唯「えびすのユッケ美味しい」(371)

代理

代理ありがとう!

唯「うめー」パクパク

律「うめー」モグモグ

澪「うめー」ムシャムシャ

紬「うめー」モリモリ

梓「うめー」ングング

美味しいね、えびすのユッケ!
みんなもいっぱい食べよう!

完結!

― 街

チラシ配り「新装開店、炭火焼肉のえびすでーす。よろしくお願いしまーす」

チラシ「只今キャンペーンで全品半額やってまーす」

チラシ「どーぞ」

律「あ、はい」

律(焼肉かー)

律「ふーん」ペラッ

律(カルビ1人前180円ねー)

律(安いか高いかわかんねーや)

律(ポケット入れとこ)ガサッ

澪「おーいりーつー」タッタッ


律「お、きたきた」

澪「遅れてごめんなさい」ペコッ

律「おーしよく言ったぞ澪ちゅわん」

澪「…ぐっ」

律「さて。唯たち待ってるし行こうぜ」

澪「そうだね」

……

唯「あ、澪ちゃん来た来た!」

恵「準備できてるわよ」クワッ

澪「あれ?なんで先輩が…」

唯「めぐみん先輩にはたまたま会いました!」

紬「人数が多い方が楽しいよー!」

律「という訳でケーキバイキングしゅっぱーつ」

紬「一度行ってみたかったの~♪」

澪「楽しみだなぁ」

唯「何食べよう!何食べよっかな♪」

恵「1000円って結構安い方だね」

律「グ○ーポンってあるじゃないですか。あれ使ったら安くなったんですよねー」

唯「んーっ!おいしいー!」

律「このチーズケーキすげえええ」

紬「これとこれとこれも…」モリモリッ

澪「ムギ…そんなにいっぺんに盛らなくてもいいじゃん…」

恵「…」モグモグ カシャッ モグモグ カシャッ



律「いやー。おいしかったなー!」

唯「まだ食べたかったなー」

紬「また来ようね!」

唯「そうだよね」

澪「もう6時前かー」

恵「夕飯はどうするの?」

律「あー、考えてませんでした」

澪「日曜日だから寮に戻ってもご飯ないしなー」

紬「そういえばそうだね」

律「アイタター…忘れてた…ケーキ食べてる場合じゃなかった」

唯「夕飯忘れてたー」

澪「ケーキ食べたばっかりだし軽く済ませようよ」

紬「そうだね…ちょっと食べすぎちゃったし」

律「ちょっと胸焼けするし」

フワー

唯「?」クンカクンカ

唯「…」グー


唯「はいはい!」

律「平沢唯くーん」

唯「焼肉行きたいです!!」

律「焼肉か…」

澪「ケーキ食べたばかりでそれは…」

紬「あ!賛成!賛成です!」

澪「でもホラ…焼肉は高いし…」

恵「よし!私がみんなの分払うよ!遠慮しないで」カッ

澪「ええ…」


律「マジですか!?」

唯「わーいめぐみん先輩大好き!」

律「じゃあ決まりだな!」

律「焼肉は…なんかいいお店ないかな?」


律「あ」

律(さっきのチラシ…)ガサゴソッ

澪「ん?」

律「じゃじゃーん!」

唯「節約上手なりっちゃんさすがっ!」パチパチ

澪「ん」

澪「このチラシ御持参の方、塩ホルモンと特製ユッケサービス中?」

律「奥さん奥さん!お得ですことよ!」キリッ

恵「私にも見せてくれる?」

恵「…」

恵「…全体的に安すぎない?」

律「そうなんですか?」

恵「うーん…」

恵「まぁ、私はいいけど…」

律「と、とにかく行きましょうよ!」

唯「わーい焼肉だよ!」

紬「大学生になったら一度はみんなで焼肉行ってみたかったの!」

澪「うう…胸焼けしそうだ…」

律「ああ、チラシ見てるだけでよだれが…」

唯「めぐみん先輩大好き!」

恵「うふふ」

ガラッ

店員「しゃぁっせーぇ!炭火焼肉えびすへようこそォ!」

律(なんだ普通の店じゃん…)

