過ごしよ、気にしないで」


ウソツキ『許して』

ほむら『イバリ、そいつを追い出しなさい』

ガチャ

ケポーン ガッティストゥー

イバリ『エイミーも出てった』

ほむら『馬鹿!おいかけなさい!』

イバリ『戻ってきた』

ほむら『ウソツキ?』

イバリ『エイミー』

ほむら『………』

イバリ『舐められた』

イバリ『膝の上に乗ってきた』

イバリ『エイミー眠った、動けない』

ほむら『はぁ、そのまま静かにしてなさい』

イバリ『Ja』


ほむら「……一安心ね」

さやか「まさかペットショップの人がほとんどやってくれるとはねぇー」

ほむら「え、ええそうね」

店員「では今日の昼過ぎ15時に配達致します」

店員「ほむらさんは後日エイミーと共に当店にお願いします、車で迎えに行きましょうか?」

ほむら「お願いするわ」



まどか「この子かわいいー」

杏子「まどか見てみろ、ハムスターだ」



ほむら「爬虫類はいつ見ても神秘的ね……」

ほむら『イバリ』

ほむら『……イバリ?』

ほむら(イバリも寝たのかしら……)


アリガトウゴザイマシター


ほむら「昼食は私が奢ってあげるわ、何処か食べにでも行きましょうか」

杏子「待ってたぜ」

まどか「いいのかな?」

ほむら「まどかはなんでも注文していいわよ」

さやか「ならさやかちゃんもー!」

ほむら「美樹さやかはお子様セット決定よ」

杏子「国旗の旗付きじゃねーかやったな」

さやか「おいおいー」


イバリ・エイミー『……zzZ』


―――
――

◇学校

ほむら「あら、こんなところに毛が……ここにも」

まどか「ほむらちゃん、おはよー」

ほむら「おはようまどか」

まどか「エイミーの様子はどう?」

ほむら「ええ、獣医さんからも、問題ないと言われたわ」

ほむら「ケージの設置も完了したわ」

さやか「へへーん、感謝しなさいよー?」

杏子「さやかはエイミーを乾かしただけだろー?」

ほむら「……感謝してるわ」


まどか「それでねほむらちゃん、前に借りた服返したいから今日おうちに行ってもいいかな?」

ほむら「いいわよ、いらっしゃい」

さやか「なら私も」

杏子「さやかは駄目だ、私とマミの用事に付き合え」

さやか「もー、私もエイミーと遊びたーいー」

まどか「さやかちゃんの分も遊んでくるから安心して」

ほむら「美樹さやか、今日のエイミーは諦めて」

さやか「はいはい今度杏子と一緒に行くからなー?」

ほむら「まどか、放課後になったら学校前で待ってるわ」





◇放課後、学校前

まどか「ほーむーらーちゃーん」

ほむら「なにかしら」

まどか「はーあーいーでしょ?」

ほむら「いきなり高レベルの要求ね……」

まどか「えへへー」

まどか「私、図書室で猫の生態とかについて調べてきちゃった」ノート

ほむら「あら、まどかは勤勉で真面目なのね」

まどか「私はいつも真面目だよっ」

ほむら「ふふ、そうね」

まどか「もー、ほむらちゃん無視してエイミーといっぱい遊んじゃおっかなー」

ほむら「なら私もまどかを無視してエイミーと遊ぶわ」

まどか「やっぱりほむらちゃんとも遊ぶ」

ほむら「私はまどかで遊ぼうかしら」

まどか「ええー」

ほむら「冗談よ」

まどか「やっぱりエイミーって外に出たがったりする?」

ほむら「ええ、扉前で待機してたりするわ……元飼い猫だったからすぐ慣れると思うのだけど」

イバリ『エイミーが水こぼした、タオル使ってもいい?』

ほむら『いいわよ』

ほむら「……けれど優秀なお世話係がいるから安心よ」

まどか「?」

今日はここまで、イバリがいつの間にかエイミーのお世話係になってました。

◇ほむホーム

まどか「エイミー」

にゃー ゴロゴロ

まどか「あはは、くすぐったい」

ほむら「随分と仲良くなったわね」

まどか「うん、けれどほむらちゃんには負けちゃうかなーって」

ほむら「そうかしら」

みぁー

まどか「ほむらちゃーんってエイミーが呼んでるよ」

ほむら「あら、猫の言葉も図書で学んだのかしら」

まどか「あったりー」

にゃ

ほむら「今のはなんて言ったのかしら」

まどか「え、えーと……」


まどか「そうだ、ほむらちゃんはわかるかな?」

ほむら「まどかって言ったのよ」

まどか「本当に?」

ほむら「そう言っててもおかしくないわ」

ピョン タタタ

ほむら「あれ、エイミーどうしたの?」


まどか「カバン……あ、ノート入れ忘れてた!そのノートはだめだよ、エイミーっ」

パサッ

ほむら「あら……この絵は、私?」

まどか「み、みないでぇ……」





ほむら「そういえば服、大丈夫だった?」

まどか「うん、ママに新鮮で可愛いって言われちゃった」エヘヘ

ほむら「まどかは何を着ても似合いそうね」

まどか「そうかなー?はい、ほむらちゃん」

ほむら「クリーニング!?そこまでしなくてもよかったのに」

まどか「私はしなくてもいいって言ったんだけどね、ママが」

ほむら(流石、まどかのお母様ね……)

カチャ パタン




ほむら「隣、座っていい?」

まどか「どうしたの?」

ほむら「……まどか、変な質問いいかしら」

まどか「うん」

ほむら「もし自分が2人いて、自分ではないもう1人の私が不幸だとどう思う?」

まどか「えー、重いよう……私は私を助けてあげたいかな、どんな人でも悲しむ姿なんて見たくないから助ける」

ほむら「逆に私が不幸で、もう一人の私が幸せだとどうかしら」

まどか「私は私の幸せを祝うよ、私が不幸でも、もう1人の幸せが私の幸せ……かな」

ほむら(やっぱり予想通りの回答ね)

まどか「ってほむらちゃん、これ心理テスト?」

ほむら「そうかも知れないわ、けれど今は私の個人的な質問」

まどか「えへへ、心理テストだったら結果、教えてね」

ほむら「ええ、きっと」

まどか「そうだ、ほむらちゃんの答えも聞かせて」

ほむら「そう、ね……」

ほむら「私は……」

ほむら「…………」

ほむら「……ごめんなさい、わからないわ」

まどか「そっかぁ、わからない時はね他人の答えを自分に当てはめてみるんだって」

まどか「答えを持ってないよりか持ってる方が……えっと、なんだっけ」

ほむら「……?」

まどか「ええと、えーっと……ママの言ってたこと忘れちゃった」

ほむら「まどからしいわ」

まどか「まって、もうちょっとで思い出せそう……」

まどか「……やっぱり私とほむらちゃんって何処かで会ったことある?」

ほむら「さて、どうかしら」

まどか「教えてよー」

ほむら「さて、エイミーは眠っちゃったわね」

まどか「私は知りたいんだけどな、ほむ」

ほむら「シーッ それ以上は駄目、不思議な関係って素敵じゃない?それを私は守るの」

まどか「……凄い近いよ?」

ほむら「……まど、か」




~♪~♪

まどか「あ、私の携帯」

イバリ『チッ』

ほむら『……イバリ、あなた』


まどか「もしもしー、ママ?うん、いまほむらちゃんのおうち、うん、もう少しで帰るよ……うん?ほむらちゃんを?」

ほむら「どうしたの?」

まどか「晩ご飯がまだならうちに食べに来なよーだって、どうする?」

ほむら「……ご好意に甘えてみようかしら」

まどか「ママ、OKだって」


ほむら「……制服でいいかしら」

―――
――



◇まど家

まどか「ただいまー」

ほむら「お邪魔します」

詢子「おおっと随分と早いじゃないか、まどかおかえりー、ほむらちゃん初めまして」

ほむら「初めまして、今晩はご馳走になります」

詢子「かたっくるしい挨拶はいいんだよ~、まだ飯は出来てないからさ部屋でちょっと待ってな」

まどか「ほむらちゃん、いこっか」

ほむら「ええ」

詢子「……ふぅーん?」




まどか「タツヤもいるから、この部屋でいいかな?」

ガチャ

タツヤ「ねーちゃーおかえりー、まろかーまろかー」

まどか「ただいま、タツヤ」

ほむら「こんばんは」

まど神っち「ニコニコ」

ほむら「……?」ゴシゴシ

ほむら(あれ?戸棚の上に何か……)チラ

まど神っち「ア、ホムラチャ」

ほむら(捕獲)



タツヤ「あー!まろかもってっちゃめーっ」

まどか「た、タツヤ?私は何処にも行かないよ」

タツヤ「ねーちゃちがうー」

ほむら「……?」

タツヤ「まろかー」

まろかー、ねーちゃー

ほむら(……なるほど)

ほむら「私の手のひらをみて頂戴、……まどかを借りてもいいかしら」

まど神っち「ニコニコ」

タツヤ「……まろか、にこにこー、いーよー」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「見えないお友達っていうものね、小さい子にはよくあることだから」

まどか「よくわからないけど……解決したの?」

タツヤ「まろかー、ねーちゃー」

ほむら(まどかが2人ってこういう事だったのね。まさか妖精程度のサイズだなんて……分霊?)




詢子「向こうは楽しそうなことしてるなぁー、うんうん」

知久「まどかにいい友達が出来てよかったじゃないか」

詢子「友達の壁を突破してると思うんだよねえ」

知久「どうしてそう思うんだい?」

詢子「勘だ、まどかの言うほむらちゃんを一目見たらなにかわかるかもって思ったわーけ」

詢子「……転校当日、赤いリボンをつけてまどかが帰ってきたんだ。その時、私は感心しちまった」

詢子「それどうしたんだ?と聞いたらな、ほむらちゃんから貰ったって言うんだ、くぅーっほむらちゃんやるなぁ」

詢子「そしてあのリボン、片方が新品と同等の色になったんだ。1本交換したな?と思ったがまさかのビンゴ」

詢子「まだ他に思い当たる節がある。数日前だって学校を」

知久「ママの観察力には驚かされるよ……」

詢子「私の娘だからな、ぜーんぶお見通しさ」




まどか「ご飯できたー?」

知久「いいタイミングだね、座って」

ほむら「失礼します」

詢子「よーし、メシの時間だ」

いただきまーす!





