メリーさん「はぁ・・・仕事、変えたい・・・」 (163)


何番煎じかわかりませんが、メリーさんたちお化けのお話です

エロ、グロは無い予定です




それでは、投下します



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379867426

メリーさん「私、メリーさん。今あなたの後ろいるの・・・」

男「うぎゃあああああああああ!!」バタン

男「」

メリーさん「もしも~し、生きてますか?」ツンツン

男「」ピクピク

メリーさん「よし、気絶してるだけだ」


メリーさん「この人で、20人目っと」

メリーさん「やっと、今日のノルマ達成だよ~」ノビー

メリー「一日に20人も驚かさないといけないなんて・・・」

メリー「ノルマきついな・・・」

メリーさん「・・・疲れた・・・」

メリーさん「もう外真っ暗だし・・・」

メリーさん「今から、会社戻って、報告書まとめて・・・」

メリーさん「今夜も、帰れるの終電かな~・・・」

メリーさん「もう、一か月もだよ!」

メリーさん「戻ったら、社長に文句言ってやる!」




メリーさん「・・・」

メリーさん「はぁ・・・」

メリーさん「・・・急ごう」

メリーさん「ただ今、戻りました~」

花子さん「おかえりなさい、遅かったわね」

貞子「おかえり」

メリーさん「あれ、社長と口裂け女さんは?」

花子さん「二人ともまだ帰ってきてないわよ」

メリーさん「そうですか」

メリーさん「花子さん、私、もうこの職場やめたいです・・・」

花子さん「何言ってんのよ!」

貞子「ダメ、絶対」

メリーさん「だってぇ~、ノルマきついんですもん」

花子さん「あなたの分のしわ寄せがこっちに来るんだから」

貞子「逃がさないよ」

メリーさん「ちぇ~」

花子さん「ほら、元気出して、肩揉んであげるから」モミモミ

メリーさん「あ~、そこ気持ちいいです~」

メリーさん「貞子さんは、何かしてくれないんですか?」

貞子「調子に乗るな」

チョップ

メリーさん「いたっ!」

メリーさん「可愛い後輩になんてことを!」

貞子「残念、私に可愛い後輩はいない」

貞子「私にいるのは、生意気な後輩だけ」

メリーさん「先輩のイジワル・・・」

花子さん「ほら、肩揉みサービスは終わり」

メリーさん「え~」

花子さん「仕方ないでしょ、あなたも私も報告書を書かないといけないんだから」

メリーさん「貞子さんは、もう書き終わったんですか?」

貞子「まだ、だから、ここに残ってる」

花子さん「早く、書き始めなさい」

花子さん「しゃべり相手にはなってあげるから」

メリーさん「はーい」

メリーさん「それにしても先輩達はいいですよね」

花子さん「何のこと?」

メリーさん「だって、私より絶対楽じゃないですか~」

貞子「ノルマは一緒のはず」

メリーさん「そりゃ、そうですけど・・・」

メリーさん「ノルマのことじゃなくて・・・」

花子さん「じゃあ、何でよ」

メリーさん「・・・言っても怒りませんか?」

花子さん「内容にもよるけど・・・」

貞子「気になるから、話して」

花子さん「そうね、不満があるなら、溜め込まず言ってみなさい」

貞子「大丈夫、怒らないから」

メリーさん「本当ですか?」

貞子「・・・多分」

花子さん「心配しないでいいわよ」

花子「貞子は、こう見えてやさしいところあるから」

貞子「・・・余計なこと言わなくていい・・・」

メリーさん「じゃあ、言います・・・」

メリーさん「先輩達の方が楽だと思う理由ですけど・・・」

メリーさん「それは、人間を驚かせる方法が違うからです!」

貞子「?」

花子さん「詳しく話してもらえる?」

メリーさん「はい」

寝ます

次の投下は、いつになるか未定です

寝る前に少し投下します

メリーさん「まず、私たちは三人ともそれぞれやり方が違います」

貞子「うん、それが会社の方針だから」

花子さん「それぞれの個性を大切にし、伝統に従うだっけ?」

メリーさん「はい、そうです」

メリーさん「先輩達も社長から渡されたマニュアルに従って仕事してますよね?」

貞子「うん」

花子さん「ああ、入社初日に渡された」

メリーさん「私たちそれぞれの、人間の驚かし方ですが」

メリーさん「私は、人間に数回にわたって電話をかけて、その後、直接会って驚かせます」

花子さん「うん、知ってるわよ」

貞子「電話代、すごそう」

メリーさん「ええ、もう目を覆いたくなるほどですよ・・・」

メリーさん「まあ、それは置いといてですね」

メリーさん「貞子さんは、呪いのビデオを見た人間を驚かせてますよね?」

貞子「うん、ビデオを見た一週間後に会いに行ってる」

花子さん「まあ、貞子って言ったら呪いのビデオだよね」

貞子「そう?」

メリーさん「少なくとも、世間はそう思ってますよ」

メリーさん「次に、花子さんのやり方ですが」

メリーさん「花子さんは、学校のトイレに潜んで、来た人間を驚かせてますよね?」

花子さん「ああ、それで合ってるよ」

貞子「いつも同じトイレ?」

花子さん「いや、日によって、違う学校に行ったりしてるよ」

メリーさん「そうなんですか?」

花子さん「うん、あんまり噂になるといろいろ面倒なの・・・」

