ゆずこ「唯ちゃんもポケモンやってるんだ?」縁「へえーーーーー」 (145)

唯「うん、まあな」

ゆずこ「じゃあ今度勝負しようよ、しようよ」

唯「なんで二回言った?」

縁「私もやりたい、やりたい」

唯「縁も真似しなくていいから」

ゆずこ「ねえー、しようよしようよ~」

縁「やろうよやろうよ~」

唯「わーっかった! わかったからひっつくな!」

ゆずこ「ねえねえ」グイグイ

縁「ねえねえ」グイグイ

唯「だからくっついってくんな!」ゴンッ! ゴンッ!

ゆずこ「いたーい……」

縁「うう……」

唯「でもお前ら、ポケモン弱そうだよな」

縁「えー、そんなことないよー」

ゆずこ「ワタシ、ちまたじゃ、ポケモンマスターゆずこって言われてるから」

唯「どこのちまただよ……」

唯「アタシはちゃんと、タイプ相性とかもちゃんと考えて、バランスよくパーティ作ってるから」

唯(ゆずこ達は、タイプ相性無視してポケモンやってそうだな)

唯(炎タイプのポケモンに、草タイプのポケモンで挑んだり……)

唯(地面タイプのポケモンに電気タイプの技うったり……)

唯(アタシはタイプ相性をきちんと把握してるからな)

ゆずこ「唯ちゃんはもしかして、ガチ勢ですかな?」

唯「がちぜい? なんだそりゃ?」

ゆずこ「あ、今のなしで」

唯「うん? まあ別にいいけど」

唯「変なヤツ……あ、ゆずこが変なのはいつものことか」

ゆずこ「えー、唯ちゃん酷いよう」

翌日

ゆずこ「唯ちゅあーん! ポケモンバトルしようぜ」

縁「しようしよう」

唯「いつものことながら、相変わらずテンションたかいなー」

唯「で、どっちから戦うんだ?」

唯「いくらアタシでも、二人同時相手にするのは無理だぞ」

ゆずこ「縁ちゃん、お先にどうぞー」

縁「えー、いいのー?」

ゆずこ「うんうん、まずは縁ちゃんのお手並み拝見」

縁「えへへ、じゃあお言葉に甘えて」

唯「お、最初は縁からか」

唯「悪いけど、手加減はできないぞ」

縁「えへへ、そんなの必要ないよう」

>>1は書き溜めてんの?

   ゆい
サザンドラ ゼブライカ
ヒヒダルマ アーケオス
コジョンド ジャローダ

   ゆい(縁)
フシギバナ リザードン
パルシェン ピカチュウ
カイリュー ラッキー

唯「おい、ちょっと待て……」

縁「なあに、唯ちゃん?」

唯「なんで縁が使ってるキャラ、アタシの名前なんだ?」

唯「普通主人公には、そのままの名前か、自分の名前つけるだろ」

縁「…………えっとね、これはその……」

縁「そうだ! その頃、け○おんにハマってて、その中にゆいってキャラが出てきて、それで……」

唯「なんか後付け臭いけど、まあいいか……」

>>13
一応多少は

唯「でも縁の使ってポケモン、あまり見ないの多いな」

縁「えー、みんな初代からいる有名なポケモンだよー」

唯「初代とかやったことないから、わかんないよ」

ゆずこ「縁ちゃんは昔からいるポケモンが好きなんだねー」

唯「縁は言動が、時々おっさんっぽくなったりするよな」

縁「えへへ、あんまり褒めないでよ」

唯「いや、褒めてないけど」

唯(ピカチュウとかラッキーとかは、強さとか度外視して、見た目で決めたんだろうな、縁らしいけど)

唯(あんまりボコボコにするのもあれだけど、手加減するわけにもいかないしなー)

縁「よおし、三匹選んだよー」

唯「アタシも」

縁「負けないよー」

 ゆいはゼブライカをくりだした

 ゆい(縁)はフシギバナをくりだした

 フシギバナHP[==========]
 ゼブライカHP[==========]
 
唯(よく知らないポケモンだけど、草タイプっぽいな)

唯(ふふっ、このゼブライカは電気タイプなのに炎タイプの技が使えるんだ)