詢子「……でニュースになったと思うが一番驚いたのが軍の基地から大規模な盗難が起きたことだな」

ほむら「銃や爆弾、とかですか?」

詢子「ああそうさ、普通はちゃーんと管理と警備が行き届いている筈だろ?」

詢子「どういうわけかセキュリティを全部掻い潜って盗み出しやがったんだ、倉庫の中身1つ、丸々をな」

まどか「もし私の家に泥棒が入ったらどうしようって不安だったなあ……」

詢子「私は出勤するだけでも大変さぁ、なんせ警戒網が解除されるどころか強化されていったのさ」

ほむら「その後は……?」

詢子「今も調査とか検証がされてるらしいが迷宮入りは確実だな、いやしないほうがおかしいか……」

まどか「私たちがこっちに帰ってくる前の新聞でね」

まどか「魔法を使うしか可能性は無いって投げ遣りに書いてあったの覚えてるよ」

ほむら「魔法……」

詢子「本当に魔法が使えるならさ、魔法の武器や力で戦えるんじゃ?って思ったが」

詢子「魔法の世もうまく巡ってないんじゃないかってなー、夢が無いか流石に」

ほむら「……もし自由に魔法が使えるなら、どんなことに使いたいですか?」

詢子「会社の役員を2人ばかりよそに飛ばして貰う、とか駄目か?私はもう魔法って言葉が見合う歳じゃないんだよなぁー」ハハハ

まどか「私は宿題を代わりにやってほしいとか考えちゃうな、けど魔法でしょ?大切な人にいっぱい使ってあげたいな」

詢子「よーし、まどか。アンタは今日から魔法使いだ!役員共をよそに飛ばせ!!なんてなーあはははは」

まどか「あははは、ママお酒入ってる?」

詢子「まどかー、食後はアタシがいつも飲んでるって勘違いしてねえかー?」

ほむら「ふふ」




詢子「おっとほむらちゃん、時間は大丈夫か?」

ほむら「1人暮らしなので問題はないです」

詢子「そうかそうか、だが夜道は危ないだろ?途中まで送って行こうか」

ほむら「明るい表通りを通るので心配には」

詢子「そう言うなって、帰る時は一言頼むぞー」

ほむら「……はい、お願いします」


詢子「次はアメリカの食生活について、基本肉だ」

まどか「そ、そのお話はちょっと……」


詢子「多少プニプニしてるほうが可愛いって教えたろー?」

ほむら「ええ、可愛いわ」

まどか「ぷに、ぷに……」

詢子「まどかはアメリカでもパパの料理が基本だったんだ、なら大丈夫だ、気にするレベルじゃーない!」

まどか「………むー」

ほむら「もしダイエットをするなら一緒にしましょう」

まどか「えー?」

詢子「お?私に教えてくれよー、良いダイエット方法をさ」


「「「あははは」」」


―――
――

◇ほむホーム

ほむら「ただいま、……エイミーは眠っているのね」

ほむら「……まどかのお母様に帰り道、喧嘩するのも大切って言われたけれど……」

イバリ「おかえり、エイミーのお世話は完璧」

ほむら「あら、起きてたのね……ご苦労様、アイス食べる?」

イバリ「うん」

ガチャ コト

まど神っち「……ホムー」

ほむら「そうだった、連れて帰ってきてたのよね」

イバリ「円環」

ほむら「その一部かも知れない、鹿目家のみんなを見守っていたようね」

イバリ「連れて帰ってきても大丈夫だったの?」

ほむら「きっと大丈夫、あの家に女神本人がいるから……食べる?」アーン

まど神っち「アーム パク」

ほむら「……」アーン

まど神っち「アイスー アムアム」

ほむら「……凄く、幼いわね」

イバリ「裂いた影響?」

ほむら「可能性としてはあるわ」

イバリ「それも飼うの?」

ほむら「飼うって表現はやめなさい」

イバリ「悪魔は誘拐犯」

ほむら「保護よ」

イバリ「はい」


◇数日後ほむホーム

まど神っち「オキロー」

ほむら「……おはよう」

ガチャ

イバリ「おはよう」

ノロマ「おはよう」

レイケツ「おはよう」

ほむら「……どうしたの」

ノロマ「みんなに置いて行かれた」

レイケツ「ノロマを探してたらみんな消えてた」

ほむら「あなた達ドールズは一体、何処で何をしているの……?」


イバリ「きっと馬鹿やってる」

レイケツ「イバリ、あなたはもうドールズの一員では無いでしょ?文句言わないで」

イバリ「……は?」

レイケツ「まさか届いてないの?あの鳥、使えないわね」

ノロマ「ネコー」

にゃー

ほむら「どうでもいいけれど、騒がないで頂戴」



コンコン

イバリ「Liese?」

レイケツ「噂をすれば」

ほむら「伝書を持ってるようね、伝書鳩……?」

レイケツ「……私その伝書知らないわ」


ノロマ「レイケツが書いたんじゃないの?」

ほむら「いいから、読むわよ?」


『ノロマ、レイケツ、この2名は会議によりドールズを強制退会とする ドールズ一同』


ノロマ「あれ?イバリを最初に追い出そうと言ったのレイケ

レイケツ「黙りなさい」

イバリ「アハハハハ」



ほむら「……さて、私は時間だから行ってくるわ。イバリ、後は頼んだわよ」

ガチャ

イバリ「行ってらっしゃい」

ほむら『あの2人が五月蠅かったら早急に追い出して』

イバリ『Ja』



レイケツ「……本、借りてもいい?」

イバリ「いいんじゃない?」

レイケツ「ペラペラ」


ノロマ「危険物取扱者?レイケツ、資格取るの?」

レイケツ「暇つぶしと学習が出来るでしょ」

イバリ「タンクローリーマスターレイケツ」

レイケツ「それは悪魔」

イバリ「レイケツお手製爆弾」

レイケツ「それも悪魔」

イバリ「消火器マスター」

レイケツ「美樹さやか」





◇夕方

ガチャ

みゃー

ほむら「ただいま」

ノロマ「おかえり」

ほむら「あなた、エイミーと遊んでたの?」

ノロマ「うん」


ジュージュー チーン


ほむら「……この音は?」

ノロマ「イバリとレイケツが料理対決始めた」

ほむら「……」

ノロマ「食材費とかはイバリが出してた」

ほむら「イバリはお小遣いを面白いことに使ったのね」




ほむら「こら、イバリ、レイケツ遊んでるの?」

イバリ「帰ってきた、食べて」

レイケツ「私はこの本のレシピを完璧に再現」

ほむら「……見た目は悪くないわね」

ほむら「あれ?イバリ、あなたのはスーパーで買ったお惣菜にしか見えないのだけれど……」

イバリ「ケチャップでマーク描いた」

ほむら「メイド喫茶か何か!?それは味付けと言います」モグ

ほむら「普通ね」


ほむら「レイケツ、あなたのはおいしそうね、如何にも料理って感じがするわ」モグ

ほむら「……モグモグ」

ほむら「あなた、これ手作り?」

レイケツ「当たり前でしょ、どう作るって言」

ほむら「あなた私の家で料理作らない?雇うわよ」

レイケツ「……」

ほむら「ほら、台所に立つならエプロン着なさい」

イバリ「おいしいおいしい」モグモグ

レイケツ「お前は食べるな」



クララドールズ、そのちからは魔法少女にも劣らない。

――――――
――――
――


◇学校

さやか「ほむら、ちょっと放課後いいかな」

ほむら「珍しいわね、どうしたの?」

さやか「ちょっとねー」


――――――


さやか「ここなら大丈夫かな」

……悪魔?

ピチャ、ピチャ……チャ、ップン

ほむら「あなた……」


ほむら「今日は佐倉杏子と一緒じゃないから変だと思ってたけれど……こういうことだったのね」

さやか「…………」

さやか「これ、見覚えあるでしょ?」チャリ

ほむら「円環の理の勲章ね?……何処で手に入れたの?」

さやか「なぎさが拾ったのを、あたしが受け取った」

ほむら「そう……」

さやか「そう、じゃないわよ?」ブン

ほむら「……いきなり剣を向けてくるなんて、宣戦布告?」


ほむら「私は穏便に済ませたいのだけれど……」

ほむら「美樹さやか、あなたはこの世界で幸せじゃないの?鹿目まどか、佐倉杏子、巴マミ、4人みんないるわ」

さやか「……」

さやか「それでも、あんたは円環の理の力を……!」

さやか「それにまどかを記憶を抜き取って、影響が無いとでも!?」

ほむら「女神のまどかなら、ヒトとしての記憶が戻っていたわ」

さやか「戻っていた……?」

ほむら「そうよ、魔女達の使い魔を回収しに来た時に少し会話したのよ」

ほむら「嘘だと思うならば魔法で使い魔達を探してみなさい」

さやか「……」

さやか(本当に、いない……)


ほむら「情けないお話になるけれど」

ほむら「彼女はいつの間にか私に干渉し、力の一部を裂いて持ってった」

ほむら「もう1人の私は円環の理でまどかと仲良く暮らしているわ」

さやか「……は?」

ほむら「それは説明しろって顔ね?」

さやか「あんた、詳しく説明しなさいよ!」

ほむら「こっちが知りたいわよ。私は夢で仲良くしている断片を見せられるのよ?たまったもんじゃないわ」

ほむら「……足音」


まどか「ほむらちゃーん!さやかちゃーん!」タタタ



ほむら「まどか……」

ほむら「美樹さやか、その勲章を隠して頂戴、それとまどかの前でこの話は絶対にしては駄目よ、円環の理と同化し消えてしまう可能性がある」

さやか「……消える、ですって?」

ほむら「そうよ、まどかが消え円環の理と同化する、これは必ず阻止したい」

ほむら「けれど最近は同化の予兆すら無いわ、……円環の理に記憶が戻ったという証明のひとつになるんじゃないかしら」

さやか「……」


まどか「やっほ……あれ、さやかちゃん、暗い顔してどうしたの?」

さやか「ちょっと悩み事でほむらにね、……大丈夫、もう心配はいらないよ!」

まどか「よかったー。そうだほむらちゃん、今日もお家に行っていいかな」

ほむら「歓迎するわ、いらっしゃい」

まどか「やったー」

さやか「あたしもあんたの家に行っていい……かな」


ほむら「ええ、いらっしゃい」


ほむら『美樹さやか、無駄な行動は避けて頂戴、お互いのメリットになる筈』

さやか『あんたは、どうしたいの?』

ほむら『今はこの世界を維持する、それだけよ……』


ほむら『イバリ、レイケツ、ノロマ、少しの間隠れてて頂戴』

レイケツ『また鹿目まどか?』

ほむら『今日は美樹さやかもいるわ』

さやか『あの子供達、あんたの家に住んでるんだ』

ほむら『ええ、さっき呼んだ3人だけよ、敵意は無い、安心して』

イバリ『消火器マスター美樹さやか』

さやか『……おい』





◇ほむホーム

まどか「エイミー」

にゃー

さやか「懐きまくってますなあ~」

まどか「たくさん遊びにくるから……」

さやか「ずるいぞー、あたしも遊んじゃうぞー」

タタタ

まどか「あ、逃げちゃった……」

ほむら「なってないわね、美樹さやか」

さやか「く~っ!」


さやか『エイミーだよね、まどかが一番最初に契約するきっかけを与えたのって』

ほむら『そうよ』

さやか『……』

ほむら『質問だけれど美樹さやか、あなたは円環の理と交信出来るのでは?』

さやか『出来てたらもうやってるって……今のあたしは円環の理と直接、繋がってないからさ』

さやか『そうだなあ、回線があったら可能かもしれないわね、電話番号は持ってるけれどって奴?』




まどか「エイミー1本釣り~」

ほむら「エイミー、もっと頑張りなさい」

みぁ



ーーーー


まどか「あ、もうこんな時間……また遊びに来るね、ほむらちゃん」

さやか「気を付けて帰りなよー」

ほむら「またね、まどか」

パタン



ほむら「さて本題よ、私はこの世界を維持する」

さやか「異議なし」

ほむら「そしてまどかが幸せな世界を」

さやか「異議あり」

ほむら「……」

さやか「円環の理のまどかはどうするの?あんた、忘れてないよね?」

ほむら「もう1人の私が円環の理にいる筈よ」

さやか「そいつは信頼できるの?」

ほむら「知らないわ、だから円環の理と交信がしたいのよ」

さやか「……で、女神のまどかとお話をしたってのは本当?」

ほむら「本当よ」


さやか「何て言ってた?」

ほむら「使い魔を回収しに来ただけで特に何も」

さやか「まぁ、そうだよねえ……」

ほむら「……」

さやか「んじゃ、あたしからはもう何もないから……帰るわ」

ほむら「……ええ」

バタン


さやか(まどかが2人、ほむらも2人)

さやか(……はあ、)

さやか(とりあえずは様子見……)

携帯「~♪~♪」

さやか「杏子?……もしもーし」

杏子『てめえどこ行ってやがった、さやかも早くマミの家に、っておい!』

なぎさ『さやか!もうチーズフォンデュ戦争の警鐘は鳴ってるのです!早く来るです!』

さやか「あははは、すっかり忘れてたー、すぐ行くから待ってて!」

さやか(悪魔め、こんな世界作りやがって……)


さやか「憎いなあ……もう」








ほむら「美樹さやかが記憶を取り戻してどうなることか、と思ったけれど……」

ほむら「とりあえずは」

ノロマ「ごはん」

ほむら「そうね、準備をしましょう。レイケツ」

レイケツ「……あの小さい鹿目まどかを使って円環の理と交信出来ないの?」

ほむら「それは……」

まど神っち「?」ネコー


ほむら「ノロマが着替えさせちゃったのよ、これを美樹さやかに見せるわけには……」

レイケツ「……」

ほむら「……とりあえず、今日は卵を新鮮な内に使いたいからお願いね」





イバリ「私、ゆで卵だけ?」

ほむら「差が激し過ぎないかしら……イバリそれ1ついい?」

ほむら「そうね、私のおかずの量が多いから半分以下なら持ってっていいわよ」ヒョイ

レイケツ「……」

パリ

ボッ!!

