黒子「ババァ声……ですの?」(217)

初春「そうです。いくらなんでも、その声はないんじゃないんですか?」

黒子「……そう言われましても、声なんてそう簡単に変えられるモノではありませんし」

初春「ヘリウムガスがあるじゃないですかw」

黒子「ヘリッ!?」

初春「ほら、白井さんのために3ダースほど買ってきました。さあ、どうぞ」ニコッ!

黒子「ちょっ……わ、私はババァ声なんかじゃありませんわよ!」

初春「いいえ。こっそりとアンケートをとってみたところ「甘ロリだと思って近づいたら声が酷い」「ジャッジメントですのww」等様々な声をいただきました」

黒子「そ、それは本当ですの……?」

初春「はい、勿論!」( ^ω^)

黒子「うっ……」ジワ

黒子「で、ですがだからといって何か害があるわけでも……」

初春「聞いててムカつきます。すごく」

黒子「……あなた今日はずいぶんと強気ですのね? 今なr」

初春「って御坂さんが言ってましたねー」

黒子「えっ」

初春「「お姉様お姉様って抱きついてくるのはまあ良いとしてもー? あの声は無いわよねー」って」

黒子「お、お姉様が………?」

初春「あのヘリウムガス、御坂さんからのプレゼントなんですよ? ほら」ヒョイ

初春「ここに「お姉様wより」ってかいてあr」

黒子「う、嘘ですわぁぁぁぁぁあ!」ヒュン

初春「あっ……」



初春「まださてんさんのプレゼント渡してないのに……」

ーー学園都市内部ーー

黒子「お姉様、お姉様はどこですの……?」キョロキョロ

黒子「……お姉様はそんな事、言いませんわよね、ねぇ……」

黒子「…………………」ゴソゴソ

ピッ
黒子「……あー、あー、……お、お姉様、お姉様」ロクオンシマシタ

ピッ「ア”ー”ア”ー”オ”ネ”エ”サ”マ”オ”ネ”エ”サ”マ”」
黒子「ヒィッ!? ……私、こんな声してましたの……?」

黒子「これは確かに……自分自身でも、ちょっと……」

黒子「……………………ヘリウムガスって、どこで売ってるのでしょうか……?」

黒子「流石の私も落ち込みますわ……」ズーン


上条さん「おーまえーがやーれぬーこーとーなーらーばー」とっとっとっ




書き溜めてないから遅いが、ゆっくりやっていこうと思う。

とっとっと
上条さん(お、あれはジャッジメントですのww じゃないか。あんな所で何をしてるんだ?)
ピカッ
上条さん(! その時上条さんに電流走る!)

上条さん(ここでババァ声を助ける→好感度up→フラグ成立→ギシアン!)

上条さん(か、完璧だ! エクサ程の隙もねぇ!)

上条さん(ただ、あのババァ声はどうだろう……むう、外見は良いし、我慢するか)

上条さん「おーいそこのー」ノシ

                            __,,:::========:::,,__     
                          ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                 いいぜ   ..‐´      ゙          `‐..        てめえが何でも
        \     ヘ(^o^)ヘ  /                   \  ヘ(^o^)ヘ     /
        (/o^)...............;;;;;;;|∧;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;|∧;;;;;;........(^o\)
     .......;;( / ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙  /    .'                            ヽ  /    ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙\ );;;;......
    ;;;;;;゙゙゙゙゙ / く         /    そのふざけた幻想をぶち殺す     ゙:           >\ ゙゙゙゙゙;;;;;;
    ゙゙゙゙゙;;;;;;;;.....(^o^) 三     ;゙               /              ゙;  三 (^o^) .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
        ゙゙゙ (\\ 三;;;;;.......;..ヘ(^o^)ヘ........   (^o^)/       ..ヘ(^o^)ヘ..........;....三 //);;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
          < \ 三 ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙|∧゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;/(  );;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙|∧゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙三 />

思い通りに出来るってならノi|lli; i /.;, 、    ./ / >       ` ; 、/ .; ´ ;,il||iγ     まずは
                   /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙  
                  `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                   ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙        
                      ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´

黒子「……ハァ」

黒子「……あれ」

オーイソコノー

黒子「あれは……害虫ですの! お姉様にくっつく虫m……お姉様ぁ……」ハァ

とっとっと
上条さん「ふうー。どうしたんだ? こんな所でうなだれて」ニコッ

黒子「あなたには、関係のない事ですわ……」

上条さん(ババァ声は心を閉ざしている。ババァ攻略にはどうしたらいいか……)

上条さん「……おいおいどうした。いつものババァ声がさらにしゃがれているぜ?」

黒子「! あ、あなたには関係がありませんわ!」ジワリ

上条さん(! BI☆N☆GO!  原因は声か! 流石上条さん、一発で原因を突き止めるなんてマジパネェッスw)

上条さん「もしかした、声の事で何か言われたのか?」

黒子「!」ビックゥ!

黒子「あ、あなたには関係がないと何遍いったら……」ポロリ

上条さん「俺はただお前の力になりたいだけなんだぜ……? ほら、泣いてるじゃないか。どうしたんだ、いってごらん?」ニコリ

黒子「……じゃあ、私の声、どう、重い、ます?」グスッ

上条さん「うーん、ちょっとしわがれてるかな」

黒子「!」ヒュn
上条さん「待て!」ガシッ
黒子「な、なんですの……?」

上条さん「話はまだ終わっていない。最後まで聞け」
黒子「…………」

上条さん「いいか、声がどうした。それは個性だ。一つの個性だ」
上条さん「みんな違ってみんな良い(胸の形とか)。な、わかるだろ?」

上条さん「自分の個性に自信をもてよ。ちょっとしわがれているからだめだ、なんて幻想は、この俺が、ぶちころしてやるよ」

上条さん(決まっっっっっった!)

黒子「……………………あなた」

上条さん(おっ?)