今日はこれだけです。寝ます

次は今日、投下する予定です。

少しだけ投下します

メリーさん「話を戻しますね」

メリーさん「それで、お二人が楽なポイントですが・・・」

貞子「うん」

メリーさん「それは・・・」

メリーさん「お二人とも待っていれば、勝手に人間が引っかかってくれるところです!」

花子さん「そ、それだけ?」

貞子「・・・」

メリーさん「そうですよ!」

メリーさん「話を戻しますね」

メリーさん「それで、お二人が楽なポイントですが・・・」

貞子「うん」

メリーさん「それは・・・」

メリーさん「お二人とも待っていれば、勝手に人間が引っかかってくれるところです!」

花子さん「そ、それだけ?」

貞子「・・・」

メリーさん「そうですよ!」

>>27はミスです

連続で同じものを投下してしまいました

メリーさん「貞子さんは、呪いのビデオをレンタルビデオ店に置いて待っとくだけですよね!」

メリーさん「もしくは、人間の家に強引に送りつけるとか!」

メリーさん「そうすれば、勝手に人間がビデオを見てくれますし!」

メリーさん「それに、テレビから女の人がでてくれば、誰だって驚きますよ!」

貞子「・・・」

メリーさん「次に、花子さんです」

メリーさん「花子さんは、トイレで待ってれば、人の方から来てくれます!」

メリーさん「人間がトイレを利用しないなんてことは絶対ありませんしね!」

メリーさん「しかもですよ」

メリーさん「学校のトイレですから、利用するのは子供たちが中心のはず!」

メリーさん「子供相手なんだから、驚かすのも楽です!」

花子さん「まあ、そうなんだけど・・・」

風呂行く前に少し投下します

メリーさん「私なんて、毎日、毎日、百回以上も電話かけなくちゃいけないし・・・」

メリーさん「マニュアルには、驚かす人間には最低3回電話するように書いてあって・・・」

メリーさん「でも、大抵の人は、3回電話する前に着信拒否しますからね!」

メリーさん「電話がつながっても怒鳴られたり、何か変な息遣いするし・・・」

メリーさん「移動も面倒くさいし」

メリーさん「しかも、自前の携帯電話だからって、電話代が必要経費にならないんですよ!」

メリーさん「わかりましたか!? 私がどれだけしんどいか!」

メリーさん「まあ、先輩達の仕事を否定するわけじゃありませんが・・・」

メリーさん「それでも、私が一番しんどいのは、事実です!」

貞子「・・・」

花子さん「・・・」

花子さん「はあ・・・」

貞子「・・・」

メリーさん「な、何ですか・・・?」

花子さん「貞子、どう思う?」

貞子「これだから最近の若いのは・・・」

メリーさん「異論があるみたいですね・・・」

花子さん「まあね」

花子さん「次は、私たちの愚痴を聞いてもらおうかな」

貞子「じゃあ、私から」

貞子「今のご時世、ほとんどの人はビデオを見ない」

メリーさん「え・・・」

貞子「ビデオを扱うお店もほとんどない」

花子さん「まあ、そうよね」

メリーさん「」

貞子「それにタイトルが『呪いのビデオ』だから、送りつけても見ない人が多い・・・」

メリーさん「で、でも、ブルーレイとかDVDとかを使えば・・・」

貞子「マニュアルのせいで、ビデオを使用することしか出来ない」

メリーさん「そ、そんな・・・」

花子さん「それは、きっついわね・・・」

貞子「だから、社長にマニュアルの変更を求めてる」

貞子「ビデオ以外の、DVDとかを使用可能にしてもらう」

貞子「しんどいのは、それだけじゃない・・・」

貞子「テレビから出た瞬間、雇われた霊媒師に木の棒でいっぱい叩かれたことがある・・・」

メリーさん「あー・・・」

花子さん「そっか、人間には、いつ貞子が会いに来るかわかるもんね」

貞子「男の人に襲われそうにもなった・・・」

メリーさん「・・・大変ですね・・・」

貞子「そして、一番つらいのは・・・」

貞子「私は、人間が呪いのビデオを見てるとき、その様子が見える」

花子さん「それって、テレビを通して、人間の様子が見えるってこと?」

貞子「そういうこと」

貞子「呪いのビデオと知ってて、見る奴らはマニアックな人間かカップルのどちらか」



女『やだ、この映像怖い・・・』

女『ほんとに、呪われちゃったらどうしよう・・・』

男『大丈夫だって、何かあっても俺が守ってやるから!』

女『・・・男さん///』

男『女///』

イチャイチャ




貞子「カップルを見てると本気で呪い殺したくなる・・・」

花子さん「だめよ、殺しちゃ・・・」

貞子「そのかわり、カップルを驚かしたあとは、色々イタズラする」

メリーさん「イタズラって・・・」

貞子「気絶してる間に、顔に落書きしたり」

貞子「部屋の中をぐちゃぐちゃにしたりしてる」

花子さん「ほどほどにしときなさいよ」

貞子「当然の報い」フンス

貞子「私の話は、これで終わり」

メリーさん「貞子さんも大変なんですね・・・」

貞子「わかった?」

メリーさん「はい、調子に乗ってごめんなさい・・・」シュン

貞子「べ、別に私は気にしてない・・・」アセッ

貞子「後輩の愚痴を聞くのも先輩の務め」

メリーさん「・・・貞子さん///」ダキッ

