ささら「あーっ、マスターがお風呂でおしっこしてる!」 (535)

うずめ「し、してないよ!」

うずめ(しまった!ついこの間までのくせで…!)

ささら「うそ、さっき思いっ切り出てたじゃない!」

小明「かわいい音もしてた」

マドレーヌ「まぁ…」

うずめ「小明まで!とにかく!私はおしっこなんてしてないもん!」

カティア「じゃあマスター、さっきからおしっこのにおいがするのはなんで?」

しめじ「マスター、ごまかすの下手すぎですぅ」

うずめ「き、きき気のせいじゃないかなぁ…」

ささら「じゃ、確かめてみましょう」

うずめ「確かめるって何を…きゃっ!?」

ささら「くんくん…」

マドレーヌ「あらあら…ささらったら…」

しめじ「ワンちゃんみたいです!」

小明「ゴクリ…」

うずめ「ど、どこに顔近づけてんの!?いやぁ離れて~!」

カティア「…」ドキドキ

ささら「…うん」

ささら「クロね、マスター!」ズバァン

うずめ「なな、なんのことかなぁ?私のパンツは白だけど…」

ささら「今履いてないでしょ…ってそうじゃなく!」

ささら「間違いなくマスターからおしっこのにおいがするのっ!」

小明「マスター…」

うずめ「ち、違うもん!ささらのばかっ!」ダッ

ガラッ タッタッタッタ…

しめじ「行っちゃった…裸で」

ささら「よほど慌てたのね…ちょっとかわいそうだったかも」

マドレーヌ「ご主人様…」

小明「とにかく私たちもお風呂から出ないと」

カティア「マスター、風邪引いちゃうよ!」

ささら「そうね、追っかけるよ、みんな!」


~うずめルーム

うずめ「ぐすっ…恥ずかしいよぉ…」

うずめ「なんで…我慢できなかったんだろ…」

ガチャ…

ささら「マスター…」

うずめ「!」ビクッ

ささら「さっきはごめん…やりすぎた」

マドレーヌ「早く服を着てください、ご主人様…風邪をひいてしまいますわ」

カティア「元気だしてマスター!カティアたち、絶対秘密にするから!」


みこ(うずめちゃんの秘密…?なんのことかな)キキミミ

うずめ「ぐす…ほんと?」

カティア「うん、ほんと!」

小明「このヨーヨーに誓って」

しめじ「おしっこくらいかわいいものですよマスター!」


みこ(うずめちゃん…またお風呂でおしっこしてたんだ…)

小明「マスター、とにかく早く体を拭いて服を着ないと…」

うずめ「みんな…」

ささら「ほら、さっきのお詫び…拭いてあげるよ、マスター」バサッ

うずめ「わぷ…」

ささら「それそれ~」ワシャワシャ

うずめ「ぐすっ…く、くすぐったいよささら!」

ささら「それそれ~」ワシャワシャ

うずめ「きゃはっ!も、もう…」

ささら「それそれ~」ワシャワシャワシャワシャ

うずめ「やん!もう、ささらったら…あん」

ささら「それそれ~」ワシャワシャワシャワシャワシャワシャ

うずめ「んっ…あっ、ちょ、あんっ…」

マドレーヌ「ささら…それくらいで…」

ささら「え?」

うずめ「はぁ…はぁ…」

小明「…すねてやる」

ささら「ちょっと!なんでよ!」

うずめ「なんか…のぼせてきちゃった…」グッタリ

カティア「ええっ、どうしたのマスター!?」

しめじ「カ、カティア!私とちょっとデバイスに戻って遊びませんか?」

カティア「えっ、なんで…」

しめじ「なんでも!」キラキラキラ…

カティア「ちょっとしめじ!」キラキラキラ…

マドレーヌ「見ていられませんわ…ほどほどになさい、ささら」

ささら「な、なんのことよ!」

小明「最近のささらは、マスターに明らかにマスターとして以上の感情を抱いてる」

ささら「もうちょっとわかりやすく言ってくれないとわかんないわね」

小明「必要以上にマスターに触ってはだめ」

ささら「だからなんでよ!」

うずめ「くしゅん!」

マドレーヌ「ご主人様!大変ですわ…まずは下着を…」

ささら「私が履かせるわ」バッ

小明「…」

マドレーヌ「…」

小明「ささら、ずるい」

ささら「な、何言ってんの小明?ここはみんなのリーダーである私が…」

マドレーヌ「ささら、わたくしたちはみんなご主人様が大好きですわ」

マドレーヌ「抜け駆けはささらといえども許しませんわよ」

ささら「う…」

うずめ「へっぷし!ちょっと…なんでもいいから早く…」ガタガタ

小明「じゃあ私が、ささらが下着を履かせるまでマスターをあっためる」ダキッ

うずめ「わ…あ、小明…」

ささら「!」

マドレーヌ「!」

小明「あったかいですか、マスター」スリスリ

うずめ「う、うん…」

マドレーヌ「わ、わたくしも小明に協力いたしますわ!」ギュ

うずめ「わぷっ!マドレーヌ、く、苦しい…」

マドレーヌ「!」ガーン

誰ルートだよこれ…

うずめ「うん…みんなの気持ちはよくわかったよ…ありがとう」

小明「マスター…」

マドレーヌ「ご主人様…」

ささら「うずめ…」

小明&マドレーヌ(ささら…どさくさに紛れて名前で!)