黒子「…………………あまりにも人をなめ過ぎじゃありません?」

上条さん「えっ」

黒子「言葉の節々から臭うとりつくっとけ的な思い」

黒子「始めにババァ声と罵っておいて、それはないですわよ」

上条さん「うっ……」

黒子「大方、弱っているところにつけ込んで、不埒なことでもしようとしたのでしょうね」

黒子「ーー思い出しましたわ。私の学校でも、あなたの事は有名でしてよ?」

黒子「ナンパヤロー、と」

上条さん「こ、このクソババァ声!」ガッ

黒子「貴方のことは聞いたと言ったでしょう? その右腕にさえ気をつければーー」

ガッ!
上条さん「うほっ……」

黒子「この通り、楽勝ですわよ」

黒子「さて、ジャッジメントに連絡し……」ガサゴソ

「このクソババァ声!」

黒子「……運が、いいですわね」




黒子「まあ、元気になったのは事実ですし」

黒子「しかしこれからどうしましょうか?」
黒子「……駄目ですわ。また気が滅入ってきましたの」

黒子「とりあえず何か食べ物でも……」



土御門(おおう、いいロリ発見!)

土御門「にゃー。そこのお嬢ちゃんお嬢ちゃん」

黒子(? ……私、ですの?)キョロキョロ
土御門「うんうん。良かったらでいいんだけどにゃー? ちょっとお茶でもいかがかにゃー」

黒子(……この方も、どうせ声を聞いたら……)

黒子(まあいいですわ。どうせなら、気持ちをあげるだけあげて落としてやりましょう)

黒子「……}コク

土御門「おおっ!? 苦節三十年、やっと苦労が実るのかにゃー!?」

土御門「んじゃあ早速いこうぜい」

俺サトリナ大好きだけど、黒子の中の人に隠れてるが美琴の声もけっこうババ(ry

                                                                  /  ..-‐
                                                                /{ ∠ -‐≦-―…¬ヤ
                                                                _〈::レ:´:::::::::::::::::::::::::::::::<
                                                           ,. ::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧._
                                                             ∠. -ァ::::::,イ:!:::lヽ::::::::::::::::::::::::<.  ̄
                         , - 、                ,.ヘ、                       /イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
                         r´ 「三三三l           !  ト、                     / l::,イ    !7::ヽ!::::::::::: '. ̄
                     (( .l.三三三l . ノ!            / \                        |/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
                           ヾ≧彡'           ,/   /} _..-‐¬‐- .            ,rー≦マ,. イ Y⌒',、! \!
                                  , - 、   /     ,.r:´         ヘ         イ  イ ヘ厶イ.!   ヘ
                                  {   \ Y . : :´ }、          ',.  h_, .<  〈  /.l ./ D  !  ハ
 、    、 ’、  ′     ’      ;    ∧   | . : :´    1            ;r‐'   _, -‐ `ヽ.' l/     l   ハ,
  .. ’        ’、   ′ ’   .        { \. : :´  \  ,ノ           } ~廴ぅ'´       i      l.-‐Tフ
     、′・  ’、.・”;  ”  ’、             . : :´      ヘ√.            ;.            '        7.l  l
 ,;′   ’、   (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;       . : :´                     ,’           .'         ,' !  l
’、  ・ .(; (´;^`⌒)∴⌒`.・ ”   ;     . : :´                     厶イ             /        ム !  l
 .、  ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;;ノ、"'人   ,.r: ´   ___弖丕二ニ=/1-- ‐ \¨  ̄             〈        ハ,_!  l__
    、(⌒ ;;;:;´'从 ;'>>49 ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ̄ ̄ ̄         ヘ  / 〉    |    √              }ー-.. __,.∠.イ !  l_,∠
     ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・            Y  く_,ノ   ∨⌒′            /  !  l   ! ヘ  !  l,.イ
‘:;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ                                        /.   l  l  ', ∨l   !
    `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ ソ ...::ノ                                        廴_!__!__,..-ィ!  ヘ
                                                                 l    ! ヘ    マ-‐'′
                                                                 l    !   ヽ   丶
                                                                 l    l    ヽ   ’.

俺は大好きだぜ、ババァ声。
途中の中二は上条さん真似しようとしたら失敗した。

ーー喫茶店内ーー
 
土御門さん(いやー、言ってみるもんだにゃー)

土御門(常盤台のお嬢様っぽいんで、こんな高そーな店に入ったが……)

土御門(財布が軽くなりそうだにゃー)

土御門「いんやぁー、 こんな店入ったの初めてにゃー」

土御門「そっちは結構来たりするのかにゃー?」

黒子「……………」コク

土御門「そっかそっか。流石は常盤台のお嬢様だぜい」



黒子(にゃーにゃーにゃーにゃーうるさいですわね……)

土御門「飲み物とか全然わからないんで、適当に頼んでくれるかにゃー」

黒子「……」コク

黒子「……」チラッ

とっとっと
ウエイトレス「はい、何でしょう?」

黒子「ボソボソボソボソボソボソボソ」

土御門(なに言ってるか聞こえない……恥ずかしがり屋さんなのかにゃー?)

ウエイトレス「はい、かしこまりました、少々お持ちくださいませ」
とっとっと

土御門「……声が小さかったぜい? 何かあったのかにゃー?」

黒子(……注文もしてしまった今、気分を落とすにはなかなかの瞬間ですわ!)

黒子「いいえ、そんな事はありませんわよ?」

土御門「そうかーなら良かったぜい。何か深く、考え込んでるように見たんでにゃー」ハハハ

黒子(……あれ?)

黒子「……そんな事はありませんの。そ、そういえば貴方……えっと」

土御門「あ、土御門だにゃー」

黒子「土御門さんは。その……どのような娘が好きですの?」

土御門(! 俺今幸せ!)

土御門「やっぱり年下だぜい。ツインテールならなお良いにゃー」

黒子「そ、そうですの……じゃ、じゃあ声! 声はどうですの?}

土御門「んー? それは勿論ロリータボイスだにゃー」

黒子「そ、……そう、ですわよ、n」
土御門「君みたいな感じの!」

黒子「えっ」

黒子「えっと、それはその」ワタワタ

土御門(あれー? 何だか急に赤面しだして……その時土御門さんに電流走る!)