 フシギバナのねむりごな

 ゼブライカは眠ってしまった

 ゼブライカHP[==========]ねむり

縁「あれー、先手とれちゃった」

唯「くっ、ゼブライカよりすばやいのか、このポケモン」

 ゼブライカはぐうぐうねむっている

唯「むっー……ねぼすけかっ!」

ゆずこ「ねえねえ、縁ちゃん縁ちゃん」

縁「うん?」

ゆずこ「(薄々そうじゃないかと思ってたけど、唯ちゃんってライトユーザだよね)」ヒソヒソ

縁「(みたいだねー)」ヒソヒソ

ゆずこ「(すばやさに振ってないみたいだし……)」ヒソヒソ

ゆずこ「(あんまりハメるような戦法はやめたほうが……)」ヒソヒソ

縁「(えー、でも手を抜く方が相手に失礼だよー)」ヒソヒソ

縁(それに、好みで出しちゃったけど、唯ちゃんのポケモンに対してフシギバナの選出が、軽い手加減みたいなものだからねえ……)

唯「なんだー、内緒話で作戦会議かー?」

唯「ふん、ゼブライカが起きたら、丸焼きにしてやるから」

ゆずこ「へー、炎タイプの技覚えてるんだー」

唯「あ、しまった! バラしちゃった」

 ……
 …

 コジョンドは倒れた

 ゆい(縁)WIN

縁「やたー」

唯「うそだろ……」

唯「一匹も、倒せなかった……」ガーン

縁「唯ちゃん、そんな落ち込まないでー」

縁「ポケモンは運ゲーの要素が強いから……たまたま運が悪かっただけだよ」

唯「勝者にそんなこと言われると、余計みじめなんだけど……」

ゆずこ「唯ちゃん、どんまいどんまい!」バンバン

唯「痛っ」イラッ

ゆずこ「あんま気にしないことだよ、あはは、勝負は時の運ってね☆」

唯「……」イライラ

唯「言っとくけど、緑に負けただけで、別にゆずこには負けてないぞ」

唯「確かに縁には負けたけど、多分ゆずこよりは強いと思う……」

ゆずこ「えー、そんなことないでしょー」

唯「はあ?」イラッ

ゆずこ「唯ちゃんじゃワタシに勝ってないって」

唯「なら勝負するか」

ゆずこ「弱い者いじめはちょっと……」

唯「……」イライラ

唯「なら、ゆずこが勝ったらなんでも一つ、いうこと聞いてやるよ」

ゆずこ「な、なんですとっ!」

縁「唯ちゃん、いいの? そんなこと言って?」

唯「ああ、余裕余裕」

ゆずこ「うふふ、面白いことになってきましたな」

唯「つべこべ言わずに勝負するぞ」

   ゆい
サザンドラ ゼブライカ
ヒヒダルマ アーケオス
コジョンド ジャローダ

   ゆい(ゆずこ)
サンダース シャワーズ
エーフィー リーフィア
グレイシア テラキオン

縁「わあ、ゆずちゃん、ブイズだ」

縁「かあいいねー」

唯「おい、一匹なんか違うやつ混じってるぞ……」

唯「ってそれより……」

唯「だからなんでまたアタシの名前なんだ?」ギリギリ

ゆずこ「痛い! 痛いよ、唯ちゃん! アイアンクローはやめてっ!」

唯「ああん?」

ゆずこ「こ、これはその……、SA○ってアニメのキャラから……とってわけであって……決して唯ちゃんからとったわけでなく……やましい気持ちなど……」

唯「はあ……まあいいけど」

ゆずこ「ってか縁ちゃんの時と、対応違い過ぎやしませんか?」

唯「気のせいだろ」

ゆずこ「……」

ゆずこ「それより、唯ちゃん、ワタシが勝ったら本当に……」

唯「ああ、約束だしな」

唯「今度アイスでも奢ってやるよ」

ゆずこ「えええ!!!!!!? さっきと言ってること違う!!」

ゆずこ「もー、そうじゃないでしょ? ワタシが勝ったらなんでもいうこ――」

唯「いいから早く三匹選べよ」

ゆずこ「……」

ゆずこ「いいよ、そんなこと言うんなら」

ゆずこ「ちょっと本気でボコっちゃうから」

唯「はは、言ってろ」

……


……

 ゆい(ゆずこ)WIN!!