うずめ「でもそろそろ服着ていいかな…私だけ裸ってさすがに恥ずかしいよ…」

マドレーヌ「も、申し訳ありませんご主人様!」

マドレーヌ「わたくしがお手伝いいたしますわ!」

うずめ「いや、お手伝いはいいから…みんな喧嘩になっちゃうし…」

ささら「そっか…」ズーン

仮眠

てす

スルスル、キュッ

マドレーヌ「服…着ちゃいましたわね」

小明「残念」

うずめ「もう…ほらみんな、早く寝るよ」

ささら「うん…ねえマスター」

うずめ「なに?」

ささら「私、今日はデバイスに戻りたくない」

うずめ「えっ…」

小明「!?」

マドレーヌ「!?」

うずめ「ささら…でも」

マドレーヌ「ささら、何を言ってますの?」

小明「ドールにとってマニホールド空間での睡眠は重要」

ささら「た、たまにはいいでしょう!」

うずめ「でもどうして急に…」

ささら「いいじゃないそんなこと…」

ささら「とにかく今晩、私はマスターの部屋で寝るの!いいでしょ?」

うずめ「だ、だめじゃないけど…」

ささら「じゃあ決まりね!」

マドレーヌ「ちょっと、ささら!」

マドレーヌ「いくらなんでも、ご主人様に迷惑ですよ!ちょっとそこに座ってください!」

小明「それなら私たちも一緒に寝る」

小明「今のささら一人だと何をするかわからない」

マドレーヌ「そうですわね、保護責任者ってことでわたくしたちもご一緒しますわ!」

マドレーヌ「ご主人様もいいですわね?」

ささら「ちょっと!誰が保護者よ!」

うずめ「あは…あはは…」

うずめ「ま、いっか…」

うずめ「うん、いいよ3人とも」

うずめ「今日はここで寝ていって」

うずめ「これ以上ここで喧嘩されても困るし…」

ささら「さっすがマスター!話が早いわね」

マドレーヌ「じゃあわたくしたちも…」

しめじ「ちょっと待つです!」キラキラキラ…

カティア「カティアたちも忘れないで!」キラキラキラ…

ささら「ああ…また増えちゃった…」

しめじ「ちょっと!ひどいですよささら!」

カティア「そうよ!仲間外れなんてひどい!」

うずめ「もう、だから喧嘩はやめてよ…ところで」

うずめ「みんな、どこで寝るつもりなの?」

小明「それはもちろん…」

マドレーヌ「マスターのベッドで!」

うずめ「…とは言ったものの」

うずめ「これ…さすがにきつくない?」

ささら「そうね…」

しめじ「わあっ!」ドシーン

しめじ「いたた…落ちちゃいました」

ささら「仕方ないわね…誰かデバイスに戻って」

小明「マスターの隣で寝るのはあと2人が限度」

マドレーヌ「ではここは平等に、じゃんけんで決めませんか?」

カティア「よーし!カティア頑張る!」

5人「じゃーんけーん…」

勝ったのは?
>>87>>88

小明

ささら

小明「マスター、よろしく」スス

ささら「やった!」

マドレーヌ「くっ…残念ですわ」

しめじ「あちゃー、負けちゃいましたねカティア…」

カティア「いいもん!カティア、みこのお部屋に行ってくる!」バタン

しめじ「あ、カティア!」

マドレーヌ「仕方ありませんわ、わたくしたちは戻りましょう、しめじ」

マドレーヌ「ご主人様、おやすみなさいませ」

しめじ「おやすみ、マスター…」

うずめ「うん、おやすみ2人とも…リジェクション!」

ささら「さて…」バフ

ささら「ほら、早くここに来てよ、マスター」ポンポン

うずめ「そこ、私のベッドなんだけど…」

ささら「いいから早く!」

うずめ「うん…お邪魔します?」コロン

ささら「やった!」

クイクイ

うずめ「あ…」

小明「マスター、もうちょっとこっちに寄ってもいい」

ささら「ちょっと!何言ってんの!」ギュ

うずめ「うわ、ささら?」

ささら「マスターはこっちで寝るの!」

小明「やっぱりささらはずるい」ギュー

うずめ「ふ、2人とも…これじゃ寝られないじゃない…」

ささら「いいじゃない…明日は学校、おやすみでしょ?」

小明「今夜は寝かさない」

うずめ「いじわる…」

ささら「マスター…」スリスリ

うずめ「ど、どうしちゃったのよささら…今日、なんか変だよ…」

ささら「わかんない」

小明「たぶん今日は一つ、マスターの秘密を知ったからだと思う」

小明「それも、マスターが誰にも知られたくなかった秘密を」

小明「だから、おかしくなってる」

ささら「あ、こら小明~」

うずめ「うう…思い出させないでよ…そのこと忘れかけてたのに…」

小明「ごめんなさいマスター…でも」

小明「恥ずかしがるマスター、可愛すぎ」

うずめ「か、かわいっ…」

ささら「うん、同意」

ささら「うずめは可愛い!」

ささら「だから可愛がってあげるの…マスターを可愛がるのもドールの務めだもん」ナデナデ

うずめ「ささら…」

小明「マスター、私がいるのも忘れてもらったら困ります」ギュー

うずめ(どうしよう…この状況…)