土御門さん(ボソボソと小さな声で喋っていた事に加えて、この反応。なるほどなるほど……)

土御門さん(何て冴えてる! 今日の俺はついてるにゃー! まるでかみやんがとりついたようだぜい)

土御門「いやもう本当! 可愛い声してるにゃあ!」

黒子「う、嘘ですの!」

土御門「嘘なんかじゃないにゃー。どうした? なにか声に、コンプレックスでもあるのかにゃー?」

黒子「うっ……」

黒子「じ、実は……」

黒子「ーーですの」

土御門「そうか……」

津市御門(しかしかみやん。墜ちるとこまでおちたにゃー。あのシスターちゃんに手ぇだしてそうだぜい)

土御門(後で必要悪に報告だぜい)

土御門「そんな事があったのかにゃー? それで、俺の気分を落とすためにつき合った、と」

黒子「ご、ごめんなさい、ですの……」

土御門「いやいや、いいんだにゃー。そんな事があったら、ちょっとばかし自棄になるのは仕方ない事だぜい」

黒子「あ、貴方……」

土御門「でも君の声がすきだって言うのは嘘じゃないにゃー。心からの思いなんだぜい?」

黒子「つ、土御門さん……いえ、お兄様!」



御坂「あれー? 黒子じゃない」

黒子「お、おにいs……お姉さま?」

御坂「どうしたのよ、酷い声しちゃってw」

黒子「!」

土御門「あ、ちょっとm」

御坂「何この人。あ、あんたもやっと男の人に興味持つようになったんだー」

御坂「ちょっとチャラいけど、これでもうお姉様お姉様言われることはないわねー」

黒子「……グスッ」ヒュン

御坂「……え、あれ? 黒子?」



土御門(こいつかみやん以上に空気嫁ねぇ……)

御坂「……ねえそこの人、あんた、黒子に何かした?」バチバチッ

土御門「……した。ただしお前が」

御坂「へ? どういう事よ、どれ!」

土御門「いや何、言葉通りの意味だにゃー。ヘリウムガス送りつけたり、あうなり罵倒すれば、それは心も折れるってもんだぜい」

御坂「は? 何を……」

土御門「慣れるとわからねぇもんだよにゃあ。誰がどう思っているなんて」

土御門「ちょっとは気をつけた方がいいぜい?」

御坂「だから、どういう意味よ!」

ガチャ、アリガトウゴザイマシター
土御門「さて……」

御坂「あっ…………」



御坂「あいつお代、払ってない……」

ーー喫茶店外ーー
土御門(さて、と飛び出したは良いがどうしようかにゃー? 流石に一方達に助けを求める訳にはいかないし)

土御門(……………むぅ)

御坂「まちなさいよっ!」ダッダッダ

土御門「……何にゃー?」

御坂「何があったのか教えなさいよ! どうして黒子は急に移動したの?」

土御門「自分で考えろよ、そのくらい」

御坂「わかんないわよっ! 最近、何だか初春さんやさてんさんも爪痛いし……」ウッ

土御門(……あれ?)

土御門(聞いた話とずいぶん違うにゃー。あの子の話だとこの子がk)

ガッ!
海原「……………何、シテルンデスカ?」




土御門「……………………………」ダラダラダラダラダラダラ

土御門「イエ、チガウンデスヨ海原サン。コレニハ深イ、深イ訳ガアッテニャー」

海原「にゃー?」

土御門「あ、あってですね……」

土御門(どうしようかにゃー……これほどの危機を感じたのは、間違って打ち止めをナンパしたとき以来だぜい)

御坂「ちょっと何して……あれ? 何してるの?」

海原「いいえ、ちょっとお話していただけですよ?」ニコッ

御坂「そう。でも悪いけど、先に話さしてくれる? ちょっと急ぎの用があるのよ」

御坂(てかどっからでてきたアンタ)

海原「はい、わかりました」スッ

海原「アトデオボエテオケヨ……」

土御門「……最悪にゃー」

御坂「?」

御坂「えっと、で黒子はーー」

土御門「はっ!」ダッ!

御坂「あっ、ちょっと待ちなさいよ!」

土御門(ただのナンパがどうしてこうなったにゃー!?)
ダッダッダッダ
土御門(ううっ、かみやんばりに不幸だぜい……! さっさとあの子を見つけないと)ダッダッダッダ

御坂「コラ、ちょっと待ちなさい!」ビリビリ

土御門(ん? 待てよ良く考えたら逃げる必要なんてないんじゃ? 手っとり早く説明して追いかければ……)ダッダッダッダ

土御門(よし、いったん止まっt)ドンッ!

土御門「ん? 何かにぶつかっーー}

打ち止め「うう、ぶつかった拍子にできた傷が痛いってミサカはミサカは訴えてみたり」

土御門「くぁwせdfrftgyふじこlp;@:「」

一方サン「……おい、テメェ何ぶつかって来てんだ。あ?」

土御門「す、すまないにゃー!」

一方サン「……テメェ土御門じゃねえか。すまないで済んだらオレらはいらねェんだよ!」

打ち止め「あ、血が出てきたってミサカはミサカは報告してみたり」

一方サン「……オイ、どうしてくれんだ。コイツが出血しちまったじゃねェか! オイ!」

土御門(不幸だー…)




御坂「クッソ見失った……」


誰か見てんのこれ?

打ち止め「それほどじゃないけど痛いよー、ってミサカはミサカは痛さの具合を説明してみたり」

ピキッ
一方サン「大丈夫か、あ? クソ、ちょっと酷いな、コレ」

土御門(この幼女絶対ねらってやってるにゃー……)

一方サン「仕方ねェ、あの医者ンとこまでいくか」

打ち止め「何だかいつにもまして過保護、ってミサカはミサカは内心うれしいのを隠せなかったり」

一方サン「よしいくか。……テメェ」

土御門「な、何にゃー?」

一方サン「……アトデオボエトケヨ」ダッ

土御門「……………………」



土御門「あと一人のこっているはずなのに、何だか全員を敵に回した気がするぜい……」


お前等サンクス。

土御門「気、気を取り直して探しにいくぜい!」

土御門「かなり時間をくったからどこまで行ったかわからないにゃー……」

土御門「どうやらテレポートを使えるらしいし」

土御門「目撃情報はあるのかにゃー?」

土御門「うう、がむしゃらに探すしかないか……」




上条サン「イテテ……お、あれは土御門じゃないか」

上条サン「おーい土御門ー」

土御門「ん? あれ、かみやん?」

上条サン「ああ、みんな大好き上条さんですよー、と。どうしたんだ? こんなところで」

土御門「それが実はk」

土御門(……そういえばかみやんは、もう俺の知ってるかみやんじゃなかったんだぜい……)