ゆずこ「やったぜ!」

唯「ぅぅ……」

ゆずこ「かぁー、思わず、本気出しちゃった、そんなつもりなかったけど、思わず本気だしてパーフェクトで勝っちゃったかぁー」

唯「くそぅ……」

縁「まあでも、唯ちゃん、三値知らないみたいだから、しょうがないねー」

唯「なんだよ産地って?」

ゆずこ「唯ちゃんには、そのままの君でいて欲しいな、みたいな」

縁「いて欲しいな」

唯「意味がわからん……」

唯「なんだよ、教えてくれてもいいだろー」

縁「えー、唯ちゃんは唯ちゃんのままでいいんだよー」

ゆずこ「そうなのです、世の中には知らないほうがいいことがね、たくさんあるんだ!」

縁「唯ちゃんには純粋な気持ちなままポケモンをやってて欲しいからねー」

唯「いいよ、もう、自分で調べるから」

ゆずこ「あら、拗ねちゃった」

唯「拗ねてない」

縁「拗ねてる唯ちゃんもかわいいよー」

ゆずこ「それはそうと、約束は守ってもらうからね」

唯「今度アイス――」

縁「唯ちゃん……、自分の言ったことには責任を持たないと、ダメだよ、めっ」

唯「はいそうですね縁さんのおっしゃるとおりです」

ゆずこ「それじゃあ……」

唯「でも、あんま無茶なお願いは無理だからな……」

ゆずこ「ひゃっほっっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

唯「なんだそのテンション……」

ゆずこ「とうとうワタシの時代がやってきたぜええ!」

ゆずこ「じゃあね、じゃあね……」

ゆずこ「おっぱいも――」

唯「アホかっ!」

唯「だからあんま無茶なのはダメだっつってんだろ!」

唯「話聞かないねっ、ゆずこさんは!」

ゆずこ「うーん、じゃあ乳首さわ――」

唯「死ねっ! それほとんど変わんねーだろ!!」

ゆずこ「あれもだめ、これもだめ、唯ちゃんはホントわがままですなー」

唯「殴りたい……もの凄く殴りたい……」

縁「おさえておさえて」

唯「……」

ゆずこ「まうすとぅーまうすでキスした――」

唯「ああ、わかった……お前、アタシに殴られたいんだろ?」

ゆずこ「眼が怖いよ、唯ちゃん……冗談だからその握りしめた拳を下ろしてよ」

ゆずこ「えーっと、うーんと、じゃあ……唯ちゃんのお腹触りたい!」

唯「ダ……もうそれでいいよ……他のよりは随分マシだし」

ゆずこ「よっしゃ!」

唯「すごくやだけどな……」

唯「どうしてゆずこのお願いはどれも、セクハラチックなのか……」

ゆずこ「だってなんでもするって言われたら、そういうことしか思いつかないよねー」

縁「ねー」

唯「頭沸いてるだろ」

唯「普通もっと他にあるだろ」

縁「例えば?」

唯「だから……えっと……………………………」

唯「…………お金、貰うとか……」

ゆずこ「唯ちゃん……それは……」

唯「じょ、冗談だよ!」

ゆずこ「それでは、気を取り直して……」グーパーグーパ

唯「その手をわきわきさせるのやめろっ」

唯「てか、本気かよっ」

ゆずこ「当然!」エッヘン

唯(くっ、冗談ってオチを期待してたんだけどなあ……)

ゆずこ「さあ! さあ!」グイグイ

唯「ぅぅ……なんか怖いんだけど……」

ゆずこ「もちろん、直接触っていいんだよね?」

唯「あほか! ダメに決まってんだろ!」

ゆずこ「えー! 服の上からー? 直接触って、唯ちゃんのもちもちの肌を堪能したいよー」

唯「言い方がなんか気色悪いんだけど……」

ゆずこ「しかたないから、服の上からで我慢するー」

ゆずこ「それでは失礼して」ポフっ

唯「っ……」

ゆずこ「……」サワサワ

唯「くっ……」

ゆずこ「……」サワサワ

唯「……」

唯(ぅぅ……くすぐったい……)

唯(自分で触るとなんともないのに、なんで人に触られると、こうも、ぞわぞわってしてしまうのだろう)