ささら「ねえうずめ…」

うずめ「な、なに」

ささら「ありがとう」

うずめ「えっ、どうしたの急に…」

ささら「うずめは他のマスターと戦うとき、いつも私たちのことを大事な友達だって言ってくれる」

ささら「でも思い返してみたら、私たちがうずめをどう思ってるかを言ったことって…」

小明「へっぽこ…」

ささら「うん、悪口みたいなのばっかりよね…」

ささら「だから…ありがとう」

ささら「私たちを大事に思ってくれて…」

うずめ「そ、そんな…改めて言わなくても…」

ささら「ううん、改めて言わせてほしいの…」

ささら「私たちも、あんたのこと大好きだよ、うずめ」

小明「愛してます、マスター…」

うずめ「わ…あわ…」

ささら「あれ…固まっちゃってる」

ささら「やっぱりへっぽこね」ニコ

うずめ「も、もうささらぁ…」ウルウル

ささら「ふふ…うずめって結構泣き虫さんだよね」ナデナデ

小明「そんなマスターだから可愛いし…守ってあげたい」ナデナデ

うずめ「だって…嬉しいもん…ぐすっ」ポロポロ

ささら「あーもう、泣かない泣かない」

うずめ「うえええん…」

ささら「もう、仕方ないわね…んっ」チュ

うずめ「あ…」

ささら「あは…しょっぱい」

小明「…!!」

小明「ささら、ずるい」

小明「私も…」チュ

うずめ「ひゃ…ふ、二人とも…」

小明「マスターの涙の味…」

小明「それも私たちのための涙…美味しい…」

うずめ「へ、変態…」

ささら「あー、ひどーい!」

小明「マスター、そんなことを言うのはこの口ですか?」チュ

うずめ「~っ!!」

小明「ぷは…」

ささら「あ、小明の方がずるいじゃない!」

ささら「うずめ!」

うずめ「はぁ…はぁ…ささらぁ…」ドキドキ

ささら「うずめ…」

うずめ「はぁ…なんか…すっごく体が熱い…」

小明「マスター、あったかい…」ギュー

ささら「も、もう…」

ささら「ごめんうずめ…なんか私、我慢できない」

うずめ「ささら…?」

ささら「うずめっ!」ダキッ

うずめ「ふあ…んむっ」

ささら「んっ…あむ…」チュウウウ

ささら「ぷはっ…」

うずめ「ぷは…はぁ、はぁ…」

うずめ「ねえささらぁ…」

ささら「はぁ、はぁ…何?」

うずめ「普通、お友達同士ってこんなことしないんじゃ…」

ささら「深く考えちゃダメよ」

小明「マスター、私にも…」

うずめ「小明…」

小明「ちゅ…」

うずめ「んっ…」

小明「ちゅう…れろ…」

うずめ「んくっ…!」

ささら「うずめ…」サワサワ

うずめ「けほっ!ひゃんっ!」ビク

小明「ささら」

ささら「だって…見てたらうらやましいもん」

小明「それはお互い様」

うずめ「ちょ、ささらぁ…どこ触って…」

ささら「ん…うずめのおっぱいだけど」フニフニ

うずめ「それはわかるけどっ…!あ、やん…」

小明「む…」ツンツン

うずめ「きゃ!」

小明「この形、手触り…これが伝説の乳房…」フニフニ

うずめ「な、何言ってんの…あ、だめ…」

ささら「柔らかくて気持ちいいよ、うずめ」

うずめ「あっ、ふ、二人ともっ…!」

うずめ「ストーップ!」ガシ

ささら「うずめ…?」

小明「マスター…?」

うずめ「だ、だめだよ…これ以上、なんかされたら私…へんになっちゃいそう」ハアハア

うずめ「ね、このへんでやめとこうよ…二人とも大好きだけど、これは…なんか怖い」

うずめ「ほら…もう遅いし…おとなしく寝ようよ、ね?」

小明「マスター…」

ささら「ま、仕方ないわね」

                  ____
          ____ ..::/     \  
        /     \  ─    ─ \      ___
      /  ─   ─ \○)  (○) ヽ    /      \
     /  (○)  (○ ) ヽノ(、_, )ヽ    |   / ―   ―  \  
    |       ,ノ(、_, )ヽ    | r‐=‐、   / /  (○)  (○)  ヽ
     \     r‐=‐、   /:.`ニニ´  <  |     ,ノ(、_, )ヽ     |
    ノ      `ニニ´   \⌒ ̄ ⌒⌒~ \    r‐=‐、    /
   ~⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~         >   `ニニ´   <
                   \    /⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~