土御門(その幻想をぶちこわす、か……懐かしいにゃー。あの頃が)

上条さん「お、どうした?」

土御門「……いや、やっぱ、なんでもないにゃー。じゃあまたな、かみやん」ダッ






上条さん「おい、ちょっと待てよ」ガシッ

上条「どうしたんだ、一体。何か隠し事をしてるように見えるぞ、おい」

土御門「……今のかみやんには、関係の無い事だにゃー」

上条「……今の、って、どういうことだ?」

土御門「言葉の通りだにゃー。今のかみやんに用はないって行ってるんだぜい」

上条「だから、どういう事だって聞いてんだよ!」

土御門「自分に聞けばわかるにゃー?分からないとは言わせない。さ、そろそろ話すにゃ。土御門さんも、そろそろ限界だにゃ」

上条(ああ、そうか……)

上条「……」ぱっ


土御門「……じゃあな、かみやん。さようなら」

上条さんと土御門の性格が入れ替わっているような

学園都市内部ーー

土御門「ああもう、くだらない事で時間を喰った」

土御門「……でも一応、見つける事はできたにゃー」




黒子「お姉様、お兄様……」

>>88仕様です

黒子「やっぱりだめですの……」

黒子「お姉様に嫌われる、お姉様に嫌われた……」

黒子「私って何なのでしょうね? はは……」

黒子「思えば、私の人生の大半を占めていたのはお姉様でしたの」

黒子「ジャッジメントも、初春にあんな事を言われて……情けないったらないですわ」

黒子「……私だって、傷つくんですわよ? お姉様」

土御門「やっと見つけたにゃー」

黒子「! お、お兄……土御門さん?」

土御門「おや? もうお兄様とは呼んでくれないのかにゃー?」

黒子「だ、だって私は、土御門さんに迷惑を、これでもかと言うほどにかけましたの」

黒子「私に、そんな資格はっ……!」

土御門「資格とか、今の君は少し混乱しているにゃー。
人を慕う事に資格は必要ない、無理に自分を変えなくてもいいんだぜい?」

黒子「……お兄、さ……」

土御門「それに、あのこの事は誤解d」


サテン「はいストップー、ストップー」

黒子「! さ、さて、さ……?」

サタン「どうしてそこの金髪猫男は、関係ない二人の仲を取り持とうとするかなー」

初春「ほんとですよねー。せっかくかって上げたヘリウムガスも使わないし……」

黒子「……な、何を……?」

サタン「ねえ、良く言うよね。一度ネットに流したものは、すべて削除する事は不可能です、って」

初春「ねえ黒子さん? レベルアッパーって、覚えてますよね?」

土御門(レベルアッパー……! )

黒子「そ、それはあの……」

初春「あ、喋らないで下さい。聞いててムカつきます」

黒子「……!」

サタン「まあ勿論覚えてますよねー。後で卒倒するけど、レベルを上げれる音楽ソフト。おもしろい事になったよねー」

土御門「……しかし、それはお前たちの働きによって、事なきを得たはずだ」

黒子(なぜ……しってますの……?)

サタン「おお、意外や意外。まさかそっちの金髪にーさんまで知っていようとは。何?もしかしてあんたも無能力者?」

土御門「……まあ、そんなところだ」

初春「へーえ。まあどうでもいいですね。はなしを続けますよ?」

サタン「そのレベルアッパーによって引き起こされたAIMバーストだけで、どうやって納めたかしってるよね?」

土御門「……ワクチンを流した、だろう?」

初春「そうなんですよねー。私、がんばりました!」

サタン「その時の話なんだけどねー、ほら、この子バカだからさー。


運ぶ最中に、データの一部が破損しちゃったんだよねー」


土、黒「!」

サタン「でね? まあ、何はともあれ、一時は収まったわけよ」

初春「でも、実はまだ残ってるんですよねー。回線だけが」

サタン「その事については、この子気づいてたらしいよ? たださ、この子、そういうとこだけ頭いいじゃん? 黙ってたらしいよー?」

土御門「……それで? いくら回線だけあっても、電力がなければ意味はない。もう錆び付いてるかもしれないぜ? それをどうしようってんだ」

サタン「勿論、地球にやさしく再利用だよ」

サタン「『一度高い生活水準を知ると、下げることは難しい』一度叶った望みが、白紙に戻るなんて耐えられない」

初春「ええ、だから改良して、又同じ事を行ったんですよ。できるだけ広範囲に届くように」

サタン「でもまた超能力者さんに邪魔されたら意味はない」

初春「だからほら、ここに捕まえてあります」

御坂「……………………」

黒子「お、お姉様!?」

サタン「喋るなっつっただろうが」ガッ

黒子(お、お姉様をなぐ……)

土御門「でも、ここは町なk」

サタン「あーいいのいいの。そういう合理的な思考はナッシング」

初春「あのヘリウムガスは睡眠薬入りだったんですよー。なのに吸ってくれないから……」

サタン「そりゃあ、あれですうばかはいないでしょーw」

初春「とまあ話を戻して、御坂さんには触媒……前回でいう木村さんになってもらいます」

サタン「何だか楽しくなってきたねー。ゲーム発売日前日? みたいな。」



超展開にみんなついていけてなくね?

一応聞くけど原作の佐天と初春はこんな性格じゃないよね?

サタン「んじゃあ、まあ早速ゴー」

初春「スイッチおーん」

黒子「あ、お姉、様……」

土御門「……こういう時、かみやんがいてくれたらなあ……!」

御坂「…………………………あ」

御坂「あああっ」

御坂「あああああああああああっっっっ!」

ーーーーパチッ


サタン「あああっ……わた、しも痛かったけど、成功……」

初春「サタンさんは多少は軽いはずですが……まあ、結果は大成功です」


土御門「……AIM、ばーすと……」

>>104
当たり前田の(ry



サタン「あはっ、はは。そっか成功か……うん。良かった良かった」

初春「あ、因みに前回のは原子力発電所に向かっていましたが、今回は高レベル能力者です。だからまずはーーそこで抜け殻みたいになった御坂さんですね」

黒子「! お、お姉様ああああ!」ダッ

土御門(不味い!)