ほむら「!?」

イバリ「!?」


レイケツ「イバリの料理、ちゃんとあるから安心して」

ほむら「違うわよ!なんでゆでたまごが破裂するの!?まさかあなた、電子レ

ピンポーン

レイケツ「誰か来た」

ほむら「はぁはぁ……」



ガチャ

ほむら「はい」

ナマケ「いれて」

パタン


ノロマ「誰だった?」

ほむら「ナマケよ、きっと乞食しに来たのでしょうね」

レイケツ「ならそのゆでたまご渡してくる」

ほむら「……行ってらっしゃい」




レイケツ「おすそ分け」コト

パタン

ナマケ「……」

パリ

ボッ



ピンポーンピンポーンピンポーン

ピピピンポーンピピンポーン

イバリ「ナマケが怒った」

ほむら「レイケツ、まさか」

レイケツ「魔法と電子レンジでお手軽爆弾化」

ほむら「」

ピンポンピンポーン

ほむら「……ノロマ、ナマケを入れて倉庫部屋に投げ込んできて頂戴」

ノロマ「はい」



ほむら「……レイケツ」

レイケツ「ええええん」

ほむら「食べ物で遊んじゃいけないのは基本的なマナーでしょう?」

レイケツ「ひっく……えっぐ……ひぅ……ああーんあんあん」チラ

ほむら「それ、嘘泣きでしょ?嘘の涙なんて価値ないわ」


ほむら「だからそれは嘘泣きでしょう?食べ物で遊んではいけないの」


ほむら「いつまであなたは泣いているの?」


ほむら「……嘘泣きはもう通用しないわ」



ほむら「……嘘泣きは」


ほむら「ほら、顔を……」


ほむら「……あ、その……レイケツ?」


レイケツ「えええん」

ほむら「ほら、もう怒らないから……。そうね、食後のお菓子……食べる?」

レイケツ「ワーイ」ケロッ

ほむら(なんなの……)


----


ノロマ「着せ替え着せ替え」

まど神っち「おきがえー」

ノロマ「どっちがいい?」

まど神っち「こっちー」

ノロマ「園児服ー」

キャー カバンカバン ボウシー

ほむら「なにしてるの?」





ほむら「で、またあなたが着替えさせたのね」

ノロマ「違う、服渡しただけ」

ほむら「なにその脱法だからセーフ、みたいな言い逃れ……」

まど神っち「どうー」ヒラヒラ

ほむら「……ご、合格よ」

まど神っち「ワーイ」

ノロマ「ワーイ」

ほむら「でも、それは置いといて…… ノロマ、この子が最初に着てた服は?」

ノロマ「消えた」

ほむら「……はい?」

ノロマ「消えた」


ほむら「どうして……?」

ノロマ「きっと魔法の服だった、から」

ほむら「はぁ……」


ほむら「まどか、一番最初に着てた服は?」

まど神っち「着ないー」

ほむら「え?なんで……」

ノロマ「いい方法ある」

ほむら「言ってみなさい」

ノロマ「服を脱がして下着姿で放置すればきっと着るように」

ほむら「できるわけないでしょ!!!??」





◇見滝原中学校

まどか「ペラペラー」

クラスメイト「鹿目さんありがとー!」

まどか「えへへ、間違ってたら……ごめんね?」

杏子「まどか、その調子でこれの和訳を教えてくれ」

クラスメイト「佐倉さんこれ今日提出する宿題……」

杏子「気にすんなって!」


さやか「ねぇ、あんた」

ほむら「……?」

さやか「……ごめん、なんでもない」

ほむら「そう……」


まどか「きょ、杏子ちゃんこの文」

杏子「うん?」

まどか「何語……かな……」

杏子「……マミめ」



ほむら「百江なぎさ、だったかしら。あの魔女の名前」

さやか「ん?そうだよ、今はマミさんと同居中」

ほむら「……同居?」

さやか「預かって欲しいと言われたんだってさ~、マミさんなら安心だよね」

ほむら「巴マミが、そう……」

杏子「さやかー、数学の宿題助けてくれ」

さやか「杏子、あんたねえ」

まどか「ほむらちゃん、古文教えて?」

ほむら「ええ、いいわよ」

杏子「あーあー、この差、……さやかはもう駄目だわぁ」

さやか「宿題をやってこないあんたが悪いんでしょ…?」

杏子「……なら別の奴に教えてもらう、さやかは馬鹿だからな、あたしに教える脳がないんだろーなー? ニヤ」タッタッタ

さやか「こら杏子!」ガタッ 

チャリッ

ほむら(……勲章?)

さやか(あ、取り出すの忘れてた)

まどか「さやかちゃんこれ落としたよ」ヒョイ

さやか「さーんきゅ!」

まどか「あれ……?」


ほむら(……まさか)

まどか「この勲章、何処かで見たこと……あるような……気がする」コオオオ

さやか「まどか?」

ほむら(ほらやっぱり!)