店員「おしぼりどうぞ」ドバドバッ

澪「うぅ…脂の匂いがキツイ…」

唯「どれにしよっかなー」

紬「みんな美味しそうだね!」

律「あ、このチラシ使えますか?」

店員「ぁっ、大丈夫っすよー。ユッケとホルモンのっすねー」

店員「ユッホル先入ってまーす!」

店員A「ユッホルサビチケで入りましたァー」

紬「ポンポチってなんだろ?」
唯「ムギちゃん!こういうのはとりあえず頼んじゃえばいいんだよ!」

恵「決まった?」

唯「えーと上カルビと、タン塩と」
律「この食べ放題セット5人前でお願いします」

唯「」
紬「」

店員「食べ放題Aが5つっすね!ソフトドリンクお伺いできますか?」

恵(こ、この時間帯で飲み放題付1280円…?)

律「ソフトドリンク、何頼むー?」

澪「…烏龍茶」
恵「私も烏龍茶で」

唯「カルピス!」
紬「私もー」

律「烏龍茶2つとカルピス3つでお願いします」
店員「2ウーロン3カルっすねー。火ぃお点けしまっすからー」

チチチッ ボウッ

・・・

唯「まだかなー」ワクワク
紬「まだかなー」ウキウキ

澪「落ち着けよ」
恵「まぁまぁ澪ちゃん」ニジリッ ニジリッ

律「いやーあたしって買い物上手!」

澪「どーだか」

店員「お待たせしましたー特製ユッケでーす」ゴトッ
「あとカルピス3つと烏龍茶でーぇす」ゴトッ

律「先輩、烏龍茶です」
恵「あ、ありがとう」

澪「唯、カルピス」
唯「澪ちゃんありがとー」

律「すげぇ!ユッケって5個来るのか!」

唯「おー!おいしそー」モグモグッ
紬「いただきまーす♪」パクッ

澪「ムギ、それはグチャグチャってかき混ぜてから食べるんだよ」グチャグチャッ

ユッケ食べてみたい

恵「…」マゼマゼ モッチャリモッチャリ
律「…んー。こんなもんか?」

澪「んー」もぐもぐ
澪「…これなんか血なまぐさ」
唯「ユッケっておいしいね!」

紬「見かけは悪いけど美味しいねー。お肉を生で食べるのも新鮮だし」

店員「お待たせしましたー!お肉お持ちしやしたー!」

店員「塩ホルモンなんすけどお皿増えるんで、大皿にクーポンの分足してますからぁ」

律「よーし焼くぞ焼くぞ!」

ジュウウウウ

唯「カルビ美味しい!トントロも美味しいね!」ホイパクホイパク
紬「砂肝って硬いけどクセになっちゃうね~」モグモグ

恵「…意外においしい」モグモグ

律「牛タンうめええええ」

モクモクモクモク

澪「煙いなぁ…換気扇止まってない?」ヤキヤキ

ボウッ

澪「きゃっ」
恵「!?」

律「なんで澪の方にばっかり煙が行ったり火がボウってなったりするんだろ」モグモグ

澪「先輩。豚肉はちゃんと焼かないとだめですよ」

恵「あ、うん。気を付けるね」モドシッ

唯「澪ちゃんも焼いてばっかりじゃなくて食べようよー」ホイサッ

澪「唯!気持ちは嬉しいけどその鶏モモは焼けてない…」モドシッ

唯「ぶー」

紬「ホルモンって歯応えあっておいしいね~」モグモグ

…・・・・


紬「そろそろお肉なくなって来たね」

恵「どうする?追加する?」

律「いや、そろそろいいんじゃないですか?」

澪「え、もう帰るのか?」

唯「おなかいっぱい!」

店員「お会計、6,800円になりまぁーす」

恵「…1万円で」

店員「1万円お預かりしまぁーす」

店員「ええーと、3,000と200円のお返しっすね」

店員「これ、サービス券になります。一回のお食事ごとに一個で20個たまると一回無料っす」

恵「あ、どうも」


律「ごちそーさまでしたー」