黒子(っ……! お姉様お姉様お姉様! お姉様をつれて瞬間移動いえ冷静さを失ってお姉様お姉様ー!)

AIMバースト「ーーーーーーーーっ!」

土御門「ーーセメテ盾トシテーーー」フッ

AIMバースト「ーーーーーーー!」ゴオッ

土御門「ごふっ、あっ……」

黒子「お、お兄様!」

土御門「そいつを連れて走れ! こいつは俺が、命にかえても引き留める!」

黒子「………っ! わかり、ましたわ」ジワ

黒子「お姉、様……」タッタッタ

土御門「……行ったか」

サタン「おい猫男。……無能力だとおもってたのに、残念だよ」

土御門「いや、確かに俺は無能力に等しい力しかもってないぜ? 世の中にはお前の知らない力があるって事だ」

初春「ふーん」

土御門「そして知ってたか? 

俺って、天の邪鬼なんだぜい」

サタン「……どういう?」

土御門「そのままの意味さ」

土御門「命に代えても引き留めるって言ったよな? あれ、嘘だぜい?」

初春「へー……もしかして裏切るとか? それは無理ですよう」

土御門「それは違うにゃー。つまりだな?」



土御門「命に代えてもブチ殺すって、そういう意味だよ」

サタン「? 何を……?」

土御門「魔術と科学。
いきすぎた科学は魔法と同義だ」

サタン「……そんな紙をまいて、何を?」

初春「何かのおまじないですかー?」

土御門「……ああ、おまじないに近い。そして遠い」

土御門「なあおまえ達。どうせ絶望したなら、その先に有るものを見つけてもってこいよ。途中で朽ちた屍を見て怯えてるんじゃない」

土御門「理想の英雄。まさにそんな奴を。……俺は一人、しっていたんだぜい?」

サタン「……何格好付けてる? 気持ち悪い」


土御門「……さあ、準備は整った」

土御門(後々どうなるか何てしらねぇにゃー)

土御門「お前達が! 自分達を下だと思いこみ、卑下するなら!」

土御門「まずはその幻想をぶち殺すー!」


カッーーーー

AIMバースト「ーーーーーーーーーー!?」

サタン「強力になったAIMバーストが……あ……」

初春「きえ、ていく……」

土御門「げふった、あっ、っがっ……


AIMバースト「赤wgおqyrwwcycbせあ!」

土御門「どうだ……やってやったぜ? かみやん……」

土御門「ふう、これで一件落着……」

サタン「……………………イヤだ」

土御門「え?」

初春「イヤだ」
土御門「お、い」
サタン「イヤだイヤだイヤだイヤイヤイヤ……!」

初春「イヤイヤイヤイヤ……!」

サタン「イヤだイヤイヤイヤイヤイヤ」

初春「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ」
サタン/初春「アアアアァァッ!」

土御門「バカ、な……」

AIMバースト「ーーーーーーーーー!!!!」

土御門「復活、だと……?」

土御門(魔術は……だめだ。敵からのダメージが……大きい……)

ーー命にかえても、引き留めてーー

土御門(結局、本当のことになっちまったんだにゃー……)

AIMバースト「ーーーーーーー!!!」ゴオッ

土御門「……さようならにゃー」






上条「諦めるのは早いんじゃないのか、土御門?」

上条「幻想殺し……コイツがなんだかはしらねえが」ガッ

AIMバースト「ーーーー!???」

上条「正体不明なら俺の出番だろ?」

土御門「……にゃー。いいとこ取り。今のかみやんは、本当すばらしいぜい」

御坂「……一応、私もいるんだけどね?」バチバチッ

土御門「……お前は」

御坂「ホント散々な一日よね。理不尽ったらありゃしない。それでも」

御坂「あの、二人は、やっぱり友達だから」

御坂「さあ来なさい。雑魚がレベル上げて来たぐらいで、負ける私じゃ無いわよ!」

黒子「……お姉様、お兄様」

黒子「私は、黒子は、あなた達二人に、お礼が言いたいです」

黒子「久しく忘れていましたの……」

黒子「お姉様。私が貴方に憧れたのはその心の美しさ」

黒子「外見なんてこれっぽっちも関係ありませんの」

黒子「人を疑い、自分を守ろうとしかしなかった今日の私はダメですわ」

黒子「だからいつか、お姉様のようになりたいと思いましたの」



土御門「あ あ あ あ あ っ !」

御坂「最大、電力!」バチバチバチッ!

上条「ブチ殺すーー!」

土御門「ーーっ!」ダン

御坂「どうにかして、この再生を防いで!」

上条「任せろ!」

御坂「さあ……」キーン



御坂「止め、よ」カッ


土御門(超電磁、砲……)

上条「……終わったな、土御門」

土御門「ああ。全部ぜーんぶおわったにゃー。……一つを残して」

サタン「いいやいやいうやいうあいあいあうあ……」
初春「…………………………ぅぁ」

御坂「…………どうなるの? あの二人」

土御門「……さあな」

土御門(……まさか、これも計算尽くだってか? クロウリー……)