まどか「私、は、これを、、確か」オオオオオオオ

ほむら「まどか!この文をよーく読んでみて!?」ガシッ

さやか「ああーー!?まどか、ありがとう!拾ってくれてーー!!」アタフタ

まどか「……」コオオオ……

まどか「……ハッ あ……う、うん……」


ほむら『あなたなんでそれ、持って来ているの?』

さやか『こりゃ参ったわ……あれが噂の、ですか……ほむらさん……』


まどか「あ、あのね?さやかちゃん、さっきの勲章……もう1度見せて貰ってもいいかな……?」

ほむら「……」

さやか「ごめんね、まどか。これ借り物だからあまり人に見せられないんだ」

まどか「そうなんだ……、こっちこそごめんね」

さやか「いいってことよ~、それよりー今日のお昼だけどー?」チラ

ほむら「まどか、今日は美樹さやかが購買でなんでも奢ってくれるそうよ」

さやか「その通り! お菓子とかはさやかちゃんにまかせろー!」

まどか「えー?」



昼休憩、購買

まどか「今日は人少ないね」

ほむら「そうね、ゆっくりと選べるわ」

まどか「あ、ピノだ」

ほむら「悪くないわね、なら私はこれ」

まどか「雪見だいふく?いいなー」


さやか「あれ、杏子?」

杏子「ようさやか」モグモグ

さやか「相変わらず食ってるわねぇ」

杏子「少し足りなくてな、追加で買っちまった、珍しいだろ?」

さやか「いやお昼時間に何も食べてないあんたを見る方が珍しいから……」

チーン

杏子「お、出来たか」

さやか「何買ったの?」

杏子「冷凍ドリアだ、新商品が出てたから試しにな」

さやか「くぅーっ、お弁当食べたのにお腹減ってきたわ……」

ほむら「なら買えばいいわ、……まどかの要望であなたが奢る、ってのは無くなったから」

さやか「まどかマジ女神!」





ほむら「どうぞ」

まどか「ありがとう、ピノもどうぞ!まだ開けてないけどー」

ほむら「……ありがとう」

まどか「そういえばね?アイス天ぷらって言うのを広告で見たの」

ほむら「アイス天ぷらって事は、揚げるのかしら? ……変な組み合わせね」

まどか「でもね、お店で売ってるってことはおいしいのかなーって」

ほむら「食べたくなってきちゃったわ……」

まどか「簡単に作れるなら作りたいなぁ」

ほむら「作る、いい案ね」

まどか「あ、ならさ今度のお休みの日に

ほむら「溶けてるわよ」

まどか「えっ?」

ほむら「!!」サッ

ベタッ……

まどか「あ、ほむらちゃんの手が……」

ほむら「ごめんなさい、容器で受ければ…。これは私が」

あむっ

ほむら「えっ!?」


まどか「ふぇへへ、さんひょうるーるー」

まどか「ほれにほむらちゃのてたったからたいひょうふたよー」もぐもぐ

ほむら「ふふ、まどか、日本語でお願い」

まどか「モグモグ…… ってほむらちゃん理解できてたでしょ」

ほむら「……どうかしら」

まどか「えー? ……ほむらちゃん手拭いてあげる」

ほむら「この程度自分でするわ、って」

まどか「もうしちゃってたりー」

まどか「……ほむらちゃんの手、すらっとしてて綺麗だよね」

ほむら「汚い手、よ……」

まどか「ううん、とても綺麗だよ」

まどか「ちゃんと手入れされてて……」

ほむら「……」

まどか「んしょ……」

まどか「はい、綺麗になったよー」

ほむら「……」

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「あ、ええ」

まどか「迷惑だったかな……?」

ほむら「いいえ、上手だったわよ……それよりピノ、食べましょう?」

まどか「そうだったねー」ペリリー


まどか「ん!見てみて、ハートの形が入ってるよ」

ほむら「初めて見たわ」


まどか「私も初めて見たんだよ!嬉しいなぁ ……ほむらちゃんどうぞ」

ほむら「……本当にいいの?」

まどか「なら私食べちゃおっかなー」

ほむら「んん、頂くわ」パク

ほむら「……お返しよ、まどか、あーん」

まどか「えっ?あ、あーん」

キーンコーンカーンコーン

ほむら「えっ、もう予鈴?」

まどか「!」パクッ

ほむら「まどか、私の指はおいしくないわよ」

まどか「ち、ちがうよ!? えっと、チャイムに驚いてー」

ほむら「冗談よ、それより授業急ぎましょう、教室移動があるわ」

まどか「……むぅ」

ほむら「まずはピノ捌くわよ、まどか、口開けなさい」むにゅっ

まどか「ふぇっ、押し込み!?」

ほむら「……もう1こ入りそうね」むにゅ

まどか「私、リスさんじゃないのにぃ……」

――――
―――









◇放課後

ほむら「美樹さやか、園児服ってどう思う?」

さやか「……は?」


ほむら「もし着せるのなら、よ」

さやか「いや意味がわからないんですけど……」

ほむら「……」フイッ

さやか「ちょっとちょっと、いきなり話しかけてくるから珍しいなと思ったらなにそれ……」

ほむら「……」

さやか「えーっと、園児服が」

ほむら「……園児服に抵抗はあるか、って事よ」

さやか「ない、けど……」

ほむら「なら今日私の家に」

さやか「ちょっとまて!」


◇ほむ家

ほむら「園児服は美樹さやかに批評され更には引かれるという評価を頂いたわ」

ノロマ「えー」

まど神っち「えー」

ほむら「……お着替えの時間よ」

ほむら「ノロマ、他に着せ替えの服持ってたわよね」

ノロマ「いっぱいあるよ」ガサゴソ

ほむら「見滝原中の制服もあるのね。 何処で手に入れたの?」

ノロマ「偽街の結界」ガサゴソ

ほむら「……あなたが一番結界内で不審に跳び回ってたのはおもちゃを回収する為だったのね?」

ノロマ「円環の理の妨害が酷かったのを覚えてる」


ノロマ「これはどう?」

ほむら「真冬じゃないんだから……」

ほむら「そういえばこの子が最初に着てたワンピースと同じもの、持って無いの?」

ノロマ「ない」

ほむら「……そう」

ヤキモチ「これかわいい」

ほむら「レイケツ、この子追い出して頂戴」

ノロマ「ならこれ」

ほむら「……」

ノロマ「馬鹿には見えない服、って書いてある」

ほむら「……素晴らしい布ね」





ノロマ「……もう直接選ばせたほうが」

ほむら「そうね、選んでみる?」

まど神っち「んー」テテテ



まど神っち「これ?」ネコー

ほむら「……はぁ」

ノロマ「神を着せ替え、悪魔的行為」

ほむら「よくわからないけどきっとそうなるわね」

ノロマ「拉致ってきたのも」

ほむら「それは保護」


ほむら「そういえば明日……この件は後回しね」


◇休日 ほむらの家

ほむら「いらっしゃい、まどか」

まどか「えへへ、…お邪魔します」


ノロマ(最初は鹿目まどかだーって喜んでたけど)

イバリ(頻度高すぎてもう慣れた、進展も無い)

ヤキモチ(鹿目まどかだ)

レイケツ(ヤキモチどこから湧いた)

イバリ(いっその事、私たちの手で鹿目まどかと…)

コソコソコソ……クスクスクス……






『魔法少女の救済』

まどか「―――そうだ、私には大切な、役目、が……」コオオオオッ



ほむら「えっ、まどか!!」ぎゅっ


イバリ(今だ!)

ノロマ(…何が?)

レイケツ(魔法で気絶させる)


バタッ バタッ

イバリ「成功」

レイケツ「そしてベッドに2人を放り投げる」

イバリ「これくらいしないと駄目」

ノロマ「そうなんだ?」


レイケツ「こう抱き合う形にして」クスクス

イバリ「体制きつそう」

ノロマ「こう足を」

ヤキモチ「指も絡ませる?」

レイケツ「上着が邪魔、脱がそう」

イバリ「無理」




◇円環の理

まど神「」バタッ

リボほむ「」バタッ


――――
―――

今日はここまで、忙しさも相まって……
今更ですがまど神っちってのはQBの干渉遮断フィールドの説明で出てきた天使のまどか?です。
あの子の正式名称ってあるのかな?


まどか「んん……いたた…頭がぴりぴりする……って、え」

ほむら「…Zzz……」ぎゅ

まどか「ほほほほむらちゃん!?……ここベッド、だよね……なんで……?」

ほむら「んんっ……」ぎゅぅぅぅ

まどか「ほ、ほむらちゃ、ちょっと……」

ほむら「んっ……まどか、まどか……」ぎゅううっ

まどか「えとその……えっ……」

ほむら「……」すりすり

まどか「ぁぅぅっ…」


ほむら「……zz…すぅすぅ……」

まどか「ほむらちゃんっ!」

ほむら「んん……まどか……ポンポン解かないと寝癖がにょんってなるわよ……にょんって……」ポー

まどか「にょ、にょん……」

ほむら「ほら、解いてあげる……」シュル

まどか「あ、あのほむら…ちゃん?」

ほむら「今日はまどかが抱き枕の日でしょ……」

まどか「なんで!?」





ほむら(……)

ほむら(どうやら現世の私と入れ替わった? それかこっちの私とひとつになった、か……)

ほむら(どうして… 私はソファで本を読んでて)

ほむら(寝落ちしたからまどかがベッドに運んだのかと……)

まどか「ほむらちゃん、私そろそろ帰らないと……」

ほむら「ん、送るわ」

ガチャ バタン




「……」


レイケツ「魔女だ」

イバリ「予想外の展開に」

ヤキモチ「どうする?」

ノロマ「うーん」

レイケツ「いつも通りに過ごそう」

ヤキモチ「私は?」

イバリ「……テレビ見る係」



ガチャッ バタッ

ほむら「ただい……ま」

ノロマ「おかえり」

ほむら「……ただいま」

ほむら(誰、この子……)

イバリ「エイミーのご飯なくなりそう」

エイミー「なぁー」

ほむら「…そうね、明日買いに行ってくるわ」


ヤキモチ「テレビつまんない」

ほむら「……そう」

レイケツ「肉か魚、どっちがいい?」

ほむら「……肉で」

ほむら(あの子料理するの……?)


ほむら(ちょっと情報整理をしましょう……)

ほむら(あの子たちは一体……?)

ガチャ バタン

まど神っち「…Zzz……」

ほむら「……もう驚かない」





◇翌日

ほむら「買い物行ってくるわ」

ノロマ「行ってらっしゃい」

バタン



-数分後

ノロマ「あれ?これ、イヤーカフ……」



ほむら「」

ノロマ「ほらやっぱり」

ほむら「あ、えっと……ありがとう……」

ノロマ「……お小遣い」

ノロマ(と、ねだってみたり)

ほむら「……はい」

ノロマ(!!!)




ほむら(どうやらお金であの子たちを家に居させてるみたい……?)

ほむら(そういえば通帳残高はどうなってるのかしら)

ほむら(余計な買い物してないと思うけど)ペラッ

ほむら「」クラッ

ノロマ「えっ」

今日はここまで


ほむら「大丈夫よ、大丈夫……」

ノロマ「……?」



ほむら(こんな額、初めて見たわ……!)

ほむら(貧乏じゃ示しがつかないからって理由で貯金改竄したのかしら)

ほむら(いきなりのフリコミで云万円ってどういうことよ……)

ほむら「……」



◇ケーキ屋

ほむら「……よし」


カランコロン

杏子「お、ほむらじゃねーか」モグモグ

さやか「ほむら?」

ほむら(……あら)

杏子「ケーキバイキングしに来たのか?」モグモグ

ほむら「いいえ、ケーキでも買って帰ろうと」

さやか「あの怖い悪魔は何処に行ったのかなー?」

ほむら「……ケーキくらい楽しく食べたいと思わない?」

さやか「ま、それもそうかー」

杏子「マミんち行ったらチーズケーキしか出てこなくなったからな、今のうちに他のケーキを喰うぞっ」ヒョイ ムシャムシャ

さやか「あ、それあたしのケーキ!」


杏子「へへーん」

ほむら「美樹さやか、円環の理でケーキはたくさん食べられるわよ」

さやか「まー、たしかにそうだけどさー、って」

ほむら「冗談よ」

カランコロン

アリガトゴザイマシター

杏子「円環の理?マミにでも影響されたか?」モグモグ

さやか「むむむむむっ」





ピンポーン

まどか「ほむらちゃんいないのかなぁ」

ガチャ

まどか「鍵、掛かってない……」

まどか「……おじゃましまー」

ほむら「わっ」

まどか「きゃぁっ! あーびっくりしたー……」

ほむら「住居侵入未遂よ、まどか」

まどか「えー、鍵掛かってないから心配してあげたのに」

ほむら「ふふ、心配しなくても大丈夫よ、私は悪魔だから……。私も丁度帰ってきた所よ、良かったら中でケーキでも」

まどか「お邪魔しますっ それとさやかちゃんの悪魔ネタ、気に入ったの?」



モグモグ

まどか「んん、おいひい……」あむあむ

ほむら「あのお店で買ったのだけど、杏子と美樹さやかがケーキバイキングしてたわ」

まどか「あー、私も誘って欲しかったなぁ」

ほむら「あの2人は仲がいいようね…… まどか、あーん」

ほむら(まずい、間違えた、円環の理でまどかに毎日してたからつい)

まどか「あ、あーん……?」

ほむら(……ふふ)

パクッ

まどか「ううっ、あーんは恥ずかしいから禁止っ!」

ほむら「なら私にあーんってしてくれる?」

まどか「ほむらちゃん!?」



ヤキモチ(……私もケーキ食べたいワ、フォークの準備はバッチリ)

イバリ(きっとくれる)

レイケツ(女神の元で修業したデキソコナイ様をヒトの鹿目まどかとくっつけるのはどうかしら?)

イバリ(それ成功したら葬列出来なくなりそう)

ノロマ(モグモグ)

ヤキモチ(ノロマ、そのケーキ)

ノロマ(ダイドコロ)

ヤキモチ(今動くと鹿目まどかに見つかる……ぬぬ……)



まどか「モグモグ」

ほむら「久しぶりに食べるケーキってこんなにおいしいのね」

まどか「本当は私、先週食べたばかりなのでしたー」

ほむら「あ、ならこのケーキはおあずけね」

まどか「えー、そんなー」

ヤキモチ『悪魔、悪魔!!』テレパシー


ほむら『……急にどうしたの?あなた達のケーキは台所に置いて』

ヤキモチ『鹿目まどかが役目を思い出しそう!今すぐ抑えて!』

ほむら『えっ!?』

ヤキモチ『抱きついて魔力を!早く!!』

ほむら「まどかっ!!」ぎゅっ

シュン サササッ

ヤキモチ(このケーキの箱、捨てるのなら貰っていいわよね)

レイケツ(……鹿目まどかは私たちが見えないんじゃ?)


ぎゅっ

まどか「えっ、いきなりどうしたの!?」

ほむら「ぎゅー」

まどか「えとそのあの……」

ほむら「ぎゅー」

まどか「ほ、ほむら、ちゃん?」

ほむら「ぎゅー」

まどか「あぅぅ……」



イバリ(モグモグ)

レイケツ(モグモグ)

ヤキモチ(モグモグ)

ほむら『……もう大丈夫よね?』

ヤキモチ『まだ』

ほむら「ぎゅー」

まどか「……ぎゅ」

イバリ(私らが鹿目まどかと悪魔の仲を深めた)

レイケツ『魔力が』

ほむら「まどかっ」ぎゅぅっ

まどか「ほむらちゃん本当にどうしたの……」

投下ここまで、それと叛逆BD届きました。ノロマちゃん無口なのか……


―――
――


まどか「じゃ、明日学校でねっ」

ほむら「またね、まどか」

ほむら(学校……)

ほむら(学校行ってるの?)