ゆずこ「お、ここが唯ちゃんのおへそかな?」サワサワ

唯「や、やめっ!」

ゆずこ「服の上から、おへその穴に指突っ込んじゃえー」グリグリ

唯「ひゃっ! ぅっ! ちょ、やめろって!」

縁「なんかえっちいねー」エヘヘ

唯「ガチでやめろって! へそって人の弱い部分だから!」

ゆずこ「ほれほれ」グリグリ

唯「あっ! ちょっ! マジでやめっ!!」ビクッ

ゆずこ「ここがええんかここがええんかー」グリグリ

唯「ひゃっ……」ビクッ

ゆずこ「そしてへそ責めからのーっ、脇腹こちょこちょ」コチョコチョ

唯「わっ、あはは、やめろって!」ジタバタ

ゆずこ「こちょこちょ」コチョコチョ

唯「あははは、やめろっ、苦しいって!」ジタバタ

ゆずこ「ほらほらほら」

唯「あはは、おいっ! だからやめろっつってんだろ!!」ゴン

ゆずこ「あうっ!!! 痛っ!」サスサス

唯「はあはあ……」ゼーハーゼーハー

縁「唯ちゃん大丈夫?」

唯「ああ、なんとか……」

唯「くそっ、ゆずこのせいで、酷い目にあった」


……

唯(よし、ゆずこ達も帰ったし……ポケモンのことについて調べてみるか)

唯(これでも情報処理部だしな)

唯(確か、産地がどうとか……)カタカタ

唯(お、これか……)

……


唯(なるほど……そういうシステムだったのか……)

唯(だいたいわかったぞ……)

唯(種族値、固体値、努力値、そして性格)

唯(これらの要素のおかげで、同じポケモンでも、育てる人によって全く違ったステータスになってしまう)

唯(攻撃的なポケモンにしてみたり、耐久力をあげたり、そういう方向性を持った育成が可能になる)

唯(育てたポケモンに、トレーナーの個性がでる)

唯(それが多分ポケモンの、育成の楽しさなんだろう)

唯(さらに、とくせい、技構成、持ち物が合わされば……無限の組み合わせだ……)

唯(ゆずこ達がアタシに勝てたのは、アタシよりポケモンの知識があったからだ)

唯(でも、アタシも基本的なことは覚えた……)

唯(待ってろよ、ゆずこ、縁……絶対リベンジしてやるからな!)

唯(…………)サワサワ

唯(うーん、やっぱり、自分で触ってもくすぐったくはないな……不思議だ……)



翌日

唯「ふぁー………」

唯(昨日遅くまで、ポケモンの対戦Wiki見てたから眠い……)

唯(絶対に使わないだろうポケモンのページとかも、つい見ちゃって……)

ゆずこ「唯ちゃん、おっはよー!」

縁「おはよー」

唯「ああ、おはよう、今度ポケモンバトルしよう」

ゆずこ「朝の挨拶の次の一言がソレ?!!」

縁「あはは、唯ちゃんやる気満々だね」

ゆずこ「いいけど……また返り討ちにしちゃうよ?」

唯「ふふふ、言ってろ」

唯「勝負は一週間後な」

ゆずこ「しかも今日じゃないんだ!?」

唯「いや、育成にそれくらいかかるだろ」

唯「でも、ゆずこと縁に勝つビジョンは、もう出来上がってるから」

縁「おおー」

ゆずこ「今日の唯ちゃん、なんかテンション高いね……?」

縁「眠いんだよ、きっと」

……


唯「いや、乱数はダメだって」

ゆずこ「えー、いいじゃんそれくらい」ブーブー

縁「ポケモン厳選するのも楽しいよー」

相川「あれ、櫟井さん達、ポケモンの話してるの?」

唯「うん」

唯「あ、もしかして相川さんもポケモンやってたりする?」

相川「うん、ちょっとだけ」

長谷川「私もやってる」

唯「わっ!」

唯(この人今どっから現れた……?)