黒子「あ、あのお兄さま……」トコトコ

土御門「おおう。どうしたんだにゃー?」

黒子「そんの、参加できなくて、ごめんなさい、ですの……それと」

黒子「私を、お姉さまを、さてんさんを、初春を。助けて下さり、ありがとうございました……」

土御門「……なんかむずがゆいにゃー」

土御門「そんなにかしこまらくてもいいんだぜい?」

黒子「いいえ……私は本当に……ねえ、お兄さま」

土御門「んー?」



黒子「大好き、ですわよ」チュ


fin

応援してくださった方がいたら本当ありがとう。初めてのSSを書き上げられるなんて、思っても見なかった。
最後の超展開はどうかと思ったけど、それでもおまいらのおかげだよ……。
ありがとう。

wiiからの投稿も終了したし、寝ることにするぜ。
お疲れさまでしたー。
                   AK

土御門「さて後日談だぜい」

土御門「佐天、初春の両名は厳重注意を受けるだけで済んだ。そこは勿論、土御門さんが裏で少し、手を回したわけだがにゃー」

土御門「御坂美琴も、身体に異常は無い。だが、佐天初春との間にちょっとした溝ができてしまったにゃー」

土御門「海原には何とか許してもらえたぜい。死ぬかと思ったけどにゃー……」

土御門「一方通行も同じく。どうやらあの幼女が事情を話してくれたみたいだにゃー。ただ、会う度に睨んでくるなは勘弁してほしいぜい……」



土御門「とまあ、それらはともかくとして今日は初デートだにゃー!」



保守サンクス。

学園都市内部、遊園地前ーー

土御門「にゃーにゃーにゃんころじーでじんるいにゃーとれびあーん~♪」
土御門「もしかしたら、魔術使いじゃなくて魔法使いになってしまうかもとまで考えていた俺にこんなにがくるとは……」

土御門「いんやぁ生きててよかったぜい!」

土御門「初デートに遅刻は厳禁、と言うことで二時間前にはもう来ていた俺」

土御門「というのは建前で『ゴメーンマッター?』『イイヤイマキタトコロダヨ』をやりたいだけなんだにゃー?」

土御門「十時五十分。待ち合わせ時間まで後十分か」

土御門「……さすがに緊張してきたにゃー」



黒子「あ、お兄様!」トコトコ

ビックゥ!
土御門「あ、お、おはようだにゃー」ガクガク

黒子「おはようですわ。お待たせしてしまったようで申し訳ありませんの」トコトコトコ

土御門「い、いや全然まってないにゃー! 今きたところなんだぜい、ホント!」

黒子「そうですの? 良かったですわ」ニコッ

土御門(やったにゃー! さすが土御門さん。やればできる男だぜい!)

土御門さん「そ、それじゃあ早速、中に入ろうかにゃー?」

黒子「はい、お兄様!」トコトコトコ

遊園地内部ーー

土御門「流石学園都市内の遊園地。外部の遊園地とは天と地ほど違う設備だにゃー」

黒子「ジェットコースターが三つもありますのね……」

土御門「子供でも乗れる、音速を超える(成人のみ)、世界一長い……本当、広いニーズに応えているんだにゃー」

黒子「それで、お兄様。まずはどれにいたしますの?」

土御門「じゃあ、まずは軽く行こうぜい。という訳で世界一長いジェットコースター!」

黒子「確かにここの遊園地なら軽いほうですわね……」




ミサカ「やだー! ミサカは音速を超えるジェットコースターに乗るってミサカはミサカは強く強く懇願するー!」

一方さん「バカヤロウ! けがでもしたらどうすンだ、ジェットコースター事態のらせねェ!」

ジェットコースターーー

土御門「見かけは普通のジェットコースターっぽいが、きっと再新鋭の安全対策がされてるんだろうにゃー」

黒子「そうですわね……ところで、どのくらいの長さなのでしょう?」

土御門「さあ? む、もしかして怖くなったのかにゃー?」

黒子「まさか。これぐらいで動揺していては、瞬間移動能力者は務まりませんわ」

土御門「それもそうだにゃー。あ、そろそろ始まるみたいだぜい?」




ミサカ「わー! わー! わー!」

一方さん「なンでこんな幼女がのれンだよ!? 安全対策はじっかりしてンだろォなァ!?」

ミサカ「せっかく譲歩して上げたんだから静かにして、ってミサカはミサカは大人らしく注意する」

一方さん「チクショウ、少しでもコイツに怪我させてみろ、遊園地ごと園長ブチ壊してやるからな!」



付け忘れ住まん

ゴウンゴウンゴウン……
黒子「やはり最初は上っていくんですのね……」

土御門「この間で更に恐怖が倍増するんだろうにゃー」

黒子「とはいえ長すぎですわ。これでは恐怖心も薄れると言うモノですの」

土御門「薄れるって事はやっぱり怖いのかにゃー?」

黒子「あ、ち、違いますの! 他の視点から見たときの事を……」ワタワタ

土御門「いやいや冗談にゃー。そんな簡単に動揺してたら、瞬間移動能力者は務まらないんじゃないのかにゃー?」

黒子「………………」カアア

黒子(好きな方といたら、それは動揺の二つや三つぐらい、簡単にしますの……)

土御門「まあけど、後ろでわーわー言ってる子もいるみたいだし、大丈夫だとおもうぜい?」



ミサカ「わー! わー! わーわー! WAー!」

土御門「あ、下りにかかるぜい」
 
ガタッ

ゴォォォォォォォォッ!

黒子「ひゃっ」

土御門「おおう!」

黒子「あっ、っひゃ、ちょっ、たっ」

土御門「おお、うっ、おー、にゃー!」



ミサカ「あれ予想外に凄いってミサカはミサカはぁあぁぁああぁ!」

一方さん「大丈夫かオイコラ設計者ァァァァァァァ!」

土御門「うーん、スリルはあったんだけどにゃー」

黒子「ちょっと長すぎでしたの。最後の辺りは、慣れてしまいましたわ」

土御門「まあ仕方ないぜい。もうちょっと捻りが欲しかったのは確かだが、今更かえられるモノでもないしにゃー。いや、学園都市ならこの可能もしれないが」
黒子「でも短いよりは良かったですわ。それで、次は何にしますの?」