貞子「ちょっと、抱きつかないで///

貞子「私は、女に抱きつかれて喜ぶ趣味は無い///」

花子さん「そういうわりには、顔嬉しそうだけど・・・」

貞子「なっ///」

花子さん「あなた、初めての後輩ができるってきいて、すごくはしゃいでたもんね」

貞子「そ、それは・・・」

メリーさん「そうなんですか?」

花子さん「その後輩に、懐かれて思わず素がでちゃったのかな?」ニヤリ

貞子「ぐっ・・・」

メリーさん「貞子さんの話もっと聞きたいです!」

花子さん「どうする、もうちょっといってみる?」

貞子「ダメ!」

花子さん「いいじゃない、別に」

貞子「これ以上は、私も怒る」

メリーさん「ちぇ~」ブーブー

といったところで今回の投下終了です。

次回の投下は未定。多分、今日になると思います。

見てる人がいるかわかりませんが、投下ペース遅いでしょうか?


あんまり読者のこと気にしすぎないのが長続きの秘訣

気にするな
好きなペースで投下すればいい

そういう心配も度が過ぎれば内容以前のとこで見なくなる可能性があるんだぜ?

>>49 >>51 はい、マイペースで投下したいと思います

>>52 以後、気をつけます

それでは、投下します

花子さん「まあ、いいわ」

花子さん「次は、私の愚痴の番ね」

メリーさん「すっかり、話がそれちゃいましたね」

貞子「仕方ない」

花子さん「それじゃ、話すわよ」

花子さん「メリー、あなた、トイレに潜んで待つだけって言ったわよね?」

メリーさん「はい、言いました」

貞子「言ってたね」

花子さん「トイレに潜むことがどれだけ大変か知らないみたいね・・・」

メリーさん「そんなに大変なんですか?」

貞子「待つだけだから楽そうだけど・・・」

花子さん「問題は、人間が来るのを待つ場所よ」

メリーさん「トイレのどこに問題があるんですか?」

貞子「別に問題はないはず」

花子さん「あなたたち、トイレって何するところかわかる?」

メリーさん「そりゃ、用を足すところです」

貞子「・・・」

花子さん「・・・トイレ、すごく臭うのよ・・・」

メリーさん「でも、臭うっていっても、そんなに・・・」

花子さん「あなたたちが一日のうちでトイレにいる時間なんてちょっとでしょ!」

花子さん「私なんて、1日中よ!」

花子さん「不衛生だし、服やら体に臭いが付くし・・・」

花子さん「私だって、まだピチピチの女の子なのに!」

貞子「ピチピチの女の子(笑)」フッ

花子さん「・・・何よ、文句あるの?」ムッ

貞子「別に・・・」

メリーさん(・・・花子さん・・・ピチピチの女の子って表現が、ババくさいです・・・)

メリーさん「花子さんって、私たち3人の中で一番年上ですよね?」

花子さん「い、良いじゃない・・・別に」

花子さん「見た目は、小学生なんだから!」

貞子「オバサンの若づくり・・・」フッ

花子さん「・・・あなた、ケンカ売ってる?」

貞子「さっき、私の恥ずかしい話をしたから、その仕返し」



花子さん「・・・」バチバチ

貞子「・・・」バチバチ

メリーさん「ちょっと、先輩達! にらみ合ってないで落ち着いてください!」

花子さん「・・・まあ、いいわ」

花子さん「それで、話の続きだけど・・・」

メリーさん「はい、続けてください」

花子さん「トイレってさ、汚いじゃない?」

メリーさん「ええ、まあ」

貞子「きれいではない」

花子さん「しかも、学校のトイレって掃除するのが子供だから余計にね」

メリーさん「まあ、しょうがないことですね」

花子さん「それでね、汚れたトイレって・・・」

花子さん「出るのよ、アレが・・・」

貞子「アレ?」

メリーさん「アレって、まさか・・・」

花子さん「そう、黒光りしてて、飛んだり這い回ったりするあいつ・・・」

メリーさん「」

貞子「ゴキブリ?」

花子さん「・・・ええ、そうよ・・・」

投下は、ここまでで寝ます。

次は、今日の予定

投下します

貞子「でも、あなたなら大丈夫そう」

花子さん「何でよ・・・」

貞子「だって、素手でゴキブリ潰しても平気そうだから」

花子さん「」

貞子「歳とった人には、そういうイメージがある」

メリーさん「ちょっ」


ブチッ

花子さん「ふーん・・・なるほどね・・・」

花子さん「よし! 貞子、私とプロレスごっこして遊ぼうか」ニコッ

貞子「えっ」

花子さん「大丈夫よ、加減してあげるから」ニコッ

メリーさん(花子さん、目が笑ってないです・・・)

貞子「ちょ、ちょっと待って!」アセッ

花子さん「待・た・な・い」ガシッ

貞子「ま、待って!」

貞子「この構えは・・・」

貞子「バックドロップなんて、私死んじゃう!!」

花子さん「大丈夫よ、あなたもう死んでるから」ニコッ

貞子「助けて、メリー!」

メリーさん「・・・何も見えない、聞こえない・・・」ガクブル

花子さん「おらーーーーーーーーーーー!!」ブン

貞子「きゃああああああああああああ!!」



ドカーン



貞子「」ピクピク

花子さん「ふう・・・ちょっと、甘やかすとすぐこれなんだから」パンパン

メリーさん「すごい力ですね・・・自分の体より大きい相手を・・・」

花子さん「まあ、ちょっとは鍛えてるからね」

メリーさん(ちょっと?)