ゆずこ「あいちゃんは、可愛いポケモンとか好きそうだねー」

縁「ねー」

唯「確かに、そんなイメージあるな」

相川「そっ、そんなことないよ///」

唯「相川さんはどんなポケモンが好きなの?」

相川「えっと……」

相川「ガブリアスとか、ローブシンとか……」

唯「そ、そうなんだー……」

長谷川「千穂は、レート1800以上、ブラックカードのガチ勢だから」

相川「わっ、もうっ、ばらさないでよー」

ゆずこ「ガブリアスもローブシンも、かわいいよー」

縁「かわいいよねー」

唯「かわいいかー?」

唯「どちらかというと、かっこいいポケモンじゃないか?」

岡野「なんだー、お前ら? 高校生にもなってポケモンやってるのか?」

唯「あ、岡野さん」

長谷川「佳はやってないの?」

岡野「ポケモンなんて小学生で卒業したよ」

長谷川「ふーん」

相川「そ、そうなんだ……」

ゆずこ「ねえねえ、あいちゃんあいちゃん」

相川「なあに、野々原さん」

ゆずこ「今度、ワタシたちとポケモンバトルしようよ」

相川「え、いいの?」

唯「長谷川さんも一緒にどう?」

長谷川「やるやるー」

ゆずこ「じゃあ、ワタシらみんなでポケモン大会だ!」

ゆずこ「総当たり戦で、一番強い人を決めようよっ!よっ!」

唯「お、それは面白そうだな」

縁「うん、楽しそう」

ゆずこ「優勝者には、唯ちゃんを好きにして良い権利を贈呈ー」

唯「はあ?」

相川「えっ?! ええええっー?!」

縁「やっぱり、優勝賞品があったほうが盛り上がるよねー」

ゆずこ「ねー」

長谷川「それは良い考えだ」

唯「いやいや、なんでアタシなんだよっ」

唯「賞品を用意にするにしても、無難にお菓子とかでいいだろ」

ゆずこ「あれれー、もしかして唯ちゃん、自信がないのー?」

縁「えー、唯ちゃん、そうなのー?」

唯「はあ?」

ゆずこ「ぷぷっ、負けるのが怖いんだね」

縁「こわいんだねー」

唯「…………言っとくが、そんな安い挑発にはのらないからな」

ゆずこ「でもしょうがないよねー、だってわたくし、この前パーフェクトで勝っちゃったし」

縁「私も完封しちゃったからねー」

唯「……」イラッ

ゆずこ「あんな負け方したら、自信がないのもしょうがないよ」

唯「あー、もうわかった! 負けたらなんでもしてやるよ! まあ負けないけど」

縁「やったー」

ゆずこ「さっすが唯ちゃん!」

縁(ゆずちゃん、唯ちゃんのせるの上手いなー)

相川「櫟井さん?!」

ゆずこ「では、優勝者には、一度だけ唯ちゃんがなんでもしてくれる権利がもらえるってことで!」

縁「やる気でてきたー」

相川「あわわわ、がんばるー」

長谷川「では代わりに、櫟井さんが優勝したら、千穂をフニュる権利を差し上げます」

相川「ええええ///そんなー」

唯「いや、相川さんに悪いからいいって」

唯「ってか、その前にフニュるってなんだよ?」

ゆずこ「じゃあじゃあ、唯ちゃんが優勝したらー、わ、ワタシを好きにしていいよ」チラッチラッ

唯「よしっ、優勝したら殴ろう」

ゆずこ「えええ!? 優勝してそれえ!? せっかくワタシを好きにしていいんだよ」

唯「うん、いつもより強く殴ろう」

わいわい がやがや

岡野「…………」

……



ゆずこ「第一回ポケモン大会兼、ごはんパーティだよー」

唯「ご飯パーティってなんだよ!? ごはん人間かっ!?」

縁「それって割とふつーだよね」

ゆずこ「ワタシ、ご飯大好きだよー」

縁「ごはん人間だねー」

長谷川「私はごはん大臣です」

ゆずこ「偉くなった!?」

ゆずこ「じゃあワタシはご飯大統領!」

唯「張り合うなよ」

相川「頑張って優勝しないと……」ブツブツ

岡野「相川がんばれー」

長谷川「なんで佳もいるの?」

岡野「なんだよ……いちゃ悪いのかよっ?」

長谷川「いやー、べつにー」



唯「初戦の相手は、縁か」

唯「丁度いい、この前のリベンジができる」

縁「ふふっ、負けないよー」

   ゆい
サザンドラ ゼブライカ
炎ロトム  アーケオス
コジョンド エルフーン

   ゆい(縁)
フシギバナ リザードン
パルシェン ピカチュウ
カイリュー ラッキー

縁「あれー、唯ちゃん、ほとんど変わってないよー」

唯「それはどうかな」

 ゆいはゼブライカをくりだした

 ゆい(縁)はリザードンをくりだした

 リザードンHP[==========]
 ゼブライカHP[==========]