土御門「んん、その前にお昼にしようぜい? 気付いたら良い時間だにゃー」

黒子「そうですわね。飲食店なら所々にありますし」
土御門「なら決定だにゃー。どこにしようかにゃー……」


ミサカ「……………………」

一方さん「……だから乗らせねェって言ったンだ」

ミサカ(楽しかったー……こんなに満足したのは久しぶりだったかもってミサカはミサカはーーあ、目にゴミが)ゴシゴシ
一方さん「!」

キャーセカイイチナガイジェットコースターガー


土御門「? 何かさわがしいにゃー」
黒子「どうかされましたの?」

土御門「ああ、いや、何でもないぜい」

飲食店内ーー

黒子「……どうして遊園地内にお好み焼き専門店がありますの?」

土御門「手広くやってるんだにゃー」

黒子「それでお兄様? 常盤台は一応お嬢様学校でして、お好み焼きの作り方なんて教えませんのよ?」

土御門「そこは見た目が関西人っぽい土御門さんにまかせるにゃー」

黒子「あ、分かりましたわ」


上条「ちょっと待ってくだせい御坂さんこうみえて貧乏な上条さんは入園料だけでもヤバいというのに飲食代までとなると流石に無理です助けて下さい」

御坂「うるっさいわねー……一度食べてみたかったのよ」

パク
黒子「美味しいですの」

土御門「良かった良かったー。いや、こんなモノは食べれませんのこの豚野郎とか言われたらどうしようかと思ったにゃー」

黒子「……貴方は私を何だと思ってますの?」

土御門「ん、勿論彼女だぜい?」

黒子「っ……!」カアアアア

ヒソヒソコウコウセイガチュウガクセイラシキコニコクハクヒソヒソロリコンヒソヒソ

黒子「あ……」



御坂「やっぱあんた作るの上手いわ……」

上条「一人暮らしなめんなよー」ジュー

土御門「おい、お前達!」スッ

黒子「お、お兄様? いけませんの!」

土御門「ロリコンの何が悪いにゃー!? 納得の行く説明をたのm」ボゴッ

黒子「お、お釣りは結構ですの!」ヒュン


御坂「あれ?」

上条「ん、どうした?」ジュージュー

御坂「いや、今そこにアンタの友達いなかった?」

上条「……んー、もんじゃ焼き作ってたからみてないが、人違いじゃないのか?」

御坂「まあ、そうよね」


上条(同じ場所かよ土御門……まあいい、上手くやれよ)

黒子「信じられませんの……せめて節度を守ってくださいまし」

土御門「いや、すまないにゃー……」

黒子「まあ、とりあえずはお腹も膨れましたし、気を取り直して何かアトラクションでも行きましょう」

土御門「そうだにゃー。お化け屋敷とか、いいと思うぜい?」

黒子「どうしてそういった物しか選びませんの……?」


佐天「あー…………」

初春「佐天さん、元気出して下さいよぅ……」

佐天む「無理。今回ばっかはほんっと無理。今思うと凄いことしたんだよね私達。あーもう死にたい……」

初春「私も申し訳ないとは思っていますが、御坂さんも『あれぐらいで怒る御坂さんじゃないっつの!』っていってくれましたし……あ、ほらお化け屋敷行きましょうよ!」

お化け屋敷内ーー

土御門「流石は学園都市以下略。本当リアルだにゃー」

黒子「もしかして部屋の大きさとか明るさとかも、恐怖を感じるようになっているのでしょうか?」

土御門「どうかにゃー。でもありえない話じゃないせい。っと」

ゾンビ「ォォォォォォォォォォォ!」

土御門「ううん、作り物だと分かってると、無性に壊したくなるのはなんでかにゃー」スルー

黒子「同感ですわ」スルー


佐天「かーなしみのーむーこーおえとー……」ドヨー

初春「ほら、怖いですよほら!」

ゾンビ「ォォォォォォォォォォォ!」

佐天「ウアーコワーイ…………」スルー

初春「ホラ怖いですよほらー」スルー


ゾンビ「……………………」
海原「……何かやるせないものがありますね」

ゾンビB「ォォォォォォォォォォォ!」
土御門「…………………」

ゾンビC「ォォォォォォォォォォォ!」
黒子「………………………」

ゾンビD「ォォォォォォォォォォォ!」
土御門「…………………………」

G「カサカサカサカサカサカサカサ……」
黒子「ゃああああっ!」ビクッ

土御門「ォォォォォォォォォォォ!」
黒子「……何をやってるんですの?」

土御門「いや、何となく」


初春「………………はぁ」
佐天「………………」

ゾンビE「ォォォォォォォォォォォ!」
初春「………………………はぁ」
佐天「………………………………」

G「カサカサカサカサカサカサカサ……」
佐天、初春「キャアアアアアアアアアッ!?」

お化け屋敷外ーー
土御門「どうやら対象年齢がちょっと低かったみたいだにゃー」

黒子「見た目は面白そうだったんですのに……」

土御門「すっかりだまされたにゃー。まあ、こういうのはすぐに忘れるにかぐるぜい」

黒子「そうですわね。お次は何にしますの?」

土御門「んー、そうだにゃー……」


お化け屋敷内ーー

佐天「ちょ、ちょっと初春ここどこ!?」

初春「え? お化け屋敷ですが……」

佐天「え、行つのまに!? ワープ、ワープなの? お化け屋敷にワープ?絶対呪われてるよ!」ウワァァア

初春(……………………)