「ありがとーございやしたぁー」

……

律「先輩!ごちそうさまでした!」ペコッ
澪「今日はありがとうございます」ペコッ
紬「ごちそうさまでしたー」ペコッ
唯「めぐみん先輩!ありがとうございます」

恵「え、いいのよ。たまには先輩だし後輩のためにならなきゃ」
恵「今日は楽しかった美味しかったもの。私もお礼を言わなきゃ」

律「また美味しいお店探しておきますから」

澪「今度何かの形でお礼させてください」

恵「楽しみにしてるわね」

恵「さ、まずは帰りましょ?」

腐ってやがる……安すぎたんだ

― 寮

律「まだ服が焼肉臭いなー」クンクン

律「でも美味しかったなー肉!」

唯「また行きたいねー。ユッケ美味しかったもんね」 クルリン

澪「そうだなぁ…まぁ…」

律「恵先輩のおかげでいいことずくめだったな!澪!」

澪「そ、そうだな」


律「あれ?そういえばムギは?」

律「どこ行ったんだろ。トイレかな」

唯「わかんない」

律「トイレ行ってくる」

澪「ん」

……

律「お。誰か入ってる」カチャ パタン

紬『…り、りっちゃん?』

律「ん?どした?」

紬『き、聞いてくれる?』

律「どしたんだよ急に改まって?」

紬『あ、あのね…えっと…』

紬『流れないの…』

律「流れない?」

紬『うん』

律「何が?」

紬『えっと…あの…うん…』

律「なんだよ紙でも詰まらせたのか?」

紬『ち、違うの…』

律「なんだよ?」

律「ムギらしくないなー。どしたんだよ」


紬『あのね・・・ぅ……ちが流れなくて…』

律「ん?」

紬「~っ!」

紬『ウンチが流れないのッ!だから困ってたの!』

紬『り、りっちゃんのバカっ!』ドカン バキン

ドカン!バキン!ww

律「…あ、ああ…ごめん…」

律「脂物いっぱい食べたりするとそうなることもあるよ…」

律「うん…気にするなムギ…」

ドガッ バゴダーン

紬『り、りっちゃんなんて大っ嫌い!』

ジャーゴゴゴゴゴゴゴ


律「」



律「…」

……

唯「…」パチッ

唯「今日はちゃんと起きれた!」


唯「おはよー」ガチャッ

唯「あれ?誰もいないや…」

唯「りっちゃーん!学校行く時間だよー」コンコン


唯「あれー?」


唯「ムギちゃーん。おはよー!朝だよー」コンコン

唯「どしたんだろ?」

唯「澪ちゃーん。朝ですよー」コンコン


唯「あれー?みんなもう行っちゃったのかなー?」

唯「どしたんだろ。でもみんなひどいよ!」


唯「…いいや、朝ご飯食べにいこ」

唯「えびすのユッケ美味しい」  糸冬

腹痛いからトイレ行ってくる

……

唯「ギリギリだよーひどいよみんなで寝坊なんて」

律「ああ…ごめん」

澪「唯…ごめんね」

紬「今朝はちょっと調子が良くなくて…」

唯「結局みんな朝ご飯も食べてないね」

律「なんか具合悪くてさ…」

澪「私も…」

紬「うん…」


唯「風邪ひいたのかなー。みんなおなか出して寝ちゃだめだよ」フンス

律「ごめん唯…今日は休むよ・・・」

澪「私も休む…悪いんだけどノート取ってくれ…」

紬「ごめんなさい…辛くて…」


唯「うん。わかったよー。じゃあ行ってくる!」フンス

律「頼んだぞー…」

澪「うう…トイレ行ってくる…」

紬「私も…」


・・・・・・・・

……

『ですから、こういう話になる訳ですねー』

唯「ほえー」

唯「ん?」ゾワッ

唯(…あれ?)

唯(なんだろ…おなか気持ち悪い…)

唯(うう…吐きそう…なのかな…?)