ほむら(……)


ガチャ

ほむら「あなた達……少しお話が」

イバリ「鹿目まどかの抱き心地はどうだった」

ほむら「女神のまどかより肉付きがよかったわね」

イバリ「一緒にダイエッ」

ほむら「本題に入るわ。私についてだけど地上の私と……」

レイケツ「その件なら知ってるワ」

ほむら「そう、なら話は早いわね。どうしてこうなったのか原因が不明、頼りに出来るのはあなた達くらい」

ほむら「だからあなた達の事、少しだけでいいから教えて頂戴」

イバリ「葬列の盛り上げ役」

ほむら「?」


レイケツ「断頭台へとデキソコナイ様を運ぶ葬送」

ほむら「……デキソコナイ様って妖怪か何か、かしら?」

イバリ「お前の魔女姿」

ほむら「……」

レイケツ「次の葬列は未定、その時がくるまでオママゴト」

イバリ「今の私は悪魔の指示でエイミーのお世話」

ほむら「……ならこの子は?」

ヤキモチ「私はテレビ見る係」

ノロマ「……」

レイケツ「ノロマは私の部下」

ほむら「そう……」


ほむら「役割は分かったけれど、もっと有益な情報を…」

レイケツ「ならそのトカゲの機能に私たちが見聞きした情報を耳打ちする機能があるワ」

イバリ「それを有効にすれば私たちから情報提供、支援が出来る、今は無効にされてる」

ほむら「……一応有効にしておくわ」

ダークオーブ「……レイケツ…給料……云百万円…」

ほむら「うん…?」

ダークオーブ「イバリ:エイミーにイヤーカフス常時狙われてるから注意」

ほむら「……」

ダークオーブ「―――

 ネクラ:てすてす ネクラ:マイクテストマイクテスト

ほむら「……なに?」


ダークオーブ「―――

 ネクラ:ミュージックチャンネル3、本日のテーマは……

 ネクラ:お金が無いとゲームできない… ネクラ:そうだ、悪魔の財布から

 ネクラ:HQ!HQ!こちらパトロール! ネクラ:女神のまどかを発見!至急増援を!!

 イバリ:まかせろ
 
 マヌケ:てすと マヌケ:あれ マヌケ:おかしいな マヌケ:???

 ネクラ:只今留守にしております。ピーという発振音が鳴りましたら……

 ネクラ:お腹減った ネクラ:眠い ネクラ:暇 ネクラ:あああああああああああ↑↑↑」

ほむら「荒らされてるじゃない……」

ヤキモチ「直接メッセージを送って遊んでたらOFFにされたんだったワ、今はログを呟いてるみたいね」

ほむら「…制限をかけておくわ」


◇学校

ほむら(……)

ほむら(久しぶりだからか、少し落ち着かないわね……)

ほむら(……クラスメイトからは敬遠されてるのかしら、視線が痛い)

男子生徒「あ、その……暁美、さん?」

ほむら「なにかしら…」

男子生徒「えとその……そこ、俺の席、なんだけど……」

ほむら「……ごめんなさい」

ほむら(まさか席が変わってただなんて……私の席何処よ……)

さやか「ちょっとアンタさっき」

ほむら「……寝ぼけてたのよ」

さやか「は、はぁ?」


杏子「おっす、ほむら」

ほむら「!? 佐倉杏子、何故あなたが学校に」

杏子「はぁ?」

さやか「アンタどうしたの」

ほむら「……」

さやか「今日は一段と奇怪だなアンタ……」

まどか「おっはよー、ほむらちゃん」

ほむら「おはよう、まどか」

……

さやか『……アンタ座らないの?』テレパシー

ほむら『変な事を聞くけど、私の席何処かしら』

さやか『一番後ろの一番左……』

ほむら『ありがとう』

さやか『……アンタ中身使い魔とかじゃないでしょうねえ!』

ほむら『違うわよ』

今日はここまで、ガイドに追加の設定があっていい機会なので登場させました
まさかイヤーカフがダークオーブの別形態だったなんて…完全に別物かと思ってました

◇授業中

ほむら(美樹さやかは円環の記憶があるのかしら、さっき使い魔と発言してたから可能性は……)

ほむら(……?)

ダークオーブ「現在の好感度は15」

ほむら(好感度…誰の……?)

ダークオーブ「内時間1週間後までに30以上でBルート発せい」

ほむら(ルート…?)

ダークオーブ「20以下で敵対フラグ発生、アイテム、リボン」

ほむら(敵対? リボン…まさか、まどか!?)


-ほむらの家

ヤキモチ「あ、渡すアイテム間違えた… あら、何か貰えたワ」ピコピコ

ナマケ「そのアイテム結構レアよ」

イバリ「…それ何処から持ってきた?」

ナマケ「ゲームショップに落ちてたから回収したの」

イバリ「それは万引き」

ナマケ「違うワ、床に投げ捨ててあったの、ゲームショップがゲームを捨てるのって普通じゃなくて?」

マヌケ「ゴミの再利用、エコ」

ナマケ「飽きたゲームは売りに出すの、お金が溜まるゲームも楽しめる一石二鳥とはこのこと」

レイケツ「なら今度お店ごと拾ってきたらどうカシラ?」クスクス



ほむら(もっと情報を…判断材料が少なすぎるわ……)

ダークオーブ「あっぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

ほむら「ひっ!」

ザワザワザワ

ほむら「っ……」


-休憩時間

まどか「授業中のひって悲鳴につられて私もひって言っちゃった……もし聞かれてたりしたら恥ずかしいなーって」

さやか「悲鳴ー? そんな事あったんだ?」

まどか「あ、また居眠りしてたんだ?」

さやか「あはは…、夜は忙しいのだー」

まどか(悲鳴あげたのほむらちゃんだったような……)


ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「……」ビクッ

ほむら「……」プルプル


--

ヤキモチ「ホラーゲームをするなら部屋を真っ暗にするのが基本よネ」

レイケツ「……トカゲ」クスクス

ナマケ「マヌケ、そのドアさっき入ったばかりよ」

マヌケ「ならこのドア、入るわ」

TV「……ガチャ ダンッ あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

レイケツ「きた」

イバリ「逃げろ」

レイケツ「あの高い所に登って観察するってのはどうカシラ?」

ヤキモチ「登ってきたワ!」

クスクスクス ケラケラ

マヌケ「このドアに逃げよう」

TV「ガチャッ バリーン」

イバリ「挟まれた!」

TV「グアアアッ ギャアアアアア」

ヤキモチ「ゲームオーバー」

マヌケ「……さっき何処のドアに敵いた?」

レイケツ「リトライ」

ほむら『待ちなさい!』

ほむら『……あなた達、何故イヤーカフ越しにゲームの実況をしているの?』

一同「……」ムスッ

ほむら『……このイヤーカフに何かしたでしょ、すぐ解除しなさ』

ナマケ「無視、ゲーム続行」

キャー クスクス

ほむら『こ、こら!』

マヌケ「あ、ムービー入ったワ、……捕虜の人体実験シーン」

TV「ゴボゴボゴボ ブチッブチッ ムチッミチッ」

ほむら『』



ほむら「」

まどか「ほむらちゃん!?」



◇円環の理

デビほむ「ん、んん…どこ、ここ…… えっ」

アルまど「あ、おはよー、私今から」

デビほむ「っ!?」

アルまど「どうしたの?」

ほむら「くっ…!  ……え?まさか、そんな、私の力が、なんで……消えて……」

まど神「ほむらちゃん…?」

ほむら「あなた…」ギロ

まど神「え、えっ…?」

―――
――

ほむら「……」

まど神「ほむらちゃん、まずは落ち着こうよ、何か…飲む?」

ほむら「…コーヒー」

まど神「……無理しなくたって、いいんだよ」

ほむら「……コーヒー」

まど神「そんなにコーヒーが飲みたいのならお砂糖いっぱいいれちゃおっかなー」

ほむら「コーヒー……」

まど神「んもー あ、そうだった無いんだった」

ほむら「…なら紅茶」

まど神「えへへ、本当はー」ゴソゴソ

ほむら「……」

まど神「…コーヒー?」

ほむら「……コーヒー」

まど神「……」

ほむら「…紅茶」

まど神「はいっ」

今日はここまで、いつも読んでくださりありがとうございます。

台詞と半角効果音だけで説明役がいないから状況が分かりにくい事この上ないな

コーヒーなかったんか
チーズ無いしコーヒー無いし未成年者ばっかりだからタバコも酒も危ういし
まど界は嗜好品不足よのう

>>385
自分の文章力がないのか説明役がいないのか……、アドバイスありがとうございます。

>>386-388
すてきなおくにだもん、きっと円環にはなんでもあるさ

投下します


まど神「じゃ、私は行ってくるから、気楽にしててっ」

パタン


ほむら「……」

ほむら「ここが円環の理…まどかが作った魔法少女の為の世界……」

ほむら「あの噂話通り」

ほむら「……すてきなおくに」

ほむら「……」


ほむら(すてきなおくにだなんて……)

ほむら(ここはまどかを、本当の幸せから遠くへ追いやる場所)

ほむら(まどかは神としてではなく、ヒトとして生きるべき)

ほむら(これは、チャンスだわ…!)

ほむら(……けど問題がある、もう地上にヒトとしてのまどかは存在する)

ほむら(この状態で再び彼女を裂いたら、一体どうなるか)


ほむら(いえ、そもそも今の彼女には、ヒトとしての記録は存在しない、記憶があるだけ)

ほむら(記録と記憶は違う、裂いても記憶を喪失させるだけだわ)

ほむら(ホント、……記憶って厄介なモノね)

ほむら(無の状態から植え付けるだって出来る、思い出すことも)

ほむら(……改竄、する事も)

ほむら(……)

ほむら「……」








さやか「そうそう、まどかの家が純和風の一軒家で、周りに家庭と呼べないレベルの菜園があってさー」

ほむら「和風の一軒家…? 地上のまどかの家と変わりは無かったわ」

さやか「あっれれ、改築したのかー? 円環界って建造物とか魔法…でポンだからさぁー、私の家なんか勝手に」

ほむら「……そんな事はどうでもいいわ。悪魔…の私が円環の方に行っていた場合だけど」

さやか「んー、そうだね…… ほむらの目的はこの世界を維持する事だから変な行動は起こさないとは、思う」

ほむら「……そう」


さやか「それより今、まどかが円環の記憶取り戻すって危ないんじゃ?」

ほむら「あんたがその奇妙な力の振るい方がわかってない以上、記憶を――」

ほむら「同化するかも知れない、って女神のまどかは言ってたわね」

さやか「あ、まどかの存在は消えないんだ?」

ほむら「消えるというは極論ね、けど可能性としてはある。……そんな状況は、女神のまどかも望んでないけれど」

さやか「むむむっ……、というか悪魔が本当に裂かれていたとはねぇ。普通まどかはそんな事しそうに…あ、あのお気楽女神状態なら有り得るか…?」

ほむら「ふふ、救済と言う名目だから大丈夫って言ってたわ、裂き返しとか言ってたけれど深い事まではきっと考えてないわね」

さやか「まぁ、まどかだしきっと大丈夫かー」


キーンコーンカーンコーン

ほむら「そういえば次の授業は理科室だったわよね、…私の席は何処? きっと変わっているんでしょう?」

さやか「仁美の隣」

ほむら「そう」

さやか「だけど仁美、最近まどかと席交代してるからまどかの隣だぞー、よろこべー?」

ほむら「そう」


杏子「おい、おっせーぞー」

まどか「あ、やっと帰ってきた、予鈴鳴り終えたよっ、さあ行こー」

ほむら「ええ」



さやか『けど、私は思うんだ。今、本当にこのままでいいのか、って……』

ほむら『……いいんじゃないかしら、このままで』

投下ここまで




まど神「ほむらちゃーん」

ほむら「……」

まど神「ほむらちゃん?」

ほむら「……」

まど神「ほーむーらーちゃーん」

ほむら「……」

まど神「ほむらちゃーん」

ほむら「……」

まど神「ほむらちゃん!」

ほむら「……」黙


まど神「ほむらちゃんっ!!」

ほむら「……」不動

まど神「ほむらちゃーん」

ほむら「……」石化

まど神「むむむ……」

まど神(困ったなあ、私の帰りが遅かったから? いやコーヒー無いよーっていじわるしちゃったから…?)