花子さん「これでも軽いお仕置きよ」

メリーさん「まだ上があるんですか?」

花子さん「体験してみる?」ニヤッ

メリーさん「・・・遠慮します・・・」

貞子「すごく・・・痛い・・・」ピクピク

花子さん「私の話はこれくらいかな」

花子さん「ごめんね、先輩の愚痴聞かせちゃって」

メリーさん「いえ、先輩達の話を聞いて、私ももっとがんばらなきゃって思いました」

花子さん「そう?」

メリーさん「そうです!」

メリーさん「先輩達の仕事なめててすみませんでした!」

花子さん「いいのよ、別に」

貞子「わかればそれでいい」

花子さん「さっ、話は済んだし、さっさと報告書書いちゃいましょ」

メリーさん「はい!」




メリーさん「・・・」カキカキ

貞子「・・・」カキカキ

花子さん「・・・」カキカキ

10分経過


貞子「・・・」カキカキ

花子さん「・・・」カキカキ

メリーさん「・・・」

メリーさん(う~、静かなの苦手だな・・・)

花子さん「・・・」チラッ

花子さん(この子、もう集中力落ちてるわね・・・)

メリーさん「それにしても、社長と口裂け女さん遅いですね・・・」

貞子「・・・」カキカキ

花子さん「・・・」カキカキ

メリーさん「それにしても、社長と口裂け女さん遅いですね!!」

花子さん「・・・2回も言わなくても聞こえてるわよ」

メリーさん「じゃあ、反応してください!」

貞子「もう、休憩?」

メリーさん「お二人とも付き合ってくださいよ~」

花子さん「・・・しょうがないわね」

貞子「それで、何?」

メリーさん「社長と口裂け女さんのことです」

メリーさん「あの二人遅くないですか?」

花子さん「心配してるの?」

貞子「あの二人なら大丈夫・・・多分」

メリーさん「社長みたいな変態のことはどうでもいいですが・・・」

花子さん「それ、本人の前で言っちゃだめよ」

メリーさん「大丈夫、言いませんよ」

メリーさん「そんなことより口裂け女さんのことです!」

花子さん「あいつ、まだ今日のノルマ達成してないのかな・・・」

メリーさん「そういえば、口裂け女さんって、花子さんと同期でしたっけ?」

花子さん「ええ、そうよ」

花子さん「私と口裂け女が同じ年に入社して」

花子さん「それから1年後に、貞子が入社」

花子「そして、さらに3年後の今年、あなたが新しく入社したってわけ」

メリーさん「なるほど」

貞子「あなたは、新人にしては良くやってる」ナデナデ

メリーさん「え、えへへ///」テレテレ

今回の投下はここまでです

投下します

花子さん「むっ!」ピキーン

メリーさん「どうしました?」

花子さん「噂をすればね」

花子さん「口裂け女が帰ってきたわ」

メリーさん「わかるんですか?」

花子さん「まあね」

メリーさん「すごいです!」

貞子「流石、年の功」フッ


カチン


花子さん「・・・懲りてないのね・・・」ゴゴゴゴゴ

貞子「さっきは油断した、でも次は負けない」ゴゴゴゴゴ

メリーさん(もう、勝手にやってください・・・)

口裂け女「いま、戻ったわよ~」

メリーさん「お疲れ様です」

口裂け女「って、あの二人また遊んでるの?」



花子さん「おりゃおりゃ!」ボカボカ

貞子「ふん!ふん!」ドカドカ

メリーさん「遊んでるんじゃなくてケンカですよ・・・」

口裂け女「あの二人にとっては、遊びみたいなものでしょ」

メリーさん「そうなんですか?」

口裂け女「ケンカするほど仲がいいって言うじゃない?」

メリーさん「はあ・・・」

口裂け女「まっ、所詮は子供のケンカよ」

メリーさん「納得しました」(花子さんの見た目的な意味で)