                ファンタジスト達が集まりだした

てす

小明「私たち、マスターが可愛すぎておかしくなってた」

ささら「ごめんね、うずめ…」

うずめ「あ、うん…」

うずめ「じゃ、ほんとにおやすみね、二人とも」

ささら&小明「はーい!」

~~~~~~~~~

ささら「すぅ…すぅ…」Zzz...

小明「くぅ…すぴー…」Zzz...

うずめ(…どうしよう)

うずめ(完全に目が冴えて眠れない…)

うずめ(それに…)

うずめ(二人とも両脇から私の服をがっちり掴んでるから寝返りも打てないよ…)

ささら「むにゃ…うずめ…」ギュー

小明「…マスター…」ギュー

うずめ(…どうしよう)

うずめ(おトイレ行きたくなってきた…)

うずめ「ねえささら、小明…」ユサユサ

うずめ「ちょっとだけ放して…おトイレ行きたいの」ユサユサ

ささら「すぅ…すぅ…」ギュー

小明「すぅ…すぅ…」ギュー

うずめ「うう…」モジ

うずめ「ねえってば!ささら…」ユサユサ

うずめ「も、もう…」

うずめ「うう…こうなったら仕方ないよね…」

うずめ「二人ともリジェクションして…」

うずめ「あれ、デバイスは…」

うずめ「つ、机の上?そんなぁ…!」

うずめ「あ、あとちょっと…」

ささら「うーん…」ギュー

小明「…」ギュー

うずめ「だ、だめだぁ…」

うずめ「ちょっとささら、小明!?」

うずめ「なんで起きてくれないの!?」ユサユサ

うずめ「うう…」モジモジ

うずめ「も、もう…二人が掴んでる服を脱ぐしか…」

うずめ「は、はやくしないと…」プチプチ…

ささら「うずめ…」ダキッ

小明「マスター…」ダキッ

うずめ「え…ちょ、ちょっと!」ジタバタ

うずめ「や、やだ放して、だめええっ!」キュンキュン

うずめ「あ…」ジワ

うずめ「ちょ、ほんとだめ、今ちょっと出た!」ジタバタ

うずめ「ほ、ほんとは起きてんでしょ、二人とも!いや、ほんとにだめ、あ、あああ…っ!」チョロ

うずめ「あ…あああ…」ショワアアアア…ホカホカ

うずめ「う、うえっ…ぐすん…」

うずめ「うえええん…」

ささら「うずめ…」

小明「マスター…」

うずめ「ば、ばかぁ…いじわる、ひっく、おにぃ…ぐすっ、えぐっ…」

ささら「ごめんね、可愛かったからつい…」

小明「最高です、マスター…」ナデナデ

うずめ「ひどいよ…こんなのってないよぉ…うえええん!」ポロポロ

ささら(う…すごい罪悪感が…)

小明(正直やりすぎた…)

うずめ「ぐすっ…えぐっ…」

ささら「ほんとごめん…うずめ」ナデナデ

小明「ごめんなさい、マスター…正直反省している」

うずめ「うう…どうしてこんなひどいことするのよ…」

ささら「つい…ほら、お風呂でうずめのおしっこのにおいかいだじゃない?」

ささら「あのときから…なんかこう、我慢できないのよ」

ささら「胸の中がもやもやってして、ついうずめに…いたずらしたくなって」

小明「マスターのおしっこには、私たちを変にする何かがある」

うずめ「ぐすっ…何よそれ…」

ささら「要するに…うずめのおしっこはいいにおいってこと」

うずめ「ぐす…やっぱり変態じゃない…」

ささら「おしっこも含めて…うずめの全部が好きって解釈してほしいわね…」

うずめ「…ばかぁ…」

小明「私も…マスターの全部が好き…」

うずめ「ぐすっ…わかったからぁ…くしゅん!」

ささら「うん…お風呂、入り直そっか」

小明「私たちもびしょびしょ」

うずめ「あなたたちのせいでしょ…もう」グス

~脱衣場

うずめ「うう…気持ち悪い…」

うずめ「これ、そのままかごに入れてたらお母さんにばれちゃう…」

小明「お風呂で手洗いして絞っておけば大丈夫」

うずめ「うう…でもまたお風呂に入ったわけは聞かれちゃう…」

ささら「あきらめましょ、あの人に隠し事は不可能よ」

うずめ「そんなっ!誰のせいで…」

ささら「…ごめん、うずめ」

ささら「でも、お風呂には入らないとね」

ささら「だから…」

小明「早く脱いで、マスター」

うずめ(へんなことする気だ…)

うずめ(うう…)

うずめ「ね、ねえ2人とも…」

うずめ「私があがるまで、デバイスの中で待っててくれない?」

ささら「え…」

小明「そ、そんな…!」

うずめ「だって…」

ささら「ねえうずめ?」

うずめ「な、なに…」

ささら「私たち、もううずめの一番恥ずかしいところみちゃったし…」

小明「もう何も怖くない」

うずめ「で、でも…」

ささら「お願いうずめ…もう一回だけ、一緒にお風呂に入らせて」

小明「マスター、私からも一生のお願い…」

うずめ「あ…うう…」

ささら「おもらしさせたことは悪かったと思ってるわ」

ささら「だからお詫びに…マスターの背中を流してあげたいの」

ささら「…だめ?」

うずめ「せ、背中を流すだけなら…」

ささら「やった!」

うずめ「で、でも!これ以上私に変なことしたら許さないんだから!」

小明「合点承知」

ささら「しないって…じゃ、早く脱いで、風邪引いちゃうわよ?」

うずめ「うん…」シュルシュル

シャアアアア…

うずめ「ふう…」

ささら「きれいになったね、うずめ…」

小明「お肌つやつや…」

うずめ「そ、そんなに見ないでよ…」

ささら「今までずっと一緒に入ってたんだしいいじゃない」

うずめ「それはそうだけど!ささらたちが変なことするから…」

ささら「うん、だからそのお詫びをしたいの」

ささら「背中洗ったげるね、うずめ」

小明「私は髪を…」

うずめ「い、いいよそんなの…」

ささら「遠慮しないで」

ささら「えい」ダキッ

うずめ「きゃっ!」

ささら「ぴかぴかにしてあげるから…私の体で」ギュー

うずめ「いやああっ!」

ささら「うん…すべすべで気持ちいい…」

うずめ「へ、へんなことしないでって言ったじゃない!」