まど神(そもそもなんで地上のほむらちゃんと入れ替わったんだろ……私が無理矢理救済したからなのかなぁ……)



ほむら「……」

ほむら(会話すればそれだけ無駄な感情がついてくる、なら会話はしないまで)


ほむら(それより何故円環の私と入れ替わったのかが不思議ね……)

ほむら(まどかが私の家に遊びにきていたのは覚えている。不思議なのはそこから記憶がない……)

ほむら(記憶、まどか……、まどかが覚醒しそうになったのを抑えてそれが私にまで影響した…? いえ、これだけじゃどう入れ替わるかが……)

ほむら(ホント、意味がわからないわ)

まど神「ほむらちゃん髪といてあげるね、朝からそのままでしょ?」

ほむら(……っ)


ほむら(……きっとまどかは私が悪魔だと気付いている筈)

ほむら(なのに、何故優しく接してくれるの? 私は、あなたを、)

ほむら(……)



まど神「おわったよ、……隣、座るね?」

ほむら(……)

まど神「ふぁぁ……ねむねむ……」


―――
――

まど神「Zzz……zz……」

ほむら(……少し、重い)

まど神「zzz……」

ほむら(……)

まど神「うう、ん……Zz…z……」

ほむら(……)


ほむら「まどか……寝るなら私の肩じゃなくて、布団の方が……」

まど神「zzZ……」

ほむら「……ふふ、円環の神さまは随分気楽な事ね」

ほむら「眠るならずっと眠っていなさい、出来れば、そのまま起きてほしくはないけれど……」











ほむら「zzz……」ぎゅっ

まど神「よしよし」

ほむら「……はっ」

まど神「あっ動いちゃ、だめ」

ほむら(……)

まど神「あし、しびれちゃって……えへへ……」

ほむら「……っ」


ほむら(ふふ……足が痺れちゃったなんて、可愛いことを言うのね)もぞもぞ さわさわ

まど神「え、ちょ、まっ、ほむらちゃ、あっ」

ほむら「私に優しくするなんて……ねえ、まどか」つんつん

まど神「だ、って、ほむらちゃんは、ほむらちゃぁぁっ」

ほむら「…そんなに痺れてたの? ふふっ」つんつん

まど神「……だって、膝枕、なれ、てないからあっ」

すまん、やっぱり>>406はなしで
投下ここまで


まど神「……」

ほむら「……」

まど神「……」

ほむら「……」

まど神「……」

ほむら「…姿勢を変えなまいと足の痺れ取れないわよ」

まど神「……動いてって言ったらほむらちゃん、きっとすぐに何処か行っちゃうでしょ」

ほむら「…どうかしら」

まど神「私はこのままずーっとしていたいなー」

ほむら「……」

まど神「……だめ?」

ほむら「……」


まど神「もー、ちょっとくらい会話しようよー」

ほむら「……私は、あなたのヒトの部分を無理矢理奪ったのよ。なのに優しくするだなんて、一体何を考えてるのかしら」

まど神「私もほむらちゃんの魔法少女部分勝手に奪っちゃったんだけどなー」

ほむら「……」

まど神「……ね?」

ほむら「……ふっ」

まど神「えへへ、このままだと夜寝れなくなっちゃうから、起きよっか」

ほむら「……」もぞ

ピリッピリピリ

まど神「あ、やっぱりだめっ! 動いちゃ駄目ぇっ!」

ほむら「……」

まど神「どうしよ。あし、おかひくなりそう…」

ほむら「…揉み解してあげましょうか?」

まど神「だめだめだめっ!」





まど神「はぁ、ふぅ……んんっ……っはぁ……」

ほむら「……まどかは足の痺れに快感を感じるヒトだったのね」

まど神「ひ、ひとの部分はほむらちゃんがもってったじゃないっ」

ほむら「そうだったわね、ふふ」

まど神「ふー…けどひと段落、…………あ」

ほむら「……?」

まど神「……立てなくなっちゃった」

ほむら「ふふ、困った神さまね」





◇見滝原中学校-放課後

「きりーつ、れーい」

ほむら「ふう、久しぶりの授業だったわ」

さやか「いやー、あんたに警戒しないで授業参加出来るから楽だわぁー」

ほむら「そう」

さやか「授業中に悪魔のほう見ると睨み返してくるんだよねー、ああこわいこわい」

ほむら「真似てもいいのよ?」

さやか「あっはっは、冗談きついわぁ」


杏子「おーい、帰りに買い物いこうぜー」

まどか「あ、私杏子ちゃんがお昼に食べてたお菓子食べたいなー」

さやか「あれあたしの舌に合わなかったからおススメできないわよー?」

まどか「えー?」

杏子「で、ほむらはどうすんだ?」

ほむら「…私も一緒していいかしら」

杏子「んじゃ、決定だな」

さやか「マミさんは?」

杏子「それがさぁ、最近なぎさのことばっかで付き合い悪りーんだよなぁ」

まどか「マミさん、妹が出来たみたいって喜んでたねっ」

さやか「落ち着くまでは一緒に遊べないなー?」



◇売店

杏子「お、これ新作出てんのか」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ

さやか「ちょっと、あんた取り過ぎじゃない?」

杏子「へへーん」

まどか「うー……」

ほむら「どうしたの?まどか」

まどか「お金をお家に忘れてきちゃって……」

ほむら「可愛らしい問題ね、この程度私が奢ってあげるわ」

まどか「えへへ…ごめんね、ありがとう。でも、本当にいいの? 迷惑だったり」

ほむら「問題ないわ、銀行に数千万―――」

まどか「え?」

さやか「は?」


ほむら「……ふふ、冗談よ」

まどか「あはは、なにそれー」

ほむら「ふふふ……」

さやか『……ちょっとあんた、まさかと思うけど財布の中……』

ほむら『……』ピラッ

万札万札万札万札万札万札

さやか『はぁ!?あんたヤクザかなにか!?明らかに女子中学生がお財布に入れて持ち歩いていい額じゃないわよ!?』

ほむら『そうなの? 手持ちは多い方が良いと思って』

さやか『あんた、まどかのかわいいお財布を見習いなさいよね……』


まどか「次遊ぶときは私がなにか奢ってあげるね」

ほむら「そうね、なにを買って貰おうかしら」

まどか「高いものはだめだよー?」

店員「750円になります」

ほむら「一万円からお願いします」

まどか「わぁ……」

ほむら「両替をしたいと思ってたところなの、丁度良かったわ」

さやか「お、おお……」

杏子「おーい、あたしら先に公園行ってるぞー」


さやか「ほい」スッ

杏子「ん」パク

さやか「お、これ美味しいわぁ、杏子食べる?」スッ

杏子「お、それ食ったことあるぜ、うまいよな」パク モグモグ

さやか「杏子」スッ

杏子「少ねーぞ」パク

さやか「とか言って食べるんだからこのー」


ほむら「餌付けしてるようにみえるわ……」


杏子「なんだとコラ」

さやか「あれ、杏子いらないの?」

杏子「……ちっ」パク



パキッ

まどか「ほむらちゃん、はいっ」

ほむら「まどか、私はその小さい方でいいわよ」

まどか「えー?対して変わらないよ?」

ほむら「気分の問題よ」








杏子「んじゃ、帰り道にゴミ捨て場があるからさ、あたしが全部貰ってくよ、…さやかは?」

まどか「あそこで水飲んでるよっ。杏子ちゃん、ありがとう」

ほむら「…ありがとう、感謝するわ」

杏子「……それにしてもほむら、あんた今日変だな」

まどか「……」

ほむら「?」

杏子「いや、なんでもねーわ、じゃーな」


さやか「ハンカチ鞄の中だったわぁ。……あれ、杏子は?」

ほむら「帰ったわ、私たちもそろそろ帰りましょうか」

まどか「うん、そうだね」

さやか「んじゃ、かいさーんってことでー」

ほむら「…わたしはこっちだから、またね」

まどか「じゃあね、ほむらちゃん」

さやか「バイバーイ」




◇帰り道

まどか「……ねえ、さやかちゃんちょっといいかな」

さやか「んー?どうしたのまどか」

まどか「えっと、あの…… 一昨日からほむらちゃんが変なの、いつものようにクールって感じなんだけど……」

まどか「やっぱりなにかが違うなーって…… 杏子ちゃんも言ってたんだけど……」

まどか「いやそういうことじゃなくて今のほむらちゃんも好きなんだけどねえっと――」

さやか「……」

まどか「……何か知ってる、かな」


さやか「……」

さやか「……」

さやか「あ……」

さやか「ゴメン、私にはわからない」

まどか「そっか……、変な事きいてごめんね」

さやか「……」

さやか『……ほむら』





まどか「……ほんとは違和感を感じるのは、私自身、だったり……」

まどか(どこかたまに、私の心がなにかを訴える、気がする。ここじゃないって、確かに……)

まどか(夢で見る、違う私の姿)

まどか(……それを思い出してしまうと、新しいなにかになってしまいそうで)

まどか(怖いような、嬉しいような、わけわかんない感情がうまれて……よくわかんなくなっちゃう)

まどか(ママが言うには思春期ってものらしいけど……なにか、大きくズレてるような)

ほむら「……まどか、探したわ」

まどか「あれ、ほむらちゃん?」


ほむら「このチョコレート、まどかのでしょう? 私の鞄に入ってたの」

まどか「あ、う、うん……ありがと」

ほむら「……どうしたの?」

まどか「……」



まどか「はい、半分こ」

ほむら「ありがとう、いただくわ」

まどか「……」パキッ モグ

ほむら「…で、なにか悩みでもあるみたいだったけど」

まどか「……」

まどか「…ううん、やっぱりなんでもない、私の思い過ごしだったのかもーなんて」


ほむら「……そう」

まどか「うん、きっと、そう……。あ、ほむらちゃん、エイミーの様子はどう?」

ほむら「元気よ、1度遊びだしたら止まらないわ」

まどか「私が帰った後も遊んでるのかな? 私ねママに猫の匂いがするーって言われちゃって」

まどか「それで――――」

ほむら「……今から、私の家にくる?」

まどか「……えっ?」

今回の投下ここまでです




ほむら「どうぞ、あがって」

まどか「……お邪魔します」

ほむら「まどか、ちょっと待ってて。エイミーを」

ぎゅっ

ほむら「…まどか?」

まどか「いっつもね、ぎゅっていきなりされてるからお返し」

ほむら「…そうね」

まどか「それにね、今はエイミーじゃなくて…ほむらちゃんがいいなって」

ほむら「……」

まどか「わがまま、かな」

ほむら「……好きにするといいわ」

まどか「ん、ありがと……」

ほむら「……」


まどか「……一昨日からのほむらちゃんってちょっと別人みたい、何処か穏やかで……」

ほむら「ふふ、今の私は悪魔じゃないから仕方ないわ。 ……嫌い?」

まどか「ううん、どっちも好き……」

ほむら「悪魔にもその言葉を言ってあげて、きっと、喜ぶから」

まどか「えへへ…… なら悪魔じゃないほむらちゃんに相談だけど」

まどか「自分の居場所はここじゃない、って思う事ない?」

ほむら「あったわ、過去何度も」

まどか「…私ね、今こうして生きてるよりも、もっと大切な何かがあるような気がして、凄い焦っちゃったり」

まどか「とても暗かったり、光ってたり…、けど、なにか、なにかがきっと私にあるって……」

まどか「それとね…もう1人の私が夢に出てきて…… 光の穴の向こうに……グスッ」

まどか「自分でもなにいってるかわかんないやっ……やっぱり相談ってのは無し……」


ほむら「…些細な事でも私に言ってくれていいのよ?」

ほむら「親より友達に相談する方が、気分が落ち着くでしょう?」

まどか「…うんっ」グスッ

ほむら「……泣いてるの?」

まどか「わかんない、わかんないけど、わからないから泣いてるのかな」

ほむら「…泣く余裕があるって素晴らしい事よ、だからゆっくり、自分と見つめ合ってみて」

まどか「あは…、ママにも同じこと言われた」

ほむら「……もっと強く、ぎゅってしていいわよ」

まどか「ん……」ぎゅ

ほむら(……まどかの心は水面下で持っていたなにかを求め、もがき苦しんでいるように思える)