花子さん「はぁはぁ・・・」

貞子「ぜぃぜぃ・・・」

口裂け女「終わった?」

メリーさん「そうみたいですね」

花子さん「口裂け女・・・遅かったな・・・」ハァハァ

貞子「・・・何・・・してたの?」ゼィゼィ

口裂け女「まずは、息を整えなさいよ・・・」

メリーさん「それで、何でこんなに遅かったんですか?」

口裂け女「それは、その・・・」

口裂け女「ほら、アレよアレ・・・」

貞子「アレ?」

口裂け女「えっと・・・ちょっとナンパされてて・・・」

花子さん「ふーん、ナンパねぇ・・・」

花子さん「・・・」ジー

貞子「・・・」ジー

メリーさん「ジー・・・」ジー

口裂け女「な、何よ・・・」

花子さん「あなた、またノルマ達成できなかったの?」

口裂け女「うっ」ギクッ

口裂け女「その、なんというかね・・・」

花子さん「言い訳はいらないから、正直に話して」

口裂け女「・・・すいません・・・」

口裂け女「・・・ノルマ半分しか達成してないです・・・」

花子さん「まったく・・・」

口裂け女「」

花子さん「いつまで経っても成長しないわね・・・」

メリーさん「口裂け女さんって、見た目は色っぽい大人の女性で、仕事できそうなのに・・・」

貞子「全然ダメ」

口裂け女「みんな、ひどい・・・」シクシク

花子さん「どうせ素顔見られるのが恥ずかしくて失敗したんでしょ?」

口裂け女「そ、それだけじゃないわよ!」

口裂け女「そりゃ、恥ずかしくてマスク外せないで失敗したのが半分あるけど・・・」ゴニョゴニョ

メリーさん「半分もあるんですか・・・」

口裂け女「あたしだって、頑張って素顔見せることもあるわよ!」

口裂け女「・・・でも」

チャラ男『おっ』

チャラ男(イイ女、見っけ~)

チャラ男『ねえ、そこのお姉さん、ちょっといい?』

口裂け女『えっ』

口裂け女(い、いきなり男の人に声かけられた!?)

チャラ男『お姉さん、美人だね~、マスク越しでもわかるよ』

口裂け女『う、あ・・・』

口裂け女(やばい、突然で心の準備が・・・)

口裂け女『あ、あの・・・』

口裂け女(ううん、勇気を振り絞って、頑張れあたし!!)

口裂け女『ね、ねぇ、あたしってキレイ?』

チャラ男『キレイだよ! 超美人!』

口裂け女『・・・これでも?』


マスク外す


チャラ男『』

チャラ男『』

口裂け女(・・・成功した?)

チャラ男『すげぇ! お姉さん、めっちゃ俺好み!!』

口裂け女『なっ///』カアア

チャラ男『ねえ、今からちょっとお茶しようよ!』

口裂け女『え、そんな///』

チャラ男『ほら、行こうぜ!』ガシッ

口裂け女『あっ、待って///』

口裂け女「って感じで、いつも失敗しちゃうのよ・・・」

メリーさん「何なんですか!? 惚気ですか! 自慢ですか!」

貞子「乳がデカイからって調子に乗って・・・」チッ

花子さん「同情の余地なしね・・・」

口裂け女「少しは同情してよ!」

口裂け女「それと、貞子! あたしの乳が大きいのは関係ないでしょ!」

今日の投下はここまでです。

寝ます

寝る前に少しだけ投下します

花子さん「で、そのあと、その人とどこまで行ったのよ」

口裂け女「どこまでって、その・・・」ゴニョゴニョ

貞子「ベッドイン?」

口裂け女「なっ///」カァァ

メリーさん「口裂け女さん・・・」

口裂け女「あたしだって、そこまで軽い女じゃないわよ!」

花子さん「まあ、あなたのことだから、どうせ話もまともにできずに帰ってきたんでしょうけど・・・」

貞子「へたれ」

口裂け女「・・・話どころか、顔もまともに見れなかったわ・・・」シクシク

メリーさん「よしよし、なでなでしてあげるから元気出してください」ナデナデ

口裂け女「メリー・・・」グスッ

花子さん「で、結局どうなったのよ?」

口裂け女「喫茶店で軽くお茶した後、電話番号だけ交換して別れたわよ・・・」

メリーさん「何てうらやましい! やっぱり、なでなでしてあげません!!」

口裂け女「ああ、そんな!?」ガーン

メリーさん「いつも男の人と連絡先を交換してませんか?」

口裂け女「だって・・・あたしの顔が好みって言ってくれるし・・・」

花子さん「でも、恥ずかしくて、相手に電話もメールもできないんでしょ?」

口裂け女「・・・うん・・・」

花子さん「男の人から連絡来ても、あなた恥ずかしがって返事すらできてないし」

口裂け女「だって、相手が自分のことを好きなんだって意識すると、頭が真っ白になって・・・」

花子さん「どの男の人とも、その後、会ってないんでしょう?」

口裂け女「・・・はい・・・」

貞子「その男運を分けてほしい・・・」

花子さん「まあ、変な男に騙されないだけましかもね」

口裂け女「そ、そうかな?」

花子さん「あなたもちゃんと気をつけなさいよ」

メリーさん「口裂け女さんは流されやすい性格ですからね」

貞子「ちょっと心配」

口裂け女「みんな・・・あたしのことを心配して・・・」ウルウル

口裂け女「それで、みんなにお願いがあるんだけど・・・」

口裂け女「社長に今日の仕事を報告する時、あたしをかばってくれない?」

貞子「心配してるけど、同情はしない」

花子さん「甘えないの!」

口裂け女「そんなぁ・・・」

メリーさん「大丈夫ですよ、かばうことはできませんが応援してますから!」

口裂け女「メリー・・・ありがと・・・」ウルウル

メリーさん(応援っていっても具体的に何かするわけじゃないけど・・・)