ささら「え?私はマスターの背中を洗ってあげてるだけだよ?」ニュルニュル…

ささら「ボディソープもたっぷりつけてるし…」

ささら「私のことはタオルだと思って…」

うずめ「そんなぁ…ぁっ…」

小明「マスター、髪と前の方は私に任せて」

うずめ「くぅっ…じ、自分で、洗うっ、よぉ…」

小明「マスター、遠慮はしないで」

ささら「そうよ、これはお詫び…」

ささら「お詫びを拒絶されたら、私たちは…」

うずめ「だからって…ふあ」

ささら「気持ちいい、うずめ?」

うずめ「わ、悪くはない、けどぉ!」

小明「じゃあ、遠慮なんて無用…」

小明「私の方を見て、マスター」

うずめ「あ、小明ぃ…」

小明「ちゅ…」

うずめ「むー!?」

小明「他のとこもきれいにしてあげる…なめて」

うずめ「もう…好きにしてよ…あんっ」

小明「ぺろぺろ…」

うずめ「ひゃんっ!あっ、いやっ!」ジタバタ

ささら「あばれないの」ギュー

うずめ「や、やめてぇ…私、おかしくなっちゃう…」ハアハア

ささら「うん…抱きついてるとよくわかるよ」

ささら「うずめの体…すっごく熱くなってきてる」

うずめ「へ、へんなことしないって、言ったのにぃ…うそつき…」

ささら「嘘じゃないわよ」

ささら「私たちはうずめのこと大好きだから…だからこれはへんなことじゃなくて、自然なこと」

うずめ「そ、そんなのへりくつじゃない!」

小明「ぺろぺろ…」

うずめ「あっ!?くぅんっ!だめえ!」ビクビク

小明「ぺろぺろ…マスター、どこも美味しいです…」

小明「もっと…味わいたい…」

うずめ「はぁ…はぁ…」グッタリ

ささら「ねえうずめ…さっきまで結構気持ちよさそうにしてたし…」

ささら「そろそろここなんかも…」スッ

クチュ…

うずめ「!…そ、そこはだめぇっ!」

ささら「ぬるってした…これ、ボディソープじゃないわね、うずめ…」

うずめ「~っ!!!」カアア

小明「よく考えてみたら…マスター、おしっこしちゃったならそこを一番よく洗うべき」

うずめ「う、うそっ…!そんなっ…くっ!」

ささら「うん…どんなに洗っても、あとからあとからあふれて来ちゃう…」クチュクチュ

小明「ぺろぺろして綺麗にする」スッ

うずめ「あっ!…っ!さ、ささらぁっ!」ビクン

小明「ちゅぱっ…ぺろぺろ、ちゅぷ…」

うずめ「あんっ、小明もぉっ!ちょっと待って…ああんっ!」ビクッビクッ

うずめ「やめてぇ二人とも…あっ、だめっ、ああっ…!」

ささら「気持ちいい?うずめ…はむ」カプ

うずめ「ひゃい!」ビクン

小明「ぴちゃぴちゃ…ちゅっ」

うずめ「あ、あ、ああ、やだぁ…っ!」

ささら「ねえうずめ…ここまできたら、せっかくだし…」

ささら「私たち、一つになろう?」

うずめ「あんっ…ひ、ひとつ…?」ポー

ささら「もっとうずめの全部…感じたいの」

ささら「小明、ちょっとそこから口、はなしてくれる?」

小明「れろ、ちゅぱっ…」

うずめ「ひっ!」ビク

ささら「指…入れるね?」

うずめ「あふ…」トローン

ツプ…

うずめ「!」

うずめ「いっ、痛っ!」

ささら「き、きつい…こんなにびしょびしょなのに…」ズズ…

うずめ「だっ、だめええっ!痛い痛い痛い!抜いてえっ!」ジタバタ

小明「ちゅ…暴れると余計に痛い」ギュー

うずめ「いやああっ!放して!抜いて、ささらぁっ!」ポロポロ

ささら「痛い?ごめんねうずめ…でも」

ささら「ここまできたら、やめない」チュッ

小明「マスター、私も一緒になりたい…」

うずめ「っ、だめ、これ以上はっ…!」

ささら「動かすよ?」クチュ…

うずめ「いっ…!」ビクン

小明「マスター…」ギュー

うずめ「い、痛いよささら…ひどいよぉ…」ポロポロ

小明「マスターの涙…何回味わっても美味しい…」ペロペロ

小明「でもなるべくマスターが痛くないように、私も頑張るから」

うずめ「あ、小明…」

小明「マスター…はむ」

小明「ちゅ、れろれろ…ちゅううぅ…」

うずめ「お、おっぱい吸うなんて…あんっ!」

小明「ちゅぱちゅぱ…れろれろれろ…」

うずめ「く、くすぐったいっ、あんっ!いやあ…」モジモジ

ささら(力が…ゆるんだ)

ささら「よーしっ!」クチュクチュ

うずめ「ん、あああっ!?」ビクン

小明「マスター、私も…」クチュ

うずめ「ふああっ!?」

ズブ…

うずめ「そっ、そんなぁっ…あっ!」ビクン

ささら「くうっ…小明まで入ってくるとさすがにきついわね!」

小明「マスター、力抜いて…」

うずめ「いやああっ!無理、無理だよぉ…うわあああん…」ポロポロ

ささら「痛そうね…早く終わらせてあげるわ!」

うずめ「じゃあ抜いてよぉ…痛いよささらぁ…あかりぃ…」

ささら「ごめんねうずめ…それは無理」

ささら「うずめには…もっと気持ちよくなってほしいから」

うずめ「い、痛いのはいやぁ…」フルフル

ささら「うん…なるべく痛くはしないわ」

ささら「このまま…ここを親指で触るとね…」クチュリ…

うずめ「あんっ…!」

ささら「痛みより気持ちよさが上回るでしょ?」

小明「おお~…」

うずめ「だからって…!」

ささら「あと、うずめの中にもね…いちばん気持ちいいとこがあるはずよ」

小明「ささら…どこからそんな知識を…」

ささら「インターネットは偉大なんだから…それより」チュク

うずめ「痛っ!う、動かさないでよぉ…」

ささら「ごめんね…もうちょっとの辛抱だから」

ささら「もうちょっとで気持ちよくしてあげるから…」ジュプ

うずめ「ひあいっ!?」ビクン

ささら「そこね!小明!」

小明「ラジャー!」

ささら「乾坤一擲っ!」クチュクチュジュプジュプジュプ

小明「マスター!マスター!」ジュプジュプジュプ

うずめ「あっ!ひああっ!ちょ、だめっ、きちゃうっ、なんかきちゃうっ…!」ビクンビクン