唯(まだあと30分もある…)

唯(…ちょっと猫背になったら…楽になるかな…?)

唯(ちょっと楽になって来たけど…ううう…どしたんだろ…)

唯「ううっ…」

唯(なんだろ…なんか普段のと違う…)

唯「」フルフル

唯(どうしたんだろ…なんでだろ…)

唯「」フルフルフル

唯(でもノート取らないとみんな困るし…)

唯(うううう…ちょっと落ち着く体勢を探さなきゃ…)

唯「」クネックネッ

隣の女子学生「?」

ちょっとお尻から水が出そうだトイレ行く

あちゃー、>>121のやつとうとうユッケ食べちゃったか

唯「…ぅぅ」

(…背中に冷たいものが走ったよう)

(深呼吸…深呼吸しないと…)

唯「ぁ…ふー…」

(苦しいよ…)

唯「」ブワッ

(冷や汗が出てるよ…)

(…もう先生の声が何も聞こえない)

唯「」ブルッ クネクネ フルルルッ

隣の女子学生「だ、大丈夫?」

唯「」コクコク

唯「…は…あっ…おヴ」

唯「」ガタン

唯(上がってくる!くる!)

唯(がまんがまん…がまんしなky)

唯(!)

唯(~~!!!)


唯「ぁぅ」モダエッ

唯(―――!)

唯(―――――!)


唯「」ピョーン ガターン
隣の女子学生「!?」

先生「!?」


唯「」ダダッ ガチャッ バターン

先生「ど、どうしたのあの子?」

隣の女子学生「具合悪いみたいです」

女子学生1「!?」
女子学生2「はやっ」

スイーツ「ひいっ」

教員「かわいそうに」


唯「~!」ドドドドドドド


カチャッ バターン


唯(―!)バッ

便器「…」

唯(―――!)




便器「」

唯「はぁ…はぁ…うぅ…うぇ…」

唯「はぁ…はぁ…」

唯(間に合った…)

唯(のど…いたい…)

唯(気持ち悪いよう…)

唯「…けほっけほっ」

唯(でも…よかった…だれにも迷惑かけてない)

唯(…寒い…寒いよう…)

唯「!?」ズドッシーン

唯(お、おなかいたい!いたい!)

>>150
そりゃ本格的に衛生管理を問われそうだな

>>155
<これまでの社長>
社長「どこの店も生食用じゃない肉使ってるだろ!」
 ⇒ 厚労省「ちゃんとトリミングしてれば無問題」

社長「ちゃんとマニュアル作って衛生管理してた!」
 ⇒ 保健所「器具の使い分けすらしてないよこいつら」

社長「トリミングは納入業者がやっている!」
 ⇒ 他の焼肉店「いや、客に出す前にやらないと意味無いだろ」

社長「ユッケ用肉はちゃんと2日で廃棄している!」
 ⇒ 他の焼肉店「ユッケ用は半日しか持たねーよ」

社長「うちの店舗を独自検査したが、菌は出ていない!」
 ⇒ 保健所「保健所が調査はいる前に証拠隠滅するな」

社長「必ずしもうちで感染したとは限らない!」
 ⇒ 保健所「遺伝子が全部一致してるし、店員からも出てるけど」

社長「納入業者が汚染肉を卸したせいだ!」
 ⇒ 保健所「火を通した肉しか食べてない客も感染してるんだけど」

唯(いたい…いたい…)

唯(座らなきゃ…もらしちゃう…)


唯「」フラッフラッ

唯(力が入らない…入れたらもれちゃう…)

唯「」ヨロヨロ

唯(ぬげない…じゃまだよう…)

唯「はぁ…はぁ…」ギシッ

唯(目の前ぼやけてきた…おなかいたい…)

唯「ううう…」

唯(!)