唯「よしっ、有利な対面だ」

 ゼブライカのワイルドボルト

縁「リザードンより早いね……」

唯「ふっ、当然。前のアタシとは違うんだ!」

 リザードンHP[          ]

 こうかはばつぐんだ

 リザードンはたおれた

 ゼブライカは反動でダメージ

 ゼブライカはいのちが少し削られた

 ゼブライカHP[=======   ]

縁「むむっ、早速一体倒されちゃった」

 ゆい(縁)はカイリューをくりだした

 カイリューHP[==========]
 ゼブライカHP[=======   ]

 カイリューのしんそく

 ゼブライカHP[=         ]

縁「ああっ! 惜しい!」

唯「よしっ、よく耐えたぞゼブライカ!」

 ゼブライカのワイルドボルト

 カイリューHP[=======   ]

唯「かたっ!」

 ゼブライカははんどうを受けた

 ゼブライカHP[          ]

 ゼブライカはたおれた

唯「よしよし、十分頑張った!」

 ゆいはサザンドラをくりだした

 カイリューHP[=======   ]
 サザンドラHP[==========]

 サザンドラのりゅうせいぐん

 カイリューHP[          ]

 こうかはばつぐんだ

 カイリューはたおれた

唯「いいぞっ!」

縁「むー」

唯(なんでしんそく打たなかったんだろ?)

唯(アタシが交換読みで、別の技うってくると思ったのかな?)

 サザンドラはとくこうががくっと下がった

 サザンドラHP[==========]

縁「でもまだ終わりじゃないよ!」

 ゆい(縁)はパルシェンをくりだした

 パルシェンHP[==========]
 サザンドラHP[==========]

唯(パルシェン……スカーフだと、ちょっと面倒くさいなあ)

 サザンドラのりゅうせいぐん

 パルシェンHP[=         ]

 サザンドラのとくこうががくっと下がった

唯(とくこう二段階ダウンしてるのに、すごい威力だ!)

唯(というより、パルシェンのとくぼうが残念なだけか……)

唯(でも、スカーフじゃなかったってことはアタシの勝ちかな?)

 パルシェンのからをやぶる

 パルシェンのこうげきとくこうすばやさがぐーんとあがった

 ぼうぎょとくぼうががくっと下がった

 パルシェンHP[=         ]
 サザンドラHP[==========]

 パルシェンのつららばり

 サザンドラHP[          ]

 こうかはばつぐんだ

 サザンドラはたおれた

縁「こっからだよ!」

唯「ふっ、残念だが縁! 勝負はもう決まっている」

 ゆいはコジョンドをくりだした

 パルシェンHP[=         ]
 コジョンドHP[==========]

 コジョンドのねこだまし

 パルシェンHP[          ]

 パルシェンはたおれた

 ゆいWIN!!

唯「よっしゃ! 見たかっ!」

縁「あー、負けちゃった……」

縁「唯ちゃんホントに強くなってたね」

唯「だろー? あの頃のアタシじゃないんだ!」

唯「このまま、全勝だ!」

縁「頑張ってねー」

   ゆ長
   ず谷相
   こ川川唯縁
ゆずこ  ×

長谷川 
 相川○ 
  唯    ○

  縁   ×

ゆずこ「負けちゃった……」

ゆずこ「あいちゃん強過ぎるよ」

相川「たまたま運が良かったから」

唯「次はその相川さんとか」

相川「よ、よろしくね」

   ゆい
サザンドラ ゼブライカ
炎ロトム  アーケオス
コジョンド エルフーン

   ゆい(相川)
カイリュー ローブシン
スイクン  ハッサム
ボルトロス ユキノオー

唯「なんでまたアタシの名前……?」

唯(それに、好きって言ってたガブリアスいないし……フレンド戦だから、趣味パってやつなのかな……いや?)

相川「ち、ちがうのこれは!」

相川「これはその……そう! ゆる○りってアニメにハマってて、そのキャラクターの名前を……」アセアセッ

唯「いやまあ、慣れたから別にいいけど……」

 ……
 …

 ゆい(相川)WIN!!