今回の投下はここまでで寝ます

次回はいつになるか未定です

少しだけ投下

メリーさん「ところで、社長がどこにいるか知りませんか?」

口裂け女「社長なら、帰り道の途中に見かけたわよ」

花子さん「そうなの?」

口裂け女「ええ、若いOLを驚かしてたわ」

貞子「あの変態、また・・・」

メリーさん「社長って、女子高生とOLだけしか驚かしませんよね・・・」

口裂け女「まあ、男なんだからしょうがないんじゃない?」

花子さん「一応、私たちよりも厳しいノルマを自分自身に課してるし」

貞子「そうじゃなきゃ、許されない」

口裂け女「見た目と言動と性格さえまともなら、イイ男かも知れないのにね」

メリーさん「それってもう、本人の原型とどめてないですよ・・・」

花子さん「セクハラさえしなければ、普通に良い上司よ」

メリーさん「でも、社長は存在そのものがセクハラですよ」

投下します

その頃、とある路地



社長「お姉さん、ちょっと良いですか?」

OL「え?」

OL(何この人、暗くて顔がよく見えないけど・・・)

社長「ちょっと、見てほしいものがあるんですが」

OL「私、急いでるんで!」

OL(こんな変な人と関わりたくない・・・)

社長「まあ、そうおっしゃらず、すぐに済ませますから」

社長「じゃ、いきますよ!」


バッ


OL「!?」

OL(この人、いきなり、ズボンと下着を脱いだ!?)

OL「へ、変た」

社長「まだまだ!」

社長(ここからが本番だ!)

社長(四つん這いになって・・・)ズサッ

社長(お尻を相手に向ける!!)クルッ



ピカー



OL「ま、まぶし」

お尻の目「やあ」ピカー

OL「」

OL「お、お尻に大きな目玉がついて・・・」

社長「ふっ、決まった」

OL「い、いやあああああああああああああああああああああああああ!!」



バタン



OL「」ピクピク

社長「ふぅ・・・」

社長「この人で50人目だな」

社長「・・・今日のノルマ達成っと」

社長「全く、『尻目は』大変だ」

以後、セリフ形式の主語を社長改め『尻目』とします

この尻目は普段は2足歩行していると考えてください

>>121 は間違えてしまったので再投下


OL「お、お尻に大きな目玉がついて・・・」

社長「ふっ、決まった」

OL「い、いやあああああああああああああああああああああああああ!!」



バタン



OL「」ピクピク

社長「ふぅ・・・」

社長「この人で50人目だな」

社長「・・・今日のノルマ達成っと」

社長「全く、『尻目』は大変だ」

場所が変わって会社


メリーさん「社長のアレ見たら、一生のトラウマですよね・・・」

貞子「被害者には同情する」

口裂け女「それが、案外大丈夫みたいなのよ」

メリーさん「そうなんですか?」

口裂け女「ええ、アレを見た女性は、次の日には忘れてるんだって」

花子さん「あまりの驚きに記憶がとんだか、もしくは無意識に嫌な記憶を消し去るんでしょうね・・・」

メリーさん「私も早く忘れたい・・・」

花子さん「私たち四人は、入社式のときに一度見せられてるからね・・・」

口裂け女「メリー、残念だけど忘れられないと思うわ・・・」

貞子「私たちはあの変態と毎日顔合わせるから・・・」

メリーさん「そうですよね・・・」



四人「「「「・・・はぁ・・・」」」」



メリーさん「それにしても、報告書書くの面倒くさいです・・・」

口裂け女「あとちょっとじゃない」

メリーさん「そのちょっとが大変なんですよ!」

花子さん「口裂け女、あなたも報告書書きなさいよ」

口裂け女「どうせ、ノルマ達成できてなくて怒られるから、書かなくていいもん」

花子さん「あなたねぇ・・・」

貞子「・・・完成した」

花子さん「もし報告書書くなら、今度、昼飯おごってあげるんだけどなあ~」

口裂け女「ほ、ほんと!?」

花子さん「ちゃんと反省して、報告書完成させたらね」

口裂け女「うっ・・・」

花子さん「わかった?」

口裂け女「・・・わかりました・・・」

メリーさん「見た目はアレですけど、花子さんが一番頼りになりますね」

花子さん「・・・一言余計よ」

花子さん「むっ!」ピキーン

貞子「あっ!」ピキーン

口裂け女「おっ!」ピキーン

メリーさん「全く、花子さんと比べて社長ときたら・・・」

メリーさん「見た目はカッコ悪いですし、セクハラばっかりするし」

メリーさん「日本一のセクハラ妖怪上司です!」

貞子「そ、そんなことない・・・と思う・・・」

メリーさん「そんなことあります!」

メリーさん「社長の場合、仕事じゃなくて単なる変質者の趣味ですよね!」

口裂け女「私はそうは思わないかなぁ・・・ははっ・・・」

メリーさん「先輩達はあの変態に優しすぎます!」

メリーさん「だいたい」



尻目「呼んだ?」ヒョッコリ



メリーさん「」



メリーさん「」

貞子「おかえり・・・」

貞子(何でか知らないけど、社長が帰ってくるのだけわかる・・・)