ビビビビシャ シャッ シャーッ

とりあえず張っておきますね

<これまでの社長>
社長「どこの店も生食用じゃない肉使ってるだろ!」 ⇒ 厚労省「ちゃんとトリミングしてれば無問題」
社長「ちゃんとマニュアル作って衛生管理してた!」 ⇒ 保健所「器具の使い分けすらしてないよこいつら」
社長「トリミングは納入業者がやっている!」 ⇒ 他の焼肉店「いや、客に出す前にやらないと意味無いだろ」
社長「ユッケ用肉はちゃんと2日で廃棄している!」 ⇒ 他の焼肉店「ユッケ用は半日しか持たねーよ」
社長「うちの店舗を独自検査したが、菌は出ていない!」 ⇒ 保健所「保健所が調査はいる前に証拠隠滅するな」
社長「必ずしもうちで感染したとは限らない!」 ⇒ 保健所「遺伝子が全部一致してるし、店員からも出てるけど」
社長「納入業者が汚染肉を卸したせいだ!」 ⇒ 保健所「火を通した肉しか食べてない客も感染してるんだけど」


最後がやばいな

唯(いたいよう…ごめんなさい…ごめんなさい…)

唯(きもちわるいよ…)

唯(あっ!ま、また!)

唯(がまん…がまんしなきゃ)クネネッ


唯「nぐっ」オェ

唯(くるしい…くるしい…)

唯(…うい)

唯「ぅ…ぼぇ…」

唯(もうだめ…)


唯「ぐぼっ」

唯「ぶぼぇ」

ブシャッ ボタタタッ

gめんといれ

下痢と二日酔いの後悔率は異常
トイレに住みたくなる

>>182
住みたいっていうか、実際住むよね

唯(わたしなにしたんだろ……)

唯「はぁ…はぁ…」

唯(つらい…)

唯(もうやだ…)


唯(かみさまごめんなさい…)

唯(!)

ビーッビチチッ

唯(やだ…)

唯(なんで…どうして…)

唯「…ぶぇ」

ゲボボッ

唯「ぼぇ」ビチチャチャチャ ボタッ ボタッ

唯「はぁ…はぁ…ぁぅ…」ガクッ

唯(さむい…さむい…)

唯(…くるしい)


唯(…)


唯「ぁぅ」

唯「」


個室「…」

……

女子学生A「ふー」

女子学生B「いやーまい」

女子学生A「うわくさっ!?」

女子学生B「また二日酔いか!?死ねっ!」


女子学生B「げ!?床にゲロ流れてんじゃん!」

女子学生A「…ちょ、ちょっと…中に人いるじゃん…ほら…鍵かかってる」


女子学生B「…静かすぎない?」

女子学生A「…えっ、え。まさかぁ」


女子学生AB「…」


女子学生B「…大丈夫ですか?」コンコン

唯「」

女子学生B「あのー?」

女子学生A「返事ないよ。いないんじゃない?」


女子学生B「…いや、これはヤバい気がする」


女子学生B「うぉしっ!よいしょっ」ピョン ガシッ

唯「」

女子学生B「ぎゃああああ」

女子学生A「!?」

……
ピンポーピンホーピンポー

『救急指令、急病。ほおじろ台2条1、N女子大。救急ほおじろ南8出動。救急指令―』

救急隊員「出動!」ガチャッ バタン キュキュキュッ ブロン

ピポーピーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポー

『左に曲がります。ご注意ください 左に曲がります。ご注意ください 』


ピポーピーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポー

もういっぺんトイレ行かせて

― 一ヶ月後

唯「りっちゃーん!」

律「おし!唯!15分遅刻!」

澪「同じ寮から出発するのになんで唯だけ遅刻するんだろう」

唯「はぁ…ごめんごめん…」

紬「唯ちゃん汗だくだよー」フキフキ


恵「ふふっ。全員揃ったね。それじゃ出発ね」


恵「あの苦しみは忘れることはできないでしょう」

律「一か月前の私達を襲ったものはやっぱり食中毒でした」

紬「どこの何が感染源であったのかは結局はっきりしませんでした」

澪「唯も一度は入院したものの、発見が早かったこともあって幸いすぐ退院できました」


唯「あの時見つけてくれた人には感謝しています」


唯「ごはんがおいしく食べられるって…大事なことなんだって思います!」




店員「お待たせしました特製ユッケっすー」

唯「わーい!」

唯「んー!今日もえびすのユッケは美味しいね!」 モグモグ


唯「えびすのユッケ美味しい」  おしまい

この物語はフィクションであり、登場する団体・人物・事件などの名称はすべて架空のものです

また北陸地方の飲食店にて発生した食中毒事件にて犠牲となりました方々には
衷心より哀悼の意を表すとともに、現在通院中の方々の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます

なんだよ
結局焼き肉喰って、下痢しただけかよ
期待外れ

どうせなら先輩は死亡
紬は意識不明の重体
澪は公衆の面前で垂れ流し→自殺
唯はトラック
自分のせいで皆がボロボロになったと律が鬱で発狂

てな話を読みたかった…

>>278
いいじゃん、書いてよ主に澪を

不謹慎だぞ落とせよ

>>278
>>110から

唯「じゃ、行ってくるね」フイフイ


紬「いってらっしゃいー…」



紬「うう…」

律「ムギ…大丈夫か…」

澪「あとで病院行った方がいいかも…」

ガチャッ パタン

ギュルルルルル ゴピッギョロロロ

澪(あ、今日基礎論なのか…)

澪(あれを休んだら後々…)

澪「ううっ…お腹痛い」


澪(どうしよう…あんまり基礎Ⅰ仲良い人いないんだよな…)

澪(参ったな…)

……

澪(…何時だろ今…トイレ行って…寝て…)

澪(10時か…)


澪「…あれ?」

澪「…治った?」


澪「…やった。基礎Ⅰ間に合う」

澪「準備すれば行ける!」

……

澪「やった!」タタタッ

「ですね。という訳でこの構文が先ほどと同じ形になる訳です」

澪(やれやれ…)カリカリ

「続いてこのBの文ですが、かなり多用されるモノですので―」

澪(やっぱり今日休まなくて良かった…)

ズキン

澪「!」ドキッ

澪(えっ?)

澪(ウソだ…?)シクッシクッ

澪「…っ」ポキッ

澪(痛っ…痛いっ)

澪(くっ…)

こいつからはやる気よりむしろ怨念を感じる

澪「…」フルフル

澪(ペンが持てない…)

澪(どうしよう…やっぱり来なきゃよかった…)

澪(…寒い)

澪(…トイレ…トイレ行かなきゃ…)

「ちなみに雑談になりますけど、昨日の理事会で―」

澪(い、今なら…)ヨロッ

一個開けて隣の女子学生「?」

澪(ち、力が入らない)

澪(今なら…トイレに…)フラフラ

澪(大教室の机狭いから動きにくい…)モゾモゾ

澪(椅子が…持ち上げられない…)フルフル

澪「す、すみません…」ボソッ

女子生徒「はい?」

澪「ト、トイレ行きたいのでどけてもらっていいですか…」フラフラ

女子生徒「あ、はーい」ガサゴソ

澪(お願い…だから…早く…早くどけて…)

女子学生「あ」ガラガラガシャーン

先生「どうしました?」

女子学生「すいませーん。ペンケース落としちゃいました」

澪(どけて…お願いします…)

女子学生「あ、ゴメンゴメン。どうぞ」

澪「あ、ありがとうございます…」フラフラッ

澪(お願いです神様…トイレに…)フラッ

女子学生「あ、危ない足元!」

澪(…え?)

ズルッ


澪「!」

ズダダダッ

澪(ころぶ―)グッ

澪「っ」ガシッ

女子学生「ああ、間一髪」



澪「…えっ」


澪(冷たい…何…これ…)


澪(なんでお尻…冷たいんだろ…)


澪(どうして―)
先生「秋山さん?どうしました?」

澪(どうしてみんな私の方を見るの?)

先生「秋山さん!医務室に行きましょう!」

澪(どうして先生は私の手を引っ張るの?)

「…秋山さん」

「どうしちゃったの?」

「具合悪そうだったもんね…途中から」

「でもあれはないわ…」


澪(ねぇ、どうしてみんな私の方を見てびっくりしてるの?)