ほむら(悪魔に裂かれたまどかが可哀そうになってくるわ、私はこんな事にも気付かないのかしら……)

ほむら(……)

ほむら「まどか、背中じゃなくて、前に…おいで」

まどか「…今は背中がいい。それにね、泣いてる顔、ほむらちゃんに見られたくない……」

ほむら「…そう」


………


~♪ ~♪

まどか「あっ、私の携帯……ちょっと離れるね、ほむらちゃん」

まどか「もしもし…、ママ?」

詢子『お、まどかか? 帰り遅いから心配してるぞー? 今なーんじだ』

まどか「あ、あはは……」

詢子『で、今どこにいるんだ?』

まどか「ほむらちゃんのおうち」

詢子『そうかそうか。ところでまどか、晩メシの前くらいにはさ電話くらい連絡入れろよなー』

まどか「うん、ごめんね、ママ」

詢子『んじゃ』

まどか「……もうすぐ帰ってこいって」


ほむら「明日も学校、あるものね」

まどか「うん、じゃあ私もうそろそろ帰るね」

ほむら「わかったわ」

まどか「もうちょっとだけ、……ぎゅ」

ほむら「……」ぎゅ

まどか「えへへ、今日のこのお話は悪魔さんには内緒にして…?」

ほむら「どうして?」

まどか「…ダメ?」

ほむら「ふふ、いいわよ。……さて、帰るんでしょう?途中まで送って行ってあげる」









ほむら「ただいま」ガチャ

にゃー

おかえりー

ほむら「……ただいま」


ほむら「ところであなた達」

ヤキモチ「?」

ほむら「私が悪魔と入れ替わった原因、わかる?」

偽街の子供達「……」

ほむら「……そう、わかったら教えて頂戴」


ヤキモチ(……放置?)

レイケツ(悪魔より優しいからこのまま、飽きたら入れ替えましょう?)

イバリ(レイケツひとりでやってろ)

投下ここまでです。ありがとうございました。


◇円環

ほむら「……」

まど神「……」

ほむら「……」

まど神「……」

ほむら「……」

まど神「……えへへ」

ほむら「…にらめっこでも始めるつもり?」

まど神「あはは、それもいいかも」

ほむら「…そう」


まど神「……」

ほむら「……」

まど神「ほむらちゃーん」

ほむら「……」

まど神「眠気が全く無いんだけど、どうしたらいいかなー?」

ほむら「お昼に爆睡してた所為でしょう? ……布団を被って大人しくしてればいずれ寝付けるわ」

まど神「寝るまでが辛そうだよぉ……。…そういえば、ほむらちゃんは寝ないのかなって」

ほむら「……悪魔は眠らなくていいの」

まど神「なら今晩はね、私も悪魔しよっかなー」


ほむら「駄目よ」

まど神「え、だめなの?」

ほむら「……駄目よ」

まど神「むむ」

ほむら「……そんな簡単に言っては駄目よ。悪魔になるだなんて」

まど神「……」

ほむら「諦めなさい、仮悪魔だとしても私は認めない」

まど神「そういえばほむらちゃん、私を裂く時にこの想いは私だけのもの、まどかのためだけのものって言ってたような……」

ほむら「……」

まど神「その想いおしえてー」

ほむら「……教えないわ」


まど神「…どうして?」

ほむら「教えないからよ」

まど神「なら聞き出しちゃおうかな…? なーんて」

ほむら「まどか」

ほむら「――本当に、知りたいの?」

まど神「……え?」

ほむら「……その想いは私からの一方的な想い。そして、その一方的な想いは、痛みさえ愛おしさに変えてしまう」

ほむら「この想いは悪魔の私だけが持つ、あなたに対してだけの唯一の想い。痛みを背負うのは、悪魔だけでいい」

ほむら「その痛みを持つのは、私だけでいい」

まど神「……」

ほむら「…だから、あなたが知る必要、理解する必要なんて、何処にもない」

まど神「それは……」

まど神「……私を、好きって事?」

ほむら「話を聞いてたかしら? あなたは」


まど神「遠回しな告白として受け取っていいのかな?」

まど神「それともさっきのは堂々とした告白?」

まど神「ね、ほむらちゃん」

ほむら「……」

まど神「……ほむらちゃんの事を悪魔って言うなら、私は……私は一体どうなっちゃうの?」

まど神「ほむらちゃんが私を裂いて、ヒトの私が家族やみんなに囲まれて暮らすって事が

まど神「ほむらちゃんの救済になると知った今、私はそれで幸せだしそれでいいと思ってる」

まど神「けど、けど…… 私は以前のほむらちゃんからかけ離れた姿は見たくない、見たくないの」

まど神「痛みをずっと、ずーっと背負って生きていくだなんて、とっても辛いことだって、わたしでもわかる」

まど神「だから、私はほむらちゃんに悪魔としてではなく、普通の女の子としてみんなと」


ほむら「……一度決心した心は、一度変わるともう二度と戻らない、三つ編みの私が髪を解いた様に」

ほむら「あなたが強い決意でヒトから神になったように、二度とは……」

ほむら「まどか、決心って文字と意味、わかるかしら?」

まど神「……」

ほむら「……私は、悪魔なの」

まど神「……」

ほむら「…あなたの寝る時間を大幅に奪ってしまったわ、ごめんなさい」

まど神「今晩の私は、悪魔なんだよ。…だから、寝ない」

ほむら「……馬鹿な人」








まど神「……」

ほむら「……」

まど神(小さい椅子に、ぎりぎりの背中合わせ……、の筈なんだけど、私の背中は丸まっちゃっててほむらちゃんとは腰合わせになっちゃってる)

まど神(少しでも動くと、きっとこのバランスは崩れちゃうから、私の背中はほむらちゃんに当てる事はできない)

まど神(私が神様という存在だからほむらちゃんの説得はきっと無理なんだろうな……)

まど神(裏はこんな事になってるなんて、全く知らないヒトの私が可哀そうでもあるし、羨ましくもある)

まど神(……そして今、私に出来る事は、この椅子のバランスという秩序を守るだけ、……非力だなあ)

今回投下ここまでです。ありがとうございました。


―――
――

ほむら(まどかからしたら説得に失敗したって感じ、なんでしょうね……)

ほむら(……まどか)

ほむら(この問題は時間が解決してくれるとは思えない。そして次、円環に来れる機会があるとも……)

ほむら(……あなたに記憶が戻ってしまうのがいけないのよ……?)

ほむら(…っ)

ほむら「…まどか」


まど神「なあに…?」

ほむら「足が…痺れてしまったわ……」

まど神「……動いたら治るよ?」

ほむら「簡単に言うのね……」

まど神「……動いたら落ちちゃったり?」

ほむら「……そうね」

ガタッ グラッ

ほむら「っっ!!」

ぎゅ

ほむら「…まどか?」


まど神「哀しみはひとりで持つととっても重いけど」

まど神「みんなで持てば重さなんて意味をなくすんだよ、だからほむらちゃん……」

ほむら「……それはあなたが味方って事?」

まど神「私はほむらちゃんを絶対に見捨てないって言った気がするんだけどなー」

ほむら「……」

まど神「ぎゅー」

ほむら「…苦しいわ」

まど神「ほむらちゃん知ってる?抱きしめたり、抱きしめられたりすると、不安やストレスが解消されるんだって」

まど神「だからね、私はほむらちゃんを強くぎゅってするんだよ…?」

ほむら「不安なの?」

まど神「不安に決まってるじゃない、ほむらちゃんが悪い子になっちゃったんだから」

ほむら「……そうね、私は悪い子……」


まど神「お説教してあげようか?」

ほむら「……」

まど神「ふふっ。……それより、ほむらちゃん寝ないの? 不健康だよ」

ほむら「あなたも人の事言えないわ」

まど神「だってほむらちゃんを離して寝ちゃうと、何処か遠くに行っちゃいそうな気がして……」

ほむら「ここに逃げ場なんてどこにもないじゃない……」

まど神「そうだけど……、そう思っただけ」

ほむら「……」

さわ

ほむら「っっ! 足を触るのだけはやめなさい。まだ痺れて、あっ、ちょ…っと……んんっ」

まど神「うぇひー ……あ、そういえばほむらちゃん、ひとつ気になる事があるんだけど……」

ほむら「…どうぞ」


まど神「えとね、エイミーはどうなってるのかなって……、あの場所にまだいるの?」

ほむら「……残念だけど、エイミーは私が飼ってるわ」

まど神「ホント!? わぁ、いいなぁ……もっとお話聞かせてっ」

ほむら「そうね、最近困ってるのが…布団を占拠される事かしら」

まど神「占拠?」

ほむら「ベッドに入ろうとすると、布団の中にいたり上にいたり、寝返りが出来なくなったり……」

ほむら「何度言っても、布団に入ってくるの」

まど神「……ほむらちゃん、エイミーと一緒に寝てるんだ?」

ほむら「そ、そんな事…は……」


まど神「ふふ、悪魔に黒猫だなんて素敵。……おとぎ話みたい」

ほむら「…そうね」

まど神「よーし、ほむらちゃん。今日は私、エイミーになります!」

ほむら「えっ」

まど神「えへへー、ほむらちゃんのお布団占拠しちゃうぞー」

ほむら「…ならまどか、今日は猫の鳴き真似でずっといてね?」

まど神「え…? ……やっぱやーめたー」

ほむら「あら、地上のまどかはやってくれたのに?」

まど神「……え」


ほむら「ふふ、冗談よ……」

まど神(ムスッ)

まど神「に、にゃー、にゃ…にゃ…?」チラ

ほむら「!!」

まど神「みゃ…?」

ほむら「」

まど神「……?」

ほむら「」ポカーン

まど神「……」

まど神「に、にゃ、にゃにゃ……」

今日の投下ここまでです。


はっ

ほむら「凄く神聖なモノを見てしまった感じが……」

まど神「ふふ、じー……」

ほむら「……?」

まど神「じー」

ほむら「……なにかしら」

まど神「……魔法少女のほむらちゃんは私が視線を送っただけでぎゅってしてくれるんだけどなー」

ほむら「…え?」

まど神「魔法少女のほむらちゃんは私が寝転がると膝枕してくれるよ」

ほむら「……う」

まど神「魔法少女のほむらちゃんは寝る時にね、動けないほど強く私をぎゅってして――」

ほむら「わかった、わかったから……」

まど神「……じー」

ほむら「……」

まど神「じー」

ほむら「はぁ、1回だけよ……?」

まど神「えへへー、……ほんとは半分近く嘘だけど」

ほむら「え…?」

まど神「ぁ……」

ほむら「はー、もういいわ、慣れたから」

まど神「ふふ」

ほむら「……それよりまどか、そろそろ本当に寝ないと……」

まど神「はいっ」

―――
――

ほむら「う、っ……」

ほむら(まどか、寝相悪いのね……、初めて知ったわ……)

ほむら(ちょっと、どうしてこっちに寄って、くっ…!)