口裂け女「社長おかえりなさい」

口裂け女(女の勘ってヤツかしら・・・)

花子さん「お仕事ご苦労様です」

尻目「ただいま、あぁ~疲れた」

尻目「・・・」クルッ

口裂け女「な、何ですか・・・」

尻目「相変わらず、口裂け女さんはエロい体してるね~」

口裂け女「帰ってすぐにセクハラ発言しないで!」

メリーさん「いつも通りのただの変態ですね」

貞子「・・・」

尻目「花子さん、コーヒー入れてくれない?」

花子さん「はいはい」

メリーさん「それにしても、やけに遅かったですね」

尻目「ノルマ達成した後、警察に追いまわされてさ、危なかったよ」

尻目「まくのに時間かかっちゃったよ」

口裂け女「ほどほどにしといてくださいよ・・・」

メリーさん「社長が捕まったら、私たちが困るんですから」

尻目「ハハハ、肝に銘じておくよ」

メリーさん「懲りてないですね・・・」

貞子「・・・」

花子さん「はい、社長、コーヒー入りましたよ」

尻目「ありがとう、花子さん」ズズズ

尻目「あ~、花子さんが入れてくれるコーヒーはいつもおいしいねぇ」

花子さん「褒めても何も出ませんよ」

尻目「いや、本当においしいよ」

花子さん「どういたしまして」

口裂け女「花子、あたしにもコーヒー頂戴」

花子さん「あなたは自分で入れなさい」

口裂け女「もう! ケチなんだから!」

貞子「・・・」

メリーさん「ジー・・・」ジー

花子さん「どうしたの? 社長のことじっと見つめて」

尻目「僕のこと好きになっちゃった?」

メリーさん「そんなことは、絶対にないです!」

尻目「じゃあ、何?」

メリーさん「いつも疑問に思ってたんですけど・・・」

尻目「疑問?」

メリーさん「社長って、口がないのにどうやって飲んでるんですか?」

口裂け女「そういえば、気にしたことなかったわね」

花子さん「それを言うなら、しゃべってるのもおかしいんだけど・・・」

貞子「・・・」

尻目「まあ、『尻目』はのっぺらぼうの仲間だからね」

尻目「口やら鼻やらがないのは仕方ないよ」

尻目「どうやって飲んでるか聞きたい?」フフフ

メリーさん「あ、やっぱりいいです・・・」

尻目「何で?」

メリーさん「教える代わりにセクハラしてきそうなので・・・」

尻目「ちっ」

口裂け女「セクハラする気だったの・・・」

貞子「・・・」

尻目「まあ、それはいいとして・・・」

メリーさん「どうしたんですか?」

尻目「貞子ちゃんは、なんでさっきから目を閉じて黙ってるのかな?」

貞子「・・・」

口裂け女「そういえば、社長が帰ってからほとんどしゃべってないわね」

貞子「・・・」

尻目「貞子ちゃん、聞いてる?」

貞子「・・・」

尻目「貞子ちゃ~ん?」

貞子「・・・」

花子さん「貞子って、本気で社長のこと嫌ってるわよね・・・」

尻目「」

メリーさん「自業自得ですね」

口裂け女「単なる照れ隠しかも」

尻目「貞子ちゃ~ん、話聞いてよ~」

貞子「・・・」

尻目「しょうがない、こうなったら最後の手段だ・・・」

貞子「・・・」

尻目「それじゃあ、いくよ!」

メリーさん「ちょっと、何する気ですか!?」

尻目「いや、貞子ちゃんの注意を引こうと思って」

花子さん「もしかして、ここでお尻のアレ見せる気ですか!?」

尻目「うん」

口裂け女「」

メリーさん「アレは仕事以外では使わないって言ってたじゃないですか!」

口裂け女「それにあたしたちには2度と見せないって言ってたわよね!?」

尻目「貞子ちゃんに無視されるなら使うのもしょうがないかなって・・・」

メリーさん「やめてください、2度と見たくないです!」

口裂け女「もし見せたら、あたしでも怒るわよ!」

尻目「そうはいってもねぇ」

口裂け女「・・・それに、もう既に一人怒らせちゃったわよ・・・」


花子さん「・・・」ゴゴゴゴゴ

尻目「」


ボコスカッ


尻目「」ボロボロ

口裂け女「やりすぎたんじゃない?」

花子さん「大丈夫よ」

メリーさん「社長はメンタルは弱いですが、体は丈夫ですから」

尻目「というか、メリーちゃんも口裂け女さんも一緒になって殴ってたよね?」ボロボロ

口裂け女「・・・殴ってないわよ」

メリーちゃん「ええ、殴ってません」

尻目「・・・」

尻目「まあ、いいや」

尻目「そんなことより貞子ちゃん!」

尻目「いつまでも無視しないで話聞いてくれよ~」

貞子「・・・」

メリーさん「そうですよ、いつまでも意地張らないで、って聞いてますか?」

貞子「・・・」

口裂け女「貞子?」

貞子「ZZZ・・・」スピー

花子さん「この子、寝てるわね・・・」

尻目「」

メリーさん「貞子さん起きてください!」ユサユサ

貞子「・・・んぁ?」パチッ

貞子「・・・」ボー

尻目「・・・」ジー

花子さん「・・・」ジー

口裂け女「・・・」ジー

貞子「・・・」

貞子「///」カアア

メリーさん(恥ずかしくて顔真っ赤にしてる貞子さん、可愛いです)