うずめ「ああ、お、おかしくなっちゃうよぉっ!いや、いやあああーっ!」

うずめ「ああああーーーーっ!!!」

プシャアアアアッ!

小明「マスター…またおもらし…」ハアハア

ささら「違うわ、あれは…」

ささら&小明「伝説の潮吹き…」

うずめ「あ…あう…」ビクビク

ささら「よく頑張ったね、うずめ…ありがとう」ナデナデ

小明「気持ちよかった?マスター」

うずめ「…」ビクビク

ささら「…!?様子が変よ…白目むいてるし…」

小明「マスター…?」

ささら「た、大変!やりすぎた!」

小明「きゅ、救急車を…きゃっ」ツルーン

バシャアアッ

みこと「うーずめぇ?何騒いでるの?」ガラッ

ささら「!」

小明「!」

みこと「あ、あら…あなたたちは…」

みこと「はっ!?う、うずめっ!?」バッ

みこと「うずめっ、しっかりしてっ、うずめっ!?何があったの!?」

ささら「…」ソーッ

小明「…」コソッ

みこと「…待ちなさい」

ささら「!?か、体がっ…!?」

小明「動かない…!?」

みこと「とりあえずあなたたち…うずめを部屋まで運ぶの、手伝ってくれる?」

ささら「…はい」

小明「仰せのままに…」

うーむ…どうしてこうなった…

~うずめルーム

うずめ「すぅ…すぅ…」

みこと「とりあえず心配ないみたいね…よかったわ」

みこと「…ところで」クルッ

ささら「…」セイザ

小明「…」セイザ

みこと「あなたたち…お風呂で何をしてたのかしら?」

みこと「お友達にしては度を過ぎたことをしてたみたいだけど…素直に言ってくれないかしら?」

ささら「あ、あの…お母様?」

みこと「あらまぁ…あなたにお母様と呼ばれる筋合いはないと思うわよ」

ささら「その…ごめんなさいっ!」

ささら「私たち、うずめさんのことが可愛すぎて、大好きで…そのっ!」

小明「ついやりすぎた…海よりも深く反省」

みこと「はぁ…」

みこと「いい?あなたたち」

みこと「うずめはまだ中学生なの」

みこと「嫁入り前の大事な体なのよ…それを」

ささら「…っ」

みこと「それをあなたたちはっ…!」

小明「…ごめんなさい」

みこと「謝ってすむ問題じゃないのっ!」

みこと「あなたたち…今後一切、うずめには近づかないでちょうだい」

ささら「そんなっ!」

みこと「そんなじゃありませんっ!」ダン

小明「う…」

みこと「早く…出てって」

ささら「…あの」

みこと「出て行きなさいっ!早くっ!」

ささら「…わかりました」

ささら「娘さんに取り返しのつかないことをして…本当にごめんなさい」キラキラキラ…

小明「…ごめんなさい」キラキラキラ…

みこと「消え…た…?」

みこと「一体どこに…ん?」

みこと「何かしらこれ…スマホ?」

みこと「こんなの…買ってあげた覚えはないわね…」

みこと「そういえばさっき…あの子たち、この中に吸い込まれていくように見えたわね…」

みこと「ということは…」チラ

みこと「不燃物は明日ね…よし」ヒョイ

~次の朝

うずめ「う、う~ん…」パチ

みこと「すぅ…すぅ…」

うずめ「わっ!?お母さん!?」

みこと「はっ…うずめっ!?」

うずめ「お母さん…」

みこと「大丈夫!?うずめっ!?」

みこと「どっか痛いとこない?何があったか覚えてる!?」ダキッ

うずめ「な、何があったかって…」

うずめ「あ…///」

うずめ「な、なんでもないよお母さん…ごめんね、心配かけて…」

みこと「うずめぇ…」ウルウル

みこと「もう大丈夫ようずめ!もう何も心配ないからね!」ダキッ

うずめ「わぷっ…ど、どうしたのよお母さん…」

うずめ(そっか…私、気を失ってたんだ…)

うずめ(ささらたちが部屋まで運んでくれたのかな…)

うずめ(お母さんに見つかってなければいいけど…)

うずめ(確かめとこっか…)

うずめ「ねえお母さん…」

みこと「なぁに、うずめ?」

うずめ「あ、あの…私が気絶したのを見つけたとき、周りに誰かいなかった…?」

みこと「…」

うずめ「…お母さん?」

みこと「うずめ、そんなこと、無理に思い出そうとしなくていいのよ」

うずめ(な、なにこの反応…)

みこと「それより、お腹すいてない、うずめ?何か食べられそうなら作ってくるわ」

うずめ「あ、うん、お願い…」

みこと「うん!よかった、食欲はあるのね…じゃあ、待っててね」バタン

うずめ「ふぅ…」ムク

うずめ「これは何があったのか、ささらたちに聞いておかなくちゃ…」

うずめ「あ、あれ…?」

うずめ「お風呂場かなぁ…」

~脱衣場

うずめ「ない…!ここにも…」

~台所

うずめ「お母さん!」ガラッ

みこと「う、うずめ?もう寝てなくていいの?」

うずめ「うん!それより…」

うずめ「私のカードセット知らない!?これくらいの大きさで、ピンク色の…」

みこと「うずめ…あれのことは忘れなさい」

うずめ「!お母さん…何か知ってるの?あれ、どこにやったの…?」

みこと「うずめ!」

うずめ「お母さん…?」

みこと「あれが何かは知らないけれど…あんなお友達と付き合うのはやめなさい」

みこと「あの機械ならごみに出したわ…もうこの家の中にはないの」

うずめ「!!」

みこと「うずめ、これからはちゃんとあなたのことを大切にしてくれるお友達と…」

うずめ「ごめんお母さん!ちょっと出かけてくる!」ダッ

みこと「あっ、うずめっ!?待ちなさい、うずめーっ!!」

バターン

うずめ「はぁ…はぁ…」

うずめ「あ…」

うずめ「ごみが…なくなってる…」ヘタリ

うずめ「そんな…ささら…」ジワ

うずめ「ぐすっ…えぐっ…」

ザッ…

富士見「おや?どうしたんですか、鵜野さん?」

うずめ「先生…」

富士見「こんなところで泣いているなんてただごとではありませんね…」

富士見「先生にできることなら、力になりますよ?」

うずめ「先生…実は…」