澪(わたしのふとももをつたうこれはなに?)

味噌かけご飯は名古屋では一般的

(からだがかるい…さっきまでのがうそみたいだ…)

(…)

「体調が悪かったのかしら?」

「秋山さん、お腹壊してるの?」

(先生と医務室の人は何を言ってるんだろ?)

(どうしたんだろ……変な匂い…消毒薬じゃない…)


(なんだろ?おなら?)

(…あれ?お尻が冷たい…)

(あれ?手になんかついた)

(なんだろ?)クンクン

(なにこれ?)クンクン

(くさい…)

澪「…くさ」

先生「」ビクッ

看護師「」ビクッ


澪「あれ…私…」


澪「…私」

澪「…わたし」

澪「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

>>313誤爆

澪「…私…もしかして…」

看護師「気にすることじゃないわよ」

先生「体調が悪かったら人間何が起きるかなんてわからないもの」

澪「…あぁ…私…」ヘナヘナ ペシャッ


澪「漏らした…私…漏らしたんだ…」

看護師「秋山さん」

澪「…あ…あぁ…うう…」

澪「あ゛あ゛あ゛っ!うあああん」ボロボロ

澪「いやああああああああ」ダッ

看護師「秋山さん!?」

先生「待ちなさい!秋山さんッ!」


澪(わたしはもらした…)

澪(わたしはげりぴーのみお)

澪(いきるかちなんてない!)

澪「うっ…くっ…えっくっ…」ポロポロ

澪「あっ…うっ…痛い…痛いよ…」ギュルルウル


澪「…律…ママ…パパ…」ヘタッ

澪「うえっ…ううっ…うわあああああん」

カァーカァーバサバサッ

『まもなく、16時31分発、稲羽行、区間快速が到着します。お待ちのお客様は、黄色い線の内側にお下がりください』

澪「…」フラー

『次の1番ホームの電車は、当駅を通過します。危険ですので、黄色い線の内側に下がって、お待ちください』

『2番線の電車は 区間快速 稲羽行きです。黄色い線の内側に下がってお待ちください』

澪「…」フラフラ


『まもなく、1番ホーム、電車が通過します。黄色い線の内側に下がって、お待ちください』

ドーケーヨードーケーヨコーロースゾー シーヌーゾーシーヌーゾ コーロースーゾー ブーーーーーーーーーーー

タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン


タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン

運転士「場内進行、ほおじろ台通過」

ブーーーーーーーーーーー

運転士「ふー。こりゃようやく定時か」

『1番ホーム、電車が通過します。黄色い線の内側に下がって、お待ちください。電車に近づくと』

澪「…でんしゃ」フラフラ


タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン



澪「さよなら…」

「おい危ない!」
「誰か非常ボタン!」
「行っちゃダメー!」

タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタン タタンタタ
ブーーーーーーーーーーー

唯「えびすのユッケ美味しい」  澪編 <こわれたわたしのせかい」> おしまい

めぐみん編

恵「はぁ…はぁ…」

恵(手が痺れる…寒気もひどい…)

恵(さっきベットから転げ落ちてから…)

恵(全身に力が全く入らない…)


恵(右半身は床に広がったアレで冷たいくて…)

恵(顔の前ではさっき吐いたものがやな臭いを放っている)

恵(喉も胃液にやられて唇も乾いて張り付いて…もう声も出せない…)

恵(…私…どうしてこうなったんだろ?)

恵(…私このまま…死ぬのかなぁ)

恵(…もっと澪たんと仲良くなりたかった…もっと…)


恵(…それだけが)

恵(…)

恵()


「恵先輩!起きてください!恵先輩!」

恵(…誰?)