唯「あっさり負けてしまった」

   ゆ長
   ず谷相
   こ川川唯縁
ゆずこ ××
長谷川○ 
 相川○  ○
  唯  × ○
  縁   ×



唯「次は長谷川さんと勝負だ」

長谷川「たいよろっ」

   ゆい
サザンドラ ゼブライカ
炎ロトム  アーケオス
コジョンド エルフーン

   ふみ
ゴウカザル サザンドラ
ローブシン パッチール
ゲンガー  マッギョ

唯(なんなんだこのパーティは……基本的に強ポケが多いけど……なんか変なのが数匹混じってる)

唯「でも名前が『ゆい』じゃないってのはなんか安心する」

長谷川「5人中4人が『ゆい』って名前だからね」

長谷川「主人公キャラの名前『ゆい』が大流行」

唯「どんな対戦環境だよそれ……」

 ゆいはゼブライカをくりだした
 
 ふみはゲンガーをくりだした

 ゲンガー HP[==========]
 ゼブライカHP[==========]

 ゼブライカのワイルドボルト

 ゲンガー HP[=         ]

唯「惜しいっ!」

 ゼブライカははんどうをうけた

 いのちが少し削られた

 ゼブライカHP[=======   ]

 ゲンガーのだいばくはつ

唯「えっ?」

 ゲンガー HP[          ]
 ゼブライカHP[          ]

 ゼブライカはたおれた

 ゲンガーはたおれた

長谷川「ふふっ、さすがに拘りハチマキ爆発は耐えられまい」

唯「なにそのゲンガー!?」

 ゆいはサザンドラをくりだした

 ふみはゴウカザルをくりだした

 ゴウカザルHP[==========]
 サザンドラHP[==========]

唯「くっ、不利な対面だ……」

唯(でもこのサザンドラはタスキだから……一発インファを耐えて、りゅうせいぐんで落とせる……)

 サザンドラのりゅうせいぐん

唯「あれっ? 先手がとれた?」

 ゴウカザルHP[====      ]

唯「かたっ! なんでこんなに堅いの!?」

 サザンドラのとくこうががくっと下がった

 ゴウカザルはオボンのみで体力を回復した

 ゴウカザルHP[======    ]

唯(なんなんだ一体この猿……?)

 ゴウカザルのめいそう

 ゴウカザルのとくこうととくぼうがあがった

 ゴウカザルHP[======    ]
 サザンドラHP[==========]

唯(まさかの特殊受けかっ……!? サザンドラはひいたほうが良さそうだ)

 サザンドラのとんぼがえり

 こうかはいまひとつのようだ

 ゴウカザルHP[=====     ]

 ゆいはアーケオスをくりだした

唯(頼む、もう一度めいそうとかしてくれ)

 ゴウカザルのなまける

 ゴウカザルは体力を回復した

 ゴウカザルHP[==========]

唯(これはラッキーだよね……?)

 ゴウカザルのしんくうは

 アーケオスHP[======    ]

 アーケオスのアクロバット

 ひこうジュエルで、わざのいりょくを強めた

 ゴウカザルHP[          ]

 こうかはばつぐんだ

 ゴウカザルはたおれた

 ふみはパッチールをくりだした

 パッチールHP[==========]
 アーケオスHP[======    ]

唯(これは勝ったんじゃないかな?)

 パッチールのばかぢから

唯(スカーフ?!)

 アーケオスHP[==        ]

唯(耐えたけど……ここは落ちた方が良かったかな?)

 パッチールのこうげきとぼうぎょがあがった

唯(くっ!)

 アーケオスのアクロバット

 パッチールHP[======    ]

唯(……地味にマズいかも……)

 パッチールHP[======    ]
 アーケオスHP[==        ]

 パッチールのばかぢから

 アーケオスはたおれた

 パッチールのこうげきとぼうぎょがあがった

唯(攻撃と防御が二段階アップの状態でスカーフ持ち……ヤバい……)

唯(と思ったけど、サザンドラタスキだから関係ないや、なんだ余裕じゃん)

 ゆいはサザンドラをくりだした

 パッチールのばかぢから

 こうかはばつぐんだ

 サザンドラHP[=         ]

 サザンドラはタスキでこらえた

 サザンドラのりゅうせいぐん

 しかしこうげきははずれた

唯「あ"!?」

 パッチールのばかぢから

 サザンドラはたおれた

 ふみWIN!!