~~~~~~~~~

富士見「なるほど、とても大事にしてたものを、お母さんに捨てられてしまった、と…」

うずめ「…」コクコク

富士見(まさか…いやしかし…)

富士見「でもあきらめてはいけませんよ」

富士見「この街のごみの行き先はただひとつ…棚瀬美化センターです」

富士見「先生も手伝いますから…鵜野さんもよければ、行って探してみませんか」

うずめ「…!」

うずめ「い、行きますっ!」

富士見「うん、わかりました…じゃあ先生は、ちょっと助っ人に電話してきますね」

うずめ「助っ人…?」

富士見「はい、ちょっと待っていてください」

~~~~~~~~~

富士見「三笠か?俺だ、とてもまずいことになった…」

ブオオオン…

うずめ「すいません、先生…車まで出してもらって…」

富士見「大事な教え子のためですから…当然です、くっ…」ガコガコ

キキィ~ギャアアア…

うずめ「で、でも先生…さっきから飛ばしすぎじゃ…」

富士見「はい、大事な教え子のためですから…早くしないと…むっ」

ウーウー…

パトカー「そこの車ぁ!ただちに左に寄って止まりなさい!」

富士見「くっ…飛ばしますよ、鵜野さん!しっかりつかまっててください!」

うずめ「ええっ!?」

ブオオオンギャアアアア

パトカー「こら逃げるな!止まれえっ!」

富士見「あいにく急いでるんでねっ!」ブオオオン

キイイイイギャアアアア…

富士見「着いたぞ、うずめくん!早く!急ぐんだ!」

うずめ「は、はい!ありがとうございました!」タタッ

富士見「幸運を祈るよ、うずめくん…」

警官「コラァ!もう逃げられんぞ!車から降りろぉ!」

富士見「やれやれ…」

うずめ「かくかくしかじかで…」

センター職員「ああ…今日集められた不燃物ならこのへんだよ」

うずめ「うう…」

ごみ「ドーン…」

センター職員「お嬢ちゃんの探してるものを見つけるのは至難の技だと思うけど…それでもやるのかい」

うずめ「…」コクン

センター職員「そうかい…頑張ってな、お嬢ちゃん…それにしても最近はゴミを漁るのが流行ってんのかねえ…」チラ

三笠「くっ…なんで俺がこんなことを…」ガサガサ

うずめ「待っててね…」

うずめ「絶対探し出してみせるんだから…」ガサガサ

うずめ「痛っ!」

うずめ「ガラス…こんなのが、いっぱい…」

うずめ「ううん!」

うずめ「見つけてあげないと…ささらたちは…!」ガサガサ

~5時間後

うずめ「ううっ…えぐっ、ぐすっ…」ガサガサ

三笠「はぁ…はぁ…くっ」ガサガサ

センター職員「おーいお嬢ちゃんたち!もういいかい!?」

センター職員「もう見てられないぞ…そろそろ終わりにしたらどうだい?」

うずめ「いやです!」

センター職員「でもお嬢ちゃんたち…もうボロボロじゃないか…」

センター職員「いいかい、形あるものはいつか壊れるんだ…」

センター職員「お嬢ちゃんの探してるものも、それだけ大切にされりゃ幸せだったと思うぞ?」

うずめ「ううう…違うもん…」

うずめ「ささらたちはモノじゃないもん!」

うずめ「ささらたちは私の大切なお友達だもん!」

うずめ「こんなところで、会えなくなっちゃうなんて絶対いやあぁ!」

三笠「うずめくん…」

センター職員「お嬢ちゃん…」

うずめ「なんで…なんで見つかんないのよ…」ポロポロ

うずめ「マドレーヌ!カティア!しめじぃっ!」

うずめ「小明ぃっ!ささらぁーっ!!」

\ハーイ/

三笠「!?」

うずめ「あ…」

マドレーヌ「やっと呼んでくれましたわね、ご主人様…」

カティア「もー、遅いよマスター…」

しめじ「あ~、一時はどうなるかと思いましたぁ」

うずめ「み、みんな…」

小明「マスター…」

ささら「うずめ…」

うずめ「小明…ささら…」

うずめ「って!なんですぐ出てきてくれないのよっ!」

マドレーヌ「ごみに出されてしまったことで…契約は一時解除されたのですわ」

小明「また現れるには…マスターから強く呼んでくれることが不可欠だった」

ささら「うずめがちゃんと呼んでくれたから…こうして出てこられたの」

ささら「…ありがとう」

うずめ「ささら…」

しめじ「デバイスはこの下ですぅ、早く掘り出しましょう!」

うずめ「…うん!」

テクテク…

しめじ「あ~、ひどい目に会いましたぁ」

カティア「くんくん…うう…みんなゴミ臭いよぉ…」

マドレーヌ「帰ったらまたお風呂ですわね…」

うずめ「お風呂…」

小明「…」

ささら「ね、ねえ…」

うずめ「うん…」

ささら「あのこと…まだ怒ってる?」

うずめ「そりゃ、あんなことされたもん…」

ささら「そうだよね…」

小明「…ごめんなさい」

うずめ「ああいうことは、もっとずっと仲良くなってからがよかったのに…ささらと小明ったら…」

ささら「え…それって」

小明「いずれはしてもよかった…?」

うずめ「!…も、もう、そこ突っ込んじゃだめ!」

うずめ「あ~、でもお母さんになんて説明しよう…」

ささら「!」ドキッ

小明「!」ドキッ

うずめ「お母さんの態度からしたら…何があったかはばれてるんだよね?」

ささら「あ、あは…」

うずめ「じゃあもう…言い訳の内容は決まってるようなもんだよね、うん!」

ささら「うずめ…?」