ガシッ

ほむら(……)







◇見滝原中学校-放課後

ほむら「これで、終わりね……。少しだけれど佐倉杏子が協力してくれて助かったわ」

ほむら「どうしてこうも都合よくクラスの当番が回ってくるのかしら……」

ほむら「…流石にみんな帰ってるわよね」



ほむら「……あら?」

まどか「あっ、ほむらちゃん、待ってたよー」

ほむら「あなた、まだ帰ってなかったの?」

まどか「部活の仮入部に行ってたのでしたー。教室に帰ってきたらほむらちゃんの鞄が残ってたから、待っちゃおうかなって」

ほむら「ありがとう、まどか。 ……仮入部?」

まどか「うん、私ね、部活どうしようかなって転校してきてからずっと考えてたんだけど……、園芸部に入ろうと思ってるんだ」

ほむら「園芸…?」

まどか「そうだよー!プチトマトとかー、きゅうりとか、おくらとか育てるの! あ、スイカもあったよっ、苺もー」


ほむら「ふふ、食べ物ばかりじゃない。……お花とかも育てるんでしょう?」

まどか「お花もお野菜も全部、園芸部の活動内容だよー」

まどか「あ、それと… はい、ほむらちゃんにプレゼント」

ほむら「プチトマト…? あ、園芸部産ね?」

まどか「あたりー、なんと今日はプチトマトの収穫の日だったのっ」

ほむら「貰ってきた、というわけね」

まどか「うん、採れたてのプチトマトおいひくておいしくて……」

ほむら「そういえば、まどかのお家は家庭菜園してるんでしたっけ」

まどか「うん、先月始めたばかりだけど、園芸部で知識を磨いて、パパと一緒にお庭を大きくするんだー」

ほむら「…がんばって」


まどか「はいっ。 あ、そうだ、提案なんだけど…ほむらちゃんって部活、入ってないよね?」

ほむら「え、ええ」

まどか「一緒に園芸部…入らない?」

ほむら「え……?」

まどか「あ、無理に決めなくていいよ…? ほむらちゃんと入れたら嬉しいなってだけで私の我儘だから」

ほむら(どうしようかしら、ここで断ってしまったら、入る機会を失ってしまうような……)

ほむら(悪魔の私は、きっと断る? いえ、まどかの言葉になら、きっと……)


ほむら「…そうね、ちょっと考えてみようかしら」

まどか「ホント?」

ほむら「ええ、家に帰っても勉強かエイミーと遊ぶくらいしかないもの」

まどか「ありがと、ほむらちゃん! ……ホントはね、ちょっと心細かっただけなの」

ほむら「まだ学校に慣れてない?」

まどか「そんなことはないんだけど……ちょっとそう思っただけ」

ほむら「ふふ、それは私が頼りにされてるって事よね」

まどか「えへへ……」

ほむら(…きっと勝手に入部したと知ったら悪魔はどう思うでしょうね)

ほむら(けどそんな事は知らないわ、きっとまどかがいるから問題は無いわね)

まどか「あ、それとほむらちゃんの入部届、私がもう書いたから心配はしなくてもいいよー」

ほむら「え?」

まどか「用意周到ってやつだよ、ほむらちゃん!」


ほむら「そして私の家に来るのね」

まどか「えへへ、なんかこうエイミーを1日1回は抱っこしないと落ち着かなくて……」

まどか「にゃーにゃー」もふもふ

ほむら(……)

みぁぁぁ!! タタッ

まどか「あ、逃げられちゃった……」

ほむら「ふふ」

まどか「エイミー抱っこしたところで、えーっと……ほむらちゃん、お願いが……」

ほむら「数学でしょう?今日の宿題多かったわよね」

まどか「あはは……」


まどか「バイバイ、ほむらちゃんー」

ほむら「忘れ物は無いわね、気を付けて」

まどか「じゃーねー」

まどか(宿題も全部おわったし、体が軽い~)

まどか(あー、あのままほむらちゃんの家でお泊り出来たらなぁ……)

まどか(……あれ?)

まどか(お財布が無い…、ほむらちゃんのお家に忘れてきた…? ううん、最後に忘れ物確認したから大丈夫……)

まどか(うーんと、教室でほむらちゃん待ってる時に1度確認して…そして……)

まどか「あー、きっと学校だぁ……。今は6時…、6時半までには帰れるかな…?」


――――
―――


さやか『ほむらっ!! 聞こえる!?』

ほむら『どうしたの、美樹さやか…』

さやか『まどかが、まどかがっ!!』

ほむら『……? 落ち着いて、まどかが…どうしたの?』

さやか『…っ、学校でお財布握り締めて…廊下で、倒れて…!』

ほむら『…え?』


さやか『今日の魔獣…学校に出現したんだ、教職員と残ってた生徒少数が気絶、まどかもそれに巻き込まれて……』

ほむら『……どうして、まどかが学校に…』

さやか『ごめん、急な瘴気の発生、出現だったから…不意を突かれた……』

ほむら『……巻き込まれた人達の様子は?』

さやか『全員気絶、魔獣にどれだけ感情を吸われたのかは、まだ……』

ほむら『……感情が全て吸われてしまうと、廃』

さやか『瘴気はそこまで濃くなかったから、少ない被害で済んだと、思うよ……』

ほむら『……っ』

さやか『……』

今日の投下ここまで、ありがとうございました。
なぎさちゃん、やっぱり普通の女の子に戻ってたんですねー


タタタッ

ほむら「警察…… そう、美樹さやか達は警察に連絡を入れたのね…」

ほむら「病院に搬送された、ですって…?」

ほむら「……私に出来ることは、ない、わね……」



-翌朝

ヤキモチ「結局寝れず?」

ほむら「…そうね、まどかが心配で……」

形態電話「~♪」

ほむら「!」


『おはようほむらちゃん。なんか昨日、集団気絶事件とかが学校であったんだけどね』

『それに巻き込まれちゃいました! それでね、病院でちょっとした検査があるみたいだから今日は遅刻するかも』

ほむら「……ふふ、元気そうで、よかった」


◇学校

早乙女先生「昨日の夕方、学校で集団気絶の事件がありました。昔から多数報告されているみたいなんですけど、未だに原因は不明なんですっ」

早乙女先生「ふふふふふふ、怖いですねえ、怖いですねえ。今回は私も気絶で済みましたけど、酷い場合は廃人になっちゃうこともあるみたいです」

早乙女先生「そういえば、昔話のひとつに負の感情で溢れ返った村にひとりの聖職者がやってきて、その村の住民にどうにかしてくれとお願いを受け」

早乙女先生「負の感情をすべて取り払ったのはいいんですけど、その村の人たちはみんな廃人になってしまったというのがあって、それと一致するんですねー」

早乙女先生「廃人になってもいいから、素敵な聖職者が私の前にやってきて欲し……!」

早乙女先生「コホン。あ、巻き込まれた人は全員健康状態なのを確認済みなので安心してくださいねー」

早乙女先生「このクラスでは鹿目さんが巻き込まれてしまったので、心配してあげてください」

早乙女先生「……ところで、○×○は○××ですか!?はい、中沢君!!!」

中沢「!?」

早乙女先生「ーーー~~ーー~!!!ーーーー!!!!!!」

早乙女先生「ーー=~ーーー~==!!!ーーー!!ーーーーー!??!!」

さやか「まぁ…よかった!」

杏子「先生、負の感情吸われてたのかよ…」

―――
――

◇お昼休み

まどか「なんか学校にお弁当を食べに来ただけの感じが…」

ほむら「あなたの元気な顔が見れて良かった」

さやか「ホント、なんもなくてよかったよかった」

まどか「ありがと。私はなんかすっきりした気分」

杏子「ま、よかったじゃねーか」

まどか「うん、ありがと」

杏子「にしてもさ、どうして学校にあんた一人でいたわけ? 放課後は大抵ほむらと一緒だろ?」

まどか「ほむらちゃんと別れた後、お財布を学校に忘れちゃってるってわかって……」

ほむら「あら、その程度私に頼ってくれたらよかったのに……」

さやか「まどかー、夜遅くまでうろついてたら不審者に攫われちゃうぞー?」

まどか「えー?」

杏子「逆にさやかは襲われそうにないから安心だな!」

さやか「むっ、なら私が襲う側になっちゃおうかなぁ~っ」

杏子「おー? じゃあやってみろよ、返り討ちにしてやっからさー」

まどか「あはは、そういえばほむらちゃん、放課後になったら入部届出しにいこうね」

さやか「あれ、あんた達どっかに入部すんの?」

ほむら「まどかからのお誘いで、園芸部に」

さやか「ほー…」


◇放課後

まどか「入部完了!」

ほむら「来週からね、楽しみだわ」

まどか「んじゃ、これから用事もないし……」

ほむら「そうね、昨日は大変だったから、今日はまっすぐ帰りましょ」

まどか「エイミー抱っこしてから帰るー」

ほむら「……」





レイケツ「今日もまた、鹿目まどかが暁美ほむらの家にやってきた」

イバリ「…そろそろ暁美ほむらを悪魔に戻したほうが」

レイケツ「私はこのままでもいいと思うわ」

イバリ「女神になにかあったら」

レイケツ「……出来れば戻したくないんだけど」

イバリ「前回やった方法は…テレパシーで情報を送り、鹿目まどかが覚醒する時、悪魔の力が働くからその瞬間に」

レイケツ「両者を気絶させる」



まどか「あははー、それでねー…… ん?」

ほむら「どうしたの?」

まどか「ううん、なんでもない」


イバリ「…早くテレパシー送れ」

レイケツ「……?」

まどか「……え?」

ほむら「?」

まどか「なんか声がした、ような……」

ほむら「…?」


イバリ「レイケツ」

レイケツ「……鹿目まどかが覚醒しないわ」


ほむら「…まどか、時間大丈夫?」

まどか「え、もうこんな時間? 過ぎるの早い……」

ほむら「ふふ、そうね」

まどか「あ、それとほむらちゃん、円環の…うーん…、円環ってなに?」

ほむら「……輪っかよ、それが…どうかした?」

まどか「なんか頭の中に円環って単語が浮かんできて……」

ほむら(む……?)


レイケツ「ほら」

イバリ「……」




QB「鹿目まどかが覚醒しなくなっただって…?」

レイケツ「昨日魔獣に襲われたみたいね」

QB「ふむ、魔獣に感情を吸われただけで記憶を失うなんて珍しい」

レイケツ「どうにかしろ」

QB「嫌だよ、円環の理と暁美ほむらに関わったら余計なことになりかねないからね、僕はもう干渉しないって決めたんだ」

レイケツ「……」

レイケツ「まぁ、デメリットも無いしこのままでいっか」

かなり間が空きましたが今日はここまで
まどかちゃんがガチ廃人になっちゃうほうを書き溜めてたんですけどこのSSにシリアス似合わないんでやめました
ありがとうございました

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