長谷川「やったね」ブイ

……


……

全試合終了

   ゆ長
   ず谷相
   こ川川唯縁
ゆずこ ×××○
長谷川○ ×○× 
 相川○○ ○○
  唯○×× ○
  縁×○× ×

ゆずこ「あいちゃんのぶっちぎりの優勝だねー」

縁「おめでとー」

岡野「ははっ、よくわからんが、やっぱすごいなあ相川は」

長谷川「ふむ」

唯「本当に強かったね、相川さん」

相川「たまたまラッキーだっただけだよー」

ゆずこ「約束通り、相川さんには、唯ちゃんがお願いをなんでも聞いてくれる権利を贈呈します」

縁「しまーす」

相川「ええー!? ほ、ほんとに……いいの?」

唯(まあ相川さんなら、ゆずこ達と違って無茶な要求をしたりはしないだろう)

唯「うん、いいよ」

唯「でも、あんまり変なお願いじゃないとありがたいかな」

相川「えっと……じゃあ……」

相川「……」

相川「私の……ポケモンになってくださいっ!」

唯「…………ん?」

唯(意味が分からない……)

唯(ポケモンになるってどういうことだろう……でも相川さんの言うことだからきっと何か意味があるんだ考えたら負けだ)

唯「うん、まあ……別に良いけど……」

ゆずこ「これはまた、予想の斜め上なお願いがきたねー」

相川「えっ? そう……かな?」

ゆずこ「きっと唯ちゃんはLv42くらいだねー」

唯「なんか微妙だな」

縁「私も唯ちゃんみたいなポケモン欲しいよー」

ゆずこ「ワタシもっ!」

唯「お前らのポケモンだけには、なりたくない」

唯「なにさせられるかわからないし」

ゆずこ「そんなことないよー」

縁「ワ○ミ並に大事に扱うよ」

唯「ブラックかよっ!」

縁「違うよー、優良企業だよー」

ゆずこ「ねー」

縁「ねー」

ゆずこ「行け! 唯ちゃん!」

縁「唯ちゃん、したでなめる!」

ゆずこ「唯ちゃん、しおふき!」

縁「唯ちゃん、なきごえ!」

唯「アタシのこわいかお」ガオー

唯「アタシのダブルチョップ」ゲシッ!ゲシッ!

ゆずこ「あうっ」

縁「痛い……」

ゆずこ「もうっ、トレーナーに攻撃するとか何考えてるのさっ?!」

唯「お前らがアホなこと言うからだろー」

ゆずこ「あいちゃんっ! この凶暴なポケモンに何か命令してあげてよっ」

相川「えっと……」

相川「うーん……、そうだ」

相川「櫟井さん……あまえる」

ゆずこ「ほらっ、唯ちゃん、あいちゃんの命令きたよ」

縁「トレーナーの言うことは絶対なんだよ」

ゆずこ「ワタシに甘えちゃっても、いいんだぜ?」

縁「ほらっ唯ちゃん、私に思いっきり甘えてみてー」

ゆずこ「甘えてごらんよ、子供のようにさっ!」

相川「……」ワクワク

唯「…………」

唯「相川さんはバッチを持っていないので、アタシは言うことを聞きませんでした」

相川「そ、そんなー……」

ゆずこ「酷いぜ唯ちゃん、それはあんまりだよ!」

縁「そうだよ、こんなのってないよ。あんまりだよ!」

唯「相川さん、今度アイス奢ってあげるよ」

相川「あ、ありがとう……」

緑「まさかのアイス押し?!」

ゆずこ「どんだけアイス奢りたいのさ!? ポケモンのくせにっ」

ブーブーブーブー

岡野「……」

長谷川「岡ちー、みんなの話についていけてないみたいだね」

岡野「そ、そんなことはない」

長谷川「私、ポケモンのソフト二つ持ってるんだけど、一つ借りる?」

岡野「……」

岡野「……」

岡野「……うん、借りる」

……

一週間後

ゆずこ「あはは」

縁「えへへ」

唯「それでサザンドラが――――」

岡野「櫟井殿」

唯「あ、岡野さん」

岡野「ヤザンドラは、HC振り以外ありえないんですなwwwwww」

唯「えっ?」

岡野「もしくは、HA振り、AC振り以外ありえないですなwww」

唯(ありえてるじゃん……)

相川「なんかごめんね櫟井さん……」

長谷川「やっぱり佳は面白いな」

岡野「相川殿は、私に対して、役割を持てますぞwww」

おわり

名前ミスりました
>>136で『緑』じゃなくて『縁』ね
偽物が混じってるとかそういう展開ではなく、単純にミスなので、脳内で変換してくれるとありがたいです

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