~~~~~~~~~~

ガチャ

うずめ「ただいま~」

みこと「うずめ!どこへ行ってたの!?」バタバタ

みこ「うずめちゃん!」パタパタ

みこと「あ…」

ささら「…」

小明「…」

みこと「うずめ?その子たち…」

うずめ「お母さん!大事な話があります!」

みこ「ほえ…?それよりみんなお風呂に…」

みこと「うずめ…」

うずめ「お母さん、私ね…」

うずめ「この子と結婚したいの!」ドン

みこと「え…ええ…?」

ささら「うずめ…」

うずめ「確かにささらたちは女の子かもしれない…私にひどいことしたかもしれない…」

うずめ「でも!私にとってはすっごくすっごく…」

うずめ「大事な、『人』たちだから!」

うずめ「だから捨てられたらこれだけ時間をかけても探してくるし!」

うずめ「お母さんたちに反対されたって!」

うずめ「私はこの子たちと付き合うのをやめないっ!」

うずめ「だって、私は…」

うずめ「この子たちが世界一好きだから!」

みこと「ちょ、ちょっと落ち着いて、うずめ!」

みこ「わぁ…うずめちゃんすごーい!」キラキラ

うずめ「だからお母さん!ささらたちを許してほしいの!」

うずめ「私は今まで通り、ささらたちと一緒に過ごしたい!」

うずめ「もっともっと、楽しいこともしたい!」

うずめ「一生でも!」

みこと「うずめ…」

うずめ「お願い…お母さん…」

みこと「はぁ…」

みこと「負けたわ…うずめ」

みこと「あなたも私に似て…生粋のギャンブラーに育ったみたいね」

うずめ「お母さん…!」

みこと「とりあえず、お風呂に入りなさい…キズも手当しないといけないわね」

みこと「ほら、あなたたちも」

ささら「!」

小明「!」

マドレーヌ「ほっ…」

しめじ「よかったぁ…」

カティア「わーい!みこー!」

みこ「もう、寝てたらいなくなってるからびっくりしちゃったよカティア~」キャッキャッ

パシャパシャ…

しめじ「ふ~、生き返る…」

カティア「お風呂入れてよかったね、みんな!」

マドレーヌ「これもご主人様のおかげですわ…」

うずめ「えへへ…」

ささら「あの…うずめ」

小明「昨夜は…」

うずめ「うん…気にしてない、って言えば嘘になるかな」

小明「っ…!」

ささら「…私たち…とんでもないことを…」

うずめ「ささら、小明」

うずめ「さっきお母さんに言ったこと…あれ、本当のことだよ?」

うずめ「私は、みんなのこと大好き…でも、一緒に過ごすなら、ちょっとは我慢しなきゃいけないこともあると思うの」

うずめ「みんなにもその…えっちなことしたいって気持ちがあるのはわかるよ」

うずめ「私も、どうしようもないときはあきらめるけど…2人にも、我慢は知ってほしいかな…」

うずめ「どう?」

ささら「うずめ…あんたってほんとお人好しね」

小明「でもそんなところが…大好き」ギュ

うずめ「こら小明、言ってるそばから…」

マドレーヌ「そういえばご主人様…あれは大丈夫なのですか?」

うずめ「あれって…?」

マドレーヌ「ほら…ささらたちが発情する原因になった、あれですわ」

マドレーヌ「今日はわたくしたちを探すのに夢中で…おトイレには…」

うずめ「あ…」

チョロッ…ショオオオオ…

ささら「!」キラーン

小明「マ、マスター…」ハアハア

うずめ「え…やだ…」

うずめ「あーーーれーーーー…」


うずめちゃんが妊娠したのはそれから1ヶ月後のお話



終わり

今日の俺

起きる→SS書く→寝る→起きる→SS書く

つまり飯食ってない
それでは

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