今回の投下はここまで

寝ます

投下します

尻目「でも、貞子ちゃんに嫌われて無視されてたんじゃなくて良かった~」

貞子「無視はしないけど、社長は嫌い・・・」

尻目「」

尻目「・・・ま、まあ、それは置いといてね・・・」

花子さん(地味に傷ついてるわね・・・)

尻目「今日の報告書の提出といこうか」

口裂け女「」

メリーさん「」

尻目「当然、ノルマ達成して書き終わってるよね」

花子さん「ええ」

貞子「余裕」

口裂け女「」

メリーさん「」

尻目「あれぇ、こんな時間なのにまだ終わってない人がいるのかな?」

メリーさん「」

口裂け女「」

尻目「一応、言い訳を聞こうかな」

口裂け女「・・・その、今日もノルマ達成できなくて・・・」

尻目「口裂け女さん」

尻目「君が努力してるのは知ってるから、諦めたらだめだよ」

尻目「僕はいつでも応援してるから頑張ってね」

口裂け女「・・・はい」

口裂け女(今日は何かやさしい? ラッキー♪)

メリーさん(嫌な予感がする・・・)

尻目「それで、メリーちゃんは?」

メリーさん「ノルマ達成に時間がかかって、帰ってくるのが遅れて・・・」

尻目「じゃあ、今日は残って仕上げてね」

メリーさん「そ、そんな!」

花子さん(社長、メリーが悪口言ってるの聞いてたわね・・・)

貞子(メリーだけ社長が帰ってくるのに気付かなかったから・・・)

メリーさん「口裂け女さんには甘かったのに!」

口裂け女「私は、社長の悪口言ってないもん」

口裂け女(正確には、社長に聞かれなかっただけなんだけどね)

メリーさん「そ、そんな・・・」

尻目「そういうことだから、あきらめることだね」

メリーさん「」

貞子「同情する」

花子さん「まあ、悪口言ってる間に書けたものね」

メリーさん「」

メリーさん「しゃ、社長はまだ書いてないですよ!」

尻目「僕ならもう書いたよ」

メリーさん「ウソ・・・」

尻目「ウソじゃないよ、ほら」

貞子「ほんとだ」

花子さん「いつの間に・・・」

尻目「警察に追いかけられてるときに走りながら書いちゃった」

口裂け女「すごいですね・・・」

メリーさん「」


尻目「それじゃあ、メリーちゃんには残って、報告書を書いてもらうとして」

メリーさん「」

尻目「他の3人には、僕が焼き肉をおごってあげよう」

メリーさん「そんな!?」

口裂け女「本当ですか!?」

尻目「今日は、帰ってくるの遅くてみんなに心配かけたからね」

花子さん「やったぁ!」

貞子「太っ腹」

メリーさん「うぅ、あんまりです・・・」

メリーさん「私、焼肉大好物なのに・・・」

貞子「ドンマイ」

口裂け女「まぁ、明日にでも良いことあるわよ」

花子さん「今度、何かおごってあげるから、元気出して」

メリーさん「・・・みんな、薄情です・・・」

尻目「そんなわけで、メリーちゃんはお仕事ガンバってね~」

尻目「じゃ、3人とも行くよ!」

貞子「お疲れ様、メリー」

口裂け女「また明日ね、メリー」

花子さん「頑張りなさいよ」

メリーさん「・・・私も食べたいのに・・・」

メリーさん「くそぅ!! 社長のバーカ、アーホ、へんた~い!!!」

尻目「ハハハハ、何言っても報告書は残ってやってもらうからね」

尻目「じゃあ、ばいば~い」

キョウハ、ナニタノンデモイイカラネ

サスガ、シャチョウ~

ヨッ、ニッポンイチ

メリーさん「」

メリーさん「・・・」

メリーさん「本当にみんな行っちゃった・・・」

メリーさん「べ、別にいいもん・・・」

メリーさん「最近、私ダイエットしてるし・・・」

メリーさん「みんな焼肉食べて太っちゃえばいいんだ!」

メリーさん「・・・」

メリーさん「はぁ・・・仕事、変えたい・・・」



終わり

おまけ


焼き肉屋


尻目「すみません、席空いてますか?」

店員(何だこの人・・・マスクしてサングラスしてる・・・)

尻目「もしも~し?」

店員「あっ、はい、空いてますよ」

店員「お客様、4名様でよろしいですか?」

尻目「いや、後からもう一人来る予定なんで、5人でお願いします」

店員「かしこまりました」

花子さん「口裂け女、メリーにメール打っといて」

口裂け女「了解」

口裂け女「場所は○○、みんな待ってるから早く来てね、と」

貞子「もうメリーには、私からメール送ってる」

口裂け女「うそ!?」

尻目「そんな・・・僕が送りたかったのに・・・」

花子さん(何だかんだ言って、みんなメリーのことが好きなのね)フフッ




とりあえず、これで一旦終わりです


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