突然だが場所が思いつかないので安価>>180
物語的におkな場所頼む

スパイダーマン

土御門「スパイダーマン、か……」

黒子「? 何ですの、コレ?」

土御門「とりあえず銃で撃つアトラクションだにゃー。言葉で説明するよりやった方が早いと思うぜい?」

黒子「……よく分かりませんが、百聞は一見にしかずと言いますし……」

土御門「まあ、楽しさは保証するにゃー? さあ、入った入った」グイグイ

黒子「あ、ちょっ、押さないでくださいまし」ワタワタ

完璧に間違えてた……田舎者だからか知らなくて。
すまないが、183はやりなおさせてくれないか。

土御門「ここにしようぜい、『スパイダーマン』」

黒子「? コレはなんですの?」

土御門「ちらっと小耳にはさんだだけだが、面白いらしいぜい? となればやるしかないよな? にゃー?」

黒子「……まあ、そこまで言うのなら。二つ続けて絶叫系が続きましたし、ここは趣向を変えるのも良いですわね」

土御門「だろー? さあ、早速いこうぜい!」トットット

黒子「あ、待ってくださいまし!」トコトコトコ


姫神「……………一人で、こんな所来るんじゃなかった」

僕と回りませんかひめがみさん

スパイダーマン内部ーー

土御門「友人は学園都市外部で乗って、あの反応だったからにゃー。学園都市ならそれはもう凄いことに!」

黒子「御友人の反応がどのようなモノだったかは知りませんが……これから、どうなるんですの?」

土御門「さあ? 内容までは聞いてなかったぜい」

黒子「よく初デートでそんなリスキーな行動をとれますわね……」

土御門「信用の裏返し、という奴さ。にゃー」

黒子「……………もう」



姫神「……………………………」

姫神「…………………………」

姫神「…………………………ブゥンブゥンー」ボソッ

姫神「……………………はあ」

土御門「それより」

ガッ

土御門「えっ?」

黒子「あ」

土御門「おおう!?」

黒子「へぇ……」

土御門「いぇー!」

黒子「……凄い」

土御門「おっ、おっ、おう!」

黒子「わあ………」



非女神「………………………一人」

姫神「………………………いぇー」

スパイダーマン外部ーー

黒子「予想外に、凄かったですわ」

土御門「にゃー……流石の土御門さんもビックリだぜい」

黒子「いえもう……興奮しっぱなしでしたの」

土御門「また来たくなるような感じさったにゃー」

黒子「ええ全く。……あら、もうこんな時間ですの」

土御門「本当にゃー。まあ、並ぶ時間で結構喰ったからにゃー」

黒子「ではそろそr」

土御門「待った!」

黒子「な、何ですの?」

土御門「まだあれに乗っていないぜい? そう……観覧車にっ!」カッ



姫神「………………………」

姫神「そこの>>189。一緒にあれ、乗らない」

観覧車ーー午後七時

土御門「ふう。やっと順番がきて入れたにゃー」

黒子「どうしてか、こんでましたわね」

土御門「きっと俺たちみたいに、帰り際に乗るカップルが多いんだぜい、きっと」

黒子「……そうです、わね」ニコッ

土御門「……いやあ、俺は幸せ者だぜい。こんな可愛らしい彼女と入れて! なあ、そう思わないかにゃー?」

黒子「どっ、どうして本人に降りますの!?」カアア

土御門「……なあ黒子」

黒子「……はい、何ですの?」

土御門「突然なんだが……ブロックと言う組織をしっているか?」

中略
土御門「……俺がレベルアッパーの事を知っていたのも、つまりはそういう事だ。俺はある程度、いやかなり深いところまで、この学園の闇に染まっている」

土御門「そんな俺に、君を好きになる権利はあるか。そんな俺を、君は好きでいてくれるか。……それが聞きたい」

黒子「………………お兄様。何を今更、という感じですわ」

黒子「こんな取り返しの付かない所まで来て、そんな事を言われても。……今更心変わりなんてするわけ無いではありませんの」

土御門「そう、か……すまn」

黒子「もっとも。もっとも、貴方と出会ったあの日。あのときに言われていたとしても、私はここにいますの」

黒子「人を慕うことに資格は必要ないと。貴方はいいましたの。ならば、人を好きになることにも、資格は必要ない。……そう、思いません事?」

土御門「……ああ」

黒子「そして私は言ったじゃありませんの」

黒子「大好き、って」

土御門「……いや全く。俺って幸せ者だぜい」ボソッ

黒子「え? 何かいいましたのーー」

パーーーーン

黒子「あら、花火ですの」

土御門「ああ、本当だにゃー。……きれいだにゃー」

黒子「ええ、そうですの」

黒子「……と、気付かない間に、結構来てましたの。もう残り四分の一程でしょうか?」

土御門「に、にゃー!? しまった! 本日最大のイベント ~観覧車のてっぺんでkiss~ を実行し損ねたにゃー!」

黒子「貴方そんな事おもってましたの!?」

土御門「もう一回! もう一回のろうにゃー!?」

黒子「じ、時間的に無理ですの。ただでさえ、友人に無理を言って寮長をごまかしているのに!」

土御門「うー……」ショボン

遊園地外ー

アリガトウゴザイマシター
土御門「まあ、何はともあれ楽しかったにゃー」

黒子「その点については、同意しますの」

土御門「いや、今日は覚えておかなければ! 初デート記念日、と……」メモメモ

黒子「い、いいですの! ほ、ほら帰りますわよ」

土御門「了解にゃー」

帰路

土御門「午後8時半か。終わった後から思うと、途轍もなく早かった気がするぜい」

黒子「ええ、楽しい時は早く過ぎる、といいますし」

土御門「今日は人生で二番目に良い日だぜい!」

黒子「二番……一番目は、なんですの?」

土御門「……………聞かなくても、分かってるんだろう?」ニコ

黒子「…………………」ポッ



黒子「ああ、そろそろですわ」

黒子「送ってくださりありがとうですの。でも、これ以上は怪しまれるので……」

土御門「ああ、分かったにゃー」

黒子「……お兄様」

土御門「んー?」

黒子「私は、貴方にあえて、本当に良かったと思います」

土御門「……照れるにゃー」

黒子「ふふ。……では、さようならですの」

土御門「……ああ、また」

黒子「はい。……ああ、それと」

土御門「何にゃー? もしかしてk」  

        チュ

土御門「…………………あ」

黒子「観覧車での、忘れ物ですわよ?」


お ま い ら 本 当 に あ り が と う


俺の大好きな土御門と黒子を最後までかけたのは支援してくれた方、みてくれた方、声援を送ってくれた方のお陰です。
本当にありがとう。
これからも、黒子を書いて行きたいとおもうぜ!  AK

ところで質問か何かはあるっすか? 二時までで、答えられるモノなら答えてみる。

土御門のことを愛してる俺はどうすればいいの?黒子ウラヤマシス

黒子とひめがみどっちをとればいいのか迷ってますけどこもえせんせい結婚してください

乙。

つまりあれか。保守し続けたらまた書くということか。

>>206
娘を嫁にやる気分で、もしくは息子を婿にやる気分で。
終始、>>1はそんな気分だったぜ
土御門も好きだからいつかかきたいな……

>>207
そもそも選択肢がないんじゃないかな。

>>208
俺の睡眠時間がw 勘弁してくれw
すぐには無理だが、近いうちにまた書きたいとは思っているから。

こんなもんか。
繰り返しになるが、本当にありがとう。
んじゃあおやすみなさい。

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