恵「…誰?」


澪「私です!秋山澪です!」

恵「澪……澪た…秋山…澪さん…?」

澪「そうですよ!何言ってるんですか恵先輩!」

恵「…ごめん…なさい」


澪「どうしたんですか急に?」フフッ

恵「ここ…どこ?」キョロキョロ

澪「どこって1号棟の談話室じゃ…」

恵「私部屋にいなかったっけ?」

澪「待ち合わせしてて居眠りしてたんじゃないんですか?」

澪「さ、みんな待ってます。行きましょうよ!」グイッ

恵「い、行くってどこに?」


澪「決まってるじゃないですかっ!」

澪「ほら!行きましょう!」

恵「澪…たん…」

澪「なんですか?めぐみん先輩!」

『機捜72から東分駐。現場状況を一報します。現場は上水郷9、メーヴェほおじろ寮―』

刑事A「…若いのになぁ…気の毒に」

監察医「多分直腸温と硬直から見て夕べの16時判くらいでしょうかねー」フキフキ

鑑識員「…」カシャッ カシャッ

刑事A「最後は苦しかったと思うんだがな…」

刑事B「微笑んでますね…」

刑事A「この子…何を見たんだろうなぁ…」

刑事B「…」

刑事A「…あ、運んじゃってくれ」

鑑識員「はい!」


「えー、氏名は曽我部恵、20歳です。以上機捜72」ガッ


唯「えびすのユッケ美味しい」 恵編<さいごのねがい>

解放感に浸って何してんだろ

訂正 

誤 >監察医「多分直腸温と硬直から見て夕べの16時判くらいでしょうかねー」フキフキ

正 >監察医「多分直腸温と硬直から見て昨日の16時半くらいでしょうかねー」フキフキ

正直不幸ED書かなくてもよくね

これ書いて終わらせるけど何この良心の呵責

唯・律・紬編

ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー 

救急隊員1「10代女性、症状4、腹痛と激しい下痢、嘔吐です!受け入れの方を―」

救急隊員2「平沢さーん!聞こえてますかー!?平沢唯さーん!」




信号「黄色→赤」

ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー 

ウウー 『交差点に進入します注意してください 交差点に進入します注意してください』


4tロング「グオオオオン」パシュン

カローラ「救急車だ」キッ
クラコン「止まらなきゃ」キッ
パジェロ「おっとっと」キキッ

4t運転手「…あー…眠い…」グッ
4tロング「グオオオオオオ」

4t運転手「あー、青信号かーむにゃっ」グググッ
4tロング「グオオオオン」ドガシャッ


カローラ「あっ!トラックが救急車に」
クラコン「うわぁ見てられない!」
パジェロ「げっ危ない!」
ヴィッツ「ひえええ!トラックが救急車に」


ウウウウー ピーポー ピーポー ピーポー

機関員「トラックが!」


ドガッシャーン

機関員なる謎の組織の隊員がやってきたんだけど

>>356
ごめんこれ救急機関員。救急車運転してる人のこと。隊長隊員って3人ちゃんと分ければよかった
マルイチ知ってるって詳しいお人!

……

ガチャッ

律「ムギー!元気かー?」


紬「…」スースー…


律「今日さ、大学でシカが出たんだ」

律「いやーホントビックリだよな…」

律「そんな馬鹿なーって!」

紬「…」スースー

律「な…ムギ…ホント…そんな…」

律「ありえ…ない…よな…」グスッ

律「なぁムギ…」

>>358
ああそういうことか納得した

あと個人的にクラコンって略し方嫌い
教習車かタクシーってかいとけwwwwww

いや白ナンもいるけどさ

律「…ムギは今…何を見てるんだ?」

律「…今一体どんな景色が見えてるんだ?」

紬「…」スースー

律「私にも教えてくれよ…」

律「…ムギ」

律「なぁ…ムギ…」


律「ううっ…」


律「ううう…うわああああっ…」ボロボロボロ


唯「えびすのユッケ美味しい」  唯・律・紬編<こわれたせかいとのこされたひと> おしまい


>>359
こういう仕込みネタを誰かに構って欲しい時があるんだよ


とりあえず長々とかけましたが全員終わった

読んでくれた人毎度ありがとうございました

食あたりやっぱ怖いようみんな気を付けてね

唯ちゃん達ごめんねぇええええ

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